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1. (WO2018230240) 無線通信装置及び無線通信方法
Document

明 細 書

発明の名称 無線通信装置及び無線通信方法

技術分野

0001  

背景技術

0002   0003  

先行技術文献

非特許文献

0004  

発明の概要

発明が解決しようとする課題

0005   0006   0007   0008  

課題を解決するための手段

0009   0010   0011  

発明の効果

0012   0013  

図面の簡単な説明

0014  

発明を実施するための形態

0015   0016   0017   0018   0019   0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033   0034   0035   0036   0037   0038   0039   0040   0041   0042   0043   0044   0045   0046   0047   0048   0049   0050   0051   0052   0053   0054   0055   0056   0057   0058   0059   0060   0061   0062   0063   0064   0065   0066   0067   0068   0069   0070   0071   0072   0073   0074   0075   0076   0077   0078   0079   0080   0081   0082   0083   0084   0085   0086   0087   0088   0089   0090   0091   0092   0093   0094   0095   0096   0097   0098   0099   0100   0101   0102   0103   0104   0105   0106   0107   0108   0109   0110   0111   0112   0113   0114   0115   0116   0117   0118   0119   0120   0121   0122   0123   0124   0125   0126   0127   0128   0129   0130   0131   0132   0133   0134   0135   0136   0137   0138   0139   0140   0141   0142   0143   0144   0145   0146   0147   0148   0149   0150   0151   0152   0153   0154   0155   0156   0157   0158   0159   0160   0161   0162   0163   0164   0165   0166   0167   0168   0169   0170   0171   0172   0173   0174   0175   0176   0177   0178   0179   0180   0181   0182   0183   0184   0185   0186   0187   0188   0189   0190   0191   0192   0193   0194   0195   0196   0197   0198   0199   0200   0201   0202   0203   0204   0205   0206   0207   0208   0209   0210   0211   0212   0213   0214   0215   0216   0217   0218   0219   0220   0221   0222   0223   0224   0225   0226   0227   0228   0229   0230   0231   0232   0233   0234   0235   0236   0237   0238   0239   0240   0241   0242   0243   0244   0245   0246   0247   0248   0249   0250   0251   0252   0253   0254   0255   0256  

産業上の利用可能性

0257  

符号の説明

0258  

請求の範囲

1   2   3   4   5   6   7   8   9  

図面

1   2   3   4   5   6   7   8   9A   9B   10   11   12   13   14   15   16   17   18   19   20   21   22   23A   23B   24   25A   25B   26   27   28   29  

明 細 書

発明の名称 : 無線通信装置及び無線通信方法

技術分野

[0001]
 本開示は、無線通信装置及び無線通信方法に関する。

背景技術

[0002]
 IEEE802.11は、無線LAN(Local Area Network)関連規格の1つであり、その中に、例えば、IEEE802.11ad規格、及び、IEEE802.11ay規格がある(例えば、非特許文献1及び2を参照)。
[0003]
 なお、「IEEE」は、「Institute of Electrical and Electronics Engineers」の略称である。また、以下において、「IEEE802.11ad規格」を「11ad規格」と略記することがあり、「IEEE802.11ay規格」を「11ay規格」と略記することがある。

先行技術文献

非特許文献

[0004]
非特許文献1 : IEEE802.11ad-2012 2012年12月28日発行
非特許文献2 : IEEE802.11-16/1482r01 Carrier Sense for Multi-Channel Allocation、[online]、2016年11月、[2017年11月17日検索]、インターネット<URL:https://mentor.ieee.org/802.11/dcn/16/11-16-1482-01-00ay-carrier-sense-for-multi-channel-allocation.pptx>

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0005]
 端末(STA:Station)が他のSTAと初期接続を行うために、他のSTAを発見する手順をディスカバリという。60GHzミリ波通信を用いたアプリケーション(近接通信)として、例えば、高速接続が要求される自動改札機、データキオスクにおけるデータダウンロード、および、データセンタにおける有線ネットワークを代替および/または補完するバックアップ無線回線、において求められる高速接続を実現するため、100ms以下の高速なディスカバリが検討されている。
[0006]
 ディスカバリにおいて、STAは、最初の通信用の適切な送信セクタ及び受信セクタを識別するために、SLS(Sector Level Sweep)シーケンスを用いる。SLSシーケンスとして、例えば、スロット有りアクセス期間であるA-BFT(Association-Beam Forming Training)期間におけるSLSシーケンスや、スロット無し競合アクセス期間であるCBAP(Contention Based Access Period)におけるCBAP-ISS(Initiator Sector Sweep)を用いたSLSシーケンスが提案されている。
[0007]
 しかしながら、これらのSLSシーケンスは、実行に時間が掛かり、ディスカバリが完了するまでに時間が増える。
[0008]
 本開示の非限定的な実施例は、高速にディスカバリを完了する改善された無線通信装置及び無線通信方法の提供に資する。

課題を解決するための手段

[0009]
 本開示の一態様に係る無線通信装置は、第1のセクタスイープを送信する送信無線回路と、第2のセクタスイープを受信する受信無線回路と、前記第1のセクタスイープに含まれるビーコンフレームを生成する制御回路と、を備え、前記制御回路は、前記受信無線回路がスロット無し競合アクセス期間中に受信する前記第2のセクタスイープが、前記第1のセクタスイープに応答するセクタスイープでない場合に、前記送信無線回路が前記第2のセクタスイープのフィードバックを送信するか否かを示す第1の値を、前記ビーコンフレームに含める構成を採る。
[0010]
 また、本開示の一態様に係る無線通信方法は、受信無線回路がスロット無し競合アクセス期間中に受信する第2のセクタスイープが、ビーコンフレームを含む第1のセクタスイープに応答するセクタスイープでない場合に、送信無線回路が前記第2のセクタスイープのフィードバックを送信するか否かを示す第1の値を前記ビーコンフレームに含め、前記第1のセクタスイープを送信する構成を採る。
[0011]
 なお、これらの包括的または具体的な態様は、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラム、または、記録媒体で実現されてもよく、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラムおよび記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。

発明の効果

[0012]
 本開示の一態様によれば、無線通信装置からビーコンフレームを受信した端末が、未承諾RSSを用いたSLSシーケンスを開始できるので、CBAP-ISSを用いたSLSシーケンスを用いた場合と比較して、高速にディスカバリを完了できる。
[0013]
 本開示の一態様における更なる利点および効果は、明細書および図面から明らかにされる。かかる利点および/または効果は、いくつかの実施形態並びに明細書および図面に記載された特徴によってそれぞれ提供されるが、1つまたはそれ以上の同一の特徴を得るために必ずしも全てが提供される必要はない。

図面の簡単な説明

[0014]
[図1] A-BFT-RSSを用いたSLSシーケンスの一例を示す図
[図2] CBAP-RSSを用いたSLSシーケンスの一例を示す図
[図3] DMGビーコンフレームのフォーマットの一例を示す図
[図4] CBAPの一例を示す図
[図5] 本開示に係るシステム全体の構成の一例を示す図
[図6] 本開示に係るPCP/AP及びSTAの構成の一例を示す図
[図7] 本開示に係るMACプロセッサの一例を示す図
[図8] 実施の形態1に係るPCP/APのMACプロセッサの動作を示すフローチャート
[図9A] 実施の形態1に係るビーコン間隔制御フィールドに使用するフォーマットの一例(フォーマットA)を示す図
[図9B] 実施の形態1に係るビーコン間隔制御フィールドに使用するフォーマットの他の一例(フォーマットB)を示す図
[図10] 実施の形態1に係るSTAの動作を示すフローチャート
[図11] 未承諾CBAP-RSSにおいて送信されるSSWフレームのフォーマットの一例を示す図
[図12] 実施の形態1に係るディスカバリのSLSシーケンスの一例を示す図
[図13] DMGビーコンフレーム内に保持されている、予約ビットの一例を示す図
[図14] 実施の形態2に係るPCP/APのMACプロセッサの動作を示すフローチャート
[図15] 実施の形態2に係るセクタスイープフィールドF4に使用するフォーマットの一例(フォーマットC)を示す図
[図16] 実施の形態2に係るSTAの動作を示すフローチャート
[図17] 実施の形態2に係るディスカバリのSLSシーケンスの一例を示す図
[図18] 実施の形態3に係るSTAの動作を示すフローチャート
[図19] 実施の形態3に係るディスカバリのSLSシーケンスの一例を示す図
[図20] 実施の形態4に係るPCP/APのMACプロセッサの動作を示すフローチャート
[図21] 実施の形態4に係るビーコン間隔制御フィールドに使用するフォーマットの他の一例(フォーマットD)を示す図
[図22] 実施の形態4に係るSTAの動作を示すフローチャート
[図23A] RSSにおいて送信されるShort SSWパケットのフォーマットの一例(フォーマットタイプ0)を示す図
[図23B] 未承認CBAP-RSSにおいて送信されるShort SSWパケットのフォーマットの一例(フォーマットタイプ1)を示す図
[図24] 実施の形態4に係るディスカバリのSLSシーケンスの一例を示す図
[図25A] は、実施の形態5に係るビーコン間隔制御フィールドに使用するフォーマットの一例(オプション1)を示す図
[図25B] 実施の形態5に係るビーコン間隔制御フィールドに使用するフォーマットの他の一例(オプション2)を示す図
[図26] 実施の形態5に係るAdvertised CBAP Startフィールドに含める値を説明する図
[図27] 実施の形態5に係るディスカバリのSLSシーケンスの一例を示す図
[図28] 実施の形態6に係るSTAの動作を示すフローチャート
[図29] 実施の形態6に係るディスカバリのSLSシーケンスの一例を示す図

