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1. WO2001072347 - AGENTS FAVORISANT LA FORMATION D'UNE MEMBRANE DE BASE DE LA PEAU, AGENTS FAVORISANT LA FORMATION D'UNE PEAU ARTIFICIELLE ET PROCEDE DE PRODUCTION DE PEAU ARTIFICIELLE

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[ JA ]
明 細 書

皮膚基底膜形成促進剤、 人工皮膚形成促進剤及び人工皮膚の製造方 法

発明の分野

本発明は、皮膚基底膜安定化剤に関する。本発明はまた人工皮膚 形成促進剤及び人工皮膚の製造方法に関する。

背景技術

化粧および皮膚科学分野では、 皮膚に対する日光の照射をはじめ とする外界環境の影響や加齢による損傷を軽減もしく は治療すべく 多種多様な手段が提案され、 また、試みられている。例えば、加齢 に伴なう皮膚変化と しては、しわの形成、硬化もしくは弾力性の低 下等が主なものと してあげられている。

このような変化の原因として、 皮膚真皮におけるコラーゲン、ェ ラスチン、 ダルコサミノダリカンからなる膠原線維、弾性線維の機 能低下に主な関心が向けられている。 これまで、このような変化を 防止もしくは修復する手段と して、ヒドロキシカルポン酸類の使用

(例、特許第 2533339号公報)、リゾリン脂質の使用(特開平 8- 67 621 号公報)または日本油化学会誌第 4 6卷第 9号 { ( 1997 ) 13 - 19 頁)が提案されている。

前者の公報には、 コラーゲン線維減損の防止により角質やしわを 根絶しうるこ とが示唆されている。一方、後者の公報では、リゾリ ン脂質がヒ ト線維芽細胞におけるグリコサミノダリカン(具体的に はヒアルロン酸)の産生能を亢進することから、美白効果を奏する ことが示唆されている。

上記外界環境の皮膚老化に及ぼす影響と して、最も強力なものは 太陽光に含まれる紫外線であり、 明確に老化促進因子として位置づ けられており、深いしわを特徴とする光老化と言われる皮膚変化を 誘導して ヽること力 S失口られてヽる (Scharffetter-Kochanek, Advan ce in Pharmacology, 1997, 58, 639-655)。紫外線の皮膚に及ぼす 影響は多岐にわたり、 遺伝子 DNA の傷害から始まり、活性酸素の産 生の誘導、そして最近では、マトリックス分解金属酵素の産生誘導 力 Sある(Fisherら、 Nature, 1996, 379, 335—339) 。

紫外線のもつこの多能性のために、 紫外線で誘導される光老化が どのよ うな機構で起るかに関しては十分に解明されてこなかった。 ヘアレスマウスに紅斑を起こさない程度のエネルギーの紫外線を照 射し続けることによって、 マウス背部皮膚にヒトの光老化皮膚に対 応するような深いしわが形成されることが明らかになり、 このマウ スモデルを用いてしわに影響を及ぼす物質の評価も行われてきた ( Moloney ら、 Photochem. Photobiol. 1992, 56, 495 - 504)。し力、し 、十分にしわ形成機構に関しては解明されておらず、その解明が待 たれていた。

一方、 1994年、 Koivukangas らは紫外線を照射した皮膚にて基底 膜分解酵素であるゼラチナーゼが高まることを報告している (Acta

Derm. Venereol. 1994, 74, 279-282) 。また、日光暴露部位皮膚 では、基底膜が構造変化を示し、特に多重化が頻繁に観察されるこ とも報告されている (Lavker, J. Invest. Dermal. 1979, 73, 59— 66) 。これは、日光に含まれる紫外線が皮膚における基底膜分解酵 素の産生量を高めることによって、 基底膜構造に影響を与えた可能 性を示唆している。

しかしながら、皮膚基底膜構造の形成を促進する具体的な手段に ついては知られていない。

人工皮膚は、なんらかの原因で損傷を受けた生来の皮膚の代替物 として、又は皮膚に対する医薬や化粧品の作用や薬効を試験するた めの実験材料と して重要であり、いずれの用途においても、天然の 皮膚の構造を可能な限り模倣した構造を有する人工皮膚が望まれて いる。

天然の皮膚は、概略的には表皮と真皮と、その間に存在する基底 膜とから構成されている。 このような天然の皮膚を模倣する人工皮 膚の製造方法の 1例としては、真皮と類似する構造を有する、ヒト 線維芽細胞を含む収縮 I型コラーゲンゲルの上にヒト正常表皮ケラ チノサイ トを培養して表皮層を形成せしめる方法が知られている。 しかしながら、 この方法においては、真皮を模倣するコラーゲンゲ ルと表皮を模倣する表皮層との間に基底膜が十分に形成されないと いう欠点が存在した。

発明の開示

従って本発明は、皮膚基底膜安定化するための新規な手段、並び に人工皮膚の製造において基底膜の十分な形成を達成する新規な手 段を提供することを目的とするものである。

本発明者らは、上記の課題を解決すべく、種々検討した結果、マ トリックスメタ口プロテアーゼの阻害剤、又はマトリックスメタ口 プロテアーゼとマ トリツタス蛋白質産生亢進剤の両者を投与するこ とにより皮膚基底膜の構造形成が促進されることを見出し、 本発明 を完成した。

従って本発明は、マトリックスメタ口プロテアーゼ阻害剤を含ん で成る皮膚基底膜形成促進剤を提供する。

本発明はまた、マトリックスメタ口プロテアーゼ阻害剤及びマト リッタス蛋白質産生亢進剤を含んで成る、皮膚基底膜形成促進剤を 提供する。

本発明者らは、上記の課題を解決すべく、種々検討した結果、人 ェ皮膚を製造するための培養において、 培地中にマトリックスメタ 口プロテアーゼの阻害剤、 又はマトリックスメタ口プロテアーゼと マ トリツクス蛋白質産生亢進剤の両者を添加することにより基底膜 の形成が促進されることを見出し、 本発明を完成した。

従って本発明は、マトリックスメタ口プロテアーゼ阻害剤を含ん で成る人工皮膚形成促進剤を提供する。

本発明はまた、マトリックスメタ口プロテアーゼ阻害剤及びマト リックス蛋白質産生亢進剤を含んで成る、人工皮膚形成促進剤を提 供する。 , 本発明はまた、人工皮膚形成培地中にマトリックスメタ口プロテ ァーゼ阻害剤を添加することを特徴とする、 人工皮膚の製造方法を 提供する。

本発明はさらに、人工皮膚形成培地中にマトリックスメタ口プロ テアーゼ阻害剤及びマ トリツタス蛋白質産生亢進剤を添加すること を特徴とする、 人工皮膚の製造方法を提供する。

図面の簡単な説明

図 1 は、人ェ皮膚の形成のための培養において、培地にマトリッ クスメタ口プロテアーゼ C GS 27023A ( 1 0 M )又は MMP -ィンヒビター(3 ΟΟ μ Μ )を添加した場合と、いずれも添加しなかった対照とを比較し た人工皮膚の断面の写真であり、 生物の形態を表わす図面代用写真 である。

図 2は、人工皮膚の形成のための培養において、培地にマトリツ クスメタ口プロテアーゼ阻害剤 C GS 27023A ( C GSとして示す)のみ、 あるいは CGS のほかに、マトリックス蛋白質産生亢進剤であるトラ

ンスフォーミ ング . グロスフアクターひを加えた場合 ( CGS+TGFa) 、 CGS のほかにマトリックス蛋白質産生亢進剤であるトランスフォ 一ミング ' グロスフアクター ]3 1 を加えた場合(CGS+TGFbl )、及び CGS のほ力に TGFa及び TGFbl の両方をカロえた場合(CGS+TGFa&TGFbl ) に、形成された人工皮膚をへマトキシェォシン染色(H&E)、並び に免疫染色 〔ラミニン 5 の検出(LN5 )〕を行った場合の結果を示す 、人工皮膚の断面図であり、生物の形態を表わす図面代用写真であ る。

図 3は、図 2 と同じ実験において、免疫染色〔IV型コラーゲンの 検出 (IVC )及び VI I 型コラーゲンの検出(VI I C) 〕を行った場合の 結果を示す、 人工皮膚の断片であり、生物の形態を表わす図面代用 写真である。

