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1. (WO2018225267) 吸水性シート
Document

明 細 書

発明の名称 吸水性シート

技術分野

0001  

背景技術

0002   0003  

先行技術文献

特許文献

0004  

発明の概要

0005  

図面の簡単な説明

0006   0007   0008   0009   0010   0011   0012   0013   0014   0015   0016   0017   0018   0019   0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033   0034   0035   0036   0037   0038   0039   0040  

実施例

0041   0042   0043   0044   0045   0046   0047   0048   0049   0050   0051   0052   0053   0054  

産業上の利用可能性

0055  

請求の範囲

1   2   3   4   5   6   7   8   9   10  

図面

1   2   3   4   5  

明 細 書

発明の名称 : 吸水性シート

技術分野

[0001]
 本発明は吸水性シートに関する。

背景技術

[0002]
 汗、血液、尿等の身体の体液、ペットの尿、又は台所やトイレ等の水回りの水等を、気軽に吸収し、清潔さを保ちたいとのニーズがある。このようなニーズを満たす吸水性シートには、柔軟性が求められる。
[0003]
 例えば、特許文献1には、柔らかい基板の表面の一部に、熱溶融型接着剤及び水性液体吸収ポリマーを含む水性液体吸収材料を配置した、柔らかい水性液体吸収構造体が記載されている。また、特許文献2には、基材の表面上にポリアルキレンオキシド変性物の層が直接形成された、潤滑性の維持したシートが記載されている。

先行技術文献

特許文献

[0004]
特許文献1 : WO2004112849(A2)
特許文献2 : WO2011086980(A1)

発明の概要

[0005]
 本発明は、基材シートと吸水性ポリマーとを有する吸水性シートである。前記吸水性ポリマーは、熱可塑性吸水性高分子、又は溶剤に溶解する吸水性高分子である。前記吸水性シートを平面視して、前記吸水性ポリマーが配されたポリマー配置部と前記吸水性ポリマーが配されていないポリマー非配置部とが面方向に分散して配されている。前記吸水性シートを断面視して、前記ポリマー配置部が、前記基材シートの両面それぞれから間隔を空けた中間領域に配されている。

図面の簡単な説明

[0006]
[図1] 図1は、本発明の好ましい実施形態である吸水性シートを一方の表面側から透視して視た平面図である。
[図2] 図2は、図1に示すII-II線断面図である。
[図3] 図3は、不織布を構成する繊維と繊維との間の多数の孔の一部の孔をポリマー配置部が膜状に覆って形成されている状態を電子顕微鏡を用いて撮影したシートの平面図である。
[図4] 図4は、図3のシートにおいて、ポリマー配置部がシートの一方の表面から内部に亘る領域に配されている状態を電子顕微鏡を用いて撮影したシートの断面図である。
[図5] 図5は、図1に示す吸水性シートを例えば男性用の下着に使用した一例の図である。

