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1. (WO2018229873) 入退室管理装置
Document

明 細 書

発明の名称 入退室管理装置

技術分野

0001  

背景技術

0002  

先行技術文献

特許文献

0003  

発明の概要

発明が解決しようとする課題

0004   0005  

課題を解決するための手段

0006   0007  

発明の効果

0008  

図面の簡単な説明

0009  

発明を実施するための形態

0010   0011   0012   0013   0014   0015   0016   0017   0018   0019   0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033   0034   0035   0036   0037   0038   0039   0040   0041   0042   0043   0044   0045   0046   0047   0048   0049   0050   0051   0052   0053   0054   0055   0056   0057   0058   0059   0060   0061   0062   0063   0064   0065   0066   0067   0068   0069   0070   0071   0072   0073   0074   0075   0076   0077   0078   0079   0080   0081   0082   0083   0084   0085  

産業上の利用可能性

0086  

符号の説明

0087  

請求の範囲

1   2   3   4   5   6   7   8   9   10  

図面

1   2   3   4   5   6   7   8   9  

明 細 書

発明の名称 : 入退室管理装置

技術分野

[0001]
 この発明は、入退室管理装置に関する。

背景技術

[0002]
 例えば、特許文献1は、入退室管理装置を開示する。当該入退室管理装置によれば、利用者に応じて、利用を許可する管理領域が選定される。

先行技術文献

特許文献

[0003]
特許文献1 : 日本特開2011-210219号公報

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0004]
 しかしながら、特許文献1に記載の入退室管理装置においては、管理領域の利用を許可する利用者の画像情報を予め登録する必要がある。このため、初めての来訪者に対して管理領域の利用を許可することができない。
[0005]
 この発明は、上述の課題を解決するためになされた。この発明の目的は、初めての来訪者に対して管理領域の利用を許可することができる入退室管理装置を提供することである。

課題を解決するための手段

[0006]
 この発明に係る入退室管理装置は、監視カメラにより撮影された画像情報を受信する画像情報受信部と、前記画像情報受信部により受信された画像情報における来訪者の画像情報を抽出する画像情報抽出部と、前記画像情報抽出部により抽出された画像情報における来訪者の位置に応じて複数の管理領域の中から前記来訪者に利用を許可する管理領域を選定する管理領域選定部と、を備えた。
[0007]
 この発明に係る入退室管理装置は、複数の監視カメラにより撮影された画像情報を受信する画像情報受信部と、前記画像情報受信部により受信された画像情報における来訪者の画像情報を抽出する画像情報抽出部と、前記画像情報抽出部により抽出された画像情報を送信した監視カメラに応じて複数の管理領域の中から前記来訪者に利用を許可する管理領域を選定する管理領域選定部と、を備えた。

発明の効果

[0008]
 これらの発明によれば、監視カメラの画像情報に応じて、来訪者に利用を許可する管理領域が選定される。このため、初めての来訪者に対して管理領域の利用を許可することができる。

図面の簡単な説明

[0009]
[図1] この発明の実態の形態1における入退室管理装置が適用される入退室管理システムの構成図である。
[図2] この発明の実態の形態1における入退室管理装置のブロック図である。
[図3] この発明の実態の形態1における入退室管理装置による監視カメラの画像情報の分割方法を説明するための図である。
[図4] この発明の実態の形態1における入退室管理装置に用いられる登録用カメラパラメータを説明するための図である。
[図5] この発明の実態の形態1における入退室管理装置に用いられる部門毎登録パラメータを説明するための図である。
[図6] この発明の実態の形態1における入退室管理装置に用いられる各部門スケジュールパラメータを説明するための図である。
[図7] この発明の実態の形態1における入退室管理装置に用いられる各部門顔認証装置パラメータを説明するための図である。
[図8] この発明の実態の形態1における入退室管理装置の管理領域選定部の動作を説明するための状態遷移マトリクスである。
[図9] この発明の実態の形態1における入退室管理装置のハードウェア構成図である。

