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1. WO2020121624 - 音楽投稿装置及び音楽投稿プログラム

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明 細 書

発明の名称 音楽投稿装置及び音楽投稿プログラム

技術分野

0001  

背景技術

0002   0003   0004   0005   0006  

先行技術文献

特許文献

0007  

発明の概要

発明が解決しようとする課題

0008   0009  

課題を解決するための手段

0010   0011  

発明の効果

0012  

図面の簡単な説明

0013  

発明を実施するための形態

0014   0015   0016   0017   0018   0019   0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033   0034   0035   0036   0037   0038   0039   0040   0041   0042   0043   0044   0045   0046   0047   0048   0049   0050   0051   0052   0053   0054   0055   0056   0057   0058   0059   0060   0061   0062   0063   0064   0065   0066   0067   0068   0069   0070   0071   0072   0073   0074   0075   0076   0077   0078   0079   0080   0081   0082   0083   0084   0085   0086   0087   0088   0089   0090   0091   0092   0093   0094   0095   0096   0097   0098   0099   0100   0101   0102   0103   0104   0105   0106   0107   0108   0109   0110  

符号の説明

0111  

請求の範囲

1   2   3   4   5  

図面

1   2   3   4   5   6   7   8   9   10   11   12   13   14   15   16   17   18   19   20   21   22  

明 細 書

発明の名称 : 音楽投稿装置及び音楽投稿プログラム

技術分野

[0001]
 本発明は、音楽投稿装置及び音楽投稿プログラムに関する。

背景技術

[0002]
 近年、一般のユーザが作成した音楽動画又は音声を自由に投稿可能な音楽投稿サイトがよく知られている。例えば歌手やバンドなどのユーザが楽曲を歌唱したり演奏したりした音楽動画をサイト上に投稿することで、自らの音楽を他のユーザに広く知って貰うことができる。また、投稿された音楽動画を視聴した他のユーザは、その音楽動画に対して評価を付けたり、感想コメントを付けたりすることも可能である。
[0003]
 ここで、音楽(楽曲)というものは一人で完成させるのは必ずしも容易でない。例えば作曲の才能に秀でている者がいたとしても、楽曲として完成するためには歌詞を付けたり楽器演奏を付けたりといった様々な能力も必要となってくる。複数のメンバーから構成されるバンドの場合には、各々のメンバーがそれぞれの得意とするパートを担っていることも多い。
[0004]
 これに関する技術として、特許文献1には、通信回線網を介して、楽曲の元となるデータを受信し、それを合成して楽曲を作成する楽曲作成装置及び、一般ユーザから優れたアーティストを発掘し、通信回線網上の音楽ビジネスを実行する音楽配信システムが記載されている。
[0005]
 特許文献1記載の発明によれば、通信回線網を介して複数の楽曲元データ送信端末に接続された楽曲作成装置の楽譜公開手段によって、パート別の楽譜が通信回線網上に公開され、楽曲元データ受信手段によって、前記楽譜に従った各パート別の楽曲元データが前記複楽曲元データ送信端末から通信回線網を介して受信され、合否判定手段によって前記楽曲元データと、楽曲基準データとに基づいて、前記各パート別に評価され、各パート別に楽曲元データの合否が判定され、楽曲作成手段によって、前記合否判定手段で合格と判定された各パート毎の一の楽曲元データが組み合わされて楽曲データが作成される。
[0006]
 このため、通信回線網を介して、オーディションとして広く一般人から楽曲の元となるパート別の楽曲元データを募集でき、そのうち、合否判定手段によって優れていると判定された楽曲元データのみを、楽曲として組み合わせることが出来るので、才能があるにもかかわらず、音楽活動を行う機会が無かった一般人アーティストを容易に、かつ低いコストで発掘できることが記載されている。

先行技術文献

特許文献

[0007]
特許文献1 : 特開2001-100604号公報

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0008]
 しかしながら、上記特許文献1記載の発明においては、楽曲基準データに基づいて楽曲元データの合否が合否判定手段によって判定されるため、オーディションの応募者は少なくとも楽曲基準を超えられるだけの音楽スキル(例えば楽器を演奏するスキル)が要求されるという問題がある。このため、本来的な音楽的才能を有する人であっても楽曲スキルや知識が未熟であるといった場合には、このような人物を発掘することは困難である。またそもそも、音楽といった創作物は、一定の楽曲基準といったものでその優劣を評価しない方がよい場合も多い。
[0009]
 本発明は、上記の点に鑑み提案されたものであり、一つの側面では、音楽の投稿、募集、視聴、応募を通じて、音と音および人と人をつなぐ音楽投稿プラットフォームを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

[0010]
 上記の課題を解決するため、本発明に係る音楽投稿装置は、ユーザにより楽音が投稿される音楽投稿装置であって、ユーザにより入力された募集楽音を録音する録音手段と、前記募集楽音及び報酬に関する情報を含む投稿情報を作成する投稿作成手段と、ユーザにより前記募集楽音に同調した応募楽音が入力された場合、前記募集楽音と前記応募楽音とを合成録音する合成録音手段と、前記募集楽音を入力したユーザからの選択操作に応じて、前記応募楽音を入力したユーザのうち、前記報酬を付与するユーザを選択する選択手段とを有し、前記投稿作成手段は、前記募集楽音と合成録音された前記応募楽音を、前記投稿情報又は前記募集楽音の少なくとも何れかと関連付ける。
[0011]
 また、上記の課題を解決するため、本発明に係る音楽投稿プログラムは、コンピュータに、ユーザにより入力された募集楽音を録音する録音手段と、前記募集楽音及び報酬に関する情報を含む投稿情報を作成する投稿作成手段と、ユーザにより前記募集楽音に同調した応募楽音が入力された場合、前記募集楽音と前記応募楽音とを合成録音する合成録音手段と、前記募集楽音を入力したユーザからの選択操作に応じて、前記応募楽音を入力したユーザのうち、前記報酬を付与するユーザを選択する選択手段として機能させ、前記投稿作成手段は、前記募集楽音と合成録音された前記応募楽音を、前記投稿情報又は前記募集楽音の少なくとも何れかと関連付ける。