図 4は、人工皮膚の形成のための培養において、培地にマトリツ タスメタ口プロテアーゼ阻害剤 CGS27023A とマトリックス蛋白質産 生亢進剤である大豆レシチンを添加した場合(CGS +大豆レシチン) 、とこれらを添加しなかった場合 (Cont ral )において形成された人 ェ皮膚の断面であり、 生物の形態を表わす図面代用写真である。

発明の実施の形態

マ トリックスメタ口プロティナーゼ阻害剤

本発明において使用するマ トリックスメタ口プロティナーゼ阻害 剤としては、このような阻害活性を有する物質であればよく、特に 制限はない。 マトリックスメタ口プロティナーゼとしては、例えば ゼラチナーゼ、 コラゲナーゼ、ストロメライシン、マトリライシン 等が挙げられる。 従って、マトリックスメタ口プロテアーゼ阻害剤 は、例えばゼラチナーゼ、コラゲナーゼ、ストロメライシン、マト リライシン等を阻害する物質として選択することができる。

マトリックスメタ口プロティナーゼ阻害剤の具体例としては、例 えば CGS27023A 物質(N—ヒドロキシー 2 _ [ [ ( 4ーメトキシフ ェニル)スルホ -ル] 3 —ピコリル)ァミノ ] 一 3 —メチルブタン アミ ド塩酸塩)(J. Med. Chem. 1997, Vol. 0, p. 2525-2532)、 MMP -ィンヒビター (p-NH2 - Bz-Gly - Pro - D - Leu - Ala- NHOH) (FN- 437) (B BRC, 1994, Vol. 199, p. 1442-1446)などが挙げられる。

さらに、本発明のマトリックスメタ口プロティナーゼ阻害剤の具 体例と しては、種々の植物抽出物やそれから得られる精製物を使用 することができる。 このような植物としては、イブキジヤコゥソゥ

(Thymus serpy丄 lum L. )、カノコソゥ (Valeriana faur iei Br ique t)又はその他の近縁植物 (Valerianaceae), 力キノキ(Diospyros k aki Thunberg (Ebenaceae )ノ、レンケソク (Astragalus sinicus Li nne (Leguminosae ) ) 、サンザシ (Crataegus cuneata Siebold et Zuccar ini (Rosaceae))、ボタン (Paeonia suf f rut icosa Andrews (Poeonia montan iims ) (Paconiaceae ) ) 、コヮチヤ (Thea s inens is Linne var . assamica Pierre , (Thcaccae) ) 、ュ一力ジ (Eucal yptus globulus Labillardiere)又はその近縁植物 (Myrtaceae) , トノレメンチラ (Potentilla tormentilla Schrk (Rosaceaeリリ、シナ ノキ 、Tilia corda: a Mill. , Tilia platyphyllus Scop. , Tilia e uropaea Linne (Tiliaceae) )、シフカノ (Betula alba Linne (Bet ulaceze) ) 、マジョラム (Origanummaj orana L. ) 、ァセンャク (U near ia gambir Roxburgh (Rubiaceae ) )、クノレミ殼 ( Juglans regia

Linne var. sinensis De Candolie)又はその近縁植物 ( Juglandac eae ) 、クフフ ( Sophora f lavescens Aiton (Leguminosae) ) 、ヮ レモコゥ (Sanguisorba officinalis Linne (Rosaceae 、ォ卜ギ リソゥ (Hypericum perforatum Lirme又は Hypericum erectum Thun berg (Guttiferae) )、チヤ (Thea sinensis Linne (Theaceae) ) 、

ゥコン (Curcuma longa L (Zingiberaceae ) )、ゥコンの抽出精製物 であるクノレクミン、ノヽマスゲ (Symp丄 ocos racemosa , Cyperus rotu ndus ) 、ロノフンノヤ (Cyperus scar iosus , Gau丄 theria f ragran tissima, Acacia f ornens la , Terminal ia chebula) 、ヘンカノレホ ダイジュ (バンャジュ) (Ficus bengalensis) 、ナンノンサイカチ (Cassia fistula Linn)、ネジ (Lyonia ovalifoliaノ、ァリ /ヽポ ク (ャラボ、タマナ) (Calophyllum inophyllum)、テンジクポダイ ジュ (Ficus religiosa)等を挙げることができる。

これらの植物の抽出物は、草本植物にあっては、根、葉、茎、花 等から抽出物が得られ、 木本植物にあっては、根、芽、樹皮、果実 、葉、花等から抽出物が得られる。

これらの植物からの抽出物は、植物材料を必要に応じて乾燥させ 、さらに必要に応じて細断又は粉碎した後、水性抽出剤又は有機溶 剤により抽出することによ り得られる。水性抽出剤としては、例え ば、冷水、温水、又は沸点もし'くはそれより低温の熱水を用いるこ とができ、また有機溶剤としては、メタノール、エタノール、 1, 3 _ブタンジオール、エーテル等を、常温で又は加熱して用いるこ とができる。

本発明においてマ トリックス蛋白質としては、基底膜の構成成分 であるラミニン、 IV型コラーゲン、 VII 型コラーゲン、パーレカン

、ナイドジ工ン等が拳げられる。

マ トリツクス蛋白質産生亢進剤

本発明において使用するマ トリックス蛋白質産生亢進剤としては 、これらの蛋白質の産生を亢進する場合である、例えば、大豆リゾ レシチン、 トランスフォーミング ' グロスフアクター α ( TGFa) 、 トランスフォーミング ' グロスフアクター ] 3 1 (TGFbl)、トランス フォーミング · グロスフアクター i3 2 (TGFb2)、トランスフォーミ

ング . グロスフアクター 3 ( TGFb3 )、表皮増殖因子(EGF )などが 挙げられる。

本発明の人工皮膚形成促進剤又は皮膚基底膜安定化剤がマ トリッ タスメタロブ口テアーゼ阻害剤及びマト リツタス蛋白質産生亢進剤 両者を含んで成る場合、 マトリックスメタロプロテアーゼ阻害剤と マ トリツクス蛋白質産生亢進剤の比率は、それらの種類や活性によ り異るが、およそ 1 : 10s 〜: L06 : 1である。

人工皮膚

本発明における人工皮膚の製造に用いる基礎培地と しては、人工 皮膚の製造に従来から使用されている任意の培地を用いることがで き、これらの培地としては 1 0 %の牛胎児血清を含むダルベッコ改 変イーグル培地 (DMEM) ; 1 0 %の牛胎児血清、トランスフェリン 5 β g/ml、インシユリン 5 μ g/ml、 t r i-ョ一ドチロニン 2 nM、コレ ラ トキシン 0. InM 、ヒドロコーチゾン 0. 4 μ g/mlを含む DMEM- Ham, s F12 ( 3 : 1 ) ;ケラチノサイト増殖培地(KGM)と 1 0 %牛胎児血 清を含む DMEMとを 1 : 1に混合した培地、等が挙げられる。これら の基礎培地に添加されるマ トリックスメタ口プロテアーゼ阻害剤の 量は、その種類により異るが、およそ 1 nmo l/ L〜l(T 2 mol e/ Lで ある。また基礎培地に添加されるマトリックス蛋白質産生亢進剤の 量は 1 ngZ L〜 l g Z L程度である。

本発明の人工皮膚の製造においてはまず、 金網の上にヒト線維芽 細胞を含む収縮 I型コラーゲンゲルを静置する。ヒト線維芽細胞を 含む収縮 I型コラーゲンゲルは例えば次のようにして調製すること ができる。線維芽細胞懸濁コラーゲン溶液を氷上にて作製後、ぺト リ皿内にてコラーゲンをゲル化させて調製する。 その後、ペトリ皿 壁面からゲルを剥離し、 コラーゲンゲルを C02 インキュベーター内 にて収縮させる。

次に、上記コラーゲンゲルの上に、表皮細胞、例えばヒト正常表 皮ケラチノサイ トを培養し、表皮を形成する。皮膚細胞の培養によ る表皮層の形成は次のようにして行うことができる。 収縮コラーゲ ンゲルを金網の上にのせ、 さらにガラスリングをこのゲルの上にの せる。このガラスリング内に液漏れをさせないようにヒト包皮由来 の表皮ケラチノサイ ト懸濁液を入れる。 C02 インキュベーター内に てケラチノサイ トを接着させ、リングを外す。上記培地を表皮層の 境界まで満たし、 表皮層を空気に曝しながら、培養を継続して各層 形成する。

