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1. WO2020195879 - 情報処理端末、情報処理方法、およびプログラム

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明 細 書

発明の名称 情報処理端末、情報処理方法、およびプログラム

技術分野

0001  

背景技術

0002  

先行技術文献

特許文献

0003  

発明の概要

発明が解決しようとする課題

0004   0005  

課題を解決するための手段

0006   0007  

図面の簡単な説明

0008  

発明を実施するための形態

0009   0010   0011   0012   0013   0014   0015   0016   0017   0018   0019   0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033   0034   0035   0036   0037   0038   0039   0040   0041   0042   0043   0044   0045   0046   0047   0048   0049   0050   0051   0052   0053   0054   0055   0056   0057   0058   0059   0060   0061   0062   0063   0064   0065   0066   0067   0068   0069   0070   0071   0072   0073   0074   0075   0076   0077   0078   0079   0080   0081   0082   0083   0084   0085   0086   0087   0088   0089   0090   0091   0092   0093   0094   0095   0096   0097   0098   0099   0100   0101   0102   0103   0104   0105   0106   0107   0108   0109   0110   0111   0112   0113   0114   0115   0116   0117   0118   0119   0120   0121   0122   0123   0124   0125   0126   0127   0128   0129   0130  

符号の説明

0131  

請求の範囲

1   2   3   4   5   6   7   8   9   10  

図面

1   2   3   4   5   6   7   8   9   10   11   12  

明 細 書

発明の名称 : 情報処理端末、情報処理方法、およびプログラム

技術分野

[0001]
 本技術は、情報処理端末、情報処理方法、およびプログラムに関し、特に、コンテンツの再生に関する設定を容易に切り替えることができるようにした情報処理端末、情報処理方法、およびプログラムに関する。

背景技術

[0002]
 録画済みの番組をスマートフォンやタブレット端末などの携帯端末に転送し、携帯端末を利用して番組を視聴する形態が普及してきている。前日のニュース番組を、標準の再生速度である1倍速より速い再生速度で通勤時間などに視聴するといったような使い方をするユーザが多い。

先行技術文献

特許文献

[0003]
特許文献1 : 特開2018-117311号公報

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0004]
 再生速度の切り替えに用いられる一般的なUIは、再生速度の選択肢をリスト表示し、リスト表示した選択肢の中から選んでもらう形のものが多い。このようなUIを用いた操作は、選択肢をリスト表示するための操作と、1つの選択肢を選択するための操作との2ステップの操作をユーザに強いる形になっている。
[0005]
 本技術はこのような状況に鑑みてなされたものであり、コンテンツの再生に関する設定を容易に切り替えることができるようにするものである。

課題を解決するための手段

[0006]
 本技術の一側面の情報処理端末は、再生に関する所定の設定の設定値としてデフォルト値を用いてコンテンツの再生を開始し、前記所定の設定を切り替えるための切り替え操作が行われた場合、前回の再生時に選択された設定値を用いて前記コンテンツを再生するように、前記コンテンツの再生を制御する制御部を備える。
[0007]
 本技術の一側面においては、再生に関する所定の設定の設定値としてデフォルト値を用いてコンテンツの再生を開始し、前記所定の設定を切り替えるための切り替え操作が行われた場合、前回の再生時に選択された設定値を用いて前記コンテンツを再生するように、前記コンテンツの再生が制御される。

図面の簡単な説明

[0008]
[図1] 本技術の一実施形態に係るコンテンツ再生システムの構成例を示す図である。
[図2] コンテンツ視聴アプリケーションの画面表示の例を示す図である。
[図3] メニュー領域を拡大して示す図である。
[図4] 再生速度リストの表示例を示す図である。
[図5] 1ステップ切替機能による再生速度の切り替えの例を示す図である。
[図6] 1ステップ切替機能による再生速度の切り替えの例を示す図である。
[図7] 携帯端末のハードウェア構成例を示すブロック図である。
[図8] アプリケーション構造の例を示す図である。
[図9] 携帯端末の機能構成例を示すブロック図である。
[図10] 携帯端末の再生処理について説明するフローチャートである。
[図11] メニュー領域を拡大して示す他の図である。
[図12] コンテンツの所在の例を示す図である。

