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1. (WO2019044799) RAIL
Document

明 細 書

発明の名称 レール

技術分野

0001  

背景技術

0002  

先行技術文献

特許文献

0003  

発明の概要

発明が解決しようとする課題

0004   0005   0006   0007  

課題を解決するための手段

0008   0009   0010   0011   0012   0013  

発明の効果

0014  

図面の簡単な説明

0015  

発明を実施するための形態

0016   0017   0018   0019   0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033   0034   0035   0036   0037   0038   0039   0040   0041   0042   0043   0044   0045   0046  

符号の説明

0047  

請求の範囲

1   2   3   4  

図面

1   2   3   4   5   6   7   8   9   10   11   12  

明 細 書

発明の名称 : レール

技術分野

[0001]
 本発明は、荷室又は荷台に固定されるレールに関する。

背景技術

[0002]
 従来、荷室の床面に幅方向に間隔をおいて固定された一対のレールと、一対のレールにそれぞれ係合する少なくとも一対の係合部材と、一方の端部が一方の係合部材に接続され他方の端部が他方の係合部材に接続されるラッシングベルト等の固縛用長尺部材とを用いて、荷室床面への荷物の固定が行われている(例えば、特許文献1参照。)。

先行技術文献

特許文献

[0003]
特許文献1 : 特開2014-122074号公報

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0004]
 前記一対のレールは荷室の幅方向の両端側の床面に固定され、一対のレールの間に荷物が配置される。つまり、レール間隔よりも荷物の幅の方が小さいので、固縛用長尺部材がレールの真上に向かって延びずに、荷物に向かって斜め上方に延びることになる。また、荷物の高さ寸法が低いほど固縛用長尺部材と床面とのなす角度が小さくなる。
[0005]
 図12に示すように、固縛用長尺部材110と荷室1の床面1aとのなす角度が小さくなると、レール120の溝121に係合している係合部材130の上端側に、上方に向かう力と共に、レール120の幅方向に向かう力が加わる。ここで、固縛用長尺部材110としては破断強度が数tから十数tのものが使用され、車両の移動時に実際に数tから十数tの力が加わる。このため、係合部材130の上端側にレール120の幅方向に向かう数tの力が加わる状況が発生し得る。
[0006]
 係合部材130の上端側(力点)にレール120の幅方向の力が加わると、係合部材130と溝121との接触部分が支点となり、溝121内に配置された係合部材130の少なくとも一部が作用点となる。このため、係合部材130にこじり方向の力が加わることになり、レール120にはその幅方向の力と共にこじる方向の力が加わることになる。このように幅方向およびこじり方向の大きな力がレール120に加わることになるので、レール120が床面から引き剥がされて変形する場合があった。
[0007]
 本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、固縛用長尺部材に加わる張力により床面から引き剥がされて変形する現象を抑制又は無くすことができるレールの提供を目的とする。