発明を実施するための形態

[0010]
 この発明を実施するための形態について添付の図面に従って説明する。なお、各図中、同一または相当する部分には同一の符号が付される。当該部分の重複説明は適宜に簡略化または省略する。
[0011]
実施の形態1.
 図1はこの発明の実態の形態1における入退室管理装置が適用される入退室管理システムの構成図である。
[0012]
 図1において、複数の管理領域1は、入退室管理システムの適用領域に設けられる。複数の扉2の各々は、複数の管理領域1の出入口の各々に設けられる。複数の電気錠3の各々は、複数の扉2の各々に設けられる。複数の顔認証装置4の各々は、複数の領域の出入口の各々に隣接して設けられる。
[0013]
 複数の監視カメラ5の各々は、入退室管理システムの適用領域に設けられる。例えば、複数の監視カメラ5のうちのひとつは、入退室管理システムの適用領域のロビーに設けられる。
[0014]
 例えば、パーソナルコンピュータ6は、入退室管理システムの適用領域の管理室に設けられる。例えば、入退室管理装置7は、入退室管理システムの適用領域の管理室に設けられる。
[0015]
 ネットワーク8は、複数の監視カメラ5の各々と入退室管理装置7とを電気的に接続する。ネットワーク8は、複数の顔認証装置4の各々と入退室管理装置7とを電気的に接続する。ネットワーク8は、パーソナルコンピュータ6と入退室管理装置7とを電気的に接続する。
[0016]
 パーソナルコンピュータ6は、外部からの操作を受け付ける。入退室管理装置7は、パーソナルコンピュータ6に対する操作に基づいて入退室管理システムの運用に必要なパラメータを参照したり設定したりする。この際、入退室管理装置7は、複数の監視カメラ5のうちで来訪者の登録に利用されるカメラとして設定されたカメラから来訪者の画像情報を受信する。入退室管理装置7は、来訪者の画像情報の位置に応じて複数の管理領域1の中から来訪者に利用を許可する管理領域1を選定する。
[0017]
 次に、図2を用いて、入退室管理装置7を説明する。
 図2はこの発明の実態の形態1における入退室管理装置のブロック図である。
[0018]
 図2に示されるように、入退室管理装置7は、記憶装置7aとスケジュール管理部7bと画像情報受信部7cと画像情報抽出部7dと管理領域選定部7eと画像情報送信部7fとを備える。
[0019]
 記憶装置7aは、複数の監視カメラ5のうちで来訪者の登録に利用されるカメラの情報として登録用カメラパラメータの情報を記憶する。記憶装置7aは、部門毎の来訪者の登録に必要な情報として部門毎登録パラメータの情報を記憶する。記憶装置7aは、各部門の来訪者の登録の更新に必要な情報として各部門スケジュールパラメータの情報を記憶する。記憶装置7aは、来訪者に利用を許可する管理領域の顔認証装置4の情報として各部門顔認証装置パラメータの情報を記憶する。記憶装置7aは、入退室管理システムの適用領域の利用者の顔の画像情報を記憶する。
[0020]
 スケジュール管理部7bは、各部門スケジュールパラメータの情報に基づいて部門毎登録パラメータの情報を更新する。
[0021]
 画像情報受信部7cは、複数の監視カメラ5の全てから画像情報を受信する。画像情報受信部7cは、現在時刻から来訪者の登録に利用されるカメラの画像情報のみを複数の画像領域に分割する。来訪者の登録に利用されるカメラが存在しない場合、画像情報受信部7cは、来訪者の登録について全ての監視カメラ5の画像情報を無視する。
[0022]
 画像情報抽出部7dは、画像情報受信部7cにより受信された画像情報における来訪者の画像情報を抽出する。具体的には、画像情報抽出部7dは、分割された各領域において来訪者の顔の画像情報を顔データとして抽出する。この際、画像情報抽出部7dは、各領域において顔の画像情報として抽出された画像情報から記憶装置7aに記憶された画像情報を取り除くことで来訪者の顔の画像情報を抽出する。
[0023]
 管理領域選定部7eは、画像情報抽出部7dにより抽出された画像情報における来訪者の位置に応じて複数の管理領域1の中から来訪者に利用を許可する管理領域1を選定する。
[0024]
 例えば、管理領域選定部7eは、画像情報抽出部7dにより抽出された画像情報における来訪者の位置の変化に応じて複数の管理領域1の中から来訪者に利用を許可する管理領域1を選定する。例えば、管理領域選定部7eは、画像情報抽出部7dにより抽出された画像情報における来訪者の位置に対応した画像領域の変化に応じて複数の管理領域1の中から来訪者に利用を許可する管理領域1を選定する。この際、管理領域選定部7eは、画像情報抽出部7dにより抽出された画像情報における来訪者の位置に対応した画像領域の変化の条件を部門毎登録パラメータの情報に基づいて決定する。
