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1. WO2020161858 - SYSTÈME D'AIDE À LA RÉALISATION D'OBJECTIFS

Document

明 細 書

発明の名称 目標達成支援システム

技術分野

0001  

背景技術

0002  

先行技術文献

特許文献

0003  

発明の概要

0004   0005   0006   0007   0008   0009   0010   0011   0012  

図面の簡単な説明

0013  

発明を実施するための形態

0014   0015   0016   0017   0018   0019   0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033   0034   0035   0036   0037   0038   0039   0040   0041   0042   0043   0044   0045   0046   0047   0048   0049   0050   0051   0052   0053   0054   0055   0056   0057   0058   0059   0060   0061   0062   0063   0064   0065   0066   0067   0068   0069   0070   0071   0072   0073   0074   0075   0076   0077   0078   0079   0080   0081   0082   0083   0084   0085   0086   0087   0088   0089   0090   0091   0092   0093   0094   0095   0096   0097   0098   0099   0100   0101   0102   0103   0104   0105   0106  

産業上の利用可能性

0107  

請求の範囲

1   2   3   4   5   6   7  

図面

1   2   3   4   5   6   7  

明 細 書

発明の名称 : 目標達成支援システム

技術分野

[0001]
 本発明は、目標達成支援システムに関するものである。

背景技術

[0002]
 ある対話型助言装置は、質問に対する利用者からの返答に基づいて、利用者の性格の強弱に対応して、5段階の出力モードのいずれかを選択し、選択した出力モードで助言を行う(例えば特許文献1参照)。例えば、性格の強い利用者には、命令調で助言が行われ、性格の弱い利用者には、褒めたり煽てたりするようにされる。

先行技術文献

特許文献

[0003]
特許文献1 : 特開平11-39280号公報

発明の概要

[0004]
 しかしながら、上述のように性格が強いあるいは性格が弱いということは、具体的にどのような気質のことが不明であるとともに、性格の強弱という1次元の因子のみで助言を選択しているため、多くの利用者に対して適切な助言が行われる可能性は低い。さらに、種々の性格分析方法があるが、それらの性格分析方法で1または複数の因子のレベルが得られても、その1または複数の因子のうちの、上述のような1次元の因子のみで助言を選択しても、多くの利用者に対して適切な助言が行われる可能性は低い。
[0005]
 企業では、従業員のスキルアップとともに従業員の低離職率が求められており、従業員のやる気を引き出すために、目標設定理論、目標管理制度などが導入されることがある。その場合、従業員(対象者)により設定された目標の達成度合いが評価される。この達成度合いを高めるためには、コーチング、コンサルテーションなどを行う支援者によるコーチング、コンサルテーションなどが定期的にあるいは所定のタイミングで必要になるが、多数の対象者に対して、対象者ごとに異なる状況に対して適切なコーチング、コンサルテーションなどを行うと、支援者の負担が大きくなってしまう。ひいては、対象者の目標達成の支援が円滑に行われない可能性がある。
[0006]
 また、上述の対話型助言装置は、メンタルケアのための助言を出力しているが、メンタルケアのための助言は、対象者に対して設定されている目標の達成を支援するために対象者に対して行うコミュニケーションとは一致しない。そのため、上述の対話型助言装置を使用しても、対象者に対して設定されている目標の達成の支援とはならない。
[0007]
 本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、対象者に対して設定されている目標の達成を効果的に支援する目標達成支援システムおよび目標設定支援プログラムを得ることを目的とする。
[0008]
 本発明に係る目標達成支援システムは、ネットワークに接続された目標達成支援装置と、ネットワークに接続された支援者端末装置と、対象者端末装置とを備える。目標達成支援装置は、(a)性格分析用の質問に対する対象者の回答に基づいて所定の性格検査方法で特定される所定の複数の性格因子のスコアを示す因子スコアデータを取得する因子スコアデータ取得部と、(b)因子スコアデータに基づいて、スコアが所定のローレベル範囲である性格因子をローレベル特性として特定し、スコアが所定のハイレベル範囲である性格因子をハイレベル特性として特定する対象者特性特定部と、(c)所定の記憶装置に記憶されている支援フレーズデータにおける複数の支援フレーズから、対象者のローレベル特性の性格因子およびハイレベル特性の性格因子に基づいて支援フレーズを選択する支援フレーズ選択部と、(d)支援フレーズ選択部により選択された支援フレーズを支援者端末装置または対象者端末装置に出力する支援フレーズ出力部とを備える。支援フレーズ出力部は、(a)支援フレーズ選択部により選択された支援フレーズから1つの支援フレーズを選択し、選択した1つの支援フレーズを対象者端末装置へ送信するか、(b)支援フレーズ選択部により選択された複数の支援フレーズを支援者端末装置へ送信する。そして、支援者端末装置は、送信された複数の支援フレーズを受信し、対象者の目標達成支援をする支援者の操作に従って、受信した複数の支援フレーズから1つの支援フレーズを選択し、選択した1つの支援フレーズを対象者端末装置へ送信し、対象者端末装置は、目標達成支援装置または支援者端末装置から1つの支援フレーズを受信し、受信した1つの支援フレーズを対象者に呈示する。
[0009]
 本発明に係る目標達成支援システムは、性格分析用の質問に対する対象者の回答に基づいて所定の性格検査方法で特定される所定の複数の性格因子のスコアを示す因子スコアデータを取得する因子スコアデータ取得部と、因子スコアデータに基づいて、スコアが所定のローレベル範囲である性格因子をローレベル特性として特定し、スコアが所定のハイレベル範囲である性格因子をハイレベル特性として特定する対象者特性特定部と、所定の記憶装置に記憶されている支援フレーズデータにおける複数の支援フレーズから、対象者のローレベル特性の性格因子およびハイレベル特性の性格因子に基づいて支援フレーズを選択する支援フレーズ選択部と、支援フレーズ選択部により選択された支援フレーズを出力する支援フレーズ出力部とを備える。
[0010]
 本発明に係る目標達成支援プログラムは、コンピューターを、上述の因子スコアデータ取得部、上述の対象者特性特定部、上述の支援フレーズ選択部、および上述の支援フレーズ出力部として機能させる。
[0011]
 そして、上述の支援フレーズデータは、テキストデータまたは音声データとしての支援フレーズを含み、支援フレーズデータにおいて、支援フレーズは、複数の性格因子で分類されている。さらに、上述の支援フレーズデータにおける複数の支援フレーズは、所定の複数のカテゴリに分類されており、上述の支援フレーズ選択部は、(a)支援フレーズを提供するタイミングとカテゴリとの対応関係に基づいて、複数のカテゴリから、支援フレーズを提供するタイミングに対応するカテゴリを特定し、(b)特定したカテゴリに分類されている支援フレーズから、対象者のローレベル特性の性格因子およびハイレベル特性の性格因子に基づいて支援フレーズを選択する。そして、上述のタイミングは、(a)対象者の目標設定時、(b)設定された目標に対する特定達成率到達時、および(c)対象者と支援者とのコミュニケーション時のうちの少なくとも1つを含む。
[0012]
 本発明の上記又は他の目的、特徴および優位性は、添付の図面とともに以下の詳細な説明から更に明らかになる。

