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1. (WO2018221591) アクセサリ装置、カメラおよび通信制御プログラム
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明 細 書

発明の名称 アクセサリ装置、カメラおよび通信制御プログラム

技術分野

0001  

背景技術

0002   0003   0004  

先行技術文献

特許文献

0005  

発明の概要

発明が解決しようとする課題

0006   0007  

課題を解決するための手段

0008   0009  

発明の効果

0010  

図面の簡単な説明

0011  

発明を実施するための形態

0012   0013   0014   0015   0016   0017   0018   0019   0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033   0034   0035   0036   0037   0038   0039   0040   0041   0042   0043   0044   0045   0046   0047   0048   0049   0050   0051   0052   0053   0054   0055   0056   0057   0058   0059   0060   0061   0062   0063   0064   0065   0066   0067   0068   0069   0070   0071   0072   0073   0074   0075   0076   0077   0078   0079   0080   0081   0082   0083   0084   0085   0086   0087   0088   0089   0090   0091   0092   0093   0094   0095   0096   0097   0098   0099   0100   0101   0102   0103   0104   0105   0106   0107   0108   0109   0110   0111   0112   0113   0114   0115   0116   0117   0118   0119   0120   0121   0122   0123   0124   0125   0126   0127   0128   0129   0130   0131   0132   0133   0134   0135   0136   0137   0138   0139   0140   0141   0142   0143   0144   0145   0146   0147   0148   0149   0150   0151   0152   0153   0154   0155   0156   0157   0158   0159   0160   0161   0162   0163   0164   0165   0166   0167   0168  

請求の範囲

1   2   3   4   5   6   7   8   9  

図面

1   2   3   4   5   6   7   8   9   10A   10B   11   12  

明 細 書

発明の名称 : アクセサリ装置、カメラおよび通信制御プログラム

技術分野

[0001]
 本発明は、相互に通信が可能なカメラ、及び中間アダプタや交換レンズ等のアクセサリ装置に関する。

背景技術

[0002]
 レンズ交換型カメラシステムとして、カメラが撮像処理やレンズ制御を行い、第1のアクセサリ装置としての交換レンズがカメラ本体からの制御命令に従ってレンズ駆動を行うシステムが知られている。こうしたカメラシステムにおいては、カメラ本体から交換レンズへの制御命令の伝達と交換レンズからカメラ本体へのレンズ情報の伝達は、相互に情報のやりとりをするための通信チャネルを介して行われる。
[0003]
 また、撮影機能を拡張させるために、交換レンズの焦点距離を変化させるコンバータ等の第2のアクセサリ装置としての中間アダプタを、カメラ本体と交換レンズの間に接続可能としたカメラシステムが知られている。このようなカメラシステムにおいては、カメラ本体と交換レンズの間の通信に加えて、カメラ本体と中間アダプタとの間の通信が必要となる場合がある。
[0004]
 特許文献1には、I2C(Inter-Integrated Circuit)通信方式による通信制御方法が記載されている。I2C通信においては、通信マスタに対して複数の通信スレーブが接続され、通信マスタと複数の通信スレーブの間で一対多の通信が行われる。

先行技術文献

特許文献

[0005]
特許文献1 : 特開2007-148592号公報

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0006]
 通信マスタと複数の通信スレーブの間で一対多の通信が行われる通信システムにおいては、複数の通信スレーブのそれぞれが通信マスタに対して低消費電力モードの解除等の要求を通知することができる構成が一般的である。しかしながら、通信スレーブに対して低消費電力モードの解除機能を無制限に付与すると、通信スレーブの動作状態を通信マスタが適切に制御することが困難になるため好ましくない。
[0007]
 本発明は、カメラとアクセサリ装置との間で動作状態を適切に制御することが可能なアクセサリ装置及びカメラを実現することを目的とする。

課題を解決するための手段

[0008]
 本発明のアクセサリ装置は、カメラに取り外し可能に装着され、アクティブ状態と該アクティブ状態よりも消費電力の少ないスリープ状態の間で動作状態を切り替え可能なアクセサリ装置であって、前記カメラとの間で行う通信であって、前記カメラと前記アクセサリ装置との間の信号の伝達に用いられる通知チャネルと前記カメラと前記アクセサリ装置との間のデータ通信に用いられるデータ通信チャネルを含むチャネルを介して行う通信を制御するアクセサリ制御部を有し、前記アクセサリ制御部は、前記スリープ状態において、前記通知チャネルを介して所定の信号を出力し、該所定の信号の出力に応じて前記カメラから送信された、前記アクセサリ装置の動作状態を前記スリープ状態から前記アクティブ状態へ切り替えることを示すアクティブ指示データを、前記データ通信チャネルを介して受信し、
 前記アクティブ指示データを前記カメラから受信することに応じて動作状態を前記スリープ状態から前記アクティブ状態に切り替えることを特徴とする。
[0009]
 また、本発明のカメラは、アクティブ状態と該アクティブ状態よりも消費電力の少ないスリープ状態の間で動作状態を切り替え可能なアクセサリ装置を装着可能なカメラであって、前記アクセサリ装置との間で行う通信であって、前記カメラと前記アクセサリ装置との間の信号の伝達に用いられる通知チャネルと、前記カメラと前記アクセサリ装置との間のデータ通信に用いられるデータ通信チャネルを含むチャネルを介して行う通信を制御するカメラ制御部を有し、前記カメラ制御部は、前記スリープ状態のアクセサリ装置から前記通知チャネルに出力された所定の信号を受信することに応じて、前記アクセサリ装置の動作状態を前記スリープ状態から前記アクティブ状態へ切り替えることを示すアクティブ指示データを、前記データ通信チャネルを介して前記アクセサリ装置に送信することを特徴とする。

発明の効果

[0010]
 本発明によれば、カメラとアクセサリ装置との間で動作状態を適切に制御することが可能なアクセサリ装置及びカメラが得られる。

図面の簡単な説明

[0011]
[図1] 本発明の撮像装置及びアクセサリ装置を含むカメラシステムの構成を示すブロック図である。
[図2] 本発明のカメラシステムにおける通信回路を示す概略図である。
[図3] 本発明において送受信されるデータのフォーマットを示す図である。
[図4] ブロードキャスト通信における通信波形を示す概略図である。
[図5] P2P通信における通信波形を示す概略図である。
[図6] 通信方式の切り替え時の通信波形を示す概略図である。
[図7] ブロードキャスト通信における通信フローを説明するフローチャートである。
[図8] P2P通信における通信フローを説明するフローチャートである。
[図9] アクセサリ装置から開始されるブロードキャスト通信における通信波形を示す概略図である。
[図10A] アクセサリ装置の動作状態をアクティブ状態とスリープ状態の間で切り替えるときの通信波形を示す概略図である。
[図10B] アクセサリ装置の動作状態をアクティブ状態とスリープ状態の間で切り替えるときの通信波形を示す概略図である。
[図11] アクセサリ装置の動作状態をアクティブ状態とスリープ状態の間で切り替える処理を示すフローチャートである。
[図12] その他の通信チャネルについて説明する図である。

