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1. (WO2018225142) 表示制御装置、車載機器、表示制御システムおよび表示制御方法
Document

明 細 書

発明の名称 表示制御装置、車載機器、表示制御システムおよび表示制御方法

技術分野

0001  

背景技術

0002  

先行技術文献

特許文献

0003  

発明の概要

発明が解決しようとする課題

0004   0005  

課題を解決するための手段

0006  

発明の効果

0007  

図面の簡単な説明

0008  

発明を実施するための形態

0009   0010   0011   0012   0013   0014   0015   0016   0017   0018   0019   0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033   0034   0035   0036   0037   0038   0039   0040   0041   0042   0043   0044   0045   0046   0047   0048   0049   0050   0051   0052   0053   0054   0055   0056   0057   0058   0059   0060   0061   0062   0063   0064   0065   0066   0067   0068   0069   0070   0071   0072   0073   0074   0075   0076   0077   0078   0079   0080   0081   0082   0083   0084   0085   0086   0087   0088   0089   0090   0091   0092   0093   0094   0095   0096   0097   0098   0099   0100   0101   0102   0103   0104   0105   0106   0107   0108   0109   0110   0111   0112  

産業上の利用可能性

0113  

符号の説明

0114  

請求の範囲

1   2   3   4   5   6   7   8   9   10  

図面

1   2   3   4   5   6   7   8   9   10   11   12   13   14   15   16   17   18   19   20   21   22  

明 細 書

発明の名称 : 表示制御装置、車載機器、表示制御システムおよび表示制御方法

技術分野

[0001]
 この発明は、情報の表示を制御する機能を備えた装置等において、当該機能のうち、ユーザに推薦する機能を表示する技術に関するものである。

背景技術

[0002]
 従来、ユーザの嗜好に合った情報をユーザが選択入力可能に表示し、ユーザに推薦する技術が考案されている。例えば、特許文献1に記載されたコンテンツ選択装置では、電子番組表上でコンテンツに対する評価のユーザ入力、または画面上で検索条件のユーザ指定等を受け付け、当該ユーザ入力またはユーザ指定に基づいてコンテンツの評価を行い、ユーザの嗜好に合うと判断したコンテンツをユーザに推薦するコンテンツであるとして、電子番組表上で他のコンテンツとは異なる表示態様、例えば推薦するコンテンツに斜線を付す等により表示している。

先行技術文献

特許文献

[0003]
特許文献1 : 国際公開第2005/027512号

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0004]
 上記特許文献1に記載されたコンテンツ選択装置が推薦することができるコンテンツは、表示画面に表示された電子番組表上で表示されたコンテンツに限定される。そのため、特許文献1に開示された技術では、例えば、表示する情報が階層構造を有している場合に、表示画面に表示された電子番組表の下位層に存在する機能をユーザに推薦するように表示することができないという課題があった。
 電子番組表の下位層に存在する機能をユーザに推薦する表示を行うためには、表示画面上で新たな表示領域を確保し、当該新たな表示領域に下位層に存在する機能を表示する必要がある。そのため、表示画面上で電子番組表を表示するための領域が狭められるという課題があった。
[0005]
 この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、表示画面に表示された情報の表示領域を狭めることなく、表示画面に表示された情報の下位層に存在するユーザに推薦する機能を、表示させることを目的とする。

課題を解決するための手段

[0006]
 この発明に係る表示制御装置は、機器の機能を選択する入力キーを表示するための表示情報を生成する表示情報制御部と、上位入力キーと、当該上位入力キーに紐付けられた複数の下位入力キーとから階層的に構成された入力キーに、ユーザに推薦する機能が対応付けられた下位入力キーが存在すると判定した場合に、当該下位入力キーを抽出する推薦機能抽出部と、推薦機能抽出部が抽出した下位入力キーに紐付けられた上位入力キーの表示位置に、当該上位入力キーが視認可能に、抽出された下位入力キーを重畳表示するグラフィック情報を生成する推薦機能描画部とを備え、表示情報制御部は、推薦機能描画部が生成したグラフィック情報を用いて、生成した表示情報を更新するものである。

発明の効果

[0007]
 この発明によれば、表示画面に表示された情報の表示領域を狭めることなく、表示された情報の下位層に存在するユーザに推薦する機能を、表示させることができる。

図面の簡単な説明

[0008]
[図1] 実施の形態1から実施の形態3で示す表示制御装置をナビゲーション装置に適用した場合の表示例を示す図である。
[図2] 実施の形態1に係る表示制御装置の構成を示すブロック図である。
[図3] 図3A、図3Bおよび図3Cは、実施の形態1に係る表示制御装置の表示情報蓄積部に蓄積された情報の一例を示す図である。
[図4] 図4A、図4Bは、実施の形態1に係る表示制御装置のハードウェア構成例を示す図である。
[図5] 実施の形態1に係る表示制御装置の表示制御動作を示すフローチャートである。
[図6] 図6A、図6Bは、実施の形態1に係る表示制御装置の下位入力キーのグラフィック情報を示す図である。
[図7] 実施の形態1に係る表示制御装置の複製された下位入力キーが推薦表示された表示例を示す図である。
[図8] 実施の形態1に係る表示制御装置の機能実行動作を示すフローチャートである。
[図9] 実施の形態2に係る表示制御装置を備えた表示制御システムの構成を示すブロック図である。
[図10] 実施の形態2に係る表示制御装置の効果情報蓄積部の蓄積例を示す図である。
[図11] 図11A、図11Bは、実施の形態2に係る表示制御装置のハードウェア構成例を示す図である。
[図12] 実施の形態2に係る表示制御装置と情報配信サーバによる、視覚的効果の蓄積動作を示すシーケンス図である。
[図13] 実施の形態2に係る表示制御装置の表示制御動作を示すフローチャートである。
[図14] 図14A、図14B、図14Cは、実施の形態2に係る表示制御装置のグラフィック情報を示す図である。
[図15] 実施の形態2に係る表示制御装置の複製された下位入力キーが推薦表示された表示例を示す図である。
[図16] 実施の形態2に係る表示制御装置のその他の構成を示すブロック図である。
[図17] 実施の形態3に係る表示制御装置の構成を示すブロック図である。
[図18] 実施の形態3に係る表示制御装置の表示制御動作を示すフローチャートである。
[図19] 実施の形態3に係る表示制御装置の複製された下位入力キーが推薦表示された表示例を示す図である。
[図20] 実施の形態3に係る表示制御装置の機能実行動作を示すフローチャートである。
[図21] 実施の形態3に係る表示制御装置の表示制御動作を示すフローチャートである。
[図22] 実施の形態3に係る表示制御装置の下位入力キー切り替え後の表示例を示す図である。

