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1. WO2017090463 - RECEIVING DEVICE AND METHOD, AND COMMUNICATION SYSTEM

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明 細 書

発明の名称 受信装置および方法、並びに通信システム

技術分野

0001  

背景技術

0002   0003   0004   0005  

先行技術文献

特許文献

0006  

発明の概要

発明が解決しようとする課題

0007   0008  

課題を解決するための手段

0009   0010   0011   0012   0013   0014   0015   0016   0017   0018   0019   0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026  

発明の効果

0027   0028  

図面の簡単な説明

0029  

発明を実施するための形態

0030   0031   0032   0033   0034   0035   0036   0037   0038   0039   0040   0041   0042   0043   0044   0045   0046   0047   0048   0049   0050   0051   0052   0053   0054   0055   0056   0057   0058   0059   0060   0061   0062   0063   0064   0065   0066   0067   0068   0069   0070   0071   0072   0073   0074   0075   0076   0077   0078   0079   0080   0081   0082   0083   0084   0085   0086   0087   0088   0089   0090   0091   0092   0093   0094   0095   0096   0097   0098   0099   0100   0101   0102   0103   0104   0105   0106   0107   0108   0109   0110   0111   0112   0113   0114   0115   0116   0117   0118   0119   0120   0121   0122   0123   0124   0125   0126   0127   0128   0129   0130   0131   0132   0133   0134   0135   0136   0137   0138   0139   0140   0141   0142   0143   0144   0145   0146   0147   0148   0149   0150   0151   0152   0153   0154   0155   0156   0157   0158   0159   0160   0161   0162   0163   0164   0165   0166   0167   0168   0169   0170   0171   0172   0173   0174   0175   0176   0177   0178   0179   0180   0181   0182   0183   0184   0185   0186   0187   0188   0189   0190   0191   0192   0193   0194   0195   0196   0197   0198   0199   0200   0201   0202   0203   0204   0205   0206   0207   0208   0209   0210   0211   0212   0213   0214   0215   0216   0217   0218   0219   0220   0221   0222   0223   0224   0225   0226   0227   0228   0229   0230   0231   0232   0233   0234   0235   0236   0237   0238   0239  

符号の説明

0240  

請求の範囲

1   2   3   4   5   6   7   8   9   10   11   12   13   14   15   16  

図面

1   2   3   4   5   6   7   8   9   10   11   12   13   14   15   16   17   18   19   20   21   22   23   24   25   26   27   28   29   30   31   32   33   34   35   36   37   38  

明 細 書

発明の名称 : 受信装置および方法、並びに通信システム

技術分野

[0001]
 本開示は、受信装置および方法、並びに通信システムに関し、特に、誤りを含まない可能性があるパケットをできる限り無効化せずに受け取ることができるようにした受信装置および方法、並びに通信システムに関する。

背景技術

[0002]
 デジタルテレビ放送では、映像や音声はパケット単位に分割されて多重化伝送される。パケットの一分類として、固定長パケット/可変長パケットがある。可変長パケットの一例として、高度広帯域デジタル放送(高度BS)のTLV(Type Length Value)パケットがあげられる。以下、可変長パケットを、単にパケットと称する。
[0003]
 多重化伝送では、送信側において誤り訂正符号化が行われ、多重化ストリームとして送出された信号に対し、受信側でその復号が行われる。一般に、誤り訂正符号・復号の単位(ブロック, スロットなどと呼称される)とパケットの単位は一致しておらず、パケットが複数のブロックに跨ったり、1つのブロックに複数のパケットが存在したりする。
[0004]
 一般にパケットは、ヘッダ部とデータ部から構成される。当該パケットの長さ(パケット長)は、ヘッダ部に格納されたデータ長を示すパラメータから知ることができる。受信側では、このデータ長、およびシステム情報などのパケットの境界を示す情報から、パケット単位に整形したものを出力する場合がある。
[0005]
 受信機で、伝送ストリームのうち、あるブロックの誤り訂正復号に失敗すると、そのブロックの復号結果をわずかでも使用しているパケットはすべて無効とされていた。無効とするパケットにおいては、パケットのヘッダ部に格納されているデータ長も誤っている恐れがあることから、一連のパケットを無効としていた(特許文献1参照)。

先行技術文献

特許文献

[0006]
特許文献1 : 特開2009-201117号公報

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0007]
 以上のように、あるブロックの復号失敗により、近接のパケットは当該パケット自体の誤りの有無によらず無効化される。これにより、本来は復号再生や記録に使用可能な「誤りを含まないパケット」が無効化されることがある。そのため、誤りを含まない可能性があるパケットをできる限り無効化しない方法が求められている。
[0008]
 本開示は、このような状況に鑑みてなされたものであり、誤りを含まない可能性があるパケットをできる限り無効化せずに受け取ることができるものである。

課題を解決するための手段

[0009]
 本技術の一側面の受信装置は、伝送された多重化ストリームから、パケットに関するパケット情報を解析する情報解析部と、パケット長を規定するパケット長指示部と、前記情報解析部により解析されたパケット情報および前記パケット長指示部により規定されたパケット長を示すパケット長のうち少なくとも1つを用いて、多重化ストリームをパケットに分割するパケット分割部とを備える。
[0010]
 前記パケット分割部は、前記情報解析部により解析されたパケット情報におけるパケット長と、前記パケット長指示部により規定されたパケット長の範囲との比較結果に応じて、前記情報解析部により解析されたパケット情報のパケット長または前記パケット長指示部により規定されたパケット長を示すパケット長を用いて、多重化ストリームをパケットに分割することができる。
[0011]
 前記パケット分割部は、前記情報解析部により解析されたパケット情報におけるパケット長が、前記パケット長指示部により規定されたパケット長の範囲に入っていると判定された場合、前記パケット情報のパケット長を用いて、多重化ストリームをパケットに分割することができる。
[0012]
 前記パケット分割部は、前記情報解析部により解析されたパケット情報におけるパケット長が、前記パケット長指示部により規定されたパケット長の範囲外であると判定された場合、前記パケット長指示部により規定されたパケット長を用いて、多重化ストリームをパケットに分割することができる。
[0013]
 前記パケット分割部は、前記パケット長指示部により規定されたパケット長に基づいて分割されたパケットが、規格外の短いパケット長のパケットである場合、直前のパケット長との間において分割位置調整または短いパケット長のパケットの無効化を行うことができる。
[0014]
 前記パケット分割部は、パケットを分割する際に、直前パケットのヘッダ情報を書き換えることができる。
[0015]
 前記ヘッダ情報は、同期バイト、タイプ情報、または分割時のデータ長である。
[0016]
 前記パケット分割部は、パケットを分割する際に、伝送プロトコルにより規定された付加情報を付与することができる。
[0017]
 前記パケット長指示部は、それ以前に分割処理されたパケット長からパケット長を学習した結果を用いてパケット長を規定することができる。
[0018]
 前記パケット長指示部は、それ以前に分割処理されたパケット長からパケット長を学習した結果を用いてパケット長の範囲を規定することができる。
[0019]
 前記パケットは、TLV(Type Length Value)パケットである。
[0020]
 前記パケット情報は、TMCC情報(Transmission and Multiplexing Configulation Control Information)、スロットヘッダ情報、およびデータ長情報の少なくとも1つである。
[0021]
 前記パケット情報は、BB Frameヘッダ情報、およびデータ長情報の少なくとも1つである。
[0022]
 前記パケット情報は、分割TLVパケットヘッダ情報、およびデータ長情報の少なくとも1つである。
[0023]
 本技術の一側面の受信方法は、受信装置が、伝送された多重化ストリームから、パケットに関するパケット情報を解析し、パケット長を規定し、解析されたパケット情報および規定されたパケット長のうち少なくとも1つを用いて、多重化ストリームをパケットに分割する。
[0024]
 本技術の他の側面の通信システムは、信号をパケットに分割し、分割されたパケットを多重化した多重化ストリームを伝送する伝送部を備える送信装置と、前記送信装置により伝送された多重化ストリームから、パケットに関するパケット情報を解析する情報解析部と、パケット長を規定するパケット長指示部と、前記情報解析部により解析されたパケット情報および前記パケット長指示部により規定されたパケット長を示すパケット長のうち少なくとも1つを用いて、多重化ストリームをパケットに分割するパケット分割部とを備える受信装置とからなる。
[0025]
 本技術の一側面においては、伝送された多重化ストリームから、パケットに関するパケット情報が解析され、パケット長が規定される。そして、解析されたパケット情報および規定されたパケット長のうち少なくとも1つを用いて、多重化ストリームがパケットに分割される。
[0026]
 本技術の他の側面においては、送信装置により、信号がパケットに分割され、分割されたパケットが多重化された多重化ストリームが伝送される。また、受信装置により、伝送された多重化ストリームから、パケットに関するパケット情報が解析され、パケット長が規定される。そして、解析されたパケット情報および規定されたパケット長のうち少なくとも1つを用いて、多重化ストリームがパケットに分割される。

発明の効果

[0027]
 本技術によれば、誤りを含まない可能性があるパケットをできる限り無効化せずに受け取ることができる。
[0028]
 なお、本明細書に記載された効果は、あくまで例示であり、本技術の効果は、本明細書に記載された効果に限定されるものではなく、付加的な効果があってもよい。

