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1. (WO2019065181) CLEANING TOOL
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明 細 書

発明の名称 掃除具

技術分野

0001  

背景技術

0002  

先行技術文献

特許文献

0003  

発明の概要

発明が解決しようとする課題

0004   0005  

課題を解決するための手段

0006   0007   0008   0009   0010   0011  

発明の効果

0012  

図面の簡単な説明

0013  

発明を実施するための形態

0014   0015   0016   0017   0018   0019   0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033   0034   0035   0036   0037   0038   0039   0040   0041   0042   0043   0044   0045   0046   0047   0048   0049   0050   0051   0052   0053   0054   0055   0056   0057   0058   0059   0060   0061   0062   0063   0064   0065   0066   0067   0068   0069   0070   0071   0072   0073   0074   0075   0076   0077   0078   0079   0080   0081   0082   0083   0084   0085   0086   0087   0088   0089   0090   0091   0092   0093   0094   0095   0096  

産業上の利用可能性

0097  

符号の説明

0098  

請求の範囲

1   2   3   4   5   6  

図面

1   2   3   4A   4B   5   6   7   8A   8B   8C   8D   9   10   11   12   13   14A   14B   15A   15B  

明 細 書

発明の名称 : 掃除具

技術分野

[0001]
 本発明は、掃除具に関する。

背景技術

[0002]
 従来、床面の清掃を行うための掃除具として、清掃シート等の清掃用部材が取り付けられるヘッド部と、使用者が掃除具を把持するための柄部と、ヘッド部と柄部とを接続するためのジョイント部と、を有し、ジョイント部を介して、ヘッド部と柄部とが回動可能に連結されたものが知られている。
 このような掃除具は、清掃用部材が取り付けられるヘッド部の形状によって清掃の効率性が左右されるため、ヘッド部の形状について種々の工夫が凝らされており、例えば、清掃ヘッドの周縁部に略三角形の断面形状の空隙が保持されるようにすることで、清掃ヘッドの辺部を変形し易くし、清掃の際に床面等の際部分の形状に清掃ヘッドの周縁部をフィットさせ易くして、床面等の際部分の清掃を効率的に行うことを可能としたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。

先行技術文献

特許文献

[0003]
特許文献1 : 特開2013-34766号公報

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0004]
 しかしながら、上記特許文献に記載の掃除具のように、いくらヘッド部の形状に工夫を凝らしても、このような掃除具による拭き掃除では取ることができず、掃き掃除をしないと取ることができないごみが存在する。例えば、米粒等のごみである。
 したがって、従来の掃除具では、それだけで掃除を完結させることはできず、別途、例えば箒及び塵取りといった掃き掃除用の掃除具を用意する必要があることから、保管に多くのスペースを要し、また、掃除の際の準備にも手間が掛かった。
[0005]
 本発明の課題は、単一の掃除具で、拭き掃除と掃き掃除の両方を行うことができる掃除具を提供することである。

課題を解決するための手段

[0006]
 上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、掃除具において、
 清掃用部材が取り付けられるヘッド部と、前記ヘッド部に接続され、使用者が把持するための柄部と、を有し、
 前記ヘッド部は、前記柄部を前記ヘッド部の上面に対して略平行に倒した状態でこれを固定する固定手段を備えることを特徴とする。
 本発明によれば、単一の掃除具で、拭き掃除と掃き掃除の両方を行うことができる掃除具を提供することができる。
[0007]
 請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の掃除具において、
 前記ヘッド部は、上面側を形成し柄部が接続される天面部と、下面側を形成する底面部と、を備え、
 前記底面部は、前記天面部に対し着脱自在に形成されていることを特徴とする。
 本発明によれば、掃き掃除を行い易くすることができる。
[0008]
 請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の掃除具において、
 前記底面部は平面視略矩形状に形成され、前記底面部の前記天面部との対向面には、一辺の縁部から中央部へと繋がる平坦部と、前記一辺を除く3辺の縁部近傍に形成され、前記天面部と着脱可能に固定するための係合部と、が備えられていることを特徴とする。
 本発明によれば、底面部を塵取りのようにして用いることが可能となる。
[0009]
 請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の掃除具において
 前記ヘッド部の上面側には、清掃用部材を取り付けるための取付部が備えられていることを特徴とする。
 本発明によれば、清掃用部材を取り付け易くなる。
[0010]
 請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の掃除具において、
 前記固定手段は、回動部を有する複数のフックを備え、
 前記回動部には、前記回動部を折り曲げた状態で固定可能なロック機構が備えられていることを特徴とする。
 本発明によれば、柄部のヘッド部に対する固定が容易となると共に、柄部をヘッド部に対し強固に固定することが可能となる。
[0011]
 請求項6に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の掃除具において、
 前記固定手段は、回動部を有するフックと、前記フックの先端を前記ヘッド部上面に固定する係止手段と、を備えることを特徴とする。
 本発明によれば、柄部のヘッド部に対する固定が容易となると共に、柄部をヘッド部に対し強固に固定することが可能となる。

発明の効果

[0012]
 本発明によれば、単一の掃除具で、拭き掃除と掃き掃除の両方を行うことができる掃除具を提供することができる。

図面の簡単な説明

[0013]
[図1] 実施形態に係る掃除具の斜視図である。
[図2] 実施形態に係る掃除具の正面図である。なお、柄部の上部は省略している。
[図3] 実施形態に係る掃除具の側面図である。なお、柄部の上部は省略している。
[図4A] 実施形態に係る天面部の底面図である。
[図4B] 実施形態に係る天面部の側面図である。
[図5] ヘッド部の平面図である。
[図6] 底面部の平面図である。
[図7] ヘッド部の底面図である。
[図8A] 実施形態に係る把持部の正面図である。
[図8B] 実施形態に係る把持部の側面図である。
[図8C] 実施形態に係る把持部の背面図である。
[図8D] 実施形態に係る把持部の平面図である。
[図9] 掃除具の使用者が把持部を把持した状態を示す図である。
[図10] ジョイント部の第1ヨーク部の概略斜視図である。なお、説明の便宜のため、図1から図3と比較して記載を簡略化している。
[図11] 柄部の下部及びジョイント部の第2ヨーク部の概略斜視図である。なお、説明の便宜のため、図1から図3と比較して記載を簡略化している。
[図12] ジョイント部の連結部の概略斜視図である。なお、説明の便宜のため、図1から図3と比較して記載を簡略化している。
[図13] 掃き掃除を行う際の掃除具を示す図である。
[図14A] 柄部固定部の変形例を示す図である。
[図14B] 柄部固定部の変形例を示す図である。
[図15A] 清掃シートの変形例を示す図である。
[図15B] 清掃シートの変形例を示す図である。

