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1. (WO2019043800) ユーザ端末及び無線通信方法
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明 細 書

発明の名称 ユーザ端末及び無線通信方法

技術分野

0001  

背景技術

0002   0003   0004  

先行技術文献

非特許文献

0005  

発明の概要

発明が解決しようとする課題

0006   0007  

課題を解決するための手段

0008  

発明の効果

0009  

図面の簡単な説明

0010  

発明を実施するための形態

0011   0012   0013   0014   0015   0016   0017   0018   0019   0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033   0034   0035   0036   0037   0038   0039   0040   0041   0042   0043   0044   0045   0046   0047   0048   0049   0050   0051   0052   0053   0054   0055   0056   0057   0058   0059   0060   0061   0062   0063   0064   0065   0066   0067   0068   0069   0070   0071   0072   0073   0074   0075   0076   0077   0078   0079   0080   0081   0082   0083   0084   0085   0086   0087   0088   0089   0090   0091   0092   0093   0094   0095   0096   0097   0098   0099   0100   0101   0102   0103   0104   0105   0106   0107   0108   0109   0110   0111   0112   0113   0114   0115   0116   0117   0118   0119   0120   0121   0122   0123   0124   0125   0126   0127   0128   0129   0130   0131   0132   0133   0134   0135   0136   0137   0138   0139   0140   0141   0142   0143   0144   0145   0146   0147   0148   0149   0150   0151   0152   0153   0154   0155   0156   0157   0158   0159   0160   0161   0162   0163   0164   0165   0166   0167   0168   0169   0170   0171   0172   0173   0174   0175   0176   0177   0178  

産業上の利用可能性

0179  

符号の説明

0180  

請求の範囲

1   2   3   4   5   6  

図面

1   2   3   4   5   6   7   8   9   10  

明 細 書

発明の名称 : ユーザ端末及び無線通信方法

技術分野

[0001]
 本発明は、ユーザ端末及び無線通信方法に関する。

背景技術

[0002]
 UMTS(Universal Mobile Telecommunication System)ネットワークにおいて、更なる高速データレート、低遅延などを目的としてロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)が仕様化された(非特許文献1)。また、LTEからの更なる広帯域化および高速化を目的として、LTEの後継システムも検討されている。LTEの後継システムには、例えば、LTE-A(LTE-Advanced)、FRA(Future Radio Access)、5G(5th generation mobile communication system)、5G+(5G plus)、New-RAT(Radio Access Technology)などと呼ばれるものがある。
[0003]
 LTEの仕様では、下りリンクの通信方式としてOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)が採用されている。OFDMの場合、14シンボルで構成されるリソースブロックにおいて、1シンボル毎に、制御信号を含む物理制御チャネル(例えば、PDCCH:Physical Downlink Control Channel)とデータ信号を含む物理データチャネル(例えば、PDSCH:Physical Downlink Shared Channel)の領域が規定されている(非特許文献2、3)。
[0004]
 次世代移動通信システムでは、PAPR(Peak to Average Power Ratio)を小さくすることが望まれる。したがって、5Gでは、下りリンクの通信方式として、PAPRが小さいシングルキャリア伝送方式が採用される可能性がある。シングルキャリア伝送方式の場合、時間領域において信号がマッピングされるため、OFDMの1シンボル毎に物理制御チャネルおよび物理データチャネルを規定する必要はなく、柔軟に設定することができる。また、シングルキャリア伝送方式では、下りリンク信号に含まれるデータ信号の復号結果をユーザ端末がフィードバックする上りリンクの物理制御チャネル(例えば、PUCCH:Physical Uplink Control Channel)も柔軟に設定することができる。

先行技術文献

非特許文献

[0005]
非特許文献1 : 3GPP TS 36.300 v14.3.0, “Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA) and Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network (E-UTRAN); Overall description; Stage 2 (Release 14),” June 2017
非特許文献2 : 3GPP TS 36.211 v14.2.0, “Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Physical channels and modulation (Release 14),” March 2017
非特許文献3 : 3GPP TS 36.213 v14.2.0, “Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Physical layer procedures (Release 14),” March 2017

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0006]
 しかしながら、上りリンクの物理制御チャネルの具体的な設定方法については検討されていない。
[0007]
 本発明の一態様は、上りリンクの物理制御チャネルを柔軟に設定することができるユーザ端末及び無線通信方法を提供することを目的の一つとする。

課題を解決するための手段

[0008]
 本発明の一態様に係るユーザ端末は、下りリンク制御信号と下りリンクデータ信号を含む下りリンク信号を無線基地局から受信する受信部と、前記下りリンク制御信号を用いて前記下りリンクデータ信号を復調および復号する復調復号部と、複数の送信可能領域の中から前記下りリンク制御信号に含まれるインデックス情報によって指定された送信領域に、前記下りリンクデータ信号の復号結果を示す応答信号をマッピングするマッピング部と、前記応答信号を含む上りリンク制御信号を送信する送信部と、を具備する。

発明の効果

[0009]
 本発明の一態様によれば、上りリンクの物理制御チャネルを柔軟に設定することができる。

図面の簡単な説明

[0010]
[図1] 本発明の一実施の形態に係る無線基地局の全体構成の一例を示すブロック図である。
[図2] 本発明の一実施の形態に係るユーザ端末の全体構成の一例を示すブロック図である。
[図3] 無線基地局の送信信号およびユーザ端末の送信信号の一例を示す図である。
[図4] 本発明の一実施の形態の第1の構成例に係る無線基地局の送信信号およびユーザ端末の送信信号の一例を示す図である。
[図5] 本発明の一実施の形態の第1の構成例における送信可能領域パターンの第1の例を示す図である。
[図6] 本発明の一実施の形態の第1の構成例における送信可能領域パターンの第2の例を示す図である。
[図7] 本発明の一実施の形態の第1の構成例におけるPUCCHの送信領域の通知方法の一例を示す図である。
[図8] 本発明の一実施の形態の第2の構成例に係る無線基地局の送信信号およびユーザ端末の送信信号の一例を示す図である。
[図9] 本発明の一実施の形態の第3の構成例に係る無線基地局の送信信号およびユーザ端末の送信信号の一例を示す図である。
[図10] 本発明の一実施の形態に係る無線基地局及びユーザ端末のハードウェア構成の一例を示す図である。

