이 애플리케이션의 일부 콘텐츠는 현재 사용할 수 없습니다.
이 상황이 계속되면 다음 주소로 문의하십시오피드백 및 연락
1. (WO2019044128) ENVIRONMENT INFORMATION MEASUREMENT DEVICE
Document

明 細 書

発明の名称 環境情報測定装置

技術分野

0001  

背景技術

0002  

先行技術文献

特許文献

0003  

発明の概要

発明が解決しようとする課題

0004   0005  

課題を解決するための手段

0006  

発明の効果

0007  

図面の簡単な説明

0008  

発明を実施するための形態

0009   0010   0011   0012   0013   0014   0015   0016   0017   0018   0019   0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033   0034   0035   0036   0037   0038   0039   0040   0041   0042   0043   0044   0045   0046   0047   0048   0049   0050   0051   0052   0053   0054   0055   0056   0057   0058   0059   0060   0061   0062   0063   0064   0065   0066   0067   0068   0069   0070   0071   0072  

符号の説明

0073  

請求の範囲

1   2   3   4   5   6  

図面

1   2   3   4   5   6   7   8   9   10   11   12   13   14   15   16   17   18  

明 細 書

発明の名称 : 環境情報測定装置

技術分野

[0001]
 本発明は、環境情報測定装置に関する。

背景技術

[0002]
 温度等を測定する装置では、測定結果をグラフ表示することが行われている。例えば特許文献1には、測定した温度の時系列的な変化である温度分布データを折れ線グラフによりディスプレイに表示し、また、温度分布データの適切な温度範囲を上限値と下限値のラインで表示することが開示されている。

先行技術文献

特許文献

[0003]
特許文献1 : 特開平08-327459号公報

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0004]
 特許文献1に記載のような表示を行う場合に、画像を表現する素子が少ないディスプレイを用いると、温度分布データを示すグラフと温度範囲を示すラインとの表示が重なってしまいわかりづらいといった問題が生じる。この問題は、特に、温度分布データが棒グラフで表示されたり、温度分布データを示すグラフと温度範囲を示すラインとが同じ色で表示されたりすると顕著になる。
[0005]
 本発明は上述した点に鑑みてなされたものであり、画像を表現する素子が少ないディスプレイを使用した場合でも、環境情報の時系列的な変化と、環境情報に関する適合範囲とをユーザがわかりやすく認識できる環境情報測定装置を提供することを目的の一つとする。

課題を解決するための手段

[0006]
 上記課題を解決するために、本発明は、
 環境情報を測定する測定部と、
 環境情報に関する適合範囲を記憶するメモリ部と、
 測定部により測定された環境情報を時系列的にグラフ表示するグラフ表示部、及び、メモリ部により記憶された適合範囲をグラフ表示部とは重ならない位置にグラフ表示する適合範囲表示部を有する表示部と、
を備える環境情報測定装置である。

発明の効果

[0007]
 本発明の少なくとも実施形態によれば、画像を表現する素子が少ないディスプレイを使用した場合でも、環境情報の時系列的な変化と、環境情報に関する適合範囲とをユーザがわかりやすく認識できる表示を行うことができる。なお、本明細書において例示された効果により本発明の内容が限定して解釈されるものではない。

図面の簡単な説明

[0008]
[図1] 図1は、一実施形態に係る温湿度計の6面図である。
[図2] 図2は、一実施形態に係る温湿度計の構成例を示すブロック図である。
[図3] 図3は、表示部に設けられるセグメントの配置例を示す図である。
[図4] 図4は、表示部の表示例を示す図である。
[図5] 図5A~図5Eは、1個当たりのセグメントに対応する温度の例を説明するための図である。
[図6] 図6A及び図6Bは、温度に関する快適範囲を設定するための設定画面例を示す図である。
[図7] 図7A及び図7Bは、湿度に関する快適範囲を設定するための設定画面例を示す図である。
[図8] 図8は、湿度変化グラフ等の表示例を説明するための図である。
[図9] 図9A及び図9Bは、表示部に表示される内容の遷移例を説明するための図である。
[図10] 図10A~図10Dは、表示部に表示される内容の遷移例を説明するための図である。
[図11] 図11A~図11Cは、変形例を説明するための図である。
[図12] 図12A~図12Cは、変形例を説明するための図である。
[図13] 図13A~図13Cは、変形例を説明するための図である。
[図14] 図14A及び図14Bは、変形例を説明するための図である。
[図15] 図15A及び図15Bは、変形例を説明するための図である。
[図16] 図16A及び図16Bは、変形例を説明するための図である。
[図17] 図17A及び図17Bは、変形例を説明するための図である。
[図18] 図18A及び図18Bは、変形例を説明するための図である。

