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1. (WO2019038807) INFORMATION PROCESSING SYSTEM AND INFORMATION PROCESSING PROGRAM
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明 細 書

発明の名称 情報処理システム及び情報処理プログラム

技術分野

0001  

背景技術

0002   0003  

先行技術文献

特許文献

0004  

発明の概要

発明が解決しようとする課題

0005   0006  

課題を解決するための手段

0007   0008   0009   0010   0011   0012   0013   0014  

発明の効果

0015   0016   0017   0018   0019   0020   0021   0022  

図面の簡単な説明

0023  

発明を実施するための形態

0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033   0034   0035   0036   0037   0038   0039   0040   0041   0042   0043   0044   0045   0046   0047   0048   0049   0050   0051   0052   0053   0054   0055   0056   0057   0058   0059   0060   0061   0062   0063   0064   0065   0066   0067   0068   0069   0070   0071   0072   0073   0074   0075   0076   0077   0078   0079   0080   0081   0082   0083   0084   0085   0086   0087   0088   0089   0090   0091   0092   0093   0094   0095   0096   0097   0098   0099   0100   0101   0102   0103   0104   0105   0106   0107   0108   0109   0110   0111   0112   0113   0114   0115   0116   0117   0118   0119   0120   0121   0122  

符号の説明

0123  

請求の範囲

1   2   3   4   5   6   7   8  

図面

1   2   3   4   5   6  

明 細 書

発明の名称 : 情報処理システム及び情報処理プログラム

技術分野

[0001]
 本発明は、情報処理システム及び情報処理プログラムに関する。

背景技術

[0002]
 従来、医療現場では医療従事者(例えば、医師又は看護師等)の間についてのコミュニケーションは、概ね、携帯端末(例えば、携帯用の電話機等)等を用いて口頭での会話にて行われていたので、例えば、携帯端末での会話を終了した後に、会話の内容を忘却してしまったり、あるいは、会話を行ったこと自体を忘却してしまったりして、会話の内容が反映されないことがあった。
[0003]
 そこで、医療に関する情報を格納して、医療従事者を支援する医療情報入力装置(特許文献1参照)が提案されていた。この医療情報入力装置においては、医療従事者が医療に関する情報(例えば、医療従事者が患者に対して行った治療のデータ等)を格納して、当該情報を医療現場に反映していた。

先行技術文献

特許文献

[0004]
特許文献1 : 特開2014-211828号公報

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0005]
 しかしながら、特許文献1の医療情報入力装置の如き装置を用いて医療従事者相互間の会話の内容を反映する場合、情報を医療従事者が手作業にて入力する必要があったが、実際の医療現場の医療従事者は極めて多忙であるので、医療に関する情報を手作業にて入力するための時間を確保することが困難であり、会話の内容を反映することが困難となる可能性があった。
[0006]
 本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、発話した内容を反映することが可能な情報処理システム及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

[0007]
 上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1に記載の情報処理システムは、第1通話端末を利用している第1利用者と第2通話端末を利用している第2利用者との間の発話であって、前記第1通話端末又は前記第2通話端末を用いて行われる当該発話の発話音声を受信する受信手段と、前記受信手段が受信した前記発話音声に対応する音声データを、当該音声データに対応するテキストデータに変換する変換手段と、前記受信手段が受信した前記発話音声に対応する前記音声データ、又は、前記変換手段が変換した前記テキストデータのうちの少なくとも一方のデータに基づいて、前記受信手段が受信した前記発話音声に関連する処理である発話音声関連処理を行う処理手段と、を備える。
[0008]
 また、請求項2に記載の情報処理システムは、請求項1に記載の情報処理システムにおいて、前記処理手段は、前記音声データ又は前記テキストデータを、前記第1利用者又は前記第2利用者に確認させるためのデータ認識処理を前記発話音声関連処理として行う。
[0009]
 また、請求項3に記載の情報処理システムは、請求項1又は2に記載の情報処理システムにおいて、前記受信手段は、前記第1利用者から前記第2利用者に対する依頼に関する発話を前記発話音声として受信し、前記処理手段は、前記受信手段が受信した前記発話音声に対応する依頼を前記第2利用者に実行させるための依頼実行支援処理を前記発話音声関連処理として行う。
[0010]
 また、請求項4に記載の情報処理システムは、請求項3に記載の情報処理システムにおいて、前記処理手段は、前記受信手段が受信した前記発話音声に対応する依頼を前記第2利用者に認識させるための依頼認識処理を前記依頼実行支援処理として行う。
[0011]
 また、請求項5に記載の情報処理システムは、請求項3又は4に記載の情報処理システムにおいて、前記処理手段は、前記受信手段が受信した前記発話音声に対応する依頼における不足情報があるか否かを判定し、前記不足情報があるものと判定した場合に、当該不足情報を補うことを前記第1利用者に要求する依頼情報要求処理を前記依頼実行支援処理として行う。
[0012]
 また、請求項6に記載の情報処理システムは、請求項1から5の何れか一項に記載の情報処理システムにおいて、前記受信手段は、対象物の使用に関する発話を前記発話音声として受信し、前記処理手段は、前記対象物の使用に関する情報を出力するための使用情報出力処理を前記発話音声関連処理として行う。
[0013]
 また、請求項7に記載の情報処理システムは、請求項1から6の何れか一項に記載の情報処理システムにおいて、少なくとも、前記変換手段が変換した前記テキストデータを格納する発話格納手段、を備え、前記第1利用者又は前記第2利用者は医療従事者であり、前記受信手段は、前記第1利用者又は前記第2利用者の患者の状態に関する発話を前記発話音声として受信し、前記処理手段は、少なくとも、前記発話格納手段に格納されている前記テキストデータに基づいて、前記患者の状態に関する情報を出力するための状態情報出力処理を前記発話音声関連処理として行う。
[0014]
 また、請求項8に記載の情報処理プログラムは、情報処理プログラムであって、コンピュータを、第1通話端末を利用している第1利用者と第2通話端末を利用している第2利用者との間の発話であって、前記第1通話端末又は前記第2通話端末を用いて行われる当該発話の発話音声を受信する受信手段と、前記受信手段が受信した前記発話音声に対応する音声データを、当該音声データに対応するテキストデータに変換する変換手段と、前記受信手段が受信した前記発話音声に対応する前記音声データ、又は、前記変換手段が変換した前記テキストデータのうちの少なくとも一方のデータに基づいて、前記受信手段が受信した前記発話音声に関連する処理である発話音声関連処理を行う処理手段と、として機能させる。

発明の効果

[0015]
 請求項1に記載の情報処理システムによれば、受信手段が受信した発話音声に対応する音声データ、又は、変換手段が変換したテキストデータのうちの少なくとも一方のデータに基づいて、発話音声に関連する処理である発話音声関連処理を行うことにより、例えば、第1利用者又は第2利用者が発話の内容を手作業にて入力することなく発話音声関連処理を行うことができるので、発話の内容を確実に反映することが可能となる。特に、例えば、医療現場での発話音声に適用する場合、医療現場での発話の内容を反映することができ、医療現場での活動を円滑化したり、あるいは、医療現場での発話の内容を有効に活用することが可能となる。
[0016]
 請求項2に記載の情報処理システムによれば、データ認識処理を行うことにより、例えば、第1利用者又は第2利用者に音声データ又はテキストデータを確認させることができるので、発話の内容を第1利用者又は第2利用者に反映することが可能となる。また、例えば、第1利用者又は第2利用者に対して第1通話端末又は第2通話端末を用いて行われる発話があったことを思い出させることが可能となる。
[0017]
 請求項3に記載の情報処理システムによれば、依頼実行支援処理を行うことにより、例えば、発話音声に対応する依頼を第2利用者に実行させることを支援することが可能となり、第1利用者及び第2利用者の活動を円滑化させることが可能となる。
[0018]
 請求項4に記載の情報処理システムによれば、依頼認識処理を行うことにより、例えば、第2利用者に対して依頼を認識させることができるので、依頼があったことを第2利用者に思い出させることが可能となる。特に、例えば、医療現場での依頼を第2利用者に認識させる場合、医療現場での活動の円滑化を図ることが可能となる。
[0019]
 請求項5に記載の情報処理システムによれば、依頼情報要求処理を行うことにより、例えば、発話音声に対応する不足情報を補うことができるので、適切な依頼を行うことができ、第1利用者及び第2利用者の活動を一層円滑化させることが可能となる。
[0020]
 請求項6に記載の情報処理システムによれば、使用情報出力処理を行うことにより、例えば、対象物の使用に関する情報を出力することができるので、発話の内容を対象物の改良等に役立てることができ、発話の内容を有効に活用することが可能となる。
[0021]
 請求項7に記載の情報処理システムによれば、状態情報出力処理を行うことにより、例えば、患者の状態に関する情報を出力することができるので、発話の内容を患者の治療に役立てることができ、発話の内容を有効に活用することが可能となる。
[0022]
 請求項8に記載の情報処理プログラムによれば、受信手段が受信した発話音声に対応する音声データ、又は、変換手段が変換したテキストデータのうちの少なくとも一方のデータに基づいて、発話音声に関連する処理である発話音声関連処理を行うことにより、例えば、第1利用者又は第2利用者が発話の内容を手作業にて入力することなく発話音声関連処理を行うことができるので、発話の内容を確実に反映することが可能となる。特に、例えば、医療現場での発話音声に適用する場合、医療現場での発話の内容を反映することができ、医療現場での活動を円滑化したり、あるいは、医療現場での発話の内容を有効に活用することが可能となる。

