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1. (WO2019044550) SHIFTING DEVICE FOR VEHICLE
Document

明 細 書

発明の名称 車両用のシフト装置

技術分野

0001  

背景技術

0002   0003  

発明の概要

発明が解決しようとする課題

0004  

課題を解決するための手段

0005   0006   0007   0008   0009   0010   0011  

発明の効果

0012   0013   0014   0015   0016   0017   0018   0019   0020   0021  

図面の簡単な説明

0022  

発明を実施するための形態

0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033   0034   0035   0036   0037   0038   0039   0040   0041   0042   0043   0044   0045   0046   0047   0048   0049   0050   0051   0052   0053   0054   0055   0056   0057   0058   0059   0060   0061   0062   0063   0064   0065   0066   0067   0068   0069   0070   0071   0072  

請求の範囲

1   2   3   4   5   6   7  

図面

1   2   3   4   5   6  

明 細 書

発明の名称 : 車両用のシフト装置

技術分野

[0001]
 本発明は、シフト体が移動されてシフト位置が変更される車両用のシフト装置に関する。

背景技術

[0002]
 特表2016-537232号公報に記載のシフト装置では、調整リングが一方向に回転されることで、調整リングのノーズが操作要素を一方向に回転させる。
[0003]
 ここで、このようなシフト装置では、操作要素を一方向及び他方向に回転させることができるのが好ましい。

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0004]
 本開示は、上記事実を考慮し、シフト体を一方向及び他方向に移動させることができるシフト装置を得る。

課題を解決するための手段

[0005]
 本開示の第1態様の車両用のシフト装置は、第一方向及び前記第一方向と反対方向である第二方向に所定範囲で移動されてシフト位置が変更されるシフト体と、第1移動部及び第2移動部が設けられる移動部材を備え、前記移動部材を移動させることで前記第1移動部が前記シフト体を前記第一方向に移動させると共に前記第2移動部が前記シフト体を前記第二方向に移動させる移動機構と、を備える。
[0006]
 本開示の第2態様の車両用のシフト装置は、第1態様のシフト装置において、前記シフト体に設けられ、前記第1移動部によって前記第一方向に移動される第1被移動部と、前記シフト体に設けられ、前記第2移動部によって前記第二方向に移動される第2被移動部と、を備え、前記第1被移動部と前記第2被移動部との間に互いに離間される前記第1移動部と前記第2移動部とが配置され、る。
[0007]
 本開示の第3態様の車両用のシフト装置は、第1態様又は第2態様のシフト装置において、前記移動部材が移動されない場合は、前記移動部材が基準位置に配置されることで前記シフト体が所定範囲で移動されても前記第1移動部及び前記第2移動部と干渉しない。
[0008]
 本開示の第4態様の車両用のシフト装置は、第3態様のシフト装置において、前記第1移動部が前記シフト体を前記第一方向に移動させる場合と前記第2移動部が前記シフト体を前記第2方向に移動させる場合との間に前記移動部材が基準位置に移動される。
[0009]
 本開示の第5態様の車両用のシフト装置は、第1態様~第4態様の何れか1つのシフト装置において、前記シフト体を付勢する付勢手段と、前記移動部材に設けられ、前記第1移動部が前記シフト体を前記第一方向に移動させる場合に前記付勢手段の前記シフト体に対する付勢を解除する第1解除部と、前記移動部材に設けられ、前記第2移動部が前記シフト体を前記第二方向に移動させる場合に前記付勢手段の前記シフト体に対する付勢を解除する第2解除部と、を備える。
[0010]
 本開示の第6態様の車両用のシフト装置は、第5態様のシフト装置において、前記第1移動部が前記シフト体を前記第一方向に移動させる前に、前記第1解除部が前記付勢手段の前記シフト体に対する付勢の解除を開始すると共に、前記第2移動部が前記シフト体を前記第二方向に移動させる前に、前記第2解除部が前記付勢手段の前記シフト体に対する付勢の解除を開始する。
[0011]
 本開示の第7態様の車両用のシフト装置は、第5態様又は第6態様のシフト装置において、前記移動部材の移動方向における前記第1移動部と前記第2解除部との位置が重複されると共に、前記移動部材の移動方向における前記第2移動部と前記第1解除部との位置が重複される。

