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1. WO2017164057 - 基地局及び送信方法

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明 細 書

発明の名称 基地局及び送信方法

技術分野

0001  

背景技術

0002   0003  

先行技術文献

非特許文献

0004  

発明の概要

発明が解決しようとする課題

0005   0006   0007   0008   0009  

課題を解決するための手段

0010  

発明の効果

0011  

図面の簡単な説明

0012  

発明を実施するための形態

0013   0014   0015   0016   0017   0018   0019   0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033   0034   0035   0036   0037   0038   0039   0040   0041   0042   0043   0044   0045   0046   0047   0048   0049   0050   0051   0052   0053   0054   0055   0056   0057   0058   0059   0060   0061   0062   0063   0064   0065   0066   0067   0068   0069   0070   0071   0072   0073   0074   0075   0076   0077   0078   0079   0080   0081   0082   0083   0084   0085   0086   0087   0088   0089   0090   0091   0092   0093   0094   0095   0096   0097   0098   0099   0100   0101   0102   0103   0104  

符号の説明

0105  

請求の範囲

1   2   3   4   5   6   7  

図面

1   2   3   4   5   6   7   8   9   10   11   12   13   14   15   16  

明 細 書

発明の名称 : 基地局及び送信方法

技術分野

[0001]
 本発明は、基地局及び送信方法に関する。

背景技術

[0002]
 Long Term Evolution(LTE)及びLTE-Advanced(LTE-A)の無線通信システムにおいて、トラフィックの高いホットスポットのようなエリアを効率よくサポートするために、装置コストを抑えながら多数のセルを収容することが可能なCentralized Radio Access Network(C-RAN)と呼ばれる技術が知られている。
[0003]
 C-RANは、リモート設置型の基地局である1又は複数のRadio Unit(RU)と、RUを集中制御する基地局であるDigital Unit(DU)とから構成されている。DUは、基地局が備えるレイヤ1~レイヤ3までの機能を備えており、DUで生成されたOrthogonal Frequency Division Multiplexing(OFDM)信号は、サンプリングされてRUに伝送され、RUが備えるRadio Frequency(RF)機能部から送信される。

先行技術文献

非特許文献

[0004]
非特許文献1 : "ドコモ5Gホワイトペーパー"、2014年9月、NTTドコモ、インターネットURL: https://www.nttdocomo.co.jp/corporate/technology/whitepaper_5g/
非特許文献2 : 3GPP TS 36.211  "Physical channels and modulation (Release 12)"

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0005]
 次に、5Gで検討されているC-RAN構成について説明する。図1において、4G-DU及び4G-RUは、LTE-Aの機能(LTEの機能を含む)を有するDU及びRUを意味している。また、5G-DU及び5G-RUは、第5世代の無線技術の機能を有するDU及びRUを意味している。4G-DUと5G-DUとの間は、LTEにおけるX2-AP及びX2-Uインタフェースを拡張したインタフェースにより接続される。また、DUとRUとの間をつなぐネットワーク回線はFront Haul(FH)と呼ばれ、LTEではFHにCommon Public Radio Interface(CPRI)が用いられている。
[0006]
 現在のLTEでは、レイヤ1(物理レイヤ:L1)及びレイヤ2(MAC、RLC、PDCP)の機能はDU側に実装される前提である。そのため、FHに必要な帯域は、DUでサポートされるピークレートの約16倍になる。例えば、システム帯域が20MHzであり、かつ、2×2MIMO(Multi Input Multi Output)の無線通信(最大150Mbps)をDUがサポートする場合、FHに必要な帯域は約2.4Gbpsになる。
[0007]
 現在検討が進められている5Gでは、10Gbps以上のピークレート及びさらなる低遅延化が実現される予定である。従って、5Gが導入されると、ピークレートの向上に伴いFHに必要な帯域も飛躍的に増大することになる。そこで、DUに実装されているレイヤの一部をRU側で実現することで、FHで伝送される情報量を削減することが検討されている。どのレイヤの機能をRU側で実現するのかについては様々なバリエーションが考えられるが、一例として、DUが備えるレイヤ1の機能の全部又は一部をRUで実現する案や、レイヤ1及びレイヤ2の一部をRU側で実現する案などが検討されている。
[0008]
 DUが備えるレイヤの機能の一部をRU側で実現する場合、機能分担に応じて、DU及びRU間のインタフェースの規定が必要である。しかしながら、現状、3GPPでは当該インタフェースは規定されていない。
[0009]
 C-RANによる無線通信ネットワークにおいて、DUが備えるレイヤの機能の一部をRUで実現することを可能にする技術が必要とされている。

課題を解決するための手段

[0010]
 本発明の一態様によれば、第一の基地局と、前記第一の基地局と通信する第二の基地局と、前記第一の基地局と通信するユーザ装置とを有する無線通信システムにおいて前記第一の基地局として用いられる基地局であって、下り物理制御フォーマット通知チャネルの信号の生成に用いる第一のパラメータ、下り物理HARQ通知チャネルの信号の生成に用いる第二のパラメータ、又は、下り物理制御チャネルの信号の生成に用いる第三のパラメータを、前記第二の基地局から取得する取得部と、前記第一のパラメータ、前記第二のパラメータ、又は前記第三のパラメータを用いて、下り物理制御フォーマット通知チャネルの信号、下り物理HARQ通知チャネルの信号、又は、下り物理制御チャネルの信号を生成する生成部と、生成された下り物理制御フォーマット通知チャネルの信号、生成された下り物理HARQ通知チャネルの信号、又は、生成された下り物理制御チャネルの信号を送信する送信部と、を有する基地局が提供される。

発明の効果

[0011]
 開示の技術によれば、C-RANによる無線通信ネットワークにおいて、DUが備えるレイヤの機能の一部をRUで実現することを可能にする技術が提供される。

図面の簡単な説明

[0012]
[図1] 5Gで検討されているC-RAN構成例を示す図である。
[図2] 実施の形態に係る無線通信システムのシステム構成例を示す図である。
[図3] DUとRUの機能分担を説明するための図である。
[図4] PCFICHを送信する際の処理手順の一例を示す図である。
[図5] PCFICH送信用パラメータの一例を示す図である。
[図6] PCFICHを送信する際の処理手順(変形例)の一例を示す図である。
[図7] PHICHを送信する際の処理手順の一例を示す図である。
[図8] PHICH送信用パラメータの一例を示す図である。
[図9] PHICHを送信する際の処理手順(変形例)の一例を示す図である。
[図10] PUSCH情報の一例を示す図である。
[図11] (E)PDCCHを送信する際の処理手順の一例を示す図である。
[図12] (E)PDCCH送信用パラメータの一例を示す図である。
[図13] 実施の形態に係るDUの機能構成例を示す図である。
[図14] 実施の形態に係るRUの機能構成例を示す図である。
[図15] 実施の形態に係るDUのハードウェア構成例を示す図である。
[図16] 実施の形態に係るRUのハードウェア構成例を示す図である。