[0025]
 例えば、管理領域選定部7eは、現時点において設定された移動時間が経過する前に画像情報抽出部7dにより抽出された画像情報における来訪者の位置に対応した画像領域が変化しない場合に来訪者に利用を許可する管理領域1を選定しない。管理領域選定部7eは、現時点において設定された滞留時間が経過する前に画像情報抽出部7dにより抽出された画像情報における来訪者の位置に対応した画像領域が変化した場合に来訪者に利用を許可する管理領域1を選定しない。
[0026]
 画像情報送信部7fは、管理領域選定部7eにより選定された管理領域1の顔認証装置4における認証用情報として、画像情報抽出部7dにより抽出された画像情報における来訪者の顔の画像情報を当該顔認証装置4に送信する。
[0027]
 次に、図3を用いて、監視カメラ5の画像情報の分割方法を説明する。
 図3はこの発明の実態の形態1における入退室管理装置による監視カメラの画像情報の分割方法を説明するための図である。
[0028]
 図3に示されるように、監視カメラ5の撮影範囲は、第1領域と第2領域と第3領域と第4領域とに分割される。監視カメラ5の画像情報も、監視カメラ5の撮影範囲に応じて第1領域と第2領域と第3領域と第4領域とに分割される。
[0029]
 次に、図4を用いて、登録用カメラパラメータを説明する。
 図4はこの発明の実態の形態1における入退室管理装置に用いられる登録用カメラパラメータを説明するための図である。
[0030]
 図4に示されるように、登録用カメラパラメータの情報は、「登録用カメラ番号」の情報と「登録用機器として兼用する時間帯」の情報とを対応付けた情報である。
[0031]
 「登録用カメラ番号」は、監視カメラ5に固有の番号を示す。「登録用機器として兼用する時間帯」は、当該監視カメラ5が来訪者の登録に利用される時間帯を示す。
[0032]
 次に、図5を用いて、部門毎登録パラメータを説明する。
 図5はこの発明の実態の形態1における入退室管理装置に用いられる部門毎登録パラメータを説明するための図である。
[0033]
 図5に示されるように、部門毎登録パラメータの情報は、「部門」の情報と「第1ステップ」の情報と「第2ステップ」の情報と「第3ステップ」の情報と「第4ステップ」の情報とが対応付いた情報である。
[0034]
 「部門」は、来訪者の行先となる部門を示す。「第1ステップ」から「第4ステップ」は、来訪者の登録に必要なステップを示す。
[0035]
 「第1ステップ」から「第4ステップ」の各々において、「画像領域」と「滞留時間」と「移動時間」とが対応付けられる。
[0036]
 「画像領域」は、監視カメラ5の画像情報において分割された領域を示す。「滞留時間」は、当該ステップの領域において必要な滞留時間を示す。「移動時間」は、次のステップの領域に移動する際に許容される移動時間を示す。
[0037]
 例えば、開発部門には、「第1ステップ」から「第4ステップ」が対応付けられる。例えば、営業部門には、「第1ステップ」から「第3ステップ」が対応付けられる。この場合、開発部門におけるステップの数は、営業部門におけるステップの数よりも多い。その結果、開発部門のセキュリティの設定は、営業部門のセキュリティの設定よりも高くなる。
[0038]
 次に、図6を用いて、各部門スケジュールパラメータを説明する。
 図6はこの発明の実態の形態1における入退室管理装置に用いられる各部門スケジュールパラメータを説明するための図である。
[0039]
 図6に示されるように、各部門スケジュールパラメータの情報は、「時間帯」の情報と「第1ステップ」の情報と「第2ステップ」の情報と「第3ステップ」の情報と「第4ステップ」の情報とが対応付いた情報である。
[0040]
 「時間帯」は、来訪者の登録に必要なステップが適用される時間帯を示す。「第1ステップ」から「第4ステップ」は、来訪者の登録に必要なステップを示す。
[0041]
 「第1ステップ」から「第4ステップ」の各々において、「画像領域」と「滞留時間」と「移動時間」とが対応付けられる。
[0042]
 「画像領域」は、監視カメラ5の画像情報において分割された領域を示す。「滞留時間」は、当該ステップの領域において必要な滞留時間を示す。「移動時間」は、次のステップの領域に移動する際に許容される移動時間を示す。
[0043]