発明の効果

[0012]
 本開示の第1態様の車両用のシフト装置では、シフト体が第一方向及び第二方向に所定範囲で移動されて、シフト位置が変更される。
[0013]
 ここで、移動機構が移動部材を移動させることで、移動部材の第1移動部がシフト体を第一方向に移動させると共に、移動部材の第2移動部がシフト体を第二方向に移動させる。このため、シフト体を第一方向及び第二方向に移動させることができる。
[0014]
 本開示の第2態様の車両用のシフト装置では、シフト体の第1被移動部と第2被移動部との間に移動部材の第1移動部と第2移動部とが配置されており、移動部材の第1移動部によってシフト体の第1被移動部が第一方向に移動されると共に、移動部材の第2移動部によってシフト体の第2被移動部が第二方向に移動される。
[0015]
 ここで、第1移動部と第2移動部とが互いに離間される。このため、第1被移動部と第1移動部とが接近されると共に、第2被移動部と第2移動部とが接近されることで、第1移動部が第1被移動部を第一方向に早期に移動させることができると共に、第2移動部が第2被移動部を第二方向に早期に移動させることができる。
[0016]
 本開示の第3態様の車両用のシフト装置では、移動部材が移動されない場合に、移動部材が基準位置に配置されることで、シフト体が、所定範囲で移動されても、移動部材の第1移動部及び第2移動部と干渉しない。このため、シフト体が移動機構に負荷を作用させることを抑制できる。
[0017]
 本開示の第4態様の車両用のシフト装置では、移動部材の第1移動部がシフト体を第一方向に移動させる場合と移動部材の第2移動部がシフト体を第二方向に移動させる場合との間に、移動部材が基準位置に移動される。このため、第1移動部及び第2移動部の一方がシフト体を第一方向及び第二方向の一方に移動させた後に、移動部材が第一方向及び第二方向の他方に移動される際に、第1移動部及び第2移動部の他方がシフト体を第一方向及び第二方向の他方に早期に移動させることができる。
[0018]
 本開示の第5態様の車両用のシフト装置では、付勢手段がシフト体を付勢する。
[0019]
 ここで、移動部材の第1移動部がシフト体を第一方向に移動させる場合に、移動部材の第1解除部が付勢手段のシフト体に対する付勢を解除すると共に、移動部材の第2移動部がシフト体を他方向に移動させる場合に、移動部材の第2解除部が付勢手段のシフト体に対する付勢を解除する。このため、移動部材が付勢手段のシフト体に対する付勢に抗してシフト体を一方向及び他方向に移動させることを抑制できる。
[0020]
 本開示の第6態様の車両用のシフト装置では、移動部材の第1移動部がシフト体を一方向に移動させる前に、移動部材の第1解除部が付勢手段のシフト体に対する付勢の解除を開始すると共に、移動部材の第2移動部がシフト体を第二方向に移動させる前に、移動部材の第2解除部が付勢手段のシフト体に対する付勢の解除を開始する。このため、移動部材が付勢手段のシフト体に対する付勢に抗してシフト体を一方向及び他方向に移動させることを効果的に抑制できる。
[0021]
 本開示の第7態様の車両用のシフト装置では、移動部材の移動方向における第1移動部と第2解除部との位置が重複されると共に、移動部材の移動方向における第2移動部と第1解除部との位置が重複される。このため、第1移動部と第2解除部とを互いに補強できる共に、第2移動部と第1解除部とを互いに補強できる。

図面の簡単な説明

[0022]
[図1] 本発明の実施形態に係るシフト装置を示す左斜め後方から見た斜視図である。
[図2] 本発明の実施形態に係るシフト装置を示す左斜め後方から見た分解斜視図である。
[図3] 本発明の実施形態に係るシフト装置の主要部を示す右斜め後方から見た斜視図である。
[図4] 本発明の実施形態に係るシフト装置の主要部を示す右斜め後方から見た分解斜視図である。
[図5] (A)~(E)は、本発明の実施形態に係るシフト装置の主要部を示す上方から見た平面図であり、(A)は、ノブが「P」位置に回転操作された際を示し、(B)は、ノブが「R」位置に回転操作された際を示し、(C)は、ノブが「N」位置に回転操作された際を示し、(D)は、ノブが「D」位置に回転操作された際を示し、(E)は、ノブが「M」位置に回転操作された際を示している。
[図6] (A)~(J)は、本発明の実施形態に係るシフト装置の主要部を示す上方から見た平面図であり、(A)は、ノブの駆動開始状態を示し、(B)は、ノブが「P」位置から他方向に回転駆動される際を示し、(C)は、ノブが「P」位置から「D」位置に回転駆動された際を示し、(D)は、ノブが「D」位置から一方向に回転駆動される際を示し、(E)は、ノブが「D」位置から「R」位置に回転駆動された際を示し、(F)は、ノブが「R」位置から他方向に回転駆動される際を示し、(G)は、ノブが「R」位置から「D」位置に回転駆動された際を示し、(H)は、ノブが「D」位置から一方向に回転駆動される際を示し、(I)は、ノブが「D」位置から「P」位置に回転駆動された際を示し、(J)は、ノブの駆動開始状態に復帰された際を示している。