発明の効果

[0012]
 本発明の実施の形態によれば、音楽の投稿、募集、視聴、応募を通じて、音と音および人と人をつなぐ音楽投稿プラットフォームを提供することができる。

図面の簡単な説明

[0013]
[図1] 本実施形態に係る音楽投稿システムの構成例を示す図である。
[図2] 本実施形態に係る音楽投稿システムのハードウェア構成例を示す図である。
[図3] 本実施形態1に係るユーザ端末の音楽投稿アプリ画面例を示す図である。
[図4] 本実施形態1に係るユーザ端末の音楽投稿アプリ画面例を示す図である。
[図5] 本実施形態1に係るユーザ端末の音楽投稿アプリ画面例を示す図である。
[図6] 本実施形態1に係るユーザ端末の音楽投稿アプリ画面例を示す図である。
[図7] 本実施形態1に係るユーザ端末の音楽投稿アプリ画面例を示す図である。
[図8] 本実施形態1に係るユーザ端末の音楽投稿アプリ画面例を示す図である。
[図9] 本実施形態1に係るユーザ端末の音楽投稿アプリ画面例を示す図である。
[図10] 本実施形態1に係るユーザ端末の音楽投稿アプリ画面例を示す図である。
[図11] 本実施形態1に係るユーザ端末の音楽投稿アプリ画面例を示す図である。
[図12] 本実施形態1に係るユーザ端末の音楽投稿アプリ画面例を示す図である。
[図13] 本実施形態1に係る音楽投稿システムのソフトウェア構成例を示す図である。
[図14] 本実施形態1に係るユーザ管理DB103aのデータ例を示す図である。
[図15] 本実施形態1に係る投稿管理DB103bのデータ例を示す図である。
[図16] 本実施形態2に係るユーザ端末の音楽投稿サイト画面例を示す図である。
[図17] 本実施形態2に係るユーザ端末の音楽投稿サイト画面例を示す図である。
[図18] 本実施形態2に係るユーザ端末の音楽投稿サイト画面例を示す図である。
[図19] 本実施形態2に係るユーザ端末の音楽投稿サイト画面例を示す図である。
[図20] 本実施形態2に係るユーザ端末の音楽投稿サイト画面例を示す図である。
[図21] 本実施形態2に係る音楽投稿システムのソフトウェア構成例を示す図である。
[図22] 本実施形態1、2に係る募集楽音及び応募楽音の具体例を示す図である。