 例えば、午前の時間帯として、8時から12時の時間帯が設定される。午前には、「第1ステップ」から「第4ステップ」が対応付けられる。例えば、午後の時間帯として、13時から16時が設定される。午後の時間帯には、「第1ステップ」から「第3ステップ」が対応付けられる。この場合、午前の時間帯におけるステップの数は、午後の時間帯におけるステップの数よりも多い。その結果、午前の時間帯のセキュリティの設定は、午後の時間帯のセキュリティの設定よりも高くなる。
[0044]
 次に、図7を用いて、各部門顔認証装置パラメータを説明する。
 図7はこの発明の実態の形態1における入退室管理装置に用いられる各部門顔認証装置パラメータを説明するための図である。
[0045]
 図7に示されるように、各部門顔認証装置パラメータの情報は、「部門」の情報と複数の「顔認証装置」の情報とが対応付けられた情報である。
[0046]
 「部門」は、来訪者の行先となる部門を示す。複数の「顔認証装置」の各々は、来訪者の顔の画像情報が送信される顔認証装置4に固有の番号を示す。
[0047]
 例えば、開発部門の来訪者の顔の画像情報は、「0001」から「0010」の顔認証装置4に送信される。例えば、営業部門の来訪者の顔の画像情報は、「0001」と「0002」との顔認証装置4に送信される。
[0048]
 次に、図8を用いて、管理領域選定部7eの動作を説明する。
 図8はこの発明の実態の形態1における入退室管理装置の管理領域選定部の動作を説明するための状態遷移マトリクスである。図8の縦軸は、状態を示す。図8の横軸は、画像情報抽出部7dにより抽出されたイベントを示す。
[0049]
 例えば、部門毎登録パラメータの開発部門に対し、第1ステップの初期状態S0で、第1領域において、「顔データ有イベント」E0が発生する。
[0050]
 管理領域選定部7eは、来訪者の登録処理が開始されることを第1の初期状態S0で待機する。部門毎登録パラメータの開発部門に対し、第1ステップの画像領域は、「第1領域」に設定されている。このため、管理領域選定部7eは、処理S0・E0を来訪者の登録処理の開始のトリガとする。
[0051]
 来訪者の登録処理が開始されると、管理領域選定部7eは、第1ステップの滞留時間を「2秒」に設定する。その後、管理領域選定部7eは、第1ステップの滞留確認S1を行う。具体的には、管理領域選定部7eは、来訪者が「第1領域」に「2秒」滞留しているか否かを判定する。
[0052]
 第1ステップの滞留確認S1で来訪者が「第1領域」に「2秒」滞留する前に「第1領域」から離脱した場合、管理領域選定部7eは、来訪者が登録の意思を持っていないと判定する。この場合、管理領域選定部7eは、S1・E1の処理を行う。具体的には、管理領域選定部7eは、来訪者の登録処理を終了する。
[0053]
 第1ステップの滞留確認S1で来訪者が「第1領域」に「2秒」滞留した場合、管理領域選定部7eは、来訪者が登録の意思を持っていると判定する。この場合、管理領域選定部7eは、S1・E8の処理を行う。具体的には、管理領域選定部7eは、第1ステップの移動時間を「3秒」に設定する。
[0054]
 その後、管理領域選定部7eは、第2ステップへの移動確認S10を行う。具体的には、管理領域選定部7eは、来訪者が「3秒」以内に「第2領域」へ移動したか否かを判定する。
[0055]
 第2ステップへの移動確認S10で来訪者が「3秒」以内に「第2領域」へ移動していない場合、管理領域選定部7eは、S10・E9の処理を行う。具体的には、管理領域選定部7eは、来訪者の登録処理を終了する。
[0056]
 第2ステップへの移動確認S10で来訪者が「3秒」以内に「第2領域」へ移動した場合、管理領域選定部7eは、S10・E2の処理を行う。具体的には、管理領域選定部7eは、第2ステップの滞留時間を「4秒」に設定する。その後、管理領域選定部7eは、第2ステップの滞留確認S11を行う。具体的には、管理領域選定部7eは、来訪者が「第2領域」に「4秒」滞留しているか否かを判定する。
[0057]
 第2ステップの滞留確認S11で来訪者が「第2領域」に「4秒」滞留する前に「第2領域」から離脱した場合、管理領域選定部7eは、来訪者が登録の意思を持っていないと判定する。この場合、管理領域選定部7eは、S11・E3の処理を行う。具体的には、管理領域選定部7eは、来訪者の登録処理を終了する。
[0058]
 第2ステップの滞留確認S11で来訪者が「第2領域」に「4秒」滞留した場合、管理領域選定部7eは、来訪者が登録の意思を持っていると判定する。この場合、管理領域選定部7eは、S11・E8の処理を行う。具体的には、管理領域選定部7eは、第2ステップの移動時間を「5秒」に設定する。
[0059]
 その後、管理領域選定部7eは、第3ステップへの移動確認S20を行う。具体的には、管理領域選定部7eは、来訪者が「5秒」以内に「第3領域」へ移動したか否かを判定する。
