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1. WO2020129961 - 作業車

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明 細 書

発明の名称 作業車

技術分野

0001  

背景技術

0002  

先行技術文献

特許文献

0003  

発明の概要

発明が解決しようとする課題

0004   0005  

課題を解決するための手段

0006   0007   0008   0009   0010   0011   0012   0013   0014   0015  

図面の簡単な説明

0016  

発明を実施するための形態

0017   0018   0019   0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029  

産業上の利用可能性

0030  

符号の説明

0031  

請求の範囲

1   2   3   4   5  

図面

1   2   3   4   5   6   7  

明 細 書

発明の名称 : 作業車

技術分野

[0001]
 本発明は、衛星からの位置情報を受信する受信装置を備えている作業車に関する。

背景技術

[0002]
 上記のような作業車として、例えば、特許文献1に記載の作業車が既に知られている。特許文献1に記載の作業車には、運転座席の周囲に設けられたロプス(文献では「ロプス〔26〕」)と、衛星からの位置情報を受信する受信装置(文献では「受信アンテナ〔51〕」)と、が備えられている。特許文献1に記載の作業車では、受信装置は、ロプスの上部に支持されている。

先行技術文献

特許文献

[0003]
特許文献1 : 特開2016-154501号公報

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0004]
 特許文献1に記載の作業車では、受信装置用のハーネスを、制御装置と接続するために、ロプスの上部から下方に向かって延ばす必要がある。この場合、ハーネスを容易に配策するために、ハーネスをどのように配策するか検討の余地がある。
[0005]
 上記状況に鑑み、受信装置用のハーネスを容易に配策することが可能な作業車が要望されている。

課題を解決するための手段

[0006]
 本発明の特徴は、運転座席の周囲に設けられたロプスと、前記ロプスの上部に支持され、衛星からの位置情報を受信する受信装置と、を備え、前記受信装置用のハーネスが前記ロプスの外周面に沿って配策され、前記ハーネスを覆うカバーを備えていることにある。
[0007]
 本特徴構成によれば、ハーネスをロプスの外周面に沿わせて容易に配策することができる。また、ハーネスをカバーで覆うことにより、ハーネスを保護し、かつ、ハーネスの露出を少なくして見栄えを良くすることができる。
[0008]
 さらに、本発明において、前記ハーネスは、前記ロプスの外周面のうち機体内方側を向く内方側部分に沿って配策され、前記カバーは、前記ハーネスを前方及び下方から覆うように構成されていると好適である。
[0009]
 本特徴構成によれば、ハーネスがロプスに対して機体内方側に位置することになる。これにより、ハーネスに対して機体外方側から他物が接触するのを防止することができる。また、ハーネスを前方及び下方からカバーで覆うことにより、運転席側へのハーネスの露出を少なくすることができる。
[0010]
 さらに、本発明において、前記ロプスは、前記運転座席に対して横外側に位置し、かつ、上下方向に延びる左右一対の支柱部と、前記運転座席に対して上側に位置し、かつ、機体左右方向に延びる梁部と、を有し、前記受信装置は、前記梁部に支持され、前記ハーネスは、前記梁部と前記支柱部とに亘って配策され、前記カバーは、前記梁部と前記支柱部とに亘って延びていると好適である。
[0011]
 本特徴構成によれば、受信装置がロプスのうち比較的高い位置に位置する梁部に支持されている。これにより、受信装置が障害物の影響を受けることなく、位置情報の受信を良好に行うことができる。また、ハーネスを梁部と支柱部とに亘って配策することにより、ハーネスを梁部から下方に向かって容易に延ばすことができる。さらに、カバーが梁部と支柱部とに亘って延びているため、梁部と支持部とに亘る長い区間に亘って、ハーネスをカバーで覆うことができる。
[0012]
 さらに、本発明において、前記カバーは、前記ハーネスが後方から前記カバーの内部に入り込み可能なように、後方に向かって開口する断面形状に形成されていると好適である。
[0013]
 本特徴構成によれば、ハーネスをカバーの後方からカバーの内部に入り込ませることにより、ハーネスを容易に組み付けることができる。
[0014]
 さらに、本発明において、前記ハーネスは、固定具によって前記カバーに固定されていると好適である。
[0015]
 本特徴構成によれば、ハーネスがカバーから外れないようにすることができる。

図面の簡単な説明

[0016]
[図1] トラクタを示す左側面図である。
[図2] トラクタを示す平面図である。
[図3] ロプスを示す背面図である。
[図4] 図3におけるIV-IV断面図である。
[図5] ハーネス及びハーネスカバーを示す背面図である。
[図6] ハーネス及びハーネスカバーを示す斜視図である。
[図7] 図5におけるVII-VII断面図である。

