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1. (WO2018181300) 無線通信機器およびその制御方法
Document

明 細 書

発明の名称 無線通信機器およびその制御方法

技術分野

0001  

背景技術

0002   0003  

先行技術文献

特許文献

0004  

発明の概要

発明が解決しようとする課題

0005  

課題を解決するための手段

0006  

発明の効果

0007  

図面の簡単な説明

0008  

発明を実施するための形態

0009   0010   0011   0012   0013   0014   0015   0016   0017   0018   0019   0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033   0034   0035   0036   0037   0038   0039   0040   0041   0042   0043   0044   0045   0046   0047   0048   0049   0050   0051   0052   0053   0054   0055   0056   0057  

産業上の利用可能性

0058  

符号の説明

0059  

請求の範囲

1   2   3   4   5   6   7   8   9   10  

図面

1   2   3   4   5   6  

明 細 書

発明の名称 : 無線通信機器およびその制御方法

技術分野

[0001]
 本発明は、緊急通報システムで用いられる無線通信機器およびその制御方法に関する。

背景技術

[0002]
 近年、ERA-GLONASSという車両用の緊急通報システムがロシアで実施されている。さらに、欧州では、eCallという車両用の緊急通報システムが今後実施される予定である。車両緊急通報システムは、車両事故等の緊急時に緊急コールセンターを介して最寄りの警察や消防へ自動で通報するシステムである。
[0003]
 詳細に説明すれば、この緊急通報システムでは、自動車に搭載されたテレマティクス用の無線通信機器が用いられる。例えば、自動車が交通事故などに遭遇したとき、この無線通信機器は、緊急コールセンターを含むPSAP(Public Safety Answering Point)に速やかに通報するようになっている(例えば、特許文献1参照)。

先行技術文献

特許文献

[0004]
特許文献1 : 日本国特開2016-167264号公報

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0005]
 本発明は、無線通信機器が緊急コールセンターに発信する際に車両緊急通報システムが正常に動作しない場合、的確に対処できる無線通信機器およびその制御方法を提供する。

課題を解決するための手段

[0006]
 本願の無線通信機器は、乗り物に搭載される無線通信機器であって、ネットワークと無線通信を行う無線通信部と、前記ネットワークを介してPSAP(Public Safety Answering Point)への発呼を行う制御部と、を備え、前記制御部は、緊急事態発生時にPSAPに第1の発呼を行い、前記制御部は、前記第1の発呼による通話に異常があるか否かを判定し、前記第1の発呼による通話に異常がある場合、前記制御部は、前記第1の発呼とは異なる方式でPSAPに第2の発呼を行うように構成する。

発明の効果

[0007]
 本発明は、無線通信機器が緊急コールセンターに発信する際に、車両緊急通報システムが正常に動作しない場合、的確に対処できる無線通信機器およびその制御方法を提供する。

図面の簡単な説明

[0008]
[図1] 図1は、本実施の形態に係る無線通信システムの構成図である。
[図2] 図2は、本実施の形態に係る無線通信モジュールのブロック図である。
[図3] 図3は、本実施の形態に係る無線通信システムの動作を表したシーケンス図である。
[図4] 図4は、無線通信モジュールにおいて、緊急発呼に対する再発呼判定処理を表したフローチャートである。
[図5] 図5は、緊急発呼が失敗したときの無線通信システムの動作を表したシーケンス図である。
[図6] 図6は、無線通信モジュールにおいて、緊急発呼に対する再発呼判定処理を表したフローチャートである。

