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1. (WO2019049319) FOOD CONTAINER AND METHOD FOR PROVIDING FOOD CONTAINER, AND FOOD PRODUCT AND METHOD FOR PROVIDING FOOD PRODUCT
Document

明 細 書

発明の名称 食品容器及び食品容器の提供方法、並びに、食品製品及び食品製品の提供方法

技術分野

0001  

背景技術

0002   0003   0004   0005  

先行技術文献

特許文献

0006  

発明の概要

発明が解決しようとする課題

0007   0008   0009  

課題を解決するための手段

0010   0011   0012   0013   0014   0015   0016   0017   0018   0019   0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033  

発明の効果

0034  

図面の簡単な説明

0035  

発明を実施するための形態

0036   0037   0038   0039   0040   0041   0042   0043   0044   0045   0046   0047   0048   0049   0050   0051   0052   0053   0054   0055   0056   0057  

符号の説明

0058  

請求の範囲

1   2   3   4   5   6   7   8   9   10   11   12   13   14   15   16   17  

図面

1   2   3   4  

明 細 書

発明の名称 : 食品容器及び食品容器の提供方法、並びに、食品製品及び食品製品の提供方法

技術分野

[0001]
 本発明は食品容器及び食品容器の提供方法、並びに、食品製品及び食品製品の提供方法に関する。詳しくは、消費者が安心して商品を選択することが可能となる食品容器及び食品容器の提供方法、並びに、食品製品及び食品製品の提供方法に係るものである。

背景技術

[0002]
 従来、食品を中心として商品の安全性が消費者に注目されており、消費者が商品を選択する際に、消費者は商品自体や商品の原料がどの様な物であるのかという点にまで関心を示す様になっている。
[0003]
 そのため、商品の提供者は、提供する商品や商品の原料の成分や産地、製造年月日等の情報を商品の包装に貼付したラベルに記載したり、ICタグに記録したりして、商品を提供している。
[0004]
 しかし、単に情報を記載や記録したものを商品に添付して提供するだけでは、その情報の改竄や偽造等が容易であり、現に情報の改竄や偽造等が行われている事実もあり、消費者に信用度が低く、消費者が安心して商品を選択することが困難であった。
[0005]
 そこで、本発明の発明者は、単に情報を記載や記録したものを食品に添付するのではなく、食品の原料を粉末にした原料粉末見本を食品に添付して食品を提供する技術を提案している(特許文献1参照)。

先行技術文献

特許文献

[0006]
特許文献1 : 特開2009-5656号公報

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0007]
 ところで、食品を含む各種商品の品質は、その商品が消費者に提供されるまでの過程における様々な要因に強く影響を受けるものである。
[0008]
 そのため、食品の原料粉末は、食品の品質についての情報を得ることができる要因ではあるものの、たった1つの要因に過ぎず、原料粉末見本を食品に添付して食品を提供するといった特許文献1に記載の技術のみでは、消費者が安心して食品を選択するといった目的を実現するのに充分ではない場合がある。
[0009]
 本発明は以上の点に鑑みて創案されたものであって、より一層充分に消費者が安心して商品を選択することが可能となる食品容器及び食品容器の提供方法、並びに、食品製品及び食品製品の提供方法を提供することを目的とするものである。

