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1. (WO2019043811) LOCAL NUMBER SETTING DEVICE FOR NETWORK DEVICE
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明 細 書

発明の名称 ネットワーク装置の局番設定装置

技術分野

0001  

背景技術

0002  

先行技術文献

特許文献

0003  

発明の概要

発明が解決しようとする課題

0004   0005  

課題を解決するための手段

0006  

発明の効果

0007  

図面の簡単な説明

0008  

発明を実施するための形態

0009   0010   0011   0012   0013   0014   0015   0016   0017   0018   0019   0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033   0034   0035   0036   0037   0038  

産業上の利用可能性

0039  

符号の説明

0040  

請求の範囲

1   2   3   4   5  

図面

1   2   3   4   5   6   7   8   9   10   11   12   13   14  

明 細 書

発明の名称 : ネットワーク装置の局番設定装置

技術分野

[0001]
 この発明は、ネットワークに接続される装置の局番を設定する局番設定装置に関する。

背景技術

[0002]
 例えば、マスタ装置とスレーブ装置からなるFAシステムのように、ネットワークで接続された複数の装置で構成されるネットワークシステムにおいて、装置間で情報を送受信する際には、まず送信元となる装置で送信する情報を格納したフレームを構成してネットワークに送出し、情報を受け取る装置はネットワークを流れるフレームを受信する。FAシステムのようにネットワークを介して一つのマスタ装置に複数のスレーブ装置が接続され、かつ情報を短い更新周期で送受信することが求められるような場合には、1フレームのやりとりで効率的に情報のやりとりをするために、マスタ装置から送る一つのフレームに複数のスレーブ装置宛てのデータが含まれる場合がある。このように一つのフレーム中に複数の装置宛てのデータが含まれる場合は、フレーム中のデータの格納順と、各装置に割り振られる番号(以下、局番という)を対応させており、各スレーブ装置はフレームの中から、自局に割り振られた局番に対応した箇所に格納されたデータを選択することで自局宛ての情報を取り込むことが可能である。
 このとき、各装置には通信を開始する前に局番を設定しておくことが必要であり、この局番設定は手動でも可能だが、多数の装置をネットワークで接続してシステムを構成する場合や、接続する装置を交換するような場合には局番設定の作業が煩雑となるため、局番の設定を自動的に行う技術がある。例えば特許文献1には、管理装置からマスタ装置に対して接続されるスレーブ装置の識別情報と局番情報を予め通知しておくとともに、マスタ装置がネットワークを介して実際に接続されているスレーブ装置から識別情報を収集し、予め管理装置から通知された識別情報とネットワークを介してスレーブ装置から収集した識別情報を照合し、識別情報が整合することを確認できたスレーブ装置へ対応する局番情報を送信することで、各スレーブ装置に自動で局番を設定するという技術が開示されている。

先行技術文献

特許文献

[0003]
特許文献1 : 特開2014-119912号公報

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0004]
 特許文献1に示された局番設定方法では、マスタ装置は、ネットワークを介して実際に接続されているスレーブ装置から収集した識別情報が、管理装置から通知されたスレーブ装置の識別情報と整合すれば、その識別情報と対応する局番情報に基づいて、局番情報で示される順番で各スレーブ装置が接続されていることを前提として、各スレーブ装置に送信するフレームを構成することになる。しかし、例えば、管理装置からマスタ装置に通知されたスレーブ装置の局番情報の順番と実際に接続されているスレーブ装置の接続位置が異なっている場合、あるいは保守等の理由で実際に接続されている複数のスレーブ装置の接続位置を交換した場合には、識別情報は整合していても接続位置が整合していないことになり、マスタ装置が構成するフレームにおける各スレーブ装置宛ての情報の順番と実際のスレーブ装置の接続順とが不整合になってしまい、スレーブ装置が適正な情報を取り込むことができない。この不整合を防ぐためには、マスタ装置が持つ識別情報と局番情報を手動で修正する必要があった。
[0005]
 本発明は上記した問題点を解決するためになされたものであり、想定されるネットワーク装置間の接続関係と整合した局番の設定を行うことができるネットワーク装置の局番設定装置を得ることを目的とする。

課題を解決するための手段

[0006]
 本発明に係るネットワーク装置の局番設定装置においては、予め設定されたネットワークに接続されるそれぞれのネットワーク装置の装置固有情報、装置間の接続位置を示す接続関係情報と、ネットワーク装置から収集した装置固有情報、接続関係情報とを照合し、装置固有情報および接続関係情報が整合したネットワーク装置に局番を設定するようにしたものである。