発明の詳細な説明

[0007]
 特許文献1に記載の水性液体吸収構造体は、基板の表面上に水性液体吸収材料が配置されているので、嵩張って厚みが出てしまい柔軟性を向上させることが難しい。
[0008]
 また、特許文献2に記載のシートは、カミソリに代表されるウエットシェービング器具を構成する、金属製或いはポリプロピレン等の樹脂製の基材を用い、該基材の表面上にポリアルキレンオキシド変性物を直接塗布して形成された層のことである。このように、特許文献2には、不織布等のシート上にポリアルキレンオキシド変性物を直接塗布して形成する複合シートに関して、何ら記載されていない。
[0009]
 本発明は、前述した従来技術が有する欠点を解消し、柔軟性が高く、内部に液を吸収し易く、液戻り量の少ない吸水性シートに関するものである。
[0010]
 以下、本発明を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。
 本発明の吸水性シートの好ましい一実施形態である吸水性シート1は、図1及び図2に示すように、基材シート2と吸水性ポリマーとを有するシートである。
[0011]
 本発明の吸水性シートは、その平面視した形状が特に限定されるものではないが、吸水性シート1では、図1に示すように、縦方向に長い長方形状を有している。以下、長方形状の吸水性シート1に関し、縦方向をX方向、縦方向Xに直行する方向を横方向(Y方向)、厚み方向をZ方向として説明する。尚、吸水性シートの平面視形状は、長方形状以外に、例えば、正方形状、円形状、楕円形形状、多角形形状等であってもよい。
[0012]
 吸水性シート1のサイズに関しては、特に制限されず、吸水性シート1の使用場面、使用状況或いは使用用途等に応じて適宜設定すればよいところ、吸水性シート1を例えば軽度失禁用のシートとして用いる場合には、縦方向(X方向)の長さは、好ましくは30mm以上、さらに好ましくは60mm以上、また、好ましくは500mm以下、さらに好ましくは200mm以下である。そして、吸水性シート1の横方向(Y方向)の長さは、好ましくは20mm以上、さらに好ましくは40mm以上、また、好ましくは200mm以下、さらに好ましくは150mm以下である。そして、吸水性シート1の厚み方向(Z方向)の長さは、好ましくは0.05mm以上、さらに好ましくは0.1mm以上、また、好ましくは20mm以下、さらに好ましくは15mm以下である。
[0013]
 基材シート2は、吸水性シート1の外形形状に一致している。即ち基材シート2のサイズ(縦方向X、横方向Y及び厚み方向Zそれぞれの長さ)は、吸水性シート1のサイズ(縦方向X、横方向Y及び厚み方向Zそれぞれの長さ)に一致している。
[0014]
 基材シート2は、後述する吸水性シート1の中間領域にポリマー配置部3を形成する観点から、多孔性シートであることが好ましく、多孔性シートで且つ通気性シートであることが更に好ましい。ここで、多孔性シートとしては、繊維と繊維との間において該繊維で外周が囲まれて孔となっている不織布(図3及び図4参照)、繊維と繊維との間が孔となっている織物、編み物、レース、或いはフェルト等の布、ポリウレタン等の合成樹脂を発泡成形した内部及び表面に細かな孔が無数に空いたスポンジ、通気性の孔を有する紙、通気性の孔を有するフィルム等が挙げられ、吸水性シート1の中間領域にポリマー配置部3を形成し易い観点から、吸水性シート1では基材シート2が不織布で形成されている。
[0015]
 基材シート2として不織布を用いる場合、不織布としては、例えば、エアスルー不織布、スパンボンド不織布、スパンレース不織布、メルトブローン不織布、レジンボンド不織布、及びニードルパンチ不織布などが挙げられる。また、これらの不織布の2種以上を積層した積層体を用いてもよく、通気性且つ液非透過性の樹脂フィルムとこれらの不織布との積層体を用いてもよい。吸水性シート1の中間領域にポリマー配置部3を形成し易く、柔軟性を向上させる観点から、不織布としては、単層のエアスルー不織布と単層のエアスルー不織布とを積層した不織布積層体が好ましく用いられる。該不織布の坪量(不織布積層体の場合は不織布の全体の坪量)は、好ましくは5g/m 2以上、更に好ましくは10g/m 2以上、そして、好ましくは200g/m 2以下、更に好ましくは150g/m 2以下である。
[0016]
 吸水性シート1を構成する吸水性ポリマーは、熱可塑性吸水性高分子、又は溶剤に溶解する吸水性高分子である。吸水性ポリマーは、吸水性シート1の中間領域にポリマー配置部3を形成し易い観点から、その重量平均分子量が、好ましくは3万以上、更に好ましくは5万以上、更に好ましくは10万以上、そして、好ましくは100万以下、更に好ましくは70万以下、更に好ましくは50万以下、具体的には、好ましくは3万以上100万以下、更に好ましくは5万以上70万以下、更に好ましくは10万以上50万以下である。重量平均分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)により測定される標準ポリスチレン換算の値である。
