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1. (WO2018193530) 電動送風機、電気掃除機、及び手乾燥装置
Document

明 細 書

発明の名称 電動送風機、電気掃除機、及び手乾燥装置

技術分野

0001  

背景技術

0002  

先行技術文献

特許文献

0003  

発明の概要

発明が解決しようとする課題

0004   0005  

課題を解決するための手段

0006  

発明の効果

0007  

図面の簡単な説明

0008  

発明を実施するための形態

0009   0010   0011   0012   0013   0014   0015   0016   0017   0018   0019   0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033   0034   0035   0036   0037   0038   0039   0040   0041   0042   0043   0044   0045   0046   0047   0048   0049   0050   0051   0052   0053   0054   0055   0056   0057   0058   0059   0060   0061   0062   0063   0064   0065  

符号の説明

0066  

請求の範囲

1   2   3   4   5   6   7   8   9   10   11   12  

図面

1   2   3   4   5   6   7   8   9   10   11  

明 細 書

発明の名称 : 電動送風機、電気掃除機、及び手乾燥装置

技術分野

[0001]
 本発明は、モータを有する電動送風機に関する。

背景技術

[0002]
 一般に、筐体と、筐体の内部に配置されたモータと、モータのシャフトに固定された翼部(例えば、動翼)とで構成された電動送風機が用いられている。この電動送風機は、モータ及び翼部が回転している間、筐体に形成された吸入口から空気が筐体内に流入し、筐体に形成された排出口から空気が筐体の外に排出される(例えば、特許文献1)。

先行技術文献

特許文献

[0003]
特許文献1 : 特開2013-44435号公報

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0004]
 しかしながら、モータが駆動している間、吸入口から電動送風機内に空気が流入すると、吸入口側と排出口側との間の圧力差によってモータのシャフト及び翼部にスラスト力が生じる。このスラスト力によってモータにスラスト荷重が生じる。例えば、シャフトがベアリングによって支持されている場合、ベアリングの内輪と外輪との間に摩擦が生じる。その結果、ベアリングの寿命が低下し、電動送風機の寿命が低下するという問題がある。
[0005]
 本発明は、動翼の回転時にモータに加わるスラスト荷重を低減し、電動送風機の寿命の低下を防ぐことを目的とする。

課題を解決するための手段

[0006]
 本発明の電動送風機は、モータと、前記モータの軸方向における一端側に備えられた第1の動翼と、前記モータの前記軸方向において前記第1の動翼とは反対側に備えられた第2の動翼と、前記第1の動翼に対向するように備えられた第1の静翼とを有する。

発明の効果

[0007]
 本発明によれば、モータに加わるスラスト荷重を低減し、電動送風機の寿命の低下を防ぐことができる。

図面の簡単な説明

[0008]
[図1] 本発明の実施の形態1に係る電動送風機の構造を概略的に示す断面図である。
[図2] (a)は、電動送風機の構造を概略的に示す断面図であり、(b)は、図1及び図2(a)に示される電動送風機の他の構造を概略的に示す断面図である。
[図3] (a)は、動翼としての斜流ファンの構造を概略的に示す斜視図であり、(b)は、動翼としてのターボファンの構造を概略的に示す斜視図である。
[図4] (a)は、静翼の構造を概略的に示す平面図であり、(b)は、(a)における線4b-4bに沿った断面図であり、(c)は、静翼の他の構造を概略的に示す平面図であり、(d)は、(c)における線4b-4bに沿った断面図である。
[図5] 電動送風機の駆動中における電動送風機内の空気の流れを示す図である。
[図6] 電動送風機の駆動中における電動送風機内の空気の流れを示す図である。
[図7] 比較例に係る電動送風機の構造を概略的に示す断面図である。
[図8] 本発明の実施の形態2に係る電動送風機の構造を概略的に示す断面図である。
[図9] 電動送風機の駆動中における電動送風機内の空気の流れを示す図である。
[図10] 本発明の実施の形態3に係る電気掃除機を概略的に示す側面図である。
[図11] 本発明の実施の形態4に係る手乾燥装置としてのハンドドライヤーを概略的に示す斜視図である。

