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1. (WO2019031217) 端末装置、基地局装置、及び、これらの装置により実行される方法
Document

明 細 書

発明の名称 端末装置、基地局装置、及び、これらの装置により実行される方法

技術分野

0001  

背景技術

0002   0003  

先行技術文献

非特許文献

0004  

発明の概要

発明が解決しようとする課題

0005   0006   0007  

課題を解決するための手段

0008   0009   0010   0011  

発明の効果

0012  

図面の簡単な説明

0013  

発明を実施するための形態

0014   0015   0016   0017   0018   0019   0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033   0034   0035   0036   0037   0038   0039   0040   0041   0042   0043   0044   0045   0046   0047   0048   0049   0050   0051   0052   0053   0054   0055   0056   0057   0058   0059   0060   0061   0062   0063   0064   0065   0066   0067   0068   0069   0070   0071   0072   0073   0074   0075   0076   0077   0078   0079   0080   0081   0082   0083   0084   0085   0086   0087   0088   0089   0090   0091   0092   0093   0094   0095  

符号の説明

0096  

請求の範囲

1   2   3   4  

図面

1   2   3   4   5   6   7   8  

明 細 書

発明の名称 : 端末装置、基地局装置、及び、これらの装置により実行される方法

技術分野

[0001]
 本発明の一態様は、端末装置、基地局装置、及び、これらの装置により実行される方法に関する。

背景技術

[0002]
 セルラ-移動通信の無線アクセス方式および無線ネットワーク(以下、「Long Term Evolution(LTE:登録商標)」、または、「Evolved Universal Terrestrial Radio Access:EUTRA」と称する。)、及びコアネットワーク(以下、「Evolved Packet Core:EPC」)が、第三世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project:3GPP)において検討されている。
[0003]
 また、3GPPにおいて、第5世代のセルラ-システムに向けた無線アクセス方式および無線ネットワーク技術として、LTEの拡張技術であるLTE-Advanced Proおよび新しい無線アクセス技術であるNR(New Radio technology)の技術検討及び規格策定が行われている(非特許文献1)。また第5世代セルラーシステムに向けたコアネットワークである、5GC(5 Generation Core Network)の検討も行われている(非特許文献2)。

先行技術文献

非特許文献

[0004]
非特許文献1 : 3GPP RP-170855,”Work Item on New Radio (NR) Access Technology”
非特許文献2 : 3GPP TS 23.501,“System Architecture for the 5G System; Stage 2”
非特許文献3 : 3GPP TS 36.300, “Evolved Universal Terestrial Radio Access (E-UTRA)and Evolved Universal Terestrial Radio Access Network (E-UTRAN);Overall description; Stage 2”
非特許文献4 : 3GPP TS 36.331,“Evolved Universal Terestrial Radio Access (E-UTRA);Radio Resource Control (RRC);Protocol specifications”
非特許文献5 : 3GPP TS 36.323,“Evolved Universal Terestrial Radio Access (E-UTRA);Packet Data Convergence Protocol (PDCP) specification”
非特許文献6 : 3GPP TS 36.322,“Evolved Universal Terestrial Radio Access (E-UTRA);Radio Link Control (RLC) protocol specification”
非特許文献7 : 3GPP TS 36.321,“Evolved Universal Terestrial Radio Access (E-UTRA);Medium Access Control (MAC) protocol specification”
非特許文献8 : 3GPP TS 37.374,“EvolvedUniversal Terestrial Radio Access (E-UTRA)and NR; Multi-Connectivity; Stage 2”
非特許文献9 : 3GPP TS 38.300, “NR;NR and NG-RAN Overall description; Stage 2”
非特許文献10 : 3GPP TS 38.331,“NR;Radio Resource Control (RRC);Protocol specifications”
非特許文献11 : 3GPP TS 38.323,“NR;Packet Data Convergence Protocol (PDCP) specification”
非特許文献12 : 3GPP TS 38.322,“NR;Radio Link Control (RLC) protocol specification”
非特許文献13 : 3GPP TS 38.321,“NR;Medium Access Control (MAC) protocol specification”
非特許文献14 : 3GPP TS 23.401 v14.3.0,“General Packet Radio Service (GPRS) enhancements for Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network (E-UTRAN) access”
非特許文献15 : 3GPP TS 23.502,“Procedure for 5G System; Stage 2”

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0005]
 NRの技術検討の一つとして、IP(Internet Protocol)レイヤ(layer)以上の上位レイヤとNRの無線アクセスレイヤとの間のQoS(Quality of Service)管理を行う、無線アクセスレイヤのプロトコルが検討されている。
[0006]
 しかしながら、上位レイヤと無線アクセスレイヤの間で必要な情報の送受信がなされない場合、QoSの管理を正しく行う事ができず、基地局装置と端末装置との通信を効率的に行うことができないという課題があった。
[0007]
 本発明の一態様は、上記した事情に鑑みてなされたもので、基地局装置との通信を効率的に行うことができる端末装置、該端末装置と通信する基地局装置、該端末装置に用いられる通信方法、該基地局装置に用いられる通信方法、該端末装置に実装される集積回路、該基地局装置に実装される集積回路を提供することを目的の一つとする。

課題を解決するための手段

[0008]
 上記の目的を達成するために、本発明の一態様は、以下のような手段を講じた。すなわち、本発明の一態様は、基地局装置と通信する端末装置であって、DRB(Data Radio Bearer)を介して受信したダウンリンクデータを処理するダウンリンクデータ処理部と、前記DRBを介して送信するアップリンクデータを処理するアップリンクデータ処理部と、対応ルール格納部と、を備え、前記ダウンリンクデータ処理部は、前記DRBを介して、ヘッダを含む前記ダウンリンクデータを受信し、前記ダウンリンクデータ処理部は、前記ヘッダに含まれるQoSフロー識別子が示すリフレクティブQoSフローと前記DRBの対応付けを、前記アップリンクデータに対するリフレクティブQoSフローと前記DRBの対応付けルールとして、前記対応ルール格納部に格納し、前記QoSフロー識別子を上位レイヤに渡す。
[0009]
 本発明の一態様は、端末装置と通信する基地局装置であって、DRB(Data Radio Bearer)を介して前記端末装置により受信されるダウンリンクデータを処理するダウンリンクデータ処理部と、前記DRBを介して前記端末装置により送信されたアップリンクデータを処理するアップリンクデータ処理部と、を備え、前記ダウンリンクデータはヘッダを含み、前記ヘッダにQoSフロー識別子を含む前記ダウンリンクデータは、前記端末装置に対し、前記QoSフロー識別子が示すリフレクティブQoSフローと前記DRBの対応付けを、前記アップリンクデータに対するリフレクティブQoSフローと前記DRBの対応付けルールとして対応ルール格納部に格納させると共に、前記QoSフロー識別子を上位レイヤに渡させる。
[0010]
 本発明の一態様は、基地局装置と通信する端末装置によって実行される方法であって、前記端末装置は対応ルール格納部を備え、DRB(Data Radio Bearer)を介して受信したダウンリンクデータを処理するステップと、前記DRBを介して送信するアップリンクデータを処理するステップと、を含み、前記ダウンリンクデータを処理する前記ステップにて、前記DRBを介して、ヘッダを含む前記ダウンリンクデータを受信し、前記ヘッダに含まれるQoSフロー識別子が示すリフレクティブQoSフローと前記DRBの対応付けを、前記アップリンクデータに対するリフレクティブQoSフローと前記DRBの対応付けルールとして、前記対応ルール格納部に格納するステップと、前記QoSフロー識別子を上位レイヤに渡すステップと、を含む。
[0011]
 本発明の一態様は、端末装置と通信する基地局装置によって実行される方法であって、DRB(Data Radio Bearer)を介して前記端末装置により受信されるダウンリンクデータを処理するステップと、前記DRBを介して前記端末装置により送信されたアップリンクデータを処理するステップと、を含み、前記ダウンリンクデータはヘッダを含み、前記ヘッダにQoSフロー識別子を含む前記ダウンリンクデータは、前記端末装置に対し、前記QoSフロー識別子が示すリフレクティブQoSフローと前記DRBの対応付けを、前記アップリンクデータに対するリフレクティブQoSフローと前記DRBの対応付けルールとして対応ルール格納部に格納させると共に、前記QoSフロー識別子を上位レイヤに渡させる。