[0017]
 熱可塑性吸水性高分子とは、融点を持つ吸水性高分子で、熱により溶融し且つ水を吸収する性質を持つものであり、例えば、ポリアルキレンオキサイド系樹脂等が挙げられる。ポリアルキレンオキサイド系樹脂としては、例えばエチレンオキサイドのようなアルキレンオキサイドの単独重合体、並びにエチレンオキサイドのようなアルキレンオキサイド及びこれと共重合可能なモノマーの共重合体等が挙げられる。アルキレンオキサイドとしてエチレンオキサイドを用いる場合、これと共重合可能なモノマーとしては、例えばプロピレンオキサイドやブチレンオキサイド等を用いることができる。
[0018]
 ポリアルキレンオキサイド系樹脂としては、特にポリエチレンオキサイド系樹脂を用いることが好ましい。ポリエチレンオキサイド系樹脂の具体例としては、ポリエチレングリコール、エチレンオキサイド/プロピレンオキサイド共重合体、エチレンオキサイド/飽和ビスメチレンジフェニルジイソシアネート共重合体、エチレンオキサイド/イソシアネート共重合体等が挙げられる。エチレンオキサイド/イソシアネート共重合体の具体例としては、エチレンオキサイド/飽和ビスメチレンジフェニルジイソシアネート共重合体、エチレンオキサイド/ヘキサメチルジイソシアネート共重合体等が挙げられる。これらのうち、エチレンオキサイド/飽和ビスメチレンジフェニルジイソシアネート(SMDI)共重合体としては市販品を用いることもでき、そのような市販品としては例えば「アクアコークTWB」(商品名:住友精化株式会社製)等が挙げられる。熱可塑性吸水性高分子は、吸水性シート1の中間領域にポリマー配置部3を形成し易い観点から、その融点が、好ましくは40℃以上、更に好ましくは50℃以上、そして、好ましくは200℃以下、更に好ましくは150℃以下、具体的には、好ましくは40℃以上200℃以下、更に好ましくは50℃以上150℃以下である。尚、吸水性シート1の製造のし易さの観点から、熱可塑性吸水性高分子の融点は、基材シート2として不織布を用いる場合、該不織布の構成繊維の融点よりも低いことが好ましい。
[0019]
 溶剤に溶解する吸水性高分子としては、例えば、飽和ビスメチレンジフェニルジイソシアネート(SMDI)を含む共重合体、ヘキサメチルジイソシアネート(HDI)を含む共重合体、ジメチルアクリルアミド(DMAA)を含む共重合体、親水部を有するセグメントを持つトリブロック共重合体又はマルチブロック共重合体、ウレイドピリミジノン(UPy)を含む共重合体等が挙げられる。飽和ビスメチレンジフェニルジイソシアネート(SMDI)を含む共重合体としては、市販品として、上述した「アクアコークTWB」(商品名:住友精化株式会社製)が挙げられ、それ以外に、「アキュリン46N」(商品名:ダウ・ケミカル株式会社製)、「アキュリン44」(商品名:ダウ・ケミカル株式会社製)等が挙げられる。ヘキサメチルジイソシアネート(HDI)を含む共重合体の市販品としては、例えば、「アデカノールGT-700」(商品名:ADEKA社製)等が挙げられる。ジメチルアクリルアミド(DMAA)を含む共重合体としては、ジメチルアクリルアミド(DMAA)とN-t-ブチルアクリルアミド(TBAA)とのブロック共重合体等が挙げられる。ウレイドピリミジノン(UPy)を含む共重合体としては、ジメチルアクリルアミド(DMAA)と、ウレイドピリミジノン(UPy)を含むメタクリル酸誘導体モノマー(UPyMA)とのランダム共重合体等が挙げられる。
[0020]
 吸収性高分子が「溶剤に溶解する」とは、本発明の表面処理用組成物の使用温度において、100gのエタノール/水=90/10(重量比)混合溶媒と、(A)の吸水性ポリマー5gとを混合して20分間撹拌したときに、該溶媒中に残存する未溶解のポリマーの質量が0.1g以下であることを指す。
[0021]
 溶剤に溶解する吸水性高分子は、吸水性シート1の中間領域にポリマー配置部3を形成し易い観点から、25℃のエタノール100gに対する溶解する量が、好ましくは1g以上であり、更に好ましくは5g以上である。該溶解する量の上限値に特に制限はなく、高ければ高いほど好ましいが、3g程度であれば十分に満足すべき効果が得られる。
 また、溶剤に溶解する吸水性高分子は、吸水性シート1の中間領域にポリマー配置部3を形成し易い観点から、エタノール70gと水30gとの25℃の混合溶媒100gに対する溶解する量が、好ましくは1g以上であり、更に好ましくは5g以上である。該溶解する量の上限値に特に制限はなく、高ければ高いほど好ましいが、3g程度であれば十分に満足すべき効果が得られる。
[0022]
 吸水性シート1は、図1に示すように平面視して、吸水性ポリマーが配されたポリマー配置部3と吸水性ポリマーが配されていないポリマー非配置部4とが面方向(X方向及びY方向)に分散して配されている。吸水性シート1では、ポリマー配置部3が一方の表面1h上に又は他方の表面1t上に配されておらず、吸水性シート1の内部の中間領域にのみ配されている。即ち、ポリマー非配置部4は、図2に示すように吸水性シート1を断面視して、基材シート2の両面間に亘って形成されており、言い換えれば、吸水性シート1の一方の表面1hから他方の表面1tに亘って形成されており、ポリマー配置部3と厚み方向(Z方向)に重なっていない部分である。