発明を実施するための形態

[0009]
 以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
 以下の実施の形態1から実施の形態3で示す表示制御装置は、情報を提示する装置、例えばナビゲーション装置(車載機器)等に適用することができる。図1は、以下の実施の形態1から実施の形態3で示す表示制御装置100をオーディオ一体型のナビゲーション装置に適用した場合の表示例を示している。図1で示した表示装置200の画面例は、地図情報を表示する第1の表示領域200aと入力キーを表示する第2の表示領域200bで構成されている。なお、以下では、図1で示した第2の表示領域200bの表示を、デフォルト表示と記載する。
 この実施の形態1から実施の形態3で示す表示制御装置は、少なくとも第2の表示領域200bの表示制御を行うものである。第2の表示領域200bには、例えばオーディオソースを切り替える機能、表示地図の視点を切り替える機能等を選択するユーザ操作を受け付ける入力キーが表示される。
 第1の表示領域200aの表示制御は以下の実施の形態1から実施の形態3で示す表示制御装置が行ってもよいし、他の表示制御手段が行ってもよい。なお、第1の表示領域200aに地図情報を表示する制御は、公知の表示制御技術を適用可能であるため、詳細な説明は省略する。
[0010]
実施の形態1.
 図2は、実施の形態1に係る表示制御装置100の構成を示すブロック図である。
 表示制御装置100は、入力制御部101、表示情報制御部102、表示情報蓄積部103、出力制御部104、推薦機能取得部105、推薦機能抽出部106、推薦機能描画部107、機能実行制御部108および機能実行部109を備える。
 また、表示制御装置100は、表示装置200および操作入力装置300と接続される。表示装置200は、例えば、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ、プラズマディスプレイまたはブラウン管ディスプレイ等のディスプレイにより実現される。操作入力装置300は、例えば表示装置200と一体で形成されたタッチパネル、表示装置200と別に設けられたハードキー等により実現される。
[0011]
 入力制御部101は、操作入力装置300を介して入力されたユーザ操作の操作情報を取得する。入力制御部101は、取得した操作情報の内容に応じて、表示情報制御部102に操作情報を出力する。
 操作情報とは、第2の表示領域200bに表示された入力キーを操作する情報である。操作する情報には、操作した入力キーを示す情報および入力キーに対する操作内容(例えば、シングルクリック、ダブルクリック、長押し、フリック等の操作)の情報が含まれる。入力制御部101は、操作情報を、表示情報制御部102に出力する。
[0012]
 表示情報制御部102は、表示情報蓄積部103を参照し、表示装置200の第2の表示領域200bに表示すべき表示情報を生成する。表示情報制御部102は、第2の表示領域200bのデフォルト表示の表示情報を生成してバッファ等の一時格納領域(図示しない)に格納する。
 また、表示情報制御部102は、後述する推薦機能描画部107が生成した推薦機能のグラフィック情報を用いて、デフォルト表示の表示情報を更新する処理を行う。表示情報制御部102は、更新した表示情報を出力制御部104に出力すると共に、一時格納領域に格納する。なお、表示情報制御部102が生成する表示情報の詳細については後述する。
 表示情報制御部102は、入力制御部101から入力された操作情報を、推薦表示された入力キーに対する操作か否かの判定のため、後述する機能実行制御部108に出力する。また、表示情報制御部102は、機能実行制御部108から、推薦表示された入力キーに対する操作か否かの判定結果を取得する。表示情報制御部102は、取得した判定結果と、入力キーと機能の紐付け情報とに基づいて、実行する機能を、後述する機能実行部109に出力する。
[0013]
 表示情報蓄積部103は、表示装置200の第2の表示領域200bを構成する入力キーに関する情報を蓄積する。表示情報蓄積部103は、例えば、図3に示す情報を蓄積する。
 図3は、実施の形態1に係る表示制御装置100の表示情報蓄積部103に蓄積された情報の一例を示す図である。
 図3Aは、第2の表示領域200bを構成する入力キーの階層情報と、各入力キーによって実行される機能を紐づけた情報(以下、入力キーと機能の紐付け情報と記載する)とを示す図である。第2の表示領域200bに表示される入力キーは階層的に設定されている。
 図3Aの例では、第1階層の入力キーとして「1(AVSource)」が存在する。当該第1階層の入力キー「1(AVSource)」に、第2階層の入力キー「1(SD)」、「2(CD)」、「3(TV)」、「4(Bluetooth)(登録商標、以下記載を省略する)」および「5(ラジオ)」が紐付けられている。さらに第2階層の入力キー「5(ラジオ)」に、第3階層の入力キー「1(AM)」および「2(FM)」が紐付けられている。
 また、第1階層の入力キー「1(AVSource)」の下位層の第2階層の入力キー「1(SD)」に対して、実行機能「1(SDに切替)」が紐づけられている。同様に、第1階層の入力キー「1(AVSource)」の下位層の第2階層の入力キー「5(ラジオ)」の下位層の第3階層の入力キー「1(AM)」に対して、実行機能「5(AMラジオに切替)」が紐づけられている。
[0014]
 図3Aを参照しながら、第2の表示領域200bに入力キーを表示した場合に、階層構造に応じて設定される上位入力キーと下位入力キーとの関係について説明する。
 図3Aにおいて、例えば第1階層の入力キーである「1(AVSource)」が第2の表示領域200bに表示されている場合、当該入力キー「1(AVSource)」が上位入力キーとなる。一方、当該入力キー「1(AVSource)」に対応付けられた第2階層の入力キー「1(SD)」、「2(CD)」、「3(TV)」、および「4(Bluetooth)」、「5(ラジオ)」および第3階層の入力キー「1(AM)」、「2(FM)」が下位入力キーとなる。
 一方、例えば第2階層の入力キーである「1(SD)」、「2(CD)」、「3(TV)」、「4(Bluetooth)」、および「5(ラジオ)」が第2の表示領域200bに表示されている場合、当該入力キー「1(SD)」、「2(CD)」、「3(TV)」、「4(Bluetooth)」、および「5(ラジオ)」が上位入力キーとなる。当該入力キー「5(ラジオ)」に対応付けられた第3階層の入力キー「1(AM)」および「2(FM)」が下位入力キーとなる。
 このように、上位入力キーは、ユーザに推薦する機能を表示していない状態において、第2の表示領域200bに表示する階層の入力キーであり、下位入力キーは、当該上位入力キーに紐づけられた下位層の入力キーである。
[0015]
 図3Bは、上位入力キーとして第2の表示領域200bに表示された入力キー「1(AVSource)」のグラフィック情報の一例を示す図である。
 図3Cは、下位入力キーとして第2の表示領域200bに表示された入力キー「1(AVSource)」に紐付けられた入力キー「4(Bluetooth)」のグラフィック情報を示している。
 グラフィック情報は、ID、表示文字、表示位置、文字の大きさ、枠の大きさ、文字の色、背景の色、および効果で構成されている。
[0016]
 IDは、階層関係と、図3Aに示した入力キーの情報とで構成された情報である。
 表示文字は、入力キーとして表示される文字である。
 表示位置は、入力キーの表示位置を示す情報である。例えば、表示位置(1,1,5)および表示位置(2,2,2)の1つ目の要素「1」および「2」は表示される階層を示す数字であり、「1(AVSource)」の入力キーが最も上位の層に表示されることを示し、「4(Bluetooth)」の入力キーが上から2番目の下位の層に表示されることを示している。
 文字の大きさは、入力キーの表示文字の大きさを示す情報である。
 枠の大きさは、入力キーの表示領域の大きさを示す情報である。
 文字の色は、入力キーの表示文字の描画色を示す情報である。
 背景の色は、入力キーの背景の領域の描画色を示す情報である。
 効果は、入力キーの表示を点滅させる、または半透明にする等の表示効果を示す情報である。ここで、半透明とは、下位入力キーを透過させて、当該下位入力キーに紐付けられた上位入力キーを表示することである。
[0017]
 表示情報制御部102は、上述した図3Aから図3Cに示した情報に基づいて、第2の表示領域200bの表示情報を生成する。表示情報は、表示する各入力キーに対応した上位入力キーおよび下位入力キーを示す階層情報、および当該上位入力キーおよび下位入力キーに対応付けられた実行機能を示す情報、各入力キーの上位入力キーおよび下位入力キーのグラフィック情報で構成される。
[0018]
 出力制御部104は、表示情報制御部102から入力された表示情報に基づいて、第2の表示領域200bに情報を表示する制御を行う。
 推薦機能取得部105は、階層的に設定された複数の機能の中から、ユーザに推薦する機能を取得する。推薦機能取得部105は、例えばユーザの操作の履歴を示す情報、ユーザの操作の頻度を示す情報、各機能に付加された優先度等に基づいて、ユーザに推薦する機能を取得する。また、ユーザに推薦する機能は、固定の機能であってもよい。その場合、推薦機能取得部105は、メモリ(図示しない)または外部装置(図示しない)から、蓄積された固定の機能を取得する。また、ユーザに推薦する機能は、機能を提供する側が順位付けに基づいて決定した機能であってもよいし、ランダムに決定した機能であってもよい。推薦機能取得部105は、取得したユーザに推薦する機能を、推薦機能として推薦機能抽出部106に出力する。
 なお、推薦機能取得部105は、階層的に設定された機能のうち、第2の表示領域200bに表示する階層(上位層)の機能を推薦機能として取得する場合、または上位層に紐付けられた下位層の機能を推薦機能として取得する場合がある。
[0019]
 推薦機能取得部105が、階層的に設定された機能のうち、下位層に位置する機能をユーザに推薦する機能として取得する技術は、公知の技術を適用可能である。公知の技術として、例えば、以下に示す参考文献1に記載された技術が存在する。
・参考文献1
特開2010-218436号公報(請求項1、請求項5、段落[0029]-[0033]、段落[0094]-[0097]等の記載)
[0020]
 推薦機能抽出部106は、表示情報制御部102から取得した入力キーと機能の紐付け情報、および上位入力キーを参照し、上位入力キーに紐付けられた下位入力キーに、推薦機能取得部105から入力された推薦機能と同一の実行機能が紐付けられた下位入力キーが、存在するか判定を行う。推薦機能抽出部106は、推薦機能と同一の実行機能が紐付けられた下位入力キーが存在する場合に、推薦機能描画部107に対して当該下位入力キーのグラフィック情報の複製および変更を指示する。推薦機能抽出部106は、グラフィック情報の複製および変更を指示する際に、複製および変更すべき下位入力キーの情報および当該下位入力キーに紐づけられた上位入力キーの情報も合わせて推薦機能描画部107に出力する。
[0021]
 推薦機能描画部107は、表示情報蓄積部103から、推薦機能抽出部106からグラフィック情報の複製および変更が指示された下位入力キーおよび,当該下位入力キーに紐づけられた上位入力キーのグラフィック情報を取得する。推薦機能描画部107は、上位入力キーのグラフィック情報を参照しながら、複製した下位入力キーのグラフィック情報を変更する。
 ここで、複製した下位入力キーのグラフィック情報の変更には、下位入力キーを紐付けられた上位入力キーに重畳表示させる変更と、複製した下位入力キーを重畳表示した結果、複製した下位入力キーの下側に位置する上位入力キーの表示内容をユーザが視認可能に表示させる変更と、重畳表示する複製した下位入力キーを視覚的に強調する効果を付加する変更とが含まれる。なお、推薦機能描画部107は、複製した下位入力キーのグラフィック情報の変更として、上述した変更以外の変更を追加して行ってもよい。
[0022]
 複製した下位入力キーを紐付けられた上位入力キーに重畳表示させる変更とは、具体的に、複製した下位入力キーの表示位置および枠の大きさを、重畳させる上位入力キーの表示位置および枠の大きさと一致させる変更である。