発明を実施するための形態

[0009]
 以下、本技術を実施するための形態について説明する。説明は以下の順序で行う。
 1.コンテンツ再生システムの構成
 2.コンテンツ視聴アプリケーションにおける再生速度の切り替え
 3.携帯端末の構成
 4.携帯端末の動作
 5.変形例
[0010]
<コンテンツ再生システムの構成>
 図1は、本技術の一実施形態に係るコンテンツ再生システムの構成例を示す図である。
[0011]
 図1に示すコンテンツ再生システムは、記録装置1、TV(テレビジョン受像機)2、および携帯端末3により構成される。記録装置1、TV2、および携帯端末3は、例えば同じユーザが所有する機器である。
[0012]
 記録装置1は、放送波によって提供されるコンテンツ、CATV回線によって提供されるコンテンツ、インターネットを介して所定のサーバから提供されるコンテンツなどの、各種の伝送路を介して提供されるコンテンツを受信し、記録媒体に記録する。記録装置1には、HDD、SSDなどの記録媒体が、内蔵する形で、または外付けの形で設けられている。
[0013]
 記録装置1が処理するコンテンツは、放送局によって提供されるテレビジョン番組、動画配信サービスによって配信される動画コンテンツなどの、映像と音声とを含むコンテンツである。記録装置1が有する記録媒体には、複数のコンテンツが録画済みのコンテンツとして記録される。
[0014]
 記録装置1は、録画済みのコンテンツを再生し、コンテンツの映像と音声をTV2に出力する機能を有している。
[0015]
 また、記録装置1は、録画済みのコンテンツを、無線LAN、WANなどのネットワークを介して携帯端末3に転送する機能を有している。
[0016]
 携帯端末3は、記録装置1から転送されてきたコンテンツを受信し、メモリなどの内部の記録媒体に記録する。携帯端末3は、内部の記録媒体に記録したコンテンツを再生し、コンテンツの映像をディスプレイに表示させ、音声をスピーカから出力する。
[0017]
 このように、携帯端末3には、記録装置1から転送されてきたコンテンツを受信して記録するとともに、コンテンツを再生して出力する機能を有するアプリケーションであるコンテンツ視聴アプリケーションがインストールされている。
[0018]
 ユーザは、コンテンツ視聴アプリケーションを起動させ、所定の操作を行うことにより、記録装置1から携帯端末3にコンテンツを転送させたり、携帯端末3の内部の記録媒体に記録されたコンテンツを再生して、携帯端末3上で視聴したりすることができる。ユーザは、録画済みのコンテンツを、TV2を用いて視聴するだけでなく、携帯端末3を用いて外出先などで視聴することもできることになる。
[0019]
 図1の例においては、携帯端末3としてスマートフォンが示されているが、タブレット端末、PCなどの他のデバイスが携帯端末3として用いられるようにすることも可能である。
[0020]
<コンテンツ視聴アプリケーションにおける再生速度の切り替え>
 図2は、コンテンツ視聴アプリケーションの画面表示の例を示す図である。
[0021]
 図2に示すように、コンテンツ視聴アプリケーションの画面の略中央には、コンテンツの映像の表示領域である映像表示領域11が形成される。図2の例においては、録画済みのサッカー番組の映像が映像表示領域11に表示されている。
[0022]
 コンテンツ視聴アプリケーションの画面の上方には細幅帯状のメニュー領域12が形成される。メニュー領域12には、コンテンツの再生に関する設定に用いられるボタンが並べて表示される。
[0023]
 コンテンツ視聴アプリケーションの画面の下方には操作パネル領域13が形成される。操作パネル領域13には、再生開始ボタン、一時停止ボタン、スキップボタンなどのコンテンツの操作に用いられるボタンや、タイトルなどのコンテンツに関する情報が表示される。
[0024]
 携帯端末3のディスプレイにはタッチパネルが設けられている。ユーザは、メニュー領域12、操作パネル領域13にGUI(Graphical User Interface)として表示されているボタンを押下し、各種の操作を行うことができる。
[0025]
 図3は、メニュー領域12を拡大して示す図である。
[0026]
 破線で囲んで示すように、メニュー領域12には、音声切り替えボタン21、字幕切り替えボタン22、再生速度切り替えボタン23が表示される。図3に示す破線は、説明の便宜上図示しているものであり、実際に表示される線ではない。
[0027]
 音声切り替えボタン21は、音声設定に用いられるボタンである。音声切り替えボタン21が押下された場合、音声設定の設定値である「主音声」と「副音声」が並ぶリストが表示される。ユーザは、コンテンツの音声として主音声と副音声のいずれを用いるのかをリストから選択することができる。図3の例においては主音声が選択されている。
[0028]
 字幕切り替えボタン22は、字幕設定に用いられるボタンである。字幕切り替えボタン22が押下された場合、字幕設定の設定値である「オン」と「オフ」が並ぶリストが表示される。ユーザは、字幕表示をオンとするかオフとするかをリストから選択することができる。図3の例においては字幕表示オフが選択されている。