発明を実施するための形態

[0009]
実施の形態1.
 図1及び図2(a)は、本発明の実施の形態1に係る電動送風機1の構造を概略的に示す断面図である。具体的には、図2(a)は、図1に示される電動送風機1を周方向に回転させた状態を示す図である。“周方向”とは、例えば、動翼21aの回転方向である。図2(b)は、図1及び図2(a)に示される電動送風機1の他の例を示す図である。図2(b)における電動送風機1の断面位置は、図2(a)における電動送風機1の断面位置と同じである。
[0010]
 図1に示されるxyz直交座標系において、z軸方向(z軸)は、モータ10のシャフト14の軸線(ロータ13の回転中心)と平行な方向(以下「軸方向」という。)を示し、x軸方向(x軸)は、z軸方向(z軸)に直交する方向を示し、y軸方向は、z軸方向及びx軸方向の両方に直交する方向を示す。
[0011]
 電動送風機1は、モータ10と、動翼21a(第1の動翼)と、動翼21b(第2の動翼)と、静翼22a(第1の静翼)と、静翼22b(第2の静翼)と、筐体30とを有する。
[0012]
 モータ10は、例えば、永久磁石同期モータである。ただし、モータ10として、永久磁石同期モータ以外のモータ、例えば、整流子モータを用いてもよい。永久磁石同期モータとは、永久磁石(強磁性体)を有し、界磁にその永久磁石(強磁性体)を使用した同期モータをいう。
[0013]
 モータ10は、モータフレーム11(単にフレームともいう)と、モータフレーム11に固定されたステータ12と、ステータ12の内側に配置されたロータ13と、ロータ13に固定されたシャフト14と、シャフト14を支持するベアリング15a及び15bと、ナット16a及び16bと、モータフレーム11の一部であるブラケット17とを有する。ベアリング15a及び15bには、シャフト14が圧入されている。
[0014]
 ベアリング15a(具体的には、ベアリング15aの外周面)はモータフレーム11の内周面に固定されている。ベアリング15b(具体的には、ベアリング15bの外周面)はブラケット17の内周面に固定されている。
[0015]
 モータフレーム11は、ステータ12及びロータ13を覆っている。モータフレーム11は、穴(風穴)11a及び11bを有する(図2(a))。本実施の形態では、複数の穴11a及び複数の穴11bが軸方向におけるモータフレーム11の両側に形成されている。具体的には、穴11bは、モータフレーム11の一部であるブラケット17に形成されている。各穴11a及び11bは、軸方向に貫通している。
[0016]
 筐体30は、動翼21a及び21b、並びに静翼22a及び22bを覆っている。筐体30は、動翼(動翼21a又は21b)を覆うファンカバー30aと、ファンカバー30aを支持するファンカバー支持部30bと、吸入口31a(第1の吸入口)と、吸入口31b(第2の吸入口)と、排出口32a(第1の排出口)と、排出口32b(第2の排出口)とを有する。
[0017]
 ファンカバー30aは、ファンカバー支持部30bに挿入されており、ファンカバー支持部30bは、モータフレーム11又はブラケット17に固定されている。
[0018]
 吸入口31aは、動翼21aに対向するように筐体30に形成されており、吸入口31bは、動翼21bに対向するように筐体30に形成されている。
[0019]
 排出口32a及び32bは、モータ10と対向するように筐体30に形成されている。
[0020]
 図3(a)及び(b)は、動翼21aの一例をそれぞれ示す斜視図である。図3(a)及び(b)に示される動翼は、動翼21bにも用いることができる。
 図3(a)は、動翼としての遠心ファンである斜流ファンの構造を概略的に示す斜視図である。斜流ファンとは、動翼の回転軸に対して傾斜する方向に気流を生成するファンである。図3(b)は、動翼としての遠心ファンであるターボファンの構造を概略的に示す斜視図である。ターボファンとは、後ろ向きに形成された羽根を持つファンである。ただし、動翼21a及び21bは、斜流ファン及びターボファン以外のファンであってもよい。