図面の簡単な説明

[0029]
[図1] 本技術を適用した通信システムの構成例を示す図である。
[図2] 受信装置の構成例を示すブロック図である。
[図3] 可変長パケット処理部の構成例を示すブロック図である。
[図4] TLVパケット境界情報の検出方法について説明する図である。
[図5] 受信装置の受信処理について説明するフローチャートである。
[図6] 図5のステップS14の可変長パケット分割処理について説明するフローチャートである。
[図7] 図6の可変長パケット分割処理について説明する図である。
[図8] 図5のステップS14の可変長パケット分割処理の他の例について説明するフローチャートである。
[図9] 図8の可変長パケット分割処理について説明する図である。
[図10] 図5のステップS14の可変長パケット分割処理について説明するフローチャートである。
[図11] 図10の可変長パケット分割処理について説明する図である。
[図12] 図5のステップS14の可変長パケット分割処理について説明するフローチャートである。
[図13] 図12の可変長パケット分割処理について説明する図である。
[図14] 図5のステップS14の可変長パケット分割処理のさらに他の例について説明するフローチャートである。
[図15] 図14の可変長パケット分割処理について説明する図である。
[図16] 図5のステップS14の可変長パケット分割処理のさらに他の例について説明するフローチャートである。
[図17] 図16の可変長パケット分割処理について説明する図である。
[図18] 上書き分割処理について説明する図である。
[図19] 上書き分割処理について説明する図である。
[図20] 上書き分割処理について説明する図である。
[図21] パケット長の規定値の設定方法について示す図である。
[図22] パケット長の規定値の他の設定方法について示す図である。
[図23] 本技術を適用したケーブル再送信システムの構成例を示す図である。
[図24] 受信装置の構成例を示すブロック図である。
[図25] 可変長パケット処理部の構成例を示すブロック図である。
[図26] BB Frameにおけるパケット境界情報の検出方法について説明する図である。
[図27] 分割TLVパケットにおけるパケット境界情報の検出方法について説明する図である。
[図28] 受信装置の受信処理について説明するフローチャートである。
[図29] 図28のステップS214の可変長パケット分割処理について説明するフローチャートである。
[図30] 図29の可変長パケット分割処理について説明する図である。
[図31] 図28のステップS214の可変長パケット分割処理について説明するフローチャートである。
[図32] 図31の可変長パケット分割処理について説明する図である。
[図33] 図28のステップS214の可変長パケット分割処理について説明するフローチャートである。
[図34] 図33の可変長パケット分割処理について説明する図である。
[図35] 図28のステップS214の可変長パケット分割処理について説明するフローチャートである。
[図36] 図35の可変長パケット分割処理について説明する図である。
[図37] 高度BS放送とケーブル再送信との比較を示す図である。
[図38] パーソナルコンピュータの構成例を示すブロック図である。