発明を実施するための形態

[0014]
 本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
[0015]
 <システム構成>
 図1は、本実施形態に係る音楽投稿システムの構成例を示す図である。図1の音楽投稿システム100は、投稿サーバ10及びユーザ端末20を含み、ネットワーク30を介して接続されている。
[0016]
 投稿サーバ10は、ユーザのユーザ端末20から投稿(送信)された楽音データを格納し管理を行うサーバ装置である。
[0017]
 ユーザ端末20は、例えばスマートフォン20a、タブレット端末20a又はパーソナルコンピュータ20bなどであり、楽音データの入力、録音及び投稿を行うための情報端末装置である。ユーザ端末20には予め所定のアプリ(アプリケーション・プログラム)がインストールされる。
[0018]
 ネットワーク30は、有線、無線を含む通信ネットワークである。ネットワーク30は、例えば、インターネット、公衆回線網、WiFi(登録商標)などを含む。
[0019]
 はじめに、募集者はユーザ端末20から自ら作成した音(募集楽音という)を投稿サーバ10に投稿し、当該募集音に対して求める音を募集する。募集音を視聴した応募者は、当該募集楽音に音(応募楽音という)を付けて投稿サーバ10に返信投稿する。これにより、本実施形態に係る発明は、音楽の投稿、募集、視聴、応募を通じて、音と音および人と人をつなぐ音楽投稿プラットフォームを提供する。以下詳しく説明する。
[0020]
 <ハードウェア構成>
 図2は、本実施形態に係る音楽投稿システムのハードウェア構成例を示す図である。図2に示されるように、投稿サーバ10は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、HDD(Hard Disk Drive)14、及び通信装置15を有する。
[0021]
 CPU11は、各種プログラムの実行や演算処理を行う。ROM12は、起動時に必要なプログラムなどが記憶されている。RAM13は、CPU11での処理を一時的に記憶したり、データを記憶したりする作業エリアである。HDD14は、各種データ及びプログラムを格納する。通信装置15は、ネットワーク30を介して他装置との通信を行う。
[0022]
 ユーザ端末20は、CPU21、ROM22、RAM23、ユーザ用メモリ24、通信装置25、表示装置26、入力装置27、カメラ28及びマイク29を有する。
[0023]
 CPU21は、各種プログラムの実行や演算処理を行う。ROM22は、起動時に必要なプログラムなどが記憶されている。RAM23は、CPU21での処理を一時的に記憶したり、データを記憶したりする作業エリアである。ユーザ用メモリ24は、不揮発性記憶装置であって、上記所定のアプリ等の各種プログラムや楽音データなどの各種ユーザデータを格納し保存する。通信装置25は、ネットワーク30を介して他装置との通信を行う。
[0024]
 表示装置26は、液晶ディスプレイ等のカラーディスプレイである。入力装置27は、固有の操作キーやボタンなどで実現される。また入力装置27は、操作キーやボタンに代え、ディスプレイ画面上のタップ座標(タッチ座標)を検知可能なタッチパネルにより実現されうる。この場合、入力操作は画面上のタッチパネルとプログラムにより制御されるソフトウェアキー等とにより実現される。
[0025]
 カメラ28は、ユーザ端末20に付属し、画像や動画を撮像する撮像装置である。マイク29は、音声を入力する装置である。
[0026]
 [実施形態1]
 <音楽投稿アプリ画面例>
 図3~12は、本実施形態1に係るユーザ端末の音楽投稿アプリ画面例を示す図である。ユーザ端末20は、例えばスマートフォン20aやタブレット端末20aであって、予め所定の音楽投稿アプリ(アプリケーション・プログラム)がインストールされる。以下図面を参照しながら説明する。
[0027]
 (募集投稿)
 ユーザはユーザ端末20のアプリを起動し、アプリを介して投稿サーバ10にアクセスし、画面Aを表示する(図3)。ユーザは初回アクセスの場合には「新規登録」51を行い、登録したユーザIDとパスワードを入力することで「ログイン」52を行う。
[0028]
 ログイン後、アプリは画面Bに遷移する(図4)。ログイン中はログインしたユーザ名53(例えば、「Yuki」さん)が表示される。画面Bは投稿list画面であって、各ユーザによる投稿スレッド(リスト)54が一覧表示されている。
[0029]
 ここで、ユーザが自ら作成した楽音を肉声で投稿したい場合、画面Bの下方にあるメニューバーの「rec(録音)」55を押下する。
[0030]
 アプリは画面Cに遷移する(図5)。画面Cは投稿rec(record)画面であって、ユーザが投稿したい楽音の録音を行うための録音ツール画面である。録音ツール画面は、録音情報表示部56、録音開始ボタン57、録音停止ボタン58、再生ボタン59、再生進行バー60、募集コメント入力欄61、投稿ボタン62、一時保存ボタン63、Reset(リセット)ボタン64を有する。
[0031]
 ユーザは投稿したい楽音の録音を開始する場合、録音開始ボタン57を押下し、ユーザ端末20のマイク29に楽音を肉声で吹き込んで入力する。楽音の入力が終わると、録音停止ボタン58を押下する。
[0032]
 ここで、楽音は一般的には楽器や人の声によって奏でられる「音楽の音」あるいは「音楽に使われる音」という意味である。本実施形態においては、ユーザが歌唱音(歌・歌声)や、もしくは具体的な歌詞を伴わない鼻歌音(鼻唄音)や口ずさみ音を、楽音としてマイク29に入力する。また、マイク29にはこれら歌唱音、鼻歌音又は口ずさみ音に加えて、更にユーザが同時に楽器を演奏することにより、楽器の演奏音(伴奏音)を含んで入力することも可能である。
[0033]
 楽音の録音を停止すると、画面D(図6)に示されるように、録音情報表示部56には、録音時間(例えば、01m05s)及び投稿者(例えば、「Yuki」)などの録音情報が表示される。また、ユーザが録音したばかりの楽音を再生して試聴する場合、再生ボタン59を押下することで、録音された楽音が再生される。再生に応じて再生進行バー60が進行するとともに、ユーザが再生進行バー60の位置を操作することで、録音した楽音の再生位置を任意に調整可能である。
[0034]
 また、ユーザは投稿しようとする楽音に添付する募集コメントを募集コメント入力欄61に入力し、他のユーザからの楽音を募集する。以下に具体的な募集コメント例を示す。
・「寝る前に口ずさみましたので、投稿します!」
・「このメロディにギターソロを弾いてください。」
・「このメロディに歌詞を作ってください。私は楽器を弾けないため、鼻歌ですみません。」
[0035]