発明を実施するための形態

[0009]
 以下、本実施の形態について、図面を参照して説明する。
[0010]
 図1は、本実施の形態に係る無線通信システムの構成図である。図1に示した無線通信システムは、無線通信モジュール10を搭載した車両20、基地局4Aおよび基地局4B、ネットワーク8Aおよびネットワーク8B、無線端末100、管理サーバ6、ならびにPSAP7を有している。
[0011]
 基地局4Aおよび基地局4Bならびにネットワーク8Aおよびネットワーク8Bは、通信事業者Aによって提供されている。以降、基地局4またはネットワーク8を区別せず説明するときには、単に基地局4またはネットワーク8と記載し、基地局4またはネットワーク8を区別して説明するときには、基地局4A、4B、またはネットワーク8A、8Bと記載する。
[0012]
 基地局4は、GSM(登録商標)(Global System for Mobile communications)等の第2世代移動通信システム、CDMA(Code Division Multiple Access)等の第3世代移動通信システム、またはLTE(Long Term Evolution)等の第4世代移動通信システムなど如何なる移動通信システムに対応していてもよい。
[0013]
 無線通信モジュール10は、様々な機能を実現する。例えば、無線通信モジュール10は、緊急通報システムを実現する上で、緊急時にPSAP7(緊急コールセンターを含む)に発信するようになっている。また、PSAP7のオペレータとの通話後に、PSAP7から無線通信モジュール10に着信を受けることもある。無線通信モジュール10は、VoIP(Voice over Internet Protocol)等によるIP電話で、発信または着信できるようにしてもよい。
[0014]
 さらに、車両20と通信システムとを組み合わせて、リアルタイムに情報サービスを提供するテレマティクスサービスが知られている。テレマティクスサービスでは、ナビゲーションシステムのデータ更新のための地図データやPOI(point of interest)データをネットワーク8上のサーバからダウンロードする。また、テレマティクスサービスでは、車両搭載機器のダイアグ情報をネットワーク8上のサーバにアップロードする。無線通信モジュール10は、このようなダウンロードおよびアップロードを、ネットワーク8を介して行っている。
[0015]
 本実施の形態では、無線通信モジュール10は、車両20などの乗り物に搭載されたIVS(In Vehicle System)として例示している。本実施の形態では、乗り物として車両20を挙げて説明している。勿論、乗り物は、船舶または列車など移動するものであれば如何なるものでもよい。無線通信モジュール10は、携帯電話機もしくはスマートフォン等の携帯端末に搭載されてもよい。無線通信モジュール10は、IoT(Internet Of Things)のためのモジュールでもよい。
[0016]
 無線通信モジュール10は、第2世代移動通信システム、第3世代移動通信システム、または、第4世代移動通信システムに対応していてもよい。無線通信モジュール10は、無線端末100と通信することもできる。無線通信モジュール10は、様々な機能およびユーザが作成したプログラムの実行するための機能も有してもよい。
[0017]
 基地局4またはネットワーク8を運営する通信事業者Aは、自社と契約したユーザに対し自社の移動体通信サービスを提供している。
[0018]
 図2は、本実施の形態に係る無線通信モジュールのブロック図である。図2に示した無線通信モジュールは、アンテナ11、無線通信部12、制御部13、記憶部14、IF15、カード駆動部16、およびSIMカード17を有している。
[0019]
 アンテナ11は、基地局4との間の無線信号を送受信する。
[0020]
 無線通信部12は、アンテナ11を介して基地局4と無線通信する。無線通信部12は、アナログ信号処理部やデジタル信号処理部を有している。
[0021]
 アナログ信号処理部では、アンテナ11から受信された無線信号の増幅およびアナログ-デジタル変換処理等を行い、また、デジタル信号処理部から転送されるデジタル信号のデジタル-アナログ変換処理等をアナログの増幅を行い、アンテナ11を介して送信する。
[0022]
 デジタル信号処理部では、制御部13から転送されたデータを符号化し、無線信号の通信チャネルで送信できるようにデジタル信号に変換し、また、アナログ信号処理部から転送されたデジタル信号を復号し、復号したデータを制御部13に転送するようになっている。
[0023]
 制御部13は、種々のプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、バックアップRAM、I/O(Input/Output)等(いずれも図示せず)よりなるマイクロコンピュータを主体として構成され、ROMに記憶された各種の制御プログラムを実行することで各種の処理を実行する。制御部13は、無線通信部12を制御する上で必要な処理を実行する。
[0024]