発明を実施するための形態

[0011]
 以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
[0012]
(一実施の形態)
 本実施の形態に係る無線通信システムは、少なくとも、図1に示す無線基地局10、及び、図2に示すユーザ端末20(例えば、UE(User Equipment)とも呼ばれる)を備える。ユーザ端末20は、無線基地局10に接続している。
[0013]
 無線基地局10は、ユーザ端末20に対して、下りリンク(DL:Downlink)の物理制御チャネル(例えば、PDCCH:Physical Downlink Control Channel)を用いて、下り制御情報(例えば、DCI:Downlink Control Information)を含むDL制御信号を送信し、DLの物理データチャネル(例えば、下り共有チャネル:PDSCH:Physical Downlink Shared Channel)を用いてDLデータ信号及びDLデータ信号を復調するための復調用参照信号(Demodulation Reference Signal、以下、DMRS)を送信する。
[0014]
 また、ユーザ端末20は、無線基地局10に対して、上りリンク(UL:Uplink)の物理制御チャネル(例えば、PUCCH:Physical Uplink Control Channel)もしくはULの物理データチャネル(例えば、上り共有チャネル:PUSCH:Physical Uplink Shared Channel)を用いて、上り制御情報(例えば、UCI:Uplink Control Information)を含むUL制御信号を送信し、ULの物理データチャネル(例えば、上り共有チャネル:PUSCH:Physical Uplink Shared Channel)を用いてULデータ信号及びDMRSを送信する。
[0015]
 なお、無線基地局10及びユーザ端末20が送受信するDLのチャネル及びULのチャネルは、上記のPDCCH、PDSCH、PUCCH、PUSCH等に限定されず、例えば、PBCH(Physical Broadcast Channel)、RACH(Random Access Channel)等の他のチャネルでもよい。
[0016]
 また、本実施の形態では、無線基地局10とユーザ端末20との間の通信は、高周波数帯(例えば、70GHz帯)においてシングルキャリアを用いる例を説明する。本発明は、例えば、シングルキャリアの方式として、DFT-S-OFDM(DFT(Discrete Fourier Transform)-Spread-OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)))であっても良い。あるいは、無線基地局10とユーザ端末20との間の通信は、マルチキャリアの方式であっても良い。また、本発明は、周波数帯についても特に限定されず、例えば、数十GHz程度の周波数帯であっても良い。
[0017]
 <無線基地局>
 図1は、本実施の形態に係る無線基地局10の全体構成の一例を示すブロック図である。図1に示す無線基地局10は、スケジューラ101と、送信信号生成部102と、符号化・変調部103と、マッピング部104と、送信部105と、アンテナ106と、受信部107と、制御部108と、チャネル推定部109と、復調・復号部110と、を含む構成を採る。
[0018]
 スケジューラ101は、DL信号(DLデータ信号、DL制御信号及びDMRS等)のスケジューリング(例えば、リソース割当)を行う。また、スケジューラ101は、UL信号(ULデータ信号、UL制御信号及びDMRS等)のスケジューリング(例えば、リソース割当)を行う。
[0019]
 無線基地局10とユーザ端末20との間の通信がシングルキャリアを用いて行われる場合、スケジューラ101は、シングルキャリアの時間領域(時間方向)の無線リソースに対して各信号を割り当てるスケジューリングを行う。
[0020]
 スケジューリングにおいて、スケジューラ101は、DLの物理制御チャネルの送信領域と、DLの物理データチャネルの送信領域を設定する。そして、スケジューラ101は、各送信領域において、DL信号のスケジューリングを行う。
[0021]
 また、スケジューラ101は、少なくとも、ULの物理制御チャネルの受信領域(ユーザ端末20におけるULの物理制御チャネルの送信領域)を設定する。
[0022]
 なお、スケジューラ101は、ULの物理データチャネルの受信領域を設定しても良い。この場合、スケジューラ101は、設定した各受信領域において、UL信号のスケジューリングを行う。
[0023]
 なお、スケジューラ101において設定される、DLの物理制御チャネルおよび物理データチャネル、ならびに、ULの物理制御チャネルの構成の具体例については後述する。
[0024]
 スケジューラ101は、リソース割当の情報を含むスケジューリング情報を送信信号生成部102及びマッピング部104に出力する。
[0025]
 また、スケジューラ101は、後述する復調・復号部110から入力されるDLデータ信号の復号結果を示す信号に基づき、DLデータ信号の再送制御を行う。例えば、スケジューラ101は、DLデータ信号の復号結果に誤りがある場合、送信信号生成部102に対して、誤りが有ったDLデータ信号を再送する指示を行う。あるいは、スケジューラ101は、DLデータ信号の復号結果に誤りが無い場合、送信信号生成部102に対して、次のDLデータ信号を送信する指示を行う。
[0026]
 また、スケジューラ101は、例えば、無線基地局10とユーザ端末20との間のチャネル品質に基づいて、DLデータ信号及びULデータ信号のMCS(Modulation and Coding Scheme)(符号化率、変調方式等)を設定し、MCS情報を送信信号生成部102及び符号化・変調部103へ出力する。なお、MCSは、無線基地局10が設定する場合に限定されず、ユーザ端末20が設定してもよい。ユーザ端末20がMCSを設定する場合、無線基地局10は、ユーザ端末20からMCS情報を受信すればよい(図示せず)。
[0027]
 送信信号生成部102は、DLデータ信号と、DL制御信号とを含むDL信号を生成する。例えば、DL制御信号には、スケジューラ101から出力されたスケジューリング情報(例えば、DLデータ信号のリソース割当情報)又はMCS情報を含む下り制御情報(DCI:Downlink Control Information)が含まれる。
[0028]
 また、送信信号生成部102は、スケジューラ101の指示に基づき、DLデータ信号の再送、または、次のDLデータ信号の送信を行うためのDL信号を生成する。
[0029]
 送信信号生成部102は、生成した送信信号を符号化・変調部103に出力する。
[0030]
 符号化・変調部103は、例えば、スケジューラ101から入力されるMCS情報に基づいて、送信信号生成部102から入力される送信信号に対して、符号化処理及び変調処理を行う。符号化・変調部103は、変調後の送信信号をマッピング部104に出力する。
[0031]
 マッピング部104は、スケジューラ101から入力されるスケジューリング情報(例えば、DLのリソース割当)に基づいて、符号化・変調部103から入力される送信信号を所定の無線リソースにマッピングする。また、マッピング部104は、スケジューリング情報に基づいて、参照信号(例えば、DMRS)を所定の無線リソースにマッピングする。マッピング部104は、無線リソースにマッピングされたDL信号を送信部105に出力する。
[0032]
 送信部105は、マッピング部104から入力されるDL信号に対して、アップコンバート、増幅等の送信処理を行い、無線周波数信号(DL信号)をアンテナ106から送信する。
[0033]
 受信部107は、アンテナ106で受信された無線周波数信号(UL信号)に対して、増幅、ダウンコンバート等の受信処理を行い、UL信号を制御部108に出力する。
[0034]
 制御部108は、スケジューラ101から入力されるスケジューリング情報(ULのリソース割当)に基づいて、受信部107から入力されるUL信号からUL制御信号、ULデータ信号及びDMRSを分離(デマッピング)する。そして、制御部108は、UL制御信号およびULデータ信号を復調・復号部110に出力し、DMRSをチャネル推定部109に出力する。
[0035]
 チャネル推定部109は、UL信号のDMRSを用いてチャネル推定を行い、推定結果であるチャネル推定値を復調・復号部110に出力する。
[0036]
 復調・復号部110は、制御部108から入力されるUL制御信号に対して復調及び復号処理を行う。UL制御信号には、ユーザ端末20において復号されたDLデータ信号の復号結果を示す応答信号が含まれている。例えば、DLデータ信号の復号結果に誤りがある場合、DLデータ信号の復号結果を示す信号はNACK(Negative ACKnowledgement)(または、否定応答)であり、DLデータ信号の復号結果に誤りが無い場合、DLデータ信号の復号結果を示す信号はACK(ACKnowledgement)(または、肯定応答)である。復調・復号部110は、DLデータの復号結果を示す応答信号(例えば、ACKまたはNACK)をスケジューラ101へ出力する。以下では、ACKまたはNACKを、適宜、ACK/NACKと記載する。
[0037]
 復調・復号部110は、チャネル推定部109から入力されるチャネル推定値に基づいて、制御部108から入力されるULデータ信号に対して復調及び復号処理を行う。復調・復号部110は、復調後のULデータ信号を、アプリケーション部(図示せず)に転送する。なお、アプリケーション部は、物理レイヤ又はMACレイヤより上位のレイヤに関する処理などを行う。
[0038]
 <ユーザ端末>
 図2は、本実施の形態に係るユーザ端末20の全体構成の一例を示すブロック図である。図2に示すユーザ端末20は、アンテナ201と、受信部202と、制御部203と、チャネル推定部204と、復調・復号部205と、送信信号生成部206と、符号化・変調部207と、マッピング部208と、送信部209と、を含む構成を採る。
[0039]
 受信部202は、アンテナ201で受信された無線周波数信号(DL信号)に対して、増幅、ダウンコンバート等の受信処理を行い、DL信号を制御部203に出力する。DL信号には、少なくとも、DLデータ信号、DL制御信号及びDMRSが含まれる。
[0040]
 制御部203は、受信部202から入力されるDL信号からDL制御信号及びDMRSを分離(デマッピング)する。そして、制御部203は、DL制御信号を復調・復号部205に出力し、DMRSをチャネル推定部204に出力する。
[0041]