発明を実施するための形態

[0009]
 以下、本発明の一実施形態等について図面を参照しながら説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
<1.一実施形態>
<2.変形例>
 なお、本発明の理解を容易とするために、同じ構成であっても図示の大きさ等を変更する場合や、図示を簡略化する場合がある。
[0010]
<1.一実施形態>
 本発明に係る環境情報測定装置は、温度・湿度・騒音・風速・紫外線・照度・電磁波・振動・大気濃度・気圧などの値を示す環境情報を測定する装置である。一実施形態として、環境情報測定装置の一種として、環境情報が温度及び湿度の値を示すところの測定に特化した温湿度計を事例に説明する。
[0011]
[温湿度計の外観例]
 図1を参照して、本実施形態に係る温湿度計100の外観例について説明する。図1において、参照符号1A、1B・・1Fに対応する図は、それぞれ、温湿度計100の正面図、右側面図、左側面図、平面図、底面図及び背面図である。温湿度計100は、例えばユーザの手で可搬可能な程度の大きさであり、テーブル、棚の上等の適宜な場所に置かれて使用される。
[0012]
 温湿度計100は、平面視が長円であり、全体として略直方体の形状を成す筐体11を有している。筐体11は、樹脂、金属等によって構成されている。筐体11の前面には表示部12及び操作入力部13が設けられている。表示部12は、例えば、大きさが横85mm(ミリメートル)×縦63mm程度の横長の画面である。
[0013]
 操作入力部13は、各種の入力情報が入力される。具体的には、操作入力部13は、プッシュ式のボタン13a、13b、13c及び13dを有し、これらボタン13a~13dが、表示部12の下側に横方向に整列して設けられている。ボタン13aは、温度及び湿度のグラフ表示を切り替える場合等に押下されるボタンである。ボタン13b及びボタン13cは、日付・時刻・温度の快適範囲・湿度の快適範囲等に関する設定をしたり、表示結果の日付を切り替えたりする場合等に押下されるボタンである。ボタン13dは、入力を確定する場合等に押下されるボタンである。
[0014]
 筐体11の背面には、開閉式の電池蓋14が設けられている。電池蓋14が開かれた状態で、例えば2本の単4乾電池が筐体11内部に装着可能とされている。温湿度計100は、装着された乾電池を電源として駆動する。なお、温湿度計100は、商用電源により駆動するものでも良いし、リチウムイオン電池等の充電可能な2次電池により駆動するものでも良い。
[0015]
[温湿度計の構成例]
 次に、温湿度計100の主に内部の構成例について説明する。図2は、温湿度計100の構成例を示すブロック図である。温湿度計100は、上述した表示部12及び操作入力部13の他に、演算・制御部21、検出変換部22及びメモリ部23を有している。なお、演算・制御部21及び検出変換部22により環境情報を測定する測定部20が構成される。
[0016]
 演算・制御部21は、構成各部からの情報に基づいて演算したり、構成各部を制御したりする。具体的には、演算・制御部21は、CPU(Central Processing Unit)により構成されており、操作入力部13から操作された温度及び湿度のグラフ表示の切り替え、日付・時刻・温度の快適範囲・湿度の快適範囲等に関する設定、表示結果の日付の切り替えなどの入力情報を表示部12に表示させるなどの制御を行う。
 また、演算・制御部21は、検出変換部22により出力された温度検出データに基づいて温度の値を求めたり、検出変換部22により出力された湿度検出データに基づいて湿度の値を求めたりして、これら求めた温度の値及び湿度の値を表示部12に表示させるなどの制御を行う。
 また、演算・制御部21は、計時機能を有する時計部21aを有し、計時機能に基づいた日時情報を表示部12に表示させたり、求めた温度の値及び湿度の値と関連づけてメモリ部23に計時機能に基づいた日時情報を記憶し、操作入力部13からの操作に基づいて、温度の値及び湿度の値を示すグラフを表示部12に表示させたりするなどの制御を行う。
[0017]
 検出変換部22は、温度検出データ及び湿度検出データを検出し、演算・制御部21に出力する。具体的には、検出変換部22は、温度センサ22a、湿度センサ22b及び変換処理部22cを有している。温度センサ22aは、温湿度計100の周囲の温度を検出し、検出した温度検出データを変換処理部22cに出力する。また、湿度センサ22bは、温湿度計100の周囲の湿度を検出し、検出した湿度検出データを変換処理部22cに出力する。
[0018]
 変換処理部22cは、増幅回路及びA/D(Analog to Digital)変換回路を有している(これらの構成の図示は省略している。)。変換処理部22cは、検出した温度検出データ及び検出した湿度検出データを増幅し、A/D変換し、演算・制御部21に出力する。なお、温度センサ22a及び湿度センサ22bのそれぞれに対応して、増幅回路における増幅率や回路構成が異なる変換処理部が設けられても良い。
[0019]
 メモリ部23は、環境情報に関する適合範囲などの各種の情報を記憶する。具体的には、ROM(Read Only Memory)23a、RAM(Random Access Memory)23b及びフラッシュメモリ23cを有している。ROM23aは、演算・制御部21が実行するプログラムを記憶する。RAM23bは、演算・制御部21がプログラムを実行する際のワークメモリとして使用される。フラッシュメモリ23cは、検出変換部22から出力された温度検出データに基づいて求めた温度の値、及び、湿度検出データに基づいて求めた湿度の値である環境情報を、時計部21aにより提供される日時情報と関連づけて記憶したり、また、操作入力部13により設定された温度の快適範囲・湿度の快適範囲等に関する設定された情報を、履歴(ログ)として記憶したりする不揮発性のメモリである。フラッシュメモリ23cは、環境情報と日時情報とを関連づけた履歴を、例えば7日分記憶可能に構成されている。
[0020]
 表示部12は、演算・制御部21による制御に基づいて、各種の情報を表示する。具体的には、画像を表現する素子(細長い表示単位の素子)の数が比較的少ない画面で構成されるセグメント方式のLCD(Liquid Crystal Display)を有する。なお、表示部12は、セグメント方式のLCDに限られず、画像を表現する素子が少ない画面を有するものならば用いることができ、例えば、有機EL(Electro Luminescence)等であっても良い。画像を表現する素子が比較的少ない画面は、一般的に廉価に提供を受けることができ、表示部12にかかるコストを抑制することができる。