発明を実施するための形態

[0012]
 以下、本発明の交換レンズや中間アダプタを含むアクセサリ装置及びカメラの通信制御方法について、添付の図面に基づいて詳細に説明する。アクセサリ装置とカメラの間では、複数の通信方式に基づく通信が実行される。「通信方式」はブロードキャスト通信方式とP2P通信方式を意味し、以下では、ブロードキャスト通信を第1通信方式、P2P通信方式を第2通信方式と記載する場合もある。
[0013]
 アクセサリ装置は、動作状態を、アクティブ状態(通常消費電力状態)とスリープ状態(低消費電力状態)との間で切り替え可能である。レンズマイコン111及びアダプタマイコン302は、カメラマイコン205と定常的に通信を行いつつ、ユーザ操作に応じて遅滞なく動作するアクティブ状態と、アクティブ状態よりも消費電力が少なく、通信を行わないスリープ状態とに切り替えが可能である。なお、ユーザ操作とは、ユーザによる、操作部材130や操作部材304の操作のことをいう。
[0014]
 以下の実施例においては、カメラ本体200と交換レンズ100の間に1つの中間アダプタ300が装着された例について説明するが、カメラ本体200と交換レンズ100の間に複数の中間アダプタが装着されていても良い。
[0015]
 本発明では、ブロードキャスト通信において、通信マスタとしてのカメラ本体200から通信スレーブとしての各アクセサリ装置に対して一斉にデータ送信が行われる。カメラ本体200が、ある特定のアクセサリ装置との1対1の通信であるP2P通信を行う場合には、P2P通信におけるカメラ本体200との通信相手を示す情報がブロードキャスト通信において各アクセサリ装置に対して通知される。
[0016]
 P2P通信が開始されるタイミングでは、各アクセサリ装置に対してカメラ本体200の通信相手が通知されているため、P2P通信において、カメラ本体200は通信相手を特定するための情報を各アクセサリ装置に送信する必要がない。このように、ブロードキャスト通信においてカメラ本体200との通信相手を選択した上で、カメラ本体200と選択された通信相手との1対1の通信方式であるP2P通信への切り替えを行うことで、P2P通信における通信速度を向上させることができる。
[0017]
 <カメラシステムの構成についての説明>
 図1には、本発明のカメラとしてのカメラ本体200と、これに装着可能なアクセサリ装置としての中間アダプタ300及び交換レンズ100を含む撮像システム(以下、カメラシステムという)の構成を示している。
[0018]
 カメラ本体200、交換レンズ100及び中間アダプタ300は、それぞれが有する通信部を介して制御命令や内部情報の伝送を行う。それぞれの通信部は、ブロードキャスト通信及びP2P通信に対応しており、カメラ本体200において決定された通信方式に基づいて通信を行う。
[0019]
 まず、交換レンズ100、中間アダプタ300、及びカメラ本体200の具体的な構成について説明する。中間アダプタ300とカメラ本体200は、結合機構であるマウント401を介して機械的および電気的に接続されている。中間アダプタ300は、マウント401に設けられた不図示の電源端子を介してカメラ本体200から電力の供給を受け、アダプタマイクロコンピュータ(以下、アダプタマイコンという)302の制御を行う。
[0020]
 交換レンズ100と中間アダプタ300は、結合機構であるマウント400を介して機械的および電気的に接続されている。交換レンズ100は、マウント400に設けられた不図示の電源端子と前述したマウント401に設けられた不図示の電源端子を介してカメラ本体200から電力の供給を受ける。そしてカメラ本体200から受けた電力を用いて、後述する各種アクチュエータやレンズマイクロコンピュータ(以下、レンズマイコンという)111の制御を行う。また、交換レンズ100、中間アダプタ300及びカメラ本体200は、マウント400及びマウント401に設けられた通信端子(図2に示す)を介して相互に通信を行う。
[0021]
 次に、交換レンズ100の構成について説明する。交換レンズ100は、撮像光学系を有する。撮像光学系は、被写体OBJ側から順に、フィールドレンズ101と、変倍を行う変倍レンズ102と、光量を調節する絞りユニット114と、像振れ補正レンズ103と、焦点調節を行うフォーカスレンズ104とを含む。
[0022]
 変倍レンズ102とフォーカスレンズ104はそれぞれ、レンズ保持枠105、106により保持されている。レンズ保持枠105、106は、不図示のガイド軸により図中に破線で示した光軸方向に移動可能にガイドされており、それぞれステッピングモータ107、108によって光軸方向に駆動される。ステッピングモータ107、108はそれぞれ、駆動パルスに同期して変倍レンズ102およびフォーカスレンズ104を移動させる。
[0023]
 像振れ補正レンズ103は、撮像光学系の光軸に直交する方向に移動することで、手振れ等に起因する像振れを低減する。
[0024]
 レンズマイコン111は、交換レンズ100内の各部の動作を制御するアクセサリ制御部である。レンズマイコン111は、アクセサリ通信部としてのレンズ通信部112を介して、カメラ本体200から送信された制御コマンドを受信し、レンズデータの送信要求を受ける。また、レンズマイコン111は、制御コマンドに対応するレンズ制御を行い、レンズ通信部112を介して送信要求に対応するレンズデータをカメラ本体200に送信する。
[0025]
 また、レンズマイコン111は、制御コマンドのうち変倍やフォーカシングに関するコマンドに応答してズーム駆動回路119およびフォーカス駆動回路120に駆動信号を出力してステッピングモータ107、108を駆動させる。これにより、変倍レンズ102による変倍動作を制御するズーム処理やフォーカスレンズ104による焦点調節動作を制御するオートフォーカス処理を行う。
[0026]
 絞りユニット114は、絞り羽根114a、114bを備えて構成される。絞り羽根114a、114bの状態は、ホール素子115により検出され、増幅回路122およびA/D変換回路123を介してレンズマイコン111に入力される。レンズマイコン111は、A/D変換回路123からの入力信号に基づいて絞り駆動回路121に駆動信号を出力して絞りアクチュエータ113を駆動させる。これにより、絞りユニット114による光量調節動作を制御する。
[0027]
 さらに、レンズマイコン111は、交換レンズ100内に設けられた振動ジャイロ等の不図示の振れセンサにより検出された振れに応じて、防振駆動回路125を介して防振アクチュエータ126を駆動する。これにより、像振れ補正レンズ103のシフト動作を制御する防振処理が行われる。
[0028]
 交換レンズ100には、操作部材130が設けられている。操作部材130は、ユーザによって操作可能な部材であり、例えば、交換レンズ100の周方向に回転可能なリング状の部材である。操作部材130には種々の機能を持たせることができる。例えば、ユーザが操作部材130を操作することで、フォーカスレンズ104を駆動させることが可能な構成とすることができる。これにより、ユーザによるマニュアルフォーカス制御が実行可能となる。なお、このような構成に限らず、ユーザが操作部材130を操作することで、フォーカスレンズ104以外の部材(例えば変倍レンズ102)を駆動させることが可能な構成としてもよい。
[0029]
 続いて、中間アダプタ300の構成について説明する。本実施例では、中間アダプタ300は、交換レンズ100の焦点距離を拡張するためのエクステンダである。中間アダプタ300はエクステンダに限らず、種々の機能を有するものが考えられる。例えば、交換レンズ100を透過した光の透過率を変化させるフィルタが内蔵された中間アダプタ300が考えられる。中間アダプタ300の内部に光透過率の異なる複数のフィルタを含み、撮影状況等に応じて適切なフィルタを選択可能な中間アダプタ300であっても良い。
[0030]
 本実施例における中間アダプタ300は、交換レンズ100の焦点距離を拡張する変倍レンズ301と、中間アダプタ300内の各部の動作を制御するアクセサリ制御部としてのアダプタマイコン302を含む。アダプタマイコン302は、アクセサリ通信部としてのアダプタ通信部303を介して、カメラ本体200から送信された制御コマンドを受信し、制御コマンドに対応するアダプタ制御を行う。また、アダプタマイコン302は、カメラ本体200からの送信要求に対応するアダプタデータを、アダプタ通信部303を介してカメラ本体200に送信する。
[0031]
 中間アダプタ300には、操作部材304が設けられている。操作部材304は、ユーザによって操作可能な部材であり、例えば、中間アダプタ300の周方向に回転可能なリング状の部材である。操作部材304には種々の機能を持たせることができる。例えば、ユーザが操作部材304を操作することで、上述したフィルタを選択可能な構成とすることができる。
[0032]
 次に、カメラ本体200の構成について説明する。カメラ本体200は、CCDセンサやCMOSセンサ等の撮像素子201と、A/D変換回路202と、信号処理回路203と、記録部204と、カメラマイクロコンピュータ(以下、カメラマイコンという)205と、表示部206とを有する。
[0033]
 撮像素子201は、交換レンズ100内の撮像光学系により形成された被写体像を光電変換して電気信号(アナログ信号)を出力する。A/D変換回路202は、撮像素子201からのアナログ信号をデジタル信号に変換する。信号処理回路203は、A/D変換回路202からのデジタル信号に対して各種画像処理を行って映像信号を生成する。
[0034]
 また、信号処理回路203は、映像信号から被写体像のコントラスト状態、つまり撮像光学系の焦点状態を示すフォーカス情報や露出状態を表す輝度情報も生成する。信号処理回路203は、映像信号を表示部206に出力し、表示部206は映像信号を構図やピント状態等の確認に用いられるライブビュー画像として表示する。
[0035]
 カメラ制御部としてのカメラマイコン205は、不図示の撮像指示スイッチおよび各種設定スイッチ等のカメラ操作部材からの入力に応じてカメラ本体200の制御を行う。また、カメラマイコン205は、カメラ通信部208を介して、不図示のズームスイッチの操作に応じて変倍レンズ102の変倍動作に関する制御コマンドをレンズマイコン111に送信する。さらに、カメラマイコン205は、カメラ通信部208を介して、輝度情報に応じた絞りユニット114の光量調節動作やフォーカス情報に応じたフォーカスレンズ104の焦点調節動作に関する制御コマンドをレンズマイコン111に送信する。
[0036]
 カメラマイコン205は、ブロードキャスト通信においては、中間アダプタ300と交換レンズ100に対してデータを一斉に送信し、P2P通信においては、中間アダプタ300と交換レンズ100のいずれか一方と1対1のデータ通信を行う。
[0037]
 <通信回路の構成についての説明>
 次に、図2を用いて、カメラ本体200、中間アダプタ300及び交換レンズ100を含むカメラシステムの間で構成される通信回路について説明する。本実施例のカメラシステムは、カメラ本体200と中間アダプタ300及び交換レンズ100との間の信号の伝達に用いられる通知チャネルCSと、データ通信に用いられるデータ通信チャネルDATAを含む。
[0038]