発明を実施するための形態

[0013]
 以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、以下で説明する実施の形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られるわけではない。例えば、本実施の形態に係る無線通信システムはLTEに準拠した方式のシステムを想定しているが、本発明はLTEに限定されるわけではなく、他の方式にも適用可能である。なお、本明細書及び特許請求の範囲において、「LTE」は、特に断りが無い限り、3GPPのリリース8、又は9に対応する通信方式のみならず、3GPPのリリース10、11、12、13、又はリリース14以降に対応する第5世代の通信方式も含む広い意味で使用する。
[0014]
 また、以下の説明において、1TTIはスケジューリングの最小単位である意味で使用する。また、1サブフレームは1TTIと同一の長さである前提として用いるが、これに限定されることを意図しているのではなく、他の単位に置き換えることも可能である。
[0015]
 なお、「レイヤ1」と「物理レイヤ」とは同義である。また、レイヤ2には、Medium Access Control(MAC)サブレイヤ、Radio Link Control(RLC)サブレイヤ、Packet Data Convergence Protocol(PDCP)サブレイヤが含まれる。
[0016]
 <システム構成>
 図2は、実施の形態に係る無線通信システムのシステム構成例を示す図である。図2に示すように、本実施の形態に係る無線通信システムは、DU1とRU2とユーザ装置UEとを含む。図2では、RU2が1つ図示されているが、2つ以上のRU2が含まれていてもよい。つまり、DU1は複数のRU2を制御するように構成されていてもよい。
[0017]
 DU1は、中央デジタルユニット(Central Digital Unit)と呼ばれてもよいし、ベースバンドユニット(BBU:Base Band Unit)と呼ばれてもよいし、CU(Central Unit)と呼ばれてもよい。また、中央基地局と呼ばれてもよいし、単に基地局(eNB:enhanced Node B)と呼ばれてもよい。
[0018]
 RU2は、リモート無線ユニット(RRU:Remote Radio Unit)と呼ばれてもよいし、Remote Antenna Unit(RAU)と呼ばれてもよいし、Remote Radio Head(RRH)と呼ばれてもよい。また、リモート基地局と呼ばれてもよいし、単に基地局と呼ばれてもよい。
[0019]
 本実施の形態に係る無線通信システムは、DU1及びRU2の間でFHを介して所定の信号を送受信し、DU1が備えるレイヤの機能の一部をRU2で実現する。
[0020]
 <DUとRUの機能分担>
 図3は、DUとRUの機能分担例を説明するための図である。図3の境界「A」~「E」は、DU1とRU2にそれぞれ実装される機能の境界を示している。例えば境界「B」で機能分担する場合、レイヤ2以上の各機能はDU1側に実装され、レイヤ1の各機能はRU2側に実装されることを意味する。なお、境界「E」で機能分担する場合は、レイヤ1以上の機能をDU1側に実装し、CPRIを用いてDU1とRU2を接続する構成に相当する。
[0021]
 また、図3には、境界ごとに、FHに必要とされるビットレートの例を示す。例えば、DU1で150Mbps(DL:Downlink)/50Mbps(UL:Uplink)をサポートすると仮定する。この場合において、境界「A」又は「B」で機能分担する場合、FHに必要な帯域は150Mbps(DL)/50Mbps(UL)になる。また、境界「C」で機能分担する場合、FHに必要な帯域は350Mbps(DL)/175Mbps(UL)になる。同様に、境界「D」で機能分担する場合、FHに必要な帯域は470Mbps(DL)/470Mbps(UL)になる。一方で、境界「E」で機能分担する場合、FHに必要な帯域は2.4Gbps(DL)/2.4Gbps(UL)になる。
[0022]
 本実施の形態に係る無線通信システムは、境界「A」~「E」のうち、いずれかの境界での機能分担をサポートするように構成してもよく、更に、ULとDLとでそれぞれ異なる境界での機能分担をサポートするように構成してもよい。
[0023]
 <処理手順>
 続いて、RU2がユーザ装置UEに向けて各種の制御チャネルの信号を送信する際の処理手順について説明する。
[0024]
 (下り物理制御フォーマット通知チャネルの送信手順)
 下り物理制御フォーマット通知チャネルは、下り物理制御チャネルがマッピングされるOFDMシンボルの位置を示す情報を送信するためのチャネルであり、LTEでは、Physical control format indicator channel(PCFICH)と呼ばれる。以下、便宜上、下り物理制御フォーマット通知チャネルをPCFICHと記載するが、これに限られず、例えば5G等で規定される他の名称のチャネルにも適用することができる。
[0025]
 図4は、PCFICHを送信する際の処理手順の一例を示す図である。まず、DU1は、PCFICHの信号の生成に用いるPCFICH送信用パラメータをRU2に送信する(S101)。続いて、RU2は、取得したPCFICH送信用パラメータに基づいてPCFICHの信号を生成し、生成したPCFICHの信号をユーザ装置UEに送信する(S102)。なお、ステップS101及びステップS102の処理手順は、1TTIの周期で繰り返し行われることを想定している。
[0026]
 図5は、PCFICH送信用パラメータの一例を示す図である。「Control Format Indicator(CFI)」は、PCFICHが送信されるサブフレーム(1TTI)において、サブフレームの先頭のOFDMシンボルを起点として、どのOFDMシンボルまでの間に下り物理制御チャネルがマッピングされているかを示す情報である。例えば、CFIが3である場合、サブフレームの先頭から3つのOFDMシンボルに下り物理制御チャネルがマッピングされていることを意味する。「リソース位置」は、PCFICHをマッピングすべき無線リソースの位置(例えば、帯域幅及び1サブフレームで囲まれる無線リソース全体のうち、PCFICHをマッピングすべきリソースエレメントの位置)を示す。「送信電力」は、RU2がPCFICHを送信する際の送信電力を示す。
[0027]
 なお、図5に示すPCFICH送信用パラメータの一部は省略されていてもよい。例えば、LTEの場合、PCFICHをマッピングすべき無線リソースの位置は物理セルID(PCI:Physical Cell Identity)により一意に決定されるため、「リソース位置」は省略されていてもよい。また、RU2は、送信電力を、ユーザ装置UEから通知されるChannel Quality Indicator(CQI)又は/及びRank Indicator(RI)に基づいてRU2が自ら判断するようにしてもよい。この場合、PCFICH送信用パラメータから「送信電力」を省略することができる。
[0028]
 [下り物理制御フォーマット通知チャネルの送信手順(変形例)]
 LTEでは、PCFICHはTTIごとに送信されるが、PCFICH送信用パラメータ自体は、頻繁に更新されないことが想定される。そこで、DU1は、PCFICH送信用パラメータをTTIごとにRU2に通知するのではなく、初回及びパラメータ更新時にのみRU2に通知するようにしてもよい。これにより、DU1及びRU2間の信号量を削減することが可能になると共に、RU2の処理負荷を軽減することが可能になる。
[0029]
 図6は、PCFICHを送信する際の処理手順(変形例)の一例を示す図である。DU1は、PCFICH送信用パラメータを初回又は更新時にのみRU2に送信する(S111)。続いて、RU2は、取得したPCFICH送信用パラメータに基づいてPCFICHの信号を生成し、生成したPCFICHの信号をユーザ装置UEに送信する。また、RU2は、DU1から更新されたPCFICH送信用パラメータを取得していない場合、前回取得したPCFICH送信用パラメータに基づいてPCFICHの信号を生成し、生成したPCFICHの信号をユーザ装置UEに送信する。(S112)。なお、ステップS102の処理手順は、1TTIの周期で繰り返し行われることを想定している。