発明を実施するための形態

[0014]
 以下、本発明の実施形態である掃除具100の具体的な態様について、図1から図15に基づいて説明する。ただし、本発明の技術的範囲は、図示例に限定されない。
 また、図1に示したようにX軸、Y軸及びZ軸並びに前後方向、左右方向及び上下方向を定めて説明する。
[0015]
[実施形態の構成]
 掃除具100は、清掃シートPが取り付けられるヘッド部1と、使用者が掃除具100を把持するための柄部2と、ヘッド部1と柄部2とを接続するジョイント部3と、を備えている。
[0016]
{ヘッド部}
 ヘッド部1は、図1、図2及び図3に示すように、異なる材質によって形成された天面部11と底面部12とによって構成され、天面部11の上面の略中央部に、ジョイント部3を介して柄部2が取り付けられている。
[0017]
(天面部)
 天面部11は、X軸方向50mm~150mm、好ましくは70mm~120mm、Y軸方向200mm~300mm、好ましくは220mm~270mmの大きさを有する、Y軸方向に長い平面視略矩形状の部材であり、例えばABS樹脂(アクリロニトリル、ブタジエン、スチレン共重合合成樹脂)等の硬質な材料によって形成されている。
 天面部11の上面側は、図2に示すように、Y軸方向両端部付近が高く、Y軸方向中央部付近が低くなるように形成されており、Y軸方向両端部付近に隆起部111が形成され、Y軸方向中央部付近に沈降部112が形成されている。
 天面部11は、質量が50g~400g、より好ましくは80gから300gとなるように形成される。
[0018]
(天面部上面側の構成)
 まず、天面部上面側の構成について説明する。
[0019]
(隆起部)
 隆起部111は、図2に示すように、正面視において天面部11の上面側のY軸方向両端部付近において、上方に向けて隆起するように形成されている。また、隆起部111は、図3に示すように、側面視においてX軸方向中央部付近が最も高く、前後方向からX軸方向中央部付近にむけて緩やかに隆起するように形成されている。
 隆起部111は、最も高い部分において、ヘッド部1の厚みが10mm~30mm、好ましくは15mm~25mmとなるように形成されている。ヘッド部1の厚みが10mmより低いと、後述の取付部13へのシート取付け時に指の入りが悪くシートが外れやすくなり、ヘッド部1の厚みが30mmより高いと、ソファやラック下などの足の低い家具の下側への入り込みが困難となる。
[0020]
 なお、隆起部111の具体的な配置位置及び形状は、上記のものに限られず、柄部2が第1突起部311を乗り越える際にこれを持ち上げることができる範囲で、適宜変更することが可能である。
 また、隆起部111は、ヘッド部1の平面視における長手方向の両端部付近に形成されることが望ましいが、これに限られず、後述の第1ヨーク部31の2つの第1突起部311が並ぶ方向と同一の方向の両端部付近に形成されていればよい。
[0021]
(沈降部)
 沈降部112は、図2に示すように、天面部11の上面側のY軸方向中央部付近において、両端部に形成された隆起部111から緩やかに沈降するように形成されている。
 沈降部112は、ジョイント部3を介して柄部2が取り付けられる天面部11の中央部において、ヘッド部1の厚みが15mm以下、好ましくは12mm以下となるように形成されている。
[0022]
(柄部固定部)
 図1から図3に示すように、天面部11上面側の短手方向(X軸方向)の端部付近には、長手方向(Y軸方向)の中央部に、柄部2を天面部11の上面側と略平行に倒した状態で固定するための、柄部固定部113が備えられている。なお、図1から図3においては、前側の端部付近に柄部固定部113を備えた場合について図示している。柄部固定部113は、天面部11のその他の部分と同様、例えばABS樹脂等の硬質な材料によって形成されている。
[0023]
 柄部固定部113は、図1及び図2に示すように、2本のフック1131によって形成されている。
 2本のフック1131は、その間の間隙の形状が、柄本体21の、柄部2を天面部11の短手方向へと倒した際に、柄部固定部113と重なる部分の断面形状と略一致するように形成されており、2本のフック1131の間隙に柄本体21を挿入することによって、柄部2を天面部11の上面側と略平行に倒した状態で、これを固定することができるように形成されている。
 なお、本実施形態においては、フック1131は特に折り曲げが可能な回動部を備えていないが、上記ABS樹脂等の、硬質でありながら一定の柔軟性を有する材料によって形成されていれば、容易にその間に柄本体21を取り付け、また取り外すことができる。
[0024]
(取付部)
 天面部11上面の平面視四隅付近には、図1に示すように、取付部13が備えられている。取付部13は、天面部11上面の隆起部111上に形成された、周囲にEVA(エチレン酢酸ビニル共重合体)等によって形成された爪部131が備えられた穴であり、清掃シートPを押し込み爪部131に引っ掛けることで、ヘッド部1に清掃シートPを取り付けることができる。
 なお、取付部13の形状は、清掃シートPをヘッド部1に取り付けることができればよく、上記の形状には限られない。
[0025]
(天面部下面側の構成)
 次に、天面部下面側の構成について説明する。
[0026]
 天面部11の下面には、図4に示すように下方に突出するリブ114が形成されている。
 リブ114は、図4Aに示すように、天面部11の平面視中央部付近に、下方に大きく突出する中央部リブ1141が形成され、その周囲に、中央部リブ1141の周囲から、天面部11の平面視における端部付近へと徐々に低くなるように形成された、周辺部リブ1142が形成されている。
 さらに、天面部11下面の平面視における端部には、これを周回するように縁部リブ1143が形成されている。
 なお、図4Bに示すように、中央部リブ1141は全ての箇所で同じ高さとなり、周辺部リブ1142は、中央部リブ1141から天面部11の縁部方向に向かうにつれて徐々に低くなるように形成されている。また、縁部リブ1143は、中央部リブ1141よりは低く、周辺部リブ1142の縁部リブ1143に近接した部分よりは高くなるように形成されている。
[0027]
 中央部リブ1141は、図4Bに示す天面部11の縁部(リブ114を除いた天面部11の下端部分)から、0.5mmから5mm、より好ましくは1mmから3mm下方に突出するように形成される。