課題を解決するための手段

[0010]
 上記の目的を達成するために、本発明に係る食品容器は、その内部に食品を収容可能に構成されると共に、内部に収容される食品と接する面に所定の塗膜が形成された食品容器本体と、前記食品容器本体の塗膜と同一材料であり、若しくは、前記食品容器本体と同一材料の基材に前記食品容器本体の塗膜と同一材料の塗膜が形成されたものであり、かつ、前記食品容器本体と共に提供される付属物とを備える。
[0011]
 また、上記の目的を達成するために、本発明に係る食品容器の提供方法は、その内部に食品を収容可能に構成されると共に、内部に収容される食品と接する面に所定の塗膜が形成された食品容器本体を、前記食品容器本体の塗膜と同一材料であり、若しくは、前記食品容器本体と同一材料の基材に前記食品容器本体の塗膜と同一材料の塗膜が形成されたものである付属物と共に提供する工程を備える。
[0012]
 更に、上記の目的を達成するために、本発明に係る食品容器の提供方法は、その内部に食品を収容可能に構成されると共に、内部に収容される食品と接する面に所定の塗膜が形成された食品容器本体を、前記食品容器本体の塗膜と同一材料であり、若しくは、前記食品容器本体と同一材料の基材に前記食品容器本体の塗膜と同一材料の塗膜が形成されたものである付属物を見せて提供する工程を備える。
[0013]
 ここで、食品容器本体の塗膜と同一材料である付属物によって、塗膜が、食品容器本体の内部に収容される食品に与える影響を把握することができる。
 また、食品容器本体と同一材料の基材に食品容器本体の塗膜と同一材料の塗膜が形成された付属物によって、食品容器本体及び塗膜が、食品容器本体の内部に収容される食品に与える影響を把握することができる。
 なお、ここでの付属物は、食品容器本体とは別個の状態である。
[0014]
 なお、食品容器本体の塗膜としては、エポキシフェノール系(エポキシ樹脂にフェノール樹脂を配合したもの)、エポキシアクリルフェノール系(エポキシフェノールに硬化成分としてのアクリル樹脂を配合したもの)、ビニール系(塩化ビニル酢酸ビニル系共重合合成樹脂)、C-エナメル、ポリエステル等がある。
[0015]
 また、環境ホルモンの疑いがあるとされているビスフェノールA(BPA)は、エポキシ樹脂から溶出すると言われている。
 そのため、食品容器本体の塗膜の少なくとも一部にエポキシ樹脂を含んでいる場合には、エポキシ樹脂を含む塗膜が、食品容器本体の内部に収容される食品に与える影響を把握することができる。
[0016]
 なお、食品容器本体の塗膜から溶出するビスフェノールAの量に関する情報である溶出量情報が提供された場合には、より一層充分に、食品容器本体の内部に収容される食品に与える影響を把握することができる。
[0017]
 また、上記の目的を達成するために、本発明に係る食品容器は、その内部に食品を収容可能に構成された食品容器本体と、前記食品容器本体の食品に接する部分と同一材料であり、かつ、前記食品容器本体と共に提供される付属物とを備える。
[0018]
 更に、上記の目的を達成するために、本発明に係る食品容器の提供方法は、その内部に食品を収容可能に構成された食品容器本体を、前記食品容器本体の食品に接する部分と同一材料である付属物と共に提供する工程を備える。
[0019]
 また、上記の目的を達成するために、本発明に係る食品容器の提供方法は、その内部に食品を収容可能に構成された食品容器本体を、前記食品容器本体の食品に接する部分と同一材料である付属物を見せて提供する工程を備える。
[0020]
 ここで、食品容器本体の食品に接する部分と同一材料である付属物によって、食品容器本体が、その内部に収容される食品に与える影響を把握することができる。
 なお、ここでの付属物は、食品容器本体とは別個の状態である。
[0021]
 また、上記の目的を達成するために、本発明に係る食品製品は、その内部に食品が収容されて構成されると共に、同食品と接する面に所定の塗膜が形成された食品容器と、前記食品容器の塗膜と同一材料であり、若しくは、前記食品容器と同一材料の基材に前記食品容器の塗膜と同一材料の塗膜が形成されたものであり、かつ、前記食品容器と共に提供される付属物とを備える。
