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1. (WO2017022675) 車両用シート
Document

明 細 書

発明の名称 車両用シート

技術分野

0001  

背景技術

0002   0003  

先行技術文献

特許文献

0004  

発明の概要

発明が解決しようとする課題

0005   0006  

課題を解決するための手段

0007   0008   0009   0010   0011   0012   0013   0014   0015  

発明の効果

0016  

図面の簡単な説明

0017  

発明を実施するための形態

0018   0019   0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033   0034   0035   0036   0037   0038   0039   0040   0041   0042   0043   0044   0045   0046   0047   0048   0049   0050   0051   0052   0053   0054  

符号の説明

0055  

請求の範囲

1   2   3   4   5   6   7   8  

図面

1   2   3   4   5   6A   6B   7   8   9   10   11  

明 細 書

発明の名称 : 車両用シート

技術分野

[0001]
 本発明は、車両用シートに係り、特に、高さ調整機構によるシートクッションの高さ調整をアシストする付勢部材の配置スペースを省スペース化した車両用シートに関する。

背景技術

[0002]
 シートクッションの高さを調整する高さ調整機構を備えた車両用シートは、既に知られている。かかる車両用シートの中には、高さ調整機構がシートクッションを上方に移動させる際に付勢部材がシートクッションの所定部位を上方に付勢して当該シートクッションの高さ調整をアシストするように構成されたものも存在する(例えば、特許文献1参照)。
[0003]
 具体的に説明すると、特許文献1に記載された車両用シートでは、トーションバー(ねじり棒ばね)を上記の付勢部材として利用している。トーションバーは、一対のリンクの間においてシート幅方向に沿って延出している。また、トーションバーの一端部は、一方のリンク(厳密には、リンク間を連結するトルクロッドの端部)に固定され、他端部は、他方のリンクの外側に廻り込んでシートのベースフレームに係止されている。以上のような構成によれば、トーションバーの復元力が付勢力としてリンクに作用する結果、リンクの揺動によるシートクッションの上方移動がアシストされるようになる。

先行技術文献

特許文献

[0004]
特許文献1 : 特開2010-228497号公報

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0005]
 ところで、上記の付勢部材を利用するにあたり、付勢部材を車両用シート内に配置することになる。この際、車両用シートのコンパクト化を図る観点から特許文献1のようにシート幅方向においてリンク同士の間に付勢部材を配置するのが好適である。ただし、リンク間に付勢部材を配置するにしても、その配置スペースを確保しなければならないが、当該配置スペースについては、当然ながら小さいほど望ましい。一方で、付勢部材による付勢機能を良好に発揮させるには、付勢部材がその配置位置に適切に保持される必要がある。
[0006]
 そこで、本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、シートクッションの高さ調整をアシストする付勢部材を適切に配置した車両用シートを提供することである。