[0060]
 第3ステップへの移動確認S20で来訪者が「5秒」以内に「第3領域」へ移動していない場合、管理領域選定部7eは、S20・E9の処理を行う。具体的には、管理領域選定部7eは、来訪者の登録処理を終了する。
[0061]
 第3ステップへの移動確認S20で来訪者が「5秒」以内に「第3領域」へ移動した場合、管理領域選定部7eは、S20・E4の処理を行う。具体的には、管理領域選定部7eは、第3ステップの滞留時間を「6秒」に設定する。その後、管理領域選定部7eは、第3ステップの滞留確認S21を行う。具体的には、管理領域選定部7eは、来訪者が「第3領域」に「6秒」滞留しているか否かを判定する。
[0062]
 第3ステップの滞留確認S21で来訪者が「第3領域」に「6秒」滞留する前に「第3領域」から離脱した場合、管理領域選定部7eは、来訪者が登録の意思を持っていないと判定する。この場合、管理領域選定部7eは、S21・E5の処理を行う。具体的には、管理領域選定部7eは、来訪者の登録処理を終了する。
[0063]
 第3ステップの滞留確認S21で来訪者が「第3領域」に「6秒」滞留した場合、管理領域選定部7eは、来訪者が登録の意思を持っていると判定する。この場合、管理領域選定部7eは、S21・E8の処理を行う。具体的には、管理領域選定部7eは、第3ステップの移動時間を「7秒」に設定する。
[0064]
 その後、管理領域選定部7eは、第4ステップへの移動確認S30を行う。具体的には、管理領域選定部7eは、来訪者が「7秒」以内に「第4領域」へ移動したか否かを判定する。
[0065]
 第4ステップへの移動確認S30で来訪者が「7秒」以内に「第4領域」へ移動していない場合、管理領域選定部7eは、S30・E9の処理を行う。具体的には、管理領域選定部7eは、来訪者の登録処理を終了する。
[0066]
 第4ステップへの移動確認S30で来訪者が「7秒」以内に「第4領域」へ移動した場合、管理領域選定部7eは、S30・E6の処理を行う。具体的には、管理領域選定部7eは、第4ステップの滞留時間を「8秒」に設定する。その後、管理領域選定部7eは、第4ステップの滞留確認S31を行う。具体的には、管理領域選定部7eは、来訪者が「第4領域」に「8秒」滞留しているか否かを判定する。
[0067]
 第4ステップの滞留確認S31で来訪者が「第4領域」に「8秒」滞留する前に「第4領域」から離脱した場合、管理領域選定部7eは、来訪者が登録の意思を持っていないと判定する。この場合、管理領域選定部7eは、S31・E7の処理を行う。具体的には、管理領域選定部7eは、来訪者の登録処理を終了する。
[0068]
 第4ステップの滞留確認S31で来訪者が「第4領域」に「8秒」滞留した場合、管理領域選定部7eは、来訪者が登録の意思を持っていると判定する。この場合、管理領域選定部7eは、S31・E8の処理を行う。具体的には、画像情報送信部7fは、管理領域選定部7eにより選定された管理領域1の顔認証装置4における認証用情報として、画像情報抽出部7dにより抽出された画像情報における来訪者の顔の画像情報を画像情報送信部7fに送信する。
[0069]
 以上で説明した実施の形態1によれば、監視カメラ5の画像情報における来訪者の位置に応じて、来訪者に利用を許可する管理領域1が選定される。このため、初めての来訪者に対して管理領域1の利用を許可することができる。
[0070]
 また、来訪者の位置の変化に応じて、来訪者に利用を許可する管理領域1が選定される。このため、管理領域1のセキュリティを維持しつつ、初めての来訪者に対して管理領域1の利用を許可することができる。
[0071]
 また、来訪者の位置に対応した画像領域の変化に応じて、来訪者に利用を許可する管理領域1が選定される。このため、監視カメラ5の画像情報を解析するだけで、初めての来訪者に対して管理領域1の利用を許可することができる。
[0072]
 また、画像領域の変化の条件は、適宜決定される。例えば、画像領域の変化の条件は、時間帯に応じて決定される。このため、時間帯に応じて、管理領域1のセキュリティの高さを変更することができる。
[0073]
 また、現時点において設定された移動時間が経過する前に来訪者の位置に対応した画像領域が変化しない場合、来訪者は、管理領域1の利用を許可されない。このため、管理領域1のセキュリティを維持することができる。この際、記憶装置7aにおいて、当該来訪者の画像情報を記憶してもよい。この場合、当該来訪者を不審者として管理することができる。
[0074]
