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1. (WO2018061662) TERMINAL INSERTION DEVICE
Document

明 細 書

発明の名称 端子挿入装置

技術分野

0001  

背景技術

0002  

先行技術文献

特許文献

0003  

発明の概要

発明が解決しようとする課題

0004   0005   0006   0007  

課題を解決するための手段

0008   0009   0010   0011  

発明の効果

0012   0013   0014   0015   0016  

図面の簡単な説明

0017  

発明を実施するための形態

0018   0019   0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033   0034   0035   0036   0037   0038   0039   0040   0041   0042   0043   0044   0045   0046   0047   0048   0049   0050   0051   0052   0053   0054   0055   0056   0057   0058   0059   0060   0061   0062   0063   0064   0065   0066   0067   0068   0069   0070   0071   0072   0073   0074   0075   0076   0077   0078   0079   0080   0081   0082   0083   0084   0085   0086   0087   0088   0089   0090  

符号の説明

0091  

請求の範囲

1   2   3   4  

図面

1   2   3   4   5   6   7  

明 細 書

発明の名称 : 端子挿入装置

技術分野

[0001]
 本願明細書に開示される技術は、端子付き電線の端子を挿入する技術に関するものである。

背景技術

[0002]
 従来から、電線の端部に端子が取り付けられた端子付き電線の端子を、ハウジングのキャビティに自動挿入する端子挿入装置が用いられている。たとえば、特許文献1、特許文献2および特許文献3には、端子付き電線の端子をハウジングのキャビティに自動挿入する端子挿入装置が開示されている。

先行技術文献

特許文献

[0003]
特許文献1 : 特開平9-134772号公報
特許文献2 : 特開平8-138826号公報
特許文献3 : 特開平7-296939号公報

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0004]
 端子挿入装置においては、ハウジングを保持するハウジング保持部が設けられ、さらに、ハウジング保持部に保持されたハウジングの主面、すなわちハウジングの、端子が挿入される側の面の前方に、ハウジングの抜け止めとしてのストッパーが用いられていた。
[0005]
 ここで、ストッパーは、ハウジングをハウジング保持部から取り外す際にハウジングの主面から退避することができるように、ハウジングの主面に沿う方向に平行移動することができる構造となっている。
[0006]
 しかしながら、ハウジングの主面とストッパーとが離間していることによって、ハウジング保持部に保持されたハウジングがガタつき、結果として、端子が適切に挿入できない場合があった。
[0007]
 本願明細書に開示される技術は、以上に記載されたような問題を解決するためになされたものであり、ハウジング保持部におけるハウジングのガタつきを抑制し、端子を適切に挿入するための技術に関するものである。

課題を解決するための手段

[0008]
 本願明細書に開示される技術の第1の態様は、ハウジングを保持するハウジング保持部と、前記ハウジング保持部に保持された前記ハウジングの主面の一部に接触するストッパーと、前記ハウジングに、端部に端子が接続された端子付き電線の前記端子を挿入する挿入機構とを備え、前記ハウジングの前記主面は、前記端子付き電線の前記端子が挿入される側の面である。
[0009]
 また、本願明細書に開示される技術の第2の態様は、第1の態様に関連し、前記ストッパーは、前記ハウジングの前記主面の一部に付勢される。
[0010]
 また、本願明細書に開示される技術の第3の態様は、第1の態様または第2の態様に関連し、前記端子挿入装置は、さらに、前記ストッパーを、平面視において前記ハウジングの前記主面から退避させつつ、側面視において前記ハウジングの前記主面から離間させる移動機構を備える。
[0011]
 また、本願明細書に開示される技術の第4の態様は、第3の態様に関連し、前記移動機構は、外力が加えられた方向とは異なる方向に前記ストッパーを移動させるリンク構造である。