 そして、表示部12は、温度及び湿度のグラフ表示の切り替え、日付・時刻・温度の快適範囲・湿度の快適範囲等に関する設定、表示結果の日付の切り替えなどの操作入力部13からの操作に基づいた入力情報を、また、演算・制御部21により求められた温度の値及び湿度の値である環境情報を、演算・制御部21による制御に基づいて表示する。
[0021]
 操作入力部13は、上述したようにボタン13a~13dを有している。操作入力部13は、プッシュ式のボタンに限らず、スライド式のボタンやダイヤルであっても良い。また、操作入力部13は、タッチスクリーンでも良いし、温湿度計100を遠隔操作可能なリモートコントロール装置であっても良い。
[0022]
[表示例]
(表示部の構成例)
 図3は、表示部12に設けられるセグメント(画像を表現する素子)の配置の一例を示している。表示部12には、温度の値を表示するためのセグメントの集合である温度数値表示部24が設けられる。表示部12には、湿度の値を表示するためのセグメントの集合である湿度数値表示部25が設けられる。表示部12には、温度の値又は湿度の値の時系列的な変化(横方向に列した時間の目盛の値及び時間の単位、縦方向に列した温度又は湿度の目盛の値及び温度又は湿度の単位を含む)をグラフとして表示するためのセグメントの集合であるグラフ表示部26が設けられる。表示部12には、後述する環境情報に関する適合範囲を表示するためのセグメントの集合である適合範囲表示部27が設けられる。表示部12には、その他の表示、具体的には、月日、曜日、時刻、電池の残量、「AVG」の文字及び「M」の文字を表示するためのセグメントの集合である日時情報表示部28が設けられる。
[0023]
(全体の表示例)
 上述した各表示部におけるセグメントの集合のうちの適宜なセグメントが演算・制御部21による制御によって駆動され、これによりユーザに対する情報の表示がなされる。図4は、表示部12の表示例を示している。温度数値表示部24を構成するセグメントのうち、適宜なセグメントが駆動されることにより、温度情報31として温度の値が表示される。具体的には、温度情報31は、温度センサ22aにより検出された温度検出データに基づいて演算・制御部21によって求められた現在の温度の値(図示の例では25.8℃)を示し、表示部12における上部左側に表示される。
[0024]
 湿度数値表示部25を構成するセグメントのうち、適宜なセグメントが駆動されることにより、湿度情報32として湿度の値が表示される。具体的には、湿度情報32は、湿度センサ22bにより検出された湿度検出データに基づいて演算・制御部21によって求められた現在の湿度の値(図示の例では53%)を示し、表示部12における温度情報31の右側に表示される。なお、温湿度計100における仕様の使用温度範囲は、一例として、-9.9~50.0℃である。また、温湿度計100における仕様の使用湿度範囲は、一例として、20~95%である。
[0025]
 グラフ表示部26を構成するセグメントのうち、適宜なセグメントが駆動されることにより、環境情報(温度の値又は湿度の値)の時系列的な変化を示す温度変化グラフ41が表示される。具体的には、温度変化グラフ41は、メモリ部23により記憶された環境情報と日時情報と関連づけた履歴に基づいて演算・制御部21によって抽出された1日における環境情報(図4の例は、温度の値)の時系列的な変化を示し、表示部12の下側半分の位置に表示される。
[0026]
 温度変化グラフ41は、横方向に列して表示される時間表示42を含む。時間表示42は、0、6、12、18、24と6時間刻みの表示である。時間表示42における24の右側には時間の単位を示すh(hour)が表示される。また、温度変化グラフ41は、縦方向に列して表示される温度表示43を含む。図4では、温度表示43の一例として、「15」、「20」、「25」、「30」、「35」が示されている。温度表示43における「35」の右側には温度の単位を示す℃が表示される。
[0027]
 また、温度変化グラフ41は、温度表示43の右方向に延在する複数の目盛線を含む。例えば、温度変化グラフ41は、横方向に延在し縦方向に沿って略等間隔で配列される5本の環境情報目盛線(環境情報目盛線44a、44b・・44e)を含む。環境情報目盛線44aは15℃を示す線であり、環境情報目盛線44bは20℃を示す線であり、環境情報目盛線44cは25℃を示す線であり、環境情報目盛線44dは30℃を示す線であり、環境情報目盛線44eは35℃を示す線である。各環境情報目盛線に対応する温度の値は、メモリ部23により記憶された温度の値と日時情報とを関連づけた履歴に基づいて、演算・制御部21によって抽出された1日における温度の値の時系列的な変化のうち、温湿度計100における仕様の使用温度範囲にある温度の値の最大値及び最小値に応じて自動的に変更される。換言すると、目盛線間の温度範囲が自動的に変更される。なお、目盛線は、線状のものであればどのようなものでも良い。図示の例は、目盛線間の温度範囲が5℃の例である。
[0028]
 温度変化グラフ41は、1時間単位で温度の値が棒グラフにより表示される。即ち、横軸方向が24分割され、分割された箇所から縦方向に温度の値に応じた数のセグメント45(細長い表示単位の素子)が表示される。これにより、1日のある時間帯(1時間)における温度の値が示される。本実施形態では、1時間における温度の平均値に対応する数のセグメント45が表示される。目盛線間には、5個のセグメント45が設けられている。セグメント45は、矩形状を成し、表示の際には点灯又は点滅する。
[0029]
 1個当たりのセグメント45に対応する温度の値は、メモリ部23により記憶された温度の値と日時情報とを関連づけた履歴に基づいて、演算・制御部21によって抽出された1日における温度の値の時系列的な変化のうち、温湿度計100における仕様の使用温度範囲にある温度の値の最大値及び最小値に応じて自動的に変更される。以下、1個当たりのセグメント45に対応する温度の例について説明するが、湿度についでも同様である。図5は、1個当たりのセグメント45に対応する温度の複数の例を示している。
[0030]
 図5Aは、1セグメント当たりの温度が1℃の場合(目盛線間の温度範囲が5℃)の温度変化グラフ41の点灯による表示例である。図5Bは、1セグメント当たりの温度が2℃の場合(目盛線間の温度範囲が10℃)の温度変化グラフ41の表示例である。なお、温度が-9.9℃未満のときは、環境情報目盛線44a側から数えて1番目のセグメント45aだけが点滅するようにしても良い。
