このアプリケーションの一部のコンテンツは現時点では利用できません。
このような状況が続く場合は、にお問い合わせくださいフィードバック & お問い合わせ
1. (WO2018158900) コンテンツ視聴推奨システム、コンテンツ視聴推奨番組表提示装置、および情報端末
Document

明 細 書

発明の名称 コンテンツ視聴推奨システム、コンテンツ視聴推奨番組表提示装置、および情報端末

技術分野

0001  

背景技術

0002   0003   0004  

先行技術文献

特許文献

0005  

発明の概要

発明が解決しようとする課題

0006   0007   0008   0009  

課題を解決するための手段

0010   0011   0012   0013   0014   0015  

発明の効果

0016   0017   0018  

図面の簡単な説明

0019  

発明を実施するための形態

0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033   0034   0035   0036   0037   0038   0039   0040   0041   0042   0043   0044   0045   0046   0047   0048   0049   0050   0051   0052   0053   0054   0055   0056   0057   0058   0059   0060   0061   0062   0063   0064   0065   0066   0067   0068   0069   0070   0071   0072   0073   0074   0075   0076   0077   0078   0079   0080   0081   0082   0083   0084   0085   0086   0087   0088   0089   0090   0091   0092   0093   0094   0095   0096   0097   0098   0099   0100   0101   0102   0103   0104   0105   0106   0107   0108   0109   0110   0111   0112   0113   0114   0115   0116   0117   0118   0119   0120   0121   0122   0123   0124   0125   0126   0127   0128   0129   0130   0131   0132   0133   0134   0135   0136   0137   0138   0139   0140   0141   0142   0143   0144   0145   0146   0147   0148   0149   0150   0151   0152   0153   0154   0155   0156   0157   0158   0159   0160   0161   0162   0163   0164   0165   0166   0167   0168   0169   0170   0171   0172   0173   0174   0175   0176   0177   0178   0179   0180   0181   0182   0183   0184   0185   0186   0187   0188   0189   0190   0191   0192   0193   0194   0195   0196   0197   0198   0199   0200   0201   0202   0203   0204   0205   0206   0207   0208   0209   0210   0211   0212   0213   0214   0215   0216   0217   0218   0219   0220   0221   0222   0223   0224   0225   0226   0227   0228   0229   0230   0231   0232   0233   0234   0235   0236   0237   0238   0239   0240   0241   0242   0243   0244   0245   0246   0247   0248   0249   0250   0251   0252   0253   0254   0255   0256   0257   0258   0259   0260   0261   0262   0263   0264   0265   0266   0267   0268   0269   0270   0271   0272   0273   0274   0275   0276   0277   0278   0279   0280   0281   0282   0283   0284   0285   0286   0287   0288   0289   0290   0291   0292   0293   0294  

符号の説明

0295  

請求の範囲

1   2   3   4   5   6   7   8   9   10   11   12   13   14   15   16   17  

図面

1   2   3   4   5   6   7   8   9   10   11   12   13   14   15   16   17   18   19   20   21   22   23  

明 細 書

発明の名称 : コンテンツ視聴推奨システム、コンテンツ視聴推奨番組表提示装置、および情報端末

技術分野

[0001]
 本発明は、コンテンツ視聴推奨システム、コンテンツ視聴推奨番組表提示装置、および情報端末に関し、特に、1つ以上のメディアを横断したユーザに対するコンテンツの視聴推奨に有効な技術に関する。

背景技術

[0002]
 近年、インターネットなどの通信技術の発展に伴い、放送局が設定したスケジュールに従ってコンテンツを放送するTV放送、同様に予め設定されたスケジュールに従ったストリーミング配信をインターネットにより行うIP放送、ビデオオンデマンド配信(以下、VODコンテンツとも記す)、録画コンテンツなどの様々なメディアを視聴することができる。
[0003]
 このように多様なメディアを視聴する際には、膨大なメディアの中からユーザの好みのコンテンツを提示して推奨することが望まれる。この種の技術としては、例えば特許文献1が知られている。
[0004]
 この特許文献1には、EPG(Electric Program Guide)やユーザが端末にて再生中の動画像から抽出するキー情報とソーシャルメディア情報に基づいて、放送動画ライブラリやインターネット動画ライブラリから動画像を検索して、推奨する動画像番組をユーザに提示する旨が記載されている。

先行技術文献

特許文献

[0005]
特許文献1 : 特開2015-90717号公報

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0006]
 特許文献1の技術は、上述したようにユーザが端末にて再生している動画像に関連付けられた動画番組を推奨するものであり、推奨された動画像は、ユーザ端末のウェブブラウザ/アプリケーションに提供される。
[0007]
 このため、推奨される動画像は、視聴している時点のコンテンツに偏ったものとなる可能性がある。その結果、偏りなくユーザの嗜好を反映した様々な番組が推奨されなくなる恐れがある。
[0008]
 本発明の目的は、視聴予約や視聴履歴など反映して、TV放送、IP放送、VODコンテンツ、あるいは録画コンテンツなど複数のメディアを横断して、ユーザの嗜好にあったコンテンツの視聴を推奨することのできる技術を提供することにある。
[0009]
 本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴については、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。

課題を解決するための手段

[0010]
 本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
[0011]
 すなわち、代表的なコンテンツ視聴推奨システムは、予め定められた時刻に放送または配信されるスケジュールドメディアおよび任意の時刻に放送または配信されるアンスケジュールドメディアから視聴を推奨する番組を選択して視聴推奨番組表を生成する番組推奨提示部を有する。
[0012]
 スケジュールドメディアは、TV放送またはネットワークから受信するIP放送の少なくともいずれかである。アンスケジュールドメディアは、ネットワークから受信するVODコンテンツまたは録画された録画コンテンツの少なくともいずれかである。
[0013]
 特に、番組推奨提示部は、ユーザ情報管理部、推奨番組検索部、優先ルール管理部、および推奨番組表生成部を有する。ユーザ情報管理部は、コンテンツ情報を管理する。推奨番組検索部は、ユーザ情報管理部が管理するコンテンツ情報を検索して推奨番組リストを生成する。
[0014]
 優先ルール管理部は、予め定義された優先ルールに基づいて、推奨番組検索部が生成した推奨番組リストから視聴を推奨するコンテンツリストを生成する。推奨番組表生成部は、優先ルール管理部が生成したコンテンツリストを視聴推奨番組表として出力する。
[0015]
 また、ユーザ情報管理部が管理するコンテンツ情報は、視聴した番組のリストである視聴履歴リストおよび推奨番組検索部が生成する推奨番組リストを有する。

発明の効果

[0016]
 本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
[0017]
 (1)複数のメディアから、視聴時の時刻に起因する偏りなく、メディアの種別をユーザが意識する必要なく、ユーザの嗜好を反映したコンテンツを提示することができる。
[0018]
 (2)上記(1)により、利便性を向上させることができる。

図面の簡単な説明

[0019]
[図1] 実施の形態1によるコンテンツ視聴推奨システムにおける構成の一例を示す説明図である。
[図2] 図1のコンテンツ視聴推奨システムによる推奨番組表の作成の一例を示すフローチャートである。
[図3] 図1のユーザ情報管理部が保持するユーザ情報におけるデータベースの一例を示す説明図である。
[図4] 図1のコンテンツ視聴推奨システムにより提示される視聴推奨番組表の一例を示した説明図である。
[図5] 図4の他の例を示した説明図である。
[図6] 実施の形態2によるコンテンツ視聴推奨システムにおける構成の一例を示す説明図である。
[図7] 図6のコンテンツ視聴推奨システムによる動作シーケンスの一例を示す説明図である。
[図8] 図6のコンテンツ視聴推奨システムによる動作シーケンスの一例を示す説明図である。
[図9] 図7の動作シーケンスのさらに他の例を示す説明図である。
[図10] 実施の形態3によるコンテンツ視聴推奨システムにおける構成の一例を示す説明図である。
[図11] 図10のコンテンツ視聴推奨システムによる動作シーケンスの一例を示す説明図である。
[図12] 図11の動作シーケンスの他の例を示す説明図である。
[図13] 図11の動作シーケンスのさらに他の例を示す説明図である。
[図14] 図10におけるSTB装置に適用するリモートコントローラの一例を示す説明図である。
[図15] 実施の形態4によるコンテンツ視聴推奨システムにおける構成の一例を示す説明図である。
[図16] 図15のコンテンツ視聴推奨システムが生成する視聴推奨番組表の一例を示す説明図である。
[図17] 図16の視聴推奨番組表における他の例を示す説明図である。
[図18] 図15のコンテンツ視聴推奨システムにおける動作シーケンスの一例を示す説明図である。
[図19] 図18の動作シーケンスの他の例を示す説明図である。
[図20] 図18の動作シーケンスのさらに他の例を示す説明図である。
[図21] 図18の動作シーケンスの他の例を示す説明図である。
[図22] 実施の形態5によるコンテンツ視聴推奨システムにおける構成の一例を示す説明図である。
[図23] 図22のコンテンツ視聴推奨システムによる動作シーケンスの一例を示した説明図である。