図面の簡単な説明

[0013]
[図1] 図1は、本発明の実施の形態に係る目標達成支援システムの構成を示すブロック図である。
[図2] 図2は、図1における目標達成支援装置の構成を示すブロック図である。
[図3] 図3は、図2における支援フレーズデータの一例を示す図である。
[図4] 図4は、図2に示す目標達成支援装置における対象者特性の特定について説明する図である。
[図5] 図5は、図2に示す目標達成支援装置における支援フレーズの提供タイミングと支援フレーズカテゴリとの対応関係の一例を示す図である。
[図6] 図6は、実施の形態1に係る目標達成支援システムの動作を説明するシーケンス図である。
[図7] 図7は、実施の形態2に係る目標達成支援システムの動作を説明するシーケンス図である。

発明を実施するための形態

[0014]
 以下、図に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
[0015]
実施の形態1.
[0016]
 図1は、本発明の実施の形態に係る目標達成支援システムの構成を示すブロック図である。
[0017]
 実施の形態1では、(a)目標達成支援装置1が、各種タイミングで、対象者の性格因子に基づく対象者特性に対して適切な支援フレーズを抽出し、(b)支援者端末装置3が、抽出した支援フレーズのリストから1つの支援フレーズを支援者の操作に従って選択し、選択した支援フレーズを、テキストメッセージ、音声メッセージなどとして、その対象者の対象者端末装置2へ送信し、(c)その対象者端末装置2が、その支援フレーズを受信して、対象者に呈示(表示、音声出力など)する。
[0018]
 図1に示すシステムは、目標達成支援装置1、1または複数の対象者端末装置2、および1または複数の支援者端末装置3を備える。図1に示すシステムでは、目標達成支援装置1、対象者端末装置2、および支援者端末装置3は、ネットワーク4を介して互いに通信可能になっている。
[0019]
 なお、目標達成支援装置1は、例えば、ネットワーク4に接続されたサーバーである。対象者端末装置2は、対象者(目標達成支援の対象者)により操作される端末装置であり、例えば、パーソナルコンピューターやスマートフォンなどである。支援者端末装置3は、支援者(対象者の目標達成を支援する者、例えば、コーチ、カウンセラー、メンターなど)により操作される端末装置であり、例えば、パーソナルコンピューターやスマートフォンなどである。ネットワーク4は、LAN(Local Area Network)、インターネットなどのコンピューターネットワークである。
[0020]
 また、この実施の形態では、対象者端末装置2との通信は、ネットワーク4を介して行われるが、リアルタイムの音声通信(つまり、音声通話)の場合、携帯電話ネットワークなどの電話音声通信ネットワークを介して行われるようにしてもよい。
[0021]
 対象者端末装置2および支援者端末装置3は、例えば、当該システム内の他の装置と所定の通信方式で通信可能な通信装置、ユーザー操作を検出する入力装置、各種情報(支援フレーズなど)をユーザーに対して表示する表示装置、(必要に応じて音声通話のためのマイクロフォンおよびスピーカー)、コンピューターなどを備え、後述の動作を行うためのアプリケーションプログラムを予めインストールされ、内蔵コンピューターでそのアプリケーションを実行することで、後述の動作を行うようにしてもよいし、ウェブブラウザーなどで目標達成支援装置1にアクセスし、目標達成支援装置1から取得したデータ、スクリプト、プログラムなどに従って、後述の動作を行うようにしてもよい。
[0022]
 その際、対象者端末装置2には、対象者が入力装置で対象者IDを入力し、支援者端末装置3には、支援者が入力装置で支援者IDを入力し、これにより、対象者端末装置2は、当該対象者端末装置2を操作している対象者の対象者IDを特定し、支援者端末装置3は、当該支援者端末装置3を操作している支援者の支援者IDを特定する。
[0023]
 また、対象者端末装置2は、電子メールクライアント、SNS(Social Networking Service)クライアントなどの標準的な通信プログラムを使用して、後述の支援メッセージを受け取るようにしてもよい。
[0024]
 図2は、図1における目標達成支援装置1の構成を示すブロック図である。図2に示すように、通信装置21、記憶装置22、および演算処理装置23を備える。なお、目標達成支援装置1は、管理者ユーザーのユーザー操作を検出する入力装置および管理者ユーザーに対して各種情報を表示する表示装置を備えていてもよい。
[0025]
 通信装置21は、例えば、ネットワーク4に接続されるネットワークインターフェイスであって、ネットワーク4に接続された他の装置(支援者端末装置3など)とデータ通信を行う回路である。
[0026]
 また、記憶装置22は、各種データやプログラムを格納可能な装置である。記憶装置22としては、不揮発性メモリー、ハードディスクドライブなどの不揮発性の大容量記憶媒体が使用される。
[0027]
 また、演算処理装置23は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などをコンピューターとして備え、ROMや記憶装置22などからRAMへプログラムをロードし、そのプログラムをCPUで実行することにより、各種処理部として動作する。
[0028]
 この実施の形態では、記憶装置22には、目標達成支援プログラム31が格納されており、演算処理装置23は、目標達成支援プログラム31を実行することにより、通信処理部61、性格因子解析部62、因子スコアデータ取得部63、対象者特性特定部64、支援フレーズ選択部65、支援フレーズ出力部66、および支援フレーズ管理部67として動作する。
[0029]
 また、記憶装置22には、対象者データ41、支援者データ42、および支援フレーズデータ51が格納されている。
[0030]
 例えば、対象者データ41は、各対象者の対象者ID、氏名、担当支援者(つまり、当該対象者の支援を担当する支援者)の氏名や支援者ID、支援者とのコミュニケーション履歴(テキストデータまたは音声データ)、対象者により設定されている目標(テキストデータなど)などを含む。
[0031]
 例えば、支援者データ42は、各支援者の対象者ID、氏名、1または複数の担当対象者(つまり、当該支援者が支援を担当する対象者(対象者ID)、各対象者とのコミュニケーション履歴などを含む。
[0032]
 支援フレーズデータ51は、テキストデータや音声データとしての支援フレーズを含む。ここでは、支援フレーズデータ51では、支援フレーズは、性格因子、対象者特性(ハイレベル特性またはローレベル特性)、および支援フレーズカテゴリで分類されている。