[0030]
 なお、DU1は、ステップS111の処理手順において、所定の周期でPCFICH送信用パラメータをRU2に送信するようにしてもよいし、所定の周期及びPCFICH送信用パラメータの更新時にPCFICH送信用パラメータをRU2に送信するようにしてもよい。例えば、RU2側で何らかの異常が発生し、取得したPCFICH送信用パラメータが消去されてしまった場合に、PCFICH送信用パラメータの更新が行われるまでPCFICHの送信を行うことができなくなるという問題を回避することが可能になる。
[0031]
 (下り物理HARQ通知チャネルの送信手順)
 下り物理HARQ通知チャネルは、上りユーザデータに対するHybrid Automatic Repeat Request(HARQ)の送達確認(ACK又はNACK)をユーザ装置UEに通知するためのチャネルであり、LTEでは、Physical hybrid-ARQ indicator channel(PHICH)と呼ばれる。以下、便宜上、下り物理HARQ通知チャネルをPHICHと記載するが、これに限られず、例えば5G等で規定される他の名称のチャネルにも適用することができる。
[0032]
 図7は、PHICHを送信する際の処理手順の一例を示す図である。まず、DU1は、PHICH送信用パラメータをRU2に送信する(S201)。続いて、RU2は、取得したPHICH送信用パラメータに基づいてPHICHの信号を生成し、生成したPHICHの信号をユーザ装置UEに送信する(S202)。なお、ステップS201及びステップS202の処理手順は、ユーザ装置UEに送達確認応答を送信する度に繰り返し行われることを想定している。
[0033]
 図8は、PHICH送信用パラメータの一例を示す図である。「PHICHグループ毎のリソース位置」は、各PHICHグループをマッピングすべき無線リソースの位置(例えば、帯域幅及び1サブフレームで囲まれる無線リソース全体のうち、各PHICHグループをマッピングすべきリソースエレメントの位置)を示す。なお、PHICHグループとは、同一のリソースに多重してマッピングされる1以上のACK/NACKの組み合わせを意味する。「各PHICHグループに含まれるACK/NACK」は、各PHICHグループに含まれる1以上のACK/NACK、及び、各ACK/NACKに対応づけられる直交系列インデックスを示す。なお、直交系列インデックスは、PHICHの信号を生成する際に、PHICHグループ内の各ACK/NACKを示すビット列に乗算される直交系列を示すインデックスであり、LTEの3GPP仕様では、TS36.211のTable6.9.1-2に規定されている。LTEでは、ユーザ装置UEは、自身向けのACK/NACKが格納されているPHICHグループ及び自身向けのACK/NACKに対応する直交系列を、3GPPで規定される方法に従い予め把握しているため、受信したPHICHの信号から自身向けのACK/NACKを抽出することができる。
[0034]
 「送信電力」は、RU2がPHICHを送信する際の送信電力を示す。なお、RU2は、送信電力を、ユーザ装置UEから通知されるCQI、RIに基づいてRU2が自ら判断するようにしてもよい。この場合、パラメータから「送信電力」を省略することができる。
[0035]
 [下り物理HARQ通知チャネルの送信手順(変形例)]
 仮に、RU2で上りユーザデータの復号を行う場合、RU2側で上りユーザデータが正しく復号できたか否かを判断することが可能である。そこで、本変形例では、DU1からRU2に対してPHICH送信用パラメータを送信せず、RU2側で自らPHICHの信号を生成してユーザ装置UEに送信するようにしてもよい。これにより、DU1及びRU2間の信号量を削減することが可能になる。
[0036]
 図9は、PHICHを送信する際の処理手順(変形例)の一例を示す図である。DU1は、PUSCHのスケジューリングを示す情報(以下、「PUSCH情報」と呼ぶ)を予めRU2に通知しておく(S251)。図10に、PUSCH情報の一例を示す。「PUSCHリソース位置」は、ユーザ装置UEからPhysical Uplink Shared Channel(PUSCH)が送信されるタイミング及びリソース位置を示す。なお、「PUSCHリソース位置」は、ULグラントと同一の情報であってもよい。「PHICH情報」は、「PUSCHリソース位置」で示されるユーザ装置UEに対応づけられるPHICHグループ及び直交系列インデックスを示す。図9に戻り説明を続ける。
[0037]
 続いて、ユーザ装置UEは、PUSCHを用いて上りユーザデータを送信する(S252)。RU2は、ステップS251で取得していたPUSCH情報に基づいてユーザ装置UEからPUSCHが送信されるタイミング及びリソースを認識し、認識したタイミングで受信したPUSCHの信号を復号する(S253)。
[0038]
 正しく復号できた場合、RU2は、複号後の上りユーザデータ(又は、復号結果及び複号後の上りユーザデータ)をDU1に送信する(S254)と共に、PUSCH情報に基づいてACKを示すPHICH信号を生成してユーザ装置UEに送信する(S255)。一方、正しく復号できなかった場合、RU2は、復号結果をDU1に送信する(S254)と共に、PUSCH情報に基づいてNACKを示すPHICH信号を生成してユーザ装置UEに送信する(S255)。
[0039]
 (下り物理制御チャネルの送信手順)
 下り物理制御チャネルは、ユーザ装置UEに無線リソースを割当てるために用いられるチャネルであり、LTEでは、Physical Downlink Control Channel(PDCCH)又はEnhanced Physical Downlink Control Channel(EPDCCH)と呼ばれる。以下、便宜上、下り物理制御チャネルを(E)PDCCHと記載するが、これに限られず、例えば5G等で規定される他の名称のチャネルにも適用することができる。
[0040]
 図11は、(E)PDCCHを送信する際の処理手順の一例を示す図である。まず、DU1は、(E)PDCCH送信用パラメータをRU2に送信する(S301)。続いて、RU2は、取得した(E)PDCCH送信用パラメータに基づいて(E)PDCCHの信号を生成し、生成した(E)PDCCHの信号をユーザ装置UEに送信する(S302)。(E)PDCCH送信用パラメータに含まれるDCIが、PDCCH Orderに用いられるDCIであった場合、RU2は、(E)PDCCHを送信後、所定の期間内にユーザ装置UEから応答があったか否か(つまり、RACHプリアンブルを受信したか否か)を示す情報をDU1に通知する(S303)。
[0041]
 以上説明したステップS301及びステップS302の処理手順は、ユーザ装置UEにDCIを送信する度に繰り返し行われることを想定している。
[0042]
 図12は、(E)PDCCH送信用パラメータの一例を示す図である。「DCI」は、ユーザ装置UEに送信すべきDCIの情報を示す。なお、「DCI」には、DCIの各情報がそのまま含まれていてもよいし(つまり、全ての情報ビットが連結されていてもよいし)、DCIの各情報が個別に含まれていてもよい。DCIの各情報の内容はDCIのフォーマットにより異なるが、例えば、下りデータのスケジューリング情報(リソースブロック割当て情報)、上りデータのスケジューリング情報(リソースブロック割当て情報、ULグラントとも呼ばれる)、Modulation and Coding Scheme(MCS)、Redundancy Version(RV)、HARQプロセス、レイヤ数、プリコーディング情報、UE識別子(RNTI:Radio Network Temporary Identifier)、又は、キャリアインジケーター等である。なお、DCIがPDCCH Orderに用いられるDCIである場合、「DCI」には、ユーザ装置UEがランダムアクセス手順を行う際に用いるプリアンブルID(Preamble Index)が含まれる。