発明を実施するための形態

[0017]
 本発明を実施するための形態について、図面に基づき説明する。
[0018]
〔トラクタの全体構成〕
 図1及び図2には、トラクタ(作業車)を示している。本トラクタには、走行機体1が備えられている。走行機体1は、例えば、四輪駆動式の走行機体によって構成されている。走行機体1には、駆動可能かつ操舵可能な左右一対の前輪2Fと、駆動可能な左右一対の後輪2Bと、が備えられている。左右一対の後輪2Bを夫々覆う左右一対のフェンダー3が設けられている。
[0019]
 走行機体1の前半部には、原動部4が設けられている。原動部4には、エンジンEと、エンジンEを収容するボンネット5と、が備えられている。走行機体1の後半部には、運転者が搭乗する運転部6が設けられている。運転部6には、運転者が着座する運転座席7と、走行機体1を操舵操作するためのステアリングハンドル8と、が備えられている。運転座席7の周囲には、ロプス9が設けられている。走行機体1の後端部には、ロータリ耕耘装置等の作業装置(図示省略)が装着されるリンク機構10が設けられている。
[0020]
 本トラクタには、GPSアンテナユニット11(受信装置)と、慣性計測装置(図示省略)と、が備えられている。GPSアンテナユニット11は、GPS(Global Positioning System)衛星からの位置情報を受信して、当該受信した位置情報に基づいて走行機体1の位置を測定する装置である。前記慣性計測装置は、走行機体1の慣性情報(ヨー角、ピッチ角、ロール角等)を計測する装置である。本トラクタには、GPSアンテナユニット11によって測定された走行機体1の位置及び前記慣性計測装置によって計測された走行機体1の慣性情報に基づいて、走行機体1が目標走行経路に沿って走行するように、走行機体1を自動操舵する自動操舵機構(図示省略)が備えられている。
[0021]
〔ロプス〕
 図3及び図4に示すように、ロプス9には、運転座席7に対して横外側に位置し、かつ、上下方向に延びる左右一対の支柱部9Aと、運転座席7に対して上側に位置し、かつ、機体左右方向に延びる梁部9Bと、が備えられている。ロプス9は、機体左右方向に延びる軸心X1周りで後方に折り畳み可能に構成されている。
[0022]
 左側の支柱部9A及び右側の支柱部9Aには、夫々、リヤコンビランプ12が取り付けられている。左側の支柱部9A及び右側の支柱部9Aには、夫々、リヤコンビランプ12が取り付けられる取り付け部9aが設けられている。梁部9Bには、低速車マーク13が取り付けられている。低速車マーク13は、梁部9Bの左右中心C1(機体の左右中心)に対して左側に偏倚した箇所に配置されている。
[0023]
〔GPSアンテナユニット〕
 図3から図7に示すように、GPSアンテナユニット11は、ロプス9の上部に支持されている。具体的には、GPSアンテナユニット11は、その左右中心が機体の左右中心(梁部9Bの左右中心C1)と一致する状態で、梁部9Bの左右中央部に支持されている。梁部9Bの左右中央部には、GPSアンテナユニット11を支持するGPSステー14が設けられている。GPSステー14は、梁部9Bから後方に向かって張り出す状態で梁部9Bに支持(片持ち支持)されている。GPSステー14は、梁部9Bを前方から貫通するボルト15によって、梁部9Bに固定されている。GPSアンテナユニット11は、GPSステー14に載置支持された状態で、GPSステー14を下方から貫通するボルト16によって、GPSステー14に固定されている。
[0024]
〔ハーネス〕
 GPSアンテナユニット11と前記自動操舵機構等を制御する制御装置(図示省略)とに亘って、GPSアンテナユニット11用のハーネス17が設けられている。ハーネス17は、ロプス9の外周面に沿って配策されている。具体的には、ハーネス17は、ロプス9の外周面のうち機体内方側を向く内方側部分Sに沿って配策されている。ハーネス17は、GPSアンテナユニット11の右側部からGPSアンテナユニット11に対して低速車マーク13が位置する側とは反対側(右側)に引き出された状態で、梁部9Bの右側部分と右側の支柱部9Aとに亘って配策されている。ハーネス17は、右側の取り付け部9aの前面に沿って下方に延び、かつ、右側のフェンダー3のうち軸心X1よりも後側の部分を貫通して前記制御装置まで延びている。
[0025]
〔カバー〕
 ハーネス17を覆うカバー18が設けられている。カバー18は、梁部9Bの右側部分と右側の支柱部9Aの上部とに亘って延びている。ハーネス17は、固定具19によってカバー18(垂直部18a)及び右側の取り付け部9aに固定されている。カバー18には、梁部9Bの右側部分に沿う部分と、右側の支柱部9Aの上部に沿う部分と、梁部9Bと右側の支柱部9Aとに亘る湾曲部分に沿う部分と、が備えられている。カバー18は、ハーネス17を前方及び内方側部分Sに対向する側(下方及び横内方等)から覆うように構成されている。カバー18は、ハーネス17が後方からカバー18の内部に入り込み可能なように、後方に向かって開口する断面形状(略L字形の断面形状)に形成されている。カバー18には、内方側部分Sに対して垂直な垂直部18aと、垂直部18aのうち内方側部分Sとは反対側の端部から内方側部分Sに対して平行な状態で後方に向かって延び出る底部18bと、が備えられている。
[0026]
〔別実施形態〕
(1)上記実施形態では、ハーネス17は、ロプス9の外周面のうち機体内方側を向く内方側部分Sに沿って配策されている。しかし、ハーネス17は、ロプス9の外周面のうち機体外方側を向く外方側部分(ロプス9の前面、後面、上面及び横外面等)に沿って配策されていてもよい。
[0027]
(2)上記実施形態では、ハーネス17は、梁部9Bの右側部分と右側の支柱部9Aとに亘って配策されている。しかし、ハーネス17は、梁部9Bの左側部分と左側の支柱部9Aとに亘って配策されていてもよい。
[0028]
(3)上記実施形態では、カバー18は、梁部9Bの右側部分と右側の支柱部9Aの上部とに亘って延びている。すなわち、カバー18は、ハーネス17のうち右側の支柱部9Aの上部よりも下側の部分を覆っていない。しかし、カバー18は、梁部9Bの右側部分と右側の支柱部9Aの下部とに亘って延びていてもよい。すなわち、カバー18は、ハーネス17のうち右側の支柱部9Aの上部よりも下側の部分も覆っていてもよい。
[0029]
(4)上記実施形態では、カバー18は、ハーネス17が後方からカバー18の内部に入り込み可能なように、後方に向かって開口する断面形状に形成されている。しかし、カバー18は、ハーネス17が前方からカバー18の内部に入り込み可能なように、前方に向かって開口する断面形状に形成されていてもよい。あるいは、カバー18は、略U字形の断面形状(前方、後方及び下方に向かって開口しない断面形状)に形成されていてもよい。