この方法によれば、線維芽細胞を含む収縮 I型コラーゲンゲルか ら成る真皮層と、 表皮層との間に十分な基底層が形成された天然皮 膚に近い人工皮膚が得られる。

皮膚某底膜形成促進剤

老化に伴う変化と して加齢に伴なう基底膜の多重化を特徴とする 構造変ィ匕の報告 ( Lavke r , J. I nve s t . De rmal . 1979 , 73 , 59 - 66 ) に着目し、化粧の主たる対象である顔面皮膚の基底膜構造変化に関 して検討した結果によれば、 この基底膜の構造変化 2 0代後半から 起り始め、加齢と共に蓄積していくことが見出される。この基底膜 の構造変化は、 しわの形成、硬化もしくは弾力性の低下等の加齢に 伴なう皮膚変化に先行する皮膚変化である。

したがって、表皮基底細胞がきちんと基底膜に結合していること が正常な皮膚機能発現にとつて必須であり、 基底膜形成の促進が重 要であるとの考えられる。 日常の紫外線を想定した紫外線照射光老 化マウスモデルを用いてシヮ形成阻害剤について検討した結果、 マ トリツタス分解金属酵素を阻害できる薬剤にシヮ形成を阻害する活 性を見出した。 したがって、皮膚老化の防御剤として、皮膚におけ る基底膜の基底膜の再生 · 修復の促進剤が有効である。

したがって、本発明によれば、上記マトリツクス分解金属酵素阻 害化合物の 1種またはそれらの 2種以上の混合物、または、このマ トリックス分解金属酵素阻害化合物の 1種またはそれらの 2種以上 の混合物とマ トリックス蛋白質の産生を高める活性を示す化合物 1 種または 2種以上の混合物を、皮膚基底膜の再生修復の促進、形成 促進効果を示すに十分な濃度で含有する皮膚賦活用組成物または基 底膜形成促進人工皮膚培養液が新たに提供される。 かかる「皮膚賦 活」とは、例えば、加齢等による基底膜の構造変化に伴う皮膚の機 能低下、具体的には皮膚のしわ、硬化などを防御 · 改善することを 意味する。

上記 「基底膜の再生修復の促進、形成促進効果を示すに十分な濃 度」は、使用する化合物の種類ゃ該組成物を調整するのに使用され るその他の成分、 または剤形、さらには施用時間によって変動しう る。

本発明の皮膚基底膜形成促進剤は、 活性成分であるマトリックス メタ口プロテアーゼ阻害剤、 又はマトリックスメタ口プロテアーゼ 阻害剤とマ トリックス蛋白質産生亢進剤とを、組成物に対して 0. 00 0001〜60重量%、好ましくは 0. 00001〜60重量%含有することがで さる。

本発明の皮膚基底膜安定剤は、 水溶液、油液、その他の溶液、乳 液、クリーム、ゲル、懸濁液、マイクロカプセル、粉末、顆粒、力 プセル、固形等の形態をとり得る、それ自体既知の方法でこれらの 形態に調製した上で、 ローション製剤、乳液剤、クリーム剤、軟膏 剤、硬膏剤、ハツプ剤、エアゾール剤、注射剤、内服剤(錠剤、散 剤、顆粒剤、丸剤、シロップ剤、トローチ剤等)、坐剤等として、 身体に塗布、貼付、噴霧、注射、飲用、挿入することができる。こ れらの製剤形の中でも、 ローション製剤、乳液剤、クリーム剤、軟 膏剤、硬膏剤、ハツプ剤、エアゾール剤等の皮膚外用剤が、本発明 の組成物に適する製剤形であると考えられる。 ここで記す皮膚外用 剤には、医薬品、医薬部外品、化粧料が含まれ、以下同様の意味で 用いること とする。

本発明の組成物には、 それらを調製する際に常用されている賦形 剤、香料等をはじめ、油脂類、界面活性剤、防腐剤、金属イオン封 鎖剤、水溶性高分子、増粘剤、粉末成分、紫外線防御剤、保湿剤、 薬効成分、酸化防止剤、 pH調整剤、洗浄剤、乾燥剤、乳化剤等を適 宜配合できる。 これら各種成分を本発明の皮膚賦活用組成物に配合 する場合には、本発明の所期の効果を損なわない範囲内で行う必要 がある。

前記油脂類としては、液体油脂、固体油脂、ロウ類、炭化水素油 、高級脂肪酸、高級アルコール、合成エステル油、シリコーン類が める。

具体的には、液体油脂として、アポガド油、ッパキ油、月見草油 、タートル油、マカデミアナッツ油、トウモロコシ油、ミンク油、 ォリーブ油、ナタネ油、卵黄油、ゴマ油、パーシック油、小麦胚芽 油、サザン力油、ヒマシ油、アマ二油、サフラワー油、綿実油、ェ ノ油、大豆油、落花生油、茶実油、カャ油、コメヌ力油、シナギリ 油、日本キリ油、ホホパ油、胚芽油、トリグリセリン、トリオクタ ン酸グリセリ ン、トリイソパルミチン酸グリセリン等が、固体油脂 としては、カカオ脂、ヤシ油、馬脂、硬化ヤシ油、パーム油、牛脂 、羊脂、硬化牛脂、パーム核油、豚脂、牛骨脂、モクロウ核油、硬 化油、牛脚脂、モクロウ、硬化ヒマシ油等、ロウ類としては、ミツ ロウ、キャンデリラロウ、糸帛ロウ、カノレナウノくロウ、べィベリー口 ゥ、イボタロウ、鯨ロウ、モンタンロウ、ヌカロウ、ラノリン、力 ポックロウ、酢酸ラノリン、液状ラノリン、サトウキビロウ、ラノ リン脂肪酸イソプロピル、ラウリン酸へキシル、還元ラノリン、ジ ョジョノロウ、硬質ラノリン、セラックロウ、 P0E ラノリンァノレコ ールエーテル、 P0E ラノリンアルコールアセテート、 P0E コレステ ロールエーテル、 ラノリン脂肪酸ポリエチレングリコール、 P0E 水 素添加ラノ リンアルコールエーテル等、炭化水素油としては、流動 パラフィン、ォゾケライト、スクワレン、プリスタン、パラフィン 、セレシン、スクワレン、ワセリン、マイクロクリスタリンヮック ス等の油分が挙げられる。

高級脂肪酸としては、例えば、ラウリン酸、ミリスチン酸、パル ミチン酸、ステアリン酸、ベヘン(ベへニン)酸、ォレイン酸、 1 2—ヒ ドロキシステアリン酸、ゥンデシレン酸、トール酸、イソス テアリン酸、リノール酸、リノレイン酸、エイコサペンタエン酸( EPA)、ドコサへキサェン酸(DHA )等が挙げられる。

高級アルコールと しては、例えば、ラウリルアルコール、セチル ァノレコーノレ、ステアリノレアノレコーノレ、ベへニノレアノレコール、ミリス チルアルコール、 ォレイノレアノレコーノレ、セトステアリノレアノレコーノレ 等の直鎖アルコール、 モノステアリルグリセリンエーテル(バチル アルコール)、 2 —デシルテトラデシノール、ラノリンアルコール 、コレステロ一ノレ、ブイトステロ一ノレ、へキシノレドデカノーノレ、ィ ソステアリルアルコール、 ォクチルドデカノール等の分岐鎖アルコ ール等が挙げられる。

合成エステル油としては、ミリスチン酸イソプロピル、オクタン 酸セチル、 ミリスチン酸オタチルドデシル、パルミチン酸イソプロ ピル、ステアリン酸プチル、ラウリン酸へキシル、ミリスチン酸ミ リスチル、ォレイン酸デシル、ジメチルオクタン酸へキシルデシル 、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、酢酸ラノリン、ステアリン酸イソ セチル、イソステアリン酸イソセチル、 1 2 —ヒドロキシステアリ