 図1で説明したように、カメラ本体200と中間アダプタ300は、マウント401を介して接続されている。マウント401には、少なくとも2つの通信端子が設けられている。また、中間アダプタ300と交換レンズ100は、マウント400を介して接続されている。マウント400には、少なくとも2つの通信端子が設けられている。各マウントに設けられた通信端子により、上述した通知チャネルCSとデータ通信チャネルDATAが形成される。
[0039]
 通知チャネルCSは、カメラマイコン205、アダプタマイコン302及びレンズマイコン111に接続されている。カメラマイコン205、アダプタマイコン302及びレンズマイコン111のそれぞれは、通知チャネルCSの信号レベル(電圧レベル)を検出可能である。また、通知チャネルCSは、カメラ本体200内に配置された不図示の電源にプルアップ接続されている。さらに、通知チャネルCSは、カメラ本体200に含まれる接地スイッチ2081を介してグランドと接続可能であり、中間アダプタ300に含まれる接地スイッチ3031を介してグランドと接続可能である。通知チャネルCSは、交換レンズ100に含まれる接地スイッチ1121を介してグランドと接続可能である。
[0040]
 このような回路構成を採用することで、カメラ本体200、中間アダプタ300及び交換レンズ100に含まれるいずれかの接地スイッチを接続状態とすることにより、通知チャネルCSの信号レベルをLowとすることが可能である。また、カメラ本体200、中間アダプタ300及び交換レンズ100に含まれる全ての接地スイッチを遮断状態とすることにより、通知チャネルCSの信号レベルをHighとすることが可能である。
[0041]
 カメラマイコン205、アダプタマイコン302及びレンズマイコン111のそれぞれは、接地スイッチの接続状態を変化させることで、通知チャネルCSとグランドとの接続状態を変化させることができる。換言すれば、カメラマイコン205、アダプタマイコン302及びレンズマイコン111のそれぞれは、接地スイッチの接続状態を変化させることで、通知チャネルCSの信号レベルをHighとLowのいずれかに設定可能である。
[0042]
 例えば、カメラマイコン205は、カメラ本体200に含まれる接地スイッチ2081を接続状態とすることで、通知チャネルCSの信号レベルをLowとすることができる。本発明では、接地スイッチを接続状態とすることを「通知チャネルCSにLow出力を行う」と記載する。また、接地スイッチを切断状態とすることを「通知チャネルCSにHigh出力を行う」と記載する。
[0043]
 つまり、カメラマイコン205、アダプタマイコン302及びレンズマイコン111のそれぞれが通知チャネルCSに対してHigh出力を行うことで、通知チャネルCSの信号レベルはHighとなる。一方、いずれかのマイコンが通知チャネルCSにLow出力を行うことで、通知チャネルCSの信号レベルはLowとなる。なお、データ通信時における通知チャネルCSの役割については後述する。
[0044]
 データ通信チャネルDATAは、データの伝搬方向を切り替え可能な双方向のデータ通信チャネルである。データ通知チャネルDATAは、カメラマイコン205、アダプタマイコン302及びレンズマイコン111に接続されている。
[0045]
 データ通信チャネルDATAは、カメラ本体200に含まれる入出力切り替えスイッチ2082を介してカメラマイコン205と接続される。カメラマイコン205には、データを送信するためのデータ出力部とデータを受信するためのデータ入力部が備えられている。そして、入出力切り替えスイッチ2082の動作に応じて、データ通信チャネルDATAをデータ出力部とデータ入力部のうちの一方に選択的に接続することができる。
[0046]
 また、データ通信チャネルDATAは、中間アダプタ300に含まれる入出力切り替えスイッチ3032を介してアダプタマイコン302と接続される。アダプタマイコン302には、データを送信するためのデータ出力部とデータを受信するためのデータ入力部が備えられている。そして、入出力切り替えスイッチ3032の動作に応じて、データ通信チャネルDATAをデータ出力部とデータ入力部のうちの一方に選択的に接続することができる。
[0047]
 データ通信チャネルDATAは、交換レンズ100に含まれる入出力切り替えスイッチ1122を介してレンズマイコン111と接続される。レンズマイコン111には、データを送信するためのデータ出力部とデータを受信するためのデータ入力部が備えられている。そして、入出力切り替えスイッチ1122の動作に応じて、データ通信チャネルDATAをデータ出力部とデータ入力部のうちの一方に選択的に接続することができる。このような回路構成を採用することにより、データ通信チャネルDATAのデータの伝搬方向を適切に切り替えることができる。
[0048]
 <データフォーマットの説明>
 続いて図3を用いて、データ通信チャネルDATAを介して通信されるデータのフォーマットについて説明する。
[0049]
 図3は、データ送信側とデータ受信側の双方で通信速度を予め設定し、この設定に基づいた通信ビットレートでデータ通信を行う調歩同期式の通信方式におけるデータフォーマットを示している。通信ビットレートとは、1秒間に転送することができるデータ量を示し、単位はbps(bit per second)で表される。図3は最小通信単位である1フレームの信号波形を示している。
[0050]
 データ通信を行っていない状態では、データ通信チャネルDATAの信号レベルはHiレベルに維持されている。続いて、データの送信開始をデータ受信側に通知するため、データ通信チャネルDATAの信号レベルが1ビット期間の間Lowとされる。この1ビット期間をスタートビットSTと呼び、スタートビットSTからデータフレームが開始される。スタートビットSTに続く2ビット目から9ビット目までの8ビット期間で1バイトのデータが送信される。
[0051]
 データのビット配列はMSB(Most Significant Bit)ファーストフォーマットとして、最上位のデータD7から始まり、順にデータD6、データD5と続き、最下位のデータD0で終了する。そして、10ビット目に1ビットのパリティー情報(PA)を付加し、1フレームの最後を示すストップビットSPの期間、データ通信チャネルDATAの信号レベルがHighとされる。これにより、スタートビットSTから開始されたデータフレーム期間が終了する。なお、パリティー情報は1ビットである必要はなく、複数のビットのパリティー情報が付加されても良い。また、パリティー情報は必須ではなく、パリティー情報が付加されないフォーマットとしても良い。
[0052]
 また、データのビット配列をLSB(Least Significant Bit)ファーストフォーマットとして、最下位のデータD0から始まり、順にデータD1、データD2と続き、最上位のデータD7で終了するようにしても良い。本実施例では、8ビット期間で1バイトのデータが送信されるが、8ビット以外のビット期間で1バイトのデータが送信されるようにしても良い。
[0053]
 <ブロードキャスト通信の説明>
 図4を用いて、ブロードキャスト通信について説明する。ブロードキャスト通信では、カメラ本体200が通信マスタとなり、中間アダプタ300及び交換レンズ100を通信スレーブとした通信が行われる。
[0054]
 図4は、ブロードキャスト通信においてやり取りされる信号波形を示している。通信マスタであるカメラ本体200のカメラマイコン205は、通知チャネルCSにLow出力を行うことで、通信スレーブであるレンズマイコン111及びアダプタマイコン302に対してブロードキャスト通信の開始を通知する。
[0055]
 次に、カメラマイコン205は、データ通信チャネルDATAを介してレンズマイコン111及びアダプタマイコン302にデータを送信する。
[0056]
 一方、レンズマイコン111とアダプタマイコン302は、データ通信チャネルDATAを介して上述したスタートビットSTを検出することに応じて、通知チャネルCSにLow出力を行う。なお、レンズマイコン111とアダプタマイコン302が通知チャネルCSにLow出力を行う時点で、カメラマイコン205がLow出力を行っているため、通知チャネルCSの信号レベルはLowのままである。
[0057]
 レンズマイコン111及びアダプタマイコン302は、通知チャネルCSにLow出力を行うことで、通信待機要求を通知する。通信待機要求は、カメラシステムにおける通信を一時停止させるためのものであり、通知チャネルCSの信号レベルにより通信待機要求の有無が判断される。
[0058]
 カメラマイコン205は、全てのデータを送信した後に通知チャネルCSにHigh出力を行う。レンズマイコン111及びアダプタマイコン302は、データ通信チャネルDATAから送信されたストップビットSPを受信した後に、受信したデータの解析及び受信データに対応する内部処理を実行する。その後、次の通信を実行するための準備が整った後に通知チャネルCSにHigh出力を行う。
[0059]
 カメラシステムを構成する全ての構成要素が通知チャネルCSにHigh出力を行うことで、通知チャネルCSの信号レベルはHighとなる。カメラマイコン205、レンズマイコン111及びアダプタマイコン302は、通知チャネルCSの信号レベルがHighに戻ったことにより、カメラシステムを構成する各構成要素が次の通信を実行可能な状態になったことを確認することができる。
[0060]
 図4では、カメラマイコン205が送信するデータに、アダプタマイコン302に対する送信要求命令が含まれており、カメラマイコン205によるデータ送信に続いて、アダプタマイコン302によるデータ送信が行われる。
[0061]
 具体的には、通知チャネルCSの信号レベルがHighになった後に、アダプタマイコン302は、通知チャネルCSにLow出力を行う。これにより、レンズマイコン111及びカメラマイコン205に対してブロードキャスト通信の開始を通知する。次に、アダプタマイコン302は、データ通信チャネルDATAを介してレンズマイコン111及びカメラマイコン205にデータを送信する。
[0062]
 一方、レンズマイコン111とカメラマイコン205は、データ通信チャネルDATAを介して上述したスタートビットSTを検出することに応じて、通知チャネルCSにLow出力を行う。なお、レンズマイコン111とカメラマイコン205が通知チャネルCSにLow出力を行う時点では、アダプタマイコン302が通知チャネルCSにLow出力を行っているため、通知チャネルCSの信号レベルはLowのままである。
[0063]
 アダプタマイコン302は、全てのデータを送信した後に通知チャネルCSにHigh出力を行う。レンズマイコン111及びカメラマイコン205は、データ通信チャネルDATAから送信されたストップビットSPを受信した後に、受信したデータの解析及び受信データに対応する内部処理を実行する。その後、次の通信を実行するための準備が整った後に通知チャネルCSにHigh出力を行う。
[0064]
 カメラシステムを構成する全ての構成要素が通知チャネルCSにHigh出力を行うことで、通知チャネルCSの信号レベルはHighとなる。カメラマイコン205、レンズマイコン111及びアダプタマイコン302は、通知チャネルCSの信号レベルがHighに戻ったことにより、カメラシステムを構成する各構成要素が次の通信を実行可能な状態になったことを確認することができる。
[0065]