[0023]
 吸水性シート1は、図2に示すように断面視して、ポリマー配置部3が、基材シート2の両面それぞれから、言い換えれば、吸水性シート1の一方の表面1h及び他方の表面1tそれぞれから、間隔を空けた中間領域に形成されている。吸水性シート1では、ポリマー配置部3は、吸水性シート1を断面視して、吸水性シート1の内部の中間領域にのみ形成されており、図1に示すように平面視して、面方向(X方向及びY方向)に不均一に分散して配されている。
[0024]
 吸水性シート1の表面1h,1tとは、吸水性シート1をフェザー剃刀(品番FAS‐10、フェザー安全剃刀(株)製)を用いて厚み方向(Z方向)に沿って切断し、吸水性シート1の厚み方向(Z方向)に沿う断面を、走査型電子顕微鏡(VE‐8800 株式会社キーエンス社製、以下「SEM」ともいう)を用いて観察した場合に、その画像において、厚み方向Zの最外方に位置する部位によって形成される、吸水性シート1の厚み方向Zと直交する面である。例えば、吸水性シート1を構成する基材シート2が、不織布である場合には、不織布厚み方向Zの最外方に位置する複数の繊維によって形成される、不織布厚み方向Zと直交する面(不織布を外部から観察した場合に観察可能な面)である。尚、拡大画像に基づいて不織布の表面を決定する際には、不織布厚み方向Zの外方に単独で大きく突出しているようなイレギュラーな繊維は除外する。
[0025]
 吸水性シート1が液戻り量を少なくし易い観点から、吸水性シート1は、図2に示すように断面視して、基材シート2の厚みT2に対する中間領域に配されたポリマー配置部3の厚みT3の割合((T3/T2)×100)が、好ましくは1%以上、更に好ましくは2%以上、更に好ましくは5%以上であり、また、好ましくは90%以下、更に好ましくは50%以下、更に好ましくは30%以下であり、具体的には、好ましくは1%以上90%以下、更に好ましくは2%以上50%以下、更に好ましくは5%以上30%以下である。尚、基材シート2の厚みT2とは、上述した吸水性シート1の一方の表面1hと他方の表面1tとの間隔である。また、吸水性シート1におけるポリマー配置部3の厚みT3とは、図2に示すように断面視して、ポリマー配置部3における最も一方の表面1hの近くに位置する部分と、ポリマー配置部3における最も他方の表面1tの近くに位置する部分との間隔である。
[0026]
 ポリマー配置部3は、吸水性ポリマーが基材シート2の中間領域に配されていれば、吸水性ポリマーの形状が特に限定されるものではなく、吸水性ポリマーの形状は、球状、塊状又は俵状等の粒子状であってもよく、繊維状のもの等であってもよく、薄い膜状であってもよく、これらの組み合わせの形状であってもよいが、吸水性シート1では図3に示すように、膜状に形成されている。吸水性シート1では、基材シート2が不織布であり、ポリマー配置部3は基材シート2の一部の孔を膜状に覆っている。具体的には、吸水性シート1では、ポリマー配置部3は、不織布からなる基材シート2を構成する繊維と繊維との間の多数の孔の少なくとも一部の孔を膜状に覆って形成されている。膜状に覆う吸水性ポリマーの形状は、基材シート2を構成する繊維と繊維との間の孔の全域を覆う形状であってもよく、孔の全域の一部を覆う形状であってもよく、これらの組み合わせの形状であってもよい。
[0027]
 吸水性シート1は、例えば、2枚の同形同大の基材シート2b,2bを用いて製造する。具体的に、吸水性ポリマーが熱可塑性吸水性高分子の場合には、例えば(イ)1枚目の基材シート2bの表面上に吸水性ポリマーを配した後、該吸水性ポリマーに熱をかけて溶融し、溶融させた吸水性ポリマーを該基材シート2bの一方の表面から内部に浸透させ、その後冷却することによって、ポリマー配置部3が該基材シート2bの一方の表面から内部に亘る領域に配された図3及び図4に示すシート1bを製造する。そして、製造されたシート1bの一方の表面1bh上に残りの1枚の基材シート2bを重ね合わせ、その後、熱をかけて吸水性ポリマーを溶融し、その後冷却することによって、2枚の基材シート2b,2bどうしを固定して、基材シート2の中間領域にポリマー配置部3が配された吸水性シート1を製造することができる。また、例えば、(ロ)1枚目の基材シート2bの表面上に吸水性ポリマーを配した後、残りの1枚の基材シート2bを重ね合わせて、2枚の基材シート2b,2bで吸水性ポリマーを挟み、その後、該吸水性ポリマーに熱をかけて溶融し、溶融させた吸水性ポリマーを2枚の基材シート2b,2bに浸透させ、その後冷却することによって、2枚の基材シート2b,2bどうしを固定して、基材シート2の中間領域にポリマー配置部3が配された吸水性シート1を製造することができる。
[0028]