発明の効果

[0012]
 本願明細書に開示される技術の第1の態様によれば、ストッパーが、平面視においてハウジングの主面の一部と重なる位置においては、ハウジングの主面に接触する。そのため、ハウジング保持部に保持されたハウジングのガタつきを抑制することによって、端子の適切な挿入を促進させることができる。
[0013]
 特に、第2の態様によれば、ハウジング保持部に保持される様々な形状のハウジングに対応しつつ、ストッパーとハウジングの主面との接触を維持することができる。
[0014]
 特に、第3の態様によれば、ストッパーが、平面視においてハウジングの主面の一部と重なる位置においては、ハウジングの主面に接触しつつ、平面視においてハウジングの主面と重ならない位置においては、ハウジングの主面から離間して配置される。したがって、ハウジング保持部に保持される様々な形状のハウジングに対応しつつ、平面視においてハウジングの主面の一部と重なる位置においては、ストッパーとハウジングの主面との接触を維持することができる。
[0015]
 特に、第4の態様によれば、限られた空間内でストッパーを移動させる構造を設ける場合であっても、外力付加機構の配置の自由度が高まる。
[0016]
 本願明細書に開示される技術に関する目的と、特徴と、局面と、利点とは、以下に示される詳細な説明と添付図面とによって、さらに明白となる。

図面の簡単な説明

[0017]
[図1] 実施の形態に関する、端子挿入装置を実現するための構成を概略的に例示する図である。
[図2] 本実施の形態に関する端子挿入装置における、ストッパーの構成を概略的に例示する側面図である。
[図3] ストッパーを用いて、ハウジング保持部に保持されたハウジングのキャビティに端子を挿入する場合を例示する平面図である。
[図4] 本実施の形態に関する端子挿入装置における、ストッパーの構成を概略的に例示する側面図である。
[図5] ストッパーを用いて、ハウジング保持部に保持されたハウジングのキャビティに端子を挿入する場合を例示する平面図である。
[図6] 図4および図5に例示されたストッパーおよびその周辺の具体的な構造を例示する斜視図である。
[図7] 図6に例示されたストッパーおよびその周辺構造の動作について説明するための側面図である。