 この募集コメントからも分かるように、はじめのユーザ(募集者)が、他のユーザから音を募るために投稿する楽音(募集楽音)と、その楽音に対して他のユーザが応募する形で投稿する楽音(応募楽音)は、楽曲構成上、それぞれが一パートを担う楽音である。即ち、一パートを担う第1の楽音(募集楽音)に対してもう一パートを担う第2の楽音(応募楽音)が同調して組み合わさって一つの多重楽音を構成する。そしてこの多重楽音こそがはじめのユーザ(募集者)が求める音である。
[0036]
 ユーザが投稿ボタン62を押下すると、録音した楽音データ及び募集コメントデータがアプリを介して投稿サーバ10に投稿(送信)される。なお、ユーザが録音した楽音データ及び募集コメントデータを投稿サーバ10に投稿(送信)せずにアプリ内に一時保存しておきたい場合には、一時保存ボタン63を押下する。また録音した楽音データ及び募集コメントデータを削除・リセットしたい場合には、Resetボタン64を押下する。
[0037]
 録音した楽音データ及び募集コメントデータが投稿サーバ10に投稿されると、アプリは画面Eに遷移する(図7)。画面Eの投稿list画面には、新しく 募集投稿された投稿スレッド65(Yuki 2018/10/10 AM1:15 1m05s res0)が追加表示されていることがわかる。
投稿者(ユーザ名):Yuki
投稿日時:2018/10/10 AM1:15
録音時間:1m05s(1分5秒)
返信投稿数(レスポンス数):res
[0038]
 (応募投稿)
 画面F(図8)は、別ユーザ(例えば、「Sam」さん)によりログインされた投稿list画面である。画面Fの投稿list画面には、ユーザ「Yuki」からの投稿スレッド65が公開表示されている。ユーザが試聴を所望する投稿スレッド65を押下(タップ)すると、アプリは画面Gに遷移する(図9)。
[0039]
 画面G(図9)に示されるように、録音情報表示部56には、当該投稿された楽音データに係る、録音時間(例えば、01m05s)及び投稿者(例えば、「Yuki」)などの録音情報が表示される。また、ユーザが投稿者「Yuki」により投稿された楽音データを再生して試聴する場合、再生ボタン59を押下することで、投稿された楽音データが再生される。再生に応じて再生進行バー60が進行するとともに、再生進行バー60の位置を操作することで、楽音の再生位置を任意に調整可能である。
[0040]
 ここで、ユーザは投稿者「Yuki」により投稿された楽音に対して、自らで楽器を演奏することで演奏(伴奏)を付けることが可能である。これはバッキングを付ける、バッキング演奏を入れるなどともいう。演奏は、投稿された楽音に同調して演奏される楽器演奏音である。楽器の種類は任意でよく、一の楽器でも複数の楽器でもよいことは言うまでもない。
[0041]
 ユーザが録音開始ボタン57を押下すると、投稿された楽音が再生されるとともに再生に応じて再生進行バー60が進行する。ユーザは投稿者「Yuki」の楽音を聞きながら、当該楽音に同調させて自らで楽器を演奏(伴奏)し又は肉声で歌唱するなどして、ユーザ端末20のマイクに新たな楽音(楽器の演奏音又は歌唱音)を入力する。楽音の入力が終わると、録音停止ボタン58を押下する。これにより、多重楽音データ(ユーザ「Yuki」の楽音+ユーザ「Sam」の楽音)が合成録音される。また、ユーザが録音したばかりの多重楽音データを再生して試聴する場合、再生ボタン59を押下することで、録音された多重楽音データが再生される。
[0042]
 また、ユーザは投稿する楽音に添付する応募コメントを応募コメント入力欄61bに入力可能である。ユーザが投稿ボタン62を押下すると、録音した多重楽音データ及び応募コメントデータがアプリを介して投稿サーバ10に投稿(送信)される。なお、ユーザが録音した多重楽音データ及び応募コメントデータをアプリ内に一時保存しておきたい場合には、一時保存ボタン63を押下する。また録音した多重楽音データ及び応募コメントデータを削除・リセットしたい場合には、Resetボタン64を押下する。
[0043]
 新たな多重楽音データ及び応募コメントデータが投稿サーバ10に投稿されると、アプリは画面Hに遷移する(図10)。画面Hには、投稿スレッド65に紐付いて応募投稿された投稿スレッド66(Sam 2018/10/10 AM2:00 1m05s res0)が返信投稿という形で追加表示されていることがわかる。
投稿者(ユーザ名):Sam
投稿日時:2018/10/10 AM2:00
録音時間:1m05s(1分5秒)
返信投稿数(レスポンス数):res0
[0044]
 なお、ユーザ端末20のアプリ側において、楽音の入力に伴って多重楽音データを合成録音したが、投稿サーバ10ではユーザ端末20から楽音データを受信し、受信した楽音音データと元の楽音データとを合成することで、投稿サーバ10側で2つの楽音を含む多重楽音データを合成録音することも可能である。
[0045]
 画面Hにおいて、ユーザが新たな投稿スレッド66を押下すると、アプリは画面Iに遷移する(図11)。ユーザが投稿者「Yuki with Sam」により投稿された多重楽音データ(ユーザ「Yuki」の楽音+ユーザ「Sam」の楽音)を再生して試聴する場合、再生ボタン59を押下することで、投稿された多重楽音データが再生される。
[0046]
 なお、返信投稿された投稿スレッド66について、ユーザ「Yuki」及び「Sam」は勿論のこと、他のユーザ(第三者)であっても各々がログイン後、再生して視聴することが可能である。
[0047]
 更にユーザ「Yuki」、「Sam」又は他のユーザ(第三者)が投稿者「Yuki with Sam」により投稿された多重楽音に対して更なる楽音を入力する場合、録音開始ボタン57を押下すると多重楽音データが再生されるので、これにあわせてユーザ端末20のマイクに楽音(楽器の演奏音又は歌唱音)を更に入力することが可能である。楽音の入力が終わると、録音停止ボタン58を押下する。これにより、1~3つの楽音を含む多重楽音データ(ユーザ「Yuki」の楽音+ユーザ「Sam」の演奏音+他のユーザの演奏音)が合成録音される。また、ユーザが録音したばかりの多重楽音データを再生して試聴する場合、再生ボタン59を押下することで、録音された多重楽音データが再生される。
[0048]
 録音した多重楽音データ(ユーザ「Yuki」の楽音+ユーザ「Sam」の楽音+他のユーザの楽音)及び応募コメントデータが投稿サーバ10に投稿されると、アプリは画面Jに遷移する(図12)。画面Jには、投稿スレッド65に投稿スレッド66が紐付くとともに、投稿スレッド66に紐付いて応募投稿された投稿スレッド67(Tetsu 2018/10/10 AM2:50 1m05s res0)が返信投稿という形で追加表示されていることがわかる。
投稿者(ユーザ名):Tetsu
投稿日時:2018/10/10 AM2:50
録音時間:1m05s(1分5秒)
返信投稿数(レスポンス数):res0
[0049]
 更に例えば、画面Jには、投稿スレッド65に別途紐付いて応募投稿された投稿スレッド68(Tom 2018/10/10 AM3:00 1m05s res0)が返信投稿という形で追加表示されていることがわかる。
[0050]
