このアプリケーションの一部のコンテンツは現時点では利用できません。
このような状況が続く場合は、にお問い合わせくださいフィードバック & お問い合わせ
1. (WO2018190410) コード読取装置、方法およびプログラム
Document

明 細 書

発明の名称 コード読取装置、方法およびプログラム

技術分野

0001  

背景技術

0002   0003  

先行技術文献

特許文献

0004  

発明の概要

発明が解決しようとする課題

0005   0006   0007  

課題を解決するための手段

0008   0009   0010  

発明の効果

0011  

図面の簡単な説明

0012  

発明を実施するための形態

0013   0014   0015   0016   0017   0018   0019   0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033   0034   0035   0036   0037   0038   0039   0040   0041   0042   0043   0044   0045   0046   0047   0048   0049   0050   0051   0052   0053   0054   0055   0056   0057   0058   0059   0060   0061   0062   0063   0064   0065   0066   0067   0068   0069   0070   0071   0072   0073   0074   0075   0076   0077   0078   0079   0080   0081   0082   0083   0084   0085   0086   0087   0088   0089   0090   0091   0092   0093   0094   0095   0096   0097   0098   0099   0100   0101   0102   0103   0104   0105   0106   0107   0108   0109   0110   0111   0112   0113   0114   0115  

符号の説明

0116  

請求の範囲

1   2   3   4   5   6   7   8   9   10  

図面

1   2   3   4   5   6   7   8   9A   9B   10   11   12   13A   13B   14   15   16A   16B   17  

明 細 書

発明の名称 : コード読取装置、方法およびプログラム

技術分野

[0001]
 本発明は、店舗において商品に付されたコードを読み取るためのコード読取装置、方法およびプログラムに関する。

背景技術

[0002]
 従来、店舗において、値引きを行う商品に対して「30%引き」のような値引き率や「100円引き」のような値引き額を表すシールを付し、会計時に店員が該シールによって表される値引き率や値引き額をPOS(Point of Sales)端末(レジスタともいう)に手動で入力することによって値引き処理が行われている。
[0003]
 また、特許文献1には、値引き率や値引き額、および値引き理由を表すバーコードを含むラベルを印刷して商品に付す技術が開示されている。POS端末は該バーコードを読み取って値引き率や値引き額を取得することによって値引き処理を行う。

先行技術文献

特許文献

[0004]
特許文献1 : 特開2013-228816号公報

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0005]
 シールによって表される値引き率や値引き額を店員が手動で入力する方法では、店員が該シールを見落とす、あるいは値引き率や値引き額の入力を誤る問題がある。
[0006]
 特許文献1に記載の技術は、値引き用のラベルを印刷する装置が必要になるため高コストである。また、印刷が完了するのを待って商品にラベルを付すため時間が掛かる。
[0007]
 本発明は、上述の問題に鑑みて行われたものであって、商品に値引き情報を低コストで付すことができ、かつ商品に付された値引き情報を自動的に取得することができるコード読取装置、方法およびプログラムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

[0008]
 本発明の第1の態様は、コード読取装置であって、商品に付されているコードからの反射光に基づいて前記コードの情報を読み取る読取部と、第1の光を前記コードに照射する際に前記コードの情報を読み取れず、前記第1の光とは異なる第2の光を前記コードに照射する際に前記コードの情報を読み取れる場合に、前記商品の値引きを行う処理部と、を備える。
[0009]
 本発明の第2の態様は、コード読取方法であって、商品に付されているコードからの反射光に基づいて前記コードの情報を読み取る工程と、第1の光を前記コードに照射する際に前記コードの情報を読み取れず、前記第1の光とは異なる第2の光を前記コードに照射する際に前記コードの情報を読み取れる場合に、前記商品の値引きを行う工程と、を有する。
[0010]
 本発明の第3の態様は、コード読取プログラムであって、コンピュータに、商品に付されているコードからの反射光に基づいて前記コードの情報を読み取る工程と、第1の光を前記コードに照射する際に前記コードの情報を読み取れず、前記第1の光とは異なる第2の光を前記コードに照射する際に前記コードの情報を読み取れる場合に、前記商品の値引きを行う工程と、を実行させる。

発明の効果

[0011]
 本発明によれば、商品に値引き情報を低コストで付すことができ、かつ商品に付された値引き情報を自動的に取得することができる。

図面の簡単な説明

[0012]
[図1] 第1の実施形態に係るPOSシステムの模式図である。
[図2] 第1の実施形態に係るPOS端末の概略構成図である。
[図3] 第1の実施形態に係る手持ち型のコードスキャナの断面図である。
[図4] 第1の実施形態に係る定置型のコードスキャナの概略構成図である。
[図5] 第1の実施形態で用いられる例示的なコードの前面図である。
[図6] 商品の値引き率や値引き額を表す掲示を示す図である。
[図7] 第1の実施形態に係るコード読取方法の模式図である。
[図8] 第1の実施形態に係るコード読取方法による受光強度のグラフを示す図である。
[図9A] 第1の実施形態に係るコード読取方法のフローチャートを示す図である。
[図9B] 第1の実施形態に係るコード読取方法のフローチャートを示す図である。
[図10] 値引き線の色および読み取りに用いられる光の色の各組み合わせについての読み取り可否の表を示す図である。
[図11] 第3の実施形態に係るコード読取方法による受光強度のグラフを示す図である。
[図12] 第3の実施形態に係るコード読取方法のフローチャートを示す図である。
[図13A] 第4の実施形態に係るPLUサーバに記録される商品情報の模式図である。
[図13B] 第4の実施形態に係るPLUサーバに記録される商品情報の模式図である。
[図14] 第4の実施形態に係るコード読取方法のフローチャートを示す図である。
[図15] 第4の実施形態に係るコード読取方法のフローチャートを示す図である。
[図16A] 第5の実施形態に係るPLUサーバに記録される商品情報の模式図である。
[図16B] 第5の実施形態に係るPLUサーバに記録される商品情報の模式図である。
[図17] 各実施形態に係るPOS端末の概略構成図である。