発明を実施するための形態

[0018]
 以下、添付される図面を参照しながら実施の形態について説明する。
[0019]
 なお、図面は概略的に示されるものであり、説明の便宜のため、適宜、構成の省略、または、構成の簡略化がなされるものである。また、異なる図面にそれぞれ示される構成などの大きさおよび位置の相互関係は、必ずしも正確に記載されるものではなく、適宜変更され得るものである。
[0020]
 また、以下に示される説明では、同様の構成要素には同じ符号を付して図示し、それらの名称と機能とについても同様のものとする。したがって、それらについての詳細な説明を、重複を避けるために省略する場合がある。
[0021]
 また、以下に記載される説明において、「上」、「下」、「左」、「右」、「側」、「底」、「表」または「裏」などの特定の位置と方向とを意味する用語が用いられる場合があっても、これらの用語は、実施の形態の内容を理解することを容易にするために便宜上用いられるものであり、実際に実施される際の方向とは関係しないものである。
[0022]
 <実施の形態>
 以下、本実施の形態に関する端子挿入装置について説明する。説明の便宜上、まず、ハウジングの主面に沿う方向に平行移動するストッパーを備える端子挿入装置の構成について説明する。
[0023]
 <端子挿入装置の構成について>
 以下の説明では、それぞれの構成の移動方向が、便宜上、xyz軸方向に沿うものとして記載されている場合があるが、これらは例示であって、特にこれらに限られるものではない。すなわち、それぞれの構成が3次元空間内を移動できればよく、たとえば、直交座標系によらない移動方向が定義される場合、および、それぞれの構成で異なる移動方向が定義される場合であってもよい。
[0024]
 図1は、本実施の形態に関する端子挿入装置を実現するための構成を概略的に例示する図である。なお、構成を理解しやすくする観点から、図1においては、一部の構成要素が省略、または、簡略化されて示される場合がある。
[0025]
 図1に例示されるように、本実施の形態に関する端子挿入装置は、端子付き電線10の端子10Aを固定する固定バー12と、固定バー12に固定された端子付き電線10を固定バー12から取り出して把持する取り出し機構14と、取り出し機構14に把持された端子付き電線10が一時的に配置され、かつ、端子10Aの位置を調整する位置調整機構18と、位置調整機構18において位置を調整された端子付き電線10を把持し、かつ、ハウジング22のキャビティ22Aに挿入する挿入機構20と、ハウジング22を保持するハウジング保持部24と、ハウジング22の主面の前方に配置されるストッパー26と、端子挿入装置の動作を制御する制御部28とを備える。
[0026]
 端子付き電線10は、電線10Bと、電線10Bの端部に接続された端子10Aとを備える。
[0027]
 電線10Bは、銅またはアルミニウムなどの金属を主成分とする線材である芯線と、当該芯線の周囲を覆う絶縁被覆とを備える。絶縁被覆は、たとえば、ポリエチレン、塩化ビニルまたはポリアミド系ナイロンなどを主成分とする合成樹脂の部材である。
[0028]
 端子10Aは、電線10Bの端部に接続される。端子10Aは、たとえば、銅またはスズなどの金属を主成分とする金属の部材である。端子10Aと電線10Bとの接続方法としては、たとえば、圧着または溶接などがある。
[0029]
 固定バー12は、後述する端子10Aの挿入方向と交差する方向、具体的には、図1におけるx軸方向に延びて設けられる。固定バー12の上面には、通常、複数本の電線10Bが固定される。
[0030]
 固定バー12の具体的な構造としては、たとえば、固定バー12の、電線10Bを固定する上面において、電線10Bが挟まれる程度の幅を有する溝12Aが形成される構造が想定される。固定バー12は、たとえば、弾性体などからなる。
[0031]
 取り出し機構14は、固定バー12に固定された端子付き電線10を把持する取り出しチャック14Aと、取り出しチャック14Aを少なくともy軸方向、および、z軸方向に移動可能な移動機構14Bとを備える。ここで、y軸方向は、端子10Aの挿入方向に対応する。また、移動機構14Bの駆動は、たとえば、複数のリニアアクチュエータなどによって実現される。
[0032]
 取り出しチャック14Aは、たとえば、一対の板状部材141であり、少なくとも一方が他方に対し、x軸方向に沿って接近または離間するように駆動することができる。取り出しチャック14Aの当該駆動は、たとえば、ソレノイドアクチュエータ、または、ボールネジ式の電動アクチュエータなどによって実現される。
[0033]
 それぞれの板状部材141は、端子付き電線10を挟む部分に凹部を有する。取り出しチャック14Aが固定バー12に保持された端子付き電線10を把持する際には、当該凹部が、固定バー12における溝12Aの位置に対応するように取り出しチャック14Aが配置される。そして、取り出しチャック14Aは、板状部材141の、凹部を挟む両側の部分で、端子付き電線10を把持する。すなわち、取り出しチャック14Aは、端子付き電線10の、固定バー12における溝12Aに固定された部分を除く部分を把持する。
[0034]
 位置調整機構18は、端子付き電線10のx軸方向における位置調整を行うx軸方向調整機構18Aと、z軸方向における位置調整を行うz軸方向調整機構18Bと、少なくともx軸方向調整機構18Aをx軸方向に移動させる移動機構18Cとを備える。
[0035]
 x軸方向調整機構18Aは、一対の対向部材181を有する。対向部材181は、少なくとも一方が他方に対し、x軸方向に沿って接近または離間するように駆動することができる。x軸方向調整機構18Aの当該駆動は、たとえば、ソレノイドアクチュエータ、または、ボールネジ式の電動アクチュエータなどによって実現される。
[0036]
 対向部材181によって、x軸方向調整機構18A内に配置された端子付き電線10を挟むことによって、端子10Aをx軸方向における所定の位置に配置することができる。