発明を実施するための形態

[0015]
 以下、図面を適宜参照して、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
[0016]
 なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために、提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することは意図されていない。
[0017]
 <SLSシーケンス>
 DMG(Directional Multi-Gigabit) STAは、最初の通信用の適切な送信セクタおよび受信セクタを識別するため、SLSシーケンスを用いて、ディスカバリを実行する。SLSシーケンスは、ISS、RSS(Responder Sector Sweep)、SSW-FB(SSW-FeedBack)、及びSSW-ACKを含む。
[0018]
 図1は、A-BFT-RSSを用いたSLSシーケンスの一例を示す図である。図1に示される一例においては、BTI(Beacon Transmission Interval)にA-BFT期間が続く。ここで、A-BFT期間とは、A-BFTが行われる期間である。PCP/AP(PBSS (Personal Basic Service Set) Control Point or Access Point)100は、A-BFT期間に含まれる各スロットslot#1及びslot#2において、それぞれ、STA200及びSTA300に対してスロット付きアクセスを有効にしている。
[0019]
 図1に示されるように、PCP/AP100は、BTIにおいて、STA200及びSTA300に向けてDMGビーコンフレームDBcnを送信し、BTI-ISSを行う。BTI―ISSは、例えば、最大64個のDBcnフレームから構成され、各DBcnフレームは、SSW(Sector SWeep)フィールドを含む。
[0020]
 DMGビーコンフレームDBcnを受信したSTA200は、スロット付きアクセスが有効であるスロットslot#1において、A-BFT期間中のRSS(Responder Sector Sweep)(A-BFT-RSS)で応答する。A-BFT-RSSは、例えば、最大16個のSSWフレームまたは25個のShort SSWパケットを含む。A-BFT-RSSを受信したPCP/AP100は、スロットslot#1において、SSW-FB(FeedBack)で応答し、ディスカバリを完了する。
[0021]
 DMGビーコンフレームDBcnを受信したSTA300は、同様に、スロット付きアクセスが有効であるスロットslot#2において、A-BFT期間中のRSS(A-BFT-RSS)で応答する。A-BFT-RSSを受信したPCP/AP100は、スロットslot#2において、SSW-FBで応答し、ディスカバリを完了する。即ち、A-BFTは、スロット付きアクセスを通じてRSSをサポートする。
[0022]
 図2は、CBAP-RSSを用いたSLSシーケンスの一例を示す図である。図2に示されるように、STA200は、CBAPにおいて、PCP/AP100に向けてCBAP-ISSを行う。CBAP―ISSは、例えば、最大512個のSSWフレームまたは最大2048個のShort SSWパケットを含む。
[0023]
 CBAP―ISSを受信したPCP/AP100は、CBAP中のRSS(CBAP-RSS)で応答する。即ち、CBAPは、スロットなしアクセスを通じてRSSをサポートする。CBAP-RSSは、例えば、最大512個のSSWフレームまたは最大2048個のShort SSWパケットを含む。
[0024]
 CBAP-RSSを受信したSTA200は、CBAP中にSSW-FB(FeedBack)で応答する。SSW-FBを受信したPCP/AP100は、CBAP中にSSW-ACKで応答し、ディスカバリを完了する。
[0025]
 PCP/AP100に対してディスカバリを実行するSTA200は、SLSシーケンスを実行する前にBTI-ISS中のDMGビーコンフレームを受信する(図示しない)。DMGビーコンフレームを受信したSTA200は、DMGビーコンフレームを参照して、BI(Beacon Interval)にA-BFT期間が存在するか否かを判定する。STA200は、BIにA-BFT期間が存在する場合、図1のBTI-RSSを実行し、BIにA-BFT期間が存在しない場合、図2のCBAP-ISSを実行してもよい。
[0026]
 図3は、DMGビーコンフレームに含まれる、Beacon Interval Control(ビーコン間隔制御)フィールドのフォーマットの一例を示す図である。A-BFTの存在は、図3に示されるDMGビーコンフレームのBeaconInterval Controlフィールドにおいて4ビットからなるNext A-BFT(次のA-BFT)サブフィールドを使用してシグナリングされる。Next A-BFTサブフィールドの値は、BI毎に1がデクリメントされ、0のとき、A-BFT期間が存在することを示す。Next A-BFTサブフィールドは、次のBIにおいて任意の値(0~15)にリセットすることができる。
[0027]
 BIにA-BFT期間が存在する場合、STA200は、A-BFT-RSSを用いたSLSシーケンスによりディスカバリを実行する。図2を参照して上述したように、A-BFT-RSS及びSSW-FBは、専用スロットを利用して交換されるので、SLSシーケンスは、専用スロット期間において完了する。したがって、ディスカバリも、専用スロット期間において完了する。
[0028]
 一方、BIにA-BFT期間が存在しない場合、STA200は、ディスカバリを実行するためには、CBAP-ISSを用いたSLSシーケンスによって実行するか、A-BFT期間が存在する次のBIまで待機する(以後、フルSLSシーケンスと呼ぶ)。図1を参照して上述したように、CBAP-ISSを用いたSLSシーケンスは、CBAP-ISS、CBAP-RSS、SSW-FB、及びSSW-ACKを含むフルSLSシーケンスであり、A-BFT-RSSを用いたSLSシーケンスを用いた場合に比較して、完了までの時間が長い。したがって、ディスカバリ完了までの時間も長い。
[0029]
 さらに、CBAP-ISSは、スロットなし競合アクセスに基づくので、CBAPにおいてフルSLSシーケンスを実行する場合、干渉が発生する可能性が高まり、A-BFT期間でSLSシーケンスを実行した場合よりも、実行が失敗する可能性が高い。
[0030]
 図4は、CBAPの一例を示す図である。図4に示されるように、PCP/AP100がビジーである場合又は限られたアクセス期間中のCBAP-ISSが原因で、フルSLSシーケンスの実行が失敗する可能性が高まる。ディスカバリが失敗し、STA200が、再度フルSLSシーケンスの実行をする場合、ディスカバリの完了までにさらに時間が増える。
[0031]
 また、STA200がA-BFT期間が存在する次のBIまで待機した場合も、ディスカバリの完了までに待機した分の時間が増える。
[0032]
 本開示は、これらの事象に対処する。
[0033]
 [実施の形態1]
 実施の形態1に係るPCP/AP100及びSTA200は、未承諾CBAP-RSSをサポートする。
[0034]
 図5は、本開示に係るシステム10全体の構成の一例を示す図である。システム10は、PCP/AP100と、STA200と、STA300と、を含む。図5に示されるように、PCP/AP100は、STA200及びSTA300と通信する。また、他のPCP/AP400(図示しない)が、STA200及びSTA300と通信してもよい。一例において、STA200及びSTA300は、互いに通信してもよい。
[0035]
 <構成図>
 図6は、本開示に係るPCP/AP100及びSTA200の構成の一例を示す図である。実施の形態1に係るPCP/AP100及びSTA200は、それぞれ、アンテナアレイ110と、受信無線回路120と、A/D変換回路130と、物理層受信回路140と、MACプロセッサ(制御回路)150と、物理層送信回路160と、D/A変換回路170と、送信無線回路180と、を備える。これらの構成要素は、11ad規格および11ay規格のPHY仕様又はMAC仕様に基づき動作する。
[0036]
 アンテナアレイ110は、送信無線周波数信号を送信し、受信無線周波数信号を受信する。受信無線回路120は、受信無線周波数信号を受信アナログベースバンド信号に変換する。A/D変換回路130は、受信アナログベースバンド信号を受信デジタルベースバンド信号に変換する。
[0037]
 物理層受信回路140は、受信デジタルベースバンド信号を使用して、例えば、同期、等化、復調、および復号を実行し、受信フレームデータを生成する。さらに、物理層受信回路140は、MACプロセッサ150からの制御信号の一部を受信無線回路120に送り、受信の開始および停止、受信セクタの制御を行う。
[0038]
 MACプロセッサ150は、受信フレームデータからのMACフレームを処理し、MACプロトコルに従って、送信フレームデータとしてのMACフレームを生成する。さらに、MACプロセッサ150は、制御信号を物理層受信回路140および物理層送信回路160に送る。制御信号は、例えば、BIスケジュールに準拠した送信及び受信の開始及び停止指示、変調方式、符号化率、フレームデータの長さ、送信フレームデータ、に関わる情報、送信無線回路180及び受信無線回路120のセクタ選択に関わる情報、を含む。
[0039]
 PCP/AP100のMACプロセッサ150は、ビーコン送信区間(BTI)中に、値が0より大きい値に設定されたNext A-BFTサブフィールドと、値が0又は1に設定された未承諾RSS有効(Unsolicited RSS Enabled)サブフィールドと、を含むDMGビーコンフレームを生成する。
[0040]
 STA200のMACプロセッサ150は、BTIに、値が1に設定された未承諾RSS有効サブフィールドを含むDMGビーコンフレームを処理する。次いで、MACプロセッサ150は、BIにA-BFT期間が含まれる場合、A-BFT期間中またはDTI中に、値が1に設定された方向(Direction)フィールドと、BTI-ISS(Initiator Sector Sweep)に基づくフィードバックとを含むSSWフレームを生成する。
[0041]
 物理層送信回路160は、例えば、送信フレームデータを使用して符号化、変調、フレーム構築、およびフィルタリングを実行し、送信デジタルベースバンド信号を生成する。さらに、物理層送信回路160は、MACプロセッサ150からの制御信号の一部を送信無線回路180に送り、送信の開始及び停止、送信セクタの制御を行う。
[0042]
 D/A変換回路170は、送信デジタルベースバンド信号を送信アナログベースバンド信号に変換する。送信無線回路180は、送信アナログベースバンド信号を送信無線周波数信号に変換する。
[0043]
 図7は、本開示に係るMACプロセッサ150の一例を示す図である。MACプロセッサ150は、メッセージ生成回路152と、メッセージプロセッサ154と、ビームフォーミングトレーニング制御回路156と、スケジューラ158と、を含む。
[0044]
 メッセージ生成回路152は、PCP/AP100又はSTA200に送信されるMACフレーム(例えばDMGビーコンフレーム、SSWフレームなど)を生成する。
[0045]
 メッセージプロセッサ154は、PCP/AP100又はSTA200から受信したMACフレームを識別し、識別の結果に応じてMACフレームを処理する。
[0046]
 ビームフォーミングトレーニング制御回路156は、ビームフォーミングトレーニング時に、SLSシーケンス中のDMGビーコンフレーム、SSWフレーム、SSWフィードバックフレーム、およびSSW-Ackフレームの送信および受信に関して、メッセージ生成回路152、メッセージプロセッサ154、受信無線回路120、及び送信無線回路180を制御する。
[0047]
 スケジューラ158は、BTI、A-BFT期間、およびCBAPを含むBIスケジュールを行う。BIスケジュールの内容の詳細については後述する。
[0048]
 <PCP/AP100の動作>
 PCP/AP100に対してディスカバリを実行するSTA200は、例えば、図1のように、SLSシーケンスを実行する前にBTI-ISS中のDMGビーコンフレームDBcnを受信する。PCP/AP100は、例えば、一定周期毎にBTI-ISSを行うことにより、DMGビーコンフレームDBcn毎に、送信セクタを変更する。以下に、PCP/AP100が送信するDMGビーコンフレームDBcnの生成、並びにPCP/AP100のMACプロセッサ150の動作を説明する。
[0049]
 図8は、実施の形態1に係るPCP/AP100のMACプロセッサ150の動作を示すフローチャートである。
[0050]
 ステップS110において、PCP/AP100のMACプロセッサ150は、A-BFT期間をBIに含めるか否かを決定する。
[0051]
 例えば、ディスカバリの実行が予期される、ディスカバリを実行する多数のSTAが存在する、又は、DTI(Data Transmission Interval)にデータトラフィック用に割り当てられる十分な時間が存在するといった場合、MACプロセッサ150は、A-BFT期間をBIに含めると決定してもよい。A-BFT期間がBIに含まれる場合、図1のように、スロット付きアクセスが有効になる。スロット付きアクセスを使用することにより、小さいレイテンシでディスカバリを行うことができる。
[0052]
 また、例えば、ディスカバリの実行が予期されない、又はディスカバリを実行するSTAが少数しか存在しないといった場合、スロット付きアクセスを有効にしないために、MACプロセッサ150は、A-BFT期間をBIに含めないと決定してもよい。スロット付きアクセスを使用しないことにより、十分に活用されないA-BFT期間の発生を回避でき、BIの効率を向上できる。
[0053]