ル酸コレステリル、 ジ一 2 —ェチルへキシル酸エチレングリコール 、ジペンタエリスリトール脂肪酸エステル、モノイソステアリン酸 N—アルキルグリ コール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、 リンゴ酸ジィソステアリル、ジ一 2 —へプチルゥンデカン酸グリセ リン、トリー 2 —ェチルへキシル酸トリメチロールプロパン、トリ イソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラー 2 —ェチルへ キシノレ酸ペンタンエリスリトーノレ、トリー 2—ェチノレへキシノレ酸グ リセリン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、セチル 2 一ェチルへキサノエ一ト、 2 —ェチルへキシルパルミテート、ト リミリスチン酸グリセリン、トリ _ 2 —へプチルゥンデカン酸ダリ セライ ド、ヒマシ油脂肪酸メチルエステル、ォレイン酸オイル、セ トステアリルアルコール、ァセトグリセライド、パルミチン酸 2— へプチルゥンデシル、 アジピン酸ジィソプチル、 N—ラウロイルー L―グルタミ ン酸一 2 —オタチルドデシルエステノレ、ァジピン酸ジ — 2—へプチ/レゥンデシル、ェチノレラウレート、セパチン酸ジ一 2 ーェチノレへキシノレ、ミリスチン酸 2 —へキシノレデシノレ、パルミチン 酸 2 —へキシルデシル、アジピン酸 2 _へキシルデシル、セパチン 酸ジイソプロピル、コハク酸 2 —ェチルへキシル、酢酸ェチノレ、酢 酸プチル、酢酸ァミル、クェン酸トリェチル等が挙げられる。

シリコーン類としては、ジメチルポリシロキサン、メチルフエ二 ルポリシロキサン、メチルハイドロジエンポリシロキサン等の鎖状 ポリシロキサン、デカメチルポリシロキサン、ドデカメチルポリシ ロキサン、テトラメチルテトラハイドロジェンポリシ口キサンなど の環状ポリシロキサン、 3次元網目構造を形成しているシリコーン 樹脂、シリコーンゴム等が挙げられる。

本発明の皮膚基底膜安定剤は、 ァニオン界面活性剤、カチオン界 面活性剤、両性界面活性剤、非イオン界面活性剤等を単独で、又は

組合せて含むことができる。

かような、ァニオン界面活性剤としては、例えば、セッケン用素 地、ラウリン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム等の脂肪酸セ ッケン、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸 K等の高級アルキ ル硫酸エステル塩、 P0E ラウリル硫酸トリエタノールァミン、 P0E ラウリル硫酸ナトリゥム等のアルキルエーテル硫酸エステル塩、ラ ゥロイルサルコシンナ トリゥム等の N—ァシルサノレコシン酸、 N— ミリストイルー N—メチルタゥリンナトリウム、ヤシ油脂肪酸メチ ルタウ リツドナトリウム、ラウリルメチルタウリツドナトリウム等 の高級脂肪酸アミ ドスルホン酸塩、 P0E ォレイルエーテルリン酸ナ トリゥム、 P0E ステアリルエーテルリン酸等のリン酸エステル塩、 ジ一 2 —ェチルへキシルスルホコハク酸ナトリゥム、モノラウロイ ルモノエタノールアミ ドポリオキシエチレンスルホコハク酸ナトリ ゥム、ラウリルポリプロピレングリコールスルホコハク酸ナトリゥ ム等のスルホコハク酸塩、 リニァドデシルベンゼンスルホン酸ナト リゥム、リユアドデシルベンゼンスルホン酸トリエタノールアミン 、リニァドデシノレベンゼンスノレホン酸等のァノレキノレベンゼンスノレホ ン酸塩、 N—ラウロイルグルタ ミン酸モノナトリウム、 N—ステァ ロイルグルタ ミン酸ジナトリゥム、 N—ミリストイルー L 一グルタ ミン酸モノナトリウム等の N—ァシルグルタミン酸塩、硬化ヤシ油 脂肪酸グリセリ ン硫酸ナトリゥム等の高級脂肪酸エステル硫酸エス テル塩、 ロート油.等の硫酸化油、 P0E アルキルエーテルカルボン酸 、 P0E アルキルァリルエーテルカルボン酸塩、 α—ォレフインスノレ ホン酸塩、高級脂肪酸エステ.ルスルホン酸塩、二級アルコール硫酸 エステル塩、高級脂肪酸アルキロールアミ ド硫酸エステル塩、ラウ ロイルモノエタノールアミ ドコハク酸ナトリウム、 Ν—パルミトイ ルァスパラギン酸ジ トリエタノールァミン、カゼインナトリウム等

が挙げられる。

カチオン界面活性剤と しては、例えば、塩化ステアリルトリメチ ルアンモニゥム、 塩化ラウリルトリメチルアンモニゥム等のアルキ ルト リメチルアンモニゥム塩、塩化ジステアリルジメチルアンモニ ゥムジアルキ^/ジメチルアンモニゥム塩、 塩化ポリ(N, N ' —ジ メチルー 3 , 5 —メチレンピペリジニゥム)、塩化セチルピリジニ ゥム等のアルキルピリ ジニゥム塩、アルキル四級アンモニゥム塩、 アルキルジメチルベンジルアンモニゥム塩、 アルキルイソキノリニ ゥム塩、ジアルキルモリホニゥム塩、 P0E アルキルァミン、アルキ ルァ ミン塩、ポリアミン脂肪酸誘導体、ァミルアルコール脂肪酸誘 導体、塩化ベンザルコニゥム、塩化べンゼトニゥム等が挙げられる

両性界面活性剤と しては、例えば、 2 —ゥンデシル— N, N , N - (ヒドロキシェチルカルボキシメチル) 一 2 _イミダゾリンナト リウム、 2 —ココイル一 2 —イミダゾリニゥムヒドロキサイド _ 1 一カルボキシェチロキシ 2ナトリウム塩等のィミダゾリン系両性界 面活性剤、 2 —へプタデシルー N—カルボキシメチル _ N—ヒドロ キシェチルイ ミダゾリニゥムベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢 酸べタイン、ァノレキルべタイン、アミドべタイン、スノレホベタイン 等のベタイ ン系界面活性剤等が挙げられる。

親油性非イオン界面活性剤と しては、例えば、ソルビタンモノォ レエー ト、ソノレビタンモノイソステアレート、ソルビタンモノラウ レー ト、ソルビタンモノパルミテート、ソルビタンモノステアレー ト、ソノレビタンセスキォレエート、ソノレビタントリオレエート、ぺ ンター 2 —ェチノレへキシノレ酸ジグリセローノレソノレビタン、テトラー 2—ェチルへキシル酸ジグリセロールソルビタン等のソルビタン脂 肪酸エステル類、 モノ綿実油脂肪酸グリセリン、モノエル力酸ダリ

セリン、セスキォレイン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセリ ン、 a , a ' —ォレイン酸ピログルタミン酸グリセリン、モノステ アリン酸グリセリン、リンゴ酸等のグリセリンポリグリセリン脂肪 酸類、モノステアリン酸プロピレンダリコール等のプロピレンダリ コール脂肪酸エステル類、 硬化ヒマシ油誘導体、グリセリンアルキ ルエーテル、 ポリオキシエチレン . メチルポリシロキサン共重合体 等が挙げられる。

親水性非イオン界面活性剤と しては、例えば、 P0E ソルビタンモ ノォレエ一 ト、 P0E-ソルビタンモノステアレート、 P0E-ソルビタン モノォレー ト、 P0E-ソルビタンテトラオレエート等の P0E ソルビタ ン脂肪酸エステル類、 P0E-ソルビットモノラウレート、 P0E-ソルビ ッ トモノォレエ一ト、 P0E—ソノレビットペンタォレエート、 P0E—ソノレ ビッ トモノステアレート等の P0E ソルビット脂肪酸エステル類、 P0 E-グリセリンモノステアレート、 P0E-グリセリンモノィソステアレ 一ト、 P0E-グリセリントリイソステアレート等の P0E グリセリン脂 肪酸エステル類、 P0E モノォレエート、 P0E ジステアレート、 P0E モノジォレエ一ト、システアリン酸エチレンダリコール等の P0E 脂 肪酸エステル類、 P0E ラウリルエーテル、 P0E ォレイルエーテル、 P0E ステアリノレエーテノレ、 P0E ベへニルエーテル、 P0E 2 _ォクチ ノレドデシノレエーテル、 P0E コレスタノールエーテル等の P0E アルキ ルエーテル類、 P0E ォクチルフエニルエーテル、 P0E ノニルフエ二 ルエーテノレ、 P0E ジノユルフェニルエーテル等の P0E アルキルフエ 二ルェ一テル類、 プル口ニック等のプルァロニック型類、 P0E · P0 P セチルエーテル、 P0E . POP 2—デシルテトラデシルエーテル、 P0E . POP モノブチルエーテル、 P0E ♦ POP 水添ラノリン、 P0E . POP グリセリンエーテル等の P0E · POP アルキルエーテル類、テト 口ニック等のテ トラ P0E ' テトラ POP エチレンジァミン縮合物類、