 また、中央部リブ1141は、天面部11の長手方向において、全長に対し10%から90%、より好ましくは50%から80%の範囲に形成される。また、中央部リブ1141は、天面部11の短手方向において、全長に対し10%から75%、より好ましくは30%から60%の範囲に形成される。
[0028]
 このように天面部11が形成されていることによって、天面部11の下面によって、底面部12の平面視中央付近が強く押圧されることとなり、底面部12の平面視中央付近において効果的にごみを捕集することができる。また、この場合、底面部12の端部付近はあまり押圧されないこととなるため、ごみを底面部12の下面側に誘い込む上でも好適である。
[0029]
(底面部)
 底面部12は、例えばTPE(熱可塑性エラストマー)等の天面部11と比較して軟質な弾性変形可能な材料によって、図5に示すように、平面視において天面部11よりわずかに大きい略矩形状となるように形成されている。
 具体的には、底面部12は、天面部11に対して、X軸方向に0.5mm~5mm、より好ましくは1mm~3mm、Y軸方向に0.5mm~10mm、より好ましくは1mm~5mm、四隅の角において0.5mm~20mm、より好ましくは5mm~15mm程度、平面視においてが天面部11に対して大きくなるように形成されている。
 また、厚みはZ軸方向に1mm~10mm、好ましくは3mm~4mmに形成される。
[0030]
 用いられる材料のゴム硬度は60~100(JIS K 6253で規定する、デュロメータタイプA(ショアA)で測定した値)がダスト捕集性の観点から好ましい。
 また、底面部12は、質量が30g~600g、より好ましくは50g~500gとなるように形成される。底面部12の質量が小さすぎると、これを取り付けて床面等の低所の清掃を行う際に、床面等を押圧するために使用者が強い力を掛ける必要があり、また、底面部12の質量が大きすぎると、掃除具100か重くなり過ぎてしまい、使用者の負担が大きくなってしまうため、いずれも望ましくない。
[0031]
(底面部上面側の構成)
 まず、底面部12上面側の構成について説明する。
 底面部12上面側は、天面部11に対し着脱自在となるように、以下のように形成されている。
[0032]
 図6に示すように、底面部12上面側の平面視における縁部付近には、縁部凸部12aが形成され、その内周側に上面リブ12bが形成されている。また、縁部凸部12aと、上面リブ12bとの間に、溝12cが形成されている。
 縁部凸部12aと、上面リブ12bとは、図6に示すように、底面部12上面側を、短手方向側の端部のうち一方(図6においては前側)の付近を除いて、周回するように形成されている。また、底面部12上面の上面リブ12bで囲まれた部分は、略平面状に形成され、平坦部12dを形成している。
 縁部凸部12aと、上面リブ12bとは、略同一の高さとなるように形成され、平坦部12dに対し、0.5mmから5mm、より好ましくは1mmから3mm高くなるように形成されている。
[0033]
 縁部凸部12aは、図5及び図6に示すように、平面視において、その内周側の形状が、これが形成されていない前側の部分を除いて、平面視における天面部11の外周の形状と略同一となるように形成されている。また、溝12cは、平面視において、これが形成されていない前側の部分を除いて、天面部11下面の縁部リブ1143と略同一の形状となるように形成されている。
 したがって、縁部リブ1143を溝12cに嵌めることによって、天面部11に底面部12を取り付けることができ、縁部リブ1143を溝12cから引き抜くことによって、これを取り外すことができる。
[0034]
 これに対し、縁部凸部12aと、上面リブ12bとが形成されない底面部12の短手方向側の端部のうち一方(図6においては前側)の付近は、略平面状に形成され、平坦部12dが、底面部12の平面視における端部まで形成されている。
[0035]
(下面側の構成)
 底面部12の下面側は、以下のように構成されている。
(平面部及び凹状部)
 底面部12の下面側には、図7に示すように、平面部121と、短手方向凹状部122と、長手方向凹状部123と、が形成されている。
[0036]
(平面部)
 平面部121は、図7に示すように、底面部12下面側の短手方向凹状部122及び長手方向凹状部123以外の部分を構成する、後述の線状リブ124を除いて略平面上に形成された部分である。
[0037]
 なお、底面部12は、ヘッド部1の下側を構成する弾性変形可能な材料によって形成された部材の全体を指し、平面部121は、底面部12の下面のうち、略平面上に形成された部分を指す。
[0038]
(短手方向凹状部)
 短手方向凹状部122は、図2及び図7に示すように、底面部12の下面側の短手方向(X軸方向)の両端部付近に形成された上方に向けて凹状となるように形成された部分である。これによって、掃除具100の使用時において、ヘッド部1の下面側の短手方向(X軸方向)の両端部付近は、床面に密着せず、床面との間に間隙が生じることとなる。
[0039]
 短手方向凹状部122は、ヘッド部1の短手方向(X軸方向)の両端部付近の下面側において、床面との間に間隙を生じさせることが可能であれば任意の形状に形成することが可能であるが、ヘッド部1の前側又は後側の端部のY軸方向中央部において底面部12の下面側が最も大きく凹むように形成され、当該部分から離れるにつれて凹みが小さくなり、平面部121になだらかに接続されるように形成されていることが望ましい。
 短手方向凹状部122は、最も凹んだ部分において、上方に0.1mm~5mm、より好ましくは0.5mm~3mm平面部121と比較して凹むように形成される。
[0040]
 底面部12の下面側に短手方向凹状部122が形成されていることによって、掃除具100をヘッド部1の短手方向(X軸方向)に動かして床面の清掃を行う際に、床面のごみがヘッド部1の前後の端部に溜まらずに、ヘッド部1の下面に誘い込まれるようになり、ごみの捕集性を向上させることができる。
[0041]
(長手方向凹状部)
 長手方向凹状部123は、図3及び図7に示すように、底面部12の下面側の長手方向(Y軸方向)の両端部付近に形成された上方に向けて凹状となるように形成された部分である。これによって、掃除具100の使用時において、ヘッド部1の下面側の長手方向(Y軸方向)の両端部付近は、床面に密着せず、床面との間に間隙が生じることとなる。
[0042]