課題を解決するための手段

[0008]
 上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を採用する。
 本発明の一態様は、荷室又は荷台にその床面に沿って延びるように複数のボルトにより固定されるレールであって、該レールの長手方向の略全体に亘って設けられ、前記床面に接触する床面側固定面と、前記長手方向の略全体に亘って前記床面側固定面と略垂直に配置されるように設けられ、前記荷室又は荷台の側壁に接触する側壁側固定面と、前記長手方向の略全体に亘って設けられ、固縛用長尺部材の端部に取付けられた金具、又は、該金具が連結される被連結部材が係合するように形成された溝と、前記長手方向に間隔をおいて配置され、それぞれ前記床面側固定面に開口する複数の第1のボルト孔と、前記長手方向に間隔をおいて配置され、それぞれ前記側壁側固定面に開口する複数の第2のボルト孔とを備え、前記溝が、その幅方向の両側に設けられ、前記金具の一部又は前記被連結部材の一部が該溝の底側から係合する一対の係合部を有し、該一対の係合部を通過する仮想面が前記床面側固定面に対し該レールの幅方向に傾斜している。
[0009]
 前記態様では、溝における一対の係合部を通過する仮想面がレールの幅方向に傾斜している。このため、荷物の固縛時に固縛用長尺部材がレールの真上ではなくレールの幅方向の一方側に傾斜して延在することになるが、当該一方側に前記仮想面が傾斜しているので、溝に係合している金具、又は、該金具が連結される被連結部材に加わるこじり方向の力を低減することができる。
[0010]
 また、複数の第1のボルト孔にそれぞれボルトを挿通して床面に設けられた雌ネジ孔に螺合させることにより、床面側固定面が床面に圧接され、複数の第2のボルト孔にそれぞれボルトを挿通して側壁に設けられた雌ネジ孔に螺合させることにより、側壁側固定面が側壁に圧接される。このため、床面だけに固定されている場合と比較し、レールがその幅方向に変形し難くなる。
[0011]
 前記態様において、前記仮想面と前記床面側固定面との成す角度が10°以上60°以下であることがより好ましい。
 また、前記態様において、前記第1のボルト孔と前記第2のボルト孔が前記長手方向に交互に配置されていることがより好ましい。当該構成により、レールに加わる力が床面および側壁のそれぞれに分散し易くなり、レールの変形およびレールの床面および側壁からの剥がれを防止する上で有利である。
[0012]
 前記態様において、前記床面側固定面、前記側壁側固定面、前記第1のボルト孔、および前記第2のボルト孔を有すると共に、前記仮想面と略平行な上面を有し、前記第1および第2のボルト孔を用いて前記床面および前記側壁に固定される第1の部材と、厚さ方向一方の面側に前記溝を有し、厚さ方向他方の面が前記第1の部材の前記上面に面接触するように該第1の部材に締結部材により固定される第2の部材とを有することが好ましい。
[0013]
 第2の部材は厚さ方向一方の面側に溝を有し、厚さ方向他方の面が第1の部材の上面に面接触するものなので、床面にのみ、又は、側壁にのみ固定される従来のレールを第2の部材として用いることが可能である。この場合、従来のレールを用いながら、床面および側壁にボルトで固定され、且つ、溝の一対の係合部を通過する仮想面が床面側固定面に対し該レールの幅方向に傾斜しているレールを構成することができ、設計の自由度の向上およびコスト低減を行う上で有利である。

発明の効果

[0014]
 本発明によれば、固縛用長尺部材に加わる張力によりレールが床面から引き剥がされて変形する現象を抑制又は無くすことができる。

図面の簡単な説明

[0015]
[図1] 本発明の第1の実施形態に係るレールが荷室に固定された状態を示す断面図である。
[図2] 第1の実施形態のレールが荷室に固定された状態を示す図である。
[図3] 第1の実施形態のレール、被連結部材、および金具の斜視図である。
[図4] 第1の実施形態の被連結部材の正面図である。
[図5] 第1の実施形態のレールを溝側から見た図である。
[図6] 図5におけるVI-VI線断面図である。
[図7] 図5におけるVII-VII線断面図である。
[図8] 本発明の第2の実施形態に係るレールの第1の部材を上面側から見た図である。
[図9] 図8におけるIX-IX線断面図である。
[図10] 第2の実施形態の第2の部材を溝側から見た図である。
[図11] 図10におけるXI-XI線断面図である。
[図12] 従来の荷物の固縛状態を示す図である。