発明の効果

[0007]
 本発明によれば、ネットワーク装置の局番の設定に際して接続関係情報を用いてその装置を特定するようにしたので、接続関係情報によってネットワーク装置間の接続関係の整合が確認できるため、想定されるネットワーク装置間の接続関係と整合した局番の設定を行うことができる。

図面の簡単な説明

[0008]
[図1] 本発明を適用するFAシステムの構成図である。
[図2] 本発明の実施の形態1におけるマスタ装置の構成図である。
[図3] 本発明の実施の形態1におけるスレーブ装置の構成図である。
[図4] 本発明の実施の形態1の局番設定装置によりスレーブの局番を設定する動作を示すシーケンス図である。
[図5] 図5(a)は図1に示すFAシステムのネットワーク接続を詳細に示すネットワーク構成図、図5(b)は実施の形態1の局番設定装置において用いられる設定情報を示すデータ構成図である。
[図6] 図6(a)はネットワーク接続された各装置と、各装置から送信される構成収集フレームの例を示す説明図、図6(b)は実施の形態1のマスタ装置が収集する構成情報を示すデータ構成図である。
[図7] 本発明の実施の形態1の設定情報と構成情報が照合される状態を示すデータ構成図である。
[図8] 本発明の実施の形態1の設定情報と構成情報が照合される状態を示すデータ構成図である。
[図9] 本発明の実施の形態2の局番設定装置によりスレーブの局番を設定する動作を示すシーケンス図である。
[図10] 本発明を適用するスター型のネットワーク構成をしたFAシステムの構成図である。
[図11] 本発明を適用するスター型の配線とライン型配線を混在させたネットワーク構成をしたFAシステムの構成図である。
[図12] スター型のネットワーク構成をしたFAシステムの場合のスレーブ装置がマスタ装置へ送信する構成情報を示すデータ構成図である。
[図13] スター型のネットワーク構成をしたFAシステムの場合の管理装置がマスタ装置に対して送信する設定情報を示すデータ構成図である。
[図14] スター型のネットワーク構成をしたFAシステムの場合のマスタ装置が収集する構成情報を示すデータ構成図である。