 また、吸水性シート1は、吸水性ポリマーが溶剤に溶解する吸水性高分子の場合には、例えば(ハ)吸水性ポリマーを溶剤に溶解させた後、吸水性ポリマーが溶解した溶液を、例えば刷毛を用いて図3及び図4に示すように1枚目の基材シート2bの表面に塗り付けた後、残りの1枚の基材シート2bを重ね合わせて、2枚の基材シート2b,2bで吸水性ポリマーを挟み、その後乾燥することによって、2枚の基材シート2b,2bどうしを固定して、基材シート2の中間領域にポリマー配置部3が配された吸水性シート1を製造することができる。
[0029]
 上述した吸水性シート1は、図1に示すように平面視して、ポリマー配置部3とポリマー非配置部4とが面方向(X方向及びY方向)に分散して配されている。このようにポリマー非配置部4が分散して配されているので、柔軟性が向上すると共に、吸水性シート1の中間領域に液が吸収され易い。また、吸水性シート1は、図2に示すように断面視して、ポリマー配置部3が、基材シート2の両面、即ち、吸水性シート1の両面1h,1tそれぞれから間隔を空けた中間領域に配されている。その為、液戻り量が少なくなる。
[0030]
 また、上述した吸水性シート1は、基材シート2が多孔性シートであり、図3に示すように、ポリマー配置部3が基材シート2の孔を膜状に覆って形成されている。その為、柔軟性が更に向上する。特に、上述した吸水性シート1は、基材シート2が多孔性シートで且つ通気性シートである不織布で形成されているため、ポリマー非配置部4によって通気性を十分に確保することができる。
[0031]
 上述した効果を一層奏する観点から、吸水性シート1では、以下の構成の1つ又は複数を備えていることが好ましい。
[0032]
 基材シート2の質量に対する吸水性ポリマーの質量の割合は、好ましくは1質量%以上であり、更に好ましくは5質量%以上であり、そして、好ましくは200質量%以下であり、更に好ましくは150質量%以下であり、具体的には、好ましくは1質量%以上200質量%以下であり、更に好ましくは5質量%以上150質量%以下である。
 基材シート2の質量は、基材シート2の内部に吸水性ポリマーが配された吸水性シート1から測定する場合には、基材シート2から吸水性ポリマーを取り除いた基材シート2の質量を測定して求める。具体的には、先ず、吸水性シート1の質量を測定しておく。次に、基材シート2の内部に配された吸水性ポリマーを、吸水性ポリマーが熱可塑性吸水性高分子の場合には溶融させ、或いは、吸水性ポリマーが溶剤に溶解する吸水性高分子の場合には溶剤に溶解させて、基材シート2の内部から取り除き、基材シート2から吸水性ポリマーを取り除いたシートを、基材シート2として、その質量を測定する。そして、吸水性ポリマーの質量は、吸水性シート1の質量から基材シート2の質量を引いて差分を出し、これを吸水性ポリマーの質量とする。
 また、基材シート2の質量が予め分かっている場合には、吸水ポリマーの質量は、先ず、基材シート2の質量を測定しておく。次に、吸水性ポリマーが熱可塑性吸水性ポリマーの場合には溶融させて基材シート2と複合化して吸水性シート1を作製する。或いは、吸水性ポリマーが溶剤に溶解する吸水性ポリマーの場合には溶剤に溶解させて基材シート2と複合化し十分に溶剤を揮発させて吸水性シート1を作製する。吸水性シート1の質量から基材シート2の質量を引いて差分を出し、これを吸水性ポリマーの質量とする。
[0033]
 吸水性シート1の一方の表面1h側或いは他方の表面1t側から平面視して、ポリマー配置部3の面積の総和は、基材シート2の表面積の、好ましくは1%以上であり、更に好ましくは5%以上であり、更に好ましくは10%以上であり、そして、好ましくは99%以下であり、更に好ましくは95%以下であり、更に好ましくは90%以下であり、具体的には、好ましくは1%以上99%以下であり、更に好ましくは5%以上95%以下であり、更に好ましくは10%以上90%以下である。ポリマー配置部3の面積の総和は、面方向(X方向及びY方向)に分散して配されている各ポリマー配置部3の輪郭で囲まれた面積の総和である。ポリマー配置部3の面積の総和は実施例に記載の方法で測定できる。
[0034]
 吸水性シート1の一方の表面1h側或いは他方の表面1t側から平面視して、ポリマー非配置部4の面積の総和は、ポリマー配置部3の面積の総和の、好ましくは1%以上であり、更に好ましくは5%以上であり、更に好ましくは10%以上であり、そして、好ましくは99%以下であり、更に好ましくは95%以下であり、更に好ましくは90%以下であり、具体的には、好ましくは1%以上99%以下であり、更に好ましくは5%以上95%以下であり、更に好ましくは10%以上90%以下である。ポリマー非配置部4の面積の総和は、面方向(X方向及びY方向)に分散して配されている各ポリマー非配置部4の輪郭で囲まれた面積の総和である。
[0035]