発明を実施するための形態

[0013]
 以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明するが、本発明は本実施形態に限定されるものではない。なお、以下で説明する図面で、同機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略することもある。
[0014]
(第1の実施形態)
 図1は、本実施形態に係るPOSシステム1の模式図である。POSシステム1は、POS端末100(販売時点情報管理端末)、POSサーバ20と、PLU(Price Look Up)サーバ30と、売上情報を記録する売上情報記憶装置40とを含む。POS端末100、POSサーバ20、PLUサーバ30および売上情報記憶装置40は、ローカルエリアネットワーク、インターネット等の任意のネットワーク50を介して、有線接続および無線接続の少なくとも一方によって接続される。POSシステム1は、その他のサーバ、端末等の機器を含んでもよい。また、POS端末100、POSサーバ20、PLUサーバ30および売上情報記憶装置40の少なくとも一部が1つの装置として構成されてもよい。
[0015]
 POSサーバ20は、POS端末100の管理や売上情報の集計を行うサーバである。PLUサーバ30は、商品の識別子に関連付けられた商品名、価格等を示す商品情報を予め記録し、POS端末100からの問い合わせに応じて商品情報を取得してPOS端末100に送信するサーバである。商品情報の内容および記録形式は、任意に定められる。POSサーバ20およびPLUサーバ30は、有線通信又は無線通信によってネットワーク50に接続されており、それぞれ単一のコンピュータ、又はコンピュータ資源の集合であるクラウドによって構成される。
[0016]
 売上情報記憶装置40は、POS端末100において会計が行われた商品の売上を示す売上情報(ジャーナルデータともいう)を記録する。売上情報の内容および記録形式は、任意に定められる。売上情報記憶装置40は、有線通信又は無線通信によってネットワーク50に接続されており、単一の記憶装置、又は複数の記憶装置の組み合わせによって構成される。また、売上情報記憶装置40は、POS端末100、POSサーバ20又はPLUサーバ30に内蔵されてもよい。
[0017]
 POS端末100は、コードスキャナ10が接続されており、コードスキャナ10を用いて商品に付されたバーコード(一次元コード)、二次元コード等のコードを読み取るコード読取装置である。さらにPOS端末100は、読み取られたコードから商品の識別子を取得し、該識別子に基づいてPLUサーバ30から商品情報を取得して会計対象として登録する。このとき、後述のように、POS端末100はコードスキャナ10からの照射光の色(波長)を変更してコードを読み取ることによって値引きの判定を行い、判定された値引きを商品情報に反映する。そして、POS端末100は、取得された商品情報を用いて顧客から会計を受け付け、会計を行った商品情報から売上情報を生成して売上情報記憶装置40に記録する。
[0018]
 図2は、本実施形態に係るPOS端末100の概略構成図である。POS端末100は、CPU101(Central Processing Unit)と、メモリ102と、記憶装置103と、インタフェース104とを備える。さらに、POS端末100は、入力装置105と、ディスプレイ106と、スピーカ107と、プリンタ108とを備える。POS端末100は、図2に示す構成に限定されず、その他の部材をさらに備えてもよい。POS端末100は1つ又は複数の装置からなってもよく、あるいは他の装置と一体に構成されてもよい。また、POS端末100は別の装置に接続され、本実施形態においてPOS端末100によって行われる処理の少なくとも一部は該装置によって行われてもよい。
[0019]
 インタフェース104は、データの送受信を行う通信部であり、有線通信および無線通信の少なくとも一方の通信方式を実行可能に構成される。インタフェース104は、該通信方式に必要なプロセッサ、電気回路、アンテナ、接続端子等を含む。インタフェース104は、CPU101からの信号に従って、該通信方式を用いて通信を行う。
[0020]
 記憶装置103は、POS端末100が実行するプログラムや、プログラムによる処理結果のデータ等を記憶する。記憶装置103は、読み取り専用のROM(Read Only Memory)や、読み書き可能のハードディスクドライブ又はフラッシュメモリ等を含む。また、記憶装置103は、CD-ROM等のコンピュータ読取可能な可搬記憶媒体を含んでもよい。メモリ102は、CPU101が処理中のデータや記憶装置103から読み出されたデータを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)等を含む。
[0021]
 CPU101は、処理に用いる一時的なデータをメモリ102に一時的に記録し、記憶装置103に記録されたプログラムを読み出し、該プログラムに従って該一時的なデータに対して種々の演算、制御、判別などの処理動作を実行するプロセッサである。また、CPU101は、記憶装置103に処理結果のデータを記録し、またインタフェース104を介して処理結果のデータを外部に送信する。
[0022]
 入力装置105は、主に店員からの入力を受け付けるキーボード等を含み、入力された内容を信号としてCPU101に送信する。入力装置105およびディスプレイ106が一体化されたタッチスクリーンが用いられてもよい。
[0023]
 ディスプレイ106は、店員又は顧客に対して情報を表示する表示装置である。ディスプレイ106として、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ、液晶ディスプレイ等の任意の表示装置を用いることができる。ディスプレイ106は、CPU101からの信号に従って、商品名、価格等の所定の情報を表示する。ディスプレイ106は店員側および顧客側にそれぞれ設けられてもよく、その場合には各ディスプレイ106に異なる情報が表示されてもよい。
[0024]
 スピーカ107は、CPU101からの信号に従って音声を出力する音声出力装置である。プリンタ108は、CPU101からの信号に従って、レシート、領収書、クーポン券等を印刷する印刷装置である。プリンタ108として、サーマルプリンタ、インクジェットプリンタ、レーザプリンタ等の任意の印刷装置を用いることができる。
[0025]
 本実施形態においてインタフェース104は、ネットワーク50に接続されるとともに、コードスキャナ10に接続される。コードスキャナ10として、図3に示す手持ち型のコードスキャナ10および図4に示す定置型のコードスキャナ10のどちらを用いてもよい。
[0026]
 図3は、手持ち型のコードスキャナ10の断面図である。手持ち型のコードスキャナ10は、商品に付されたコードのスキャンを行うための発光素子11および受光素子12を備える。図3には、発光素子11から受光素子12までの光の経路が矢印で模式的に示されている。発光素子11からの光は、コードスキャナ10の一部に設けられた窓を介して商品に照射される。さらにコードスキャナ10内には、商品からの反射光をさらに反射することによって受光素子12に導くミラー、および商品からの反射光を受光素子12上に結像するレンズが設けられる。
[0027]
 発光素子11は、少なくとも赤色光、緑色光、青色光の三原色の光を発生させる発光素子であり、各色の光の発生を独立して制御可能である。発光素子11は、商品に付されたコードに光を照射可能な位置に設けられる。光の色は光の波長に対応しており、各色の波長領域は周知の定義に従う。発光素子11として、LED(発光ダイオード)、LD(レーザダイオード)等、所定の波長の光を発生可能な任意の発光素子を用いることができる。発光素子11は、POS端末100のCPU101からの制御信号に従って、所定の色(波長)およびタイミングで光を発生させ、商品に付されたコードに照射する。
[0028]
 受光素子12は、発光素子11からの光が商品に付されたコードによって反射されることによって生成された反射光を受けて信号に変換する。そして受光素子12は、商品に付されたコードからの反射光を示す信号をPOS端末100のCPU101に送信する。受光素子12として、CCD(Charge Coupled Device)センサ、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ等、光を電気信号に変換可能な任意の受光素子を用いることができる。
[0029]
