Поиск по международным и национальным патентным фондам
Некоторое содержание этого приложения в настоящий момент недоступно.
Если эта ситуация сохраняется, свяжитесь с нами по адресуОтзывы и контакты
1. (WO2018123974) WIRING BODY, WIRING BOARD AND TOUCH SENSOR
Document

明 細 書

発明の名称 配線体、配線基板、及びタッチセンサ

技術分野

0001  

背景技術

0002   0003  

先行技術文献

特許文献

0004  

発明の概要

発明が解決しようとする課題

0005   0006   0007  

課題を解決するための手段

0008   0009   0010   0011   0012   0013   0014   0015   0016   0017   0018   0019  

発明の効果

0020  

図面の簡単な説明

0021  

発明を実施するための形態

0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033   0034   0035   0036   0037   0038   0039   0040   0041   0042   0043   0044   0045   0046   0047   0048   0049   0050   0051   0052   0053   0054   0055   0056   0057   0058   0059   0060   0061   0062   0063   0064   0065   0066   0067   0068   0069   0070   0071   0072   0073   0074   0075   0076   0077   0078   0079   0080   0081   0082   0083   0084   0085   0086   0087   0088   0089   0090   0091   0092   0093   0094   0095   0096   0097   0098   0099   0100   0101   0102   0103   0104  

符号の説明

0105  

請求の範囲

1   2   3   4   5   6   7   8   9   10   11   12  

図面

1   2   3   4   5   6   7   8   9   10   11   12   13   14   15   16   17   18   19   20   21  

明 細 書

発明の名称 : 配線体、配線基板、及びタッチセンサ

技術分野

[0001]
 本発明は、配線体、配線基板、及びタッチセンサに関するものである。
 文献の参照による組み込みが認められる指定国については、2016年12月28日に日本国に出願された特願2016-256468に記載された内容を参照により本明細書に組み込み、本明細書の記載の一部とする。

背景技術

[0002]
 タッチパネルにおいて、2以上の大格子と、隣接する大格子間を電気的に接続する接続部を有し、2以上の小格子を組み合わせて大格子を構成し、当該小格子のn倍ピッチを有する1以上の中格子を配置して接続部を構成したものが知られている(例えば特許文献1参照)。このタッチパネルでは、積層された2層の導電シートを上面から見たとき、対向する接続部同士の組み合わせにより複数の小格子が配列され、周りの大格子を構成する小格子との見分けがつかなくなることで、タッチパネルの視認性を向上させている。
[0003]
 また、タッチパネルにおいて、複数の第1電極が接続された第1導電パターンを有する第1導電部と、第1導電パターンの配列方向と直交する方向に配列され、複数の第2電極が接続させて第2導電パターンを有する第2導電部とが対向して配置され、第1導電部及び/又は第2導電部は、第1電極と第2電極との間に配置されるダミー電極と、第1導電部に含まれ、第2電極に対応した部分に配置される別のダミー電極とを有するものが知られている(例えば特許文献2参照)。このタッチパネルでは、積層された2層の導電シートを上面から見たとき、別のダミー電極により、第1電極に対応した部分の光透過率と第2電極に対応した部分の光透過率とを均一にして、タッチパネルの視認性を向上させている。

先行技術文献

特許文献

[0004]
特許文献1 : 特許第4820451号公報
特許文献2 : 特許第5615856号公報

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0005]
 しかしながら、上記特許文献1に記載の従来技術では、接続部における導通経路の減少により回路抵抗が上昇し、タッチパネルのセンサ感度が低下してしまうおそれがあるという問題がある。
[0006]
 また、上記特許文献2に記載の従来技術では、別のダミー電極と第2電極とを対向して配置させているため、指先が保護層に接触又は近接した際に、指先と第2電極の間に別のダミー電極が位置することとなり、本来、第2電極から指に到達すべき電気力線が、ダミー電極に入ってしまう。そのため、当該別のダミー電極と第2電極との間に寄生容量が発生して、タッチパネルのセンサ感度が低下してしまうおそれがあるという問題がある。
[0007]
 本発明が解決しようとする課題は、視認性を向上しつつ、センサ感度を向上できる配線体、配線基板、及びタッチセンサを提供することである。

課題を解決するための手段

[0008]
[1]本発明に係る配線体は、絶縁部と、前記絶縁部の一方の側に設けられ、第1の電極部を含む第1の導体部と、前記絶縁部の他方の側に設けられ、第2の電極部を含む第2の導体部と、を備え、前記第1の電極部は、相互に交差する複数の第1の細線を有し、前記第1の細線により形成される少なくとも一つの第1の格子を含んでおり、前記第2の電極部は、相互に交差する複数の第2の細線を有し、前記第2の細線により形成される少なくとも一つの第2の格子を含んでおり、前記第1の電極部と前記第2の電極部とを対向して配することで、透過平面視において、前記第1の電極部と前記第2の電極部とが部分的に重なる重複領域と、前記重複領域以外の非重複領域とが存在しており、透過平面視において、前記第1の電極部又は前記第2の電極部における前記重複領域での単位面積当たりの前記第1の細線及び前記第2の細線の占有面積が、前記非重複領域での単位面積当たりの前記第1の細線又は前記第2の細線の占有面積よりも大きく、前記第1の導体部は、前記第1の電極部と同一平面上に位置し、前記第1の電極部と電気的に絶縁された第1のダミー電極部を含み、前記第1のダミー電極部は、前記非重複領域において、少なくとも一つの前記第1の格子内に存在している配線体である。
[0009]
[2]上記発明において、前記第1の導体部又は前記第2の導体部は、前記第1の電極部又は前記第2の電極部と同一平面上に位置し、前記第1の電極部又は前記第2の電極部と電気的に絶縁された第2のダミー電極部を含み、透過平面視において、前記第2のダミー電極部は、前記非重複領域において、少なくとも一つの前記第2の格子内に存在していてもよい。
[0010]
[3]上記発明において、前記第1のダミー電極部は、相互に交差する方向に延在する複数の第3の細線を有し、前記重複領域内で前記第1の細線と前記第2の細線とが重なることで、複数の第3の格子が形成されており、前記非重複領域内で前記第1の細線と前記第3の細線とが組み合わさることで、複数の第4の格子が形成されており、前記第4の格子は、前記第3の格子と実質的に同一形状であってもよい。
[0011]
[4]上記発明において、前記第1のダミー電極部は、前記第3の細線同士の交点に形成された少なくとも一つの第1の断線部を含んでいてもよい。
[0012]
[5]上記発明において、前記第1の電極部において、第1の格子内に突き出た前記第1の細線は存在しておらず、前記第1のダミー電極部は、前記第1の細線と前記第3の細線との全ての交点に形成された第2の断線部を含んでいてもよい。
[0013]
[6]上記発明において、下記(1)式を満たしてもよい。
 S ≦L/10 … (1)
 但し、上記(1)式において、S は前記第2の断線部における前記第1の細線と前記第3の細線との間隔であり、Lは前記第4の格子の一辺の長さである。
[0014]
[7]上記発明において、下記(2)式及び(3)式を満たしてもよい。
 (S -S )×0.5/H≦1 … (2)
 S <50μm … (3)
 但し、上記(2)式及び(3)式において、S は前記第2の断線部における前記第1の細線と前記第3の細線との最大間隔であり、S は前記第2の断線部における前記第1の細線と前記第3の細線との最小間隔であり、Hは前記第3の細線の高さである。
[0015]
[8]上記発明において、前記非重複領域は、透過平面視において、前記第1の電極部と前記第2の電極部の両方と重ならない隙間領域を含み、前記第1の導体部及び前記第2の導体部の少なくとも一方は、前記第1の電極部又は前記第2の電極部と同一平面上に位置し、前記第1の電極部又は前記第2の電極部と電気的に絶縁された第3のダミー電極部を含み、前記第3のダミー電極部は、前記隙間領域内に存在していてもよい。
[0016]
[9]上記発明において、前記第3のダミー電極部は、相互に交差する方向に延在する複数の第5の細線を有し、前記第5の細線により形成される少なくとも一つの第5の格子を含んでおり、前記第5の格子は、前記第3の格子と実質的に同一形状であってもよい。
[0017]
[10]上記発明において、前記第1の電極部は、平面視において略菱形形状を有し、前記第1の電極部の延在方向に並列された複数の第1の検知部と、隣り合う前記第1の検知部同士を接続する第1の接続部と、を含み、前記第2の電極部は、平面視において略菱形形状を有し、前記第2の電極部の延在方向に並列された複数の第2の検知部と、隣り合う前記第2の検知部同士を接続する第2の接続部と、を含み、前記第1の接続部及び前記第2の接続部は、前記重複領域に配されており、前記第1の検知部及び前記第2の検知部は、前記非重複領域に配されていてもよい。
[0018]
[11]本発明に係る配線基板は、上記配線体と、前記配線体を支持する支持体と、を備える配線基板である。
[0019]
[12]本発明に係るタッチセンサは、外部導体のタッチ位置を検出するタッチセンサであって、上記の本発明に係る配線基板を備え、前記第2の導体部は、前記外部導体と前記第1の導体部との間に介在するように配置されている。