課題を解決するための手段

[0007]
 前記課題は、本発明の車両用シートによれば、シート幅方向の両端部に設けられたサイドフレームを有するシートクッションと、前記シートクッションの高さを調整するために動作する高さ調整機構と、該高さ調整機構による前記シートクッションの高さの調整をアシストする付勢部材と、前記シート幅方向に沿って延出して前記サイドフレーム間を連結する中空状の中空部材と、を有し、前記付勢部材は、前記中空部材の内部に収容された状態で前記シート幅方向に沿って延出しており、前記中空部材の内部には、前記付勢部材の延出方向一端部と係合して該延出方向一端部を保持する第一係合部及び第二係合部が形成されており、前記第一係合部は、前記延出方向一端部のうち、第一被係合部と係合し、前記第二係合部は、前記延出方向一端部のうち、前記第一被係合部よりも前記付勢部材の延出方向一端に近い位置にある第二被係合部と、前記シート幅方向において、前記第一係合部と前記第二被係合部との係合位置と同じ位置、又は該係合位置よりも内側の位置で係合していることにより解決される。
[0008]
 上記の構成では、付勢部材が中空部材の内部に収容されているため、付勢部材をよりコンパクトに配置することが可能となる。また、中空部材の内部には、付勢部材の延出方向一端部と係合して当該延出方向一端部を保持する第一係合部及び第二係合部が形成されている。そして、第一係合部は、付勢部材の延出方向一端部のうち、第一被係合部と係合し、第二係合部は、第一被係合部よりも付勢部材の延出方向一端に近い位置にある第二被係合部と、シート幅方向において第一係合部と第二被係合部との係合位置と同じ位置、若しくは当該係合位置よりも内側の位置で係合している。このような位置関係によれば、中空部材内から付勢部材が脱落してしまうのを抑制し、付勢部材をその配置位置にて良好に保持しておくことが可能となる。
[0009]
 また、上記の車両用シートにおいて、前記第二被係合部は、前記延出方向一端部のうち、最も前記付勢部材の延出方向一端側に位置する部分であり、直線状に延びていると好適である。
 上記の構成であれば、付勢部材の延出方向一端部において最も付勢部材の延出方向一端側に位置する第二被係合部が直線状に延びているので、第二被係合部を曲げ形状にする等の作業が不要となる分、より容易に付勢部材を取得することが可能となる。
[0010]
 また、上記の車両用シートにおいて、前記第一係合部は、前記中空部材の外周部を窪ませて形成されており、前記シート幅方向に沿って延びており、前記シートクッションは、前記シート幅方向において前記サイドフレームの間に設けられ、乗員の臀部を支持する臀部支持部材を有し、前記外周部のうち、前記シート幅方向において前記第一係合部が設けられた部分から外れた部分に、前記臀部支持部材が取り付けられる取り付け部が設けられていると好適である。
 上記の構成であれば、中空部材の外周部のうち、シート幅方向において第一係合部が設けられた部分から外れた部分に臀部支持部材が締結されるので、臀部支持部材を中空部材に対して適切に締結することが可能となる。
[0011]
 また、上記の車両用シートにおいて、前記シート幅方向における前記中空部材の両端部のうち、前記付勢部材の前記延出方向一端部と同じ側に位置する端部は、前記中空部材とは別体を成す筒状部材に嵌め込まれ、該筒状部材を介して前記サイドフレームに取り付けられ、前記第一係合部、前記第二係合部、前記第一被係合部及び前記第二被係合部は、前記シート幅方向において前記取り付け部と前記筒状部材との間に位置すると好適である。
 上記の構成であれば、シート幅方向において取り付け部と筒状部材との間のスペースを利用して第一係合部、第二係合部、第一被係合部及び第二被係合部を収まり良く配置することが可能となる。
[0012]
 また、上記の車両用シートにおいて、前記付勢部材のうち、前記延出方向一端部と延出方向中央部と境界部分には屈曲部が形成されており、該屈曲部は、前記シート幅方向において前記第一係合部が存する範囲内、又は前記第二係合部が存する範囲内に位置していると好適である。
 上記の構成であれば、中空部材の内部空間のうち、第一係合部が存する範囲又は第二係合部が存する範囲を利用して、屈曲部を収まり良く配置することが可能となる。
[0013]
 また、上記の車両用シートにおいて、前記付勢部材の前記延出方向一端部のうち、前記第一被係合部と前記第二被係合部との間に位置する部分にはU字状に折り返された折り返し部が形成されており、該折り返し部は、前記シート幅方向において前記第一係合部が存する範囲内、又は前記第二係合部が存する範囲内に位置していると好適である。
 上記の構成であれば、中空部材の内部空間のうち、第一係合部が存する範囲又は第二係合部が存する範囲を利用して、折り返し部を収まり良く配置することが可能となる。
[0014]
 また、上記の車両用シートにおいて、前記付勢部材は、棒体状のバネからなり、捻れた状態で前記中空部材内に収容されることで前記中空部材を介して前記シートクッションを上方に付勢すると好適である。
 上記の構成であれば、棒状体のバネを付勢部材として用いた場合に、当該付勢部材が中空部材内から脱落してしまうのを抑制し、当該付勢部材をその配置位置にて良好に保持しておくことが可能となる。
[0015]
 また、上記の車両用シートにおいて、前記第一係合部及び前記第二係合部は、いずれも、前記中空部材の外周部を窪ませて形成されており、前記外周部のうち、前記第一係合部を形成するために窪んでいる部分と、前記第二係合部を形成するために窪んでいる部分とは、前記外周部の周方向において互いに異なる位置にあり、且つ、前記シート幅方向において同じ位置にあると好適である。
 上記の構成では、中空部材の外周部中、第一係合部を形成するために窪んでいる部分と、第二係合部を形成するために窪んでいる部分とが外周部の周方向において互いに異なる位置にあり、且つ、シート幅方向において同じ位置にある。これにより、中空部材に第一係合部及び第二係合部の各々を容易に設けることが可能となり、また、中空部材内に付勢部材を保持する上で適切な位置に両係合部を設けることが可能となる。