 重畳表示した複製した下位入力キーの下側に位置する上位入力キーの表示内容をユーザが視認可能に表示させる変更とは、具体的に、複製した下位入力キーを点滅表示させるまたは半透明に表示させる効果を付加する等の変更である。
 重畳表示する複製した下位入力キーを視覚的に強調する効果を付加する変更とは、具体的に、複製した下位入力キーの色を変更する、模様をつける、文字を大きくする、または略語を使う等の変更である。
 推薦機能描画部107は、複製および変更した下位入力キーのグラフィック情報を表示情報制御部102に出力する。
[0023]
 機能実行制御部108は、推薦機能抽出部106から複製および変更すべき下位入力キーの情報および当該下位入力キーに紐付けられた上位入力キーの情報を取得し、取得した情報と、表示情報制御部102から入力された操作情報とに基づいて、推薦表示された下位入力キー、当該下位入力キーが重畳表示された上位入力キー、または推薦機能が表示されていない通常の入力キーのいずれが選択されたか判定を行う。機能実行制御部108は、判定結果を表示情報制御部102に出力する。表示情報制御部102は、入力された判定結果に応じて、表示情報蓄積部103から対応する実行機能を読み出し、機能実行部109に出力する。
 機能実行部109は、表示情報制御部102から入力された実行機能を実行する処理を行う。
[0024]
 次に、表示制御装置100のハードウェア構成例を説明する。
 図4A、図4Bは、表示制御装置100のハードウェア構成例を示す図である。
 表示制御装置100における入力制御部101、表示情報制御部102、出力制御部104、推薦機能取得部105、推薦機能抽出部106、推薦機能描画部107、機能実行制御部108および機能実行部109は、図4Aに示すように専用のハードウェアである処理回路100aであってもよいし、図4Bに示すようにメモリ100cに格納されているプログラムを実行するプロセッサ100bであってもよい。
[0025]
 図4Aに示すように、入力制御部101、表示情報制御部102、出力制御部104、推薦機能取得部105、推薦機能抽出部106、推薦機能描画部107、機能実行制御部108および機能実行部109が専用のハードウェアである場合、処理回路100aは、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit),FPGA(Field-programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたものが該当する。入力制御部101、表示情報制御部102、出力制御部104、推薦機能取得部105、推薦機能抽出部106、推薦機能描画部107、機能実行制御部108および機能実行部109の各部の機能それぞれを処理回路で実現してもよいし、各部の機能をまとめて1つの処理回路で実現してもよい。
[0026]
 図4Bに示すように、入力制御部101、表示情報制御部102、出力制御部104、推薦機能取得部105、推薦機能抽出部106、推薦機能描画部107、機能実行制御部108および機能実行部109がプロセッサ100bである場合、各部の機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェアまたはファームウェアはプログラムとして記述され、メモリ100cに格納される。プロセッサ100bは、メモリ100cに記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、入力制御部101、表示情報制御部102、出力制御部104、推薦機能取得部105、推薦機能抽出部106、推薦機能描画部107、機能実行制御部108および機能実行部109の各機能を実現する。即ち、入力制御部101、表示情報制御部102、出力制御部104、推薦機能取得部105、推薦機能抽出部106、推薦機能描画部107、機能実行制御部108および機能実行部109は、プロセッサ100bにより実行されるときに、後述する図5および図8に示す各ステップが結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ100cを備える。また、これらのプログラムは、入力制御部101、表示情報制御部102、出力制御部104、推薦機能取得部105、推薦機能抽出部106、推薦機能描画部107、機能実行制御部108および機能実行部109の手順または方法をコンピュータに実行させるものであるともいえる。
[0027]
 ここで、プロセッサ100bとは、例えば、CPU(Central Processing Unit)、処理装置、演算装置、プロセッサ、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、またはDSP(Digital Signal Processor)などのことである。
 メモリ100cは、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically EPROM)等の不揮発性または揮発性の半導体メモリであってもよいし、ハードディスク、フレキシブルディスク等の磁気ディスクであってもよいし、ミニディスク、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)等の光ディスクであってもよい。
[0028]
 なお、入力制御部101、表示情報制御部102、出力制御部104、推薦機能取得部105、推薦機能抽出部106、推薦機能描画部107、機能実行制御部108および機能実行部109の各機能について、一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェアまたはファームウェアで実現するようにしてもよい。このように、表示制御装置100における処理回路100aは、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせによって、上述の各機能を実現することができる。
[0029]
 次に、表示制御装置100の動作について説明する。
 表示制御装置100の動作は、入力キーの表示制御を行う処理と、表示された入力キーが選択された際の機能実行を行う処理とに分けて説明する。
 図5は、実施の形態1に係る表示制御装置100の表示制御動作を示すフローチャートである。
 なお、図5のフローチャートの処理が行われる前提として、表示情報制御部102が第2の表示領域200bにデフォルト表示を行うための表示情報を生成し、出力制御部104が当該表示情報に基づいて第2の表示領域200bに情報を表示する制御を行っているものとする。また、第2の表示領域200bのデフォルト表示の表示情報は一時格納領域に格納されているものとする。また、推薦機能取得部105は、例えばユーザの操作履歴を示す情報を参照してユーザに推薦する機能を算出しているものとする。
[0030]
推薦機能取得部105は、推薦機能を取得し、推薦機能抽出部106に出力する(ステップST1)。推薦機能抽出部106は、表示情報制御部102から入力キーと機能の紐付け情報、および上位入力キーを取得する(ステップST2)。
[0031]
 推薦機能抽出部106は、ステップST2で取得した入力キーと機能の紐付け情報、および上位入力キーを参照し、下位入力キーの実行機能に、推薦機能取得部105が算出した推薦機能と同一の実行機能が存在するか否か判定を行う(ステップST3)。同一の実行機能が存在する場合(ステップST3;YES)、推薦機能抽出部106は、推薦機能と同一の実行機能が紐付けられた下位入力キーと、当該下位入力キーに紐付けられた上位入力キーとを示す情報を推薦機能描画部107に出力し、当該下位入力キーのグラフィック情報の複製および変更を推薦機能描画部107に指示する(ステップST4)。一方、同一の実行機能が存在しない場合(ステップST3;NO)、処理を終了する。
[0032]
 推薦機能描画部107は、ステップST4で入力された情報に基づいて、下位入力キーおよび上位入力キーのグラフィック情報を表示情報蓄積部103から取得する(ステップST5)。推薦機能描画部107は、ステップST5で取得したグラフィック情報を参照し、複製した下位入力キーを上位入力キーに重畳表示するための変更を、複製した下位入力キーのグラフィック情報に対して行い、表示情報制御部102に出力する(ステップST6)。表示情報制御部102は、ステップST6で入力された複製された下位入力キーのグラフィック情報を用いて新たな入力キーを生成し、一時格納領域の表示情報を更新し、更新後の表示情報を出力制御部104に出力する(ステップST7)。
[0033]
 出力制御部104は、ステップST7で入力された表示情報に基づいて、表示装置200の第2の表示領域200bに情報を表示する制御を行い(ステップST8)、処理を終了する。
[0034]
 次に、上述した図5のフローチャートの各処理について、図1、図3、図6および図7を参照しながら具体的に説明する。
 図6は、実施の形態1に係る表示制御装置100の下位入力キーのグラフィック情報を示す図であり、図6Aはオリジナルのグラフィック情報を示し、図6Bは複製および変更後のグラフィック情報を示している。
 図7は、実施の形態1に係る表示制御装置100の表示例を示す図であって、複製および変更後の下位入力キーのグラフィック情報を推薦表示した表示例を示す図である。
[0035]
 図5のフローチャートの処理が行われる前提として、第2の表示領域200bに図1で示したデフォルト表示が行われているものとする。また、推薦機能取得部105は、ユーザに推薦する機能として、「Bluetoothへの切替機能」を算出しているものとする。
 ステップST1として推薦機能取得部105は、算出した推薦機能を推薦機能抽出部106に出力する。
[0036]
 表示情報制御部102が一時格納領域に保有する情報は、第2の表示領域200bのデフォルト表示に表示された上位入力キー、当該上位入力キーに紐付けられた下位入力キーとの階層情報および入力キーの実行機能を示す情報(例えば、図3Aで示した情報であって、入力キーと機能との紐づけ情報)、当該上位入力キーと当該下位入力キーのグラフィック情報(例えば図3B、図3C)、および当該グラフィック情報から生成された表示情報で構成される。
 ステップST2として、推薦機能抽出部106は、表示情報制御部102に対して、入力キーと機能の紐付け情報、および上位入力キーの取得要求を行い、取得する。
[0037]
 ステップST3として、推薦機能抽出部106は、取得した入力キーと機能の紐付け情報、および上位入力キーを参照し、各下位入力キーの実行機能である「1(SDに切替)」、「2(CDに切替)」、「3(TVに切替)」、「4(Bluetoothに切替)」、「5(AMラジオに切替)」および「6(FMラジオに切替)」に、推薦機能取得部105が算出した推薦機能である「Bluetoothへの切替機能」と同一の実行機能が存在するか否か判定を行う。
[0038]
 同一の実行機能「4(Bluetoothに切替)」が存在することから(ステップST3;YES)、ステップST4として、推薦機能抽出部106は実行機能「4(Bluetoothに切替)」に対応した下位入力キー「1-4(Bluetooth)」のグラフィック情報の複製および変更を、推薦機能描画部107に指示する。推薦機能抽出部106は、グラフィック情報の複製および変更を指示する際に、下位入力キー「1-4(Bluetooth)」の情報と、当該下位入力キーに紐付けられた上位入力キー「1(AVSource)」の情報とを、推薦機能描画部107に出力する。
[0039]
 ステップST5として、推薦機能描画部107は、表示情報蓄積部103から、下位入力キー「1-4(Bluetooth)」のグラフィック情報、および上位入力キー「1(AVSource)」のグラフィック情報を取得する。
 ステップST6として、推薦機能描画部107は、上位入力キー「1(AVSource)」のグラフィック情報を用いて、複製した下位入力キーのグラフィック情報の「表示文字」、「表示位置」、「文字の大きさ」、「枠の大きさ」、「背景の色」、「効果」を変更する。
[0040]
 推薦機能描画部107による、グラフィック情報の変更の一例を図6Aおよび図6Bに示している。図6Aと図6Bのグラフィック情報を比較すると、「表示文字」が「Bluetooth」から「BT」に変更され、「表示位置」が「(2,2,2)」から「(1,1,5)」に変更され、「文字の大きさ」が「3」から「5」に変更され、「枠の大きさ」が「1×3」から「1×1」に変更され、「背景の色」が「5(灰色)」から「2(青色)」に変更され、「効果」が「0(なし)」から「2(半透明)」に変更されている。