発明を実施するための形態

[0030]
 以下、本開示を実施するための形態(以下実施の形態とする)について説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.第1の実施の形態(高度広帯域デジタル放送)
2.第2の実施の形態(ケーブル再送信)
3.第3の実施の形態(パーソナルコンピュータ)
[0031]
<1.第1の実施の形態(高度広帯域デジタル放送)>
<本技術の通信システムの構成例>
 図1は、本技術を適用した通信システムの構成例を示す図である。
[0032]
 図1の例において、通信システム1は、高度広帯域デジタル放送(以下、高度BSとも称する)の放送信号をパケット単位に分割して多重化して送信する送信装置11、および、パケット単位に分割され多重化された放送信号を受信する受信装置12を含むように構成されている。
[0033]
 通信システム1においては、可変長パケットであるTLV(Type Length Value)パケットが用いられる。なお、以下、本実施の形態において、適宜、可変長パケットを単にパケットとも称する。
[0034]
<受信装置の構成例>
 図2は、図1の受信装置の構成例を示すブロック図である。
[0035]
 受信装置12は、アンテナ13により受信された放送信号を受信し、所定の信号処理を行う信号処理装置でもある。受信装置12により信号処理されたデータは、後段のデコーダなどからなるデータ処理装置14に出力される。
[0036]
 受信装置12は、チューナ部21、復調処理部22、誤り訂正復号処理部23、および可変長パケット処理部24を含むように構成される。
[0037]
 チューナ部21は、アンテナ13で受信された放送信号をRF処理し、RF処理後の信号を復調処理部22に出力する。復調処理部22は、RF処理後の信号に対して復調処理を行い、復調した結果の0,1のデジタル信号を、誤り訂正復号処理部23に出力する。
[0038]
 誤り訂正復号処理部23は、LDPCやBCH、リードソロモン、畳み込み符号などの誤り訂正復号処理を行い、誤り訂正復号処理後のデータ列を可変長パケット処理部24に出力する。その際、誤り訂正復号処理部23は、誤り訂正情報およびフレーム、スロット情報も、可変長パケット処理部24に供給する。
[0039]
 可変長パケット処理部24は、誤り訂正復号処理部23からの誤り訂正情報、およびフレーム、スロット情報を用いて、誤り訂正処理後のデータ列のスロットM、スロットM-1の誤り訂正の失敗成功に応じて、可変長パケット分割処理を行う。可変長パケット処理部24は、パケット分割されたパケット列を、後段のデータ処理装置14に出力する。
[0040]
<可変長パケット処理部の構成例>
 図3は、可変長パケット処理部の構成例を示すブロック図である。
[0041]
 可変長パケット処理部24は、情報解析部41、パケット長指示部42、およびパケット分割部43を含むように構成されている。
[0042]
 誤り訂正復号処理部23からのデータ列とフレーム、スロット情報は、情報解析部41およびパケット分割部43に入力される。誤り訂正復号処理部23からの誤り訂正情報は、パケット分割部43に入力される。
[0043]
 情報解析部41は、データ列とフレーム、スロット情報を解析し、TMCC情報(Transmission and Multiplexing Configulation Control Information)、スロットヘッダ情報、およびデータ長情報を、パケット長指示部42およびパケット分割部43に供給する。
[0044]
 パケット長指示部42は、予めパケット長を規定し、規定したパケット長を、パケット分割部43に指示する。なお、パケット長は、例えば規格運用上設けられるパケットサイズ上限で規定することができる。また、詳細は、後述されるが、例えば、分割処理されたパケット長を学習した結果に基づいてパケット長が更新されるようにしてもよい。
[0045]
 パケット分割部43は、情報解析部41からの情報(TMCC情報、スロットヘッダ情報、およびデータ長情報)およびパケット長指示部42により指示されたパケット長の少なくとも1つに基づいて、パケット分割を行う。パケット長については特に、パケット分割部43は、情報解析部41からの情報(TMCC情報、スロットヘッダ情報、およびデータ長情報)から求まるパケット長、またはパケット長指示部42により指示されたパケット長に基づいて、パケット分割を行う。パケット分割部43により分割されたパケット列は、後段のデータ処理装置14に出力される。パケット分割部43は、どの位置で分割したかの情報であるパケット分割情報を、情報解析部41に出力する。なお、パケット分割部43は、バッファを含んで構成される。
[0046]
<TLVパケット構成例>
 次に、図4を参照して、TLVパケット境界情報の検出方法について説明する。
[0047]
 図4の例においては、TLVパケット構成が示されている。TLVパケットは、複数のスロットにより構成されている。スロットは、先頭ポインタと未定義部分からなるスロットヘッダと、複数のパケットにより構成されている。パケットは、同期、タイプ、データ長からなるパケットヘッダとデータ列で構成されている。
[0048]
 このように構成されるTLVパケット境界情報は、図4の1乃至4が示す4種類の情報から検出が可能である。
 1が示すのは、TMCCによる先頭ポインタである。
 2が示すのは、TMCCによる最終ポインタである。
 3が示すのは、スロットヘッダによる先頭ポインタである。
 4が示すのは、パケットヘッダのパケット長累積情報である。
[0049]
 ここで、1および2は、TMCCから検出可能であり、3および4は、データ列より検出可能である。
[0050]
 なお、1乃至4の降順に、情報のロバスト性は高くなっている。また、パケット内に含まれるデータ列以外に、例えば、データ列よりロバストなシステム伝送情報(TMCC)に、各誤り訂正ブロック(スロット)内の先頭・最終境界位置ポインタが格納されている。
[0051]
<受信装置の処理例>
 次に、図5のフローチャートを参照して、受信装置12の受信処理について説明する。
[0052]
 ステップS11において、チューナ部21は、アンテナ13で受信された放送信号をRF処理し、RF処理後の信号を復調処理部22に出力する。ステップS12において、復調処理部22は、RF処理後の信号に対して復調処理を行い、復調した結果の0,1のデジタル信号を、誤り訂正復号処理部23に出力する。
[0053]
 ステップS13において、誤り訂正復号処理部23は、LDPCやBCH、リードソロモン、畳み込み符号などの誤り訂正復号処理を行い、誤り訂正復号処理後のデータ列を可変長パケット処理部24に出力する。
[0054]
 ステップS14において、可変長パケット処理部24は、誤り訂正復号処理部23からの誤り訂正情報、およびフレーム、スロット情報を用いて、誤り訂正処理後のデータ列のスロットM、スロットM-1の誤り訂正の失敗成功に応じて、可変長パケット分割処理を行う。なお、この可変長パケット分割処理の詳細については、図6などを参照して後述される。
[0055]
 ステップS15において、可変長パケット処理部24は、パケット分割されたパケット列を、後段のデータ処理装置14に出力する。
[0056]
 次に、図6のフローチャートを参照して、図5のステップS14の可変長パケット分割処理について説明する。なお、図6の例は、スロットM-1、スロットMがともに復号成功時にパケット分割を行う例である。図7の吹き出し内の番号は、図6のステップ番号に対応しており、図6の説明には、適宜、図7が参照される。
[0057]
 情報解析部41は、ステップS31において、スロットMの誤り訂正の成功を確認する(図7のA31)。パケット分割部43は、ステップS32において、情報解析部41より、TMCC情報、パケットN-1のデータ長、スロットMのスロットヘッダ情報(のうちの少なくとも1つ)を取得する。
[0058]
 ステップS32で取得されたいずれかの情報により先頭ポインタ位置がわかるので、パケット分割部43は、ステップS33において、先頭ポインタ位置でパケットを分割する(図7のA33)。このとき、パケット分割部43は、パケット分割情報を、情報解析部41に供給する。
[0059]
 ステップS34において情報解析部41は、パケット分割部43からのパケット分割情報により、現在のパケットのデータ長を解析する(図7のA34)。情報解析部41は、ステップS35において、現在のパケットのデータ長が示す次のパケット境界が、TMCC情報の最終ポインタ位置と一致するか否かを判定する。
[0060]
 ステップS35において、次のパケット境界が、TMCC情報の最終ポインタ位置と一致すると判定された場合、処理は、ステップS36に進む。ステップS36において、パケット分割部43は、情報解析部41より取得する最終ポインタ位置でパケットを分割する(図7のA36)。このとき、パケット分割部43は、パケット分割情報を、情報解析部41に供給するので、ステップS37において、情報解析部41は、パケット分割部43からのパケット分割情報により、現在のパケットのデータ長を解析し、その後、可変長パケット分割処理を終了する。
[0061]
 一方、ステップS35において、次のパケット境界が、TMCC情報の最終ポインタ位置と一致しないと判定された場合、処理は、ステップS38に進む。ステップS38においてパケット分割部43は、情報解析部41より取得する次のパケット境界でパケットを分割する(図7のA38)。その後、処理は、ステップS34に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
[0062]
 スロットM-1、スロットMがともに復号成功時には、上述したようにして、パケット分割が行われる。この図6の例においては、スロットM-1、スロットMがともに復号成功時の可変長パケット分割処理であった。
[0063]
 これに対して、従来、あるブロックの復号失敗により、近接のパケットは当該パケット自体の誤りの有無によらず無効化されていた。これにより、本来は復号再生や記録に使用可能な「誤りを含まないパケット」が無効化されることがあった。そのため、誤りを含まないパケットをできる限り無効化しない提案が必要であった。
[0064]
 また、パケットをできる限り無効化しないで送出するパケットは、当該パケットのデータ長を示すデータ自体に誤りが存在等の理由により、規格などで定められたパケット最大サイズを超える恐れがあった。あるいは、あるブロックの復号失敗により、近接の連続する複数のパケットが無効化される場合、この無効化パケット(ヌルパケット)が規格などで定められたパケット最大サイズを超える恐れがあった。または、無効化パケット長に制限がかけられる運用の場合、その制限を超える恐れがあった。
[0065]
 以上のように、規格などで定められたパケット最大サイズを超えるパケットは受信機出力を受けとるデコーダなどデータ処理装置14のバッファのオーバーフローを招く恐れがある。そのため、受信機出力のパケットサイズを常に規格などで定められた値以下に制御する方法が必要であった。
[0066]
 そこで、本技術においては、復号に失敗したブロックのデータを含むパケットについては、パケットサイズ上限とした固定パケット長でパケットが分割される。
[0067]
 次に、スロットM-1、スロットMがともに復号失敗時にパケット分割を行う例について、図8のフローチャートを参照して説明する。図8は、図5のステップS14の可変長パケット分割処理を説明するフローチャートである。なお、図9の吹き出し内の番号は、図8のステップ番号に対応しており、図8の説明には、適宜、図9が参照される。
[0068]
 情報解析部41は、ステップS51において、スロットMの誤り訂正失敗を確認する(図9のA51)。パケット分割部43は、ステップS52において、情報解析部41より、TMCC情報のデータ長を取得する。
[0069]
 ステップS52で取得されたデータ長により先頭ポインタ位置がわかるので、パケット分割部43は、ステップS53において、先頭ポインタ位置でパケットを分割する(図9のA53)。
[0070]
 パケット長指示部42は、予めパケット長を規定している。なお、この規定されたパケット長は、後述する学習などにより更新されてもよい。パケット分割部43は、ステップS54において、パケット長指示部42により規定されたパケット長で、パケット分割を行う(図9のA54)。このとき、後述する上書きパケット分割が行われる。
[0071]
 パケット分割部43は、ステップS55において、分割された位置に、規定のパケット長を加えた位置が、情報解析部41からのTMCC情報の最終ポインタ位置以上であるか否かを判定する。ステップS55において、分割された位置に、規定のパケット長を加えた位置が、情報解析部41からのTMCC情報の最終ポインタ位置以上ではない、すなわち、最終ポインタ位置より手前であると判定された場合、処理は、ステップS54に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
[0072]
 ステップS55において、分割された位置に、規定のパケット長を加えた位置が、情報解析部41からのTMCC情報の最終ポインタ位置以上であると判定された場合、処理は、ステップS56に進む。ステップS56において、パケット分割部43は、最終ポインタ位置でパケットを分割し(図9のA56)、可変長パケット分割処理を終了する。
[0073]
 スロットM-1、スロットMがともに復号失敗時には、上述したように規定されたパケット長が用いられてパケット分割が行われる。
[0074]
 以上のように、実際に送信されると予想される固有長(パケット長)でパケットを分割することで、誤りを含まない可能性があるパケットをできる限り無効化せずに送出することができる。その際、固有長をパケットサイズ上限とされるので、受信機出力のパケットサイズを常に規格などで定められた値以下に制御できる。
[0075]
 次に、スロットM-1は復号成功、スロットMの復号失敗時にパケット分割を行う例について、図10のフローチャートを参照して説明する。図10は、図5のステップS14の可変長パケット分割処理について説明するフローチャートである。なお、図11の吹き出し内の番号は、図10のステップ番号に対応しており、図10の説明には、適宜、図11が参照される。