発明の効果

[0012]
 本発明の一態様によれば、端末装置および基地局装置は、QoS管理を正しく行う事ができ、効率的に通信を行うことができる。

図面の簡単な説明

[0013]
[図1] 本発明の実施の形態に係る通信システムの概略図。
[図2] 本発明の実施の形態における、E-UTRAにおける端末装置と基地局装置のUP及びCPのプロトコルスタック図。
[図3] 本発明の実施の形態における、NRにおける端末装置と基地局装置のUP及びCPのプロトコルスタック図。
[図4] 本発明の実施の形態におけるRRCコネクション再設定手順における、SDAP設定を伴うDRB設定のフローの一例を示す図。
[図5] 本発明の実施の形態における基地局装置(gNB)のSDAPの構成を示すブロック図。
[図6] 本発明の実施の形態における端末装置(UE)のSDAPの構成を示すブロック図。
[図7] 本発明の実施の形態におけるSDAP設定を伴うDRB設定に係るASN.1(Abstract Syntax Notation One)のパラメータ一例。
[図8] 本発明の実施の形態における基地局装置(gNB)及び端末装置(UE)においてSDAP SDU、又はSDAP PDUを受け取った場合の処理のフローの一例。

発明を実施するための形態

[0014]
 以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
[0015]
 LTE(およびLTE-A Pro)とNRは、異なるRATとして定義されてもよい。またNRは、LTEに含まれる技術として定義されてもよい。LTEは、NRに含まれる技術として定義されてもよい。また、NRとDual connectivityで接続可能なLTEは、従来のLTEと区別されてもよい。本実施形態はNR、LTEおよび他のRATに適用されてよい。以下の説明では、LTEおよびNRに関連する用語を用いて説明するが、他の用語を用いる他の技術において適用されてもよい。
[0016]
 図1は本発明の実施の形態に係る通信システムの概略図である。
[0017]
 E-UTRA100は非特許文献3等に記載の無線アクセス技術であり、1つ又は複数の周波数帯域で構成するセルグループ(Cell Group:CG)から成る。eNB(E-UTRAN Node B)102は、E-UTRAの基地局装置である。EPC(Evolved Packet Core)104は、非特許文献14等に記載のコア網であり、E-UTRA用コア網として設計された。インタフェース112はeNB102とEPC104の間のインタフェース(interface)であり、制御信号が通る制御プレーン(Control Plane:CP)と、そのユーザデータが通るユーザプレーン(User Plane:UP)が存在する。
[0018]
 NR106は現在3GPPにて検討している新しい無線アクセス技術であり、1つ又は複数の周波数帯域で構成するセルグループ(Cell Group:CG)から成る。gNB(g Node B)108は、NRの基地局装置である。5GC110は、現在3GPPにて検討しているNR用の新しいコア網であり、非特許文献2等に記載される。
[0019]
 インタフェース114はeNB102と5GC110の間のインタフェース、インタフェース116はgNB108と5GC110の間のインタフェース、インタフェース118はgNB108とEPC104の間のインタフェース、インタフェース120はeNB102とgNB108の間のインタフェース、インタフェース124はEPC104と5GC110間のインタフェースである。インタフェース114、インタフェース116、インタフェース118、インタフェース120、インタフェース124はCPのみ、又はUPのみ、又はCP及びUP両方を通すインタフェースであるが詳細は3GPPにおいて議論中である。また、インタフェース114、インタフェース116、インタフェース118、インタフェース120、インタフェース124は、通信事業者が提供する通信システムに応じて存在しない場合もある。
[0020]
 UE122はNRに対応、又はE-UTRA及びNR両方に対応した端末装置である。
[0021]
 図2は本発明の実施の形態における、E-UTRA無線アクセスレイヤにおける端末装置と基地局装置のUP及びCPのプロトコルスタック(Protocol Stack)図である。
[0022]
 図2(A)はUE122がeNB102と通信を行う際に用いるUPのプロトコルスタック図である。
[0023]
 PHY(Physical layer)200は、無線物理層であり、物理チャネル(Physical Channel)を利用して上位層に伝送サービスを提供する。PHY200は、後述する上位のMAC(Medium Access Control layer)202とトランスポートチャネル(Transport Channel)で接続される。トランスポートチャネルを介して、MAC202とPHY200の間でデ-タが移動する。UE122とeNB102のPHY間において、無線物理チャネルを介してデ-タの送受信が行われる。
[0024]
 MAC202は、多様な論理チャネル(Logical Channel)を多様なトランスポートチャネルにマッピングを行う。MAC202は、後述する上位のRLC(Radio Link Control layer)204と、論理チャネルで接続される。論理チャネルは、伝送される情報の種類によって大きく分けられ、制御情報を伝送する制御チャネルとユ-ザ情報を伝送するトラフィックチャネルに分けられる。MAC202は、間欠受送信(DRX・DTX)を行うためにPHY200の制御を行う機能、ランダムアクセス(Random Access)手順を実行する機能、送信電力の情報を通知する機能、HARQ制御を行う機能などを持つ(非特許文献7)。
[0025]
 RLC204は、後述する上位のPDCP(Packet Data Convergence Protocol Layer)206から受信したデ-タを分割(Segmentation)し、下位層が適切にデ-タ送信できるようにデ-タサイズを調節する。また、RLC200は、各デ-タが要求するQoS(Quality of Service)を保証するための機能も持つ。すなわち、RLC204は、デ-タの再送制御等の機能を持つ(非特許文献6)。
[0026]
 PDCP206は、ユーザデータであるIPパケット(IP Packet)を無線区間で効率的に伝送するために、不要な制御情報の圧縮を行うヘッダ圧縮機能を持ってもよい。また、PDCP206は、デ-タの暗号化の機能も持ってもよい(非特許文献5)。
[0027]
 なお、MAC202、RLC204、PDCP206において処理されたデータの事を、それぞれMAC PDU(Protocol Data Unit)、RLC PDU、PDCP PDUと呼ぶ。また、MAC202、RLC204、PDCP206に上位層から渡されるデータ、又は上位層に渡すデータの事を、それぞれMAC SDU(Service Data Unit)、RLC SDU、PDCP SDUと呼ぶ。
[0028]
 図2(B)はUE122がeNB102と通信を行う際に用いるCPのプロトコルスタック図である。
[0029]
 CPのプロトコルスタックには、PHY200、MAC202、RLC204、PDCP206に加え、RRC(Radio Resource Control layer)208が存在する。RRC208は、無線ベアラ(Radio Bearer:RB)の設定・再設定を行い、論理チャネル、トランスポートチャネル及び物理チャネルの制御を行う。RBは、シグナリグ無線ベアラ(Signaling Radio Bearer:SRB)とデ-タ無線ベアラ(Data Radio Bearer:DRB)とに分けられてもよく、SRBは、制御情報であるRRCメッセージを送信する経路として利用されてもよい。DRBは、ユーザデータを送信する経路として利用されてもよい。eNB102とUE122のRRC208間で各RBの設定が行われてもよい(非特許文献4)。
[0030]
 前述のMAC202、RLC204、PDCP206、及びRRC208の機能分類は一例であり、各機能の一部あるいは全部が実装されなくてもよい。また、各層の機能の一部あるいは全部が他の層に含まれてもよい。
[0031]
 図3は本発明の実施の形態における、NR無線アクセスレイヤにおける端末装置と基地局装置のUP及びCPのプロトコルスタック(Protocol Stack)図である。
[0032]
 図3(A)はUE122がgNB108と通信を行う際に用いるUPのプロトコルスタック図である。
[0033]
 PHY(Physical layer)300は、NRの無線物理層であり、物理チャネル(Physical Channel)を利用して上位層に伝送サービスを提供してもよい。PHY300は、後述する上位のMAC(Medium Access Control layer)302とトランスポートチャネル(Transport Channel)で接続されてもよい。トランスポートチャネルを介して、MAC302とPHY300の間でデ-タが移動してもよい。UE122とgNB108のPHY間において、無線物理チャネルを介してデ-タの送受信が行われてもよい。詳細においてはE-UTRAの無線物理層PHY200とは異なり、3GPPにおいて議論中である。
[0034]