 また、制御部203は、復調・復号部205から入力されるスケジューリング情報(例えば、DLのリソース割当情報)に基づいて、DL信号からDLデータ信号を分離(デマッピング)し、DLデータ信号を復調・復号部205に出力する。
[0042]
 チャネル推定部204は、分離したDMRSを用いてチャネル推定を行い、推定結果であるチャネル推定値を復調・復号部205に出力する。
[0043]
 復調・復号部205は、制御部203から入力されるDL制御信号を復調する。また、復調・復号部205は、復調後のDL制御信号に対して復号処理(例えば、ブラインド検出処理)を行う。復調・復号部205は、DL制御信号を復号することによって得られた自機宛てのスケジューリング情報(DL/ULのリソース割当)を制御部203及びマッピング部208に出力し、ULデータ信号に対するMCS情報を符号化・変調部207へ出力する。
[0044]
 また、復調・復号部205は、制御部203から入力されるDL制御信号に含まれるDLデータ信号に対するMCS情報に基づいて、チャネル推定部204から入力されるチャネル推定値を用いて制御部203から入力されるDLデータ信号に対して復調及び復号処理を行う。また、復調・復号部205は、復号後のDLデータ信号をアプリケーション部(図示せず)に転送する。なお、アプリケーション部は、物理レイヤ又はMACレイヤより上位のレイヤに関する処理などを行う。
[0045]
 また、復調・復号部205は、復号後のDLデータ信号に対して誤り検出を行い、復号後のDLデータ信号に誤りがあるか否かを判定する。復調・復号部205は、判定結果を送信信号生成部206へ出力する。
[0046]
 送信信号生成部206は、送信信号(ULデータ信号又はUL制御信号を含む)を生成し、生成した送信信号を符号化・変調部207に出力する。
[0047]
 例えば、送信信号生成部206は、復調・復号部205から、DLデータ信号の復号結果に誤りがある判定結果を取得した場合、NACKを生成し、DLデータ信号の復号結果に誤りが無い判定結果を取得した場合、ACKを生成する。
[0048]
 符号化・変調部207は、例えば、復調・復号部205から入力されるMCS情報に基づいて、送信信号生成部206から入力される送信信号に対して、符号化処理及び変調処理を行う。符号化・変調部207は、変調後の送信信号をマッピング部208に出力する。
[0049]
 マッピング部208は、復調・復号部205から入力されるスケジューリング情報(ULのリソース割当)に基づいて、符号化・変調部207から入力される送信信号を所定の無線リソースにマッピングする。また、マッピング部208は、スケジューリング情報に基づいて、参照信号(例えば、DMRS)を所定の無線リソースにマッピングする。
[0050]
 マッピング部208は、無線リソースにマッピングされたUL信号を送信部209に出力する。
[0051]
 送信部209は、マッピング部208から入力されるUL信号(少なくとも、UL制御信号を含む)に対して、アップコンバート、増幅等の送信処理を行い、無線周波数信号(UL信号)をアンテナ201から送信する。
[0052]
 <送信信号の構成例>
 次に、本実施の形態における、無線基地局10およびユーザ端末20の送信信号の構成例について説明する。
[0053]
 なお、以下では、DLの物理制御チャネルをPDCCH、DLの物理データチャネルをPDSCH、ULの物理制御チャネルをPUCCHと記載する。
[0054]
 また、以下では、PDCCHに含まれる信号を送信/受信することを、適宜、PDCCHを送信/受信する、と記載する。同様に、PDSCHに含まれる信号を送信/受信することを、適宜、PDSCHを送信/受信する、と記載する。同様に、PUCCHに含まれる信号を送信/受信することを、適宜、PUCCHを送信/受信する、と記載する。
[0055]
 図3は、無線基地局10の送信信号およびユーザ端末20の送信信号の一例を示す図である。図3の横軸は時間軸を示している。なお、図3では、2つのユーザ端末20を区別するために、それぞれ、ユーザ端末#0およびユーザ端末#1と記載している。
[0056]
 図3に示す送信信号における矢印A1は、DL信号およびUL信号がシングルキャリアによって送信される送信点を示している。以下では、矢印A1に示す送信点をサンプル点と呼ぶことがある。サンプル点の間隔は、例えば、「1/システム帯域幅」である。なお、矢印A1に示す送信点は、サブキャリア、トーン、リソースエレメント、リソースグループ、コンポーネント、シンボル、ミニシンボル、スロット、ミニスロットまたはサンプルと呼んでもよい。すなわち、矢印A1に示す送信点は、サンプル点という名称に限定されない。また、前述で列挙した名称に限定されない。
[0057]
 図3に示す構成では、無線基地局10がユーザ端末#0およびユーザ端末#1それぞれのPDCCHおよびPDSCHを送信する。シングルキャリアでは、OFDM方式のように特定の区間(例えば、1OFDMシンボルの区間)に対してFFT(Fast Fourier Transform)を行うなどの処理が必要無いため、時間領域において信号(チャネル)が1サンプル毎に設定される。そのため、PDCCHおよび/またはPDSCHなどの長さおよび/または配置などを柔軟に構成できる。以下、シングルキャリアにおける、このような柔軟な構成を適宜「Flexibleシングルキャリア構成」と呼ぶ。
[0058]
 Flexibleシングルキャリア構成では、無線基地局10の送信信号が柔軟に構成されると共に、ユーザ端末20の送信信号も柔軟に構成される。Flexibleシングルキャリア構成では、例えば、1サンプル毎にPUCCHを割り当てるか否かを設定できるため、PUCCHが柔軟に構成される。PUCCHには、例えば、ユーザ端末20がPDSCHに含まれるデータ信号を復号した結果を示す応答信号(例えば、ACK/NACK)が含まれる。
[0059]
 PUCCHが柔軟に構成されるため、無線基地局10は、各ユーザ端末20に対して、PDCCHに含まれるDCIを用いて、ACK/NACKの送信タイミング(PUCCHの送信領域)を通知する。
[0060]
 図3では、無線基地局10は、ユーザ端末#0に対して、PDCCHに含まれるDCIを用いて、N サンプル後(N は、1以上の整数)がACK/NACKの送信タイミングであることを通知する。ユーザ端末#0は、DCIを含むPDCCHを受信し、ACK/NACKの送信タイミングを取得する。また、ユーザ端末#0は、PDSCHを受信し、PDSCHに含まれるデータ信号を復調および復号する。そして、ユーザ端末#0は、PDSCHの受信を終えたタイミングから、N サンプル後に、ACK/NACKを含むPUCCHを送信する。
[0061]
 同様に、図3では、無線基地局10は、ユーザ端末#1に対して、PDCCHに含まれるDCIを用いて、N サンプル後(N は、1以上の整数)にACK/NACK送信タイミングであることを通知する。ユーザ端末#1は、DCIを含むPDCCHを受信し、ACK/NACK送信タイミングを取得する。また、ユーザ端末#1は、PDSCHを受信し、PDSCHに含まれるデータ信号を復調および復号する。そして、ユーザ端末#1は、PDSCHの受信を終えたタイミングから、N サンプル後に、ACK/NACKを含むPUCCHを送信する。
[0062]
 図3では、無線基地局10は、ACK/NACKの送信タイミングとなるサンプル数を通知する。サンプル数を通知する場合では、通知するための情報ビット数が増加してしまう。
[0063]
 以下、本実施の形態では、ACK/NACKの送信タイミングを通知するための情報ビット数の増加を抑制し、ACK/NACKの送信領域である上りリンクの物理制御チャネル(例えば、PUCCH)を柔軟に設定することができる方法を説明する。
[0064]
 <第1の構成例>
 図4は、本実施の形態の第1の構成例に係る無線基地局10の送信信号およびユーザ端末20の送信信号の一例を示す図である。図4の横軸は時間軸を示している。なお、図4では、2つのユーザ端末20を区別するために、それぞれ、ユーザ端末#0およびユーザ端末#1と記載している。また、図4に示す送信信号における矢印A1は、図3と同様、DL信号およびUL信号がシングルキャリアによって送信される送信点を示している。
[0065]
 また、図4には、複数のPUCCHの送信可能領域が示されている。以下では、時間領域(および周波数領域)のリソースにおける複数のPUCCHの送信可能領域(図4では、領域#0~領域#4)の配置を示す配置パターンを送信可能領域パターンと記載する。送信可能領域は、PUCCHを送信可能な時間領域の位置および長さを示している。送信可能領域パターンは、無線基地局10およびユーザ端末20において既知である。また、第1の構成例において、送信可能領域パターンは、複数のユーザ端末20において共通である。つまり、第1の構成例では、複数の送信可能領域は、複数のユーザ端末20において共通な配置パターンに従って配置されている。
[0066]
 送信可能領域パターンは、仕様により決められても良いし、上位レイヤの信号および/または報知情報(例えば、MIB(Master Information Block)、および/または、SIB(System Information Block))により通知されても良い。あるいは、送信可能領域パターンは、ユーザ端末20において共通のPDCCH(Common PDCCH)により通知されてもよい。
[0067]
 無線基地局10のスケジューラ101は、例えば、無線通信システムの要求条件(例えば、システムの通信速度、通信容量、遅延時間、および、無線基地局10に接続するユーザ端末20の数)に応じて、ユーザ端末#0およびユーザ端末#1それぞれのPDCCHおよびPDSCHの配置および長さを設定する。
[0068]
 また、スケジューラ101は、例えば、ユーザ端末20宛のデータ量(例えば、DL制御信号、および/または、DLデータ信号のサイズ)に応じて、ユーザ端末#0およびユーザ端末#1それぞれのPDCCHおよびPDSCHの配置および長さを設定する。
[0069]
 そして、スケジューラ101は、設定したPDCCHおよびPDSCHにおいて、DL信号のスケジューリングを行う。PDCCHとPDSCHのそれぞれの長さおよび配置を示す情報(以下、設定情報)は、無線基地局10からユーザ端末20へ通知される。
[0070]
 また、スケジューラ101は、PUCCHの送信可能領域パターンに基づいて、ユーザ端末#0が送信するPUCCHおよびユーザ端末#1が送信するPUCCHの送信領域を設定する。
[0071]
 例えば、スケジューラ101は、PUCCHの送信可能領域パターンに含まれる複数の送信可能領域のうち、DL信号を送信しない領域、および、他のUL信号を受信しない領域に含まれる送信可能領域を特定する。そして、スケジューラ101は、特定した送信可能領域のうち、各ユーザ端末20宛の送信信号の後に設けられる送信可能領域を、当該ユーザ端末20におけるPUCCHの送信領域として設定する。