[0033]
 この実施の形態では、この支援フレーズは、否定形表現ではない褒め言葉のテキストデータである。
[0034]
 図3は、図2における支援フレーズデータ51の一例を示す図である。
[0035]
 図3に示す支援フレーズデータ51では、複数の性格因子として、主要5因子性格検査(BigFive)による5因子(調和性A、神経質傾向N、誠実性C、外向性E、および開放性O)が使用され、支援フレーズカテゴリとして、神経言語プログラミングNLPのニューロ・ロジカル・レベル(6レベル)のうちの5つのレベル(自己認識、信念・価値観、能力、行動、および環境)が使用されている。
[0036]
 図3に示すように、ここでは、「自己認識」の支援フレーズは、対象者自身の内面特性を褒める言葉とされ、「信念・価値観」の支援フレーズは、対象者の信念などを褒める言葉とされ、「能力」の支援フレーズは、対象者の能力、才能などを褒める言葉とされ、「行動」の支援フレーズは、対象者の行動を褒める言葉とされ、「環境」の支援フレーズは、対象者の周辺環境の状態(例えば、良好なスケジュール管理状態など)を褒める言葉とされる。
[0037]
 なお、ここでは、複数の性格因子として、主要5因子性格検査(BigFive)による5因子を使用しているが、複数因子のスコアとして結果が示される他の性格検査方法(YG性格検査、エゴグラム、ミネソタ多面人格目録MMPI、モーズレイ性格検査MPI、MBTI(Myers-Briggs Type Indicator)など)の複数因子のスコア(プロフィールコードなど)を使用してもよい。
[0038]
 また、支援フレーズカテゴリも、他の方式のものを採用してもよい。さらに、支援フレーズカテゴリを必要に応じて設定し、条件に応じて支援フレーズカテゴリを設定しないようにしてもよい。
[0039]
 図2に戻り、通信処理部61は、通信装置21を制御して、所定の通信プロトコルで、他の装置とのデータ通信を行う。
[0040]
 この実施の形態では、性格因子解析部62は、通信装置21および通信処理部61により受信された対象者の回答に基づいて複数の性格因子のスコアを特定する。例えば、各質問の回答は、「はい」と「いいえ」などの2値、または数値で表現されており、所定の計算式や条件式に基づいて、回答から、複数の性格因子のスコアが特定される。
[0041]
 因子スコアデータ取得部63は、性格分析用の質問に対する対象者の回答に基づいて特定される所定の複数の性格因子のスコアを示す因子スコアデータを取得する。
[0042]
 この実施の形態では、性格因子解析部62により因子スコアデータが特定されるため、因子スコアデータ取得部63は、性格因子解析部62から因子スコアデータを取得する。また、因子スコアデータが外部の装置または手動で特定される場合には、因子スコアデータ取得部63は、通信装置21(および通信処理部61)や入力装置を使用して、因子スコアデータを取得する。
[0043]
 対象者特性特定部64は、上述の因子スコアデータに基づいて、スコアが所定のローレベル範囲である性格因子をローレベル特性として特定し、スコアが所定のハイレベル範囲である性格因子をハイレベル特性として特定する。つまり、対象者特有の対象者特性が、ローレベル特性の性格因子およびハイレベル特性の性格因子で示される。
[0044]
 例えば、複数の性格因子のスコアのレンジが一律ではない場合、対象者特性特定部64は、(a)各性格因子のスコアを(0%から100%までの範囲に)正規化し、(b1)正規化後のスコアと所定の共通なローレベル閾値(例えば20%)とを比較し、正規化後のスコアがそのローレベル閾値より低ければ、その性格因子をローレベル特性として特定し、(b2)正規化後のスコアと所定の共通なハイレベル閾値(ローレベル閾値より高い、例えば80%)とを比較し、正規化後のスコアがそのハイレベル閾値より高ければ、その性格因子をハイレベル特性として特定する。
[0045]
 図4は、図2に示す目標達成支援装置1における対象者特性の特定について説明する図である。図4に示す例では、ある対象者の解析結果に基づいて、外向性がローレベル特性として特定され、開放性がハイレベル特性として特定され、これにより、その対象者の対象者特性が、ローレベル特性としての外向性と、ハイレベル特性としての開放性とを有するものと特定される。
[0046]
 なお、ハイレベル特性の性格因子は2つ以上でもよいし、ローレベル特性の性格因子は2つ以上でもよい。また、ハイレベル特性の性格因子およびローレベル特性の性格因子のいずれか一方が無くてもよい。また、対象者特性特定部64は、ハイレベル特性の性格因子が複数である場合において、それらの性格因子から1つ(例えば正規化後のスコアが最も高いもの)を選択し、選択した性格因子のみを対象者特性に採用するようにしてもよい。同様に、対象者特性特定部64は、ローレベル特性の性格因子が複数である場合において、それらの性格因子から1つ(例えば正規化後のスコアが最も低いもの)を選択し、選択した性格因子のみを対象者特性に採用するようにしてもよい。
[0047]
 図2に戻り、支援フレーズ選択部65は、所定の記憶装置22に記憶されている支援フレーズデータ51における複数の支援フレーズから、対象者のローレベル特性の性格因子およびハイレベル特性の性格因子に基づいて支援フレーズを選択する。
[0048]
 支援フレーズ出力部66は、支援フレーズ選択部65により選択された支援フレーズを出力する。
[0049]
 実施の形態1では、支援フレーズ選択部65は、対象者のローレベル特性の性格因子に対応する支援フレーズとして、当該性格因子においてローレベル特性に関連付けられている支援フレーズを選択し、対象者のハイレベル特性の性格因子に対応する支援フレーズとして、当該性格因子においてハイレベル特性に関連付けられている支援フレーズを選択し、支援フレーズ出力部66は、選択されたそれらの支援フレーズをリストとして、その対象者に対応する支援者の支援者端末装置3へ、通信処理部61および通信装置21を使用して送信する。
[0050]
 また、この実施の形態では、上述のように、支援フレーズデータ51における複数の支援フレーズは、所定の複数のカテゴリに分類されており、支援フレーズ選択部65は、(a)その複数のカテゴリから、支援フレーズを提供するタイミングに対応するカテゴリを特定し、(b)特定したカテゴリに分類されている支援フレーズから、対象者のローレベル特性の性格因子およびハイレベル特性の性格因子に基づいて支援フレーズを選択する。
[0051]
 図5は、図2に示す目標達成支援装置における支援フレーズの提供タイミングと支援フレーズカテゴリとの対応関係の一例を示す図である。
[0052]