[0031]
 図5Cは、1セグメント当たりの温度が3℃の場合(目盛線間の温度範囲が15℃)の温度変化グラフ41の点灯による表示例である。この場合には、0℃の環境情報目盛線44bの下の環境情報目盛線44aは-15℃が対応するが、仕様における使用温度範囲を逸脱しているため「-15」は表示されない。なお、温度が-9.9℃未満のときは、環境情報目盛線44a側から数えて2番目のセグメント45bだけが点滅するようにしても良い。
[0032]
 図5Dは、1セグメント当たりの温度が3℃の場合(目盛線間の温度範囲が15℃)であって、温度が50℃を超える場合の温度変化グラフ41の点灯による表示例である。環境情報目盛線44aが0℃に対応する場合、最上位の環境情報目盛線44eは60℃に対応するが、仕様における使用温度範囲を逸脱しているため「60」は表示されない。なお、この場合には、温度センサ22aにより測定された温度が50℃を超えた場合には、環境情報目盛線44a側から数えて17番目のセグメント45cだけが点滅するようにしても良い。
[0033]
 図5Eは、1セグメント当たりの温度が4℃の場合(目盛線間の温度範囲が20℃)の温度変化グラフ41の点灯による表示例である。環境情報目盛線44bが0℃に対応する場合、最上位の環境情報目盛線44eは60℃に対応し、最下位の環境情報目盛線44aは-20℃に対応するが、いずれも仕様における使用温度範囲を逸脱しているため「60」及び「-20」は表示されない。
[0034]
 以上説明したように、1セグメント当たりに対応する温度が自動的に変更される。また、上述したように、仕様における使用温度範囲を逸脱する温度は表示しないようにすることができる。
[0035]
 このように、温度の値を1時間単位で順次表示することにより、1日における温度の値の時系列的な変化をユーザは知ることができる。これにより、ユーザが体感していない事実の可視化が可能となる。例えば、仕事等で外出している際の室内の温度の値の推移を知ることが可能となり、場合によっては、室内の温度の値の推移が想定以上であることをユーザは認識する。また、ユーザが体感した事実の可視化が可能となる。例えば、冬の朝方、寒さで目が覚めたユーザは、未明付近の時刻における温度変化を確認することにより自己の行動(覚醒)の原因となった温度変化を認識することができる。
[0036]
 適合範囲表示部27を構成するセグメントのうち、適宜なセグメントが駆動されることにより、グラフ表示部26にグラフ表示される環境情報について条件や事情に当てはまる範囲を示す適合範囲が表示される。なお、ここでは、適合範囲の一種として、快適範囲51が表示される。快適範囲51についての詳細は後述する。
 なお、適合範囲表示部27は、グラフ表示部26とは重ならない位置に配置される。すなわち、グラフ表示部26に表示される温度変化グラフ41と適合範囲表示部27に表示される温度の値に関する快適範囲グラフとは、どのような関係をもたらす結果の場合であっても重なることがない。
[0037]
 日時情報表示部28を構成するセグメントのうち、適宜なセグメントが駆動されることにより、日時情報33が表示される。図4に示すように、日時情報33は、時計部21aからの出力に基づいて表示される現在の時刻等(図示の例では11月14日SU(Sundayの略)15:28)であり、湿度情報32の下側に表示される。
[0038]
[快適範囲について]
(快適範囲の設定)
 ところで、温湿度計100では、快適範囲をユーザが設定可能とされている。本実施形態に係る快適範囲は、温度の上限及び下限、及び、湿度の上限及び下限により規定される。なお、快適範囲とは、環境情報について条件や事情に当てはまる範囲の一種として、対象にとって適切と考えられる環境情報の範囲(ユーザが主観的に快適と感じる環境範囲を含む)である。対象としては、赤ちゃん、高齢者、入院患者等の人間の他、ペット、昆虫等の生物、温度や湿度の管理が必要な食品(酒類を含む),薬品,楽器,美術品等を挙げることができる。ユーザは、これらの対象に応じて快適範囲を設定する。
[0039]
 図6及び図7は、快適範囲を設定するための設定画面例を示している。設定画面は表示部12に表示される。快適範囲は、例えば電池を挿入した際になされる時刻の初期設定の後に設定可能とされる。なお、快適範囲は、デフォルトとして温度については17℃~28℃に設定され、湿度については40%~70%に設定されている。この温度及び湿度のデフォルト値は、建築物における衛生的環境の確保に関する法律(通称:建築物衛生法)における政令で定める基準(建築物環境衛生管理基準)に定められた値を参考にした値であるが他の値であっても良い。デフォルト値のままで良い場合には、快適範囲の設定はスキップされる。
[0040]
 図6Aは、快適範囲の1つである温度の上限を設定する画面例を示している。表示部12には、温度の値と「カイテキジョウゲン」の文字とが表示される。温度の値は、温度数値表示部24を構成するセグメントのうち、適宜なセグメントを駆動することにより表示することができる。また、文字は、グラフ表示部26を構成するセグメントのうち、適宜なセグメントを駆動することにより表示することができる。ユーザは、図6Aに示す画面を見ながらボタン13b又はボタン13cを適宜押下することで温度を切り替え、条件や事情に当てはまる温度の値のところでボタン13dを押下し入力を確定する。入力が確定すると、表示部12に表示される画面が図6Bに示す画面に遷移する。
[0041]
 図6Bは、快適範囲の1つである温度の下限を設定する画面例を示している。表示部12には、温度の値と「カイテキカゲン」の文字とが表示される。温度の値は、温度数値表示部24を構成するセグメントのうち、適宜なセグメントを駆動することにより表示することができる。また、文字は、グラフ表示部26を構成するセグメントのうち、適宜なセグメントを駆動することにより表示することができる。ユーザは、図6Bに示す画面を見ながらボタン13b又はボタン13cを適宜押下することで温度を切り替え、条件や事情に当てはまる温度の値のところでボタン13dを押下し入力を確定する。入力が確定すると、表示部12に表示される画面が図7Aに示す画面に遷移する。
[0042]
 図7Aは、快適範囲の1つである湿度の上限を設定する画面例を示している。表示部12には、湿度の値と「カイテキジョウゲン」の文字とが表示される。湿度の値は、湿度数値表示部25を構成するセグメントのうち、適宜なセグメントを駆動することにより表示することができる。また、文字は、グラフ表示部26を構成するセグメントのうち、適宜なセグメントを駆動することにより表示することができる。ユーザは、図7Aに示す画面を見ながらボタン13b又はボタン13cを適宜押下することで湿度を切り替え、条件や事情に当てはまる温度の値のところでボタン13dを押下し入力を確定する。入力が確定すると、表示部12に表示される画面が図7Bに示す画面に遷移する。