POE ヒマシ油、 POE 硬化ヒマシ油、 P0E 硬化ヒマシ油モノィソステ ァレー ト、 P0E 硬化ヒマシ油トリイソステアレート、 P0E 硬化ヒマ シ油モノ ピログルタミン酸モノイソステアリン酸ジエステル、 P0E 硬化ヒマシ油マレイ ン酸等の P0E ヒマシ油硬化ヒマシ油誘導体、 P0 E ソルビットミッロゥ等の P0E ミツロウ · ラノリン誘導体、ヤシ油 脂肪酸ジエタノールァミ ド、ラウリン酸モノェタノールァミド、脂 肪酸ィ ソプロパノールァミド等のアル力ノールァミド、 P0E プロピ レンダリ コール脂肪酸エステル、 P0E アルキルァミン、 P0E 脂肪酸 アミ ド、ショ糖脂肪酸エステル、 P0E ノニルフエニルホルムアルデ ヒ ド縮合物、アルキルェトキシジメチルアミンォキシド、トリオレ ィルリン酸等が挙げられる。

前記防腐剤としては、メチルパラベン、ェチルパラベン、ブチル パラベン等が挙げられる。

前記金属ィオン封鎖剤と しては、ェデト酸ナトリウム塩、 EDTA等 が挙げられる。

前記水溶性高分子と しては、天然の高分子、半合成の高分子、合 成の高分子、無機の高分子が挙げられる。

天然の水溶性高分子と しては、アラビアガム、トラガカントガム 、ガラクタン、グァガム、キヤロブガム、カラャガム、カラギーナ ン、タマリンドガム、キサンタンガム、ぺクチン、力ンテン、クイ ンスシー ド(マルメ口)、アルゲコロイド(カツソゥエキス)、デ ンプン (コメ、トウモロコシ、パレイショ、コムギ)、グリチルリ チン酸等の植物系高分子、 キサンタンガム、デキストラン、サクシ ノグルカン、プルラン等の微生物系高分子、コラーゲン、カゼイン 、アルブミン、ゼラチン等の動物系高分子等が挙げられる。

半合成の水溶性高分子と しては、デキストリン、カルボキシメチ ルデンプン、メチルヒドロキシプロピルデンプン等のデンプン系高

分子、メチノレセノレロース、ニトロセノレロース、ェチノレセノレロース、 メチノレヒドロキシプロピノレセノレロース、ヒドロキシェチノレセノレロー ス、硫酸セルロースジメチルジアルキル ( 1 2〜2 0 ) アンモニゥ ム、ヒドロキシプロピノレセノレロース、カノレポキシメチノレセノレロース ナ トリウム(CMC )、結晶セルロース、セルロース末等のセルロース 系高分子、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコー ルエステル等のアルギン酸系高分子等が挙げられる。

合成の水溶性高分子と しては、ポリビニルアルコール、ポリビニ ルメチルエーテル、 ポリビュルピロリドン、力ルポキシビ二ルポリ マー、アルキル変性カルポキシビュルポリマー等のビュル系高分子 、ポリエチレングリコール 2000, 4000 , 6000等のポリオキシェチレ ン系高分子、 ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体系 高分子、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチレンアタリレート、 ポリアクリルアミド等のアクリル系高分子、ポリエチレンィミン、 カチオンポリマー等が挙げられる。

無機の水溶性高分子と しては、ベントナイト、ケィ酸アルミユウ ムマグネシウム、 ラボナイト、ヘクトライト、無水ケィ酸等が挙げ られる。

前記粉末成分としては、タルク、カオリン、雲母、絹雲母(セリ サイ ト)、白雲母、金雲母、合成雲母、紅雲母、黒雲母、リチア雲 母、パーミキユラィト、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、ケィ 酸アルミニウム、ケィ酸バリウム、ケィ酸カルシウム、ケィ酸マグ ネシゥム、ケィ酸ストロンチウム、タングステン酸金属塩、マグネ シゥム、シリカ、ゼォライト、硫酸バリウム、焼成硫酸カルシウム (焼セッコゥ)、リン酸カルシゥム、弗素ァパタイト、ヒドロキシ アパタイ ト、セラミックパウダー、金属石鹼(ミリスチン酸亜鉛、 パルミチン酸カルシウム、 ステアリン酸アルミニウム)、窒化ホウ

素等の無機粉末、 ポリアミド樹脂粉末(ナイロン粉末)、ポリェチ レン粉末、ポリメタクリル酸メチル粉末、ポリスチレン粉末、スチ レンとァク リル酸の共重合体樹脂粉末、ベンゾグアナミン樹脂粉末 、ポリ四弗化工チレン粉末、セルロース粉末等の有機粉末、二酸化 チタン、酸化亜鉛等の無機白色顔料、酸化鉄(ベンガラ)、チタン 酸鉄等の無機赤色系顔料、 V—酸化鉄等の無機褐色系顔料、黄酸化 鉄、黄土等の無機黄色系顔料、黒酸化鉄、カーポンプラック、低次 酸化チタン等の無機黒色系顔料、 マンゴバイオレット、コバルトパ ィォレツ ト等の無機紫色系顔料、酸化クロム、水酸化クロム、チタ ン酸コバル ト等の無機緑色系顔料、群青、紺青等の無機青色系顔料 、酸化チタンコーテツドマイカ、酸化チタンコーテツドォキシ塩化 ビスマス、酸化チタンコーテッドタルク、着色酸化チタンコーテツ ドマイカ、ォキシ塩化ビスマス、魚鱗箔等のパール顔料、アルミ二 ゥムパウダー、 カッパ一パウダー等の金属粉末顔料、赤色 201号、 赤色 202号、赤色 204号、赤色 205号、赤色 220号、赤色 226号、 赤色 228号、赤色 405号、橙色 203号、橙色 204号、黄色 205号、 黄色 401号、黄色 404号、赤色 3号、赤色 104号、赤色 106号、赤 色 227号、赤色 230号、赤色 401号、赤色 505号、橙色 205号、黄 色 4号、黄色 5号、黄色 202号、黄色 203号、緑色 3号、青色 1号 などのジルコニウム、 パリゥム又はアルミニウムレーキ等の有機顔 料、クロロフィル、一力ロチン等の天然色素等、チタンイェロー

、カーサミン、紅花赤等の色剤、等が挙げられる。

前記紫外線防御剤と しては、化学的に紫外線を吸収する物質であ る 「紫外線吸収剤」と、物理的作用によって紫外線を散乱および反 射させる物質である 「紫外線遮断剤」の両者を含む。

すなわち、長波長紫外線(UVA)吸収剤として、メチルアントラニ レー ト、ホモメンチルー N—ァセチルアントラニレート等のアント ラニル酸系紫外線吸収剤、 例えば 2 , 4—ジヒドロキシベンゾフヱ ノン、 2 , 2 —ジヒドロキシー 4 —メトキシベンゾフエノン、 2 , 2 ' ージヒドロキシ一 4 , 4 ' ージメトキシベンゾフエノン、 2 , 2 ' , 4 , 4 ' ーテトラヒドロキシベンゾフエノン、 2 —ヒドロキ シー 4ーメトキシベンゾフエノン、 2 —ヒドロキシー 4ーメトキシ — 4 ' —メチルベンゾフエノン、 2 —ヒドロキシ一 4 —メトキシべ ンゾフエノ ン一 5 —スノレホン塩酸、 4 一フエ二ノレべンゾフエノン、 2 —ェチノレへキシノレ一 4 ' —フエニノレーべンゾフエノン一 2 —力ノレ ポキシレー ト、 2 —ヒドロキシ一 4 一 n—オタトキシベンゾフエノ ン、 4—ヒドロキシ一 3 _カノレポキシベンゾフエノン等のベンゾフ ェノン系紫外線吸収剤、 例えば 2 , 2 ' ーヒドロキシ一 5 —メチル フエニルベンゾト リァゾール、 2— ( 2 ' —ヒドロキシ一 5 ' — t 一オタチノレフエ二ノレ)ベンゾトリアゾール、 2 - ( 2 ' ーヒドロキ シ一 5 ' —メチルフエニル)ベンゾトリァゾール等のベンゾトリァ ゾール系紫外線吸収剤、 例えばジァニソィルメタン、 4—メトキシ 一 4 ' ― t —プチルジベンゾィルメタン等を挙げることができる。

