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1. (WO2018189771) エレベーターの群管理装置
Document

明 細 書

発明の名称 エレベーターの群管理装置

技術分野

0001  

背景技術

0002  

先行技術文献

特許文献

0003  

発明の概要

発明が解決しようとする課題

0004   0005  

課題を解決するための手段

0006  

発明の効果

0007  

図面の簡単な説明

0008  

発明を実施するための形態

0009   0010   0011   0012   0013   0014   0015   0016   0017   0018   0019   0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033   0034   0035   0036   0037   0038   0039   0040  

産業上の利用可能性

0041  

符号の説明

0042  

請求の範囲

1   2   3   4  

図面

1   2   3  

明 細 書

発明の名称 : エレベーターの群管理装置

技術分野

[0001]
 この発明は、エレベーターの群管理装置に関する。

背景技術

[0002]
 例えば、特許文献1は、エレベーターの群管理装置を開示する。当該群管理装置によれば、属性の違う利用者の乗り合わせを排除し得る。

先行技術文献

特許文献

[0003]
特許文献1 : 日本特開2013-67497号公報

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0004]
 しかしながら、特許文献1に記載の群管理装置においては、かごから降りる際に特定の利用者と顔を合わせることを回避できない。このため、利用者に対して不快感または不安感を与えることもある。
[0005]
 この発明は、上述の課題を解決するためになされた。この発明の目的は、かごから降りる際に特定の利用者と顔を合わせることを回避できるエレベーターの群管理装置を提供することである。

課題を解決するための手段

[0006]
 この発明に係るエレベーターの群管理装置は、エレベーターの乗場に設けられた読取装置が第1利用者の識別体から読み取った情報に基づいて本人識別情報と行先階情報と特定利用者識別情報とを対応付けて記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された情報に基づいて、前記第1利用者の行先階情報に対応した階を行先階とする呼びの情報を当該本人識別情報と当該特定利用者識別情報とに対応付けて登録する呼び登録部と、前記呼び登録部が呼びの情報を登録した際に、当該行先階情報に対応した階が当該特定利用者識別情報に対応した第2利用者の本人識別情報に対応付けられた呼びに対応付けられた行先階情報に対応した階と同じ場合は、前記第2利用者に対応した呼びに対して割り当てられているかごとは異なるかごを前記第1利用者に対応した呼びに割り当てるかご割当部と、前記第1利用者と前記第2利用者とが行先階情報に対応した階において異なるタイミングでかごから降りるように前記エレベーターを制御する制御部と、を備えた。

発明の効果

[0007]
 この発明によれば、エレベーターは、第1利用者と第2利用者とが行先階情報に対応した階において異なるタイミングでかごから降りるように制御される。このため、かごから降りる際に特定の利用者と顔を合わせることを回避できる。

図面の簡単な説明

[0008]
[図1] この発明の実態の形態1におけるエレベーターの群管理装置が適用されるエレベーターシステムの構成図である。
[図2] この発明の実態の形態1におけるエレベーターの群管理装置の動作の例を説明するためのフローチャートである。
[図3] この発明の実態の形態1におけるエレベーターの群管理装置のハードウェア構成図である。