発明の効果

[0020]
 本発明によれば、重複領域及び非重複領域間での遮光率差が小さくなると共に、接続部において回路抵抗が上昇し難く、且つ、電極部及びダミー電極部間で寄生容量が発生し難い。このため、視認性の向上を図りつつ、センサ感度の向上を図ることができる。

図面の簡単な説明

[0021]
[図1] 図1は、本発明の第1の実施の形態に係るタッチセンサを示す平面図である。
[図2] 図2は、そのタッチセンサを示す分解斜視図である。
[図3] 図3は、本発明の第1の実施の形態に係る第1の電極部と第2の電極部を示す透過平面図である。
[図4] 図4は、本発明の第1の実施の形態に係る第1の電極部を示す平面図である。
[図5] 図5は、図4のV-V線に沿った断面図である。
[図6] 図6は、本発明の第1の実施の形態に係る第2の電極部を示す平面図である。
[図7] 図7は、本発明の第1の実施の形態に係る第1の電極部と第2の電極部の重複領域を拡大した透過平面図である。
[図8] 図8は、本発明の第1の実施の形態に係る第1の導体部を示す平面図である。
[図9] 図9は、図8のIX部の部分拡大図である。
[図10] 図10は、図9のX-X線に沿った断面図である。
[図11] 図11は、本発明の第1の実施の形態に係る第1の電極部と第1のダミー電極部を示す平面図である。
[図12] 図12は、本発明の第1の実施の形態に係る第2の導体部を示す平面図である。
[図13] 図13は、図12のXIII部の部分拡大図である。
[図14] 図14は、比較例に係る第1の導体部と第2の導体部を示す透過平面図である。
[図15] 図15は、本発明の第1の実施の形態に係る第1の導体部と第2の導体部を示す透過平面図である。
[図16] 図16は、本発明の第2の実施の形態に係る第1の導体部と第1のダミー電極部を示す平面図である。
[図17] 図17は、本発明の第2の実施の形態に係る第1の導体部を示す平面図である。
[図18] 図18は、本発明の第2の実施の形態に係る第2の導体部を示す平面図である。
[図19] 図19は、本発明の第2の実施の形態に係る第1の導体部と第2の導体部を示す透過平面図である。
[図20] 図20は、本発明の第3の実施の形態に係る第1の導体部を示す平面図である。
[図21] 図21は、本発明の第3の実施の形態に係る第2の導体部を示す平面図である。