 MAC302は、多様な論理チャネル(Logical Channel)を多様なトランスポートチャネルにマッピングを行ってもよい。MAC302は、後述する上位のRLC(Radio Link Control layer)304と、論理チャネルで接続されてもよい。論理チャネルは、伝送される情報の種類によって大きく分けられ、制御情報を伝送する制御チャネルとユ-ザ情報を伝送するトラフィックチャネルに分けられてもよい。MAC302は、間欠受送信(DRX・DTX)を行うためにPHY300の制御を行う機能、ランダムアクセス(Random Access)手順を実行する機能、送信電力の情報を通知する機能、HARQ制御を行う機能などを持ってもよい(非特許文献13)。詳細においてはE-UTRAのMAC202とは異なり、3GPPにおいて議論中である。
[0035]
 RLC304は、後述する上位のPDCP(Packet Data Convergence Protocol Layer)206から受信したデ-タを分割(Segmentation)し、下位層が適切にデ-タ送信できるようにデ-タサイズを調節してもよい。また、RLC304は、各デ-タが要求するQoS(Quality of Service)を保証するための機能も持っても良い。すなわち、RLC304は、デ-タの再送制御等の機能を持っても良い(非特許文献12)。詳細においてはE-UTRAのRLC204とは異なり、3GPPにおいて議論中である。
[0036]
 PDCP306は、ユーザデータであるIPパケット(IP Packet)を無線区間で効率的に伝送するために、不要な制御情報の圧縮を行うヘッダ圧縮機能を持ってもよい。また、PDCP306は、デ-タの暗号化の機能も持ってもよい(非特許文献11)。詳細においてはE-UTRAのPDCP206とは異なり、3GPPにおいて議論中である。
[0037]
 SDAP(Service Data Adaptation Protocol)310は、コアネットワークから基地局装置を介して端末装置に送られるダウンリンクデータ、及びUE122からgNBを介してコアネットワークに送られるアップリンクデータのQoS情報と、DRBとマッピングする機能を持ってもよい(非特許文献9)。詳細においては3GPPにおいて議論中である。
[0038]
 なお、IPレイヤ、及びIPレイヤより上のTCP(Transmission Control Protocol)レイヤ、UDP(User Datagram Protocol)レイヤ、アプリケーションレイヤなどは、SDAPの上位レイヤとなる。(不図示)
 なお、MAC302、RLC304、PDCP306、SDAP310において処理されたデータの事を、それぞれMAC PDU(Protocol Data Unit)、RLC PDU、PDCP PDU、SDAP PDUと呼んでも良い。また、MAC202、RLC204、PDCP206に上位層から渡されるデータ、又は上位層に渡すデータの事を、それぞれMAC SDU(Service Data Unit)、RLC SDU、PDCP SDU、SDAP SDUと呼んでも良い。
[0039]
 図3(B)はUE122がgNB108と通信を行う際に用いるCPのプロトコルスタック図である。
[0040]
 CPのプロトコルスタックには、PHY300、MAC302、RLC304、PDCP306に加え、RRC(Radio Resource Control layer)308が存在する。RRC308は、無線ベアラ(Radio Bearer:RB)の設定・再設定を行い、論理チャネル、トランスポートチャネル及び物理チャネルの制御を行っても良い。RBは、シグナリグ無線ベアラ(Signaling Radio Bearer:SRB)とデ-タ無線ベアラ(Data Radio Bearer:DRB)とに分けられてもよく、SRBは、制御情報であるRRCメッセージを送信する経路として利用されてもよい。DRBは、ユーザデータを送信する経路として利用されてもよい。gNB108とUE122のRRC308間で各RBの設定が行われてもよい(非特許文献10)。
[0041]
 前述のMAC302、RLC304、PDCP306、SDAP310、及びRRC308の機能分類は一例であり、各機能の一部あるいは全部が実装されなくてもよい。また、各層の機能の一部あるいは全部が他の層に含まれてもよい。
[0042]
 なお、本発明の実施の形態では、以下E-UTRAのプロトコルとNRのプロトコルを区別するため、MAC202、RLC204、PDCP206、及びRRC208を、それぞれE-UTRA用MAC、E-UTRA用RLC、E-UTRA用RLC、及びE-UTRA用RRCと呼ぶ事もある。また、MAC302、RLC304、PDCP306、RRC308を、それぞれNR用MAC、NR用RLC、NR用RLC、及びNR用RRCと呼ぶ事もある。
[0043]
 また、図1に示す通り、eNB102、gNB108、EPC104、5GC110は、インタフェース112、インタフェース116、インタフェース118、インタフェース120、及びインタフェース114を介して繋がってもよい。このため、多様な通信システムに対応するため、図2のRRC208は、図3のRRC308に置き換えられてもよい。また図2のPDCP206は、図3のPDCP306に置き換えられても良い。また、図3のRRC308は、図2のRRC208の機能を含んでも良い。また図3のPDCP306は、図2のPDCP206であっても良い。
[0044]
 (実施の形態)
 図1から図8を用いて、本発明の実施の形態を説明する。
[0045]
 図4は本発明の実施の形態におけるRRCコネクション再設定手順における、SDAP設定を伴うDRB設定のフローの一例を示す図である。
[0046]
 RRCコネクション再設定手順(RRC connection reconfiguration)は、非特許文献4に記載の、E-UTRAにおけるRBの確立、変更、及び解放、及びセカンダリセルの、変更、解放等を行う他、ハンドオーバ及び測定(Mesurement)等のために用いられる手順であるが、NRにおけるRBの確立、変更、及び解放、及びセカンダリセルの追加、変更、解放、ハンドオーバ及び測定(Mesurement)等のために用いられても良く、非特許文献10に記載されてもよい。本発明の実施の形態において、NRにおけるRBの確立、変更、及び解放、及びセルグループの追加、変更、解放、ハンドオーバ及び測定(Mesurement)等のために用いられ手順を、RRCコネクション再設定手順と呼ぶが、別の名称であっても良い。本発明の実施の形態におけるRRCコネクション再設定手順はNRにおけるRBの確立、変更、及び解放、及びセルグループの追加、変更、解放、ハンドオーバ及び測定(Mesurement)等を含むRRCコネクション再設定手順であっても良い。
[0047]
 図5は本発明の実施の形態における基地局装置(gNB108)のSDAP310の構成を示すブロック図である。なお、説明が煩雑になることを避けるために、図5では、本発明と密接に関連する主な構成部のみを示す。
[0048]
 図5に示すgNB108のSDAP310は、IPレイヤ以上の上位レイヤよりダウンリンクデータを受け取り、ダウンリンクデータを処理する、ダウンリンクデータ処理部500、及び下位レイヤであるPDCPレイヤよりアップリンクデータを受け取り、アップリンクデータを処理する、アップリンクデータ処理部502、及びQoS情報とDRBとの対応ルール(mapping rule)を格納する対応ルール格納部504から成る。gNB108にはダウンリンクデータ処理部500、アップリンクデータ処理部502、対応ルール格納部504以外の機能が含まれていても良い。
[0049]
 図6は本発明の実施の形態における端末装置(UE122)のSDAP310の構成を示すブロック図である。なお、説明が煩雑になることを避けるために、図5では、本発明と密接に関連する主な構成部のみを示す。
[0050]
 図6に示すUE122のSDAP310は、下位レイヤであるPDCPレイヤよりダウンリンクデータを受け取り、ダウンリンクデータを処理する、ダウンリンクデータ処理部600、及びIPレイヤ以上の上位レイヤよりアップリンクデータを受け取り、アップリンクデータを処理する、アップリンクデータ処理部602、及びQoS情報とDRBとの対応ルール(mapping rule)を格納する対応ルール格納部604から成る。UE122にはダウンリンクデータ処理部600、アップリンクデータ処理部602、対応ルール格納部604以外の機能が含まれていても良い。
[0051]
 図7は図4におけるSDAP設定を伴うDRB設定に係るASN.1(Abstract Syntax Notation One)のパラメータ一例である。3GPPにおいて、RRCに係る仕様書(非特許文献4、非特許文献10)は、RRCに係るメッセージ、及び情報(Information Element:IE)等をASN.1を用いて記述する。図7のASN.1の例で、<略>及び<中略>とは、ASN.1の表記の一部ではなく、他の情報を省略している事を示す。なお<略>又は<中略>という記載の無い所でも、情報が省略されていても良い。なお図7におけるASN.1の例はASN.1表記方法に正しく従ったものではなく、本発明におけるSDAP設定のパラメータの一例を表記したものであり、他の名称や他の表記が使われても良い。
[0052]