図面の簡単な説明

[0023]
[図1] 本実施の形態に係る医療システムの利用例を示す図である。
[図2] 医療システムのブロック図である。
[図3] 端末情報を例示した図である。
[図4] 発話記録情報を例示した図である。
[図5] 格納通知処理のフローチャートである。
[図6] 薬剤情報出力処理のフローチャートである。

発明を実施するための形態

[0024]
 以下、本発明に係る情報処理システム及び情報処理プログラムの実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。ただし、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
[0025]
〔実施の形態の基本的概念〕
 まずは、実施の形態の基本的概念について説明する。実施の形態は、概略的に、情報処理システム及び情報処理プログラムに関するものである。ここで、「情報処理システム」とは、任意の情報を処理するシステムであり、具体的には、発話の情報を処理するシステムであり、例えば、発話の情報を処理する専用システム、あるいは、汎用システムに対して発話の情報を処理する機能を実装することによって実現されるシステム等を含む概念である。また、この「情報処理システム」は、例えば、集約されたコンピュータによって実現されるシステム、あるいは、分散配置され相互に通信可能となっている複数のコンピュータによって実現されるシステム等を含むものであり、一例としては、受信手段、変換手段、及び処理手段を備えるものである。
[0026]
 「受信手段」とは、第1通話端末を利用している第1利用者と第2通話端末を利用している第2利用者との間の発話であって、第1通話端末又は第2通話端末を用いて行われる当該発話の発話音声を受信する手段である。
[0027]
 「第1通話端末を利用している第1利用者と第2通話端末を利用している第2利用者との間の発話」とは、第1利用者から第2利用者に対する発話、又は、第2利用者から第1利用者に対する発話であり、具体的には、両者が同時期に双方向にて行う対話、又は、同時期又は異なる時期に一方の利用者から他方の利用者に対して行う一方向の発話等を含む概念である。
[0028]
 「第1通話端末」とは、第1利用者によって利用される通話端末であり、例えば、スマートフォンの如き携帯電話機、PHS電話機、又はタブレット機器等のような携帯可能な端末、あるいは、据え置き型電話機、パーソナルコンピュータ等のような固定型端末等を含む概念である。「第2通話端末」とは、第1通話端末とは異なる別の通話端末であって、第2利用者によって利用される通話端末であり、例えば、前述した携帯可能な端末、あるいは、前述したな固定型端末等を含む概念である。
[0029]
 「第1利用者」とは、第1通話端末を利用する者であり、例えば、第1通話端末の利用者として登録されている者であり、一例としては、医師又は看護師の如き医療従事者、あるいは、医療従事者以外の任意の者(例えば、運送業者の事務担当者、ドライバー等)等を含む概念である。「第2利用者」とは、第1利用者とは異なる者であって、第2通話端末を利用する者であり、例えば、第2通話端末の利用者として登録されている者であり、一例としては、前述の医療従事者、あるいは、医療従事者以外の任意の者(例えば、運送業者の事務担当者、ドライバー等)等を含む概念である。
[0030]
 「発話音声」とは、発話によって生じる音声であり、例えば、第1通話端末又は第2通話端末を介して情報処理システムが受信し得る音声である。
[0031]
 「変換手段」とは、受信手段が受信した発話音声に対応する音声データを、音声データに対応するテキストデータに変換する手段である。「音声データ」とは、例えば、音声による空気の振動に対応する波形を特定する情報であり、「テキストデータ」とは、例えば、文字情報である。
[0032]
 「処理手段」とは、受信手段が受信した発話音声に対応する音声データ、又は、変換手段が変換したテキストデータのうちの少なくとも一方のデータに基づいて、受信手段が受信した発話音声に関連する処理である発話音声関連処理を行う手段である。
[0033]
 「発話音声関連処理」とは、受信手段が受信した発話音声に関連する処理であり、具体的には、音声データ又はテキストデータのうちの少なくとも一方のデータに基づいて行われる処理であり、例えば、データ認識処理、依頼実行支援処理、使用情報出力処理、及び状態情報出力処理等を含む概念である。
[0034]
 「データ認識処理」とは、音声データ又はテキストデータを、第1利用者又は第2利用者に確認させるための情報を出力する処理であり、例えば、音声データ又はテキストデータの通知を行う処理等を含む概念である。「依頼実行支援処理」とは、発話音声に対応する依頼を第2利用者に実行させるための情報を出力する処理であり、例えば、依頼認識処理、依頼情報要求処理等を含む概念である。「依頼認識処理」とは、発話音声に対応する依頼を第2利用者に認識させるための情報を出力する処理であり、例えば、依頼内容を備忘録(例えば、いわゆるリマインダ、いわゆるToDoリスト等)として通知する処理等を含む概念である。「依頼情報要求処理」とは、発話音声に対応する依頼における不足情報があるか否かを判定し、不足情報があるものと判定した場合に、当該不足情報を補うことを第1利用者に要求するための情報を出力する処理であり、例えば、依頼内容の実行期限等の任意の情報があるか否かを判定して適宜要求する処理等を含む概念である。「使用情報出力処理」とは、対象物の使用に関する情報を出力するための処理であり、例えば、薬剤の使用に関する情報、医療機器の使用に関する情報、あるいは、その他の物の使用に関する情報等を含む概念であり、一例としては、薬剤の副作用の情報、医療機器を使用する可能性があることを特定する情報(具体的には、予定されている外科手術の内容を特定する情報)等を含む概念である。「対象物」とは、発話の対象となる物であり、例えば、薬剤や医療機器の如き医療に関連する物、あるいは、医療に関連しない任意の物等を含む概念である。「状態情報出力処理」とは、患者の状態に関する情報を出力するための処理であり、例えば、患者の治療の状態に関連する情報を出力するための処理等を含む概念である。
[0035]
 そして、以下に示す実施の形態では、「第1通話端末」及び「第2通話端末」がスマートフォンであり、「第1利用者」及び「第2利用者」が医師である場合に、「発話音声関連処理」として、データ認識処理及び使用情報出力処理を行う場合について説明する。
[0036]
(構成)
 まず、実施の形態に係る医療システムの構成を説明する。図1は、本実施の形態に係る医療システムの利用例を示す図であり、また、図2は、医療システムのブロック図である。なお、図2の医療システム100に含まれている通話端末の数については任意であるが、ここでは、第1通話端末1及び第2通話端末2を具体的に例示して説明する。また、これらの第1通話端末1及び第2通話端末2については、相互に同様な構成の通話端末であるが、便宜上「第1」及び「第2」を付して説明する。
[0037]
 図2の医療システム100は、概略的に、第1通話端末1、第2通話端末2、及び管理サーバ3を備えて構成されており、これら第1通話端末1、第2通話端末2、及び管理サーバ3は、ネットワークを介して相互に無線にて通信可能に接続されている。この医療システム100は、既存の医療システム(例えば、複数の医師の相互間又は複数の病院の相互間にて、通話端末又は据え置き型端末等を用いて各種情報をやりとりすることが可能なシステム等)とは別のシステムとして実現してもよいし、当該既存の医療システムに対して組み込むことによって実現してもよいし、あるいは、いわゆるソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS:Social Networking Service)の一部の機能として実現してもよいが、ここでは、例えば、既存の医療システムに対して組み込むことによって実現されているものとする。なお、管理サーバ3の設置場所及び実装方法は任意であり、分散配置された複数台のサーバ等によって構成することもできるし、病院のサーバ管理室の如き特定の場所に設けられた1つ以上のサーバによって構成することもできるが、ここでは、説明の便宜上、1つのサーバによって構成されていることとして説明する。また、第1通話端末1、及び第2通話端末2については、例えば、比較的大きな病院である総合病院等に勤務している医師によって携帯されて用いられていることとして、以下説明する。
[0038]
(構成-第1通話端末)
 最初に、第1通話端末1の構成について説明する。第1通話端末1は、例えば、第1利用者である病院内の医師(AA先生)に割り当てられて、当該医師によって用いられるスマートフォンであり、一例としては、通信部11、操作部12、ディスプレイ13、スピーカ14、マイク15、記録部16、及び制御部17を備えている。
[0039]
(構成-第1通話端末-通信部)
 通信部11は、医療システム100の各通話端末との間で通信を行う通信手段であり、例えば、管理サーバ3を介して第2通話端末2との間で音声通信を行うものである。この通信部11の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、公知の無線通信回路等を備えて構成することができるものである。
[0040]
(構成-第1通話端末-操作部)
 操作部12は、ユーザによる操作入力を受け付ける操作手段である。この操作部12の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、公知のタッチパッドとして構成されるものであり、更に、このタッチパッドを透明又は半透明状に形成し、ディスプレイ13の前面において当該ディスプレイ13の表示面と重畳するように設けてタッチパネルを構成するものである。
[0041]
(構成-第1通話端末-ディスプレイ)
 ディスプレイ13は、制御部17の制御に基づいて各種の画像を表示する表示手段である。このディスプレイ13の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、公知の液晶ディスプレイや有機ELディスプレイの如きフラットパネルディスプレイ等を用いて構成することができるものである。
[0042]
(構成-第1通話端末-スピーカ)
 スピーカ14は、制御部17の制御に基づいて各種の音声を出力する音声出力手段である。このスピーカ14の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、公知の音声出力回路等を用いて構成することができるものである。
[0043]