[0041]
 表示文字は、視覚的に強調する効果を付加することを目的とし、「Bluetooth」から「BT」に変更されている。
 表示位置は、下位入力キーを紐付けられた上位入力キーに重畳表示させることを目的とし、「(2,2,2)」から上位入力キーの表示位置「(1,1,5)」(図3B参照)と同一の位置に変更している。表示位置の一つ目の要素は表示位置の階層を示しており、図6Aでは階層が第2階層であることを示しているが、図6Bでは階層が第1階層に変更されている。なお、階層における表示位置も同じに変更されている。これにより、推薦機能に対応した複製された下位入力キーが上位入力キーと同一階層の同じ位置に表示される、すなわち複製された下位入力キーが上位入力キーに重畳表示される。
[0042]
 文字の大きさは、視覚的に強調する効果を付加することを目的とし、「3」から「5」に変更されている。
 枠の大きさは、下位入力キーを紐付けられた上位入力キーに重畳表示させることを目的とし、「1×3」から上位入力キーの枠の大きさ「1×1」(図3B参照)と同一の大きさに変更されている。
 背景の色は、視覚的に強調する効果を付加することを目的とし、「5(灰色)」から「2(青色)」に変更されている。
 効果は、複製された下位入力キーの下側に位置する上位入力キーの表示内容をユーザが視認可能に表示させることを目的とし、「0(なし)」から「2(半透明)」に変更されている。
[0043]
 推薦機能描画部107は、図6Bで示した複製および変更後の下位入力キーのグラフィック情報を表示情報制御部102に出力する。ステップST7として、表示情報制御部102は、入力されたグラフィック情報を用いて新たな入力キーを生成し、一時格納領域の表示情報を更新し、更新後の表示情報を出力制御部104に出力する。ステップST8として、出力制御部104は、入力された情報に基づいて、図7に示す表示を行うように、表示制御を行う。
 図7の表示例では、変更後のグラフィック情報に応じて、上位入力キー200c(「AVSource」)に複製された下位入力キー200d(「BT」)が重畳表示されている。また、複製された下位入力キー200dは、表示文字は「BT」(略語)、文字の色は「白」、背景の色は「青」、文字の大きさは「5」となっている。また、上位入力キー200cをユーザが視認できるよう、複製された下位入力キー200dの表示は半透明となっている。
[0044]
 次に、表示された入力キーが選択された際の機能実行を行う処理について説明する。
 図8は、実施の形態1に係る表示制御装置100の機能実行動作を示すフローチャートである。図8のフローチャートでは、上述した図7で示した表示画面に対して操作入力が行われるものとして説明を行う。
 入力制御部101は、操作入力装置300を介して機能実行を指示するユーザ操作を受け付けると、ユーザ操作に応じた操作情報を表示情報制御部102に出力する。表示情報制御部102は、機能実行制御部108に、取得した操作情報を出力する(ステップST21)。機能実行制御部108は、推薦機能抽出部106から、複製および変更すべき下位入力キーの情報および当該下位入力キーに紐づけられた上位入力キーの情報を取得し、ステップST21で入力された操作情報で示されたユーザ操作が、推薦機能である下位入力キーが重畳表示された入力キーを選択する操作であるか否か判定を行う(ステップST22)。
[0045]
 推薦機能が重畳表示された入力キーを選択する操作である場合(ステップST22;YES)、機能実行制御部108はさらに操作情報を参照し、入力キーに対する操作内容が予め設定した操作内容(例えば、ダブルクリック)であるか否か判定を行う(ステップST23)。予め設定した操作内容であった場合(ステップST23;YES)、機能実行制御部108は、推薦表示された下位入力キーが選択されたと判断する(ステップST24)。機能実行制御部108は、表示情報制御部102に、推薦表示された下位入力キーを示す情報を返す。表示情報制御部102は、受け取った実行すべきキーを示す情報と、参照した入力キーと機能の紐付け情報に基づいて、選択された下位入力キーに対応付けられた実行機能を取得し、機能実行部109に出力する(ステップST25)。
[0046]
 一方、予め設定した操作内容でなかった場合(ステップST23;NO)、機能実行制御部108は、推薦機能が重畳表示された上位入力キーが選択されたと判断する(ステップST26)。機能実行制御部108は、表示情報制御部102に、推薦機能が重畳表示された上位入力キーを示す情報を返す。表示情報制御部102は、受け取った実行すべきキーを示す情報と、参照した入力キーと機能の紐付け情報に基づいて、選択された上位入力キーに対応付けられた実行機能を取得し、機能実行部109に出力する(ステップST27)。
[0047]
 また、推薦機能が重畳表示された入力キーを選択する操作でなかった場合(ステップST22;NO)、機能実行制御部108は推薦機能が表示されていない通常の入力キーが選択されたと判断する(ステップST28)。機能実行制御部108は、表示情報制御部102に、通常の入力キーを示す情報を返す。表示情報制御部102は、受け取った実行すべきキーを示す情報と、参照した入力キーと機能の紐付け情報に基づいて、選択された通常の入力キーに対応付けらえた実行機能を取得し、機能実行部109に出力する(ステップST29)。機能実行部109は、ステップST25、ステップST27またはステップST29で入力された実行機能に基づいて、機能を実行し(ステップST30)、処理を終了する。
[0048]
 次に、図8のフローチャートの各処理について、図3および図7を参照しながら具体的に説明する。
 ステップST21として、図7の第2の表示領域200bにおいてユーザ操作を受け付けると、入力制御部101は、ユーザ操作が入力されたキーを示す情報、ユーザ操作の操作内容を含む操作情報を表示情報制御部102に出力する。表示情報制御部102は、機能実行制御部108に、取得した操作情報を出力する。ステップST22として、機能実行制御部108は、操作情報が示す入力キーを示す情報と、推薦機能抽出部106から取得した、複製および変更すべき下位入力キーの情報および当該下位入力キーに紐づけられた上位入力キーの情報とに基づいて、ユーザ操作が、推薦機能が重畳表示された入力キー200eを選択する操作であると判定する(ステップST22;YES)。
[0049]
 ステップST23として、入力キー200eに対する操作内容が予め設定したダブルクリックであると判定された場合(ステップST23;YES)、ステップST24として、機能実行制御部108は推薦表示された下位入力キー200d(「BT」)が選択されたと判断する。ステップST25として、機能実行制御部108は、表示情報制御部102に、推薦表示された下位入力キーを示す情報(「1-4(Bluetooth)」)を返す。表示情報制御部102は、受け取った実行すべきキーを示す情報と、参照した図3Aの情報に基づいて、推薦表示された下位入力キー200d(「BT」)の実行機能「4(Bluetoothに切替)」を取得し、機能実行部109に出力する。ステップST30として、機能実行部109はBluetoothに切り替える機能を実行する。
[0050]
 一方、ステップST23として、入力キー200eに対する操作内容が予め設定されていないシングルクリックであると判定された場合(ステップST23;NO)、ステップST26として、機能実行制御部108は上位入力キー200c(「AVSource」)が選択されたと判断する。ステップST27として、機能実行制御部108は、表示情報制御部102に、上位入力キーを示す情報(「1(AVSource)」)を返す。表示情報制御部102は、受け取った実行すべきキーを示す情報と、参照した図3Aの情報に基づいて、上位入力キー200c(「AVSource」)の実行機能「AVSourceの表示」を取得し、機能実行部109に出力する。図3Aでは、上位入力キー200c(「AVSource」)に対して、5つのAVSource(第2階層の「1(SD)」、「2(CD)」・・・等)が対応付けられていることから、AVSource(第2階層の「1(SD)」、「2(CD)」・・・等)を表示する実行機能を取得する。ステップST30として、機能実行部109はAVSourceの第2階層を表示する機能を実行する。
[0051]
 ステップST22として、入力キー200eを選択する操作でないと判定した場合(ステップST22;NO)、ステップST28として、機能実行制御部108は入力キー200e以外の推薦する機能が表示されていない入力キー(例えば、入力キー200f等、以下通常の入力キーと記載する)が選択されたと判断する。ステップST29として、機能実行制御部108は、表示情報制御部102に、通常の入力キーを示す情報(入力キー200fのID)を返す。表示情報制御部102は、受け取った実行すべきキーを示す情報と,参照した図3Aの情報に基づいて、入力キー200fに対応付けられた実行機能「広域表示に切換」を取得し、機能実行部109に出力する。ステップST30として、機能実行部109は表示を広域表示に切り換える機能を実行する。
[0052]
 以上のように、この実施の形態1によれば、機器の機能を選択する入力キーを表示するための表示情報を生成する表示情報制御部102と、上位入力キーと、当該上位入力キーに紐付けられた複数の下位入力キーとから階層的に構成された入力キーに、ユーザに推薦する機能が対応付けられた下位入力キーが存在すると判定した場合に、当該下位入力キーを抽出する推薦機能抽出部106と、抽出された下位入力キーに紐付けられた上位入力キーの表示位置に、当該上位入力キーが視認可能に、抽出された下位入力キーを複製し、重畳表示するグラフィック情報を生成する推薦機能描画部107とを備え、表示情報制御部102は、生成されたグラフィック情報を用いて、生成した表示情報を更新するように構成したので、情報を提供するための表示領域を狭めることなく、第1階層の入力キーの下位層に存在する第2,3,・・・n階層の入力キーに対応付けられた実行機能をユーザに推薦することができる。
[0053]
 また、この実施の形態1によれば、推薦機能描画部107は、抽出され複製された下位入力キーを、点滅させて表示する、または半透明にさせて表示し、且つ抽出され複製された下位入力キーを視覚的に強調して表示するグラフィック情報を生成するように構成したので、ユーザは上位入力キーと当該上位入力キーに重畳表示した複製された下位入力キーとの両方を視認することができる。
[0054]
 また、この実施の形態1によれば、表示された入力キーへの操作が、推薦表示された下位入力キーを選択する操作として予め設定された操作であった場合に、当該下位入力キーに対応付けられた機能を実行させる制御を行い、予め設定された操作でなかった場合に、当該下位入力キーに紐付けられた上位入力キーに対応付けられた機能を実行させる制御を行う機能実行制御部108を備えるように構成したので、推薦された機能を実行する入力キーと、推薦された機能が重畳表示された元の入力キーの、両方の機能を実行させることができる。
[0055]
 なお、上記では、第2階層の入力キーを推薦機能とする例を示したが、第2階層より下位層の入力キーである第3,4,・・・n階層の入力キーで実行可能な機能を推薦機能として、複製された下位入力キーを、第1階層の入力キーに重畳表示させてもよい。また、上位入力キーは、現在表示している入力キーを指すことから、第1階層の入力キーに限定されるものではない。
[0056]
実施の形態2.
 この実施の形態2では、推薦機能の表示方法をユーザが選択する構成を示す。
 図9は、実施の形態2に係る表示制御装置100Aを備えた表示制御システムの構成を示すブロック図である。
 実施の形態2に係る表示制御装置100Aは、無線通信を介して情報配信サーバ400と接続される。表示制御装置100Aは、図2に示した実施の形態1の表示制御装置100に対して、通信部110、効果情報更新部111および効果情報蓄積部112を追加して構成している。また、推薦機能描画部107に替えて、推薦機能描画部107aを設けて構成している。
 以下では、実施の形態1に係る表示制御装置100の構成要素と同一または相当する部分には、実施の形態1で使用した符号と同一の符号を付して説明を省略または簡略化する。
[0057]