発明を実施するための形態

[0022]
 以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
[0023]
<<第1実施形態>>
 図1は本発明の第1の実施の形態に係るタッチセンサを示す平面図、図2はそのタッチセンサを示す分解斜視図である。なお、本実施形態のタッチセンサ10を分かり易く説明するため、図1においては、第1の導体部60を実線により表示した。
[0024]
 図1に示すタッチセンサ10は、投影型の静電容量方式のタッチパネルセンサであり、例えば、表示装置(不図示)等と組み合わせて、タッチ位置を検出する機能を有する入力装置として用いられる。表示装置としては、特に限定されず、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、電子ペーパ等を用いることができる。このタッチセンサ10は、タッチセンサ10の表示領域に配されて、相互に対向する検出電極と駆動電極(後述する第1の電極部61及び第2の電極部81)を有しており、この2つの電極の間には、外部回路(不図示)から所定電圧が周期的に印加されている。
[0025]
 このようなタッチセンサ10では、例えば、操作者の指F(外部導体F)がタッチセンサ10に接近すると、この外部導体Fとタッチセンサ10との間でコンデンサ(電気容量)が形成され、2つの電極間の電気的な状態が変化する。タッチセンサ10は、2つの電極間の電気的な変化に基づいて、操作者の操作位置を検出することができる。
[0026]
 タッチセンサ10は、配線基板20を備え、配線基板20は、図2に示すように、支持体30と、配線体40と、を備えている。本実施形態の配線基板20は、上記表示装置の視認性を確保するため、全体的に透明性(透光性)を有するように構成されている。
[0027]
 支持体30は、矩形状の外形を有し、透明性を有する材料で構成されている。この支持体30を構成する材料としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリイミド樹脂(PI)、ポリエーテルイミド樹脂(PEI)、ポリカーボネート(PC)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、液晶ポリマー(LCP)、シクロオレフィンポリマー(COP)、シリコーン樹脂(SI)、アクリル樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、グリーンシート、ガラス等を用いることができる。この支持体30には、配線体40が貼り付けられており、支持体30によって配線体40が支持されている。この場合、支持体30は、配線体40を支持できる程度の剛性を有していることが好ましい。
[0028]
 配線体40は、図2に示すように、第1の樹脂部50と、第1の導体部60と、第2の樹脂部70と、第2の導体部80と、第3の樹脂部90と、を備えている。この配線体40は、上記表示装置の視認性を確保するために、全体的に透明性(透光性)を有するように構成されている。
[0029]
 第1の樹脂部50は、矩形状の外形を有し、透明性を有する樹脂材料で構成されている。この透明性を有する樹脂材料としては、例えば、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、ウレタン樹脂、ビニル樹脂、シリコーン樹脂、フェノール樹脂、ポリイミド樹脂等のUV硬化性樹脂、熱硬化性樹脂又は熱可塑性樹脂等を例示することができる。この第1の樹脂部50の下面が、支持体30に貼り付けられている。
[0030]
 第1の導体部60は、第1の樹脂部50の上面に設けられており、第1の樹脂部50によって保持されている。この第1の導体部60は、複数の第1の電極部61と、複数の第1の引出配線62と、を含んでいる。
[0031]
 それぞれの第1の電極部61は、図中X方向に延在しており、複数の第1の電極部61は、図中Y方向に並列されている。それぞれの第1の電極部61は、複数の第1の検知部613と、複数の第1の接続部614と、を含んでいる。第1の検知部613は、平面視において略菱形形状を有している。複数の第1の検知部613は、第1の電極部61の延在方向に並列されている。第1の接続部614は、隣り合う第1の検知部613,613同士を電気的に接続している。
[0032]
 それぞれの第1の電極部61の長手方向一端には第1の引出配線62の一端が接続されている。それぞれの第1の引出配線62の他端は、配線体40の縁部まで延びている。この第1の引出配線62の他端が、外部回路と接続される。なお、第1の電極部61の数は、特に限定されず、任意に設定することができる。また、第1の引出配線62の数は、第1の電極部61の数に応じて設定される。
[0033]
 第1の導体部60は、導電性材料(導電性粒子)と、バインダ樹脂と、から構成されている。導電性材料としては、銀や銅、ニッケル、スズ、ビスマス、亜鉛、インジウム、パラジウム等の金属材料や、グラファイト、カーボンブラック(ファーネスブラック、アセチレンブラック、ケッチェンブラック)、カーボンナノチューブ、カーボンナノファイバ等のカーボン系材料を挙げることができる。なお、導電性材料として、金属塩を用いてもよい。金属塩としては、上述の金属の塩を挙げることができる。バインダ樹脂としては、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ビニル樹脂、ウレタン樹脂、フェノール樹脂、ポリイミド樹脂、シリコーン樹脂、フッ素樹脂等を例示することができる。このような第1の導体部60は、導電性ペーストを塗布して硬化させることで形成されている。このような導電性ペーストの具体例としては、上述の導電性材料及びバインダ樹脂を、水、もしくは溶剤、及び各種添加剤に混合して構成される導電性ペーストを例示することができる。導電性ペーストに含まれる溶剤としては、α-テルピネオール、ブチルカルビトールアセテート、ブチルカルビトール、1-デカノール、ブチルセルソルブ、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、テトラデカン等を例示することができる。なお、第1の導体部60を構成する材料からバインダ樹脂を省略してもよい。
[0034]
 第2の樹脂部70は、矩形状の外形を有し、透明性を有する樹脂材料で構成されている。この透明性を有する樹脂材料としては、例えば、上記の第1の樹脂部50を構成する樹脂材料と同様の材料を用いることができる。
[0035]
 第2の樹脂部70は、第1の導体部60を覆うように第1の樹脂部50上に設けられている。この第2の樹脂部70には、開口部71が形成されており、この開口部71からは、第1の引出配線62の他端が露出している。
[0036]
 第2の導体部80は、第2の樹脂部70の上面に設けられている。この第2の導体部80は、複数の第2の電極部81と、複数の第2の引出配線82と、を含んでいる。それぞれの第2の電極部81は、図中Y方向に延在しており、複数の第2の電極部81は図中X方向に並列されている。それぞれの第2の電極部81は、複数の第2の検知部813と、複数の第2の接続部814と、を含んでいる。第2の検知部813は、平面視において略菱形形状を有している。複数の第2の検知部813は、第2の電極部81の延在方向に並列されている。第2の接続部814は、隣り合う第2の検知部813,813同士を電気的に接続している。
[0037]
 それぞれの第2の電極部81の長手方向一端には第2の引出配線82の一端が接続されている。それぞれの第2の引出配線82の他端は、配線体40の縁部まで延びている。この第2の引出配線82の他端が、外部回路と接続される。なお、第2の電極部81の数は、特に限定されず、任意に設定することができる。また、第2の引出配線82の数は、第2の電極部81の数に応じて設定される。
[0038]
 第2の導体部80は、第1の導体部60と同様、導電性材料(導電性粒子)と、バインダ樹脂とから構成されている。このような第2の導体部80も、第1の導体部60と同様、導電性ペーストを塗布して硬化させることで形成されている。
[0039]
 第3の樹脂部90は、矩形状の外形を有し、透明性を有する樹脂材料で構成されている。この透明性を有する樹脂材料としては、例えば、上記の第1の樹脂部50を構成する樹脂材料と同様の樹脂材料を用いることができる。
[0040]
 第3の樹脂部90は、第2の導体部80を覆うように第2の樹脂部70上に設けられている。この第3の樹脂部90には、開口部91が形成されており、この開口部91からは、第2の引出配線82の他端が露出している。また、開口部91は、開口部71と重なっており、この場合、開口部91からは、第1の引出配線62の他端も露出している。本実施形態では、図2に示すように、この第3の樹脂部90に外部導体F(指F)が接触しているが、特にこれに限定されず、タッチセンサ10が、外部導体Fが接触する面を備えていればよい。例えば、樹脂部材90の上にカバーガラスを積層して、このカバーガラスに指が接触してもよい。
[0041]