[0022]
 更に、上記の目的を達成するために、本発明に係る食品製品の提供方法は、その内部に食品が収容されて構成されると共に、同食品と接する面に所定の塗膜が形成された食品容器を、前記食品容器の塗膜と同一材料であり、若しくは、前記食品容器と同一材料の基材に前記食品容器の塗膜と同一材料の塗膜が形成されたものである付属物と共に提供する工程を備える。
[0023]
 また、上記の目的を達成するために、本発明に係る食品製品の提供方法は、その内部に食品が収容されて構成されると共に、同食品と接する面に所定の塗膜が形成された食品容器を、前記食品容器の塗膜と同一材料であり、若しくは、前記食品容器と同一材料の基材に前記食品容器の塗膜と同一材料の塗膜が形成されたものである付属物を見せて提供する工程を備える。
[0024]
 ここで、食品容器の塗膜と同一材料である付属物によって、塗膜が、食品容器の内部に収容された食品に与える影響を把握することができる。
 また、食品容器と同一材料の基材に食品容器の塗膜と同一材料の塗膜が形成された付属物によって、食品容器及び塗膜が、食品容器の内部に収容された食品に与える影響を把握することができる。
 なお、ここでの付属物は、食品容器とは別個の状態である。
[0025]
 なお、食品容器の塗膜としては、エポキシフェノール系(エポキシ樹脂にフェノール樹脂を配合したもの)、エポキシアクリルフェノール系(エポキシフェノールに硬化成分としてのアクリル樹脂を配合したもの)、ビニール系(塩化ビニル酢酸ビニル系共重合合成樹脂)、C-エナメル、ポリエステル等がある。
[0026]
 また、上記の目的を達成するために、本発明に係る食品製品は、その内部に食品が収容されて構成された食品容器と、前記食品容器の前記食品に接する部分と同一材料であり、かつ、前記食品容器と共に提供される付属物とを備える。
[0027]
 更に、上記の目的を達成するために、本発明に係る食品製品の提供方法は、その内部に食品が収容されて構成された食品容器を、前記食品容器の前記食品に接する部分と同一材料である付属物と共に提供する工程を備える。
[0028]
 また、上記の目的を達成するために、本発明に係る食品製品の提供方法は、その内部に食品が収容されて構成された食品容器を、前記食品容器の前記食品に接する部分と同一材料である付属物を見せて提供する工程を備える。
[0029]
 ここで、食品容器の食品に接する部分と同一材料である付属物によって、食品容器が、その内部に収容される食品に与える影響を把握することができる。
 なお、ここでの付属物は、食品容器とは別個の状態である。
[0030]
 ところで、ここでの「食品」とは、栄養素の摂取や嗜好を目的とした飲食物(生鮮食品、動物性食品、植物性食品、加工食品、嗜好食品、調味用材料、健康食品、サプリメント、飲料、加工材料等)を含むことは勿論のこと、医薬品や医薬部外品をも含む趣旨である。例えば、漢方薬も含まれる。また、ペッドフード、家畜の飼料、養殖魚の飼料等、動物を対象としたものも含む趣旨である。
[0031]
 また、「見せる」とは、「付属物の実物」を見せることは勿論、「付属物の静止画や動画」を見せる場合も含む趣旨である。例えば、付属物の写真が掲載されたカタログを見せる場合や、付属物の写真や動画が掲載されたウェブサイトを見せる場合等も含まれる。
[0032]
 更に、「提供する」とは、実店舗で提供する(手渡す)場合は勿論、宅配便等で提供する(送付する)場合も含まれる。
[0033]
 また、食品容器の内部に収容された食品の、食品成分に関する情報、遺伝子組換えに関する情報、食品添加物に関する情報、の少なくとも1つを含む情報を提供したり、見せたりしても良い。
 なお、「食品成分」とは、一例として、文部科学省科学技術・学術審議会資源調査分科会編集の「日本食品標準成分表2015年(七訂)」に記載されている様な表示を意味し、「栄養成分」をも含むものである。また、「遺伝子組換えに関する情報」とは、一例として、食品が遺伝子組換え作物であるか否かという情報であり、「食品添加物に関する情報」とは、一例として、食品添加物の名称、機能、使用量、生産者名、生産地等の情報である。