[0037]
 z軸方向調整機構18Bは、一対の対向部材182を有する。対向部材182は、少なくとも一方が他方に対し、z軸方向に沿って接近または離間するように駆動することができる。z軸方向調整機構18Bの当該駆動は、たとえば、ソレノイドアクチュエータ、または、ボールネジ式の電動アクチュエータなどによって実現される。
[0038]
 対向部材182によって、x軸方向調整機構18A内に配置された端子付き電線10を挟むことによって、端子付き電線10をz軸方向における所定の位置に配置することができる。
[0039]
 移動機構18Cは、x軸方向調整機構18Aを、少なくともx軸方向に移動させる。移動機構18Cの駆動は、たとえば、リニアアクチュエータなどによって実現される。なお、移動機構18Cが備えられない場合であっても、取り出し機構14における移動機構14B、または、後述の挿入機構20における移動機構20Bによって、取り出し機構14、挿入機構20、および、位置調整機構18の間の位置が相対的に移動可能となっていればよい。
[0040]
 挿入機構20は、一時的にx軸方向調整機構18A内に配置された端子付き電線10を把持する挿入チャック20Aと、挿入チャック20Aを少なくともy軸方向、および、z軸方向に移動可能な移動機構20Bとを備える。移動機構20Bの駆動は、たとえば、複数のリニアアクチュエータなどによって実現される。
[0041]
 挿入チャック20Aは、たとえば、一対の棒状部材201であり、少なくとも一方が他方に対し、x軸方向に沿って接近または離間するように駆動することができる。挿入チャック20Aの当該駆動は、たとえば、ソレノイドアクチュエータ、または、ボールネジ式の電動アクチュエータなどによって実現される。
[0042]
 ハウジング保持部24は、ハウジング22の主面が図1におけるy軸の負方向に向くように、ハウジング22を保持する。
[0043]
 ストッパー26は、ハウジング保持部24に保持されたハウジング22の主面の前方に配置され、かつ、ハウジング22の主面に沿って平行移動する。
[0044]
 ストッパー26は、端子付き電線10の端子10Aの挿入方向とは直交する方向に平行移動する。そして、ストッパー26は、平面視において、ハウジング22の主面の縁部を覆う位置と、ハウジング22の主面とは重ならない位置との間を平行移動する。
[0045]
 なお、ハウジング22は、たとえば、ポリブチレンテレフタレート(PBT)またはABS樹脂などの絶縁性の樹脂材料で成型される。ハウジング22には、端子付き電線10が接続される主面において、端子10Aが挿入される複数のキャビティ22Aが設けられる。
[0046]
 制御部28は、記録媒体に格納されたプログラムを実行するものであってもよい。すなわち、たとえば、中央演算処理装置(central processing unit、すなわち、CPU)、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、デジタルシグナルプロセッサ(digital signal processor、すなわち、DSP)であってもよい。
[0047]
 制御部28は、本実施の形態に関する端子挿入装置のそれぞれの構成に接続される。そして、制御部28は、あらかじめ格納されたプログラムにしたがって、端子付き電線10の端子10Aをハウジング22のキャビティ22Aに挿入する動作を含む動作を制御する。
[0048]
 <端子挿入装置の動作について>
 次に、本実施の形態に関する端子挿入装置の動作を説明する。
[0049]
 まず、端子付き電線10が、所定の順序で固定バー12に固定される。一方で、ハウジング22がハウジング保持部24に保持される。ハウジング保持部24において、ハウジング22の主面は、y軸の負方向を向くように保持される。さらに、ハウジング22の抜け止めとしてのストッパー26が、ハウジング22の主面に沿って平行移動する。そうすることによって、平面視において、ハウジング22の主面の縁部とストッパー26とが重なる位置に、ストッパー26が配置される。なお、当該位置において、ストッパー26は、ハウジング22の主面とは離間して配置される。
[0050]
 次に、取り出し機構14の取り出しチャック14Aに把持される。そして、端子付き電線10は、取り出しチャック14Aによって、位置調整機構18のx軸方向調整機構18A内に配置される。
[0051]
 続いて、端子付き電線10は、x軸方向調整機構18Aにおける対向部材181で挟まれることによって、x軸方向における位置が調整される。
[0052]
 次に、端子付き電線10は、x軸方向調整機構18Aにおける対向部材181の代わりに、z軸方向調整機構18Bにおける対向部材182に挟まれることによって、z軸方向における位置が調整される。
[0053]
 次に、端子付き電線10は、挿入機構20の挿入チャック20Aによって把持され、さらに、ハウジング22のキャビティ22Aの前方まで移動される。そして、端子付き電線10の端子10Aが、ハウジング22のキャビティ22A内に挿入される。
[0054]
 このとき、ハウジング22はハウジング保持部24に保持され、かつ、ストッパー26が、平面視において、ハウジング22の主面の縁部を覆う位置に配置されている。
[0055]
 <ストッパーの構成について>
 図2は、本実施の形態に関する端子挿入装置における、ストッパー26の構成を概略的に例示する側面図である。図2に例示されるように、ストッパー26は、端子付き電線10の端子10Aの挿入方向とは直交する方向、すなわち、図2におけるz軸方向に平行移動する。そして、ストッパー26は、平面視において、ハウジング22の主面の縁部を覆う位置と、ハウジング22の主面とは重ならない位置との間を平行移動する。
[0056]
 ここで、ストッパー26は、ハウジング22の主面から離間して配置される。図2に例示される場合では、ハウジング22の主面とストッパー26とは、たとえば、0.5mm離れている。