 A-BFT期間をBIに含める場合(ステップS110:Yes)、ステップS120において、MACプロセッサ150は、BTI-ISSの実行に用いるDMGビーコンフレームのビーコン間隔制御フィールド(Beacon Interval Control Field)に、フォーマットA(後述)を使用することを決定する。
[0054]
 図9Aは、実施の形態1に係るビーコン間隔制御フィールドF1に使用するフォーマットの一例(フォーマットA)を示す図である。ビーコン間隔制御フィールドF1のNext A-BFTサブフィールドの値が0に設定されたDMGビーコンフレームをPCP/AP100が送信した場合、DMGビーコンフレームを受信したSTA200は、BIにA-BFT期間が含まれ、DMGビーコンフレームにビーコン間隔制御フィールドF1が含まれることを認識できる。BIにA-BFT期間が含まれる場合、図1に示すように、A-BFT-RSSを用いたSLSシーケンスを実行するためのスロット付きアクセスが有効となる。
[0055]
 再度、図8を参照する。ステップS130において、ビーコン間隔制御フィールドのNext A-BFTサブフィールドの値を0に設定する。
[0056]
 一方、A-BFT期間にBIを含めない場合(ステップS110:No)、ステップS140において、MACプロセッサ150は、BTI-ISSの実行に用いるDMGビーコンフレームのビーコン間隔制御フィールドに、フォーマットB(後述)を使用することを決定する。
[0057]
 図9Bは、実施の形態1に係るビーコン間隔制御フィールドF2に使用するフォーマットの他の一例(フォーマットB)を示す図である。ビーコン間隔制御フィールドF2のNext A-BFTサブフィールドの値が0より大きい値に設定されたDMGビーコンフレームを用いてPCP/AP100がBTI-ISSを実行する場合、DMGビーコンフレームを受信したSTA200は、BIにA-BFT期間が含まれず、DMGビーコンフレームにビーコン間隔制御フィールドF2が含まれることを認識できる。
[0058]
 BIにA-BFT期間が含まれない場合、A-BFTのためのパラメータは省略してもよい。したがって、BIにA-BFT期間が含まれない場合に用いられるフォーマットBにおいては、A-BFTに関するパラメータを格納するフィールドは、省略してもよい。ここで、A-BFTに関するパラメータを格納するフィールドは、例えば、フォーマットAに含まれるA-BFT Multiplierサブフィールド及びA-BFT in Secondary Channelサブフィールドである。
[0059]
 そこで、フォーマットBにおいては、A-BFTに関するパラメータを格納するフィールドの一部又は全部を、CBAP中の未承諾RSSへの応答のサポートを示すための未承諾RSS有効(Unsolicited RSS Enabled)サブフィールドに利用する。例えば、CBAP中の未承諾RSSへの応答がサポートされることを示す場合、MACプロセッサ150は、未承諾RSS有効サブフィールドの値を1に設定する。また、例えば、CBAP中の未承諾RSSへの応答がサポートされないことを示す場合、MACプロセッサ150は、未承諾RSS有効サブフィールドの値を0に設定する。
[0060]
 なお、未承諾RSS有効サブフィールドとして利用するフィールド又はサブフィールドは、BIにA-BFT期間が含まれない場合に省略してもよいフィールドである限り、どのフィールド又はサブフィールドであってもよい。例えば、上述のA-BFT Multiplierサブフィールド及びA-BFT in Secondary Channelサブフィールドに代えて、IsResponderTXSSサブフィールドを、未承諾RSS有効サブフィールドに利用してもよい。
[0061]
 なお、フォーマットBにおいて、Next A-BFTサブフィールドの値を0より大きい値に設定した場合、BTI-ISSを必要に応じて十分な頻度で実行する一方、A-BFTはより少ない頻度で実行されるため、データトラフィックに対するより多くの時間の割り当てを許可することができる。
[0062]
 再度、図8を参照する。ステップS150において、ビーコン間隔制御フィールドのNext A-BFTサブフィールドの値を0より大きい値に設定する。
[0063]
 ステップS160において、MACプロセッサ150は、未承認RSSを有効にするか否かを決定する。
[0064]
 例えば、利用可能なブロードキャストCBAPが存在しないといった、PCP/AP100がBIにおいてRSSを利用しないことが予期される場合には、MACプロセッサ150は、未承認RSSを有効にしないと決定してもよい。未承認RSSを有効にしないことにより、PCP/AP100は、BIにA-BFT期間が含まれるか、または、未承諾RSSが有効である別のBIまで、STA200が待機することを示すことができる。
[0065]
 また、例えば、PCP/AP100の接続数又はBSS性能がしきい値に達した場合、MACプロセッサ150は、未承認RSSを有効にしないと決定してもよい。未承認RSSを有効にしないことにより、PCP/AP100は、STA200が別のBSS(Basic Service Set)に参加することを促すことができる。なお、MACプロセッサ150は、上記以外の場合に、未承認RSSを有効にすると決定してもよい。
[0066]
 未承認RSSを有効にする場合(ステップS160:Yes)、ステップS170において、MACプロセッサ150は、未承諾RSS有効サブフィールドの値を1に設定する。一方、未承認RSSを有効にしない場合(ステップS160:No)、ステップS180において、MACプロセッサ150は、未承諾RSS有効サブフィールドの値を0に設定する。
[0067]
 ステップS130、S170、又はS180が実行された後、処理フローが終了する。
[0068]
 <STA200の動作>
 次に、図8に示されるフローチャートにしたがって生成されたDMGビーコンフレームDBcnを受信したSTA200によるRSS実行の処理内容を説明する。
[0069]
 図10は、実施の形態1に係るSTA200の動作を示すフローチャートである。ステップS210において、STA200は、例えば、図1、図12のBTIに示す、PCP/AP100が送信したDMGビーコンフレームDBcnを受信する。
[0070]
 ステップS220において、STA200は、DMGビーコンフレームDBcnのNext A-BFTサブフィールドの値が0であるか否かを判定する。
[0071]
 Next A-BFTサブフィールドの値が0である場合(ステップS220:Yes)、ステップS230において、STA200は、A-BFT-RSSで応答し、フローが終了する。例えば、STA200は、図1を参照して上述されたA-BFT-RSSを用いたSLSシーケンスを実行する。
[0072]
 一方、Next A-BFTサブフィールドの値が0でない場合(ステップS220:No)、ステップS240において、STA200は、DMGビーコンフレームDBcnの未承諾RSS有効サブフィールドの値が1であるか否かを判定する。
[0073]
 未承諾RSS有効サブフィールドの値が1である場合(ステップS240:Yes)、ステップS250において、STA200は、未承諾CBAP-RSSで応答し、フローが終了する。未承諾CBAP-RSSで応答する動作について、以下に説明する。
[0074]
 図11は、未承諾CBAP-RSSにおいて送信されるSSWフレームF3のフォーマットの一例を示す図である。未承諾CBAP-RSSの場合、SSWフレームF3のDirection(方向)サブフィールドの値は、1に設定される。方向サブフィールドの値が1に設定されることにより、SSWフレームF3が、応答者(レスポンダ)、例えば、図12のSTA200、によって送信されたものである、つまり、RSSであることが示される。
[0075]
 また、SSWフレームF3は、STA200が受信したBTI-ISSに基づくISSフィードバックが含められる。一例において、SSWフレームF3は、BTIに基づく未承諾RSSであることを示すため、値が1に設定されたResponse to BTI(BTIへの応答)サブフィールドを含んでもよい。
[0076]
 図10を再度参照する。未承諾RSS有効サブフィールドの値が1でない場合(ステップS240:No)、フローが終了する。なお、STA200は、次のBIまで待機し、図10のスタートに戻り処理を繰り返してもよい。なお、所定の時間の間にSLSシーケンスが完了しない場合、STA200は、ディスカバリが失敗したと判断する。
[0077]
 <ディスカバリ>
 図9A、図9B、及び図11を参照して上述された、ビーコン期間制御フィールドF1及びF2とSSWフレームF3とを用いた実施の形態1に係るディスカバリにおけるSLSシーケンスを、図8及び図10に示されるフローチャートを参照し、以下に説明する。
[0078]
 図12は、実施の形態1に係るディスカバリのSLSシーケンスの一例を示す図である。PCP/AP100は、MACプロセッサ150が生成したDMGビーコンフレームDBcnを用いて、BTIにおいてISS(BTI-ISS)を送信する。例えば、MACプロセッサ150は、図8のステップS140、S150、及びS170を実行して、DMGビーコンフレームDBcnを生成する。図12に示されるように、DMGビーコンフレームDBcnは、Next A-BFTサブフィールドの値が0より大きく、未承諾RSS有効サブフィールドの値が1である。
[0079]
 STA200は、BTI-ISSの受信に応じて、RSSを開始する。上述のように、BTI-ISSで用いられるDMGビーコンフレームDBcnは、Next A-BFTサブフィールドの値が0より大きく、未承諾RSS有効サブフィールドの値が1である。したがって、図10のステップS250で示されるように、STA200は、未承諾CBAP-RSSで応答する。
[0080]
 未承諾CBAP-RSSで用いられるSSWフレームは、例えば、図11で示されるSSWフレームF3であり、方向サブフィールドの値は1である。未承諾CBAP-RSSにおいてSTA200が送信するSSWフレームF3のSSW-Feedbackフィールドには、BTI期間に受信したBTI-ISSに基づくフィードバックが含まれる。
[0081]
 PCP/AP100は、CBAP-RSSの受信に応じてSSW-FBを送信する。送信されるSSW-FBには、PCP/AP100が受信したCBAP-RSSに基づくフィードバックが含まれる。次いで、STA200は、SSW-FBの受信に応じてSSW-ACKを送信し、ディスカバリを完了する。
[0082]
 一例において、BTI-ISSで用いられるDMGビーコンフレームDBcnは、ビームフォーミングの設定に使用できる受信DMGアンテナの数(Number of RX DMG Antennas)を含んでもよい。例えば、STA200が、DMGビーコンフレームDBcnに含まれる受信DMGアンテナの数に応じて、未承諾CBAP-RSS中に送信セクタスイープを繰り返す。繰り返される送信セクタスイープを用いることにより、PCP/AP100は、PCP/AP100の各受信DMGアンテナを通じてビームフォーミングを実行できる。
[0083]
 一例において、PCP/AP100は、ディスカバリを実行するSTA200との最初の通信に足りるセクタ数である限り、BTI-ISSにおいて用いるセクタ数を、CBAP-RSSにおいて用いられるセクタ数よりも減らしてもよい。セクタ数を減らすことにより、BTIの持続時間を制限できる。
[0084]
 <効果>
 実施の形態1では、PCP/AP100が、第1のセクタスイープ(BTI-ISS)を送信する送信無線回路180と、第2のセクタスイープ(RSS)を受信する受信無線回路120と、前記第1のセクタスイープに含まれるビーコンフレームDBcnを生成する制御回路(MACプロセッサ150)と、を含む。さらに、制御回路(MACプロセッサ150)は、第1の値(未承諾CBAP-RSS有効サブフィールドの値)を、ビーコンフレームDBcnに含める。第1の値は、受信無線回路120がスロット無し競合アクセス期間(CBAP)中に受信する第2のセクタスイープ(未承諾CBAP-RSS)が、第1のセクタスイープに応答するセクタスイープでない場合に、送信無線回路180が第2のセクタスイープ(未承諾CBAP-RSS)に、第1のセクタスイープに対応するフィードバック(SSW-FBフィールド)を含めて送信するか否かを示す。
[0085]
 BTI-ISS後の未承諾CBAP-RSSを有効にすることによって、STA200による、図2に示されるCBAP中のフルSLSシーケンスの実行を回避することができる。フルSLSシーケンスの実行を回避することにより、実行されるセクタスイープの数を減少できる。したがって、BIにA-BFT期間が含まれない場合に、フルSLSシーケンスに代えて未承諾RSSシーケンスを用いてディスカバリを実行することにより、高速にディスカバリを完了できる。
[0086]
 また、未承諾RSSシーケンスを用いることによって、フルSLSシーケンスを用いた場合と比較して、実行されるセクタスイープの数を減少できるため、BIにおける干渉も減少でき、ディスカバリ成功の確率を増加させることができる。ディスカバリ成功の確率を増加させることは、ディスカバリの高速化に寄与する。さらに、PCP/AP100は、BIにA-BFT期間が含まれない場合に未承諾RSSシーケンスを実行してディスカバリを行うので、A-BFTのスケジューリングを省略できるので、ディスカバリをサポートできる。
[0087]
 さらに、実施の形態1によれば、Next A-BFTサブフィールドの値が0より大きい値に設定されている場合、未承諾RSS有効サブフィールドが存在する。Next A-BFTサブフィールドの値が0より大きい値に設定されている場合、ビーコン間隔制御フィールドのA-BFTに関連するフィールドの値の参照を省略してもよい。したがって、ビーコン間隔制御フィールドのA-BFTに関連するフィールドのビットを未承諾RSS有効サブフィールドのビットに再利用できる。即ち、実施の形態1によれば、DMGビーコンフレームに未承諾RSS有効サブフィールドのための新たなビットを付加することを省略できるため、未承諾CBAP-RSSを有効にし、DMGビーコンフレームのサイズの増大を回避できる。