発明を実施するための形態

[0009]
 この発明を実施するための形態について添付の図面に従って説明する。なお、各図中、同一または相当する部分には同一の符号が付される。当該部分の重複説明は適宜に簡略化または省略する。
[0010]
実施の形態1.
 図1はこの発明の実態の形態1におけるエレベーターの群管理装置が適用されるエレベーターシステムの構成図である。
[0011]
 図1において、エレベーターの昇降路1は、建築物の各階を貫く。エレベーターの複数の乗場2の各々は、建築物の各階に設けられる。複数の乗場2の各々は、昇降路1に対向する。エレベーターの複数のかご3は、昇降路1の内部に設けられる。複数のかご3は、図示されない巻上機の動力により昇降路1の内部において昇降し得るように設けられる。
[0012]
 複数の読取装置4の各々は、複数の乗場2の各々に設けられる。識別体5は、エレベーターの利用者に携帯される。例えば、識別体5は、本人識別情報と行先階情報と特定利用者識別情報とを記憶する。
[0013]
 群管理装置6は、記憶部7と呼び登録部8とかご割当部9と制御部10とを備える。制御部10は、かご速度制御部10aと戸開閉制御部10bと乗場呼び制御部10cとを備える。
[0014]
 例えば、読取装置4は、付近の第1利用者の識別体5から本人識別情報と行先階情報と特定利用者識別情報とを読み取る。
[0015]
 この際、群管理装置6において、記憶部7は、読取装置4が読み取った情報に基づいて本人識別情報と行先階情報と特定利用者識別情報とを対応付けて記憶する。呼び登録部8は、記憶部7に記憶された情報に基づいて第1利用者の行先階情報に対応した階を行先階とする呼びの情報を当該本人識別情報と当該特定利用者識別情報とに対応付けて登録する。
[0016]
 かご割当部9は、呼び登録部8が登録した呼びに対して割り当てるかご3を複数のかご3の中から選択する。当該行先階情報に対応した階が当該特定利用者識別情報に対応した第2利用者の本人識別情報に対応付けられた呼びに対応付けられた行先階情報に対応した階と同じ場合、かご割当部9は、第2利用者に対応した呼びに対して割り当てられているかご3とは異なるかご3を第1利用者に対応した呼びに割り当てる。
[0017]
 制御部10は、エレベーターを全体的に制御する。例えば、かご割当部9が第2利用者に対応した呼びに対して割り当てられているかご3とは異なるかご3を第1利用者に対応した呼びに割り当てた場合、制御部10は、第1利用者と第2利用者とが行先階情報に対応した階において異なるタイミングでかご3から降りるようにエレベーターを制御する。
[0018]
 例えば、かご速度制御部10aは、第1利用者が乗っているかご3の速度と第2利用者が乗っているかご3の速度とのうちの少なくとも一方を調整する。その結果、第1利用者が乗っているかご3が行先階情報に対応した階に到着するタイミングと第2利用者が乗っているかご3が行先階情報に対応した階に到着するタイミングとがずれる。
[0019]
 例えば、戸開閉制御部10bは、行先階情報に対応した階において第1利用者が乗っているかご3の戸開の開始と第2利用者が乗っているかご3の戸開の開始とのうちの少なくとも一方を調整する。その結果、第1利用者が乗っているかご3が行先階に対応した階において戸開するタイミングと第2利用者が乗っているかご3が行先階に対応した階において戸開するタイミングとがずれる。
[0020]
 例えば、乗場呼び制御部10cは、第1利用者が乗っているかご3に割り当てる乗場呼びと第2利用者が乗っているかご3に割り当てる乗場呼びのうちの少なくとも一方を調整する。その結果、第1利用者が乗っているかご3が行先階情報に対応した階に到着するタイミングと第2利用者が乗っているかご3が行先階情報に対応した階に到着するタイミングとがずれる。
[0021]
 次に、図2を用いて、群管理装置6の動作の例を説明する。
 図2はこの発明の実態の形態1におけるエレベーターの群管理装置の動作の例を説明するためのフローチャートである。
[0022]
 ステップS1では、群管理装置6は、特定利用者識別情報を検出する。その後、群管理装置6は、ステップS2の動作を行う。ステップS2では、群管理装置6は、第2利用者に対応した呼びに対して割り当てられているかご3とは異なるかご3を第1利用者に対応した呼びに割り当てる。
[0023]
 その後、群管理装置6は、ステップS3の動作を行う。ステップS3では、群管理装置6は、第1利用者がかご3に乗るタイミングと第2利用者がかご3に乗るタイミングとが同じになるようにエレベーターを制御する。その後、群管理装置6は、ステップS4の動作を行う。ステップS4では、群管理装置6は、第2利用者が乗った階から行先階に対応した階までの間の階に対応した乗場呼びがあるか否かを判定する。
[0024]
 ステップS4で第2利用者が乗った階から行先階に対応した階までの間の階に対応した乗場呼びがある場合、群管理装置6は、ステップS5の動作を行う。ステップS5では、群管理装置6は、当該乗場呼びに対して第2利用者が乗ったかご3を割り当てる。その後、群管理装置6は、動作を終了する。
[0025]
 ステップS4で第2利用者が乗った階から行先階に対応した階までの間の階に対応した乗場呼びがない場合、群管理装置6は、ステップS6の動作を行う。ステップS6では、群管理装置6は、第2利用者が乗ったかご3の走行速度を遅くする。
[0026]
 その後、群管理装置6は、ステップS7の動作を行う。ステップS7では、群管理装置6は、第1利用者が乗っているかご3が行先階情報に対応した階に到着するタイミングと第2利用者が乗っているかご3が行先階情報に対応した階に到着するタイミングとが同じか否かを判定する。
[0027]