(構成-第1通話端末-マイク)
 マイク15は、発話音声を受け付ける集音手段である。このマイク15の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、公知のマイクロフォンの構成(一例としては、振動版、コイル等)用いて構成することができるものである。
[0044]
(構成-第1通話端末-記録部)
 記録部16は、第1通話端末1の動作に必要なプログラム及び各種のデータを記録する記録手段である。この記録部16は、例えば、外部記録装置としてのフラッシュメモリ用いて構成されている。ただし、フラッシュメモリに代えてあるいはフラッシュメモリと共に、ハードディスクの如き磁気的記録媒体、又はDVDやブルーレイディスクの如き光学的記録媒体を含むその他の任意の記録媒体を用いることができる。
[0045]
(構成-第1通話端末-制御部)
 制御部17は第1通話端末1を制御する制御手段であり、具体的には、CPU、当該CPU上で解釈実行される各種のプログラム(OSなどの基本制御プログラムや、OS上で起動され特定機能を実現するアプリケーションプログラムを含む)、及びプログラムや各種のデータを格納するためのRAMの如き内部メモリを備えて構成されるコンピュータである。特に、実施の形態に係る情報処理プログラムは、任意の記録媒体又はネットワークを介して第1通話端末1にインストールされることで、制御部17の各部を実質的に構成する(後述の管理サーバ3の制御部33も同様とする)。
[0046]
(構成-第2通話端末)
 次に、第2通話端末2の構成について説明する。第2通話端末2は、例えば、第2利用者である病院内の医師(BB先生)に割り当てられて、当該医師によって用いられるスマートフォンであり、一例としては、通信部21、操作部22、ディスプレイ23、スピーカ24、マイク25、記録部26、及び制御部27を備えている。なお、これらの第2通話端末2の各構成要素は、第1通話端末1の同一名称の構成要素と同様にして構成されるものである。
[0047]
(構成-管理サーバ)
 次に、管理サーバ3の構成について説明する。管理サーバ3は、情報処理システムであり、例えば、通信部31、記録部32、及び制御部33を備える。
[0048]
(構成-管理サーバ-通信部)
 通信部31は、医療システム100の各通話端末との間で通信を行う通信手段であり、例えば、医療システム100の通話端末の相互間の音声通信を中継するものである。この通信部31の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、公知の無線通信回路や中継回路等を備えて構成することができるものである。
[0049]
(構成-管理サーバ-記録部)
 記録部32は、管理サーバ3の動作に必要なプログラム及び各種のデータを記録する記録手段である。この記録部32は、例えば、外部記録装置としてのハードディスク(図示省略)を用いて構成されている。ただし、ハードディスクに代えてあるいはハードディスクと共に、磁気ディスクの如き磁気的記録媒体、又はDVDやブルーレイディスクの如き光学的記録媒体を含む、その他の任意の記録媒体を用いることができる。
[0050]
 また、この記録部32は、例えば、端末情報データベース321(以下、データベースを「DB」と称する)、発話記録情報DB322、音声データDB323、及びテキストデータDB324を備えている。
[0051]
(構成-管理サーバ-記録部-端末情報DB)
 端末情報DB321は、端末情報を格納する端末情報格納である。「端末情報」とは、医療システム100の各通話端末に関連する情報である。図3は、端末情報を例示した図である。この図3に示すように、端末情報は、例えば、項目「端末ID」、及び項目「医師氏名情報」と、各項目に対応する情報とを、相互に関連付けて構成されている。ここで、項目「端末ID」に対応する情報は、医療システム100の各通話端末を一意に識別する端末識別情報である(以下、「識別情報」を「ID」と称する)(図3では、第1通話端末1の端末IDである「IDd1」及び第2通話端末2の端末IDである「IDd2」等)。また、項目「医師氏名情報」に対応する情報は、医療システム100の各通話端末を利用している医師の氏名を特定する医師氏名情報である(図3では、説明の便宜上の記載であり、図1の図面左側にイメージが図示されている医師であって、第1通話端末1を利用している医師の氏名である「AA」、図1の図面右側にイメージが図示されている医師であって、第2通話端末2を利用している医師の氏名である「BB」等)。そして、このような端末情報については、例えば、病院内の医師に対して医療システム100の各通話端末を割り当てた(貸し出した)上で、この割り当て結果(貸し出し結果)が反映されるように、管理サーバ3の不図示の入力手段(例えば、キーボード及びマウス等)を用いて入力することにより格納される。
[0052]
(構成-管理サーバ-記録部-端末情報DB)
 発話記録情報DB322は、発話記録情報を格納する発話記録情報格納手段である。「発話記録情報」とは、発話を記録した情報であり、具体的には、医療システム100の通話装置の相互間の通話(通信)に関する情報を記録した情報である。図4は、発話記録情報を例示した図である。この図4に示すように、発話記録情報は、例えば、項目「発信元情報」、項目「発信先情報」、項目「日時情報」、項目「音声データ特定情報」、及び項目「テキストデータ特定情報」と、各項目に対応する情報とを、相互に関連付けて構成されている。ここで、項目「発信元情報」に対応する情報は、通話(通信)の発信元を特定する発信元情報である(図4では、発信元の通話端末の端末IDであり、「IDd2」等)。また、項目「発信先情報」に対応する情報は、通話(通信)の発信先(宛先)を特定する発信先情報である(図4では、発信先の通話端末の端末IDであり、「IDd1」等)。また、項目「日時情報」に対応する情報は、通話(通信)が行われた日時を特定する日時情報である(図4では、月日及び時分を特定する8桁の数字であり、例えば、6月15日の14時01分を特定する「06151401」等)。また、項目「音声データ特定情報」に対応する情報は、音声データDB323に格納されている音声データを特定する音声データ特定情報である(図4では、音声データのファイル名であり、「vFile1」等)。また、項目「テキストデータ特定情報」に対応する情報は、テキストデータDB324に格納されているテキストデータを特定するテキストデータ特定情報である(図4では、テキストデータのファイル名であり、「tFile1」等)。そして、このような発話記録情報については、後述する格納通知処理を実行することにより格納される。
[0053]
(構成-管理サーバ-記録部-音声データDB)
 音声データDB323は、音声データを格納する音声データ格納手段である。「音声データ」とは、前述したように、例えば、音声による空気の振動に対応する波形を特定する情報であり、より具体的には、医療システム100の通話端末相互間での会話の音声を特定するデータであり、一例としては、公知の圧縮方式にて圧縮された音声データのファイルとして格納されているものである。そして、このような音声データについては、後述する格納通知処理を実行することにより格納される。
[0054]
(構成-管理サーバ-記録部-テキストデータDB)
 テキストデータDB324は、テキストデータを格納するテキストデータ格納手段であり、また、後述する変換部332が変換したテキストデータを格納する発話格納手段である。「テキストデータ」とは、前述したように、例えば、文字情報であって、変換部332が音声データから変換したものであり、一例としては、テキストデータのファイルとして格納されているものである。そして、このようなテキストデータについては、後述する格納通知処理を実行することにより格納される。
[0055]
(構成-管理サーバ-制御部)
 図2の制御部33は、管理サーバ3を制御する制御手段であり、機能概念的に、受信部331、変換部332、及び処理部333を備える。受信部331は、医療システム100の通話端末を利用している利用者の間の発話であって、当該通話端末を用いて行われる発話の発話音声を受信する受信手段であり、具体的には、第1通話端末1を利用している第1利用者と第2通話端末2を利用している第2利用者との間の発話であって、第1通話端末1又は第2通話端末2を用いて行われる当該発話の発話音声を受信するものである。変換部332は、受信部331が受信した発話音声に対応する音声データを、当該音声データに対応するテキストデータに変換する変換手段である。処理部333は、受信部331が受信した発話音声に対応する音声データ、又は、変換部332が変換したテキストデータのうちの少なくとも一方のデータに基づいて、受信部331が受信した発話音声に関連する処理である発話音声関連処理を行う処理手段である。なお、この制御部33の各部により行われる処理については後述する。
[0056]
(処理)
 次に、このように構成される医療システム100によって実行される処理について説明する。ここでは、例えば、格納通知処理、及び薬剤情報出力処理について説明する。
[0057]
(処理-格納通知処理)
 まず、格納通知処理について説明する。図5は、格納通知処理のフローチャートである(以下の各処理の説明ではステップを「S」と略記する)。「格納通知処理」とは、データ認識処理を含む処理であり、例えば、音声データ及びテキストデータを格納し、また、音声データ又はテキストデータを、第1利用者又は第2利用者に確認させるための処理である。この格納通知処理を実行するタイミングは任意であるが、例えば、医療システム100の通話端末を用いて通話先の通話端末に対して電話が通じた場合(つまり、医療システム100の各通話端末の相互間での管理サーバ3を介する発話音声の通信が開始した場合)、あるいは、医療システム100の通話端末を用いて通話先の通話端末に対して電話をかけたが、所定時間以内(例えば、30秒等)に電話が通じずに留守番電話モードに切り替わった場合(つまり、医療システム100の通話端末と管理サーバ3との間の発話音声の通信が開始した場合)等に実行を開始するが、ここでは、通話先の通話端末に対して電話が通じた場合に格納通知処理を実行することとして、格納通知処理が実行が開始された後から説明する。また、医療システム100の通話端末の記録部に自己の端末ID及び通話先の候補である通話端末の端末IDのリスト(例えば、いわゆるアドレス帳の如きリスト)が記録されている(例えば、第1通話端末1の記録部16に自己の端末IDである「IDd1」、及び「IDd2」を含む通話先の候補であるリストが記録されており、第2通話端末2の記録部26に自己の端末IDである「IDd2」、及び「IDd1」を含む通話先の候補であるリストが記録されている)こととし、電話をかける通話端末が自己の端末IDと通話先の端末IDとを管理サーバ3に送信することにより格納通知処理が開始されることとして、格納通知処理が実行が開始された後から説明する。
