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1. WO2020129229 - 無線ノード、及び、無線通信方法

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明 細 書

発明の名称 無線ノード、及び、無線通信方法

技術分野

0001  

背景技術

0002   0003  

先行技術文献

非特許文献

0004  

発明の概要

発明が解決しようとする課題

0005   0006  

課題を解決するための手段

0007  

発明の効果

0008  

図面の簡単な説明

0009  

発明を実施するための形態

0010   0011   0012   0013   0014   0015   0016   0017   0018   0019   0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033   0034   0035   0036   0037   0038   0039   0040   0041   0042   0043   0044   0045   0046   0047   0048   0049   0050   0051   0052   0053   0054   0055   0056   0057   0058   0059   0060   0061   0062   0063   0064   0065   0066   0067   0068   0069   0070   0071   0072   0073   0074   0075   0076   0077   0078   0079   0080   0081   0082   0083   0084   0085   0086   0087   0088   0089   0090   0091   0092   0093   0094   0095   0096   0097   0098   0099   0100   0101   0102   0103   0104   0105   0106   0107   0108   0109   0110   0111   0112   0113   0114   0115   0116   0117   0118   0119   0120   0121   0122   0123   0124   0125   0126   0127   0128   0129   0130   0131   0132   0133   0134   0135   0136   0137   0138   0139   0140   0141   0142   0143   0144   0145   0146   0147   0148   0149   0150   0151   0152   0153   0154   0155   0156   0157   0158  

産業上の利用可能性

0159  

符号の説明

0160  

請求の範囲

1   2   3   4   5   6  

図面

1   2   3   4   5   6A   6B   7A   7B   8   9  

明 細 書

発明の名称 : 無線ノード、及び、無線通信方法

技術分野

[0001]
 本開示は、無線ノード、及び、無線通信方法に関する。

背景技術

[0002]
 Universal Mobile Telecommunication System(UMTS)ネットワークにおいて、更なる高速データレート、低遅延などを目的としてロングタームエボリューション(Long Term Evolution(LTE))が仕様化された。また、LTEからの更なる広帯域化および高速化を目的として、LTEの後継システムも検討されている。LTEの後継システムには、例えば、LTE-Advanced(LTE-A)、Future Radio Access(FRA)、5th generation mobile communication system(5G)、5G plus(5G+)、Radio Access Technology(New-RAT)、New Radio(NR)などと呼ばれるシステムがある。
[0003]
 将来の無線通信システム(例えば、5G)に関して、アクセスリンクとバックホールリンクを統合するIntegrated Access and Backhaul(IAB)の技術について検討されている(非特許文献1)。IABでは、IABノードの様な無線ノードは、ユーザ端末(User Equipment(UE))と、無線のアクセスリンクを形成すると共に、他のIABノードおよび/または無線基地局と無線のバックホールリンクを形成する。

先行技術文献

非特許文献

[0004]
非特許文献1 : 3GPP TR 38.874 1.0.0,“3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Network; Study on Integrated Access and Backhaul; (Release 15),” December 2018

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0005]
 しかしながら、無線ノード同士のリソースの設定に関する検討は不十分であり、さらなる検討が求められている。
[0006]
 本開示の一態様は、無線ノード同士のリソースの設定を適切に行うことができる無線ノード及び無線通信方法を提供することを目的の1つとする。

課題を解決するための手段

[0007]
 本開示の一態様に係る無線ノードは、第1の無線バックホールリンクを通じて、第2の無線バックホールリンク及び無線アクセスリンクの少なくとも一方についてのリソースに関する設定情報を受信する受信部と、前記第1の無線バックホールリンクに対するリソース設定におけるリソースの用途とは異なる用途に関する設定が含まれる前記設定情報に基づいて、前記リソースの使用を制御する制御部と、を備える。

発明の効果

[0008]
 本開示によれば、無線ノード同士のリソースの設定を適切に行うことができる。

図面の簡単な説明

[0009]
[図1] 本開示の一態様に係る無線通信システムの構成例を示す図である。
[図2] 本開示の一態様に係るIABノードの構成例を示す図である。
[図3] 本開示の一態様に係るTime Division Duplex(TDD)におけるDownlink(DL)及びUplink(UL)の設定情報の例を示す図である。
[図4] 本開示の一態様に係る適用例1のDistributed Unit(DU)向けリソースの設定情報の第1例を示す図である。
[図5] 本開示の一態様に係る適用例1のDU向けリソースの設定情報の第2例を示す図である。
[図6A] 本開示の一態様に係る適用例2のDU向けリソースの設定情報の第1例を示す図である。
[図6B] 本開示の一態様に係る適用例2のDU向けリソースの設定情報の第2例を示す図である。
[図7A] 本開示の一態様に係る適用例2のDU向けリソースの設定情報の第3例を示す図である。
[図7B] 本開示の一態様に係る適用例2のDU向けリソースの設定情報の第4例を示す図である。
[図8] 本開示の一態様に係る適用例3のDU向けリソースの設定情報の例を示す図である。
[図9] 本開示の一態様に係るIABノード及びユーザ端末のハードウェア構成の例を示す図である。