発明の効果

[0016]
 本発明によれば、中空部材内から付勢部材が脱落してしまうのを抑制し、付勢部材をその配置位置にて良好に保持しておくことが可能となる。
 また、本発明によれば、付勢部材の延出方向一端部において最も付勢部材の延出方向一端側に位置する第二被係合部が直線状に延びていることで、第二被係合部を曲げ形状にする等の作業が不要となる分、より容易に付勢部材を取得することが可能となる。
 また、本発明によれば、中空部材の外周部のうち、シート幅方向において第一係合部が設けられた部分から外れた部分に臀部支持部材が取り付けられるので、臀部支持部材を中空部材に対して適切に取り付けることが可能となる。
 また、本発明によれば、シート幅方向において取り付け部と筒状部材との間のスペースを利用して第一係合部、第二係合部、第一被係合部及び第二被係合部を収まり良く配置することが可能となる。
 また、本発明によれば、付勢部材のうち、延出方向一端部と延出方向中央部と境界部分に形成された屈曲部を、中空部材の内部空間のうち、第一係合部が存する範囲又は第二係合部が存する範囲を利用して収まり良く配置することが可能となる。
 また、本発明によれば、付勢部材の延出方向一端部のうち、U字状に折り返された折り返し部を、中空部材の内部空間のうち、第一係合部が存する範囲又は第二係合部が存する範囲を利用して収まり良く配置することが可能となる。
 また、本発明によれば、棒状体のバネを付勢部材として用いた場合に、当該付勢部材が中空部材内から脱落してしまうのを抑制し、当該付勢部材をその配置位置にて良好に保持しておくことが可能となる。
 また、本発明によれば、中空部材に第一係合部及び第二係合部の各々を容易に設けることが可能となり、また、中空部材内に付勢部材を保持する上で適切な位置に両係合部を設けることが可能となる。

図面の簡単な説明

[0017]
[図1] 本発明の一実施形態に係る車両用シートの外観図を示す図である。
[図2] 本発明の一実施形態に係る車両用シートのフレーム構造を示す図である。
[図3] 筒状部材を介して中空部材の端部をサイドフレームに取り付ける構造を示す断面図である。
[図4] 中空部材の端部周辺の拡大図である。
[図5] 高さ調整機構の模式図である。
[図6A] 高さ調整機構が備える後方リンクを示す斜視図である。
[図6B] 主動リンクを示す図である。
[図7] 付勢部材の外観図である。
[図8] 付勢部材の配置に関する説明図である。
[図9] 付勢部材の延出方向端部がサイドフレームに係止された状況を示した図である。
[図10] 中空部材内に付勢部材を保持しておく構造を示す断面図である。
[図11] 中空部材内に設けられた係合部と付勢部材中の被係合部との位置関係を示した図である。