[0072]
 図4の例では、送信可能領域のうち、領域#3および領域#4がDL信号を送信しない領域に含まれる送信可能領域である。また、領域#3および領域#4は、いずれも、ユーザ端末20(ユーザ端末#0およびユーザ端末#1)宛の送信信号の後に設けられている。スケジューラ101は、領域#3を、ユーザ端末#0におけるPUCCHの送信領域として設定し、領域#4を、ユーザ端末#1におけるPUCCHの送信領域として設定する。
[0073]
 なお、スケジューラ101は、領域#4を、ユーザ端末#0におけるPUCCHの送信領域として設定し、領域#3を、ユーザ端末#1におけるPUCCHの送信領域として設定してもよい。
[0074]
 スケジューラ101は、各ユーザ端末20宛のPDCCHに含まれるDCIを用いて、PUCCHの送信領域を示すインデックスの情報を通知する。例えば、スケジューラ101は、ユーザ端末#0宛のPDCCHに含まれるDCIを用いて、PUCCHの送信領域として設定した領域#3を示すインデックスの情報を通知し、ユーザ端末#1宛のPDCCHに含まれるDCIを用いて、PUCCHの送信領域として設定した領域#4を示すインデックスの情報を通知する。
[0075]
 ユーザ端末20は、無線基地局10から送信されたDL信号を受信すると、復調処理および復号処理を行う。その際、ユーザ端末20の復調・復号部205は、設定情報に基づいて、DL信号のPDCCHの配置および長さを特定し、特定したPDCCHにマッピングされているDL制御信号の復調処理および復号処理を行う。そして、復調・復号部205は、DL制御信号を用いて、PDSCHにマッピングされているDLデータ信号の復調処理および復号処理を行う。
[0076]
 復調・復号部205は、DL制御信号のDCIに含まれるインデックスの情報をマッピング部208へ出力する。また、復調・復号部205は、DLデータ信号の復号処理を行い、DLデータ信号に誤りがあるか否かを判定する。復調・復号部205は、判定結果を送信信号生成部206へ出力する。
[0077]
 送信信号生成部206は、DLデータ信号に誤りがある判定結果を取得した場合、NACKを生成し、DLデータ信号に誤りが無い判定結果を取得した場合、ACKを生成する。送信信号生成部206は、ACK/NACKを符号化・変調部207へ出力する。
[0078]
 符号化・変調部207は、ACK/NACKに対して、符号化処理および変調処理を行う。符号化・変調部207は、符号化処理および変調処理を施したACK/NACKをマッピング部208へ出力する。
[0079]
 マッピング部208は、復調・復号部205から取得したインデックスの情報および既知の送信可能領域パターンに基づいて、PUCCHの送信領域を設定し、設定したPUCCHの送信領域においてACK/NACKをマッピングする。つまり、マッピング部208は、複数の送信可能領域の中から、インデックスの情報によって指定された送信領域にACK/NACKをマッピングする。
[0080]
 なお、送信可能領域パターンは、図4に示す例に限られない。以下、送信可能領域パターンのバリエーションについて説明する。
[0081]
 図5は、本実施の形態の第1の構成例における送信可能領域パターンの第1の例を示す図である。図5の横軸は時間軸である。図5には、送信可能領域パターンA~送信可能領域パターンDの4つの送信可能領域パターンが示されている。なお、送信可能領域パターンAは、図4に示した送信可能領域パターンに相当する。
[0082]
 送信可能領域パターンAと送信可能領域パターンBに示すように、1つの送信可能領域の時間領域の長さは変更されても良い。
[0083]
 また、送信可能領域パターンCに示すように、送信可能領域は、時間領域において連続して設定されていてもよい。
[0084]
 また、送信可能領域パターンDに示すように、送信可能領域は、時間領域において重なっていてもよい。
[0085]
 なお、複数のユーザ端末20が同一の周波数帯域においてPUCCHを送信する場合、送信可能領域パターンDにおける領域#0と領域#1は、異なるユーザ端末20のPUCCHの送信領域として設定されない。
[0086]
 なお、図5に示した送信可能領域パターンは、1つの周波数帯域における送信可能領域を規定するパターンである。次に、複数の周波数帯域の間でPUCCHを送信する帯域を切替える(周波数ホッピングを行う)場合の、送信可能領域パターンのバリエーションについて説明する。
[0087]
 図6は、本実施の形態の第1の構成例における送信可能領域パターンの第2の例を示す図である。図6の横軸は時間軸であり、縦軸は周波数軸である。図6には、図5に示した送信可能領域パターンAと、図5に示していない送信可能領域パターンEが示されている。
[0088]
 送信可能領域パターンEでは、1つの送信可能領域(例えば、領域#1)が2つの周波数帯域B1およびB2において設定されている。なお、1つの送信可能領域として設定されている、2つの周波数帯域B1およびB2の部分領域は時間軸方向では重複しない。
[0089]
 なお、図6では、2つの周波数帯域B1およびB2において1つの送信可能領域が設定される例を示した。本発明は、1つの送信可能領域が、3つ以上の周波数帯域において設定されていても良い。
[0090]
 次に、無線基地局10からユーザ端末20へ通知されるPUCCHの送信領域の通知方法の一例について説明する。
[0091]
 図7は、本実施の形態の第1の構成例におけるPUCCHの送信領域の通知方法の一例を示す図である。図7の横軸は時間軸である。図7には、ユーザ端末20が受信する受信信号が示されている。
[0092]
 まず、ユーザ端末20は、MIBまたはSIBを用いて通知される、ユーザ端末20に共通のPDCCH(Common PDCCH)の位置の情報を取得する。
[0093]
 次に、ユーザ端末20は、取得したCommon PDCCHの位置の情報に基づいて、Common PDCCHを受信し、Common PDCCHを用いて通知される、PUCCHの送信可能領域パターンの情報を取得する。PUCCHの送信可能領域パターンの情報とは、例えば、図5に示した複数の送信可能領域パターンそれぞれに対応付けられた識別子の情報である。
[0094]
 次に、ユーザ端末20は、各ユーザ端末20宛のPDCCH(UE-specific PDCCH)を用いて通知される、PUCCHの送信領域を示すインデックスの情報を取得する。
[0095]
 ユーザ端末20は、PUCCHの送信可能領域パターンの情報に基づき、無線基地局10が適用する送信可能領域パターンを特定する。そして、ユーザ端末20は、PUCCHの送信領域を示すインデックスの情報に基づき、特定した送信可能領域パターンにおける、ユーザ端末20に設定されたPUCCHの送信領域を特定する。
[0096]
 <第1の構成例の効果>
 上述した第1の構成例では、無線基地局10は、無線基地局10およびユーザ端末20において既知である送信可能領域パターンに基づいて、ユーザ端末20に対してPUCCHの送信領域を設定する。そして、無線基地局10は、ユーザ端末20に対して設定した送信領域を示すインデックスの情報を、ユーザ端末20に通知する。ユーザ端末20は、通知されたインデックスの情報と送信可能領域パターンに基づいて、PUCCHの送信領域を特定し、無線基地局10に対して、DLデータ信号の復号結果を示す応答信号を含むPUCCHを送信する。この方法によって、ユーザ端末20に通知する情報量(情報ビット数)の増加を抑制し、PUCCHの送信領域を柔軟に設定できる。
[0097]
 <第2の構成例>
 上述した第1の構成例では、送信可能領域パターンが、複数のユーザ端末20において共通である例について説明した。第2の構成例では、送信可能領域パターンが、ユーザ端末20毎に個別に設定される例について説明する。
[0098]
 図8は、本実施の形態の第2の構成例に係る無線基地局10の送信信号およびユーザ端末20の送信信号の一例を示す図である。図8の横軸は時間軸を示している。なお、図8では、2つのユーザ端末20を区別するために、それぞれ、ユーザ端末#0およびユーザ端末#1と記載している。また、図8に示す送信信号における矢印A1は、図3と同様、DL信号およびUL信号がシングルキャリアによって送信される送信点を示している。
[0099]
 また、図8には、ユーザ端末#0およびユーザ端末#1それぞれに対する、PUCCHの送信可能領域パターンが示されている。ユーザ端末#0用のPUCCHの送信可能領域パターンは、図5に示した送信可能領域パターンCに相当し、ユーザ端末#1用のPUCCHの送信可能領域パターンは、図5に示した送信可能領域パターンAに相当する。なお、図8では、ユーザ端末#1用のPUCCHの送信可能領域パターンに含まれる、領域#2以降の送信可能領域を、図示の便宜上、省略する。
[0100]
 ユーザ端末#0用の送信可能領域パターンは、無線基地局10およびユーザ端末#0において既知である。ユーザ端末#1用の送信可能領域パターンは、無線基地局10およびユーザ端末#1において既知である。
[0101]
 送信可能領域パターンは、仕様により決められても良いし、上位レイヤの信号および/または報知情報(例えば、MIB(Master Information Block)、および/または、SIB(System Information Block))により通知されても良い。
[0102]
 なお、図8では、ユーザ端末#0およびユーザ端末#1それぞれに対するPUCCHの送信可能領域パターンが異なる例を示している。この場合、送信可能領域パターンは、各ユーザ端末20宛のPDCCH(UE-specific PDCCH)を用いて通知されてもよい。
[0103]
 また、上述した第1の構成例と同様、送信可能領域パターンは、複数のユーザ端末20において共通であっても良い。この場合、送信可能領域パターンは、ユーザ端末20において共通のPDCCH(Common PDCCH)を用いて通知されてもよい。
[0104]
 第2の構成例では、PUCCHの送信領域の設定方法が、第1の構成例と異なる。具体的には、各ユーザ端末20のPUCCHの送信領域は、各ユーザ端末20宛のDL信号の送信終了タイミング(図8の例では、PDSCHの送信終了タイミング)を起点とし、各ユーザ端末20用のPUCCHの送信可能領域パターンに基づいて設定される。
[0105]
 例えば、スケジューラ101がユーザ端末#0のPUCCHの送信領域を設定する場合、スケジューラ101は、ユーザ端末#0宛のDL信号のスケジューリングを行い、ユーザ端末#0宛のDL信号の送信終了タイミングを特定する。そして、スケジューラ101は、特定した送信終了タイミングを起点として、ユーザ端末#0用のPUCCHの送信可能領域パターンを設定する。そして、スケジューラ101は、ユーザ端末#0用のPUCCHの送信可能領域パターンのうち、DL信号を送信しない領域、および、他のUL信号を受信しない領域に含まれる送信可能領域を特定する。そして、スケジューラ101は、特定した送信可能領域のうち、少なくとも1つをユーザ端末#0におけるPUCCHの送信領域として設定する。