[0088]
 図13は、DMGビーコンフレーム内に保持されている、予約ビットの一例を示す図である。実施の形態1によれば、図13に示される、例えば、Sector Sweep(セクタスイープ)フィールド内に定義された、一般的な予約ビットの一部または全部を別の目的に使用できる。
[0089]
 なお、未承諾RSS有効サブフィールドとして利用できるフィールドは、上述のA-BFT期間がBIに含まれない場合に値の参照を省略してもよいフィールド又はサブフィールドであるため、図9Bを参照して上述されたフィールド又はサブフィールドに限られない。例えば、上述のA-BFT Multiplierサブフィールド及びA-BFT in Secondary Channelサブフィールドに代えて、図13に示されるSector SweepフィールドのReservedサブフィールドの一部を利用してもよい。
[0090]
 なお、PCP/AP100は、未承諾RSSをサポートしないことを決定することにより、PCP/AP100の実装の複雑さを低減してもよい。或いは、PCP/AP100は、未承諾RSSを有効にしないことにより、不必要なビームフォーミングトラフィックを低減してもよい。
[0091]
 [実施の形態2]
 実施の形態2に係るPCP/AP100及びSTA200は、未承諾CBAP-RSSをサポートする。実施の形態2は、Next A-BFTサブフィールドの値が0の場合に実行されるA-BFT-RSSが失敗した場合に、未承諾CBAP-RSSを実行する点において、実施の形態1と異なる。実施の形態2においては、未承諾CBAP-RSSが有効であるか否かを示すフィールド又はサブフィールドが、Next A-BFTサブフィールドの値が0の場合にもDMGビーコンフレームDBcn内に含められる。
[0092]
 <構成図>
 再度、図6を参照する。実施の形態2に係るPCP/AP100及びSTA200は、それぞれ、アンテナアレイ110と、受信無線回路120と、A/D変換回路130と、物理層受信回路140と、MACプロセッサ150aと、物理層送信回路160と、D/A変換回路170と、送信無線回路180と、を含む。ここで、MACプロセッサ150a以外のPCP/AP100及びSTA200の構成要素は、図6を参照して上述した実施の形態1に係るMACプロセッサ150以外のPCP/AP100及びSTA200の構成要素と同様であり、説明を省略する。
[0093]
 MACプロセッサ150aは、受信フレームデータからのMACフレームを処理し、MACプロトコルに従って、送信フレームデータとしてのMACフレームを生成する。さらに、MACプロセッサ150aは、制御信号を物理層受信回路140および物理層送信回路160に送る。
[0094]
 PCP/AP100のMACプロセッサ150aは、BTIにおいて、値が0又は1に設定された未承諾RSS有効サブフィールドを含むDMGビーコンフレームを生成する。
[0095]
 STA200のMACプロセッサ150aは、BTIに処理するDMGビーコンフレームに含まれる、値が1に設定された未承諾RSS有効サブフィールドに応じて、A-BFT期間中及びDTI中に、値が1に設定された方向サブフィールドとBTI-ISSに基づくフィードバックとを含むSSWフレームを生成する。
[0096]
 <PCP/AP100の動作>
 PCP/AP100に対してディスカバリを実行するSTA200は、SLSシーケンスを実行する前にBTI-ISS中のDMGビーコンフレームDBcnを受信する。PCP/AP100は、例えば、一定周期毎に実施するBTI-ISSでは、DMGビーコンフレームDBcn毎に送信セクタを変更する。以下に、PCP/AP100が送信するDMGビーコンフレームDBcnの生成、並びにPCP/AP100のMACプロセッサ150aの動作を説明する。
[0097]
 図14は、実施の形態2に係るPCP/AP100のMACプロセッサ150aの動作を示すフローチャートである。ステップS310において、MACプロセッサ150aは、ビーコン間隔制御(Beacon Interval Control)フィールドにフォーマットAを、セクタスイープフィールドにフォーマットCを、それぞれ使用することを決定する。
[0098]
 図15は、実施の形態2に係るセクタスイープフィールドF4に使用するフォーマットの一例(フォーマットC)を示す図である。図15に示されるセクタスイープフィールドF4は、図13に示されるDMGビーコンフレーム内に保持されている予約ビットの中の、Sector Sweep(セクタスイープ)フィールドに用いられる。図13に示されるセクタスイープフィールドの2ビットの予約ビットのうちの1ビットが、Unsolicited RSS Enabled(未承諾RSS有効)サブフィールドに割り当てられる。
[0099]
 実施の形態2において、未承諾RSS有効サブフィールドは、A-BFTに関連するフィールドとは異なるフィールド中に割り当てられている。したがって、Next A-BFTサブフィールドの値が0の場合も、未承諾RSS有効サブフィールドは、A-BFTに関連するフィールドと干渉することなく、DMGビーコンフレームDBcn内に含められる。
[0100]
 図14を、再度参照する。ステップS320において、PCP/AP100のMACプロセッサ150は、A-BFT期間をBIに含めるか否かを決定する。
[0101]
 A-BFT期間をBIに含める場合(ステップS320:Yes)、ステップS330において、MACプロセッサ150aは、ビーコン間隔制御フィールドのNext A-BFTサブフィールドの値を0に設定する。
[0102]
 一方、A-BFT期間をBIに含めない場合(ステップS320:No)、ステップS340において、MACプロセッサ150aは、ビーコン間隔制御フィールドのNext A-BFTサブフィールドの値を0より大きい値に設定する。
[0103]
 ステップS350において、MACプロセッサ150aは、未承認RSSを有効にするか否かを決定する。
[0104]
 例えば、利用可能なブロードキャストCBAPが存在しないといった、PCP/AP100がBIにおいてRSSを利用しないことが予期される場合には、MACプロセッサ150aは、未承認RSSを有効にしないと決定してもよい。未承認RSSを有効にしないことにより、PCP/AP100は、BIにA-BFT期間が含まれるかまたは未承諾RSSが有効である別のBIまで、STA200が待機すべきことを示すことができる。
[0105]
 また、例えば、PCP/AP100の接続数又はBSS性能がしきい値に達した場合、MACプロセッサ150aは、未承認RSSを有効にしないと決定してもよい。未承認RSSを有効にしないことにより、PCP/AP100は、STA200が別のBSSに参加することを促すことができる。なお、MACプロセッサ150aは、上記以外の場合に、未承認RSSを有効にすると決定してもよい。
[0106]
 未承認RSSを有効にする場合(ステップS350:Yes)、ステップS360において、MACプロセッサ150aは、セクタスイープフィールドF4の未承諾RSS有効サブフィールドの値を1に設定する。
[0107]
 一方、未承認RSSを有効にしない場合(ステップS350:No)、ステップS370において、MACプロセッサ150aは、セクタスイープフィールドF4の未承諾RSS有効サブフィールドの値を0に設定する。
[0108]
 ステップS330、S360、又はS370が実行された後、処理フローが終了する。
[0109]
 <STA200の動作>
 次に、図14に示されるフローチャートにしたがって生成されたDMGビーコンフレームDBcnを受信したSTA200によるRSS実行の処理内容を説明する。
[0110]
 図16は、実施の形態2に係るSTA200の動作を示すフローチャートである。ステップS410において、STA200は、例えば、図1、図17のBTIに示す、PCP/AP100が送信したDMGビーコンフレームDBcnを受信する。
[0111]
 ステップS420において、STA200は、DMGビーコンフレームDBcnのNext A-BFTサブフィールドの値が0であるか否かを判定する。Next A-BFTサブフィールドの値が0でない場合(ステップS420:No)、フローは、ステップS450に進む。
[0112]
 一方、Next A-BFTサブフィールドの値が0である場合(ステップS420:Yes)、ステップS430において、STA200は、A-BFT-RSSで応答する。例えば、STA200は、図1を参照して上述されたA-BFT-RSSを用いたSLSシーケンスを実行する。
[0113]
 ステップS440において、STA200は、A-BFT-RSSによる応答が成功したか否かを判定する。例えば、STA200は、A-BFT-RSSに対するSSW-FBを受信した場合、A-BFT-RSSによる応答が成功したと判定する。応答が成功した場合(ステップS440:Yes)、フローが終了する。一方、応答が成功しなかった場合(ステップS440:No)、フローは、ステップS450に進む。
[0114]
 ステップS450において、STA200は、DMGビーコンフレームDBcnの未承諾RSS有効サブフィールドの値が1であるか否かを判定する。
[0115]
 未承諾RSS有効サブフィールドの値が1である場合(ステップS450:Yes)、ステップS460において、STA200は、未承諾CBAP-RSSで応答し、フローが終了する。未承諾CBAP-RSSで応答する動作については、実施の形態1において、図11を参照して説明した動作と同様であるので、説明を省略する。
[0116]
 一方、未承諾RSS有効サブフィールドの値が1でない場合(ステップS450:No)、フローが終了する。
[0117]
 <ディスカバリ>
 図15及び図11を参照して上述された、セクタスイープフィールドF4とSSWフレームF3とを用いた実施の形態2に係るディスカバリにおけるSLSシーケンスを、図14及び図16に示されるフローチャートを参照しつつ、以下に説明する。
[0118]
 図17は、実施の形態2に係るディスカバリのSLSシーケンスの一例を示す図である。PCP/AP100は、MACプロセッサ150aが生成したDMGビーコンフレームDBcnを用いて、BTI-ISSを送信する。例えば、MACプロセッサ150aは、図14のステップS330を実行して、DMGビーコンフレームDBcnを生成する。図17に示されるように、DMGビーコンフレームDBcnの未承諾RSS有効サブフィールドの値が1である。一方、DMGビーコンフレームDBcnのNext A-BFTサブフィールドの値は、BIにA-BFT期間が含まれることを示す0に設定されている。
[0119]
 STA200及びSTA300は、BTI-ISSの受信に応じて、RSSを開始する。
 上述のように、BTI-ISSで用いられるDMGビーコンフレームDBcnは、Next A-BFTサブフィールドの値が0に設定されているので、図17に示されるように、STA200及びSTA300は、A-BFT-RSSを試みる。
[0120]
 例えば、図17に示されるように、STA300は、SSW-FBを受信する。SSW-FBを受信したSTA300は、ディスカバリを完了する。
[0121]
 一方、図17に示されるように、STA200は、SSW-FBを受信しない。したがって、図16のステップS440において、STA200は、A-BFT-RSSを用いた応答が失敗し、ディスカバリが失敗したと判定する。SSW-FBを受信しなかった原因としては、例えば、多数の装置(STA)が同じスロットでA-BFT-RSSを実行したこと又はノイズによることが考えられる。
[0122]
 したがって、図16のステップS460において、STA200は、未承諾CBAP-RSSで応答する。未承諾CBAP-RSSで用いられるSSWフレームは、例えば、図11で示されるSSWフレームF3であり、方向サブフィールドの値は1である。送信されるSSWフレームには、STA200が受信したBTI-ISSに基づくフィードバックが含まれる。
[0123]
 図17に示されるように、PCP/AP100は、CBAP-RSSの受信に応じてSSW-FBを送信する。送信されるSSW-FBには、PCP/AP100が受信したCBAP-RSSに基づくフィードバックが含まれる。次いで、STA200は、SSW-FBの受信に応じてSSW-ACKを送信し、ディスカバリを完了する。
[0124]
 <効果>
 実施の形態2によれば、未承諾RSS有効サブフィールドが、DMGビーコンフレームDBcnに含められる。したがって、STA200は、例えば、図17に示されるように、BTI-ISSの後に未承諾CBAP-RSSを開始して、失敗したA-BFT-RSSから迅速に回復できる。一方で、図2に示されるフルSLSシーケンスと比較して、実施の形態2に係るCBAP-RSSは、受ける干渉が少ない。さらに、CBAP-RSSにおいて、A-BFT-RSSよりも多くの数のセクタをトレーニングすることができる。
[0125]
 [実施の形態3]
 実施の形態3に係るPCP/AP100及びSTA200は、未承諾CBAP-RSSをサポートする。実施の形態3は、Next A-BFTサブフィールドの値が0であり、A-BFT-RSSの実行をスキップすると判断した場合に、未承諾CBAP-RSSを実行する点において、実施の形態2と異なる。実施の形態3においても、実施の形態2と同様、Next A-BFTサブフィールドの値が0の場合にも、未承諾CBAP-RSSが有効であるか否かを示すフィールドがDMGビーコンフレームDBcn内に含めてもよい。
[0126]
 <構成図>
 再度、図6を参照する。実施の形態3に係るPCP/AP100及びSTA200は、それぞれ、アンテナアレイ110と、受信無線回路120と、A/D変換回路130と、物理層受信回路140と、MACプロセッサ150bと、物理層送信回路160と、D/A変換回路170と、送信無線回路180と、を含む。ここで、MACプロセッサ150b以外のPCP/AP100及びSTA200の構成要素は、図6を参照して上述した実施の形態1に係るMACプロセッサ150以外のPCP/AP100及びSTA200の構成要素と同様であり、説明を省略する。