これらの長波長紫外線吸収剤の中でも、 4ーメトキシー 4 ' - t e r tーブチノレジベンゾィルメタン、 2 —ヒドロキシー 4 —メトキシべ ンゾフエノ ン、 2 —ヒドロキシ一 4ーメトキシベンゾフエノン誘導 体、たとえば 2 —ヒドロキシー 4—メトキシベンゾフエノン一 5 _ スルホン酸塩は安全性及び有効性に優れた長波長紫外線吸収剤であ り、好ましいものである。

また、中波長紫外線(UVB )吸収剤として、パラアミノ安息香酸( 以下、 PABAという。)、 PABAモノグリセリンエステル、 N, N—ジ プロポキシ PABAェチルエステル、 N , N—ジエトキシ PABAェチルェ ステル、 N , N—ジメチル PABAェチルエステル、 N, N—ジメチル PABAブチルエステル、 N , N—ジメチル PABAァミルエステル等の安

息香酸系紫外線吸収剤、 ジプロピレングリコールサリシレート、ェ チレングリコー/レサリシレート、ミリスチルサリシレート、メチノレ サリシレート、アミルサリシレート、メンチ/レサリシレート、ホモ メンチルサリシレート、ォクチルサリシレート、フエニルサリシレ ート、ペンジノレサリシレート、 p—イソプロパノーノレフエニノレサリ シレー ト等のサリチル酸系紫外線吸収剤、ォクチルシンナメート、 ェチル _ 4 _イソプロピルシンナメート、メチル _ 2 , 5 —ジイソ プロピルシンナメート、ェチル一 2 , 4—ジイソプロピルシンナメ ー ト、メチル一 2 , 4ージイソプロピルシンナメート、プロピノレ一 P—メ トキシシンナメート、イソプロピル一 p —メトキシシンナメ ート、イソアミルー p —メトキシシンナメート、ォクチルー p —メ トキシシンナメー ト( 2—ェチルへキシルー p —メトキシシンナメ ー ト)、 2 —ェトキシェチル— p —メトキシシンナメート、シクロ へキシルー p —メトキシシンナメート、ェチノレーひ一シァノー /3 — フエニルシンナメー ト、 2 _ェチルへキシル一 α —シァノ _ j3—フ ェニルシンナメー ト、グリセリルモノ一 2—ェチルへキサノィル一 ジパラメ トキシシンナメート、メトキシケィ皮酸ォクチル、 3 , 4 , 5 —トリメトキシケィ皮酸一 3—メチル一 4 一 [メチルビス(ト リメチルシ口キシ)シリル] ブチル、 p —ジメトキシケィ皮酸モノ ェチルエステル等のケィ皮酸系紫外線吸収剤、 3 — ( 4 ' 一メチル ベンジリデン)一 d 、 1 —カンファー、 3 —べンジリデンー d 、 1 —カンファー、 5 —( 3 , 3—ジメチルー 2—ノルボルユリデン) — 3 —ペンチン一 2 _オン等のカンファー誘導体、ゥロカニン酸、 ゥロカニン酸ェチノレエステノレ、 2 —フエニノレー 5 —メチノレべンゾォ キサゾール、 ジベンザラジン等を挙げることができる。

さらに、紫外線遮断剤として、酸化チタン(Ti 02 ) 、タルク(Mg Si02 ) 、カルミン(Fe02 ) 、ベントナイト、カオリン、酸化亜鉛( ZnO )等を挙げることができる。

前記保湿剤としては、例えばポリエチレングリコール、プロピレ ングリコーノレ、グリセリン、 1 , 3—ブチレングリコール、へキシ レングリコーノレ、キシリトーノレ、ソノレビトーノレ、マノレチトーノレ、コ ン ドロイチン硫酸、ヒアルロン酸、ムコィチン硫酸、カロユン酸、 ァテロコラーゲン、コレステリル一 1 2 —ヒドロキシステアレート 、乳酸ナトリウム、胆汁酸塩、 d 1 —ピロリドンカルボン酸塩、短 鎖可溶性コラーゲン、 ジグリセリン(E O ) P O付加物、ィザョィ パラ抽出物、セィヨウノコギリソゥ抽出物、メリロート抽出物等を 挙げることができる。

前記薬効成分と しては、アルブチン、ビタミン Cおよびその誘導 体、コウジ酸胎盤抽出物、ダルタチオン、ユキノシタ抽出物等の美 白剤、グリチルリチン酸誘導体、グリチルレチン酸誘導体、サリチ ル酸誘導体、 ヒォキチオール、酸化亜鉛、アラントイン等の消炎剤 、ローヤルゼリー、感光素、コレステロール誘導体、幼牛血液抽出 物等の賦活剤、 ノニル酸ヮレニルアミド、ニコチン酸べンジルエス テル、ニコチン酸 _ブトキシェチルエステノレ、カプサイシン、ジ ンゲロン、カンタリスチンキ、ィクタモール、カフェイン、タン二 ン酸、 ひ一ボルネオール、ニコチン酸トコフエロール、イノシトー ルへキサニコチネー ト、シクランデレート、シンナリジン、トラゾ リン、ァセチノレコリン、ベラパミル、セファランチン、 γ —オリザ ノール等の血行促進剤 :硫黄、チアントール等の抗脂漏剤、多様な 目的から、オタパク抽出成分、ォゥレン抽出成分、シコン抽出成分 、シャクャク抽出成分、センプリ抽出成分、パーチ抽出成分、セー ジ抽出成分、 ビヮ抽出成分、ニンジン抽出成分、アロエ抽出成分、 ゼニァオイ抽出成分、 アイリス抽出成分、ブドウ抽出成分、ョクイ ニン抽出成分、へチマ抽出成分、ユリ抽出成分、サフラン抽出成分

、センキユウ抽出成分、ショウキヨウ抽出成分、オトギリソゥ抽出 成分、オノニス抽出成分、ローズマリー抽出成分、ニンニク抽出成 分、 トウガラシ抽出成分、チンピ、トウキ等、レチノール、酢酸レ チノール等のビタ ミン A類、リボフラビン、酪酸リボフラビン、フ ラビンアデニンヌク レオチド等のビタミン B 2 類、ピリドキシン塩 酸塩、 ピリドキシンジォクタノエート等のビタミン B 2 類、 L —ァ スコノレビン酸、 L —ァスコノレビン酸ジパノレミチン酸エステノレ、 L 一 ァスコルビン酸一 2—硫酸ナトリウム、 L ーァスコルビン酸リン酸 エステル、 D L —ひ一トコフエロール一 L 一ァスコノレビン酸リン酸 ジエステルジカ リゥム等のビタミン C類、パントテン酸カルシウム 、 D—パン トテニルアルコール、パントテニノレエチノレエーテノレ、了 セチルパントテニルェチルエーテル等のパントテン酸類、 エルゴカ ノレシフェローノレ、コレカノレシフェローノレ等のビタミン D類、ニコチ ン酸、ニコチン酸アミド、ニコチン酸べンジル等のニコチン酸類、 α —トコフエロール、酢酸トコフェローノレ、ニコチン酸 D L— o!— トコフェローノレ、コハク酸 D L — α—トコフェローノレ等のビタミン E類、 ビタミン P、ピオチン等のビタミン類、を挙げることができ る。

なお、その薬剤成分に関しては、その配合により本発明の所期の 効果が損われない範囲で広く配合することができる。

こうして調製された本発明の組成物は、基底膜の構造変化に伴う 機能低下を防止し、 また、皮膚の賦活化を促進することができる。

実施例

• 次に、本発明を実施例によりさらに具体的に説明する。

実施例 1 . マトリックスメタロブ口テアーゼ阻害剤を用いた人工 皮膚の製造

コラーゲンゲルは、ヒト真皮由来の線維芽細胞(0.3〜 1 X105 Ce 11/ml)懸濁コラーゲン溶液 1 0ml (コラーゲンは高研株式会社製品 I - ACを使用した。)を氷上にて作製後、 6 0 mmのペトリデイシュ内 にて 3 7 °Cでコラーゲンをゲル化した。その後、シャーレ壁面から ゲルを剥離し、 コラーゲンゲルを C02 インキュベーター内にて収縮 させた。

この真皮に相当する収縮コラーゲンゲルを金網の上にのせ、 さら にガラス リング(内径 1 2 mm) をこのゲルの上にのせる。このガラ スリング内に液漏れをさせないようにヒト包皮由来の表皮ケラチノ サイ ト( 1 X106 /ml)懸濁液 { 5 %牛胎児血清を含む KGM- DMEM (1: 1)混合培地 } を 0.4ml入れる。ー晚、 C02 インキュベーター内にて ケラチノサイ トを接着させ、翌日、リングを外す。上記培地を表皮 層の境界まで満たし、 表皮層を空気に曝しながら、培養を継続して 角層形成を示す重層化した表皮を持つ皮膚モデルを作製した。