 以上のように、自ら思い浮かんだ最初の楽音(例えば歌唱音、鼻歌音、口ずさみ音等)を、ユーザがスマートフォンなどのアプリから手軽にアップロードすることが可能となる。また、他のユーザは、このようにアップロードされた楽音を視聴し、気に入ったその楽音に対して演奏・伴奏(バッキング)又は歌唱を付けて再アップロードすることが可能である。即ち、音楽の投稿、募集、視聴、応募を通じて、音と音および人と人をつなぐ音楽投稿プラットフォームを提供することが可能である。
[0051]
 色々なシチュエーションで思い浮かんだ最初の楽音は、音楽(楽曲)としては全くブラッシュアップされていないものの、そんなメロディでも光る原石である可能性がある。ユーザがアプリから手軽に楽音をアップロードし公開することで、広く他のミュージシャン(アーティスト)により視聴され、その中からミュージシャンの眼鏡に適った楽音については、様々な演奏等を付けてもらうことが可能となり、その結果、当初は拙い楽音であったとしても、最終的に完成度の高い音楽(楽曲)として発展させることができる。
[0052]
 なお、アップロードした楽音がミュージシャンに演奏等を付けてもらえるかどうかは、一定の楽曲基準といったものが設けられているわけではなく、あくまで広く他のミュージシャンらにより視聴され、その中からミュージシャン自身の眼鏡に適うかどうか次第である。
[0053]
 また、他にも以下の効果が期待される。
・楽曲スキルや知識が未熟なユーザあっても、音楽家(作曲家)への途が拓くための有効な機会となる。
・楽音の投稿者と演奏音の投稿者とが出会う機会となり、新しい音楽家同士の出会いの場としても機能しうる。
・例えば音楽プロデューサーなどがそのような才能を持ったユーザを発掘する新たな場として活用することが可能である。
[0054]
 (補足)
 ・ユーザが最初に投稿する楽音は動画として登録してもよく、音声のみ又は動画の何れかを選択して投稿可能としてもよい。この場合、投稿rec画面(図8)は、ユーザが投稿したい楽音を含む動画の録画を行うための録画ツール画面となる。ユーザは投稿したい動画の録画を開始する場合、録画ツール画面において録画開始ボタン(非図示)を押下し、ユーザ端末20のマイク29に楽音を入力するとともに、付属のカメラ28に動画像を入力する。
[0055]
 ・投稿スレッド54に対して、それらを試聴したユーザの各々がユーザ評価を付けるようにしてもよい。評価値は、例えば1~5段階の数値、星の数などで表現しうる。多くのユーザから支持を受けた投稿スレッドほど高い評価値が付くので、ミュージシャンらが演奏等を付けようとする楽音を選択する際の一つの目安として利用しうる。また例えば音楽プロデューサーなどが価値の高い音楽を見付けだす際の一つの目安としても利用しうる。また例えば、アプリ上で開催されるコンテスト等において、高い評価値の投稿スレッドに対して賞(大賞、年間大賞等)を付与することができる。
[0056]
 <ソフトウェア構成>
 図13は、本実施形態1に係る音楽投稿システムのソフトウェア構成例を示す図である。投稿サーバ10は、主な機能部として、投稿送受信部101、投稿作成部102、及び記憶部103を有する。
[0057]
 投稿送受信部101は、ユーザ端末から投稿された募集楽音や応募楽音を受信する受信する機能を有している。
[0058]
 投稿作成部102は、入力された募集楽音の投稿情報(投稿スレッド等)を作成する機能を有している。また、ユーザ端末20から投稿情報の取得要求を受信した場合、投稿情報を送信する機能を有している。
[0059]
 記憶部103は、ユーザ情報が予め登録されたユーザ管理DB103a、ユーザ端末20から投稿された音データや投稿情報が管理される投稿管理DB103bする。
[0060]
 ユーザ端末20は、主な機能部として、入力部201、録音部202、投稿取得部203、表示部204、再生部205、及び投稿送受信部206を有する。
[0061]
 入力部201は、音を入力する機能を有している。
[0062]
 録音部202は、入力部201により入力された募集楽音を録音する機能を有している。また、募集楽音に同調した応募楽音が入力された場合、募集楽音と応募楽音とを合成 録音する機能を有している。
[0063]
 投稿取得部203は、投稿サーバ10から投稿情報を取得する機能を有している。
[0064]
 表示部204は、投稿サーバ10から取得した投稿情報を表示する機能を有している。
[0065]
 再生部205は、投稿情報の中からユーザに選択された投稿を再生する機能を有している。
[0066]
 投稿送受信部206は、投稿サーバ10に録音部202により録音された募集楽音を投稿(送信)する。
[0067]
 なお、各機能部は、投稿サーバ10及びユーザ端末20を構成するコンピュータのCPU、ROM、RAM等のハードウェア資源上で実行されるコンピュータプログラム及びアプリケーションプログラムによって実現されるものである。これらの機能部は、「手段」、「モジュール」、「ユニット」、又は「回路」に読替えてもよい。また、投稿サーバ10における記憶部103の各DBは、ネットワーク30上の外部記憶装置に配置することも可能である。
[0068]
 (各種データベース)
 図14は、本実施形態1に係るユーザ管理DB103aのデータ例を示す図である。ユーザ管理DB103aは、ユーザ(利用者)のユーザ情報が予め登録されたデータベースであり、例えば、「ユーザID」、「ユーザ名」、「パスワード」、「メールアドレス」、「年齢」、「性別」などのデータ項目を有する。
[0069]
 「ユーザID」は、管理上、ユーザ毎に付番される固有の識別子を示す。なお、ユーザとは音楽投稿システム100におけるユーザ端末20のユーザ(利用者)である。「パスワード」は、音楽投稿システム100(投稿サーバ10)のログイン・パスワードを示す。
[0070]
 「メールアドレス」は、ユーザの有するメールアドレスを示す。「年齢」、「性別」は、ユーザ属性情報としての年齢、性別を示す。
[0071]
 なお、これらユーザ情報は、ユーザ自身が会員登録を行うことによって予め入力登録されうる。また、これ以外のユーザ属性情報を有していてもよい。
[0072]
 図15は、本実施形態1に係る投稿管理DB103bのデータ例を示す図である。投稿管理DB103bは、ユーザ端末20から投稿された楽音データや投稿情報が管理されるデータベースであり、例えば、「ユーザID」、「投稿ID」、「投稿日時」、「楽音データ」、「親投稿ID」などのデータ項目を有する。
[0073]
 「ユーザID」は、管理上、ユーザ毎に付番される固有の識別子を示す。他のDBと紐付ける。「投稿ID」は、管理上、投稿される楽音データ毎に付番される固有の識別子を示す。「投稿日時」は、楽音データが投稿された日時を示す。「楽音データ」は、投稿された楽音データのデータファイルを示す。「親投稿ID」は、当該投稿から見て親関係を有する投稿IDを示す。2つの投稿を例えば親子関係としてツリー状に関連付ける。
[0074]
 [実施形態2]
 <音楽投稿サイト画面例>