 記憶部14は、電気的に内容を書き換えることが可能なEEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)などによって構成され、無線通信部12を制御する上で必要なプログラムおよび情報を記憶する。
[0025]
 IF15は、USBのIFやその他のIF等であり、ディスプレイおよびマイクとスピーカ、またはナビゲーションシステム等に接続される。
[0026]
 カード駆動部16は、SIMカード(またはUIMカード)と呼ばれるICカード、すなわち情報カードを駆動するようになっている。カード駆動部16は、SIMカード17を取り込み、取り出しができるようにしてもよい。カード駆動部16は、制御部13から設定情報の読み出しや書き込みを受けた場合、SIMカード17に記録された設定情報の読み出し、SIMカード17への書き込みを行うようになっている。
[0027]
 一般に、SIMカードは、加入者を特定するための情報、通信事業者を特定するための事業者特定情報、および加入者が契約している利用可能なサービスに関する情報などが記録されたICカードである。
[0028]
 SIMカード17は、組み込み型のeSIM(Embedded SIM)でもよい。SIMカード17は、無線通信モジュール10の外にあってもよい。SIMカード17は、通信事業者から支給されてもよいし、その他の手段で入手してもよい。ユーザは、支給されたSIMカード17を無線通信モジュール10に装着または接続することで、無線通信モジュール10を使用できるようになる。
[0029]
 SIMカードは、サービスを受ける上で必要な設定情報が記録されている。例えば、位置情報を登録する際の情報、電話番号(例えばIVSの電話番号)に関する情報など様々な設定情報がある。これらの情報は、ネットワーク8上の管理サーバ6に送信される。
[0030]
 また、SIMカード17は、デュアルSIMでもよい。デュアルSIMは、2つのSIMカードスロットを有し、1台の無線通信モジュールまたは端末で任意にSIMカードに対応したネットワークを使用することができる。または、デュアルSIMは、2つのSIMカードの使用を可能にする外付けアダプターを指す場合もある。
[0031]
 以下、本実施の形態に係る無線通信システムの動作について説明する。
[0032]
 本実施の形態に係る無線通信システムは、緊急通報システムeCallについて説明しており、eCallの一部の仕様については、3GPP(Third Generation Partnership Project)のTS24.008(Core Network Protocol ; Stage3)に規定されている。制御部13は、緊急呼処理としてネットワークを介して緊急発呼を行うようになっている。
[0033]
 図3は、本実施の形態に係る無線通信システムの動作を表したシーケンス図である。
[0034]
 まず、緊急事態が発生して緊急事態のイベントが無線通信モジュール10に通知される(ステップS1)。緊急事態は、交通事故または無線通信モジュール10を使用しているユーザの事故または怪我等であるが、特に事故または怪我に限定するものではない。緊急事態のイベントは、車両20に搭載されたセンサが感知することにより自動的に発生してもよいし、ユーザが緊急事態を検知することにより手動で発生させてもよい。
[0035]
 制御部13は、緊急の発呼(以下、緊急発呼ともいう)をPSAP7に行う(ステップS2)。無線通信モジュール10は、緊急発呼の成功の通知を受ける(ステップS3)。通常、緊急発呼が成功すれば、車両20のドライバまたはその他の人は、PSAP7のオペレータと会話することができる。
[0036]
 しかしながら、ネットワーク8でなんらかの不具合がある場合、ドライバ等は通話の音声が聞こえない等の異常が発生することがある。無線通信モジュール10は、そのような異常に備えて、再発呼判定処理を行う(ステップS10)。
[0037]
 図4は、無線通信モジュール10において、緊急発呼に対する再発呼判定処理を表したフローチャートであり、ステップS10の詳細である。
[0038]
 まず、無線通信モジュール10の制御部13は、通話の音声の異常を解析し、異常があるか否かを判定する(ステップS11)。通話の音声の解析としては、例えば、通話相手の背景の雑音も聞こえてこないような音声信号が不通なのか否かの解析がなされる。制御部13は、音声通話の不通の解析方法として、一定期間、音声データまたは音声信号の波形を検出できなかった場合があるか否かを判定してもよい。また、人の声の周波数とは異なる周波数の異音が継続するのか否かの解析がなされる。
[0039]
 通話に異常がない場合には、処理は終了する。通話に異常がある場合には、制御部13は、現在の緊急発呼を解放する(ステップS12)。
[0040]
 次に、制御部13は、ステップS2の発呼とは異なる方式でPSAPに発呼を行う(ステップS13)。なお、通話異常は一時的なこともあるため、制御部13は、再度同じRAT、同じPSAPに対して発信してもよい。
[0041]