[0076]
 情報解析部41は、ステップS71において、スロットMの誤り訂正失敗を確認する(図11のA71)。パケット分割部43は、ステップS72において、情報解析部41より、TMCC情報およびパケットN-1のデータ長の少なくともどちらかを取得する。
[0077]
 ステップS72で取得されたデータ長により先頭ポインタ位置がわかるので、パケット分割部43は、ステップS73において、先頭ポインタ位置でパケットを分割する(図11のA73)。
[0078]
 パケット長指示部42は、予めパケット長を規定している。パケット分割部43は、ステップS74において、パケット長指示部42により規定されたパケット長で、パケット分割を行う(図11のA74)。このとき、後述する上書きパケット分割が行われる。
[0079]
 パケット分割部43は、ステップS75において、分割された位置に、規定のパケット長を加えた位置が、情報解析部41からのTMCC情報の最終ポインタ位置以上であるか否かを判定する。ステップS75において、分割された位置に、規定のパケット長を加えた位置が、情報解析部41からのTMCC情報の最終ポインタ位置以上ではない、すなわち、最終ポインタ位置より手前であると判定された場合、処理は、ステップS74に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
[0080]
 ステップS75において、分割された位置に、規定のパケット長を加えた位置が、情報解析部41からのTMCC情報の最終ポインタ位置以上であると判定された場合、処理は、ステップS76に進む。ステップS76において、パケット分割部43は、最終ポインタ位置でパケットを分割し(図11のA76)、可変長パケット分割処理を終了する。
[0081]
 スロットM-1が復号成功で、スロットMが復号失敗時には、上述したように規定のパケット長が用いられてパケット分割が行われる。この例においても、実際に送信されると予想される固有長(パケット長)でパケットを分割することで、図8の例と同様の効果を得ることができる。
[0082]
 次に、図10と同様に、スロットM-1が復号成功で、スロットMが復号失敗時であるが、TMCCによるポインタ情報使用不可時にパケット分割を行う例について、図12を参照して説明する。図12は、図5のステップS14の可変長パケット分割処理について説明するフローチャートである。なお、図13の吹き出し内の番号は、図12のステップ番号に対応しており、図12の説明には、適宜、図13が参照される。
[0083]
 情報解析部41は、ステップS91において、スロットMの誤り訂正失敗を確認する(図13のA91)。パケット分割部43は、ステップS92において、情報解析部41より、パケットN-1のデータ長を取得する。
[0084]
 ステップS92で取得されたデータ長を計算することで、ステップS93において、パケット分割部43は、N-1番目のパケットの最終バイト+1の位置でパケットを分割する(図13のA93)。
[0085]
 パケット長指示部42は、後述する学習などによりパケット長を規定している。パケット分割部43は、ステップS94において、パケット長指示部42により規定されたパケット長で、パケット分割を行う(図13のA94)。このとき、後述する上書きパケット分割が行われる。
[0086]
 パケット分割部43は、ステップS95において、分割された位置に、規定のパケット長を加えた位置が、次のブロック誤り訂正に成功したブロックの先頭ポインタが指示する位置以上であるか否かを判定する。ステップS95において、分割された位置に、規定のパケット長を加えた位置が、次のブロック誤り訂正に成功したブロックの先頭ポインタが指示する位置以上ではない、すなわち、最終ポインタ位置より手前であると判定された場合、処理は、ステップS94に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
[0087]
 ステップS95において、分割された位置に、規定のパケット長を加えた位置が、次のブロック誤り訂正に成功したブロックの先頭ポインタが指示する位置以上であると判定された場合、処理は、ステップS96に進む。ステップS96において、パケット分割部43は、次のブロック誤り訂正に成功したブロックの先頭ポインタが指示する位置(図13のA96の例においてはN+4の番目パケット先頭)でパケットを分割し、可変長パケット分割処理を終了する。
[0088]
 スロットM-1が復号成功で、スロットMが復号失敗時で、TMCCによるポインタ情報使用不可時には、上述したようにして、パケット分割が行われる。この例においても、実際に送信されると予想される固有長(パケット長)でパケットを分割することで、図8の例と同様の効果を得ることができる。
[0089]
 なお、上記説明においては、復号に失敗したブロックのデータを含むパケットについては、パケットサイズ上限とした固定のパケット長でパケットを分割する例を説明した。これに対して、次に、復号に失敗したブロックのデータを含むパケットについて、ヘッダ部に格納されたデータ長の解析を行い、解析されたデータ長が規定のデータ長の範囲内に入っていれば、パケットの確からしさが確認でき、パケット分割を行う例について図14を参照して説明する。
[0090]
 図14は、図5のステップS14の可変長パケット分割処理について説明するフローチャートである。なお、図14の例は、スロットM-1は復号成功、スロットMの復号失敗時にパケット分割を行う例である。図15の吹き出し内の番号は、図14のステップ番号に対応しており、図14の説明には、適宜、図15が参照される。
[0091]
 情報解析部41は、ステップS111において、スロットMの誤り訂正失敗を確認する(図15のA111)。パケット分割部43は、ステップS112において情報解析部41より、TMCC情報およびパケットN-1のデータ長の少なくとも1つを取得する。
[0092]
 ステップS112で取得されたデータ長により先頭ポインタ位置がわかるので、パケット分割部43は、ステップS113において、先頭ポインタ位置でパケットを分割する(図15のA113)。このとき、パケット分割部43は、パケット分割情報を、情報解析部41に供給する。
[0093]
 ステップS114において情報解析部41は、パケット分割部43からのパケット分割情報により、現在のパケットのデータ長を解析する(図15のA114)。パケット長指示部42は、ステップS115において、情報解析部41から現在のパケットのデータ長を取得する。
[0094]
 パケット長指示部42は、パケット長を複数(またはパケット長の範囲を)規定している。パケット長指示部42は、ステップS116において、取得した現在のパケットのデータ長が規定のパケット長の範囲を満たすか否かを判定する(図15のA116)。
[0095]
 ステップS116において、現在のパケットのデータ長が規定のパケット長の範囲を満たすと判定された場合、パケットが確からしいとして、処理は、ステップS117に進む。ステップS117において、パケット分割部43は、現在のパケットのデータ長が示す次のパケット境界が、情報解析部41からのTMCC情報の最終ポインタ位置以上であるか否かを判定する。
[0096]
 ステップS117において、現在のパケットのデータ長が示す次のパケット境界が、情報解析部41からのTMCC情報の最終ポインタ位置以上ではないと判定された場合、処理は、ステップS118に進む。ステップS118において、パケット分割部43は、次にパケット境界でパケットを分割する。その後、処理は、ステップS114に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
[0097]
 ステップS117において、現在のパケットのデータ長が示す次のパケット境界が、情報解析部41からのTMCC情報の最終ポインタ位置以上であると判定された場合、処理は、ステップS119に進む。ステップS119において、パケット分割部43は、最終ポインタ位置でパケットを分割し、可変長パケット分割処理を終了する。
[0098]
 一方、ステップS116において、現在のパケットのデータ長が規定のパケット長の範囲を満たさないと判定された場合、パケットが確からしくないとされ、処理は、ステップS120に進む。パケット分割部43は、ステップS120において、パケット長指示部42により規定されたパケット長で、パケット分割を行う(図15のA120)。このとき、後述する上書きパケット分割が行われる。
[0099]
 パケット分割部43は、ステップS121において、分割された位置に、規定のパケット長を加えた位置が、情報解析部41からのTMCC情報の最終ポインタ位置以上であるか否かを判定する。ステップS121において、分割された位置に、規定のパケット長を加えた位置が、情報解析部41からのTMCC情報の最終ポインタ位置以上ではない、すなわち、最終ポインタ位置より手前であると判定された場合、処理は、ステップS120に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
[0100]
 ステップS121において、分割された位置に、規定のパケット長を加えた位置が、情報解析部41からのTMCC情報の最終ポインタ位置以上であると判定された場合、処理は、ステップS119に戻る。ステップS119において、パケット分割部43は、最終ポインタ位置でパケットを分割し(図15のA119)、可変長パケット分割処理を終了する。
[0101]
 以上のように、スロットM-1が復号成功で、スロットMが復号失敗時に、復号に失敗したブロックのデータを含むパケットについて、ヘッダ部に格納されたデータ長が規定のデータ長の範囲内に入っていれば、現在のパケットのデータ長が用いられて、パケット分割が行われる。これにより、復号失敗ブロックを含むパケットに対しても分割されるので、誤りを含まない可能性があるパケットをできる限り無効化せずに送出することができる。
[0102]
 一方、ヘッダ部に格納されたデータ長が規定のデータ長の範囲外である場合、パケットが確からしくないとされ、規定されたパケット長でパケット分割が行われる。これにより、図8の例と同様に、実際に送信されると予想される固有長(パケット長)でパケットを分割することで、誤りを含まない可能性があるパケットをできる限り無効化せずに送出することができる。その際、固有長をパケットサイズ上限とされるので、受信機出力のパケットサイズを常に規格などで定められた値以下に制御できる。
[0103]
 次に、図16のフローチャートを参照して、図5のステップS14の可変長パケット分割処理について説明する。なお、図16の例は、スロットM-1、スロットMがともに復号失敗時に、復号に失敗したブロックのデータを含むパケットについて、ヘッダ部に格納されたデータ長が規定のデータ長の範囲内に入っていれば、現在のパケットのデータ長を用いて、パケット分割を行う例である。図17の吹き出し内の番号は、図16のステップ番号に対応しており、図16の説明には、適宜、図17が参照される。
[0104]
 情報解析部41は、ステップS141において、スロットMの誤り訂正失敗を確認する(図17のA141)。パケット分割部43は、ステップS142において情報解析部41より、TMCC情報のデータ長を取得する。
[0105]
 ステップS142で取得されたデータ長により先頭ポインタ位置がわかるので、パケット分割部43は、ステップS143において、先頭ポインタ位置でパケットを分割する(図17のA143)。
[0106]
 ステップS144において情報解析部41は、パケット分割部43からのパケット分割情報により、現在のパケットのデータ長を解析する(図17のA144)。パケット長指示部42は、ステップS145において、情報解析部41から現在のパケットのデータ長を取得する。
[0107]
 パケット長指示部42は、パケット長を複数(またはパケット長の範囲を)規定している。パケット長指示部42は、ステップS146において、取得した現在のパケットのデータ長が規定のパケット長の範囲を満たすか否かを判定する(図17のA146)。
[0108]
 ステップS146において、現在のパケットのデータ長が規定のパケット長の範囲を満たすと判定された場合、処理は、ステップS147に進む。ステップS147において、パケット分割部43は、現在のパケットのデータ長が示す次のパケット境界が、情報解析部41からのTMCC情報の最終ポインタ位置以上か否かを判定する。
[0109]
 ステップS147において、現在のパケットのデータ長が示す次のパケット境界が、情報解析部41からのTMCC情報の最終ポインタ位置以上ではないと判定された場合、処理は、ステップS148に進む。ステップS148において、パケット分割部43は、次にパケット境界でパケットを分割する。その後、処理は、ステップS144に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
[0110]
 ステップS147において、現在のパケットのデータ長が示す次のパケット境界が、情報解析部41からのTMCC情報の最終ポインタ位置以上であると判定された場合、処理は、ステップS149に進む。ステップS149において、パケット分割部43は、最終ポインタ位置でパケットを分割し、可変長パケット分割処理を終了する。
[0111]
 一方、ステップS146において、現在のパケットのデータ長が規定のパケット長の範囲を満たさないと判定された場合、処理は、ステップS150に進む。パケット分割部43は、ステップS150において、パケット長指示部42により規定されたパケット長で、パケット分割を行う(図17のA150)。このとき、後述する上書きパケット分割が行われる。
[0112]
 パケット分割部43は、ステップS151において、分割された位置に、規定のパケット長を加えた位置が、情報解析部41からのTMCC情報の最終ポインタ位置以上であるか否かを判定する。ステップS151において、分割された位置に、規定のパケット長を加えた位置が、情報解析部41からのTMCC情報の最終ポインタ位置以上ではない、すなわち、最終ポインタ位置より手前であると判定された場合、処理は、ステップS150に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