発明を実施するための形態

[0020]
 実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
[0021]
 (実施の形態1)
 以下、実施の形態を詳細に説明する。
[0022]
 〈コンテンツ視聴推奨システムの構成例〉
 図1は、本実施の形態1によるコンテンツ視聴推奨システムにおける構成の一例を示す説明図である。
[0023]
 コンテンツ視聴推奨システムは、図1に示すように、主制御部1、ユーザ情報管理部2、推奨番組検索部3、優先ルール管理部4、推奨番組表生成部5、ネットワークインタフェース部6、IPネットワーク7、ユーザ入力部8、TV(テレビ)放送番組管理部9、TV放送受信部10、TV放送信号11、IP放送番組管理部12、IP放送受信部13、VODコンテンツ管理部14、VODコンテンツ受信部15、録画コンテンツ管理部16、録画コンテンツ再生部17、録画制御部18、情報表示部19,20、およびストレージ部21を有する。
[0024]
 また、ユーザ情報管理部2、推奨番組検索部3、優先ルール管理部4、および推奨番組表生成部5によって、番組推奨提示部が構成されている。
[0025]
 TV放送信号11は、TV放送受信部10に入力される。このTV放送信号11の伝送は、放送電波である。あるいは、ケーブルTVのようなネットワークである場合もある。
[0026]
 TV放送信号11は、デジタル符号化した映像信号と音声信号、および放送データ信号の多重信号である。TV放送受信部10は、受信したTV放送信号11を復調、分離、そして復号して映像信号、音声信号および放送データ信号を得る。
[0027]
 放送データ信号は、その活用のためにTV放送番組管理部9に送られるが、映像信号と音声信号は、情報表示部19,20のいずれか一方、もしくは両方に送られる。そして、情報表示部19,20が備えるディスプレイおよびスピーカから出力されて、ユーザが視聴する。
[0028]
 TV放送番組管理部9は、ユーザ入力部8から主制御部1を介して得るユーザ操作信号を受けて、TV放送受信部10に選局や録画などの対応を行わせる。録画は、TV放送受信部10から録画用信号を録画制御部18に送り、ストレージ部21に記録する。
[0029]
 また、TV放送番組管理部9は、放送データ信号からTV放送番組表を構築して、主制御部1に送る。TV放送番組表は、この方法以外にもネットワークインタフェース部6を介して、IPネットワーク7から入手する場合もある。
[0030]
 IP放送受信部13は、ネットワークインタフェース部6を介して、IPネットワーク7からIP放送信号を受信する。IP放送信号も、映像信号と音声信号を含み、情報表示部19,20から出力する。
[0031]
 IP放送番組管理部12は、IP放送番組の選局や録画の制御を行う。IP放送信号の録画は、IP放送受信部13から録画用信号を録画制御部18に送り、ストレージ部21に記録する。
[0032]
 VODコンテンツ受信部15は、ネットワークIF部6を介してIPネットワーク7から、VOD信号を受信する。VOD信号もまた、映像信号と音声信号とを含み、情報表示部19,20から出力する。VODコンテンツ管理部14は、VODコンテンツのダウンロードなどの制御を行う。
[0033]
 IP放送およびVODコンテンツは、ネットワークコンテンツの一部である。IP放送は、ユーザの選局によってリアルタイムでIPネットワーク7から送られてくるストリーミングデータである。
[0034]
 VODコンテンツは、ユーザがオンデマンドにてリクエストすることにより、IPネットワーク7から送られてくるストリーミングデータである。
[0035]
 ストレージ部21に録画したTV放送およびIP放送のコンテンツ(以下録画コンテンツと記す)は、録画コンテンツ再生部17にて読み出し、映像信号と音声信号とを得て、情報表示部19,20から出力する。録画コンテンツ管理部16は、ストレージ部21の録画コンテンツのリストを保有し、録画コンテンツの属性などを管理する。
[0036]
 ユーザ情報管理部2は、1人以上のユーザ情報2aを保持する。図1では、ユーザa、ユーザb、…にて示している。図3にて後述するが、ユーザ情報2aとしては、視聴推奨番組表へのログインを行う情報のほか、各ユーザのコンテンツ視聴予約リスト、録画予約リスト、および視聴履歴リストを管理し、それぞれのリストは、コンテンツに関するメタデータなどを保持する。
[0037]
 推奨番組検索部3は、ユーザ情報管理部2が保持する上述したメタデータなどから関連するコンテンツを、ネットワークIF部6を介して、IPネットワーク7上の図示していない検索サーバなどによって検索し、コンテンツ視聴推奨リストを作成して、ユーザ情報2aに追加する。
[0038]
 優先ルール管理部4は、コンテンツ視聴推奨リストとコンテンツ視聴予約リスト中から、ユーザが定義するルールを含む図2の優先ルール4aに従い、日付、時刻に沿って視聴を推奨するコンテンツリストを整理する。推奨番組表生成部5は、コンテンツリストを視聴推奨番組表として、前記情報表示部19,20のいずれか、もしくは両方に表示する。
[0039]
 主制御部1は、ユーザ入力部8にて、ユーザからの操作に対応したユーザ操作信号を受け、前記ユーザ情報管理部2、推奨番組検索部3、優先ルール管理部4、推奨番組表生成部5、ネットワークIF部6、TV放送番組管理部9、IP放送番組管理部12、VODコンテンツ管理部14、録画コンテンツ管理部16、および録画制御部18を制御する。また、各機能ブロック間の信号のやり取りにも介在して、コンテンツ視聴推奨システム全体の動きを調停する。
[0040]
 〈視聴推奨番組表の作成例〉
 図2は、図1のコンテンツ視聴推奨システムによる視聴推奨番組表の作成の一例を示すフローチャートである。
[0041]
 以下に説明する処理は、図1のコンテンツ視聴推奨システムのうち、主にユーザ情報管理部2、推奨番組検索部3、優先ルール管理部4、推奨番組表生成部5、およびネットワークIF部6が主体となり行うものである。
[0042]
 まず、ユーザ情報管理部2は、ユーザ情報2aが保持するメタデータなどの頻度、重み付け値から、メタデータの重要度を計算する(ステップS101)。
[0043]
 以下の推奨番組の検索では、重要度の高いメタデータを優先して検索が行われるが、重要度の計算は、前回の計算過程や結果の一部を保存して、新規に追加されたメタデータを加えて再計算させることにより、計算時間などを節約することができる。また、検索するメタデータの数を制限することにより、検索時間を合理的な範囲に収めることが可能である。
[0044]
 そして、推奨番組検索部3は、IP放送をIPネットワーク7から、同じくTV放送を放送番組表9aから、VODコンテンツをIPネットワーク7から、録画コンテンツを録画済みリスト2bから、各メディアの視聴推奨番組をそれぞれ検索する(ステップS102~S105)。IP放送およびTV放送は、スケジュールドメディアであり、VODコンテンツおよび録画コンテンツは、アンスケジュールドメディアである。
[0045]
 なお、ステップS102~S105の処理の検索においては、予め検索結果の数を制限することにより、検索時間を合理的な範囲に収めることが可能である。
[0046]
 優先ルール管理部4は、これらの視聴推奨番組を推奨番組リスト2dに統合し、さらに視聴予約リスト2cと合わせて、優先ルール4aに従い、日付、時刻に沿って視聴を推奨するコンテンツリストを整理する。そして、推奨番組表生成部5は、優先ルール管理部4が整理したコンテンツリストを日付、時刻にてタイムライン化して視聴推奨番組表5aを作成する(ステップS106)。
[0047]
 優先ルール4aは、視聴推奨番組表5aの作成に用いるルールであり、例えばストレージ部21などに格納されている。あるいは、優先ルール管理部4が有する図示しないメモリなどに格納するようにしてもよい。
[0048]
 視聴予約リスト2cが最優先して推奨番組として取り扱われるが、例えば、IP放送番組、TV放送番組、VODコンテンツ、録画コンテンツに関しては、タイムフリーで視聴できるVODコンテンツ、録画コンテンツに対して、IP放送、TV放送を優先させる。
[0049]
 さらには、IP放送とTV放送の関係において、同時間帯にて推奨番組が重なる場合は、IP放送を優先として、TV放送番組を録画して、別の時間帯で視聴推奨させるというルールを設定してよい。
[0050]
 視聴推奨番組表5aでは、同一時間帯にて、ひとつの番組を推奨するようにする場合もあるが、複数の番組を推奨して、選択をユーザに任せるようにしてもよい。また、TV放送やIP放送を優先した結果、視聴推奨番組がTV放送やIP放送で占められてしまうのを防ぐために、TV放送、IP放送とVODコンテンツ、録画コンテンツとの比率が一定の割合になるようなルールを設定してもよい。
[0051]
 また、推奨した番組を実際にユーザが視聴したか否かをユーザ番組選択信号にて確認し、推奨と実際の視聴との相関をメタデータの重要度を計算するステップ(ステップS101)や優先ルール4aにフィードバックして、使う度に推奨精度を上げて行くというAI(Artificial Intelligence)処理も可能である。
[0052]
 さらに、優先ルール4aには、ユーザが独自にルールを追加することができる。ユーザが特定の時間帯に、通常は優先順位の低い特定のVODコンテンツ、あるいは録画コンテンツの番組を優先して設定することができる。あるいは、仕事中などの視聴不可能な時間帯において、視聴番組の推奨を停止させるようにカスタマイズした視聴推奨番組表5aを作成することができる。
[0053]
 〈ユーザ情報の構成例〉
 図3は、図1のユーザ情報管理部2が保持するユーザ情報2aにおけるデータベースの一例を示す説明図である。
[0054]
 なお、ユーザ情報2aのデータの形式としては、図示した形式に制限されるものではなく、汎用のデータベースエンジンに即したものであってよい。ユーザは、複数(図3ではタグのD1、D9、D10にて示す)であってよく、ユーザにログインを求めることにより、ユーザ情報2aは、ユーザ毎に取り扱われる。
[0055]
 ユーザ情報2aには、図示するように、ユーザ管理情報D2とコンテンツ情報D3とがある。
[0056]
 ユーザ管理情報D2は、同一ユーザが使用している機器がリスト化されており、例えばユーザID、パスワード、IPアドレス、機器情報、位置情報、氏名、性別、生年月日などのデータがある。
[0057]
 ユーザ管理情報D2において、同一ユーザの使用機器にてリスト化しているように、ユーザID、パスワードなどの幾つかの項目は同一の情報となる。複数のユーザが同一の機器を使用する場合には、その機器がD1、D9、…に記載する複数のユーザのユーザ管理情報D2のリストに記載される。
[0058]
 コンテンツ情報D3は、さらに視聴予約リストD4,録画予約リストD5、録画済リストD6、視聴履歴リストD7、推奨番組リストD8からなる。それぞれには、メディア種別、CHもしくはURI(Universal Resource Identifier)、番組名、年月日、開始時刻、終了時刻、繰り返し頻度、カテゴリ、出演者、キー情報1、およびキー情報2の項目を有す。
[0059]
 番組名およびカテゴリ以下の項目は、メタデータとして取り扱われる。このメタデータは、図3に記載の数に限られるものではなく、もっと多くてよい。またリスト毎に異なる数であってもよい。
[0060]
 視聴予約リストD4は、ユーザが視聴予約したTV放送やIP放送の番組がリスト化されている。ユーザがカスタマイズした場合には、VODコンテンツや録画コンテンツが追加される場合もある。視聴予約リストD4は、視聴推奨番組を決定するにあたって、一般に最優先される。
[0061]
 録画予約リストD5もまた、ユーザが予約し、予約時刻になれば録画が実行されるが、視聴推奨番組の決定では、一般に優先度を低くしてもよい。録画済リストD6は、録画コンテンツのリストであり、複数のユーザにて共有する番組がある場合は、各々のユーザ情報の録画済リストD6に含まれる。
[0062]
 録画コンテンツは、VODコンテンツと同様にタイムフリーにて視聴することのできるコンテンツであって、視聴推奨番組を決定するにあたって、一般に優先度は低くしてもよい。
[0063]
 実際にユーザが視聴した番組は、視聴履歴リストD7にリスト化される。視聴履歴リストD7のメタデータは、視聴実績のある番組のものであり、視聴推奨番組の検索にあたっては、重要度の重み付けを高くしてもよい。
[0064]
 推奨番組リストD8は、図2のステップS102の処理であるIP放送の検索ステップ、ステップS103の処理であるTV放送の検索ステップ、ステップS104の処理であるVODコンテンツの検索ステップ、およびステップS105の処理である録画コンテンツの検索ステップにて得る視聴推奨番組がリスト化される。