 次に第1の導体部60及び第2の導体部80の構成について、図3~11を参照しながら、より詳細に説明する。図3は本発明の第1の実施の形態に係る第1の電極部と第2の電極部を示す透過平面図、図4は本発明の第1の実施の形態に係る第1の電極部を示す平面図、図5は図4のV-V線に沿った断面図、図6は本発明の第1の実施の形態に係る第2の電極部を示す平面図、図7は本発明の第1の実施の形態に係る第1の電極部と第2の電極部の重複領域を拡大した透過平面図、図8は本発明の第1の実施の形態に係る第1の導体部を示す平面図、図9は図8のIX部の部分拡大図、図10は図9のX-X線に沿った断面図、図11は本発明の第1の実施の形態に係る第1の電極部と第1のダミー電極部を示す平面図、図12は本発明の第1の実施の形態に係る第2の導体部を示す平面図、図13は図12のXIII部の部分拡大図である。なお、図9及び図11において、一点鎖線の円に囲まれた箇所が第2の断線部634(後述)を示している。また、図13において、一点鎖線の矩形枠に囲まれた箇所が第4の断線部834(後述)を示している。
[0042]
 図1及び図2に示すように、配線体40では、第2の樹脂部70の一方の側に第1の導体部60が配され、第2の樹脂部70の他方の側に第2の導体部80が配されている。第2の導体部80は、第1の導体部60よりも、外部導体Fが接触する側に近い位置に配設されている。つまり、第1導電部60が表示装置側に位置し、第2導電部80が操作者側(外部導体Fが接触する面側)に位置する。また、第1の電極部61と第2の電極部81とは、第2の樹脂部70を介して対向している。この場合、配線体40には、図3に示すように、透過平面視において、第1の電極部61と第2の電極部81とが部分的に重なる領域(以下、「重複領域41」とも称する。)が存在している。
[0043]
 本実施形態では、第1の接続部614及び第2の接続部814が重複領域41に配されている(すなわち、第1の接続部614及び第2の接続部814は、透過平面視において重なっている。)。また、第1の検知部613及び第2の検知部813が第1の電極部61又は第2の電極部81の重複領域41以外の領域(以下、「非重複領域42」とも称する。)に配されている(すなわち、第1の検知部613及び第2の検知部813は、透過平面視において重ならないようになっている。)。
[0044]
 第1の電極部61は、図4に示すように、複数の直線状の第1の細線611a,611bを有している。以下の説明では、必要に応じて、第1の細線611a,611bを第1の細線611と総称する。
[0045]
 この第1の細線611は、図5に示すように、第1の樹脂部50の上面から突出している。第1の細線611は、当該第1の細線611の幅方向に切断した断面を視た場合に、第1の樹脂部50から離れるに従い、次第に幅狭となるテーパ形状を有している。この第1の細線611において、第1の樹脂部50と接触する部分は、第2の樹脂部70と接触する部分に対して相対的に粗くなっている。具体的には、第1の樹脂部50と接触する部分の面粗さRaは、0.1μm~3μmであるのに対して、第2の樹脂部70と接触する部分の面粗さRaは、0.001μm~1.0μmとなっている。なお、このような面粗さRaは、JIS法(JIS B0601(2013年3月21日改正))に定義される「算術平均粗さRa」のことを言う。
[0046]
 図4に戻り、複数の第1の細線611aは、第1の電極部61の延在方向に対して交差する方向(以下、「第1の方向」とも称する。)に延在しており、この第1の方向に対して直交する方向(以下、「第2の方向」とも称する。)にピッチPで並べられている。複数の第1の細線611bは、第2の方向に延在しており、ピッチPと同じピッチで第1の方向に並べられている。この複数の第1の細線611a,611bが相互に直交することで、複数の第1の細線611a,611bにより形成された菱形状の第1の格子612が第1の電極部61の全体に繰り返し配列されている。なお、本明細書において、細線のピッチとは、隣り合う細線同士の中心間距離のことを言う。
[0047]
 本実施形態の第1の電極部61では、第1の格子612内に突き出た第1の細線611は存在していない。また、第1の電極部61の輪郭から突き出た第1の細線611も存在していない。この場合、全ての第1の細線611の端部は、他の第1の細線611の端部と接することで閉じており、全ての第1の細線611は、第1の格子612の少なくとも一部を形成している。また、第1の電極部61において、第1の細線611の幅及びピッチは一様となっている。このため、第1の検知部613及び第1の接続部614間で、これらを構成する第1の細線611の幅及びピッチは変わらない。
[0048]
 第2の電極部81は、図6に示すように、複数の直線状の第2の細線811a,811bを有している。この第2の細線811a,811bは、第1の細線611と同一の形状とされている。複数の第2の細線811aは、第1の細線611aと同じ第1の方向に延在しており、ピッチPと同じピッチで第2の方向に並べられている。複数の第2の細線811bは、第1の細線611bと同じ第2の方向に延在しており、ピッチPと同じピッチで第1の方向に並べられている。この複数の第2の細線811a,811bが相互に直交することで、複数の第2の細線811a,811bにより形成された菱形状の第2の格子812が第2の電極部81の全体に繰り返し配列されている。この第2の格子812は、第1の格子612と実質的に同一形状とされている。なお、以下の説明では、必要に応じて、第2の細線811a,811bを第2の細線811と総称する。
[0049]
 本実施形態の第2の電極部81では、第2の格子812内に突き出た第2の細線811は存在していない。また、第2の電極部81の輪郭から突き出た第2の細線811も存在していない。この場合、全ての第2の細線811の端部は、他の第2の細線811の端部と接することで閉じており、全ての第2の細線811は、第2の格子812の少なくとも一部を形成している。また、第2の電極部81において、第2の細線811の幅及びピッチは一様となっている。このため、第2の検知部813及び第2の接続部814間で、これらを構成する第2の細線811の幅及びピッチは変わらない。
[0050]
 それぞれの第2の細線811aは、図7に示すように、透過平面視において、隣接する第1の細線611aに対して第2の方向にピッチPの半分だけずれて配されている。また、それぞれの第2の細線811bは、透過平面視において、隣接する第1の細線611bに対して第1の方向にピッチPの半分だけずれて配されている。これにより、透過平面視において、重複領域41内で第1の細線611と第2の細線811とが交差するように重なることで、第1の格子612及び第2の格子812と相似形状とされた複数の菱形状の第3の格子44が形成されている。
[0051]
 この場合、図7に示すように、透過平面視において、第1の電極部61における重複領域41での単位面積当たりの第1の細線611及び第2の細線811の占有面積が、非重複領域42での第1の細線611の占有面積よりも大きくなっている。同様に、透過平面視において、第2の電極部81における重複領域41での単位面積当たりの第1の細線611及び第2の細線811の占有面積が、非重複領域42での第2の細線811の占有面積よりも大きくなっている。
[0052]
 第1の導体部60は、図8及び図9に示すように、第1のダミー電極部63を含んでいる。第1のダミー電極部63は、第1の電極部61と同一平面上に位置している。この第1のダミー電極部63は、複数の直線状の第3の細線631a,631bを有している。この第3の細線631a,631bは、第1の細線611と同一の形状とされている。第3の細線631aは、第1の細線611aと同じ第1の方向に延在しており、ピッチPと同じピッチで第2の方向に並べられている。第3の細線631bは、第1の細線611bと同じ第2の方向に延在しており、ピッチPと同じピッチで第1の方向に並べられている。なお、以下の説明では、必要に応じて、第3の細線631a,631bを第3の細線631と総称する。
[0053]
 第1のダミー電極部63は、第1の細線611と第3の細線631との全ての交点601(厳密には、第1の細線611と第3の細線631の延長線との交点601)に、当該第3の細線631が未形成とされた第2の断線部634を含んでいる。この第2の断線部634によって、第1の電極部61と第1のダミー電極部63とが電気的に絶縁されている。
[0054]
 図10に示すように、第3の細線631の端面6311は、第2の断線部634を介して第1の細線611に面している。この端面6311は、第1の樹脂部50から離れるに従い第1の細線611から離れるように傾斜している。この場合、第2の断線部634において、第1の細線611と第3の細線631との間隔は、これら第1の細線611及び第3の細線631の下端(第1の樹脂部50に最も近い側)で最も小さくなり、第1の細線611及び第3の細線631の上端(第1の樹脂部50から最も遠い側)で最も大きくなる。
[0055]