 図4は、定置型のコードスキャナ10の概略構成図である。定置型のコードスキャナ10は、発光素子11および受光素子12に加えて、CPU13、メモリ14、記憶装置15、インタフェース16、入力装置17、ディスプレイ18およびスピーカ19を備える。CPU13、メモリ14、記憶装置15、インタフェース16、入力装置17、ディスプレイ18およびスピーカ19の構成は、POS端末100のCPU101、メモリ102、記憶装置103、インタフェース104、入力装置105、ディスプレイ106およびスピーカ107と同様である。定置型のコードスキャナ10は、CPU13を備えるため、POS端末100からの制御を受けずに単独で動作する。定置型のコードスキャナ10は、図3に示す手持ち型のコードスキャナ10と同様に発光素子11および受光素子12を用いて商品に付されたコードのスキャンを行う。
[0030]
 本実施形態に係るPOS端末100は、コード読取装置として機能する。より詳細には、POS端末100のCPU101は、記憶装置103に記録されたプログラムを実行することによって、後述の光色制御部110、コード読取部120、商品情報取得部130および値引き処理部140として機能する。
[0031]
 以下では、図5~9を用いて本実施形態に係るコード読取装置(POS端末100)を用いるコード読取方法を説明する。図5は、本実施形態で用いられる例示的なコードAの前面図である。本実施形態ではコードAとして、JAN(Japan Article Number)コードを表すバーコード(一次元コード)を用いる。JANコードは13桁又は8桁の数字からなり、商品の識別子として用いられる。バーコードは、太い線、細い線、太い空白および細い空白を所定の規則で一軸に沿って並べることによって情報を表す。本実施形態ではバーコードの線は黒色であり、空白は白色であるが、コードスキャナ10によって区別可能なその他の色の組み合わせでもよい。コードAとして、その他の一次元コードや二次元コード等、印刷された記号によって情報を符号化する任意のコードを用いることができる。
[0032]
 POS端末100は、コードスキャナ10にコードAを読み取らせ、コードAを所定の規則で復号することによって、商品の識別子としてのJANコードを取得する。コードAの近傍には、該コードAによって示されるJANコードが数字によって表示される。コードスキャナ10によってバーコードが読み取れない場合には、店員は該数字を参照して入力装置105からJANコードを入力することができる。
[0033]
 値下げ対象である商品のコードA上には、所定の色の値引き線Bが引かれる。本実施形態では、値引き線Bの色は赤色の補色である青緑色である。図5では、所定の色(青緑色)の領域は多数の点によって表されている。値引き線Bは、値引き対象の商品に付されているコードA上に引かれる。このとき、値引き線Bは、値引き線Bの領域が黒色であると認識された場合(すなわち塗り潰された場合)にコードAが認識できないように引かれる。換言すると、値引き線Bは、コードAによって表される数字(13桁又は8桁)のうち少なくとも1つの数字に対応するコードAの部分を覆うように引かれる。このようにコードAの一部が欠落すると、コードAの復号でエラーが発生するため、コードAの情報を読み取ることができない。
[0034]
 賞味期限(消費期限)が近い等の理由によってある商品の値引きを行う際に、店員は該商品に予め付されているコードA上に、ペンやスタンプ等を用いて値引き線Bを引く。POS端末100がこのコードAを読み取る際に、所定の色の値引き線Bが引かれているコードAの商品については後述の値引き処理によって所定の値引きが行われる。
[0035]
 値引き線Bによる値引き率や値引き額を顧客に知らせるために、図6のような値引き線Bが引かれている商品の値引き率や値引き額を表す掲示Cを店舗内に設けることが望ましい。あるいは、店員が顧客に対して値引き率や値引き額を口頭で伝えた上で、値引き線Bが引かれた商品を渡すようにしてもよい。
[0036]
 図7は、本実施形態に係るコード読取方法の模式図である。図7には、青緑色の値引き線Bが引かれたコードAに対して、コードスキャナ10から赤色光を照射する場合および白色光を照射する場合の読取結果が模式的に示されている。青緑色は赤色の補色であるため、青緑色の値引き線Bは赤色光を反射しない。そのため、コードAに赤色光を照射する場合には、値引き線Bの領域が黒色と同様に認識されるため、POS端末100はコードAに含まれる線および空白の一部を区別することができなくなり、コードAによって表される情報を読み取ることができない。一方、コードAに白色光を照射する場合には、値引き線Bの領域が人間の目で見る場合と同様に認識されるため、POS端末100はコードAに含まれる線および空白を区別することができ、コードAによって表される情報を読み取ることができる。
[0037]
 図8は、本実施形態に係るコード読取方法による受光強度のグラフを示す図である。受光強度は、コードスキャナ10の受光素子12によって測定される。図8の上段には例示的なコードAおよび値引き線Bが示されている。図8の中段および下段には、上段のコードAおよび値引き線Bに対して赤色光又は白色光をそれぞれ照射する場合の受光強度(電圧)のグラフが示されている。図8の中段および下段のグラフの左右の位置は、上段のコードAおよび値引き線Bの左右の位置に対応する。各グラフには、値引き線Bの位置に対応する範囲B1が示されている。
[0038]
 図8のグラフにおいて、コードA中の線の領域では光をあまり反射しないため低電圧となり、コードA中の空白の領域では光を多く反射するため高電圧となる。POS端末100は電圧が所定の閾値D以上である領域を空白の領域であると判定し、所定の閾値D未満である領域を線の領域であると判定する。所定の閾値Dとしては、例えばグラフ中でコードAに対応する範囲の電圧の最大値から最小値を引いた最大電圧差の所定の割合(例えば50%)が用いられる。
[0039]
 図7において説明したように、青緑色の値引き線Bは赤色光を反射しないため、赤色光を照射する場合の図8の中段のグラフでは、値引き線Bの範囲B1に含まれる空白の領域では電圧が上がらず、線の領域と同等の電圧になっている。そのためPOS端末100は、赤色光の照射時には値引き線Bの範囲B1に含まれるコードAの線の領域および空白の領域を区別することができない。
[0040]
 一方、白色光を照射する場合の図8の下段のグラフでは、値引き線Bの範囲B1に含まれる空白の領域では線の領域よりも電圧が上がっており、所定の閾値D以上となっている。そのためPOS端末100は、白色光の照射時には値引き線Bの範囲B1に含まれるコードAの線の領域および空白の領域を区別することができる。なお、白色光の一部を青緑色の値引き線Bが吸収するため、値引き線Bの範囲B1に含まれる空白の領域では、その他の空白の領域よりも電圧が低下している。
[0041]
 本実施形態に係るPOS端末100(コード読取装置)は、図7、8の現象を利用してコード読取を行う。図9A、9Bは、本実施形態に係るコード読取方法のフローチャートを示す図である。コード読取方法は、例えばPOS端末100上で店員が商品に付されたコードの読み取りを開始する操作を行うことによって開始される。図9Aは赤色光による読み取りを行った後に白色光による読み取りを行う形態を示し、図9Bは白色光による読み取りを行った後に赤色光による読み取りを行う形態を示す。
[0042]
 図9Aのフローチャートにおいて、まず光色制御部110は、コードスキャナ10を制御して赤色光をコードAに照射する(ステップS101)。そして、コード読取部120は、コードスキャナ10からコードAからの光を示す信号を受け取り、コードAからの光を所定の規則で復号する。復号の結果、赤色光でコードAの情報が読み取れる場合には(ステップS102のYES)、値引き処理部140は値引きを行わないことを判定する。商品情報取得部130はコードAから読み取られた商品の識別子に基づいてPLUサーバ30から商品情報(PLUデータ)を取得し(ステップS103)、値引き処理部140は該商品情報を値引き無しで会計対象として登録する(ステップS104)。
[0043]
 復号の結果、赤色光でコードAの情報が読み取れない場合には(ステップS102のNO)、次に光色制御部110は、コードスキャナ10を制御して白色光をコードAに照射する(ステップS105)。コード読取部120は、コードスキャナ10からコードAからの光を示す信号を受け取り、コードAからの光を所定の規則で復号する。復号の結果、白色光でコードAの情報が読み取れる場合には(ステップS106のYES)、値引き処理部140は値引きを行うことを判定する。商品情報取得部130はコードAから読み取られた商品の識別子に基づいてPLUサーバ30から商品情報(PLUデータ)を取得し(ステップS107)、値引き処理部140は該商品情報を所定の値引き(例えば50%引き)を適用した上で会計対象として登録する(ステップS108)。白色光でコードAの情報が読み取れない場合には(ステップS106のNO)、ステップS101に戻ってコードAの読み取りが繰り返される。
[0044]