産業上の利用可能性

[0030]
 本発明は、衛星からの位置情報を受信する受信装置を備えている作業車(例えば、トラクタ)に利用可能である。

符号の説明

[0031]
 7 運転座席
 9 ロプス
 9A 支柱部
 9B 梁部
 11 GPSアンテナユニット(受信装置)
 17 ハーネス
 18 カバー
 19 固定具
 S 内方側部分

請求の範囲

[請求項1]
 運転座席の周囲に設けられたロプスと、
 前記ロプスの上部に支持され、衛星からの位置情報を受信する受信装置と、を備え、
 前記受信装置用のハーネスが前記ロプスの外周面に沿って配策され、
 前記ハーネスを覆うカバーを備えている作業車。
[請求項2]
 前記ハーネスは、前記ロプスの外周面のうち機体内方側を向く内方側部分に沿って配策され、
 前記カバーは、前記ハーネスを前方及び下方から覆うように構成されている請求項1に記載の作業車。
[請求項3]
 前記ロプスは、前記運転座席に対して横外側に位置し、かつ、上下方向に延びる左右一対の支柱部と、前記運転座席に対して上側に位置し、かつ、機体左右方向に延びる梁部と、を有し、
 前記受信装置は、前記梁部に支持され、
 前記ハーネスは、前記梁部と前記支柱部とに亘って配策され、
 前記カバーは、前記梁部と前記支柱部とに亘って延びている請求項2に記載の作業車。
[請求項4]
 前記カバーは、前記ハーネスが後方から前記カバーの内部に入り込み可能なように、後方に向かって開口する断面形状に形成されている請求項3に記載の作業車。
[請求項5]
 前記ハーネスは、固定具によって前記カバーに固定されている請求項1から4の何れか一項に記載の作業車。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3]

[ 図 4]

[ 図 5]

[ 図 6]

[ 図 7]