 ステップS7で第1利用者が乗っているかご3が行先階情報に対応した階に到着するタイミングと第2利用者が乗っているかご3が行先階情報に対応した階に到着するタイミングとが異なる場合、群管理装置6は、動作を終了する。
[0028]
 ステップS7で第1利用者が乗っているかご3が行先階情報に対応した階に到着するタイミングと第2利用者が乗っているかご3が行先階情報に対応した階に到着するタイミングとが同じ場合、群管理装置6は、ステップS8の動作を行う。ステップS8では、群管理装置6は、第2利用者が乗っているかご3の戸開の開始のタイミングを遅くする。
[0029]
 以上で説明した実施の形態1によれば、エレベーターは、第1利用者と第2利用者とが行先階情報に対応した階において異なるタイミングでかご3から降りるように制御される。このため、かご3から降りる際に特定の利用者と顔を合わせることを回避できる。その結果、利用者に対して不快感または不安感を与えることを回避できる。
[0030]
 例えば、かご速度制御部10aは、第1利用者が乗っているかご3の速度と第2利用者が乗っているかご3の速度とのうちの少なくとも一方を調整する。このため、第1利用者が乗っているかご3と第2利用者が乗っているかご3とを必要以上に停止させることなくエレベーターを運行しつつ、かご3から降りる際に特定の利用者と顔を合わせることを回避できる。
[0031]
 例えば、戸開閉制御部10bは、行先階情報において第1利用者が乗っているかご3の戸開の開始と第2利用者が乗っているかご3の戸開の開始とのうちの少なくとも一方を調整する。このため、第1利用者が乗っているかご3と第2利用者が乗っているかご3とを必要以上に停止させることなくエレベーターを運行しつつ、かご3から降りる際に特定の利用者と顔を合わせることを回避できる。
[0032]
 例えば、乗場呼び制御部10cは、第1利用者が乗っているかご3に割り当てる乗場呼びと第2利用者が乗っているかご3に割り当てる乗場呼びのうちの少なくとも一方を調整する。このため、第1利用者が乗っているかご3と第2利用者が乗っているかご3とを必要以上に停止させることなくエレベーターを運行しつつ、かご3から降りる際に特定の利用者と顔を合わせることを回避できる。
[0033]
 なお、本人識別情報と特定利用者識別情報との対応付けは、群管理装置6の側で行ってもよい。例えば、群管理装置6において、本人識別情報と特定利用者識別情報とを予め対応付けて記憶しておけばよい。この場合も、第1利用者と第2利用者とが行先階情報に対応した階において異なるタイミングでかご3から降りるようにエレベーターを制御すれば、かご3から降りる際に特定の利用者と顔を合わせることを回避できる。
[0034]
 また、複数のかご3の各々に対応して複数の制御装置の各々を設けてもよい。この場合、複数の制御装置の各々に、対応したかご3を制御する制御部10を設けてもよい。この場合も、第1利用者と第2利用者とが行先階情報に対応した階において異なるタイミングでかご3から降りるようにエレベーターを制御すれば、かご3から降りる際に特定の利用者と顔を合わせることを回避できる。
[0035]
 次に、図3を用いて、群管理装置6の例を説明する。
 図3はこの発明の実態の形態1におけるエレベーターの群管理装置のハードウェア構成図である。
[0036]
 群管理装置6の各機能は、処理回路により実現し得る。例えば、処理回路は、少なくとも1つのプロセッサ11aと少なくとも1つのメモリ11bとを備える。例えば、処理回路は、少なくとも1つの専用のハードウェア12を備える。
[0037]
 処理回路が少なくとも1つのプロセッサ11aと少なくとも1つのメモリ11bとを備える場合、群管理装置6の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせで実現される。ソフトウェアおよびファームウェアの少なくとも一方は、プログラムとして記述される。ソフトウェアおよびファームウェアの少なくとも一方は、少なくとも1つのメモリ11bに格納される。少なくとも1つのプロセッサ11aは、少なくとも1つのメモリ11bに記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、群管理装置6の各機能を実現する。少なくとも1つのプロセッサ11aは、CPU(Central Processing Unit)、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSPともいう。例えば、少なくとも1つのメモリ11bは、RAM、ROM、フラッシュメモリ、EPROM、EEPROM等の、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等である。
[0038]
 処理回路が少なくとも1つの専用のハードウェア12を備える場合、処理回路は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、またはこれらの組み合わせで実現される。例えば、群管理装置6の各機能は、それぞれ処理回路で実現される。例えば、群管理装置6の各機能は、まとめて処理回路で実現される。
[0039]
 群管理装置6の各機能について、一部を専用のハードウェア12で実現し、他部をソフトウェアまたはファームウェアで実現してもよい。例えば、制御部10の機能については専用のハードウェア12としての処理回路で実現し、制御部10の機能以外の機能については少なくとも1つのプロセッサ11aが少なくとも1つのメモリ11bに格納されたプログラムを読み出して実行することにより実現してもよい。
[0040]
 このように、処理回路は、ハードウェア12、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせで群管理装置6の各機能を実現する。