発明の効果

[0034]
 本発明の食品容器及び食品容器の提供方法、並びに、食品製品及び食品製品の提供方法では、消費者がより一層安心して商品を選択することが可能となり、商品の信頼度の向上を実現することができる。

図面の簡単な説明

[0035]
[図1] 第1の実施の形態を説明するための模式図である。
[図2] 第1の実施の形態の変形例を説明するための模式図である。
[図3] 第2の実施の形態を説明するための模式図である。
[図4] 第3の実施の形態を説明するための模式図である。

発明を実施するための形態

[0036]
 以下、発明を実施するための形態(以下、「実施の形態」と称する)について説明を行う。なお、説明は以下の順序で行う。
1.第1の実施の形態
2.第2の実施の形態
3.第3の実施の形態
[0037]
<1.第1の実施の形態>
[構成の説明]
 図1は本発明を適用した食品製品の一例を説明するための模式図であり、ここで示す食品製品(缶詰製品)Aは、缶詰容器(食品容器本体の一例)2に食品1(図示せず)が密閉状に収容されている。
[0038]
 缶詰容器2の天面上には、塗膜材料4が密閉状に封入された透明袋状の塗膜材料封入体5が配置され、缶詰容器2と塗膜材料封入体5とが透明フィルム6で一体的に包装されている。
[0039]
 ここで、缶詰容器2は、3ピース缶(即ち、缶底と缶蓋と缶胴を接合した缶詰)であり、缶の内面にエポキシフェノール系の樹脂の塗装がなされている。
[0040]
 なお、缶詰容器は、構造的に、上述した3ピース缶と2ピース缶(缶底と缶胴を1枚の金属板で成型し、缶蓋を成型した缶詰)とに大別される。また、缶蓋の形状については、平蓋(缶切りで開けるもの)や、EO蓋(プルリングが付いており、容易に開けることができるもの)や、リシールキャップ(蓋がねじキャップとなっており、何度でも栓ができるもの)などがある。一例として、缶詰容器2の材料(素材)としては、スチールやアルミニウム等が挙げられる。
[0041]
 なお、缶の内面を塗装するのは、缶の腐食を防いだり、内容物の変色を防いだりするためであり、塗料には合成樹脂を主体として顔料や溶剤などが用いられ、上述したエポキシフェノール系の樹脂の他にも、エポキシアクリルフェノール系、ビニール系、C-エナメル、ポリエステル等がある。
[0042]
 ここで、塗膜材料封入体5に封入された塗膜材料4は、缶詰容器2の内側表面であり、食品1と接する面に形成された塗膜と同一材料である。
 具体的には、本実施の形態では、塗膜材料4としてエポキシフェノール系の樹脂が塗膜材料封入体5に封入されている。
[0043]
 ところで、一般的な缶詰製品の製造工程として、食品を密封した後に殺菌機を用いた加熱殺菌を行っている。これは、殺菌などの微生物を加熱によって死滅させて腐敗を防ぎ、長く貯蔵できる様にするためで、缶詰容器に収容される食品の種類によって加熱温度と加熱時間が異なる。例えば、果物、果汁等の缶詰の場合には、酸が多いために、100℃以下の温度で短時間での殺菌処理となる一方、野菜や魚、肉等の場合には100℃以上の温度で時間をかけて殺菌処理を行う必要がある。
 そして、こうした殺菌処理時の加熱によって、缶詰容器2の塗膜材料4が食品に悪影響を与える可能性が懸念されている。