[0043]
 「送信電力」は、RU2がPDCCHを送信する際の送信電力を示す。なお、RU2は、送信電力を、ユーザ装置UEから通知されるCQI、RIに基づいてRU2が自ら判断するようにしてもよい。この場合、パラメータから「送信電力」を省略することができる。「リソース位置」は、PDCCHをマッピングすべき無線リソースの位置を示す。リソース位置は、LTEの場合、具体的には、アグリゲーションレベル(Aggregation Level)及びControl Channel Element(CCE)インデックス若しくはEnhanced Control Channel Element(ECCE)インデックスにより示される。
[0044]
 「MTC端末向け情報」は、カバレッジ拡張をするために、同一のDCIを繰り返し送信すべきことを示す情報である。「繰り返し送信回数」は、同一のDCIを繰り返し送信する回数を示す。なお、「繰り返し送信回数」には、更に、同一のDCIを繰り返し送信する際の2回目以降のリソース位置(例えば、CCEインデックス又はECCEインデックス、及び、サブフレーム位置でもよい)を示す情報が含まれていてもよい。なお、ユーザ装置UEがDCIを繰り返し送信する必要が無い場合、「MTC端末向け情報」は省略される。
[0045]
 以上、(E)PDCCH送信用パラメータについて説明した。なお、複数のDCIを同一のTTIで送信する場合、図12に示す(E)PDCCH送信用パラメータが、複数のDCIの数分通知されることになる。
[0046]
 [下り物理制御チャネルの送信手順(変形例1)]
 (E)PDCCH送信用パラメータにおける「MTC端末向け情報」は、カバレッジ拡張を目的としていることから、頻繁に更新されないことが想定される。そこで、DU1は、「MTC端末向け情報」をTTIごとにRU2に通知するのではなく、初回及びパラメータ更新時にのみRU2に通知するようにしてもよい。また、DU1は、「MTC端末向け情報」を初回及びパラメータ更新時にRU2に通知する場合に、更に、「MTC端末向け情報」をセル単位又はユーザ装置UEの種別(MTC端末の種別など)単位でRU2に通知するようにしてもよい。
[0047]
 なお、DU1は、「MTC端末向け情報」が省略された(E)PDCCH送信用パラメータをRU2に通知する場合、DCIの繰り返し送信を行う必要があることをRU2に認識させるために、(E)PDCCH送信用パラメータに、MTC端末向け情報を省略している旨を示す情報を含めるようにする。また、DU1は、「MTC端末向け情報」がセル単位である場合、(E)PDCCH送信用パラメータに、MTC端末向け情報を省略している旨を示す情報及びセルを示す情報を含めてRU2に通知する。また、DU1は、「MTC端末向け情報」がユーザ装置UEの種別単位である場合、(E)PDCCH送信用パラメータに、MTC端末向け情報を省略している旨を示す情報及びユーザ装置UEの種別を示す情報を含めてRU2に通知する。
[0048]
 RU2は、(E)PDCCH送信用パラメータに、MTC端末向け情報を省略している旨を示す情報が含まれている場合、前回取得した(過去に取得した)「MTC端末向け情報」に基づいて、同一のDCIを繰り返し送信するようにする。また、RU2は、(E)PDCCH送信用パラメータに、MTC端末向け情報を省略している旨を示す情報及びセルを示す情報が含まれている場合、前回取得した(過去に取得した)、当該セルを示す情報に対応する「MTC端末向け情報」に基づいて、同一のDCIを繰り返し送信するようにする。また、RU2は、(E)PDCCH送信用パラメータに、MTC端末向け情報を省略している旨を示す情報及びユーザ装置UEの種別を示す情報が含まれている場合、前回取得した(過去に取得した)、当該ユーザ装置UEの種別を示す情報に対応する「MTC端末向け情報」に基づいて、同一のDCIを繰り返し送信するようにする。これにより、DU1及びRU2間の信号量を削減することが可能になる。
[0049]
 [下り物理制御チャネルの送信手順(変形例2)]
 DU1は、PDCCH Orderに用いられるDCIに含めるプリアンブルID(Preamble Index)のセットをRU2に予め通知しておくようにしてもよい。また、PDCCH OrderのDCI送信を行う場合、DU1は、(E)PDCCH送信用パラメータに、プリアンブルIDに代えて(つまり、プリアンブルIDを含めずに)、PDCCH Orderに用いるDCIを送信する旨を示す識別子を含めるようにして、RU2は、当該識別子を検出した場合、予め通知されたプリアンブルIDのセットから任意のプリアンブルIDを選択し、選択したプリアンブルIDをDCIに含めてユーザ装置UEに送信するようにしてもよい。これにより、DU1及びRU2間の信号量を削減することが可能になる。
[0050]
 [下り物理制御チャネルの送信手順(変形例3)]
 RU2は、(E)PDCCH送信用パラメータにおける「DCI」にキャリアインジケーター(CIF:Carrier Indicator Field)が含まれる場合、つまり、DU1にてクロスキャリアスケジューリングが行われる場合、スケジューリングされるキャリアのRU2に、当該(E)PDCCH送信用パラメータを通知するようにしてもよい。これにより、スケジューリングされるキャリアのRU2は、ユーザ装置UEから上りユーザデータが送信されるタイミング及びリソースを把握することができ、上りユーザデータの復号処理等を行うことが可能になる。
[0051]
 [下り物理制御チャネルの送信手順(変形例4)]
 図11のステップS303の処理手順に関して、所定の期間(所定の待ち受け時間)は、予めDU1から通知されていてもよい。また、ステップS303の処理手順と共に(又は代えて)、RU2は、PDCCH Orderに用いられるDCIをユーザ装置UEに再送するようにしてもよい。これにより、DU1は、(E)PDCCH送信用パラメータを再度RU2に送信する必要がなくなるため、DU1及びRU2間の信号量を削減することが可能になる。
[0052]
 <機能構成>
 (DU)
 図13は、実施の形態に係るDUの機能構成例を示す図である。図13に示すように、DU1は、RU間信号送信部101と、RU間信号受信部102と、パラメータ生成部103とを有する。なお、図13は、DU1において実施の形態に特に関連する機能部のみを示すものであり、少なくともLTE(5G含む)に準拠した動作を行うための図示しない機能も有するものである。また、図13に示す機能構成は一例に過ぎない。本実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、機能区分や機能部の名称はどのようなものでもよい。ただし、これまでに説明したDU1の処理の一部(例:特定の1つ又は複数の変形例、具体例のみ等)を実行可能としてもよい。
[0053]
 RU間信号送信部101は、DU1から送信されるべきデータに対して各レイヤの処理を行うことで信号を生成し、生成した信号を、FHを介してRU2に送信する機能を含む。RU間信号受信部102は、RU2からFHを介して信号を受信し、受信した信号に対して各レイヤの処理を行うことでデータを取得する機能を含む。また、RU間信号受信部102は、RU2側で行われた処理の処理結果(復号結果、PDCCH Orderに対するユーザ装置UEからの応答など)に関する通知をRU2から取得する機能を有する。また、RU間信号送信部101は、通知されたRU2側で行われた処理の処理結果に基づいて、信号の再送などの処理を行う機能を有する。RU間信号送信部101及びRU間信号受信部102は、FHで用いられる所定のプロトコルのインタフェースとしての機能を含む。
[0054]
 パラメータ生成部103は、下り物理チャネルの信号の生成に用いるパラメータを生成する機能を有する。また、パラメータ生成部103は、生成したパラメータを、RU間信号送信部101を介して、RU2に送信する。なお、パラメータ生成部103は、MACスケジューラーに関する機能の一部であってもよい。
[0055]
 (RU)