産業上の利用可能性

[0041]
 以上のように、この発明に係るエレベーターの群管理装置は、かごから降りる際に特定の利用者と顔を合わせることを回避するシステムに利用できる。

符号の説明

[0042]
 1 昇降路、 2 乗場、 3 かご、 4 読取装置、 5 識別体、 6 群管理装置、 7 記憶部、 8 呼び登録部、 9 かご割当部、 10 制御部、 10a かご速度制御部、 10b 戸開閉制御部、 10c 乗場呼び制御部、 11a プロセッサ、 11b メモリ、 12 ハードウェア

請求の範囲

[請求項1]
 エレベーターの乗場に設けられた読取装置が第1利用者の識別体から読み取った情報に基づいて本人識別情報と行先階情報と特定利用者識別情報とを対応付けて記憶する記憶部と、
 前記記憶部に記憶された情報に基づいて、前記第1利用者の行先階情報に対応した階を行先階とする呼びの情報を当該本人識別情報と当該特定利用者識別情報とに対応付けて登録する呼び登録部と、
 前記呼び登録部が呼びの情報を登録した際に、当該行先階情報に対応した階が当該特定利用者識別情報に対応した第2利用者の本人識別情報に対応付けられた呼びに対応付けられた行先階情報に対応した階と同じ場合は、前記第2利用者に対応した呼びに対して割り当てられているかごとは異なるかごを前記第1利用者に対応した呼びに割り当てるかご割当部と、
 前記第1利用者と前記第2利用者とが行先階情報に対応した階において異なるタイミングでかごから降りるように前記エレベーターを制御する制御部と、
を備えたエレベーターの群管理装置。
[請求項2]
 前記制御部は、前記第1利用者が乗っているかごの速度と前記第2利用者が乗っているかごの速度とのうちの少なくとも一方を調整して前記第1利用者が乗っているかごが行先階情報に対応した階に到着するタイミングと前記第2利用者が乗っているかごが行先階情報に対応した階に到着するタイミングとをずらす請求項1に記載のエレベーターの群管理装置。
[請求項3]
 前記制御部は、行先階情報に対応した階において前記第1利用者が乗っているかご3の戸開の開始と前記第2利用者が乗っているかごの戸開の開始とのうちの少なくとも一方を調整して前記第1利用者が乗っているかごが行先階に対応した階において戸開するタイミングと前記第2利用者が乗っているかごが行先階に対応した階において戸開するタイミングとをずらす請求項1に記載のエレベーターの群管理装置。
[請求項4]
 前記制御部は、前記第1利用者が乗っているかごに割り当てる乗場呼びと前記第2利用者が乗っているかごに割り当てる乗場呼びのうちの少なくとも一方を調整して前記第1利用者が乗っているかごが行先階情報に対応した階に到着するタイミングと前記第2利用者が乗っているかごが行先階情報に対応した階に到着するタイミングとをずらす請求項1に記載のエレベーターの群管理装置。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3]