 図5に示すように、各タイミングには、1または複数のカテゴリが関連付けられている。例えば図5に示すように、タイミングとしては、対象者の目標設定時、設定された目標に対する特定達成率到達時、支援者とのコミュニケーションにおける随時(対象者が何らかの挑戦をした場合)、支援者とのコミュニケーションにおける随時(対象者が何らかの能力を示した場合)、支援者とのコミュニケーションにおける随時(対象者が何らかの独自性を示した場合)などが設定され、それらのタイミングに対して支援フレーズカテゴリがそれぞれ関連付けられている。
[0053]
 なお、上述のタイミングは、自動的に特定するようにしてもよいし、支援者が特定するようにしてもよい。
[0054]
 上述のタイミングを自動的に特定する場合、例えば、対象者が対象者端末装置2を操作し、そのユーザー操作に従って対象者端末装置2が、設定すべき目標、目標の達成率などを特定し、目標達成支援装置1にアクセスし、目標設定、目標の達成率などを対象者データ41の一部として目標達成支援装置1に登録したときに、目標達成支援装置1が、上述のタイミングを自動的に特定するようにしてもよい。
[0055]
 また、上述のような「対象者が何らかの挑戦をした場合」、「対象者が何らかの能力を示した場合」、「対象者が何らかの独自性を示した場合」などの所定のイベントは、対象者とコミュニケーション(音声通話、テキストチャットなど)を行っている支援者が検出し、支援者が、支援者端末装置3を操作して、支援者の検出したイベントを支援者端末装置3に入力し、支援者端末装置3が、その支援者のユーザー操作に従って、そのイベントを特定し、そのイベントが発生したこと(つまり、上述のタイミング)を検出するようにしてもよい。
[0056]
 したがって、支援フレーズ選択部65は、検出された上述のタイミングで支援者に支援フレーズを提供するために、(a)上述の複数のカテゴリから、検出されたタイミングに対応するカテゴリを特定し、(b)特定したカテゴリに分類されている支援フレーズから、対象者のローレベル特性の性格因子およびハイレベル特性の性格因子に基づいて支援フレーズを選択する。
[0057]
 図2に戻り、支援フレーズ管理部67は、通信装置21や入力装置を介して特定される管理者ユーザーの操作などに従って、支援フレーズデータ51を管理する。具体的には、支援フレーズ管理部67は、支援フレーズデータ51への支援フレーズの追加、支援フレーズデータ51内の支援フレーズの編集、支援フレーズデータ51内の支援フレーズの分類の編集、支援フレーズデータ51内の支援フレーズの削除などを行う。
[0058]
 次に、実施の形態1に係る目標達成支援システムの動作について説明する。図6は、実施の形態1に係る目標達成支援システムの動作を説明するシーケンス図である。
[0059]
 実施の形態1では、まず、目標達成支援装置1において、対象者の性格を示す対象者特性が特定され、登録される。その後、所定タイミングで、対象者特性などに対応した支援フレーズのリストが支援者端末装置3に送信され、リストから選択された支援フレーズが対象者端末装置2へ送信され、対象者端末装置2で対象者に呈示される。これらの処理の詳細について、以下に説明する。
[0060]
(a)対象者特性の登録
[0061]
 支援者端末装置3は、例えば所定のアプリケーションで、支援者のユーザー操作に従って、性格分析用の質問を含む質問データを、その支援者の担当対象者の対象者端末装置2へ送信する(ステップS1)。
[0062]
 その対象者端末装置2は、例えば所定のアプリケーションで、その質問データを受信すると、その質問データに含まれている質問を対象者に対して表示装置で表示し、質問に対する対象者の回答を入力装置で受け付ける(ステップS2)。そして、対象者端末装置2は、例えば所定のアプリケーションで、その対象者の回答を示す回答データを支援者端末装置3へ送信する(ステップS3)。支援者端末装置3は、例えば所定のアプリケーションで、その対象者の対象者IDとともに、その回答データを目標達成支援装置1へ送信する(ステップS4)。
[0063]
 なお、紙の質問フォームに対して対象者がペンなどで回答を記入し、支援者が、その回答を入力装置で支援者端末装置3に入力し、支援者端末装置3が、入力された回答を含む回答データを目標達成支援装置1へ送信するようにしてもよい。
[0064]
 目標達成支援装置1では、性格因子解析部62は、通信処理部61および通信装置21を使用して、その対象者IDおよび回答データを受信し、その回答データに基づいて複数の性格因子のスコアを特定する(ステップS5)。
[0065]
 因子スコアデータ取得部63は、そのスコアを示す因子スコアデータを取得し、対象者特性特定部64は、その因子スコアデータが示す複数の性格因子のスコアに基づいて、対象者特性(ここでは、上述のローレベル特性およびハイレベル特性)を特定し(ステップS6)、対象者特定をその対象者IDに関連付けて対象者データ41に登録する(ステップS7)。
[0066]
 このようにして、対象者の性格を多面的に示す対象者特性が、対象者IDに関連付けて対象者データ41に登録される。
[0067]
(b)支援フレーズの提供
[0068]
 支援者と対象者との間のコミュニケーション(音声通話、テキストチャットなどの対話)が、支援者端末装置3と対象者端末装置2との間のデータ通信で実行される(ステップS21)。
[0069]
 そして、そのタイミングで、支援者が支援フレーズを対象者に提示したい場合、支援者は、支援者端末装置3を操作して、その対象者およびそのタイミングに対応する支援フレーズのリストを目標達成支援装置1から取得する。
[0070]
 具体的には、支援者端末装置3は、その支援者のユーザー操作に従って、支援フレーズ呈示要求、その対象者の対象者ID、およびそのタイミングの種別を示すタイミングIDを目標達成支援装置1へ送信する(ステップS22)。
[0071]
 目標達成支援装置1では、通信処理部61により、通信装置21を使用して、その支援フレーズ呈示要求、その対象者ID、およびそのタイミングIDが受信されると、支援フレーズ選択部65は、対象者データ41に基づいて、その対象者IDに対応する対象者特性を特定するとともに、支援フレーズデータ51に基づいて、そのタイミングIDに対応する支援フレーズカテゴリを特定し(ステップS23)、支援フレーズデータ51から、その対象者特性および支援フレーズカテゴリに対応する支援フレーズを抽出する(ステップS24)。具体的には、対象者特性のローレベル特性の性格因子およびその支援フレーズカテゴリに対応する支援フレーズ、並びに、対象者特性のハイレベル特性の性格因子およびその支援フレーズカテゴリに対応する支援フレーズが抽出される。
[0072]