 図14は、実施の形態に係るRUの機能構成例を示す図である。図14に示すように、RU2は、DU間信号送信部201と、DU間信号受信部202と、UE間信号送信部203と、UE間信号受信部204と、DU間信号生成部205と、パラメータ取得部206と、UE間信号生成部207と、記憶部208とを有する。なお、図14は、RU2において実施の形態に特に関連する機能部のみを示すものであり、少なくともLTE(5G含む)に準拠した動作を行うための図示しない機能も有するものである。また、図14に示す機能構成は一例に過ぎない。本実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、機能区分や機能部の名称はどのようなものでもよい。ただし、これまでに説明したRU2の処理の一部(例:特定の1つ又は複数の変形例、具体例のみ等)を実行可能としてもよい。
[0056]
 DU間信号送信部201は、DU間信号生成部205で生成された信号をFHを介してDU1に送信する機能を含む。DU間信号受信部202は、DU1からFHを介して信号を受信する機能を含む。また、DU間信号送信部201及びDU間信号受信部202は、FHで用いられる所定のプロトコルのインタフェースとしての機能を含む。
[0057]
 UE間信号送信部203は、UE間信号生成部207で生成された無線信号をユーザ装置UEに送信する機能を含む。UE間信号受信部204は、ユーザ装置UEから無線信号を受信し、受信した無線信号をDU間信号生成部205に渡す機能を含む。また、UE間信号受信部204は、ユーザ装置UEから上り物理共有チャネルの信号を受信して復号する機能を含む。
[0058]
 また、UE間信号送信部203は、PDCCH Orderの通知を含む下り物理制御チャネルの信号をユーザ装置UEに送信してから、所定の待ち受け時間が経過するまでに、ユーザ装置UEからの応答がUE間信号受信部204で受信されない場合、PDCCH Orderの通知を含む下り物理制御チャネルの信号を再送するようにしてもよい。
[0059]
 また、UE間信号送信部203は、パラメータ取得部206で取得された"下り物理制御チャネルの信号の生成に用いるパラメータ"に他のキャリア向けのスケジューリング情報が含まれている場合、該他のキャリアに対応する他のRU2に、パラメータ取得部206で取得された"下り物理制御チャネルの信号の生成に用いるパラメータ"を送信するようにしてもよい。
[0060]
 DU間信号生成部205は、UE間信号受信部204で受信された無線信号に対してレイヤ1の全部又は一部の処理を行うことで、DU1に向けて送信されるべき信号を生成し、生成した信号をDU間信号送信部201に渡す。
[0061]
 パラメータ取得部206は、下り物理チャネルの信号の生成に用いるパラメータを、DU間信号受信部202を介してDU1から取得する機能を有する。また、パラメータ取得部206は、取得したパラメータをUE間信号生成部207に渡す機能を有する。また、パラメータ取得部206は、下り物理制御フォーマット通知チャネルの信号の生成に用いるパラメータ、下り物理HARQ通知チャネルの信号の生成に用いるパラメータ、又は、下り物理制御チャネルの信号の生成に用いるパラメータを、DU間信号受信部202を介してDU1から取得する機能を有する。
[0062]
 また、パラメータ取得部206は、下り物理制御フォーマット通知チャネルの信号の生成に用いるパラメータを、当該パラメータが更新されるタイミングでDU1から取得するようにしてもよい。また、パラメータ取得部206は、下り物理制御チャネルの信号の生成に用いるパラメータに含まれる複数の情報のうち、一部の情報が省略された当該パラメータを取得するようにしてもよい。当該一部の情報は、例えば、下り物理制御チャネルで送信される下り制御信号の繰り返し送信回数であってもよい。
[0063]
 また、パラメータ取得部206は、PDCCH Orderの通知に対するユーザ装置UEからの応答を待ち受ける時間(所定の待ち受け時間)をDU1から取得するようにしてもよい。
[0064]
 UE間信号生成部207は、下り物理チャネルの信号の生成に用いるパラメータを用いて、下り物理チャネルの信号を生成し、生成した信号をUE間信号送信部203に渡す。また、UE間信号生成部207は、下り物理制御フォーマット通知チャネルの信号の生成に用いるパラメータを用いて、下り物理制御フォーマット通知チャネルの信号を生成する。また、UE間信号生成部207は、下り物理HARQ通知チャネルの信号の生成に用いるパラメータを用いて、下り物理HARQ通知チャネルの信号を生成する。また、UE間信号生成部207は、下り物理制御チャネルの信号の生成に用いるパラメータを用いて、下り物理制御チャネルの信号を生成する。
[0065]
 また、UE間信号生成部207は、パラメータ取得部206が、更新された"下り物理制御フォーマット通知チャネルの信号の生成に用いるパラメータ"を取得していない場合、更新される前の当該パラメータを用いて、下り物理制御フォーマット通知チャネルの信号を生成するようにしてもよい。
[0066]
 また、UE間信号生成部207は、パラメータ取得部206が"下り物理制御チャネルの信号の生成に用いるパラメータ"のうち一部が省略された当該パラメータを取得した場合であって、かつ、省略された一部のパラメータを過去に取得している場合、取得した当該パラメータ(一部が省略されたパラメータ)と、過去に取得した当該省略された一部のパラメータとを用いて下り物理制御チャネルの信号を生成するようにしてもよい。
[0067]
 また、UE間信号生成部207は、UE間信号受信部204で上り物理共有チャネルの信号を復号できた場合(又は復号できなかった場合)、ACK(又はNACK)を示す下り物理HARQ通知チャネルの信号を生成し、生成した信号をUE間信号送信部203を介してユーザ装置UEに送信するようにしてもよい。
[0068]
 また、UE間信号生成部207は、パラメータ取得部206が"下り物理制御チャネルの信号の生成に用いるパラメータ"のうちプリアンブルIDが省略された当該パラメータを取得した場合、記憶部208に記憶されている複数のプリアンブルIDからいずれか1つを選択し、選択したプリアンブルIDと、パラメータ取得部206で取得した"下り物理制御チャネルの信号の生成に用いるパラメータ"とを用いて、下り物理制御チャネルの信号を生成するようにしてもよい。
[0069]
 記憶部208は、例えば、PDCCH Order用に用いられる複数のプリアンブルIDを記憶する機能を有する。当該複数のプリアンブルIDは、予めDU1から通知されたものであってもよい。
[0070]
 以上説明したDU1及びRU2の機能構成は、全体をハードウェア回路(例えば、1つ又は複数のICチップ)で実現してもよいし、一部をハードウェア回路で構成し、その他の部分をCPUとプログラムとで実現してもよい。
[0071]
 (DU)
 図15は、実施の形態に係るDUのハードウェア構成例を示す図である。図15は、図13よりも実装例に近い構成を示している。図15に示すように、DU1は、RU2と接続するためのインタフェースであるRU間IF301と、ベースバンド信号処理を行うBB処理モジュール302と、上位レイヤ等の処理を行う装置制御モジュール303と、コアネットワーク等と接続するためのインタフェースである通信IF304とを有する。
[0072]
 RU間IF301は、DU1とRU2との間を接続するFHの物理回線を接続する機能、FHで用いられるプロトコルを終端する機能を有する。RU間IF301は、例えば、図13に示すRU間信号送信部101及びRU間信号受信部102の一部を含む。
[0073]
 BB処理モジュール302は、IPパケットと、RU2との間で送受信される信号とを相互に変換する処理を行う。DSP312は、BB処理モジュール302における信号処理を行うプロセッサである。メモリ322は、DSP312のワークエリアとして使用される。BB処理モジュール302は、例えば、図13に示すRU間信号送信部101、RU間信号受信部102の一部、及びパラメータ生成部103を含む。
[0074]