[0043]
 図7Bは、快適範囲の1つである湿度の下限を設定する画面例を示している。表示部12には、湿度の値と「カイテキカゲン」の文字とが表示される。湿度は、湿度数値表示部25を構成するセグメントのうち、適宜なセグメントを駆動することにより表示することができる。また、文字は、グラフ表示部26を構成するセグメントのうち、適宜なセグメントを駆動することにより表示することができる。ユーザは、図7Bに示す画面を見ながらボタン13b又はボタン13cを適宜押下することで湿度を切り替え、好みの湿度のところでボタン13dを押下し入力を確定する。設定された快適範囲は、フラッシュメモリ23cに保存される。
[0044]
(快適範囲の表示)
 演算・制御部21は、ユーザにより設定された快適範囲を表示部12に表示させる制御を行う。図4に戻り、快適範囲の表示について説明する。図4に示すように、温度に関する快適範囲51が表示部12に表示される。演算・制御部21は、グラフ表示部26に温度変化グラフ41として棒グラフで表示される温度の値の右側の近接した位置に並列して、適合範囲表示部27に温度に関する快適範囲51を棒グラフで表示する。なお、温度に関する快適範囲51は、縦方向に伸びる矩形状の枠部52を有し、更に、この枠部52を区切るように表示される適合範囲目盛線54a、54b・・・54eを有する。
[0045]
 適合範囲目盛線54aは、環境情報目盛線44aに対応しており、環境情報目盛線44aの右側の延長上に表示される。また、適合範囲目盛線54aは、環境情報目盛線44aと同様に15℃を示す線である。適合範囲目盛線54bは、環境情報目盛線44bに対応しており、環境情報目盛線44bの右側の延長上に表示される。また、適合範囲目盛線54bは、環境情報目盛線44bと同様に20℃を示す線である。適合範囲目盛線54cは、環境情報目盛線44cに対応しており、環境情報目盛線44cの右側の延長上に表示される。また、適合範囲目盛線54cは、環境情報目盛線44cと同様に25℃を示す線である。適合範囲目盛線54dは、環境情報目盛線44dに対応しており、環境情報目盛線44dの右側の延長上に表示される。また、適合範囲目盛線54dは、環境情報目盛線44dと同様に30℃を示す線である。適合範囲目盛線54eは、環境情報目盛線44eに対応しており、環境情報目盛線44eの右側の延長上に表示される。また、適合範囲目盛線54eは、環境情報目盛線44eと同様に35℃を示す線である。このように、温度変化グラフ41における目盛線間の温度範囲と、快適範囲51における目盛線間の温度範囲とが同一とされる(図示の例では5℃)。
[0046]
 枠部52の内部には、ユーザにより設定された快適範囲を示すセグメント55が表示される。セグメント55は、黒い矩形状を成しており、セグメント45よりやや小さい大きさである。本実施形態では、1個当たりのセグメント45が対応する温度と、1個当たりのセグメント55が対応する温度とが同一とされている。例えば、図4に示す例では、1個当たりのセグメント45が1℃に対応しており、且つ、1個当たりのセグメント55も1℃に対応している。快適範囲は、19℃~27℃である。仮に、1個当たりのセグメント45が2℃に対応する場合には、1個当たりのセグメント55も2℃に対応する。
[0047]
 このように、演算・制御部21は、グラフ表示部26に温度変化グラフ41として棒グラフで表示される温度の値の右側の近接した位置に並列して、適合範囲表示部27に温度に関する快適範囲51を棒グラフで表示する。更に、演算・制御部21は、温度変化グラフ41の各目盛線の延長上に、快適範囲51における各目盛線を表示する。更に、演算・制御部21は、1個当たりのセグメント45が対応する温度及び1個当たりセグメント55が対応する温度を同一にして、セグメントを表示する。
[0048]
 本実施形態に係る表示によれば、温度変化グラフ41と快適範囲51とを分離して表示するので、両者が混在することなくユーザがそれぞれを見易い表示とすることができる。また、温度変化グラフ41と快適範囲51とを並列して棒グラフで表示することにより、ユーザは両者に関する対比的な理解を行うことが可能となる。具体的には、ユーザは、1日の温度変化の中でどれくらい快適範囲を超える時間があったかを直感的に理解することできる。更に、画像を表現する素子が少ないディスプレイを使用した場合でも上述した適切な表示を行うことができる。
[0049]
[湿度変化グラフ及び湿度に関する快適範囲の表示]
 なお、これまでは主に温度の時系列的な変化に関する表示及び温度に関する快適範囲の表示について説明したが、湿度に関しても同様の表示がなされる。以下、湿度の時系列的な変化を示す表示等について概略的に説明する。図8に示すように、演算・制御部21は、グラフ表示部26に湿度の時系列的な変化を湿度変化グラフ61として棒グラフで表示する。また、演算・制御部21は、湿度変化グラフ61の右側の近接した位置に並列して、適合範囲表示部27に、湿度に関する快適範囲71を棒グラフで表示する。
[0050]
 演算・制御部21は、ユーザによってなされる操作に応じて、温度に関する表示と湿度に関する表示とを切り替える。例えば、温度変化グラフ41及び温度に関する快適範囲51が表示されている状態(図9A)で、ユーザによってボタン13aが押下されると、演算・制御部21は、温度変化グラフ41及び温度に関する快適範囲51に替えて、湿度変化グラフ61及び湿度に関する快適範囲71を表示する(図9B)。反対に、湿度変化グラフ61及び湿度に関する快適範囲71が表示されている状態(図9B)で、ユーザによってボタン13aが押下されると、演算・制御部21は、湿度変化グラフ61及び湿度に関する快適範囲71に替えて、温度変化グラフ41及び温度に関する快適範囲51を表示する(図9A)。
[0051]
[温湿度計の動作例]
 温湿度計100の具体的な動作例について説明する。温度センサ22a及び湿度センサ22bはそれぞれ温度及び湿度を検出し、検出した温度検出データ及び検出した湿度検出データを例えば20秒ごとに変換処理部22cに出力する。変換処理部22cは、各センサの出力(検出された温度検出データ及び検出された湿度検出データ)を増幅してA/D変換した後、変換された温度検出データ及び変換された湿度検出データを演算・制御部21に出力する。
[0052]