 そのため、塗膜材料封入体5に封入された塗膜材料4については、殺菌処理時の加熱と同条件で加熱されたものを封入することが好ましい。更に、殺菌処理時の加熱温度情報を提供しても良い。
 なお、未加熱の塗膜材料4であったとしても、塗膜材料4を入手した消費者が殺菌処理時の加熱と同条件の加熱を行うことで、加熱後の塗膜材料4の状況を把握することができるのは勿論である。
[0044]
[効果]
 上記した本発明を適用した食品製品の一例では、缶詰容器2と塗膜材料封入体5とが一体化されているために、缶詰容器2を提供する際に、缶詰容器2のみならず、不可避的に塗膜材料4をも提供することとなる。この様に、缶詰容器2と共に塗膜材料4をも消費者に提供することができ、消費者は缶詰容器2の品質を把握することができる。このことによって、消費者はより一層安心して食品製品Aを選択することが可能となり、食品製品の信頼度が向上することとなる。
[0045]
[変形例]
 上記した第1の実施の形態では、食品容器本体が缶詰容器2である場合を例に挙げて説明を行っているが、食品容器本体は必ずしも缶詰容器2である必要は無い。
 例えば、図2(a)で示す様に、レトルトパウチ(食品容器本体の他の一例)12に食品11(図示せず)を密閉状に収容し、塗膜材料14が密閉状に封入された透明袋状の塗膜材料封入体15と透明フィルム16で一体的に包装しても良い。
[0046]
 なお、レトルトパウチ12の場合には、食品1と接する面に必ずしも塗膜が形成されているとは限らず、レトルトパウチ12を構成するフィルム材料が食品1と接することもあり、こうした場合には、付属物として、レトルトパウチ12を構成するフィルム材料(食品容器の食品に接する部分に相当)と同一材料を付属物として提供する。
[0047]
 ここで、レトルト食品用の容器としては、プラスチックフィルム等を袋状に成形したレトルトパウチや、プラスチック材料等をトレーやカップ状に立体成型した成形容器がある。レトルトパウチは、2枚のフィルムの端をヒートシールして袋状に加工した平袋や、底の部分にフィルムを1枚加えた自立型のスタンディングパウチ等があり、密封はフィルムを加熱して軟化したところを圧着する熱融着(ヒートシール)等で行う。
 また、レトルトパウチ12の一例としては、プラスチックフィルムの間に金属箔を挟み込んで構成されており、食品11に接する内層は高密度ポリエチレンやポリプロピレンなど、中層がアルミ箔、外層はポリエステルフィルムが用いられ、それぞれが接着剤で貼り合わせられている。
[0048]
 また、図2(b)で示す様に、飲料缶(食品容器本体の更に他の一例)22に食品21(図示せず)を密閉状に収容し、塗膜材料24が密閉状に封入された透明袋状の塗膜材料封入体25を飲料缶22の首部分に引っ掛けても良い。
[0049]
 また、第1の実施の形態では、付属物として塗膜材料4を提供する場合を例に挙げて説明を行っているが、缶詰容器2の品質を把握することができれば充分であって、付属物は必ずしも塗膜材料4である必要は無い。
 例えば、缶詰容器2を構成する金属板と同一材料の金属片(基材の一例)に、エポキシフェノール系の樹脂の塗膜が形成されたものを付属物としても良い。なお、ここでのエポキシフェノール系の樹脂は、缶詰容器2の内側表面であり、食品1と接する面に形成された塗膜と同一材料であるエポキシフェノール系の樹脂を意味している。