[0021]
 動翼21a及び21bに加わるスラスト荷重が互いに等しくなるように、動翼21a及び21bは、互いに同じ構造を持つ動翼(例えば、斜流ファン又はターボファン)であることが望ましい。
[0022]
 動翼21aは、モータ10の軸方向における一端側に備えられており、動翼21bは、軸方向において動翼21aとは反対側に備えられている。動翼21a及び21bは、それぞれナット16a及び16bでシャフト14に固定されており、シャフト14は、動翼21a及び21bを回転させる。具体的には、動翼21a及び21bは、モータ10(具体的には、ロータ13及びシャフト14)の回転に伴って回転する。これにより、動翼21a及び21bは、気流を生じさせる。
[0023]
 シャフト14の両端側に形成されているネジ山は、互いに対称的な向きとなるように形成されている。これにより、モータ10が停止するときに生じる慣性力がナット16a及び16bに伝わり、ナット16a及び16bの緩みを抑えることができる。
[0024]
 図4(a)は、静翼22aの構造を概略的に示す平面図である。
 図4(b)は、図4(a)における線4b-4bに沿った断面図である。
 図4(c)は、静翼22a周辺の他の構造を概略的に示す平面図である。
 図4(d)は、図4(c)における線4b-4bに沿った断面図である。
[0025]
 図4(a)及び(b)に示されるように、静翼22aは、主板23aと、少なくとも1つの羽根26aと、シャフト14が挿入されるシャフト穴29aとを有する。静翼22aは、動翼21aに対向するように備えられている。図1に示される例では、静翼22aは、モータフレーム11に固定されており、静翼22bは、ブラケット17に固定されている。静翼22aとモータ10との間には、少なくとも1つの導風板27a(第1の導風板)が備えられている。
[0026]
 羽根26aは、動翼21aの回転によって生じた気流(例えば、気流の向き)を調整する。導風板27aは、動翼21aの回転によって生じた気流をモータ10に向けて案内する。
[0027]
 主板23aは、おもて側である第1の面24aと、裏側である第2の面25aとを持つ。第1の面24aが動翼21aと対向するように、静翼22aは筐体30に固定されている。すなわち、第1の面24aは動翼21aに対向しており、第2の面25aは第1の面24aとは反対側の面である。
[0028]
 本実施の形態では、複数の羽根26aが第1の面24aに形成されており、複数の導風板27aが第2の面25aに形成されている。複数の羽根26a及び複数の導風板27aは、互いに逆位相になるように螺旋状に配列されている。
[0029]
 図4(a)及び(b)に示される構造の代わりに、図4(c)及び(d)に示される構造でもよい。図4(c)及び(d)に示される構造を持つ電動送風機は、図2(b)に示される電動送風機1に対応する。図4(c)及び(d)に示される静翼22aは、少なくとも1つの羽根26aと、シャフト14が挿入されるシャフト穴29aと、2つの固定穴29bとを有する。図4(c)及び(d)に示される構造では、図4(a)及び(b)に示される構造と同様に、静翼22aとモータ10との間に、少なくとも1つの導風板27a(第1の導風板)が備えられている。
[0030]
 図4(c)及び(d)に示される例では、導風板27aは静翼22bの主板23aに形成されておらず、主板27に形成されている。主板27には、シャフト穴29aと、2つの固定穴29bと、軸方向におけるモータフレーム11の端部が挿入されるフレーム挿入穴29cとが形成されている。主板23a及び主板27には、それぞれ2つの貫通穴である固定穴29bが形成されており、これらの固定穴29bに固定部材を通すことにより、主板23a及び主板27を固定することができる。ただし、これらの主板23a及び主板27に固定穴29bを形成せずに、主板23a及び主板27を接着剤などで固定してもよい。羽根26aが備えられた主板23aと導風板27aが備えられた主板27とを別々に成形することにより、これらの部品が一体化された構造(すなわち図4(a)及び(b)に示される構造)に比べて金型の構造が単純化され、成形が容易になる。