 そして、支援フレーズ出力部66は、通信処理部61および通信装置21を使用して、支援フレーズ呈示要求の応答として、抽出された支援フレーズのリストを、その支援者端末装置3に送信する(ステップS25)。支援者端末装置3は、その応答としての支援フレーズリストを受信し、受信した支援フレーズリストを表示装置に表示し、入力装置に対する支援者のユーザー操作に従って、その支援フレーズリストのうちの1つの支援フレーズを選択し(ステップS26)、選択した1つの支援フレーズ(テキストデータ、音声データなど)を、所定の通信方式および通信媒体(専用アプリケーション間の通信、電子メール、SNS、音声通話など)で、対象者端末装置2へ送信する(ステップS27)。なお、音声データは、支援フレーズとして予め支援フレーズデータ51に格納されているものを使用してもよいし、支援者がテキストデータの支援フレーズを読み上げたときの音声を集音して生成してもよい。音声データは、リアルタイムの音声通話やボイスメールに使用される。
[0073]
 対象者端末装置2は、その支援フレーズを受信し、対象者に対して呈示する(ステップS28)。
[0074]
 以上のように、上記実施の形態1によれば、目標達成支援装置1では、因子スコアデータ取得部63は、性格分析用の質問に対する対象者の回答に基づいて特定される所定の複数の性格因子のスコアを示す因子スコアデータを取得し、対象者特性特定部64は、因子スコアデータに基づいて、スコアが所定のローレベル範囲である性格因子をローレベル特性として特定し、スコアが所定のハイレベル範囲である性格因子をハイレベル特性として特定する。また、目標達成支援装置1では、支援フレーズ選択部65は、所定の記憶装置に記憶されている支援フレーズデータにおける複数の支援フレーズから、対象者のローレベル特性の性格因子およびハイレベル特性の性格因子に基づいて支援フレーズを選択し、支援フレーズ出力部66は、支援フレーズ選択部65により選択された支援フレーズを支援者端末装置3に出力する。
[0075]
 そして、実施の形態1では、支援フレーズ出力部66は、支援フレーズ選択部65により選択された複数の支援フレーズを支援者端末装置3へ送信する。支援者端末装置3は、送信された複数の支援フレーズを受信し、対象者の目標達成支援をする支援者の操作に従って、受信した複数の支援フレーズから1つの支援フレーズを選択し、選択した1つの支援フレーズを対象者端末装置2へ送信し、対象者端末装置2は、支援者端末装置3から1つの支援フレーズを受信し、受信した1つの支援フレーズを対象者に呈示する。
[0076]
 これにより、複数の性格因子のスコア(つまり、顕著に高いスコアおよび顕著に低いスコア)から得られた対象者の性格の傾向に基づいて支援フレーズ(ここでは褒め言葉)が選択されるため、それぞれの対象者に対して適切な支援フレーズが与えられ、目標達成への対象者のモチベーションが増進される。ひいては、対象者に対して設定されている目標の達成を効果的に支援することができる。
[0077]
実施の形態2.
[0078]
 実施の形態2では、(a)目標達成支援装置1が、各種タイミングで、対象者の性格因子に基づく対象者特性に対して適切な1つの支援フレーズを選択し、選択した1つの支援フレーズを、テキストメッセージ、音声メッセージなどとして、その対象者の所定の宛先(電子メールアドレス、SNSのアカウントIDなど)へ送信することで対象者端末装置2へ送信し、(c)その対象者端末装置2が、その支援フレーズを受信して、対象者に呈示(表示、音声出力など)する。
[0079]
 つまり、実施の形態1では、抽出された支援フレーズのリストから、支援者が1つの支援フレーズを選択するが、実施の形態2では、目標達成支援装置1が、1つの支援フレーズを自動的に選択する。
[0080]
 具体的には、実施の形態2では、支援フレーズ出力部66は、(a)支援フレーズ選択部65により選択された支援フレーズから1つの支援フレーズを選択し、選択した1つの支援フレーズを対象者の所定の宛先に対して出力する。
[0081]
 なお、実施の形態2に係る目標達成支援システムの基本的な構成は実施の形態1と同様であるので、その説明を省略する。ただし、支援者端末装置3は、省略してもよく、各装置は、以下のように動作する。
[0082]
 図7は、実施の形態2に係る目標達成支援システムでの支援フレーズの動作を説明するシーケンス図である。
[0083]
 実施の形態2では、まず、目標達成支援装置1において、対象者の性格を示す対象者特性が特定され、登録される。その後、所定タイミングで、対象者特性などに対応した支援フレーズが自動的に対象者端末装置2へ送信され、対象者へ提供される。これらの処理の詳細について、以下に説明する。
[0084]
(a)対象者特性の登録
[0085]
 目標達成支援装置1の通信処理部61は、例えば、ある対象者の対象者端末装置2からのアクセスに対応して、性格分析用の質問を含む質問データを、その対象者端末装置2へ送信する(ステップS41)。
[0086]
 その対象者端末装置2は、例えば所定のアプリケーションやウェブブラウザーなどで、その質問データを受信すると、その質問データに含まれている質問を対象者に対して表示装置で表示し、質問に対する対象者の回答を入力装置で受け付け(ステップS42)、その対象者の回答を示す回答データを、対象者IDとともに目標達成支援装置1の通信処理部61へ送信する(ステップS43)。
[0087]
 目標達成支援装置1では、性格因子解析部62は、通信処理部61および通信装置21を使用して、その対象者IDおよび回答データを受信し、その回答データに基づいて複数の性格因子のスコアを特定する(ステップS44)。因子スコアデータ取得部63は、そのスコアを示す因子スコアデータを取得し、対象者特性特定部64は、その因子スコアデータが示す複数の性格因子のスコアに基づいて、対象者特性を特定し(ステップS45)、対象者特定をその対象者IDに関連付けて対象者データ41に登録する(ステップS46)。
[0088]
 このようにして、対象者の性格を多面的に示す対象者特性が、対象者IDに関連付けて対象者データ41に登録される。
[0089]
(b)支援フレーズの提供
[0090]
 目標達成支援装置1の通信処理部61が、例えば対象者端末装置2からのアクセス(目標の登録、目標達成度の登録、閲覧など)の際に、そのアクセスのタイミングで特定のイベント(特定目標達成度への到達、前回の支援フレーズの提供からの所定時間の経過、定期的なタイミングなど)を検出すると(ステップS61)、支援フレーズ選択部65は、その対象者の対象者ID、およびそのタイミングのタイミングIDを特定する(ステップS62)。なお、この対象者IDは、アクセス時に対象者端末装置2から提供される。