発明を実施するための形態

[0016]
 本発明の第1の実施形態に係るレール10を、図面を参照しながら以下に説明する。
 このレール10は、図1および図2に示されるように、乗用自動車、トラック等の荷役用乗り物、コンテナ等の荷室1の側壁1bに沿って延びるように複数のボルトBにより固定されるものである。
 このレール10は、図1、図6および図7に示すように、レール10の長手方向の略全体に亘って設けられ、荷室1の床面1aに接触する床面側固定面11と、レール10の長手方向の略全体に亘って設けられると共に、床面側固定面11に対し略垂直に配置され、荷室1の側壁1bに接触する側壁側固定面12とを有する。
[0017]
 また、このレール10は、図1および図5~図7に示すように、その長手方向の略全体に亘って設けられ、固縛用長尺部材であるラッシングベルト20の端部に取付けられた金具21が連結される被連結部材30が係合するように形成された溝13と、当該長手方向に間隔をおいて配置され、それぞれ一端が床面側固定面11に開口する複数の第1のボルト孔14と、当該長手方向に間隔をおいて配置され、それぞれ一端が側壁側固定面12に開口する複数の第2のボルト孔15とを備える。
[0018]
 第1および第2のボルト孔14,15は貫通孔であり、ボルトBが挿通するようになっている。本実施形態では、第1および第2のボルト孔14,15の他端は溝13内に開口している。また、図5に示すように、第1および第2のボルト孔14,15はレール10の長手方向に交互に配置されている。
[0019]
 第1および第2のボルト孔14,15の他端側には座ぐり部14a,15aが設けられ、座ぐり部14a,15aにボルトBの頭部が押付けられることにより、床面側固定面11および側壁側固定面12が床面1aおよび側壁1bに圧接され、これにより、レール10が床面1aおよび側壁1bに固定される。第1および第2のボルト孔14,15に挿通するボルトBは床面1aや側壁1b自体に螺合するものであってもよく、床面1aや側壁1bの裏側等に配置されたフレームに螺合するものであってもよい。
[0020]
 溝13は例えばエアラインレール(登録商標)と称される公知のレールの溝と同一であり、図3および図5~図7に示すように、レール10の長手方向の略全体に亘って延びる内部空間13aと底面13bとを有する。また、レール10の長手方向の略全体に亘って延び、内部空間13aに接続している開口部16を有し、開口部16は、幅が小さい複数の幅狭部16aと幅が大きい複数の幅広部16bとがレール10の長手方向に交互に設けられている。
[0021]
 複数の幅狭部16aは、溝13の幅方向両側から溝13の幅方向内側に向かって延びる複数のフランジ部13cにより形成されており、フランジ部13cの内部空間13a側の面13dは底面13bと対向している。幅狭部16aの溝13の幅方向の寸法は、幅広部16bの溝13の幅方向の寸法よりも小さい。
[0022]
 図1、図3および図4に示すように、被連結部材30は、長手方向の一端側が溝13の内部空間13a内に挿入される係合部材31と、係合部材31の長手方向の他端側に溝13の長手方向に延びる軸線周りに回動可能に連結されたリング等の被連結部32と、係合部材31の外周側に係合部材31の長手方向に移動可能に設けられた移動規制部材33と、係合部材31の外周側における被連結部32と移動規制部材33との間に配置されたスプリング等の付勢部材34とを有する。付勢部材34の一端側は被連結部32に係合部材31の長手方向に当接している。
[0023]
 係合部材31の長手方向の一端側には大径部31aが形成されている。移動規制部材33は大径部31aに当接するように構成され、また、移動規制部材33は付勢部材34により大径部31a側に付勢されている。これにより、移動規制部材33は係合部材31の外周側から脱落することがない。移動規制部材33における溝13(レール10)の長手方向の両端にはそれぞれ移動規制係合部33aが設けられている。移動規制係合部33aは移動規制部材33の長手方向の両端から係合部材31の前記一端側に向かって突出している。本実施形態では、移動規制係合部33aは係合部材31の長手方向に沿う方向に延びている。
[0024]
 大径部31aは幅広部16bより少し小さい幅寸法(溝13の幅方向の寸法)を有し、幅狭部16aより大きい幅寸法(溝13の幅方向の寸法)を有する。このため、係合部材31の大径部31aを幅広部16bから内部空間13a内に挿入し、係合部材31を溝13の長手方向に移動して大径部31aを幅狭部16aに対応した位置に配置することにより、大径部31aが溝13の幅方向の両側のフランジ部13cにおける内部空間13a側の面(一対の係合部)13dに当接する。これにより、被連結部材30の係合部材31の大径部31aがレール10の溝13に係合する(図1参照)。
[0025]