 演算・制御部21は、変換後の温度検出データ及び湿度検出データに基づいて温度の値及び湿度の値を求め、それらの温度の値及び湿度の値が表示されるように、所定のセグメントを駆動して温度情報31及び湿度情報32を表示する。温度情報31及び湿度情報32は、温度センサ22a及び湿度センサ22bの温度検出データ及び湿度検出データの出力間隔である20秒毎に更新される。
[0053]
 また、演算・制御部21は、温度検出データを1時間毎の時間帯に分け、日時情報と関連づけてフラッシュメモリ23cに記憶する。そして、演算・制御部21は、現在の時刻が属する時間帯において蓄積された温度の平均値を求め、その平均値に対応する数のセグメント45を温度変化グラフ41における当該時間帯の列に棒グラフで表示する。演算・制御部21は、時計部21aが計時した時間が次の時間帯に含まれる時間に変わった場合には、当該時間帯の列に温度の平均値に対応する数のセグメント45を表示する。
[0054]
 更に、演算・制御部21は、操作入力部13により入力された温度の快適範囲に関する設定をフラッシュメモリ23cから読み出し、読み出した結果に基づいて快適範囲51を表示する。なお、図9Bに示したように、ユーザによって湿度に関する表示が設定されている場合には、演算・制御部21は、上述した処理と同様の処理を行うことにより、湿度変化グラフ61及び湿度に関する快適範囲71を表示する。
[0055]
(当日及び過去の履歴の表示)
 温湿度計100は、当日及び過去6日間のそれぞれの日における温度の検出履歴及び湿度の検出履歴に関する表示を特定のモードとして行うことができる。以下の説明では、図9A及び図9Bに示した、現在の温度の値である温度情報31、現在の湿度の値である湿度情報32、当日の温度の時系列的な変化を示す温度変化グラフ41及び温度に関する快適範囲51(若しくは、当日の湿度の時系列的な変化を示す湿度変化グラフ61及び湿度に関する快適範囲71)が表示されるモードをメインモードと称する。また、当日を含む過去の温度の測定履歴(若しくは、当日を含む過去の湿度の測定履歴)を表示するモードをメモリモードと称する。ボタン13b又はボタン13cが押下されることにより、モードがメインモードからメモリモードに遷移する。また、メモリモードで所定時間(例えば、5分間)操作が無い場合には、モードがメモリモードからメインモードに遷移する。
[0056]
 メモリモードにおける表示例について説明する。メモリモードでは、演算・制御部21は、温度変化グラフ(湿度変化グラフ)の当日(11月14日日曜日)から6日前(11月8日月曜日)における全ての温度変化グラフ(湿度変化グラフ)が考慮された目盛線を設定する。これにより、ユーザの操作によって当日から6日前まで表示が切り替えられても、メモリモードでは同じ温度の値(湿度の値)を示す目盛線が表示され、目盛線に対応する温度(湿度)が変わらない。
[0057]
 図9Aに示すメインモードの表示状態において、ボタン13b又はボタン13cが押下されると、モードがメインモードからメモリモードに遷移し、図10Aに示す表示に遷移する。演算・制御部21は、モードがメモリモードの場合は、表示部12に「AVG」及び「M」の文字を表示する。また、演算・制御部21は、メモリモードにおける環境情報目盛線44a、44b・・44eに対応する温度を再設定し、再設定した環境情報目盛線毎の温度を表示する。図9Aに示したようにメインモードにおける環境情報目盛線44a、44b・・44e及び適合範囲目盛線54a、54b・・55eに対応する温度は15℃、20℃・・35℃であるが、図10Aに示したようにメモリモードにおける環境情報目盛線44a、44b・・44e及び適合範囲目盛線54a、54b・・55eに対応する温度は10℃、15℃・・30℃となる。
[0058]
 ボタン13bが1回押されると、図10Aに示すように、当日(11月14日)における温度の平均値、湿度の平均値、温度変化グラフ41及び温度に関する快適範囲51が表示される。なお、各環境情報目盛線及び各適合範囲目盛線に対応する温度が再設定されているので、それに対応して温度の値及び快適範囲を示すセグメントの個数や表示位置も変化して表示される。
[0059]
 更に、ユーザによってボタン13bが押下されると、表示が図10Bに示す表示に遷移する。表示部12には、1日前(11月13日)の温度の平均値(21.3℃)、1日前の湿度の平均値(44%)、1日前の温度変化グラフ41及び1日前の温度に関する快適範囲51が表示される。なお、図示はしていないが、図10Bに示す表示状態において、ユーザによってボタン13bが押下されると、2日前の温度の平均値、2日前の湿度の平均値、2日前の温度変化グラフ41及び2日前の快適範囲51が表示される。以降、ボタン13bが押される度に3日前、4日前・・6日前の温度変化グラフ41等が表示される。表示の変化があった場合でも上述したように、環境情報目盛線44a、44b・・44e及び適合範囲目盛線54a、54b・・55eに対応する温度は変化せずに、10℃、15℃・・30℃のままである。なお、反対にボタン13cが押される度に、6日前、5日前、・・当日の温度変化グラフ41等が表示される。
[0060]
 湿度についても同様である。図9Bに示すメインモードの表示状態において、ボタン13b又はボタン13cが押下されると、モードがメインモードからメモリモードに遷移し、図10Cに示す表示に遷移する。演算・制御部21は、モードがメモリモードの場合は、表示部12に「AVG」と「M」との文字を表示する。また、演算・制御部21は、メモリモードにおける環境情報目盛線44a、44b・・44eに対応する湿度を再設定し、再設定した湿度を表示する。図9Bに示したようにメインモードにおける環境情報目盛線44a、44b・・44e及び適合範囲目盛線54a、54b・・55eに対応する湿度は45%、50%・・65%であるが、図10Cに示したようにメモリモードにおける環境情報目盛線44a、44b・・44e及び適合範囲目盛線54a、54b・・55eに対応する湿度は40%、45%・・60%となる。
[0061]
 更に、ユーザによってボタン13bが押下されると、表示が図10Dに示す表示に遷移する。表示部12には、1日前の温度の平均値(図示の例では21.3℃)、1日前の湿度の平均値(44%)、1日前の湿度変化グラフ61及び1日前の湿度に関する快適範囲71が表示される。図示はしていないが、図10Dに示す表示状態において、ユーザによってボタン13bが押下されると、2日前の温度の平均値、2日前の湿度の平均値、2日前の湿度変化グラフ61及び2日前の湿度に関する快適範囲71が表示される。以降、ボタン13bが押される度に3日前、4日前・・6日前の湿度変化グラフ61等が表示される。上述したように、環境情報目盛線44a、44b・・44e及び適合範囲目盛線54a、54b・・55eに対応する温度は変化せずに、40%、45%・・60%のままである。なお、反対にボタン13cが押される度に、6日前、5日前、・・当日の湿度変化グラフ61等が表示される。
