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1. WO2020121538 - 首掛け型機器

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明 細 書

発明の名称 首掛け型機器

技術分野

0001  

背景技術

0002  

先行技術文献

特許文献

0003  

発明の概要

発明が解決しようとする課題

0004   0005   0006   0007   0008   0009  

課題を解決するための手段

0010   0011   0012   0013   0014   0015   0016   0017  

発明の効果

0018  

図面の簡単な説明

0019  

発明を実施するための形態

0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030  

符号の説明

0031  

請求の範囲

1   2   3   4  

図面

1   2   3   4   5  

明 細 書

発明の名称 : 首掛け型機器

技術分野

[0001]
 本発明は、首に掛ける首掛け部と、この首掛け部に設けられるヘッド部とを有する首掛け型機器に関し、例えばヘッド部として扇風機を採用した首掛け型機器に関する。

背景技術

[0002]
 首に掛ける首掛け部と、この首掛け部に設けられるヘッド部とを有する首掛け型機器として、例えば、ヘッド部としてファンを有する扇風機を採用した首掛け型扇風機が知られている。このような首掛け型扇風機として、例えば特許文献1に挙げるようなものがある。

先行技術文献

特許文献

[0003]
特許文献1 : 韓国特許登録第101857047号明細書

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0004]
 特許文献1の首掛け型扇風機は、ファンを有するヘッド部が首掛け部の先端部に、先端部が延長する方向に突出するように設けられている。また、首掛け部の先端部とヘッド部との間には、角度調節部が設けられており、首掛け部に対してヘッド部の向きを調節ずることができる。
[0005]
 特許文献1には、角度調節部として、複数本の鉄心をチューブで覆うもの(第1のタイプ)か、あるいは、首掛け部の一部を構成する棒状の連結部材の両端部に、相手部材に対して取付軸周りに一定角度の範囲で回転できる関節部と称する機構を設けたもの(第2のタイプ)が開示されており、この角度調整部により、首掛け部に対してヘッド部の向きを調節することができる。
[0006]
 しかし、上述した従来の首掛け型扇風機においては、ヘッド部が首掛け部の先端部に、先端部がさらに延長する方向に突出して設けられているため、首掛け部を首に掛けた状態でヘッド部を首掛け部よりも下側に向けると、ヘッド部の背面側が使用者に向いてしまうため、首掛け部よりも下側、例えば、胸部に向けた送風ができないといった課題があった。
[0007]
 また、首掛け部を首に掛けた状態、すなわち、首掛け部の先端部が斜め下方を向いた状態でヘッド部を顔に向ける場合、第1のタイプの角度調節部においては、角度調節部を大きく曲げてヘッド部を起こさなければならず、複数本の鉄心の剛性のため、角度調節部を大きく曲げ難いといった課題があった、また、鉄心の剛性や反発のため、ヘッド部の微妙な向きの調節が難しいといった課題があった。
[0008]
 さらに、第2のタイプの角度調節部においては、二つの関節部でヘッド部の向きを調節するため、それぞれの関節部での角度調節が必要となり、ヘッド部の向きの調節が面倒であると共に、ヘッド部の微妙な向きの調節が難しいといった課題があった。
[0009]
 本発明は前記課題を鑑みてなされたものであり、首掛け部を使用者の首に掛けた状態で、ヘッド部の上下方向の向きを容易に調節でき、しかも、使用者の顔から胸にかけて、ヘッド部の出力側(扇風機の場合は風が出る面)の向きを調節できる首掛け型機器を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