[0127]
 MACプロセッサ150bは、受信フレームデータからのMACフレームを処理し、MACプロトコルに従って、送信フレームデータとしてのMACフレームを生成する。さらに、MACプロセッサ150bは、制御信号を物理層受信回路140および物理層送信回路160に送る。
[0128]
 PCP/AP100のMACプロセッサ150bは、BTIにおいて、値が0又は1に設定された未承諾RSS有効サブフィールドを含むDMGビーコンフレームを生成する。
[0129]
 STA200のMACプロセッサ150bは、BTIに処理するDMGビーコンフレーム内のA-BFTに関するパラメータに基づいて、A-BFT期間中又はDTI中に、1に設定された方向サブフィールドとBTI-ISSに基づくフィードバックとを含むSSWフレームを生成する。
[0130]
 <PCP/AP100の動作>
 PCP/AP100に対してディスカバリを実行するSTA200は、SLSシーケンスを実行する前にBTI-ISS中のDMGビーコンフレームDBcnを受信する。PCP/AP100は、例えば、一定周期毎に実施するBTI-ISSでは、DMGビーコンフレームDBcn毎に送信セクタを変更する。実施の形態3においてDMGビーコンフレームDBcnを生成するMACプロセッサ150bの動作は、実施の形態2におけるMACプロセッサ150aの動作と同様であり、説明を省略する。
[0131]
 <STA200の動作>
 次に、図18に示されるフローチャートにしたがってDMGビーコンフレームDBcnを受信したSTA200によるRSS実行の処理内容を説明する。
[0132]
 図18は、実施の形態3に係るSTA200の動作を示すフローチャートである。ステップS510において、STA200は、PCP/AP100が送信したDMGビーコンフレームDBcnを受信する。
[0133]
 ステップS520において、STA200は、DMGビーコンフレームDBcnのNext A-BFTサブフィールドの値が0であるか否かを判定する。Next A-BFTサブフィールドの値が0でない場合(ステップS520:No)、フローは、ステップS570に進む。
[0134]
 一方、Next A-BFTサブフィールドの値が0である場合(ステップS520:Yes)、ステップS530において、STA200は、A-BFT-RSSをスキップするか否かを決定する。例えば、RSSにおいてスイープが意図されるセクタの数が、A-BFT期間においてのスイープ可能なセクタの数を超える場合に、STA200は、A-BFT-RSSをスキップすると決定してもよい。
[0135]
 また、例えば、別のSTAを検出し、検出した別のSTAとの衝突の確率が高いと判断した場合、STA200は、A-BFT-RSSをスキップすると決定してもよい。STA200は、例えば、前回までの衝突の発生の履歴に基づいて、別のSTAとの衝突の確率を算出してもよい。また、STA200は、例えば、A-BFTのパラメータに基づいて、A-BFT-RSSをスキップするか否かを決定してもよい。
[0136]
 A-BFT-RSSをスキップしない場合(S530:No)、ステップS540において、STA200は、A-BFT-RSSで応答する。例えば、STA200は、図1を参照して上述されたA-BFT-RSSを用いたSLSシーケンスを実行する。
[0137]
 ステップS550において、STA200は、A-BFT-RSSによる応答が成功したか否かを判定する。例えば、STA200は、A-BFT-RSSに対するSSW-FBを受信した場合、A-BFT-RSSによる応答が成功したと判定する。応答が成功した場合(ステップS550:Yes)、フローが終了する。一方、応答が成功しなかった場合(ステップS550:No)、フローは、ステップS570に進む。
[0138]
 A-BFT-RSSをスキップする場合(S530:Yes)、ステップS560において、STA200は、A-BFT期間において、A-BFT-RSSを実行しない(スキップする)。その後、フローは、ステップS570に進む。
[0139]
 ステップS570において、STA200は、DMGビーコンフレームDBcnの未承諾RSS有効サブフィールドの値が1であるか否かを判定する。
[0140]
 未承諾RSS有効サブフィールドの値が1である場合(ステップS570:Yes)、ステップS580において、STA200は、未承諾CBAP-RSSで応答し、フローが終了する。未承諾CBAP-RSSで応答する動作については、実施の形態1において、図11を参照して説明した動作と同様であるので、説明を省略する。
[0141]
 一方、未承諾RSS有効サブフィールドの値が1でない場合(ステップS570:No)、フローが終了する。
[0142]
 <ディスカバリ>
 図15及び図11を参照して上述された、セクタスイープフィールドF4とSSWフレームF3とを用いた実施の形態3に係るディスカバリにおけるSLSシーケンスを、図14及び図18に示されるフローチャートを参照しつつ、以下に説明する。
[0143]
 図19は、実施の形態3に係るディスカバリのSLSシーケンスの一例を示す図である。PCP/AP100は、MACプロセッサ150bが生成したDMGビーコンフレームDBcnを用いて、BTI-ISSを実施する。例えば、MACプロセッサ150bは、図14のステップS330を実行して、DMGビーコンフレームDBcnを生成する。図19に示されるように、DMGビーコンフレームDBcnの未承諾RSS有効サブフィールドの値は、1に設定されている。一方、DMGビーコンフレームDBcnのNext A-BFTサブフィールドの値は、BIにA-BFT期間が含まれることを示す0に設定されている。
[0144]
 STA200及びSTA300は、BTI-ISSの受信に応じて、RSSを開始する。上述のように、BTI-ISSで用いられるDMGビーコンフレームDBcnは、Next A-BFTサブフィールドの値が0に設定されているので、STA200及びSTA300は、A-BFT-RSSをスキップするか否かを決定する。
[0145]
 A-BFT-RSSをスキップしないと決定したSTA300は、図19に示されるように、A-BFT-RSSを試みる。その後、STA300は、図19に示されるように、SSW-FBを受信する。SSW-FBを受信したSTA300は、ディスカバリを完了する。
[0146]
 一方、A-BFT-RSSをスキップすると決定したSTA200は、図18のステップS560において、図19に示されるA-BFT期間において、A-BFT-RSSを試みない(スキップする)。
[0147]
 その後、図18のステップS580において、STA200は、未承諾CBAP-RSSで応答する。未承諾CBAP-RSSで用いられるSSWフレームは、例えば、図11で示されるSSWフレームF3であり、方向サブフィールドの値は1である。
[0148]
 図19に示されるように、PCP/AP100は、CBAP-RSSの受信に応じてSSW-FBを送信する。送信されるSSW-FBには、PCP/AP100が受信したCBAP-RSSに基づくフィードバックが含まれる。その後、STA200は、SSW-FBの受信に応じてSSW-ACKを送信し、ディスカバリを完了する。
[0149]
 <効果>
 実施の形態3によれば、未承諾RSS有効サブフィールドが、DMGビーコンフレームDBcnに含められる。したがって、STA200は、例えば、図19に示されるように、A-BFT-RSSをスキップし、代わりに未承諾CBAP-RSSを実行することを決定することができる。
[0150]
 また、実施の形態3によれば、STA200は、例えば、高い衝突確率が予期される場合、A-BFT-RSSをスキップすることにより、A-BFT期間におけるSLSシーケンスが失敗する確率を低減し、ディスカバリが成功する確率を増大できる。
[0151]
 また、実施の形態3によれば、STA200は、例えば、ビームフォーミングに用いるセクタの数が、A-BFT期間においてのスイープ可能なセクタの数を超える場合、STA200は、A-BFT-RSSをスキップしてもよい。スキップにより、A-BFT-RSSを実行する別の装置(他のSTA)と衝突する確率を低減できる。
[0152]
 [実施の形態4]
 実施の形態4に係るPCP/AP100及びSTA200は、未承諾CBAP-RSSをサポートする。実施の形態1において、SSWフレームを用いて未承諾CBAP-RSSを実行するのに対し、実施の形態4においては、Short SSWパケットが使用可能である場合、Short SSWパケットを用いて未承諾CBAP-RSSを実行する。
[0153]
 <構成図>
 再度、図6を参照する。実施の形態4に係るPCP/AP100及びSTA200は、それぞれ、アンテナアレイ110と、受信無線回路120と、A/D変換回路130と、物理層受信回路140と、MACプロセッサ150cと、物理層送信回路160と、D/A変換回路170と、送信無線回路180と、を備える。ここで、MACプロセッサ150c以外のPCP/AP100及びSTA200の構成要素は、図6を参照して上述した実施の形態1に係るMACプロセッサ150以外のPCP/AP100及びSTA200の構成要素と同様であり、説明を省略する。
[0154]
 MACプロセッサ150cは、受信フレームデータからのMACフレームを処理し、MACプロトコルに従って、送信フレームデータとしてのMACフレームを生成する。さらに、MACプロセッサ150cは、制御信号を物理層受信回路140および物理層送信回路160に送る。
[0155]
 PCP/AP100のMACプロセッサ150cは、BTIに、値が0より大きい値に設定されたNext A-BFTサブフィールドと、値が0又は1に設定された未承諾RSS有効サブフィールドと、を含むDMGビーコンフレームDBcnを生成する。
[0156]
 STA200のMACプロセッサ150cは、BTIに、値が1に設定された未承諾RSS有効サブフィールドを含むDMGビーコンフレームDBcnを処理する。次いで、DTI中に、値が1に設定された方向サブフィールドと、値が1に設定されたフォーマットタイプ(Format Type)と、BTI-ISSに基づくフィードバックとを含むShort SSWパケットを生成する。
[0157]
 <PCP/AP100の動作>
 PCP/AP100に対してディスカバリを実行するSTA200は、SLSシーケンスを実行する前にBTI-ISS中のDMGビーコンフレームDBcnを受信する。PCP/AP100は、例えば、一定周期毎に実施するBTI-ISSでは、DMGビーコンフレームDBcn毎に送信セクタを変更する。以下に、PCP/AP100が送信するDMGビーコンフレームDBcnの生成、並びにPCP/AP100のMACプロセッサ150cの動作を説明する。
[0158]
 図20は、実施の形態4に係るPCP/AP100のMACプロセッサ150cの動作を示すフローチャートである。ステップS610において、PCP/AP100のMACプロセッサ150cは、A-BFT期間をBIに含めるか否かを決定する。
[0159]
 A-BFT期間をBIに含める場合(ステップS610:Yes)、フローは、ステップS620に進む。ステップS620の処理内容は、図8に示されるステップS120の処理内容と同様であり、説明を省略する。
[0160]
 一方、A-BFT期間をBIに含めない場合(ステップS610:No)、ステップS630において、MACプロセッサ150cは、BTI-ISSの実行に用いるDMGビーコンフレームDBcnのビーコン間隔制御フィールドに、フォーマットDを使用することを決定する。次いで、ビーコン間隔制御フィールドのNext A-BFTサブフィールドの値を0より大きい値に設定する。
[0161]
 図21は、実施の形態4に係るビーコン間隔制御フィールドF5に使用するフォーマットの他の一例(フォーマットD)を示す。図9Bを参照して説明したフォーマットBと同様に、フォーマットDにおいても、A-BFTに関するパラメータを格納するフィールド又はサブフィールドは、省略してもよい。ここで、A-BFTに関するパラメータを格納するフィールド又はサブフィールドは、例えば、フォーマットAに含まれるA-BFT Multiplierサブフィールド及びA-BFT in Secondary Channelサブフィールドである。
[0162]
 したがって、フォーマットDにおいては、A-BFTに関するパラメータを格納するフィールドを、CBAP中の未承諾RSSへの応答のサポートを示すための未承諾RSS有効サブフィールドと、未承諾RSS Short SSWサポートサブフィールドと、に変更して利用する。
[0163]
 例えば、CBAP中の未承諾RSSへの応答がサポートされることを示す場合、MACプロセッサ150cは、未承諾RSS有効サブフィールドの値を1に設定する。また、例えば、CBAP中の未承諾RSSへの応答がサポートされないことを示す場合、MACプロセッサ150cは、未承諾RSS有効サブフィールドの値を0に設定する。また、例えば、Short SSWパケットを用いたCBAP中の未承諾RSSへの応答がサポートされることを示す場合、MACプロセッサ150cは、未承諾RSS Short SSWサポートサブフィールドの値を1に設定する。また、例えば、Short SSWパケットを用いたCBAP中の未承諾RSSへの応答がサポートされないことを示す場合、MACプロセッサ150cは、未承諾RSS Short SSWサポートサブフィールドの値を0に設定する。
[0164]
 なお、未承諾RSSサポートサブフィールドとして利用するフィールド又はサブフィールドは、BIにA-BFT期間が含まれない場合に省略してもよいフィールド又はサブフィールドである限り、どのフィールド又はサブフィールドであってもよい。
[0165]
 ステップS640において、MACプロセッサ150cは、未承認RSSを有効にするか否かを決定する。