[0113]
 ステップS151において、分割された位置に、規定のパケット長を加えた位置が、情報解析部41からのTMCC情報の最終ポインタ位置以上であると判定された場合、処理は、ステップS149に戻る。ステップS149において、パケット分割部43は、最終ポインタ位置でパケットを分割し(図17のA149)、可変長パケット分割処理を終了する。
[0114]
 以上のように、スロットM-1、スロットMが復号失敗時に、復号に失敗したブロックのデータを含むパケットについても、ヘッダ部に格納されたデータ長が規定のデータ長の範囲内に入っていれば、現在のパケットのデータ長が用いられて、パケット分割が行われる。一方、ヘッダ部に格納されたデータ長が規定のデータ長の範囲内に入っていなければ、パケットが正しくないとされて、規定されたパケット長でパケット分割が行われる。これにより、図14の例の場合と同様の効果が得られる。
[0115]
<上書きパケット分割>
 なお、上記説明において、パケット長指示部42により規定されたパケット長でパケット分割を行う場合(例えば、図8のステップS54、図10のステップS74、図12のステップS94、図14のステップS120、または図16のステップS150)に上書き分割が行われるが、その際の処理について説明する。
[0116]
 上述した処理において、復号に失敗している恐れのあるブロックのデータ長情報を用いたパケット分割、もしくはパケット長指示部42から取得したパケット長を用いたパケット分割を行う場合、データに含まれるパケットヘッダ情報が誤っている可能性がある。
[0117]
 この場合、当該パケットがTLVパケットの体裁となるように、図18に示されるように、新たにTLVパケットヘッダに相当する箇所のデータ列を、TLVパケットヘッダ相当に(上書き)修正することができる。
[0118]
 図18の例においては、実際に送られるデータ列の下に、本提案によるパケット分割によるデータ列が示されている。本提案においては、パケットN-1のヘッダには、本来違ったデータが入っているかもしれないが、同期バイト、予め定めたタイプ情報、分割時のデータ長の1つ以上が上書きされる。パケットNのヘッダについても同様である。
[0119]
 また、上述した処理において、復号に失敗している恐れのあるブロックのデータ長情報を用いたパケット分割、もしくはパケット長指示部42から取得したパケット長を用いたパケット分割を行う場合のその他の例を、図19および図20を参照して説明する。
[0120]
 上述した場合において、分割位置から最終ポインタによる分割位置まで(疑似パケットNとする)のバイト数が規格で定められたパケット長の最小値(TLVの場合4バイト)以下のとき、この疑似パケットが出力されないための処理が行われる。
[0121]
 図19の例においては、実際に送られるデータ列の下に、本提案によるパケット分割によるデータ列が示されている。本提案によるパケット分割の際に、図18を参照して上述したように、パケットN-1のヘッダには、同期バイト、予め定めたタイプ情報、分割時のデータ長の1つ以上が上書きされている。
[0122]
 次に、疑似パケットNを見ると、サイズが4バイト以下の規格不一致なので、上書きの動作例1として、データの有効フラグがネゲートされる。
[0123]
 あるいは、上書きの動作例2として、パケットN-1の長さが調整されて、疑似パケットNにヘッダが付加され、長さが満たされ、パケットN-1、疑似パケットNともに規格に合致するサイズとなるようにする。なお、この場合、当該パケットがTLVパケット体裁となるように、新たにTLVパケットの体裁になるように、新たにTLVパケットヘッダに相当する箇所のデータ列を、TLVパケットヘッダ相当に修正してもよい。
[0124]
 さらに、上述した場合には、図20に示されるような、パケット先頭を示す指示子を予め定められたプロトコルでデータ列に付与することが可能である。
[0125]
 図20の例においては、規定長で分割処理がなされたパケットN-1の先頭に、パケット先頭を示す指示子が付加されており、さらに、規定長で分割処理がなされたパケットNの先頭に、パケット先頭を示す指示子が付加されている。
[0126]
 なお、この動作は、図19を参照して上述した動作1または2と合わせて実施することができる。すなわち、分割したパケットが、規格で定められたパケット長の最小値(TLVの場合、4バイト)以下にならないようにする操作(図19の動作1または動作2)を行い、パケット先頭を示す指示子を予め定められたプロトコルでデータ列に付与するようにする。これにより、当該パケットの中身を修正することが必須とならない。
[0127]
<パケット長の規定値の設定方法1>
 なお、上記説明のように、可変長パケットを使用する場合、一般的な放送事業者は、伝送レートを最大化するために規格で定められた最大パケット長、またはそれに近い固定のパケット長でパケット分割を行い、送信を行う可能性がある。
[0128]
 一方で、固定パケット長は事前に知ることができず、放送事業者の送出設定などによって変更になることも考えられる。
[0129]
 そこで、パケット長指示部42により規定されたパケット長でパケット分割を行う場合(例えば、図8のステップS54、図10のステップS74、図12のステップS94、図14のステップS120、または図16のステップS150)、パケット長指示部42は、図21に示されるように、規定値の初期値がLbである場合に、誤り訂正に成功したスロットで分割されたパケットのパケット長Lを監視することで、規定値を学習する。すなわち、例えば、実績として、パケットに同じ値Laが続いたときは、その値(La)が新しい規定値とされる。そして、パケット長指示部42は、新しい規定値でパケット長を指示する。
[0130]
 なお、学習値Laは、パケットの種類(NTPパケット、圧縮パケット、非圧縮パケットなど)に応じて個別に持つようにしてもよい。
[0131]
<パケット長の規定値の設定方法2>
 また、上記説明のように、可変長パケットを使用する場合、一般的な放送事業者は、伝送レートを最大化するために規格で定められた最大パケット長またはそれに近いパケット長の範囲を用いてパケット分割を行い、送信を行う可能性がある。
[0132]
 一方で、パケット長範囲(or 送出パケット長)は事前に知ることができず、放送事業者の送出設定などによって変更になることも考えられる。
[0133]
 そこで、パケット長指示部42は、パケット長の範囲を用いる場合(例えば、図14のステップS116、または図16のステップS146)、誤り訂正に成功したスロットで分割されたパケットのパケット長Lを監視することで、例えば、パケット長がとりうる範囲(range)Raを学習する。そして、パケット長指示部42は、この学習後のRaを用いて、パケットの正しさを判定する。
[0134]
 図22の例においては、パケット長範囲の初期値は、Ra=4乃至1500であったが、パケット長指示部42は、誤り訂正に成功したスロットで分割されたパケットのパケット長(L=1450,L=1400,L=1500,L=1480)を監視することで、Ra'=1400乃至1500と学習する。そして、パケット長指示部42は、データ長解析および比較(1400<LかつL<1500)を行うことで、パケットの確からしさを判定する。
[0135]
 以上のように、本技術によれば、復号に失敗したブロックのデータを含むパケットについては、固定のパケット長でパケットを分割するようにした。
[0136]
 これにより、実際に送信されると予想される固有長でパケットを分割することで、誤りを含まない可能性があるパケットをできる限り無効化せずに送出することができる。
[0137]
 そして、固有長をパケットサイズの上限とすることで、受信機出力のパケットサイズを常に規格などで定められた値以下に制御できる。
[0138]
 また、本技術によれば、復号に失敗したブロックのデータを含むパケットについては、ヘッダ部に格納されているデータ長の解析を行い、解析されたデータ長が、別途設定したデータ長の範囲内に入っていれば、当該パケットの確からしさを確認できたものとして、パケット分割を行うようにした。
[0139]
 これにより、復号失敗ブロックを含むパケットに対しても分割することにより、誤りを含まない可能性があるパケットをできる限り無効化せずに送出することができる。
[0140]
 さらに、本技術によれば、解析したデータ長が、設定した範囲外の値をとる場合、正常にパケット分割できた最後のパケットの最終バイトの次のバイトを基準として、固定のパケット長で分割したパケット長でパケットを分割することができる。
[0141]
 これにより、データ長に誤りがあると考えられるパケットについて、送信されると予想される固有長でパケットを分割することで、誤りを含まない可能性があるパケットをできる限り無効化せずに送出することができる。また、固有長をパケットサイズの上限とすることで、受信機出力のパケットサイズを常に規格などで定められた値以下に制御できる。
[0142]
<2.第2の実施の形態(ケーブル再送信)>
<本技術の通信システムの構成例>
 図23は、本技術を適用した通信システムとしてのケーブル再送信システムの構成例を示す図である。
[0143]
 図23の例において、ケーブル再送信システム201は、高度広帯域デジタル放送の放送信号をパケット単位に分割して多重化して送信する送信装置11、パケット単位に分割され多重化された放送信号を受信して、NIT変換、TLV多重化し、ケーブル方式で変調を行い、再送信するケーブル再送信装置211、ケーブル方式で変調された信号を受信する受信装置212を含むように構成されている。
[0144]
 ケーブル再送信システム201においては、例えば、送信装置11で送られた可変長パケットであるTLVパケットが復調され取得されると、それをケーブル方式の信号(すなわち、分割TLVパケットまたはBB Frame)にするためのケーブル変調が行われる。
[0145]
 なお、復調する際には、TSのときと同様にケーブル方式の信号のまま出力することも可能であるが、図23の受信装置212において復調する際には、ケーブル方式から元のTLVパケットが取り出されて、出力される。
[0146]
<ケーブル再送信装置と受信装置の構成例>
 図24は、図23のケーブル再送信装置と受信装置の構成例を示すブロック図である。
[0147]
 図24の例においては、受信装置212の後段には、後段のデコーダなどからなるデータ処理装置213が構成されており、受信装置212により信号処理されたデータは、データ処理装置213に出力される。
[0148]
 ケーブル再送信装置211は、アンテナ221、衛星チューナ222、変換多重化部223、ケーブル変調器224、および送信部225を含むように構成される。
[0149]
 衛星チューナ222は、アンテナ221で受信された、例えば、衛星放送などの放送信号をRF処理し、RF処理後の信号を、変換多重化部223に出力する。変換多重化部223は、NIT変換やTS/TLV多重化などを行い、ケーブル変調器224に出力する。
[0150]
 ケーブル変調器224は、再びケーブル方式(ISDB-CやJ.382など)で変調を行い、ケーブル方式に変調された信号(すなわち、ISDB-Cの場合、分割TLVパケットまたはJ.382の場合、BB Frame)を、送信部225に出力する。送信部225は、ケーブル方式に変調された信号を、受信装置212に送信する。
[0151]
 受信装置212は、チューナ部241、復調処理部242、誤り訂正復号処理部243、可変長パケット処理部244を含むように構成される。
[0152]
 チューナ部241は、ケーブル再送信装置211からのケーブル方式に変調された信号をRF処理し、RF処理後の信号を復調処理部242に出力する。復調処理部242は、RF処理後の信号に対して復調処理を行い、復調した結果の0,1のデジタル信号を、誤り訂正復号処理部243に出力する。
[0153]
 誤り訂正復号処理部243は、LDPCやBCH、リードソロモン、畳み込み符号などの誤り訂正復号処理を行い、誤り訂正復号処理後のデータ列を可変長パケット処理部244に出力する。その際、誤り訂正復号処理部243は、誤り訂正情報も、可変長パケット処理部244に供給する。
[0154]
 可変長パケット処理部244は、誤り訂正復号処理部243からの誤り訂正情報を用いて、誤り訂正処理後のデータ列の処理単位(BB Frameまたは分割TLVパケット)Mの誤り訂正の失敗成功に応じて、可変長パケット分割処理を行う。可変長パケット処理部244は、パケット分割されたパケット列を、後段のデータ処理装置213に出力する。
[0155]
<可変長パケット処理部の構成例>
 図25は、可変長パケット処理部の構成例を示すブロック図である。
[0156]
 可変長パケット処理部244は、情報解析部251、パケット長指示部252、およびパケット分割部253を含むように構成されている。
[0157]
 誤り訂正復号処理部243からのデータ列は、情報解析部251およびパケット分割部253に入力される。誤り訂正復号処理部243からの誤り訂正情報は、パケット分割部253に入力される。
[0158]
 情報解析部251は、データ列を解析し、データ長情報を、パケット長指示部252およびパケット分割部253に供給する。
[0159]
 パケット長指示部252は、予めパケット長を規定し、規定したパケット長を、パケット分割部253に指示する。なお、パケット長は、例えば規格運用上設けられるパケットサイズ上限で規定することができる。また、図21や図22を参照して上述したように、例えば、分割処理されたパケット長を学習した結果に基づいてパケット長が更新されるようにしてもよい。
[0160]
 パケット分割部253は、情報解析部251からの情報(データ長情報)およびパケット長指示部252により指示されたパケット長の少なくとも1つに基づいて、パケット分割を行う。パケット長については、特に、パケット分割部253は、情報解析部251からの情報(データ長情報)から求まるパケット長、またはパケット長指示部252により指示されたパケット長に基づいて、パケット分割を行う。パケット分割部253により分割されたパケット列は、後段のデータ処理装置213に出力される。パケット分割部253は、どの位置で分割したかの情報であるパケット分割情報を、情報解析部251に出力する。なお、パケット分割部253は、バッファを含んで構成される。