 装置制御モジュール303は、IPレイヤのプロトコル処理、Operation and Maintenance(OAM)処理等を行う。プロセッサ313は、装置制御モジュール303が行う処理を行うプロセッサである。メモリ323は、プロセッサ313のワークエリアとして使用される。補助記憶装置333は、例えばHDD等であり、DU1自身が動作するための各種設定情報等が格納される。
[0075]
 (RU)
 図16は、実施の形態に係るRUのハードウェア構成例を示す図である。図16は、図14よりも実装例に近い構成を示している。図16に示すように、RU2は、無線信号に関する処理を行うRadio Frequency(RF)モジュール401と、ベースバンド信号処理を行うBase Band(BB)処理モジュール402と、DU1と接続するためのインタフェースであるDU間IF403とを有する。
[0076]
 RFモジュール401は、BB処理モジュール402から受信したデジタルベースバンド信号に対して、Digital-to-Analog(D/A)変換、変調、周波数変換、及び電力増幅等を行うことでアンテナから送信すべき無線信号を生成する。また、受信した無線信号に対して、周波数変換、Analog to Digital(A/D)変換、復調等を行うことでデジタルベースバンド信号を生成し、BB処理モジュール402に渡す。RFモジュール401は、RF機能を含む。RFモジュール401は、例えば、図14に示すUE間信号送信部203及びUE間信号受信部204を含む。
[0077]
 BB処理モジュール402は、DU間IF403を介してDU1と送受信される信号とデジタルベースバンド信号とを相互に変換する処理を行う。Digital Signal Processor(DSP)412は、BB処理モジュール402における信号処理を行うプロセッサである。メモリ422は、DSP412のワークエリアとして使用される。BB処理モジュール402は、例えば、図14に示すDU間信号生成部205、パラメータ取得部206、UE間信号生成部207及び記憶部208を含む。
[0078]
 DU間IF403は、DU1とRU2との間を接続するFHの物理回線を接続する機能、FHで用いられるプロトコルを終端する機能を有する。DU間IF403は、例えば、図14に示すDU間信号送信部201及びDU間信号受信部202を含む。
[0079]
 <まとめ>
 以上、実施の形態によれば、第一の基地局と、前記第一の基地局と通信する第二の基地局と、前記第一の基地局と通信するユーザ装置とを有する無線通信システムにおいて前記第一の基地局として用いられる基地局であって、下り物理制御フォーマット通知チャネルの信号の生成に用いる第一のパラメータ、下り物理HARQ通知チャネルの信号の生成に用いる第二のパラメータ、又は、下り物理制御チャネルの信号の生成に用いる第三のパラメータを、前記第二の基地局から取得する取得部と、前記第一のパラメータ、前記第二のパラメータ、又は前記第三のパラメータを用いて、下り物理制御フォーマット通知チャネルの信号、下り物理HARQ通知チャネルの信号、又は、下り物理制御チャネルの信号を生成する生成部と、生成された下り物理制御フォーマット通知チャネルの信号、生成された下り物理HARQ通知チャネルの信号、又は、生成された下り物理制御チャネルの信号を送信する送信部と、を有する基地局が提供される。これにより、C-RANによる無線通信ネットワークにおいて、DUが備えるレイヤの機能の一部をRUで実現することを可能にする技術が提供される。
[0080]
 また、前記取得部は、前記第一のパラメータを、前記第一のパラメータが更新されるタイミングで取得し、前記生成部は、前記取得部が更新された前記第一のパラメータを取得していない場合、更新される前の前記第一のパラメータを用いて、下り物理制御フォーマット通知チャネルの信号を生成するようにしてもよい。これにより、DU1及びRU2間の信号量を削減することが可能になると共に、RU2の処理負荷を軽減することが可能になる。
[0081]
 また、前記取得部は、前記第三のパラメータに含まれる複数の情報のうち、一部の情報が省略された前記第三のパラメータを取得し、前記生成部は、省略された前記一部の情報を過去に取得している場合、取得した前記第三のパラメータと、過去に取得した前記一部の情報とを用いて下り物理制御チャネルの信号を生成するようにしてもよい。これにより、DU1及びRU2間の信号量を削減することが可能になると共に、RU2の処理負荷を軽減することが可能になる。
[0082]
 また、前記一部の情報は、下り物理制御チャネルで送信される下り制御信号の繰り返し送信回数であるようにしてもよい。これにより、下り物理制御チャネルの信号の生成に用いるパラメータのうち下り制御信号の繰り返し送信回数を省略することができ、DU1及びRU2間の信号量を削減することが可能になる。
[0083]
 また、前記ユーザ装置から上り物理共有チャネルの信号を受信して復号する受信部、を有し、前記生成部は、前記受信部で上り物理共有チャネルの信号を復号できたか否かに基づいて下り物理HARQ通知チャネルの信号を生成し、前記送信部は、生成された下り物理HARQ通知チャネルの信号を送信する、ようにしてもよい。これにより、DU1及びRU2間の信号量を削減することが可能になる。また、RU2側で下り物理HARQ通知チャネルの信号を自ら生成することができ、DU1側の処理負荷を軽減させることが可能になる。
[0084]
 また、予め下り物理制御チャネルオーダー用に用いられる複数のプリアンブルIDを記憶する記憶部、を有し、前記取得部は、下り物理制御チャネルオーダーの通知に用いられるプリアンブルIDが含まれていない前記第三のパラメータを取得し、前記生成部は、前記記憶部に記憶されている前記複数のプリアンブルIDからいずれか1つを選択し、選択したプリアンブルIDと、前記下り物理制御チャネルオーダーの通知に用いられるプリアンブルIDが含まれていない前記第三のパラメータとを用いて、下り物理制御チャネルの信号を生成する、ようにしてもよい。これにより、DU1及びRU2間の信号量を削減することが可能になる。また、RU2側でPDCCH Orderに用いるプリアンブルIDを選択することで、DU1側の処理負荷を軽減させることが可能になる。
[0085]
 また、前記取得部は、下り物理制御チャネルオーダーの通知に対する前記ユーザ装置からの応答を待ち受ける時間を前記第二の基地局から取得し、前記送信部は、下り物理制御チャネルオーダーの通知を含む下り物理制御チャネルの信号を送信してから、前記待ち受ける時間が経過するまでに、前記ユーザ装置からの応答が受信されない場合、該下り物理制御チャネルオーダーの通知を含む下り物理制御チャネルの信号を再送する、ようにしてもよい。これにより、DU1は、RU2に対し、PDCCH Orderに対するユーザ装置UEからの応答の待ち受け時間を任意に指示することが可能になる。
[0086]
 また、前記送信部は、前記取得部で取得された前記第三のパラメータに他のキャリア向けのスケジューリング情報が含まれている場合、該他のキャリアに対応する第三の基地局に前記第三のパラメータを送信する、ようにしてもよい。これにより、クロスキャリアスケジューリングが行われる場合に、下り制御情報が通知されないRU2側に、下り制御情報を認識させることが可能になる。
[0087]
 前記第一のパラメータは、制御フォーマット指示子、下り物理制御フォーマット通知チャネルの信号が送信されるリソース位置を示す情報、及び、下り物理制御フォーマット通知チャネルの信号を送信する際の送信電力を示す情報のうち全部又は一部を含み、前記第二のパラメータは、送達確認情報、下り物理HARQ通知チャネルの信号が送信されるリソース位置を示す情報、下り物理HARQ通知チャネルの信号を送信する際の送信電力を示す情報のうち全部又は一部を含み、前記第三のパラメータは、下り物理制御チャネルで送信される下り制御情報の内容、下り物理制御チャネルの信号を送信する際の送信電力、下り制御情報の宛先であるユーザ装置の識別子、下り物理制御チャネルが送信されるリソース位置を示す情報のうち全部又は一部を含むようにしてもよい。これにより、RU2は、通知されたパラメータに基づいて、下り物理制御フォーマット通知チャネルの信号、下り物理HARQ通知チャネルの信号、及び、下り物理制御チャネルの信号を生成してユーザ装置UEに送信することが可能になる。
