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1. (WO2015147199) 殺線虫組成物及び線虫の防除方法
Document

明 細 書

発明の名称 殺線虫組成物及び線虫の防除方法

技術分野

0001  

背景技術

0002  

先行技術文献

特許文献

0003  

非特許文献

0004  

発明の概要

発明が解決しようとする課題

0005  

課題を解決するための手段

0006   0007   0008   0009   0010   0011   0012   0013   0014  

発明の効果

0015  

発明を実施するための形態

0016   0017   0018   0019   0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033   0034   0035   0036   0037   0038   0039   0040   0041   0042   0043   0044   0045   0046   0047   0048   0049   0050   0051   0052   0053   0054   0055   0056   0057   0058   0059   0060   0061   0062   0063   0064   0065   0066   0067   0068   0069   0070   0071   0072   0073   0074   0075   0076  

実施例

0077   0078   0079   0080   0081   0082   0083   0084   0085   0086   0087   0088   0089   0090   0091   0092   0093   0094   0095   0096   0097   0098   0099   0100   0101   0102   0103   0104   0105   0106   0107   0108   0109   0110   0111   0112   0113   0114   0115   0116   0117  

産業上の利用可能性

0118  

請求の範囲

1   2   3   4   5   6   7   8   9   10   11   12   13   14   15   16   17   18   19   20   21   22   23   24   25  

明 細 書

発明の名称 : 殺線虫組成物及び線虫の防除方法

技術分野

[0001]
 本発明は、特定のオキシム置換アミド化合物、そのN-オキシド又はそれらの塩を有効成分とする殺線虫組成物及びその使用方法に関する。さらに、公知の殺線虫剤の有効成分化合物とを混合してなることを特徴とする殺線虫組成物に関するものである。

背景技術

[0002]
 本発明の有効成分化合物である、式(I)で表されるオキシム置換アミド化合物、そのN-オキシド又はそれらの塩は公知化合物であり、その有害生物防除剤としての活性が知られている(特許文献1参照)。
 また、本発明において、第2の有効成分である活性成分Bとして記載されている化合物は、公知の殺線虫、殺菌、又は殺虫剤である(非特許文献1参照)。

先行技術文献

特許文献

[0003]
特許文献1 : 国際公開第2014/010737号

非特許文献

[0004]
非特許文献1 : ザ・ペスティサイド・マニュアル(The Pesticide Manual)16版、The British Crop Protection Council、2012年

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0005]
 穀類、果樹、野菜、鑑賞植物等の植物に対する各種線虫類の感染により引き起こされる線虫害は、農作物の品質の低下、収量の大幅な低下、さらに場合によっては植物の枯死といった深刻な被害を生じ、生産者のみならず、消費者に対しても多大な経済的損失を与える。故に、それら線虫の有効な防除は効率的・安定的な農作物の生産を達成するために、極めて重要な課題である。このような観点から、従来、線虫の防除を目的とする防除剤の開発が進み、多数の有効な薬剤が今日まで実用に供されてきた。
 しかしながら、こうした薬剤の長年にわたる使用により、近年、線虫が薬剤抵抗性を獲得し、従来用いられてきた既存の植物病害防除剤による防除が困難となる場面が増えてきている。また、既存の殺線虫剤の一部のものは毒性が高く、或いは、あるものは環境中に長期間残留することにより、生態系を攪乱するという問題も顕在化しつつある。このような状況下、線虫に対する優れた防除活性を有するのみならず、低毒性且つ低残留性等の高度な防除特性を併せ持つ、新規な殺線虫剤並びに有効な線虫の防除方法の開発が常に期待されている。
 本発明の目的は、線虫に対する優れた防除活性を示し、低毒性、低残留性等の特性を有する、新規な線虫防除組成物及び防除方法を提供することである。