 本実施形態では、一つの第2の断線部634において、第1の細線611と第3の細線631との最大間隔S と、第1の細線611と第3の細線631との最小間隔S と、第3の細線631の高さHとの関係が、下記(4)式及び(5)式を満たしていることが好ましい。
 (S -S )×0.5/H≦1 … (4)
 S <50μm … (5)
[0056]
 第1のダミー電極部63は、図9に示すように、非重複領域42において、第1の電極部61の第1の格子612内に存在している。本実施形態では、第2の断線部634によって分断された個々の第3の細線631a,631bにより形成された十字状パターンが、第1のダミー電極部63として、第1の検知部613を構成する全ての第1の格子612内に存在している。また、第1の検知部613と第1の接続部614との境界に位置する第1の格子612内には、第1のダミー電極部63として、第2の断線部634によって分断された個々の第3の細線631a,631bにより形成されたL字状パターンが存在している。
[0057]
 それぞれの第3の細線631aは、平面視において、隣接する第1の細線611aに対して第2の方向にピッチPの半分だけずれて配されている。また、それぞれの第3の細線631bは、平面視において、隣接する第1の細線611bに対して第1の方向にピッチPの半分だけずれて配されている。これにより、平面視において、非重複領域42内で第1の細線611と第3の細線631(厳密には、第3の細線631の延長線)とが組み合わさることで、第1の格子612と相似形状とされた複数の菱形状の第4の格子602が形成されている。この第4の格子602は、第3の格子44(図7参照)と実質的に同一形状とされている。
[0058]
 また、本実施形態では、図11に示すように、第2の断線部634における第1の細線611と第3の細線631との間隔S と、第4の格子602の一辺の長さLとの関係が、下記(6)式を満たしていることが好ましい。なお、間隔S は一つの第2の断線部634における第1の細線611と第3の細線631との間隔の平均値を言う。また、長さLは第1の細線と当該第1の細線と隣り合う第3の細線との中心間距離を言う。
 S ≦L/10 … (6)
[0059]
 第2の導体部80は、図12及び図13に示すように、第2のダミー電極部83を含んでいる。第2のダミー電極部83は、第2の電極部81と同一平面上に位置している。この第2のダミー電極部83は、複数の直線状の第4の細線831a,831bを有している。この第4の細線831a,831bは、第2の細線811と同一の形状とされている。第4の細線831aは、第1の細線611aと同じ第1の方向に延在しており、ピッチPと同じピッチで第2の方向に並べられている。第4の細線831bは、第1の細線611bと同じ第2の方向に延在しており、ピッチPと同じピッチで第1の方向に並べられている。なお、以下の説明では、必要に応じて、第4の細線831a,831bを第4の細線831と総称する。
[0060]
 第2のダミー電極部83は、第2の細線811と第4の細線831との全ての交点801(厳密には、第2の細線811と第4の細線831の延長線との交点801)に、当該第4の細線831が未形成とされた第4の断線部834を含んでいる。この第4の断線部834によって、第2の電極部81と第2のダミー電極部83とが電気的に絶縁されている。
[0061]
 第2のダミー電極部83は、非重複領域42において、第2の電極部81の第2の格子812内に存在している。本実施形態では、第4の断線部834によって分断された個々の第4の細線831a,831bにより形成された十字状パターンが、第2のダミー電極部83として、第2の検知部813を構成する全ての第2の格子812内に存在している。また、第2の検知部813と第2の接続部814との境界に位置する第2の格子812内には、第2のダミー電極部83として、第4の断線部834によって分断された個々の第4の細線831a,831bにより形成されたL字状パターンが存在している。
[0062]
 それぞれの第4の細線831aは、平面視において、隣接する第2の細線811aに対して第2の方向にピッチPの半分だけずれて配されている。また、それぞれの第4の細線831bは、平面視において、隣接する第2の細線811bに対して第1の方向にピッチPの半分だけずれて配されている。これにより、平面視において、非重複領域42内で第2の細線811と第4の細線831(厳密には、第4の細線831の延長線)とが組み合わさることで、第2の格子812と相似形状とされた複数の菱形状の第6の格子802が形成されている。この第6の格子802は、第3の格子44(図7参照)と実質的に同一形状とされている。
[0063]
 非重複領域42は、図3に示すように、透過平面視において、第1の電極部61と第2の電極部81と間に、これら第1の電極部61及び第2の電極部81の両方と重ならない領域(以下、隙間領域43とも称する。)を含んでいる。この隙間領域43内には、第3のダミー電極部64が存在している。
[0064]
 本実施形態の第3のダミー電極部64は、図8及び図9に示すように、第1の導体部60に含まれている。この場合、第3のダミー電極部64は、第1の電極部61と同一平面上に位置している。第1の電極部61と第3のダミー電極部64とは、相互に離間しており、これにより、第1の電極部61と第3のダミー電極部64とが電気的に絶縁されている。
[0065]
 この第3のダミー電極部64は、複数の直線状の第5の細線641a,641bを有している。この第5の細線641a,641bは、第1の細線611と同一の形状とされている。第5の細線641aは、第1の細線611と同じ第1の方向に延在しており、ピッチPの半分のピッチで第2の方向に並べられている。第5の細線641bは、第1の細線611bと同じ第2の方向に延在しており、ピッチPの半分のピッチで第1の方向に並べられている。この複数の第5の細線641a,641bが相互に直交することで、複数の第5の細線641a,641bにより形成された菱形状の第5の格子642が第3のダミー電極部64の全体に繰り返し配列されている。この第5の格子642は、第3の格子44(図7参照)と実質的に同一形状とされている。なお、以下の説明では、必要に応じて、第5の細線641a,641bを第5の細線641と総称する。
[0066]
 本実施形態の配線体40は、以下の効果を奏する。図14は比較例に係る第1の導体部と第2の導体部を示す透過平面図、図15は本発明の第1の実施の形態に係る第1の導体部と第2の導体部を示す透過平面図である。
[0067]
 図14に示す比較例に係る配線体400では、第1の電極部610において、第1の検知部6130及び第1の接続部6140間で、これらを構成する第1の細線6110の幅及びピッチが変わらない。また、第2の電極部810では、第2の検知部8130及び第2の接続部8140間で、これらを構成する第2の細線8110の幅及びピッチが変わらない。このため、透過平面視において、第1の電極部610における重複領域410での単位面積当たりの第1の細線6110及び第2の細線8110の占有面積が、非重複領域420での第1の細線6110の占有面積よりも大きくなる。この場合、重複領域410及び非重複領域420間で遮光率に差が生じてしまうため、配線体400の視認性が低下するおそれがある。
[0068]
 これに対し、本実施形態では、第1のダミー電極部63を第1の電極部61と同一平面上に位置させて、この第1のダミー電極部63を、非重複領域42において第1の格子612内に存在させている。これにより、重複領域41及び非重複領域42間での遮光率差が小さくなるので、配線体40の視認性が向上する。さらに、本実施形態では、第1の検知部613及び第1の接続部614の間で、第1の細線611の幅及びピッチが変わらないので、第1の接続部614での導通経路の減少が生じ難い。また、第1のダミー電極部63が第1の電極部61と同一平面上に位置していることで、これら第1の電極部61と第1のダミー電極部63との間で寄生容量が発生し難い。これにより、配線体40のセンサ感度を向上させることができる。
[0069]
 また、本実施形態では、第2の導体部80も、第2の電極部81と同一平面上に位置し、非重複領域42において第2の格子812内に存在する第2のダミー電極部83を含んでいる。これにより、第2の導体部80においても、上述の第1の導体部60で得られる作用・効果と同様の作用・効果を得ることができる。
[0070]
 また、本実施形態では、重複領域41内で第1の細線611と第2の細線811とが重なることで、複数の第3の格子44が形成され、非重複領域42内で第1の細線611と第3の細線631とが組み合わさることで、複数の第4の格子602が形成されており、この第4の格子602が第3の格子44と実質的に同一形状となっている。これにより、第1の電極部61において、重複領域41から非重複領域42に亘り、見た目上、同一形状とされた第3の格子44及び第4の格子602が繰り返し配列される均一な導体パターンが形成される。この結果、配線体40の視認性をさらに向上させることができる。
[0071]