 図7において、SDAP-Configは、SDAPに関する設定を示す。SDAP-Config中の、pduSessionIdで表されるパラメータは、非特許文献2に説明されるPDUセッションを識別するパラメータである。非特許文献2に説明されるPDUセッション識別子(PDU session identifier)と同じ値であっても良いし、別の値であっても良い。drb-Identity-Nrで表されるパラメータは、SDAP設定と対応付くDRBの識別子であり、PDUセッションの中でDRBを一意に識別するために使われる。drb-Identity-NRで表されるパラメータは、整数値であっても良い。defaultで表されるパラメータは、設定するDRBが、デフォルト(default)DRBであるか否かを示す。デフォルトDRBは、主に、後述するQoSフローとDRBマッピングルールが無いQoSフローのデータを通すために使われても良い。sdapHeaderで表されるパラメータは、設定するDRBを通るSDAP PDUにSDAPヘッダが存在するか否かを示す。sdapHeaderで表されるパラメータはon又はoff、enable又はdisable、trueなどを用いて、存在するかしないかだけを示しても良いし、0、8、16などの数値を用いて、ヘッダ長を示しても良い。qfiで表されるパラメータは、非特許文献2に説明されるQFI(QoSフロー識別子:QoS Flow Identifier)又は5QI(5G QoS Identifier)、又はQoSフローを識別する情報を示す。qfiで表されるパラメータは、設定するDRBに対応するQoS情報のルールを作成するのに用いられる。qfiで表されるパラメータは、非特許文献2で説明されるQFI又は5QIと同じ値であっても良いし、QFI又は5QI又はQoSフローを識別する別の値であっても良い。reflectiveで表されるパラメータは、設定するDRBが、非特許文献2に説明されるReflective QoSフローに対応するDRBであるか否かを示す。reflectiveで表されるパラメータは、on又はoff、enable又はdisable、trueなどを用いて、Reflective QoSフローに対応するDRBであるか否かのみを示しても良いし、整数などを用いて、どのデータフローに対応するReflective QoSかを示しても良い。なお本発明の実施の形態で、データフローとは送信元IPアドレス、送信先IPアドレス、送信元ポート番号、送信先ポート番号の組み合わせなどで識別する事のできる、一連のデータ(IPパケット化されたデータ)の事を示す。また本発明の実施の形態で、QoSフローとは、同じQoSの条件(QFI又は5QIなど)をもつデータ(IPパケット化されたデータ)の事である。またまた本発明の実施の形態で、リフレクティブ(reflective)QoSフローとは、非特許文献2に記載のリフレクティブQoS指示を持つデータ(IPパケット化されたデータ)の事を示す。qosFlowIdで表されるパラメータは、reflectiveで表されるパラメータが、Reflective QoSのフローに対応するDRBであるか否かのみを示すパラメータの場合などに、どのデータフローに対応するReflective QoSかを示す情報として、別途設定されるものであっても良い。timerで表されるパラメータは、確立するDRBの、DRBとQoS情報対応ルールに関するタイマーである。本タイマーは、DRBとQoS情報対応ルールが格納された時にスタートし、タイマーが切れた(expire)場合に、UE122は、格納しているDRBとQoS情報対応ルールを削除しても良い。また該当QoS情報を持つデータを受け取った場合、タイマーをリスタートしてもよい。
[0053]
 また、図7においてDRB-ToAddMod-NRはDRBに関する設定を示す。DRB-ToAddMod-NR中の、pduSessionIdで表されるパラメータは、非特許文献2に説明されるPDUセッションを識別するパラメータである。非特許文献2に説明されるPDUセッション識別子(PDU session identifier)と同じ値であっても良いし、別の値であっても良い。pduSessionIdで表されるパラメータは、設定するDRBが所属するPDUセッションを識別するために使われる。drb-Identity-NRで表されるパラメータは、PDUセッションの中でDRBを一意に識別するために使われる。drb-Identity-NRで表されるパラメータは、整数値であっても良い。DRB-ToAddMod-NR中のpduSessionId、及びdrb-Identity-NRにより、SDAP設定との対応づけを行う。即ちDRB-ToAddMod-NR中のpduSessionId、及びdrb-Identity-NRは、対応するSDAP-Config中のpduSessionId、及びdrb-Identity-NRと、同じ値を設定する。なお、本発明の実施の形態では、SDAP設定とDRB設定を対応付けるために、pduSessionId、及びdrb-Identity-NRを例として示したが、これに限らず、別の概念をもつパラメータであっても良い。
[0054]
 図7に示すパラメータは、全てが同時に設定されなくても良い。例えばデフォルトDRBを設定する場合には、pduSessionIdパラメータ、drb-Identity-NRパラメータ、defaultパラメータのみであっても良いし、これに加えsdapHeaderを設定し、QoS情報をSDAPヘッダに格納できるようにしても良い。また例えばリフレクティブQoSフローに対応したデフォルトDRBを設定する場合には、pduSessionIdパラメータ、drb-Identity-NRパラメータ、defaultパラメータ、及びreflectiveのみであっても良いし、これに加えsdapHeaderを設定し、QoS情報をSDAPヘッダに格納できるようにしても良い。また例えばリフレクティブQoSフローに対応したDRBを設定する場合には、pduSessionIdパラメータ、drb-Identity-NRパラメータ、reflectiveパラメータ、及びtimerパラメータのみであっても良いし、これに加えてqosFlowIdパラメータを設定しても良い。また例えば、特定のQFI又は5QIに対応したDRBを設定する場合には、pduSessionIdパラメータ、drb-Identity-NRパラメータ、qfiパラメータ、及びtimerパラメータのみ設定しても良いし、これに加えてqosFlowIdパラメータを設定しても良い。
[0055]
 なお本発明の実施の形態において、DRBとQoS情報の対応ルール(又はQoS情報とDRBの対応ルール)はDRBとQoSフローの対応ルール(又はQoSフローとDRBの対応ルール)という用語に置き換えられても良い。また本発明の実施の形態において、DRBとQoS情報の対応ルール(又はQoS情報とDRBの対応ルール)とは、リフレクティブQoSフローであるというQoS情報とDRBの対応ルールであっても良い。また本発明の実施の形態において、DRBとQoS情報の対応ルール(又はQoS情報とDRBの対応ルール)とは、デフォルトDRBであるというQoS情報とDRBの対応ルールであっても良い。
[0056]
 次に、RRCコネクション再設定手順における、DRB設定手順の例を説明する。
[0057]
 図4において、gNB108は5GCよりQoS情報を通知される(ステップS400)。このQoS情報の通知は、非特許文献15に説明されているPDU session establishmentや、PDU session modificationなど、PDUセッション管理に関するプロシージャ(procedure)の中で行われても良いし、QoS flow establishmentなどのQoSフローの管理に関するプロシージャの中で行われても良い。
[0058]
 次にgNB108は、通知されたQoS情報に応じた、図7に例を示すSDAP設定を作成し、RRCConnectionReconfigrationに含めて、UE122へと送信する(ステップS402)
 UE122は受け取ったRRCConnectionReconfigrationに含まれるSDAP設定に従い、設定するDRBに対するSDAP設定を行う(ステップS404)。例えばデフォルトDRBを示すパラメータが含まれている場合は、デフォルトDRBであるという情報を、対応ルール格納部604に格納する。また例えば、リフレクティブQoSフローに対応したDRBである事を示すパラメータが含まれている場合には、リフレクティブQoSフローに対応したDRBであるという情報を、対応ルール格納部604に格納する。またQFIを示すパラメータが含まれている場合には、このQFI情報をQoSフローとDRBの対応ルールとして、対応ルール格納部604に格納する。設定が終了したUE122は、gNB108にRRCConnectionReconfigurationCompleteを送信する(ステップS406)。なお対応ルール格納部には、QoS情報と共にDRBの識別子が格納されても良い。
[0059]