発明を実施するための形態

[0023]
 図1には、本発明の実施形態に係るシフト装置10が左斜め後方から見た斜視図にて示されており、図2には、シフト装置10が左斜め後方から見た分解斜視図にて示されている。なお、図面では、シフト装置10の前方を矢印FRで示し、シフト装置10の右方を矢印RHで示し、シフト装置10の上方を矢印UPで示す。
[0024]
 本実施形態に係るシフト装置10は、所謂バイワイヤ式のものである。シフト装置10は、車両(自動車)のコンソール(図示省略)に設置されて、車両の運転席(図示省略)の車両前側かつ車幅方向内側に配置されており、シフト装置10の前方、右方及び上方は、それぞれ車両の前方、右方及び上方に向けられている。
[0025]
 図1及び図2に示す如く、シフト装置10には、支持体12が設けられており、支持体12は、コンソール内に固定されている。
[0026]
 支持体12には、第1支持部材としての略直方体形箱状のプレート14が設けられており、プレート14の上面及び下面は、開放されている。プレート14内には、略矩形板状の支持板14Aが設けられており、支持板14Aは、プレート14内を上側部分と下側部分とに区分けしている。支持体12には、プレート14の上側において、被覆部材としての略直方体形箱状のカバー16が設けられており、カバー16の下面は、開放されている。カバー16の外周は、プレート14の外周に嵌合されており、カバー16は、プレート14内の上側部分を被覆している。
[0027]
 支持体12には、プレート14の下側において、第2支持部材としての略直方体形箱状のモータケース18が設けられており、モータケース18の上面は、開放されている。モータケース18の上側部分は、プレート14内の下側部分に嵌合されており、モータケース18の上側は、プレート14の支持板14Aによって被覆されている。支持体12には、モータケース18の下側において、収容部材としての略直方体形箱状のケース20が設けられており、ケース20の上面は、開放されている。ケース20内には、モータケース18の下側部分が嵌合されており、ケース20の外周は、プレート14の外周に嵌合されている。
[0028]
 プレート14内には、支持板14Aの上側において、シフト体(操作体)としての略円柱状のノブ22が支持されており、ノブ22は、上下方向周りに回転(移動)可能にされている。ノブ22は、所定範囲で第一方向(図1等の矢印Aの方向)及び第1方向と反対方向の第2方向(図1等の矢印Bの方向)に回転可能にされており、ノブ22は、第一方向側から第2方向側に向けて、シフト位置(所定シフト位置)としての「P」位置(パーキング位置)、シフト位置(第1シフト位置)としての「R」位置(リバース位置)、シフト位置としての「N」位置(ニュートラル位置)、シフト位置(第2シフト位置)としての「D」位置(ドライブ位置)及びシフト位置としての「M」位置(マニュアル位置)にこの順番で配置可能にされている(図5の(A)~(E)参照)。
[0029]
 ノブ22の上側部分には、それぞれ操作部材を構成する略円柱状の第1ノブ22A及び略円筒状の第2ノブ22Bが同軸上に設けられており、第1ノブ22Aが第2ノブ22B内に嵌合されて、第1ノブ22A及び第2ノブ22Bが一体回転可能にされている。第1ノブ22A及び第2ノブ22Bは、支持体12のカバー16上壁及びコンソールを回転可能に貫通されて、車室内に突出されており、乗員によって、第1ノブ22A及び第2ノブ22Bが回転操作されて、ノブ22が回転操作される。
[0030]
 ノブ22の下側部分には、シフト本体としての略円筒状のノブベース22Cが同軸上に設けられており、ノブベース22Cは、第1ノブ22A及び第2ノブ22Bと一体回転可能にされている。ノブベース22Cの下部内には、シフト検出手段としてのセンシングギア24が一対噛合されており、一対のセンシングギア24は、プレート14の支持板14Aに貫通された状態で支持されている。一対のセンシングギア24は、上下方向周りに回転可能にされており、ノブ22が回転されて、一対のセンシングギア24が回転される。一対のセンシングギア24の下端には、それぞれシフトマグネット24Aが一体回転可能に設けられると共に、支持体12のケース20内には、検出手段としてのプリント回路基板26が固定されており、プリント回路基板26が一対のセンシングギア24のシフトマグネット24Aの磁力を検出して、一対のセンシングギア24の回転位置が検出されることで、ノブ22の回転位置が検出されて、ノブ22のシフト位置が検出される。
[0031]
 図3及び図4に示す如く、ノブベース22Cの下端の外周部には、前側の右側部分及び左側部分において、それぞれ第1被移動部としての第1被連行部28及び第2被移動部としての第2被連行部30が形成されており、第1被連行部28及び第2被連行部30は、ノブベース22Cの下側かつノブ22の径方向(回転径方向)内側に突出されている。第1被連行部28と第2被連行部30とは、ノブ22の前側の周方向(回転周方向)において離間されている。第1被連行部28の第2方向側の面及び第2被連行部30の第一方向側の面は、それぞれ第1被移動面としての第1被連行面28A及び第2被移動面としての第2被連行面30Aにされており、第1被連行面28A及び第2被連行面30Aは、ノブ22の周方向に対し垂直に配置されている。