 長手方向凹状部123は、ヘッド部1の長手方向(Y軸方向)の両端部付近の下面側において、床面との間に間隙を生じさせることが可能であれば任意の形状に形成することが可能であるが、ヘッド部1の右側又は左側の端部のX軸方向中央部において底面部12の下面側が最も大きく凹むように形成され、当該部分から離れるにつれて凹みが小さくなり、平面部121になだらかに接続されるように形成されていることが望ましい。
 長手方向凹状部123は、最も凹んだ部分において、上方に0.1mm~5mm、より好ましくは0.5mm~3mm平面部121と比較して凹むように形成される。
[0043]
 底面部12の下面側に長手方向凹状部123が形成されていることによって、掃除具100をヘッド部1の長手方向(Y軸方向)に動かして床面の清掃を行う際に、床面のごみがヘッド部1の左右の端部に溜まらずに、ヘッド部1の下面に誘い込まれるようになり、ごみの捕集性を向上させることができる。
[0044]
(線状リブ)
 底面部12下面側の平面部121には、図7に示すように、底面視において線状となるように下方に凸となった線状リブ124が形成されている。
 線状リブ124は、全てZ軸方向に同一の高さを有するように形成され、具体的には、0.1mm~2mm、より好ましくは0.2mm~1mm下方に向けて突出するように形成される。また、各線状リブは、長さが1mm~100mm、より好ましくは8mm~85mm、幅が0.1mm~2mm、より好ましくは0.2mm~1.2mmの線状に形成される。
 なお、線状リブ124には、底面視直線状に形成されたリブと、底面視曲線状に形成されたリブの双方を含む。
[0045]
 線状リブ124は、斜線リブ1241と、菱形リブ1242と、からなり、具体的な配置は以下の通りである。
[0046]
(斜線リブ)
 斜線リブ1241は、線状リブ124のうち、菱形リブ1242を除いた部分であり、平面部121のうち、菱形リブ1242が形成された部分を除いた略全面に形成されている。
 斜線リブ1241は、図7に示すように、ヘッド部1の底面視において、ヘッド部1底面のX軸方向中央部から、前方又は後方に向かうにつれて、Y軸方向中央部に向けて、X軸に平行な方向から傾斜する線状に形成されている。
[0047]
(菱形リブ)
 菱形リブ1242は、図7に示すように、線状のリブが、底面視略菱形上に配置された部分であり、平面部121のうち、X軸方向及びY軸方向における中央部と、X軸方向中央部であって、Y軸方向において中央部と端部との中間となる位置の2か所と、ヘッド部1下面の四隅付近の4箇所と、に形成されている。
[0048]
(端部リブ)
 底面部12下面側の長手方向(Y軸方向)の両端部付近の下面側には、X軸方向中央部に、Y軸方向に沿って直線状に形成された端部リブ125が形成されている。
 端部リブ125は、平面部121から見て、下方向に1mm~5mmの高さを有するように形成される。1mmより低いと溝の清掃を十分に行うことができなくなり、5mmより高いと床面の平面部の清掃の際に邪魔になる可能性が高くなる。ただし、端部リブ125は、Z軸方向に線状リブ124よりも高くなるように形成される必要がある。
 なお、図4に示すように端部リブ125が、長手方向凹状部123に重なって形成されている場合においても、端部リブは、平面部121に対して上記の高さを有するように形成される必要がある。
 また、端部リブ125は、Y軸方向の長さ10mm~50mm、より好ましくは20mm~30mm、X軸方向の幅0.1mm~3mm、より好ましくは0.5mm~1.5mmとなるように形成される。
 端部リブが設けられていることによって、これを床面の溝に入り込ませることで、床面の平面部のみならず、溝の清掃を行うことも可能となる。
[0049]
(端部突起部)
 ヘッド部1の長手方向(Y軸方向)の両端部のX軸方向の中央部には、図1、図2及び図7に示すように、端部リブ125から連続する形で、Y軸方向に突出する端部突起部126が形成されている。端部突起部126は、ヘッド部1の長手方向(Y軸方向)の両端部から、0.5mm~3mm、より好ましくは0.8mm~2mm右方又は左方へ突出するように形成される。
[0050]
(穴部)
 底面部12下面側の長手方向両端部付近には、図7に示すように上方に凹状となる穴部127が形成されている。これによって、底面部12の長手方向の両端部付近がしなやかになり、底面部12の天面部11への着脱が容易となる。
 穴部127を構成する各穴の大きさは、底面視において、底面部12の四隅付近が最も大きく、端部リブ125に近づくにつれて小さくなるように形成されている。具体的には、底面視において、X軸方向、Y軸方向共に、大きいもので3mmから15mm、より好ましくは5mm~10mm、小さいもので1mmから5mm、より好ましくは2mmから4mmの長さとなるように形成される。
[0051]
{柄部}
 柄部2は、掃除具100を使用する際に使用者がこれ把持するために用いられる棒状の部材であり、図1に示すように、柄本体21と、把持部22とを備える。なお、柄部2は、ヘッド部1に対してジョイント部3を介して回動可能に接続されるが、図1に示すようにヘッド部1上に、地面に対して略垂直となるように立てた状態において前後方向、左右方向及び上下方向を定めて説明する。
[0052]
(柄本体)
 柄本体21は、図1に示すように、例えばABS樹脂(アクリロニトリル、ブタジエン、スチレン共重合合成樹脂)、金属(アルミニウム、スチール、ステンレス)、ポリカーボネート、ポリプロピレン等の硬質な材料によって形成された棒状の部材であり、下端において、ヘッド部1の天面部11の上面側の略中央部に、ジョイント部3を介して接続され、上端部において、把持部22に接続されている。
 柄本体21は、下端部付近において、図3に示すように、前後方向の厚みが左右方向の厚みと比較して僅かに薄くなるように形成されている。これによって、柄部2を低い状態に倒し易くなる。
 なお、柄部2を低い状態に倒し易くなるという効果は減少するものの、柄本体21の下端部付近は、前後方向と、左右方向とにおいて同じ厚みとなるように形成してもよい。また、例えば後述の第2突起部321の強度を重視し、前後方向の厚みが左右方向の厚みよりも厚くなるように形成してもよい。
[0053]
 また、柄本体21には、図1に示すように3箇所の接続部211が設けられ、4つに分割できるように形成されている。
[0054]
 柄本体21は、Z軸方向に500mmから1000mm、より好ましくは600mmから900mmの長さを有するように形成される。また、質量は50g~300g、より好ましくは100gから250gとなるように形成される。
[0055]
(把持部)