[0106]
 図8の例では、ユーザ端末#0のPDSCHの送信終了タイミングを起点として設定されたユーザ端末#0用のPUCCHの送信可能領域パターンに含まれる送信可能領域のうち、領域#4~領域#7がDL信号を送信しない領域に含まれる送信可能領域である。スケジューラ101は、領域#5を、ユーザ端末#0におけるPUCCHの送信領域として設定する。
[0107]
 また、例えば、スケジューラ101がユーザ端末#1のPUCCHの送信領域を設定する場合、スケジューラ101は、ユーザ端末#1宛のDL信号のスケジューリングを行い、ユーザ端末#1宛のDL信号の送信終了タイミングを特定する。そして、スケジューラ101は、特定した送信終了タイミングを起点として、ユーザ端末#1用のPUCCHの送信可能領域パターンを設定する。そして、スケジューラ101は、ユーザ端末#1用のPUCCHの送信可能領域パターンのうち、DL信号を送信しない領域、および、他のUL信号を受信しない領域に含まれる送信可能領域を特定する。そして、スケジューラ101は、特定した送信可能領域のうち、少なくとも1つをユーザ端末#1におけるPUCCHの送信領域として設定する。
[0108]
 図8の例では、ユーザ端末#1のPDSCHの送信終了タイミングを起点として設定されたユーザ端末#1用のPUCCHの送信可能領域パターンに含まれる送信可能領域のうち、領域#0および領域#1がDL信号を送信しない領域に含まれる送信可能領域である。スケジューラ101は、領域#1を、ユーザ端末#1におけるPUCCHの送信領域として設定する。
[0109]
 なお、スケジューラ101は、例えば、ユーザ端末#0用のPUCCHの送信可能領域パターンに含まれる領域#6および/または領域#7を、ユーザ端末#0におけるPUCCHの送信領域として設定してもよい。この場合、ユーザ端末#1用のPUCCHの送信可能領域パターンに含まれる領域#1とユーザ端末#0用のPUCCHの送信可能領域パターンに含まれる領域#6および領域#7とが重複するため、スケジューラ101は、ユーザ端末#1用のPUCCHの送信可能領域パターンに含まれる領域#0を、ユーザ端末#1におけるPUCCHの送信領域として設定してもよい。
[0110]
 各ユーザ端末20に設定されたPUCCHの送信領域を示すインデックスの情報は、第1の構成例と同様に、各ユーザ端末20宛のPDCCHに含まれるDCIを用いて通知される。
[0111]
 ユーザ端末20のマッピング部208は、第1の構成例と同様に、復調・復号部205から取得したインデックスの情報および既知の送信可能領域パターンに基づいて、PUCCHの送信領域を設定する。その際、マッピング部208は、復調・復号部205から、DL信号の受信終了タイミングの情報を取得し、受信終了タイミングを起点として既知の送信可能領域パターンを設定し、インデックスの情報が示すPUCCHの送信領域においてACK/NACKをマッピングする。
[0112]
 なお、第2の構成例においても、第1の構成例と同様に、送信可能領域パターンは、図8に示す例に限られない。例えば、ユーザ端末20毎に、図5および/または図6に示した複数の送信可能領域パターンのいずれかが設定されても良い。
[0113]
 また、第2の構成例では、送信可能領域パターンが、ユーザ端末20毎に個別に設定される。この場合、送信可能領域パターンとユーザ端末20毎に定められる他の情報とを対応づける方法を用いても良い。
[0114]
 ユーザ端末20毎に定められる他の情報とは、例えば、ユーザ端末20が送信する上りリンク信号に関する上りリンク送信信号情報、ユーザ端末20が受信する下り信号に関する下りリンク送信信号情報、上りリンクの品質に関する上りリンク品質情報、および、下りリンクの品質に関する下りリンク品質情報の少なくとも1つである。
[0115]
 上りリンク送信信号情報は、例えば、上りリンク信号に対して設定されるTBS(Transport Block Size)およびMCS(Modulation and Coding Scheme)の少なくとも1つである。下りリンク送信信号情報は、例えば、下りリンク信号に対して設定されるTBSおよびMCSの少なくとも1つである。ただし、TBSという用語はあくまで一例であり、将来の通信方式において用いられる送信サイズおよび/または受信サイズを示す用語であってもよい。例えば、TBSの代わりに、TB(Transport Block)を細分化したブロックであるCB(Code Block)のサイズに相当する用語であってもよい。また、MCSという用語はあくまで一例であり、将来の通信方式において用いられる変調および/または符号化方式を意図したMCSに相当する用語であってもよい。
[0116]
 上りリンク品質情報は、例えば、上りリンクのRSRP(Reference Signal Received Power)およびRSRQ(Reverence Signal Received Quality)の少なくとも1つである。下りリンク品質情報は、例えば、下りリンクのRSRPおよびRSRQの少なくとも1つである。ただし、RSRPおよびRSRQという用語はあくまで一例であり、将来の通信方式において用いられるアンテナポート毎の品質情報を示すRSRPおよびRSRQに相当する用語(例えば、CSI(Channel State Information)-RSRPおよびCSI-RSRQ)であってもよい。
[0117]
 TBSおよびMCSの情報は、無線基地局10においてユーザ端末20毎に設定され、ユーザ端末20に通知されるため、ユーザ端末20および無線基地局10において既知である。また、RSRPおよびRSRQの情報は、ユーザ端末20において測定され、無線基地局10にフィードバックされるため、ユーザ端末20および無線基地局10において既知である。
[0118]
 例えば、RSRPが閾値以下の場合、送信可能領域のサイズが比較的大きい送信可能領域パターン(例えば、図5におけるパターンB)が対応づけられ、RSRPが閾値より大きい場合、送信可能領域のサイズが比較的小さい送信可能領域パターン(例えば、図5におけるパターンA)が対応づけられていても良い。そして、RSRPが閾値以下の場合、低い符号化率および/または繰り返し(Repetition)を用いても良い。低い符号化率および/または繰り返し(Repetition)を用いた場合、無線基地局10におけるPUCCHの受信品質の低下を抑制できる。
[0119]
 また、例えば、PUCCHにマッピングされる情報量(情報ビット数)が閾値以上の場合、送信可能領域のサイズが比較的大きい送信可能領域パターン(例えば、図5におけるパターンB)が対応づけられ、情報量(情報ビット数)が閾値未満の場合、送信可能領域のサイズが比較的小さい送信可能領域パターン(例えば、図5におけるパターンA)が対応づけられていても良い。
[0120]
 送信可能領域パターンとユーザ端末20毎に定められる他の情報とを対応づける方法を用いた場合、ユーザ端末20は、ユーザ端末20に定められる他の情報に基づいて、送信可能領域パターンを特定する。この方法では、無線基地局10が送信可能領域パターンをユーザ端末20に通知しなくても良いため、ユーザ端末20に通知する情報量(情報ビット数)の増加を抑制できる。
[0121]
 なお、上述した第2の構成例では、各ユーザ端末20のPUCCHの送信領域が各ユーザ端末20宛のDL信号の送信終了タイミング(図8の例では、PDSCHの送信終了タイミング)を起点として設定される例について説明した。起点は、各ユーザ端末20宛のDL信号の送信終了タイミングに限られず、例えば、各ユーザ端末20宛のDL信号の送信開始タイミング(図8の例では、PDCCHの送信開始タイミング)であっても良い。また、起点は、複数のユーザ端末20において共通に設定されていても良い。
[0122]
 <第2の構成例の効果>
 上述した第2の構成例では、無線基地局10は、無線基地局10およびユーザ端末20において既知である送信可能領域パターンに基づいて、ユーザ端末20に対してPUCCHの送信領域を設定する。そして、無線基地局10は、ユーザ端末20に対して設定した送信領域を示すインデックスの情報を、ユーザ端末20に通知する。ユーザ端末20は、通知されたインデックスの情報と送信可能領域パターンに基づいて、PUCCHの送信領域を特定し、無線基地局10に対して、DLデータ信号の復号結果を示す応答信号を含むPUCCHを送信する。この方法によって、ユーザ端末20に通知する情報量(情報ビット数)の増加を抑制し、PUCCHの送信領域を柔軟に設定できる。
[0123]
 また、第2の構成例では、ユーザ端末20毎に送信可能領域パターンが設定されるため、ユーザ端末20毎のPUCCHの送信領域をより柔軟に設定できる。
[0124]
 <第3の構成例>
 上述した第1の構成例および第2の構成例では、無線基地局10がユーザ端末20に対して、PUCCHの送信領域を示すインデックスの情報を通知する例について説明した。第3の構成例では、ユーザ端末20が、無線基地局10からの通知を受けることなく、PUCCHの送信領域を設定する例について説明する。
[0125]
 図9は、本実施の形態の第3の構成例に係る無線基地局10の送信信号およびユーザ端末20の送信信号の一例を示す図である。図9の横軸は時間軸を示している。なお、図9では、2つのユーザ端末20を区別するために、それぞれ、ユーザ端末#0およびユーザ端末#1と記載している。また、図9に示す送信信号における矢印A1は、図3と同様、DL信号およびUL信号がシングルキャリアによって送信される送信点を示している。
[0126]
 図9の例では、無線基地局10から送信されるユーザ端末#0宛のDL信号の送信終了タイミングを起点として所定のマージンが設けられる。そして、ユーザ端末#0のPUCCHの送信領域は、所定のマージンの時間軸において後の一定の時間領域に設定されている。同様に、無線基地局10から送信されるユーザ端末#1宛のDL信号の送信終了タイミングを起点として所定のマージンが設けられる。そして、ユーザ端末#1のPUCCHの送信領域は、所定のマージンの時間軸において後の一定の時間領域に設定されている。
[0127]
 所定のマージンは、DLリンクとULリンクとの切替時間、DLリンクおよび/またはULリンクの到来時間の差(例えば、無線基地局10におけるDL信号の送信タイミングとユーザ端末20における当該DL信号の受信タイミングとの差)、無線基地局10およびユーザ端末20における処理時間などを考慮して設けられる。