[0088]
 また、実施の形態によれば、第一の基地局と、前記第一の基地局と通信する第二の基地局と、前記第一の基地局と通信するユーザ装置とを有する無線通信システムにおいて前記第一の基地局として用いられる基地局が実行する送信方法であって、下り物理制御フォーマット通知チャネルの信号の生成に用いる第一のパラメータ、下り物理HARQ通知チャネルの信号の生成に用いる第二のパラメータ、又は、下り物理制御チャネルの信号の生成に用いる第三のパラメータを、前記第二の基地局から取得するステップと、前記第一のパラメータ、前記第二のパラメータ、又は前記第三のパラメータを用いて、下り物理制御フォーマット通知チャネルの信号、下り物理HARQ通知チャネルの信号、又は、下り物理制御チャネルの信号を生成するステップと、生成された下り物理制御フォーマット通知チャネルの信号、生成された下り物理HARQ通知チャネルの信号、又は、生成された下り物理制御チャネルの信号を送信するステップと、を有する送信方法が提供される。これにより、C-RANによる無線通信ネットワークにおいて、DUが備えるレイヤの機能の一部をRUで実現することを可能にする技術が提供される。
[0089]
 <実施形態の補足>
 以上、本発明の実施の形態で説明する各装置(DU1/RU2)の構成は、CPUとメモリを備える当該装置において、プログラムがCPU(プロセッサ)により実行されることで実現される構成であってもよいし、本実施の形態で説明する処理のロジックを備えたハードウェア回路等のハードウェアで実現される構成であってもよいし、プログラムとハードウェアが混在していてもよい。
[0090]
 情報の通知は、本明細書で説明した態様/実施形態に限られず、他の方法で行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、Downlink Control Information(DCI)、Uplink Control Information(UCI))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRCシグナリング、MACシグナリング、ブロードキャスト情報(Master Information Block(MIB)、System Information Block(SIB))))、その他の信号又はこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCメッセージは、RRCシグナリングと呼ばれてもよい。また、RRCメッセージは、例えば、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージなどであってもよい。
[0091]
 本明細書で説明した各態様/実施形態は、Long Term Evolution(LTE)、LTE-Advanced(LTE-A)、SUPER 3G、IMT-Advanced、4G、5G、Future Radio Access(FRA)、W-CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、Ultra Mobile Broadband(UMB)、IEEE 802.11(Wi-Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、Ultra-WideBand(UWB)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及び/又はこれらに基づいて拡張された次世代システムに適用されてもよい。
[0092]
 判定又は判断は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真偽値(Boolean:trueまたはfalse)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
[0093]
 なお、本明細書で説明した用語及び/又は本明細書の理解に必要な用語については、同一の又は類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。例えば、チャネル及び/又はシンボルは信号(シグナル)であってもよい。また、信号はメッセージであってもよい。
[0094]
 UEは、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
[0095]
 本明細書で説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
[0096]
 本明細書で使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up)(例えば、テーブル、データベースまたは別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。
[0097]
 本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
[0098]
 また、本明細書で説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンスなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
[0099]
 入出力された情報等は特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルで管理してもよい。入出力される情報等は、上書き、更新、または追記され得る。出力された情報等は削除されてもよい。入力された情報等は他の装置へ送信されてもよい。
[0100]
 所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
[0101]
 本明細書で説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
[0102]
 以上、本発明の実施の形態を説明してきたが、開示される発明はそのような実施形態に限定されず、当業者は様々な変形例、修正例、代替例、置換例等を理解するであろう。発明の理解を促すため具体的な数値例を用いて説明がなされたが、特に断りのない限り、それらの数値は単なる一例に過ぎず適切な如何なる値が使用されてもよい。上記の説明における項目の区分けは本発明に本質的ではなく、2以上の項目に記載された事項が必要に応じて組み合わせて使用されてよいし、ある項目に記載された事項が、別の項目に記載された事項に(矛盾しない限り)適用されてよい。機能ブロック図における機能部又は処理部の境界は必ずしも物理的な部品の境界に対応するとは限らない。複数の機能部の動作が物理的には1つの部品で行われてもよいし、あるいは1つの機能部の動作が物理的には複数の部品により行われてもよい。実施の形態で述べたシーケンス及びフローチャートは、矛盾の無い限り順序を入れ替えてもよい。処理説明の便宜上、DU1/RU2は機能的なブロック図を用いて説明されたが、そのような装置はハードウェアで、ソフトウェアで又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。本発明の実施の形態に従ってDU1が有するプロセッサにより動作するソフトウェア及び本発明の実施の形態に従ってRU2が有するプロセッサにより動作するソフトウェアはそれぞれ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ(ROM)、EPROM、EEPROM、レジスタ、ハードディスク(HDD)、リムーバブルディスク、CD-ROM、データベース、サーバその他の適切な如何なる記憶媒体に保存されてもよい。
[0103]
 なお、実施の形態において、RU2は第一の基地局の一例である。DU1は第二の基地局の一例である。
[0104]
 本国際特許出願は2016年3月23日に出願した日本国特許出願第2016-059168号に基づきその優先権を主張するものであり、日本国特許出願第2016-059168号の全内容を本願に援用する。