 把持部22は、柄部2のうち、掃除具100の使用時に使用者が把持する部分であり、下端部において柄本体21に接続されている。
 把持部22はZ軸方向に100mmから400mm、より好ましくは250mmから350mmの長さを有し、平面視において、最も太くなる部分で直径15mmから45mm、より好ましくは20mmから40mmの略円形となるように形成される。また、質量は30g~200g、より好ましくは50gから100gとなるように形成される。
 なお、把持部22は、本実施形態のように柄本体21と別部材として形成されていてもよいし、一体として形成されていてもよい。
[0056]
(傾斜面)
 把持部22の上面は、図8Bに示すように、Z軸に対して垂直な面(XY面)に対して、一方向に傾斜するように形成され、傾斜面22aが形成されている。傾斜面22aは、XY面に対して30°から80°、より好ましくは40°度から70°傾斜するように形成される。また、傾斜面22aが、最もZ軸方向に高くなる点、すなわち、傾斜面22aの前端部を、先端22aaとする。
[0057]
(周面)
 把持部22の周面22b、すなわち、把持部22の外面のうち、上面の傾斜面22a及び柄本体21と接続される下面を除いた面は、図8Aから図8Dに示すように、下端部付近及び傾斜面22aが形成された上端部付近を除いて、上方へ向かうにつれて、徐々に太くなる断面形状を有するように形成されている。
[0058]
(溝部)
 図8C及び図8Dに示すように、把持部22上部の、傾斜面22aがZ軸方向に低くなっている側、すなわち後側には、柄本体が溝状にX軸方向へと凹となった溝部22cが形成されている。
 溝部22cは、X軸方向に深さ0.5mmから5mm、より好ましくは1mmから3mm、Y軸方向に幅5mmから30mm、より好ましくは10mmから20mm、Z軸方向に長さ30mmから100mm、より好ましくは40mmから70mmとなるように形成される。
[0059]
(孔部)
 図8Aから図8Dに示すように、把持部22の上端部近傍には、傾斜面22aから、周面22b上部の、先端22aa側、すなわち前側へと貫通する孔部22dが形成されている。
 孔部22dは、図8C及び図8Dに示すように、傾斜面22aが広く凹状に下方へ陥没した陥没部22daと、陥没部22daから、周面22b上部の先端22aa側へと貫通する貫通孔22dbと、からなる。
[0060]
 孔部22dは、貫通孔22dbが直径5mmから20mm、より好ましくは8mmから15mmの正面視円形の孔となるように形成される。
[0061]
(滑り止め部)
 把持部22の周面22bの、先端22aa側、すなわち前側には、図8A及び図8Bに示すように、周面22bの表面が水平方向の線状に複数箇所隆起した、滑り止め部22eが形成されている。
[0062]
 滑り止め部22eを形成する複数の線状の突起は、夫々が、X軸方向に高さ0.1mmから2mm、より好ましくは0.5mmから1mm、Y軸方向に長さ5mmから50mm、より好ましくは10mmから40m、Z軸方向に幅1mmから5mm、より好ましくは1.5mmから3mに形成される。また、滑り止め部22eを形成する線状の突起は、Z軸方向に2mmから10mm、より好ましくは3mmから6mmの間隔を空けて形成されることが望ましい。
[0063]
 滑り止め部22eは、図9に示すように、掃除具100の使用者が把持部22を把持した際に親指の先端が接する位置、具体的には、把持部22の上端部からの距離が、30mmから250mm、より好ましくは70mmから180mmの位置に形成される。
[0064]
 なお、図8A及び図8Bにおいては、滑り止め部22eとして、線状の突起が4本形成された場合につき図示したが、滑り止め部22eの構成はこれに限られない。これより多数又は少数の線状の突起を形成してもよいし、例えば点状の突起等、線状以外の突起によって滑り止め部を形成してもよい。また、例えば、何らかの摩擦抵抗が大きい材料を表面に貼付することによって滑り止め部22eを形成してもよい。
[0065]
(突起部)
 周面22bの、先端22aa付近には、図8A、図8B及び図8Dに示すように、前方向に向かって突出する突起部22fが、Y軸方向に2個並ぶように備えられている。
 突起部22fの夫々は、図8A、図8B及び図8Dに示すように、周面22bに接する側が欠けた球状に形成され、球の直径が1mm~10mm、より好ましくは2mm~6mmとなるように形成される。また、周面22bからの高さが0.5mm~5mm、より好ましくは1mm~3mmに形成される。
 なお、突起部22fは、先端22aa側を壁に向けて柄部2を立て掛けた際に、複数の点が壁に接するようにできるものであればよく、必ずしも2個に限定されず、より多数の突起部22fが備えられていてもよい。また、形状も球状には限定されない。
[0066]
(連結部)
 把持部22の下方には、図8Aから図8Cに示すように、柄本体21との連結に用いられる連結部22gが備えられ、把持部22は柄本体21の上部に、連結部22gを用いて着脱自在に取り付けられる。
 連結部22gの構成としては、2本の棒状の部材を着脱自在に連結可能であれば、任意の構成を採用可能である。
 なお、上記のように、把持部22が連結部22gを備えず、柄本体21と把持部22とが一体的に形成されていてもよい。
[0067]
(軟質部)
 軟質部221は、熱可塑性エラストマー(スチレン系、オレフィン系)、ウレタン、EVA樹脂等の、後述の硬質部222と比較して軟質な材料によって形成される。具体的な硬度としては、ゴム硬度60~100(JIS K 6253で規定する、デュロメータタイプA(ショアA)で測定した値)の材料によって形成されることが好ましい。
[0068]
 軟質部221は、図8Aから図8Cに示すように、把持部22の周面22b上部を、傾斜面22aが低くなる側、すなわち後側から、左右に回り込むように覆い、傾斜面22aが高くなる先端22aa側、すなわち前側は覆わないように形成されている。
[0069]
 また軟質部221は、図8Dに示すように、傾斜面22aが高くなる前側の一部を除いて、傾斜面22aの略全体を覆っており、陥没部22daの内面全体も、軟質部221によって覆われている。
[0070]
 軟質部221は、図9に示すように、掃除具の使用者が把持部22を把持した際に、人差指から小指までが掛かる範囲全体を覆うように形成されている。具体的には、把持部22の上端から、40mmから230mm、より好ましくは60mmから160mm程度下方の位置まで形成されていることが望ましい。
[0071]
(硬質部)