発明を実施するための形態

[0010]
 以下、本開示の一態様に係る実施の形態を、図面を参照して説明する。
[0011]
<無線通信システム>
 図1は、一実施の形態に係る無線通信システムの構成例を示す。
[0012]
 無線通信システム1は、無線ノードの一例である複数のIABノード10A~10Cと、ユーザ端末の一例であるUE20とを含む。以下、IABノード10A~10Cを区別しないで説明する場合には、「IABノード10」のように参照符号のうち共通番号のみを使用することがある。
[0013]
 IABノード10A~10Cは、それぞれ、無線通信によって、他のIABノード10に接続される。図1では、IABノード10Bは、IABノード10Aに接続している。IABノード10Cは、IABノード10Bに接続している。以下、IABノード10Bから見て上流の(つまりIABドナーに近づく方向の)IABノード10Aを、親IABノード10Aと呼び、IABノード10Bから見て下流の(つまりIABドナーから遠ざかる方向の)IABノード10Cを、子IABノード10Cと呼ぶ。
[0014]
 なお、「親IABノード10A」という記載は、IABノード10Bに対する親IABノードであることを示し、「子IABノード10C」は、IABノード10Bに対する子IABノードであることを示す。別言すれば、IABノード10Bは、「親IABノード10A」に対する子IABノードに相当し、「子IABノード10C」に対する親IABノードに相当する。
[0015]
 IABノード10A~10Cは、それぞれ、無線通信可能なエリアであるセルを形成する。すなわち、IABノード10は、基地局としての機能を有する。セル内のUE20は、当該セルを形成しているIABノード10に無線接続できる。
[0016]
 また、IABノード10Aは、ファイババックホール(Fiber Backhaul(BH))を通じてコアネットワーク(Core Network(CN))に接続してよい。この場合、IABノード10Aは、IABドナーと呼ばれてもよい。また、図1では、IABノード10の数が3個、UE20の数が1個であるが、無線通信システム1に含まれるIABノード10の数及びUE20の数は、幾つであってもよい。また、1つのIABノード10に対する親IABノードの数は2つ以上であってもよく、1つのIABノード10に対する子IABノードの数は、2つ以上であってもよい。
[0017]
 なお、図1に示すLとその添え字は以下のことを示す。
・L P,DLは、IABノード10Bに対する親IABノード10AからのDownlink(DL;下りリンク)を示す。
・L P,ULは、IABノード10Bから親IABノード10AへのUplink(UL;上りリンク)を示す。
・L C,DLは、IABノード10Bから子IABノード10CへのDLを示す。
・L C,ULは、IABノード10Bに対する子IABノード10CからのULを示す。
・L A,DLは、IABノード10BからUE20へのDLを示す。
・L A,ULは、IABノード10Bに対するUE20からのULを示す。
[0018]
<IABノード>
 図2は、IABノード10の構成例を示す。
[0019]
 図2に示すように、IABノード10は、制御部100と、Mobile-Termination(MT)102と、Distributed Unit(DU)103とを有する。なお、MT102及びDU103は、機能ブロックであってよい。以下、MT102の機能を表現する場合、MTのように参照符号を付さずに表現し、DU103の機能を表現する場合、DUのように参照符号を付さずに表現する場合がある。また、DU103は、基地局又は張出局に相当する機能を有してよい。また、MT102の一例は、端末に相当する機能を有してよい。
[0020]
 IABノード10Bは、MT102によって、上流のIABノード(又はIABドナー)10Aに接続する。すなわち、IABノード10BのMT102は、親IABノード10Aとの接続を処理する。
[0021]
 IABノード10Bは、DU103によって、UE20及び下流のIABノード10CのMTと接続する。すなわち、IABノード10BのDU103は、UE20及び子IABノード10Cとの接続を処理する。DU103によるUE20及び/又は子IABノード10Cとの接続は、例えば、Radio Resource Control(RRC)チャネルの確立である。
[0022]
 制御部100は、MT102及びDU103を制御する。なお、後述するIABノード10の動作は、当該制御部100がMT102及びDU103を制御することによって実現されてよい。また、制御部100は、各種情報を記憶するための記憶部を備えてもよい。
[0023]
 親IABノード10Aは、IABノード10BのMT102の観点から、次の時間リソースを、当該親IABノード10Aとのリンク(以下「親リンク」という)のために指示する。
・DL時間リソース(DLのために使用される時間リソース)
・UL時間リソース(ULのために使用される時間リソース)
・Flexible(以下「FL」という)時間リソース(DL又はULのために使用される時間リソース)
[0024]
 IABノード10Bは、IABノード10BのDU103の観点から、IABノード10Bと子IABノード10Cとのリンク及び/又はIABノード10BとUE20とのリンク(以下、これらのリンクを「子リンク」という)において、次のタイプの時間リソースを有する。
・DL時間リソース
・UL時間リソース
・FL時間リソース
・Not-available(以下「NA」という)時間リソース(DUの子リンクの通信のためには使用されないリソース)
[0025]
 DUの子リンクのDL、UL及びFL時間リソースは、それぞれ、次の2つの分類のうちの1つに属する。
・Hard:これに対応する時間リソースは、常にDUの子リンクのために利用できる。
・Soft:これに対応する時間リソースのDUの子リンクのための利用可能性は、親IABノード10Aによって、明示的及び/又は暗示的に制御される。
[0026]
<検討>
 3GPPでは、IABノード10が半二重通信の制約(half-duplex constraint)を伴う時分割多重(TDM)動作を前提とした、IABノード10同士、及び、バックホールとアクセスリンク間の時間リソースの共有のためのメカニズムの仕様について検討されている。なお、3GPPは、Third Generation Partnership Projectの略である。また、TDMは、Time Division Multiplexingの略である。例えば、次の(A1)~(A3)に関する仕様について検討されている。
[0027]
 (A1)子IABノードのDUリソースタイプの仕様について検討されている。DUリソースタイプとしては、DL-hard(DL-H)、DL-soft(DL-S)、UL-hard(UL-H)、Flexible-hard(F-H)、Flexible-soft(F-S)、及び、Not-Available(NA)が検討されている。
[0028]
 (A2)子IABノードのDU向けに、Softリソースが利用可能な場合における動的な指示(dynamic indication)の仕様が検討されている。動的な指示は、例えば、Layer1(L1)シグナリングによって行われる。
[0029]
 (A3)IABノード向けの送受信ルール、並びに、リソースの使用に関連する挙動についての仕様が検討されている。
[0030]
 なお、IABノード10BのDUが使用するリソースタイプは、親IABノード10Aによって設定されてよい。リソースの「タイプ」は、リソースの「用途」、「種類」、「種別」、「カテゴリ」又は「属性」といった他の用語に読み替えられてもよい。また、非特許文献1には、TDM動作の場合における、DU向けリソース設定とMT向けリソース設定の組み合わせ毎の動作例が記載されている。
[0031]
 DU向けリソース設定について検討が進められているものの、DU向けリソース設定の詳細な検討については不十分である。ここで、DU向けリソース設定の方法としては、次の案1及び案2が考えられる。
[0032]
<案1>
 UE向けリソース用の設定情報を、DU向けリソース用の設定情報に再利用することが考えられる。図3は、UE向けリソース用の設定情報「TDD-UL-DL-Config」の一例を示す図である。なお、設定情報は、情報要素(Information Element)といった他の用語に読み替えられてもよい。
[0033]
 図3に示すように、UE向けリソース用の設定情報「TDD-UL-DL-ConfigCommon」では、幾つかの候補周期のうち、DLリソースから始まりULリソースにて終わるTDDのパターンを、2つまで組み合わせることができる。
[0034]
 また、図3に示すように、UE向けリソース用の設定情報「TDD-UL-DL-ConfigDedicated」では、10ms期間内の各スロットに対して、DLリソースから始まりULリソースにて終わるスロット内TDDパターンを設定できる。
[0035]
 ここで、IABノード10に係るDU向けリソース設定では、DL、UL及びFLリソースの設定の他に、上述の「Hard」、「Soft」及び「NA」の設定が求められるため、UE向けリソースの設定情報「TDD-UL-DL-Config」をそのままでは再利用できない。
[0036]
<案2>
 DU向けリソース設定の柔軟性を最大化するために、所定期間内のシンボル毎に、リソースタイプ「DL-H」、「DL-S」、「UL-H」、「FL-H」、「FL-S」及び「NA」の何れかを設定することが考えられる。当該案2は、柔軟性は最も高いものの、シグナリングのオーバーヘッドが増加し得る。
[0037]
 本実施の形態では、適度(別言すると必要十分)な柔軟性にてDU向けリソース設定を実現する方法を開示する。また、上記案1及び案2では一長一短があるため、本実施の形態では、シグナリングのオーバーヘッドの増加を抑制しつつ、適度な柔軟性にてDU向けリソース設定を実現する方法についても開示する。
[0038]
<方法1>
 方法1は、スロット毎の設定情報の一例である「TDD-UL-DL-SlotConfig」をベースに一部改変した、DU向けリソース用の設定情報を用いる。当該方法1の適用例1、2、3について説明する。なお、下記の適用例1、2、3は、明示的(explicit)又は暗示的(implicit)に切り替え可能であってもよい。
[0039]
<<適用例1>>
 適用例1では、スロット毎に「Hard」又は「Soft」を設定するという目的で、設定情報「TDD-UL-DL-SlotConfig」をベースに一部改変した、DU向けリソース用の設定情報を用いる。
[0040]
 例えば、スロット内のDL、UL及びFLリソースに対して「Hard」又は「Soft」を一括に設定するという目的で、設定情報「TDD-UL-DL-SlotConfig」をベースに一部改変した、DU向けリソース用の設定情報を用いる。或いは、スロット内のDL、UL及びFLリソースのそれぞれに対して「Hard」又は「Soft」を個別に設定するという目的で、設定情報「TDD-UL-DL-SlotConfig」をベースに一部改変した、DU向けリソース設定の設定情報を用いる。