[0031]
 静翼22bは、主板23bと、少なくとも1つの羽根26bとを有する。静翼22bは、動翼21bに対向するように備えられている。本実施の形態では、静翼22bは、導風板を有していない。本実施の形態では、静翼22bは、導風板以外の構造が静翼22aと同じである。すなわち、主板23bが、図4(a)及び(b)に示される主板23aに対応し、羽根26bが図4(a)及び(b)に示される羽根26aに対応する。
[0032]
 羽根26bは、動翼21bの回転によって生じた気流(例えば、気流の向き)を調整する。
[0033]
 主板23bは、おもて側である第3の面24bと、裏側である第4の面25bとを持つ(図2(a))。第3の面24bが動翼21bと対向するように、静翼22bは筐体30に固定されている。すなわち、第3の面24bは動翼21bに対向しており、第4の面25bは第3の面24bとは反対側の面である。本実施の形態では、複数の羽根26bが第3の面24bに形成されている。
[0034]
 図4(a)に示されるように、静翼22a(具体的には、主板23a)は、円形であり、複数の羽根26aは、静翼22a(具体的には、主板23a)の周方向に配列されており、且つ動翼21aの回転中心を中心として放射状に配列されている。静翼22bにおいて、複数の羽根26bも、複数の羽根26aと同様に配列されている。
[0035]
 図4(a)に示されるように、複数の導風板27aは、静翼22a(具体的には、主板23a)の周方向に配列されており、且つ動翼21aの回転中心を中心として放射状に配列されている。
[0036]
 図5及び図6は、電動送風機1の駆動中における電動送風機1内の空気の流れを示す図である。
[0037]
 図5に示されるように、モータ10が駆動している間、ロータ13及びシャフト14が回転し、動翼21a及び21bが回転する。これにより、動翼21a及び21bが気流を発生させ、吸入口31a及び32aから電動送風機1(具体的には、筐体30)内に空気が流入する。空気の流れは、静翼22a及び22bによって調整され、排出口32a及び32bから電動送風機1の外に空気が排出される。
[0038]
 モータフレーム11には、穴11a及び11bが形成されているので、一部の空気がモータ10(具体的には、モータフレーム11)内に流入する。図5に示される例では、穴11aから空気がモータ10内に流入し、ステータ12の内側(ロータ13の外側)を通り、穴11bからモータ10の外に空気が排出される。
[0039]
 図6に示されるように、動翼21a側に関して、モータ10が駆動している間、吸入口31aから電動送風機1内に空気が流入すると、吸入口31a側と排出口32a及び32b側との間の圧力差によってモータ10のシャフト14及び動翼21aにスラスト力Faが生じる。
[0040]
 同様に、図6に示されるように、動翼21b側に関して、モータ10が駆動している間、吸入口31bから電動送風機1内に空気が流入すると、吸入口31b側と排出口32a及び32b側との間の圧力差によってモータ10のシャフト14及び動翼21bにスラスト力Fbが生じる。
[0041]
 スラスト力Fa及びFbの向きは、軸方向において互いに逆である。したがって、スラスト力Fa及びFbは互いに打ち消し合うので、モータ10(具体的には、ベアリング15a及び15b)に加わるスラスト荷重を低減することができる。
[0042]
 図7は、比較例に係る電動送風機1aの構造を概略的に示す断面図である。電動送風機1aは、軸方向における一方に動翼21aが備えられている。
 電動送風機1aにおいて、モータ10が駆動している間、吸入口31aから電動送風機1内に空気が流入すると、吸入口31a側と排出口32a及び32b側との間の圧力差によってモータ10のシャフト14及び動翼21aにスラスト力Faが生じる。この場合、このスラスト力Faによってベアリング15aにスラスト荷重が生じ、ベアリング15aの内輪と外輪との間に摩擦が生じる。その結果、モータ10の回転数(すなわち、動翼21aの回転数)が大きくなるにつれて摩擦力が大きくなり、ベアリング15aの寿命が低下する。