 通信部110は、無線通信用の送信機(図示しない)と受信機(図示しない)によって実現される。通信部110は、情報配信サーバ400と無線通信を確立し、情報の送受信を行う。具体的には、通信部110は、情報配信サーバ400に対して視覚的な効果情報の取得を要求するリクエスト情報を送信する。ここで、視覚的効果情報とは、入力キーを点滅させて表示する、半透明にさせて表示する、入力キーの表示文字の文字サイズを大きくする等の強調させて表示するための情報(推薦表示された下位入力キーの下側に位置する上位入力キーを、視認可能に表示するためと、視覚的に強調するための情報)である。なお、視覚的効果情報の詳細については後述する。通信部110は、当該リクエスト情報に応じて情報配信サーバ400から送信された視覚的効果情報を受信する。
[0058]
 効果情報更新部111は、任意のタイミングでリクエスト情報を生成し、通信部110を介して情報配信サーバ400に送信する。ここで任意のタイミングとは、ユーザが操作入力装置300を介して指定したタイミング、または予め設定された定期的なタイミング(例えば、毎日等)等である。効果情報更新部111は、ユーザが希望する視覚的効果情報を指定する情報を含むリクエスト情報を生成してもよい。その場合、ユーザは、操作入力装置300を用いて、希望する視覚的効果情報を指定する。
 効果情報更新部111は、通信部110を介して、情報配信サーバ400から送信された視覚的効果情報を取得する。効果情報更新部111は、取得した視覚的効果情報を用いて効果情報蓄積部112の蓄積データを更新する。
[0059]
 効果情報蓄積部112は、情報配信サーバ400から取得した視覚的効果情報を格納する格納領域である。
 図10は、実施の形態2に係る表示制御装置100Aの効果情報蓄積部112の蓄積例を示す図である。
 効果情報蓄積部112に蓄積される視聴的効果情報は、例えば「ID」、「表示文字」、「文字の大きさ」、「文字の色」、「背景の色」および「効果」等を指定した条件で構成される。図10で示した条件のうち、視覚的効果情報を示す項目は、「表示文字」、「文字の大きさ」、「文字の色」、「背景の色」および「効果」である。
 図10の例では、各入力キーに対して視覚的効果情報が設定される構成を示したが、設定単位は入力キーに限定されるものではない。
[0060]
 推薦機能描画部107aは、推薦機能抽出部106から入力された上位入力キーおよび下位入力キーのグラフィック情報を、表示情報蓄積部103から取得する。また、推薦機能描画部107aは、効果情報蓄積部112に蓄積された視覚的効果情報を取得する。推薦機能描画部107aは、実施の形態1と同様に、上位入力キーのグラフィック情報を参照しながら、複製した下位入力キーを、紐付けられた上位入力キーに重畳表示させるための変更を行う。また、推薦機能描画部107aは、視覚的効果情報を参照しながら、重畳表示した複製された下位入力キーの下側に位置する上位入力キーの表示内容をユーザが視認可能に表示させる変更、および重畳表示した下位入力キーを視覚的に強調する効果を付加する変更を行う。推薦機能描画部107aは、変更した複製された下位入力キーのグラフィック情報を表示情報制御部102に出力する。
[0061]
 次に、情報配信サーバ400について説明する。
 情報配信サーバ400は、通信部401、効果情報取得部402および効果情報データベース403を備える。
 通信部401は、無線通信用の送信機(図示しない)と受信機(図示しない)によって実現される。通信部401は、表示制御装置100Aと無線通信を確立し、情報の送受信を行う。具体的には、通信部401は、表示制御装置100Aから視覚的効果情報を取得するためのリクエスト情報を受信する。また、通信部401は、受信したリクエスト情報に応じて視覚的効果情報を表示制御装置100Aに送信する。
[0062]
 効果情報取得部402は、通信部401が受信したリクエスト情報に基づいて、効果情報データベース403から視覚的効果情報を取得する。効果情報取得部402は、取得した視覚的効果情報を、通信部401を介して表示制御装置100Aに出力する。効果情報データベース403に複数の視覚的効果情報が格納されている場合、効果情報取得部402は、最も新しい視覚的効果情報を取得する、またはリクエスト情報に指定条件が含まれている場合には、当該指定条件に一致した視覚的効果情報を取得する。
[0063]
 情報配信サーバ400の効果情報データベース403は、上述した図10と同様の視覚的効果情報を格納している。効果情報データベース403は、図10で示した格納例に限定されるものではなく、適宜設定可能である。例えば、効果情報データベース403は、図10で示した視覚的効果情報を格納したファイルを、複数ファイル有していてもよい。例えば、はっきりした色合いのパターンで設定した視聴覚的効果情報を格納したファイルA、淡い色のパターンで設定した視聴覚的効果情報を格納したファイルB、落ち着いた色合いのパターンで設定した視聴覚的効果情報を格納したファイルCを有している等である。また、効果情報データベース403は、ユーザ毎または表示装置毎に視聴覚的効果情報を格納してもよい。
[0064]
 次に、表示制御装置100Aのハードウェア構成例を説明する。
 図11A、図11Bは表示制御装置100Aのハードウェア構成例を示す図である。
図11A、図11Bにおいて図4A,図4Bと同一または相当する部分は、同一の符号を付し、説明を省略する。
 表示制御装置100Aの通信部110は、情報配信サーバ400との間で無線通信を行う無線通信装置100dである。表示制御装置100Aにおける入力制御部101、表示情報制御部102、出力制御部104、推薦機能取得部105、推薦機能抽出部106、推薦機能描画部107a、機能実行制御部108、機能実行部109および効果情報更新部111は、図11Aで示した処理回路100aであってもよいし、図11Bで示したメモリ100cとプロセッサ100bであってもよく、実施の形態1と同様である。
[0065]
 次に、表示制御装置100Aと情報配信サーバ400との動作について説明する。
 図12は、実施の形態2に係る表示制御装置100Aと情報配信サーバ400による、視覚的効果情報の蓄積動作を示すシーケンス図である。
 表示制御装置100Aの効果情報更新部111は、任意のタイミングでリクエスト情報を生成し、通信部110に出力する(ステップST41)。通信部110は、ステップST41で入力されたリクエスト情報を、情報配信サーバ400に送信する(ステップST42)。情報配信サーバ400の通信部401がリクエスト情報を受信すると、効果情報取得部402に出力する(ステップST43)。効果情報取得部402は、当該リクエスト情報に基づいて効果情報データベース403から視覚的効果情報を読み出し、通信部401に出力する(ステップST44)。
[0066]
 通信部401は、ステップST44で入力された視覚的効果情報を、表示制御装置100Aに送信する(ステップST45)。表示制御装置100Aの通信部110が視覚的効果情報を受信すると、効果情報更新部111に出力する(ステップST46)。効果情報更新部111は、当該視覚的効果情報を用いて、効果情報蓄積部112の蓄積された視覚的効果情報を更新する(ステップST47)。以上で、視覚的効果情報の蓄積処理を終了する。
[0067]
 次に、表示制御装置100Aの表示制御を行う処理について説明する。
 図13は、実施の形態2に係る表示制御装置100Aの表示制御動作を示すフローチャートである。
 なお、以下では、実施の形態1に係る表示制御装置100と同一のステップには図5で使用した符号と同一の符号を付し、説明を省略または簡略化する。
 推薦機能描画部107aは、ステップST5において表示情報蓄積部103から上位入力キーおよび下位入力キーのグラフィック情報を取得すると、さらに効果情報蓄積部112から視覚的効果情報を取得する(ステップST51)。推薦機能描画部107aは、ステップST5で取得した上位入力キーのグラフィック情報を参照し、複製した下位入力キーのグラフィック情報を変更する(ステップST52)。ステップST52の処理は、複製した下位入力キーを、紐付けられた上位入力キーに重畳表示させるための処理である。
[0068]
 また、推薦機能描画部107aは、ステップST51で取得した視覚的効果情報に基づいて、複製した下位入力キーのグラフィック情報を変更し、表示情報制御部102に出力する(ステップST53)。ステップST53の変更の処理は、重畳表示した複製された下位入力キーの下側に位置する上位入力キーの表示内容をユーザが視認可能に表示させる変更、および重畳表示した複製された下位入力キーを視覚的に強調する効果を付加するための処理である。その後、ステップST7の処理に進む。
[0069]
 次に、図13のフローチャートの各処理について、図10、図14および図15を参照しながら具体的に説明する。
  図14A、図14B、図14Cは、実施の形態2に係る表示制御装置100Aのグラフィック情報を示す図である。図14Aは上位入力キーのグラフィック情報、図14Bは下位入力キーのオリジナルのグラフィック情報、図14Cは下位入力キーの複製および変更後のグラフィック情報を示している。
 図15は、実施の形態2に係る表示制御装置100Aの表示例を示す図であって、複製した下位入力キーのグラフィック情報変更後の表示例を示す図である。
 推薦機能取得部105は、実施の形態1と同様に、ユーザに推薦する機能として、「Bluetoothへの切替機能」を取得し、上位入力キーおよび下位入力キーを示す情報を推薦機能抽出部106に出力しているものとする。
[0070]
 ステップST5として、推薦機能描画部107aが表示情報蓄積部103から上位入力キー「1(AVSource)」のグラフィック情報(図14A参照)、および下位入力キー「1-4(Bluetooth)」のグラフィク情報(図14B参照)を取得する。ステップST51として、推薦機能描画部107aは、効果情報蓄積部112から図10で示した視覚的効果情報を取得する。
[0071]
 ステップST52として、推薦機能描画部107aは、図14Aで示した上位入力キー「1(AVSource)」のグラフィック情報に基づいて、複製した下位入力キーのグラフィック情報の「表示位置」、「枠の大きさ」を変更する。図14Bと図14Cのグラフィック情報を比較すると、「表示位置」が「(2,2,2)」から「(1,1,5)」に変更され、「枠の大きさ」が「1×3」から「1×1」に変更されている。これらの変更は、図14Aで示した上位入力キーのグラフィック情報を適用した変更である。
[0072]
 ステップST53として、推薦機能描画部107aは、視覚的効果情報に基づいて複製した下位入力キーのグラフィック情報の「表示文字」、「文字の大きさ」、「文字の色」、「背景の色」、「効果」を変更する。図14Bと図14Cのグラフィック情報を比較すると、「表示文字」が「Bluetooth」から「BT」に変更され、「文字の大きさ」が「3」から「5」に変更され、「文字の色」が「1(白色)」から「3(黄色)」に変更され、「背景の色」が「5(灰色)」から「4(赤色)」に変更され、「効果」が「0(なし)」から「1(点滅)」に変更されている。これらの変更は、図10で示した視覚的効果情報を適用した変更である。推薦機能描画部107aは、図14Cで示した複製および変更後の下位入力キーのグラフィック情報を表示情報制御部102に出力する。
[0073]
 ステップST7として、表示情報制御部102は、複製および変更したグラフィック情報を用いて新たな入力キーを生成し、一時格納領域の表示情報を更新し、更新後の表示情報を出力制御部104に出力する。ステップST8として、出力制御部104は、入力された情報に基づいて、表示装置200に図15に示す画面表示を行う表示制御を行う。
 図15の表示例では、複製および変更後のグラフィック情報に応じて、上位入力キー200c(「AVSource」)に複製された下位入力キー200d(「BT」)が重畳表示されている。また、複製された下位入力キー200dは、表示文字は「BT」(略語)、文字の色は「黄」、背景の色は「赤」、文字の大きさは「5」となっている。複製された下位入力キー200dは、上位入力キー200cをユーザが視認できるよう点滅する。図15の例では、複製された下位入力キー200dが点灯された場合を示している。
[0074]
 なお、実施の形態2の表示制御装置100Aにおいて、例えば第2の表示領域200bに表示された入力キーが選択された際に機能実行を行う処理は、実施の形態1と同一であることから、説明を省略する。
[0075]