 図9Bのフローチャートにおいて、まず光色制御部110は、コードスキャナ10を制御して白色光をコードAに照射する(ステップS201)。そして、コード読取部120は、コードスキャナ10からコードAからの光を示す信号を受け取り、コードAからの光を所定の規則で復号する。復号の結果、白色光でコードAの情報が読み取れない場合には(ステップS202のNO)、ステップS201に戻ってコードAの読み取りが繰り返される。
[0045]
 復号の結果、白色光でコードAの情報が読み取れる場合には(ステップS202のYES)、商品情報取得部130はコードAから読み取られた商品の識別子に基づいてPLUサーバ30から商品情報(PLUデータ)を取得する(ステップS203)。次に光色制御部110は、コードスキャナ10を制御して赤色光をコードAに照射する(ステップS204)。コード読取部120は、コードスキャナ10からコードAからの光を示す信号を受け取り、コードAからの光を所定の規則で復号する。復号の結果、赤色光でコードAの情報が読み取れる場合には(ステップS205のYES)、値引き処理部140は値引きを行わないことを判定し、ステップS203で取得された商品情報を値引き無しで会計対象として登録する(ステップS206)。
[0046]
 復号の結果、赤色光でコードAの情報が読み取れない場合には(ステップS205のNO)、値引き処理部140は値引きを行うことを判定し、ステップS203で取得された商品情報を所定の値引き(例えば50%引き)を適用した上で会計対象として登録する(ステップS207)。
[0047]
 図9A、9Bのフローチャートは一例であり、本実施形態の機能が損なわれない限り、ステップの順序や内容は適宜変更されてよい。
[0048]
 POS端末100のCPU101は、図9A、9Bに示すコード読取方法に含まれる各ステップ(工程)の主体となる。すなわち、CPU101は、図9A、9Bに示すコード読取方法を実行するためのコード読取プログラムをメモリ102又は記憶装置103から読み出し、該プログラムを実行してPOS端末100の各部を制御することによって図9A、9Bに示すコード読取方法を実行する。
[0049]
 本実施形態では、POS端末100をコード読取装置として用いる。別の方法として、図4の定置型のコードスキャナ10を用いる場合に、定置型のコードスキャナ10をコード読取装置として用いてもよい。この場合には、コードスキャナ10のCPU13が記憶装置15に記録されたプログラムを実行することによって、光色制御部110、コード読取部120、商品情報取得部130および値引き処理部140として機能し、図9A、9Bに示すコード読取方法に含まれる各ステップ(工程)の主体となる。
[0050]
 本実施形態によれば、POS端末100は、コードA上に値引き線Bが引かれていることを容易に認識できるとともに、コードAによって表される情報を取得できる。そしてPOS端末100は、商品が値引き対象であることをコードA上の値引き線Bの有無によって判定することができる。店員は、値引きを行うために値引きを表すシールを商品に貼ったり、値引き後のコードAを含むラベルを印刷したりする必要がないため、値引きに掛かる工数を低減することができる。また、店員がPOS端末100において特別な操作を行わずにコードスキャナ10にコードAを読み込ませるだけで自動的に値引きが行われるため、値引きの見落としや入力ミスを防ぐことができる。
[0051]
(第2の実施形態)
 第1の実施形態では青緑色の値引き線Bに対して赤色光および白色光を用いてコードAの読み取りを行うが、本発明で利用可能な値引き線の色および光の色はこれに限られない。本実施形態では、本発明で利用可能な値引き線の色および光の色を説明する。本実施形態では、第1の実施形態と同様の構成を有するPOS端末100が用いられる。
[0052]
 図10は、コードA上に引かれる値引き線Bの色および読み取りに用いられる光の色の各組み合わせについての読み取り可否の表を示す図である。光の色は光の波長に対応しており、各色の波長領域は周知の定義に従う。また、値引き線Bの色は値引き線Bが反射する光の波長に対応しており、各色の波長領域は周知の定義に従う。
[0053]
 図10は、光の三原色である赤色、緑色および青色のペンでコードA上に値引き線Bを引いて、そのコードAを赤色、緑色、青色および白色の光を用いて読み取ろうとした場合に、想定される読取結果を示す。図10の表において、コードAの情報が読み取れる場合には「○」が表されており、読み取れない場合には「×」が表されている。
[0054]
 第1の実施形態では、コードAに2つの異なる色の光を照射し、一方の色の光(第1の光)でコードAの情報が読み取れず、他方の色の光(第2の光)で読み取れる場合に、値引き線Bの存在を検出して値引きを行う。すなわち、図10において、ある線の色に対して、読み取り可の色の光および読み取り不可の色の光を用いることによって、第1の実施形態が実現される。例えば、赤色の値引き線Bの場合には、図10から赤色光-青色光の組み合わせ、赤色光-緑色光の組み合わせ、白色光-青色光の組み合わせ、および白色光-緑色光の組み合わせを用いることができる。緑色および青色の値引き線Bついても同様に複数の色の光の組み合わせを用いることができる。
[0055]
 ここではコードAの照射する光の色として、赤色、緑色、青色および白色を用いたが、これに限られない。コードAの照射する光の色として、コードスキャナ10の受光素子12の特性に応じて区別可能な任意の色の光を用いることができる。また、値引き線Bの色についても、赤色、緑色および青色に限られず、コードスキャナ10の受光素子12の特性に応じて区別可能な任意の色の線を用いることができる。
[0056]
(第3の実施形態)
 第1および第2の実施形態では光の三原色に対応する値引き線Bを用いているが、光の三原色を所定の割合で混合することにより生成される中間色の値引き線Bも本発明で利用可能である。本実施形態では、中間色の値引き線Bを用いる場合の処理を説明する。本実施形態では、第1および第2の実施形態と同様の構成を有するPOS端末100が用いられる。
[0057]
 ここでは例として赤色50%、緑色50%、青色100%の割合で生成された中間色の値引き線Bを用いる。各色の割合は当該色の光の反射率に対応しており、全ての色が100%の場合に白色になるものとする。中間色に含まれる各色の割合はこれに限られず、任意に設定される。赤色光、緑色光および青色光を発する調光機能がない発光素子11を用いて中間色の値引き線Bを検出する方法を以下に説明する。
[0058]
 図11は、本実施形態に係るコード読取方法による受光強度のグラフを示す図である。受光強度は、コードスキャナ10の受光素子12によって測定される。図11には、中間色の値引き線Bに対して白色光、青色光、赤色光又は緑色光をそれぞれ照射する場合の受光強度(電圧)のグラフが示されている。図11の各グラフの左右の位置は、図8の上段のコードAおよび値引き線Bの左右の位置に対応する。図11の各グラフには、値引き線Bの位置に対応する範囲B1が示されている。
[0059]
 白色光を照射する場合に、グラフ中でコードAに対応する範囲の電圧の最大値から最小値を引いた最大電圧差が算出される。すなわち、この最大電圧差は、コードAの空白の領域および線の領域の出力電圧の差に対応する。最大電圧差は、コードAの空白の領域および線の領域を区別するための閾値を設定するために用いられる。ここでは、最大電圧差の70%である高閾値D1(第1の閾値)および最大電圧差の30%である低閾値D2(第2の閾値)を設定する。最大電圧差は、コード読取方法を実行する前に予め記録されたものでもよく、コード読取方法を実行する際に毎回算出されてもよい。
[0060]
 青色光を照射する場合に、中間色の値引き線Bは青色光を100%反射するため、値引き線Bの範囲B1に含まれる空白の領域では電圧が他の空白の領域と同等に上がっており、高閾値D1以上となっている。すなわち、青色光の照射時には高閾値D1および低閾値D2のいずれを用いてもコードAの情報を読み取ることができる。
[0061]
 赤色光又は緑色光を照射する場合に、中間色の値引き線Bは赤色光および緑色光を50%反射するため、値引き線Bの範囲B1に含まれる空白の領域では最大電圧差の50%程度に上がっており、高閾値D1未満、低閾値D2以上となっている。すなわち、赤色光又は緑色光の照射時には、高閾値D1を用いる場合にコードAの情報を読み取ることができず、低閾値D2を用いる場合にコードAの情報を読み取ることができる。
[0062]
 本実施形態に係るPOS端末100(コード読取装置)は、図11の現象を利用して中間色の判定を行う。図12は、本実施形態に係るコード読取方法のフローチャートを示す図である。コード読取方法は、例えばPOS端末100上で店員が商品に付されたコードの読み取りを開始する操作を行うことによって開始される。