 RRCConnectionReconfigurationCompleteを受け取ったgNB108は、設定したDRBに対するQoS情報の対応ルールを格納する(ステップS408)。例えばデフォルトDRBである場合は、デフォルトDRBであるという情報を、対応ルール格納部504に格納する。また例えば、リフレクティブQoSフローに対応したDRBである場合には、リフレクティブQoSフローに対応したDRBであるという情報を、対応ルール格納部504に格納する。また特定のQFIに対応したDRBの場合には、このQFI情報をQoSフローとDRBの対応ルールとして、対応ルール格納部504に格納する。なお対応ルール格納部には、QoS情報と共にDRBの識別子が格納されても良い。なお、ステップS408のgNB108におけるDRBとQoS情報の対応ルールを格納する処理は、ステップS406でUE122からRRCConnectionReconfigurationCompleteを受け取った後ではなく、ステップS400で5GC110からQoS情報の通知を受けた後に行っても良い。
[0060]
 図8は、gNB108のSDAP310において、ダウンリンクSDAP SDU、又はアップリンクSDAP PDUを受け取った場合の処理、及びUE122のSDAP310において、ダウンリンクSDAP PDU、又はアップリンクSDAP SDUを受け取った場合の処理フローの一例を示す。なお図8ではフローとして説明しているが、gNB108のSDAP310において、ダウンリンクSDAP SDUを受け取った場合の処理、gNB108のSDAP310において、アップリンクSDAP PDUを受け取った場合の処理、UE122のSDAP310において、ダウンリンクSDAP PDUを受け取った場合の処理、及びUE122のSDAP310において、アップリンクSDAP SDUを受け取った場合の処理は、独立したタイミングで行われても良い。なお本発明の実施の形態におけるダウンリンクとはgNB108からUE122方向、アップリンクとはUE122から、gNB108方向の事である。ダウンリンクデータは5GC110よりIPパケットの形でgNB108に送られ、gNB108のSDAP310にSDAP SDUとして渡される。一方アップリンクデータのIPパケットはUE122で生成され、UE122のSDAP310にSDAP SDUとして渡される。本発明の実施の形態における上位レイヤとはIPパケットを生成するIPレイヤとその上位に位置するレイヤの事を指す。なお後述する図8の説明の中で、PDCP306は、PDCP206であっても良い。
[0061]
 図8において、gNB108のSDAP310は、上位レイヤよりダウンリンクSDAP SDU及び、このSDAP SDUが属するデータフローのQoS情報を受け取る(ステップS800)。gNB108のSDAP310は受け取ったQoS情報から、対応ルール格納部504の対応ルールを確認し、対応付けが行われているDRBへと割り当てる(ステップS802)。例えば、受け取ったQoS情報がQFI又はQoSフロー情報であった場合、対応ルール格納部504に格納されているQFI又はQoSフロー情報と、DRB情報又はDRBの識別子情報の対応ルールを確認し、対応ルールが存在した場合には、SDAP SDUをSDAP PDUとして、対応するDRBのPDCP306に渡しても良い。
[0062]
 また、例えば、受け取ったQoS情報がQFI又はQoSフロー情報であった場合、対応ルール格納部504に格納されているQFI又はQoSフロー情報と、DRB情報又はDRBの識別子情報の対応ルールを確認し、対応ルールが存在しない場合には、SDAP SDUをSDAP PDUとして、デフォルトDRBのPDCP306に渡しても良い。この際、SDAP SDUをSDAP PDUとして、デフォルトDRBのPDCP306に渡す事に代え、受け取ったQFI又はQoSフロー情報をSDAPヘッダに格納し、このヘッダをSDAP SDUに付加したものをSDAP PDUとして、デフォルトDRBのPDCP306に渡しても良い。
[0063]
 また、例えば受け取ったQoS情報がリフレクティブQoS指示(Reflective QoS Indicator)などのリフレクティブQoSフローに関する情報、及びQFI又はQoSフロー情報であった場合、対応ルール格納部504に格納されている、リフレクティブQoSフローに対応したDRB情報又はDRBの識別子情報の対応ルールを確認し、対応ルールが存在した場合には、受け取ったQFI又はQoSフロー情報をSDAPヘッダに格納し、このヘッダをSDAP SDUに付加したものをSDAP PDUとして、対応するDRBのPDCP306に渡しても良い。またSDAPヘッダには、リフレクティブQoS指示などのリフレクティブQoSフローに関する情報や、QoSフロー識別子(QFI:QoS Flow Identifier)など他の情報が含まれても良い。また、これと同時に、対応ルール格納部504に受け取ったQFI又はQoSフロー情報と、リフレクティブQoSフローに対応したDRB情報又はDRBの識別子情報の対応ルールが無い場合には、この対応ルールを対応ルール格納部504に格納する。この際、格納したQFI又はQoSフロー情報と、リフレクティブQoSフローに対応したDRB情報又はDRBの識別子情報の対応ルールに対するタイマーをセットしても良い。本タイマーが切れる(expire)するまでの間に、同じQoS情報を持ったSDAP SDUを受け取らなかった場合には、格納したQFI又はQoSフロー情報と、リフレクティブQoSフローに対応したDRB情報又はDRBの識別子情報の対応ルールを削除しても良い。該当QoS情報を持つデータを受け取った場合、タイマーをリスタートしてもよい。またこの際gNB108はRRCコネクション再設定手順などを用いて、後述するUE122側のリフレクティブQoSフローに対応したDRB情報又はDRBの識別子情報の対応ルールを削除しても良い。また、受け取ったQoS情報の中にQoSフロー識別子などのQoSフローを特定できる情報が含まれている場合、gNB108のSDAP310はこのQoSフロー(リフレクティブQoSフロー)を特定できる情報と、QFI又はQoSフローを監視(monitor)し、このQoSフロー(リフレクティブQoSフロー)に対するQFI又はQoSフロー情報が変化した場合、対応ルール格納部504に格納した、格納したQFI又はQoSフロー情報と、リフレクティブQoSフローに対応したDRB情報又はDRBの識別子情報の対応ルールを更新しても良い。
[0064]
 また、例えば、受け取ったQoS情報が、リフレクティブQoS指示(Reflective QoS Indicator)などのリフレクティブQoSフローに関する情報、及びQFI又はQoSフロー情報であった場合、対応ルール格納部504に格納されている、リフレクティブQoSフローに対応したDRB情報又はDRBの識別子情報の対応ルールを確認し、対応ルールが存在しない場合には、SDAP SDUをSDAP PDUとして、デフォルトDRBのPDCP306に渡しても良い。この際、SDAP SDUをSDAP PDUとして、デフォルトDRBのPDCP306に渡す事に代え、受け取ったQFI又はQoSフロー情報をSDAPヘッダに格納し、このヘッダをSDAP SDUに付加したものをSDAP PDUとして、デフォルトDRBのPDCP306に渡しても良い。またSDAPヘッダには、リフレクティブQoS指示などのリフレクティブQoSフローに関する情報や、QoSフロー識別子(QFI:QoS Flow Identifier)など他の情報が含まれても良い。またデフォルトDRBのPDCP306に渡す事に代え、リフレクティブQoSフローに対応したデフォルトDRBのPDCP306に渡しても良い。
[0065]
 ステップS802において、gNB108のSDAP310は、利用した対応ルールに関するタイマーをセット又はリセットしても良い。本タイマーが切れる(expire)するまでの間に、同じQoS情報を持ったSDAP SDUを受け取らなかった場合には、利用した対応ルールを削除しても良い。またこの際gNB108はRRCコネクション再設定手順などを用いて、後述するUE122側の対応ルールを削除しても良い。該当QoS情報を持つデータを受け取った場合、タイマーをリスタートしてもよい。またRRCコネクション再設定手順などを用いて、DRBをreleaseしても良い。
[0066]
 次に、UE122のSDAP310は、PDCP306よりダウンリンクSDAP PDUを受け取る(ステップS804)。UE122のSDAP310は、対応ルール格納部604に格納している対応ルールを確認し、SDAP PDUを処理してSDAP SDUとし、必要な情報と共に上位レイヤへと引き渡す(ステップS806)。
[0067]
 例えば、ダウンリンクSDAP PDUが引き渡されたDRBに対する対応ルールがQFI又はQoSフロー情報であった場合、SDAP PDUをそのままSDAP SDUとして上位レイヤに渡しても良い。またこの際QFI又はQoSフロー情報など他の情報と一緒に渡しても良いし、他の情報を付けずに渡しても良い。
[0068]
 また、例えば、ダウンリンクSDAP PDUが引き渡されたDRBに対する対応ルールが存在しない、又はデフォルトDRBである場合には、SDAP PDUをSDAP SDUとして、上位レイヤに渡しても良い。もしSDAPヘッダがある場合には、SDAP PDUよりSDAPヘッダを削除してSDAP SDUを生成すると共に、生成したSDAP SDUをSDAPヘッダの全ての情報、または一部の情報と共に上位レイヤに渡しても良い。
[0069]