 以上説明したように、ブロードキャスト通信においては、データ送信側が、通知チャネルCSにLow出力を行って通知チャネルCSの信号レベルをHighからLowにすることで、ブロードキャスト通信の開始をデータ受信側に通知している。また、データ受信側は、通知チャネルCSへの出力をLow出力からHigh出力に変化させることで、通信待機要求の解除をレンズシステムの各構成要素に通知している。
[0066]
 なお、図4では本発明におけるブロードキャスト通信の通信波形の一例を示したが、本発明はこれに限定されない。例えば、1回のブロードキャスト通信において送受信されるデータを1バイトのデータでなく、複数バイトのデータとしても良い。
[0067]
 また、通信方式をブロードキャスト通信からP2P通信に切り替える場合は、カメラマイコン205からレンズマイコン111及びアダプタマイコン302に対して、通信方式の切り替えを指示するデータの送信のみが行われる。
[0068]
 <P2P通信の説明>
 図5を用いて、本発明における第2通信方式としてのP2P通信について説明する。P2P通信では、カメラ本体200が通信マスタとなり、カメラシステムを構成する構成要素の中で通信スレーブとして選択された1つの構成要素と1対1の個別の通信が行われる。
[0069]
 図5は、P2P通信においてやり取りされる信号波形を示している。ここでは通信スレーブとして交換レンズ100が選択されている例を示している。P2P通信における通信スレーブを示す情報は、ブロードキャスト通信によって送信される。
[0070]
 ブロードキャスト通信からP2P通信への切り替えが実行されると、最初に通信マスタであるカメラマイコン205からのデータ送信が開始される。
[0071]
 図5は、カメラマイコン205からレンズマイコン111への1バイトのデータ送信後に、レンズマイコン111からカメラマイコン205に対して2バイトのデータ送信が行われる例を示している。
[0072]
 カメラシステムを構成する各構成要素においてブロードキャスト通信からP2P通信への切り替えが完了した後に、通信マスタとしてのカメラマイコン205はデータ通信チャネルDATAを介してレンズマイコン111にデータを送信する。カメラマイコン205は、データ送信が完了すると、通知チャネルCSの信号レベルをLow出力にして通信待機要求の通知を行う。そして、カメラマイコン205は、データ受信側としてデータを受信する準備が完了した後に通知チャネルCSの信号レベルをHigh出力に戻す。
[0073]
 一方、レンズマイコン111は、通知チャネルCSの信号レベルがLowになったことによりカメラマイコン205からのデータ送信が完了したことを認識し、受信したデータの解析や受信したデータに対応する内部処理を実行する。図5の例では、カメラマイコン205から受信したデータに、レンズマイコン111からカメラマイコン205へのデータ送信要求が含まれており、レンズマイコン111はカメラマイコン205に送信するデータの生成も行う。
[0074]
 その後、通知チャネルCSの信号レベルがHighに戻ったことにより、通信待機要求の解除を認識したレンズマイコン111は、カメラマイコン205に対して2バイトのデータ送信を行う。
[0075]
 レンズマイコン111は、データ送信が終了すると、通知チャネルCSの信号レベルをLow出力にして通信待機要求の通知を行う。そして、レンズマイコン111は、データ受信側としてデータを受信する準備が完了した後に通知チャネルCSの信号レベルをHigh出力に戻す。なお、P2P通信の通信相手として選択されていないアダプタマイコン302は、通知チャネルCSへの出力を変化させず、データの送受信に関与しない。
[0076]
 レンズマイコン111は、通知チャネルCSの信号レベルをHighに戻した後のカメラマイコン205からのデータ送信タイミングによって、P2P通信が継続されているのか、ブロードキャスト通信への切り替えが行われたのかを判断する。通知チャネルCSの信号レベルがHighのままの状態で、カメラマイコン205からのデータを受信した場合、レンズマイコン111はP2P通信が継続されていると判断する。一方、通知チャネルCSの信号レベルがLowに変化した後に、カメラマイコン205からのデータを受信した場合、レンズマイコン111はP2P通信からブロードキャスト通信に切り換えられたと判断する。
[0077]
 以上説明したように、P2P通信においては、データ送信側が通知チャネルCSの信号レベルをHigh出力からLow出力にすることで、データ送信側によるデータの送信が完了したことをデータ受信側に通知している。そして、データ送信側は、次の通信におけるデータ受信側としてのデータ受信準備が完了するまで、通知チャネルCSの信号レベルをLow出力のままとすることで、通信待機要求を通知している。
[0078]
 <通信方式の切り替えについての説明>
 図6を用いて、ブロードキャスト通信とP2P通信を切り替えて実行される通信の概要を説明する。ブロードキャスト通信とP2P通信のいずれの通信においてもカメラ本体200が通信マスタとなり、中間アダプタ300や交換レンズ100との通信を実行する。P2P通信におけるカメラ本体との通信相手を示す情報は、ブロードキャスト通信において通知される。
[0079]
 図6は、ブロードキャスト通信とP2P通信を切り替えて実行される通信における通信波形を示している。初めに、P2P通信における通信相手としてアダプタマイコン302が選択されたことを示す情報がブロードキャスト通信において送受信され、その後、カメラマイコン205とアダプタマイコン302の間でP2P通信が行われる。以下、P2P通信における通信相手を示す情報を、通信相手指定データと記載する。
[0080]
 以下、通信相手指定データ自体に、ブロードキャスト通信からP2P通信への切り替えコマンドとしての機能を持たせた実施例について説明する。なお、通信相手指定データとは別に、ブロードキャスト通信からP2P通信への切り替えを指示する信号を送受信することでP2P通信への切り替えを実行しても良い。
[0081]
 P2P通信における通信相手として選択されていないレンズマイコン111は通信相手指定データを受信した後、カメラマイコン205から受信したデータの解析や内部処理が終了した時点で通知チャネルCSにHigh出力を行う。そして、カメラマイコン205とアダプタマイコン302の間でP2P通信が行われている期間は、通知チャネルCSへの出力を変化させることなく、ブロードキャスト通信に対応した設定を維持する。
[0082]
 具体的には、アダプタマイコン302は、P2P通信への切り替えが完了すると、通知チャネルCSにHigh出力を行うことで、通信方式の切り替え完了をカメラマイコン205に通知する。カメラマイコン205も、P2P通信への切り替えが完了すると、通知チャネルCSにHigh出力を行う。上述したように、P2P通信における通信相手として選択されていないレンズマイコン111は、カメラマイコン205から受信したデータの解析や内部処理が終了した時点で通知チャネルCSにHigh出力を行う。
[0083]
 カメラマイコン205は、通知チャネルCSの信号レベルがHighになったことを検出すると、図5で示したP2P通信を開始する。P2P通信における通信の概要は図5で説明した通りであるため、ここではP2P通信の詳細についての説明を割愛する。
[0084]
 カメラマイコン205とアダプタマイコン302の間のP2P通信が終了すると、カメラマイコン205はブロードキャスト通信により、P2P通信における通信相手としてレンズマイコン111を選択したことを示す通信相手指定データを送信する。その後、カメラマイコン205とレンズマイコン111の間でP2P通信が行われる。
[0085]
 なお、アダプタマイコン302は、カメラマイコン205からデータが送信される前に通知チャネルCSの信号レベルがLowになったことにより、P2P通信からブロードキャスト通信への切り替えが実行されたことを認識する。
[0086]
 <ブロードキャスト通信における通信フローの説明>
 次に、図7を用いて、ブロードキャスト通信における通信フローについて説明する。図7において、左側に示すS100~S118のフローは、カメラマイコン205が実行する処理を示している。右側に示すS200~S218のフローは、アダプタマイコン302が実行する処理を示している。カメラマイコン205及びアダプタマイコン302は、コンピュータプログラムである通信制御プログラムに従って、図7のフローチャートに示す通信制御を行う。なお、図7において「S」はステップを意味する。図7では通信マスタとしてのカメラマイコン205の通信フローと、通信スレーブとしてのアダプタマイコン302の通信フローを開示している。レンズマイコン111の通信フローは、アダプタマイコン302の通信フローとほぼ同じであるため、ここではレンズマイコン111の通信フローの説明は省略する。
[0087]
 カメラマイコン205は、S100においてブロードキャスト通信を開始するイベントが発生したか否かの判定を行う。ブロードキャスト通信を開始するイベントが発生した場合はS101に進み、このようなイベントが発生していない場合は、S100の判定を繰り返し行う。
[0088]
 S101では、カメラマイコン205は、通知チャネルCSにLow出力を行い、通知チャネルCSの信号レベルをLowにすることで、レンズマイコン111及びアダプタマイコン302に対してブロードキャスト通信の開始を通知する。続いて、S102において、カメラマイコン205は、入出力切り替えスイッチ2082を動作させる。これにより、データ通信チャネルDATAをカメラマイコン205のデータ出力部に接続し、S103においてデータ送信を開始する。
[0089]
 S104では、カメラマイコン205は、S103でカメラマイコン205から送信したデータに、送信要求コマンドが含まれるか否かの判定を行う。送信要求コマンドとは、通信マスタとしてのカメラマイコン205から送信されたデータを受信した通信スレーブに対して、カメラマイコン205へのデータ送信を要求するコマンドである。
[0090]
 S103でカメラマイコン205から送信したデータに送信要求コマンドが含まれていないと判定した場合には、S105に進む。S105では、カメラマイコン205からのデータ送信の完了後に通知チャネルCSへのLow出力を解除し、S116に進む。
[0091]
 S103でカメラマイコン205から送信したデータに送信要求コマンドが含まれていると判定した場合にはS106に進む。S106では、カメラマイコン205からのデータ送信の完了後に、データ通信チャネルDATAをカメラマイコン205のデータ入力部に接続し、S107に進む。S107では、カメラマイコン205は、通知チャネルCSへのLow出力を解除し、High出力を行う。
[0092]
 S108では、カメラマイコン205は、通知チャネルCSの信号レベルがHighになったか否かの判定を行う。この判定は、通知チャネルCSの信号レベルがHighになるまで継続して行われる。通知チャネルCSの信号レベルがHighのときには、カメラシステムが通信可能な状態であることを示している。通知チャネルCSの信号レベルがHighになると、S109において、カメラマイコン205は、通知チャネルCSの信号レベルがLowになったか否かの判定を行う。この判定は、通知チャネルCSの信号レベルがLowになるまで継続して行われる。