[0065]
 〈視聴推奨番組表の例〉
 図4は、図1のコンテンツ視聴推奨システムにより提示される視聴推奨番組表の一例を示した説明図である。図5は、図4の他の例を示した説明図である。
[0066]
 図4および図5に示した視聴推奨番組表5aは、本実施の形態1だけに適用されるものでなく、後述する別の実施の形態にも適用可能である。また、視聴推奨番組表5aは、図1の推奨番組表生成部5にて作成されるものであり、情報表示部19,20のいずれか、もしくは両方に表示される。
[0067]
 図4では、視聴推奨番組T1およびTV番組T7の2つのタグを有する例を示している。図4は、視聴推奨番組T1のタグを選択して示しているが、TV番組T7のタグの表示内容は、TV番組表であり、TV放送信号11もしくは、IPネットワーク7から得るものである。
[0068]
 視聴推奨番組T1は、第1列に日付と時刻のタイムラインを示しており、第2列にはTV放送T3の推奨番組を示している。第3列にはIP放送T4の推奨番組を示しており、第4列にはVODコンテンツT5の推奨番組を示している。そして、第5五列には録画コンテンツT6の推奨番組を示している。
[0069]
 第2列のTV放送の推奨番組において、16:00-17:00のCH01:AAAAの番組は、第4列のVODコンテンツの推奨番組の16:00-18:00のMovieSHUTと重なっている。視聴推奨番組T1では、重なりがある状態で、このままユーザに提示し、ユーザの選択を促してもよい。
[0070]
 ユーザがVODコンテンツの推奨番組を選択した場合、TV放送の推奨番組CH01:AAAAは、自動的に録画され、第5列の録画コンテンツとして別の時間帯、例えば19:00-20:00に視聴推奨番組として提示してもよい。
[0071]
 また、第1列のTV放送においては、20:00-22:00の時間帯にて、CH02:WOODとCH03:MDTVとが重なり合って推奨されている。視聴推奨番組T1では、このまま重なりがある状態でユーザに提示し、ユーザの選択を促してもよい。もし、ユーザがCH02:WOODを選択した場合、CH03:MDTVが自動的に録画され、第5列の録画コンテンツとして別の時間帯、22:00-24:00に視聴推奨番組として提示されてもよい。
[0072]
 続いて、図4の他の例を示す図5について説明する。
[0073]
 図5に示す視聴推奨番組表5aでは、視聴推奨番組&放送番組T8とVODT14、および録画T15のタグを有する例を示している。
[0074]
 この図5では、視聴推奨番組&放送番組T8のタグを選択し、表示している。第1列は日付と時刻のタイムラインT9を示しており、第2列は視聴推奨番組T10となっている。
[0075]
 第4列以降は、TV放送のチャンネルT11,T12、IP放送T13のそれぞれの放送局の番組表であり、TV放送番組表とIP放送番組表とを組み合わせたものである。なお、図5において、チャンネルT11は、CH01を示しており、チャンネルT12は、CH02を示している。また、IP放送T13は、IP放送001を示している。TV放送番組表とIP放送番組表とを別々のタグに分割してもよい。
[0076]
 第2列の視聴推奨番組T10にて、その内容はTV放送、IP放送、VODコンテンツ、および録画コンテンツの視聴推奨リストから、さらに重複を排除して、重なり合うことなく視聴推奨番組を提示している。
[0077]
 TV放送とIP放送とに重なりが生じている場合には、録画機能によるタイムシフトを前提として、ユーザに視聴推奨番組を提示する。タイムシフトされて提示されている場合は、CH01:AAAAやCH03:MDTVのように、タイムシフトされていることがユーザにもわかるように区別して表示するようにしてもよい。
[0078]
 以上により、ユーザの視聴予約や視聴履歴などを反映して、TV放送、IP放送、VODコンテンツ、および録画コンテンツなど複数のメディアを横断して、日付、時刻に沿って、ユーザにコンテンツの視聴を推奨する視聴推奨番組表を提示することができる。
[0079]
 これにより、ユーザの嗜好を反映した様々なコンテンツを提供することが可能となり、利便性を向上させることができる。
[0080]
 (実施の形態2)
 〈コンテンツ視聴推奨システムの構成例〉
 図6は、本実施の形態2によるコンテンツ視聴推奨システムにおける構成の一例を示す説明図である。
[0081]
 コンテンツ視聴推奨システムは、図6に示すように、IPネットワーク7、VODサービスサーバ(以下、VODサービスと記すこともある)22、IP放送サービスサーバ(以下、IP放送サービスと記すこともある)23、およびユーザ視聴装置24を有する。   
[0082]
 ユーザ視聴装置24は、TV装置25、PC装置26、ディスプレイ27,30、スピーカ28,31、TVストレージ29、およびPCストレージ32を有する。
[0083]
 ここで、IPネットワーク7は、各装置がまずLAN(Local Area Network)に接続されて、該LANから周知のルータ装置などによってインターネットに接続する構成全体を指すものである。
[0084]
 TV装置25は、いわゆるテレビであり、受信選局部2501、信号分離部2502、映像処理部2503、グラフィックス部2504、表示出力部2505、音声処理部2506、音声出力部2507、ユーザ入力部2508、ネットワークIF2509、CPU(Central Processing Unit)2510、RAM2511、内部ストレージ2512、デジタルIF2513、およびストレージIF2514を有する。
[0085]
 PC装置26は、ネットワークIF2601、ユーザ入力部2602、CPU2603、RAM2604、内部ストレージ2605、ストレージIF2606、音声プロセッサ2607、グラフィックプロセッサ2608、およびデジタルIF2610を有する。グラフィックプロセッサ2608は、内部に映像処理部2609を含む。
[0086]
 PC装置26は、情報処理装置およびコンテンツ視聴推奨番組提示装置となる。また、ネットワークIF2601、音声プロセッサ2607、グラフィックプロセッサ2608、および映像処理部2609によって受信部が構成される。
[0087]
 TV放送信号11は、TV装置25の受信選局部2501に入力される。受信選局部2501は、図示しないRFチューナなどを含み、ユーザが図示しないリモコンなどにより、ユーザ入力部2508に指定するチャンネルをTV放送信号11から選局し、復調して放送番組の受信データとして、信号分離部2502に送る。放送番組の受信データは、映像データ、音声データ、文字データなどの補助データが多重されたものである。
[0088]
 信号分離部2502は、受信データから映像データと音声データとを分離し、それぞれ映像処理部2503、音声処理部2506に送る。映像データおよび音声データは、オリジナルデータの情報量を圧縮する符号化がされており、映像処理部2503および音声処理部2504にて伸張・復号処理が行われる。
[0089]
 これにより、TV放送番組の映像データおよび音声データを得て、それぞれグラフィックス部2504および音声出力部2507に送る。グラフィックス部2504では、表示する映像をプレーン単位によって管理し、例えば文字データなどをイメージ化して表示するOSD(On Screen Display)プレーンを放送番組の映像データに重畳して表示出力部2505に送る。
[0090]
 ディスプレイ27は、OSDなどが重畳された映像データを表示する。スピーカ28は、TV放送番組の音声データを音として出力する。これにより、TV放送番組の視聴をユーザに提供する。
[0091]
 さらに、ストレージインタフェース2514には、第1のストレージ装置であるTVストレージ29が接続されている。TVストレージ29は、放送データなどから得る放送番組表9aやTV放送番組などを録画した録画コンテンツ21aを格納する。
[0092]
 デジタルインタフェース2513は、映像および音声のコンテンツデータを外部入力として受け付けて、グラフィックス部2504、表示出力部2505、および音声出力部2507を介して、ディスプレイ27やスピーカ28に出力する。
[0093]
 デジタルインタフェース2513は、例えばHDMI(High-Definition Multimedia Interface)もしくはUSB(Universal Serial Bus)などのデジタルインタフェース機能を有している。
[0094]
 なお、TV装置25は、ディスプレイ27、スピーカ28、およびTVストレージ29の全部もしくは一部を一体化した装置であってもよい。さらに、TVストレージ29は、IPネットワーク7上に配置して、TV装置25とネットワークIF2509を介して接続される構成であってもよい。
[0095]
 PC装置26は、例えばパーソナルコンピュータなどであり、ユーザ入力部2602にてキーボード8cなどによるユーザの入力操作を受け付ける。キーボード8cなどの」入力操作にてVODサービスサーバ22やIP放送サービスサーバ23に固有のURI(Uniform Resource Identifier)を指定して、ネットワークIF2601を介し、ネットワークコンテンツであるVODコンテンツやIP放送の番組を受信する。
[0096]
 動作指示部および番組推奨提示部となるとなるCPU2603は、内部ストレージ2605に記憶しているプログラムをRAM2604に展開して実行する。このプログラムのひとつとしては、HTMLなどのデータを処理するWEBブラウザを含む。
[0097]
 また、CPU2603は、第2のストレージ装置および第4のストレージ装置であるPCストレージ32に格納するユーザ情報2a、優先ルール4a、および視聴推奨番組表5aを取り扱い、推奨視聴リストの検索や整理および視聴推奨番組表5aの作成などを行う。
[0098]
 さらに、上述したプログラムは、グラフィックプロセッサ2608内の映像処理部2609を補助プロセッサとして活用して、符号化されている映像データの復号を行うプログラム、音声プロセッサ2607を補助プロセッサとして活用し、符号化されている音声データを復号するプログラムも含む。
[0099]
 グラフィックプロセッサ2608は、CPU2603が処理して得る映像データをディスプレイ30に表示する。この映像データは、ネットワークコンテンツ以外に、CPU2603がユーザ操作とともに作成した映像データおよび内部ストレージ2605から読み出した映像データなどを含む。
[0100]
 音声プロセッサ2607は、CPU821が処理して得る音声データをスピーカ31に出力する。この音声データは、ネットワークコンテンツ以外に、CPU2603がユーザ操作とともに作成した音声データ、内部ストレージ2605から読み出した音声データなどを含む。
[0101]
 映像データとおよび声データは、ディスプレイ30やスピーカ31に出力する以外に、デジタルインタフェース2610を介して、TV装置25に送出してもよい。これにより、TV装置25、およびディスプレイ27やスピーカ28によって、TV放送番組、録画コンテンツに加えて、VODコンテンツやIP放送などのネットワークコンテンツを視聴することが可能となる。なお、ネットワークコンテンツをディスプレイ30やスピーカ31のみで視聴する場合には、デジタルインタフェース2610を省くことができる。
[0102]
 以上説明したように、図6に示すコンテンツ視聴推奨システムでは、汎用的に市場に提供されているTV装置25やPC装置26などを活用して、視聴推奨番組表5aを提供することができる。
[0103]
 〈コンテンツ視聴推奨システムの動作シーケンス〉
 図7は、図6のコンテンツ視聴推奨システムによる動作シーケンスの一例を示す説明図である。
[0104]
 まず、図7(a)を用いて、コンテンツ視聴推奨システムによる動作シーケンスを説明する。この図7(a)は、IP放送もしくはVODコンテンツの番組が視聴推奨されていて、ユーザが推奨に従い受信し視聴するシーケンスの例を示したものである。
[0105]
 図7(a)において、左側から右側にかけては、ユーザ、TV装置、PC装置、VODサービス/IP放送サービスにおける動作シーケンスをそれぞれ示している。なお、後述する図7(b)、図8、図9についても同様である。
[0106]
 まず、ログインシーケンス(ステップS1)である。このログインシーケンスは、以下の処理を行う。ユーザは、PC装置26によって自分の視聴推奨番組表5aにログインする(ステップ1001)。PC装置26は、ユーザの視聴推奨番組表5aを提示する(ステップS10)。