発明を実施するための形態

[0018]
 <<本発明の一実施形態に係る車両用シートの構成>>
 以下、本発明の一実施形態(本実施形態)に係る車両用シートの構成について説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
[0019]
 なお、以下の説明中、「前後方向」とは、車両用シートの着座者から見たときの前後方向を意味し、車両の走行方向と一致する方向である。「シート幅方向」とは、車両用シートの横幅方向を意味し、車両用シートの着座者から見たときの左右方向と一致する。「高さ方向」とは、車両用シートの高さ方向を意味し、車両用シートを正面から見たときの上下方向と一致する。
[0020]
 先ず、本実施形態に係る車両用シートSの基本構成について本実施形態に係る車両用シートSは、公知である一般的な車両用シートと略同じ構成であり、図1に示すようにシートバックS1、シートクッションS2及びヘッドレストS3を有する。また、シートクッションS2の下部には、シート本体(車両用シートSの主要部)を前後方向にスライド移動させるためのスライドレール機構30が配置されている。さらに、車両用シートSは、その骨格として、図2に図示のシートフレームFを有する。シートフレームFは、シートバックフレーム10と、シートクッションフレーム20と、を主な構成要素としている。
[0021]
 シートバックフレーム10は、逆さU字形のアッパフレーム11と、シート幅方向両端部をなす側部フレーム12と、側部フレーム12の下端部の間に架設されたロアメンバーフレーム13と、を有する。また、左右一対の側部フレーム12の下端部の間にはリクライニング機構のリクライニング軸14が側部フレーム12を貫通した状態でセットされている。
[0022]
 シートクッションフレーム20は、上方から見たときに方形枠状の外形形状を有しており、シート幅方向両端部に位置するサイドフレーム21と、シートクッションフレーム20の前端部を構成するパンフレーム22と、を主たる構成要素とする。また、サイドフレーム21の後端部の上方部分は、取り付けブラケット23を介してシートクッションフレーム20の後端部に取り付けられている。また、サイドフレーム21の後端部の下方部分同士は、図2に示すように、シート幅方向に沿って延出する部材によって連結されている。この部材は、中空部材としての連結パイプ24であり、具体的には丸パイプからなる。また、連結パイプ24のシート幅方向における両端部は、筒状部材としての端部スリーブ28を介してサイドフレーム21に支持されている。
[0023]
 より詳しく説明すると、端部スリーブ28は、連結パイプ24とは別体を成す丸パイプ状の部材であり、連結パイプ24の外径よりも僅かに大きい内径を有している。一方、連結パイプ24のシート幅方向における両端部は、それぞれ、端部スリーブ28内に嵌め込まれており、最終的に溶接にて固定されている。
[0024]
 一方、端部スリーブ28は、図3に示すように、サイドフレーム21の後端部に形成された貫通孔に挿入されており、シート幅方向外側の端部がカシメられることで形成されたフレア状の係止部28aを備えている。これにより、連結パイプ24が端部スリーブ28を介してサイドフレーム21に支持されている。ちなみに、セクタギア41aが溶接された端部スリーブ28については、その拡径部(図3中、山形に隆起した部分)がサイドフレーム21の内壁に突き当てられることにより、連結パイプ24のシート幅方向外側への移動が規制されている。また、かかる状態にある端部スリーブ28の、シート幅方向外側の端部がカシメられることで上記フレア状の係止部28aが形成されている。この係止部28aによって連結パイプ24のシート幅方向内側への移動が規制されている。
[0025]
 なお、図3に示すように、端部スリーブ28と、この端部スリーブ28を挿入するためにサイドフレーム21に形成された貫通孔と、の間には円環状のブッシュ29が介在している。このため、連結パイプ24及び端部スリーブ28は、サイドフレーム21に対して相対回転可能な状態で当該サイドフレーム21に支持されている。換言すると、サイドフレーム21は、連結パイプ24及び端部スリーブ28に対して、これらの中心軸を回動中心として相対的に回動することが可能である。
[0026]
 シートクッションフレーム20の構造について再度説明すると、左右一対のサイドフレーム21の間には、臀部支持部材としてのSバネ25がシート幅方向に複数並べられて設けられている。このSバネ25は、シート着座者である乗員の臀部を支持するために設けられており、前後方向に長く延出している。また、Sバネ25の前端部は、パンフレーム22の上端面に固定されている。また、Sバネ25の後端部は、サイドフレーム21の間に配置された係合フック26とL字アングル状の固定ブラケット27によって上述の連結パイプ24に留められている。より具体的に説明すると、図4に示すように、Sバネ25の後端部は、固定ブラケット27の上端面に固定されている。また、同図に示すように、固定ブラケット27の後端からは係合フック26が延出しており、連結パイプ24の外周面に引っ掛けられている。これにより、各Sバネ25の後端部が連結パイプ24に取り付けられている。換言すると、連結パイプ24の外周部のうち、係合フック26が掛けられた部分は、Sバネ25が取り付けられる取り付け部をなしていることになる。なお、本実施形態において、連結パイプ24へのSバネ25の取り付け方式として係合フック26による係合方式を採用することとしたが、取り付け方式については任意に選択可能であり、例えば、ボルト等の締結具による締結方式などを採用してもよい。
[0027]