 上述した説明では、表示制御装置100Aが情報配信サーバ400から視覚的効果情報を更新する構成を示したが、ユーザの入力操作により視覚的効果情報を更新する構成としてもよい。ユーザの入力操作により視覚的効果情報を更新する表示制御装置100Bの構成を図16に示している。
 図16は、実施の形態2に係る表示制御装置100Aのその他の構成を示すブロック図である。
 ユーザは、操作入力装置300を用いて自身の嗜好に合った視覚的条件を入力する。例えば、表示装置200の画面上に視覚的条件が複数表示(例えば、明るい、柔らかい、暗い等)されていて、ユーザは自身の嗜好にあった「柔らかい」等の視覚的条件を選択する入力を行う。入力制御部101は、入力された視覚的条件を示す情報を効果情報更新部111に入力する。効果情報更新部111は、入力された視覚的条件に一致する視覚的効果情報を適用するように、効果情報蓄積部112の更新を行う。効果情報蓄積部112には複数の視覚的効果情報が蓄積されており、効果情報更新部111の更新に従って、適用すべき視覚的効果情報が選択される。推薦機能描画部107aは、更新された効果情報蓄積部112を参照し、複製した下位入力キーのグラフィック情報の「表示文字」、「文字の大きさ」、「文字の色」、「背景の色」、「効果」を変更する。視覚的効果情報は、外部記憶媒体から保存することも可能である。
[0076]
 以上のように、この実施の形態2によれば、入力キーに付加する視覚的効果情報を蓄積する効果情報蓄積部112を備え、推薦機能描画部107aは、効果情報蓄積部112から読み出した視覚的効果情報を用いて、グラフィック情報を生成するように構成したので、外部から取得した新しい視覚的効果情報、またはユーザの嗜好に合った視覚的効果情報を用いたグラフィック情報を生成すことができる。
[0077]
 また、この実施の形態2によれば、情報配信サーバ400または外部記憶媒体から取得した視覚的効果情報または、ユーザが設定した視覚的効果情報で、効果情報蓄積部112に蓄積された視覚的効果情報を更新する効果情報更新部111を備えるように構成したので、新しい視覚的効果情報または、ユーザの嗜好に合った視覚的効果情報を用いたグラフィック情報を生成することができる。
[0078]
実施の形態3.
 この実施の形態3では、推薦機能取得部105が複数の推薦機能を取得した場合の構成を示す。
 図17は、実施の形態3に係る表示制御装置100Cの構成を示すブロック図である。
 実施の形態3に係る表示制御装置100Cは、図1に示した実施の形態1の表示制御装置100の推薦機能抽出部106、推薦機能描画部107および機能実行制御部108に替えて、推薦機能抽出部106a、推薦機能描画部107bおよび機能実行制御部108aを備えて構成している。以下では、実施の形態1に係る表示制御装置100の構成要素と同一または相当する部分には、実施の形態1で使用した符号と同一の符号を付して説明を省略または簡略化する。
[0079]
 推薦機能抽出部106aに推薦機能を出力する推薦機能取得部105は、実施の形態1と同様に表示装置200の第2の表示領域200bに表示する機能であって、ユーザに推薦する機能を取得する。この実施の形態3では、推薦機能取得部105が、ユーザに推薦する機能を2以上取得するものとする。
[0080]
 推薦機能抽出部106aは、推薦機能取得部105から複数の推薦機能が入力される。以下では、第1の推薦機能および第2の推薦機能が入力されたものとして説明するが、入力される推薦機能は2つに限定されるものではない。推薦機能抽出部106aは、表示情報制御部102から取得した入力キーと機能の紐付け情報と、上位入力キーとを参照し、上位入力キーに紐付けられた下位入力キーに、第1の推薦機能、および第2の推薦機能と同一の実行機能が紐付けられた第1の下位入力キーおよび第2の下位入力キーが存在し、且つ第1の下位入力キーと第2の下位入力キーが、同一の上位入力キーに紐付いているか否か判定を行う。推薦機能抽出部106aは、第1の推薦機能、および第2の推薦機能と同一の実行機能が紐付けられた第1の下位入力キーおよび第2の下位入力キーが存在し、且つ第1の下位入力キーと第2の下位入力キーが、同一の上位入力キーに紐付いている場合に、第1の下位入力キーと第2の下位入力キーのうち、いずれか一方の下位入力キーを選択する。
[0081]
 推薦機能抽出部106aは、第1の下位入力キーと第2の下位入力キーとから1つの下位入力キーを選択する場合、例えば、予め設定された固定の入力キーを選択してもよいし、ユーザの操作の履歴を示す情報、ユーザの操作の頻度を示す情報、各機能に付加された優先度等に基づいて、選択してもよい。また、ランダムに選択してもよい。同一の上位入力キーに紐付けられた複数の下位入力キーから1つの下位入力キーを選択する方法は、適宜設定可能である。推薦機能抽出部106aは、選択した下位入力キーと、当該下位入力キーに紐付けられた上位入力キーとを示す情報とを、推薦機能描画部107bに出力し、下位入力キーのグラフィック情報の複製および変更を指示する。
[0082]
 推薦機能抽出部106aは、後述する機能実行制御部108aから下位入力キーの切り替え指示が入力されると、複数の推薦表示され得る下位入力キーの中から、現在、推薦表示されていない下位入力キーを選択する。推薦機能抽出部106aは、選択した下位入力キーと、当該下位入力キーに紐付けられた上位入力キーと、現在、推薦表示されている下位入力キーとを示す情報を、推薦機能描画部107bに出力し、下位入力キーのグラフィック情報の複製および変更、および現在、推薦表示されている下位入力キーの削除を指示する。推薦機能抽出部106aは、現在、推薦表示されている下位入力キー以外の、推薦表示され得る下位入力キーが、複数存在する場合、下位入力キーを選択する方法は、適宜設定可能である。
[0083]
 推薦機能抽出部106aは、上位入力キーに紐付けられた下位入力キーに、第1の推薦機能、または第2の推薦機能と同一の実行機能が紐付けられた下位入力キーが存在し、且つ第1の下位入力キーと第2の下位入力キーが、それぞれ異なる上位入力キーに紐付いている場合に、推薦機能描画部107bに、第1の下位入力キーと、当該第1の下位入力キーに紐付けられた第1の上位入力キーとを示す情報とを出力する。同様に、推薦機能抽出部106aは、推薦機能描画部107bに第2の下位入力キーと、当該第2の下位入力キーに紐付けられた第2の上位入力キーとを示す情報とを出力する。推薦機能抽出部106aは、推薦機能描画部107bに第1の下位入力キーおよび第2の下位入力キーのグラフィック情報の複製および変更を指示する。
[0084]
 推薦機能描画部107bは、実施の形態1と同様に、推薦機能抽出部106aから入力された全ての下位入力キーのグラフィック情報を複製および変更する。推薦機能描画部107bは、推薦機能抽出部106aから、推薦表示している下位入力キーの切り替えを示す情報が入力された場合、または現在、推薦表示している下位入力キーの削除指示が入力された場合には、表示情報制御部102の一時格納領域に保持されている表示情報に対して、現在、推薦表示している下位入力キーに該当するグラフィック情報の削除を行う。
[0085]
 機能実行制御部108aは、推薦機能抽出部106aから複製および変更すべき下位入力キーの情報および当該下位入力キーに紐付けられた上位入力キーの情報を取得し、取得した情報と、表示情報制御部102から入力された操作情報とに基づいて、推薦表示された入力キー、または推薦表示されていない通常の入力キーのいずれが選択されたか判定を行う。
 通常の入力キーが選択された場合、機能実行制御部108aは実施の形態1と同様に表示情報制御部102に、通常の入力キーを示す情報を返す。
[0086]
 一方、推薦表示された入力キーが選択された場合、機能実行制御部108aは、選択された入力キーが推薦表示された下位入力キー、当該下位入力キーが重畳表示された上位入力キー、または当該上位入力キーに紐付けられたその他の推薦表示され得る下位入力キーのいずれが選択されたか判定を行う。
 機能実行制御部108aは、選択された入力キーが推薦表示された下位入力キー、または当該下位入力キーが重畳表示された上位入力キーが選択された場合には、表示情報制御部102に、推薦表示された下位入力キーを示す情報、または,上位入力キーを示す情報を返す。
 一方、機能実行制御部108aは、上位入力キーに紐付けられたその他の推薦表示され得る下位入力キーが選択された場合には、推薦機能抽出部106aに対して、現在、推薦表示されている下位入力キーの切り替え指示を出力する。
[0087]
 次に、表示制御装置100Cのハードウェア構成例を説明する。なお、実施の形態1と同一の構成の説明は省略する。
 表示制御装置100Cにおける推薦機能抽出部106a、推薦機能描画部107bおよび機能実行制御部108aは、図4Aで示した処理回路100a、または図4Bで示したメモリ100cに格納されるプログラムを実行するプロセッサ100bである。
[0088]
 次に、表示制御装置100Cの動作について説明する。
 まず、表示制御装置100Cの入力キーの表示制御を行う処理について説明する。
 図18は、実施の形態3に係る表示制御装置100Cの表示制御動作を示すフローチャートである。
 なお、以下では、実施の形態1に係る表示制御装置100と同一のステップには図5で使用した符号と同一の符号を付し、説明を省略または簡略化する。
 また、図18のフローチャートにおいて、推薦機能取得部105は、ユーザに推薦する機能として複数の推薦機能(例えば、第1の推薦機能、第2の推薦機能および第3の推薦機能)を算出し、推薦機能抽出部106aに出力しているものとする。また、入力キーの階層構造は、第1の上位入力キーの下層に第1の下位入力キーおよび第2の下位入力キーが紐付けられ、第2の上位入力キーの下層に第3の下位入力キーが紐付けられているものとする。
[0089]
 ステップST2において、推薦機能抽出部106aは、表示情報制御部102に対して、入力キーと機能の紐付け情報と、上位入力キーの取得要求を行い、取得する。推薦機能抽出部106aは、ステップST2で取得した入力キーと機能の紐付け情報に記述された上位入力キーより下の階層の下位入力キーの実行機能に、推薦機能取得部105が算出した複数の推薦機能と同一の実行機能が存在するか否か判定を行う(ステップST61)。同一の実行機能が存在しない場合(ステップST61;NO)、処理を終了する。
[0090]
 一方、同一の実行機能が存在する場合(ステップST61;YES)、推薦機能抽出部106aは推薦機能と同一の実行機能が紐付けられた複数の下位入力キーのうち、同一の上位入力キーに紐付いている複数の下位入力キーが存在するか否か判定を行う(ステップST62)。
[0091]
 同一の上位入力キーに紐付いた複数の下位入力キー(例えば、第1および第2の下位入力キー)が存在する場合(ステップST62;YES)、当該複数の下位入力キーの、例えば優先度に基づいて、1つの下位入力キー(例えば、第1の下位入力キー)を選択する(ステップST63)。推薦機能抽出部106aは、ステップST63で選択した下位入力キー(例えば、第1の下位入力キー)および当該下位入力キーに紐付いた上位入力キー(例えば第1の上位入力キー)を示す情報を推薦機能描画部107bに出力し、下位入力キー(例えば、第1の下位入力キー)のグラフィック情報の複製および変更を指示する(ステップST64)。
[0092]
 推薦機能抽出部106aは、推薦機能と同一の実行機能が紐付けられた全ての下位入力キーをステップST62の判定にかけたか否か判定を行う(ステップST65)。
 推薦機能と同一の実行機能が紐付けられた全ての下位入力キーを、ステップST62の判定にかけた場合(ステップST65;YES)、フローチャートは、ステップST67の処理に進む。
 一方、推薦機能と同一の実行機能が紐付けられた全ての下位入力キーを、ステップST62の判定にかけていない場合(ステップST65;NO)、ステップST62の処理に戻り、判定にかけていない残りの下位入力キー(例えば、第3の下位入力キー)に対して、判定処理を行う。
[0093]
 一方、同一の上位入力キーに紐付いた複数の下位入力キーが存在しない場合(ステップST62;NO)、推薦機能抽出部106aは上位入力キーに紐付いた1つの下位入力キー(例えば、第3の下位入力キー)および当該下位に紐付いた上位入力キー(例えば第2の上位入力キー)を示す情報を推薦機能描画部107bに出力し、下位入力キー(例えば、第3の下位入力キー)のグラフィック情報の複製および変更を指示する(ステップST66)。
[0094]