[0091]
 そして、支援フレーズ選択部65は、支援フレーズデータ51から、その対象者特性および支援フレーズカテゴリに対応する支援フレーズを抽出する(ステップS63)。具体的には、対象者特性のローレベル特性の性格因子およびその支援フレーズカテゴリに対応する支援フレーズ、並びに、対象者特性のハイレベル特性の性格因子およびその支援フレーズカテゴリに対応する支援フレーズが抽出される。
[0092]
 そして、支援フレーズ出力部66は、抽出された1または複数の支援フレーズから1つの支援フレーズを自動的に選択し(ステップS64)、選択した1つの支援フレーズを、所定の通信方式および通信媒体で、対象者端末装置2へ送信する(ステップS65)。ここで、1つの支援フレーズを自動的に選択する方法としては、例えば、抽出された1または複数の支援フレーズからランダムに1つの支援フレーズを選択したり、各支援フレーズに優先順位を予め設定しておき、その優先順位に従って、1つの支援フレーズを選択するようにしてもよい。
[0093]
 対象者端末装置2は、その支援フレーズを受信し、対象者に対して呈示する(ステップS66)。
[0094]
 なお、実施の形態2に係る目標達成支援システムのその他の動作については実施の形態1と同様であるので、その説明を省略する。
[0095]
 以上のように、上記実施の形態2によれば、目標達成支援装置1の支援フレーズ出力部66は、対象者端末装置2に支援フレーズを出力する場合、支援フレーズ選択部65により選択された支援フレーズから1つの支援フレーズを自動的に選択し、選択した1つの支援フレーズを対象者端末装置2へ送信し、対象者端末装置2は、その1つの支援フレーズを受信し、受信した1つの支援フレーズを対象者に呈示する。
[0096]
 これにより、自動的に支援フレーズが提供されるため、対象者はいつでも(例えば夜間などでも)適時に支援フレーズを受けることができ、対象者に対して設定されている目標の達成を効果的に支援することができる。
[0097]
 なお、上述の実施の形態に対する様々な変更および修正については、当業者には明らかである。そのような変更および修正は、その主題の趣旨および範囲から離れることなく、かつ、意図された利点を弱めることなく行われてもよい。つまり、そのような変更および修正が請求の範囲に含まれることを意図している。
[0098]
 例えば、上記実施の形態1,2では、性格因子解析部62、因子スコアデータ取得部63、対象者特性特定部64、支援フレーズ選択部65、支援フレーズ出力部66、および支援フレーズ管理部67は、目標達成支援システムとして1つの装置(目標達成支援装置1)に実装されているが、その代わりに、互いに通信可能な複数の装置に目標達成支援システムとして実装されてもよい。
[0099]
 また、上記実施の形態1,2において、目標達成支援プログラム31は、可搬性のある、コンピューター読取可能な非一時的な記録媒体に記憶されていてもよく、その場合には、その記録媒体から記憶装置22へ目標達成支援プログラム31がインストールされる。
[0100]
 さらに、上記実施の形態1,2のいずれかに係るシステムが、実施の形態1に係るシステムの機能と実施の形態2に係るシステムの機能の両方を備えるようにしてもよい。
[0101]
 さらに、上記実施の形態1,2において、対象者特性についてローレベル特性およびハイレベル特性のいずれも得られなかった場合、すべての性格因子のローレベル特性およびハイレベル特性に対応する支援フレーズから、実施の形態1における複数の支援フレーズ、または実施の形態2における1つの支援フレーズをランダムに選択するようにしてもよい。
[0102]
 さらに、上記実施の形態1,2において、対象者端末装置2において、対象者への支援フレーズの呈示後、その対象者によるその支援フレーズの評価(数値)を対象者に入力させるようにし、対象者端末装置2は、その支援フレーズの評価(数値)を目標達成支援装置1へ送信し、目標達成支援装置1は、その評価の履歴を蓄積し、目標達成支援装置1の支援フレーズ選択部65は、評価の履歴に基づいて、評価(例えば評価の最小値、評価の平均値など)が所定の閾値より低い支援フレーズを選択しないようにしてもよい。
[0103]
 さらに、上記実施の形態1,2において、入力装置は、キーボード、マウス、タッチパネルなどの装置であり、表示装置は、ディスプレイパネル、各種インジケーターなどである。
[0104]
 さらに、上記実施の形態1,2において、支援フレーズデータ51、対象者データ41、および支援者データ42は、データベースサーバーに格納され管理されるようにしてもよい。
[0105]
 さらに、上記実施の形態1,2では、各性格因子について、ハイレベル特性とローレベル特性とにそれぞれ対応して支援フレーズが関連付けられているが、複数の性格因子についてのハイレベル特性とローレベル特性との組み合わせ(例えば、ある性格因子についてのハイレベル特性と別の性格因子についてのローレベル特性との組み合わせ)にそれぞれ対応して支援フレーズを関連付けるようにしてもよい。その場合、支援フレーズ選択部65は、対象者のハイレベル特性とローレベル特性との組み合わせに関連付けられている支援フレーズを選択する。
[0106]
 さらに、上記実施の形態1,2では、各タイミングに対して支援フレーズカテゴリがそれぞれ関連付けられている。上記実施の形態1,2では、例えば図5に示すように、各タイミングに対する支援フレーズカテゴリの対応関係は、1セットとされているが、各タイミングに対する支援フレーズカテゴリの対応関係を、複数セットとし、当該システムによる目標達成支援の利用目的などの設定値に対応してそれらの複数セットから1つのセットを選択して使用するようにしてもよい。例えば、利用目的として、(a)対象者のパフォーマンスアップ(作業工数の減少)、(b)仕事への意欲向上(退職率の低下)、および(c)自己強化(うつなどの精神疾患による休職者の減少)などが設定される。その場合、「対象者のパフォーマンスアップ」については、成功行動の原因に対して褒めることで目標達成への次の行動を促進するために、「能力」および「行動」のうちの1または複数のカテゴリが関連付けられ、「仕事への意欲向上」については、「自己認識」および「信念・価値観」の良い部分を褒めることで「自己認識」および「信念・価値観」を変化させ、それにより、行動、能力、および環境の変化を促すために、「自己認識」および「信念・価値観」のうちの1または複数のカテゴリが関連付けられ、「自己強化」については、自己の行動を褒めて自己肯定感を高めるために「行動」のカテゴリが関連付けられる。なお、「自己強化」の場合、例えば、上述の支援フレーズとして、対象者本人が設定した支援フレーズを切り替えて使用するようにしてもよい。