[0107]
 続いて、ユーザは、提示された視聴推奨番組表から推奨されているIP放送もしくはVODコンテンツの番組を選択する(ステップS1002)。PC装置26は、選択を視聴優先処理ステップ(ステップS11)にて推奨されているものであることを確認し、IPネットワーク7上のIP放送サービスサーバ23もしくはVODサービスサーバ22に番組の送信を要求する(ステップS1003)。
[0108]
 IP放送サービスサーバ23もしくはVODサービスサーバ22は、ステップS1003の要求に応えて、IP放送もしくはVODコンテンツの番組をPC装置26に送信する(ステップS1004)。
[0109]
 PC装置26は、IP放送もしくはVODコンテンツの番組を受信および復号して、IP放送もしくはVODコンテンツの番組を表示して(ステップS12)、ユーザが視聴する。
[0110]
 そして、PC装置26は、ユーザの視聴履歴を追加して、該視聴履歴に基づいて、新しい視聴推奨番組をIPネットワーク7上にて検索し(ステップS1005)、視聴推奨番組表5aを更新して(ステップS13)、ユーザに再提示する(ステップSS14)。その結果、ユーザに次の番組選択を促す。これらのステップS1005,S13,S14の処理は、待機シーケンスS2を構成する。
[0111]
 以上、説明した動作シーケンスは、ログインシーケンス(ステップS1)から開始しているが、これはユーザがログアウトした状態、例えばPC装置26の電源投入直後からシーケンスを始める場合を想定している。
[0112]
 もし、ユーザがログインした状態、例えば待機シーケンス(ステップS2)の後のように、最新の視聴推奨番組表5aがユーザに提示されている状態からスタートする場合には、ログインシーケンス(ステップS1)は不要である。
[0113]
 これは、図7(a)に示した動作シーケンスだけでなく、後述する図7(b)以下の動作シーケンスにも当てはまる。
[0114]
 図7(b)は、TV放送番組が推奨されて、ユーザが推奨通り、TV放送番組を選択する場合のシーケンスを示したものである。
[0115]
 まず、ログインシーケンス(S1)にて視聴推奨番組表5aが提示されている状態において、ユーザは推奨されているTV放送番組を選択する(ステップS1006)。PC装置26は、ステップS1006の処理による選択を視聴優先処理(ステップS11)において確認し、TV装置25に番組選択を指示する(ステップS1007)。
[0116]
 TV装置25は、ステップS1007の処理の指示を受けて、TV放送番組を受信して表示する(ステップS15)。その後、待機シーケンス(ステップS2)において、更新した視聴推奨番組表5aを提示した状態に移る。
[0117]
 図8は、図6のコンテンツ視聴推奨システムによる動作シーケンスの一例を示す説明図である。図8(a)は、同じ時間帯にてIP放送の番組とTV放送の番組が推奨され、ユーザがIP放送の番組を選択する場合のシーケンスを示したものである。なお、図7~図9において、同一のステップ番号にて示す処理については、同じ処理を行うことをそれぞれ示している。
[0118]
 まず、ログインシーケンス(ステップS1)にて視聴推奨番組表5aが提示されている状態において、ユーザは推奨されている複数の番組のうち、IP放送番組を選択する(ステップS1008)。
[0119]
 PC装置26は、ステップS1008の処理による選択を視聴優先処理(ステップS)11にて複数の推奨番組のうち、1つが選択されていること確認して、ユーザとの間で選局の確認手続きを行う(ステップS1009)。このステップS1009の処理における確認の手続きは省略されてもよい。
[0120]
 続いて、PC装置26は、IPネットワーク7上のIP放送サービスサーバ23に番組の送信を要求する(ステップS1010)。また、TV装置25に対して、TV放送番組の録画を指示する(ステップS1011)。
[0121]
 IP放送サービスサーバ23は、該送信要求に応えて、IP放送の番組をPC装置26に送信して(ステップS1012)、PC装置26は、IP放送番組を復号して表示を行う(ステップS17)。
[0122]
 一方、TV装置25は、録画の指示に応えて、TV放送番組を録画する(ステップS16)。その後、待機シーケンス(ステップS2)に移り、更新された視聴推奨番組表5aをユーザに提示する。
[0123]
 図8(b)は、TV放送の番組が推奨されているにもかかわらず、ユーザがVODコンテンツを選択する場合のシーケンスを示したものである。
[0124]
 まず、ログインシーケンス(ステップS1)の視聴推奨番組表5aにてTV放送番組が推奨されている状態において、ユーザは推奨とは異なるVODコンテンツを選択する(ステップS1013)。
[0125]
 PC装置26は、ステップS1013の処理による選択を視聴優先処理(ステップS11)にて推奨番組と異なる番組選択が行われたこと確認し、ユーザとの間で確認の手続きを行う(ステップS1009)。
[0126]
 続いて、PC装置26は、IPネットワーク7上のVODサービスサーバ22に番組の送信を要求する(ステップS1014)。また、TV装置25に対して、TV放送番組の録画を指示する(ステップS1011)。
[0127]
 VODサービスサーバ22は、ステップS1014の処理による送信要求に応えて、VODコンテンツの番組をPC装置26に送信する(ステップS1015)。PC装置26では、VODコンテンツの番組表示を行う(ステップS18)。
[0128]
 一方、TV装置25は、ステップS1011の処理による録画指示に応えて、TV放送番組を録画する(ステップS16)。その後、待機シーケンス(ステップS2)に移り、更新された視聴推奨番組表5aをユーザに提示する。
[0129]
 図9は、図6のコンテンツ視聴推奨システムによる動作シーケンスのさらに他の例を示す説明図である。
[0130]
 この図9は、録画コンテンツの番組が推奨されて、ユーザが推奨通りに録画コンテンツの番組を選択する場合のシーケンスを示したものである。
[0131]
 まず、ログインシーケンス(ステップS1)にて視聴推奨番組表5aが提示されている状態において、ユーザは推奨されている録画コンテンツの番組を選択する(ステップS1016)。
[0132]
 PC装置26は、ステップS1016の処理による選択を視聴優先処理(ステップS11)にて確認し、TV装置25に録画コンテンツの番組再生を指示する(ステップS1017)。
[0133]
 TV装置25は、番組再生指示を受けて、TVストレージ29の録画コンテンツ21aから指示された番組を再生して表示する(ステップS19)。その後、待機シーケンス(ステップS2)に移行して、更新した視聴推奨番組表5aが提示された状態に移る。
[0134]
 以上により、PC装置26によって、ユーザの視聴予約や視聴履歴などを反映して、TV放送、IP放送、VODコンテンツ、および録画コンテンツなどの複数のメディアを横断して、日付、時刻に沿って、ユーザにコンテンツの視聴を推奨する視聴推奨番組表を提示することができる。
[0135]
 (実施の形態3)
 〈コンテンツ視聴推奨システムの構成例〉
 図10は、本実施の形態3によるコンテンツ視聴推奨システムにおける構成の一例を示す説明図である。
[0136]
 コンテンツ視聴推奨システムは、図10に示すように、IPネットワーク7、VODサービスサーバ22、IP放送サービスサーバ23、およびユーザ視聴装置24を有する。
[0137]
 ユーザ視聴装置24は、TV装置25、STB(Set Top Box)装置33、ディスプレイ27、スピーカ28、およびSTBストレージ34を有する。STB装置33は、受信機能装置およびコンテンツ視聴推奨番組表提示装置となる。
[0138]
 TV装置25は、前記実施の形態2の図6に示したTV装置25とほぼ同一の構成であるが、異なるところは、ネットワークインタフェース2509およびストレージインタフェース2014が省かれている点、およびTVストレージ29が録画部となるSTBストレージ34に統合されている点である。
[0139]
 この場合、TV装置25は、単独でTV放送番組を視聴することはできるが、視聴推奨番組表5aの機能は有していない。
[0140]
 STB装置33のうち、受信選局部3307、信号分離部3308、映像処理部3309、音声処理部3310、およびグラフィックス部3311は、TV放送信号11を受信して、復号して映像信号や音声信号などを得るという点においては、図6のTV装置25の同一名称のブロックと同じである。
[0141]
 加えてSTB装置33の信号分離部3308、映像処理部3309、音声処理部3310、およびグラフィックス部3311は、ネットワークインタフェース3301を介して受信するIP放送、VODコンテンツの番組の復号も担う。さらには、STBストレージ34内に保存されている録画コンテンツ21aを再生した時にも、再生信号を復号して映像信号および音声信号を得るのにも用いられる。
[0142]
 こうして得るTV放送、IP放送、VODコンテンツ、録画コンテンツの映像信号と音声信号などは、デジタルインタフェース3312にて多重化され、TV装置25に送られて、TV装置25に接続されたディスプレイ27およびスピーカ28にて出力され、ユーザが視聴する。
[0143]
 STB装置33のCPU3303、RAM3304、内部ストレージ3305、およびストレージIF3306は、視聴推奨番組表5aの生成などの処理においては、図6のPC装置26の同一名称のブロックと同様の機能を有する。CPU3303、番組推奨提示部となる。
[0144]
 また、ストレージインタフェース3306を介して繋がるSTBストレージ34は、図6のTVストレージ29とPCストレージ32とを統合した機能を有する。第3のストレージ装置であるSTBストレージ34は、放送番組表9a、録画コンテンツ21a、ユーザ情報2a、優先ルール4a、および視聴推奨番組表5aを保存する。
[0145]
 ユーザ入力部3302には、例えばリモートコントローラ35からユーザの入力操作を入力する。
[0146]
 なお、STB装置33には、表示出力部2505および音声出力部2506を備えさせて、ディスプレイ27およびスピーカ28にTV放送、IP放送、VODコンテンツ、および録画コンテンツの映像信号と音声信号などを直接出力させるようにして、TV装置25をなくしたシステム構成としてもよい。この場合、STB装置33とTV装置25とが統合した構成となる。
[0147]
 このように、図10のコンテンツ視聴推奨システムにおいては、TV装置25に特別な変更なく、STB装置33だけで視聴推奨番組表5aの機能を提供することができる。
[0148]
 〈コンテンツ視聴推奨システムの動作シーケンス〉
 図11は、図10のコンテンツ視聴推奨システムによる動作シーケンスの一例を示す説明図である。
[0149]
 この図11は、IP放送もしくはVODコンテンツの番組が視聴推奨されていて、ユーザが推奨に従って受信して視聴する場合のシーケンスを示したものである。
[0150]
 以下、図11~図13において、同一のステップ番号にて示す処理については、他のシーケンス図と同じ処理を行うことをそれぞれ示している。
[0151]
 図11において、左側から右側にかけては、ユーザ、TV装置、STB装置、VODサービス/IP放送サービスにおける動作シーケンスをそれぞれ示している。なお、後述する図12および図13についても同様である。
[0152]
 まず、ユーザは、STB装置33において自分の視聴推奨番組表5aにログインする(ステップS1018)。STB装置33は、ユーザの視聴推奨番組表5aを更新して(ステップS20)、デジタルインタフェース3312からTV装置25に向けて、視聴推奨番組表5aを表示用信号として送出する(ステップS1019)。
[0153]
 そして、TV装置25は、視聴推奨番組表5aの表示用信号をディスプレイ27に表示する。なお、視聴推奨番組表5aをユーザに提示するに当たっては、画面表示のみならず、音声信号をスピーカ28から出力するなどの補助手段を用いてもよい。
[0154]
 以上がログインシーケンス(ステップS3)である。
[0155]
 ユーザは、提示された視聴推奨番組表5aから推奨されているIP放送もしくはVODコンテンツの番組をリモートコントローラ35から入力操作して選択する(ステップS1020)。
[0156]
 STB装置33は、ステップS1020の処理による選択が視聴優先処理(ステップS22)にて推奨されているものであることを確認して、IPネットワーク7上のIP放送サービスサーバ23もしくはVODサービスサーバ22に番組の送信を要求する(ステップS1021)。