[0063]
 まず光色制御部110は、コードスキャナ10を制御して青色光をコードAに照射する(ステップS301)。コード読取部120は、コードスキャナ10からコードAからの光を示す信号を受け取り、コードAの空白の領域および線の領域を区別するための閾値を高閾値D1(ここでは最大電圧差の70%)に設定した上で、コードAからの光を所定の規則で復号する。復号の結果、青色光を用いて高閾値D1でコードAの情報が読み取れない場合には(ステップS302のNO)、ステップS301に戻ってコードAの読み取りが繰り返される。
[0064]
 復号の結果、青色光を用いて高閾値D1でコードAの情報が読み取れる場合には(ステップS302のYES)、次に光色制御部110は、コードスキャナ10を制御して赤色光をコードAに照射する(ステップS303)。コード読取部120は、コードスキャナ10からコードAからの光を示す信号を受け取り、コードAの空白の領域および線の領域を区別するための閾値を高閾値D1および低閾値D2(ここでは最大電圧差の30%)に設定した上で、それぞれコードAからの光を所定の規則で復号する。復号の結果、赤色光を用いて高閾値D1でコードAの情報が読み取れる場合(ステップS304のYES)、あるいは赤色光を用いて高閾値D1でも低閾値D2でもコードAの情報が読み取れない場合には(ステップS304のNO、ステップS305のNO)、ステップS301に戻ってコードAの読み取りが繰り返される。
[0065]
 復号の結果、赤色光を用いて高閾値D1でコードAの情報が読み取れず、低閾値D2でコードAの情報が読み取れる場合には(ステップS304のNO、ステップS305のYES)、次に光色制御部110は、コードスキャナ10を制御して緑色光をコードAに照射する(ステップS306)。コード読取部120は、コードスキャナ10からコードAからの光を示す信号を受け取り、コードAの空白の領域および線の領域を区別するための閾値を高閾値D1および低閾値D2に設定した上で、それぞれコードAからの光を所定の規則で復号する。復号の結果、緑色光を用いて高閾値D1でコードAの情報が読み取れる場合(ステップS307のYES)、あるいは緑色光を用いて高閾値D1でも低閾値D2でもコードAの情報が読み取れない場合には(ステップS307のNO、ステップS308のNO)、ステップS301に戻ってコードAの読み取りが繰り返される。
[0066]
 復号の結果、緑色光を用いて高閾値D1でコードAの情報が読み取れず、低閾値D2でコードAの情報が読み取れる場合には(ステップS307のNO、ステップS308のYES)、コード読取部120は中間色の値引き線Bの存在を判定する(ステップS309)。
[0067]
 図12のフローチャートは中間色の判定のみを含んでいるが、実際には図9A、9Bのようなコード読取方法の一部として用いられ、例えば中間色の値引き線Bの存在が判定された場合に所定の値引きが行われる。図12のフローチャートは一例であり、本実施形態の機能が損なわれない限り、ステップの順序や内容は適宜変更されてよい。
[0068]
 このように、赤色、青色および緑色の光の照射時にそれぞれ複数の閾値を用いて読み取り可否を判定することによって、赤色、青色および緑色の光を発する調光機能のない発光素子11を用いる場合であっても、赤色、青色および緑色を混合した中間色の値引き線Bを検出することができる。
[0069]
 本実施形態のように中間色の判定が可能であると、コードA上に値引き線Bを引くためのペンやスタンプの色を市販されていない特殊な色とすることができる。このように入手性の低い特殊な色のペンやスタンプが必要な構成を用いることによって、悪意のある顧客がコードA上に値引き線Bを自ら引いて不正に値引きを受けることを難しくすることができる。
[0070]
 ここに示した高閾値D1および該高閾値D1よりも小さい低閾値D2は一例であり、判定対象とする中間色によって高閾値D1および低閾値D2を変更することによって、任意の中間色を判定することが可能である。赤色光、緑色光および青色光の高閾値D1および低閾値D2は共通でもよく、互いに異なってもよい。
[0071]
 例えば第1の実施形態において、中間色光および白色光の組み合わせを用いて読み取り可否を判定してもよい。あるいは、第1の中間色光および該第1の中間色光とは異なる第2の中間色光の組み合わせを用いて読み取り可否を判定してもよい。
[0072]
 本実施形態ではコードスキャナ10の発光素子11に各色の調光機能がない構成について記載したが、発光素子11が各色の調光機能を有する構成を用いても中間色の判定を行うことができる。この場合には、光色制御部110は、コードスキャナ10を制御して値引き線Bに用いられる中間色と同じ色の光(ここでは赤色50%、緑色50%、青色100%)と、中間色の補色の光(赤色50%、緑色50%、青色0%)とをコードAに照射する。このとき、中間色と同じ色の光ではコードAの情報が読み取れるが、中間色の補色の光ではコードAの情報が読み取れない。これにより、中間色の値引き線Bを検出することができる。
[0073]
(第4の実施形態)
 第1~第3の実施形態では値引き線Bが引かれている商品については無条件で値引きを行うため、悪意のある顧客がコードA上に値引き線Bを自ら引いて不正に値引きを受けるおそれがある。これを抑制するため、本実施形態では、値引き線Bの有無に加えて、PLUサーバ30に記録された商品情報に基づいて値引きの可否を判定する。本実施形態では、第1~第3の実施形態と同様の構成を有するPOS端末100が用いられる。
[0074]
 図13Aは、本実施形態に係るPLUサーバ30に記録される商品情報Eの模式図である。図13Aの商品情報Eは、商品の識別子である商品コード(JANコード)に関連付けられた商品名、価格を含む。さらに各商品には、値引き欄が関連付けられており、値引き対象である商品の値引き欄には「○」が設定され、値引き対象でない商品の値引き欄には「×」が設定される。例えばきゅうりは値引き対象であるが、ピーマンは値引き対象ではない。値引き対象か否かを区別することが可能であれば、値引き欄は、「○」および「×」に限られず、その他の文字や数字を格納してもよく、空欄にされてもよく、あるいはヌル値を格納してもよい。
[0075]
 図13Bは、本実施形態に係るPLUサーバ30に記録される商品情報Eの模式図である。図13Bの商品情報Eは、図13Aの商品情報Eにおいて、値引き欄が時間帯ごとに分割されて設けられている。各商品について、値引き対象である時間帯の値引き欄には「○」が設定され、値引き対象でない時間帯の値引き欄には「×」が設定される。例えばカニサラダは18時台~21時台において、値引き対象である。値引き対象か否かを区別することが可能であれば、各時間帯の値引き欄は、「○」および「×」に限られず、その他の文字や数字を格納してもよく、空欄にされてもよく、あるいはヌル値を格納してもよい。
[0076]
 本実施形態では、図13Aおよび図13Bのどちらの商品情報Eも用いることができる。図13Aの商品情報Eを用いる構成では、POS端末100は、商品のコードA上に値引き線Bが検出され、かつ該商品の商品情報Eによって値引き対象である(すなわち値引き欄が「○」である)ことが示される場合に、値引きを行うことを判定する。そのため、商品に付されたコードA上に値引き線Bが引かれていても、該商品の商品情報Eに値引き対象と設定されていない場合には、値引きが行われない。このとき、顧客に値引き対象ではないことを通知するために、POS端末100のディスプレイ106に値引き対象外である旨を表示することが望ましい。このような構成において、店員が予め商品ごとに値引き可否を商品情報E(PLUデータ)に設定することによって、不正な値引きを抑制することができる。
[0077]
 図13Bの商品情報Eを用いる構成では、POS端末100は、商品のコードA上に値引き線Bが検出され、かつ現在時間(すなわちコードAを読み取った時間)において該商品の商品情報Eによって値引き対象である(すなわち現在時間が含まれる時間帯の値引き欄が「○」である)ことが示される場合に、値引きを行うことを判定する。そのため、商品に付されたコードA上に値引き線Bが引かれていても、現在時間において該商品の商品情報Eに値引き対象と設定されていない場合には、値引きが行われない。このとき、顧客に値引き対象ではないことを通知するために、POS端末100のディスプレイ106に値引き対象外である旨を表示することが望ましい。このような構成において、例えば店員は18時になると午前中に調理したカキフライには値引き線Bを引き、午後に調理したカキフライには値引きの必要がないため値引き線Bを引かない。そのため、不正な値引きを抑制することができるとともに、商品ごとおよび時間ごとに細かく値引き可否を制御することができる。
[0078]