[0161]
<BB Frame構成例>
 次に、図26を参照して、BB FrameにおけるTLVパケット境界情報の検出方法について説明する。J.382の場合、TLVパケットは、ケーブル再送信装置211によりケーブル変調されて、GSEパケットに変調され、さらに、GSEパケットがBB Frameに変調されて送信されてくる。
[0162]
 図26の例においては、BB Frame構成が示されている。BB Frameは、BB (Frame)Header、データfield、およびパディングで構成されている。
[0163]
 BB (Frame)Headerは、2バイトのMATYPE、2バイトのISSY1、2バイトのDFL、1バイトのISSY2、2バイトのSYNCD、および1バイトのCRCからなり、DFLからBB Frameのデータfieldの位置がわかり、SYNCDから、GSEパケットの先頭がわかる。
[0164]
 GSEパケットは、GSEヘッダとデータとで構成されており、GSEヘッダには、GSEパケット長が含まれている。
[0165]
 TLVパケットは、TLVヘッダおよびデータで構成されている。
[0166]
 図26には、説明の便宜上、数字が示される吹き出しが記載されている。パケット境界情報は、図26の吹き出し1および2が示す2種類の情報から検出が可能である。
 1が示すのは、BB (Frame)HeaderのSYNCDによる先頭TLV指示である。
 2が示すのは、GSEパケットヘッダによるTLV分割情報である。
[0167]
 ここで、1および2は、データ列より検出可能である。
[0168]
 すなわち、BB (Frame)Headerの情報とGSEヘッダ長を用いることで、GSEパケットに分割することができる。また、1つまたは複数のGSEパケットデータ=TLVパケットデータであるので、TLVヘッダは、GSEパケットヘッダを解析して置き換えることができる。
[0169]
 以上のように、図26の例の場合、BB FrameからGSEパケットを出力する際のエラー処理に本技術を適用することができる。
[0170]
<分割TLVパケット構成例>
 次に、図27を参照して、分割TLVパケットにおけるTLVパケット境界情報の検出方法について説明する。ISDB-Cの場合、TLVパケットは、ケーブル再送信装置211によりケーブル変調されて、分割TLVパケットとして送信されてくる。
[0171]
 図27の例においては、誤り訂正単位の分割TLVパケット構成が示されている。分割TLVパケットは、#0乃至#Nの分割TLVパケットで構成されている。#0の分割TLVパケットは、3バイトの分割TLVパケットヘッダと、TLVパケットN-1の一部とTLVパケットNの一部からなる185バイトのペイロード部分で構成されている。なお、#1の分割TLVパケットのペイロード部分は、TLVパケットNの一部からなり、#2の分割TLVパケットのペイロード部分は、TLVパケットNの一部とTLVパケットN+1の一部からなる。
[0172]
 分割TLVパケットヘッダは、8ビットの同期バイト、1ビットのトランスポートエラーインジケータ、1ビットのTLVパケット開始インジケータ、1ビットの'0'、13ビットのPIDで構成されている。
[0173]
 ペイロード部分は、分割TLVパケットヘッダのTLVパケット開始インジケータでTLV先頭ありであるならば、8ビットの先頭TLV指示が含まれているので、TLV先頭位置がわかるようになっている。
[0174]
 図27には、説明の便宜上、数字が示される吹き出しが記載されている。分割TLVパケットにおいて、パケット境界情報は、図27の吹き出し1および2が示す2種類の情報から検出が可能である。
 1が示すのは、スロット分割TLVパケットヘッダによる先頭TLV指示である。
 2が示すのは、パケットヘッダのパケット長累積情報である。
[0175]
 ここで、1および2は、データ列より検出可能であり、1および2の降順に、情報のロバスト性は高くなっている。
[0176]
 以上のように、図27の例の場合、分割TLVパケットから元のTLVパケットを出力する際のエラー処理に本技術を適用することができる。
[0177]
<受信装置の処理例>
 次に、図28のフローチャートを参照して、受信装置212の受信処理について説明する。
[0178]
 ステップS211において、チューナ部241は、ケーブル再送信装置211からのケーブル方式に変調された信号をRF処理し、RF処理後の信号を復調処理部242に出力する。ステップS212において、復調処理部242は、RF処理後の信号に対して復調処理を行い、復調した結果の0,1のデジタル信号を、誤り訂正復号処理部243に出力する。
[0179]
 ステップS213において、誤り訂正復号処理部243は、LDPCやBCH、リードソロモン、畳み込み符号などの誤り訂正復号処理を行い、誤り訂正復号処理後のデータ列を可変長パケット処理部244に出力する。
[0180]
 ステップS214において、可変長パケット処理部244は、誤り訂正復号処理部243からの誤り訂正情報を用いて、誤り訂正処理後のデータ列の誤り訂正の失敗成功に応じて、可変長パケット分割処理を行う。なお、この可変長パケット分割処理の詳細については、図29以降を参照して後述される。
[0181]
 ステップS215において、可変長パケット処理部244は、パケット分割されたパケット列を、後段のデータ処理装置213に出力する。
[0182]
<BB Frame(J.382)の場合>
 次に、図29のフローチャートを参照して、図28のステップS214の可変長パケット分割処理について説明する。なお、図29の例は、BB Frameが復号(誤り訂正)成功時に(GSE)パケット分割を行う例である。図30の吹き出し内の番号は、図29のステップ番号に対応しており、図29の説明には、適宜、図30が参照される。
[0183]
 情報解析部251は、ステップS231において、BB Frame Mの誤り訂正の成功を確認する(図30のA231)。パケット分割部253は、ステップS232において、情報解析部251より、パケットN-1のデータ長、およびBB Frame MのSYNCD情報(のうちの少なくとも1つ)を取得する。
[0184]
 ステップS232で取得されたいずれかの情報により先頭ポインタ位置がわかるので、パケット分割部253は、ステップS233において、先頭ポインタ位置でパケットを分割する(図30のA233)。このとき、パケット分割部253は、パケット分割情報を、情報解析部251に供給する。
[0185]
 ステップS234において、情報解析部251は、パケット分割部253からのパケット分割情報により、現在のパケットのデータ長を解析する(図30のA234)。
[0186]
 ステップS235において、パケット分割部253は、情報解析部251より取得する次のパケット境界でパケットを分割する(図30のA235)。
[0187]
 ステップS236において、パケット分割部253は、分割によりBB Frameを跨いだか否かを判定する。ステップS236においてBB Frameを跨いだと判定された場合、処理は、ステップS231に戻り、それ以降の処理が繰り返される。また、ステップS236においてBB Frameを跨いでいないと判定された場合、ステップS234に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
[0188]
 次に、BB Frame Mが復号失敗時にパケット分割を行う例について、図31のフローチャートを参照して説明する。図31は、図28のステップS214の可変長パケット分割処理を説明するフローチャートである。なお、図32の吹き出し内の番号は、図31のステップ番号に対応しており、図31の説明には、適宜、図32が参照される。
[0189]
 情報解析部251は、ステップS251において、BB Frame Mの誤り訂正の失敗を確認する(図32のA251)。ステップS252において、パケット分割部253は、N-1番目のパケットのデータ長を用いて、N番目のパケットの先頭位置を決定し、分割する(図32のA252)。
[0190]
 パケット長指示部252は、パケット長を規定している。パケット分割部253は、ステップS253において、パケット長指示部252によりN番目のパケットのデータ長に規定された長さで、パケット分割を行う(図32のA253)。なお、このときの長さは、以下のパターンがある。
[0191]
 ・データ長がそのままパケットの長さとして用いられる。
 ・データ長は無視して固定長の長さがパケット長Aとして使用される(例えば、運用で使用されそうな値(高度BS放送のケーブル再送信の場合、1500byte)が考えられる)。
 ・データ長がある一定値X以上もしくは一定値Y以下であった場合、Aが用いられる。あるいは、XやYが用いられる。
 ・図21または図22を参照して上述したように、受信パケットを一定期間学習し、その学習で得たデータ長が用いられる。
[0192]
 なお、このときも、図18乃至図20を参照して上述した上書きパケット分割が行われてもよい。
[0193]
 パケット分割部253は、ステップS254において、データ長が指し示す位置が、現BB Frameを跨いだか否かを判定する。ステップS254において、データ長が指し示す位置が、現BB Frameを跨いだと判定された場合(図32のA254)、処理は、ステップS251に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
[0194]
 一方、ステップS254において、データ長が指し示す位置が、現BB Frameを跨いでいないと判定された場合、処理は、ステップS253に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
[0195]
 すなわち、BB Frame Mの誤り訂正の失敗が確認された場合、この処理が繰り返される。一方、BB Frame Mの誤り訂正の成功が確認された場合、上述した図29の処理が行われる。
[0196]
<分割TLVパケット(ISDB-C)の場合>
 次に、図33のフローチャートを参照して、図28のステップS214の可変長パケット分割処理について説明する。なお、図33の例は、分割TLVパケットが復号(誤り訂正)成功時にパケット分割を行う例である。図34の吹き出し内の番号は、図33のステップ番号に対応しており、図33の説明には、適宜、図34が参照される。
[0197]
 情報解析部251は、ステップS271において、分割TLVパケット Mの誤り訂正の成功を確認する(図34のA271)。パケット分割部253は、ステップS272において、情報解析部251より、パケットN-1のデータ長、および分割TLVパケット Mの先頭TLV指示情報(のうちの少なくとも1つ)を取得する。
[0198]
 ステップS272で取得されたいずれかの情報により先頭ポインタ位置がわかるので、パケット分割部253は、ステップS273において、先頭ポインタ位置でパケットを分割する(図34のA273)。このとき、パケット分割部253は、パケット分割情報を、情報解析部251に供給する。
[0199]
 ステップS274において、情報解析部251は、パケット分割部253からのパケット分割情報により、現在のパケットのデータ長を解析する(図34のA274)。
[0200]
 ステップS275において、パケット分割部253は、情報解析部251より取得する次のパケット境界でパケットを分割する(図34のA275)。
[0201]
 ステップS276において、パケット分割部253は、分割により分割TLVパケット境界を跨いだか否かを判定する。ステップS276において分割TLVパケット境界を跨いだと判定された場合、処理は、ステップS271に戻り、それ以降の処理が繰り返される。また、ステップS276において分割TLVパケット境界を跨いでいないと判定された場合、ステップS274に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
[0202]
 次に、分割TLVパケット Mが復号失敗時にパケット分割を行う例について、図35のフローチャートを参照して説明する。図35は、図28のステップS214の可変長パケット分割処理を説明するフローチャートである。なお、図36の吹き出し内の番号は、図35のステップ番号に対応しており、図35の説明には、適宜、図36が参照される。
[0203]
 情報解析部251は、ステップS291において、分割TLVパケット Mの誤り訂正の失敗を確認する(図36のA291)。ステップS292において、パケット分割部253は、N-1番目のパケットのデータ長を用いて、N番目のパケットの先頭位置を決定する(図36のA292)。
[0204]
 パケット長指示部252は、パケット長を規定している。パケット分割部253は、ステップS293においてパケット長指示部252によりN番目のパケットのデータ長に規定された長さで、パケット分割を行う(図36のA293)。なお、このときの長さは、以下のパターンがある。
[0205]
 ・データ長がそのままパケットの長さとして用いられる。
 ・データ長は無視して固定長の長さがパケット長Aとして使用される(例えば、運用で使用されそうな値(高度BS放送のケーブル再送信の場合、1500byte)が考えられる)。
 ・データ長がある一定値X以上もしくは一定値Y以下であった場合、Aが用いられる。あるいは、XやYが用いられる。
 ・図21または図22を参照して上述したように、受信パケットを一定期間学習し、その学習で得たデータ長が用いられる。
[0206]
 なお、このときも、図18乃至図20を参照して上述した上書きパケット分割が行われてもよい。
[0207]
 パケット分割部253は、ステップS294において、データ長が指し示す位置が、現分割TLVパケットを跨いだか否かを判定する。ステップS294において、データ長が指し示す位置が、現分割TLVパケットを跨いだと判定された場合(図36のA294)、処理は、ステップS291に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