[0093]
 通知チャネルCSの信号レベルがLowになることに応じて、通信スレーブであるアダプタマイコン302からカメラマイコン205への通信が開始される。通知チャネルCSの信号レベルがLowになったと判定した後に、カメラマイコン205はS110においてデータ通信チャネルDATAにおけるデータの受信を許可する。続いて、S111において、アダプタマイコン302から送信されるデータに含まれるスタートビットを受信したか否かの判定を行う。この判定は、スタートビットを受信するまで継続して行われる。
[0094]
 カメラマイコン205は、S111でスタートビットを受信すると、S112に進む。そして、通知チャネルCSにLow出力を行い、S113においてストップビットを受信したか否かの判定を行う。この判定は、ストップビットを受信するまで継続して行われる。ストップビットを受信すると、S114において、カメラマイコン205は、データ通信チャネルDATAにおけるデータの受信を禁止し、受信したデータの解析や受信したデータに対応する内部処理を実行する。その後、S115において、カメラマイコン205は、通知チャネルCSへのLow出力を解除し、High出力を行う。
[0095]
 続いて、S116において、カメラマイコン205は、通知チャネルCSの信号レベルがHighになったか否かの判定を行う。この判定は、通知チャネルCSの信号レベルがHighになるまで継続して行われる。通知チャネルCSの信号レベルがHighになると、S117において、カメラマイコン205は、S103で送信したデータが、通信相手指定データであったか否かの判定を行う。カメラマイコン205は、S117において通信相手指定データであると判定した場合には、S118に進み、P2P通信へ移行する。通信相手指定データでなかった場合には、ブロードキャスト通信を継続する。
[0096]
 次に、アダプタマイコン302における通信フローについて説明する。S200において、アダプタマイコン302は、通知チャネルCSの信号レベルがLowになったか否かの判定を行う。この判定は、通知チャネルCSの信号レベルがLowになるまで継続して行われる。通知チャネルCSの信号レベルがLowになることに応じて、通信マスタであるカメラマイコン205からのデータ送信が開始されるため、S201においてアダプタマイコン302は、データ通信チャネルDATAにおけるデータの受信を許可する。
[0097]
 続いて、S202においてスタートビットを受信したか否かの判定を行う。アダプタマイコン302は、S202でスタートビットを受信していないと判定した場合には、S203に進み、通知チャネルCSの信号レベルがHighであるか否かの判定を行う。
[0098]
 ここで、S203及びS204の処理を行うのは、カメラマイコン205とレンズマイコン111の間でP2P通信が行われ、アダプタマイコン302のみがブロードキャスト通信を行う状況に対応するためである。この状況では、アダプタマイコン302はカメラマイコン205からデータを受信することはないため、S204においてデータ通信チャネルDATAにおけるデータの受信を禁止する。
[0099]
 <P2P通信>の欄で説明したように、P2P通信においても通知チャネルCSの信号レベルはHighとLowの間で変化する。通知チャネルCSの信号レベルは、通常時はHighであり、ブロードキャスト通信においては、通信待機要求を通知する場合や、通信の開始を通知する場合にLowに設定される。P2P通信においては、通信待機要求を通知する場合にLowに設定される。
[0100]
 S202において、アダプタマイコン302がカメラマイコン205からスタートビットを受信していない状況としては、以下の状況が考えられる。
[0101]
 1つ目の状況は、カメラマイコン205が通知チャネルCSの信号レベルをLowにした後であって、データ送信が開始されていない状況である。2つ目の状況は、カメラマイコン205とレンズマイコン111がP2P通信を行っており、アダプタマイコン302はP2P通信に関与していない状況である。
[0102]
 前述の1つ目の状況の場合には、通知チャネルCSの信号レベルはHighにならないため、アダプタマイコン302は、S203からS202に戻り、カメラマイコン205からのデータ送信が開始されるまで、S202及びS203の判定を繰り返す。
[0103]
 前述の2つ目の状況の場合には、カメラマイコン205とレンズマイコン111のいずれかが通信待機要求を通知していない限り、通知チャネルCSの信号レベルはHighになっている。この状況では、アダプタマイコン302は、基本的にはS203からS204に進み、データ通信チャネルDATAにおけるデータの受信が禁止される。なお、P2P通信において、通信待機要求が通知されている場合には、S203からS202に戻り、再びS203の判定が行われることになる。ただし、P2P通信においては、通知チャネルCSの信号レベルがHighに設定されている期間が長いため、最終的にはS203からS204に進むことになる。
[0104]
 以上のように、S203及びS204の制御フローを追加することで、カメラシステムの中でブロードキャスト通信とP2P通信を併用することができる。本実施例においては、カメラマイコン205とレンズマイコン111の間でP2P通信を行う一方で、ブロードキャスト通信に対応した状態でアダプタマイコン302を待機させることができる。
[0105]
 S202の説明に戻る。S202においてスタートビットを受信すると、アダプタマイコン302は、受信したデータの解析や受信したデータに対応する内部処理を開始すると共に、通知チャネルCSにLow出力を行う。これにより、カメラシステムを構成する各構成要素に対して通信待機要求を通知する。
[0106]
 次に、S206においてアダプタマイコン302は、ストップビットを受信したか否かの判定を行う。この判定は、ストップビットを受信するまで継続して行われる。アダプタマイコン302は、ストップビットを受信したと判定すると、S207においてデータ通信チャネルDATAにおけるデータの受信を禁止し、受信したデータの解析や受信したデータに対応する内部処理を継続する。データの内部処理が完了し、次のデータ通信を実行可能な状態となると、S208において、アダプタマイコン302は、通知チャネルCSへのLow出力を解除し、High出力を行う。
[0107]
 S209では、アダプタマイコン302は、カメラマイコン205から受信したデータに、送信要求コマンドが含まれるか否かの判定を行う。送信要求コマンドを含むと判定した場合には、S210に進み、通知チャネルCSの信号レベルがHighになったか否かの判定を行う。この判定は、通知チャネルCSの信号レベルがHighになるまで継続して行われる。通知チャネルCSの信号レベルがHighのときには、カメラシステムが通信可能な状態であることを示している。カメラマイコン205から受信したデータに送信要求コマンドが含まれないと判定した場合には、後述するS215に進む。
[0108]
 S210において、アダプタマイコン302が通知チャネルCSの信号レベルがHighであると判定した場合に、S211に進む。S211では、アダプタマイコン302は、通知チャネルCSにLow出力を行い、通知チャネルCSの信号レベルをLowにすることで、カメラマイコン205及びレンズマイコン111に対してブロードキャスト通信の開始を通知する。続いて、S212において、入出力切り替えスイッチ3032を動作させることで、データ通信チャネルDATAをアダプタマイコン302のデータ出力部に接続し、S213においてデータ送信を開始する。
[0109]
 データ送信が完了すると、S214において、アダプタマイコン302は、通知チャネルCSへのLow出力を解除し、High出力を行う。続いて、S215では、通知チャネルCSの信号レベルがHighになったか否かの判定を行う。この判定は、通知チャネルCSの信号レベルがHighになるまで継続して行われる。
[0110]
 通知チャネルCSの信号レベルがHighになるとS216に進む。S216では、アダプタマイコン302は、カメラマイコン205から受信したデータが通信相手指定データであり、かつ、自身がP2P通信におけるカメラマイコン205の通信相手として選択されたか否かの判定を行う。P2P通信におけるカメラマイコン205の通信相手としてアダプタマイコン302が選択されたと判定した場合には、S217に進み、データ通信チャネルDATAにおけるデータ受信を許可する。そして、S218において、ブロードキャスト通信からP2P通信へ移行する。
[0111]
 カメラマイコン205から受信したデータが通信相手指定データでない場合、およびP2P通信における通信相手としてアダプタマイコン302が選択されていないと判定した場合は、アダプタマイコン302は、P2P通信へ移行することなく、ブロードキャスト通信を継続する。
[0112]
 <P2P通信における通信フロー>
 次に、図8を用いて、P2P通信における通信フローについて説明する。図8において、左側に示すS300~S313のフローは、カメラマイコン205が実行する処理を示している。右側に示すS400~S411のフローは、レンズマイコン111が実行する処理を示している。カメラマイコン205及びレンズマイコン111は、コンピュータプログラムである通信制御プログラムに従って、図8のフローチャートに示す通信制御を行う。なお、図8において「S」はステップを意味する。図8では通信マスタとしてのカメラマイコン205の通信フローと、通信スレーブとしてのレンズマイコン111の通信フローを開示している。アダプタマイコン302の通信フローは、レンズマイコン111の通信フローとほぼ同じであるため、ここではアダプタマイコン302の通信フローの説明は省略する。
[0113]
 カメラマイコン205は、S300においてP2P通信を開始するイベントが発生したか否かの判定を行う。P2P通信を開始するイベントが発生したと判定した場合はS301に進み、このようなイベントが発生していないと判定した場合は、S300の判定を繰り返し行う。
[0114]
 S301では、カメラマイコン205は、入出力切り替えスイッチ2082を動作させることで、データ通信チャネルDATAをカメラマイコン205のデータ出力部に接続する。これにより、S302においてデータ送信を開始する。
[0115]
 S303では、カメラマイコン205は、通知チャネルCSにLow出力を行い、通知チャネルCSの信号レベルをLowにする。これにより、カメラマイコン205は、通信スレーブであるレンズマイコン111に対して通信待機要求を行う。通知チャネルCSの信号レベルがLowの期間、レンズマイコン111はカメラマイコン205に対するデータ送信を行わない。
[0116]
 S304では、カメラマイコン205は、S302でカメラマイコン205から送信したデータに、送信要求コマンドが含まれるか否かの判定を行う。送信要求コマンドとは、通信スレーブに対して、カメラマイコン205へのデータ送信を要求するコマンドである。S302でカメラマイコン205から送信したデータに送信要求コマンドが含まれない場合には、レンズマイコン111からデータが送信されることはない。この場合、S304からS305に進み、レンズマイコン111が通信待機要求を通知しているか否かを確認する。
[0117]