発明を実施するための形態

[0009]
実施の形態1.
 以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。本実施の形態1では、本発明のネットワーク装置の局番設定装置を適用するシステム、すなわちネットワークで接続された複数の装置で構成されるネットワークシステムとして、マスタ装置とスレーブ装置からなるFAシステムを例として、このFAシステムにおいて各スレーブ装置間の接続関係と整合した局番を各スレーブ装置に自動的に設定するものを説明する。
[0010]
 この実施の形態1においては、マスタ装置に本発明のネットワーク装置の局番設定装置が設けられており、管理装置で予めマスタ装置、スレーブ装置からなるFAシステムの構成情報を設定しておき、その構成情報をマスタ装置へ送信する。この構成情報を受け取ったマスタ装置に設けられている局番設定装置が、ネットワーク装置であるスレーブ装置から、それぞれの構成情報を収集して、管理装置で予め設定された構成情報と照合し、整合したスレーブ装置へ局番を送信することで、各スレーブ装置に局番が設定されるという手順で自動的に局番が設定される。
以下、詳細を説明する。
[0011]
 図1は、本発明を適用するFAシステムの構成図である。このFAシステムは、マスタ装置とスレーブ装置を産業用ネットワーク(以下、FAネットワークという)で接続したものであり、各装置をデイジーチェーン接続したライン型のネットワーク構成となっている。このFAネットワークにおいてデータ転送はバケツリレー式に行われる。
 1は工場内等に敷設されたFAネットワークで接続されたスレーブ装置を制御するマスタ装置、2A~2Dは制御情報をFAネットワークを介してマスタ装置1と送受信するスレーブ装置、3はマスタ装置1、及びスレーブ装置2A~2Dのパラメータ設定、FAシステムのエラー情報の表示、FAシステムで稼働させるシーケンサプログラムのダウンロード等を行う管理装置でありパソコン等で構成される。
 この管理装置3には、FAネットワークに接続される各装置の設定情報が、ユーザによって予め設定される。設定情報とは、FAネットワークに接続されるマスタ装置、スレーブ装置に関する装置固有情報と各装置がどのような接続関係にあるかという接続関係情報、すなわち接続位置を示す位置情報である。以下接続関係情報として位置情報を用いることとして説明する。この設定情報は管理装置3においてグラフィカルユーザインタフェース(GUI)によって視覚的に表示され、管理装置3には、GUIを用いて、接続される各装置の局番の設定を促す手段を備えており、ユーザがこの手段を用いて、FAネットワークに接続される各装置の装置固有情報、位置情報、それらと紐付けられる各装置の局番の情報を含んだ設定情報を設定するものである。管理装置3で設定された設定情報はマスタ装置1へ送信される。
 4はマスタ装置1、スレーブ装置2A~2D、管理装置3を接続するFAネットワークと外部のネットワーク5とを相互接続するためのエッジ装置などの管理装置、6は外部のネットワーク5に接続され、マスタ装置1、スレーブ装置2A~2Dの状態を遠隔で管理するためのクラウド環境上に存在する管理装置である。なお、管理装置4と管理装置6に管理装置3と同様の機能、すなわち、前記したパラメータ設定、情報の表示、シーケンサプログラムのダウンロード等の機能を備えて、実行するようにしてもよい。
[0012]
 図2は実施の形態1のマスタ装置1の構成図である。図2において入出力ポート10はネットワークからデータを入力、もしくはネットワークへデータを出力する。選択部20は、使用する入出力ポート10を選択する入出力ポート選択部201、入出力ポート選択部201が選択した結果どちらのポートからデータを出力するかという情報を付与するポート情報付与部202を備える。通信部30は入出力ポート選択部201で選択された入出力ポートから入力されたデータを受信するデータ受信部301、および選択された入出力ポートからデータを送信するデータ送信部302を備える。内部バス40は、マスタ装置1を構成する各機能ブロックを相互接続するものである。
 演算処理部70は、各種演算を行う。汎用記憶部80は、前記各種演算の際に保持すべきデータを記憶する。
 このFAシステムが稼働される際には、入出力ポート10、選択部20、通信部30を用いて、FAネットワークを介したデータ送受信を行うとともに、演算処理部70および汎用記憶部80にてシーケンサプログラム等が動作するものである。
[0013]
 FAシステムが稼働される前に、各装置には通信を開始する前に局番を設定しておく必要があり、局番設定装置90はこの局番設定を行うものである。局番設定装置90は構成収集部50と局番参照部60を備えている。
 構成収集部50は、入出力ポート10、選択部20、通信部30を介してネットワーク経由で、スレーブ装置2A~2Dから、各スレーブ装置2A~2Dの装置固有情報、ネットワークにおける位置情報を含む構成情報を収集するものである。この構成収集部50は、構成収集フレーム生成部501A、構成データ生成部502A、記憶部503Aを備えている。この記憶部503Aには、構成収集部50が収集した各スレーブ装置2A~2Dの構成情報が記憶される。