 また、現時点において滞留時間が経過する前に来訪者の位置に対応した画像領域が変化した場合、来訪者は、管理領域1の利用を許可されない。このため、管理領域1のセキュリティを維持することができる。この際、記憶装置7aにおいて、当該来訪者の画像情報を記憶してもよい。この場合、当該来訪者を不審者として管理することができる。
[0075]
 また、来訪者の顔の画像情報は、選定された管理領域1の顔認証装置4における認証用情報として送信される。このため、当該顔認証装置4において当該来訪者の顔が照合される際に当該認証用情報に基づいて当該来訪者を認証することができる。この際、管理領域1の電気錠3を解くことで、当該来訪者に対して当該管理領域1の利用を許可することができる。
[0076]
 なお、来訪者の画像情報を抽出した監視カメラ5に応じて、来訪者に利用を許可する管理領域1を選定してもよい。この際、来訪者の登録に利用される監視カメラ5を適宜決定すればよい。この場合も、初めての来訪者に対して管理領域1の利用を許可することができる。
[0077]
 また、来訪者の画像情報を抽出した監視カメラ5に応じて来訪者に利用を許可する管理領域1を選定した際に、選定された管理領域1の顔認証装置4における認証用情報として来訪者の顔の画像情報を送信してもよい。この場合も、当該顔認証装置4において当該来訪者の顔が照合される際に当該認証用情報に基づいて当該来訪者を認証することができる。この際、管理領域1の電気錠3を解くことで、当該来訪者に対して当該管理領域1の利用を許可することができる。
[0078]
 また、来訪者の顔の画像情報を予め登録された各部門の担当者に向けて送信してもよい。この場合、管理領域1についての最終的な利用可否を各部門で判断することができる。
[0079]
 また、来訪者の登録に利用される監視カメラ5以外の監視カメラ5で登録された順番で画像情報における来訪者の位置が変化した際に、記憶装置7aにおいて、当該来訪者の画像情報を記憶してもよい。この場合、当該来訪者を不審者として管理することができる。
[0080]
 次に、図9を用いて、入退室管理装置7の例を説明する。
 図9はこの発明の実態の形態1における入退室管理装置のハードウェア構成図である。
[0081]
 入退室管理装置7の各機能は、処理回路により実現し得る。例えば、処理回路は、少なくとも1つのプロセッサ9aと少なくとも1つのメモリ9bとを備える。例えば、処理回路は、少なくとも1つの専用のハードウェア10を備える。
[0082]
 処理回路が少なくとも1つのプロセッサ9aと少なくとも1つのメモリ9bとを備える場合、入退室管理装置7の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせで実現される。ソフトウェアおよびファームウェアの少なくとも一方は、プログラムとして記述される。ソフトウェアおよびファームウェアの少なくとも一方は、少なくとも1つのメモリ9bに格納される。少なくとも1つのプロセッサ9aは、少なくとも1つのメモリ9bに記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、入退室管理装置7の各機能を実現する。少なくとも1つのプロセッサ9aは、CPU(Central Processing Unit)、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSPともいう。例えば、少なくとも1つのメモリ9bは、RAM、ROM、フラッシュメモリ、EPROM、EEPROM等の、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等である。
[0083]
 処理回路が少なくとも1つの専用のハードウェア10を備える場合、処理回路は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、またはこれらの組み合わせで実現される。例えば、入退室管理装置7の各機能は、それぞれ処理回路で実現される。例えば、入退室管理装置7の各機能は、まとめて処理回路で実現される。
[0084]
 入退室管理装置7の各機能について、一部を専用のハードウェア10で実現し、他部をソフトウェアまたはファームウェアで実現してもよい。例えば、管理領域選定部7eの機能については専用のハードウェア10としての処理回路で実現し、管理領域選定部7eの機能以外の機能については少なくとも1つのプロセッサ9aが少なくとも1つのメモリ9bに格納されたプログラムを読み出して実行することにより実現してもよい。
[0085]
 このように、処理回路は、ハードウェア10、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせで入退室管理装置7の各機能を実現する。