[0157]
 IP放送サービスサーバ23もしくはVODサービスサーバ22は、ステップS1021の処理の要求に応えて、IP放送もしくはVODコンテンツの番組をSTB装置33に送信する(ステップS1022)。
[0158]
 STB装置33は、IP放送もしくはVODコンテンツの番組を受信して(ステップS1022)、IP放送もしくはVODコンテンツの番組を復号して表示用信号としてTV装置25に送信する(ステップS1023)。TV装置25は、ステップS1023の処理にて送信された信号を表示出力して(ステップS23)、ユーザが視聴する。
[0159]
 続いて、STB装置33は、ユーザの視聴履歴を追加して、該視聴履歴に基づいて、新しい視聴推奨番組をIPネットワーク7上で検索して(ステップS1024)、視聴推奨番組表5aを更新し(ステップS24)、視聴推奨番組表5aの表示用信号をTV装置25に送信する(ステップS1025)。
[0160]
 TV装置25は、表示用信号をディスプレイ27に表示して、ユーザに再提示する(ステップS25)。その結果、次の番組選択をユーザに促す。これらS1024,S1025,S24,S25の処理は、待機シーケンスS4を構成する。
[0161]
 以上の動作シーケンスは、ログインシーケンス(ステップS3)から開始しているが、これはユーザがログアウトした状態、例えばSTB装置の電源投入直後からシーケンスを始める場合を想定している。
[0162]
 もし、ユーザがログインした状態、例えば待機シーケンスS4の後のように、最新の視聴推奨番組表5aがユーザに提示されている状態からスタートする場合には、ログインシーケンスS3は不要である。これは、図11に示した動作シーケンスだけでなく、後述する図12および図13の動作シーケンスにも当てはまる。
[0163]
 図12は、図11の動作シーケンスの他の例を示す説明図である。
[0164]
 この図12(a)は、TV放送番組が推奨されており、ユーザが推奨通りにTV放送番組を選択する場合のシーケンスを示している。
[0165]
 まず、ログインシーケンス(ステップS3)にて視聴推奨番組表5aが提示されている状態にてユーザは推奨されているTV放送番組を選択する(ステップS1026)。STB装置33は、ステップS1026の処理による選択を視聴優先処理(ステップS22)によって確認して、TV放送信号11を受信し、復調・復号してTV放送番組の表示用信号を得る(ステップS26)。
[0166]
 その際、TV放送番組の表示用信号をTV装置25に送信して(ステップS1027)、TV装置25により表示などを行い(ステップS27)、ユーザが視聴する。その後、待機シーケンス(ステップS4)において、更新した視聴推奨番組表5aを提示した状態に移る。
[0167]
 図12(b)は、同じ時間帯にてIP放送の番組とTV放送の番組とが推奨され、ユーザがIP放送の番組を選択する場合のシーケンスを示したものである。
[0168]
 まず、ログインシーケンス(ステップS3において視聴推奨番組表5aが提示されている状態で、ユーザは推奨されている複数の番組のうち、IP放送の番組を選択する(ステップS1028)。
[0169]
 STB装置33は、ステップS1028の処理による選択を視聴優先処理(ステップS22)によって複数の推奨番組のうち、1つが選択されていることを確認して、ユーザとの間で選択確認の手続きを行う(ステップS1029)。
[0170]
 実際には、確認手続き用の表示信号をTV装置25に送信し、ユーザは表示画面を見て確認する。選択確認の手続きは省略されてもよい。
[0171]
 続いて、STB装置33は、IPネットワーク7上のIP放送サービスサーバ23に番組の送信を要求する(ステップS1030)。IP放送サービスサーバ23は、ステップS1030の処理による要求に応えて、IP放送番組をSTB装置33に送信する(ステップS1031)。
[0172]
 STB装置33では、IP放送番組の受信・復号を行い、IP放送番組の表示用信号を得て、該表示用信号をTV装置25に送出する(ステップS1032)。TV装置25は、表示用信号をディスプレイ27にて表示して(ステップS28)、ユーザが視聴する。
[0173]
 一方、STB装置33は、ユーザが選択しなかったTV放送番組をSTBストレージ34の録画コンテンツ21aとして記録して(ステップS29)、後の時間帯での視聴を可能とさせる。その後、待機シーケンス(ステップS4)に移り、更新された視聴推奨番組表5aをユーザに提示する。
[0174]
 図13は、図11の動作シーケンスのさらに他の例を示す説明図である。
[0175]
 図13(a)は、TV放送の番組が推奨されているにもかかわらず、ユーザがVODコンテンツを選択する場合のシーケンスの例を示している。
[0176]
 ログインシーケンス(ステップS3)の視聴推奨番組表5aにてTV放送番組が推奨されている状態において、ユーザは推奨とは異なるVODコンテンツの番組を選択する(ステップS1033)。
[0177]
 STB装置33は、ステップS1033の処理による選択を視聴優先処理(ステップS22)にて推奨番組と異なる番組選択が行われたこと確認して、ユーザとの間で選択確認の手続きを行う(ステップS1029)。
[0178]
 STB装置33は、IPネットワーク7上のVODサービスサーバ22に番組の送信を要求する(ステップS1034)。VODサービスサーバ22は、ステップS1034の処理による要求に応えて、VODコンテンツの番組をSTB装置33に送信する(ステップS1035)。
[0179]
 STB装置33では、受信するVODコンテンツの番組を復号してVODコンテンツの番組の表示用信号を得て、該表示用信号をTV装置25に送出する(ステップS1036)。TV装置25は、表示用信号をディスプレイ27に表示して(ステップS28)、ユーザが視聴する。
[0180]
 一方、STB装置33は、ユーザが選択しなかったTV放送番組をSTBストレージ34の録画コンテンツ21aとして記録し(ステップS29)、後の時間帯での視聴を可能とさせる。その後、待機シーケンス(ステップS4)に移り、更新された視聴推奨番組表5aをユーザに提示する。
[0181]
 図13(b)は、録画コンテンツの番組が推奨され、ユーザが推奨通り、録画コンテンツの番組を選択する場合のシーケンスを示したものである。
[0182]
 ログインシーケンス(ステップS3)にて視聴推奨番組表5aが提示されている状態において、ユーザは推奨されている録画コンテンツの番組を選択する(ステップS1037)。
[0183]
 STB装置33は、ステップS1037による選択を視聴優先処理(ステップS22)にて確認し、録画コンテンツ21aの番組再生を行い(ステップS31)、録画コンテンツ21aの再生番組の表示用信号を得て、TV装置25に該表示用信号を送出する(ステップS1038)。
[0184]
 TV装置25は、表示用信号をディスプレイ27やスピーカ28に出力して(ステップS32)、ユーザが視聴する。その後、待機シーケンス(ステップS4)において、更新した視聴推奨番組表5aを提示した状態に移る。
[0185]
 〈リモートコントローラの例〉
 図14は、図10におけるSTB装置33に適用するリモートコントローラ35の一例を示す説明図である。
[0186]
 リモートコントローラ35は、ユーザ操作をSTB装置33のユーザ入力部3302に、赤外線通信や無線LAN、あるいはブルートゥース通信(Bluetooth(R))などの無線通信技術によって伝達する。リモートコントローラ35は、その筐体の少なくとも上面にユーザ操作に対応した操作ボタンを配置したものである。
[0187]
 図14におけるリモートコントローラ35の主要なボタンについて記せば、最上部に電源ボタン3501があり、次に十字キー3504、その周辺に主要な入力操作に対応した例えば、視聴推奨番組表ボタン3502、放送番組表ボタン3503などがそれぞれ配置されている。
[0188]
 視聴推奨番組表ボタン3502を押下すれば、直ちに視聴推奨番組表5aのログイン画面を表示することができる。視聴推奨番組表ボタン3502は、視聴推奨番組表表示ボタンとなる。
[0189]
 十字キー3504の下方に位置する領域3505には、視聴番組のソースを選択する複数のボタンが配置され、その下方の領域3506には、チャンネル選択用の数字ボタンが配置されている。領域3506の右側の領域3507には、複数のユーザ選択ボタンが配置されている。
[0190]
 例えば、リモートコントローラ35にユーザIDとパスワードを登録できるようにしておけば、領域3507のユーザ選択ボタン、例えばユーザ1であれば、User1のボタンを押下すれば、視聴推奨されている番組の映像と音声が直ちにディスプレイ27およびスピーカ28から出力されるようにすることができる。
[0191]
 領域3506,3507の下方に位置する領域3508には、音量調整に関するボタンが配置されており、該領域3508の左側の領域3509には、チャンネルのアップダウンのボタンが配置されている。領域3508,3509の下方に位置する領域3510には、録画コンテンツの再生などに関するボタンが配置されている。
[0192]
 このように、視聴推奨番組表ボタン3502や領域3507のユーザ選択ボタンを設けることにより、ユーザが視聴推奨番組を実際に視聴する際の手続きを簡素化することができる。これにより、利便性を向上させることができる。
[0193]
 以上により、STB装置33によってユーザの視聴予約や視聴履歴などを反映して、TV放送、IP放送、VODコンテンツ、および録画コンテンツなど複数のメディアを横断して、日付、時刻に沿って、ユーザにコンテンツの視聴を推奨する視聴推奨番組表を提示することができる。
[0194]
 (実施の形態4)
 〈コンテンツ視聴推奨システムの構成例〉
 図15は、本実施の形態4によるコンテンツ視聴推奨システムにおける構成の一例を示す説明図である。
[0195]
 コンテンツ視聴推奨システムは、図15に示すように、IPネットワーク7、VODサービスサーバ22、IP放送サービスサーバ23、視聴番組推奨サービスサーバ37、およびユーザ視聴装置24を有する。
[0196]
 ユーザ視聴装置24は、TV装置25、携帯情報端末装置36、ディスプレイ27、スピーカ28、およびTVストレージ29を有する。サーバ装置である視聴番組推奨サービスサーバ37は、サーバ装置3701および該サーバ装置3701を介して提供される視聴番組推奨サービス3702を有する。
[0197]
 ユーザ視聴装置24において、TV装置25、ディスプレイ27、スピーカ28、およびTVストレージ29は、前記実施の形態2の図6のTV装置25と同一のものである。
[0198]
 情報端末である携帯情報端末36は、例えばスマートフォンやタブレットPCなどによって実現されるものである。この携帯情報端末36は、ネットワークインタフェース3601、モバイル通信IF3602、CPU3603、RAM3604、内部ストレージ3605、位置情報検出部3608、音声プロセッサ3609、グラフィックプロセッサ3610、および入力パネル一体型表示部3612を有する。
[0199]
 内部ストレージ3605には、視聴番組推奨アプリ3606およびスケジューラアプリ3607がアプリケーションプログラムとして保存されており、グラフィックプロセッサ3610は、映像処理3611を内部に有する。CPU3603およびスケジューラアプリ3607によって、スケジューラ部が構成される。
[0200]
 ネットワークインタフェース3601およびモバイル通信インタフェース3602は、いずれもIPネットワークに接続される。ネットワークインタフェース3601は、主に屋内にて使用され、モバイル通信インタフェース3602は主に屋外にて使用される。
[0201]
 位置情報検出部3608は、例えばGPS(Global Positioning System)を利用して、携帯情報端末36の位置情報を検出し、ユーザ情報の一部として、視聴番組推奨サービス3702などに通知する。
[0202]
 携帯情報端末36は、入力パネル一体型表示部3612によりユーザの入力操作を受け付ける。入力パネル一体型表示部3612は、表示用のフラットパネルに例えば接触センサなどを一体化したものである。入力パネル一体型表示部3612は、ユーザの指と接触センサ間の静電容量などにより入力を感知するとともに、表示用のフラットパネルにネットワークコンテンツや視聴推奨番組表5aなどを表示する。なお、スピーカなどの音声出力は、図15では省略されているが、実際には存在する。
[0203]