 局番参照部60は、照合部601A、局番設定部602A、エラー通知部603A、記憶部604Aを備える。記憶部604Aには、予め管理装置3に設定され、マスタ装置1へ送信された設定情報、すなわちFAネットワークに接続される各装置の装置固有情報、位置情報、それらと紐付けられる各装置の局番の情報を含んだ設定情報が記憶される。照合部601Aは、この記憶部604Aに記憶された装置固有情報及び位置情報と、前記構成収集部50で収集し記憶部503Aに記憶された装置固有情報及び位置情報とを照合するものである。局番設定部602Aは、照合部601Aにおいて装置固有情報及び位置情報が整合したスレーブ装置に対応する前記局番を記憶部604Aから読出し、対応するスレーブ装置に通知することで局番設定を行う。
[0014]
 以下に各部をより詳細に説明する。
 選択部20では通信部30のデータ送信部302より入力された送信データを入出力ポート選択部201により、どちらの入出力ポート10からネットワークへ送信データを出力するかの選択処理を行う。その際、ポート情報付与部202にて、どちらのポートからデータを出力するかという情報を送信データに付与する。
 また入出力ポート10から入力される受信データは選択部20から通信部30のデータ受信部301へ出力される。その際、ポート情報付与部202にてどちらの入出力ポート10から受信したデータであるかという情報を受信データに付与する。
[0015]
 通信部30ではFAネットワーク通信で使用されるフレームデータの生成解析を行う。データ受信部301では選択部20から入力された受信データのヘッダ情報等を解析する。解析後、受信データをアプリケーションデータへ加工し、内部バス40経由で、次の処理が実行される機能ブロックへ出力を行う。データ送信部302では内部バス40経由で入力されるアプリケーションデータにヘッダ情報等を付与しフレームデータを生成する。生成したフレームデータは選択部20へ出力される。
[0016]
 構成収集部50ではマスタ装置1がネットワーク上に存在するスレーブ装置2A~2Dの構成収集を行う際に使用する構成収集フレームを構成収集フレーム生成部501Aにて生成し、内部バス40を経由し、通信部30のデータ送信部302へ出力する。
 また、スレーブ装置2A~2Dから受信する構成収集結果を通信部30のデータ受信部301経由で受信し、構成データ生成部502Aで構成収集結果からネットワークの構成情報を生成する。生成したネットワークの構成情報は記憶部503Aにて一時保存する。
[0017]
 局番参照部60では管理装置3から受信したネットワークを構成するスレーブ装置2A~2Dの「装置固有情報」と「位置情報」それに対応する「局番」とを含む設定情報を記憶部604Aにて一時保存する。その設定情報と構成収集部50の構成データ生成部502Aで生成したネットワークの構成情報を照合部601Aにて照合する。照合結果が正しい場合は、該当スレーブ装置の設定情報を、局番設定部602Aにより生成し、内部バス40を経由し、通信部30へ送信する。送信する際は、装置固有情報を元にユニキャスト通信で該当スレーブ装置へ送信する。また、設定情報とネットワークの構成情報を照合し、ネットワークの構成情報が全ての設定情報と合致しない場合は、エラー通知部603Aにてエラー通知フレームを生成し、内部バス40を経由して、通信部30へ出力する。生成されたエラー通知フレームは、ユニキャスト通信で管理装置3へ送信される。
[0018]
 次にスレーブ装置2A~2Dの構成を説明する。図3は実施の形態1におけるスレーブ装置2A~2Dの構成を示す構成図である。スレーブ装置2A~2Dは、入出力ポート10、選択部20、通信部30、内部バス40、構成収集部50、局番参照部60、演算処理部70、汎用記憶部80を備える。また、選択部20は入出力ポート選択部201、ポート情報付与部202を備え、通信部30はデータ受信部301、データ送信部302を備え、構成収集部50は構成収集フレーム更新部501B、構成収集フレーム転送設定部502B、構成データ生成部503Bを備え、局番参照部60は照合部601B、局番設定部602B、エラー通知部603B、記憶部604Bを備える。
[0019]
 図3のスレーブ装置2A~2Dの入出力ポート10、選択部20、通信部30、演算処理部70、汎用記憶部80は、図2に示したマスタ装置1の入出力ポート10、選択部20、通信部30、演算処理部70、汎用記憶部80とそれぞれ同様の構成である。
 このような構成のスレーブ装置2A~2Dにおいて、このFAシステムが稼働される際には、入出力ポート10、選択部20、通信部30を用いて、FAネットワークを介したデータ送受信を行うとともに、マスタ装置1からのシーケンサプログラム等による制御に従って演算処理部70および汎用記憶部80にて処理が行われ、FAシステムの一部として動作する。
[0020]