 具体的には、S305において、カメラマイコン205は、カメラマイコン205における通知チャネルCSへのLow出力を解除した上で、S306において、カメラマイコン205は、通知チャネルCSの信号レベルがLowであるか否かの判定を行う。これにより、レンズマイコン111が通知チャネルCSの信号レベルをLowにしているか否か、つまり、レンズマイコン111が通信待機要求を通知しているか否かを判定することができる。
[0118]
 一般的に、カメラマイコン205からのデータを受信したレンズマイコン111は、そのデータの解析や内部処理のために、ある程度の期間、通知チャネルCSにLow出力を行うことで通信待機要求を通知する。S306は、レンズマイコン111の通知待機要求を認識するために行われる。S305の後に一時的に通知チャネルCSの信号レベルがHighとなることがある。このときは、S306の判定を行うことで通知チャネルCSの信号レベルがLowとなるまで待機する。S306で通知チャネルCSの信号レベルがLowとなったことを確認した上でS311に進む。
[0119]
 S304に戻る。S304において、S302でカメラマイコン205から送信したデータが送信要求コマンドである場合にはS307に進む。
[0120]
 S307では、入出力切り替えスイッチ2082を動作させることで、データ通信チャネルDATAをカメラマイコン205のデータ入力部に接続する。さらに、S308において通知チャネルCSへのLow出力を解除し、High出力を行う。
[0121]
 カメラマイコン205は、通知チャネルCSの信号レベルがHighの状態で、レンズマイコン111からのデータ受信し、S309において、通知チャネルCSの信号レベルがLowになったか否かの判定を行う。通知チャネルCSの信号レベルがLowになったことに応じて、レンズマイコン111のデータ送信が完了したと判断し、S310においてデータ解析を行う。
[0122]
 続いてS311において、カメラマイコン205は、通知チャネルCSの信号レベルがHighになったか否かの判定を行う。この判定は、通知チャネルCSの信号レベルがHighになるまで継続して行われる。通知チャネルCSの信号レベルがHighの状態は、通信スレーブとしてのレンズマイコン111がデータ通信可能な状態であることを意味している。
[0123]
 通知チャネルCSの信号レベルがHighになると、S312に進み、ブロードキャスト通信への移行イベントが発生した否かの判定を行う。ブロードキャスト通信への移行イベントが発生した場合には、S313に進み、ブロードキャスト通信へ移行する。ブロードキャスト通信への移行イベントが発生していない場合は、P2P通信を継続して行う。
[0124]
 次に、通信スレーブとしてのレンズマイコン111の通信フローについて説明する。レンズマイコン111は、ブロードキャスト通信からP2P通信への切り替えを実行すると、最初にカメラマイコン205から送信されるデータの受信を行う。カメラマイコン205から送信されるデータを受信している期間、通知チャネルCSの信号レベルはHighに保たれている。
[0125]
 続いてS400において、レンズマイコン111は、通知チャネルCSの信号レベルがLowになったか否かの判定を行う。通知チャネルCSの信号レベルがLowになったことに応じて、カメラマイコン205のデータ送信が完了したと判断し、S401において、レンズマイコン111は受信したデータの解析を行う。
[0126]
 続いて、S402において、通知チャネルCSの信号レベルがHighになったか否かの判定を行う。この判定は、通知チャネルCSの信号レベルがHighになるまで継続して行われる。通知チャネルCSの信号レベルがLowの状態は、カメラマイコン205が通信待機要求を通知している状態である。
[0127]
 通知チャネルCSの信号レベルがHighになると、S403において、レンズマイコン111は、カメラマイコン205から受信したデータに、送信要求コマンドが含まれるか否かの判定を行う。カメラマイコン205から受信したデータに送信要求コマンドが含まれない場合にはS404に進む。
[0128]
 S404では、カメラマイコン205から受信したデータに対する内部処理等のために、通知チャネルCSの信号レベルをLowにすることで、カメラマイコン205に対して通信待機要求を通知する。レンズマイコン111が通信可能な状態となると、S405において通知チャネルCSの信号レベルをHighにして、通信待機要求を解除した上でS411に進む。
[0129]
 S403に戻る。S403において、レンズマイコン111は、カメラマイコン205から受信したデータに送信要求コマンドが含まれると判定した場合にはS406に進む。S406では、入出力切り替えスイッチ1122を動作させることで、データ通信チャネルDATAをレンズマイコン205のデータ出力部に接続する。そしてS407において、カメラマイコン205へのデータ送信を開始する。
[0130]
 レンズマイコン111からカメラマイコン205へのデータ送信が完了した後に、S408に進む。S408において、レンズマイコン111は、通知チャネルCSにLow出力を行い、通知チャネルCSの信号レベルをLowにする。これにより、レンズマイコン111は、通信マスタであるカメラマイコン205に対して通信待機要求を行う。通知チャネルCSの信号レベルがLowの期間、カメラマイコン205はレンズマイコン111に対するデータ送信を行わない。
[0131]
 S409では、レンズマイコン111は、入出力切り替えスイッチ1122を動作させることで、データ通信チャネルDATAをレンズマイコン205のデータ入力部に接続し、S410において、通知チャネルCSへのLow出力を解除し、High出力を行う。
[0132]
 S411では、通知チャネルCSの信号レベルがHighになったか否かの判定を行う。この判定は、通知チャネルCSの信号レベルがHighになるまで継続して行われる。通知チャネルCSの信号レベルがHighになった状態は、カメラマイコン205及びレンズマイコン111が通信可能な状態であることを意味している。
[0133]
 <通信リクエストの説明>
 以下、レンズマイコン111やアダプタマイコン302等のアクセサリ装置に含まれるマイコンがカメラマイコン205に対して通信リクエストを通知する通信制御に関して、図9を用いて説明する。
[0134]
 図4で説明したブロードキャスト通信においては、カメラマイコン205が通知チャネルCSにLow出力を行って、通知チャネルCSの信号レベルをLowにすることでブロードキャスト通信の開始を各通信スレーブに通知している。
[0135]
 図9に示したブロードキャスト通信においては、通信スレーブとしてのレンズマイコン111やアダプタマイコン302が、ブロードキャスト通信の開始をカメラマイコン205にリクエストする態様を示している。カメラマイコン205への通信リクエストは、カメラマイコン205からアクセサリ装置に含まれるマイコンへの通信が一時停止された状態において、アクセサリ装置に含まれるマイコンが、カメラマイコン205との通信を主体的に再開させるときに実行される。
[0136]
 アクセサリ装置による通信リクエストは、例えば、中間アダプタ300に備えられた操作部材がユーザによって操作された場合に実行される。カメラシステムとして通信が一時停止された状態から通信を再開させる場合、基本的には、通信マスタであるカメラマイコン205が主体的に通信を再開させることが適切である。通信スレーブであるアクセサリ装置のマイコンに通信を再開させる機能を持たせることは、通信マスタであるカメラシステム205が予期しないタイミングでの通信再開が行われるおそれがある。それゆえ、通信スレーブに対して、無制限に通信を再開させる機能を持たせることは好ましくない。
[0137]
 そこで、本実施例では、アクセサリ装置に含まれるマイコンが、カメラマイコン205への通信開始リクエストを行うことで、カメラマイコン205から通信スレーブであるアクセサリ装置のマイコンへの通信を再開させる機能を持たせている。
[0138]
 図9は、レンズマイコン111が通信リクエストを行うときの通信波形を示している。通信スレーブとしてのレンズマイコン111が、通信イベントの発生の有無を監視している。そして、通信イベントが発生した場合には、通知チャネルCSにLow出力を行うことで通知チャネルCSの信号レベルをLowにする。
[0139]
 カメラマイコン205は、通知チャネルCSの信号レベルがLowになったことに応じて、通知チャネルCSにLow出力を行った上でブロードキャスト通信を開始する。通知チャネルCSにLow出力を行った後のブロードキャスト通信のフローは、図4で説明したフローと同じであるため、ここでの説明は割愛する。
[0140]
 <動作状態の制御についての説明>
 次に、レンズマイコン111およびアダプタマイコン302の動作状態の制御方法について説明する。まず、本発明において行われるスリープ処理について説明する。スリープ処理は、レンズマイコン111およびアダプタマイコン302の動作状態をアクティブ状態(通常消費電力状態)とスリープ状態(低消費電力状態)との間で切り替える処理である。レンズマイコン111及びアダプタマイコン302は、カメラマイコン205と定常的に通信を行いつつ、ユーザ操作に応じて遅滞なく動作するアクティブ状態と、アクティブ状態よりも消費電力が少なく、通信を行わないスリープ状態とに切り替え可能である。
[0141]
 カメラマイコン205は、アクティブ状態においてユーザ操作が所定時間なかった場合等にレンズマイコン111及びアダプタマイコン302をスリープ状態に切り替える。これにより、カメラシステムとしての省電力化を実現することができる。また、カメラマイコン205は、レンズマイコン111のスリープ状態において交換レンズ100に対してユーザ操作が発生すると、レンズマイコン111をアクティブ状態に切り替える。同様に、カメラマイコン205は、アダプタマイコン302のスリープ状態において中間アダプタ300に対してユーザ操作が発生すると、アダプタマイコン302をアクティブ状態に切り替える。
[0142]
 図10Aは、レンズマイコン111およびアダプタマイコン302をアクティブ状態からスリープ状態へ切り替えるときにカメラマイコン205、レンズマイコン111およびアダプタマイコン302の間で行われる通信の信号波形を示している。
[0143]
 まず、レンズマイコン111及びアダプタマイコン302をアクティブ状態からスリープ状態に移行させるときの通信について説明する。カメラマイコン205がレンズマイコン111およびアダプタマイコン302をアクティブ状態からスリープ状態へ移行させるときの通信は、ブロードキャスト通信で行われる。通信マスタであるカメラマイコン205は、図4で説明した手順でブロードキャスト通信を実行する。
[0144]
 このブロードキャスト通信で、カメラマイコン205は、レンズマイコン111およびアダプタマイコン302に対して、これらをアクティブ状態からスリープ状態に移行させるスリープ指示データを送信可能である。通信スレーブであるレンズマイコン111およびアダプタマイコン302は、ブロードキャスト通信でスリープ指示データを受信することに応じてスリープ状態への移行処理を実行し、該移行処理が完了すると信号線CSへのLow出力を解除する。
[0145]