[0128]
 所定のマージン、および、PUCCHの一定の時間領域の情報は、無線基地局10および各ユーザ端末20において既知である。
[0129]
 無線基地局10のスケジューラ101は、ユーザ端末#0宛のDL信号のスケジューリングを行い、ユーザ端末#0宛のDL信号の送信終了タイミングを特定する。そして、スケジューラ101は、特定した送信終了タイミングを起点として、所定のマージンおよび一定の時間領域を、他のDL信号を送信せずにユーザ端末#0からのPUCCHの受信区間として設定する。同様に、スケジューラ101は、ユーザ端末#1宛のDL信号のスケジューリングを行い、ユーザ端末#1宛のDL信号の送信終了タイミングを特定する。そして、スケジューラ101は、特定した送信終了タイミングを起点として、所定のマージンおよび一定の時間領域を、他のDL信号を送信せずにユーザ端末#1からのPUCCHの受信区間として設定する。
[0130]
 ユーザ端末20のマッピング部208は、復調・復号部205から、DL信号の受信終了タイミングの情報を取得する。そして、マッピング部208は、受信終了タイミングを起点として所定のマージンを設け、所定のマージンの時間軸において後の一定の時間領域をPUCCHの送信領域として設定し、ACK/NACKをマッピングする。
[0131]
 なお、第3の構成例において、所定のマージンおよび/またはPUCCHの一定の時間領域の情報は、複数のユーザ端末20において同一であっても良いし、ユーザ端末20毎に個別に設定されていても良い。
[0132]
 また、所定のマージンおよび/またはPUCCHの一定の時間領域の情報は、ユーザ端末20毎に定められる他の情報(例えば、TBS、MCS、RSRP、および、RSRQの少なくとも1つ)と対応づけられていても良い。
[0133]
 <第3の構成例の効果>
 上述した第3の構成例では、無線基地局10およびユーザ端末20において既知である所定のマージン、および、PUCCHの一定の時間領域の情報に基づいて、ユーザ端末20に対してPUCCHの送信領域が設定される。ユーザ端末20は、既知である所定のマージン、および、PUCCHの一定の時間領域の情報に基づいて、PUCCHの送信領域を設定し、無線基地局10に対して、DLデータ信号の復号結果を示す応答信号を含むPUCCHを送信する。この方法によって、ユーザ端末20にPUCCHの送信領域を示す情報を通知することなく、無線基地局10およびユーザ端末20においてPUCCHの送信領域が暗示的に共通の領域に設定されるため、ユーザ端末20に通知する情報量(情報ビット数)の増加を抑制できる。
[0134]
 以上、本発明の実施の形態について説明した。
[0135]
 (ハードウェア構成)
 なお、上記実施の形態の説明に用いたブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/又は論理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/又は間接的に(例えば、有線及び/又は無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
[0136]
 例えば、本発明の一実施の形態における無線基地局、ユーザ端末などは、本発明の無線通信方法の処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図10は、本発明の一実施の形態に係る無線基地局及びユーザ端末のハードウェア構成の一例を示す図である。上述の無線基地局10及びユーザ端末20は、物理的には、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
[0137]
 なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。無線基地局10及びユーザ端末20のハードウェア構成は、図に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
[0138]
 例えば、プロセッサ1001は1つだけ図示されているが、複数のプロセッサがあってもよい。また、処理は、1のプロセッサで実行されてもよいし、処理が同時に、逐次に、又はその他の手法で、一以上のプロセッサで実行されてもよい。なお、プロセッサ1001は、一以上のチップで実装されてもよい。
[0139]
 無線基地局10及びユーザ端末20における各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることで、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信、又は、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び/又は書き込みを制御することで実現される。
[0140]
 プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成されてもよい。例えば、上述のスケジューラ101、送信信号生成部102,206、符号化・変調部103,207、マッピング部104,208、制御部108,203、チャネル推定部109,204、復調・復号部110,205などは、プロセッサ1001で実現されてもよい。
[0141]
 また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール又はデータを、ストレージ1003及び/又は通信装置1004からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施の形態で説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、無線基地局10のスケジューラ101は、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよく、他の機能ブロックについても同様に実現されてもよい。上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001で実行される旨を説明してきたが、2以上のプロセッサ1001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップで実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されてもよい。
[0142]
 メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つで構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、本発明の一実施の形態に係る無線通信方法を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
[0143]
 ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD-ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu-ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つで構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記憶媒体は、例えば、メモリ1002及び/又はストレージ1003を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
[0144]
 通信装置1004は、有線及び/又は無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。例えば、上述の送信部105,209、アンテナ106,201、受信部107,202などは、通信装置1004で実現されてもよい。
[0145]
 入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
[0146]
 また、プロセッサ1001及びメモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007で接続される。バス1007は、単一のバスで構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
[0147]
 また、無線基地局10及びユーザ端末20は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つで実装されてもよい。
[0148]
 (情報の通知、シグナリング)
 また、情報の通知は、本明細書で説明した態様/実施形態に限られず、他の方法で行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI(Downlink Control Information)、UCI(Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリング、MAC(Medium Access Control)シグナリング、報知情報(MIB(Master Information Block)、SIB(System Information Block)))、その他の信号又はこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージなどであってもよい。
[0149]
 (適応システム)
 本明細書で説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE-A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT-Advanced、4G、5G、FRA(Future Radio Access)、W-CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi-Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及び/又はこれらに基づいて拡張された次世代システムに適用されてもよい。
[0150]
 (処理手順等)
 本明細書で説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
[0151]
 (基地局の操作)