 ところで、本実施形態の車両用シートSは、シートクッションS2の高さを調整するための高さ調整機構40を備えている。この高さ調整機構40は、上下方向においてシートクッションフレーム20とスライドレール機構30のアッパレール32との間に配置されている。そして、乗員が高さ調整操作(例えば、不図示の昇降ボタンを押す操作)を実行すると、高さ調整機構40の可動部(厳密には、後述するリンク41やリンク43等)が動作する。これにより、シートクッションS2を含むシート本体の高さが調整されることになる。
[0028]
 以下、本実施形態に係る高さ調整機構40の構成について図5及び6を参照しながら説明する。高さ調整機構1は、図5及び図6Aに示すように、主動リンク41と、ピニオンギア42と、従動リンク43、44とを有する。主動リンク41及び従動リンク43、44は、シートクッションS2と共に前後方向及び上下方向に揺動する。
[0029]
 また、主動リンク41は、金属製の板部材からなり、シートクッションフレーム20に設けられた左右一対のサイドフレーム21のうち、シート幅方向外側のサイドフレーム21と隣り合う位置に配置されている。また、主動リンク41の長手方向一端部は、アッパレール32の上面に設置されたリンク支持部32aにピボットピン41bを介して揺動自在に支持されている。また、主動リンク41の長手方向他端部は、図5及び6に示すように略扇状の外形形状をなしている。さらに、略扇状となった主動リンク41の長手方向他端部の前端部にはギア歯が形成されている。つまり、主動リンク41の長手方向他端部は、セクタギア41aを構成しており、図5に示すようにピニオンギア42と噛み合っている。ピニオンギア42は、シートクッションフレーム20に設けられた左右一対のサイドフレーム21のうち、シート幅方向外側のサイドフレーム21に対して回転自在に取り付けられている。また、ピニオンギア42は、サイドフレーム21に取り付けられた駆動モータと連結している。
[0030]
 なお、本実施形態に係る主動リンク41では、図5及び6に示すように、セクタギア41aをなしている部分(すなわち、長手方向他端部の前端部)が、それ以外の部分よりも肉厚となっている。より厳密に説明すると、主動リンク41のうち、セクタギア41aをなしている肉厚部分(より正確には、セクタギア41aの歯車部分、及び、最下部の歯車の真下に位置する部分)は、隣り合うサイドフレーム21に向かって突出するように形成されている。
[0031]
 従動リンク43、44は、金属製の板部材からなり、主動リンク41の揺動動作に従動して揺動するリンクである。従動リンク43、44のうち、シート前方に配置された従動リンク43は、シートクッションフレーム20のサイドフレーム21及びアッパレール32のそれぞれに対して揺動自在に支持されている。具体的に説明すると、従動リンク43の長手方向一端部は、図5に示すように、アッパレール32の上面に設置されたリンク支持部32bにピボットピン43aを介して揺動自在に支持されている。また、従動リンク43の長手方向他端部は、図5に示すように、サイドフレーム21の下端部にピボットピン43bを介して揺動自在に支持されている。
[0032]
 従動リンク43、44のうち、シート後方に配置された従動リンク44は、従動リンク43と略同様の構成により、シートクッションフレーム20のサイドフレーム21及びアッパレール32のそれぞれに対して揺動自在に支持されている。
[0033]
 また、従動リンク44は、図6に示すように主動リンク41と対をなしている。具体的に説明すると、主動リンク41と従動リンク44とは、連結パイプ24及び端部スリーブ28によって連結されている。より詳しく説明すると、主動リンク41の長手方向両端部のうち、セクタギア41aが形成されている側の端部は、図6Bに示すように、その後方部分に半円状の切り欠き部分41rを有する。かかる切り欠き部分41rには、連結パイプ24のシート幅方向一端部が嵌め込まれた状態の端部スリーブ28が嵌合しており、両者は、溶接にて固定されている。他方、従動リンク44の長手方向両端部のうち、サイドフレーム21に支持されている側の端部は、その後方部分に半円状の切り欠き部分44rを有する。かかる切り欠き部分44rには、連結パイプ24のシート幅方向他端部が嵌め込まれた状態の端部スリーブ28が嵌合しており、両者は、溶接にて固定されている。
[0034]
 以上のように構成された高さ調整機構40の動作について説明すると、シート着座者である乗員が高さ調整操作(例えば、不図示の昇降ボタンを押す操作)を実行することにより、ピニオンギア42に連結した駆動モータが駆動してピニオンギア42が回転する。ピニオンギア42が回転すると、ピニオンギア42とセクタギア41aとの噛み合い位置が変化する。これに伴って、主動リンク41及び従動リンク43、44が揺動する。このとき、主動リンク41及び従動リンク44に溶接されている端部スリーブ28、及び端部スリーブ28に嵌め込まれた連結パイプ24が一体的に揺動するようになる。これにより、シートクッションフレーム20のサイドフレーム21は、連結パイプ24と端部スリーブ28に対して、これらの中心軸を回動中心として相対的に回動するようになる。この結果、シートクッションフレーム20が昇降し、シート本体の高さが調整されるようになる。
[0035]
 以上のように本実施形態に係る高さ調整機構40は、駆動モータの回転力を利用してシート本体を昇降させるものであるが、これに限定されるものではない。高さ調整機構の構成としては、駆動モータを用いずに高さ調整機構を手動で動作させる構成、例えば、シート着座者が操作レバー等を操作した際に当該レバーの動きによって高さ調整機構が動作する構成であってもよい。