 推薦機能描画部107bは、ステップST64およびステップST66で入力された指示に基づいて、指示された全ての上位入力キー(例えば、第1および第2の上位入力キー)および下位入力キー(例えば、第1および第3の下位入力キー)のグラフィック情報を表示情報蓄積部103から取得する(ステップST67)。また、推薦機能描画部107bは、実施の形態1のステップST6のように、指示された全ての複製した下位入力キーのグラフィック情報を変更し、表示情報制御部102に出力する(ステップST68)。その後、ステップST7の処理に進む。
[0095]
 上述した図18のフローチャートにおいて、第1の下位入力キーの実行機能が「4(Bluetoothに切替)」、第2の下位入力キーの実行機能が「2(CDに切替)」、第3の下位入力キーの実行機能が「7(ビュー1に切替)」であった場合の表示例を図19に示す。
 図19は、実施の形態3に係る表示制御装置100のグラフィック情報変更後の表示例を示す図である。
[0096]
 図19の表示例では、変更後のグラフィック情報に応じて、第1の上位入力キー200c(「AVSource」)に複製された第1の下位入力キー200d(「BT」)が重畳表示されている。複製された第1の下位入力キー200d(「BT」)は、第2の下位入力キーに対して優先度に応じて選択された入力キーである。複製された第1の下位入力キー200dは、表示文字は「BT(略語)」、文字の色は「黄」、背景の色は「赤」、文字の大きさは「5」となっている。第1の上位入力キー200cをユーザが視認できるよう、複製された第1の下位入力キー200dは点滅となっている。
 さらに、第2の上位入力キー200g(「ビュー切換」)に複製された第3の下位入力キー200h(「view1」)が重畳表示されている。複製された第3の下位入力キー200hは、表示文字は「view1(略語)」、文字の色は「黄」、背景の色は「赤」、文字の大きさ「5」となっている。第2の上位入力キー200gをユーザが視認できるよう、複製された第3の下位入力キー200hは点滅となっている。
[0097]
 次に、表示された入力キーが選択された際の機能実行を行う処理について説明する。
 図20は、実施の形態3に係る表示制御装置100Cの機能実行動作を示すフローチャートである。
 なお、以下では、実施の形態1に係る表示制御装置100と同一のステップには図8で使用した符号と同一の符号を付し、説明を省略または簡略化する。
また、図20のフローチャートでは、上述した図19で示した表示画面に対して操作入力が行われるものとして説明を行う。
[0098]
 機能実行制御部108aは、ステップST22の処理において推薦表示された下位入力キーが重畳表示された入力キーを選択する操作であると判定した場合(ステップST22;YES)、機能実行制御部108aは、入力キーに対する操作内容が予め設定した操作内容(例えば、ダブルクリックまたは長押しのいずれか)であるか否か判定を行う(ステップST71)。予め設定した操作内容であった場合(ステップST71;YES)、さらに機能実行制御部108aは推薦表示された下位入力キーを選択するために予め設定した操作内容(例えば、ダブルクリック)であるか否か判定を行う(ステップST72)。
[0099]
 推薦表示された下位入力キーを選択するために予め設定した操作内容(例えば、ダブルクリック)であった場合(ステップST72;YES)、機能実行制御部108aは推薦表示された下位入力キーが選択されたと判断する(ステップST73)。機能実行制御部108aは、表示情報制御部102に、推薦表示された下位入力キーを示す情報を返す。表示情報制御部102は、受け取った実行すべきキーを示す情報と、参照した入力キーと機能の紐付け情報に基づいて、選択された下位入力キーに対応付けられた実行機能を取得し、機能実行部109に出力する(ステップST74)。その後、ステップST30の処理に進む。
[0100]
 一方、推薦表示された下位入力キーを選択するために予め設定した操作内容(例えば、ダブルクリック)でなかった場合(ステップST72;NO)、機能実行制御部108aは、他の推薦表示され得る下位入力キーが選択されたと判断する(ステップST75)。機能実行制御部108aは、推薦機能抽出部106aに対して推薦表示され得る下位入力キーへの切り替え指示を出力し(ステップST76)、処理を終了する。ステップST76で出力される切り替え指示には、少なくとも操作を行った、現在推薦表示されている下位入力キー、当該下位入力キーに紐付けられた上位入力キーが含まれるものとする。
[0101]
 なお、ステップST22において、機能実行制御部108aが推薦表示された下位入力キーが重畳表示された入力キーを選択する操作でないと判定した場合(ステップST22;NO)、ステップST28の処理に進む。
 また、ステップST71において、機能実行制御部108aが予め設定した操作内容でないと判定した場合(ステップST71;NO)、ステップST26の処理に進む。
[0102]
 次に、上述した図20のフローチャートのステップST76において入力された指示に基づいて、推薦機能抽出部106aが、推薦表示され得る下位入力キーに切り替える動作について説明する。
 図21は、実施の形態3に係る表示制御装置100Cの表示制御動作を示すフローチャートである。
 なお、以下では、実施の形態1に係る表示制御装置100と同一のステップには図5で使用した符号と同一の符号を付し、説明を省略または簡略化する。
 推薦機能抽出部106aは、推薦表示され得る下位入力キーへの切り替え指示が入力されると(ステップST81)、受け取った上位入力キーに紐付いている、その他の推薦表示され得る下位入力キーが存在するか否か判定を行う(ステップST82)。その他の推薦表示され得る下位入力キーが存在しない場合(ステップST82;NO)、推薦機能抽出部106aは処理を終了する。なお、その他の推薦表示され得る下位入力キーが存在しない場合(ステップST82;NO)には、表示情報制御部102および出力制御部104を介して、推薦表示すべきその他の推薦表示され得る下位入力キーが存在しないことをユーザに通知する構成としてもよい。
[0103]
 一方、その他の推薦表示され得る下位入力キーが存在する場合(ステップST82;YES)、推薦機能抽出部106aは任意の基準(例えば、優先度)に基づいて、受け取った、現在、推薦表示されている下位入力キー以外の推薦表示され得る下位入力キー(例えば、第2の下位入力キー)を1つ選択する(ステップST83)。ステップST83の選択において、その他の推薦表示され得る下位入力キーが複数存在する場合には、推薦機能抽出部106aは、例えば優先度に基づいて1つの下位入力キーを選択する。推薦機能抽出部106aは、ステップST83で選択した下位入力キー(例えば、第2の下位入力キー)と、当該下位入力キーに紐付けられた上位入力キー(第1の上位入力キー)と、現在、推薦表示されている下位入力キーとを示す情報を推薦機能描画部107bに出力し、当該下位入力キーのグラフィック情報の複製および変更、および現在、推薦表示されている下位入力キーの削除を指示する(ステップST84)。
[0104]
 推薦機能描画部107bは,ステップST84で入力された、現在、推薦表示されている下位入力キーの削除の指示に基づいて、表示情報制御部102に、現在、推薦表示されている下位入力キーを示す情報と共に、この削除指示を出力する。表示情報制御部102は、入力された指示に基づいて、一時格納領域の表示情報における、現在、推薦表示されている下位入力キーを削除する(ステップST85)。
 推薦機能描画部107bは、ステップST84で入力された指示に基づいて、上位入力キーおよび下位入力キーのグラフィック情報を表示情報蓄積部103から取得する(ステップST5)。その後、ステップST6の処理に進む。
[0105]
 上述した図21のフローチャートにおいて、第2の下位入力キーの実行機能が「2(CDに切替)」、第3の下位入力キーの実行機能が「7(ビュー1に切替)」であった場合の表示例を図22に示す。
 図22は、実施の形態3に係る表示制御装置100の推薦表示された下位入力キーを、その他の推薦表示され得る下位入力キーに切り替えた後の表示例を示す図である。
 推薦表示する下位入力キーの切り替えが行われ、表示する下位入力キーの実行機能が「4(Bluetoothに切替)」から「2(CDに切替)」に切り替わった際の表示例を示している。推薦表示された下位入力キーが切り替わる前の図19の表示例に対して、図22の表示例は、複製された第2の下位入力キー200i(「CD」)が重畳表示されている。第2の下位入力キー200iは、表示文字は「CD」、文字の大きさは「5」、文字の色は「緑」、背景の色は「橙」となっている。第1の上位入力キー200cをユーザが視認できるよう、複製された第2の下位入力キー200iは半透明となっている。
[0106]
 以上のように、この実施の形態3によれば、推薦機能抽出部106aは、ユーザに推薦する機能が対応付けられた下位入力キーとして、同一の上位入力キーに紐付けられた複数の下位入力キーを抽出した場合に、抽出した複数の下位入力キーから1つの下位入力キーを選択し、推薦機能描画部107bは、選択された下位入力キーに紐付けられた上位入力キーの表示位置に、当該上位入力キーが視認可能に、選択された下位入力キーを複製し、重畳表示するグラフィック情報を生成するように構成したので、推薦する機能に対応した下位入力キーが複数存在する場合にも、情報を提供するための表示領域を狭めることなく、第1階層の入力キーの下位層に存在する第2,3,・・・n階層の入力キーに対応付けられた実行機能をユーザに推薦することができる。
[0107]
 また、この実施の形態3によれば、表示された入力キーへの操作が、推薦表示された下位入力キーが重畳表示された入力キーを選択する操作であるが、推薦表示された下位入力キーを選択する操作として予め設定された操作でない場合に、推薦機能抽出部106aに対して、推薦表示された下位入力キーを、その他の推薦表示され得る下位入力キーに切り替える指示を出力する機能実行制御部108aを備えるように構成したので、情報を提供するための表示領域を狭めることなく、第1階層の入力キーの下位層に存在する第2,3,・・・n階層の入力キーに対応付けられた複数の実行機能をユーザに推薦することができる。
[0108]
 なお、上述した実施の形態3では、実施の形態1の構成に推薦機能抽出部106a、推薦機能描画部107bおよび機能実行制御部108aを適用して、複数の推薦機能が算出された場合にも適用可能な構成を示したが、実施の形態2で示した表示制御装置100A,100Bに対して、実施の形態3の構成を適用してもよい。
[0109]
 上述した実施の形態1から実施の形態3において、推薦機能描画部107,107a,107bが下位入力キーを複製して重畳する構成を示したが、下位入力キーを複製せずに下位入力キーの階層を変更して重畳する構成としてもよい。
[0110]
 上述した実施の形態1から実施の形態3において、推薦する機能を表示する表示制御処理を開始するタイミングは、上述したタイミングに限定されるものではなく、例えば、推薦機能取得部105が推薦機能を取得した場合等、適宜設定可能である。
 また、開始するタイミングは、操作入力装置300を介して、第2の表示領域200bのデフォルト表示に対して推薦する入力キーの表示を要求するユーザ操作を受け付けた時であってもよい。
[0111]
 上述した実施の形態1から実施の形態3において示した各構成の機能の一部を、表示制御装置100,100A,100B,100Cと接続されたサーバ装置が行うように構成してもよい。具体的には、例えば、実施の形態1で示した表示情報制御部102、表示情報蓄積部103、推薦機能取得部105、推薦機能抽出部106、推薦機能描画部107および機能実行制御部108を備えたサーバ装置と、入力制御部101、出力制御部104および機能実行部109を備えた表示制御装置とが、表示制御システムを構成してもよい。
 また、上述した実施の形態1から実施の形態3において示した表示制御装置100,100A,100B,100Cの各構成の機能の一部を、乗員のスマートフォンなどの携帯端末が実行するように構成してもよい。
[0112]
 上記以外にも、本発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、各実施の形態の任意の構成要素の変形、または各実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。