[0029]
 再生速度切り替えボタン23は、再生速度の設定に用いられるボタンである。図3の例においては、標準の再生速度である1倍速が選択されている。再生速度切り替えボタン23上に表示される「×1.0」は、1倍速が選択されていることを表している。
[0030]
 図4は、再生速度リストの表示例を示す図である。
[0031]
 コンテンツの再生中などの所定のタイミングで再生速度切り替えボタン23が押下された場合、図4に示すように、再生速度の設定値のリストである再生速度リスト23Aが、再生速度切り替えボタン23の下方に表示される。図4の例においては、「0.7倍速」、「標準」、「1.3倍速」、「1.5倍速」、「2.0倍速」の4種類の設定値が選択肢として表示されている。ユーザは、再生中のコンテンツの再生速度として、好みの再生速度を再生速度リスト23Aから選択することができる。
[0032]
 なお、図4の再生速度切り替えボタン23上に示す色付きの円は、再生速度切り替えボタン23が押下されたことを表す。以降の図においても同様である。
[0033]
 このように、コンテンツ視聴アプリケーションには、コンテンツの再生速度の切り替え機能が用意される。ユーザは、コンテンツの再生速度を切り替えることにより、早見再生/遅見再生によるコンテンツの視聴を行うことが可能となる。
[0034]
 また、コンテンツ視聴アプリケーションには、コンテンツの再生速度を、前回利用した再生速度と同じ再生速度に容易に切り替えることができる機能である1ステップ切替機能が用意される。
[0035]
 前回利用した再生速度は、例えば、コンテンツ視聴アプリケーションを利用してコンテンツを視聴する今回のタイミングを基準として、過去の直近に、コンテンツ視聴アプリケーションを利用してコンテンツを視聴したときにユーザが選択していた再生速度である。前回の再生時のコンテンツと今回の再生時のコンテンツとが同じコンテンツであってもよいし、異なるコンテンツであってもよい。
[0036]
 図5は、1ステップ切替機能による再生速度の切り替えの例を示す図である。
[0037]
 ここでは、前回のコンテンツの再生時に、ユーザが2.0倍速(×2.0)の再生速度を選択していたものとする。前回利用した再生速度が2.0倍速であることを表す情報が記憶され、コンテンツ視聴アプリケーションにより管理されている。
[0038]
 所定のコンテンツの再生を開始することが指示された場合、図5の左端の画面に示すように、ユーザにより選択されたコンテンツの再生が、標準(デフォルト)の再生速度で開始される。図5の左端に示す画面の再生速度切り替えボタン23上には、標準の再生速度が選択されていることを表す「×1.0」が表示されている。
[0039]
 標準の再生速度を用いた再生である通常再生が行われている場合において、矢印A1の先に示すように再生速度切り替えボタン23が1回押下されたとき、矢印A2の先に示すように、前回利用した再生速度と同じ2倍速の再生速度が選択される。コンテンツの再生速度が切り替わり、前回利用した2倍速の再生速度を用いて、コンテンツの再生が続けられる。
[0040]
 図5の右端に示す画面の再生速度切り替えボタン23上には、前回利用した再生速度と同じ再生速度が選択されていることを表す「×2.0」が表示されている。
[0041]
 このように、1ステップ切替機能は、コンテンツの再生開始時には通常再生を行い、再生速度切り替えボタン23が1回押下された場合、コンテンツの再生速度を、ユーザが前回利用した再生速度に切り替える機能である。
[0042]
 ユーザは、再生速度切り替えボタン23が1回押下するだけで、コンテンツの再生速度を、前回利用した再生速度に切り替えることができる。すなわち、ユーザは、再生速度切り替えボタン23を押下して再生速度リスト23Aを表示させ、その状態で、所定の再生速度を選択するといった2ステップの操作を行う必要がない。
[0043]
 図5の例においては、それぞれの画面の映像表示領域11に同じイラストが示されているが、実際には、コンテンツの映像は時間の経過に伴って変化することになる。
[0044]
 前回利用した再生速度である2倍速の再生速度を用いた再生が行われている場合において、図6の左端に示すように再生速度切り替えボタン23が1回押下されたとき、矢印A3の先に示すように再生速度リスト23Aが表示される。ユーザは、前回利用した再生速度(選択中の再生速度)とは異なる再生速度などの、好みの再生速度を再生速度リスト23Aから選択することができる。
[0045]
 このように、再生速度切り替えボタン23の1回目の押下は、コンテンツの再生速度を、前回利用した再生速度と同じ再生速度に切り替えるための操作となり、2回目の押下は、再生速度リスト23Aを表示させるための操作となる。
[0046]
 例えば1.5倍速の再生速度が再生速度リスト23Aから選択された場合、矢印A4の先に示すように、コンテンツの再生速度が切り替わり、1.5倍速の再生速度を用いて、コンテンツの再生が続けられる。図6の右端に示す画面の再生速度切り替えボタン23上には、1.5倍速の再生速度が選択されていることを表す「×1.5」が表示されている。