 本明細書において基地局(無線基地局)によって行われるとした特定動作は、場合によってはその上位ノード(upper node)によって行われることもある。基地局を有する1つまたは複数のネットワークノード(network nodes)からなるネットワークにおいて、端末との通信のために行われる様々な動作は、基地局および/または基地局以外の他のネットワークノード(例えば、MME(Mobility Management Entity)またはS-GW(Serving Gateway)などが考えられるが、これらに限られない)によって行われ得ることは明らかである。上記において基地局以外の他のネットワークノードが1つである場合を例示したが、複数の他のネットワークノードの組み合わせ(例えば、MMEおよびS-GW)であってもよい。
[0152]
 (入出力の方向)
 情報及び信号等は、上位レイヤ(または下位レイヤ)から下位レイヤ(または上位レイヤ)に出力され得る。複数のネットワークノードを介して入出力されてもよい。
[0153]
 (入出力された情報等の扱い)
 入出力された情報等は特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルで管理してもよい。入出力される情報等は、上書き、更新、または追記され得る。出力された情報等は削除されてもよい。入力された情報等は他の装置に送信されてもよい。
[0154]
 (判定方法)
 判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真偽値(Boolean:trueまたはfalse)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
[0155]
 (ソフトウェア)
 ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
[0156]
 また、ソフトウェア、命令などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア及びデジタル加入者回線(DSL)などの有線技術及び/又は赤外線、無線及びマイクロ波などの無線技術を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び/又は無線技術は、伝送媒体の定義内に含まれる。
[0157]
 (情報、信号)
 本明細書で説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
[0158]
 なお、本明細書で説明した用語及び/又は本明細書の理解に必要な用語については、同一の又は類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。例えば、チャネル及び/又はシンボルは信号(シグナル)であってもよい。また、信号はメッセージであってもよい。また、コンポーネントキャリア(CC)は、キャリア周波数、セルなどと呼ばれてもよい。
[0159]
 (「システム」、「ネットワーク」)
 本明細書で使用する「システム」および「ネットワーク」という用語は、互換的に使用される。
[0160]
 (パラメータ、チャネルの名称)
 また、本明細書で説明した情報、パラメータなどは、絶対値で表されてもよいし、所定の値からの相対値で表されてもよいし、対応する別の情報で表されてもよい。例えば、無線リソースはインデックスで指示されるものであってもよい。
[0161]
 上述したパラメータに使用する名称はいかなる点においても限定的なものではない。さらに、これらのパラメータを使用する数式等は、本明細書で明示的に開示したものと異なる場合もある。様々なチャネル(例えば、PUCCH、PDCCHなど)及び情報要素(例えば、TPCなど)は、あらゆる好適な名称によって識別できるので、これらの様々なチャネル及び情報要素に割り当てている様々な名称は、いかなる点においても限定的なものではない。
[0162]
 (基地局)
 基地局(無線基地局)は、1つまたは複数(例えば、3つ)の(セクタとも呼ばれる)セルを収容することができる。基地局が複数のセルを収容する場合、基地局のカバレッジエリア全体は複数のより小さいエリアに区分でき、各々のより小さいエリアは、基地局サブシステム(例えば、屋内用の小型基地局RRH:Remote Radio Head)によって通信サービスを提供することもできる。「セル」または「セクタ」という用語は、このカバレッジにおいて通信サービスを行う基地局、および/または基地局サブシステムのカバレッジエリアの一部または全体を指す。さらに、「基地局」、「eNB」、「セル」、および「セクタ」という用語は、本明細書では互換的に使用され得る。基地局は、固定局(fixed station)、NodeB、eNodeB(eNB)、アクセスポイント(access point)、フェムトセル、スモールセルなどの用語で呼ばれる場合もある。
[0163]
 (端末)
 ユーザ端末は、当業者によって、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、UE(User Equipment)、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
[0164]
 (用語の意味、解釈)
 本明細書で使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、判定(judging)、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up)(例えば、テーブル、データベースまたは別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。
[0165]
 「接続された(connected)」、「結合された(coupled)」という用語、又はこれらのあらゆる変形は、2又はそれ以上の要素間の直接的又は間接的なあらゆる接続又は結合を意味し、互いに「接続」又は「結合」された2つの要素間に1又はそれ以上の中間要素が存在することを含むことができる。要素間の結合又は接続は、物理的なものであっても、論理的なものであっても、或いはこれらの組み合わせであってもよい。本明細書で使用する場合、2つの要素は、1又はそれ以上の電線、ケーブル及び/又はプリント電気接続を使用することにより、並びにいくつかの非限定的かつ非包括的な例として、無線周波数領域、マイクロ波領域及び光(可視及び不可視の両方)領域の波長を有する電磁エネルギーなどの電磁エネルギーを使用することにより、互いに「接続」又は「結合」されると考えることができる。
[0166]
 参照信号は、RS(Reference Signal)と略称することもでき、適用される標準によってパイロット(Pilot)と呼ばれてもよい。
[0167]
 本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
[0168]
 上記の各装置の構成における「部」を、「手段」、「回路」、「デバイス」等に置き換えてもよい。
[0169]
 「含む(including)」、「含んでいる(comprising)」、およびそれらの変形が、本明細書あるいは特許請求の範囲で使用されている限り、これら用語は、用語「備える」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書あるいは特許請求の範囲において使用されている用語「または(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
[0170]
 無線フレームは時間領域において1つまたは複数のフレームで構成されてもよい。時間領域において1つまたは複数の各フレームはサブフレーム、タイムユニット等と呼ばれてもよい。サブフレームは更に時間領域において1つまたは複数のスロットで構成されてもよい。スロットはさらに時間領域において1つまたは複数のシンボル(OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)シンボル、SC-FDMA(Single Carrier-Frequency Division Multiple Access)シンボル等)で構成されてもよい。
[0171]
 無線フレーム、サブフレーム、スロット、ミニスロット、およびシンボルは、いずれも信号を伝送する際の時間単位を表す。無線フレーム、サブフレーム、スロット、ミニスロット、およびシンボルは、それぞれに対応する別の呼び方であってもよい。
[0172]
 例えば、LTEシステムでは、基地局が各移動局に無線リソース(各移動局において使用することが可能な周波数帯域幅、送信電力等)を割り当てるスケジューリングを行う。スケジューリングの最小時間単位をTTI(Transmission Time Interval)と呼んでもよい。
[0173]
 例えば、1サブフレームをTTIと呼んでもよいし、複数の連続したサブフレームをTTIと呼んでもよいし、1スロットをTTIと呼んでもよいし、1ミニスロットをTTIと呼んでもよい。
[0174]
 リソースユニットは、時間領域および周波数領域のリソース割当単位であり、周波数領域では1つまたは複数個の連続した副搬送波(subcarrier)を含んでもよい。また、リソースユニットの時間領域では、1つまたは複数個のシンボルを含んでもよく、1スロット、1ミニスロット、1サブフレーム、または1TTIの長さであってもよい。1TTI、1サブフレームは、それぞれ1つまたは複数のリソースユニットで構成されてもよい。また、リソースユニットは、リソースブロック(RB:Resource Block)、物理リソースブロック(PRB:Physical RB)、PRBペア、RBペア、スケジューリングユニット、周波数ユニット、サブバンドと呼ばれてもよい。また、リソースユニットは、1つ又は複数のREで構成されてもよい。例えば、1REは、リソース割当単位となるリソースユニットより小さい単位のリソース(例えば、最小のリソース単位)であればよく、REという呼称に限定されない。
[0175]
 上述した無線フレームの構造は例示に過ぎず、無線フレームに含まれるサブフレームの数、サブフレームに含まれるスロットの数、サブフレームに含まれるミニスロットの数、スロットに含まれるシンボルおよびリソースブロックの数、および、リソースブロックに含まれるサブキャリアの数は様々に変更することができる。
[0176]
 本開示の全体において、例えば、英語でのa, an, 及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、これらの冠詞は、文脈から明らかにそうではないことが示されていなければ、複数のものを含むものとする。
[0177]
 (態様のバリエーション等)
 本明細書で説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
[0178]
 以上、本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。