 硬質部222は、把持部22の本体をなす部分であり、軟質部221以外の把持部22の全体である。
 硬質部222は、プラスチック樹脂(ポリプロピレン)等の、軟質部221と比較して硬質な材料によって形成されている。
[0072]
 上記のように軟質部221が形成されていることによって、硬質部222は、図8A及び図8Bに示すように、把持部22の前側においては、周面22bの、柄本体21と接続されている側と反対側の端部、すなわち上端部まで存在していることとなる。
[0073]
{ジョイント部}
 ジョイント部3は、図1、図2及び図3に示すように、ヘッド部1の天面部11の上面側の略中央部に備えられる第1ヨーク部31と、柄部2の下端部に備えられる第2ヨーク部32と、第1ヨーク部31と、第2ヨーク部32と、を接続する連結部33と、から形成されている。
[0074]
(第1ヨーク部)
 第1ヨーク部31は、図1、図2、図3及び図10に示すように、ヘッド部1の天面部11の上面側中央部において天面部11と一体的に形成された、第1対向面部3111で向かい合う二つの対称形状の第1突起部311によって形成されている。なお、本実施形態においては、2つの対称形状の突起を備えて形成された、他の部材との接続に用いられる部分を「ヨーク部」と呼ぶ。
[0075]
(第1突起部)
 第1突起部311は、図1、図2、図3及び図10に示すように、X軸方向から見て、第1突起部311同士が対向する第1対向面部3111に向けて徐々に高さが高くなるように形成され、Y軸に沿って並ぶように配置されている。
[0076]
 第1突起部311は、X軸方向5mm~20mm、好ましくは8mm~15mm、Y軸方向10mm~50mm、好ましくは15mm~30mmとなるように形成されている。また、最も高くなる第1対向面部3111付近においては、Z軸方向5mm~15mm、好ましくは8mm~12mmとなり、隆起部111と比較して同等又は高くなるように形成されている。また、第1突起部311は、第1対向面部3111同士が、10mm~25mm、好ましくは15mm~20mmの間隔を有するように配置されている。
[0077]
(第1対向面部)
 第1対向面部3111は、図1、図2及び図10に示すように、第1突起部311同士が向かい合う面であり、天面部11の上面側から略垂直に立設する略矩形状に形成され、第1対向面部3111同士が平行となるように形成されている。
 また、図10に示すように、第1対向面部3111には、穴部3113が形成されている。
[0078]
(穴部)
 穴部3113は、第1対向面部3111に形成された円柱状の穴であり、後述のように連結部33の第1回動軸心部331との接続に用いられる。
[0079]
(側面部)
 側面部3112は、図1、図2及び図10に示すように、第1対向面部3111の前後両側から連続して形成された、第1突起部311の、YZ平面と平行にX軸方向を向く面であり、ヘッド部1の天面部11の上面側から略垂直に立設するように形成されている。
[0080]
(第2ヨーク部)
 第2ヨーク部32は、図1、図2、図3及び図11に示すように、柄部2の柄本体21の下端部において、軸方向に向けて延出する二つの対称形状の第2突起部321と、第2突起部321の第2対向面部3211の間に架け渡された第2軸部材322と、から形成されている。
[0081]
(第2突起部)
 第2突起部321は、図1、図3及び図11に示すように、柄本体21下端の、図1に示す状態におけるX軸方向の両端部に、第2対向面部3211同士が平行に向かい合うように柄本体21と一体的に形成されている。
[0082]
 第2突起部321は、図1に示す状態において、X軸方向に2mm~6mm、好ましくは3mm~5mmの厚みを有し、Y軸方向に柄本体21と略同一の幅を有する。X軸方向の厚みが薄すぎると清掃時の押圧の際に強度不足となり破損に繋がり易く、厚すぎると柄をX軸方向へ倒した際、柄がヘッド部の上面と干渉し略平行まで傾け難くなる。
 また、第2対向面部3211同士が、2mm~10mm、好ましくは3mm~7mmの間隔を有するように形成されている。
[0083]
(第2軸部材)
 第2軸部材322は、図11に示すように、第2対向面部3211の間を、Y軸方向中心部においてX軸に沿って架け渡すように、第2突起部321と一体的に形成されている。
[0084]
(連結部)
 連結部33は、図1、図2及び図3に示すように第1ヨーク部31と、第2ヨーク部32の間に介在する形で備えられ、図12に示すように、X軸方向から見て略三角形状に形成され、中心軸が立体交差する形で交わることなく直交する第1回動軸心部331と第2回動軸心部332とを備えている。
 また、連結部33を形成する材料としては、例えばポリアセテートが用いられる。
[0085]
(第1回動軸心部)
 第1回動軸心部331は、図12に示すように、連結部33の下端部に形成された、第1ヨーク部31との接続に用いられる部分であり、Y軸方向両端部に、円柱状の突出部3311を有する。
 第1回動軸心部331は、突出部3311を除いた部分のY軸方向の幅が、第1突起部311の第1対向面部3111同士の間隔と略同一となり、また、突出部3311が、穴部3113と略同一の形状となるように形成されている。したがって、突出部3311を穴部3113に嵌め込むことで、連結部33を、Y軸周りに回動可能に第1ヨーク部31に装着することができる。
 なお、図12に示す第1回動軸心部331のY軸に沿った中心軸を、第1軸心aとする。
[0086]
(第2回動軸心部)
 第2回動軸心部332は、図12に示すように、連結部33の上端部に形成された、第2ヨーク部32との接続に用いられる部分であり、上端部の一部が切り欠かれ、前後方向に貫通した略円筒形状の第2装着孔部3321を有する。第2装着孔部3321は、内側に形成された円筒形状の空間の直径が、第2軸部材322の直径と略同一となる。また、X軸方向の長さが、第2軸部材322の長さと略同一となるように形成されており、第2装着孔部3321に、第2軸部材322を嵌め込むことで、連結部33を、X軸周りに回動可能に、第2ヨーク部32に固定することができる。
 なお、図12に示す第2回動軸心部332のX軸に沿った中心軸を、第2軸心bとする。
[0087]
[実施形態の効果]
 本実施形態によれば、まず、図1に示すように柄部2を柄部固定部113に固定していない状態において、取付部13を用いて底面部12の下面側を覆うように清掃シートPを取り付けた上で、底面部12の下面側を用いて清掃を行うことで、床面の拭き掃除を行うことができる。なお清掃シートPとしては、一般的な矩形状の清掃シートを用いることができる。