 携帯情報端末36は、入力パネル一体型表示部3612によりユーザの入力操作を受け付ける。この入力操作によってVODサービスサーバ22やIP放送サービスサーバ23、あるいは視聴番組推奨サービス3702のサービスに固有のURIを指定する。そして、ネットワークIF3601もしくはモバイル通信IF3602を介し、ネットワークコンテンツであるVODコンテンツやIP放送の番組を受信、あるいは視聴番組推奨サービス3702の提供を受ける。
[0204]
 CPU3603は、内部ストレージ2605に記憶しているプログラムをRAM3604に展開して実行する。プログラムのひとつとしては、HTML(HyperText Markup Language)などのデータを処理するWEBブラウザを含む。
[0205]
 さらに、グラフィックプロセッサ3610内の映像処理部3611を補助プロセッサとして活用して、符号化されている映像データの復号を行うプログラム、音声プロセッサ3609を補助プロセッサとして活用し符号化されている音声データを復号するプログラムも含む。
[0206]
 グラフィックプロセッサ3610は、CPU3603が処理して得る映像データを入力パネル一体型表示部3612に表示する。映像データには、ネットワークコンテンツ以外にCPU3603がユーザ操作とともに作成した映像データ、内部ストレージ3605から読み出した映像データなどを含む。音声プロセッサ3609は、CPU3603が処理して得る音声データを図示はしていないスピーカに出力する。
[0207]
 また、CPU3603は、内部ストレージ3605に格納している視聴番組推奨アプリ3606やスケジューラアプリ3607を実行する。視聴番組推奨アプリ3606は、視聴番組推奨サービス3702と連携して、ユーザに視聴推奨番組表5aを提供する。
[0208]
 スケジューラアプリ3607は、ユーザの行動予定表を管理するものであり、行動予定表のデータは、携帯情報端末36に保存する場合も、ネットワーク上のサーバに保存させる場合もある。
[0209]
 視聴番組推奨サービス3702は、放送番組表9a、ユーザ情報2a、優先ルール4a、および視聴推奨番組表5aを含み、視聴番組推奨アプリ3606から視聴予約や視聴履歴などのデータを受け、視聴推奨番組表5aを視聴番組推奨アプリ3606に送る。
[0210]
 〈視聴推奨番組表の例〉
 図16は、図15のコンテンツ視聴推奨システムが生成する視聴推奨番組表5aの一例を示す説明図である。
[0211]
 図16に示す視聴推奨番組表5aでは、視聴推奨番組とユーザのスケジュールとを、視聴推奨番組&スケジュールT16というタグ名を持つ画面で示している。図16において、第1列T17は、日付と時刻のタイムラインを示しており、第2列T18には、視聴推奨番組を示しており、第3列は、第1のビジネススケジュールT19(図16のBusiness1)を示している。
[0212]
 また、第4列は、第2のビジネススケジュールT20(図16のBusiness2)を示しており、第5列は、プライベートスケジュールT21(図16のPrivate)を示している。
[0213]
 図16において、ビジネススケジュールT19は、Business1を示しており、ビジネススケジュールT20は、Business2を示している。プライベートスケジュールT21は、Privateを示している。
[0214]
 図示したように、視聴推奨番組T18は、ユーザのビジネススケジュールT19,T20およびプライベートスケジュールT21が埋まっている時間帯以外で提示されている。なお、17:00-18:00および18:00-19:00は、IP放送の番組が視聴推奨番組となっており、例えばユーザの通勤時間帯にて携帯情報端末36により視聴するのに適した番組が推奨されている。これは視聴履歴から、フィードバックされた結果である。
[0215]
 図17は、図16の視聴推奨番組表における他の例を示す説明図である。
[0216]
 この場合、視聴推奨番組、スケジュール&放送番組T22とVOD放送T28、録画T29のタグがある。図17では、視聴推奨番組、スケジュール&放送番組T8を選択した画面の例を表示している。
[0217]
 この画面において、第1列は、日付と時刻のタイムラインT23を示しており、第2列が視聴推奨番組&スケジュールT24となっている。第三列以降は、TV放送のチャンネルT25,T26、IP放送T27のそれぞれの放送局の番組表であり、TV放送番組表とIP放送番組表を組み合わせたものである。TV放送番組表とIP放送番組表とは、別々のタグに分割してもよい。
[0218]
 図17において、チャンネルT25,T26は、それぞれTV放送のCH01,CH02をそれぞれ示しており、IP放送T27は、IP放送001を示している。
[0219]
 第2列の視聴推奨番組&スケジュールT24において、その内容は、視聴推奨番組およびユーザのスケジュールを組み合わせて、ひとつの列として表示されている。視聴推奨番組とスケジュールを区別しやすくするなどの画面デザインは、ユーザの視認性向上のために推奨される。
[0220]
 〈コンテンツ視聴推奨システムの動作シーケンス〉
 図18は、図15のコンテンツ視聴推奨システムにおける動作シーケンスの一例を示す説明図である。
[0221]
 図18において、図18(a)は、IP放送もしくはVODコンテンツの番組が視聴推奨されていて、ユーザが推奨に従い受信して視聴する場合のシーケンスを示したものである。
[0222]
 まず、ユーザは、携帯情報端末36の視聴番組推奨アプリ3606にログインする(ステップS1039)。携帯情報端末36は、ユーザのログインを受け、視聴番組推奨サービス3702にサービスインする(ステップS1040)。
[0223]
 視聴番組推奨サービス3702は、携帯情報端末36にユーザの視聴推奨番組表5aを送信して(ステップS1041)、携帯情報端末36にてる画面表示を行い、ユーザに提示する(ステップS10)。以上がログインシーケンス(ステップS5)である。
[0224]
 ユーザは、提示された視聴推奨番組表5aから推奨されているIP放送もしくはVODコンテンツの番組を選択する(ステップS1042)。携帯情報端末36は、ステップS1042の処理による選択を視聴番組推奨サービス3702に転送する(ステップS1043)。
[0225]
 視聴番組推奨サービス3702は、視聴優先処理ステップ(ステップS34)にて推奨されているものであることを確認して、OKのレスポンスを返す(ステップS1044)。OKのレスポンスを受けて、携帯情報端末36は、選択番組をTV装置25に指示する(ステップS1045)。
[0226]
 TV装置25は、IPネットワーク7上のIP放送サービスサーバ23もしくはVODサービスサーバ22に番組の送信を要求する(ステップS1046)。IP放送サービスサーバ23もしくはVODサービスサーバ22は、ステップS1046の処理による要求に応えて(ステップS1046)、IP放送もしくはVODコンテンツの番組をTV装置25に送信する(ステップS1047)。
[0227]
 TV装置25はIP放送もしくはVODコンテンツの番組を受信して(ステップS1047)、復号した後、IP放送もしくはVODコンテンツの番組を表示し(ステップS35)、ユーザが視聴する。
[0228]
 続いて、視聴番組推奨サービス3702は、ユーザの視聴履歴を追加し、該視聴履歴に基づいて、新しい視聴推奨番組をIPネットワーク7上で検索し(ステップS1048)、視聴推奨番組表5aを更新する(ステップS36)。
[0229]
 そして、更新した視聴推奨番組表5aを携帯情報端末36に送信して(ステップS1049)、ユーザに再提示する(ステップS37)。この結果、ユーザに次の番組選択を促す。これらステップS1048,S1049,S36,S37の処理により、待機シーケンス(ステップS6)を構成する。
[0230]
 以上の動作シーケンスは、ログインシーケンスS5から開始しているが、これはユーザがログアウトした状態、例えば装置の電源投入直後からシーケンスを始める場合を想定している。
[0231]
 もし、ユーザがログインした状態、例えば待機シーケンスS6の後のように、最新の視聴推奨番組表5aがユーザに提示されている状態からスタートする場合には、ログインシーケンスS5は不要である。これは、図18(a)に示した動作シーケンスだけでなく、後述する図18(b)~図21の動作シーケンスにも当てはまる。
[0232]
 また、上述したシーケンスでは、IP放送もしくはVODコンテンツの番組をTV装置25にて表示する例を示しているが、IP放送もしくはVODコンテンツの番組を携帯情報端末36それ自体で表示させてもよい。
[0233]
 図18(b)に示すシーケンスは、この例を示したものであり、例えば携帯情報端末36が屋外にある場合が想定される。
[0234]
 図18(b)は、IP放送もしくはVODコンテンツの番組が推奨され、ユーザが推奨通りにIP放送もしくはVODコンテンツの番組を選択する場合のシーケンスを示したものである。
[0235]
 まず、ログインシーケンス(ステップS5)にて、視聴推奨番組表5aが提示されている状態において、ユーザは推奨されているIP放送もしくはVODコンテンツの番組を選択する(ステップS1050)。
[0236]
 携帯情報端末36は、ステップS1050の処理による選択を視聴番組推奨サービス3702に転送する(ステップS1051)この時、視聴番組推奨サービス3702における視聴優先処理のステップは省略してもよい。
[0237]
 携帯情報端末36は、IPネットワーク7上のIP放送サービスサーバ23もしくはVODサービスサーバ22に番組の送信を要求する(ステップS1052)。IP放送サービスサーバ23もしくはVODサービスサーバ22は、ステップS1052の処理による要求に応えて、IP放送もしくはVODコンテンツの番組を携帯情報端末36に送信する(ステップS1053)。携帯情報端末36は、受信するIP放送もしくはVOD番組を復号して表示して(ステップS38)、ユーザが視聴する。
[0238]
 図19は、図18の動作シーケンスの他の例を示す説明図である。
[0239]
 図19において、図19(a)は、TV放送番組が推奨され、ユーザが推奨通りにTV放送番組を選択する場合のシーケンスを示したものである。
[0240]
 まず、ログインシーケンス(ステップS5)にて視聴推奨番組表5aが提示されている状態において、ユーザは推奨されているTV放送番組を選択する(ステップS1054)。
[0241]
 携帯情報端末36は、該選択を視聴番組推奨サービス3702に転送する(ステップS1055)。視聴番組推奨サービス3702は、視聴優先判定のステップ(ステップS34)にて確認し、OKのレスポンスを返す(ステップS1056)。
[0242]
 携帯情報端末36は、OKのレスポンスを受け、TV装置25に番組選択を指示する(ステップS1057)。TV装置25は、番組選択の指示を受けて、TV放送番組を受信し、表示する(ステップS39)。その後、待機シーケンス(ステップS6)にて、更新された視聴推奨番組表5aを提示した状態に移る。
[0243]
 図19(b)は、同じ時間帯にてIP放送の番組とTV放送の番組とが推奨され、ユーザがIP放送の番組を選択する場合のシーケンスを示したものである。
[0244]
 この場合、ログインシーケンス(ステップS5)にて視聴推奨番組表5aが提示されている状態において、ユーザは推奨されている複数の番組のうち、IP放送番組を選択する(ステップS1057)。
[0245]
 携帯情報端末36は、ステップS1057の処理による選択を視聴番組推奨サービス3702に転送するステップS1058)。視聴番組推奨サービス3702は、視聴優先処理(ステップS34)にて複数の推奨番組のうち、1つが選択されていること確認して、携帯情報端末36およびユーザとの間で選局の確認手続きを行う(ステップS1059)。この確認の手続きは、ユーザの視認を伴う。問題ない場合には、OKのレスポンスおよびTV放送番組録画の指示を返す(ステップS1060)。
[0246]
 OKのレスポンスを受けて、携帯情報端末36は、選択番組をTV装置25に指示するとともに、TV放送番組の録画を指示する(ステップS1061)。TV装置25は、IPネットワーク7上のIP放送サービスサーバ23に番組の送信を要求する(ステップS1062)。
[0247]
 IP放送サービスサーバ23は、ステップS1062の処理による要求に応え、IP放送の番組をTV装置25に送信する(ステップS1063)。TV装置25は、IP放送の番組を受信して復号した後、IP放送の番組を表示し(ステップS40)、ユーザが視聴する。
[0248]
 その際、TV装置25は、録画の指示に応えて、TV放送番組を録画する(ステップS41)。その後、待機シーケンス(ステップS6)に移り、更新された視聴推奨番組表5aをユーザに提示する。