[0041]
 図4は、スロット内のDL、UL及びFLリソースに対して「Hard」又は「Soft」を一括に設定可能なDU向けリソース用の設定情報「TDD-UL-DL-SlotConfig」の一例を示す図である。
[0042]
 図4の太字によって示すように、DU向けリソース用の設定情報「TDD-UL-DL-SlotConfig」は、スロット内のDL、UL及びFLリソースに対して「Hard」又は「Soft」を一括に設定するためのパラメータを有してよい。以降、当該パラメータを、便宜上「resourceType」と呼称するが、特にこの名称に限られない。
[0043]
 例えば、DU向けリソース用の設定情報「TDD-UL-DL-SlotConfig」において、パラメータ「resourceType」に「Hard」を示す値が設定された場合、IABノード10は、スロット内のDL、UL及びFLリソースのリソースタイプを、それぞれ、「DL-H」、「UL-H」及び「F-H」と認識してよい。なお、この「認識」は、「想定」、「決定」又は「判断」などと表現されてもよい。また、DU向けリソース設定用の設定情報「TDD-UL-DL-SlotConfig」において、パラメータ「resourceType」に「Soft」を示す値が設定された場合、IABノード10は、スロット内のDL、UL及びFLリソースのリソースタイプを、それぞれ、「DL-S」、「UL-S」及び「F-S」と認識してよい。
[0044]
 なお、パラメータ「resourceType」の設定は、オプション(Optional)であってもよい。この場合、パラメータ「resourceType」が未設定の場合のデフォルト値(「Hard」又は「Soft」の何れか)が、仕様等によって予め規定されてよい。そして、デフォルト値と異なるリソースタイプを設定する場合に、当該パラメータが設定されてもよい。
[0045]
 また、上記「resourceType」というパラメータ名は一例である。すなわち、スロット内のDL、UL及びFLリソースに対して「Hard」又は「Soft」を一括に設定するためのパラメータ名は、上記と異なる名称であってもよい。このことは、以下の説明においても同様である。
[0046]
 図5は、スロット内のDL、UL及びFLリソースのそれぞれに対して「Hard」又は「Soft」を個別に設定可能なDU向けリソース設定用の設定情報「TDD-UL-DL-SlotConfig」の一例を示す図である。
[0047]
 図5の太字によって示すように、DU向けリソース用の設定情報「TDD-UL-DL-SlotConfig」は、スロット内のDLリソースに対して「Hard」又は「Soft」を設定するためのパラメータ「DLresourceType」を有してよい。また、DU向けリソースの設定情報「TDD-UL-DL-SlotConfig」は、スロット内のULリソースに対して「Hard」又は「Soft」を設定するためのパラメータ「ULresourceType」を有してよい。また、DU向けリソースの設定情報「TDD-UL-DL-SlotConfig」は、スロット内のFLリソースに対して「Hard」又は「Soft」を設定するためのパラメータ「FLresourceType」を有してよい。
[0048]
 例えば、DU向けリソースの設定情報「TDD-UL-DL-SlotConfig」において、パラメータ「DLresourceType」に「Soft」を示す値が設定された場合、IABノード10は、スロット内のDLリソースのリソースタイプを「DL-S」と認識してよい。また、DU向けリソースの設定情報「TDD-UL-DL-SlotConfig」において、パラメータ「ULresourceType」に「Hard」を示す値が設定された場合、IABノード10は、スロット内のULリソースのリソースタイプを「UL-H」と認識してよい。また、DU向けリソースの設定情報「TDD-UL-DL-SlotConfig」において、パラメータ「FLresourceType」に「Soft」を示す値が設定された場合、IABノード10は、スロット内のFLリソースのリソースタイプを「F-S」と認識してよい。
[0049]
 なお、パラメータ「DLresourceType」、「ULresourceType」及び「FLresourceType」のうちの少なくとも1つの設定は、オプション(Optional)であってもよい。この場合、オプションに該当するパラメータが未設定の場合のデフォルト値(「Hard」又は「Soft」の何れか)が、仕様等によって予め規定されてよい。そして、デフォルト値と異なるリソースタイプを設定する場合に、そのオプションに当該するパラメータが設定されてもよい。
[0050]
 また、上記「DLresourceType」、「ULresourceType」及び「FLresourceType」というパラメータ名は一例である。すなわち、スロット内のDL、UL及びFLリソースのそれぞれに対して「Hard」又は「Soft」を個別に設定するためのパラメータ名は、上記と異なる名称であってもよい。このことは、以下の説明においても同様である。
[0051]
<<適用例2>>
 適用例2では、スロット毎にNAか否かを設定するという目的で、設定情報「TDD-UL-DL-SlotConfig」をベースに一部改変した、DU向けリソース用の設定情報を用いる。
[0052]
 例えば、スロット内のDL、UL及びFLリソースに対して「NA」か否かを一括に設定するという目的で、設定情報「TDD-UL-DL-SlotConfig」をベースに一部改変した、DU向けリソース用の設定情報を用いる。或いは、スロット内のDL、UL及びFLリソースのそれぞれに対して、「NA」か否かを個別に設定するという目的で、設定情報「TDD-UL-DL-SlotConfig」をベースに一部改変した、DU向けリソース用の設定情報を用いる。
[0053]
 図6Aは、スロット内のDL、UL及びFLリソースに対して「NA」か否かを一括に設可能なDU向けリソース用の設定情報「TDD-UL-DL-SlotConfig」の一例を示す図である。
[0054]
 図6Aの太字によって示すように、DU向けリソース用の設定情報「TDD-UL-DL-SlotConfig」は、スロット内のDL、UL及びFLリソースに対して「NA」か否かを一括に設定するためのパラメータを有してよい。以降、当該パラメータを、便宜上「allNA」と呼称するが、特にこの名称に限られない。
[0055]
 例えば、DU向けリソース用の設定情報「TDD-UL-DL-SlotConfig」において、パラメータ「allNA」に「NA」を示す値が設定された場合、IABノード10は、スロット内のDL、UL及びFLリソースのリソースタイプをそれぞれ「NA」と認識してよい。
[0056]
 なお、IABノード10は、DU向けリソース設定において、設定情報「TDD-UL-DL-SlotConfig」が設定されなかったスロットインデックスのスロットについては、リソースタイプを「NA」と認識してもよい。
[0057]
 また、DU向けリソース設定用の設定情報「TDD-UL-DL-SlotConfig」は、上述した「NA」か否かを設定するパラメータに代えて、「Available」か否かを設定するパラメータを有してもよい。
[0058]
 また、図6Bの太字によって示すように、DU向けリソース設定用の設定情報「TDD-UL-DL-SlotConfig」は、上述した「NA」か否かを設定するパラメータに代えて、NAとするDL、UL又はFLリソースを設定するためのパラメータを有してもよい。以降、当該パラメータを、便宜上「NAresource」と呼称するが、特にこの名称に限られない。また、パラメータ「NAresource」は、「FL」の選択肢を有さなくてもよい。なお、「選択肢」は、「候補値」といった他の用語に読み替えられてもよい。
[0059]
 図7Aは、スロット内のDL、UL及びFLリソースのそれぞれに対して、「Hard」、「Soft」又は「NA」を個別に設定可能なDU向けリソース用の設定情報「TDD-UL-DL-SlotConfig」の一例を示す図である。
[0060]
 図7Aの太字によって示すように、DU向けリソース用の設定情報「TDD-UL-DL-SlotConfig」は、スロット内のDLリソースに対して「Hard」、「Soft」又は「NA」の何れかを設定するためのパラメータを有してよい。以降、当該パラメータを、便宜上「DLresourceType」と呼称するが、特にこの名称に限られない。また、DU向けリソース用の設定情報「TDD-UL-DL-SlotConfig」は、スロット内のULリソースに対して「Hard」、「Soft」又は「NA」の何れかを設定するためのパラメータを有してよい。以降、当該パラメータを、便宜上「ULresourceType」と呼称するが、特にこの名称に限られない。また、DU向けリソース用の設定情報「TDD-UL-DL-SlotConfig」は、スロット内のFLリソースに対して「Hard」、「Soft」又は「NA」の何れかを設定するためのパラメータを有してよい。以降、当該パラメータを、便宜上「FLresourceType」と呼称するが、特にこの名称に限られない。
[0061]
 例えば、DU向けリソース用の設定情報「TDD-UL-DL-SlotConfig」において、パラメータ「DLresourceType」に「Hard」を示す値が設定された場合、IABノード10は、スロット内のDLリソースのリソースタイプを「DL-H」と認識してよい。また、DU向けリソース用の設定情報「TDD-UL-DL-SlotConfig」において、パラメータ「ULresourceType」に「NA」を示す値が設定された場合、IABノード10は、スロット内のULリソースのリソースタイプを「NA」と認識してよい。また、DU向けリソース用の設定情報「TDD-UL-DL-SlotConfig」において、パラメータ「FLresourceType」に「Soft」を示す値が設定された場合、IABノード10は、スロット内のFLリソースのリソースタイプを「F-S」と認識してよい。
[0062]
 なお、パラメータ「DLresourceType」、「ULresourceType」及び「FLresourceType」のうちの少なくとも1つの設定は、オプションであってもよい。この場合、オプションに該当するパラメータが未設定の場合のデフォルト値(「Hard」、「Soft」又は「NA」の何れか)が、仕様等によって予め規定されてよい。そして、デフォルト値と異なるリソースタイプを設定する場合に、そのオプションに該当するパラメータが設定されてもよい。
[0063]
 また、パラメータ「DLresourceType」、「ULresourceType」及び「FLresourceType」のうちの少なくとも1つは、「NA」の選択肢を有さなくてもよい。例えば、パラメータ「FLresourceType」は、「NA」の選択肢を有さなくてもよい。
[0064]