 図13A、13Bにおいて、商品情報Eは視認性のために文字列の表で表されているが、任意のデータ形式(ファイル形式)で表されてもよく、例えばバイナリデータ又はテキストデータでよい。また、商品情報EはデータベースのテーブルとしてPLUサーバ30に記録されてもよく、あるいはバイナリファイル又はテキストファイルとしてPLUサーバ30に記録されてもよい。
[0079]
 図14、15は、本実施形態に係るコード読取方法のフローチャートを示す図である。コード読取方法は、例えばPOS端末100上で店員が商品に付されたコードの読み取りを開始する操作を行うことによって開始される。図14は赤色光による読み取りを行った後に白色光による読み取りを行う形態を示し、図15は白色光による読み取りを行った後に赤色光による読み取りを行う形態を示す。また、第2の実施形態のようにその他の色の組み合わせを用いる場合、および第3の実施形態のように中間色を用いる場合についても、適宜フローチャートを変更して適用することができる。
[0080]
 図14のフローチャートにおいて、まず光色制御部110は、コードスキャナ10を制御して赤色光をコードAに照射する(ステップS401)。そして、コード読取部120は、コードスキャナ10からコードAからの光を示す信号を受け取り、コードAからの光を所定の規則で復号する。復号の結果、赤色光でコードAの情報が読み取れる場合には(ステップS402のYES)、値引き処理部140は値引きを行わないことを判定する。商品情報取得部130はコードAから読み取られた商品の識別子に基づいてPLUサーバ30から商品情報(PLUデータ)を取得し(ステップS403)、値引き処理部140は該商品情報を値引き無しで会計対象として登録する(ステップS404)。
[0081]
 復号の結果、赤色光でコードAの情報が読み取れない場合には(ステップS402のNO)、次に光色制御部110は、コードスキャナ10を制御して白色光をコードAに照射する(ステップS405)。コード読取部120は、コードスキャナ10からコードAからの光を示す信号を受け取り、コードAからの光を所定の規則で復号する。復号の結果、白色光でコードAの情報が読み取れない場合には(ステップS406のNO)、ステップS401に戻ってコードAの読み取りが繰り返される。
[0082]
 復号の結果、白色光でコードAの情報が読み取れる場合には(ステップS406のYES)、商品情報取得部130はコードAから読み取られた商品の識別子に基づいてPLUサーバ30から商品情報(PLUデータ)を取得する(ステップS407)。そして、値引き処理部140は、商品情報に基づいて値引き対象か否かを判定する。上述の図13Aの商品情報を用いる構成では読み取られた商品に値引き対象であることが設定されている場合、上述の図13Bの商品情報を用いる構成では読み取られた商品について現在時間を含む時間帯に値引き対象であることが設定されている場合に、値引き対象と判定される。
[0083]
 商品情報に基づいて値引き対象と判定された場合に(ステップS408のYES)、値引き処理部140は該商品情報を所定の値引き(例えば50%引き)を適用した上で会計対象として登録する(ステップS409)。
[0084]
 商品情報に基づいて値引き対象ではないと判定された場合に(ステップS408のNO)、値引き処理部140は、ディスプレイ106に値引き対象外である旨を表示し(ステップS410)、該商品情報を値引き無しで会計対象として登録する(ステップS411)。
[0085]
 図15のフローチャートにおいて、まず光色制御部110は、コードスキャナ10を制御して白色光をコードAに照射する(ステップS501)。そして、コード読取部120は、コードスキャナ10からコードAからの光を示す信号を受け取り、コードAからの光を所定の規則で復号する。復号の結果、白色光でコードAの情報が読み取れない場合には(ステップS502のNO)、ステップS501に戻ってコードAの読み取りが繰り返される。
[0086]
 復号の結果、白色光でコードAの情報が読み取れる場合には(ステップS502のYES)、商品情報取得部130はコードAから読み取られた商品の識別子に基づいてPLUサーバ30から商品情報(PLUデータ)を取得する(ステップS503)。次に光色制御部110は、コードスキャナ10を制御して赤色光をコードAに照射する(ステップS504)。コード読取部120は、コードスキャナ10からコードAからの光を示す信号を受け取り、コードAからの光を所定の規則で復号する。復号の結果、赤色光でコードAの情報が読み取れる場合には(ステップS505のYES)、値引き処理部140は値引きを行わないことを判定し、ステップS503で取得された商品情報を値引き無しで会計対象として登録する(ステップS506)。
[0087]
 復号の結果、赤色光でコードAの情報が読み取れない場合には(ステップS505のNO)、値引き処理部140は、ステップS503で取得された商品情報に基づいて値引き対象か否かを判定する。上述の図13Aの商品情報を用いる構成では読み取られた商品に値引き対象であることが設定されている場合、上述の図13Bの商品情報を用いる構成では読み取られた商品について現在時間を含む時間帯に値引き対象であることが設定されている場合に、値引き対象と判定される。
[0088]
 商品情報に基づいて値引き対象と判定された場合に(ステップS507のYES)、値引き処理部140は該商品情報を所定の値引き(例えば50%引き)を適用した上で会計対象として登録する(ステップS508)。
[0089]
 商品情報に基づいて値引き対象ではないと判定された場合に(ステップS507のNO)、値引き処理部140は、ディスプレイ106に値引き対象外である旨を表示し(ステップS509)、該商品情報を値引き無しで会計対象として登録する(ステップS510)。
[0090]
 図14、15のフローチャートは一例であり、本実施形態の機能が損なわれない限り、ステップの順序や内容は適宜変更されてよい。
[0091]
 POS端末100のCPU101は、図14、15に示すコード読取方法に含まれる各ステップ(工程)の主体となる。すなわち、CPU101は、図14、15に示すコード読取方法を実行するためのコード読取プログラムをメモリ102又は記憶装置103から読み出し、該プログラムを実行してPOS端末100の各部を制御することによって図14、15に示すコード読取方法を実行する。
[0092]
 このように、本実施形態では商品ごとに値引きの可否を予め登録するため、顧客が自ら値引き線を引くことによって不正な値引きを受けることを抑制することができる。さらに、時間帯ごとに値引きの可否を予め登録することによって、値引きの可否をより細かく制御することができる。
[0093]
(第5の実施形態)
 第4の実施形態では商品情報(PLUデータ)に値引き可否を登録するが、本実施形態では値引き可否に加えて値引き率や値引き額を商品情報に登録する。これにより、不正な値引きを抑制することができるともに、商品ごとに異なる値引き率や値引き額を適用することができる。それ以外の構成は第4の実施形態と同様である。
[0094]
 図16Aは、本実施形態に係るPLUサーバ30に記録される商品情報Eの模式図である。図16Aの商品情報Eは、商品の識別子である商品コード(JANコード)に関連付けられた商品名、価格を含む。さらに各商品には、値引き欄が関連付けられており、値引き対象である商品の値引き欄には値引き率が設定され、値引き対象でない商品の値引き欄にはゼロが設定される。例えばきゅうりは50%引きの値引き対象であるが、ピーマンは値引き対象ではない。値引き欄には、値引き率に限られず、値引き額、値引き後の価格等、通常の販売金額からの値引きを示す値引き情報が格納される。値引き欄は、ゼロを格納することに限られず、空欄にすることによって、あるいはヌル値を格納することによって、値引き対象でない商品を示してもよい。
[0095]
 図16Bは、本実施形態に係るPLUサーバ30に記録される商品情報Eの模式図である。図16Bの商品情報Eは、図16Aの商品情報Eにおいて、値引き欄が時間帯ごとに分割されて設けられている。各商品について、値引き対象である時間帯の値引き欄には値引き率が設定され、値引き対象でない時間帯の値引き欄にはゼロが設定される。例えばカニサラダは18時台~19時台において20%引きの値引き対象であり、20時台において30%引きの値引き対象である。各時間帯の値引き欄には、値引き率に限られず、値引き額、値引き後の価格等、通常の販売金額からの値引きを示す値引き情報が格納される。各時間帯の値引き欄は、ゼロを格納することに限られず、空欄にすることによって、あるいはヌル値を格納することによって、値引き対象でない商品を示してもよい。
[0096]