[0208]
 一方、ステップS294において、データ長が指し示す位置が、分割TLVパケットを跨いでいないと判定された場合、処理は、ステップS293に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
[0209]
 すなわち、分割TLVパケット Mの誤り訂正の失敗が確認された場合、この処理が繰り返される。一方、分割TLVパケット Mの誤り訂正の成功が確認された場合、上述した図33の処理が行われる。
[0210]
<高度BS放送とケーブル再送信との比較>
 図37は、第1の実施の形態の高度BS放送、第2の実施の形態のケーブル再送信(ISDB-C,J.382)における本技術の適用範囲を示す図である。
[0211]
 TMCC情報によるパケット切れ目位置指示(エラー耐性:強)は、高度BS(スロット→TLV)の場合、TMCC情報からのスロット内最初と最後のパケット境界が指示される(エラー耐性は強)。しかしながら、ケーブル再送信ISDB-C(分割TLV→TLV)、ケーブル再送信J.382(BB Frame→GSE)では、TMCC情報が存在しないため、適用されない。
[0212]
 ヘッダによるパケット切れ目位置指示(エラー耐性:中)は、高度BS(スロット→TLV)の場合、スロットヘッダからのスロット内最初のパケット境界が指示される(エラー耐性は中)。ケーブル再送信ISDB-C(分割TLV→TLV)の場合、分割TLVヘッダとペイロードを用いて、分割TLV内先頭パケット境界が指示される。ケーブル再送信J.382(BB Frame→GSE)の場合、BB Frame内の最初のパケット境界が指示される。
[0213]
 パケット長指示(エラー耐性:中)は、高度BS(スロット→TLV)の場合、TLVヘッダのTLVのパケット長が指示される。ケーブル再送信ISDB-C(分割TLV→TLV)の場合、TLVヘッダのTLVのパケット長が指示される。ケーブル再送信J.382(BB Frame→GSE)の場合、GSEヘッダのGSEのパケット長が指示される。
[0214]
 なお、ケーブル再送信J.382(GSE→TLV)の場合は、ヘッダの差し替えだけなので、特にエラー処理機能は有さない。
[0215]
 以上のように、ヘッダ情報やパケット長を用いることで、ケーブル再送信の場合もエラー発生時にできる限り正しい確率の高いパケット境界でパケットを切ることができる。
[0216]
 すなわち、ケーブル再送信の場合は、高度BS放送において、TMCC情報が使えなかった場合と同様のことを行うことができる。
[0217]
 以上のように、本技術によれば、復号に失敗したブロックのデータを含むパケットについては、固定のパケット長でパケットを分割するようにした。
[0218]
 これにより、実際に送信されると予想される固有長でパケットを分割することで、誤りを含まない可能性があるパケットをできる限り無効化せずに送出することができる。
[0219]
 そして、固有長をパケットサイズの上限とすることで、受信機出力のパケットサイズを常に規格などで定められた値以下に制御できる。
[0220]
 また、本技術によれば、復号に失敗したブロックのデータを含むパケットについては、ヘッダ部に格納されているデータ長の解析を行い、解析されたデータ長が、別途設定したデータ長の範囲内に入っていれば、当該パケットの確からしさを確認できたものとして、パケット分割を行うようにした。
[0221]
 これにより、復号失敗ブロックを含むパケットに対しても分割することにより、誤りを含まない可能性があるパケットをできる限り無効化せずに送出することができる。
[0222]
 さらに、本技術によれば、解析したデータ長が、設定した範囲外の値をとる場合、正常にパケット分割できた最後のパケットの最終バイトの次のバイトを基準として、固定のパケット長で分割したパケット長でパケットを分割することができる。
[0223]
 これにより、データ長に誤りがあると考えられるパケットについて、送信されると予想される固有長でパケットを分割することで、誤りを含まない可能性があるパケットをできる限り無効化せずに送出することができる。また、固有長をパケットサイズの上限とすることで、受信機出力のパケットサイズを常に規格などで定められた値以下に制御できる。
[0224]
<3.第3の実施の形態(パーソナルコンピュータ)>
<パーソナルコンピュータ>
 上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行することもできるし、ソフトウエアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行する場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、コンピュータにインストールされる。ここで、コンピュータには、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータや、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な汎用のパーソナルコンピュータなどが含まれる。
[0225]
 図38は、上述した一連の処理をプログラムにより実行するパーソナルコンピュータのハードウエアの構成例を示すブロック図である。
[0226]
 パーソナルコンピュータ500において、CPU(Central Processing Unit)501、ROM(Read Only Memory)502、RAM(Random Access Memory)503は、バス504により相互に接続されている。
[0227]
 バス504には、さらに、入出力インタフェース505が接続されている。入出力インタフェース505には、入力部506、出力部507、記憶部508、通信部509、及びドライブ510が接続されている。
[0228]
 入力部506は、キーボード、マウス、マイクロホンなどよりなる。出力部507は、ディスプレイ、スピーカなどよりなる。記憶部508は、ハードディスクや不揮発性のメモリなどよりなる。通信部509は、ネットワークインタフェースなどよりなる。ドライブ510は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリなどのリムーバブルメディア511を駆動する。
[0229]
 以上のように構成されるパーソナルコンピュータ500では、CPU501が、例えば、記憶部508に記憶されているプログラムを、入出力インタフェース505及びバス504を介して、RAM503にロードして実行する。これにより、上述した一連の処理が行われる。
[0230]
 コンピュータ(CPU501)が実行するプログラムは、リムーバブルメディア511に記録して提供することができる。リムーバブルメディア511は、例えば、磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disc)等)、光磁気ディスク、もしくは半導体メモリなどよりなるパッケージメディア等である。また、あるいは、プログラムは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供することができる。
[0231]
 コンピュータにおいて、プログラムは、リムーバブルメディア511をドライブ510に装着することにより、入出力インタフェース505を介して、記憶部508にインストールすることができる。また、プログラムは、有線または無線の伝送媒体を介して、通信部509で受信し、記憶部508にインストールすることができる。その他、プログラムは、ROM502や記憶部508に、あらかじめインストールしておくことができる。
[0232]
 なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要な段階で処理が行われるプログラムであっても良い。
[0233]
 また、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
[0234]
 また、本明細書において、システムとは、複数のデバイス(装置)により構成される装置全体を表すものである。
[0235]
 なお、本開示における実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
[0236]
 例えば、本開示は、1つの機能を、ネットワークを介して複数の装置で分担、共同して処理するクラウドコンピューティングの構成をとることができる。
[0237]
 また、以上において、1つの装置(または処理部)として説明した構成を分割し、複数の装置(または処理部)として構成するようにしてもよい。逆に、以上において複数の装置(または処理部)として説明した構成をまとめて1つの装置(または処理部)として構成されるようにしてもよい。また、各装置(または各処理部)の構成に上述した以外の構成を付加するようにしてももちろんよい。さらに、システム全体としての構成や動作が実質的に同じであれば、ある装置(または処理部)の構成の一部を他の装置(または他の処理部)の構成に含めるようにしてもよい。つまり、本技術は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
[0238]
 以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、開示はかかる例に限定されない。本開示の属する技術の分野における通常の知識を有するのであれば、請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例また修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
[0239]
 なお、本技術は以下のような構成も取ることができる。
 (1) 伝送された多重化ストリームから、パケットに関するパケット情報を解析する情報解析部と、
 パケット長を規定するパケット長指示部と、
 前記情報解析部により解析されたパケット情報および前記パケット長指示部により規定されたパケット長のうち少なくとも1つを用いて、多重化ストリームをパケットに分割するパケット分割部と
 を備える受信装置。
 (2) 前記パケット分割部は、前記情報解析部により解析されたパケット情報におけるパケット長と、前記パケット長指示部により規定されたパケット長の範囲との比較結果に応じて、前記情報解析部により解析されたパケット情報のパケット長または前記パケット長指示部により規定されたパケット長を示すパケット長を用いて、多重化ストリームをパケットに分割する
 前記(1)に記載の受信装置。
 (3) 前記パケット分割部は、前記情報解析部により解析されたパケット情報におけるパケット長が、前記パケット長指示部により規定されたパケット長の範囲に入っていると判定された場合、前記パケット情報のパケット長を用いて、多重化ストリームをパケットに分割する
 前記(2)に記載の受信装置。
 (4) 前記パケット分割部は、前記情報解析部により解析されたパケット情報におけるパケット長が、前記パケット長指示部により規定されたパケット長の範囲外であると判定された場合、前記パケット長指示部により規定されたパケット長を用いて、多重化ストリームをパケットに分割する
 前記(2)または(3)に記載の受信装置。
 (5) 前記パケット分割部は、前記パケット長指示部により規定されたパケット長に基づいて分割されたパケットが、規格外の短いパケット長のパケットである場合、直前のパケット長との間において分割位置調整または短いパケット長のパケットの無効化を行う
 前記(1)乃至(4)のいずれかに記載の受信装置。
 (6) 前記パケット分割部は、パケットを分割する際に、直前パケットのヘッダ情報を書き換える
 前記(1)乃至(5)のいずれかに記載の受信装置。
 (7) 前記ヘッダ情報は、同期バイト、タイプ情報、または分割時のデータ長である
 前記(6)に記載の受信装置。
 (8) 前記パケット分割部は、パケットを分割する際に、伝送プロトコルにより規定された付加情報を付与する
 前記(1)乃至(5)のいずれかに記載の受信装置。
 (9) 前記パケット長指示部は、それ以前に分割処理されたパケット長からパケット長を学習した結果を用いてパケット長を規定する
 前記(1)乃至(8)のいずれかに記載の受信装置。
 (10) 前記パケット長指示部は、それ以前に分割処理されたパケット長からパケット長を学習した結果を用いてパケット長の範囲を規定する
 前記(1)乃至(9)のいずれかに記載の受信装置。
 (11) 前記パケットは、TLV(Type Length Value)パケットである
 前記(1)乃至(10)のいずれかに記載の受信装置。
 (12) 前記パケット情報は、TMCC情報(Transmission and Multiplexing Configulation Control Information)、スロットヘッダ情報、およびデータ長情報の少なくとも1つである
 前記(1)乃至(11)のいずれかに記載の受信装置。
 (13) 前記パケット情報は、BB Frameヘッダ情報、およびデータ長情報の少なくとも1つである
 前記(1)乃至(11)のいずれかに記載の受信装置。
 (14) 前記パケット情報は、分割TLVパケットヘッダ情報、およびデータ長情報の少なくとも1つである
 前記(1)乃至(11)のいずれかに記載の受信装置。
 (15) 受信装置が、
 伝送された多重化ストリームから、パケットに関するパケット情報を解析し、
 パケット長を規定し、
 解析されたパケット情報および規定されたパケット長のうち少なくとも1つを用いて、多重化ストリームをパケットに分割する
 受信方法。
 (16) 信号をパケットに分割し、分割されたパケットを多重化した多重化ストリームを伝送する伝送部
 を備える送信装置と、
 前記送信装置により伝送された多重化ストリームから、パケットに関するパケット情報を解析する情報解析部と、
 パケット長を規定するパケット長指示部と、
 前記情報解析部により解析されたパケット情報および前記パケット長指示部により規定されたパケット長を示すパケット長のうち少なくとも1つを用いて、多重化ストリームをパケットに分割するパケット分割部と
 を備える受信装置と
 からなる通信システム。