 次にレンズマイコン111およびアダプタマイコン302をスリープ状態からアクティブ状態に移行させるときの通信について説明する。カメラマイコン205がレンズマイコン111およびアダプタマイコン302をスリープ状態からアクティブ状態に移行させる処理は、ブロードキャスト通信で行われる。通信マスタであるカメラマイコン205は、図4で説明した手順でブロードキャスト通信を実行する。
[0146]
 このブロードキャスト通信でレンズマイコン111およびアダプタマイコン302に送信されるのは、レンズマイコン111およびアダプタマイコン302をスリープ状態からアクティブ状態に移行させる指示(要求)を示すアクティブ指示データである。通信スレーブであるレンズマイコン111およびアダプタマイコン302は、ブロードキャスト通信でアクティブ指示データを受信することに応じて、アクティブ状態への移行処理を実行し、該移行処理が完了すると、信号線CSへのLow出力を解除する。
[0147]
 レンズマイコン111およびアダプタマイコン302のスリープ状態からアクティブ状態への移行は、アクティブ指示データの受信時に行ってもよいし、データ通信チャネルDATAを通じたスタートビット受信時に行ってもよい。
[0148]
 図10Aはカメラマイコン205から開始されるブロードキャスト通信によってレンズマイコン111およびアダプタマイコン302がスリープ状態からアクティブ状態に移行する例を示した。これに対してスリープ状態にあるレンズマイコン111およびアダプタマイコン302がカメラマイコン205に対してアクティブ状態への移行を指示するアクティブ指示データの出力を要求してもよい。このカメラマイコン205へのアクティブ指示データの出力の要求を、以下、スリープ解除リクエストという。
[0149]
 図10Bは、レンズマイコン111がスリープ解除リクエストを出力する例を示している。スリープ解除リクエストは、図9で示した通信リクエストと同様の手順で行われる。
[0150]
 例えば、スリープ状態においてユーザ操作によってアクティブ状態への移行イベントが発生したとき、レンズマイコン111は信号線CSに所定の信号を出力することでカメラマイコン205に対してスリープ解除リクエストを出力する。所定の信号の出力として、具体的には、信号線CSにLow出力を行う。その後、当該出力を受信したカメラマイコン205は、図9で説明した手順でブロードキャスト通信を実行し、レンズマイコン111およびアダプタマイコンに対してアクティブ指示データを送信する。これにより、レンズマイコン111およびアダプタマイコン302はアクティブ状態に移行する。
[0151]
 信号線CSの信号レベルがLowになることでレンズマイコン111及びアダプタマイコン302がスリープ状態からアクティブ状態に移行する構成を採用することも可能である。しかし、この場合、レンズマイコン111またはアダプタマイコン302のスリープ解除リクエストの出力によりこれらがアクティブ状態に移行してしまう。このため、レンズおよびアダプタマイコン111,302のスリープ状態への移行を通信マスタであるカメラマイコン205が制御するには、データ通信チャネルDATAでのアクティブ指令データの送信により該移行が実行される構成とすることが望ましい。
[0152]
 以上のように、本発明では、通信スレーブであるレンズマイコン111やアダプタマイコン302でアクティブ状態への移行イベントが発生したときに、通知チャネルCSを用いてカメラマイコン205に対してスリープ解除リクエストを行う構成としている。そして、カメラマイコン205がレンズマイコン111およびアダプタマイコン302をアクティブ状態からスリープ状態へ移行させるときには、データ通信チャネルDATAを介してスリープ指示データを送信する構成としている。
[0153]
 次に、図11のフローチャートを用いて、通信スレーブであるレンズマイコン111およびアダプタマイコン302の動作状態をアクティブ状態からスリープ状態の間で変化させる処理について説明する。カメラマイコン205、アダプタマイコン302及びレンズマイコン111は、コンピュータプログラムである通信制御プログラムに従って、図11のフローチャートに示す通信制御を行う。なお、図11において「S」はステップを意味する。
[0154]
 まずカメラマイコン205は、ステップS800においてレンズマイコン111およびアダプタマイコン302をアクティブ状態からスリープ状態に移行させるイベントが発生すると、ステップS801に進む。ステップS801では、カメラマイコン205は、レンズマイコン111およびアダプタマイコン302に対してブロードキャスト通信によりスリープ指示データを送信する。レンズマイコン111およびアダプタマイコン302は、ステップS900においてカメラマイコン205からのスリープ指示データを受信すると、ステップS901においてスリープ移行処理を実行する。スリープ移行処理は、内部電源をオフする処理や、次回アクティブ状態に移行するための移行要因を設定する処理等である。
[0155]
 続いて、ステップS802においてレンズマイコン111およびアダプタマイコン302をスリープ状態からアクティブ状態へ移行させるイベントが発生すると、カメラマイコン205はステップS804に進む。また、ステップS803においてレンズマイコン111およびアダプタマイコン302からアクティブ指示データの送信を要求するスリープ解除リクエストを受信した場合もステップS804に進む。
[0156]
 ステップS804では、カメラマイコン205は、レンズマイコン111およびアダプタマイコン302に対してブロードキャスト通信によりアクティブ指示データを送信する。一方、レンズマイコン111およびアダプタマイコン302は、ステップS902でスリープ状態においてアクティブ状態への移行を要求するイベントが発生すると、ステップS904に進む。
[0157]
 ステップS904では、レンズマイコン111およびアダプタマイコン302は、カメラマイコン205に対してアクティブ指示データの送信を要求するスリープ解除リクエストを出力する。その後ステップS905においてブロードキャスト通信によりカメラマイコン205からアクティブ指示データを受信すると、ステップS906においてレンズマイコン111およびアダプタマイコン302はスリープ解除処理を実行する。スリープ解除リクエストを出力しなくても、レンズマイコン111及びアダプタマイコン302は、ステップS903でブロードキャスト通信によりカメラマイコン205からアクティブ指示データを受信すると、ステップS906でスリープ解除処理を実行する。
[0158]
 本実施例では、通知チャネルCSとデータ通信チャネルDATAを用いることで、カメラマイコン205からレンズマイコン111およびアダプタマイコン302をアクティブ状態とスリープ状態に適切に切り替えることができる。また、レンズマイコン111およびアダプタマイコン302は、それらがスリープ状態であっても、カメラマイコン205に対してアクティブ指示データの送信を要求することができる。
[0159]
 以上説明した実施例は、通知チャネルCSとデータ通信チャネルDATAを含む通信チャネルに加え、別の通信チャネルと併用可能である。
[0160]
 その一例を、図12を用いて説明する。なお、図12において、図1と同一の部材には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。前述の通知チャネルCSおよびデータ通信チャネルDATAは、第3通信という通信用の通信線である。
[0161]
 レンズマイコン111は、通信部112に加え、第1通信を行うための通信部131、第2通信を行うための通信部132を制御する。カメラマイコン205は、通信部112に加え、第1通信を行うための通信部209、第2通信を行うための通信部210を制御する。
[0162]
 まず、第1通信について説明する。第1通信は、通信部131と通信部209を介して行われる通信である。通信部131はレンズマイコン111からの指示に基づいて、通信部209はカメラマイコン205からの指示に基づいて、通知チャネルCS1、データ通信チャネルDCL、データ通信チャネルDLCを介して通信を行う。通信部131および通信部209は、通知チャネルCS1の電圧レベル、調歩同期通信の際の通信レート(単位時間当たりのデータ量)や通信電圧の設定をする。さらに、レンズマイコン111やカメラマイコン205からの指示を受けて、データ通信チャネルDCLおよびデータ通信チャネルDLCを介したデータの送受信を行う。
[0163]
 通知チャネルCS1は、カメラ本体200から交換レンズ100への通信要求の通知等に用いられる信号線である。データ通信チャネルDCLは、カメラ本体200から交換レンズ100にデータを送信する際に用いられるチャネルであり、データ通信チャネルDLCは交換レンズ100からカメラ本体200にデータを送信する際に用いられるチャネルである。
[0164]
 カメラマイコン205とレンズマイコン111は、第1通信では、クロック同期通信または調歩同期通信により通信を行う。交換レンズ100がカメラ本体200に接続された際に行われる初期通信も、まずは第1通信により行う。カメラマイコン205とレンズマイコン111は交換レンズ100の識別情報を通信し、カメラ本体200に装着された交換レンズ100が調歩同期通信に対応可能であることが判明すると、クロック同期通信から調歩同期通信に通信方式を切り替える。また、識別情報の通信の結果、カメラマイコン205は、交換レンズ100が、アダプタ300も含めて通信を行う第3通信に対応可能かどうかを識別してもよい。カメラマイコン205は、交換レンズ100が第3通信に対応可能であると判断した場合、交換レンズ100や中間アダプタ300を認識するための認証通信をP2P通信を介して行ってもよい。
[0165]
 次に、第2通信について説明する。第2通信は、交換レンズ100からカメラ本体200への一方向の通信である。第2通信は、通信部132と通信部210を介して行われる。通信部132はレンズマイコン111からの指示に基づいて、通信部210はカメラマイコン205からの指示に基づいて、通知チャネルCS2とデータ通信チャネルDLC2を介して通信を行う。カメラ通信部208とレンズ通信部118は、クロック同期式通信や調歩同期通信によりデータを送受信する。第1通信のデータ通信チャネルDLCと共に第2通信チャネルのデータ通信チャネルDLC2を用いることで、交換レンズ100からカメラ本体200に対して大量のデータを短時間で送信することが可能となる。
[0166]
 以上説明した実施例は代表的な例に過ぎず、本発明の実施に際しては、各実施例に対して種々の変形や変更が可能である。例えば、上記実施例では、アクセサリ装置として交換レンズと中間アダプタを用いた例を示したが、アクセサリ装置として、カメラ本体に直接装着される交換レンズを用いても良いし、とカメラ本体に直接装着されるストロボ等を用いても良い。
[0167]
 本発明は上記実施の形態に制限されるものではなく、本発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、本発明の範囲を公にするために以下の請求項を添付する。
[0168]
 本願は、2017年5月31日提出の日本国特許出願特願2017-108269と2018年5月30日提出の日本国特許出願特願2018-102945を基礎として優先権を主張するものであり、その記載内容の全てをここに援用する。