[0036]
 ところで、本実施形態に係る車両用シートSでは、上述の高さ調整機構40の動作、すなわち、高さ調整機構40によるシートクッションS2の高さ調整をアシストする部材が用いられている。かかる部材について以下、図7乃至9を参照しながら説明する。
[0037]
 高さ調整機構40によるシートクッションS2の高さ調整をアシストする部材は、シートクッションを上方に付勢する付勢部材である。この付勢部材は、シートクッションS2を上昇させる際にシートクッションS2を上方に付勢することで、高さ調整機構40をアシストする。また、上記の付勢部材は、シートクッションS2を下降させる際にシートクッションS2を上方に付勢することで、シートクッションS2の下降動作に対する抵抗として機能し、以て、シートクッションS2の急激な下降を抑制する。
[0038]
 そして、本実施形態に係る車両用シートSでは、付勢部材として図7に図示のトーションバー50を用いている。このトーションバー50は、棒体状のバネからなり、より詳しくは、比較的径が太い金属製の棒バネからなる。図7を参照しながらトーションバー50の形状について説明すると、トーションバー50は、延出方向一端部51と、延出方向他端部52と、延出方向中央部55とを有する。ここで、「トーションバー50の延出方向」とは、図7のように曲げられた状態のトーションバー50において先端から末端に向かう方向のことであり、換言すると、トーションバー50の形状に沿う方向のことである。
[0039]
 トーションバー50の延出方向一端部51は、鉤状に湾曲した部分であり、延出方向中央部55は、直線状に延出した部分である。また、延出方向一端部51と延出方向中央部55との境界部分には、鈍角状に屈曲した屈曲部53が形成されている。さらに、延出方向一端部51の中途部分には、U字状に折り返された折り返し部54が形成されている。トーションバー50の延出方向他端部52は、延出方向中央部55に対して略直交しており、その先端部には、L字状に曲げられた曲げ先端部52aが形成されている。
[0040]
 以上のような形状のトーションバー50は、延出方向中央部55が捻じられた状態(厳密には、延出方向中央部55の中心軸周りに回転する方向に捻じられた状態)でシートクッションS2に対して取り付けられている。そして、トーションバー50は、捻じられた状態から復元する際の復元力を付勢力とし、シートクッションS2の所定部位を上向きに付勢するようになる。
[0041]
 なお、本実施形態において、トーションバー50は、図8に示すように連結パイプ24内に収容された状態で用いられる。すなわち、本実施形態に係るトーションバー50は、捻じられた状態で連結パイプ24内に収容されることにより、連結パイプ24及び端部スリーブ28を介してシートクッションS2を上方に付勢することになる。
[0042]
 より詳しく説明すると、捻じられた状態のトーションバー50を連結パイプ24内に保持しておくための構造が、連結パイプ24、端部スリーブ28及びサイドフレーム21に設けられている。具体的に説明すると、シート幅方向における連結パイプ24の両端部のうち、幅方向内側の端部が嵌め込まれた端部スリーブ28(すなわち、従動リンク44が溶接された端部スリーブ28)の開口端には、図8や図9に図示の樹脂キャップ60が嵌め込まれている。この樹脂キャップ60には貫通孔が形成されており、この貫通孔には、トーションバー50の延出方向中央部55のうち、延出方向他端部52と隣接する部分が挿通されている。また、延出方向他端部52は、図8に示すように、上記の貫通孔を通じて端部スリーブ28の開口端の外側に抜けて、当該端部スリーブ28が取り付けられたサイドフレーム21よりもシート幅方向外側に至っている。その上で、延出方向他端部52は、図9に示すように曲げ先端部52aがサイドフレーム21に形成された係合穴21hに引っ掛けられることで、当該サイドフレーム21に係合されている。
[0043]
 一方、連結パイプ24のうち、幅方向外側に位置する端部スリーブ28(すなわち、主動リンク41が溶接された端部スリーブ28)と隣り合う部分は、その内周面に、トーションバー50の延出方向一端部51と係合する係合部が形成されている。この係合部は、連結パイプ24の外周部を径方向内側に窪ませて形成されたものであり、本実施形態では2箇所に形成されている。図8及び図10を参照しながら説明すると、連結パイプ24のうち、幅方向外側に位置する端部スリーブ28と隣り合う部分の内部には、第一係合部24a及び第二係合部24bが形成されている。これら2つの係合部は、いずれも、連結パイプ24の外周部を窪ませることで形成されている。
[0044]
 なお、連結パイプ24の外周部のうち、第一係合部24aを形成するために窪んでいる部分と、第二係合部24bを形成するために窪んでいる部分とは、図10に示すように、当該外周部の周方向において互いに異なる位置にあり、本実施形態では、互いに略180度ずれた位置にある。一方で、第一係合部24aを形成するために窪んでいる部分と、第二係合部24bを形成するために窪んでいる部分とは、図8に示すように、シート幅方向において同じ位置にある。
[0045]
 そして、図10に示すように、連結パイプ24内において、上記2つの係合部が、それぞれ、トーションバー50の延出方向一端部51の所定部位と当接して係合している。より具体的に説明すると、延出方向一端部51のうち、折り返し部54を挟んで互いに反対側に位置する2つの部位のうちの一方(以下、第一被係合部51a)に第一係合部24aが係合し、もう一方(以下、第二被係合部51b)に第二係合部24bが係合している。このとき、第一係合部24a及び第二係合部24bの各々は、捻じられた状態のトーションバー50が捻じられる前の状態に復元するのを規制する向きの当接力が生じるように、対応する被係合部と当接する。