[0047]
 1.5倍速の再生速度が選択された場合、前回利用した再生速度が1.5倍速であることを表す情報が記憶され、次回のコンテンツの再生時に、適宜、コンテンツ視聴アプリケーションにより用いられる。
[0048]
 以上のように、ユーザは、1ステップ切替機能を用いることにより、コンテンツの再生速度を、容易に、前回利用した再生速度に切り替えることができる。以上のようにしてコンテンツの再生速度を切り替えるコンテンツ視聴アプリケーションの処理についてはフローチャートを参照して後述する。
[0049]
<携帯端末の構成>
 図7は、携帯端末3のハードウェア構成例を示すブロック図である。
[0050]
 CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103は、バス104により相互に接続されている。
[0051]
 バス104には、さらに、入出力インタフェース105が接続される。入出力インタフェース105には、ディスプレイ106、タッチパネル107、スピーカ108、カメラ109、メモリ110、通信部111、およびドライブ112が接続される。
[0052]
 ディスプレイ106は、LCDや有機ELディスプレイなどにより構成される。ディスプレイ106は、上述したようなコンテンツ視聴アプリケーションの画面を表示する。
[0053]
 タッチパネル107は、ディスプレイ106の表面に対するユーザの操作を検出し、ユーザの操作の内容を表す情報を出力する。
[0054]
 スピーカ108は、コンテンツの音声、音楽などの各種の音を出力する。
[0055]
 カメラ109は、ユーザの操作に応じて撮影を行い、画像データを出力する。
[0056]
 メモリ110は、CPU101が実行するプログラム、記録装置1から転送されてきたコンテンツなどの各種のデータを記憶する。
[0057]
 通信部111は、無線通信のインタフェースである。通信部111は、記録装置1や、インターネットを介して接続されるサーバなどの外部の装置と通信を行う。
[0058]
 ドライブ112は、メモリカードなどのリムーバブルメディア113を駆動し、リムーバブルメディア113に対するデータの書き込み、リムーバブルメディア113に記憶されているデータの読み出しを行う。
[0059]
 図8は、アプリケーション構造の例を示す図である。
[0060]
 図8に示すように、携帯端末3には、OS(Operating System)上で動作する複数のアプリケーションがインストールされる。図8の例においては、上述したコンテンツ視聴アプリケーションの他に、Webブラウザ、メール管理アプリケーション、および音楽再生アプリケーションが示されている。
[0061]
 Webブラウザは、インターネット上のサーバから受信した情報に基づいてWebページを表示させる。メール管理アプリケーションはメーラーであり、電子メールの送受信を管理する。音楽再生アプリケーションは、携帯端末3のメモリ110に記憶されている音楽データや、インターネットを介して受信した音楽データを再生し、携帯端末3のスピーカ108から音楽を出力させる。
[0062]
 このように、携帯端末3は、コンテンツ視聴アプリケーションを含む各種のアプリケーションをインストールして機能を拡張することが可能なデバイスである。
[0063]
 図9は、携帯端末3の機能構成例を示すブロック図である。
[0064]
 携帯端末3においては、図7のCPU101によりコンテンツ視聴アプリケーションが実行されることによって情報処理部121が実現される。携帯端末3は、情報処理部121を有する情報処理端末である。
[0065]
 図9に示すように、情報処理部121は、再生制御部131、コンテンツ取得部132、再生部133、出力制御部134、およびGUI表示制御部135から構成される。
[0066]
 再生制御部131は、再生部133によるコンテンツの再生を制御する。例えば、再生制御部131は、コンテンツの再生速度を、前回利用した再生速度と同じ再生速度に切り替える。再生制御部131が有する再生速度情報記憶部131Aには、ユーザが前回利用した再生速度を表す情報が記憶されている。
[0067]
 また、再生制御部131は、出力制御部134によるコンテンツの出力を制御する。再生制御部131による制御に従って、コンテンツの映像がディスプレイ106に表示され、コンテンツの音声がスピーカ108から出力される。
[0068]
 コンテンツ取得部132は、再生対象とするコンテンツのデータを取得する。例えば、記録装置1から転送され、メモリ110に記憶されているコンテンツのうち、ユーザにより選択されたコンテンツがコンテンツ取得部132により取得される。
[0069]
 コンテンツ取得部132は、コンテンツのデータからビデオデータを抽出して再生部133のビデオデコーダ141に出力し、オーディオデータを抽出してオーディオデコーダ142に出力する。
[0070]
 再生部133は、ビデオデコーダ141とオーディオデコーダ142から構成される。
[0071]
 ビデオデコーダ141は、コンテンツのビデオデータをデコードし、デコードして得られた映像のデータを表示制御部151に出力する。