課題を解決するための手段

[0006]
 本発明者らは、上記の課題解決を目標に鋭意研究を重ねた結果、下記の式(I)で表されるオキシム置換アミド化合物、そのN-オキシド又はそれらの塩、或いはそれらから選ばれる2種以上の混合物からなる有効成分と、さらに必要ならば、有効量の公知の殺線虫剤、殺菌剤、殺虫剤及び殺ダニ剤から選ばれる1種又は2種以上の付加成分とからなる組成物が、優れた線虫防除活性を示すことを見出した。また該組成物を対象作物植物体の種子又は当該植物の栽培に用いる土壌に処理することにより、優れた線虫防除活性を示すことを見出し、本発明を完成した。
 すなわち、本発明は下記〔1〕~〔18〕に記載の殺線虫組成物(以下、本発明組成物と称する。)、及び〔19〕~〔22〕に記載の本発明組成物を用いる線虫の防除方法(以下、本発明方法と称する。)に関するものである。
[0007]
  〔1〕式(I)で表されるオキシム置換アミド化合物、そのN-オキシド又はそれらの塩を有効成分として含有することを特徴とする殺線虫組成物。
[化1]


[式中、G は、G -1、G -2、G -3、G -7、G -8、G -9、G -11、G -12、G -13、G -16、G -27、G -32、G -33又はG -50の構造を表し、
[化2]


 G は、G -1、G -2、G -6又はG -9の構造を表し、
[化3]


 Wは、酸素原子又は硫黄原子を表し、
 X は、ハロゲン原子、ニトロ、メチル、エチル又はC ~C ハロアルキルを表し、
 X は、水素原子、フッ素原子又は塩素原子を表し、ただし、G がG -27で表される構造を表し、且つX がジハロメチルを表す場合には、X は水素原子を表し、
 X は、水素原子、メチル又はエチルを表し、
 X は、水素原子を表し、
 X は、水素原子、フッ素原子又は塩素原子を表し、
 Y は、水素原子、ハロゲン原子、メチル、トリフルオロメチル又はメトキシを表し、
 Y は、水素原子、ハロゲン原子、シアノ、C ~C アルコキシ又はメチルチオを表し、
 Y は、水素原子、ハロゲン原子、シアノ、C ~C アルキル、トリフルオロメチル、C ~C アルケニル、C ~C アルキニル、R によって任意に置換された(C ~C )アルキニル、-OR 、C ~C アルキルチオ、-C(R )=NOR 、フェニル、D-3又はD-7を表し、
 Y は、水素原子又はハロゲン原子を表し、
 Y は、水素原子を表し、
[0008]
 R は、C ~C アルキル、C ~C ハロアルキル、R 10によって置換された(C ~C )アルキル、C ~C シクロアルキル、C ~C アルケニル、C ~C ハロアルケニル、C ~C アルキニル又はフェニルを表し、
 R は、水素原子、メチル又はエチルを表し、ただし、G がG -1で表される構造を表し、X が塩素原子を表し、X 、X 、X 及びX が水素原子を表し、且つG がG -1で表される構造を表し、Y が塩素原子を表し、Y 、Y 、Y 及びY が水素原子を表す場合には、R はメチル又はエチルを表し、
 R は、水素原子又はメチルを表すか、或いは、R はR と一緒になってエチレン鎖を形成することにより、R 及びR が結合する炭素原子と共にシクロプロピル環を形成することを表し、
 R は、水素原子、シクロプロピル、C ~C アルコキシ、C ~C ハロアルキルチオ、C ~C アルキルカルボニル又はC ~C アルコキシカルボニルを表し、
 R は、メチル又はエチルを表し、
 R は、ハロゲン原子、C ~C シクロアルキル、ヒドロキシ(C ~C )シクロアルキル、C ~C シクロアルケニル、-OH、-OR 、C ~C アルキルカルボニルオキシ、C ~C アルキルスルホニルオキシ、C ~C アルキルチオ、トリメチルシリル、-C(R )=NOR 、フェニル、(Z) によって置換されたフェニル又はD-32を表し、
 Zは、ハロゲン原子、シアノ、ニトロ、C ~C アルキル、トリフルオロメチル、メトキシ、トリフルオロメトキシ、トリフルオロメチルチオ又はフェニルを表し、m又はnが2以上を表す場合には、各々のZは互いに同一であっても又は互いに相異なっていてもよく、さらに、2つのZが隣接する場合には、隣接する2つのZは-CH=CH-CH=CH-を形成することにより、それぞれのZが結合する炭素原子と共に6員環を形成してもよく、
 R は、C ~C アルキル、C ~C ハロアルキル、C ~C アルコキシ(C ~C )アルキル、E-14、C ~C アルキニル又は(Z) によって置換されたフェニルを表し、
 R は、水素原子又はメチルを表し、
 R は、メチル又はエチルを表し、
 R 10は、シアノ、C ~C シクロアルキル、C ~C ハロシクロアルキル、E-5、E-9、C ~C アルコキシ、C ~C アルキルチオ、トリメチルシリル、-C(R 11)=NOR 12、フェニル、(Z) によって置換されたフェニル、D-10又はD-32を表し、
 D-3、D-7、D-10及びD-32は、それぞれ下記の構造式の芳香族複素環を表し、
[化4]