産業上の利用可能性

[0179]
 本発明の一態様は、移動通信システムに有用である。

符号の説明

[0180]
 10 無線基地局
 20 ユーザ端末
 101 スケジューラ
 102,206 送信信号生成部
 103,207 符号化・変調部
 104,208 マッピング部
 105,209 送信部
 106,201 アンテナ
 107,202 受信部
 108,203 制御部
 109,204 チャネル推定部
 110,205 復調・復号部

請求の範囲

[請求項1]
 下りリンク制御信号と下りリンクデータ信号を含む下りリンク信号を無線基地局から受信する受信部と、
 前記下りリンク制御信号を用いて前記下りリンクデータ信号を復調および復号する復調復号部と、
 複数の送信可能領域の中から前記下りリンク制御信号に含まれるインデックス情報によって指定された送信領域に、前記下りリンクデータ信号の復号結果を示す応答信号をマッピングするマッピング部と、
 前記応答信号を含む上りリンク制御信号を送信する送信部と、
 を具備する、
 ユーザ端末。
[請求項2]
 前記複数の送信可能領域は、複数のユーザ端末において共通な配置パターンに従ってリソースに配置されている、
 請求項1に記載のユーザ端末。
[請求項3]
 前記複数の送信可能領域は、ユーザ端末毎に個別に設定される配置パターンに従ってリソースに配置されており、
 前記配置パターンを示す情報は、前記無線基地局から通知される、
 請求項1に記載のユーザ端末。
[請求項4]
 前記複数の送信可能領域は、ユーザ端末毎に個別に設定される配置パターンに従ってリソースに配置されており、
 前記配置パターンは、上りリンク送信信号情報、下りリンク送信信号情報、上りリンク品質情報、下りリンク品質情報の少なくとも1つの情報と対応付けられており、
 前記マッピング部は、前記ユーザ端末の前記情報に基づいて前記配置パターンを特定する、
 請求項1に記載のユーザ端末。
[請求項5]
 前記送信可能領域は、複数の周波数帯において規定されている、
 請求項1に記載のユーザ端末。
[請求項6]
 下りリンク制御信号と下りリンクデータ信号を含む下りリンク信号を無線基地局から受信し、
 前記下りリンク制御信号を用いて前記下りリンクデータ信号を復調および復号し、
 複数の送信可能領域の中から前記下りリンク制御信号に含まれるインデックス情報によって指定された送信領域に、前記下りリンクデータ信号の復号結果を示す応答信号をマッピングし、
 前記応答信号を含む上りリンク制御信号を送信する、
 無線通信方法。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3]

[ 図 4]

[ 図 5]

[ 図 6]

[ 図 7]

[ 図 8]

[ 図 9]

[ 図 10]