産業上の利用可能性

[0107]
 本発明は、例えば、対象者の目標達成を支援するためのシステムに適用可能である。

請求の範囲

[請求項1]
 ネットワークに接続された目標達成支援装置と、 
 前記ネットワークに接続された支援者端末装置と、
 対象者端末装置とを備え、
 前記目標達成支援装置は、(a)性格分析用の質問に対する対象者の回答に基づいて所定の性格検査方法で特定される所定の複数の性格因子のスコアを示す因子スコアデータを取得する因子スコアデータ取得部と、(b)前記因子スコアデータに基づいて、前記スコアが所定のローレベル範囲である性格因子をローレベル特性として特定し、前記スコアが所定のハイレベル範囲である性格因子をハイレベル特性として特定する対象者特性特定部と、(c)所定の記憶装置に記憶されている支援フレーズデータにおける複数の支援フレーズから、前記対象者の前記ローレベル特性の性格因子および前記ハイレベル特性の性格因子に基づいて支援フレーズを選択する支援フレーズ選択部と、(d)前記支援フレーズ選択部により選択された前記支援フレーズを前記支援者端末装置または前記対象者端末装置に出力する支援フレーズ出力部とを備え、
 前記支援フレーズデータは、テキストデータまたは音声データとしての前記支援フレーズを含み、前記支援フレーズデータにおいて、前記支援フレーズは、前記複数の性格因子で分類されており、
 前記支援フレーズ出力部は、(a)前記支援フレーズ選択部により選択された支援フレーズから1つの支援フレーズを選択し、選択した前記1つの支援フレーズを前記対象者端末装置へ送信するか、(b)前記支援フレーズ選択部により選択された複数の支援フレーズを前記支援者端末装置へ送信し、
 前記支援者端末装置は、送信された前記複数の支援フレーズを受信し、前記対象者の目標達成支援をする支援者の操作に従って、受信した前記複数の支援フレーズから1つの支援フレーズを選択し、選択した前記1つの支援フレーズを前記対象者端末装置へ送信し、
 前記対象者端末装置は、前記目標達成支援装置または前記支援者端末装置から前記1つの支援フレーズを受信し、受信した前記1つの支援フレーズを前記対象者に呈示し、
 前記支援フレーズデータにおける複数の支援フレーズは、所定の複数のカテゴリに分類されており、
 前記支援フレーズ選択部は、(a)前記支援フレーズを提供するタイミングと前記カテゴリとの対応関係に基づいて、前記複数のカテゴリから、前記支援フレーズを提供するタイミングに対応するカテゴリを特定し、(b)特定した前記カテゴリに分類されている支援フレーズから、前記対象者の前記ローレベル特性の性格因子および前記ハイレベル特性の性格因子に基づいて支援フレーズを選択し、
 前記タイミングは、(a)前記対象者の目標設定時、(b)設定された目標に対する特定達成率到達時、および(c)前記対象者と前記支援者とのコミュニケーション時のうちの少なくとも1つを含むこと、
 を特徴とする目標達成支援システム。
[請求項2]
 性格分析用の質問に対する対象者の回答に基づいて所定の性格検査方法で特定される所定の複数の性格因子のスコアを示す因子スコアデータを取得する因子スコアデータ取得部と、
 前記因子スコアデータに基づいて、前記スコアが所定のローレベル範囲である性格因子をローレベル特性として特定し、前記スコアが所定のハイレベル範囲である性格因子をハイレベル特性として特定する対象者特性特定部と、
 所定の記憶装置に記憶されている支援フレーズデータにおける複数の支援フレーズから、前記対象者の前記ローレベル特性の性格因子および前記ハイレベル特性の性格因子に基づいて支援フレーズを選択する支援フレーズ選択部と、
 前記支援フレーズ選択部により選択された前記支援フレーズを出力する支援フレーズ出力部と、
 を備え、
 前記支援フレーズデータは、テキストデータまたは音声データとしての前記支援フレーズを含み、前記支援フレーズデータにおいて、前記支援フレーズは、前記複数の性格因子で分類され、
 前記支援フレーズデータにおける複数の支援フレーズは、所定の複数のカテゴリに分類されており、