[0010]
 前記課題を解決するため、請求項1の発明に係る首掛け型機器は、首に掛ける首掛け部と、該首掛け部に設けられるヘッド部とを有する首掛け型機器であって、
 前記首掛け部は、首に掛けた際に首の前側に位置して前記ヘッド部が取付けられるヘッド取付部を有し、
 前記ヘッド部は、前記首掛け部を首に掛けた際に、左右方向に延在する軸を中心に所定角度範囲で回転可能となるように前記ヘッド取付部に取付けられていることを特徴として構成されている。
[0011]
 請求項1に係る発明によれば、ヘッド部が、首掛け部を首に掛けた際に、左右方向に延在する軸を中心に所定角度範囲で回転可能であるため、首掛け部を使用者の首に掛けた状態でヘッド部の上下方向の向きを容易に調節することができる。また、使用者の顔から胸にかけて、ヘッド部の向きを調節することができる。
[0012]
 また、請求項2の発明に係る首掛け型機器は、前記首掛け部は、前記首掛け部の内側に形成される空間領域に設けられることを特徴として構成されている。
[0013]
 請求項2に係る発明によれば、ヘッド部とヘッド取付部との位置関係からヘッド部の向きを顔、首、胸にかけてより容易に調節することができる。
[0014]
 また、請求項3の発明に係る首掛け型機器は、前記首掛け部は、首の後部に掛けられるU字状部と、該U字状部と前記ヘッド取付部との間に設けられ、任意の方向に曲げることができるフレキシブル接続部とを有することを特徴として構成されている。
[0015]
 請求項3に係る発明によれば、フレキシブル接続部を曲げることで、ヘッド部の向きをより柔軟に調節することができる。
[0016]
 また、請求項4の発明に係る首掛け型機器は、前記ヘッド部は、送風部を有することを特徴として構成されている。
[0017]
 請求項4に係る発明によれば、ヘッド部を顔、首または胸に向けて風を送ることができる。

発明の効果

[0018]
 本発明に係る首掛け型機器によれば、首掛け部を使用者の首に掛けた状態で、ヘッド部の上下方向の向きを容易に調節でき、しかも、使用者の顔から胸にかけて、ヘッド部の出力側(扇風機の場合は風が出る面)の向きを調節できる。よって、機器として扇風機を採用した場合、ヘッド部の向きを調節することで、使用者の顔から胸にかけて、送風することができる。

図面の簡単な説明

[0019]
[図1] 本実施形態における首掛け型扇風機の正面図である。
[図2] 首掛け型扇風機の側面図である。
[図3] ヘッド部を顔の方向に向けた首掛け型扇風機の使用状態を示す斜視図である。
[図4] ヘッド部を胸の方向に向けた首掛け型扇風機の使用状態を示す斜視図である。
[図5] ヘッド部を折り畳んだ状態の首掛け型扇風機の正面図である。