[0057]
 図3は、ストッパー26を用いて、ハウジング保持部24に保持されたハウジング22のキャビティ22Aに端子10Aを挿入する場合を例示する平面図である。
[0058]
 図3に例示されるように、ストッパー26を用いた場合では、ハウジング22の主面とストッパー26とが離間して配置されていることによって、ハウジング保持部24内のハウジング22が端子10Aの挿入方向などにガタつき、結果として、キャビティ22Aの深さ方向と挿入機構20による端子10Aの挿入方向とが一致しなくなる場合がある。その場合、端子10Aがキャビティ22Aに挿入されにくくなる。
[0059]
 図4は、本実施の形態に関する端子挿入装置における、ストッパー26Aの構成を概略的に例示する側面図である。
[0060]
 図4に例示されるストッパー26Aは、ストッパー26と同様に、平面視において、ハウジング22の主面の縁部と重なる位置と、ハウジング22の主面とは重ならない位置との間を移動することができる。
[0061]
 ここで、ストッパー26Aは、ハウジング22の主面の縁部と重なる位置においては、ハウジング22の主面に接触する。一方で、ストッパー26Aは、ハウジング22の主面とは重ならない位置においては、ハウジング22の主面とは接触せず、ハウジング22の主面とは離間して位置する。このような構成であることによって、ストッパー26Aは、ハウジング保持部24内のハウジング22がガタつくことを抑制することができる。また、ストッパー26Aは、平面視においてハウジング22の主面から退避しつつ、側面視においてはハウジング22の主面から離間するように移動するため、ハウジング保持部24に保持される様々な形状のハウジング22に対応して、当該ハウジングの主面に接触して位置することができる。
[0062]
 なお、図4に例示される場合では、ストッパー26Aは、ハウジング22の主面の縁部と重なる位置と、ハウジング22の主面とは重ならない位置との間を平行移動しているが、当該2つの位置の間の移動は平行移動に限られず、たとえば、ストッパー26Aのz軸の負方向における1点を中心とする回転によって、当該2つの位置の間の移動がなされてもよい。ただし、図4に例示されるようにストッパー26Aを平行移動させる場合には、当該移動のためにあらかじめ確保される空間を小さく抑えることができる。
[0063]
 図5は、ストッパー26Aを用いて、ハウジング保持部24に保持されたハウジング22のキャビティ22Aに端子10Aを挿入する場合を例示する平面図である。
[0064]
 図5に例示されるように、ストッパー26Aを用いた場合では、ハウジング22の主面とストッパー26Aとが接触していることによって、ハウジング保持部24内のハウジング22がガタつきにくい。その結果として、キャビティ22Aの深さ方向と挿入機構20による端子10Aの挿入方向とが一致しやすい。したがって、端子10Aがキャビティ22Aに適切に挿入されやすくなる。
[0065]
 <ストッパーおよびその周辺の構造について>
 図6は、図4および図5に例示されたストッパー26Aおよびその周辺の具体的な構造を例示する斜視図である。図6に例示されるように、端子挿入装置は、ストッパー26Aを平行移動させるためのリンク構造30を備える。なお、図6においては、ハウジング保持部24が2つ並べられた場合が例示されるが、ハウジング保持部24の数および配列方法は、図6に例示される場合に限られるものではない。
[0066]
 図6に例示されるように、ハウジング保持部24の嵌め込み穴24Aに主面が露出する姿勢で嵌め込まれたハウジング22は、その主面においてストッパー26Aと接触する。ストッパー26Aは、支持板34に調整ネジ26Bを介して連結されることによって、平面視においてハウジング22の主面と重なる面積を調整することができる。
[0067]
 リンク構造30は、支持板34と連結された連結部材30Aと、ハウジング保持部24の支持壁24Bと連結された連結部材30Bと、連結部材30Aと連結部材30Bとに跨ってそれぞれ接続された接続部材30Cおよび接続部材30Dとを備える。
[0068]
 連結部材30Aは、支持板34の下面に連結される。また、連結部材30Aは、軸部材30Eを介して接続部材30Cと回転可能に接続される。また、連結部材30Aは、軸部材30Fを介して接続部材30Dと回転可能に接続される。なお、軸部材30Eには、ハウジング保持部24の支持壁24Bに一方の端部が固定された付勢バネ32の、他方の端部が固定されているため、軸部材30Eは、支持壁24Bの方向に引っ張られる。
[0069]
 連結部材30Bは、支持壁24Bの側壁に連結される。また、連結部材30Bは、軸部材30Gを介して接続部材30Cと回転可能に接続される。また、連結部材30Bは、軸部材30Hを介して接続部材30Dと回転可能に接続される。
[0070]
 接続部材30Dは、連結部材30Aと接続される端部、および、連結部材30Bと接続される端部とは異なる端部300を有しており、端部300において、シリンダー36による外力を受ける。具体的には、シリンダー36が図6における左方向に外力を加えることによって、端部300が軸部材30Hを支点として図6における左方向に移動する。
[0071]
 <ストッパーおよびその周辺構造の動作について>
 図7は、図6に例示されたストッパー26Aおよびその周辺構造の動作について説明するための側面図である。
[0072]
 図7に例示される構造において、シリンダー36が左方向に外力を加えることによって、端部300が軸部材30Hを支点として右周りに回転移動する。そうすると、接続部材30Dの連結部材30Aと接続される端部も軸部材30Hを支点として右周りに回転移動する。
[0073]
 接続部材30Dと軸部材30Fを介して回転可能に接続される連結部材30Aは、接続部材30Dの移動にしたがって移動する。さらに、連結部材30Aと軸部材30Eを介して回転可能に接続される接続部材30Cも、連結部材30Aの回転移動にしたがって、軸部材30Gを支点として右周りに回転移動する。このとき、接続部材30Cは、軸部材30Eに固定された付勢バネ32によって付勢される力に逆らって回転移動する。