 例えば、SIMカード17がデュアルSIMの場合、ステップS2の発呼は、デュアルSIMのうち一方のSIMカードが用いられ、ステップS13の発呼は、他方のSIMカードが用いられる。デュアルSIMを有する無線通信モジュールまたは端末が普及している国では有効な手段である。なお、SIMカードは必須ではない。SIMカードがなくても、無線通信モジュール10が検知できる無線ネットワークに緊急発呼できるようにしてもよい。
[0042]
 PSAPまでの回線が電話会社毎にある場合、無線通信モジュール10は、電話会社毎のSIMカードを用いて電話会社の回線を切り替えることができる。また、電話会社の回線を電話番号で切り替えることができる場合は、ステップS2の発呼とステップS13の発呼は、それぞれ異なる電話番号の発呼でもよい。
[0043]
 他の例としては、無線通信部12は2つのRAT(Radio Access Technology)を有しており、例えば、GSM(登録商標)とCDMAまたはGSM(登録商標)とLTEなどである。例えば、ステップS2の発呼は、GSM(登録商標)が用いられ、ステップS13の発呼は、CDMAまたはLTEが用いられる。
[0044]
 他の例としては、無線通信部12は、電話方式とインターネットプロトコル方式(いわゆるVoIP:Voiceover Internet Protocol)の双方で発呼することができ、ステップS2の発呼はGSM(登録商標)またはCDMA等の電話方式で行われると共にステップS13の発呼はインターネットプロトコル方式で行われる、または、ステップS2の発呼はインターネットプロトコル方式で行われると共にステップS13の発呼はGSM(登録商標)またはCDMA等の電話方式で行われる。
[0045]
 他の例としては、ステップS2の発呼がなされるPSAPとステップS13の発呼がなされるPSAPはそれぞれ異なっていてもよい。例えば、ステップS2の発呼の電話番号とステップS13の発呼の電話番号は異なる。何れかが911等、国で定めている緊急通報用電話番号でもよい。
[0046]
 その他、ステップS2の発呼がなされるPSAPとステップS13の発呼がなされるPSAPは同じで、PSAPまでの回線が電話会社毎にある場合、無線通信モジュール10は、電話会社を識別する番号を電話番号に付与して、電話会社の回線を切り替えることも可能である。特に、PSAPが海外にある等、長距離電話の場合、通話の音声が聞こえない等の異常の発生頻度が上がることは知られている。
[0047]
 次に、ステップS13で発呼を行ったときの通話が正常である場合(ステップS14のyes)、処理は終了する。ステップS13で発呼を行ったときの通話に異常がある場合(ステップS14のno)、ステップS12から処理が繰り返される。また、ステップS13で発呼が失敗した場合、ステップS13から処理が繰り返される。
[0048]
 図5は、緊急発呼が失敗したときの無線通信システムの動作を表したシーケンス図である。
[0049]
 まず、ステップS1、S2の動作は、図3で説明したときの動作と同じである。無線通信モジュール10は、ステップS2の発呼による通話に異常がある場合として、ネットワーク8から緊急発呼の失敗の通知を受ける(ステップS4)。この場合に、再発呼判定処理を行う(ステップS20)。
[0050]
 例えば、緊急発呼の失敗の通知を受ける場合としては、ネットワーク8の要因で発呼が拒否された場合、3GPPで規定されているEPSにアタッチ(attach)時に輻輳状態が検出された場合、または、SIM17の情報(電話番号)の認証が失敗した場合などである。
[0051]
 図6は、無線通信モジュール10において、緊急発呼に対する再発呼判定処理を表したフローチャートであり、ステップS20の詳細である。
[0052]
 まず、無線通信モジュール10の制御部13は、ステップS2の発呼が成功したか失敗したか確認する(ステップS21)。発呼が成功した場合には、処理は終了する。
[0053]
 発呼が失敗した場合には、制御部13は、ステップS2の発呼とは異なる方式でPSAPに発呼を行う(ステップS22)。ステップS22の動作は、ステップS13で説明したときの動作と同様である。
[0054]
 次に、ステップS22による発呼が失敗した場合(ステップS23のno)、ステップS22から処理が繰り返される。ステップS22による発呼が成功した場合(ステップS23のyes)、無線通信モジュール10の制御部13は、通話の音声の異常を解析し、異常があるか否かを判定する(ステップS24)。
[0055]
 次に、通話が正常である場合(ステップS24のyes)、処理は終了する。通話に異常がある場合(ステップS24のno)、ステップS22から処理が繰り返される。
[0056]
 以上説明したように、無線通信モジュール10は、緊急発呼による通話に異常がある場合または緊急発呼が失敗している場合でも、異なる方式で再発呼するため、PSAPのオペレータに繋ぐ可能性を高めることができる。
[0057]
 本出願は、2017年3月28日付で出願された日本国特許出願(特願2017-062163)に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。