 図7Bは、スロット内のDL、UL及びFLリソースに対して、「Hard」又は「Soft」を一括に設定可能、かつ、DL、UL及びFLリソースのそれぞれに対して「NA」か否かを個別に設定可能なDU向けリソース用の設定情報「TDD-UL-DL-SlotConfig」の一例を示す図である。
[0065]
 図7Bの太字によって示すように、DU向けリソース用の設定情報「TDD-UL-DL-SlotConfig」は、スロット内のDL、UL及びFLリソースに対して「Hard」又は「Soft」を一括に設定するためのパラメータ「resourceType」を有してよい。また、DU向けリソース用の設定情報「TDD-UL-DL-SlotConfig」は、スロット内のDLリソースに対して「NA」か否かを設定するためのパラメータ「DLresourceType」を有してよい。また、DU向けリソース用の設定情報「TDD-UL-DL-SlotConfig」は、スロット内のULリソースに対して「NA」か否かを設定するためのパラメータ「ULresourceType」を有してよい。また、DU向けリソース用の設定情報「TDD-UL-DL-SlotConfig」は、スロット内のFLリソースに対して「NA」か否かを設定するためのパラメータ「FLresourceType」を有してよい。
[0066]
 例えば、DU向けリソース用の設定情報「TDD-UL-DL-SlotConfig」において、パラメータ「resourceType」に「Hard」を示す値が設定され、パラメータ「DLresourceType」に「NA」を示す値が設定された場合、IABノード10は、スロット内のUL及びFLリソースのリソースタイプをそれぞれ「UL-H」及び「FL-H」と認識し、DLリソースのリソースタイプを「NA」と認識してよい。
[0067]
<<適用例3>>
 適用例3では、スロット内のシンボル毎に「NA」か否かを設定するという目的で、設定情報「TDD-UL-DL-SlotConfig」をベースに一部改変した、DU向けリソース用の設定情報を用いる。
[0068]
 例えば、スロット内の複数シンボルに対して、先頭及び/又は末尾からの「NA」のシンボル数を設定するという目的で、設定情報「TDD-UL-DL-SlotConfig」をベースに一部改変した、DU向けリソース用の設定情報を用いる。
[0069]
 図8は、スロット内の複数シンボルに対して、先頭及び/又は末尾からの「NA」のシンボル数を設定可能なDU向けリソース用の設定情報「TDD-UL-DL-SlotConfig」の一例を示す図である。
[0070]
 図8の太字によって示すように、DU向けリソース用の設定情報「TDD-UL-DL-SlotConfig」は、スロット内の複数シンボルに対して、スロットの先頭から末尾に向けて「NA」のシンボル数を設定するためのパラメータを有してよい。以降、当該パラメータを、便宜上「nrofFrontNASymbols」と呼称するが、特にこの名称に限られない。また、DU向けリソース用の設定情報「TDD-UL-DL-SlotConfig」は、スロット内の複数シンボルに対して、上記パラメータ「nrofFrontNASymbols」によって「NA」に指定されたシンボルから末尾に向けて「DL」のシンボル数を設定するためのパラメータ「nrofDownlinkSymbols」を有してよい。
[0071]
 また、DU向けリソース用の設定情報「TDD-UL-DL-SlotConfig」は、スロット内の複数シンボルに対して、スロットの末尾から先頭に向けて「NA」のシンボル数を設定するためのパラメータを有してよい。以降、当該パラメータを、便宜上「nrofBackNASymbols」と呼称するが、特にこの名称に限られない。また、DU向けリソース用の設定情報「TDD-UL-DL-SlotConfig」は、スロット内の複数シンボルに対して、上記パラメータ「nrofBackNASymbols」によって「NA」に指定されたシンボルから先頭に向けて「UL」のシンボル数を設定するためのパラメータ「nrofUplinkSymbols」を有してよい。
[0072]
 この場合、IABノード10は、スロットの先頭から末尾に向けてパラメータ「nrofFrontNASymbols」によって設定された数のシンボルのリソースタイプを「NA」と認識してよい。また、IABノード10は、スロットの末尾から先頭に向けてパラメータ「nrofBackNASymbols」によって設定された数のシンボルのリソースタイプを「NA」と認識してよい。なお、IABノード10は、スロット内における、パラメータ「nrofDownlinkSymbols」及び「nrofUplinkSymbols」の何れにも該当しないシンボルのリソースタイプを、「FL」と認識してもよい。
[0073]
 この場合、例えば、14シンボルスロット構成において、先頭から2シンボルを「NA」、その後の4シンボルを「DL」、その後の4シンボル「FL」、その後の2シンボルを「UL」、最後の2シンボルを「NA」とする場合、上記パラメータは次のように設定されてよい。
[0074]
 なお、図8の太字のパラメータは、次のように用いられてもよい。すなわち、DU向けリソース用の設定情報「TDD-UL-DL-SlotConfig」は、スロット内の複数シンボルに対して、スロットの先頭から末尾に向けて「NA」のシンボル数を設定するためのパラメータ「nrofFrontNASymbols」を有してよい。また、DU向けリソース用の設定情報「TDD-UL-DL-SlotConfig」は、スロット内の複数シンボルに対して、スロットの先頭から末尾に向けて「DL」のシンボル数を設定するためのパラメータ「nrofDownlinkSymbols」を有してよい。また、DU向けリソース用の設定情報「TDD-UL-DL-SlotConfig」は、スロット内の複数シンボルに対して、スロットの末尾から先頭に向けて「NA」のシンボル数を設定するためのパラメータ「nrofBackNASymbols」を有してよい。また、DU向けリソース用の設定情報「TDD-UL-DL-SlotConfig」は、スロット内の複数シンボルに対して、スロットの末尾から先頭に向けて「UL」のシンボル数を設定するためのパラメータ「nrofUplinkSymbols」を有してよい。
[0075]
 この場合、IABノード10は、スロットの先頭から末尾に向けてパラメータ「nrofFrontNASymbols」によって設定された数のシンボルのリソースタイプを「NA」と認識してよい。また、IABノード10は、スロットの末尾から先頭に向けてパラメータ「nrofBackNASymbols」によって設定された数のシンボルのリソースタイプを「NA」と認識してよい。なお、IABノード10は、スロット内における、パラメータ「nrofDownlinkSymbols」及び「nrofUplinkSymbols」の何れにも該当しないシンボルのリソースタイプを、「FL」と認識してもよい。
[0076]
 この場合、例えば、14シンボルスロット構成において、先頭から2シンボルを「NA」、その後の4シンボルを「DL」、その後の4シンボル「FL」、その後の2シンボルを「UL」、最後の2シンボルを「NA」とする場合、上記パラメータは次のように設定されてよい。
[0077]
 すなわち、この場合、パラメータ「nrofDownlinkSymbols」には、先頭からのDLのシンボル数が設定され、パラメータ「nrofFrontNASymbols」には、DLのシンボル数のうち、先頭からNAとするシンボル数が設定されてよい。また、パラメータ「nrofUplinkSymbols」には、末尾からのULのシンボル数が設定され、パラメータ「nrofBackNASymbols」には、ULのシンボル数のうち、末尾からNAとするシンボル数が設定されてよい。
[0078]
 ここで、上述において、スロットの先頭部分及び/又は末尾部分のシンボルを「NA」に設定する理由の1つは、次の通りである。すなわち、スロットの先頭部分及び/又は末尾部分のシンボルには、MT向けにPDCCH及び/又はPUCCH等のために設定したリソースを配置して、DU向けリソース設定においてNAとする可能性が高い。一方、スロットの中央部分のリソース(例えばシンボル)で急にNAとしたいケースは少ないと考えられるためである。すなわち、スロットの端の部分リソースは特定用途向けにNAに設定したいケースがある一方、スロットの中央部分のリソースは、スロットの途中にてNAに設定したい(つまりNAと認識させたい)というケースは少ないと考えられるためである。
[0079]
 なお、適用例3は、適用例1及び2のうちの少なくとも1つと組み合わされてもよい。例えば、図8に示すように、DU向けリソース設定用の設定情報「TDD-UL-DL-SlotConfig」は、上記図5にて説明したパラメータ「DLresourceType」、「ULresourceType」及び「FLresourceType」、及び/又は、上記図6にて説明したパラメータ「allNA」などを有してもよい。
[0080]
 また、上述のシンボルに対するNAの指定方法は一例である。例えば、DU向けリソース用の設定情報「TDD-UL-DL-SlotConfig」は、パラメータ「nrofFrontNASymbols」及び「nrofBackNASymbols」の何れか一方を有しなくてもよい。
[0081]
 また、上記「nrofFrontNASymbols」及び「nrofBackNASymbols」というパラメータ名は一例である。すなわち、スロット内の複数シンボルに対して「NA」のシンボル数を設定するためのパラメータ名は、上記とは異なる名称であってもよい。
[0082]
<方法2>
 IABノード10は、DU向けリソース用の設定情報(例えばTDD-UL-DL-SlotConfig)によってリソースタイプが設定されたDU向けリソースについて、MT向けリソース用の設定情報によって所定の目的又は用途向けに設定されたリソースのリソースタイプを「NA」と認識する。
[0083]
 例えば、IABノード10は、MT向けリソース用の設定情報によってSS/PBCH Block Measurement Time Configuration(SMTC)に設定されたリソースについては、DU向けリソース設定においてリソースタイプを「NA」と認識してよい。
[0084]
 また、例えば、IABノード10は、MT向けリソース用の設定情報によってPDCCHサーチスペースセット(search space set)に設定されたリソースについては、DU向けリソース設定において「NA」と認識してよい。なお、この場合、IABノード10は、特定のサーチスペースセット(例えば共通(common)サーチスペースセット)に設定されたリソースを、DU向けリソース設定においてリソースタイプ「NA」と認識してもよい。また、PDCCHは、Physical Downlink Control Channelの略である。
[0085]
 また、例えば、IABノード10は、MT向けリソース用の設定情報「RACH configuration」によってRACH機会(occasion)に設定されたリソースについては、DU向けリソース設定においてリソースタイプを「NA」と認識してもよい。なお、RACHは、Random Access Channelの略である。