表皮細胞を接種した後、 1週間目より、 ( 1 ) 10 μ M の CGS23027 Α (マトリックスメタ口プロテアーゼ阻害剤)、又は( 2 ) 300 μ Μ の ΜΜΡ_インヒビター (p-NH2-Bz-Gly-Pro-D-Leu-D-Ala-NH0H(FN-4 37) (BBRC, 1994, 199, p. 1442-1446) (Cabbiochem. Novabiochem Corporation より入手)(マトリックスメタ口プロテアーゼ阻害剤 ) を含む培地に変え、その後 2〜 3 日おきに、同種の同一濃度のマ トリックスメタ口プロティナーゼ阻害剤を含有する培地と交換し、 さらに 2週間培養した。また、( 3 ) マトリックスメタ口プロテア ーゼ阻害剤を添加することなく 同様の培養を行い対照とした。

結果を図 1 に示す。この図から明らかな通り、対照( 3 ) におい ては表皮の基底細胞直下に基底膜様構造が観察されなかったが、 マ トリックスメタ口プロティナーゼ阻害剤である( 1 ) CGS27023Aィ匕 合物、又は('2 ) 匪 M-インヒビターを添加した場合には基底膜形成 の亢進が明らかに観察された。

上記マトリックスメタロブ口テナーゼが阻害化合物に代えて、下 記の植物の抽出物について同様の実験を行い、 基底膜形成の亢進が 確認された。

イブキジヤコゥソゥ (Thymus serpyllum L. カノコソゥ (Vale r iana fauriei Briquet)又はその他の近縁植物 (Valerianaceae J 力キノキ (Diospyros kaki Thunberg (Ebenaceae) 、レンケソヮ、 Astragalus s inicus Linne (Leguminosae ) ) 、サンザシ ( Crataegu s cuneata Siebold et Zuccar ini (Rosaceae ) ) N ボタン (Paeonia suf f ruticosa Andrews (Poeonia montan iims ) (Paconiaceae ) ) 、 コゥチヤ (Thea sinensis Linne var . assamica Pierre , (Thcacca e) ) 、ユーカリ (Eucalyptus globulus Labillardiere)又はその近 縁植物 (Myrtaceae)、トノレメンチラ (Potentilla tormentilla Sch rk (Rosaceae)リ、シナノキ "ilia corda: a Mill. , Tilia platyph yllus Scop. , Tilia eur opaea nnne (Ti 1 iaceae ) )、シフカノ (Be tula alba Linne (Betulaceze) ) 、マンョフム (Origanum ma j or an a L. ) 、ァセンャク (Uncaria gambir Roxburgh (Rubiaceae ) )、ク ノレミ鼓 (Juglans regia Linne var. sinensis De Cando丄 le)又て の近縁植物 ( Juglandaceae ) 、クララ (Sophora :r丄 avescens Alton

(Leguminosae) ) 、ヮレモコゥ (Sanguisorba officinalis Linne (Rosaceae) ) 、ォ卜ャリソゥ (Hypericum perforatum Linne又は Hy per icum er ec turn Thunberg (Guttif erae) ) N チヤ (Thea sinensis Linne (Theaceae) ) 、ゥコン ( Curcuma longa L
) 、ゥコンの抽出精製物であるクルクミン、ハマスゲ(Symplocos ra cemosa , Cyperus rotundus 、ミロノフンノキ (Cyperus scariosu s , Gaulther ia fragrantissima, Acacia f ornens la , Terminalia c hebula) 、ベンガノレポダイジュ (ノンャジュ ) (Ficus bengalensis

) 、ナンノンサイカチ (Cassia fistula Linn), ネジキ (Lyonia o valif olia) , テリノヽボタ (ヤヲポ、タマナ) (Calophyllum inophyl lum)、テンジクボタ、イジュ (Ficus religiosa)【こつ、ても同様の効 果が確認された。

実施例 2. マトリックスメタ口プロテアーゼ阻害剤及びマトリツ タス蛋白質産生亢進剤の両者を用いた人工皮膚の製造 実施例 1 と同様の方法を反復したが、被験物質として下記のもの を用いた。

( 1 ) マトリックスメタ口プロテアーゼ阻害剤「CGS27023A 」 10 μ Mのみ;

( 2 ) マトリックスメタ口プロテアーゼ阻害剤「CGS27023A 」 10 μΜ、 及びマトリックス蛋白質産生亢進剤「トランスフォーミング •グロスフアクターひ」(TGFa) 10ng/ml ;

( 3 ) マトリックスメタ口プロテアーゼ阻害剤「CGS27023A 」 10 μΜ、 及びマトリックス蛋白質産生亢進剤「トランスフォーミング ' グロスフアクター j3 1」(TGFbl) 10ng/ml ;

( 4 ) マトリックスメタ口プロテアーゼ阻害剤「CGS27023A 」 10 μΜ、 並びにマトリックス蛋白質産生亢進剤「トランスフォーミン グ · グロスフアクターひ」(TGFa) lOng/ml 、及び「トランスフォ 一ミング ' グロスフアクター i3 1」(TGFbl) 10ng/ml 。

( 5 ) さらに、無添加対照の培養も行った。

形成された人工皮膚は、へマトキシェォジン染色(H& E) 、並 びに免疫染色 〔抗—ラミニン 5 (LN5)抗体、抗— VI型コラーゲン( IVC)抗体、及び第 VII 型コラーゲン(VIIC) 抗体を使用〕により染 色した。結果を図 2及び 3並びに表 1 に示す。なお、 H&E 及び LN5 の結果は図 2に示し、 VIC 及び VIICの結果は図 3に示す。

対照においては表皮 真皮接合部の接着が弱く、 表皮が真皮から

'剥離しやすく、組織的にも空隙が観察された。これに対して、マト リックスメタ口プロテアーゼ阻害剤 CGS27023A 処理群においては、 表皮と真皮との間の接着性が明確である。 また、マトリックスメタ 口プロテアーゼ阻害剤 CGS27023A に加えて、マトリックス蛋白質産 生亢進剤である トランスフォーミング ' グロスフアクターひ (TGFa ) 、トランスフォ一ミング ' グロスフアクター;3 1 (TGFbl)、又は この両者 (TGFa+TGFbl) を加えた場合には、特に VII 型コラーゲン の染色性の亢進が顕著で、 表皮と真皮との接着性が更に亢進してい るこ とが確認された。

表 1

皮膚モデルにおける基底膜形成に及ぼす各種薬剤の効果


上記のマトリックスメタ口プロテアーゼ阻害剤 CGS27023A に代え て、下記の植物の抽出物を用い、上記の同様の培養を行った。

イブキジヤコゥソゥ (Thymus serpyllum L. )、カノコソゥ(Vale riana fauriei Br ique t )又はその他の近縁植物 (Valer ianaceae) , 力ヤノキ (Diospyros kaki Thunberg (Ebenaceae) ) , レンゲソゥ ( Astragalus sinicus Linne (Leguminosae ) ) 、サンザシ (Crataegu s cuneata Siebold et Zuccar ini (Rosaceae))、ボタン (Paeonia suff ruticosa Andrews (Poeonia montan Sims ) (Paconiaceae ) ) 、 コウチヤ (Thea sinensis Linne var. assami ca Pierre , (Thcacca e ) ) 、ユーカリ (Eucalyptus globulus Labillardiere)又はその近 縁植物 (Myrtaceae)、トノレメンチラ (Potentilla tormentilla Sch rK (Rosaceae))、シナノキ ilia corda: a Mill. , Tilia platyph yllus Scop. , Tilia europaea Linne (Tiliaceae) )、シラカパ (Be tula alba Linne (Betulaceze) ) 、マンョフム (Origanum maj oran a L. ) 、ァセンャク (Uncar ia gambir Roxburgh (Rubiaceae ) )、ク ノレミ穀 ( JugJLans regia Linne var. sinensis De Candolie)又 fまて の近縁植物 ( Juglandaceae ) 、クララ (Sophora f lavescens Aiton