 また、例えば、ダウンリンクSDAP PDUが引き渡されたDRBに対する対応ルールが、リフレクティブQoSフローに対応したDRB情報又はDRBの識別子情報の対応ルールであった場合、SDAP PDUよりSDAPヘッダを削除してSDAP SDUを生成すると共に、生成したSDAP SDUをSDAPヘッダの全ての情報、または一部の情報と共に上位レイヤに渡しても良い。またSDAPヘッダにリフレクティブQoSフローの情報が入っていない場合でも、リフレクティブQoSフローである事の情報を、SDAP SDUと共に明示的に上位レイヤに渡しても良い。またリフレクティブQoSフローである事の情報を、SDAP SDUと共に明示的に上位レイヤに渡す事に代え、QFI又はQoSフロー情報をSDAP SDUと共に上位レイヤに渡す事により、リフレクティブQoSフローである事を上位レイヤに伝えても良い。また、これと同時に、対応ルール格納部604に、SDAPヘッダより受け取ったQFI又はQoSフロー情報と、リフレクティブQoSフローに対応したDRB情報又はDRBの識別子情報の対応ルールが無い場合には、この対応ルールを対応ルール格納部604に格納する。この際、格納したQFI又はQoSフロー情報と、リフレクティブQoSフローに対応したDRB情報又はDRBの識別子情報の対応ルールに対するタイマーをセットしても良い。本タイマーが切れる(expire)するまでの間に、同じQoS情報を持ったSDAP SDUを受け取らなかった場合には、格納したQFI又はQoSフロー情報と、リフレクティブQoSフローに対応したDRB情報又はDRBの識別子情報の対応ルールを削除しても良い。該当QoS情報を持つデータを受け取った場合、タイマーをリスタートしてもよい。また、SDAPヘッダにQoSフロー識別子などのQoSフローを特定できる情報が含まれている場合、UE122のSDAP310はこのQoSフロー(リフレクティブQoSフロー)を特定できる情報と、QFI又はQoSフローを監視(monitor)し、このQoSフロー(リフレクティブQoSフロー)に対するQFI又はQoSフロー情報が変化した場合、対応ルール格納部604に格納した、格納したQFI又はQoSフロー情報と、リフレクティブQoSフローに対応したDRB情報又はDRBの識別子情報の対応ルールを更新しても良い。
[0070]
 次に、UE122のSDAP310は、上位レイヤよりアップリンクSDAP SDU及び、このSDAP SDUが属するデータフローのQoS情報を受け取る(ステップS808)。UE122のSDAP310は受け取ったQoS情報から、対応ルール格納部604の対応ルールを確認し、対応付けが行われているDRBへと割り当てる(ステップS810)。例えば、受け取ったQoS情報がQFI又はQoSフロー情報であった場合、対応ルール格納部604に格納されているQFI又はQoSフロー情報と、DRB情報又はDRBの識別子情報の対応ルールを確認し、対応ルールが存在した場合には、SDAP SDUをSDAP PDUとして、対応するDRBのPDCP306に渡しても良い。
[0071]
 また、例えば、受け取ったQoS情報がQFI又はQoSフロー情報であった場合、対応ルール格納部604に格納されているQFI又はQoSフロー情報と、DRB情報又はDRBの識別子情報の対応ルールを確認し、対応ルールが存在しない場合には、SDAP SDUをSDAP PDUとして、デフォルトDRBのPDCP306に渡しても良い。この際、SDAP SDUをSDAP PDUとして、デフォルトDRBのPDCP306に渡す事に代え、受け取ったQFI又はQoSフロー情報をSDAPヘッダに格納し、このヘッダをSDAP SDUに付加したものをSDAP PDUとして、デフォルトDRBのPDCP306に渡しても良い。
[0072]
 また、例えば受け取ったQoS情報がリフレクティブQoS指示(Reflective QoS Indicator)などのリフレクティブQoSフローに関する情報、及びQFI又はQoSフロー情報であった場合、対応ルール格納部604に格納されている、リフレクティブQoSフローに対応したDRB情報又はDRBの識別子情報の対応ルールを確認し、対応ルールが存在した場合には、受け取ったQFI又はQoSフロー情報をSDAPヘッダに格納し、このヘッダをSDAP SDUに付加したものをSDAP PDUとして、対応するDRBのPDCP306に渡しても良い。またSDAPヘッダには、リフレクティブQoS指示などのリフレクティブQoSフローに関する情報や、QoSフロー識別子(QFI:QoS Flow Identifier)など他の情報が含まれても良い。
[0073]
 また、例えば、受け取ったQoS情報が、リフレクティブQoS指示(Reflective QoS Indicator)などのリフレクティブQoSフローに関する情報、及びQFI又はQoSフロー情報であった場合、対応ルール格納部604に格納されている、リフレクティブQoSフローに対応したDRB情報又はDRBの識別子情報の対応ルールを確認し、対応ルールが存在しない場合には、SDAP SDUをSDAP PDUとして、デフォルトDRBのPDCP306に渡しても良い。この際、SDAP SDUをSDAP PDUとして、デフォルトDRBのPDCP306に渡す事に代え、受け取ったQFI又はQoSフロー情報をSDAPヘッダに格納し、このヘッダをSDAP SDUに付加したものをSDAP PDUとして、デフォルトDRBのPDCP306に渡しても良い。またSDAPヘッダには、リフレクティブQoS指示などのリフレクティブQoSフローに関する情報や、QoSフロー識別子(QFI:QoS Flow Identifier)など他の情報が含まれても良い。またデフォルトDRBのPDCP306に渡す事に代え、リフレクティブQoSフローに対応したデフォルトDRBのPDCP306に渡しても良い。
[0074]
 次に、gNB108のSDAP310は、PDCP306よりダウンリンクSDAP PDUを受け取る(ステップS812)。gNB108のSDAP310は、対応ルール格納部504に格納している対応ルールを確認し、SDAP PDUを処理してSDAP SDUとし、必要な情報と共に上位レイヤへと引き渡す(ステップS814)。
[0075]
 例えば、アップリンクSDAP PDUが引き渡されたDRBに対する対応ルールがQFI又はQoSフロー情報であった場合、SDAP PDUをそのままSDAP SDUとして上位レイヤに渡すと共に、QFI又はQoSフロー情報など他の情報と一緒に渡しても良い。
[0076]
 また、例えば、ダウンリンクSDAP PDUが引き渡されたDRBに対する対応ルールが存在しない、又はデフォルトDRBである場合には、SDAP PDUをSDAP SDUとして、上位レイヤに渡しても良い。もしSDAPヘッダがある場合には、SDAP PDUよりSDAPをヘッダ削除してSDAP SDUを生成すると共に、生成したSDAP SDUをSDAPヘッダの全ての情報、または一部の情報と共に上位レイヤに渡しても良い。
[0077]
 また、例えば、ダウンリンクSDAP PDUが引き渡されたDRBに対する対応ルールが、リフレクティブQoSフローに対応したDRB情報又はDRBの識別子情報の対応ルールであった場合、SDAP PDUよりSDAPヘッダを削除してSDAP SDUを生成すると共に、生成したSDAP SDUをSDAPヘッダの全ての情報、または一部の情報と共に上位レイヤに渡しても良い。
[0078]
 なお、本発明の実施の形態におけるDRB設定は、RRCコネクション再設定手順だけでなく、RRCコネクション確立(RRC Connection Establishment)手順や、RRCコネクション再確立(RRC Connection Re-Establishment)手順に含まれていても良い。
[0079]
 このように、本発明の実施の形態では、上位レイヤと無線アクセスレイヤの間でQFI又はリフレクティグ情報など必要な情報の送受信を行い、QoSの管理を正しく行う事により、効率的な通信を行うことができる。
[0080]
 また、本発明の実施の形態におけるSDAPヘッダに関するパラメータは、上り(端末装置から基地局装置方向)、及び下り(基地局装置から端末装置方向)別々に設定されても良い。
[0081]
 本発明に関わる装置で動作するプログラムは、本発明に関わる上述した実施形態の機能を実現するように、Central Processing Unit(CPU)等を制御してコンピュ-タを機能させるプログラムであっても良い。プログラムあるいはプログラムによって取り扱われる情報は、処理時に一時的にRandom Access Memory(RAM)などの揮発性メモリに読み込まれ、あるいはフラッシュメモリなどの不揮発性メモリやHard Disk Drive(HDD)に格納され、必要に応じてCPUによって読み出し、修正・書き込みが行なわれる。
[0082]
 なお、上述した実施形態における装置の一部、をコンピュ-タで実現するようにしてもよい。その場合、この制御機能を実現するためのプログラムをコンピュ-タが読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュ-タシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。ここでいう「コンピュ-タシステム」とは、装置に内蔵されたコンピュ-タシステムであって、オペレ-ティングシステムや周辺機器等のハ-ドウェアを含むものとする。また、「コンピュ-タが読み取り可能な記録媒体」とは、半導体記録媒体、光記録媒体、磁気記録媒体等のいずれであってもよい。