 上述した吸水性シート1は、柔軟性が高く、液が吸収され易く、液戻り量が少ないので、汗、血液、尿等の身体の体液、ペットの尿、又は台所やトイレ等の水回りの水等を、気軽に吸収することができ、清潔さを保ちたいとのニーズを満たすことが可能である。特に、上述した吸水性シート1は、失禁した尿を吸収する方法に用いることができる。失禁した尿を吸収する方法には、例えば、図5に示すように、上述した吸水性シート1を男性用のブリーフ等の下着10の内面或いは外面の股下部に配置して使用する。具体的には、下着10の股下部における、着用時に着用者のペニスの位置する部分に対向配置される排泄部対向部に、上述した吸水性シート1を配置して使用する。上述した吸水性シート1を下着10の内面或いは外面の股下部に配置して使用すれば、柔軟性が高いので、装着感が良く、失禁した尿が吸収できる。また、液戻り量が少ないので、使用感が向上する。
[0036]
 上述した吸水性シート1は、更に、平均粒径が、0.1μm以上の無機粒子を有することが好ましく、1μm以上の無機粒子を有することが更に好ましく、5μm以上の無機粒子を有することが更に好ましく、そして、500μm以下の無機粒子を有することが好ましく、300μm以下の無機粒子を有することが更に好ましく、100μm以下の無機粒子を有することが更に好ましく、具体的には、0.1μm以上500μm以下の無機粒子を有することが好ましく、平均粒径が1μm以上300μm以下の無機粒子を有することが更に好ましく、平均粒径が5μm以上100μm以下の無機粒子を有することが更に好ましい。無機粒子としては、シリカ、アルミナ、チタニア、炭酸カルシウム、ベントナイト、タルク、カオリン、ゼオライト等が挙げられる。無機粒子の平均粒径は、レーザー回折/散乱式粒度分布測定装置(例えば、株式会社堀場製作所製、LA-960)を使用し、常法に従って測定することができる。
[0037]
 本発明の吸水性シートは、上述した実施形態の吸水性シート1に何ら制限されるものではなく、適宜変更可能である。
 例えば、上述の実施形態の吸水性シート1においては、基材シート2として、不織布を用いているが、不織布に液非透過性の樹脂フィルムを張り合わせた積層体を用いてもよい。
[0038]
 また、上述の実施形態の吸水性シート1においては、2枚の同形同大の基材シート2b,2bを用いて製造しているが、例えば、1枚の単層の基材シート2を用い、吸水性ポリマーを溶剤に溶解させた溶液を基材シート2の内部に注入し、その後乾燥することによって、基材シート2の中間領域にポリマー配置部3が配された吸水性シート1を製造してもよい。
[0039]
 上述した実施態様に関し、本発明は更に以下の吸水性シートを開示する。
<1>
 基材シートと吸水性ポリマーとを有する吸水性シートであって、
 前記吸水性ポリマーは、熱可塑性吸水性高分子、又は溶剤に溶解する吸水性高分子であり、
 前記吸水性シートを平面視して、前記吸水性ポリマーが配されたポリマー配置部と前記吸水性ポリマーが配されていないポリマー非配置部とが面方向に分散して配されており、
 前記吸水性シートを断面視して、前記ポリマー配置部が、前記基材シートの両面それぞれから間隔を空けた中間領域に配されている、吸水性シート。
[0040]
<2>
 前記基材シートは多孔性シートであり、前記ポリマー配置部は該基材シートの一部の孔を膜状に覆っている、前記<1>に記載の吸水性シート。
<3>
 前記基材シートの質量に対する前記吸水性ポリマーの質量の割合は、1質量%以上200質量%以下である、前記<1>又は<2>に記載の吸水性シート。
<4>
 前記吸水性シートを断面視して、前記ポリマー非配置部は、前記基材シートの両面間に亘っている、前記<1>~<3>の何れか1に記載の吸水性シート。
<5>
 前記吸水性シートは、更に、平均粒径が0.1μm以上500μm以下の無機粒子を有する、前記<1>~<4>の何れか1に記載の吸水性シート。
<6>
 前記吸水性ポリマーは、その重量平均分子量が3万以上100万以下である、前記<1>~<5>の何れか1に記載の吸水性シート。
<7>
 熱可塑性吸水性高分子は、その融点が40℃以上である、前記<1>~<6>の何れか1に記載の吸水性シート。
<8>
 前記溶剤に溶解する吸水性高分子は、25℃のエタノール100g、又はエタノール70gと水30gとの25℃の混合溶媒100gに対する溶解する量が、1g以上である、前記<1>~<7>の何れか1に記載の吸水性シート。
<9>
 前記基材シートは不織布である、前記<1>~<8>の何れか1に記載の吸水性シート。
<10>
 前記基材シートは同形同大の2枚のシートから形成されており、各シートが単層のエアスルー不織布である、前記<1>~<9>の何れか1に記載の吸水性シート。
<11>
 前記基材シートは、その坪量が5g/m 2以上200g/m 2以下の不織布である、前記<1>~<10>の何れか1に記載の吸水性シート。
<12>
 前記吸水性シートの一方の表面側から平面視して、前記ポリマー非配置部の面積の総和は、前記ポリマー配置部の面積の総和の、1%以上99%以下である、前記<1>~<11>の何れか1に記載の吸水性シート。
<13>
 前記<1>~<12>の何れか1に記載の吸水性シートを男性用のブリーフ等の下着の内面あるいは外面の股下部に配置して使用する、失禁した尿を吸収する方法。