[0058]
 また、例えば、図1の第1利用者である依頼元の医師が第1通話端末1を用いて、第2利用者である依頼先の医師の第2通話端末2に対して電話をかけて通じた場合に、依頼元の医師が依頼先の医師に対して「患者P1に薬剤M1を投与したところ、7月1日に圧胸水合併症を発症し、また、食欲不振の副作用が生じました。7月3日の午前9時00分までに、患者P1に薬剤M2を投与して下さい。」(以下、薬剤投与に関する依頼発話)という依頼を行う場合を例示して説明する。なお、第1通話端末1及び第2通話端末2の間の通話について、公知の通話処理を適用することができるので、ここでは、管理サーバ3で行われる本願に特徴的な処理についてのみ説明する。
[0059]
 まず、図5のSA1において受信部331は、録音を開始する。具体的には任意であるが、例えば、第1通話端末1からの発話音声及び第2通話端末2からの発話音声を、通信部31を介して受信して音声データとして音声データDB323を蓄積し続ける録音処理を開始する。そして、依頼元の医師が第1通話端末1にて発話した場合、第1通話端末1のマイク15にて発話音声を集音した上で、当該集音された発話音声が通信部11を介して管理サーバ3に送信され、当該送信された発話音声が管理サーバ3にて中継されて第2通話端末2に送信されることになるが、前述の録音処理が開始された場合、管理サーバ3の受信部331は、第1通話端末1から管理サーバ3に送信された発話音声を受信して録音する。なお、依頼先の医師が第2通話端末2にて発話した場合の、管理サーバ3による録音も、依頼元の医師が第1通話端末1にて発話した場合と同様にして行われる。
[0060]
 ここでは、例えば、依頼元の医師が第1通話端末1にて「薬剤投与に関する依頼発話」を発話した場合、第1通話端末1のマイク15にて「薬剤投与に関する依頼発話」の発話音声を集音した上で、当該集音された発話音声が通信部11を介して管理サーバ3に送信され、当該送信された発話音声が管理サーバ3にて中継されて第2通話端末2に送信されることになるが、前述の録音処理が開始された場合、管理サーバ3の受信部331は、第1通話端末1から管理サーバ3に送信された発話音声を受信し、受信した発話音声に対応する「薬剤投与に関する依頼発話」に対応する音声データ生成して音声データDB323に公知の圧縮方式にて圧縮されたファイル形式にて格納する。
[0061]
 図5のSA2において受信部331は、通話が終了したか否かを判定する。具体的には任意であるが、例えば、第1通話端末1又は第2通話端末2が電話の通信を切断したか否かを公知の手法にて判定して判定結果に基づいて通話が終了したか否かを判定する。そして、第1通話端末1又は第2通話端末2が電話の通信を切断したわけではない場合(つまり、第1通話端末1及び第2通話端末2の相互間の電話の通信が行われている場合)、通話が終了していないものと判定し(SA2のNO)、通話が終了したものと判定するまで、SA2を繰り返し実行する。また、第1通話端末1又は第2通話端末2が電話の通信を切断した場合、通話が終了したものと判定し(SA2のYES)、SA3に移行する。ここでは、例えば、依頼元の医師が第1通話端末1の電話の通信の切断する操作を行った場合、電話の通信が切断されて、通話が終了したものと判定する。
[0062]
 図5のSA3において受信部331は、録音を終了する。具体的には任意であるが、例えば、前述の録音処理を終了して、SA1にて録音を開始してからSA3にて録音を終了するまでの間に格納された音声データを1つのファイルとしてまとめた上で、この1つのファイルに、所定のアルゴリズムに従ってファイル名(音声データDB323で一意に識別し得るファイル名)を付して、当該付したファイル名にて音声データを音声データDB323に格納する。ここでは、例えば、「薬剤投与に関する依頼発話」に対応する音声データの1つのファイルに「vFile3」というファイル名を付して、音声データDB323に格納する。
[0063]
 図5のSA4において変換部332は、受信部331が受信した発話音声に対応する音声データを、当該音声データに対応するテキストデータに変換して格納する。具体的には任意であるが、例えば、SA3で格納した音声データを取得し、取得した音声データを公知の変換アルゴリズムにてテキストデータに変換し、変換したテキストデータに、所定のアルゴリズムに従ってファイル名(テキストデータDB324で一意に識別し得るファイル名)を付して、当該付したファイル名にてテキストデータをテキストデータDB324に格納する。なお、音声データをテキストデータに変換する具体的な手法については、公知の手法を用いることができるので、詳細の説明は省略する。ここでは、例えば、音声データDB323の「vFile3」を取得し、取得した「vFile3」を1つのファイルであるテキストデータに変換し、変換したテキストデータに「tFile3」というファイル名を付して、テキストデータDB324に格納する。
[0064]
 図5のSA5において処理部333は、発話記録情報を格納する。具体的には任意であるが、例えば、図4の各情報(つまり、発信元情報、発信先情報、日時情報、音声データ特定情報、テキストデータ特定情報)について以下のように特定した上で格納する。
[0065]
 まず、発信元情報及び発信先情報ついては、例えば、格納通知処理を開始する場合に医療システム100の通話端末から管理サーバ3に送信された、電話をかける通話端末の端末IDと通話先の端末IDとを取得し、取得した電話をかける通話端末の端末IDを発信元情報として特定し、また、取得した通話先の端末IDを発信先情報として特定する。ここでは、例えば、格納通知処理を開始する場合に、電話をかける第1通話端末1が自己の端末IDである「IDd1」と通話先の端末IDである「IDd2」を管理サーバ3に送信した場合、「IDd1」を発信元情報として特定し、また、「IDd2」を発信先情報として特定する。
[0066]
 また、日時情報については、不図示の計時手段(例えば、公知のタイマー回路の如き時計回路)にアクセスして、格納通知処理が開始されたとき(つまり、例えば、通話先の通話端末に対して電話が通じたとき)の日時を取得し、取得した日時に対応する日時情報を特定する。ここでは、例えば、通話先の通話端末に対して電話が通じたときの日時として、7月2日17時14分を取得した場合、07021714を特定する。
[0067]
 また、音声データ特定情報については、SA3で格納した音声データのファイル名を特定し、また、テキストデータ特定情報については、SA4で格納したテキストデータのファイル名を特定する。ここでは、例えば、音声データ特定情報として「vFile3」を特定し、テキストデータ特定情報として「tFile3」を特定する。
[0068]
 そして、前述のようにして図4の各情報を特定した後、特定した各情報を発話記録情報DB322に格納することにより発話記録情報を格納する。ここでは、例えば、図4の図面上側から3段目の各情報を格納する。
[0069]
 図5のSA6において処理部333は、音声データ又はテキストデータを第1利用者又は第2利用者に確認させるために通知を行う。具体的には任意であるが、例えば、第1利用者及び第2利用者に対して通話が行われたことを認識させるために、一例としては、図1に示すように、第1通話端末1のディスプレイ13に発信元側通知画像G1を表示し、また、第2通話端末2のディスプレイ23に発信先側通知画像G2を表示しすることにより通知を行う。
[0070]
 ここで、「発信元側通知画像」G1は、発話音声に関連する情報であって、医療システム100における電話をかけた通話端末に表示される画像であり、例えば、発信元側メッセージ情報G11、発信元側音声再生ボタンG12、及び発信元側テキスト表示ボタンG13を含む画像である。発信元側メッセージ情報G11は、第1利用者が依頼を行ったことを特定する情報であり、具体的には、依頼を行った日時と依頼先の医師とを特定するテキスト情報である。発信元側音声再生ボタンG12は、格納されている音声データを再生するためのボタンであり、また、発信元側テキスト表示ボタンG13は、格納されているテキストデータを表示するためのボタンである。
[0071]
 また、「発信先側通知画像」G2は、発話音声に関連する情報であって、医療システム100における電話をかけられた通話端末(つまり、通話先)に表示される画像であり、例えば、発信先側メッセージ情報G21、発信先側音声再生ボタンG22、及び発信先側テキスト表示ボタンG23を含む画像である。発信先側メッセージ情報G21は、第2利用者が依頼されたことを特定する情報であり、具体的には、依頼が行われた日時と依頼元の医師とを特定するテキスト情報である。発信先側音声再生ボタンG22は、格納されている音声データを再生するためのボタンであり、また、発信先側テキスト表示ボタンG23は、格納されているテキストデータを表示するためのボタンである。
[0072]
 図5のSA6についてより具体的には、処理部333は、図3の端末情報及び図4の発話記録情報に基づいて、図1の発信元側通知画像G1及び発信先側通知画像G2を表示する。図1の発信元側通知画像G1について詳細には、まず、図4の日時情報を取得し、取得した日時情報に対応する日時を図1の発信元側メッセージ情報G11の「:」の左側に表示する。また、図4の発信先情報を取得し、図3を参照して、当該取得した発信先情報の端末IDに対応する医師氏名情報を取得し、取得した医師氏名情報を「:」の右側に表示し、更にその右側に「先生へ」という文字を表示することにより、発信元側メッセージ情報G11する。また、図4の音声データ特定情報を取得し、図2の音声データDB323に格納されている音声データのうちの、当該取得した音声データ特定情報が特定する音声データへのリンクを生成し、生成したリンクを発信元側音声再生ボタンG12に対応付けた上で、当該発信元側音声再生ボタンG12を表示する。また、図4のテキストデータ特定情報を取得し、図2のテキストデータDB324に格納されているテキストデータのうちの、当該取得したテキストデータ特定情報が特定するテキストデータへのリンクを生成し、生成したリンクを発信元側テキスト表示ボタンG13に対応付けた上で、当該発信元側テキスト表示ボタンG13を表示する。
[0073]