 本実施形態では、図16Aおよび図16Bのどちらの商品情報Eも用いることができる。図16Aの商品情報Eを用いる構成では、POS端末100は、商品のコードA上に値引き線Bが検出され、かつ該商品の商品情報Eによって値引き対象である(すなわち値引き欄がゼロでない)ことが示される場合に、値引きを行うことを判定し、値引き欄に格納された値引き情報を用いて値引きを行う。そのため、商品に付されたコードA上に値引き線Bが引かれていても、該商品の商品情報Eに値引き対象と設定されていない場合には、値引きが行われない。このとき、顧客に値引き対象ではないことを通知するために、POS端末100のディスプレイ106に値引き対象外である旨を表示することが望ましい。このような構成において、店員が予め商品ごとに値引き情報を商品情報E(PLUデータ)に設定することによって、不正な値引きを抑制することができるとともに、商品ごとに異なる値引きを適用することができる。
[0097]
 図16Bの商品情報Eを用いる構成では、POS端末100は、商品のコードA上に値引き線Bが検出され、かつ現在時間(すなわちコードAを読み取った時間)において該商品の商品情報Eによって値引き対象である(すなわち現在時間が含まれる時間帯の値引き欄がゼロでない)ことが示される場合に、値引きを行うことを判定し、現在時間が含まれる時間帯の値引き欄に格納された値引き情報を用いて値引きを行う。そのため、商品に付されたコードA上に値引き線Bが引かれていても、現在時間において該商品の商品情報Eに値引き対象と設定されていない場合には、値引きが行われない。このとき、顧客に値引き対象ではないことを通知するために、POS端末100のディスプレイ106に値引き対象外である旨を表示することが望ましい。このような構成において、例えば店員は18時になると午前中に調理したカキフライには値引き線Bを引き、午後に調理したカキフライには値引きの必要がないため値引き線Bを引かない。そのため、不正な値引きを抑制することができるとともに、商品ごとおよび時間ごとに異なる値引きを適用することができる。
[0098]
 図16A、16Bにおいて、商品情報Eは視認性のために文字列の表で表されているが、任意のデータ形式(ファイル形式)で表されてもよく、例えばバイナリデータ又はテキストデータでよい。また、商品情報EはデータベースのテーブルとしてPLUサーバ30に記録されてもよく、あるいはバイナリファイル又はテキストファイルとしてPLUサーバ30に記録されてもよい。
[0099]
 このように、本実施形態では商品ごとに値引き情報を予め登録するため、顧客が自ら値引き線を引くことによって不正な値引きを受けることを抑制することができるとともに、商品ごとに異なる値引きを適用することができる。さらに、時間帯ごとに値引きの可否を予め登録することによって、値引きをより細かく制御することができる。
[0100]
(その他の実施形態)
 図17は、上述の各実施形態に係るPOS端末100の概略構成図である。図17には、POS端末100が商品に付されているコードに2つの異なる色の光を照射することによって、コードの情報を読み取るとともに、値引き線の存在を検出して値引きを行うコード読取装置として機能するための構成例が示されている。POS端末100は、商品に付されているコードからの反射光に基づいて前記コードの情報を読み取るコード読取部120(読取部)と、第1の光を前記コードに照射する際に前記コードの情報を読み取れず、前記第1の光とは異なる第2の光を前記コードに照射する際に前記コードの情報を読み取れる場合に、前記商品の値引きを行う値引き処理部140(処理部)と、を備える。また、図4に示す定置型のコードスキャナ10もコード読取装置として構成し得る。
[0101]
 本発明は、上述の実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
[0102]
 上述の各実施形態の機能を実現するように該実施形態の構成を動作させるプログラム(例えば、図9A、9B、12、14および15に示す処理をPOS端末100に実行させるプログラム)を記録媒体に記録させ、該記録媒体に記録されたプログラムをコードとして読み出し、コンピュータにおいて実行する処理方法も各実施形態の範疇に含まれる。すなわち、コンピュータ読取可能な記録媒体も各実施形態の範囲に含まれる。また、上述のコンピュータプログラムが記録された記録媒体はもちろん、そのコンピュータプログラム自体も各実施形態に含まれる。
[0103]
 該記録媒体としては例えばフロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、磁気テープ、不揮発性メモリカード、ROMを用いることができる。また該記録媒体に記録されたプログラム単体で処理を実行しているものに限らず、他のソフトウェア、拡張ボードの機能と共同して、OS上で動作して処理を実行するものも各実施形態の範疇に含まれる。
[0104]
 上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
[0105]
(付記1)
 商品に付されているコードからの反射光に基づいて前記コードの情報を読み取る読取部と、
 第1の光を前記コードに照射する際に前記コードの情報を読み取れず、前記第1の光とは異なる第2の光を前記コードに照射する際に前記コードの情報を読み取れる場合に、前記商品の値引きを行う処理部と、
 を備えるコード読取装置。
[0106]
(付記2)
 前記第1の光および前記第2の光のどちらかを前記コードへ照射する制御を行う制御部をさらに備えることを特徴とする、付記1に記載のコード読取装置。
[0107]
(付記3)
 前記コードの情報に基づいて、前記商品が前記値引きの対象か否かを示す商品情報を取得する取得部をさらに備え、
 前記処理部は、前記第1の光を前記コードに照射する際に前記コードの情報を読み取れず、前記第2の光を前記コードに照射する際に前記コードの情報を読み取れる場合であって、かつ前記商品情報によって前記商品が前記値引きの対象であることが示される場合に、前記値引きを行うことを特徴とする、付記1又は2に記載のコード読取装置。
[0108]
(付記4)
 前記商品情報は、前記商品に対する値引き率、値引き額および値引き後の価格の少なくとも1つによって、前記商品が前記値引きの対象か否かを示しており、
 前記処理部は、前記値引き率、前記値引き額および前記値引き後の価格の少なくとも1つを用いて前記値引きを行うことを特徴とする、付記3に記載のコード読取装置。
[0109]
(付記5)
 前記商品情報は、時間帯ごとに前記商品が前記値引きの対象か否かを示しており、
 前記処理部は、前記第1の光を前記コードに照射する際に前記コードの情報を読み取れず、前記第2の光を前記コードに照射する際に前記コードの情報を読み取れる場合であって、かつ前記コードを読み取った時間が前記値引きの対象である前記時間帯に含まれる場合に、前記値引きを行うことを特徴とする、付記3に記載のコード読取装置。
[0110]
(付記6)
 前記商品情報は、時間帯ごとに設定された前記商品に対する値引き率、値引き額および値引き後の価格の少なくとも1つによって、前記商品が前記値引きの対象か否かを示しており、
 前記処理部は、前記第1の光を前記コードに照射する際に前記コードの情報を読み取れず、前記第2の光を前記コードに照射する際に前記コードの情報を読み取れる場合であって、かつ前記コードを読み取った時間が前記値引きの対象である前記時間帯に含まれる場合に、前記値引き率、前記値引き額および前記値引き後の価格の少なくとも1つを用いて前記値引きを行うことを特徴とする、付記3に記載のコード読取装置。
[0111]
(付記7)
 前記第1の光が赤色光、青色光、緑色光および中間色光のいずれか1つであり、前記第2の光が白色光であることを特徴とする、付記1~6のいずれかに記載のコード読取装置。
[0112]
(付記8)
 前記第1の光が第1の中間色光であり、前記第2の光が前記第1の中間色光とは異なる第2の中間色光であることを特徴とする、付記1~6のいずれかに記載のコード読取装置。
[0113]
(付記9)
 商品に付されているコードからの反射光に基づいて前記コードの情報を読み取る工程と、
 第1の光を前記コードに照射する際に前記コードの情報を読み取れず、前記第1の光とは異なる第2の光を前記コードに照射する際に前記コードの情報を読み取れる場合に、前記商品の値引きを行う工程と、
 を有するコード読取方法。
[0114]
(付記10)
 コンピュータに、
 商品に付されているコードからの反射光に基づいて前記コードの情報を読み取る工程と、
 第1の光を前記コードに照射する際に前記コードの情報を読み取れず、前記第1の光とは異なる第2の光を前記コードに照射する際に前記コードの情報を読み取れる場合に、前記商品の値引きを行う工程と、
 を実行させるコード読取プログラム。
[0115]
 この出願は、2017年4月13日に出願された日本出願特願2017-079512を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。