 溝13は床面側固定面11に対しレール10の幅方向に傾いている。このため、溝13の底面13bと、溝13の幅方向の両側のフランジ部13cにおける内部空間13a側の面(一対の係合部)13dも、床面側固定面11に対しレール10の幅方向に傾いており、溝13の幅方向の両側の面13dを通過する仮想面ISも床面側固定面11に対しレール10の幅方向に傾いている(図1参照)。仮想面ISは各面13dの一部を通過するものであってもよい。図1に示すように、本実施形態では、床面側固定面11と底面13bおよび仮想面ISとは略45°の角度をなす。当該角度は10°以上60°以下であればよいが、20°以上であることが好ましく、30°以上であることがより好ましい。
[0026]
 上記のように大径部31aを幅広部16bから内部空間13a内に挿入し、係合部材31を溝13の長手方向に移動する際には、作業者は移動規制部材33を付勢部材34による付勢力に抗して被連結部32側に移動する。これにより、移動規制係合部33aが溝13外に配置された状態となる。
[0027]
 一方、溝13の任意の幅狭部16aにおいて係合部材31の大径部31aをレール10の溝13に係合させる場合は、作業者が付勢部材34による移動規制部材33の溝13側への移動を許容することにより、移動規制係合部33aの少なくとも一部が内部空間13a内に配置される。本実施形態では、移動規制係合部33aは幅広部16bより少し小さい幅寸法(溝13の幅方向の寸法)を有し、幅狭部16aより大きい幅寸法(溝13の幅方向の寸法)を有する。このため、移動規制係合部33aの少なくとも一部が内部空間13a内に配置されることにより、被連結部材30の溝13の長手方向への移動が規制される。
[0028]
 ラッシングベルト20の両端にはフック部材等の金具21が取付けられている。また、ラッシングベルト20の中間部分にはラチェットバックル等の固縛力調整器22が設けられている(図2参照)。
[0029]
 上記のように構成された一対のレール10が、荷室1の幅方向の両側にそれぞれ配置されると共に、前述のようにボルトBにより床面1aおよび側壁1bに固定される。この状態で、図2に示すように、一対のレール10の溝13の長手方向の任意の位置にそれぞれ被連結部材30が前述のように係合し、一対の被連結部材30の被連結部32にラッシングベルト20の両端の金具21がそれぞれ連結される。この状態でラッシングベルト20の固縛力調整器22で固縛力を増すことにより、荷物Fが床面1aに押付けられ固定される。
[0030]
 本実施形態では、溝13における一対の係合面13dを通過する仮想面ISがレール10の幅方向に傾斜している。このため、荷物Fの固縛時にラッシングベルト20が被連結部材30からレール10の真上ではなくレール10の幅方向の一方側に傾斜して延在することになるが、当該一方側に仮想面ISが傾斜しているので、溝13に係合している被連結部材30に加わるこじり方向の力を低減することができる。
[0031]
 また、複数の第1のボルト孔14にそれぞれボルトBを挿通して床面1aに設けられた雌ネジ孔に螺合させることにより、床面側固定面11が床面1aに圧接され、複数の第2のボルト孔15にそれぞれボルトBを挿通して側壁1bに設けられた雌ネジ孔に螺合させることにより、側壁側固定面12が側壁1bに圧接される。このため、床面1aだけに固定されている場合と比較し、レール10がその幅方向に変形し難くなる。
[0032]
 また、本実施形態では、第1のボルト孔14と第2のボルト孔15がレール10の長手方向に交互に配置されている。当該構成により、レール10に加わる力が床面1aおよび側壁1bのそれぞれに分散し易くなり、レール10の変形およびレール10の床面1aおよび側壁1bからの剥がれを防止する上で有利である。
 なお、本実施形態において、第1および第2のボルト孔14,15の他端は溝13内ではなく溝13外に開口していてもよい。
[0033]
 本発明の第2の実施形態に係るレールを、図面を参照しながら以下に説明する。
 第2の実施形態は第1の実施形態のレール10を2つの部材から構成したものであるが、第2の実施形態のレールにも第1の実施形態のレール10と同じ溝13が形成されている。また、固定される荷室1の構造や、ラッシングベルト20および被連結部材30の構造も第1の実施形態と同一である。従って、第1の実施形態と同様の構成には同一の符号を付し、その説明を省略する。
[0034]
 第2の実施形態のレールは、複数の第1のボルト孔54および複数の第2のボルト孔55を有し、床面1aおよび側壁1bに複数のボルトBにより固定される第1の部材50(図8および図9)と、第1の部材50に複数のボルトBにより固定される第2の部材60(図10および図11)とを備え、第2の部材60の厚さ方向一方の面に第1の実施形態と同一の溝13が形成されている。
[0035]
 第1の部材50は、レールの長手方向の略全体に亘って設けられ、荷室1の床面1aに接触する床面側固定面51と、レールの長手方向の略全体に亘って設けられると共に、床面側固定面51に対し略垂直に配置され、荷室1の側壁1bに接触する側壁側固定面52とを有する。