[0043]
 本実施の形態では、電動送風機1は動翼21a及び21bを有し、スラスト力Fa及びFbの向きは、軸方向において互いに逆である。したがって、スラスト力Fa及びFbは互いに打ち消し合うので、ベアリング15a及び15bに加わるスラスト荷重を低減することができる。その結果、ベアリング15a及び15bの寿命の低下を防ぐことができるので、電動送風機1の寿命の低下を防ぐことができる。
[0044]
 さらに、実施の形態1に係る電動送風機1は、導風板27aを有する。導風板27aは、静翼22aの主板23aと筐体30との間を通過した気流の一部を案内し、その気流の一部(旋回成分)が電動送風機1(モータ10)の径方向(以下、単に「径方向」という)における内側に案内され、穴11aからモータ10内に流入する。モータ10内に流入した空気は、穴11bからモータ10の外に排出される。これにより、モータ10の放熱を行うことができる。したがって、導風板27aによって、モータ10の放熱を効率的に行うことができ、電動送風機1の空力効率を高めることができる。
[0045]
実施の形態2.
 図8は、本発明の実施の形態2に係る電動送風機1bの構造を概略的に示す断面図である。
 実施の形態2に係る電動送風機1bでは、静翼22bは、主板23bと、少なくとも1つの羽根26bとを有する。さらに、モータ10のモータフレーム11は、穴(風穴)11c及び11dを有する。さらに、静翼22bとモータ10との間には、少なくとも1つの導風板27b(第2の導風板)が備えられている。
[0046]
 すなわち、実施の形態2に係る電動送風機1bは、導風板27b、並びに穴11c及び11dを有する点で、実施の形態1に係る電動送風機1と異なり、その他の構造及び動作は、実施の形態1に係る電動送風機1と同じである。
[0047]
 具体的には、複数の導風板27bが第4の面25bに形成されている。静翼22bは、図4(a)及び(b)に示される静翼22aと同じ構造である。すなわち、複数の羽根26b及び複数の導風板27bは、互いに逆位相になるように螺旋状に配列されている。したがって、導風板27aと同様に、導風板27bは、動翼21bの回転によって生じた気流をモータ10に向けて案内する。ただし、静翼22b周辺の構造は、図4(a)及び(b)に示される構造の代わりに図4(c)及び(d)に示される構造でもよい。
[0048]
 本実施の形態では、複数の穴11c及び複数の穴11dが径方向におけるモータフレーム11の両側に形成されている。各穴11c及び11dは、径方向に貫通している。
[0049]
 図9は、電動送風機1bの駆動中における電動送風機1b内の空気の流れを示す図である。
 図9に示されるように、モータ10が駆動している間、吸入口31a及び31bから電動送風機1b(具体的には、筐体30)内に空気が流入する。空気の流れは、静翼22a及び22bによって調整され、排出口32a及び32bから電動送風機1bの外に空気が排出される。
[0050]
 本実施の形態では、電動送風機1bは、導風板27a及び27bを有する。導風板27aは、静翼22aの主板23aと筐体30との間を通過した気流の一部を案内し、その気流の一部(旋回成分)が電動送風機1b(モータ10)の径方向における内側に案内され、穴11aからモータ10内に流入する。導風板27bは、導風板27aと同様に、静翼22bの主板23bと筐体30との間を通過した気流の一部を案内し、その気流の一部(旋回成分)が電動送風機1b(モータ10)の径方向における内側に案内され、穴11bからモータ10内に流入する。
[0051]
 モータ10内に流入した空気は、穴11c及び11dからモータ10の外に排出され、排出口32a及び32bから電動送風機1bの外に排出される。これにより、モータ10の放熱を行うことができる。したがって、導風板27a及び27bによって、モータ10の放熱を効率的に行うことができ、電動送風機1bの空力効率を高めることができる。