(Leguminosae ) ) 、ヮレモコゥ (Sanguisorba officinalis Linne (Rosaceae ) ) 、オトギリソゥ (Hypericum perforatum Linne又は Hy per i cum er ectum Thunberg(Guttiferae) )、チヤ (Thea sinensis L inne (Theaceae ) ) 、ゥコン ( Curcuma longa L (Zingiberaceae) ) 、ゥコンの抽出精製'物であるクルクミン、ハマスゲ(Symplocos ra cemosa , Cyperus rotundus 、ミロ / フンノヤ (し yperus scar iosu s, Gaultheria fragrant iss ima , Acacia fornensia , Terminal ia c hebula) 、べンガノレボダイジュ (ノンャジュ ) (Ficus bengalensis ) 、ナンパンサイカチ (Cassia fistula Linn), ネジキ (Lyonia o valifolia), テジノヽボク (ャラボ、タマナ) ( Calophyl lum inophyl lum)、アンジクホグイシュ icus religiosa)。

その結果、マトリックスメタ口プロテアーゼとして CGS27023A を 用いた場合と同様の結果が得られた。 またゥコンの抽出精製物であ るクルク ミンについても同様の結果が得られた。

さらに、マトリックス蛋白質産生亢進剤として、トランスフォー ミング ' グロスフアクターの代りに大豆レシチンを 30 μ g/ml用いた

場合には基底細胞の直下に基底膜様の構造物が連続的に観察された

。この結果を図 4に示す。

実施例 3. 人工皮膚培養培地の調製

一般に表皮細胞の培養に用いられる KGM(Keratinocyte growth me dium) と、一般に線維芽細胞の培養に用いられる 1 0 %牛胎児血清 含有ダルベッコの改変イーグル培地を 1 : 1で混合した基本培地に

、マトリックスメタ口プロテアーゼ阻害剤である CGS27023A又は MM P-インヒビターを 10 μ M 濃度となるように添加した。なお、 KGM は 、 MCDB153 培地 (10.93g/L) に HEPES (6.7g/L), NaHC03 (1.2g/L) 、 Insulin 、0mg/い、 rransf err in ( lOmg/L) 、 Hydrocortisone (0 .5mg/L) 、 Phosphorylethanolamine (14. lmg/L) を添カロし、 H7.4 とした。さらに牛下垂体抽出物(極東製薬)を 2 0 g添加して調製 した。

実施例 4. 人工皮膚培養培地の調製

実施例 3における人工皮膚培養培地に、 マトリツタス蛋白質産生 亢進剤として、 トランスフォーミング . グロスフアクター a (TGFa ) 又はトランスフォーミング ' グロスフアクター |8 1 (TGFbl )の少 なくとも 1種を lOng/ml の濃度となるように添加した。

また、上記 TGFa又は TGFbl に代えて大豆リゾレシチン 30 μ g /ml を添加した。

製剤例 1 :クリーム

ポリォキシエチレン ( 2 0モル付加)

セチノレ了ノレコ一ノレエーテノレ 1.0 メチルフエ二ルポリシロキサン(20cs) 2.0 流動パラフィン 3.0

2—ヒ ドロキシー 4ーメトキシベンゾフエノン 5.0 活性成分 0.2

プロピレングリコーノレ 5. 0 グリセリン 2. 0 ェチルァノレコール 15. 0 力ルポキシビ二ルポリマー 0. 3 ヒドロキシプロピノレセノレロース 0. 1

2—ァミ ノメチルプロノヽ。ノーノレ 0. 1 防腐剤 適量 香料

ィオン交換水

(製造方法) ·

イオン交換水に、プロピレングリコール、グリセリン、ェチルァ ノレコーノレ、カノレポキシビニノレポリマー、ヒドロキシプロピノレセノレ口 ース、 2 —アミノメチルプロパノ一ルを加え 7 0 °Cに加熱調整する (水相)。

メチルフエ二ルポリシロキサン、流動パラフィン、ポリオキシェ チレンセチルアルコールエーテル、 防腐剤、 2—ヒドロキシ一 4 _ メ トキシベンゾフエノン、活性成分(リビデユール、 CGS27023A な ど)、香料を混合して 7 0 °Cに調整する(油相)。

油相に水相を徐々に添加して予備乳化し、 ホモミキサーを用いて 乳化粒子を均一にした後、 脱気、冷却を行ってクリームを得た。

製剤例 2 :クリーム

ポリオキシエチレン( 2 0モル付加)

セチノレアノレコーノレエーテノレ 1. 0 メチルフエ二ルポリシロキサン(20c s) 2. 0 流動パラフィン 3. 0 2 —ヒドロキシ一 4 —メトキシベンゾフエノン 5. 0 活性成分 0. 2

プロピレングリコール 5. 0 グリセリン 2, 0 エチルアルコール 15. 0 カノレポキシビニノレポリマー 0. 3 ヒドロキシプロピノレセノレロース 0. 1

2 —アミノメチルプロパノール 0. 1 防腐剤 適量 香料 適量 イオン交換水 適量 (製造方法)

イオン交換水に、プロピレングリコール、グリセリン、ェチルァ ノレコーノレ、力ルポキシビニノレポリマー、ヒドロキシプロピルセノレ口 ース、 2—アミノメチルプロパノールを加え 7 0 °Cに加熱調整する (水相)。

メチルフエ二ルポリシロキサン、流動パラフィン、ポリオキシェ チレンセチノレアルコールェ一テル、防腐剤、 2 —ヒドロキシ一 4 一 メ トキシベンゾフエノン、活性成分(リビデユール、 CGS27023A な ど)、香料を混合して 7 0 °Cに調整する(油相)。

製剤例 3 :—乳液

セチノレアノレコーノレ 1 , 0 ミツロウ 0. 5 ワセリン 2. 0 スクヮラン 6· 0 ジメチルポリシロキサン 2. 0 ェチノレアノレコーノレ 5. 0 グリセリン 4. 0

1 , 3 —ブチレングリコーノレ 4. 0 活性成分 0. 1 トラネキサム酸 1. 0 ポリオキシエチレン( 1 0 ) モノォレイン酸エステル 1. 0 グリセローノレモノステアリン酸エステノレ 1. 0 クィンスシード抽出液( 5 %水溶液) 20. 0 防腐剤

香料

イオン交換水

製法

イオン交換水にグリセリ ン、 1 , 3 —ブチレングリコールを加え て混合し 7 0 °Cに加熱調整する(水相)。セチルアルコール、ミツ ロウ、ワセリン、スクヮラン、ジメチルポリシロキサン、活性成分 (リビデユール、 CGS27023A など)、トラネキサム酸、ポリオキシ エチレン ( 1 0 ) モノォレイン酸エステノレ、グリセローノレモノステ アリン酸エステル、防腐剤を混合物して 7 0 °Cに加熱調整する(油 相)。油相に水相を加えて予備乳化を行ない、これにクィンスシー ド抽出液、エチルアルコールを加え撹拌し、ホモミキサーにて乳化 粒子を均一にした後、脱気、ろ過、冷却を行なって乳液を得た。 製剤例 4 :乳液

セチノレアノレコーノレ 1. 0 ミツロウ 0. 5 ワセリン 2. 0 スクヮラン 6. 0 ジメチルポリシロキサン 2.ひ ェチノレアノレコーノレ 5. 0

グリセリン 4· 0

1 , 3 —プチレングリコール 4. 0 活性成分 0. 1 トラネキサム酸 1. 0 ポリオキシエチレン( 1 0 ) モノォレイン酸エステル 1. 0 グリセローノレモノステアリン酸エステノレ 1. 0 クィンスシード抽出液( 5 %水溶液) 20. 0 防腐剤

香料

イオン交換水 適量 製法

イオン交換水にグリセリン、 1 , 3—ブチレングリコールを加え て混合し 7 0 °Cに加熱調整する(水相)。セチルアルコール、ミツ ロウ、ワセリン、スクヮラン、ジメチルポリシロキサン、活性成分 (リビデユール、 CGS27023A など)、トラネキサム酸、ポリオキシ エチレン ( 1 0 ) モノォレイン酸エステノレ、グリセローノレモノステ アリン酸エステル、防腐剤を混合物して 7 0 °Cに加熱調整する(油 相)。油相に水相を加えて予備乳化を行ない、これにクィンスシー ド抽出液、エチルアルコールを加え撹拌し、ホモミキサーにて乳化 粒子を均一にした後、 脱気、ろ過、冷却を行なって乳液を得た。

油相に水相を徐々に添加して予備乳化し、 ホモミキサーを用いて 乳化粒子を均一にした後、 脱気、冷却を行ってクリームを得た。