実施例

[0041]
 以下、実施例により本発明を更に詳細に説明する。しかしながら本発明の範囲はかかる実施例に制限されない。
[0042]
 〔実施例1〕
 基材シート2となる元の2枚の同形同大の基材シート2b,2bとしては、30g/m 2のPEで形成されたエアスルー不織布を用意した。該エアスルー不織布は、縦方向(X方向)の長さが100mmであり、横方向(Y方向)の長さが100mmであり、厚み方向(Z方向)の長さが4mmであった。そして、市販品の「アクアコークTWB」(商品名:住友精化株式会社製)をメタノール(60℃で溶解後、室温に冷却。濃度10wt%)に溶解させた後、吸水性ポリマーが溶解した溶液を、刷毛を用いて1枚目の基材シート2bの表面の一部に塗り付けた後、乾燥した。その後、残りの1枚の基材シート2bを重ね合わせて、2枚の基材シート2b,2bで吸水性ポリマーを挟み、熱プレス(スペーサーPET製0.3mmを使用し、70℃、2MPaで2分)によって、2枚の基材シート2b,2bどうしを固定して、基材シート2の中間領域にポリマー配置部3が配された厚さは1mm以下の実施例1の吸水性シートを製造した。実施例1の吸水性シートに関し、上述した方法によって得られた基材シート2の質量に対する吸水性ポリマーの質量の割合は33質量%であり、後述する方法によって得られた基材シートの表面積に対するポリマー配置部3の面積の総和の割合は15%であった。
[0043]
 〔実施例2〕
 元の2枚の基材シート2b,2bとして45g/m 2のエアスルー不織布に変更する以外は、実施例1の吸水性シートと同様にして、実施例2の吸水性シートを製造した。実施例2の吸水性シートに関し、上述した方法によって得られた基材シート2の質量に対する吸水性ポリマーの質量の割合は33質量%であり、後述する方法によって得られた基材シートの表面積に対するポリマー配置部3の面積の総和の割合は20%であった。
[0044]
 〔実施例3〕
 元の2枚の基材シート2b,2bとして45g/m 2のエアスルー不織布に変更する以外は、実施例1の吸水性シートと同様にして、実施例3の吸水性シートを製造した。実施例3の吸水性シートに関し、上述した方法によって得られた基材シート2の質量に対する吸水性ポリマーの質量の割合は67質量%であり、後述する方法によって得られた基材シートの表面積に対するポリマー配置部3の面積の総和の割合は40%であった。
[0045]
 〔比較例1〕
 実施例2の吸水性シートの製造に用いた45g/m 2のエアスルー不織布を、熱プレス(スペーサーPET製0.3mmを使用し、70℃、2MPaで2分)したものを比較例1のシートとして使用した。
[0046]
 〔比較例2〕
 元の2枚の基材シート2b,2bとして45g/m 2のエアスルー不織布に変更し、吸水性ポリマーが溶解した溶液を、1枚目の基材シート2bの一方の表面の全面に塗り付けた以外は、実施例1と同様にして、比較例2のシートを製造した。
 比較例2のシートに関し、上述した方法によって得られた基材シート2の質量に対する吸水性ポリマーの質量の割合は222質量%であり、後述する方法によって得られた基材シートの表面積に対するポリマー配置部の面積の総和の割合は100%であった。
[0047]
 〔参考例1〕
 30g/m 2のPEで形成された単層のエアスルー不織布を用意した。該エアスルー不織布は、縦方向(X方向)の長さが100mmであり、横方向(Y方向)の長さが100mmであり、厚み方向(Z方向)の長さが4mmであった。そして、実施例1と同じ吸水性ポリマーが溶解した溶液を、刷毛を用いてスパンボンド不織布の一方の表面に塗り付け、乾燥した後、熱プレス(スペーサーPET製0.3mmを使用し、70℃、2MPaで2分)することによって、参考例1のシートを製造した。参考例1のシートに関し、上述した方法によって得られたエアスルー不織布の質量に対する吸水性ポリマーの質量の割合は67質量%であり、後述する方法によって得られたエアスルー不織布の表面積に対するポリマー配置部3の面積の総和の割合は15%であった。
[0048]
 〔参考例2〕
 45g/m 2のPEで形成された単層のスパンボンド不織布に変更する以外は、参考例1と同様にして、参考例2のシートを製造した。参考例2のシートに関し、上述した方法によって得られたスパンボンド不織布の質量に対する吸水性ポリマーの質量の割合は67質量%であり、後述する方法によって得られたスパンボンド不織布の表面積に対するポリマー配置部3の面積の総和の割合は20%であった。
[0049]
 〔性能評価〕
 製造された実施例1~3の吸水性シート、比較例1~2のシート及び参考例1~2のシートの各サンプルについて、それぞれ、下記方法によって、吸収容量、及び液戻り量を評価した。それらの結果を下記表1に示す。尚、後述する方法によって、基材シートの表面積に対するポリマー配置部3の面積の総和の割合を求めた。
[0050]
 <吸収容量>
 各サンプルに対して、高吸水性樹脂の吸水試験法であるJIS K 7223-1996に準拠して吸収容量の測定を行った。25℃に調温した生理食塩水(0.9質量%塩化ナトリウム水)に各サンプルを全体が浸かるように浸漬させた。浸漬開始から10分後に生理食塩水から各サンプルを取り出し、遠心脱水器(コクサン(株)、型式130c特型)を用いて脱水した。脱水条件は800rpm×5分とした。脱水後、各サンプルの質量を測定し、次式に従って遠心保持量(単位:g/g)を算出し、その算出値を各サンプルをの吸収容量とした。次式中、各質量はg単位である。
 遠心保持量=(遠心脱水後のサンプルの質量-吸水前のサンプルの質量)/吸水前のサンプルの質量
 尚、測定は23±2℃、湿度50±5RH%で行い、測定の前には各サンプルを測定と同じ環境で24時間以上保存した。
 表中の凡例は次の通りである。
A:>3g/g
B:1~3g/g
C:<1g/g
[0051]
 <液戻り量>
 水平な台の上に実施例、比較例及び参考例で得られた試験片(50×50mm)を配置した。この状態下に、大塚製薬株式会社製の生理食塩水を青色に着色した液を0.5g滴下した。滴下が終了して30秒後に試験片の上に濾紙(No.2、90mm、アドバンテック社製)を置き、更にその上にアクリル板を置き、3g/cm 2の圧力を30秒間にわたり加えた。生理食塩水の滴下の前後における濾紙の質量を測定し、その変化量から濾紙の吸収量を求めた。そして、以下の式によって液戻り率を算出した。