 図16~20は、本実施形態2に係るユーザ端末の音楽投稿サイト画面例を示す図である。ユーザ端末20は、例えばスマートフォン20a、タブレット端末20a又はパーソナルコンピュータ20bなどであり、であって、所定のウェブブラウザがインストールされている。以下図面を参照しながら説明する。
[0075]
 (募集投稿)
 ユーザはユーザ端末20のウェブブラウザを起動し、ウェブブラウザを介して投稿サーバ10の音楽投稿サイトにウェブアクセスし、画面Kを表示する(図16)。ユーザは登録したユーザIDとパスワードを入力することでサイトにログインし、ログイン中はログインしたユーザ名70(例えば、「Yuki」さん)が表示される。画面Kは例えば音楽投稿サイトのトップ画面であって、各ユーザによる投稿スレッド(リスト)71が一覧表示されている。投稿スレッド(リスト)71は、投稿情報72、投稿された動画データもしくは音声データを含んでいる。また、動画データの場合にはサムネイル画像73が表示され、音声データのみの場合にはサムネイル画像73に代えて所定画像(例えばサイトロゴ)、ユーザ画像、又は広告動画が表示されうる。
[0076]
 ここで、ユーザが自ら作成した楽音動画(楽器の演奏音、歌唱音又は鼻歌音等の動画)を新たに録画して投稿したい場合、画面Kの右上方にある「rec」74を押下する。なお、既に音を録音・録画したデータファイルが存在しそれを投稿したい場合、画面Kの右上方にある「Upload」75からデータファイルをアップロードすることも可能である。
[0077]
 「rec」74を押下すると、画面Lの投稿レコーディング画面に遷移する(図17)。画面Lは、ユーザが投稿したい楽音動画の録画を行うための録画ツール画面である。録画ツール画面は、録画情報表示部76、録画開始ボタン77、録画停止ボタン78、基準ファイルの音量調整バー79、再生ボタン80、動画再生表示欄81、募集タイトル入力欄82a、募集コメント入力欄82b、報酬入力欄83、締切期限入力欄84、投稿ボタン85、一時保存ボタン86、Resetボタン87を有する。
[0078]
 ユーザは投稿したい楽音動画の録画を開始する場合、録画開始ボタン77を押下し、ユーザ端末20のマイク29に楽音(楽器の演奏音、歌唱音又は鼻歌音等)を入力するとともに、付属のカメラ28に動画像を撮影入力する。なおここで撮影入力される動画像は、例えばユーザ自らの歌唱シーン動画、楽器の演奏シーン動画、ダンスやパフォーマンスシーン動画等である。
[0079]
 楽音動画の録画を停止すると、画面M(図18)に示されるように、録画情報表示部76には、録画時間(例えば、01m05s)などの録画情報が表示される。また、ユーザが録画したばかりの楽音動画を再生して視聴する場合、再生ボタン80を押下することで、録画された楽音動画が再生される。
[0080]
 また、ユーザは投稿しようとする楽音動画の募集タイトルを募集タイトル入力欄82aに、募集コメントを募集コメント入力欄82bに入力可能である。更にユーザは報酬入力欄83及び締切期限入力欄84を入力する。報酬は、投稿された楽音動画(募集楽音動画)に対して返信投稿を行ったユーザのうち楽音動画(応募楽音動画)が採用されたユーザに対して支払われる報酬・インセンティブである。締切期限は、投稿された楽音動画に対して返信投稿を行える期限日時を示す。
[0081]
 このようにユーザが楽音動画を投稿する際には、募集タイトル入力欄82a及び募集コメント入力欄82bにどのような音を求めているかを入力し、報酬がある場合にはよりよい音を集めるインセンティブとすべく報酬入力欄83に金額を入力し、募集の締切期限入力欄84を入力する。このようにユーザが投稿する音に対して必要とする音を、世間に広く募集することが可能となっている。以下に具体的な募集コメント例を示す。
・「1万円でベースを弾いてください。」
・「2万円でギターソロを弾いてください。」
・「このメロディに歌詞を作ってください。」
・「誰かこの曲を歌って欲しい。但し今は謝礼は出来ません。でも良かったら一緒にバンドを組みたい。」
・「この曲のシンガーを募集します。採用された方と弊社は契約を締結し、あなたにはCDデビューしてもらいます。」
[0082]
 ユーザが投稿ボタン85を押下すると、録画した楽音動画データ、募集タイトル、募集コメント、報酬及び締切期限のデータがウェブブラウザを介して投稿サーバ10に投稿(送信)される。なお、ユーザが録画した楽音動画データ、募集タイトル、募集コメント、報酬及び締切期限のデータを投稿サーバ10に投稿(送信)せずに一時保存しておきたい場合には、一時保存ボタン86を押下する。また削除・リセットしたい場合には、Resetボタン87を押下する。
[0083]
 録画した楽音動画データ、募集タイトル、募集コメント、報酬及び締切期限のデータが投稿サーバ10に投稿されると、画面Nに遷移する(図19)。画面Nに示されるように、音楽投稿サイトのトップ画面には、新しく募集投稿された投稿スレッド88(Yuki 2018/10/10 AM1:15 1m05s res0)が追加表示されていることがわかる。
投稿者(ユーザ名):Yuki
投稿日時:2018/10/10 AM1:15
録音時間:1m05s(1分5秒)
返信投稿数(レスポンス数):res
[0084]
 (応募投稿)
 音楽投稿サイトのトップ画面上から新しく募集投稿された投稿スレッド88が押下されると、画面0の投稿画面に遷移する(図20)。但し画面0の投稿画面は、別ユーザ(例えば、「Sam」さん)がログイン中である。画面0の投稿画面には、再生ボタン80、動画再生表示欄81、再生数88、評価値89、募集タイトル表示欄90a、募集コメント表示欄90b、報酬表示欄91、締切期限表示欄92、返信投稿スレッド93、動画再生表示欄94、選択ボタン95を有する。
[0085]
 ユーザが投稿者「Yuki」により投稿された楽音動画データを再生して視聴する場合、再生ボタン80を押下することで、動画再生表示欄81に投稿された楽音動画が再生される。楽音動画が再生されるたびに再生数88がカウントアップされるので、沢山再生された楽音動画ほど再生数が多くなる。また、楽音動画を再生し視聴したユーザが評価値89を付けることができ、高支持された楽音動画ほど評価値が高くなる。
[0086]
 ここで、ユーザは投稿者「Yuki」により投稿された楽音動画に同調して、自ら歌唱したり、もしくは自らで楽器の演奏(伴奏)を付けることが可能である。ユーザが募集タイトル、募集コメント、報酬、締切期限などを確認の上、自らの楽音動画(楽器の演奏音、歌唱音等の動画)を録画して返信投稿したい場合には、「rec」74を押下する。なお、既に音を録音・録画したデータファイルが存在しそれを投稿したい場合、「Upload」75からデータファイルをアップロードすることも可能である。「rec」74を押下すると、再び画面Lの投稿レコーディング画面に遷移する(図17)。上述したように画面Lにおいてユーザが返信投稿したい楽音動画の録音・録画を行うことが可能である。
[0087]