 ここでは、例えば、まず、図4の図面上側から3段目の情報において、まず、日時情報=「07021714」を取得し、取得した日時情報に対応する日時=「7月2日17時14分」を図1の発信元側メッセージ情報G11の「:」の左側に表示する。また、図4の発信先情報=「IDd2」を取得し、図3を参照して、当該取得した発信先情報の端末IDに対応する医師氏名情報=「BB」を取得し、取得した医師氏名情報を「:」の右側に表示し、更にその右側に「先生へ」という文字を表示することにより、発信元側メッセージ情報G11する。また、図4の音声データ特定情報=「vFile3」を取得し、図2の音声データDB323に格納されている音声データのうちの、当該取得した音声データ特定情報が特定する音声データ(「薬剤投与に関する依頼発話」に対応する音声データ)へのリンクを生成し、生成したリンクを発信元側音声再生ボタンG12に対応付けた上で、当該発信元側音声再生ボタンG12を表示する。また、図4のテキストデータ特定情報=「tFile3」を取得し、図2のテキストデータDB324に格納されているテキストデータのうちの、当該取得したテキストデータ特定情報が特定するテキストデータ(「薬剤投与に関する依頼発話」に対応するテキストデータ)へのリンクを生成し、生成したリンクを発信元側テキスト表示ボタンG13に対応付けた上で、当該発信元側テキスト表示ボタンG13を表示する。
[0074]
 また、図1の発信先側通知画像G2について詳細には、まず、図4の日時情報を取得し、取得した日時情報に対応する日時を図1の発信先側メッセージ情報G21の「:」の左側に表示する。また、図4の発信元情報を取得し、図3を参照して、当該取得した発信先情報の端末IDに対応する医師氏名情報を取得し、取得した医師氏名情報を「:」の右側に表示し、更にその右側に「先生より」という文字を表示することにより、発信先側メッセージ情報G21する。また、図4の音声データ特定情報を取得し、図2の音声データDB323に格納されている音声データのうちの、当該取得した音声データ特定情報が特定する音声データへのリンクを生成し、生成したリンクを発信先側音声再生ボタンG22に対応付けた上で、当該発信先側音声再生ボタンG22を表示する。また、図4のテキストデータ特定情報を取得し、図2のテキストデータDB324に格納されているテキストデータのうちの、当該取得したテキストデータ特定情報が特定するテキストデータへのリンクを生成し、生成したリンクを発信先側テキスト表示ボタンG23に対応付けた上で、当該発信先側テキスト表示ボタンG23を表示する。
[0075]
 ここでは、例えば、図4の図面上側から3段目の情報において、日時情報=「07021714」、発信元情報=「IDd2」、音声データ特定情報=「vFile3」、及びテキストデータ特定情報=「tFile3」を取得した上で、図1の発信先側通知画像G2を表示する。なお、この発信先側通知画像G2の発信先側音声再生ボタンG22には、「薬剤投与に関する依頼発話」に対応する音声データへのリンクが対応付けられ、また、発信先側テキスト表示ボタンG23には、「薬剤投与に関する依頼発話」に対応するテキストデータへのリンクが対応付けられることになる。これにて、格納通知処理を終了する。
[0076]
(処理-格納通知処理-データの確認)
 前述のように、図5のSA6にて、図1に示すように、第1通話端末1のディスプレイ13に発信元側通知画像G1が表示され、また、第2通話端末2のディスプレイ23に発信先側通知画像G2が表示されるので、第1利用者又は第2利用者に通話があったことを認識させ、音声データ又はテキストデータを確認させることが可能となる。
[0077]
 例えば、第1利用者である依頼元の医師は、発信元側通知画像G1の発信元側メッセージ情報G11を視認することにより、自己が電話にて依頼を行ったことを認識することが可能となる。また、発信元側音声再生ボタンG12を押下した場合、第1通話端末1の制御部17が、押下された発信元側音声再生ボタンG12に対応する音声データ(発話音声に関連する情報)を、スピーカ14を介して音声出力して再生することになり、依頼元の医師は、「薬剤投与に関する依頼発話」の内容を音声にて確認することが可能となる。また、発信元側テキスト表示ボタンG13を押下した場合、第1通話端末1の制御部17が、押下された発信元側テキスト表示ボタンG13に対応するテキストデータ(発話音声に関連する情報)をディスプレイ13を介して表示出力しすることになり、依頼元の医師は、「薬剤投与に関する依頼発話」の内容をテキストにて確認することが可能となる。
[0078]
 また、例えば、第2利用者である依頼先の医師は、発信先側通知画像G2の発信先側メッセージ情報G21を視認することにより、自己が電話にて依頼されたことを認識することが可能となる。また、発信先側音声再生ボタンG22を押下した場合、第2通話端末2の制御部27が、押下された発信先側音声再生ボタンG22に対応する音声データ(発話音声に関連する情報)を、スピーカ24を介して音声出力して再生することになり、依頼先の医師は、「薬剤投与に関する依頼発話」の内容を音声にて確認することが可能となる。また、発信先側テキスト表示ボタンG23を押下した場合、第2通話端末2の制御部27が、押下された発信先側テキスト表示ボタンG23に対応するテキストデータ(発話音声に関連する情報)をディスプレイ23を介して表示出力しすることになり、依頼先の医師は、「薬剤投与に関する依頼発話」の内容をテキストにて確認することが可能となる。
[0079]
(処理-薬剤情報出力処理)
 次に、薬剤情報出力処理について説明する。図6は、薬剤情報出力処理のフローチャートである。「薬剤情報出力処理」とは、使用情報出力処理を含む処理であり、例えば、薬剤の使用に関する情報を出力する処理であり、一例としては、薬剤の副作用の情報を出力する処理である。この薬剤情報出力処理を実行するタイミングは任意であるが、例えば、所定時間(例えば、12時間~24時間等)毎に繰り返し実行されることとし、薬剤情報出力処理の実行が開始された後から説明する。
[0080]
 まず、図6のSB1において処理部333は、データを取得する。具体的には任意であるが、例えば、図2の記録部32のテキストデータDB324のテキストデータを取得する。なお、薬剤情報出力処理は、前述したように、所定時間毎に繰り返し実行されるので、テキストデータDB324の同一のテキストデータに対して重複して複数回処理が行われることを防止するために、例えば、SB1にて取得したテキストデータのファイル名を記録部32に記録し、記録部32に記録されていないテキストデータのみを取得することとする。ここでは、例えば、「tFile3」というファイル名の「薬剤投与に関する依頼発話」に対応するテキストデータ等を取得する。
[0081]
 図6のSB2において処理部333は、情報を出力するか否かを判定する。具体的には任意であるが、例えば、SB1にて取得したテキストデータに所定のキーワードが含まれているか否かを判定して、判定結果に基づいて情報を出力するか否かを判定する。なお、「所定のキーワード」とは、情報を出力するか否かを判定するために用いられるキーワードであり、例えば、薬剤の提供者側(例えば、製薬会社等)の業務に資する情報に関連するキーワードであり、一例としては、当該提供者側によって設定されるキーワードである。ここでは、例えば、所定のキーワードとして、「薬剤」、「副作用」、及び「合併症」が設定されていることとする。SB1について具体的には、SB1にて取得したテキストデータに所定のキーワードの全てが含まれているわけではない場合、情報を出力しないものと判定し(SB2のNO)、処理を終了する。また、SB1にて取得したテキストデータに所定のキーワードが含まれている場合、情報を出力するものと判定し(SB2のYES)、SB3に移行する。ここでは、例えば、SB1にて取得したテキストデータである「患者P1に薬剤M1を投与したところ、7月1日に圧胸水合併症を発症し、また、食欲不振の副作用が生じました。7月3日の午前9時00分までに、患者P1に薬剤M2を投与して下さい。」には、「薬剤」、「副作用」、及び「合併症」というキーワードが全て含まれているので、情報を出力するものと判定する。
[0082]
 図6のSB3において処理部333は、情報を出力する。具体的には任意であるが、例えば、管理サーバ3が薬剤の提供者側の端末装置(例えば、スマートフォン、あるいは、据え置き型のコンピュータ等)と通信可能に接続されていることとし、SB1で取得したテキストデータを薬剤の提供者側の端末装置に送信することにより出力する。ここでは、例えば、「tFile3」というファイル名の「薬剤投与に関する依頼発話」に対応するテキストデータ(発話音声に関連する情報)を送信する。そして、この「薬剤投与に関する依頼発話」に対応するテキストデータを受信した薬剤の提供者側は、受信した当該テキストデータを蓄積することにより、既存薬剤の使用方法の変更、既存薬剤の改良、又は新薬の開発等のために役立てることが可能になる。これにて、情報出力処理を終了する。
[0083]
(実施の形態の効果)
 このように実施の形態によれば、受信部331が受信した発話音声に対応する音声データ、又は、変換部332が変換したテキストデータのうちの少なくとも一方のデータに基づいて、発話音声に関連する処理である発話音声関連処理(具体的には、データ認識処理及び使用情報出力処理)を行うことにより、例えば、第1利用者又は第2利用者が発話の内容を手作業にて入力することなく発話音声関連処理を行うことができるので、発話の内容を確実に反映することが可能となる。特に、例えば、医療現場での発話音声に適用する場合、医療現場での発話の内容を反映することができ、医療現場での活動を円滑化したり、あるいは、医療現場での発話の内容を有効に活用することが可能となる。
[0084]
 また、データ認識処理を行うことにより、例えば、第1利用者又は第2利用者に音声データ又はテキストデータを確認させることができるので、発話の内容を第1利用者又は第2利用者に反映することが可能となる。また、例えば、第1利用者又は第2利用者に対して第1通話端末1又は第2通話端末2を用いて行われる発話があったことを思い出させることが可能となる。
[0085]
 また、使用情報出力処理を行うことにより、例えば、対象物(具体的には、薬剤)の使用に関する情報を出力することができるので、発話の内容を対象物の改良等に役立てることができ、発話の内容を有効に活用することが可能となる。
[0086]
〔変形例〕
 以上、本発明に係る実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良できる。以下、このような変形例について説明する。
[0087]
(解決しようとする課題や発明の効果について)
 まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、前記した内容に限定されるものではなく、本発明によって、前記に記載されていない課題を解決したり、前記に記載されていない効果を奏することもでき、また、記載されている課題の一部のみを解決したり、記載されている効果の一部のみを奏することがある。
[0088]
(分散や統合について)
 また、上述した各電気的構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散や統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散又は統合して構成できる。また、本出願における「システム」とは、複数の装置によって構成されたものに限定されず、単一の装置によって構成されたものを含む。また、本出願における「装置」とは、単一の装置によって構成されたものに限定されず、複数の装置によって構成されたものを含む。また、上記実施の形態で説明した各情報(DBを含む)については、そのデータ構造を任意に変更してもよい。また、管理サーバ3の機能を第1通話端末1又は第2通話端末2に分散させることにより、管理サーバ3を省略してもよい。
[0089]
(形状、数値、構造、時系列について)
 実施の形態や図面において例示した構成要素に関して、形状、数値、又は複数の構成要素の構造若しくは時系列の相互関係については、本発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。
[0090]
(各処理について(その1))
 また、上記実施の形態で説明した各処理を任意に組み替えたり、省略したり、変更したり、あるいは、新たな処理を追加したりしてもよい。具体的には、例えば、図5のSA4にて、SA3の音声データの格納を待たずに、管理サーバ3の変換部332が、管理サーバ3に送信された発話音声を受信部331が受信する毎に、テキストデータを変換してもよい。
[0091]
(各処理について(その2))
 また、例えば、図6のSB1~SB3については、テキストデータのみを用いて処理する場合について説明したが、これに限らず、音声データのみを用いて各処理を行ったり、あるいは、音声データ及びテキストデータの双方を用いて各処理を行ったりしてもよい。つまり、発話音声関連処理について、処理部333が、テキストデータのみを用いて行うように構成してもよく、音声データのみを用いて行うように構成してもよく、あるいは、音声データ及びテキストデータの双方を用いて行うように構成してもよい(変形例の発話音声関連処理についても、同様である)。
[0092]
(各処理について(その3))
 また、例えば、図6のSB2での「所定のキーワード」として、例えば、医療機器の提供者側(例えば、医療機器メーカー等)の業務に資する情報に関連するキーワードであり、一例としては、当該提供者側によって設定されるキーワードとして、「胃癌手術」及び「内視鏡手術」を設定し、SB3にて、管理サーバ3が医療機器の提供者側の端末装置に情報を出力してもよい。この場合、医療機器メーカーは、内視鏡手術装置を胃癌にて用いるための当該装置の取り扱い説明を手術前に医師に対して行ったり、あるいは、手術後に当該装置の使用感等を医師に尋ねたりすることにより、営業活動又は製品の開発(改良)活動に役立てることが可能となる。
[0093]
(テキストデータの出力形式について)
 また、上記実施の形態の図1の発信元側テキスト表示ボタンG13等を押下した場合に表示されるテキストデータについては、発話した者と関連付けて表示してもよい。具体的には、音声の録音時に発話者と関連付けて録音した上で、各発話内容を発話者に対応付けてテキストデータに変換した上で、テキストデータを発話者と関連付けて表示してもよい。
[0094]
(情報の出力について)
 また、上記実施の形態又は変形例において、ディスプレイに表示するものと説明した情報については、表示内容に対応する情報を、各装置のスピーカ(例えば、第1通話端末1のスピーカ14等)から音声出力するように構成してもよいし、プリンタの如き印字手段を設けて紙面にて印字出力するように構成してもよいし、あるいは、各装置の通信部(例えば、第1通話端末1の通信部11等)か通信出力するように構成してもよい。
[0095]
(発話音声関連処理について)
 また、上記実施の形態では、発話音声関連処理として、図2の管理サーバ3の処理部333が、データ認識処理及び使用情報出力処理を行う場合について説明したが、これに限らず、処理部333が、音声データDB323の音声データ、テキストデータDB324のテキストデータに基づいて、前述の依頼実行支援処理(具体的には、依頼認識処理、依頼情報要求処理)、又は状態情報出力処理を行うように構成してもよい。なお、この各処理については、図4のSA6の処理(又は図5のSB1~SB3の処理)と共に、あるいは、SA6(又は図5のSB1~SB3の処理)の代わりに行ってもよい。
[0096]
(発話音声関連処理について-依頼実行支援処理)
 依頼実行支援処理については例えば、第1利用者から第2利用者に対する依頼に関連する発話を発話音声として受信部331が受信して、実施の形態で説明した場合と同様にして音声データ及びテキストデータを格納した場合、処理部333は、音声データDB323の音声データ、テキストデータDB324のテキストデータに基づいて、依頼認識処理としてリマインダを行ったり、依頼認識処理としてToDoリストを出力したり、あるいは、依頼情報要求処理を行ったりする。なお、ここでの処理については、管理サーバ3側にて受信部331が受信した発話音声が依頼に関連するものであることを識別して、識別した発話音声に関して処理を行う必要があるが、例えば、利用者における所定操作(例えば、電話をかける場合に、操作部12を介し「11」を入力する等)、あるいは、利用者における所定の発話(例えば、「依頼事項です」等の所定のキーワードを発話する等)によって依頼に関連することを識別した上で、各処理を行ってもよい。
[0097]
(発話音声関連処理について-依頼実行支援処理-依頼認識処理)
 リマインダについては、処理部333は、以下の動作を行うように第2通話端末2を設定する。例えば、第2利用者が第2通話端末2にて所定操作(リマインダ情報の出力を終了する操作)を行うまで、所定時間間隔(例えば、1時間間隔~2時間間隔、あるいは、12時間間隔~24時間間隔等)又は所定時間(午前9時、午後1時、及び午後5時等)にディスプレイ23に依頼がある旨のメッセージ(例えば、「依頼があります、確認してください」等のメッセージ)を表示したり、又は、当該メッセージをスピーカ24を介して音声出力したり、あるいは、バイブレータ機能が搭載されている場合には振動させたりすることによりリマインダを行うように設定する。
[0098]
 また、ToDoリストについては、処理部333は、以下の動作を行うように第1通話端末1及び第2通話端末2を設定する。例えば、第2通話端末2のディスプレイ23に依頼内容とチェックボックスを相互に関連付けてリスト表示し、第2利用者が第2通話端末2にて所定操作(依頼を実行したことを示すためにチェックボックスにチェックを入れる操作)を行った場合に、表示されたチェックボックスにチェックを表示し、また、この場合に、第2通話端末2がチェックされた旨を依頼元側である第1通話端末1に送信し、このチェックされた旨を第1通話端末1が受信した場合に、依頼が実行された旨のメッセージ(例えば、「依頼が実行されました)等のメッセージ)を第1通話端末1のディスプレイ13に表示したり、又は、当該メッセージをスピーカ14を介して音声出力したり、あるいは、バイブレータ機能が搭載されている場合には振動させたりするように設定する。なお、これらの第1通話端末1及び第2通話端末2の間の通信において、公知の技術を用いて実現してもよい。
[0099]
 このように構成した場合、依頼実行支援処理を行うことにより、例えば、発話音声に対応する依頼を第2利用者に実行させることを支援することが可能となり、第1利用者及び第2利用者の活動を円滑化させることが可能となる。特に、依頼認識処理を行うことにより、例えば、第2利用者に対して依頼を認識させることができるので、依頼があったことを第2利用者に思い出させることが可能となる。また、例えば、医療現場での依頼を第2利用者に認識させる場合、医療現場での活動の円滑化を図ることが可能となる。
[0100]
(発話音声関連処理について-依頼情報要求処理)
 依頼情報要求処理については、処理部333は、まず、テキストデータDB324のテキストデータを取得し、取得したテキストデータに対応する依頼における不足情報があるか否かを判定する。ここで、「不足情報」とは、発話音声の依頼において不足している情報であり、具体的には、予め定められている情報に対して不足している情報であり、例えば、依頼内容の実行期限が予め定めれている情報である場合において、当該実行期限が含まれていない場合には当該実行期限が不足情報に該当する。なお、以下では、この実行期限を例示して説明する。上述の判定において、処理部333は、取得したテキストデータに対応する依頼における不足情報が有るものと判定した場合、第1通話端末1のディスプレイ13に不足情報がある旨を示すメッセージ(例えば、「実行期限の発言がありませんでした。再度電話して実行期限をご連絡してください。」等のメッセージ)を表示して、不足情報を補うことを第1利用者に要求する。一方、処理部333は、取得したテキストデータに対応する依頼における不足情報が無いものと判定した場合、不足情報を補う必要が無いので、前述のメッセージの出力は行わない。なお、取得したテキストデータに対応する依頼における不足情報が無いものと判定した場合、依頼が正常に行われたことを第1利用者に認識させるために、第1通話端末1のディスプレイ13に、依頼が正常に行われたことを示すメッセージ(例えば、「依頼は過不足なく行われました。」等のメッセージ)を表示してもよい。
[0101]
 このように構成した場合、依頼実行支援処理を行うことにより、例えば、発話音声に対応する依頼を第2利用者に実行させることを支援することが可能となり、第1利用者及び第2利用者の活動を円滑化させることが可能となる。特に、依頼情報要求処理を行うことにより、例えば、発話音声に対応する不足情報を補うことができるので、適切な依頼を行うことができ、第1利用者及び第2利用者の活動を一層円滑化させることが可能となる。
[0102]
(発話音声関連処理について-状態情報出力処理)