 液戻り率(%)=濾紙の吸収量(g)/0.5(g)×100
 尚、測定は23±2℃、湿度50±5RH%で行い、測定の前には各サンプルを測定と同じ環境で24時間以上保存した。
 なお、表中の凡例は次の通りである。
A:<5%
B:5~20%
C:>20%
[0052]
 <基材シートの表面積に対するポリマー配置部の面積の総和の割合>
 SEM(50倍)を用いて、無作為に5か所の画像を取り出し、画像解析ソフト「ImageJ」によりポリマー配値部の面積を求めた。面積値は5枚の画像の平均値とした。
[0053]
[表1]


[0054]
 表1に示す結果から明らかなように、実施例1~3の吸水性シートは、比較例1のシートに比べて、吸収容量が高く、液が吸収され易いことが分かった。また、実施例1~3の吸水性シートは、比較例1~2のシート及び参考例1~2のシートに比べて、液戻り量が少ないことが分かった。

産業上の利用可能性

[0055]
 本発明の吸水性シートによれば、柔軟性が高く、シートの内部に液が吸収され易く、液戻り量が少ない。

請求の範囲

[請求項1]
 基材シートと吸水性ポリマーとを有する吸水性シートであって、
 前記吸水性ポリマーは、熱可塑性吸水性高分子、又は溶剤に溶解する吸水性高分子であり、
 前記吸水性シートを平面視して、前記吸水性ポリマーが配されたポリマー配置部と前記吸水性ポリマーが配されていないポリマー非配置部とが面方向に分散して配されており、
 前記吸水性シートを断面視して、前記ポリマー配置部が、前記基材シートの両面それぞれから間隔を空けた中間領域に配されている、吸水性シート。
[請求項2]
 前記基材シートは多孔性シートであり、前記ポリマー配置部は該基材シートの一部の孔を膜状に覆っている、請求項1に記載の吸水性シート。
[請求項3]
 前記基材シートの質量に対する前記吸水性ポリマーの質量の割合は、1質量%以上200質量%以下である、請求項1又は2に記載の吸水性シート。
[請求項4]
 前記吸水性シートを断面視して、前記ポリマー非配置部は、前記基材シートの両面間に亘っている、請求項1~3の何れか1項に記載の吸水性シート。
[請求項5]
 前記吸水性シートは、更に、平均粒径が0.1μm以上500μm以下の無機粒子を有する、請求項1~4の何れか1項に記載の吸水性シート。
[請求項6]
 前記吸水性ポリマーは、その重量平均分子量が3万以上100万以下である、請求項1~5の何れか1項に記載の吸水性シート。
[請求項7]
 熱可塑性吸水性高分子は、その融点が40℃以上である、請求項1~6の何れか1項に記載の吸水性シート。
[請求項8]
 前記溶剤に溶解する吸水性高分子は、25℃のエタノール100g、又はエタノール70gと水30gとの25℃の混合溶媒100gに対する溶解する量が、1g以上である、請求項1~7の何れか1項に記載の吸水性シート。
[請求項9]
 前記基材シートは不織布である、請求項1~8の何れか1項に記載の吸水性シート。
[請求項10]
 前記請求項1~9の何れか1項に記載の吸水性シートを男性用のブリーフ等の下着の内面あるいは外面の股下部に配置して使用する、失禁した尿を吸収する方法。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3]

[ 図 4]

[ 図 5]