 投稿サーバ10は、ユーザ端末20から入力された楽音動画データを受信すると、受信した楽音動画データと元の楽音動画データとを合成し、多重楽音動画データ(ユーザ「Yuki」の楽音動画+ユーザ「Sam」の楽音動画)を合成録音する。
[0088]
 返信投稿スレッド93には、オーナー投稿者「Yuki」により投稿された楽音動画(募集楽音動画)に対して返信投稿された多重楽音動画(応募楽音動画)が表示される。なお、この多重楽音動画は、オーナー投稿者の設定等に応じて、どのユーザでも再生できるようにしてもよいし、オーナー投稿者のみが再生できるように制限を設けてもよい。
[0089]
 また、多重楽音動画の動画像の扱いについて、返信投稿スレッド93の動画再生表示欄94に表示される動画映像又はサムネイル画像は、返信投稿された楽音動画のものを表示する。但し、オーナー投稿者の設定等に応じて、オーナー投稿者により投稿された元の楽音動画を優先表示するか、オーナー投稿者により投稿された元の楽音動画と返信投稿された楽音動画とを画面上領域に分割して表示することも可能である。また、何れか片方が音声データのみである場合には、もう片方の楽音動画を表示する。
[0090]
 選択ボタン95は、オーナー投稿者が報酬を支払う返信投稿、又は報酬が無償の場合は採用したい返信投稿を選択するためのボタンである。但し、選択ボタン95はオーナー投稿者である「Yuki」がログイン時のみに表示・押下が制限される。オーナー投稿者は締切期限経過後、少なくとも一以上の返信投稿を選択することで、報酬付与者・採用者を決定する。
[0091]
 以上のように、ユーザが音楽投稿サイト上において楽音動画(募集楽音動画)を投稿することで、当該募集者が投稿する音に対して必要とする音を、世間に広く募集することが可能となっている。また併せて募集タイトルや募集コメントを通じて具体的にどのような音を求めているかを伝えるとともに、応募者に対して報酬を付与することで、よりよい音を集めるインセンティブとすることができる。
[0092]
 また、他のユーザは、このようにアップロードされた楽音動画を視聴し、気に入ったその楽音動画に対して歌を付けたり楽器演奏・伴奏を付けた楽音動画(応募楽音動画)を再アップロードすることが可能である。即ち、音楽の投稿、募集、視聴、応募を通じて、音と音および人と人をつなぐ音楽投稿プラットフォームを提供することが可能である。
[0093]
 また、他にも以下の効果が期待される。
・楽曲スキルや知識が未熟なユーザあっても、音楽家(作曲家)への途が拓くための有効な機会となる。
・投稿者同士が出会う機会となり、新しい音楽家同士の出会いの場としても機能しうる。
・例えば音楽プロデューサーなどがそのような才能を持ったユーザを発掘する新たな場として活用することが可能である。
・サイト上で開催されるコンテスト等において、高評価値や高再生数の投稿スレッドに対して賞(大賞、年間大賞等)を付与することができる。
[0094]
 <ソフトウェア構成>
 図21は、本実施形態2に係る音楽投稿システムのソフトウェア構成例を示す図である。投稿サーバ10は、主な機能部として、投稿送受信部101、録音部104、投稿作成部102、選択部105、及び記憶部103を有する。
[0095]
 投稿送受信部101は、ユーザ端末から投稿(送信)された募集楽音や応募楽音を受信する受信する機能を有している。
[0096]
 録音部104は、ユーザ端末から入力された募集楽音を録音する機能を有している。また、ユーザ端末から募集楽音に同調した応募楽音が入力された場合、募集楽音と応募楽音を合成録音する機能を有している。
[0097]
 投稿作成部102は、募集楽音の投稿情報(投稿スレッド等)を作成する機能を有している。
[0098]
 選択部105は、募集楽音を入力したユーザ端末のユーザからの選択操作に応じて、応募楽音を入力したユーザ端末のユーザのうち、報酬を付与するユーザを選択する機能を有している。
[0099]
 記憶部103は、ユーザ情報が予め登録されたユーザ管理DB103a(図14)、ユーザ端末20から投稿された音データや投稿情報が管理される投稿管理DB103b(図15)する。
[0100]
 ユーザ端末20は、主な機能部として、入力部201、表示部204、再生部205、及び投稿送受信部206を有する。
[0101]
 入力部201は、音を入力する機能を有している。
[0102]
 表示部204は、投稿サーバ10から取得した投稿情報を表示する機能を有している。
[0103]
 再生部205は、投稿情報の中からユーザに選択された募集楽音を再生する機能を有している。
[0104]
 投稿送受信部206は、投稿サーバ10に入力部201により入力された音を投稿(送信)する。
[0105]
 なお、各機能部は、投稿サーバ10及びユーザ端末20を構成するコンピュータのCPU、ROM、RAM等のハードウェア資源上で実行されるコンピュータプログラム又はアプリケーションプログラムによって実現されるものである。これらの機能部は、「手段」、「モジュール」、「ユニット」、又は「回路」に読替えてもよい。
[0106]
 図22は、本実施形態1、2に係る募集楽音及び応募楽音の具体例を示す図である。但しこれらはあくまで一例であり、ユーザによって自由で様々な組み合わせがあってよい。
[0107]
 実施形態1に係る音楽投稿アプリにおいて、オーナー投稿者により投稿される募集楽音の種類は、例えば歌唱音、鼻歌音(口ずさみ音を含む)がある。また、返信投稿者により投稿される応募楽音の種類は、歌唱音に対しては楽器等の演奏音(伴奏音)、鼻歌音に対しては楽器等の演奏音(伴奏音)及び歌唱音がありうる。
[0108]
 実施形態2に係る音楽投稿サイトにおいて、オーナー投稿者により投稿される募集楽音(動画)の種類は、例えば歌唱音、鼻歌音(口ずさみ音を含む)、楽器等の演奏音がある。また、返信投稿者により投稿される応募楽音の種類は、歌唱音に対しては楽器等の演奏音(伴奏音)、鼻歌音に対しては楽器等の演奏音(伴奏音)及び歌唱音、楽器等の演奏音に対しては楽器等の演奏音(伴奏音)及び歌唱音がありうる。
[0109]
 <総括>
 本実施形態においては、最初に募集者はユーザ端末20から自ら作成した音(募集楽音)を投稿サーバ10に投稿し、当該募集音に対して求める音を募集する。募集音を視聴した応募者は、当該募集楽音に音(応募楽音)を付けて投稿サーバ10に返信投稿する。これにより、本実施形態に係る音楽投稿システム100によれば、音楽の投稿、募集、視聴、応募を通じて、音と音および人と人をつなぐ音楽投稿プラットフォームを提供することが可能である。
[0110]
 なお、本発明の好適な実施の形態により、特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の広範な趣旨および範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正および変更を加えることができることは明らかである。すなわち、具体例の詳細および添付の図面により本発明が限定されるものと解釈してはならない。