発明を実施するための形態

[0020]
 本発明の実施形態について図面に沿って詳細に説明する。本実施形態では、首掛け型機器の一例として、ヘッド部として扇風機を採用した首掛け型扇風機について説明する。図1には本実施形態における首掛け型扇風機1の正面図を、図2には首掛け型扇風機1の側面図を、それぞれ示している。本実施形態の首掛け型扇風機1は、ヘッド部20として扇風機を有しており、使用者は首掛け型扇風機1を首に掛けて、ヘッド部20の正面(風が出る面)を顔、首、胸等の方向に向けることにより、身体の広い範囲に渡って風を受けて涼しさを感じることができるものである。
[0021]
 首掛け型扇風機1は、使用者の首に掛ける部分である首掛け部10と、首掛け部10の両先端部近傍に配置される2つのヘッド部20とを有している。首掛け部10は、首の後部に掛けられるように構成されたU字状部11と、このU字状部11の両先端側に設けられ、ヘッド部20を所定角度範囲において回転可能に取付けるヘッド取付部12と、U字状部11の両先端部とヘッド取付部12との間に接続され、任意の方向に曲げることができるフレキシブル接続部13とを有している。ヘッド取付部12は、首掛け部10を首に掛けた際には、U字状部11から首の前側に向かって延びた状態となる。首掛け部10は、U字状部11、ヘッド取付部12及びフレキシブル接続部13により、内側に空間領域Aを形成している。フレキシブル接続部13の具体的な構成等については、後述する。
[0022]
ヘッド部20は、ヘッド取付部12の先端近傍に設けられている。ヘッド部20は、ヘッド取付部12が延在する方向と略直交する方向であって、ヘッド取付部12に対し首掛け部10の空間領域Aに向かって突出するように取付けられている。また、ヘッド部20は、使用者が首掛け部10を首に掛けた際に、左右方向に延在する軸を中心に所定角度回転可能となるようにヘッド取付部12に取付けられている。なお、左右方向に延在する軸は、実在する軸部材に限定されず、仮想軸であってもよい。以下、ヘッド部20の取付構造等について詳細に説明する。ヘッド部20は、ヘッド取付部12と略直交し、空間領域Aの方向(図1においては図面左右方向、図2においては図面表裏方向)に向かう支持軸25に、所定角度範囲において回転可能に取付けられている。図2において破線で示すように、ヘッド部20は、支持軸25を中心に周方向両側(首掛け部10を首に掛けた際には、上下両方向)に向かって所定の角度範囲で回転できるため、首掛け部10に対してヘッド部20の上下方向の向きを容易に調節することができる。なお、ヘッド部20の取付構造は、ヘッド取付部12に対して回転可能であれば、本実施形態に限定されず、任意の構造を採用することができる。また、所定角度範囲とは、360度未満である必要はなく、360度を超えて1回転できるものであってよい。必要な角度範囲は、機器に応じて任意に設定できる。回転可能な角度範囲を360度未満に設定する場合は、例えばストッパ機構を設けることで、必要角度以上の回転を規制できる。
[0023]
 上述したように、U字状部11とヘッド取付部12との間には、フレキシブル接続部13が設けられている。このフレキシブル接続部13は、任意の方向に容易に曲げることができ、かつ、曲げた状態を維持できるものであればよく、例えば、金属製の蛇腹の管状部材と、それを樹脂材で被覆したものが挙げられる。これにより、図1及び図2において破線で示すように、フレキシブル接続部13は、任意の方向に曲がって、その状態を維持することができる。図1においては、フレキシブル接続部13を図面の左右方向に曲げることで、2つのヘッド部20、20の間隔を調節できる様子を示している。また、図2においては、フレキシブル接続部13を図面の左右方向に曲げることで、U字状部11に対するヘッド部20の向きや高さ方向の位置を調節できる様子を示している。このフレキシブル接続部13により、U字状部11に対して、ヘッド20の向きや位置の調節ができる。このように、本実施形態では、ヘッド部20は、ヘッド取付部12に対して、支持軸25を中心に向きの調節ができる。さらに、ヘッド部20は、フレキシブル接続部13により、U字状部11に対して、向きや位置の調節ができる。
[0024]
 首掛け部10は、内部に充電可能な電源部30を有している。電源部30からヘッド部20までは、配線31が設けられており、ヘッド部20に電源を供給することができる。配線31は、支持軸25内を挿通している。ヘッド部20は、配線31を断線させないため、ヘッド取付部12に対して回転可能な角度範囲を360度未満に制限されている。なお、配線31が断線しないような接続構造とすれば、ヘッド部20は、360度回転可能とすることもできる。
[0025]
 扇風機としてのヘッド部20は、略円盤状の筐体21内にファン22とこのファン22を回転させるモータ(不図示)を有し、筐体21は、ファン22の両側を覆うようにそれぞれガード部23を有している。ヘッド部20は、電源部30からの電源によってファン22が回転することで、その正面から方向C(図2参照)に向かって送風することができる。
[0026]
 図3及び図4には、首掛け扇風機1の使用状態の斜視図をそれぞれ示している。図3は、使用者の顔の下部及び首に向けて送風を行っている状態を表している。また、図4は、使用者の胸に向けて送風を行っている状態を表している。図3に示すように、使用時には、ヘッド部20をヘッド取付部12に対し回転させてヘッド20の向きを調節すると共に、フレキシブル接続部13を必要に応じて曲げて、ヘッド部20の正面を使用者の顔の所望の位置に向ける。この状態でヘッド部20のファン22を作動させることにより、方向Cに向かって送風し、使用者の顔の方向に向かって風を送ることができる。
[0027]
 ヘッド部20は、支持軸25を中心に両方向へ回転するので、ヘッド部20を使用者の顔に向かう方向へ容易に向けることができ、かつ、微妙な向きの調節も容易にできる。また、フレキシブル接続部13は、容易に曲げることができ、かつ、曲げた状態を維持することができるので、ヘッド部20の首掛け部10に対する向きや高さ方向の位置等を容易に調節することができる。また、ヘッド部20は、図3のように斜め上方に向けるだけでなく、図4に示すように、ヘッド部20をヘッド取付部12に対して下向き方向に所定角度回転させることで、ヘッド部20の正面を斜め下方に容易に向けることもでき、送風方向を上下方向に任意に設定することができる。このため、使用者の顔だけでなく首や胸などに向かってヘッド部20の正面を向けることで、従来の首掛け型扇風機では不可能であった胸への送風も可能となる。
[0028]
 図5には、ヘッド部20を折り畳んだ状態の首掛け型扇風機1の正面図を示している。この図に示すように、フレキシブル接続部13を空間領域Aに向かって大きく曲げることにより、2つのヘッド部20をそれぞれU字状部11で形成される空間領域Aに収容することができ、首掛け型扇風機1をコンパクトに折り畳むことができる。ヘッド部20が、従来のようにヘッド取付部12の先端部に、先端部がさらに延長する方向に突出することがなく、ヘッド取付部12から空間領域Aに向かって突出するように設けられており、また、フレキシブル接続部13がU字状部11とヘッド取付部12との間に設けられていることで、このようにヘッド部20をU字状部11で形成される空間領域A内にコンパクトに収納することができる。
[0029]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の適用は本実施形態には限られず、その技術的範囲において様々に適用され得る。例えば、本実施形態においては、ヘッド部20を首掛け部10の両端部に設けたものを例示したが、ヘッド部20は、首掛け部10のいずれか一方の端部にのみ設けてもよい。また、ヘッド部20のコンパクトな収容等が不要であれば、フレキシブル接続部13を削除し、U字状部11の両先端部を延長してヘッド取付部12に直接接続してもよく、また、U字状部11とヘッド取付部12を別体とせずに、U字状部11の先端側を延長して、その先端部をヘッド取付部12としてもよい。また、ヘッド部20は、ファン22を有する扇風機だけでなく、例えば、ミスト発生器、ミスト噴霧器など他の機能を有するものであってもよく、適用範囲は任意である。
[0030]
 また、首掛け部10の形状は、使用者の首に掛けられる形状であればよく、本実施形態の形状に限られない。また、U字状部11の全体がフレキシブル部材で構成されていてもよい。