符号の説明

[0105]
1 DU
2 RU
UE ユーザ装置
101 RU間信号送信部
102 RU間信号受信部
103 パラメータ生成部
201 DU間信号送信部
202 DU間信号受信部
203 UE間信号送信部
204 UE間信号受信部
205 DU間信号生成部
206 パラメータ取得部
207 UE間信号生成部
208 記憶部
301 DU間IF
302 BB処理モジュール
303 装置制御モジュール
304 通信IF
401 RFモジュール
402 BB処理モジュール
403 DU間IF

請求の範囲

[請求項1]
 第一の基地局と、前記第一の基地局と通信する第二の基地局と、前記第一の基地局と通信するユーザ装置とを有する無線通信システムにおいて前記第一の基地局として用いられる基地局であって、
 下り物理制御フォーマット通知チャネルの信号の生成に用いる第一のパラメータ、下り物理HARQ通知チャネルの信号の生成に用いる第二のパラメータ、又は、下り物理制御チャネルの信号の生成に用いる第三のパラメータを、前記第二の基地局から取得する取得部と、
 前記第一のパラメータ、前記第二のパラメータ、又は前記第三のパラメータを用いて、下り物理制御フォーマット通知チャネルの信号、下り物理HARQ通知チャネルの信号、又は、下り物理制御チャネルの信号を生成する生成部と、
 生成された下り物理制御フォーマット通知チャネルの信号、生成された下り物理HARQ通知チャネルの信号、又は、生成された下り物理制御チャネルの信号を送信する送信部と、
 を有する基地局。
[請求項2]
 前記取得部は、前記第一のパラメータを、前記第一のパラメータが更新されるタイミングで取得し、
 前記生成部は、前記取得部が更新された前記第一のパラメータを取得していない場合、更新される前の前記第一のパラメータを用いて、下り物理制御フォーマット通知チャネルの信号を生成する、請求項1に記載の基地局。
[請求項3]
 前記取得部は、前記第三のパラメータに含まれる複数の情報のうち、一部の情報が省略された前記第三のパラメータを取得し、
 前記生成部は、省略された前記一部の情報を過去に取得している場合、取得した前記第三のパラメータと、過去に取得した前記一部の情報とを用いて下り物理制御チャネルの信号を生成する、請求項1又は2に記載の基地局。
[請求項4]
 前記ユーザ装置から上り物理共有チャネルの信号を受信して復号する受信部、を有し、
 前記生成部は、前記受信部で上り物理共有チャネルの信号を復号できたか否かに基づいて下り物理HARQ通知チャネルの信号を生成し、
 前記送信部は、生成された下り物理HARQ通知チャネルの信号を送信する、
 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の基地局。
[請求項5]
 予め下り物理制御チャネルオーダー用に用いられる複数のプリアンブルIDを記憶する記憶部、を有し、
 前記取得部は、下り物理制御チャネルオーダーの通知に用いられるプリアンブルIDが含まれていない前記第三のパラメータを取得し、
 前記生成部は、前記記憶部に記憶されている前記複数のプリアンブルIDからいずれか1つを選択し、選択したプリアンブルIDと、前記下り物理制御チャネルオーダーの通知に用いられるプリアンブルIDが含まれていない前記第三のパラメータとを用いて、下り物理制御チャネルの信号を生成する、
 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の基地局。
[請求項6]
 前記取得部は、下り物理制御チャネルオーダーの通知に対する前記ユーザ装置からの応答を待ち受ける時間を前記第二の基地局から取得し、
 前記送信部は、下り物理制御チャネルオーダーの通知を含む下り物理制御チャネルの信号を送信してから、前記待ち受ける時間が経過するまでに、前記ユーザ装置からの応答が受信されない場合、該下り物理制御チャネルオーダーの通知を含む下り物理制御チャネルの信号を再送する、
 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の基地局。
[請求項7]
 第一の基地局と、前記第一の基地局と通信する第二の基地局と、前記第一の基地局と通信するユーザ装置とを有する無線通信システムにおいて前記第一の基地局として用いられる基地局が実行する送信方法であって、
 下り物理制御フォーマット通知チャネルの信号の生成に用いる第一のパラメータ、下り物理HARQ通知チャネルの信号の生成に用いる第二のパラメータ、又は、下り物理制御チャネルの信号の生成に用いる第三のパラメータを、前記第二の基地局から取得するステップと、
 前記第一のパラメータ、前記第二のパラメータ、又は前記第三のパラメータを用いて、下り物理制御フォーマット通知チャネルの信号、下り物理HARQ通知チャネルの信号、又は、下り物理制御チャネルの信号を生成するステップと、
 生成された下り物理制御フォーマット通知チャネルの信号、生成された下り物理HARQ通知チャネルの信号、又は、生成された下り物理制御チャネルの信号を送信するステップと、
 を有する送信方法。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3]

[ 図 4]

[ 図 5]

[ 図 6]

[ 図 7]

[ 図 8]

[ 図 9]

[ 図 10]

[ 図 11]

[ 図 12]

[ 図 13]

[ 図 14]

[ 図 15]

[ 図 16]