符号の説明

[0116]
 100 POS端末
 110 光色制御部
 120 コード読取部
 130 商品情報取得部
 140 値引き処理部

請求の範囲

[請求項1]
 商品に付されているコードからの反射光に基づいて前記コードの情報を読み取る読取部と、
 第1の光を前記コードに照射する際に前記コードの情報を読み取れず、前記第1の光とは異なる第2の光を前記コードに照射する際に前記コードの情報を読み取れる場合に、前記商品の値引きを行う処理部と、
 を備えるコード読取装置。
[請求項2]
 前記第1の光および前記第2の光のどちらかを前記コードへ照射する制御を行う制御部をさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載のコード読取装置。
[請求項3]
 前記コードの情報に基づいて、前記商品が前記値引きの対象か否かを示す商品情報を取得する取得部をさらに備え、
 前記処理部は、前記第1の光を前記コードに照射する際に前記コードの情報を読み取れず、前記第2の光を前記コードに照射する際に前記コードの情報を読み取れる場合であって、かつ前記商品情報によって前記商品が前記値引きの対象であることが示される場合に、前記値引きを行うことを特徴とする、請求項1又は2に記載のコード読取装置。
[請求項4]
 前記商品情報は、前記商品に対する値引き率、値引き額および値引き後の価格の少なくとも1つによって、前記商品が前記値引きの対象か否かを示しており、
 前記処理部は、前記値引き率、前記値引き額および前記値引き後の価格の少なくとも1つを用いて前記値引きを行うことを特徴とする、請求項3に記載のコード読取装置。
[請求項5]
 前記商品情報は、時間帯ごとに前記商品が前記値引きの対象か否かを示しており、
 前記処理部は、前記第1の光を前記コードに照射する際に前記コードの情報を読み取れず、前記第2の光を前記コードに照射する際に前記コードの情報を読み取れる場合であって、かつ前記コードを読み取った時間が前記値引きの対象である前記時間帯に含まれる場合に、前記値引きを行うことを特徴とする、請求項3に記載のコード読取装置。
[請求項6]
 前記商品情報は、時間帯ごとに設定された前記商品に対する値引き率、値引き額および値引き後の価格の少なくとも1つによって、前記商品が前記値引きの対象か否かを示しており、
 前記処理部は、前記第1の光を前記コードに照射する際に前記コードの情報を読み取れず、前記第2の光を前記コードに照射する際に前記コードの情報を読み取れる場合であって、かつ前記コードを読み取った時間が前記値引きの対象である前記時間帯に含まれる場合に、前記値引き率、前記値引き額および前記値引き後の価格の少なくとも1つを用いて前記値引きを行うことを特徴とする、請求項3に記載のコード読取装置。
[請求項7]
 前記第1の光が赤色光、青色光、緑色光および中間色光のいずれか1つであり、前記第2の光が白色光であることを特徴とする、請求項1~6のいずれか一項に記載のコード読取装置。
[請求項8]
 前記第1の光が第1の中間色光であり、前記第2の光が前記第1の中間色光とは異なる第2の中間色光であることを特徴とする、請求項1~6のいずれか一項に記載のコード読取装置。
[請求項9]
 商品に付されているコードからの反射光に基づいて前記コードの情報を読み取る工程と、
 第1の光を前記コードに照射する際に前記コードの情報を読み取れず、前記第1の光とは異なる第2の光を前記コードに照射する際に前記コードの情報を読み取れる場合に、前記商品の値引きを行う工程と、
 を有するコード読取方法。
[請求項10]
 コンピュータに、
 商品に付されているコードからの反射光に基づいて前記コードの情報を読み取る工程と、
 第1の光を前記コードに照射する際に前記コードの情報を読み取れず、前記第1の光とは異なる第2の光を前記コードに照射する際に前記コードの情報を読み取れる場合に、前記商品の値引きを行う工程と、
 を実行させるコード読取プログラム。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3]

[ 図 4]

[ 図 5]

[ 図 6]

[ 図 7]

[ 図 8]

[ 図 9A]

[ 図 9B]

[ 図 10]

[ 図 11]

[ 図 12]

[ 図 13A]

[ 図 13B]

[ 図 14]

[ 図 15]

[ 図 16A]

[ 図 16B]

[ 図 17]