請求の範囲

[請求項1]
 カメラに取り外し可能に装着され、アクティブ状態と該アクティブ状態よりも消費電力の少ないスリープ状態の間で動作状態を切り替え可能なアクセサリ装置であって、
 前記カメラとの間で行う通信であって、前記カメラと前記アクセサリ装置との間の信号の伝達に用いられる通知チャネルと前記カメラと前記アクセサリ装置との間のデータ通信に用いられるデータ通信チャネルを含むチャネルを介して行う通信を制御するアクセサリ制御部を有し、
 前記アクセサリ制御部は、
 前記スリープ状態において、前記通知チャネルを介して所定の信号を出力し、
 該所定の信号の出力に応じて前記カメラから送信された、前記アクセサリ装置の動作状態を前記スリープ状態から前記アクティブ状態へ切り替えることを示すアクティブ指示データを、前記データ通信チャネルを介して受信し、
 前記アクティブ指示データを前記カメラから受信することに応じて動作状態を前記スリープ状態から前記アクティブ状態に切り替えることを特徴とするアクセサリ装置。
[請求項2]
 前記アクセサリ制御部は、前記通知チャネルの電圧レベルを第1のレベルと該第1のレベルよりも高い第2のレベルに設定可能であり、
 前記所定の信号は、前記通知チャネルの電圧レベルが前記第2のレベルから前記第1のレベルに変化することで表されることを特徴とする請求項1に記載のアクセサリ装置。
[請求項3]
 前記アクセサリ制御部は、前記アクセサリ装置の動作状態を前記アクティブ状態から前記スリープ状態へ切り替えることを示すスリープ指示データを、前記データ通信チャネルを介して前記カメラから受信することに応じて、前記アクセサリ装置の動作状態を前記スリープ状態に切り替えることを特徴とする請求項1または2に記載のアクセサリ装置。
[請求項4]
 前記アクセサリ装置は、ユーザによって操作可能な操作部材をさらに有し、
 アクセサリ制御部は、前記スリープ状態において前記操作部材が操作されたことに応じて前記所定の信号を前記通知チャネルに出力することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のアクセサリ装置。
[請求項5]
 アクティブ状態と該アクティブ状態よりも消費電力の少ないスリープ状態の間で動作状態を切り替え可能なアクセサリ装置を装着可能なカメラであって、
 前記アクセサリ装置との間で行う通信であって、前記カメラと前記アクセサリ装置との間の信号の伝達に用いられる通知チャネルと、前記カメラと前記アクセサリ装置との間のデータ通信に用いられるデータ通信チャネルを含むチャネルを介して行う通信を制御するカメラ制御部を有し、
 前記カメラ制御部は、前記スリープ状態のアクセサリ装置から前記通知チャネルに出力された所定の信号を受信することに応じて、前記アクセサリ装置の動作状態を前記スリープ状態から前記アクティブ状態へ切り替えることを示すアクティブ指示データを、前記データ通信チャネルを介して前記アクセサリ装置に送信することを特徴とするカメラ。
[請求項6]
 前記カメラ制御部は、前記アクセサリ装置の動作状態を前記アクティブ状態から前記スリープ状態へ切り替えることを示すスリープ指示データを、前記データ通信チャネルを介して前記アクセサリ装置に送信することで、前記アクセサリ装置の動作状態を前記スリープ状態に変化させることを特徴とする請求項5に記載のカメラ。
[請求項7]
 カメラに取り外し可能に装着され、アクティブ状態と該アクティブ状態よりも消費電力の少ないスリープ状態の間で動作状態を切り替え可能なアクセサリ装置であって、前記カメラと前記アクセサリ装置との間の信号の伝達に用いられる通知チャネルと前記カメラと前記アクセサリ装置との間のデータ通信に用いられるデータ通信チャネルを含むチャネルを介して前記カメラと通信するアクセサリ装置のコンピュータに、
 前記スリープ状態において前記通知チャネルを介して所定の信号を出力するステップと、
 該所定の信号の出力に応じて前記カメラから送信された、前記アクセサリ装置の動作状態を前記スリープ状態から前記アクティブ状態へ切り替えることを示すアクティブ指示データを、前記データ通信チャネルを介して受信するステップと、
 動作状態を前記スリープ状態から前記アクティブ状態に切り替えるステップを実行させることを特徴とする通信制御プログラム。
[請求項8]
 アクティブ状態と該アクティブ状態よりも消費電力の少ないスリープ状態の間で動作状態を切り替え可能なアクセサリ装置を装着可能なカメラであって、前記カメラと前記アクセサリ装置との間の信号の伝達に用いられる通知チャネルと前記カメラと前記アクセサリ装置との間のデータ通信に用いられるデータ通信チャネルを含むチャネルを介して前記アクセサリ装置と通信するカメラのコンピュータに、
 前記スリープ状態のアクセサリ装置から前記通知チャネルを介して出力された所定の信号を受信するステップと、
 前記所定の信号を受信したことに応じて、前記アクセサリ装置の動作状態を前記スリープ状態から前記アクティブ状態へ切り替えることを示すアクティブ指示データを、前記データ通信チャネルを介して前記アクセサリ装置に送信するステップを実行させることを特徴とする通信制御プログラム。
[請求項9]
 アクティブ状態と該アクティブ状態よりも消費電力の少ないスリープ状態の間で動作状態を切り替え可能なアクセサリ装置と、該アクセサリ装置が装着可能なカメラを含む撮像システムであって、
 前記アクセサリ装置は、前記カメラとの間で行う通信であって、前記カメラと前記アクセサリ装置との間の信号の伝達に用いられる通知チャネルと前記カメラと前記アクセサリ装置との間のデータ通信に用いられるデータ通信チャネルを含むチャネルを介して行う通信を制御するアクセサリ制御部を有し、
 前記カメラは、前記通知チャネルと前記データ通信チャネルを含むチャネルを介して前記アクセサリ装置との間で行う通信を制御するカメラ制御部を有し、
 前記アクセサリ制御部は、前記スリープ状態において前記通知チャネルを介して所定の信号を出力し、
 前記所定の信号を受信した前記カメラ制御部は、前記アクセサリ装置の動作状態を前記スリープ状態から前記アクティブ状態へ切り替えることを示すアクティブ指示データを、前記データ通信チャネルを介して前記アクセサリ装置に送信し、
 前記アクセサリ制御部は、前記アクティブ指示データを受信したことに応じて、動作状態を前記スリープ状態から前記アクティブ状態に切り替えることを特徴とする撮像システム。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3]

[ 図 4]

[ 図 5]

[ 図 6]

[ 図 7]

[ 図 8]

[ 図 9]

[ 図 10A]

[ 図 10B]

[ 図 11]

[ 図 12]