符号の説明

[0031]
   1  首掛け型扇風機
  10  首掛け部
  11  U字状部
  12  ヘッド取付部
  13  フレキシブル接続部
  20  ヘッド部
  21  筐体
  22  ファン
  23  ガード部
  25  支持軸
  30  電源部
  31  配線

請求の範囲

[請求項1]
 首に掛ける首掛け部と、該首掛け部に設けられるヘッド部とを有する首掛け型機器であって、
 前記首掛け部は、首に掛けた際に首の前側に位置して前記ヘッド部が取付けられるヘッド取付部を有し、
 前記ヘッド部は、前記首掛け部を首に掛けた際に、左右方向に延在する軸を中心に所定角度範囲で回転可能となるように前記ヘッド取付部に取付けられていることを特徴とする首掛け型機器。
[請求項2]
 前記首掛け部は、前記首掛け部の内側に形成される空間領域に設けられることを特徴とする請求項1に記載の首掛け型機器。
[請求項3]
 前記首掛け部は、首の後部に掛けられるU字状部と、該U字状部と前記ヘッド取付部との間に設けられ、任意の方向に曲げることができるフレキシブル接続部とを有することを特徴とする請求項1または2に記載の首掛け型機器。
[請求項4]
 前記ヘッド部は、送風部を有することを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の首掛け型機器。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3]

[ 図 4]

[ 図 5]