[0072]
 オーディオデコーダ142は、コンテンツのオーディオデータをデコードし、デコードして得られた音声のデータを音声出力制御部152に出力する。
[0073]
 出力制御部134は、表示制御部151と音声出力制御部152から構成される。
[0074]
 表示制御部151は、ビデオデコーダ141から供給されたデータに基づいて、コンテンツの映像をディスプレイ106に表示させる。
[0075]
 音声出力制御部152は、オーディオデコーダ142から供給されたデータに基づいて、コンテンツの音声をスピーカ108から出力させる。
[0076]
 GUI表示制御部135は、図5、図6を参照して説明したようにして、コンテンツ視聴アプリケーションの画面を構成するメニュー領域12の表示をユーザの操作に応じて制御する。
[0077]
<携帯端末の動作>
 ここで、図10のフローチャートを参照して、コンテンツを再生する携帯端末3の処理について説明する。
[0078]
 図10の処理は、コンテンツ視聴アプリケーションがアクティブとなり、再生対象とするコンテンツがユーザにより選択されたときに開始される。ユーザにより選択されたコンテンツのデータは、コンテンツ取得部132により取得され、再生部133に供給される。
[0079]
 ステップS1において、再生制御部131は、再生部133を制御し、標準の再生速度を用いた再生である通常再生を行う。
[0080]
 ステップS2において、再生制御部131は、再生速度切り替えボタン23が押下されたか否かを判定する。
[0081]
 再生速度切り替えボタン23が押下されていないとステップS2において判定した場合、ステップS3において、再生制御部131は、コンテンツの再生を終了するか否かを判定する。
[0082]
 ステップS3において、コンテンツの再生を終了すると判定した場合、再生制御部131は、コンテンツの再生を終了させ、コンテンツの再生を終了しないと判定した場合、ステップS1に戻り、通常再生を続ける。
[0083]
 一方、再生速度切り替えボタン23が押下されたとステップS2において判定した場合、ステップS4において、再生制御部131は、コンテンツの再生速度を切り替え、前回利用した再生速度と同じ再生速度を用いて、コンテンツの再生を続ける。前回利用した再生速度は、再生速度情報記憶部131Aに記憶されている情報に基づいて特定される。
[0084]
 これにより、1ステップ切替機能が実現され、ユーザが前回利用した再生速度と同じ再生速度を用いて、コンテンツの早見再生/遅見再生が行われる。
[0085]
 ステップS5において、再生制御部131は、再生速度切り替えボタン23が再度押下されたか否かを判定する。
[0086]
 再生速度切り替えボタン23が押下されていないとステップS5において判定した場合、ステップS6において、再生制御部131は、コンテンツの再生を終了するか否かを判定する。
[0087]
 ステップS6において、コンテンツの再生を終了すると判定した場合、再生制御部131は、コンテンツの再生を終了させ、コンテンツの再生を終了しないと判定した場合、ステップS7に進み、現在の再生速度でのコンテンツの再生を続ける。その後、処理はステップS5に戻り、以上の処理が繰り返される。
[0088]
 一方、再生速度切り替えボタン23が押下されたとステップS5において判定された場合、ステップS8において、GUI表示制御部135は、再生速度リスト23Aを表示させる。
[0089]
 ステップS9において、再生制御部131は、選択中の再生速度とは異なる再生速度などの、所定の再生速度が再生速度リスト23Aから選択されたか否かを判定する。再生速度が選択されていないとステップS9において判定された場合、ステップS6に進み、それ以降の処理が行われる。
[0090]
 再生速度が選択されたとステップS9において判定した場合、ステップS10において、再生制御部131は、コンテンツの再生速度を切り替え、再生速度リスト23Aから選択された再生速度を用いて、コンテンツの再生を続ける。
[0091]
 ステップS11において、再生制御部131は、選択された再生速度を表す情報を再生速度情報記憶部131Aに記憶させる。再生速度情報記憶部131Aに記憶された情報により表される再生速度は、次回の再生時の1ステップ切替機能の操作時に用いられる。
[0092]
 ステップS12において、再生制御部131は、コンテンツの再生を終了するか否かを判定し、コンテンツの再生を終了しないと判定した場合、ステップS5に戻り、以上の処理を繰り返す。
[0093]
 一方、ステップS12において、コンテンツの再生を終了すると判定した場合、再生制御部131は、コンテンツの再生を終了させる。
[0094]
 以上の処理により、ユーザは、再生速度切り替えボタン23を1回押下するだけで、コンテンツの再生速度を、前回利用した再生速度と同じ再生速度に容易に切り替えることができる。
[0095]
 ユーザは、好みの再生速度を一度選択しておくことにより、次回以降のコンテンツの再生時に、容易に、コンテンツの再生速度を好みの再生速度に切り替えることができる。
[0096]