[0032]
 ノブベース22Cの下面の後側部分には、節度機構を構成する節度面(図示省略)が形成されており、節度面には、凹部及び凸部(図示省略)がそれぞれ複数設けられている。凹部及び凸部は、ノブ22の周方向において交互に連続して配置されており、凹部及び凸部は、ノブ22の周方向において湾曲されている。
[0033]
 ノブベース22Cの後側部分の下側には、節度機構を構成する節度体32が設けられており、節度体32は、プレート14の支持板14A上側に上下方向に移動可能に支持されている(図2参照)。節度体32は、ノブ22の周方向に延伸されており、節度体32の後側には、押圧板32Aが形成されている。押圧板32Aは、ノブ22の周方向に延伸されており、押圧板32Aの延伸方向両端部の上面は、押圧板32Aの延伸方向外側へ向かうに従い下側へ向かう方向に傾斜されている。節度体32の延伸方向両端部には、節度部としての略円柱状の節度ピン32Bが形成されており、節度ピン32Bの上面は、凸状に湾曲されて、上側に突出されている。
[0034]
 節度体32の下側には、節度機構を構成する付勢手段としてのスプリング34(圧縮コイルスプリング)が一対設けられており、スプリング34は、プレート14の支持板14Aと節度体32との間に掛渡されて、節度体32を上側に付勢している(図2参照)。ノブ22が各シフト位置に配置される際には、スプリング34の付勢力により、節度体32の各節度ピン32Bがノブ22(ノブベース22C下面)の節度面の凹部に挿入されて、ノブ22が各シフト位置に保持される。ノブ22がシフト位置間を回転操作される際には、スプリング34の付勢力に抗して、節度体32の各節度ピン32Bが節度面の凸部を乗越えることで、ノブ22の回転操作に節度感が付与される。
[0035]
 ノブ22の下側には、移動機構としての連行機構36が設けられている。
[0036]
 連行機構36には、移動部材(連行部材)としての円環状のロータカム38が設けられており、ロータカム38は、プレート14の支持板14A上側に上下方向周りに回転可能に支持されている(図2参照)。ロータカム38は、ノブ22と同軸上に配置されており、ロータカム38の回転位置は、基準位置(スタート位置)に配置されている。
[0037]
 ロータカム38の後側の左側部分及び右側部分には、それぞれ断面略L字形板状の第1解除部40及び第2解除部42が形成されており、第1解除部40及び第2解除部42は、下側部分がロータカム38の内周部に一体にされると共に、上側部分がロータカム38の径方向(回転径方向)内側に突出されている。
[0038]
 第2解除部42の第一方向側端部及び第1解除部40の第二方向側端部には、それぞれ第1移動部としての板状の第1連行部44及び第2移動部としての板状の第2連行部46が形成されており、第1連行部44及び第2連行部46は、上側に突出されると共に、ロータカム38の径方向に垂直に配置されている。第1連行部44と第2連行部46とは、ロータカム38の後側の周方向(回転周方向)において離間されている。第1連行部44の第一方向側の面及び第2連行部46の第二方向側の面は、それぞれ第1移動面としての第1連行面44A及び第2移動面としての第2連行面46Aにされており、第1連行面44A及び第2連行面46Aは、ロータカム38の周方向に垂直に配置されている。
[0039]
 ノブ22が「P」位置に配置された際には、ノブ22の第2被連行部30(第2被連行面30A)がロータカム38の第2連行部46(第2連行面46A)に対し第二方向側に所定距離(ノブ22及びロータカム38の所定回転角度)離間される(図5(A)参照)と共に、ノブ22が「M」位置に配置された際には、ノブ22の第1被連行部28(第1被連行面28A)がロータカム38の第1連行部44(第1連行面44A)に対し第一方向側に所定距離(ノブ22及びロータカム38の所定回転角度)離間される(図5(E)参照)。このため、ノブ22が回転操作される際には、第1被連行部28が第1連行部44に干渉することが抑制されると共に、第2被連行部30が第2連行部46に干渉することが抑制される。また、ノブ22が「P」位置に配置された際における第2被連行部30と第2連行部46との離間距離とノブ22が「M」位置に配置された際における第1被連行部28と第1連行部44との離間距離とは、同一にされている。
[0040]
 ロータカム38の周方向一部には、検出柱48が形成されており、検出柱48は、ロータカム38と一体に回転可能にされている。検出柱48は、下方に突出されており、検出柱48は、プレート14の支持板14Aに回転可能に貫通されている(図2参照)。検出柱48の下端には、駆動マグネット48Aが固定されており(図2参照)、上記プリント回路基板26が駆動マグネット48Aの磁力を検出することで、検出柱48の回転位置が検出されて、ロータカム38の回転位置が検出される。
[0041]