[0052]
実施の形態3.
 図10は、本発明の実施の形態3に係る電気掃除機4(単に「掃除機」ともいう)を概略的に示す側面図である。
 電気掃除機4は、本体41と、集塵部42と、ダクト43と、吸引ノズル44と、把持部45とを有する。
[0053]
 本体41は、吸引力(吸引風)を発生させ、集塵部42に塵埃を送り込む電動送風機41aと、排気口41bとを有する。電動送風機41aは、実施の形態1に係る電動送風機1又は実施の形態2に係る電動送風機1bである。
[0054]
 集塵部42は、本体41に取り付けられている。ただし、集塵部42は、本体41の内部に備えられていてもよい。例えば、集塵部42は、塵埃と空気とを分離するフィルタを有する容器である。吸引ノズル44は、ダクト43の先端に取り付けられている。
[0055]
 電気掃除機4の電源をオンにすると、電力が電動送風機41aに供給され、電動送風機41aを駆動することができる。電動送風機41aが駆動している間、電動送風機41aによって発生された吸引力によって塵埃が吸引ノズル44から吸引される。吸引ノズル44から吸引された塵埃は、ダクト43を通り、集塵部42に集められる。吸引ノズル44から吸引された空気は、電動送風機41aを通り、排気口41bから電気掃除機4の外部に排出される。
[0056]
 実施の形態3に係る電気掃除機4は、実施の形態1及び2で説明したいずれかの電動送風機(電動送風機1又は1b)を有するので、実施の形態1又は2で説明した効果と同様の効果を有する。
[0057]
 さらに、実施の形態3に係る電気掃除機4によれば、電動送風機41aの寿命の低下を防ぐことができ、その結果、電気掃除機4の寿命の低下を防ぐことができる。
[0058]
 さらに、実施の形態3に係る電気掃除機4によれば、電動送風機41aの空力効率を高めることができ、その結果、電気掃除機4の空力効率を高めることができる。
[0059]
実施の形態4.
 図11は、本発明の実施の形態4に係る手乾燥装置としてのハンドドライヤー5を概略的に示す斜視図である。
 手乾燥装置としてのハンドドライヤー5は、筐体51(ハウジングともいう)と、電動送風機54とを有する。筐体51は、吸気口52と、送風口53とを有する。電動送風機54は、筐体51の内部に固定されている。
[0060]
 電動送風機54は、実施の形態1に係る電動送風機1又は実施の形態2に係る電動送風機1bである。電動送風機54は、気流を発生させることにより空気の吸引及び送風を行う。具体的には、電動送風機54は、吸気口52を介して筐体51の外部の空気を吸引し、送風口53を介して筐体51の外部に空気を送る。
[0061]
 ハンドドライヤー5の電源をオンにすると、電力が電動送風機54に供給され、電動送風機54を駆動することができる。電動送風機54が駆動している間、ハンドドライヤー5の外部の空気が吸気口52から吸引される。吸気口52から吸引された空気は、電動送風機54内を通り、送風口53から排出される。ハンドドライヤー5のユーザは、送風口53の近くに手をかざすことにより、手に付着した水滴を吹き飛ばすことができるとともに、手を乾燥させることができる。
[0062]
 実施の形態4に係るハンドドライヤー5は、実施の形態1及び2で説明したいずれかの電動送風機(電動送風機1又は1b)を有するので、実施の形態1又は2で説明した効果と同様の効果を有する。
[0063]
 さらに、実施の形態4に係るハンドドライヤー5によれば、電動送風機54の寿命の低下を防ぐことができ、その結果、ハンドドライヤー5の寿命の低下を防ぐことができる。
[0064]
 さらに、実施の形態4に係るハンドドライヤー5によれば、電動送風機54の空力効率を高めることができ、その結果、ハンドドライヤー5の空力効率を高めることができる。
[0065]
 以上に説明した各実施の形態における特徴における特徴は、互いに適宜組み合わせることができる。