 早見再生の選択に用いられるボタンと遅見再生の選択に用いられるボタンの機能を1つのボタンである再生速度切り替えボタン23にまとめて持たせることが可能となる。
[0097]
<変形例>
・再生速度以外の設定に適用した例
 コンテンツの再生速度を1ステップ切替機能によって切り替える場合について説明したが、1ステップ切替機能による設定の切り替えは、音声設定、字幕設定などの、コンテンツの再生に関する各種の設定に適用可能である。
[0098]
 音声設定の切り替えは、上述した音声切り替えボタン21(図3)を用いて行われる。また、字幕設定の切り替えは、字幕切り替えボタン22を用いて行われる。
[0099]
 1ステップ切替機能によって音声設定の設定値の切り替えを行う場合について説明する。ここでは、前回の音声設定として、ユーザが副音声を利用しているものとする。
[0100]
 この場合、コンテンツの再生開始時には、標準の音声設定である例えば主音声を用いて、コンテンツの再生が行われる。
[0101]
 主音声を用いたコンテンツの再生中に、音声切り替えボタン21が1回押下された場合、音声設定が、前回利用した音声設定である副音声に切り替えられる。
[0102]
 副音声を用いたコンテンツの再生中に、音声切り替えボタン21が再度押下された場合、音声設定のリストが表示され、主音声と副音声のいずれかを選択することが可能となる。ここで選択された音声が、前回利用した音声設定を表す情報として記憶される。
[0103]
 字幕設定についても同様にして1ステップ切替機能により切り替えることが可能とされる。
[0104]
 音声設定と字幕設定だけでなく、画質の設定、音質の設定などの、コンテンツの再生に関する各種の設定に1ステップ切替機能を適用可能である。
[0105]
 コンテンツの再生に関する複数の設定を、1ステップ切替機能によりまとめて切り替えることが可能とされるようにしてもよい。
[0106]
 図11は、メニュー領域12を拡大して示す他の図である。
[0107]
 図11の例においては、再生速度切り替えボタン23の右隣にボタン24が表示されている。ボタン24は、コンテンツの再生に関する複数の設定を、1ステップ切替機能によりまとめて切り替えるときに操作されるボタンである。
[0108]
 標準の設定値を用いてコンテンツの再生が行われている場合において、ボタン24が1回押下された場合、音声設定、字幕設定、再生速度の設定のそれぞれの設定値が、ユーザが前回利用した設定値と同じ設定値に切り替えられる。
[0109]
 このように、複数の設定を1ステップ切替機能によりまとめて切り替えることができるようにしてもよい。
[0110]
・コンテンツの所在に応じた1ステップ切替機能の制御
 再生速度の設定の1ステップ切替機能による切り替えの有効/無効が、コンテンツの所在(供給元)に応じて制御されるようにしてもよい。
[0111]
 図12は、コンテンツの所在の例を示す図である。
[0112]
 図12のAに示すように、再生対象のコンテンツが携帯端末3内の記録媒体に記録されている場合、再生速度の設定の1ステップ切替機能による切り替えが有効となる。ユーザは、上述したようにして、コンテンツの再生速度を、1ステップ切替機能を用いて切り替えることができる。
[0113]
 一方、図12のBに示すように、再生対象のコンテンツが記録装置1内の記録媒体に記録されており、携帯端末3上でのコンテンツの視聴がストリーミングによって行われる場合、機器の性能や通信速度の制限により、再生速度の切り替え自体が不可とされる。この場合、再生速度の設定の1ステップ切替機能による切り替えが無効となる。
[0114]
・その他
 記録装置1から転送され、携帯端末3内に記録されたコンテンツを再生する場合について説明したが、1ステップ切替機能による設定の切り替えを、動画配信サービスによって配信される動画コンテンツの再生時に利用することができるようにしてもよい。この場合、図9の情報処理部121の構成のうちの少なくとも一部は、動画配信サービスを提供するサーバにおいて実現される。
[0115]
 1ステップ切替機能により切り替えられる設定値が、再生中のコンテンツのジャンル毎に異なるようにしてもよい。
[0116]
 例えば、再生速度の設定を1ステップ切替機能により切り替えることが指示された場合、再生中のコンテンツのジャンルが「ニュース」であるときには、2倍速に切り替えられ、「映画」であるときには、1倍速に切り替えられる。
[0117]
 このように、ジャンルなどのコンテンツの属性毎に、1ステップ切替機能により切り替える設定値をユーザが個別に選択できるようにしてもよい。
[0118]
 再生対象となるコンテンツが映像と音声を含むコンテンツであるものとしたが、録音した音声などの、他のコンテンツの再生時に、上述したような1ステップ切替機能が用いられるようにしてもよい。
[0119]
 1ステップ切替機能を利用するための操作が再生速度切り替えボタン23を1回押下する操作であるものとしたが、スワイプ操作、ジェスチャ操作などの他の操作によって1ステップ切替機能を利用することができるようにしてもよい。
[0120]
・プログラムについて