[0074]
 連結部材30Aに連結された支持板34は連結部材30Aの移動にしたがって移動するため、支持板34に連結されたストッパー26Aも同様に移動する。すると、ストッパー26Aは、平面視においてハウジング22の主面から退避しつつ、側面視においてハウジング22の主面から離間する方向に平行移動する。
[0075]
 このように、リンク構造30を用いることによって、外力を加える方向とは異なる方向においてストッパー26Aを平行移動させ、ストッパー26Aをハウジング22の主面から退避させることができる。したがって、限られた空間内でストッパー26Aを移動させる構造を設ける場合であっても、シリンダー36などの外力付加機構の配置の自由度が高まる。
[0076]
 <以上に記載された実施の形態によって生じる効果について>
 次に、以上に記載された実施の形態によって生じる効果を例示する。なお、以下の説明においては、以上に記載された実施の形態に例示された具体的な構成に基づいて当該効果が記載されるが、同様の効果が生じる範囲で、本願明細書に例示される他の具体的な構成と置き換えられてもよい。
[0077]
 以上に記載された実施の形態によれば、端子挿入装置は、ハウジング22を保持するハウジング保持部24と、ストッパー26Aと、挿入機構20とを備える。ストッパー26Aは、ハウジング保持部24に保持されたハウジング22の主面の一部に接触する。挿入機構20は、ハウジング22に、端部に端子10Aが接続された端子付き電線10の端子10Aを挿入する。ここで、ハウジング22の主面は、端子付き電線10の端子10Aが挿入される側の面である。
[0078]
 このような構成によれば、ストッパー26Aが、平面視においてハウジング22の主面の一部と重なる位置においては、ハウジング22の主面に接触する。そのため、ハウジング保持部24に保持されたハウジング22のガタつきを抑制することによって、端子10Aの適切な挿入を促進させることができる。
[0079]
 なお、これらの構成以外の本願明細書に例示される他の構成については適宜省略することができる。すなわち、これらの構成のみで、以上に記載された効果を生じさせることができる。
[0080]
 しかしながら、本願明細書に例示される他の構成のうちの少なくとも1つを以上に記載された構成に適宜追加した場合、すなわち、以上に記載された構成としては記載されなかった本願明細書に例示される他の構成を以上に記載された構成に追加した場合でも、同様に以上に記載された効果を生じさせることができる。
[0081]
 また、以上に記載された実施の形態によれば、ストッパー26Aは、ハウジング22の主面の一部に付勢される。このような構成によれば、ハウジング保持部24に保持される様々な形状のハウジング22に対応しつつ、ストッパー26Aとハウジング22の主面との接触を維持することができる。
[0082]
 また、以上に記載された実施の形態によれば、端子挿入装置は、移動機構を備える。移動機構は、ストッパー26Aを、平面視においてハウジング22の主面から退避させつつ、側面視においてハウジング22の主面から離間させる。このような構成によれば、ストッパー26Aが、平面視においてハウジング22の主面の一部と重なる位置においては、ハウジング22の主面に接触しつつ、平面視においてハウジング22の主面と重ならない位置においては、ハウジング22の主面から離間して配置される。したがって、ハウジング保持部24に保持される様々な形状のハウジング22に対応しつつ、平面視においてハウジング22の主面の一部と重なる位置においては、ストッパー26Aとハウジング22の主面との接触を維持することができる。
[0083]
 また、以上に記載された実施の形態によれば、移動機構は、外力が加えられた方向とは異なる方向にストッパー26Aを移動させるリンク構造30である。このような構成によれば、限られた空間内でストッパー26Aを移動させる構造を設ける場合であっても、シリンダー36などの外力付加機構の配置の自由度が高まる。
[0084]
 <以上に記載された実施の形態における変形例について>
 以上に記載された実施の形態では、それぞれの構成要素の材質、材料、寸法、形状、相対的配置関係または実施の条件などについても記載する場合があるが、これらはすべての局面において例示であって、本願明細書に記載されたものに限られることはないものとする。
[0085]
 したがって、例示されていない無数の変形例、および、均等物が、本願明細書に開示される技術の範囲内において想定される。たとえば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合が含まれるものとする。
[0086]
 また、矛盾が生じない限り、以上に記載された実施の形態において「1つ」備えられるものとして記載された構成要素は、「1つ以上」備えられていてもよいものとする。
[0087]
 さらに、以上に記載された実施の形態におけるそれぞれの構成要素は概念的な単位であって、本願明細書に開示される技術の範囲内には、1つの構成要素が複数の構造物から成る場合と、1つの構成要素がある構造物の一部に対応する場合と、さらには、複数の構成要素が1つの構造物に備えられる場合とを含むものとする。
[0088]
 また、以上に記載された実施の形態におけるそれぞれの構成要素には、同一の機能を発揮する限り、他の構造または形状を有する構造物が含まれるものとする。
[0089]
 また、本願明細書における説明は、本技術に関するすべての目的のために参照され、いずれも、従来技術であると認めるものではない。
[0090]
 また、以上に記載された実施の形態において、特に指定されずに材料名などが記載された場合は、矛盾が生じない限り、当該材料に他の添加物が含まれた、たとえば、合金などが含まれるものとする。