 また、第1の実施の形態では、塗膜材料4を密閉状に封入した付属物を例に挙げて説明を行っているが、必ずしも封入する必要はなく、塗膜材料4のみを付属物としても良い。
[0050]
 更に、第1の実施の形態では、缶詰容器2に塗膜材料4のみを添付した場合を例に挙げて説明を行っているが、塗膜材料4に加えて、缶詰容器2の塗膜(エポキシフェノール系の樹脂)から溶出するビスフェノールAの量に関する情報である溶出量情報をも提供しても良い。例えば、「ビスフェノールA溶出基準は、5ppbである」や「ビスフェノールA溶出基準は、15ppmである」といった記載である。
[0051]
 同様に、第1の実施の形態では、缶詰容器2に塗膜材料4のみを添付した場合を例に挙げて説明を行っているが、塗膜材料4に加えて、塗膜材料4の名称(即ち、塗膜材料4が「エポキシフェノール系の樹脂」であるという情報)を提供しても良い。なお、缶詰容器2を構成する金属片と同一材料の金属片を付属物として提供する場合には、金属片の名称(例えば、スチールやアルミニウムであるという情報)を提供しても良い。
[0052]
<2.第2の実施の形態>
 図3は本発明を適用した食品製品の提供方法の一例を説明するための模式図である。
 図3で示す食品製品の提供方法の一例では、店舗等で商品陳列棚7の区画9ごとに同一の食品製品Aを陳列し、その区画9ごとに塗膜材料封入体5が展示されている。
 なお、塗膜材料封入体5には、缶詰容器2の内側表面であり、食品1と接する面に形成された塗膜と同一材料(例えば、エポキシフェノール系の樹脂)である塗膜材料4が封入されている。
[0053]
 上記した本発明を適用した食品製品の提供方法の一例では、塗膜材料封入体5を展示し、消費者は塗膜材料封入体5を見たり、持ち帰ったりすることができる。そのため、消費者は缶詰容器2の品質を把握することができ、より一層安心して食品製品Aを選択することが可能となり、食品製品の信頼度が向上することとなる。
[0054]
 なお、殺菌処理時の加熱と同条件で加熱された塗膜材料4を封入することが好ましい点、缶詰容器2を構成する金属板と同一材料の金属片にエポキシフェノール系の樹脂の塗膜が形成された付属物としても良い点、溶出量情報をも提供しても良い点は、上記した第1の実施の形態と同様である。
[0055]
<3.第3の実施の形態>
 図4は本発明を適用した食品製品の提供方法の他の例を説明するための模式図である。
 図4で示す食品製品の提供方法の他の例では、自動販売機で販売されるドリンク(飲料缶)22ごとに、塗膜材料封入体25が展示されている。
 なお、塗膜材料封入体25には、飲料缶22の内側表面であり、飲料と接する面に形成された塗膜と同一材料(例えば、エポキシフェノール系の樹脂)である塗膜材料24が封入されている。
[0056]
 上記した本発明を適用した食品製品の提供方法の他の例では、塗膜材料封入体25を展示しているため、消費者は飲料缶22の品質を把握することができ、より一層安心して食品製品Aを選択することが可能となり、食品製品の信頼度が向上することとなる。
[0057]
 なお、殺菌処理時の加熱と同条件で加熱された塗膜材料24を封入することが好ましい点、飲料缶22を構成する金属板と同一材料の金属片にエポキシフェノール系の樹脂の塗膜が形成された付属物としても良い点、溶出量情報をも提供しても良い点は、上記した第1の実施の形態や第2の実施の形態と同様である。