[0166]
 未承認RSSを有効にする場合(ステップS640:Yes)、ステップS650において、MACプロセッサ150cは、未承諾RSS有効サブフィールドの値を1に設定する。一方、未承認RSSを有効にしない場合(ステップS640:No)、ステップS660において、MACプロセッサ150cは、未承諾RSS有効サブフィールドの値を0に設定し、ステップS690に進む。
[0167]
 ステップS670において、MACプロセッサ150cは、Short SSWパケットを用いた未承認RSSをサポートするか否かを判定する。
[0168]
 Short SSWパケットを用いた未承認RSSをサポートする場合(ステップS670:Yes)、ステップS680において、MACプロセッサ150cは、Unsolicited RSS Short SSW Support(Short SSWを用いた未承諾RSSサポート)サブフィールドの値を1に設定する。一方、Short SSWパケットを用いた未承認RSSをサポートしない場合(ステップS670:No)、ステップS690において、MACプロセッサ150cは、Short SSWを用いた未承諾RSSサポートサブフィールドの値を0に設定する。
[0169]
 ステップS620、S680、又はS690が実行された後、処理フローが終了する。
[0170]
 <STA200の動作>
 次に、図20に示されるフローチャートにしたがって生成されたDMGビーコンフレームDBcnを受信したSTA200によるRSS実行の処理内容を説明する。
[0171]
 図22は、実施の形態4に係るSTA200の動作を示すフローチャートである。ステップS710において、STA200は、PCP/AP100が送信したDMGビーコンフレームDBcnを受信する。
[0172]
 ステップS720において、STA200は、DMGビーコンフレームDBcnのNext A-BFTサブフィールドの値が0であるか否かを判定する。
[0173]
 Next A-BFTサブフィールドの値が0である場合(ステップS720:Yes)、ステップS730において、STA200は、A-BFT-RSSで応答し、フローが終了する。例えば、STA200は、図1を参照して上述されたA-BFT-RSSを用いたSLSシーケンスを実行する。
[0174]
 一方、Next A-BFTサブフィールドの値が0でない場合(ステップS720:No)、ステップS740において、STA200は、DMGビーコンフレームDBcnのShort SSWを用いた未承諾RSSサポートサブフィールドの値が1であるか否かを判定する。
[0175]
 Short SSWを用いた未承諾RSSサポートサブフィールドの値が1である場合(ステップS740:Yes)、ステップS750において、STA200は、Short SSWを用いて未承諾CBAP-RSSで応答し、フローが終了する。未承諾CBAP-RSSで応答する動作について、以下に説明する。
[0176]
 図23Aは、RSSにおいて送信されるShort SSWパケットP1のフォーマットの一例(フォーマットタイプ0)を示す図である。図23Aに示されるShort SSWパケットP1は、Format Type(フォーマットタイプ)フィールドの値を0又は1に設定し、Direction(方向)サブフィールドの値を1に設定して使用される。
[0177]
 図23Bは、未承認CBAP-RSSにおいて送信されるShort SSWパケットP2のフォーマットの一例(フォーマットタイプ1)を示す図である。図23Bに示されるShort SSWパケットP2は、Format Type(フォーマットタイプ)サブフィールド及び方向サブフィールドの値を1に設定して使用される。未承諾CBAP-RSSの場合、SSWフレームF3の方向サブフィールドの値は、1に設定される。フォーマットタイプサブフィールドの値が1なので、Type=1のShort SSWパケットP2が用いられる。また、方向サブフィールドの値が1に設定されることにより、Short SSWパケットP2の送信が、応答者、例えば、図24では、STA200によってされたものであることが示される。
[0178]
 図22を、再度参照する。一方、Short SSWを用いた未承諾RSSサポートサブフィールドの値が1でない場合(ステップS740:No)、ステップS760において、STA200は、DMGビーコンフレームDBcnの未承諾RSS有効サブフィールドの値が1であるか否かを判定する。
[0179]
 未承諾RSS有効サブフィールドの値が1である場合(ステップS760:Yes)、ステップS770において、STA200は、未承諾CBAP-RSSで応答し、フローが終了する。ステップS770において未承諾CBAP-RSSで応答する動作は、ステップS250を参照して上述した動作と同様であり、説明を省略する。
[0180]
 一方、未承諾RSS有効サブフィールドの値が1でない場合(ステップS760:No)、フローが終了する。
[0181]
 <ディスカバリ>
 図21及び図23Bを参照して上述された、ビーコン期間制御フィールドF5とShort SSWパケットP2とを用いた実施の形態4に係るディスカバリにおけるSLSシーケンスを、図20及び図22に示されるフローチャートを参照しつつ、以下に説明する。
[0182]
 図24は、実施の形態4に係るディスカバリのSLSシーケンスの一例を示す図である。PCP/AP100は、MACプロセッサ150cが生成したDMGビーコンフレームDBcnを用いて、BTI-ISSを送信する。例えば、DMGビーコンフレームDBcnは、MACプロセッサ150cが図20のステップS630、S650、及びS680を実行することにより生成される。図24に示されるように、DMGビーコンフレームDBcnは、Next A-BFTサブフィールドの値が0より大きく、未承諾RSS有効サブフィールドの値が1である。さらに、Short SSWを用いた未承諾RSSサポートサブフィールドの値が1である。
[0183]
 STA200は、BTI-ISSの受信に応じて、RSSを開始する。上述のように、BTI-ISSで用いられるDMGビーコンフレームDBcnは、Next A-BFTサブフィールドの値が0より大きくShort SSWを用いた未承諾RSSサポートサブフィールドの値が1である。したがって、図20のステップS650で示されるように、STA200は、Short SSWを用いて未承諾CBAP-RSSで応答する。未承諾CBAP-RSSで用いられるShort SSW パケットは、例えば、図23Bで示されるShort SSWパケットP2であり、方向サブフィールドの値は1である。
[0184]
 PCP/AP100は、CBAP-RSSの受信に応じてSSW-FBを送信する。送信されるSSW-FBには、PCP/AP100が受信したCBAP-RSSに基づくフィードバックが含まれる。次いで、STA200は、SSW-FBの受信に応じてSSW-ACKを送信し、ディスカバリを完了する。
[0185]
 <効果>
 実施の形態4によれば、STA200は、SSWフレームの代わりにShort SSWパケットを使用する。Short SSWパケットを用いた場合、SSWフレームを用いた場合と比較して、未承諾CBAP-RSSの持続時間を低減できる。
[0186]
 なお、STA200は、Short SSWパケットを送信する能力がない場合、PCP/AP100から受信したDMGビーコンフレームDBcnのShort SSWを用いた未承諾RSSサポートサブフィールドの値に関わらず、未承諾RSS有効サブフィールドの値に基づいて、SSWフレームを用いた未承諾CBAP-RSSを実行する否かを判断してもよい。また、処理の複雑さを低減するため、使用するセクタ数が少ないSTAは、Short SSWパケットを用いた未承諾CBAP-RSSをサポートしなくてもよい。
[0187]
 [実施の形態5]
 実施の形態5に係るPCP/AP100及びSTA200は、未承諾CBAP-RSSをサポートする。実施の形態5においては、PCP/AP100は、CBAP-ISS又は未承諾CBAP-RSSを実行するCBAPの時刻をDMGビーコンフレームDBcnによって指定する。
[0188]
 <構成図>
 再度、図6を参照する。実施の形態5に係るPCP/AP100及びSTA200は、それぞれ、アンテナアレイ110と、受信無線回路120と、A/D変換回路130と、物理層受信回路140と、MACプロセッサ150dと、物理層送信回路160と、D/A変換回路170と、送信無線回路180と、を備える。ここで、MACプロセッサ150d以外のPCP/AP100及びSTA200の構成要素は、図6を参照して上述した実施の形態1に係るMACプロセッサ150以外のPCP/AP100及びSTA200の構成要素と同様であり、説明を省略する。
[0189]
 MACプロセッサ150dは、受信フレームデータからのMACフレームを処理し、MACプロトコルに従って、送信フレームデータとしてのMACフレームを生成する。さらに、MACプロセッサ150dは、制御信号を物理層受信回路140および物理層送信回路160に送る。
[0190]
 PCP/AP100のMACプロセッサ150dは、BTIに、0より大きい値に設定されたNext A-BFT(次のA-BFT)フィールドと、CBAPの開始時刻を示す値が設定されたAdvertised CBAP Start(CBAP開始告知)フィールドとを含むDMGビーコンフレームDBcnを生成する。
[0191]
 STA200のMACプロセッサ150dは、BTIにおいて、値が設定されたCBAP開始告知フィールドを含むDMGビーコンフレームを処理し、CBAP開始告知フィールドの値が示す開始時刻の後のDTI中にSSWフレームを生成する。
[0192]
 <PCP/AP100の動作>
 PCP/AP100に対してディスカバリを実行するSTA200は、SLSシーケンスを実行する前にBTI-ISS中のDMGビーコンフレームDBcnを受信する。PCP/AP100は、例えば、一定周期毎に実施するBTI-ISSでは、DMGビーコンフレームDBcn毎に送信セクタを変更する。
[0193]
 DMGビーコンフレームDBcnを生成するMACプロセッサ150dは、例えば、ビーコン間隔制御フィールドに、未承諾RSS有効サブフィールド及びAdvertised CBAP Startフィールドを含める。例えば、以下に挙げる含め方がある。
[0194]
 図25Aは、実施の形態5に係るビーコン間隔制御フィールドF6に使用するフォーマットの一例(オプション1)を示す図である。図25Bは、実施の形態5に係るビーコン間隔制御フィールドF7に使用するフォーマットの他の一例(オプション2)を示す図である。ビーコン間隔制御フィールドF1のNext A-BFTサブフィールドの値が0より大きい値に設定されたDMGビーコンフレームDBcnを用いてPCP/AP100がBTI-ISSを実行すると、DMGビーコンフレームDBcnを受信したSTA200は、BIにA-BFT期間が含まれないことを認識できる。
[0195]
 BIにA-BFT期間が含まれない場合、A-BFTのためのパラメータは省略してもよい。したがって、BIにA-BFT期間が含まれない場合に用いられるオプション1及びオプション2においては、A-BFTに関するパラメータを格納するフィールドは、省略してもよい。ここで、A-BFTに関するパラメータを格納するフィールドは、例えば、図9Aに示されるフォーマットAに含まれるA-BFT Lengthフィールド、FSSフィールド、IsResponderTXSSフィールド、A-BFT Multiplierサブフィールド、及びA-BFT in Secondary Channelサブフィールドである。
[0196]
 そこで、オプション1においては、A-BFTに関するパラメータを格納するフィールドのうち、A-BFT Lengthフィールド、FSSフィールド、及びIsResponderTXSSフィールドを、Advertised CBAP Startフィールドに変更して利用する。さらに、A-BFTに関するパラメータを格納するフィールドのうち、A-BFT Multiplierサブフィールド及びA-BFT in Secondary Channelサブフィールドの一部を、未承諾RSS有効サブフィールドに変更して利用する。
[0197]
 また、オプション2においては、A-BFTに関するパラメータを格納するフィールドのうち、IsResponderTXSSフィールドを、Advertised CBAP Startフィールドに変更して利用する。さらに、A-BFTに関するパラメータを格納するフィールドのうち、A-BFT Multiplierサブフィールド及びA-BFT in Secondary Channelサブフィールドを、未承諾RSS有効サブフィールドに変更して利用する。
[0198]
 次に、Advertised CBAP Startフィールドに含める値について説明する。
[0199]
 図26は、実施の形態5に係るAdvertised CBAP Startフィールドに含める値を説明する図である。図26に示されるように、Advertised CBAP Startフィールドは、例えば、Allocation Start(割当て開始)フィールドのN+1ビット目からのSビットの値に等しい。
[0200]
 ここで、Nは、BIの長さIとAdvertised CBAP StartサブフィールドのサイズSとから求められる整数である。Iの値は、例えば、DMGビーコンフレームDBcnによってシグナリングされてもよく、また、所定の値であってもよい。Sの値は、所定の値であり、例えば、図25Aに示されるオプション1のフォーマットを用いる場合、8であり、図25Bに示されるオプション2のフォーマットを用いる場合、4である。
[0201]
 Nは、以下に示される数式(1)を満たす最小の整数である。例えば、I=102400マイクロ秒であり、S=8である場合、Nの値は、9である。この場合、Advertised CBAP Startに示される値の単位は、2 =512(マイクロ秒)である。
[0202]
[数1]