符号の説明

[0091]
 10 端子付き電線
 10A 端子
 10B 電線
 12 固定バー
 12A 溝
 14 取り出し機構
 14A 取り出しチャック
 14B,18C,20B 移動機構
 18 位置調整機構
 18A x軸方向調整機構
 18B z軸方向調整機構
 20 挿入機構
 20A 挿入チャック
 22 ハウジング
 22A キャビティ
 24 ハウジング保持部
 24A 嵌め込み穴
 24B 支持壁
 26,26A ストッパー
 26B 調整ネジ
 28 制御部
 30 リンク構造
 30A,30B 連結部材
 30C,30D 接続部材
 30E,30F,30G,30H 軸部材
 32 付勢バネ
 34 支持板
 36 シリンダー
 141 板状部材
 181,182 対向部材
 201 棒状部材
 300 端部

請求の範囲

[請求項1]
 ハウジングを保持するハウジング保持部と、
 前記ハウジング保持部に保持された前記ハウジングの主面の一部に接触するストッパーと、
 前記ハウジングに、端部に端子が接続された端子付き電線の前記端子を挿入する挿入機構とを備え、
 前記ハウジングの前記主面は、前記端子付き電線の前記端子が挿入される側の面である、
 端子挿入装置。
[請求項2]
 前記ストッパーは、前記ハウジングの前記主面の一部に付勢される、
 請求項1に記載の端子挿入装置。
[請求項3]
 前記端子挿入装置は、さらに、
  前記ストッパーを、平面視において前記ハウジングの前記主面から退避させつつ、側面視において前記ハウジングの前記主面から離間させる移動機構を備える、
 請求項1または請求項2に記載の端子挿入装置。
[請求項4]
 前記移動機構は、外力が加えられた方向とは異なる方向に前記ストッパーを移動させるリンク構造である、
 請求項3に記載の端子挿入装置。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3]

[ 図 4]

[ 図 5]

[ 図 6]

[ 図 7]