[0062]
 なお、例えば、図10Bに示す表示状態でボタン13aが押下されると、表示内容が図10Dに示す表示に遷移する。反対に、例えば、図10Dに示す表示状態でボタン13aが押下されると、表示内容が図10Bに示す表示に遷移する。このように、温度に関する表示と湿度に関する表示の切り替えは、メインモードと同様にして行うことができる。
[0063]
 以上のようなメモリモードにおける表示を行うことにより、当日及び過去の1日における温度や湿度の変化を比べることができる。また、過去の温度変化や湿度変化を見ることで、ユーザは、例えばユーザの家屋等、その場所特有の温度変化や湿度変化の傾向を知ることができる。このような情報は、当該家屋で新しく生活を始めたユーザ等にとって有益である。
[0064]
[応用例]
 本発明は、様々な応用が可能である。例えば、ある時間帯において温度及び湿度の少なくとも一方が快適範囲外となった場合には、ユーザに対する報知がなされても良い。ユーザに対する報知は、音、振動、光、ユーザが有するスマートフォン等の携帯端末へのメール送信等で行われる。報知を行う場合には、温湿度計100は、これらの報知を行う構成(スピーカ、バイブレータ、LED(Light Emitting Diode)、通信部等)を有する。また、一度、温度及び湿度の少なくとも一方が快適範囲外となった後に、再度、快適範囲内になった場合に報知がなされても良い。また、温度及び湿度の少なくとも一方が快適範囲外に近づいた場合に報知がなされても良い。快適範囲外になった場合に、ユーザが携帯端末を利用した遠隔操作等により空調設備を稼働できるようにしても良い。
[0065]
 温度及び湿度に関する測定データが、外部メモリに出力可能とされても良い。外部メモリとしてはUSB(Universal Serial Bus)メモリ、SDカード、クラウドサーバ等を挙げることができる。この場合、温湿度計100は、入出力端子やインターネット等のネットワークに接続するための通信部を有する。これにより、過去における温度及び湿度の測定データを7日間に限定されることなく、より多く記憶することができる。例えば、同じ場所における1年前の温度の測定データを読み出しそれに基づいて温度の時系列的な変化を生成することにより、当該日と今年の同じ日における温度の時系列的な変化とを比較することができる。また、温度及び湿度の時系列的な変化を温湿度計100とは異なる装置での表示が可能となる。これにより、例えば、住宅、オフィスビルの販売、賃貸の勧誘において当該住宅等の購入予定者に温度変化等を提示することができる。なお、この場合、演算・制御部21が有する制御機能を実行するプログラムを温湿度計100と異なる装置にインストールすることにより、当該装置における温度変化グラフ等の表示が可能となる。更に、温度及び湿度の時系列的な変化に関するデータを集めビックデータとして解析することで、例えばある地域における方角に応じた室温の変化の傾向等を得ることが可能となる。
[0066]
<2.変形例>
 以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術思想の範囲内において種々の変更が可能である。以下、変形例について説明する。
[0067]
(セグメントの配置に関する変形例)
 図11~図15を参照して、セグメントの配置に関する変形例について説明する。表示部12が横長の表示画面の場合にグラフ表示部26の時間軸が横になるときには、適合範囲表示部27は、横長の表示画面の右辺下部(図3)、左辺下部(図11A)、右辺上部(図11B)、左辺上部(図11C)の画面内側付近に位置する表示形態になる。表示部12が横長の表示画面の場合にグラフ表示部26の時間軸が縦になるときには、適合範囲表示部27は、横長の表示画面の上辺右部(図12A)、下辺右部(図12B)、上辺左部(図12C)、下辺左部(図13A)、上辺中部(図13B)、下辺中部(図13C)の画面内側付近に位置する表示形態になる。
[0068]
 表示部12が縦長の表示画面の場合にグラフ表示部26の時間軸が縦になるときには、適合範囲表示部27は、縦長の表示画面の上辺右部(図14A)、下辺右部(図14B)、上辺左部(図15A)、下辺左部(図15B)の画面内側付近に位置する表示形態になる。表示部12が縦長の表示画面の場合にグラフ表示部26の時間軸が横になるときには、適合範囲表示部27は、縦長の表示画面の右辺上部(図16A)、左辺上部(図16B)、右辺下部(図17A)、左辺下部(図17B)、右辺中部(図18A)、左辺中部(図18B)の画面内側付近に位置する表示形態になる。
[0069]
(その他の変形例)
 上述した一実施形態において、おすすめの快適範囲が提示されるようにしても良い。おすすめの快適範囲は、温湿度計100が使用される位置(例えば、GPS(Global Positioning System)データに基づいて特定される位置)、季節、外気温のデータ、シーン(オフィス、リビング、寝室)、快適範囲の対象、快適範囲の対象が人物である場合は当該人物の性別、年齢等の属性等に基づいて、演算・制御部21が判断した範囲である。
[0070]
 上述した一実施形態において、グラフ表示される1時間単位の温度(湿度)は平均値に限らず、中央値であっても良い。また、当日及び過去の履歴は7日分に限らず、2週間分やそれ以上であっても良い。環境情報は、温度及び湿度の一方であっても良い。
[0071]
 上述した一実施形態において、温度変化グラフ41及び温度に関する快適範囲51と、湿度変化グラフ61及び湿度に関する快適範囲71とが表示部12に同時に表示されるようにしても良い。また、セグメント45、55の形状は矩形でなく、円形等であっても良いし、セグメント45とセグメント55の大きさが同じであっても良い。更に1個当たりのセグメントが対応する環境情報は、1~4(℃又は%)に限定されることなく任意の値とすることができる。
[0072]
 上述の実施形態において挙げた構成、方法、工程、形状、材料および数値などはあくまでも例に過ぎず、必要に応じてこれと異なる構成、方法、工程、形状、材料および数値などを用いてもよい。また、実施形態および変形例で説明した事項は、技術的な矛盾が生じない限り相互に組み合わせることができる。