[0036]
 また、第1の部材50は、床面側固定面51に対しレールの幅方向に傾いている上面53を有する。本実施形態では、床面側固定面51と上面53とは略45°の角度をなす。当該角度は10°以上60°以下であればよいが、20°以上であることが好ましく、30°以上であることがより好ましい。
[0037]
 第1および第2のボルト孔54,55は貫通孔であり、ボルトBが挿通するようになっている。第1のボルト孔54の一端は床面側固定面51に開口しており、第1のボルト孔54の他端は上面53に開口している。第2のボルト孔55の一端は側壁側固定面52に開口しており、第2のボルト孔55の他端は上面53に開口している。上面53には第1の部材50の長手方向に間隔をおいて複数の孔53aが設けられている。
[0038]
 第1および第2のボルト孔54,55の他端側には座ぐり部54a,55aが設けられ、座ぐり部54a,55aにボルトBの頭部が押付けられることにより、床面側固定面51および側壁側固定面52が床面1aおよび側壁1bに圧接され、これにより、第1の部材50が床面1aおよび側壁1bに固定される。
[0039]
 第2の部材60は例えば十数cmや数十cmの幅寸法を有し、それよりも小さい厚さ寸法を有する。第2の部材60の厚さ方向一方の面には前述のように第1の実施形態と同一の溝13が形成され、第2の部材60の厚さ方向他方の面は第1の部材50の上面53に圧接する圧接面61となっている。第2の部材60には、その長手方向に間隔をおいて複数のボルト孔62が設けられ、各ボルト孔62の一端は圧接面61に開口し、各ボルト孔62の他端は溝13内に開口している。
[0040]
 複数のボルト孔62の位置はそれぞれ第1の部材50の複数の雌ネジ孔53aの位置に対応している。また、ボルト孔62の他端側には座ぐり部62aが設けられ、座ぐり部62aにボルト(締結部材)の頭部が押付けられることにより、第2の部材60の圧接面61が第1の部材50の上面53に圧接され、これにより、第2の部材60が第1の部材50に固定される。
[0041]
 第2の実施形態でも、溝13における一対の係合面13dを通過する仮想面ISがレールの幅方向に傾斜することになる。このため、荷物Fの固縛時にラッシングベルト20が被連結部材30からレールの真上ではなくレールの幅方向の一方側に傾斜して延在することになるが、当該一方側に前記仮想面ISが傾斜しているので、溝13に係合している被連結部材30に加わるこじり方向の力を低減することができる。
[0042]
 また、複数の第1のボルト孔54にそれぞれボルトBを挿通して床面1aに設けられた雌ネジ孔に螺合させることにより、床面側固定面51が床面1aに圧接され、複数の第2のボルト孔55にそれぞれボルトBを挿通して側壁1bに設けられた雌ネジ孔に螺合させることにより、側壁側固定面52が側壁1bに圧接される。このため、床面1aだけに固定されている場合と比較し、レールがその幅方向に変形し難くなる
[0043]
 さらに、第2の部材60は厚さ方向一方の面側に溝13有し、厚さ方向他方の面が第1の部材50の上面53に面接触するものである。このため、床面1aにのみ、又は、側壁1bにのみ固定される従来のレールを第2の部材60として用いることが可能である。この場合、従来のレールを用いながら、床面1aおよび側壁1bにボルトBで固定され、且つ、溝13の幅方向一対の係合面13dを通過する仮想面ISが床面側固定面51に対しレールの幅方向に傾斜しているレールを構成することができ、設計の自由度の向上およびコスト低減を行う上で有利である。
[0044]
 なお、第1および第2の実施形態では、荷室1の床面1aおよび側壁1bにレールを固定するものを示したが、トラック等の荷役用乗り物の荷台の床面および側壁にレールを固定することも可能である。
 また、第1および第2の実施形態では、固縛用長尺部材としてラッシングベルト20を示したが、ラッシングベルト20の代わりにチェーン、ワイヤ等の他の固縛用長尺部材を用いることも可能である。
[0045]
 また、第1および第2の実施形態では、床面側固定面11,51および側壁側固定面12,52が平面であるものを示したが、床面側固定面11,51および側壁側固定面12,52にレールの長手方向に延びる複数の溝が入っていてもよく、床面側固定面11,51および側壁側固定面12,52の一部又は全部が湾曲していてもよい。この場合でも、床面側固定面11,51および側壁側固定面12,52がボルトBにより床面1aおよび側壁1bにそれぞれ圧接されれば、レールが前述のように固定される。
[0046]
 また、第1および第2の実施形態において、ラッシングベルト20の両端に金具21の代わりに被連結部材30を取付け、ラッシングベルト20の両端に金具として取付けられた被連結部材30をレールの溝13に係合させることもできる。