 FAシステムが稼働される前に、各スレーブ装置に局番を設定しておく必要があり、局番設定装置90はこの局番設定を行う際に動作するものである。局番設定装置90は構成収集部50と局番参照部60を備えている。この実施の形態1での構成収集部50は、マスタ装置1の構成収集フレーム生成部501A、構成データ生成部502A、記憶部503Aと、スレーブ装置2A~2Dの構成収集フレーム更新部501Bが動作する。スレーブ装置2A~2Dがマスタ装置1または他のスレーブ装置2A~2Dから転送され受信する構成収集フレームを更新する際は、自装置の装置固有情報、送信元装置の装置固有情報及び送信元装置からフレームを受信した入出力ポート10がどちらであるかの情報を構成収集フレームへ付与する。更新した構成収集フレームは構成収集フレーム転送設定部502Bによって、マスタ装置1及び、他のスレーブ装置へ転送するための設定を行い、内部バス40を経由し、通信部30のデータ送信部へ出力される。なお本実施の形態1ではスレーブ装置2A~2Dの局番参照部60と構成データ生成部503Bは動作しないものであり、この実施の形態1のスレーブ装置2A~2Dにおいては局番参照部60と構成データ生成部503Bが無い構成でもよい。
[0021]
 次に、以上のような構成のFAシステムにおいて、局番設定装置90が局番を設定する動作について説明する。図4は本発明の局番設定装置90により各スレーブ装置2A~2Dの局番を設定する動作を示すシーケンス図である。なお、図4ではスレーブ装置2C,2Dを省略している。
 本発明の実施の形態1ではまずステップS1においてユーザが管理装置3の画面上でネットワークの設定情報を設定する。図5(a)は図1に示すFAシステムの設定情報を設定する際の、マスタ装置1、各スレーブ装置2A~2Dをより詳細に示すネットワーク構成図であり、図5(b)はこのようなネットワーク構成を設定した設定情報の例を示すデータ構成図である。
 この設定情報の形式例では、ネットワークに接続されるネットワーク装置の装置固有情報として機種名を用いている。なお、装置固有情報としては、この他に、型名情報、MACアドレス等の装置にユニークな情報を使用することが可能である。
[0022]
 また、この設定情報の形式例における位置情報は、マスタ装置1と各スレーブ装置2A~2Dが備える「入出力ポート1」、「入出力ポート2」と、それぞれのポートに接続される接続先の装置の装置固有情報とで構成されている。
 そして、各装置に対応したこれら装置固有情報、位置情報に、各装置をネットワーク上で識別するための局番を対応させ、ネットワークの設定情報が構成されている。なお、図5の例では局番として1~5までの数字を用いているが、ネットワーク内で各装置にユニークな番号であれば数字でなくてもよい。
 次に、ステップS2で管理装置3は、ユーザよってステップS1で設定された「装置固有情報」と「位置情報」及びそれらに対応する「局番」とを含む設定情報を、マスタ装置1へネットワークを介して送信する。マスタ装置1に送信された設定情報はマスタ装置1の記憶部604Aに記憶される。
[0023]
 次にステップS3で、マスタ装置1はスレーブ装置2A~2Dから装置固有情報、およびネットワークにおける位置情報を含む構成情報を収集するための構成収集フレームを構成収集フレーム生成部504Aで生成し、入出力ポート10を介して隣接するスレーブ装置2Aへ送信する。図6(a)に、実際にネットワーク接続された各装置と、各装置から送信される構成収集フレームの例を示す。マスタ装置1から送信される構成収集フレームには、「自身の装置固有情報」にはマスタ装置1自身の装置固有情報である「機種A」が格納され、「1つ前の装置の装置固有情報」、「1つ前の装置に繋がるポート」にはなにも格納されていない。
[0024]
 次にステップS4において、マスタ装置1から構成収集フレームを受信したスレーブ装置2Aは、構成収集フレームの内容を構成収集フレーム更新部501Bで更新する。このスレーブ装置2Aにおいては、構成収集フレームの「自身の装置固有情報」の内容をスレーブ装置2A自身の装置固有情報である「機種B」に更新し、「1つ前の装置の装置固有情報」の内容をこの構成収集フレームを送ってきたマスタ装置1の装置固有情報である「機種A」に更新し、「1つ前の装置に繋がるポート」の内容を自装置の機種固有情報である「機種B」とマスタ装置1が接続された「ポート1」からなる「機種B;ポート1」に更新する。
[0025]
 そして、更新した構成収集フレームを、マスタ装置1、及び、隣接するスレーブ装置2Bへ転送する(ステップS5)。
 スレーブ装置2Aからの構成収集フレームを受信したマスタ装置1は、スレーブ装置2Aから送られた構成収集フレームを記憶部503Aに保持する(ステップS6)。
 以上のようにして構成収集フレームが次に接続されたスレーブ装置2Bに送られることがスレーブ装置2Bに構成情報を提供させるきっかけになり、同時に構成収集フレームがマスタ装置1に送られることでマスタ装置1はスレーブ装置2Aの周辺装置との位置関係を示す情報を収集することになる。
 次に、上述したスレーブ装置2Aの動作と同様に、スレーブ装置2Bも構成収集フレームの内容を更新し(ステップS7)、更新した構成収集フレームをマスタ装置1、及び隣接するスレーブ装置2Cへ転送する(ステップS8)。