[0203]
 CBAPの開始時刻tは、次に示される数式(2)により算出される。
[0204]
[数2]


[0205]
 他の一例において、Iの値をBIの一部の長さ、例えば、前半半分の長さにしてもよい。他の一例において、Advertised CBAP Startに示される値の単位を、所定の値、例えば1ミリ秒にしてもよい。
[0206]
 一例において、BIが複数のCBAPを含む場合、Advertised CBAP Startサブフィールドの値を、BIにおける最初のブロードキャストCBAPを示すように定めてもよい。
[0207]
 一例において、Advertised CBAP Startフィールドには、例えば、BIにA-BFT期間が含まれるといった、CBAPが存在しない場合又は指定されていない場合に、特殊値が設定されてもよい。一例において、PCPアソシエーション要求の受付の可否を示すPCP Association Readyサブフィールドの値が0(受付不可)を示す場合、Advertised CBAP Startフィールドには、特殊値が設定されてもよい。
[0208]
 上記のように、Advertised CBAP Startフィールドを用いることにより、PCP/AP100は、STA200がディスカバリ時にビームフォーミングを実行するための意図された期間をSTA200に指示できる。
[0209]
 また、PCP/AP100は、同一のBTI-ISSにおいて送信される異なるDMGビーコンフレーム内に、異なる値に設定されたAdvertised CBAP Startフィールドを設定できる。STA200は、複数のDMGビーコンフレームを受信した場合、受信品質が良い(ベストセクタの)DMGビーコンフレームに設定されたAdvertised CBAP Startフィールドの値を参照し、SLSシーケンスを実行するタイミングを決定してもよい。
[0210]
 これにより、異なるDMGビーコンフレームをそれぞれ受信する多数のSTAによるSLSシーケンス実行のタイミングを、BI全体に亘って分散させることができる。
[0211]
 <STA200の動作>
 Advertised CBAP Startフィールドが設定されたDMGビーコンフレームDBcnを受信したSTA200は、Advertised CBAP Startフィールドが示すCBAP開始時刻に、CBAP-ISS又は未承諾CBAP-RSSを開始する。
[0212]
 CBAP-ISSの場合、SSWフレームF3の方向サブフィールドの値は、0に設定される。未承諾CBAP-RSSの場合、SSWフレームF3の方向サブフィールドの値は、1に設定される。方向サブフィールドの値が1に設定されることにより、SSWフレームF3の送信が、応答者(例えば、図24のSTA200)によってされたものである、つまり、RSSであることが示される。さらに、SSWフレームF3のSSW Feedbackサブフィールドに、受信したBTI-ISSに基づくISSフィードバックを設定する。
[0213]
 <ディスカバリ>
 図27は、実施の形態5に係るディスカバリのSLSシーケンスの一例を示す図である。PCP/AP100は、MACプロセッサ150dが生成したDMGビーコンフレームDBcnを用いて、BTI-ISSを送信する。例えば、MACプロセッサ150dは、図14のステップS330を実行し、さらに、Advertised CBAP Startフィールドに時間tを示す値を設定し、DMGビーコンフレームDBcnを生成する。
[0214]
 図27に示されるように、DMGビーコンフレームDBcnの未承諾RSS有効(Unsolicited RSS Enabled)サブフィールドの値が1である。一方、DMGビーコンフレームDBcnのNext A-BFTサブフィールドの値は、0以外に設定されている。なお、BTI-ISSにおいて、DMGビーコンフレームDBcnは、Extended Schedule(拡張スケジュール)要素を含まない。また、生成されたDMGビーコンフレームDBcnには、上述のようにAdvertised CBAP Startフィールドに時間tを示す値が設定されている。
[0215]
 STA200は、BTI-ISSの受信に応じて、Advertised CBAP Startフィールドに示された時間tの経過後、RSSを開始する。上述のように、BTI-ISSで用いられるDMGビーコンフレームDBcnは、Next A-BFTサブフィールドの値が0以外に設定されており、未承諾RSS有効サブフィールドの値が1に設定されている。したがって、STA200は、図10のステップS250で示されるように、STA200は、未承諾CBAP-RSSで応答する。未承諾CBAP-RSSで用いられるSSWフレームは、例えば、図11で示されるSSWフレームF3であり、方向サブフィールドの値は1である。
[0216]
 PCP/AP100は、CBAP-RSSの受信に応じてSSW-FBを送信する。送信されるSSW-FBには、PCP/AP100が受信したCBAP-RSSに基づくフィードバックが含まれる。次いで、STA200は、SSW-FBの受信に応じてSSW-ACKを送信し、ディスカバリを完了する。
[0217]
 <効果>
 実施の形態5によれば、PCP/AP100が、CBAPの開始時刻をDMGビーコンフレームDBcnにおいて通知する。PCP/AP100は、BIにおける衝突を回避するために、例えば、サービス期間(Service Period:SP)に割り当てられる期間を回避するように、CBAPの開始時刻を通知できる。ディスカバリを実行するSTA200は、通知されたCBAPの開始時刻を用いることにより、ディスカバリのためのSLSシーケンス実行の試みを適切な時刻にスケジューリングすることができ、干渉を回避できる。
[0218]
 実施の形態5によれば、PCP/AP100は、Next A-BFTサブフィールドの値が0より大きい場合に、A-BFTに関するパラメータを格納するフィールドを再利用する。再利用により、BTI-ISS中にExtended Schedule(拡張スケジュール)要素を含めることなく、CBAPの開始時刻を通知できる。したがって、拡張スケジュール要素を含めることにより発生するオーバーヘッドを回避することができ、送信スイープが原因でチャネル効率が低下する可能性を低減できる。その一方で、STA200は、BIにA-BFT期間が含まれないときに効率的なディスカバリを行うことができ、データのためのBIの利用効率を向上できる。
[0219]
 また、実施の形態5によれば、STA200は、通知されたCBAPの開始時刻まで、別の動作、例えば、別のSTA300のディスカバリを実行できるので、STA200は、リソースの利用効率を向上できる。また、当該別の動作に代えて、STA200は、電力節約モードに入ることもでき、電力消費を低減できる。
[0220]
 [実施の形態6]
 実施の形態6に係るPCP/AP100及びSTA200は、未承諾A-BFT-RSSをサポートする。実施の形態6においては、未承諾RSSが有効であるか否かを示すフィールドと、拡張A-BFT期間が含まれるか否かを示すフィールドとが、DMGビーコンフレームDBcn内に含められる。
[0221]
 <構成図>
 再度、図6を参照する。実施の形態6に係るPCP/AP100及びSTA200は、それぞれ、アンテナアレイ110と、受信無線回路120と、A/D変換回路130と、物理層受信回路140と、MACプロセッサ150eと、物理層送信回路160と、D/A変換回路170と、送信無線回路180と、を備える。ここで、MACプロセッサ150e以外のPCP/AP100及びSTA200の構成要素は、図6を参照して上述した実施の形態1に係るMACプロセッサ150以外のPCP/AP100及びSTA200の構成要素と同様であり、説明を省略する。
[0222]
 MACプロセッサ150eは、受信フレームデータからのMACフレームを処理し、MACプロトコルに従って、送信フレームデータとしてのMACフレームを生成する。さらに、MACプロセッサ150eは、制御信号を物理層受信回路140および物理層送信回路160に送る。
[0223]
 PCP/AP100のMACプロセッサ150eは、BTIに、値が0に設定されたNext A-BFTサブフィールドと、値が0より大きい値に設定されたA-BFT Multiplierフィールドと、値が0又は1に設定された未承諾RSS有効フィールドとを含むDMGビーコンフレームDBcnを生成する。
[0224]
 STA200のMACプロセッサ150eは、BTIに、値が1に設定された未承諾RSS有効)フィールドを含むDMGビーコンフレームDBcnを処理し、拡張A-BFT期間及びA-BFT期間中に、値が1に設定された方向サブフィールドと、BTI-ISSに基づくフィードバックとを含むSSWフレームを生成する。
[0225]
 <PCP/AP100の動作>
 PCP/AP100に対してディスカバリを実行するSTA200は、SLSシーケンスを実行する前にBTI-ISS中のDMGビーコンフレームDBcnを受信する。PCP/AP100は、例えば、一定周期毎に実施するBTI-ISSでは、DMGビーコンフレームDBcn毎に送信セクタを変更する。
[0226]
 PCP/AP100のMACプロセッサ150eは、PCP/AP100が送信するDMGビーコンフレームDBcnを生成する。また、PCP/AP100のMACプロセッサ150eは、拡張A-BFT期間がBIに含まれるか否かに応じて、A-BFT Multiplierサブフィールドの値を0より大きい値又は0に設定する。PCP/AP100のMACプロセッサ150eのその他の動作は、実施の形態2に係るMACプロセッサ150aの動作と同様であり、説明を省略する。
[0227]
 <STA200の動作>
 次に、実施の形態6に係るDMGビーコンフレームDBcnを受信したSTA200によるRSS実行の処理内容を説明する。
[0228]
 図28は、実施の形態6に係るSTA200の動作を示すフローチャートである。ステップS810において、STA200は、PCP/AP100が送信したDMGビーコンフレームDBcnを受信する。
[0229]
 ステップS820において、STA200は、DMGビーコンフレームDBcnのA-BFT Multiplierサブフィールドの値が0より大きいか否かを判定する。
[0230]
 A-BFT Multiplierサブフィールドの値が0より大きい場合(ステップS820:Yes)、ステップS830において、STA200は、DMGビーコンフレームDBcnの未承諾RSS有効サブフィールドの値が1であるか否かを判定する。
[0231]
 DMGビーコンフレームDBcnの未承諾RSS有効サブフィールドの値が1である場合(ステップS830:Yes)、ステップS840において、STA200は、未承諾拡張A-BFT-RSSで応答する。例えば、STA200は、図11を参照して上述された未承諾CBAP-RSSを用いたSLSシーケンスと同様のSLSシーケンスを用いて、未承諾拡張A-BFT-RSSを実行する。次いで、フローを終了する。
[0232]
 一方、A-BFT Multiplierサブフィールドの値が0より大きくない場合(ステップS820:No)、又は、DMGビーコンフレームDBcnの未承諾RSS有効サブフィールドの値が1でない場合(ステップS830:No)、フローは、ステップS850に進む。ステップS850において、STA200は、DMGビーコンフレームDBcnのNext A-BFTサブフィールドの値が0であるか否かを判定する。
[0233]
 Next A-BFTサブフィールドの値が0である場合(ステップS850:Yes)、ステップS860において、STA200は、A-BFT-RSSで応答する。例えば、STA200は、図1を参照して上述されたA-BFT-RSSを用いたSLSシーケンスを実行する。次いで、フローを終了する。
[0234]
 一方、Next A-BFTサブフィールドの値が0でない場合(ステップS850:No)、ステップS870において、STA200は、DMGビーコンフレームDBcnの未承諾RSS有効サブフィールドの値が1であるか否かを判定する。
[0235]
 未承諾RSS有効サブフィールドの値が1である場合(ステップS870:Yes)、ステップS880において、STA200は、未承諾CBAP-RSSで応答する。例えば、STA200は、図11を参照して上述された未承諾CBAP-RSSを用いたSLSシーケンスを実行する。次いで、フローを終了する。
[0236]
 一方、未承諾RSS有効サブフィールドの値が1でない場合(ステップS870:No)、フローが終了する。
[0237]
 <ディスカバリ>
 図29は、実施の形態6に係るディスカバリのSLSシーケンスの一例を示す図である。PCP/AP100は、MACプロセッサ150eが生成したDMGビーコンフレームDBcnを用いて、BTI-ISSを送信する。例えば、MACプロセッサ150eは、図14のステップS330を実行し、さらに、A-BFT Multiplierサブフィールドの値を0より大きい値に設定して、DMGビーコンフレームDBcnを生成する。図29に示されるように、DMGビーコンフレームDBcnの未承諾RSS有効サブフィールドの値が1である。一方、DMGビーコンフレームDBcnのNext A-BFTサブフィールドの値は、BIにA-BFT期間が含まれることを示す0に設定されている。
[0238]
 STA200及びSTA300は、BTI-ISSの受信に応じて、RSSを開始する。上述のように、BTI-ISSで用いられるDMGビーコンフレームDBcnは、A-BFT Multiplierサブフィールドの値が0に設定されており、未承諾RSS有効サブフィールドの値が1に設定されている。従って、STA200は、図28のステップS840を実行し、STA200は、未承諾拡張A-BFT-RSSを試みる。
[0239]
 例えば、図29に示されるように、未承諾拡張A-BFT-RSSを受信したPCP/AP100は、SSW-FBを送信する。送信されるSSW-FBには、PCP/AP100が受信した未承諾拡張A-BFT-RSSに基づくフィードバックが含まれる。次いで、STA300は、SSW-FBの受信に応じてSSW-ACKを送信し、ディスカバリを完了する。
[0240]
 一方、STA300がレガシーSTAである場合、拡張A-BFT期間にRSSを実行しない。その結果、図29に示されるように、STA300は、STA200が拡張A-BFT期間において未承諾A-BFT-RSSを試みる間、RSSの実行を待機する。
[0241]
 BTI-ISSで用いられるDMGビーコンフレームDBcnは、Next A-BFTサブフィールドの値が0に設定されているので、STA300は、例えば、図10のステップS230を実行し、STA300は、A-BFT-RSSを試みる。
[0242]
 図29に示されるように、PCP/AP100は、A-BFT-RSSの受信に応じてSSW-FBを送信し、ディスカバリを完了する。
[0243]
 <効果>
 実施の形態6によれば、拡張A-BFT期間をスロットなしアクセスの使用に切り替える。スロットなしアクセスにはチャネル検出およびバックオフ手順が含まれるので、PCP/AP100は、隣接するBSSに引き起こされる干渉を低減することができる。例えば、PCP/AP100は、多数の隣接するBSSが検出された場合に、スロット付きアクセスの代わりに拡張A-BFT期間のスロットなしアクセスを有効にしてもよい。
[0244]
 また、実施の形態6によれば、未承諾拡張A-BFT-RSSが実行される拡張A-BFT期間は、レガシーBTIに含まれる。従って、拡張A-BFT期間をサポートしないレガシーSTAがSTA200と混在する場合であっても、STA200は、PCP/AP100に対して効率的にディスカバリを実行する。
[0245]
 上記の各実施形態の説明に用いた各機能ブロックは、典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部または全てを含むように1チップ化されてもよい。ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
[0246]
 また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路または汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)、又は、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサーを利用してもよい。
[0247]
 さらには、半導体技術の進歩または派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適用等が可能性としてありえる。
[0248]
 <本開示のまとめ>
 本開示に係る無線通信装置は、第1のセクタスイープを送信する送信無線回路と、第2のセクタスイープを受信する受信無線回路と、前記第1のセクタスイープに含まれるビーコンフレームを生成する制御回路と、を備え、前記制御回路は、前記受信無線回路がスロット無し競合アクセス期間中に受信する前記第2のセクタスイープが、前記第1のセクタスイープに応答するセクタスイープでない場合に、前記送信無線回路が前記第2のセクタスイープのフィードバックを送信するか否かを示す第1の値を、前記ビーコンフレームに含める。
[0249]
 本開示に係る無線通信装置において、前記第1のセクタスイープは、BTI(Beacon Transmission Interval)に送信されるISS(Initiator Sector Sweep)であり、前記第2のセクタスイープは、RSS(Responder Sector Sweep)である。
[0250]
 本開示に係る無線通信装置において、前記第1の値は、BI(Beacon Interval)中にA-BFT(Association-BeamForming Training)期間が存在しない場合に、前記ビーコンフレームに含められる。
[0251]
 本開示に係る無線通信装置において、前記第1の値は、前記ビーコンフレームのA-BFT Multiplierサブフィールド又はA-BFT in Secondary Channelサブフィールドに設定される。
[0252]
 本開示に係る無線通信装置において、前記第1の値は、前記ビーコンフレームのSSW(Sector SWeep)フィールドに設定される。
[0253]
 本開示に係る無線通信装置において、前記第2のセクタスイープは、Short SSWパケットを含む。
[0254]
 本開示に係る無線通信装置において、前記制御回路は、前記第2のセクタスイープを受信する時刻を指示する第2の値を、前記ビーコンフレームに含める。
[0255]
 本開示に係る無線通信装置において、前記制御回路は、前記受信無線回路が拡張A-BFT期間中に受信する前記第2のセクタスイープが、前記第1のセクタスイープに応答するセクタスイープでない場合に、前記送信無線回路が前記第2のセクタスイープのフィードバックを送信するか否かを示す第3の値を、ビーコンフレームに含める。
[0256]
 本開示に係る無線通信方法は、受信無線回路がスロット無し競合アクセス期間中に受信する第2のセクタスイープが、ビーコンフレームを含む第1のセクタスイープに応答するセクタスイープでない場合に、送信無線回路が前記第2のセクタスイープのフィードバックを送信するか否かを示す第1の値を前記ビーコンフレームに含め、前記第1のセクタスイープを送信する。