[0086]
 なお、IABノード10は、半二重通信の制約がある場合に、上述のようにDU向けリソース設定においてリソースタイプを「NA」と認識してよい。そして、IABノード10は、半二重通信の制約がない場合、上述に該当するリソースであっても、DU向けリソース設定において当該リソースを「NA」と認識せず、DU向けリソース設定に従って当該リソースを使用してよい。半二重通信の制約がないIABノード10は、例えば、全二重通信(full-duplex)に対応するIABノード10、又は、送信用及び受信用の複数のアンテナパネルを有するIABノード10などである。
[0087]
 また、IABノード10Bは、当該IABノード10Bが、半二重通信又は全二重通信の何れに対応しているかを示す能力情報(Capability Information)を、親IABノード10Aへ通知してもよい。或いは、IABノード10Bは、当該IABノード10Bが有する送信用及び受信用のアンテナパネル数などを能力情報として親IABノード10Aへ送信し、親IABノード10Aは、当該能力情報に基づいて、IABノード10Bが半二重通信又は全二重通信の何れに対応しているかを認識してもよい。
[0088]
 なお、半二重通信に対応するIABノード10同士では、一方のIABノードがデータを送信中、当該データを受信中のIABノード10は、データを送信できなくてよい。また、全二重通信に対応するIABノード10同士では、一方のIABノードがデータを送信中、当該データを受信中のIABノード10は、データを送信できてよい。
[0089]
 また、IABノード10は、上述の方法2及び上述の方法1を組み合わせて適用してもよい。
[0090]
<本開示のまとめ>
 本開示に係る無線ノードは、DU向けリソースの用途を示すリソースタイプを設定可能なDU向けリソース用の設定情報を受信する受信部と、DU向けリソース用の設定情報に設定されたリソースタイプに基づいて、DU向けリソースの使用を制御する制御部と、を備える。ここで、リソースタイプは、上記の通り、「DL-H」、「DL-S」、「UL-H」、「UL-S」、「F-H」、「F-S」及び「NA」のうちの少なくとも1つであってよい。
[0091]
 また、DU向けリソース用の設定情報は、設定情報「TDD-UL-DL-SlotConfig」をベースに一部改変したものであってよい。また、DU向けリソース用の設定情報は、スロット内のDL、UL及びFLリソースに対して、「Hard」又は「Soft」を一括又は個別に設定可能な構成であってよい。また、DU向けリソース用の設定情報は、スロット内のDL、UL及びFLリソースに対して、「NA」か否かを一括又は個別に設定可能な構成であってよい。また、DU向けリソース用の設定情報は、スロット内の複数シンボルの一部に対して、リソースタイプを設定可能な構成であってよい。
[0092]
 上述によれば、DU向けリソース用の設定情報において、スロットに対して、又は、複数シンボルの一部に対して、リソースタイプを一括又は個別に設定できるので、シグナリングのオーバーヘッドの増加を抑制しつつ、適度(別言すると必要十分)な柔軟性にて、DU向けリソースに対してリソースタイプを設定できる。
[0093]
 以上、本開示について説明した。
[0094]
<ハードウェア構成等>
 なお、上記実施形態の説明に用いたブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及びソフトウェアの少なくとも一方の任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現方法は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的又は論理的に結合した1つの装置を用いて実現されてもよいし、物理的又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的又は間接的に(例えば、有線、無線などを用いて)接続し、これら複数の装置を用いて実現されてもよい。機能ブロックは、上記1つの装置又は上記複数の装置にソフトウェアを組み合わせて実現されてもよい。
[0095]
 機能には、判断、決定、判定、計算、算出、処理、導出、調査、探索、確認、受信、送信、出力、アクセス、解決、選択、選定、確立、比較、想定、期待、見做し、報知(broadcasting)、通知(notifying)、通信(communicating)、転送(forwarding)、構成(configuring)、再構成(reconfiguring)、割り当て(allocating、mapping)、割り振り(assigning)などがあるが、これらに限られない。たとえば、送信を機能させる機能ブロック(構成部)は、送信部(transmitting unit)や送信機(transmitter)と呼称される。いずれも、上述したとおり、実現方法は特に限定されない。
[0096]
 例えば、本開示の一実施の形態における基地局、ユーザ端末などは、本開示の無線通信方法の処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図9は、本開示の一実施の形態に係るIABノード及びユーザ端末のハードウェア構成の一例を示す図である。上述のIABノード10及びユーザ端末20は、物理的には、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
[0097]
 なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。IABノード10及びユーザ端末20のハードウェア構成は、図に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
[0098]
 IABノード10及びユーザ端末20における各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることによって、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信を制御したり、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び書き込みの少なくとも一方を制御したりすることによって実現される。
[0099]
 プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)によって構成されてもよい。例えば、上述の制御部100などは、プロセッサ1001によって実現されてもよい。
[0100]
 また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール、データなどを、ストレージ1003及び通信装置1004の少なくとも一方からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施の形態において説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、IABノード10の制御部100は、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001において動作する制御プログラムによって実現されてもよく、他の機能ブロックについても同様に実現されてもよい。上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001によって実行される旨を説明してきたが、2以上のプロセッサ1001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップによって実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されても良い。
[0101]
 メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つによって構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、本開示の一実施の形態に係る無線通信方法を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
[0102]
 ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD-ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu-ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つによって構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記憶媒体は、例えば、メモリ1002及びストレージ1003の少なくとも一方を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
[0103]
 通信装置1004は、有線ネットワーク及び無線ネットワークの少なくとも一方を介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。通信装置1004は、例えば周波数分割複信(FDD:Frequency Division Duplex)及び時分割複信(TDD:Time Division Duplex)の少なくとも一方を実現するために、高周波スイッチ、デュプレクサ、フィルタ、周波数シンセサイザなどを含んで構成されてもよい。例えば、基地局及び端末のアンテナなどは、通信装置1004によって実現されてもよい。送受信部は、送信部と受信部とで、物理的に、または論理的に分離された実装がなされてもよい。
[0104]
 入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
[0105]
 また、プロセッサ1001、メモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007によって接続される。バス1007は、単一のバスを用いて構成されてもよいし、装置間ごとに異なるバスを用いて構成されてもよい。
[0106]
 また、IABノード10及びユーザ端末20は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つを用いて実装されてもよい。
[0107]
<情報の通知、シグナリング>
 情報の通知は、本開示において説明した態様/実施形態に限られず、他の方法を用いて行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI(Downlink Control Information)、UCI(Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリング、MAC(Medium Access Control)シグナリング、報知情報(MIB(Master Information Block)、SIB(System Information Block)))、その他の信号又はこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージなどであってもよい。