符号の説明

[0073]
 12・・・表示部、21・・・演算・制御部、22・・・検出変換部、26・・・グラフ表示部、27・・・適合範囲表示部、41・・・温度変化グラフ、44a~44e・・・環境情報目盛線、51・・・(温度に関する)快適範囲、54a~54e・・・適合範囲目盛線、61・・・湿度変化グラフ、71・・・(湿度に関する)快適範囲、100・・・温湿度計

請求の範囲

[請求項1]
 環境情報を測定する測定部と、
 前記環境情報に関する適合範囲を記憶するメモリ部と、
 前記測定部により測定された前記環境情報を時系列的にグラフ表示するグラフ表示部、及び、前記メモリ部により記憶された前記適合範囲を前記グラフ表示部とは重ならない位置にグラフ表示する適合範囲表示部を有する表示部と、
を備える環境情報測定装置。
[請求項2]
 前記グラフ表示部にグラフ表示する前記環境情報に並列して、前記適合範囲表示部は前記適合範囲をグラフ表示する
 請求項1に記載の環境情報測定装置。
[請求項3]
 前記グラフ表示部は、前記環境情報に関する環境情報目盛線を有し、前記適合範囲表示部は、前記環境情報目盛線の延長上に、前記適合範囲に関する適合範囲目盛線を有する
 請求項1又は2に記載の環境情報測定装置。
[請求項4]
 前記環境情報目盛線間と前記適合範囲目盛線間に同一の数のセグメントが設けられる
 請求項3に記載の環境情報測定装置。
[請求項5]
 前記グラフ表示部は、当日及び過去の日に測定された前記環境情報のグラフ表示を切り替えて表示し、
 前記適合範囲表示部は、前記グラフ表示に対応する日に設定された適合範囲をグラフ表示する
 請求項1から4までの何れかに記載の環境情報測定装置。
[請求項6]
 前記環境情報は、温度及び湿度であり、
 前記適合範囲表示部は、温度及び湿度のそれぞれについて設定された適合範囲を切り替えて表示する
 請求項1から5までの何れかに記載の環境情報測定装置。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3]

[ 図 4]

[ 図 5]

[ 図 6]

[ 図 7]

[ 図 8]

[ 図 9]

[ 図 10]

[ 図 11]

[ 図 12]

[ 図 13]

[ 図 14]

[ 図 15]

[ 図 16]

[ 図 17]

[ 図 18]