産業上の利用可能性

[0058]
 本発明によれば、無線通信機器が緊急コールセンターに発信する際に車両緊急通報システムが正常に動作しない場合、的確に対処できる無線通信機器およびその制御方法を提供することができる。

符号の説明

[0059]
 4 基地局
 8 ネットワーク
 6 管理サーバ
 7 PSAP
 10 無線通信モジュール
 11 アンテナ
 12 無線通信部
 13 制御部
 14 記憶部
 15 IF
 16 カード駆動部
 17 SIMカード
 20 車両
 100 無線端末

請求の範囲

[請求項1]
 乗り物に搭載される無線通信機器であって、
 ネットワークと無線通信を行う無線通信部と、
 前記ネットワークを介してPSAP(Public Safety Answering Point)への発呼を行う制御部と、を備え、
 前記制御部は、緊急事態発生時にPSAPに第1の発呼を行い、
 前記制御部は、前記第1の発呼による通話に異常があるか否かを判定し、
 前記制御部は、前記第1の発呼による通話に異常がある場合、前記第1の発呼とは異なる方式でPSAPに第2の発呼を行う。
[請求項2]
 請求項1の無線通信機器において、
 加入者の情報が記録してある情報カードを2つ有し、
 前記第1の発呼は、前記2つの情報カードのうち一方を使ってなされ、前記第2の発呼は、前記2つの情報カードのうち他方を使ってなされる。
[請求項3]
 請求項1の無線通信機器において、
 前記第1の発呼は、あるRAT(Radio Access Technology)で行われると共に、前記第2の発呼は、別のRATで行われる。
[請求項4]
 請求項1の無線通信機器において、
 前記第1の発呼は電話方式で行われると共に前記第2の発呼はインターネットプロトコル方式で行われる、または、前記第1の発呼はインターネットプロトコル方式で行われると共に前記第2の発呼は電話方式で行われる。
[請求項5]
 請求項1の無線通信機器において、
 前記第1の発呼がなされるPSAPと前記第2の発呼がなされるPSAPはそれぞれ異なる。
[請求項6]
 請求項1の無線通信機器において、
 前記制御部は、前記第1の発呼による通話に異常がある場合として前記ネットワークの不具合で音声信号が不通となっている場合に、前記第2の発呼を行う。
[請求項7]
 請求項1の無線通信機器において、
 前記制御部は、前記第1の発呼による通話に異常がある場合として前記ネットワークから前記発呼の失敗が通知された場合に、前記第2の発呼を行う。
[請求項8]
 請求項1に記載の無線通信機器が搭載された乗り物。
[請求項9]
 ネットワークと無線通信を行う無線通信部と、
 前記ネットワークを介してPSAP(Public Safety Answering Point)への発呼を行う制御部と、を備え、乗り物に搭載される無線通信機器の制御方法であって、
 緊急事態発生時にPSAPに第1の発呼を行うステップと、
 前記第1の発呼による通話に異常があるか否かを判定するステップと、
 前記第1の発呼による通話に異常がある場合、前記第1の発呼とは異なる方式でPSAPに第2の発呼を行うステップとを有する。
[請求項10]
 乗り物に搭載される無線通信機器と、
 通信事業者が提供するネットワークとを有する無線通信システムであって、
 前記無線通信機器が、
 前記ネットワークと無線通信を行う無線通信部と、
 前記ネットワークを介してPSAP(Public Safety Answering Point)への発呼を行う制御部と、を備え、
 前記制御部は、緊急事態発生時にPSAPに第1の発呼を行い、
 前記制御部は、前記第1の発呼による通話に異常があるか否かを判定し、
 前記制御部は、前記第1の発呼による通話に異常がある場合、前記第1の発呼とは異なる方式でPSAPに第2の発呼を行う。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3]

[ 図 4]

[ 図 5]

[ 図 6]