[0108]
<適用システム>
 本開示において説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE-A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT-Advanced、4G(4th generation mobile communication system)、5G(5th generation mobile communication system)、FRA(Future Radio Access)、NR(new Radio)、W-CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi-Fi(登録商標))、IEEE 802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及びこれらに基づいて拡張された次世代システムの少なくとも一つに適用されてもよい。また、複数のシステムが組み合わされて(例えば、LTE及びLTE-Aの少なくとも一方と5Gとの組み合わせ等)適用されてもよい。
[0109]
<処理手順等>
 本開示において説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本開示において説明した方法については、例示的な順序を用いて様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
[0110]
<基地局の動作>
 本開示において基地局によって行われるとした特定動作は、場合によってはその上位ノード(upper node)によって行われることもある。基地局を有する1つ又は複数のネットワークノード(network nodes)からなるネットワークにおいて、端末との通信のために行われる様々な動作は、基地局及び基地局以外の他のネットワークノード(例えば、MME又はS-GWなどが考えられるが、これらに限られない)の少なくとも1つによって行われ得ることは明らかである。上記において基地局以外の他のネットワークノードが1つである場合を例示したが、複数の他のネットワークノードの組み合わせ(例えば、MME及びS-GW)であってもよい。
[0111]
<入出力の方向>
 情報等(※「情報、信号」の項目参照)は、上位レイヤ(又は下位レイヤ)から下位レイヤ(又は上位レイヤ)へ出力され得る。複数のネットワークノードを介して入出力されてもよい。
[0112]
<入出力された情報等の扱い>
 入出力された情報等は特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルを用いて管理してもよい。入出力される情報等は、上書き、更新、又は追記され得る。出力された情報等は削除されてもよい。入力された情報等は他の装置へ送信されてもよい。
[0113]
<判定方法>
 判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真偽値(Boolean:true又はfalse)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
[0114]
<態様のバリエーション等>
 本開示において説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
[0115]
 以上、本開示について詳細に説明したが、当業者にとっては、本開示が本開示中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本開示は、請求の範囲の記載により定まる本開示の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本開示の記載は、例示説明を目的とするものであり、本開示に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
[0116]
<ソフトウェア>
 ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
[0117]
 また、ソフトウェア、命令、情報などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、有線技術(同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL:Digital Subscriber Line)など)及び無線技術(赤外線、マイクロ波など)の少なくとも一方を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び無線技術の少なくとも一方は、伝送媒体の定義内に含まれる。
[0118]
<情報、信号>
 本開示において説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
[0119]
 なお、本開示において説明した用語及び本開示の理解に必要な用語については、同一の又は類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。例えば、チャネル及びシンボルの少なくとも一方は信号(シグナリング)であってもよい。また、信号はメッセージであってもよい。また、コンポーネントキャリア(CC:Component Carrier)は、キャリア周波数、セル、周波数キャリアなどと呼ばれてもよい。
[0120]
<「システム」、「ネットワーク」>
 本開示において使用する「システム」及び「ネットワーク」という用語は、互換的に使用される。
[0121]
<パラメータ、チャネルの名称>
 また、本開示において説明した情報、パラメータなどは、絶対値を用いて表されてもよいし、所定の値からの相対値を用いて表されてもよいし、対応する別の情報を用いて表されてもよい。例えば、無線リソースはインデックスによって指示されるものであってもよい。
[0122]
 上述したパラメータに使用する名称はいかなる点においても限定的な名称ではない。さらに、これらのパラメータを使用する数式等は、本開示で明示的に開示したものと異なる場合もある。様々なチャネル(例えば、PUCCH、PDCCHなど)及び情報要素は、あらゆる好適な名称によって識別できるので、これらの様々なチャネル及び情報要素に割り当てている様々な名称は、いかなる点においても限定的な名称ではない。
[0123]
<基地局>
 本開示においては、「基地局(BS:Base Station)」、「無線基地局」、「固定局(fixed station)」、「NodeB」、「eNodeB(eNB)」、「gNodeB(gNB)」、「アクセスポイント(access point)」、「送信ポイント(transmission point)」、「受信ポイント(reception point)、「送受信ポイント(transmission/reception point)」、「セル」、「セクタ」、「セルグループ」、「キャリア」、「コンポーネントキャリア」などの用語は、互換的に使用され得る。基地局は、マクロセル、スモールセル、フェムトセル、ピコセルなどの用語で呼ばれる場合もある。
[0124]
 基地局は、1つ又は複数(例えば、3つ)のセルを収容することができる。基地局が複数のセルを収容する場合、基地局のカバレッジエリア全体は複数のより小さいエリアに区分でき、各々のより小さいエリアは、基地局サブシステム(例えば、屋内用の小型基地局(RRH:Remote Radio Head)によって通信サービスを提供することもできる。「セル」又は「セクタ」という用語は、このカバレッジにおいて通信サービスを行う基地局及び基地局サブシステムの少なくとも一方のカバレッジエリアの一部又は全体を指す。
[0125]
<移動局>
 本開示においては、「移動局(MS:Mobile Station)」、「ユーザ端末(user terminal)」、「ユーザ装置(UE:User Equipment)」、「端末」などの用語は、互換的に使用され得る。
[0126]
 移動局は、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、又はいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
[0127]
<基地局/移動局>
 基地局及び移動局の少なくとも一方は、送信装置、受信装置、通信装置などと呼ばれてもよい。なお、基地局及び移動局の少なくとも一方は、移動体に搭載されたデバイス、移動体自体などであってもよい。当該移動体は、乗り物(例えば、車、飛行機など)であってもよいし、無人で動く移動体(例えば、ドローン、自動運転車など)であってもよいし、ロボット(有人型又は無人型)であってもよい。なお、基地局及び移動局の少なくとも一方は、必ずしも通信動作時に移動しない装置も含む。例えば、基地局及び移動局の少なくとも一方は、センサなどのIoT(Internet of Things)機器であってもよい。
[0128]
 また、本開示における基地局は、ユーザ端末で読み替えてもよい。例えば、基地局及びユーザ端末間の通信を、複数のユーザ端末間の通信(例えば、D2D(Device-to-Device)、V2X(Vehicle-to-Everything)などと呼ばれてもよい)に置き換えた構成について、本開示の各態様/実施形態を適用してもよい。この場合、上述の基地局10が有する機能をユーザ端末20が有する構成としてもよい。また、「上り」及び「下り」などの文言は、端末間通信に対応する文言(例えば、「サイド(side)」)で読み替えられてもよい。例えば、上りチャネル、下りチャネルなどは、サイドチャネルで読み替えられてもよい。
[0129]
 同様に、本開示におけるユーザ端末は、基地局で読み替えてもよい。この場合、上述のユーザ端末20が有する機能を基地局10が有する構成としてもよい。
[0130]
<用語の意味、解釈>
 本開示で使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、判定(judging)、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up、search、inquiry)(例えば、テーブル、データベース又は別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。また、「判断(決定)」は、「想定する(assuming)」、「期待する(expecting)」、「みなす(considering)」などで読み替えられてもよい。
[0131]