 連行機構36には、駆動機構としてのモータ50が設けられており、モータ50は、モータケース18内の後側部分に固定されている。モータ50の出力軸には、出力ギアとしてのウォームギア52が同軸上に固定されており、ウォームギア52は、モータ50の出力軸と一体回転可能にされている。ウォームギア52には、接続ギアとしてのヘリカルギア54が噛合されており、ヘリカルギア54は、プレート14の支持板14Aに上下方向周りに回転可能に貫通されている(図2参照)。ヘリカルギア54の上側には、中間ギア56(平歯ギア)が同軸上に固定されており、中間ギア56は、ヘリカルギア54と一体回転可能にされている。中間ギア56は、ロータカム38の外周に噛合されており、モータ50が駆動されて、モータ50の出力軸が回転されることで、ウォームギア52、ヘリカルギア54及び中間ギア56が回転されて、ロータカム38が回転駆動される。
[0042]
 上記プリント回路基板26及びモータ50は、車両の制御装置58に電気的に接続されており、制御装置58の制御により、車両が自動駐車可能にされている。
[0043]
 次に、本実施形態の作用を説明する。
[0044]
 以上の構成のシフト装置10では、例えばノブ22が「P」位置に配置されて(ノブ22が「P」位置に配置されたことをプリント回路基板26が検出して)、車両が停車された状態で、乗員によって制御装置58が操作されて、制御装置58の制御による車両の自動駐車が開始される。車両の自動駐車では、例えば、ノブ22が「P」位置から「D」位置に配置されて(ノブ22が「D」位置に配置されたことをプリント回路基板26が検出して)、車両が前進された後に、ノブ22が「D」位置から「R」位置に配置されて(ノブ22が「R」位置に配置されたことをプリント回路基板26が検出して)、車両が後進される。次に、ノブ22が「R」位置から「D」位置に配置されて(ノブ22が「D」位置に配置されたことをプリント回路基板26が検出して)、車両が前進された後に、ノブ22が「D」位置から「P」位置に配置されて(ノブ22が「P」位置に配置されたことをプリント回路基板26が検出して)、車両が停車(駐車)されることで、車両の自動駐車が終了される。
[0045]
 ノブ22が「P」位置から「D」位置に配置される際には、制御装置58の制御により、モータ50が逆駆動されて、ロータカム38が基準位置から第二方向に回転されることで、ロータカム38の第2連行部46(第2連行面46A)がノブ22の第2被連行部30(第2被連行面30A)を第二方向に連行して(移動させて)、ノブ22が「D」位置に回転される(図6の(A)~(C)参照)。
[0046]
 ノブ22が「D」位置に到達した直後(ノブ22が「D」位置に配置されたことをプリント回路基板26が検出した直後)には、制御装置58の制御により、モータ50が正駆動されて、ロータカム38が第一方向に回転されることで、ロータカム38が基準位置に回転される。ロータカム38が基準位置に配置された際(ロータカム38が基準位置に配置されたことをプリント回路基板26が検出した際)には、制御装置58の制御により、モータ50の正駆動が停止されて、ロータカム38の第一方向への回転が停止される。
[0047]
 ノブ22が「D」位置から「R」位置に配置される際には、制御装置58の制御により、モータ50が正駆動されて、ロータカム38が基準位置から第一方向に回転されることで、ロータカム38の第1連行部44(第1連行面44A)がノブ22の第1被連行部28(第1被連行面28A)を第一方向に連行して、ノブ22が「R」位置に回転される(図6の(D)及び(E)参照)。
[0048]
 ノブ22が「R」位置に到達した直後(ノブ22が「R」位置に配置されたことをプリント回路基板26が検出した直後)には、制御装置58の制御により、モータ50が逆駆動されて、ロータカム38が第二方向に回転されることで、ロータカム38が基準位置に回転される。ロータカム38が基準位置に配置された際(ロータカム38が基準位置に配置されたことをプリント回路基板26が検出した際)には、制御装置58の制御により、モータ50の逆駆動が停止されて、ロータカム38の第二方向への回転が停止される。
[0049]
 ノブ22が「R」位置から「D」位置に配置される際には、制御装置58の制御により、モータ50が逆駆動されて、ロータカム38が基準位置から第二方向に回転されることで、ロータカム38の第2連行部46(第2連行面46A)がノブ22の第2被連行部30(第2被連行面30A)を第二方向に連行して、ノブ22が「D」位置に回転される(図6の(F)及び(G)参照)。
[0050]
 ノブ22が「D」位置に到達した直後(ノブ22が「D」位置に配置されたことをプリント回路基板26が検出した直後)には、制御装置58の制御により、モータ50が正駆動されて、ロータカム38が第一方向に回転されることで、ロータカム38が基準位置に回転される。ロータカム38が基準位置に配置された際(ロータカム38が基準位置に配置されたことをプリント回路基板26が検出した際)には、制御装置58の制御により、モータ50の正駆動が停止されて、ロータカム38の第一方向への回転が停止される。
[0051]