 上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行することもできるし、ソフトウェアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行する場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、汎用のパーソナルコンピュータなどにインストールされる。
[0121]
 インストールされるプログラムは、光ディスク(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disc)等)や半導体メモリなどよりなる図7に示されるリムーバブルメディア113に記録して提供される。また、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供されるようにしてもよい。プログラムは、ROM102やメモリ110に、あらかじめインストールしておくことができる。
[0122]
 なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
[0123]
 本明細書において、システムとは、複数の構成要素(装置、モジュール(部品)等)の集合を意味し、すべての構成要素が同一筐体中にあるか否かは問わない。したがって、別個の筐体に収納され、ネットワークを介して接続されている複数の装置、及び、1つの筐体の中に複数のモジュールが収納されている1つの装置は、いずれも、システムである。
[0124]
 本明細書に記載された効果はあくまで例示であって限定されるものでは無く、また他の効果があってもよい。
[0125]
 本技術の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
[0126]
 例えば、本技術は、1つの機能をネットワークを介して複数の装置で分担、共同して処理するクラウドコンピューティングの構成をとることができる。
[0127]
 また、上述のフローチャートで説明した各ステップは、1つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。
[0128]
 さらに、1つのステップに複数の処理が含まれる場合には、その1つのステップに含まれる複数の処理は、1つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。
[0129]
・構成の組み合わせ例
 本技術は、以下のような構成をとることもできる。
[0130]
(1)
 再生に関する所定の設定の設定値としてデフォルト値を用いてコンテンツの再生を開始し、前記所定の設定を切り替えるための切り替え操作が行われた場合、前回の再生時に選択された設定値を用いて前記コンテンツを再生するように、前記コンテンツの再生を制御する制御部を備える
 情報処理端末。
(2)
 前回の再生時に選択された設定値を用いて前記コンテンツを再生している場合において、前記切り替え操作と同じ操作が行われたとき、設定値の選択に用いられるリストを表示させる表示制御部をさらに備える
 前記(1)に記載の情報処理端末。
(3)
 前記切り替え操作は、ボタンを1回押下する操作である
 前記(1)または(2)に記載の情報処理端末。
(4)
 前記リストから選択された設定値を表す情報を、前回の再生時に選択された設定値を表す情報として記憶する記憶部をさらに備える
 前記(2)に記載の情報処理端末。
(5)
 前記制御部は、前記切り替え操作が行われた場合に前回の再生時に選択された設定値を用いて前記コンテンツを再生する機能を、前記コンテンツの供給元に応じて有効にする
 前記(1)乃至(4)のいずれかに記載の情報処理端末。
(6)
 前記制御部は、前記コンテンツの供給元が前記情報処理端末の内部の記録媒体である場合には前記機能を有効とし、前記コンテンツの供給元が、ネットワークを介して接続される外部の装置の記録媒体である場合には前記機能を無効とする
 前記(5)に記載の情報処理端末。
(7)
 前記制御部は、前記切り替え操作が行われた場合、前記コンテンツと同じジャンルのコンテンツの前回の再生時に選択された設定値を用いて前記コンテンツを再生する
 前記(1)乃至(6)のいずれかに記載の情報処理端末。
(8)
 前記所定の設定は、映像と音声を含む前記コンテンツの再生速度の設定である
 前記(1)乃至(7)のいずれかに記載の情報処理端末。
(9)
 情報処理端末が、
 再生に関する所定の設定の設定値としてデフォルト値を用いてコンテンツの再生を開始し、
 前記所定の設定を切り替えるための切り替え操作が行われた場合、前回の再生時に選択された設定値を用いて前記コンテンツを再生するように、前記コンテンツの再生を制御する
 情報処理方法。
(10)
 コンピュータに、
 再生に関する所定の設定の設定値としてデフォルト値を用いてコンテンツの再生を開始し、
 前記所定の設定を切り替えるための切り替え操作が行われた場合、前回の再生時に選択された設定値を用いて前記コンテンツを再生するように、前記コンテンツの再生を制御する
 処理を実行させるためのプログラム。