産業上の利用可能性

[0086]
 以上のように、この発明に係る入退室管理装置は、初めての来訪者に対して管理領域の利用を許可するシステムに利用できる。

符号の説明

[0087]
 1 管理領域、 2 扉、 3 電気錠、 4 顔認証装置、 5 監視カメラ、 6 パーソナルコンピュータ、 7 入退室管理装置、7a 記憶装置、 7b スケジュール管理部、 7c 画像情報受信部、 7d 画像情報抽出部、 7e 管理領域選定部、 7f 画像情報送信部、 8 ネットワーク、 9a プロセッサ、 9b メモリ、 10 ハードウェア

請求の範囲

[請求項1]
 監視カメラにより撮影された画像情報を受信する画像情報受信部と、
 前記画像情報受信部により受信された画像情報における来訪者の画像情報を抽出する画像情報抽出部と、
 前記画像情報抽出部により抽出された画像情報における来訪者の位置に応じて複数の管理領域の中から前記来訪者に利用を許可する管理領域を選定する管理領域選定部と、
を備えた入退室管理装置。
[請求項2]
 前記管理領域選定部は、前記画像情報抽出部により抽出された画像情報における来訪者の位置の変化に応じて複数の管理領域の中から前記来訪者に利用を許可する管理領域を選定する請求項1に記載の入退室管理装置。
[請求項3]
 前記管理領域選定部は、前記画像情報抽出部により抽出された画像情報における来訪者の位置に対応した画像領域の変化に応じて複数の管理領域の中から前記来訪者に利用を許可する管理領域を選定する請求項2に記載の入退室管理装置。
[請求項4]
 前記管理領域選定部は、前記画像情報抽出部により抽出された画像情報における来訪者の位置に対応した画像領域の変化の条件を時間帯に応じて決定する請求項3に記載の入退室管理装置。
[請求項5]
 前記管理領域選定部は、現時点において設定された移動時間が経過する前に前記画像情報抽出部により抽出された画像情報における来訪者の位置に対応した画像領域が変化しない場合に前記来訪者に利用を許可する管理領域を選定しない請求項3または請求項4に記載の入退室管理装置。
[請求項6]
 前記管理領域選定部は、現時点において滞留時間が経過する前に前記画像情報抽出部により抽出された画像情報における来訪者の位置に対応した画像領域が変化した場合に前記来訪者に利用を許可する管理領域を選定しない請求項3から請求項5のいずれか1項に記載の入退室管理装置。
[請求項7]
 予め設定された移動時間が経過する前に前記画像情報抽出部により抽出された画像情報における来訪者の位置に対応した画像領域が変化しない場合または予め設定された滞留時間が経過する前に前記画像情報抽出部により抽出された画像情報における来訪者の位置に対応した画像領域が変化した場合に、当該来訪者の画像情報を記憶する記憶装置、
を備えた請求項3から請求項6のいずれか1項に記載の入退室管理装置。
[請求項8]
 前記管理領域選定部により選定された管理領域の顔認証装置における認証用情報として、前記画像情報抽出部により抽出された画像情報における来訪者の顔の画像情報を送信する画像情報送信部、
を備えた請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の入退室管理装置。
[請求項9]
 複数の監視カメラにより撮影された画像情報を受信する画像情報受信部と、
 前記画像情報受信部により受信された画像情報における来訪者の画像情報を抽出する画像情報抽出部と、
 前記画像情報抽出部により抽出された画像情報を送信した監視カメラに応じて複数の管理領域の中から前記来訪者に利用を許可する管理領域を選定する管理領域選定部と、
を備えた入退室管理装置。
[請求項10]
 前記管理領域選定部により選定された管理領域の顔認証装置における認証用情報として、前記画像情報抽出部により抽出された画像情報における来訪者の顔の画像情報を送信する画像情報送信部、
を備えた請求項9に記載の入退室管理装置。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3]

[ 図 4]

[ 図 5]

[ 図 6]

[ 図 7]

[ 図 8]

[ 図 9]