 ノブ22が「D」位置から「P」位置に配置される際には、制御装置58の制御により、モータ50が正駆動されて、ロータカム38が基準位置から第一方向に回転されることで、ロータカム38の第1連行部44(第1連行面44A)がノブ22の第1被連行部28(第1被連行面28A)を第一方向に連行して、ノブ22が「P」位置に回転(復帰)される(図6の(H)及び(I)参照)。
[0052]
 ノブ22が「P」位置に配置された際(ノブ22が「P」位置に配置されたことをプリント回路基板26が検出した際)には、制御装置58の制御により、モータ50が逆駆動されて、ロータカム38が第二方向に回転されることで、ロータカム38が基準位置に回転(復帰)される(図6(J)参照)。ロータカム38が基準位置に配置された際(ロータカム38が基準位置に配置されたことをプリント回路基板26が検出した際)には、制御装置58の制御により、モータ50の逆駆動が停止されて、ロータカム38の他方向への回転が停止される。
[0053]
 ここで、モータ50が駆動されることで、ロータカム38の第1連行部44(第1連行面44A)がノブ22の第1被連行部28(第1被連行面28A)を連行して、ノブ22を第一方向に回転させると共に、ロータカム38の第2連行部46(第2連行面46A)がノブ22の第2被連行部30(第2被連行面30A)を連行して、ノブ22を第二方向に回転させる。このため、ノブ22を第一方向及び第二方向に回転させることができる。しかも、ロータカム38に第1連行部44(第1連行面44A)及び第2連行部46(第2連行面46A)を設けると共に、ノブ22に第1被連行部28(第1被連行面28A)及び第2被連行部30(第2被連行面30A)を設けるのみで、ノブ22を第一方向及び第二方向に回転させることができるため、シフト装置10の部品点数の増加及びシフト装置10の体格の拡大を抑制できる。
[0054]
 また、第1連行部44と第2連行部46とがロータカム38の後側の周方向において離間されており、第1連行部44(第1連行面44A)と第2連行部46(第2連行面46A)とがロータカム38の前側の周方向においてノブ22の第1被連行部28(第1被連行面28A)及び第2被連行部30(第2被連行面30A)を介して接近されている。このため、第1連行部44(第1連行面44A)を第1被連行部28(第1被連行面28A)に接近させることができ、ロータカム38の第一方向への回転により第1連行部44(第1連行面44A)が第1被連行部28(第1被連行面28A)を早期に連行できて、ノブ22を第一方向に早期に回転させることができる。さらに、第2連行部46(第2連行面46A)を第2被連行部30(第2被連行面30A)に接近させることができ、ロータカム38の第二方向への回転により第2連行部46(第2連行面46A)が第2被連行部30(第2被連行面30A)を早期に連行できて、ノブ22を他方向に早期に回転させることができる。
[0055]
 しかも、第1被連行部28と第2被連行部30とがノブ22の前側の周方向において離間されており、第1被連行部28(第1被連行面28A)と第2被連行部30(第2被連行面30A)とがノブ22の後側の周方向においてロータカム38の第1連行部44(第1連行面44A)及び第2連行部46(第2連行面46A)を介して接近されている。このため、第1連行部44(第1連行面44A)を第1被連行部28(第1被連行面28A)に一層接近させることができ、ロータカム38の第一方向への回転により第1連行部44(第1連行面44A)が第1被連行部28(第1被連行面28A)を一層早期に連行できて、ノブ22を一方向に一層早期に回転させることができる。さらに、第2連行部46(第2連行面46A)を第2被連行部30(第2被連行面30A)に一層接近させることができ、ロータカム38の第二方向への回転により第2連行部46(第2連行面46A)が第2被連行部30(第2被連行面30A)を一層早期に連行できて、ノブ22を第二他方向に一層早期に回転させることができる。
[0056]
 また、モータ50の駆動によりロータカム38が回転されない際には、ロータカム38が基準位置に配置されることで、ノブ22が所定範囲(「P」位置から「M」位置までの範囲)で回転操作されても、ノブ22の第1被連行部28(第1被連行面28A)及び第2被連行部30(第2被連行面30A)がそれぞれロータカム38の第1連行部44(第1連行面44A)及び第2連行部46(第2連行面46A)と干渉しない。このため、ノブ22が連行機構36に負荷を作用させることを抑制できる。
[0057]
 さらに、ロータカム38が第一方向に回転されてノブ22を第一方向に回転させた後には、ロータカム38が第二方向に回転されて基準位置に配置されることで、第2連行部46(第2連行面46A)が第2被連行部30(第2被連行面30A)に接近される。このため、次に、ロータカム38が第二方向に回転される際には、第2連行部46(第2連行面46A)が第2被連行部30(第2被連行面30A)を早期に連行できて、ノブ22を第二方向に早期に回転させることができる。しかも、ロータカム38が第二方向に回転されてノブ22を第二方向に回転させた後には、ロータカム38が第一方向に回転されて基準位置に配置されることで、第1連行部44(第1連行面44A)が第1被連行部28(第1被連行面28A)に接近される。このため、次に、ロータカム38が第一方向に回転される際には、第1連行部44(第1連行面44A)が第1被連行部28(第1被連行面28A)を早期に連行できて、ノブ22を一方向に早期に回転させることができる。