産業上の利用可能性

[0113]
 この発明に係る表示制御装置は、上位入力キーが視認可能な状態で、推薦する機能に対応付けられた下位入力キーを重畳表示することができるため、表示領域が限られたナビゲーションシステム等に適用し、表示領域を狭めることなく下位層の情報を提示するのに適している。

符号の説明

[0114]
 100,100A,100B,100C 表示制御装置、101 入力制御部、102 表示情報制御部、103 表示情報蓄積部、104 出力制御部、105 推薦機能取得部、106,106a 推薦機能抽出部、107,107a,107b 推薦機能描画部、108,108a 機能実行制御部、109 機能実行部、110,401 通信部、111 効果情報更新部、112 効果情報蓄積部、200 表示装置、300 操作入力装置、400 情報配信サーバ、402 効果情報取得部、403 効果情報データベース。

請求の範囲

[請求項1]
 機器の機能を選択する入力キーを表示するための表示情報を生成する表示情報制御部と、
 上位入力キーと、当該上位入力キーに紐付けられた複数の下位入力キーとから階層的に構成された前記入力キーに、ユーザに推薦する前記機能が対応付けられた下位入力キーが存在すると判定した場合に、当該下位入力キーを抽出する推薦機能抽出部と、
 前記推薦機能抽出部が抽出した下位入力キーに紐付けられた上位入力キーの表示位置に、当該上位入力キーが視認可能に、前記抽出された下位入力キーを重畳表示するグラフィック情報を生成する推薦機能描画部とを備え、
 前記表示情報制御部は、前記推薦機能描画部が生成したグラフィック情報を用いて、前記生成した表示情報を更新する表示制御装置。
[請求項2]
 前記推薦機能描画部は、前記抽出された下位入力キーを、点滅させて表示する、または半透明にさせて表示し、且つ前記抽出された下位入力キーを視覚的に強調して表示する前記グラフィック情報を生成することを特徴とする請求項1記載の表示制御装置。
[請求項3]
 前記入力キーに付加する視覚的効果情報を蓄積する効果情報蓄積部を備え、
 前記推薦機能描画部は、前記効果情報蓄積部から読み出した前記視覚的効果情報を用いて、前記グラフィック情報を生成することを特徴とする請求項1記載の表示制御装置。
[請求項4]
 外部装置から取得した視覚的効果情報を用いて、前記効果情報蓄積部に蓄積された視覚的効果情報を更新する効果情報更新部を備えたことを特徴とする請求項3記載の表示制御装置。
[請求項5]
 表示された前記入力キーへの操作が、前記抽出された下位入力キーを選択する操作として予め設定された操作であった場合に、当該下位入力キーに対応付けられた前記機能を実行させる制御を行い、前記予め設定された操作でなかった場合に、当該下位入力キーに紐付けられた前記上位入力キーに対応付けられた前記機能を実行させる制御を行う機能実行制御部を備えたことを特徴とする請求項1記載の表示制御装置。
[請求項6]
 前記推薦機能抽出部は、ユーザに推薦する前記機能が対応付けられた下位入力キーとして、同一の上位入力キーに紐付けられた複数の下位入力キーを抽出した場合に、抽出した複数の下位入力キーから1つの下位入力キーを選択し、
 前記推薦機能描画部は、前記選択された下位入力キーに紐付けられた上位入力キーの表示位置に、当該上位入力キーが視認可能に、前記選択された下位入力キーを重畳表示するグラフィック情報を生成することを特徴とする請求項1記載の表示制御装置。
[請求項7]
 表示された前記入力キーへの操作が、前記抽出された下位入力キーが重畳表示された入力キーを選択する操作であるが、前記抽出された下位入力キーを選択する操作として予め設定された操作でない場合に、前記推薦機能抽出部に対して、前記抽出された下位入力キーの切り替えを指示する機能実行制御部とを備えたことを特徴とする請求項6記載の表示制御装置。
[請求項8]
 請求項1記載の表示制御装置を備えた車載機器。
[請求項9]
 機器の機能を選択する入力キーを表示するための表示情報を生成する表示情報制御部と、
 上位入力キーと、当該上位入力キーに紐付けられた複数の下位入力キーとから階層的に構成された前記入力キーから、ユーザに推薦する前記機能が対応付けられた下位入力キーが存在すると判定した場合に、当該下位入力キーを抽出する推薦機能抽出部と、
 前記推薦機能抽出部が抽出した下位入力キーに紐付けられた上位入力キーの表示位置に、当該上位入力キーが視認可能に、前記抽出された下位入力キーを重畳表示するグラフィック情報を生成する推薦機能描画部とを備え、
 前記表示情報制御部は、前記推薦機能描画部が生成したグラフィック情報を用いて、前記生成した表示情報を更新する表示制御システム。
[請求項10]
 推薦機能抽出部が、上位入力キーと、当該上位入力キーに紐付けられた複数の下位入力キーとから階層的に構成された、機器の機能を選択する入力キーに、ユーザに推薦する前記機能が対応付けられた下位入力キーが存在すると判定した場合に、当該下位入力キーを抽出するステップと、
 推薦機能描画部が、前記抽出された下位入力キーに紐付けられた上位入力キーの表示位置に、当該上位入力キーが視認可能に、前記抽出された下位入力キーを重畳表示するグラフィック情報を生成するステップと、
 表示情報制御部が、前記生成されたグラフィック情報を用いて、前記生成した表示情報を更新するステップとを備えた表示制御方法。

図面

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[ 図 3]

[ 図 4]

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[ 図 6]

[ 図 7]

[ 図 8]

[ 図 9]

[ 図 10]

[ 図 11]

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[ 図 21]

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