 また、本実施形態では、非重複領域42内で第2の細線811と第4の細線831とが組み合わさることで、複数の第6の格子802が形成されており、この第6の格子802が第3の格子44と実質的に同一形状となっている。これにより、第2の電極部81において、重複領域41から非重複領域42に亘り、見た目上、同一形状とされた第3の格子44及び第6の格子802が繰り返し配列される均一な導体パターンが形成される。この結果、配線体40の視認性をさらに向上させることができる。
[0072]
 また、本実施形態では、全ての第1の細線611が、第1の格子612の少なくとも一部を形成しており、第1のダミー電極部63が、第1の細線611と第3の細線631との全ての交点601に形成された第2の断線部634を含んでおり、上記(6)式が成立している。これにより、第1の電極部61と第1のダミー電極部63とをより確実に電気的に絶縁できると共に、第2の断線部634を目立たなくすることができる。この結果、配線体40の視認性をさらに向上させると共に、配線体40のセンサ感度をさらに向上させることができる。
[0073]
 また、本実施形態では、さらに上記(4)式及び(5)式が成立していることで、端面6311が切り立った形状となるので、第3の細線631の端面6311に電荷が誘起され難くなる。これにより、第1の電極部61と第1のダミー電極部63とが短絡するのを抑制することができる。また、第2の断線部634をさらに目立たなくすることができる。この結果、配線体40の視認性をさらに向上させると共に、配線体40のセンサ感度をさらに向上させることができる。
[0074]
 また、本実施形態では、第1の電極部61と同一平面上に位置し、第1の電極部61と電気的に絶縁された第3のダミー電極部64を、隙間領域43に存在させていることで、第1の電極部61及び第2の電極部81の少なくとも一方が存在する領域と、第1の電極部61及び第2の電極部81の何れもが存在しない領域(すなわち、隙間領域43)との間での遮光率差が小さくなるので、配線体40の視認性をさらに向上させることができる。
[0075]
 また、本実施形態では、第3のダミー電極部64に含まれる第5の格子642が、第3の格子44と実質的に同一形状とされていることで、図15に示すように、配線体40の表示領域の全体に亘り、見た目上、同一形状とされた第3の格子44、第4の格子602、第5の格子642、及び第6の格子802が繰り返し配列される均一な導体パターンが形成される。これにより、配線体40の視認性をさらに向上させることができる。
[0076]
 また、本実施形態では、第1の導体部60及び第2の導体部80に含まれる第1の細線611、第2の細線811、第3の細線631、第4の細線831、及び第5の細線641が同一形状とされ、これら細線の比較的粗い部分が、配線体40の同じ側に配されている。このため、タッチセンサ10の表示領域において、導体パターンの色味が揃うので、タッチセンサ10の視認性がさらに向上する。
[0077]
 また、本実施形態では、第1の電極部61の輪郭から突き出た第1の細線611が存在していない。この場合、全ての第1の細線611の端部は、他の第1の細線611の端部と接することで閉じている。このため、第1の電極部61の輪郭が明確となり、平面視において、第2の電極部81との間に明確にスペースが形成されるので、配線体40のセンサ感度を向上させることができる。また、本実施形態では、第2の電極部81の輪郭から突き出た第2の細線811も存在していない。この場合、全ての第2の細線811の端部は、他の第2の細線811の端部と接することで閉じている。このため、第2の電極部81の輪郭が明確となり、平面視において、第1の電極部61との間に明確にスペースが形成されるので、配線体40のセンサ感度をさらに向上させることができる。
[0078]
 本実施形態における「タッチセンサ10」が本発明における「タッチセンサ」の一例に相当し、本実施形態における「配線基板20」が本発明における「配線基板」の一例に相当し、本実施形態における「支持体30」が本発明における「支持体」の一例に相当し、本実施形態における「配線体40」が本発明における「配線体」の一例に相当し、本実施形態における「第2の樹脂部70」が本発明における「絶縁部」の一例に相当し、本実施形態における「第1の導体部60」が本発明における「第1の導体部」の一例に相当し、本実施形態における「第2の導体部80」が本発明における「第2の導体部」の一例に相当し、本実施形態における「第1の電極部61」が本発明における「第1の電極部」の一例に相当し、本実施形態における「第1の検知部613」が本発明における「第1の検知部」の一例に相当し、本実施形態における「第1の接続部614」が本発明における「第1の接続部」の一例に相当し、本実施形態における「第1の細線611」が本発明における「第1の細線」の一例に相当し、本実施形態における「第1の格子612」が本発明における「第1の格子」の一例に相当し、本実施形態における「第2の電極部81」が本発明における「第2の電極部」の一例に相当し、本実施形態における「第2の検知部813」が本発明における「第2の検知部」の一例に相当し、本実施形態における「第2の接続部814」が本発明における「第2の接続部」の一例に相当し、本実施形態における「第2の細線811」が本発明における「第2の細線」の一例に相当し、本実施形態における「第2の格子812」が本発明における「第2の格子」の一例に相当し、本実施形態における「第3の格子44」が本発明における「第3の格子」の一例に相当し、本実施形態における「重複領域41」が本発明における「重複領域」の一例に相当し、本実施形態における「非重複領域42」が本発明における「非重複領域」の一例に相当する。
[0079]
 また、本実施形態における「第1のダミー電極部63」が本発明における「第1のダミー電極部」の一例に相当し、本実施形態における「第3の細線631」が本発明における「第3の細線」の一例に相当し、本実施形態における「第2の断線部634」が本発明における「第2の断線部」の一例に相当し、本実施形態における「第4の格子602」が本発明における「第4の格子」の一例に相当し、本実施形態における「第2のダミー電極部83」が本発明における「第2のダミー電極部」の一例に相当する。
[0080]
 また、本実施形態における「隙間領域43」が本発明における「隙間領域」の一例に相当し、本実施形態における「第3のダミー電極部64」が本発明における「第3のダミー電極部」の一例に相当し、本実施形態における「第5の細線641」が本発明における「第5の格子642」が本発明における「第5の格子」の一例に相当する。
[0081]
<<第2実施形態>>
 図16は、本発明の第2の実施の形態に係る第1の導体部と第1のダミー電極部を示す平面図である。なお、上述の実施形態と同様の構成には同一の符号を付し、繰り返しの説明は省略して、上述の実施形態においてした説明を援用する。また、図16において、一点鎖線の菱形枠に囲まれた箇所が第1の断線部633(後述)を示している。
[0082]
 図16に係る第1の導体部60Bでは、第1のダミー電極部63Bは、第3の細線631同士の交点632(厳密には、第3の細線631aの延長線と第3の細線631bの延長線との交点632)に形成された第1の断線部633を含んでいる。この第1の断線部633によって、第3の細線631が個々に分割されて小さくなるため、第3の細線631に電荷が誘起され難くなる。これにより、配線体40Bのセンサ感度をさらに向上させることができる。また、第3の細線631に電荷が誘起され難くなることで、第1の細線611と第3の細線631とが短絡するのを抑えることができる。この結果、配線体40Bのセンサ感度をさらに向上させることができる。
[0083]
 なお、第2のダミー電極部83Bにおいても、第1のダミー電極部63Bと同様、第4の細線831同士の交点832に形成された第3の断線部833を含んでいてもよい。これにより、配線体40Bのセンサ感度をさらに向上させることができる。なお、第1の導体部60Bと第2の導体部80Bは、多少の相違はあるが、基本的な構成は同じであるため、図16においては第1の導体部60Bを図示し、第2の導体部80Bについては、括弧内に対応する符号を付し図示を省略する。
[0084]
 本実施形態における「第1の断線部633」が本発明における「第1の断線部」の一例に相当する。
[0085]
 図17は本発明の第2の実施の形態に係る第1の導体部を示す平面図、図18は本発明の第2の実施の形態に係る第2の導体部を示す平面図、図19は本発明の第2の実施の形態に係る第1の導体部と第2の導体部を示す透過平面図である。なお、上述の実施形態と同様の構成には同一の符号を付し、繰り返しの説明は省略して、上述の実施形態においてした説明を援用する。また、図17では、本実施形態の第3のダミー電極部64Cを分かり易く説明するため、第1の電極部61の輪郭のみを図示し、第1の電極部61及び第1のダミー電極部63の詳細の図示を省略する。同様に、図18では、本実施形態の第4のダミー電極部84を分かり易く説明するため、第2の電極部81の輪郭のみを図示し、第2の電極部81及び第2のダミー電極部83の詳細の図示を省略する。