符号の説明

[0111]
 10   投稿サーバ
 20   ユーザ端末
 30   ネットワーク
 100  音楽投稿システム
 101  投稿送受信部
 102  投稿作成部
 103  記憶部
 104  録音部
 105  選択部
 201  入力部
 202  録音部
 203  投稿取得部
 204  表示部
 205  再生部
 206  投稿送受信部

請求の範囲

[請求項1]
 ユーザにより楽音が投稿される音楽投稿装置であって、
 ユーザにより入力された募集楽音を録音する録音手段と、
 前記募集楽音及び報酬に関する情報を含む投稿情報を作成する投稿作成手段と、
 ユーザにより前記募集楽音に同調した応募楽音が入力された場合、前記募集楽音と前記応募楽音とを合成録音する合成録音手段と、
 前記募集楽音を入力したユーザからの選択操作に応じて、前記応募楽音を入力したユーザのうち、前記報酬を付与するユーザを選択する選択手段とを有し、
 前記投稿作成手段は、前記募集楽音と合成録音された前記応募楽音を、前記投稿情報又は前記募集楽音の少なくとも何れかと関連付けること、
 を特徴とする音楽投稿装置。
[請求項2]
 前記募集楽音及び前記応募楽音は、多重演奏により構成される楽音のうち、それぞれが一パートを担う楽音であること、
 を特徴とする請求項1に記載の音楽投稿装置。
[請求項3]
 前記募集楽音は、演奏音であり、
 前記応募楽音は、前記演奏音に同調して演奏された演奏音又は歌唱された歌唱音であること、
 を特徴とする請求項1又は2に記載の音楽投稿装置。
[請求項4]
 前記募集楽音は、少なくとも歌唱音又は鼻歌音の何れかであり、
 前記応募楽音は、前記歌唱音又は鼻歌音に同調して演奏された演奏音であること、
 を特徴とする請求項1又は2に記載の音楽投稿装置。
[請求項5]
 コンピュータに、
 ユーザにより入力された募集楽音を録音する録音手段と、
 前記募集楽音及び報酬に関する情報を含む投稿情報を作成する投稿作成手段と、
 ユーザにより前記募集楽音に同調した応募楽音が入力された場合、前記募集楽音と前記応募楽音とを合成録音する合成録音手段と、
 前記募集楽音を入力したユーザからの選択操作に応じて、前記応募楽音を入力したユーザのうち、前記報酬を付与するユーザを選択する選択手段として機能させ、
 前記投稿作成手段は、前記募集楽音と合成録音された前記応募楽音を、前記投稿情報又は前記募集楽音の少なくとも何れかと関連付けること、
 を特徴とする音楽投稿プログラム。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3]

[ 図 4]

[ 図 5]

[ 図 6]

[ 図 7]

[ 図 8]

[ 図 9]

[ 図 10]

[ 図 11]

[ 図 12]

[ 図 13]

[ 図 14]

[ 図 15]

[ 図 16]

[ 図 17]

[ 図 18]

[ 図 19]

[ 図 20]

[ 図 21]

[ 図 22]