[0088]
 これに対し、図13に示すように、柄部2を柄部固定部113に固定し、さらに、底面部12を天面部11から外した上で、下方に位置する2か所の取付部13に、下方に垂れ下がるようにして清掃シートPを取り付けることで、掃除具100は、清掃シートPを穂先とする箒類似の状態となる。
 したがって、掃除具100を、箒のようにして掃き掃除に用いることができる。
 また、この場合には、掃き掃除に不要な底面部12が外されていることからヘッド部1が軽量化され、掃き掃除が行い易くなる。なお、後述のように底面部12を塵取りのようにして用いることなく、掃除具100を箒のようにして用いるのみであれば、底面部12を外すことは必須ではない。
[0089]
 さらに、取り外した底面部112は、図6に示すように、短手方向の一端部付近においては、縁部凸部12a及び上面リブ12bが形成されず、端部まで平坦部12dが続いている。これに対し、他の3方向の端部付近は、縁部凸部12a及び上面リブ12bが形成され、高くなっている。
 これによって、縁部凸部12a及び上面リブ12bが形成されていない端部側から、床面のごみを掃き込むことができ、かつ、掃き込まれたごみは、他の3方向の端部からは、縁部凸部12a及び上面リブ12bによってこぼれ難くなっている。
[0090]
 したがって、天面部11から取り外された底面部12は、塵取りのようにして掃き掃除に用いることができる。
[0091]
[変形例]
 以下、上記実施形態の変形例について説明する。
[0092]
(柄部固定部)
 柄部固定部は、図14Aに示す柄部固定部113Aように、上部に回動部1131aが備えられ、折り曲げ可能に形成された2つのフック1131Aから構成されていてもよい。また、回動部1131aには、ロック機構(図示せず)が備えられている。なお、ロック機構としては、フック1131Aを折り曲げた状態で回動部1131aを固定し、これを解除して回動部1131aを伸ばすことが可能であれば、公知の任意の構成を用いることができる。
 この場合、回動部1131aのロック機構を解除して回動部1131aを伸ばし、フック1131Aの間に柄本体21を通した上で、フック1131Aを回動部1131aで再び折り曲げた状態とし、ロック機構によって回動部1131aを固定することで、柄本体21をヘッド部1に対して固定することができる。
 これによって、柄本体21のヘッド部1に対する固定が容易となると共に、これを強固に固定することが可能となる。
[0093]
 また、柄部固定部は、図14Bに示す柄部固定部113Bのように、回動部1131bが形成され、かつ回動部1131bの先で湾曲した形状を有するフック1131Bと、フック1131Bの先端を天面部11上面に固定する係止手段1132から構成されていてもよい。係止手段1132としては、フック1131Bの先端を天面部11上に固定することができれば、任意の構成を用いることができる。
 この場合、係止手段1132を解除して、回動部1131bを伸ばした上で、柄本体21をフック1131Bと係止手段1132の間に載置した上で、フック1131Bを回動部1131bで再び折り曲げた状態とし、フック1131Bの先端を係止手段1132によって天面部11上面に固定することで、柄本体21をヘッド部1に対して固定することができる。
 これによって、一つのフックしか用いることなく、上記柄部固定部113Aと同一の効果を得ることができる。
[0094]
(清掃シートの取付方法)
 清掃シートPは、取付部13を用いる方法の他に、取付部13を用いることなく、底面部12を天面部11から取り外した上で、その間に清掃シートPを挟むようにして、再び底面部12を天面部11に取り付けることによって、ヘッド部1に固定するようにしてもよい。この場合、ヘッド部1は取付部13を備えずともよい。
 具体的には、拭き掃除を行う場合には、底面部12の下面側を覆うようにして清掃シートPを配置の上、ヘッド部1の短手方向の両端部において、天面部11と底面部12の間に清掃シートPを挟み込むことによって、清掃シートPをヘッド部1に取り付ける。
 また、掃き掃除を行う場合には、柄部2を柄部固定部113に固定した上で、ヘッド部1の下方側において、清掃シートPを天面部11と底面部12の間に挟み込むことによって、清掃シートPをヘッド部1から下方に垂れ下がるようにして取り付ける。
 この場合、取付部13の爪部131を利用して清掃シートPを取り付けることがなくなるため、清掃シートPにそれほどの強度を要しない。また、掃き掃除においては、清掃シート自体にごみの捕集性があることを要しないため、専用の清掃シート以外を用いることも容易となり、例えば、一般家庭にある新聞紙等の紙を用いても、容易に掃き掃除を行うことが可能となる。
 なお、この場合、底面部12を塵取りとして用いることはできない。
[0095]
(清掃シート)
 掃除具100に用いられる清掃シートは、一般的な矩形状のものを用いることができるが、掃き掃除に用いる場合には、図15Aに示すようにスリットが入った清掃シートPAを用いてもよい。
 清掃シートPAは、比較的硬質なシート材で形成された硬質部PA1と、複数のスリットが形成され、複数の短冊状となるように形成された不織布等で形成されたスリット部PA2とからなり、上記のように、柄部2を柄部固定部113に固定し、さらに、清掃シートPAの硬質部PA1を、取付部13を用いて天面部11に取り付け、天面部11の下方に複数の短冊状の不織布からなるスリット部PA2が垂れ下がった状態とする。
 これによって、さらに箒と似た形状となり、掃き掃除がより行い易くなる。
[0096]
 また、図15Bに示すように、一方に開口部PB1が設けられ、これに接続するスリットPB2が形成された袋状に形成された清掃シートPBを用いてもよい。
 この場合、開口部PB1から、スリットPB2に柄本体21を通すようにしてヘッド部1を清掃シートPB中に収容することで、清掃シートPBをヘッド部1に取り付けることができる。
 これによって、主として拭き掃除に用いる場合において、ヘッド部1に清掃シートを取り付け易くなる。
 また、ヘッド部1を清掃シートPB中に収容せずに、上記と同様に取付部13を用いて又は天面部11と底面部12との間に挟むことによって、清掃シートPBをヘッド部1から下方に垂れ下がるように取り付ければ、掃き掃除にも用いることができ、この際には、清掃後に清掃シートPBをヘッド部1から外せば、清掃シートPBを、集めたごみを入れる袋としても利用できる。