 状態情報出力処理については例えば、第1利用者又は第2利用者の患者の状態に関する発話を発話音声として受信部331が受信して、実施の形態で説明した場合と同様にして音声データ及びテキストデータを格納した場合、処理部333は、音声データDB323の音声データ、テキストデータDB324のテキストデータに基づいて、患者の状態に関する情報を出力するための処理を行う。なお、ここでの処理については、管理サーバ3側にて受信部331が受信した発話音声が患者の状態に関連するものであることを識別して、識別した発話音声に関して処理を行う必要があるが、例えば、「(発話音声関連処理について-依頼実行支援処理)」の場合と同様にして、利用者における所定操作(例えば、電話をかける場合に、操作部12を介し「99」を入力する等)、あるいは、利用者における所定の発話(例えば、「患者さんの状態です」等の所定のキーワードを発話する等)によって依頼に関連することを識別した上で、各処理を行ってもよい。
[0103]
 具体的には、治療のフェーズ(患者の状態と当該疾患に対して行った治療等)を発話音声として受信部331が受信して格納することとし、処理部333が、テキストデータDB324のテキストデータを取得し、取得したテキストデータに基づいて、この格納している治療のフェーズを、第1通話端末1のディスプレイ13、第2通話端末2のディスプレイ23、又は、第1通話端末1又は第2通話端末2を利用している医師を管理している管理医師の不図示の端末装置(例えば、スマートフォン、あるいは、据え置き型のコンピュータ等)に表示出力する。ここでは、例えば、患者の状態(例えば、問診結果、検査結果等)と行った治療(例えば、投与した薬、行った手術等)とを受信して、これらを対応付けて表示出力してもよい。また、医療行為の質を向上させる観点から、予め定められている基準のパス(患者が治癒するまでのモデルとなる流れ治療のフェーズ(患者の状態と当該疾患に対して行った治療等))も表示出力したり、あるいは、基準のパスと実際に行われた治療とを比較して、実際に行われた治療を評価し、評価結果を表示したりしてもよい。このように構成した場合、状態情報出力処理を行うことにより、例えば、患者の状態に関する情報を出力することができるので、発話の内容を患者の治療に役立てることができ、発話の内容を有効に活用することが可能となる。
[0104]
(その他の処理)
 また、管理サーバ3の制御部33が、発話音声、あるいは、格納されている音声データ又はテキストデータに基づいて、各通話端末を介して、以下の自動抽出処理、アシスト処理、又は辞典的処理を行うように構成してもよい。「自動抽出処理」とは、医療の観点から特に重要な情報を自動抽出し、見落としを防止するような表示や管理を行う処理であり、例えば、「救命」「応急」「投薬」「忌避」「アレルギー」等の単語が発話された場合には、発話に基づくテキストにおいて、強調表示を行たり、所定時間以内に対応確認ボタンが押されない場合には警告を行う処理等を含む概念である。また、「アシスト処理」とは、医師の業務活動を支援する処理であり、例えば、医師が患者や家族にインフォームドコンセントの説明を行う際、説明した内容や患者等との会話を録音し、インフォームドコンセントの記録として残す処理等を含む概念である。また、「辞典的処理」とは、予め格納されている辞典情報に従って発話に対する回答を音声等にて出力する処理であり、例えば、医師が「病名Aの薬」と発話すると、「病名Aの薬には、a1、a2、a3があります」という回答を音声で行う処理、又は、医師が「薬Xと薬Y、併用禁忌」と発話すると、薬Xと薬Yの併用禁忌の有無について、回答を音声で行う処理等を含む概念である。
[0105]
(複数名の発話)
 また、上記実施の形態では、2者間で発話に本願を適用する場合について説明したが、これに限らず、例えば、3者以上で発話を行う場合について本願を適用可能である。
[0106]
(特徴について)
 また、上記実施の形態の特徴及び変形例の特徴を任意に選択して組み合わせてもよい。
[0107]
(付記)
 付記1の情報処理システムは、第1通話端末を利用している第1利用者と第2通話端末を利用している第2利用者との間の発話であって、前記第1通話端末又は前記第2通話端末を用いて行われる当該発話の発話音声を受信する受信手段と、前記受信手段が受信した前記発話音声に対応する音声データを、当該音声データに対応するテキストデータに変換する変換手段と、前記受信手段が受信した前記発話音声に対応する前記音声データ、又は、前記変換手段が変換した前記テキストデータのうちの少なくとも一方のデータに基づいて、前記受信手段が受信した前記発話音声に関連する処理である発話音声関連処理を行う処理手段と、を備える。
[0108]
 付記2の情報処理システムは、付記1に記載の情報処理システムにおいて、前記処理手段は、前記音声データ又は前記テキストデータを、前記第1利用者又は前記第2利用者に確認させるためのデータ認識処理を前記発話音声関連処理として行う。
[0109]
 付記3の情報処理システムは、付記1又は2に記載の情報処理システムにおいて、前記受信手段は、前記第1利用者から前記第2利用者に対する依頼に関する発話を前記発話音声として受信し、前記処理手段は、前記受信手段が受信した前記発話音声に対応する依頼を前記第2利用者に実行させるための依頼実行支援処理を前記発話音声関連処理として行う。
[0110]
 付記4の情報処理システムは、付記3に記載の情報処理システムにおいて、前記処理手段は、前記受信手段が受信した前記発話音声に対応する依頼を前記第2利用者に認識させるための依頼認識処理を前記依頼実行支援処理として行う。
[0111]
 付記5の情報処理システムは、付記3又は4に記載の情報処理システムにおいて、前記処理手段は、前記受信手段が受信した前記発話音声に対応する依頼における不足情報があるか否かを判定し、前記不足情報があるものと判定した場合に、当該不足情報を補うことを前記第1利用者に要求する依頼情報要求処理を前記依頼実行支援処理として行う。
[0112]
 付記6の情報処理システムは、付記1から5の何れか一項に記載の情報処理システムにおいて、前記受信手段は、対象物の使用に関する発話を前記発話音声として受信し、前記処理手段は、前記対象物の使用に関する情報を出力するための使用情報出力処理を前記発話音声関連処理として行う。
[0113]
 付記7の情報処理システムは、付記1から6の何れか一項に記載の情報処理システムにおいて、少なくとも、前記変換手段が変換した前記テキストデータを格納する発話格納手段、を備え、前記第1利用者又は前記第2利用者は医療従事者であり、前記受信手段は、前記第1利用者又は前記第2利用者の患者の状態に関する発話を前記発話音声として受信し、前記処理手段は、少なくとも、前記発話格納手段に格納されている前記テキストデータに基づいて、前記患者の状態に関する情報を出力するための状態情報出力処理を前記発話音声関連処理として行う。
[0114]
 付記8の情報処理プログラムは、情報処理プログラムであって、コンピュータを、第1通話端末を利用している第1利用者と第2通話端末を利用している第2利用者との間の発話であって、前記第1通話端末又は前記第2通話端末を用いて行われる当該発話の発話音声を受信する受信手段と、前記受信手段が受信した前記発話音声に対応する音声データを、当該音声データに対応するテキストデータに変換する変換手段と、前記受信手段が受信した前記発話音声に対応する前記音声データ、又は、前記変換手段が変換した前記テキストデータのうちの少なくとも一方のデータに基づいて、前記受信手段が受信した前記発話音声に関連する処理である発話音声関連処理を行う処理手段と、として機能させる。
[0115]
(付記の効果)
 付記1に記載の情報処理システムによれば、受信手段が受信した発話音声に対応する音声データ、又は、変換手段が変換したテキストデータのうちの少なくとも一方のデータに基づいて、発話音声に関連する処理である発話音声関連処理を行うことにより、例えば、第1利用者又は第2利用者が発話の内容を手作業にて入力することなく発話音声関連処理を行うことができるので、発話の内容を確実に反映することが可能となる。特に、例えば、医療現場での発話音声に適用する場合、医療現場での発話の内容を反映することができ、医療現場での活動を円滑化したり、あるいは、医療現場での発話の内容を有効に活用することが可能となる。
[0116]
 付記2に記載の情報処理システムによれば、データ認識処理を行うことにより、例えば、第1利用者又は第2利用者に音声データ又はテキストデータを確認させることができるので、発話の内容を第1利用者又は第2利用者に反映することが可能となる。また、例えば、第1利用者又は第2利用者に対して第1通話端末又は第2通話端末を用いて行われる発話があったことを思い出させることが可能となる。
[0117]
 付記3に記載の情報処理システムによれば、依頼実行支援処理を行うことにより、例えば、発話音声に対応する依頼を第2利用者に実行させることを支援することが可能となり、第1利用者及び第2利用者の活動を円滑化させることが可能となる。
[0118]
 付記4に記載の情報処理システムによれば、依頼認識処理を行うことにより、例えば、第2利用者に対して依頼を認識させることができるので、依頼があったことを第2利用者に思い出させることが可能となる。特に、例えば、医療現場での依頼を第2利用者に認識させる場合、医療現場での活動の円滑化を図ることが可能となる。
[0119]
 付記5に記載の情報処理システムによれば、依頼情報要求処理を行うことにより、例えば、発話音声に対応する不足情報を補うことができるので、適切な依頼を行うことができ、第1利用者及び第2利用者の活動を一層円滑化させることが可能となる。
[0120]
 付記6に記載の情報処理システムによれば、使用情報出力処理を行うことにより、例えば、対象物の使用に関する情報を出力することができるので、発話の内容を対象物の改良等に役立てることができ、発話の内容を有効に活用することが可能となる。
[0121]
 付記7に記載の情報処理システムによれば、状態情報出力処理を行うことにより、例えば、患者の状態に関する情報を出力することができるので、発話の内容を患者の治療に役立てることができ、発話の内容を有効に活用することが可能となる。
[0122]
 付記8に記載の情報処理プログラムによれば、受信手段が受信した発話音声に対応する音声データ、又は、変換手段が変換したテキストデータのうちの少なくとも一方のデータに基づいて、発話音声に関連する処理である発話音声関連処理を行うことにより、例えば、第1利用者又は第2利用者が発話の内容を手作業にて入力することなく発話音声関連処理を行うことができるので、発話の内容を確実に反映することが可能となる。特に、例えば、医療現場での発話音声に適用する場合、医療現場での発話の内容を反映することができ、医療現場での活動を円滑化したり、あるいは、医療現場での発話の内容を有効に活用することが可能となる。