産業上の利用可能性

[0257]
 本開示は、例えば、無線LAN関連規格に従って通信を行う無線通信システムに好適である。

符号の説明

[0258]
 100 PCP/AP
 110 アンテナアレイ
 120 受信無線回路
 130 A/D変換回路
 140 物理層受信回路
 150 MACプロセッサ
 152 メッセージ生成回路
 154 メッセージプロセッサ
 156 ビームフォーミングトレーニング制御回路
 158 スケジューラ
 160 物理層送信回路
 170 D/A変換回路
 180 送信無線回路
 200 STA
 300 STA

請求の範囲

[請求項1]
 第1のセクタスイープを送信する送信無線回路と、
 第2のセクタスイープを受信する受信無線回路と、
 前記第1のセクタスイープに含まれるビーコンフレームを生成する制御回路と、
 を備え、
 前記制御回路は、前記受信無線回路がスロット無し競合アクセス期間中に受信する前記第2のセクタスイープが、前記第1のセクタスイープに応答するセクタスイープでない場合に、前記送信無線回路が前記第2のセクタスイープのフィードバックを送信するか否かを示す第1の値を、前記ビーコンフレームに含める、
 無線通信装置。
[請求項2]
 前記第1のセクタスイープは、BTI(Beacon Transmission Interval)に送信されるISS(Initiator Sector Sweep)であり、前記第2のセクタスイープは、RSS(Responder Sector Sweep)である、
 請求項1に記載の無線通信装置。
[請求項3]
 前記第1の値は、BI(Beacon Interval)中にA-BFT(Association-BeamForming Training)期間が存在しない場合に、前記ビーコンフレームに含められる、
 請求項1又は2に記載の無線通信装置。
[請求項4]
 前記第1の値は、前記ビーコンフレームのA-BFT Multiplierサブフィールド又はA-BFT in Secondary Channelサブフィールドに設定される、
 請求項3に記載の無線通信装置。
[請求項5]
 前記第1の値は、前記ビーコンフレームのSSW(Sector SWeep)フィールドに設定される、
 請求項1又は2に記載の無線通信装置。
[請求項6]
 前記第2のセクタスイープは、Short SSWパケットを含む、
 請求項1から5のいずれか一項に記載の無線通信装置。
[請求項7]
 前記制御回路は、前記第2のセクタスイープを受信する時刻を指示する第2の値を、前記ビーコンフレームに含める、
 請求項1から6のいずれか一項に記載の無線通信装置。
[請求項8]
 前記制御回路は、前記受信無線回路が拡張A-BFT期間中に受信する前記第2のセクタスイープが、前記第1のセクタスイープに応答するセクタスイープでない場合に、前記送信無線回路が前記第2のセクタスイープのフィードバックを送信するか否かを示す第3の値を、ビーコンフレームに含める、
 請求項1から7のいずれか一項に記載の無線通信装置。
[請求項9]
 受信無線回路がスロット無し競合アクセス期間中に受信する第2のセクタスイープが、ビーコンフレームを含む第1のセクタスイープに応答するセクタスイープでない場合に、送信無線回路が前記第2のセクタスイープのフィードバックを送信するか否かを示す第1の値を前記ビーコンフレームに含め、
 前記第1のセクタスイープを送信する、
 無線通信方法。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3]

[ 図 4]

[ 図 5]

[ 図 6]

[ 図 7]

[ 図 8]

[ 図 9A]

[ 図 9B]

[ 図 10]

[ 図 11]

[ 図 12]

[ 図 13]

[ 図 14]

[ 図 15]

[ 図 16]

[ 図 17]

[ 図 18]

[ 図 19]

[ 図 20]

[ 図 21]

[ 図 22]

[ 図 23A]

[ 図 23B]

[ 図 24]

[ 図 25A]

[ 図 25B]

[ 図 26]

[ 図 27]

[ 図 28]

[ 図 29]