[0026]
 同様の動作がスレーブ装置2C、2Dで行われる。その結果、マスタ装置1には、各スレーブ装置2A~2Dから図6(a)に示したような4つの構成収集フレームが送られる。ただし、スレーブ装置2Dは次に接続されるスレーブ装置がない末端のスレーブ装置であり、末端のスレーブ装置2Dにおいては、構成収集フレームをマスタ装置1に送るものの、他のスレーブ装置に転送する動作は行わない。
以上の動作により、マスタ装置1は、スレーブ装置2A~2Dにおいてそれぞれ更新された構成収集フレームを受信し、記憶部503Aに保持することになる。
マスタ装置1は、ステップS3で構成収集フレームを送信して以降、更新された構成収集フレームの接続ポート情報が1つしかない、末端のスレーブ装置から構成収集フレームを受信したかを監視しており、ステップS10で末端のスレーブ装置から構成収集フレーム受信したことを検出した場合、マスタ装置1においては、各スレーブ装置2A~2Dから収集し構成収集フレームが統合され、図6(b)に示すような収集構成情報が生成される。この生成された収集構成情報には、スレーブ装置2A~2Dの「装置固有情報」と「位置情報」とが含まれており、収集構成情報は記憶部503Aに記憶される。
[0027]
そして、ステップS11において、マスタ装置1は、図6(b)に示した各スレーブ装置2A~2Dから収集して記憶部503Aに記憶された構成情報と、図5(b)に示した管理装置3より受信して記憶部604Aに記憶された設定情報のそれぞれの「装置固有情報」と「位置情報」とを、照合部601Aで照合する。
 図7、図8は、この実施の形態1において設定情報と構成情報が照合される状態を示すデータ構成図であり、図7は、記憶部503Aに記憶された構成情報と管理装置3より受信し記憶部604Aで記憶された設定情報が整合、すなわち合致した場合の様子を、図8は合致しない場合を示している。
[0028]
ステップS11の照合部601Aによる照合の結果、「装置固有情報」と「位置情報」との両方が合致したスレーブ装置について、そのスレーブ装置の「装置固有情報」と「位置情報」に対応する「局番」が局番設定部602Aにより記憶部604Aから読み出され、読み出された局番が「装置固有情報」と「位置情報」とが整合するスレーブ装置の局番として設定される(ステップS12)。そして、設定された局番は、対応するスレーブ装置2A~2Dに送信される(ステップS13、ステップS14)。
[0029]
なお、図8に示すように、各スレーブ装置2A~2Dについて他の全てのスレーブ装置との「装置固有情報」と「位置情報」の照合を行っても両方合致するものが無い場合は、マスタ装置1のエラー通知部603Aにより管理装置3に対してエラー通知が行われる。
設定された局番がマスタ装置1から送られてきたスレーブ装置においては、送られてきた局番が記憶部604Bに保持されることで自装置の局番として設定され、この局番が以降の動作における他装置との通信に用いられる(ステップS15、ステップS16)。
[0030]
以上のような局番設定装置90の動作により局番設定が行われ、局番設定後はマスタ装置1の汎用記憶部80に格納されたユーザのプログラムに基づき、マスタ装置1の演算処理部70が処理をしてスレーブ装置は入出力ポート10を介して制御されることでスレーブ装置2A~2Dが制御される。
[0031]
 以上のような実施の形態1によれば、設定された位置情報と収集した位置情報を照合した上で、局番が設定されるので、ユーザが想定しているネットワーク装置間の接続関係と、実際のネットワーク装置間の接続関係とが整合した局番の設定を行うことができる。
[0032]
実施の形態2
 実施の形態1ではこの発明の局番設定装置はマスタ装置1に設けられたものを示したが、この発明の局番設定装置はFAネットワークで接続されて情報の送受信ができるものであれば、管理装置3、マスタ装置1、スレーブ装置2A~2D等のいずれの装置に設けられていても、あるいは独立した構成でFAネットワークに接続されていても、さらには局番設定装置を構成する要素が管理装置3、マスタ装置1、スレーブ装置2A~2Dに分散して存在していてもよい。
 実施の形態1では、局番設定装置を構成する各部がマスタ装置1で動作する場合を示したが、実施の形態2では局番設定装置を構成する各部がマスタ装置1、スレーブ装置2A~2Dに分散して設けられる場合を説明する。本実施の形態2のマスタ装置1、およびスレーブ装置2A~2Dの構成は実施の形態1で示した図2、図3と同様である。ただし、この発明の局番設定装置の記憶部としてはスレーブ装置2A~2Dに設けられた記憶部604Bを用い、構成収集部としてはマスタ装置1の構成収集部50とスレーブ装置の構成収集部50を用い、照合部としてはスレーブ装置2A~2Dの601Bを用い、局番設定部としてはスレーブ装置2A~2Dの602Bを用いている。この実施の形態2においてはマスタ装置1の局番参照部60と構成データ生成部502Aは動作せず、これらが無い構成でもよい。