[0058]
 また、車両の自動駐車において、ロータカム38がノブ22を「P」位置から「D」位置に回転させる際には、ロータカム38の第2解除部42の上側部分が節度体32の押圧板32A上面を下側に押圧して節度体32をスプリング34の付勢力に抗して下側に移動させることで、ノブ22の節度面(凸部及び凹部)に対する節度体32の節度ピン32Bの係合(接触)が解除される(図6の(B)及び(C)参照)。
[0059]
 ロータカム38がノブ22を「D」位置から「R」位置に回転させる際には、ロータカム38の第1解除部40の上側部分が節度体32の押圧板32A上面を下側に押圧して節度体32をスプリング34の付勢力に抗して下側に移動させることで、節度面に対する節度ピン32Bの係合が解除される(図6の(D)及び(E)参照)。
[0060]
 ロータカム38がノブ22を「R」位置から「D」位置に回転させる際には、第2解除部42の上側部分が押圧板32Aの上面を下側に押圧して節度体32をスプリング34の付勢力に抗して下側に移動させることで、節度面に対する節度ピン32Bの係合が解除される(図6の(F)及び(G)参照)。
[0061]
 ロータカム38がノブ22を「D」位置から「P」位置に回転させる際には、第1解除部40の上側部分が押圧板32Aの上面を下側に押圧して節度体32をスプリング34の付勢力に抗して下側に移動させることで、節度面に対する節度ピン32Bの係合が解除される(図6の(H)及び(I)参照)。
[0062]
 このように、ロータカム38がノブ22を第一方向及び第二方向に回転させる際には、節度面に対する節度ピン32Bの係合が解除される。このため、ロータカム38がノブ22をスプリング34の付勢力に抗して第一方向及び第二方向に回転させることを抑制できる。
[0063]
 さらに、ロータカム38がノブ22を第一方向及び第二方向に回転させる前からロータカム38によるノブ22の第一方向及び第二方向への回転が終了するまでの間に、節度面に対する節度ピン32Bの係合が解除される。このため、ロータカム38がノブ22をスプリング34の付勢力に抗して第一方向及び第二方向に回転させることを効果的に抑制できる。
[0064]
 また、ロータカム38の周方向(回転方向)において第1連行部44と第2解除部42との位置が重複されて第1連行部44と第2解除部42とが一体にされると共に、ロータカム38の周方向において第2連行部46と第1解除部40との位置が重複されて第1連行部44と第2解除部42とが一体にされている。このため、第1連行部44と第2解除部42とを互いに補強できる共に、第2連行部46と第1解除部40とを互いに補強でき、第1連行部44、第2連行部46、第1解除部40及び第2解除部42の強度を向上できる。
[0065]
 なお、本実施形態では、ノブ22の周方向において第1被連行部28と第2被連行部30とが離間される。しかしながら、ノブ22の周方向において第1被連行部28と第2被連行部30とが一体に連結されてもよい。
[0066]
 さらに、本実施形態では、ロータカム38の周方向において第1連行部44と第2連行部46とが離間される。しかしながら、ロータカム38の周方向において第1連行部44と第2連行部46とが一体に連結されてもよい。
[0067]
 また、本実施形態では、ノブ22の回転操作可能なシフト位置に「M」位置が含まれる。しかしながら、ノブ22の回転操作可能なシフト位置に「M」位置を含まなくてもよい。
[0068]
 さらに、本実施形態では、車両の自動駐車において、ノブ22が「P」位置及び「R」位置から「D」位置に配置された際及びノブ22が「D」位置から「R」位置に配置された際に、ロータカム38が基準位置に回転される。しかしながら、車両の自動駐車において、ノブ22が「P」位置及び「R」位置から「D」位置に配置された際及びノブ22が「D」位置から「R」位置に配置された際に、ロータカム38が基準位置に回転されなくてもよい。
[0069]
 また、本実施形態では、ノブ22が第一方向及び第二方向に回転操作される。しかしながら、ノブ22に径方向に延出させて操作部を一体回転可能に設けることで、操作部が回動操作されて、ノブ22が第一方向及び第二方向に回転されてもよい。
[0070]
 さらに、本実施形態では、車両の自動駐車時に連行機構36がノブ22を第一方向及び第二方向に回転させる。しかしながら、車両の自動運転時(自動走行時)に連行機構36がノブ22を第一方向及び第二方向に回転させてもよい。
[0071]
 また、本実施形態では、シフト装置10をコンソールに設置した。しかしながら、シフト装置10をインストルメントパネルやコラムカバーに設置してもよい。
[0072]
 日本出願2017-169722の開示はその全体が参照により本明細書に取り込まれる。
 本明細書に記載された全ての文献、特許出願、及び技術規格は、個々の文献、特許出願、及び技術規格が参照により取り込まれることが具体的にかつ個々に記載された場合と同様に、本明細書中に参照により取り込まれる。