[0083]
 さらに「コンピュ-タが読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュ-タシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュ-タシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
[0084]
 また、上述した実施形態に用いた装置の各機能ブロック、または諸特徴は、電気回路、すなわち典型的には集積回路あるいは複数の集積回路で実装または実行され得る。本明細書で述べられた機能を実行するように設計された電気回路は、汎用用途プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、またはその他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタロジック、ディスクリートハードウェア部品、またはこれらを組み合わせたものを含んでよい。汎用用途プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよいし、代わりにプロセッサは従来型のプロセッサ、コントロ-ラ、マイクロコントロ-ラ、またはステ-トマシンであってもよい。汎用用途プロセッサ、または前述した各回路は、デジタル回路で構成されていてもよいし、アナログ回路で構成されていてもよい。また、半導体技術の進歩により現在の集積回路に代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いることも可能である。
[0085]
 なお、本願発明は上述の実施形態に限定されるものではない。実施形態では、装置の一例を記載したが、本願発明は、これに限定されるものではなく、屋内外に設置される据え置き型、または非可動型の電子機器、たとえば、AV機器、キッチン機器、掃除・洗濯機器、空調機器、オフィス機器、自動販売機、その他生活機器などの端末装置もしくは通信装置に適用出来る。
[0086]
 (まとめ)
 本発明の態様1に係る端末装置は、基地局装置と通信する端末装置であって、DRB(Data Radio Bearer)を介して受信したダウンリンクデータを処理するダウンリンクデータ処理部と、前記DRBを介して送信するアップリンクデータを処理するアップリンクデータ処理部と、対応ルール格納部と、を備え、前記ダウンリンクデータ処理部は、前記DRBより、SDAPヘッダを含むダウンリンクSDAP PDUを受信し、前記ダウンリンクデータ処理部は、前記受信したSDAPヘッダに含まれるQoSフロー識別子を処理し、前記ダウンリンクデータ処理部は、前記ダウンリンクSDAP PDUのリフレクティブQoSフローとDRBの対応付けを、アップリンクSDAPPDUに対するリフレクティブQoSフローとDRBの対応付けルールとして、前記対応ルール格納部へ格納する、構成である。
[0087]
 本発明の態様2に係る端末装置は、上記態様1において、前記アップリンクデータ処理部は上位レイヤよりSDAP SDU、及びQoSフロー識別子を受信し、前記アップリンクデータ処理部は、前記上位レイヤより、前記SDAP SDU、及び前記QoSフロー識別子と共に、リフレクティブQoS指示を受信した場合、前記アップリンクデータ処理部は、前記対応ルール格納部に、リフレクティブQoSフローとDRBの対応付けルールがある場合、前記SDAP SDUを前記リフレクティブQoSフローとDRBの対応付けルールに従ってDRBに対応づけ、前記アップリンクデータ処理部は、前記上位レイヤより、前記SDAP SDU、及び前記QoSフロー識別子と共に、リフレクティブQoS指示を受信しない場合、前記アップリンクデータ処理部は、前記対応ルール格納部に、QoSフローとDRBの対応付けルールがある場合、前記SDAP SDUを前記QoSフローとDRBの対応付けルールDRBに対応づける、構成であってもよい。
[0088]
 本発明の態様3に係る端末装置は、上記態様1において、前記アップリンクデータ処理部は上位レイヤよりSDAP SDU、及びQoSフロー識別子を受信し、前記アップリンクデータ処理部は、前記上位レイヤより、前記SDAP SDU、及び前記QoSフロー識別子と共に、リフレクティブQoS指示を受信した場合、前記アップリンクデータ処理部は、前記対応ルール格納部に、リフレクティブQoSフローとDRBの対応付けルールが無い場合、前記SDAP SDUをリフレクティブQoS用デフォルトDRBに対応づけ、前記アップリンクデータ処理部は、前記上位レイヤより、前記SDAP SDU、及び前記QoSフロー識別子と共に、リフレクティブQoS指示を受信しない場合、前記アップリンクデータ処理部は、前記対応ルール格納部に、QoSフローとDRBの対応付けルールが無い場合、前記SDAP SDUをデフォルトDRBに対応づける、構成であってもよい。
[0089]
 本発明の態様4に係る端末装置は、基地局装置と通信する端末装置であって、DRB(Data Radio Bearer)を介して受信したダウンリンクデータを処理するダウンリンクデータ処理部と、前記DRBを介して送信するアップリンクデータを処理するアップリンクデータ処理部と、対応ルール格納部と、を備え、前記ダウンリンクデータ処理部は、前記DRBを介して、ヘッダを含む前記ダウンリンクデータを受信し、前記ダウンリンクデータ処理部は、前記ヘッダに含まれるQoSフロー識別子が示すリフレクティブQoSフローと前記DRBの対応付けを、前記アップリンクデータに対するリフレクティブQoSフローと前記DRBの対応付けルールとして、前記対応ルール格納部に格納し、前記QoSフロー識別子を上位レイヤに渡す、構成である。
[0090]
 本発明の態様5に係る基地局装置は、端末装置と通信する基地局装置であって、DRB(Data Radio Bearer)を介して前記端末装置により受信されるダウンリンクデータを処理するダウンリンクデータ処理部と、前記DRBを介して前記端末装置により送信されたアップリンクデータを処理するアップリンクデータ処理部と、を備え、前記ダウンリンクデータはヘッダを含み、前記ヘッダにQoSフロー識別子を含む前記ダウンリンクデータは、前記端末装置に対し、前記QoSフロー識別子が示すリフレクティブQoSフローと前記DRBの対応付けを、前記アップリンクデータに対するリフレクティブQoSフローと前記DRBの対応付けルールとして対応ルール格納部に格納させると共に、前記QoSフロー識別子を上位レイヤに渡させる、構成である。
[0091]
 本発明の態様6に係る方法は、基地局装置と通信する端末装置によって実行される方法であって、前記端末装置は対応ルール格納部を備え、DRB(Data Radio Bearer)を介して受信したダウンリンクデータを処理するステップと、前記DRBを介して送信するアップリンクデータを処理するステップと、を含み、前記ダウンリンクデータを処理する前記ステップにて、前記DRBを介して、ヘッダを含む前記ダウンリンクデータを受信し、前記ヘッダに含まれるQoSフロー識別子が示すリフレクティブQoSフローと前記DRBの対応付けを、前記アップリンクデータに対するリフレクティブQoSフローと前記DRBの対応付けルールとして、前記対応ルール格納部に格納するステップと、前記QoSフロー識別子を上位レイヤに渡すステップと、を含む方法である。
[0092]
 本発明の態様7に係る方法は、端末装置と通信する基地局装置によって実行される方法であって、DRB(Data Radio Bearer)を介して前記端末装置により受信されるダウンリンクデータを処理するステップと、前記DRBを介して前記端末装置により送信されたアップリンクデータを処理するステップと、を含み、前記ダウンリンクデータはヘッダを含み、前記ヘッダにQoSフロー識別子を含む前記ダウンリンクデータは、前記端末装置に対し、前記QoSフロー識別子が示すリフレクティブQoSフローと前記DRBの対応付けを、前記アップリンクデータに対するリフレクティブQoSフローと前記DRBの対応付けルールとして対応ルール格納部に格納させると共に、前記QoSフロー識別子を上位レイヤに渡させる、方法である。
[0093]
 なお、これらの包括的または具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム、または、記録媒体で実現されてもよく、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラムおよび記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
[0094]
 以上、この発明の実施形態に関して図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。また、本発明は、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。また、上記実施形態に記載された要素であり、同様の効果を奏する要素同士を置換した構成も含まれる。
[0095]
 〔関連出願の相互参照〕
 本出願は、2017年8月9日に出願された出願番号2017-154086号の出願に関するものであって上記出願を基礎として優先権を主張するものである。上記出願の内容は、参照により本明細書に含まれる。