符号の説明

[0123]
1 第1通話端末
2 第2通話端末
3 管理サーバ
11 通信部
12 操作部
13 ディスプレイ
14 スピーカ
15 マイク
16 記録部
17 制御部
21 通信部
22 操作部
23 ディスプレイ
24 スピーカ
25 マイク
26 記録部
27 制御部
31 通信部
32 記録部
33 制御部
100 医療システム
321 端末情報DB
322 発話記録情報DB
323 音声データDB
324 テキストデータDB
331 受信部
332 変換部
333 処理部
G1 発信元側通知画像
G11 発信元側メッセージ情報
G12 発信元側音声再生ボタン
G13 発信元側テキスト表示ボタン
G2 発信先側通知画像
G21 発信先側メッセージ情報
G22 発信先側音声再生ボタン
G23 発信先側テキスト表示ボタン

請求の範囲

[請求項1]
 第1通話端末を利用している第1利用者と第2通話端末を利用している第2利用者との間の発話であって、前記第1通話端末又は前記第2通話端末を用いて行われる当該発話の発話音声を受信する受信手段と、
 前記受信手段が受信した前記発話音声に対応する音声データを、当該音声データに対応するテキストデータに変換する変換手段と、
 前記受信手段が受信した前記発話音声に対応する前記音声データ、又は、前記変換手段が変換した前記テキストデータのうちの少なくとも一方のデータに基づいて、前記受信手段が受信した前記発話音声に関連する処理である発話音声関連処理を行う処理手段と、
 を備える情報処理システム。
[請求項2]
 前記処理手段は、前記音声データ又は前記テキストデータを、前記第1利用者又は前記第2利用者に確認させるためのデータ認識処理を前記発話音声関連処理として行う、
 請求項1に記載の情報処理システム。
[請求項3]
 前記受信手段は、前記第1利用者から前記第2利用者に対する依頼に関する発話を前記発話音声として受信し、
 前記処理手段は、前記受信手段が受信した前記発話音声に対応する依頼を前記第2利用者に実行させるための依頼実行支援処理を前記発話音声関連処理として行う、
 請求項1又は2に記載の情報処理システム。
[請求項4]
 前記処理手段は、前記受信手段が受信した前記発話音声に対応する依頼を前記第2利用者に認識させるための依頼認識処理を前記依頼実行支援処理として行う、
 請求項3に記載の情報処理システム。
[請求項5]
 前記処理手段は、前記受信手段が受信した前記発話音声に対応する依頼における不足情報があるか否かを判定し、前記不足情報があるものと判定した場合に、当該不足情報を補うことを前記第1利用者に要求する依頼情報要求処理を前記依頼実行支援処理として行う、
 請求項3又は4に記載の情報処理システム。
[請求項6]
 前記受信手段は、対象物の使用に関する発話を前記発話音声として受信し、
 前記処理手段は、前記対象物の使用に関する情報を出力するための使用情報出力処理を前記発話音声関連処理として行う、
 請求項1から5の何れか一項に記載の情報処理システム。
[請求項7]
 少なくとも、前記変換手段が変換した前記テキストデータを格納する発話格納手段、を備え、
 前記第1利用者又は前記第2利用者は医療従事者であり、
 前記受信手段は、前記第1利用者又は前記第2利用者の患者の状態に関する発話を前記発話音声として受信し、
 前記処理手段は、少なくとも、前記発話格納手段に格納されている前記テキストデータに基づいて、前記患者の状態に関する情報を出力するための状態情報出力処理を前記発話音声関連処理として行う、
 請求項1から6の何れか一項に記載の情報処理システム。
[請求項8]
 情報処理プログラムであって、
 コンピュータを、
 第1通話端末を利用している第1利用者と第2通話端末を利用している第2利用者との間の発話であって、前記第1通話端末又は前記第2通話端末を用いて行われる当該発話の発話音声を受信する受信手段と、
 前記受信手段が受信した前記発話音声に対応する音声データを、当該音声データに対応するテキストデータに変換する変換手段と、
 前記受信手段が受信した前記発話音声に対応する前記音声データ、又は、前記変換手段が変換した前記テキストデータのうちの少なくとも一方のデータに基づいて、前記受信手段が受信した前記発話音声に関連する処理である発話音声関連処理を行う処理手段と、
 として機能させる情報処理プログラム。
 

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3]

[ 図 4]

[ 図 5]

[ 図 6]