請求の範囲

[請求項1]
 第一方向及び前記第一方向と反対方向である第二方向に所定範囲で移動されてシフト位置が変更されるシフト体と、
 第1移動部及び第2移動部が設けられる移動部材を備え、前記移動部材を移動させることで前記第1移動部が前記シフト体を前記第一方向に移動させると共に前記第2移動部が前記シフト体を前記第二方向に移動させる移動機構と、
 を備える、車両用のシフト装置。
[請求項2]
 前記シフト体に設けられ、前記第1移動部によって前記第一方向に移動される第1被移動部と、
 前記シフト体に設けられ、前記第2移動部によって前記第二方向に移動される第2被移動部と、を備え、
 前記第一方向及び前記第二方向に沿って、前記第1被移動部と前記第2被移動部との間に、互いに離間される前記第1移動部と前記第2移動部とが配置される、
 請求項1記載の車両用のシフト装置。
[請求項3]
 前記移動部材が移動されない場合は前記移動部材が基準位置に配置されることで、前記シフト体が所定範囲で移動されても前記第1移動部及び前記第2移動部と干渉しない請求項1又は請求項2記載の車両用のシフト装置。
[請求項4]
 前記第1移動部が前記シフト体を前記第一方向に移動させる場合と、前記第2移動部が前記シフト体を前記第二方向に移動させる場合と、の間に前記移動部材が基準位置に移動される請求項3記載の車両用のシフト装置。
[請求項5]
 前記シフト体を付勢する付勢手段と、
 前記移動部材に設けられ、前記第1移動部が前記シフト体を前記第一方向に移動させる場合に、前記付勢手段の前記シフト体に対する付勢を解除する第1解除部と、
 前記移動部材に設けられ、前記第2移動部が前記シフト体を前記第二方向に移動させる場合に、前記付勢手段の前記シフト体に対する付勢を解除する第2解除部と、
 を備える請求項1~請求項4の何れか1項記載の車両用のシフト装置。
[請求項6]
 前記第1移動部が前記シフト体を前記第一方向に移動させる前に、前記第1解除部が前記付勢手段の前記シフト体に対する付勢の解除を開始すると共に、前記第2移動部が前記シフト体を前記第二方向に移動させる前に、前記第2解除部が前記付勢手段の前記シフト体に対する付勢の解除を開始する請求項5記載の車両用のシフト装置。
[請求項7]
 前記移動部材の移動方向において前記第1移動部と前記第2解除部との位置が重複されると共に、前記移動部材の移動方向において前記第2移動部と前記第1解除部との位置が重複される請求項5又は請求項6記載の車両用のシフト装置。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3]

[ 図 4]

[ 図 5]

[ 図 6]