符号の説明

[0131]
 1 記録装置, 3 携帯端末, 121 情報処理部, 131 再生制御部, 131A 再生速度情報記憶部, 132 コンテンツ取得部, 133 再生部, 134 出力制御部, 135 GUI表示制御部

請求の範囲

[請求項1]
 再生に関する所定の設定の設定値としてデフォルト値を用いてコンテンツの再生を開始し、前記所定の設定を切り替えるための切り替え操作が行われた場合、前回の再生時に選択された設定値を用いて前記コンテンツを再生するように、前記コンテンツの再生を制御する制御部を備える
 情報処理端末。
[請求項2]
 前回の再生時に選択された設定値を用いて前記コンテンツを再生している場合において、前記切り替え操作と同じ操作が行われたとき、設定値の選択に用いられるリストを表示させる表示制御部をさらに備える
 請求項1に記載の情報処理端末。
[請求項3]
 前記切り替え操作は、ボタンを1回押下する操作である
 請求項1に記載の情報処理端末。
[請求項4]
 前記リストから選択された設定値を表す情報を、前回の再生時に選択された設定値を表す情報として記憶する記憶部をさらに備える
 請求項1に記載の情報処理端末。
[請求項5]
 前記制御部は、前記切り替え操作が行われた場合に前回の再生時に選択された設定値を用いて前記コンテンツを再生する機能を、前記コンテンツの供給元に応じて有効にする
 請求項1に記載の情報処理端末。
[請求項6]
 前記制御部は、前記コンテンツの供給元が前記情報処理端末の内部の記録媒体である場合には前記機能を有効とし、前記コンテンツの供給元が、ネットワークを介して接続される外部の装置の記録媒体である場合には前記機能を無効とする
 請求項5に記載の情報処理端末。
[請求項7]
 前記制御部は、前記切り替え操作が行われた場合、前記コンテンツと同じジャンルのコンテンツの前回の再生時に選択された設定値を用いて前記コンテンツを再生する
 請求項1に記載の情報処理端末。
[請求項8]
 前記所定の設定は、映像と音声を含む前記コンテンツの再生速度の設定である
 請求項1に記載の情報処理端末。
[請求項9]
 情報処理端末が、
 再生に関する所定の設定の設定値としてデフォルト値を用いてコンテンツの再生を開始し、
 前記所定の設定を切り替えるための切り替え操作が行われた場合、前回の再生時に選択された設定値を用いて前記コンテンツを再生するように、前記コンテンツの再生を制御する
 情報処理方法。
[請求項10]
 コンピュータに、
 再生に関する所定の設定の設定値としてデフォルト値を用いてコンテンツの再生を開始し、
 前記所定の設定を切り替えるための切り替え操作が行われた場合、前回の再生時に選択された設定値を用いて前記コンテンツを再生するように、前記コンテンツの再生を制御する
 処理を実行させるためのプログラム。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3]

[ 図 4]

[ 図 5]

[ 図 6]

[ 図 7]

[ 図 8]

[ 図 9]

[ 図 10]

[ 図 11]

[ 図 12]