[0249]
 図20は、図18の動作シーケンスのさらに他の例を示す説明図である。
[0250]
 図20(a)は、TV放送の番組が推奨されているにもかかわらず、ユーザがVODコンテンツを選択する場合のシーケンスを示している。
[0251]
 まず、ログインシーケンス(ステップS5)の視聴推奨番組表5aにてTV放送番組が推奨されている状態において、ユーザは推奨とは異なるVODコンテンツを選択する(ステップS1064)。携帯情報端末36は、ステップS1064の処理による選択を視聴番組推奨サービス3702に転送する(ステップS1065)。
[0252]
 視聴番組推奨サービス3702は、視聴優先処理(ステップS34)にて推奨番組と異なる番組選択が行われたこと確認し、携帯情報端末36に推奨確認のメッセージを送る(ステップS1059)。ユーザが視認した後、問題ない場合には、OKのレスポンスおよびTV放送番組録画の指示を返す(ステップS1066)。
[0253]
 OKのレスポンスを受けて、携帯情報端末36は、選択番組をTV装置25に指示するとともに、TV放送番組の録画を指示する(ステップS1067)。TV装置25は、IPネットワーク7上のVODサービスサーバ22に番組の送信を要求する(ステップS1068)。
[0254]
 VODサービスサーバ22は、ステップS1068の処理による要求に応え、VODコンテンツの番組をTV装置25に送信する(ステップS1069)。TV装置25は、VODコンテンツの番組を受信・復号して、VODコンテンツの番組を表示し(ステップS42)、ユーザが視聴する。
[0255]
 その際、TV装置25は、録画の指示に応えて、TV放送番組を録画する(ステップS43)。その後、待機シーケンス(ステップS6)に移り、更新された視聴推奨番組表5aをユーザに提示する。
[0256]
 図20(b)は、録画コンテンツの番組が推奨され、ユーザが推奨通りに録画コンテンツの番組を選択する場合のシーケンスを示したものである。
[0257]
 この場合、ログインシーケンス(ステップS5)にて視聴推奨番組表5aが提示されている状態において、ユーザは推奨されている録画コンテンツの番組を選択する(ステップS1070)。
[0258]
 携帯情報端末36は、ステップS1070の処理による選択を視聴番組推奨サービス3702に転送する(ステップS1071)。視聴番組推奨サービス3702は、視聴優先処理(ステップS34)にて推奨されているものであることを確認し、OKのレスポンスを返す(ステップS1072)。
[0259]
 携帯情報端末36は、TV装置25に録画コンテンツの番組再生を指示する(ステップS1073)。TV装置25は、番組再生指示を受けて、TVストレージ29の録画コンテンツ21aから指示された番組を再生して表示する(ステップS44)。その後、待機シーケンス(ステップS6)に移行し、更新した視聴推奨番組表5aが提示された状態に移る。
[0260]
 図21は、図18の動作シーケンスの他の例を示す説明図である。
[0261]
 図21(a)は、録画コンテンツの番組をTV装置25から携帯情報端末36に転送するシーケンスを示したものである。
[0262]
 まず、ログインシーケンス(ステップS5)にて視聴推奨番組表5aが提示されている状態において、ユーザは録画コンテンツの番組の転送を指示する(ステップS1074)。
[0263]
 携帯情報端末36は、TV装置25に録画コンテンツの番組の転送要求を出す(ステップS1075)とともに、履歴情報として活用するために、TV装置25に録画コンテンツの番組の転送要求を出したことを視聴番組推奨サービス3702に通知する(ステップS1076)。
[0264]
 録画コンテンツの番組の転送要求に応じて、TV装置25は、録画コンテンツの番組を携帯情報端末36に送信する(ステップS1077)。携帯情報端末36は、受信した録画コンテンツの番組を内部ストレージ3605に保存する。その後、待機シーケンス(ステップS6)に移行して、更新した視聴推奨番組表5aが提示された状態に移る。
[0265]
 図21(b)は、携帯情報端末36に保存した録画コンテンツの番組を携帯情報端末36で視聴する場合のシーケンスを示したものである。
[0266]
 まず、ログインシーケンス(ステップS5)にて視聴推奨番組表5aが提示されている状態において、ユーザは推奨されている録画コンテンツの番組を選択する(ステップS1078)。その際、携帯情報端末36は、履歴情報として活用するために、再生指示を視聴番組推奨サービス3702に通知する(ステップS1079)。
[0267]
 携帯情報端末36は、指示された録画コンテンツの番組を再生して、表示し(ステップS45)、ユーザが視聴する。その後、待機シーケンス(ステップS6)に移行して、更新した視聴推奨番組表5aが提示された状態に移る。
[0268]
 以上により、携帯などを可能とする携帯情報端末36により、ユーザにコンテンツの視聴を推奨する視聴推奨番組表を提示することができる。これにより、ユーザの利便性をより向上させることができる。
[0269]
 (実施の形態5)
 〈コンテンツ視聴推奨システムの構成例〉
 図22は、本実施の形態5によるコンテンツ視聴推奨システムにおける構成の一例を示す説明図である。
[0270]
 コンテンツ視聴推奨システムは、図22に示すように、IPネットワーク7、VODサービスサーバ22、IP放送サービスサーバサーバ23、視聴番組推奨サービスサーバ37、およびユーザ視聴装置24a,24b,…24nからなる。
[0271]
 視聴番組推奨サービスサーバ37は、サーバ装置3701および視聴番組推奨サービス3702を有する。視聴番組推奨サービス3702は、サーバ装置3701を介して提供される。視聴番組推奨サービス3702は、放送番組表9a、ユーザ情報2a、優先ルール4a、視聴推奨番組表5a、および放送コンテンツ21bを含む。
[0272]
 また、視聴番組推奨サービス3702は、多数の登録したユーザに広く提供されるものである。各ユーザは、それぞれのユーザ視聴装置24a,24b,…24nを利用して、視聴番組推奨サービス3702を利用する。
[0273]
 視聴番組推奨サービス3702が保持する放送コンテンツ21bは、放送業者などからタイムフリーにて提供させる既に放送済みのTV放送の番組や、ユーザが視聴番組推奨サービス3702の個人のストレージ領域にオンラインで保存したTV放送の番組である。これにより、ユーザは、タイムフリー、エリアフリーによって放送コンテンツ21bを視聴することができる。
[0274]
 なお、視聴番組推奨サービス3702に含まれる放送番組表9a、ユーザ情報2a、優先ルール4a、視聴推奨番組表5a、および放送コンテンツ21bは、論理的に視聴番組推奨サービス3702に含まれればよく、必ずしも物理的に同一のサーバにある必要はない。
[0275]
 〈コンテンツ視聴推奨システムの動作シーケンス〉
 図23は、図22のコンテンツ視聴推奨システムによる動作シーケンスの一例を示した説明図である。
[0276]
 図23(a)は、視聴番組推奨サービス3702の放送コンテンツ21bの番組の視聴が推奨されていて、ユーザが推奨に従い受信して視聴する場合のシーケンスを示したものである。
[0277]
 最初にユーザは、携帯情報端末36の視聴番組推奨アプリ3606にログインする(ステップS1080)。携帯情報端末36は、ユーザのログインを受けて、視聴番組推奨サービス3702にサービスインする(ステップS1081)。
[0278]
 視聴番組推奨サービス3702は、携帯情報端末36にユーザの視聴推奨番組表5aを送信して(ステップS1082)、携帯情報端末36により画面表示して、ユーザに提示する(ステップS46)。以上がログインシーケンス(ステップS7)である。
[0279]
 ユーザは、提示された視聴推奨番組表5aから推奨されている放送コンテンツ21bの番組を選択する(ステップS1083)。携帯情報端末36では、ステップS1083の処理による選択を視聴番組推奨サービス3702に転送する(ステップS1084)。
[0280]
 視聴番組推奨サービス3702は、視聴優先処理(ステップS47)にて推奨されているものであることを確認し、OKのレスポンスを返す(ステップS1085)。OKの該レスポンスを受けて、携帯情報端末36は、選択番組をTV装置25に指示する(ステップS1086)。
[0281]
 TV装置25は、視聴番組推奨サービス3702に放送コンテンツ21bの番組の送信を要求する(ステップS1087)。視聴番組推奨サービス3702は、ステップS1087の処理による要求に応えて、放送コンテンツ21bの番組をTV装置25に送信する(ステップS1088)。TV装置25は、放送コンテンツ21bの番組を受信・復号して、放送コンテンツ21bの番組を表示し(ステップS48)、ユーザが視聴する。
[0282]
 続いて、視聴番組推奨サービス3702は、ユーザの視聴履歴を追加して、該視聴履歴に基づいて、新しい視聴推奨番組をIPネットワーク7上で検索して(ステップS1089)、視聴推奨番組表5aを更新する(ステップS49)。
[0283]
 更新した視聴推奨番組表5aを携帯情報端末36に送信し(ステップS1090)、ユーザに再提示する(ステップS50)。その結果、ユーザに次の番組選択を促す。これらステップS1089,S1090,S49,S50によって待機シーケンス(ステップS8)を構成する。
[0284]
 以上の動作シーケンスは、ログインシーケンスS7から開始しているが、これはユーザがログアウトした状態、例えば装置の電源投入直後からシーケンスを始める場合を想定している。
[0285]
 もし、ユーザがログインした状態、例えば待機シーケンスS8の後のように、最新の視聴推奨番組表5aがユーザに提示されている状態からスタートする場合には、ログインシーケンスS7は不要である。
[0286]
 図23(b)は、視聴番組推奨サービス3702が保持する放送コンテンツ21bの番組を携帯情報端末36視聴する場合のシーケンスを示したものである。
[0287]
 まず、ログインシーケンス(ステップS7)にて視聴推奨番組表5aが提示されている状態において、ユーザは推奨されている放送コンテンツ21bの番組を選択する(ステップS1091)。
[0288]
 携帯情報端末36は、ステップS1091の処理による選択を視聴番組推奨サービス3702に転送する(ステップS1092)。視聴番組推奨サービス3702は、視聴優先処理(ステップS47にて推奨されているものであることを確認し、OKのレスポンスを返す(ステップS1093)。この時、視聴番組推奨サービス3702での視聴優先判定のステップは省略してもよい。
[0289]
 そして、携帯情報端末36は、放送コンテンツ21bの番組の送信を要求する(ステップS1094)。視聴番組推奨サービス3702は、ステップS1094の処理による要求に応え、放送コンテンツ21bの番組を携帯情報端末36に送信する(ステップS1095)。
[0290]
 携帯情報端末36は、受信する放送コンテンツ21bの番組を受信・復号して表示し(ステップS51)、ユーザが視聴する。その後、待機シーケンス(ステップS8)に移行する。
[0291]
 以上により、ユーザは、タイムフリーおよびエリアフリーによって放送コンテンツ21bを視聴することができる。これにより、ユーザの利便性をより一層向上させることができる。
[0292]
 以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
[0293]
 なお、上記した実施の形態は、例えば、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態に置き換えることが可能である。また、ある実施形態の構成に、他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施の形態の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換をすることが可能である。
[0294]
 さらに、文中や図中に現れる数値やメッセージ等もあくまで一例であり、異なるものを用いても本発明の効果を損なうものではない。また、発明の機能等は、それらの一部または全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実装してもよい。また、マイクロプロセッサユニット、CPU等がそれぞれの機能等を実現する動作プログラムを解釈して実行することによりソフトウェアで実装してもよい。また、ソフトウェアの実装範囲を限定するものでなく、ハードウェアとソフトウェアを併用しても良い。