符号の説明

[0047]
 1 荷室
 1a 床面
 1b 側壁
 10 レール
 11 床面側固定面
 12 側壁側固定面
 13 溝
 13a 内部空間
 13b レールの底面
 13c フランジ部
 13d 内部空間側の面
 14 第1のボルト孔
 15 第2のボルト孔
 16 開口部
 16a 幅狭部
 16b 幅広部
 20 ラッシングベルト(固縛用長尺部材)
 21 金具
 22 固縛力調整器
 30 被連結部材
 31 係合部材
 31a 大径部
 32 被連結部
 33 移動規制部材
 34 付勢部材
 50 第1の部材
 51 床面側固定面
 52 側壁側固定面
 53 上面
 53a 雌ネジ孔
 54 第1のボルト孔
 55 第2のボルト孔
 60 第2の部材
 61 圧接面
 62 ボルト孔
 B ボルト
 F 荷物
 IS 仮想面

請求の範囲

[請求項1]
 荷室又は荷台にその床面に沿って延びるように複数のボルトにより固定されるレールであって、
 該レールの長手方向の略全体に亘って設けられ、前記床面に接触する床面側固定面と、
 前記長手方向の略全体に亘って前記床面側固定面と略垂直に配置されるように設けられ、前記荷室又は荷台の側壁に接触する側壁側固定面と、
 前記長手方向の略全体に亘って設けられ、固縛用長尺部材の端部に取付けられた金具、又は、該金具が連結される被連結部材が係合するように形成された溝と、
 前記長手方向に間隔をおいて配置され、それぞれ前記床面側固定面に開口する複数の第1のボルト孔と、
 前記長手方向に間隔をおいて配置され、それぞれ前記側壁側固定面に開口する複数の第2のボルト孔とを備え、
 前記溝が、その幅方向の両側に設けられ、前記金具の一部又は前記被連結部材の一部が該溝の底側から係合する一対の係合部を有し、
 該一対の係合部を通過する仮想面が前記床面側固定面に対し該レールの幅方向に傾斜しているレール。
[請求項2]
 前記仮想面と前記床面側固定面との成す角度が10°以上60°以下である請求項1に記載のレール。
[請求項3]
 前記第1のボルト孔と前記第2のボルト孔が前記長手方向に交互に配置されている請求項1又は2に記載のレール。
[請求項4]
 前記床面側固定面、前記側壁側固定面、前記第1のボルト孔、および前記第2のボルト孔を有すると共に、前記仮想面と略平行な上面を有し、前記第1および第2のボルト孔を用いて前記床面および前記側壁に固定される第1の部材と、
 厚さ方向一方の面側に前記溝を有し、厚さ方向他方の面が前記第1の部材の前記上面に面接触するように該第1の部材に締結部材により固定される第2の部材とを有する請求項1~3の何れかに記載のレール。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3]

[ 図 4]

[ 図 5]

[ 図 6]

[ 図 7]

[ 図 8]

[ 図 9]

[ 図 10]

[ 図 11]

[ 図 12]