 「接続された(connected)」、「結合された(coupled)」という用語、又はこれらのあらゆる変形は、2又はそれ以上の要素間の直接的又は間接的なあらゆる接続又は結合を意味し、互いに「接続」又は「結合」された2つの要素間に1又はそれ以上の中間要素が存在することを含むことができる。要素間の結合又は接続は、物理的なものであっても、論理的なものであっても、或いはこれらの組み合わせであってもよい。例えば、「接続」は「アクセス」で読み替えられてもよい。本開示で使用する場合、2つの要素は、1又はそれ以上の電線、ケーブル及びプリント電気接続の少なくとも一つを用いて、並びにいくつかの非限定的かつ非包括的な例として、無線周波数領域、マイクロ波領域及び光(可視及び不可視の両方)領域の波長を有する電磁エネルギーなどを用いて、互いに「接続」又は「結合」されると考えることができる。
[0132]
<参照信号>
 参照信号は、RS(Reference Signal)と略称することもでき、適用される標準によってパイロット(Pilot)と呼ばれてもよい。
[0133]
<「に基づいて」の意味>
 本開示において使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
[0134]
<「第1の」、「第2の」>
 本開示において使用する「第1の」、「第2の」などの呼称を使用した要素へのいかなる参照も、それらの要素の量又は順序を全般的に限定しない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本開示において使用され得る。したがって、第1及び第2の要素への参照は、2つの要素のみが採用され得ること、又は何らかの形で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。
[0135]
<「手段」>
 上記の各装置の構成における「手段」を、「部」、「回路」、「デバイス」等に置き換えてもよい。
[0136]
<オープン形式>
 本開示において、「含む(include)」、「含んでいる(including)」及びそれらの変形が使用されている場合、これらの用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本開示において使用されている用語「又は(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
[0137]
<TTI等の時間単位、RBなどの周波数単位、無線フレーム構成>
 無線フレームは時間領域において1つ又は複数のフレームによって構成されてもよい。時間領域において1つ又は複数の各フレームはサブフレームと呼ばれてもよい。
[0138]
 サブフレームは更に時間領域において1つ又は複数のスロットによって構成されてもよい。サブフレームは、ニューメロロジー(numerology)に依存しない固定の時間長(例えば、1ms)であってもよい。
[0139]
 ニューメロロジーは、ある信号又はチャネルの送信及び受信の少なくとも一方に適用される通信パラメータであってもよい。ニューメロロジーは、例えば、サブキャリア間隔(SCS:SubCarrier Spacing)、帯域幅、シンボル長、サイクリックプレフィックス長、送信時間間隔(TTI:Transmission Time Interval)、TTIあたりのシンボル数、無線フレーム構成、送受信機が周波数領域において行う特定のフィルタリング処理、送受信機が時間領域において行う特定のウィンドウイング処理などの少なくとも1つを示してもよい。
[0140]
 スロットは、時間領域において1つ又は複数のシンボル(OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)シンボル、SC-FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)シンボル等)で構成されてもよい。スロットは、ニューメロロジーに基づく時間単位であってもよい。
[0141]
 スロットは、複数のミニスロットを含んでもよい。各ミニスロットは、時間領域において1つ又は複数のシンボルによって構成されてもよい。また、ミニスロットは、サブスロットと呼ばれてもよい。ミニスロットは、スロットよりも少ない数のシンボルによって構成されてもよい。ミニスロットより大きい時間単位で送信されるPDSCH(又はPUSCH)は、PDSCH(又はPUSCH)マッピングタイプAと呼ばれてもよい。ミニスロットを用いて送信されるPDSCH(又はPUSCH)は、PDSCH(又はPUSCH)マッピングタイプBと呼ばれてもよい。
[0142]
 無線フレーム、サブフレーム、スロット、ミニスロット及びシンボルは、いずれも信号を伝送する際の時間単位を表す。無線フレーム、サブフレーム、スロット、ミニスロット及びシンボルは、それぞれに対応する別の呼称が用いられてもよい。
[0143]
 例えば、1サブフレームは送信時間間隔(TTI:Transmission Time Interval)と呼ばれてもよいし、複数の連続したサブフレームがTTIと呼ばれてよいし、1スロット又は1ミニスロットがTTIと呼ばれてもよい。つまり、サブフレーム及びTTIの少なくとも一方は、既存のLTEにおけるサブフレーム(1ms)であってもよいし、1msより短い期間(例えば、1-13シンボル)であってもよいし、1msより長い期間であってもよい。なお、TTIを表す単位は、サブフレームではなくスロット、ミニスロットなどと呼ばれてもよい。
[0144]
 ここで、TTIは、例えば、無線通信におけるスケジューリングの最小時間単位のことをいう。例えば、LTEシステムでは、基地局が各ユーザ端末に対して、無線リソース(各ユーザ端末において使用することが可能な周波数帯域幅、送信電力など)を、TTI単位で割り当てるスケジューリングを行う。なお、TTIの定義はこれに限られない。
[0145]
 TTIは、チャネル符号化されたデータパケット(トランスポートブロック)、コードブロック、コードワードなどの送信時間単位であってもよいし、スケジューリング、リンクアダプテーションなどの処理単位となってもよい。なお、TTIが与えられたとき、実際にトランスポートブロック、コードブロック、コードワードなどがマッピングされる時間区間(例えば、シンボル数)は、当該TTIよりも短くてもよい。
[0146]
 なお、1スロット又は1ミニスロットがTTIと呼ばれる場合、1以上のTTI(すなわち、1以上のスロット又は1以上のミニスロット)が、スケジューリングの最小時間単位となってもよい。また、当該スケジューリングの最小時間単位を構成するスロット数(ミニスロット数)は制御されてもよい。
[0147]
 1msの時間長を有するTTIは、通常TTI(LTE Rel.8-12におけるTTI)、ノーマルTTI、ロングTTI、通常サブフレーム、ノーマルサブフレーム、ロングサブフレーム、スロットなどと呼ばれてもよい。通常TTIより短いTTIは、短縮TTI、ショートTTI、部分TTI(partial又はfractional TTI)、短縮サブフレーム、ショートサブフレーム、ミニスロット、サブスロット、スロットなどと呼ばれてもよい。
[0148]
 なお、ロングTTI(例えば、通常TTI、サブフレームなど)は、1msを超える時間長を有するTTIで読み替えてもよいし、ショートTTI(例えば、短縮TTIなど)は、ロングTTIのTTI長未満かつ1ms以上のTTI長を有するTTIで読み替えてもよい。
[0149]
 リソースブロック(RB)は、時間領域及び周波数領域のリソース割当単位であり、周波数領域において、1つ又は複数個の連続した副搬送波(subcarrier)を含んでもよい。RBに含まれるサブキャリアの数は、ニューメロロジーに関わらず同じであってもよく、例えば12であってもよい。RBに含まれるサブキャリアの数は、ニューメロロジーに基づいて決定されてもよい。
[0150]
 また、RBの時間領域は、1つ又は複数個のシンボルを含んでもよく、1スロット、1ミニスロット、1サブフレーム、又は1TTIの長さであってもよい。1TTI、1サブフレームなどは、それぞれ1つ又は複数のリソースブロックで構成されてもよい。
[0151]
 なお、1つ又は複数のRBは、物理リソースブロック(PRB:Physical RB)、サブキャリアグループ(SCG:Sub-Carrier Group)、リソースエレメントグループ(REG:Resource Element Group)、PRBペア、RBペアなどと呼ばれてもよい。
[0152]
 また、リソースブロックは、1つ又は複数のリソースエレメント(RE:Resource Element)によって構成されてもよい。例えば、1REは、1サブキャリア及び1シンボルの無線リソース領域であってもよい。
[0153]
 帯域幅部分(BWP:Bandwidth Part)(部分帯域幅などと呼ばれてもよい)は、あるキャリアにおいて、あるニューメロロジー用の連続する共通RB(common resource blocks)のサブセットのことを表してもよい。ここで、共通RBは、当該キャリアの共通参照ポイントを基準としたRBのインデックスによって特定されてもよい。PRBは、あるBWPで定義され、当該BWP内で番号付けされてもよい。
 BWPには、UL用のBWP(UL BWP)と、DL用のBWP(DL BWP)とが含まれてもよい。UEに対して、1キャリア内に1つ又は複数のBWPが設定されてもよい。
[0154]
 設定されたBWPの少なくとも1つがアクティブであってもよく、UEは、アクティブなBWPの外で所定の信号/チャネルを送受信することを想定しなくてもよい。なお、本開示における「セル」、「キャリア」などは、「BWP」で読み替えられてもよい。
[0155]
 上述した無線フレーム、サブフレーム、スロット、ミニスロット及びシンボルなどの構造は例示に過ぎない。例えば、無線フレームに含まれるサブフレームの数、サブフレーム又は無線フレームあたりのスロットの数、スロット内に含まれるミニスロットの数、スロット又はミニスロットに含まれるシンボル及びRBの数、RBに含まれるサブキャリアの数、並びにTTI内のシンボル数、シンボル長、サイクリックプレフィックス(CP:Cyclic Prefix)長などの構成は、様々に変更することができる。
[0156]
<最大送信電力>
 本開示に記載の「最大送信電力」は、送信電力の最大値を意味してもよいし、公称最大送信電力(the nominal UE maximum transmit power)を意味してもよいし、定格最大送信電力(the rated UE maximum transmit power)を意味してもよい。
[0157]
<冠詞>
 本開示において、例えば、英語でのa、an及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、本開示は、これらの冠詞の後に続く名詞が複数形であることを含んでもよい。
[0158]
<「異なる」>
 本開示において、「AとBが異なる」という用語は、「AとBが互いに異なる」ことを意味してもよい。なお、当該用語は、「AとBがそれぞれCと異なる」ことを意味してもよい。「離れる」、「結合される」などの用語も、「異なる」と同様に解釈されてもよい。