符号の説明

[0295]
1 主制御部
2 ユーザ情報管理部
3 推奨番組検索部
4 優先ルール管理部
5 推奨番組表生成部
6 ネットワークインタフェース部
7 IPネットワーク
8 ユーザ入力部
9 TV放送番組管理部
10 TV放送受信部
12 IP放送番組管理部
13 IP放送受信部
14 VODコンテンツ管理部
15 VODコンテンツ受信部
16 録画コンテンツ管理部
17 録画コンテンツ再生部
18 録画制御部
19 情報表示部
21 ストレージ部
22 VODサービスサーバ
23 IP放送サービスサーバ
24 ユーザ視聴装置
25 TV装置
26 PC装置
27 ディスプレイ
28 スピーカ
29 TVストレージ
30 ディスプレイ
31 スピーカ
32 PCストレージ
33 STB装置
34 STBストレージ
35 リモートコントローラ
36 携帯情報端末
37 視聴番組推奨サービスサーバ

請求の範囲

[請求項1]
 視聴を推奨する視聴推奨番組表を提示するコンテンツ視聴推奨システムであって、
 予め定められた時刻に放送または配信されるスケジュールドメディアおよび任意の時刻に放送または配信されるアンスケジュールドメディアから視聴を推奨する番組を選択して、前記視聴推奨番組表を生成する番組推奨提示部を有する、コンテンツ視聴推奨システム。
[請求項2]
 請求項1記載のコンテンツ視聴推奨システムにおいて、
 前記スケジュールドメディアは、TV放送またはネットワークから受信するIP放送の少なくともいずれかであり、
 前記アンスケジュールドメディアは、前記ネットワークから受信するVODコンテンツまたは録画された録画コンテンツの少なくともいずれかである、コンテンツ視聴推奨システム。
[請求項3]
 請求項2記載のコンテンツ視聴推奨システムにおいて、
 前記番組推奨提示部は、
 コンテンツ情報を管理するユーザ情報管理部と、
 前記ユーザ情報管理部が管理する前記コンテンツ情報を検索して推奨番組リストを生成する推奨番組検索部と、
 予め定義された優先ルールに基づいて、前記推奨番組検索部が生成した前記推奨番組リストから視聴を推奨するコンテンツリストを生成する優先ルール管理部と、
 前記優先ルール管理部が生成したコンテンツリストを前記視聴推奨番組表として出力する推奨番組表生成部と、
 を有し、
 前記ユーザ情報管理部が管理する前記コンテンツ情報は、視聴した番組のリストである視聴履歴リストおよび前記推奨番組検索部が生成する前記推奨番組リストを有する、コンテンツ視聴推奨システム。
[請求項4]
 請求項2記載のコンテンツ視聴推奨システムにおいて、
 前記番組推奨提示部は、
 コンテンツ情報を管理するユーザ情報管理部と、
 前記ユーザ情報管理部が管理する前記コンテンツ情報を検索して推奨番組リストを生成する推奨番組検索部と、
 予め定義された優先ルールに基づいて、前記推奨番組検索部が生成した前記推奨番組リストから視聴を推奨するコンテンツリストを生成する優先ルール管理部と、
 前記優先ルール管理部が生成したコンテンツリストを視聴推奨番組表として出力する推奨番組表生成部と、
 を有し、
 前記ユーザ情報管理部が管理する前記コンテンツ情報は、視聴した番組のリストである視聴履歴リスト、前記推奨番組検索部が生成する前記推奨番組リスト、および視聴予約した番組のリストである視聴予約リストと録画コンテンツのリストである録画リストとの少なくともいずれかを有する、コンテンツ視聴推奨システム。
[請求項5]
 請求項2記載のコンテンツ視聴推奨システムにおいて、
 前記番組推奨提示部は、前記TV放送、前記IP放送、前記VODコンテンツ、および前記録画コンテンツのメディア毎に前記視聴推奨番組表を生成する、コンテンツ視聴推奨システム。
[請求項6]
 請求項2記載のコンテンツ視聴推奨システムにおいて、
 前記番組推奨提示部は、前記視聴推奨番組表のタイムランにて前記TV放送、前記IP放送、前記VODコンテンツ、および前記録画コンテンツのメディアが重複しないように前記視聴推奨番組表を生成する、コンテンツ視聴推奨システム。
[請求項7]
 請求項2記載のコンテンツ視聴推奨システムにおいて、
 前記TV放送を受信して表示するTV装置と、
 前記TV放送を録画する第1のストレージ装置と、
 前記IP放送および前記VODコンテンツを受信する情報処理装置と、
 予め定義された優先ルールおよび前記視聴推奨番組表を格納する第2のストレージ装置と、
 を有し、
 前記情報処理装置は、前記番組推奨提示部を有し、
 前記番組推奨提示部は、前記第2のストレージ装置に格納される前記優先ルールに基づいて、前記TV放送、前記IP放送、および前記VODコンテンツの放送番組表から推奨番組をそれぞれ検索して前記視聴推奨番組表を生成する、コンテンツ視聴推奨システム。
[請求項8]
 請求項2記載のコンテンツ視聴推奨システムにおいて、
 前記TV放送、前記IP放送、および前記VODコンテンツを受信する受信機能装置と、
 前記受信機能装置に接続され、前記録画コンテンツ、予め定義された優先ルール、および前記視聴推奨番組表を格納する第3のストレージ装置と、
 を有し、
 前記受信機能装置は、前記番組推奨提示部を有し、
 前記番組推奨提示部は、前記第3のストレージ装置に格納される前記優先ルールに基づいて、前記TV放送、前記IP放送、および前記VODコンテンツの放送番組表から推奨番組をそれぞれ検索して前記視聴推奨番組表を生成する、コンテンツ視聴推奨システム。
[請求項9]
 請求項2記載のコンテンツ視聴推奨システムにおいて、
 前記ネットワークに接続され、前記視聴推奨番組表を提供するサーバ装置と、
 前記ネットワークに接続される情報端末と、
 を有し、
 前記サーバ装置は、前記視聴推奨番組表を生成する前記番組推奨提示部を有し、
 前記情報端末は、前記サーバ装置から前記ネットワークを通じて提供される前記視聴推奨番組表を表示する、コンテンツ視聴推奨システム。
[請求項10]
 請求項9記載のコンテンツ視聴推奨システムにおいて、
 前記サーバ装置は、タイムシフトした放送番組を提供可能であり、
 タイムシフトした前記放送番組は、放送済みのTV放送の番組またはユーザが任意に録画した前記録画コンテンツの少なくともいずれかである、コンテンツ視聴推奨システム。
[請求項11]
 請求項9記載のコンテンツ視聴推奨システムにおいて、
 前記情報端末は、ユーザの行動予定表を管理するスケジューラ部を有し、
 前記スケジューラ部は、予め入力された前記行動予定表のデータを検索し、スケジュールが埋まっている時間帯を除外した前記視聴推奨番組表を表示する、コンテンツ視聴推奨システム。
[請求項12]
 請求項11記載のコンテンツ視聴推奨システムにおいて、
 前記スケジューラ部は、行動予定のスケジュールが埋まっている時間帯を除外した前記視聴推奨番組表および前記行動予定表をそれぞれ表示する、コンテンツ視聴推奨システム。
[請求項13]
 TV放送を受信して表示するTV装置に選局、表示および録画を指示する動作指示部と、
 ネットワークから受信するIP放送またはVODコンテンツの少なくともいずれかを受信する受信部と、
 予め定義された優先ルールを格納する第4のストレージ装置と、
 前記優先ルールに基づいて、放送番組表から推奨番組をそれぞれ検索して視聴を推奨する視聴推奨番組表を生成する番組推奨提示部と、
 を有する、コンテンツ視聴推奨番組表提示装置。
[請求項14]
 TV放送を受信して表示するTV装置に接続され、前記TV放送、IP放送、およびVODコンテンツを受信するコンテンツ視聴推奨番組表提示装置であって、
 前記TV放送、前記IP放送、および前記VODコンテンツを録画する録画部と、
 視聴を推奨する番組からなる視聴推奨番組表を生成する番組推奨提示部と、
 を有し、
 前記番組推奨提示部は、予め設定された優先ルールに基づいて、前記TV放送、前記IP放送、および前記VODコンテンツの放送番組表から推奨番組をそれぞれ検索して前記視聴推奨番組表を生成する、コンテンツ視聴推奨番組表提示装置。
[請求項15]
 請求項13記載のコンテンツ視聴推奨番組表提示装置において、
 前記コンテンツ視聴推奨番組表提示装置を無線にて操作するリモートコントローラを有し、
 前記リモートコントローラは、前記番組推奨提示部が生成した前記視聴推奨番組表を前記TV装置に送信して表示させる視聴推奨番組表表示ボタンを有する、コンテンツ視聴推奨番組表提示装置。
[請求項16]
 ネットワークを通じて視聴を推奨する番組からなる視聴推奨番組表を提供するサーバ装置に接続される情報端末であって、
 前記サーバ装置から視聴予約や視聴履歴のデータを取得して、取得した前記視聴予約、前記視聴履歴および予め設定された優先ルールに基づいて、TV放送、IP放送、およびVODコンテンツの放送番組表から推奨番組をそれぞれ検索して前記視聴推奨番組表を生成する番組推奨提示部を有する、情報端末。
[請求項17]
 請求項16記載の情報端末において、
 行動予定表を管理するスケジューラ部を有し、
 前記スケジューラ部は、予め入力された前記行動予定表のデータを検索し、行動予定のスケジュールが埋まっている時間帯を除外した前記視聴推奨番組表を表示する、情報端末。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3]

[ 図 4]

[ 図 5]

[ 図 6]

[ 図 7]

[ 図 8]

[ 図 9]

[ 図 10]

[ 図 11]

[ 図 12]

[ 図 13]

[ 図 14]

[ 図 15]

[ 図 16]

[ 図 17]

[ 図 18]

[ 図 19]

[ 図 20]

[ 図 21]

[ 図 22]

[ 図 23]