[0086]
 図17に係る第1の導体部60Cは、第3のダミー電極部64Cを含んでいる。この第3のダミー電極部64Cは、複数の直線状の第5の細線641を有している。また、図18に係る第2の導体部80Cは、第2の電極部81と電気的に絶縁された第4のダミー電極部84を含んでいる。第4のダミー電極部84は、第2の電極部81と同一平面上に位置しており、隙間領域43内に存在している。この第4のダミー電極部84は、複数の直線状の第6の細線841を有している。
[0087]
 複数の第5の細線641は、第1の方向及び第2の方向に延在しており、ピッチPと同じピッチで並べられている。複数の第6の細線841も、第1の方向及び第2の方向に延在しており、ピッチPと同じピッチで並べられている。第5の細線641及び第6の細線841は、透過平面視において、互いに重ならないように配されている。
[0088]
 本実施形態では、図19に示すように、透過平面視において、隙間領域43内で第5の細線641(厳密には、第5の細線641の延長線)と第6の細線841(厳密には、第6の細線841の延長線)とが組み合わさることで、第3の格子44と実質的に同一形状とされた複数の菱形状の第7の格子45が形成されている。
[0089]
 このように、本実施形態でも、上述の実施形態と同様、第1の電極部61及び第2の電極部81の少なくとも一方が存在する領域と、第1の電極部61及び第2の電極部81の何れもが存在しない領域(すなわち、隙間領域43)との間での遮光率差が小さくなるので、配線体40Cの視認性をさらに向上させることができる。これにより、配線体40Cの表示領域の全体に亘り、見た目上、同一形状とされた第3の格子44、第4の格子602、第6の格子802、及び第7の格子45が繰り返し配列される均一な導体パターンが形成されるので、配線体40Cの視認性を向上させることができる。
[0090]
 本実施形態における「第3のダミー電極部64」及び「第4のダミー電極部84」が本発明における「第3のダミー電極部」の一例に相当し、本実施形態における「第5の細線641」及び「第6の細線841」が本発明における「第5の細線」の一例に相当し、本実施形態における「第7の格子45」が本発明における「第5の格子」の一例に相当する。
[0091]
<<第3実施形態>>
 図20は、本発明の第3の実施の形態に係る第1の導体部を示す平面図であり、図21は、本発明の第3の実施の形態に係る第2の導体部を示す平面図である。本実施形態では、第1の導体部60D及び第2の導体部80Dの構成が第1の実施の形態と相違するが、それ以外の構成は第1の実施の形態と同様である。以下に、第3の実施の形態における第1の導体部60Dについて第1の実施の形態との相違点についてのみ説明し、第1の実施の形態と同様の構成である部分については同一符号を付して説明を省略する。
[0092]
 図20に示すように、第1の導体部60Dは、第1の電極部61、第1のダミー電極部63、第3のダミー電極部64に加えて、さらに、第2のダミー電極部83Dを備えている。すなわち、第3の実施の形態では、第1の導体部60Dが、全てのダミー電極部(第1~第3のダミー電極部63、83D、64)を備えており、換言すると、全てのダミー電極部が同一平面上に形成されている。このように、第1~第3のダミー電極部63、83D、64が、第2の導体部80Dよりも表示装置に近い側に位置する第1の導体部60Dに含まれていることで、表示装置からのノイズを第1~第3のダミー電極部63、83D、64で防げることができるため、センサ感度がより向上する。
[0093]
 また、第2のダミー電極83Dの形状は、図13に示した第1の実施形態におけるダミー電極83と同様に、十字形状又はL字形状であり、接続部614に隣接する部分はL字形状、それ以外は十字形状となっている。一方で、第2の導体部81Dは、他の実施形態と同様に、第2の検知部813と、第2の検知部814を備えるが、他の実施形態とは異なり、図21に示すように、第2の細線811a、811bにより形成される第2の格子812の内側に、ダミー電極を備えていない。結果的に、上記の第1の導体部60Dに備えられた第2のダミー電極83Dが、透過平面視において、第2の格子812の内側に存在することとなる。
[0094]
 この第3の実施の形態においても、上述の第1の実施の形態と同様に、配線体の視認性を向上させることができる。また、第3の実施の形態においても、上述の第1の実施の形態と同様に、指などの外部導体Fと第1、第2の電極部61、81との間に、第1~第3のダミー電極部63、83D、64が位置しないため、センサ感度が向上する。
[0095]
 なお、以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
[0096]
 例えば、上述の実施形態では、第1の導体部60及び第2の導体部80に含まれるそれぞれの細線は直線状とされているが、特にこれに限定されず、例えば、曲線、破線、ジグザグ線等にしてもよい。
[0097]
 また、上述の実施形態では、第1のダミー電極部63は、第1の検知部613を構成する全ての第1の格子612内に存在していたが、非重複領域42において、少なくとも一つの第1の格子612内に存在していれば、特に上述に限定されない。同様に、上述の実施形態では、第2のダミー電極部83は、第2の検知部813を構成する全ての第2の格子812内に存在していたが、非重複領域42において、少なくとも一つの第2の格子812内に存在していれば、特に上述に限定されない。
[0098]
 また、上述の実施形態では、第1の細線611のピッチと第3の細線631のピッチとが同じであったが、第1の細線611と第3の細線631とが接触しなければ、これらを異ならせてもよい。同様に、第2の細線811のピッチと第4の細線831のピッチとを異ならせてもよい。
[0099]
 また、上述の実施形態では、第1の電極部61は、電極パターンとして、第1の検知部613と第1の接続部614とを含むパターン(いわゆる、ダイヤモンドパターン)を採用したが、特にこれに限定されず、第1の電極部の延在方向に沿って略均一の幅を有する帯状の電極パターンであってもよい。なお、第2の電極部81については、第1の電極部61で採用した電極パターンに対応する電極パターンを用いる。
[0100]
 また、上述の実施形態の第1の電極部61では、第1の格子612内に突き出た第1の細線611が存在していなかったが、特にこれに限定されず、第1の格子612内に突き出た第1の細線611が存在してもよい。この場合、第1の格子612内に突き出た第1の細線611と第1のダミー電極部63の第3の細線631とが、平面視において同一の仮想直線状に位置していることで、第1の格子612を形成する第1の細線611、第1の格子612内に突き出た第1の細線611、及び第3の細線631が組み合わさり、第4の格子602が形成される。
[0101]
 また、上述の実施形態の第1の電極部61では、第1の電極部61の輪郭から突き出た第1の細線611が存在していなかったが、特にこれに限定されず、第1の電極部61の輪郭から突き出た第1の細線611が存在していてもよい。
[0102]
 また、例えば、本実施形態では、第1及び第2の導体部60,80を構成する導電性材料(導電性粒子)として、金属材料又はカーボン系材料を用いているが、特にこれに限定されず、金属材料及びカーボン系材料を混合したものを用いてもよい。この場合、例えば、第1の細線611を例に説明すると、当該第1の細線611の比較的粗い側にカーボン系材料を配置し、比較的に平坦な側に金属材料を配置してもよい。また、その逆で、第1の細線611の比較的粗い側に金属材料を配置し、比較的に平坦な側にカーボン系材料を配置してもよい。
[0103]
 また、例えば、第1の樹脂部50の下面を実装対象(フィルム、表面ガラス、偏光板、ディスプレイガラス等)に接着して、配線体40を実装対象により支持させる形態として配線体を構成する場合、第1の樹脂部50の下面に剥離シートを設け、実装時に当該剥離シートを剥がして実装対象に接着して実装する形態としてもよい。また、第1の樹脂部50側から配線体40を覆う樹脂部をさらに設け、当該樹脂部を介して、上述の実装対象に接着して実装する形態としてもよい。また、第3の樹脂部90側を上述の実装対象に接着して実装する形態としてもよい。これらの場合、配線体を実装する実装対象が本発明の「支持体」の一例に相当する。
[0104]
 さらに、上述の実施形態では、配線体又は配線基板は、タッチセンサに用いられるとして説明したが、特にこれに限定されない。例えば、配線体に通電して抵抗加熱等で発熱させることにより当該配線体をヒーターとして用いてもよい。この場合、導電性粒子としては、比較的電気抵抗値の高いカーボン系材料を用いることが好ましい。また、配線体の導体部の一部を接地することにより当該配線体を電磁遮蔽シールドとして用いてもよい。また、配線体をアンテナとして用いてもよい。この場合、配線体を実装する実装対象が本発明の「支持体」の一例に相当する。