符号の説明

[0058]
   1  食品
   2  缶詰容器
   4  塗膜材料
   5  塗膜材料封入体
   6  透明フィルム
   7  商品陳列棚
   9  区画
  11  食品
  12  レトルトパウチ
  14  塗膜材料
  15  塗膜材料封入体
  16  透明フィルム
  21  食品
  22  飲料缶
  24  塗膜材料
  25  塗膜材料封入体

請求の範囲

[請求項1]
 その内部に食品を収容可能に構成されると共に、内部に収容される食品と接する面に所定の塗膜が形成された食品容器本体と、
 前記食品容器本体の塗膜と同一材料であり、若しくは、前記食品容器本体と同一材料の基材に前記食品容器本体の塗膜と同一材料の塗膜が形成されたものであり、かつ、前記食品容器本体と共に提供される付属物とを備える
 食品容器。
[請求項2]
 前記食品容器本体の塗膜は、少なくとも一部にエポキシ樹脂を含んでいる
 請求項1に記載の食品容器。
[請求項3]
 前記食品容器本体の塗膜は、エポキシフェノール系、エポキシアクリルフェノール系、ビニール系、C-エナメル、または、ポリエステルのいずれかである
 請求項1に記載の食品容器。
[請求項4]
 前記食品容器本体の塗膜から溶出するビスフェノールAの量に関する情報であり、前記食品容器本体と共に提供される溶出量情報を備える
 請求項1、請求項2または請求項3に記載の食品容器。
[請求項5]
 その内部に食品を収容可能に構成された食品容器本体と、
 前記食品容器本体の食品に接する部分と同一材料であり、かつ、前記食品容器本体と共に提供される付属物とを備える
 食品容器。
[請求項6]
 その内部に食品を収容可能に構成されると共に、内部に収容される食品と接する面に所定の塗膜が形成された食品容器本体を、
 前記食品容器本体の塗膜と同一材料であり、若しくは、前記食品容器本体と同一材料の基材に前記食品容器本体の塗膜と同一材料の塗膜が形成されたものである付属物と共に提供する工程を備える
 食品容器の提供方法。
[請求項7]
 その内部に食品を収容可能に構成されると共に、内部に収容される食品と接する面に所定の塗膜が形成された食品容器本体を、
 前記食品容器本体の塗膜と同一材料であり、若しくは、前記食品容器本体と同一材料の基材に前記食品容器本体の塗膜と同一材料の塗膜が形成されたものである付属物を見せて提供する工程を備える
 食品容器の提供方法。
[請求項8]
 その内部に食品を収容可能に構成された食品容器本体を、
 前記食品容器本体の食品に接する部分と同一材料である付属物と共に提供する工程を備える
 食品容器の提供方法。
[請求項9]
 その内部に食品を収容可能に構成された食品容器本体を、
 前記食品容器本体の食品に接する部分と同一材料である付属物を見せて提供する工程を備える
 食品容器の提供方法。
[請求項10]
 その内部に食品が収容されて構成されると共に、同食品と接する面に所定の塗膜が形成された食品容器と、
 前記食品容器の塗膜と同一材料であり、若しくは、前記食品容器と同一材料の基材に前記食品容器の塗膜と同一材料の塗膜が形成されたものであり、かつ、前記食品容器と共に提供される付属物とを備える
 食品製品。
[請求項11]
 その内部に食品が収容されて構成された食品容器と、
 前記食品容器の前記食品に接する部分と同一材料であり、かつ、前記食品容器と共に提供される付属物とを備える
 食品製品。
[請求項12]
 前記食品容器の内部に収容された食品の、食品成分に関する情報、遺伝子組換えに関する情報、食品添加物に関する情報、の少なくとも1つを含む情報を備える
 請求項10または請求項11に記載の食品製品。
[請求項13]
 その内部に食品が収容されて構成されると共に、同食品と接する面に所定の塗膜が形成された食品容器を、
 前記食品容器の塗膜と同一材料であり、若しくは、前記食品容器と同一材料の基材に前記食品容器の塗膜と同一材料の塗膜が形成されたものである付属物と共に提供する工程を備える
 食品製品の提供方法。
[請求項14]
 その内部に食品が収容されて構成されると共に、同食品と接する面に所定の塗膜が形成された食品容器を、
 前記食品容器の塗膜と同一材料であり、若しくは、前記食品容器と同一材料の基材に前記食品容器の塗膜と同一材料の塗膜が形成されたものである付属物を見せて提供する工程を備える
 食品製品の提供方法。
[請求項15]
 その内部に食品が収容されて構成された食品容器を、
 前記食品容器の前記食品に接する部分と同一材料である付属物と共に提供する工程を備える
 食品製品の提供方法。
[請求項16]
 その内部に食品が収容されて構成された食品容器を、
 前記食品容器の前記食品に接する部分と同一材料である付属物を見せて提供する工程を備える
 食品製品の提供方法。
[請求項17]
 前記食品容器を、同食品容器の内部に収容された食品の、食品成分に関する情報、遺伝子組換えに関する情報、食品添加物に関する情報、の少なくとも1つを含む情報と共に提供する、
 若しくは、
 前記食品容器を、同食品容器の内部に収容された食品の、食品成分に関する情報、遺伝子組換えに関する情報、食品添加物に関する情報、の少なくとも1つを含む情報を見せて提供する
 請求項13、請求項14、請求項15または請求項16に記載の食品製品の提供方法。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3]

[ 図 4]