 前記支援フレーズ選択部は、(a)前記支援フレーズを提供するタイミングと前記カテゴリとの対応関係に基づいて、前記複数のカテゴリから、前記支援フレーズを提供するタイミングに対応するカテゴリを特定し、(b)特定した前記カテゴリに分類されている支援フレーズから、前記対象者の前記ローレベル特性の性格因子および前記ハイレベル特性の性格因子に基づいて支援フレーズを選択し、
 前記タイミングは、(a)前記対象者の目標設定時、(b)設定された目標に対する特定達成率到達時、および(c)前記対象者と、前記対象者の目標達成支援をする支援者とのコミュニケーション時のうちの少なくとも1つを含むこと、
 を特徴とする目標達成支援システム。
[請求項3]
 前記複数の支援フレーズは、前記複数の性格因子のそれぞれについて、前記ローレベル特性に関連付けられた支援フレーズおよび前記ハイレベル特性に関連付けられた支援フレーズを含み、
 前記支援フレーズ選択部は、前記対象者の前記ローレベル特性の性格因子に対応する支援フレーズとして、当該性格因子において前記ローレベル特性に関連付けられている支援フレーズを選択し、前記対象者の前記ハイレベル特性の性格因子に対応する支援フレーズとして、当該性格因子において前記ハイレベル特性に関連付けられている支援フレーズを選択すること、
 を特徴とする請求項2記載の目標達成支援システム。
[請求項4]
 前記支援フレーズ出力部は、(a)前記支援フレーズ選択部により選択された支援フレーズから1つの支援フレーズを選択し、選択した前記1つの支援フレーズを前記対象者の所定の宛先に対して出力するか、(b)前記支援フレーズ選択部により選択された複数の支援フレーズを、前記対象者の目標達成支援をする支援者に対して出力することを特徴とする請求項2記載の目標達成支援システム。
[請求項5]
 通信装置と、
 前記通信装置により受信された前記対象者の前記回答に基づいて前記複数の性格因子のスコアを特定する性格因子解析部とをさらに備え、
 前記因子スコアデータ取得部は、前記性格因子解析部により特定された前記スコアを示す因子スコアデータを取得すること、
 を特徴とする請求項2記載の目標達成支援システム。
[請求項6]
 前記支援フレーズは、否定形表現ではない褒め言葉のテキストデータであることを特徴とする請求項2記載の目標達成支援システム。
[請求項7]
 コンピューターを、
 性格分析用の質問に対する対象者の回答に基づいて所定の性格検査方法で特定される所定の複数の性格因子のスコアを示す因子スコアデータを取得する因子スコアデータ取得部、
 前記因子スコアデータに基づいて、前記スコアが所定のローレベル範囲である性格因子をローレベル特性として特定し、前記スコアが所定のハイレベル範囲である性格因子をハイレベル特性として特定する対象者特性特定部、
 所定の記憶装置に記憶されている支援フレーズデータにおける複数の支援フレーズから、前記対象者の前記ローレベル特性の性格因子および前記ハイレベル特性の性格因子に基づいて支援フレーズを選択する支援フレーズ選択部、並びに
 前記支援フレーズ選択部により選択された前記支援フレーズを出力する支援フレーズ出力部、
 として機能させ、
 前記支援フレーズデータは、テキストデータまたは音声データとしての前記支援フレーズを含み、前記支援フレーズデータにおいて、前記支援フレーズは、前記複数の性格因子で分類され、
 前記支援フレーズデータにおける複数の支援フレーズは、所定の複数のカテゴリに分類されており、
 前記支援フレーズ選択部は、(a)前記支援フレーズを提供するタイミングと前記カテゴリとの対応関係に基づいて、前記複数のカテゴリから、前記支援フレーズを提供するタイミングに対応するカテゴリを特定し、(b)特定した前記カテゴリに分類されている支援フレーズから、前記対象者の前記ローレベル特性の性格因子および前記ハイレベル特性の性格因子に基づいて支援フレーズを選択し、
 前記タイミングは、(a)前記対象者の目標設定時、(b)設定された目標に対する特定達成率到達時、および(c)前記対象者と、前記対象者の目標達成支援をする支援者とのコミュニケーション時のうちの少なくとも1つを含むこと、
 を特徴とする目標達成支援プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3]

[ 図 4]

[ 図 5]

[ 図 6]

[ 図 7]