符号の説明

[0240]
 1 通信システム, 11 送信装置, 12 受信装置, 13 アンテナ, 14 データ処理装置, 21 チューナ部, 22 復調処理部, 23 誤り訂正復号処理部, 24 可変長パケット処理部, 41 情報解析部, 42 パケット長指示部, 43 パケット分割部,201 ケーブル再送信システム, 211 ケーブル再送信装置, 212 受信装置, 213 データ処理装置, 221 アンテナ, 222 衛星チューナ, 223 変換多重化部, 224 ケーブル変調器, 225 送信部, 241 チューナ部, 242 復調処理部, 243 誤り訂正復号処理部, 244 可変長パケット処理部, 251 情報解析部, 252 パケット長指示部, 253 パケット分割部

請求の範囲

[請求項1]
 伝送された多重化ストリームから、パケットに関するパケット情報を解析する情報解析部と、
 パケット長を規定するパケット長指示部と、
 前記情報解析部により解析されたパケット情報および前記パケット長指示部により規定されたパケット長を示すパケット長のうち少なくとも1つを用いて、多重化ストリームをパケットに分割するパケット分割部と
 を備える受信装置。
[請求項2]
 前記パケット分割部は、前記情報解析部により解析されたパケット情報におけるパケット長と、前記パケット長指示部により規定されたパケット長の範囲との比較結果に応じて、前記情報解析部により解析されたパケット情報のパケット長または前記パケット長指示部により規定されたパケット長を示すパケット長を用いて、多重化ストリームをパケットに分割する
 請求項1に記載の受信装置。
[請求項3]
 前記パケット分割部は、前記情報解析部により解析されたパケット情報におけるパケット長が、前記パケット長指示部により規定されたパケット長の範囲に入っていると判定された場合、前記パケット情報のパケット長を用いて、多重化ストリームをパケットに分割する
 請求項2に記載の受信装置。
[請求項4]
 前記パケット分割部は、前記情報解析部により解析されたパケット情報におけるパケット長が、前記パケット長指示部により規定されたパケット長の範囲外であると判定された場合、前記パケット長指示部により規定されたパケット長を用いて、多重化ストリームをパケットに分割する
 請求項2に記載の受信装置。
[請求項5]
 前記パケット分割部は、前記パケット長指示部により規定されたパケット長に基づいて分割されたパケットが、規格外の短いパケット長のパケットである場合、直前のパケット長との間において分割位置調整または短いパケット長のパケットの無効化を行う
 請求項1に記載の受信装置。
[請求項6]
 前記パケット分割部は、パケットを分割する際に、直前パケットのヘッダ情報を書き換える
 請求項1に記載の受信装置。
[請求項7]
 前記ヘッダ情報は、同期バイト、タイプ情報、または分割時のデータ長である
 請求項6に記載の受信装置。
[請求項8]
 前記パケット分割部は、パケットを分割する際に、伝送プロトコルにより規定された付加情報を付与する
 請求項1に記載の受信装置。
[請求項9]
 前記パケット長指示部は、それ以前に分割処理されたパケット長からパケット長を学習した結果を用いてパケット長を規定する
 請求項1に記載の受信装置。
[請求項10]
 前記パケット長指示部は、それ以前に分割処理されたパケット長からパケット長を学習した結果を用いてパケット長の範囲を規定する
 請求項1に記載の受信装置。
[請求項11]
 前記パケットは、TLV(Type Length Value)パケットである
 請求項1に記載の受信装置。
[請求項12]
 前記パケット情報は、TMCC情報(Transmission and Multiplexing Configulation Control Information)、スロットヘッダ情報、およびデータ長情報の少なくとも1つである
 請求項1に記載の受信装置。
[請求項13]
 前記パケット情報は、BB Frameヘッダ情報、およびデータ長情報の少なくとも1つである
 請求項1に記載の受信装置。
[請求項14]
 前記パケット情報は、分割TLVパケットヘッダ情報、およびデータ長情報の少なくとも1つである
 請求項1に記載の受信装置。
[請求項15]
 受信装置が、
 伝送された多重化ストリームから、パケットに関するパケット情報を解析し、
 パケット長を規定し、
 解析されたパケット情報および規定されたパケット長のうち少なくとも1つを用いて、多重化ストリームをパケットに分割する
 受信方法。
[請求項16]
 信号をパケットに分割し、分割されたパケットを多重化した多重化ストリームを伝送する伝送部
 を備える送信装置と、
 前記送信装置により伝送された多重化ストリームから、パケットに関するパケット情報を解析する情報解析部と、
 パケット長を規定するパケット長指示部と、
 前記情報解析部により解析されたパケット情報および前記パケット長指示部により規定されたパケット長を示すパケット長のうち少なくとも1つを用いて、多重化ストリームをパケットに分割するパケット分割部と
 を備える受信装置と
 からなる通信システム。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3]

[ 図 4]

[ 図 5]

[ 図 6]

[ 図 7]

[ 図 8]

[ 図 9]

[ 図 10]

[ 図 11]

[ 図 12]

[ 図 13]

[ 図 14]

[ 図 15]

[ 図 16]

[ 図 17]

[ 図 18]

[ 図 19]

[ 図 20]

[ 図 21]

[ 図 22]

[ 図 23]

[ 図 24]

[ 図 25]

[ 図 26]

[ 図 27]

[ 図 28]

[ 図 29]

[ 図 30]

[ 図 31]

[ 図 32]

[ 図 33]

[ 図 34]

[ 図 35]

[ 図 36]

[ 図 37]

[ 図 38]