産業上の利用可能性

[0097]
 本発明は、掃除具の製造分野において好適に利用できる。

符号の説明

[0098]
100 掃除具
1 ヘッド部
11 天面部
113、113A、113B 柄部固定部(固定手段)
1131、1131A、1131B フック
1131a、1131b 回動部
1132 係止手段
12 底面部
12a 端部凸部(係合部)
12b 上面リブ(係合部)
12c 溝(係合部)
12d 平坦部
13 取付部
2 柄部
P、PA、PB 清掃シート(清掃用部材)

請求の範囲

[請求項1]
 清掃用部材が取り付けられるヘッド部と、前記ヘッド部に接続され、使用者が把持するための柄部と、を有し、
 前記ヘッド部は、前記柄部を前記ヘッド部の上面に対して略平行に倒した状態でこれを固定する固定手段を備えることを特徴とする掃除具。
[請求項2]
 前記ヘッド部は、上面側を形成し柄部が接続される天面部と、下面側を形成する底面部と、を備え、
 前記底面部は、前記天面部に対し着脱自在に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の掃除具。
[請求項3]
 前記底面部は平面視略矩形状に形成され、前記底面部の前記天面部との対向面には、一辺の縁部から中央部へと繋がる平坦部と、前記一辺を除く3辺の縁部近傍に形成され、前記天面部と着脱可能に固定するための係合部と、が備えられていることを特徴とする請求項2に記載の掃除具。
[請求項4]
 前記ヘッド部の上面側には、清掃用部材を取り付けるための取付部が備えられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の掃除具。
[請求項5]
 前記固定手段は、回動部を有する複数のフックを備え、
 前記回動部には、前記回動部を折り曲げた状態で固定可能なロック機構が備えられていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の掃除具。
[請求項6]
 前記固定手段は、回動部を有するフックと、前記フックの先端を前記ヘッド部上面に固定する係止手段と、を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の掃除具。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3]

[ 図 4A]

[ 図 4B]

[ 図 5]

[ 図 6]

[ 図 7]

[ 図 8A]

[ 図 8B]

[ 図 8C]

[ 図 8D]

[ 図 9]

[ 図 10]

[ 図 11]

[ 図 12]

[ 図 13]

[ 図 14A]

[ 図 14B]

[ 図 15A]

[ 図 15B]