 E-5、E-9及びE-14は、それぞれ下記の構造式の飽和複素環を表し、
[化5]


 R 11は、メチルを表し、
 R 12は、メチル又はエチルを表し、
 mは、1、2又は3の整数を表し、
 nは、0、1又は2の整数を表す。]
[0009]
  〔2〕G は、G -1、G -2、G -3、G -7、G -11、G -12、G -16、G -27又はG -33の構造を表し、
 G は、G -1、G -2又はG -9の構造を表し、
 Wは、酸素原子を表し、
 X は、ハロゲン原子、ニトロ、メチル、ジフルオロメチル又はトリフルオロメチルを表し、
 X は、水素原子、フッ素原子又は塩素原子を表し、ただし、G がG -27の構造を表し、且つX がジフルオロメチルを表す場合には、X は水素原子を表し、
 X は、水素原子又はメチルを表し、
 Y は、フッ素原子、塩素原子又は臭素原子を表し、
 Y は、水素原子、フッ素原子、塩素原子、シアノ、C ~C アルコキシ又はメチルチオを表し、
 Y は、ハロゲン原子、トリフルオロメチル、C ~C アルケニル、C ~C アルキニル、R によって任意に置換された(C ~C )アルキニル、C ~C ハロアルコキシ又は-C(R )=NOR を表し、
 Y は、水素原子、フッ素原子又は塩素原子を表し、
 R は、C ~C アルキル、C ~C ハロアルキル、R 10によって置換された(C ~C )アルキル、C ~C シクロアルキル、C ~C アルケニル、C ~C ハロアルケニル又はC ~C アルキニルを表し、
 R は、水素原子又はメチルを表し、ただし、G がG -1で表される構造を表す場合には、R はメチルを表し、
 R は、水素原子を表すか、或いは、R はR と一緒になってエチレン鎖を形成することにより、R 及びR が結合する炭素原子と共にシクロプロピル環を形成することを表し、
 R は、水素原子、シクロプロピル又はメトキシを表し、
 R は、メチルを表し、
 R は、ハロゲン原子、C ~C シクロアルキル、-OR 、トリメチルシリル、-C(R )=NOR 又はフェニルを表し、
 R は、C ~C アルキル又はC ~C アルコキシメチルを表し、
 R 10は、C ~C シクロアルキル、C ~C ハロシクロアルキル、トリメチルシリル、フェニル、(Z) によって置換されたフェニル又はD-32を表し、
 Zは、ハロゲン原子又はシアノを表し、mが2以上を表す場合には、各々のZは互いに同一であっても又は互いに相異なっていてもよく、
 nは、1の整数を表す上記〔1〕に記載の殺線虫組成物。
[0010]
  〔3〕G は、G -1、G -2、G -3、G -7又はG -11の構造を表し、
 G は、G -1又はG -2の構造を表し、
 X は、ハロゲン原子、メチル、ジフルオロメチル又はトリフルオロメチルを表し、
 X は、水素原子又はフッ素原子を表し、
 X は、水素原子を表し、
 X は、水素原子又はフッ素原子を表し、
 Y は、塩素原子又は臭素原子を表し、
 Y は、水素原子を表し、
 Y は、ハロゲン原子、トリフルオロメチル、シクロプロピルエチニル又はC ~C ハロアルコキシを表し、
 Y は、水素原子を表し、
 R は、C ~C アルキル、C ~C ハロアルキル、R 10によって置換された(C ~C )アルキル又はC ~C アルケニルを表し、
 R は、水素原子を表し、
 R 10は、C ~C シクロアルキル、C ~C ハロシクロアルキル又は(Z) によって置換されたフェニルを表し、
 Zは、ハロゲン原子又はシアノを表し、mが2を表す場合には、各々のZは互いに同一であっても又は互いに相異なっていてもよく、