符号の説明

[0066]
 1,1a,1b,41a,54 電動送風機、 4 電気掃除機、 5 ハンドドライヤー、 10 モータ、 11 モータフレーム、 11a,11b,11c,11d 穴、 12 ステータ、 13 ロータ、 14 シャフト、 15a,15b ベアリング、 16a,16b ナット、 17 ブラケット、 21a,21b 動翼、 22a,22b 静翼、 23a,23b,27 主板、 24a 第1の面、 25a 第2の面、 24b 第3の面、 25b 第4の面、 26a,26b 羽根、 27a,27b 導風板、 29a シャフト穴、 29b 固定穴、 29c フレーム挿入穴、 30 筐体、 31a,31b 吸入口、 32a,32b 排出口、41 本体、 42 集塵部、 43 ダクト、 44 吸引ノズル、 45 把持部、 51 筐体、 52 吸気口、 53 送風口。

請求の範囲

[請求項1]
 モータと、
 前記モータの軸方向における一端側に備えられた第1の動翼と、
 前記モータの前記軸方向において前記第1の動翼とは反対側に備えられた第2の動翼と、
 前記第1の動翼に対向するように備えられた第1の静翼と
 を備える電動送風機。
[請求項2]
 前記第1の静翼は、
 第1の面及び前記第1の面とは反対側の面である第2の面を有する第1の主板と、
 前記第1の面に形成されており、且つ前記第1の動翼の回転によって生じた気流を調整する羽根と
 を有する請求項1に記載の電動送風機。
[請求項3]
 前記第1の静翼と前記モータとの間に備えられ、前記第1の動翼の回転によって生じた気流を前記モータに向けて案内する第1の導風板をさらに備える請求項2に記載の電動送風機。
[請求項4]
 前記第2の動翼に対向するように備えられた第2の静翼をさらに有する請求項1から3のいずれか1項に記載の電動送風機。
[請求項5]
 前記第2の静翼は、
 第3の面及び前記第3の面とは反対側の面である第4の面を有する第2の主板と、
 前記第3の面に形成されており、前記第2の動翼の回転によって生じた気流を調整する羽根と
 を有する請求項4に記載の電動送風機。
[請求項6]
 前記第2の静翼と前記モータとの間に備えられ、前記第2の動翼の回転によって生じた気流を前記モータに向けて案内する第2の導風板をさらに備える請求項5に記載の電動送風機。
[請求項7]
 前記モータは、
 ロータと、
 前記ロータに固定されており、前記第1の動翼及び前記第2の動翼を回転させるシャフトと
 を有する請求項1から6のいずれか1項に記載の電動送風機。
[請求項8]
 前記モータは、前記ロータを覆うモータフレームを有し、
 前記モータフレームは、前記軸方向における両側に形成されており、且つ前記軸方向に貫通する穴を有する
 請求項7に記載の電動送風機。
[請求項9]
 前記モータフレームは、前記モータの径方向における両側に形成されており、且つ前記径方向に貫通する穴を有する
 請求項8に記載の電動送風機。
[請求項10]
 前記第1の動翼及び前記第2の動翼を覆う筐体をさらに備え、
 前記筐体は、
 前記第1の動翼に対向するように形成された第1の吸入口と、
 前記第2の動翼に対向するように形成された第2の吸入口と、
 前記モータと対向するように形成された排出口と
 を有する請求項1から9のいずれか1項に記載の電動送風機。
[請求項11]
 集塵部と
 吸引力を発生させ、前記集塵部に塵埃を送り込む電動送風機と
 を備え、
 前記電動送風機は、
 モータと、
 前記モータの軸方向における一端側に備えられた第1の動翼と、
 前記モータの前記軸方向において前記第1の動翼とは反対側に備えられた第2の動翼と、
 前記第1の動翼に対向するように備えられた第1の静翼と
 を有する
 電気掃除機。
[請求項12]
 吸気口及び送風口を有する筐体と、
 前記筐体の内部に固定されており、前記吸気口を介して前記筐体の外部の空気を吸引し、前記送風口を介して前記筐体の外部に前記空気を送る電動送風機と
 を備え、
 前記電動送風機は、
 モータと、
 前記モータの軸方向における一端側に備えられた第1の動翼と、
 前記モータの前記軸方向において前記第1の動翼とは反対側に備えられた第2の動翼と、
 前記第1の動翼に対向するように備えられた第1の静翼と
 を有する
 手乾燥装置。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3]

[ 図 4]

[ 図 5]

[ 図 6]

[ 図 7]

[ 図 8]

[ 図 9]

[ 図 10]

[ 図 11]