産業上の利用可能性

[0159]
 本開示の一態様は、無線通信システムに有用である。

符号の説明

[0160]
 10、10A、10B、10C IABノード
 20 ユーザ端末
 100 制御部
 102 MT(Mobile-Termination)
 103 DU(Distributed Unit)

請求の範囲

[請求項1]
 第1の無線バックホールリンクを通じて、第2の無線バックホールリンク及び無線アクセスリンクの少なくとも一方についてのリソースに関する設定情報を受信する受信部と、
 前記第1の無線バックホールリンクに対するリソース設定におけるリソースの用途とは異なる用途に関する設定が含まれる前記設定情報に基づいて、前記リソースの使用を制御する制御部と、
 を備えた、無線ノード。
[請求項2]
 前記設定情報は、前記リソースを前記第2の無線バックホールリンク又は前記無線アクセスリンクのためにいつでも使用できることを示す第1の設定、及び、前記リソースの用途が前記第1のバックホールリンクを通じて制御されることを示す第2の設定、の少なくとも1つを、前記リソースのスロット単位で設定する情報を含む、
 請求項1に記載の無線ノード。
[請求項3]
 前記設定情報は、前記リソースが前記第2の無線バックホールリンク又は前記無線アクセスリンクのために利用できないことを示す第3の設定を、前記リソースに設定する情報を含む、
 請求項1又は2に記載の無線ノード。
[請求項4]
 前記第3の設定は、前記リソースのスロット又はシンボルに対する設定である、
 請求項1に記載の無線ノード。
[請求項5]
 前記制御部は、前記リソースのうち、前記第1の無線バックホールに対する前記リソース設定によって設定されたリソースを、前記第2の無線バックホールリンク又は前記無線アクセスリンクのために利用できないと判断する、
 請求項1に記載の無線ノード。
[請求項6]
 無線ノードは、
 第1の無線バックホールリンクを通じて、第2の無線バックホールリンク及び無線アクセスリンクの少なくとも一方についてのリソースに関する設定情報を受信し、
 前記第1の無線バックホールリンクに対するリソース設定におけるリソースの用途とは異なる用途に関する設定が含まれる前記設定情報に基づいて、前記リソースの使用を制御する、
 無線通信方法。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3]

[ 図 4]

[ 図 5]

[ 図 6A]

[ 図 6B]

[ 図 7A]

[ 図 7B]

[ 図 8]

[ 図 9]