[0046]
 以上の構成により、トーションバー50は、捻じられて、且つ、延出方向中央部55がシート幅方向に沿って延出した状態で連結パイプ24内に保持されるようになる。さらに、本実施形態では、連結パイプ24に設けられた2つの係合部(第一係合部24a及び第二係合部24b)と、トーションバー50の延出方向一端部51に設けられた2つの被係合部(第一被係合部51a及び第二被係合部51b)と、の位置関係が好適に設定されている。これにより、本実施形態では、連結パイプ24内におけるトーションバー50の保持状態を良好に安定させることが可能である。以下、上記の位置関係について図11を参照しながら説明する。
[0047]
 本実施形態では、図11に示すように、第一係合部24aと第一被係合部51aとの係合位置が、シート幅方向において、第二係合部24bと第二被係合部51bとの係合位置と同じ位置にある。ここで、第一被係合部51aと第二被係合部51bとの関係について説明しておくと、いずれもトーションバー50の延出方向一端部51に在り、第二被係合部51bの方が第一被係合部51aよりもトーションバー50の延出方向一端に近い位置にあり、本実施形態では、延出方向一端部51のうち、最もトーションバー50の延出方向一端側に位置する部分となっている。
[0048]
 以上のような位置関係であれば、連結パイプ24内からトーションバー50が脱落してしまうのを抑制し、以て、連結パイプ24をその配置位置にて良好に保持しておくことが可能である。
[0049]
 なお、本実施形態では、第一係合部24aと第一被係合部51aとの係合位置と、第二係合部24bと第二被係合部51bとの係合位置とがシート幅方向において同じ位置にあることとしたが、連結パイプ24をその配置位置にて良好に保持しておく観点では、上記の位置関係に限定されるものではない。具体的に説明すると、第二係合部24bと第二被係合部51bとの係合位置は、シート幅方向において、第一係合部24aと第一被係合部51aとの係合位置よりも幅方向内側に位置していてもよい。
[0050]
 ちなみに、本実施形態では、図11に示すように、第二被係合部51bが直線状に延びた形状となっている。このような構成であれば、第二被係合部51bを曲げ形状にする等の作業が不要となる分、トーションバー50をより容易に取得することが可能となる。ただし、第二被係合部51bが弓状に湾曲した形状であってもよい。
[0051]
 また、トーションバー50の延出方向一端部51と延出方向中央部55との境界部分には屈曲部53が形成されている。そして、本実施形態では、図11に示すように、トーションバー50が連結パイプ24内に収容されている状態において、屈曲部53がシート幅方向において第一係合部24aが存する範囲内、又は第二係合部24bが存する範囲内に位置している。このような構成により、連結パイプ24の内部空間のうち、第一係合部24aが存する範囲又は第二係合部24bが存する範囲を利用して、屈曲部53を収まり良く配置することが可能である。
[0052]
 また、トーションバー50の延出方向一端部51の中途部分、より厳密には、第一被係合部51aと第二被係合部51bとの間に位置する部分には、U字状に折り返された折り返し部が形成されている。そして、本実施形態では、図11に示すように、トーションバー50が連結パイプ24内に収容されている状態において、折り返し部54がシート幅方向において第一係合部24aが存する範囲内、又は第二係合部24bが存する範囲内に位置している。このような構成により、連結パイプ24の内部空間のうち、第一係合部24aが存する範囲又は第二係合部24bが存する範囲を利用して、折り返し部54を収まり良く配置することが可能である。
[0053]
 また、本実施形態では、第一係合部24a及び第二係合部24bが、シート幅方向において若干の幅を有するように同方向に沿って延びている。したがって、連結パイプ24の外周部のうち、係合部を形成するために窪んでいる部分についても、シート幅方向に沿って延びていることになる。一方、連結パイプ24の外周部には、図3や図11に示すように、臀部支持部材であるSバネ25の後端部が取り付けられる取り付け部(具体的には、係合フック26が引っ掛けられている部分)が形成されている。そして、本実施形態において、当該取り付け部は、図11に示すように、シート幅方向において連結パイプ24の窪んでいる部分(すなわち、第一係合部24aや第二係合部24bが設けられた部分)から外れた部分に設けられている。このような構成により、Sバネ25を連結パイプ24の外周部に対して適切に締結することが可能である。
[0054]
 また、シート幅方向における連結パイプ24の両端部のうち、トーションバー50がパイプ内に収容された状態において当該トーションバー50の延出方向一端部51と同じ側に位置する端部(すなわち、シート幅方向外側の端部)は、主動リンク41が溶接された端部スリーブ28を介してサイドフレーム21に取り付けられている。そして、本実施形態では、図11に示すように、連結パイプ24内における第一係合部24a及び第二係合部24b、並びにトーションバー50中の第一被係合部51a及び第二被係合部51bがシート幅方向においてSバネ25の締結部と上記の端部スリーブ28との間に位置している。このような構成により、シート幅方向において締結部と端部スリーブ28との間のスペースを利用して、各係合部や各被係合部を収まり良く配置することが可能である。