[0033]
 実施の形態2ではマスタ装置1が管理装置3から受信したネットワークを構成するスレーブ装置2A~2Dの「装置固有情報」と「位置情報」それに対応する「局番」とを含む設定情報は、マルチキャスト通信で全てのスレーブ装置2A~2Dに送信される。マスタ装置の局番参照部60では、前述の照合部601A、局番設定部602A、エラー通知部603Aの処理は実施しない。照合に係る処理はスレーブ装置2A~2Dの局番参照部60にて実行される。
[0034]
 スレーブ装置2A~2Dがマスタ装置1からマルチキャスト通信にて「装置固有情報」と「位置情報」それに対応する「局番」とを含む設定情報を受信した場合は、更新した構成収集フレームは構成収集フレーム転送設定部502Bによって、隣接する装置へ転送するための設定を行い、内部バス40を経由し、通信部30のデータ送信部302へ出力される。また、隣接する装置から更新された更新収集フレームを受信した場合は、構成データ生成部503Bによって、隣接する装置の「装置固有情報」と「位置情報」を含むネットワークの構成情報を生成する。生成した情報は記憶部504Bにて一時的に保存する。
[0035]
 局番参照部60では設定情報を記憶部604Bにて一時保存する。その設定情報と構成収集部50の構成データ生成部503Bで生成したネットワークの構成情報を照合部601Bにて照合する。照合結果が正しい場合は、自装置の設定情報を局番設定部602Bにより生成し、内部バス40を経由し、汎用記憶部80へ格納する。格納された情報を元にスレーブ装置は自装置の局番設定を実行する。また、設定情報とネットワークの構成情報を照合し、ネットワークの構成情報が全ての設定情報と合致しない場合は、エラー通知部603Bにてエラー通知フレームを生成し、内部バス40を経由して、通信部30へ出力する。生成されたエラー通知フレームは、ユニキャスト通信で管理装置3へ送信される。
[0036]
 図9は、実施の形態2の局番設定装置によりスレーブの局番を設定する動作を示すシーケンス図である。まずユーザが管理装置3上でネットワークの設定情報を設定する(ステップS17)。管理装置3はユーザの設定によって得た「装置固有情報」と「位置情報」それらに対応する「局番」とを含む設定情報を接続されるマスタ装置1へネットワークを介して送信する(ステップS18)。マスタ装置1はマルチキャスト通信により、ネットワーク上に存在する全てのスレーブ装置2A~2Dへ設定情報を送信する(ステップS19)。その後、マスタ装置1は構成収集フレームを生成し、隣接する装置へそれを送信する(ステップS20)。構成収集フレームを受信したいずれかのスレーブ装置2A~2Dはフレームの内容を更新し(ステップS21、S23)、更新したフレームをマルチキャスト通信でマスタ装置1及び全スレーブ装置2A~2Dへ転送する(ステップS22、S24)。この処理をネットワーク上に存在する全てのスレーブ装置2A~2Dの処理が完了するまで実施する。スレーブ装置は更新された構成収集フレームを保持し、全ての隣接する装置の更新処理が完了すると、各スレーブで収集構成情報を生成する(S25、S26)。生成した構成情報とマスタ装置1より受信した設定情報の「装置固有情報」と「位置情報」を照合し、合致した場合、自装置の「装置固有情報」と「位置情報」それらに対応する「局番」情報を元に自装置の局番設定を行う(ステップS29、S30)。
[0037]
 以上のような実施の形態2によれば、実施の形態1と同様に設定された位置情報と収集した位置情報を照合した上で、局番が設定されるので、ユーザが想定しているネットワーク装置間の接続関係と、実際のネットワーク装置間の接続関係とが整合した局番の設定を行うことができる。また、実施の形態2の場合マスタ装置1が全てのスレーブ装置2A~2D各々にユニキャストで局番情報を送信する必要がなくなり、各々のスレーブ装置における局番設定を各スレーブ装置で同時期にできるので、局番をユーザが設定してから局番設定が終了するまでの時間を短くできる。
[0038]
 なお、実施の形態1、2ではマスタ装置1とスレーブ装置2A~2Dをライン型で配線したネットワーク構成で各装置をデイジーチェーン接続し、データ転送をバケツリレー式に行う構成のものを説明したが、本発明は、図10のようなスター型の配線のネットワーク構成のFAシステム、あるいは図11のようなスター型とライン型の配線を混在させたネットワーク構成のFAシステムでも適用可能である。図10において、8はネットワーク上を流れるデータを送信先の装置へ転送するスイッチ装置である。各装置はスイッチ装置8を介して配線され、データ転送はスイッチ装置8により、各装置へ転送される。図12は、図10のネットワーク構成のFAシステムの場合のスレーブ装置2A~2Dがマスタ装置1へ送信する構成情報を示すデータ構成図であり、図13は、管理装置3がマスタ装置1に対して送信する設定情報を示すデータ構成図、図14はマスタ装置1が収集する構成情報を示すデータ構成図である。これらスター型のネットワーク構成のFAシステムであっても実施の形態1、2と同様の動作が行われるものである。