符号の説明

[0096]
100 E-UTRA
102 eNB
104 EPC
106 NR
108 gNB
110 5GC
112、114、116,118、120、124 インタフェース
122 UE
200、300 PHY
202、302 MAC
204、304 RLC
206、306 PDCP
208、308 RRC
310 SDAP
500、600 ダウンリンクデータ処理部
502、602 アップリンクデータ処理部
504、604 対応ルール格納部

請求の範囲

[請求項1]
 基地局装置と通信する端末装置であって、
 DRB(Data Radio Bearer)を介して受信したダウンリンクデータを処理するダウンリンクデータ処理部と、
 前記DRBを介して送信するアップリンクデータを処理するアップリンクデータ処理部と、
 対応ルール格納部と、を備え、
 前記ダウンリンクデータ処理部は、前記DRBを介して、ヘッダを含む前記ダウンリンクデータを受信し、
 前記ダウンリンクデータ処理部は、前記ヘッダに含まれるQoSフロー識別子が示すリフレクティブQoSフローと前記DRBの対応付けを、前記アップリンクデータに対するリフレクティブQoSフローと前記DRBの対応付けルールとして、前記対応ルール格納部に格納し、前記QoSフロー識別子を上位レイヤに渡す、端末装置。
[請求項2]
 端末装置と通信する基地局装置であって、
 DRB(Data Radio Bearer)を介して前記端末装置により受信されるダウンリンクデータを処理するダウンリンクデータ処理部と、
 前記DRBを介して前記端末装置により送信されたアップリンクデータを処理するアップリンクデータ処理部と、を備え、
 前記ダウンリンクデータはヘッダを含み、
 前記ヘッダにQoSフロー識別子を含む前記ダウンリンクデータは、前記端末装置に対し、前記QoSフロー識別子が示すリフレクティブQoSフローと前記DRBの対応付けを、前記アップリンクデータに対するリフレクティブQoSフローと前記DRBの対応付けルールとして対応ルール格納部に格納させると共に、前記QoSフロー識別子を上位レイヤに渡させる、基地局装置。
[請求項3]
 基地局装置と通信する端末装置によって実行される方法であって、
 前記端末装置は対応ルール格納部を備え、
 DRB(Data Radio Bearer)を介して受信したダウンリンクデータを処理するステップと、
 前記DRBを介して送信するアップリンクデータを処理するステップと、を含み、
 前記ダウンリンクデータを処理する前記ステップにて、前記DRBを介して、ヘッダを含む前記ダウンリンクデータを受信し、
 前記ヘッダに含まれるQoSフロー識別子が示すリフレクティブQoSフローと前記DRBの対応付けを、前記アップリンクデータに対するリフレクティブQoSフローと前記DRBの対応付けルールとして、前記対応ルール格納部に格納するステップと、
 前記QoSフロー識別子を上位レイヤに渡すステップと、を含む方法。
[請求項4]
 端末装置と通信する基地局装置によって実行される方法であって、
 DRB(Data Radio Bearer)を介して前記端末装置により受信されるダウンリンクデータを処理するステップと、
 前記DRBを介して前記端末装置により送信されたアップリンクデータを処理するステップと、を含み、
 前記ダウンリンクデータはヘッダを含み、
 前記ヘッダにQoSフロー識別子を含む前記ダウンリンクデータは、前記端末装置に対し、前記QoSフロー識別子が示すリフレクティブQoSフローと前記DRBの対応付けを、前記アップリンクデータに対するリフレクティブQoSフローと前記DRBの対応付けルールとして対応ルール格納部に格納させると共に、前記QoSフロー識別子を上位レイヤに渡させる、方法。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3]

[ 図 4]

[ 図 5]

[ 図 6]

[ 図 7]

[ 図 8]