符号の説明

[0055]
10 シートバックフレーム
11 アッパフレーム
12 側部フレーム
13 ロアメンバーフレーム
14 リクライニング軸
16 連絡ブラケット
20 シートクッションフレーム
21 サイドフレーム
22 パンフレーム
23 取り付けブラケット
24 連結パイプ(中空部材)
24a 第一係合部
24b 第二係合部
25 Sバネ(臀部支持部材)
26 係合フック
27 固定ブラケット
28 端部スリーブ(筒状部材)
28a 係止部
29 ブッシュ
30 スライドレール機構
32 アッパレール
32a,32b リンク支持部
40 高さ調整機構
41 主動リンク
41a セクタギア
41b ピボットピン
41r 切り欠き部分
43,44 従動リンク
43a,43b ピボットピン
44r 切り欠き部分
50 トーションバー(付勢部材)
51 延出方向一端部
51a 第一被係合部
51b 第二被係合部
52 延出方向他端部
52a 曲げ先端部
53 屈曲部
54 折り返し部
55 延出方向中央部
60 樹脂キャップ
F シートフレーム
R 高さ調整レバー
S 車両用シート
S1 シートバック
S2 シートクッション
S3 ヘッドレスト

請求の範囲

[請求項1]
 シート幅方向の両端部に設けられたサイドフレームを有するシートクッションと、
 前記シートクッションの高さを調整するために動作する高さ調整機構と、
 該高さ調整機構による前記シートクッションの高さの調整をアシストする付勢部材と、
 前記シート幅方向に沿って延出して前記サイドフレーム間に配置された中空部材と、を有し、
 前記付勢部材は、前記中空部材の内部に収容された状態で前記シート幅方向に沿って延出しており、
 前記中空部材の内部には、前記付勢部材の延出方向一端部と係合して該延出方向一端部を保持する第一係合部及び第二係合部が形成されており、
 前記第一係合部は、前記延出方向一端部のうち、第一被係合部と係合し、
 前記第二係合部は、前記延出方向一端部のうち、前記第一被係合部よりも前記付勢部材の延出方向一端に近い位置にある第二被係合部と、前記シート幅方向において、前記第一係合部と前記第一被係合部との係合位置と同じ位置、又は該係合位置よりも内側の位置で係合していることを特徴とする車両用シート。
[請求項2]
 前記第二被係合部は、前記延出方向一端部のうち、最も前記付勢部材の延出方向一端側に位置する部分であり、直線状に延びていることを特徴とする請求項1に記載の車両用シート。
[請求項3]
 前記第一係合部は、前記中空部材の外周部を窪ませて形成されており、前記シート幅方向に沿って延びており、
 前記シートクッションは、前記シート幅方向において前記サイドフレームの間に設けられ、乗員の臀部を支持する臀部支持部材を有し、
 前記外周部のうち、前記シート幅方向において前記第一係合部が設けられた部分から外れた部分に、前記臀部支持部材が取り付けられる取り付け部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両用シート。
[請求項4]
 前記シート幅方向における前記中空部材の両端部のうち、前記付勢部材の前記延出方向一端部と同じ側に位置する端部は、前記中空部材とは別体を成す筒状部材に嵌め込まれ、該筒状部材を介して前記サイドフレームに取り付けられ、
 前記第一係合部、前記第二係合部、前記第一被係合部及び前記第二被係合部は、前記シート幅方向において前記取り付け部と前記筒状部材との間に位置することを特徴とする請求項3に記載の車両用シート。
[請求項5]
 前記付勢部材のうち、前記延出方向一端部と延出方向中央部と境界部分には屈曲部が形成されており、
 該屈曲部は、前記シート幅方向において前記第一係合部が存する範囲内、又は前記第二係合部が存する範囲内に位置していることを特徴とする請求項1に記載の車両用シート。
[請求項6]
 前記付勢部材の前記延出方向一端部のうち、前記第一被係合部と前記第二被係合部との間に位置する部分にはU字状に折り返された折り返し部が形成されており、
 該折り返し部は、前記シート幅方向において前記第一係合部が存する範囲内、又は前記第二係合部が存する範囲内に位置していることを特徴とする請求項1に記載の車両用シート。
[請求項7]
 前記付勢部材は、棒体状のバネからなり、捻れた状態で前記中空部材内に収容されることで前記中空部材を介して前記シートクッションを上方に付勢することを特徴とする請求項1に記載の車両用シート。
[請求項8]
 前記第一係合部及び前記第二係合部は、いずれも、前記中空部材の外周部を窪ませて形成されており、
 前記外周部のうち、前記第一係合部を形成するために窪んでいる部分と、前記第二係合部を形成するために窪んでいる部分とは、前記外周部の周方向において互いに異なる位置にあり、且つ、前記シート幅方向において同じ位置にあることを特徴とする請求項1に記載の車両用シート。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3]

[ 図 4]

[ 図 5]

[ 図 6A]

[ 図 6B]

[ 図 7]

[ 図 8]

[ 図 9]

[ 図 10]

[ 図 11]