産業上の利用可能性

[0039]
 以上のような、本発明にかかるネットワーク装置の局番設定装置は、産業用ネットワークシステムに有用であり、特に、大量のスレーブ装置を構築する必要のあるシステムに好適である。

符号の説明

[0040]
 1 マスタ装置
 2A~2F スレーブ装置
 3 管理装置
 4 管理装置
 5 外部ネットワーク
 6 管理装置
 7 接続ケーブル
 8 スイッチ装置
 10 入出力ポート
 20 選択部
 30 通信部
 40 内部バス
 50 構成収集部
 60 局番参照部
 70 演算処理部
 80 汎用記憶部
 90 局番設定装置
 201 入出力ポート選択部
 202 ポート情報付与部
 301 データ受信部
 302 データ送信部
 501A 構成収集フレーム生成部
 502A 構成データ生成部
 503A 記憶部
 601A 照合部
 602A 局番設定部
 603A エラー通知部
 604A 記憶部
 501B 構成収集フレーム更新部
 502B 構成収集フレーム転送設定部
 503B 構成データ生成部
 504B 記憶部
 601B 照合部
 602B 局番設定部
 603B エラー通知部

 604B 記憶部

請求の範囲

[請求項1]
ネットワークに接続されるネットワーク装置の装置固有情報と接続位置を示す接続関係情報と局番が設定された設定情報を記憶する記憶部と、
前記ネットワークを介して、前記ネットワーク装置から、現在の各ネットワーク装置の装置固有情報、現在の接続された前記ネットワークにおける接続関係情報を含む構成情報を収集する構成収集部と、
前記記憶部に記憶された装置固有情報と前記構成収集部で収集した現在の装置固有情報、及び前記記憶部に記憶された接続関係情報と前記構成収集部で収集した現在の接続関係情報を照合する照合部と、
前記照合部において装置固有情報及び接続関係情報が整合したネットワーク装置に対応する前記局番を前記ネットワーク装置に設定する局番設定部と、
を備えるネットワーク装置の局番設定装置。
[請求項2]
前記接続関係情報は前記ネットワーク装置が前記ネットワークと接続する入出力ポートの番号と、前記入出力ポートに接続されるネットワーク装置の装置固有情報とで構成されることを特徴とする請求項1記載のネットワーク装置の局番設定装置。
[請求項3]
前記記憶部は前記ネットワーク経由で管理装置から通知される前記設定情報を記憶することを特徴とする請求項1または2に記載のネットワーク装置の局番設定装置。
[請求項4]
前記ネットワーク装置は、管理装置とマスタ装置と、マスタ装置に制御されるスレーブ装置とからなり、前記構成収集部はマスタ装置に設けられることを特徴とする請求項3記載のネットワーク装置の局番設定装置。
[請求項5]
前記装置固有情報は前記ネットワーク装置の型名情報またはMACアドレスであることを特徴とする請求項1または2に記載のネットワーク装置の局番設定装置。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3]

[ 図 4]

[ 図 5]

[ 図 6]

[ 図 7]

[ 図 8]

[ 図 9]

[ 図 10]

[ 図 11]

[ 図 12]

[ 図 13]

[ 図 14]