符号の説明

[0105]
10…タッチセンサ
 20…配線基板
  30…支持体
  40…配線体
    41…重複領域
    42…非重複領域
    43…隙間領域
    44…第3の格子
    45…第7の格子
   50…第1の樹脂部
   60…第1の導体部
     601…交点
     602…第4の格子
    61…第1の電極部
     611…第1の細線
     612…第1の格子
     613…第1の検知部
     614…第1の接続部
    62…第1の引出配線
    63…第1のダミー電極部
     631…第3の細線
      6311…端面
     632…交点
     633…第1の断線部
     634…第2の断線部
    64…第3のダミー電極部
     641…第5の細線
     642…第5の格子
   70…第2の樹脂部
    71…開口部
   80…第2の導体部
     801…交点
     802…第6の格子
    81…第2の電極部
     811…第2の細線
     812…第2の格子
     813…第2の検知部
     814…第2の接続部
    82…第2の引出配線
    83…第2のダミー電極部
     831…第4の細線
     832…交点
     833…第3の断線部
     834…第4の断線部
    84…第4のダミー電極部
     841…第6の細線
   90…第3の樹脂部
    91…開口部
F…外部導体

請求の範囲

[請求項1]
 絶縁部と、
 前記絶縁部の一方の側に設けられ、第1の電極部を含む第1の導体部と、
 前記絶縁部の他方の側に設けられ、第2の電極部を含む第2の導体部と、を備え、
 前記第1の電極部は、相互に交差する複数の第1の細線を有し、前記第1の細線により形成される少なくとも一つの第1の格子を含んでおり、
 前記第2の電極部は、相互に交差する複数の第2の細線を有し、前記第2の細線により形成される少なくとも一つの第2の格子を含んでおり、
 前記第1の電極部と前記第2の電極部とを対向して配することで、透過平面視において、前記第1の電極部と前記第2の電極部とが部分的に重なる重複領域と、前記重複領域以外の非重複領域とが存在しており、
 透過平面視において、前記第1の電極部又は前記第2の電極部における前記重複領域での単位面積当たりの前記第1の細線及び前記第2の細線の占有面積が、前記非重複領域での単位面積当たりの前記第1の細線又は前記第2の細線の占有面積よりも大きい配線体であって、
 前記第1の導体部は、前記第1の電極部と同一平面上に位置し、前記第1の電極部と電気的に絶縁された第1のダミー電極部を含み、
 前記第1のダミー電極部は、前記非重複領域において、少なくとも一つの前記第1の格子内に存在している配線体。
[請求項2]
 請求項1に記載の配線体であって、
 前記第1の導体部又は前記第2の導体部は、前記第1の電極部又は前記第2の電極部と同一平面上に位置し、前記第1の電極部又は前記第2の電極部と電気的に絶縁された第2のダミー電極部を含み、
 透過平面視において、前記第2のダミー電極部は、前記非重複領域において、少なくとも一つの前記第2の格子内に存在している配線体。
[請求項3]
 請求項1又は2に記載の配線体であって、
 前記第1のダミー電極部は、相互に交差する方向に延在する複数の第3の細線を有し、
 前記重複領域内で前記第1の細線と前記第2の細線とが重なることで、複数の第3の格子が形成されており、
 前記非重複領域内で前記第1の細線と前記第3の細線とが組み合わさることで、複数の第4の格子が形成されており、
 前記第4の格子は、前記第3の格子と実質的に同一形状である配線体。
[請求項4]
 請求項3に記載の配線体であって、
 前記第1のダミー電極部は、前記第3の細線同士の交点に形成された少なくとも一つの第1の断線部を含む配線体。
[請求項5]
 請求項3又は4に記載の配線体であって、
 前記第1の電極部において、前記第1の格子内に突き出た前記第1の細線は存在しておらず、
 前記第1のダミー電極部は、前記第1の細線と前記第3の細線との全ての交点に形成された第2の断線部を含む配線体。
[請求項6]
 請求項5に記載の配線体であって、
 下記(1)式を満たす配線体。
 S ≦L/10 … (1)
 但し、上記(1)式において、S は前記第2の断線部における前記第1の細線と前記第3の細線との間隔であり、Lは前記第4の格子の一辺の長さである。
[請求項7]
 請求項6に記載の配線体であって、
 下記(2)式及び(3)式を満たす配線体。
 (S -S )×0.5/H≦1 … (2)
 S <50μm … (3)
 但し、上記(2)式及び(3)式において、S は前記第2の断線部における前記第1の細線と前記第3の細線との最大間隔であり、S は前記第2の断線部における前記第1の細線と前記第3の細線との最小間隔であり、Hは前記第3の細線の高さである。
[請求項8]
 請求項1~7の何れか一項に記載の配線体であって、
 前記非重複領域は、透過平面視において、前記第1の電極部と前記第2の電極部の両方と重ならない隙間領域を含み、
 前記第1の導体部及び前記第2の導体部の少なくとも一方は、前記第1の電極部又は前記第2の電極部と同一平面上に位置し、前記第1の電極部又は前記第2の電極部と電気的に絶縁された第3のダミー電極部を含み、
 前記第3のダミー電極部は、前記隙間領域内に存在している配線体。
[請求項9]
 請求項8に記載の配線体であって、
 前記第3のダミー電極部は、相互に交差する方向に延在する複数の第5の細線を有し、前記第5の細線により形成される少なくとも一つの第5の格子を含んでおり、
 前記第5の格子は、前記第3の格子と実質的に同一形状である配線体。
[請求項10]
 請求項1~9の何れか一項に記載の配線体であって、
 前記第1の電極部は、
 平面視において略菱形形状を有し、前記第1の電極部の延在方向に並列された複数の第1の検知部と、
 隣り合う前記第1の検知部同士を接続する第1の接続部と、を含み、
 前記第2の電極部は、
 平面視において略菱形形状を有し、前記第2の電極部の延在方向に並列された複数の第2の検知部と、
 隣り合う前記第2の検知部同士を接続する第2の接続部と、を含み、
 前記第1の接続部及び前記第2の接続部は、前記重複領域に配されており、
 前記第1の検知部及び前記第2の検知部は、前記非重複領域に配されている配線体。
[請求項11]
 請求項1~10の何れか一項に記載の配線体と、
 前記配線体を支持する支持体と、を備える配線基板。
[請求項12]
 外部導体のタッチ位置を検出するタッチセンサであって、
 請求項11に記載の配線基板を備え、
 前記第2の導体部は、前記外部導体と前記第1の導体部との間に介在するように配置されているタッチセンサ。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3]

[ 図 4]

[ 図 5]

[ 図 6]

[ 図 7]

[ 図 8]

[ 図 9]

[ 図 10]

[ 図 11]

[ 図 12]

[ 図 13]

[ 図 14]

[ 図 15]

[ 図 16]

[ 図 17]

[ 図 18]

[ 図 19]

[ 図 20]

[ 図 21]