 mは、1又は2の整数を表す上記〔2〕に記載の殺線虫組成物。
[0011]
  〔4〕G は、G -1の構造を表し、
 X は、ハロゲン原子、メチル又はトリフルオロメチルを表し、
 X は、水素原子又はフッ素原子を表し、
 X は、水素原子を表し、
 X は、水素原子を表し、
 X は、水素原子又はフッ素原子を表す上記〔3〕に記載の殺線虫組成物。
  〔5〕G は、G -2の構造を表し、
 X は、塩素原子又はトリフルオロメチルを表し、
 X 、X 及びX は、水素原子を表す上記〔3〕に記載の殺線虫組成物。
  〔6〕G は、G -3の構造を表し、
 X は、塩素原子、ジフルオロメチル又はトリフルオロメチルを表し、
 X 、X 及びX は、水素原子を表す上記〔3〕に記載の殺線虫組成物。
  〔7〕G は、G -7の構造を表し、
 X は、トリフルオロメチルを表し、
 X 及びX は、水素原子を表す上記〔3〕に記載の殺線虫組成物。
  〔8〕G は、G -11の構造を表し、
 X は、メチルを表し、
 X 及びX は、水素原子を表す上記〔3〕に記載の殺線虫組成物。
  〔9〕G は、G -2の構造を表し、
 Y は、塩素原子又は臭素原子を表し、
 Y は、水素原子を表し、
 Y は、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、トリフルオロメチル、シクロプロピルエチニル又はC ~C ハロアルコキシを表し、
 Y は、水素原子を表す上記〔3〕に記載の殺線虫組成物。
[0012]
  〔10〕下記の活性成分Aと、下記の活性成分Bを、相乗的に有効な量含有することを特徴とする殺線虫組成物。
(1)活性成分A:上記〔1〕に記載の式(I)で表されるオキシム置換アミド化合物、そのN-オキシド、及びそれらの塩からなる群から選ばれる1種又は2種以上の化合物。
(2)活性成分B;B-I群、B-II群、B-III群、B-IV群、B-V群、B-VI群、B-VII群及びB-VIII群からなる群から選ばれる1種又は2種以上の化合物。
 B-I群:ベノミル、カルボフラン、クロエトカルブ、カルボスルファン、アラニカルブ、アルディカルブ、アルドキシカルブ、オキサミル、タイルペイト。
 B-II群:ジアミダホス、フェナミフォス、ホスチエタン、フォスファミドン、イミシアホス、メカルホン。
 B-III群:カズサフォス、クロルピリフォス、ジクロフェンチオン、ジメトエート、エトプロフォス、フェンスルホチオン、ホスチアゼート、ヘテロホス、イサミドホス、イサゾホス、ホレイト、ホスホカルブ、テルブフォス、チオナジン、トリアゾフォス。
 B-IV群:ジスルフィド、シアノゲン、1,2ジクロロプロパン、1,3ジクロロプロペン、ジチオエーテル、メチル ブロマイド、メチル イオデート、テトラチオカーボナイト ナトリュウム塩。
 B-V群:アバメクチン、カルバコール、アセトプロール、ベンクロチアズ、クロロピクリン、ダアゾメット、ディビシピ、ディシアイピ、フルエンスルホン、ファフラル、メタム、メチル イソチオシアネイト、チオキサザフェン、キシレノールス、トリアゾフォス、スクラレオール、クロラントラニリプロール、シアントラニリプロール、シクラニリプロール、イプロジオン、AKD-1193(試験名)。
 B-VI群:パスツーリア菌、パスツーリア・ペネトランス、パスツーリア・ラモサ、パスツーリア・ソルネイ、パスツーリア・ニシザワエ。
 B-VII群:硫黄、石灰硫黄合剤、塩基性硫酸銅、イプロベンホス、エディフェンホス、トルクロホス・メチル、チラム、ポリカーバメイト、ジネブ、マンゼブ、マンコゼブ、プロピネブ、チオファネート、チオファネートメチル、イミノクタジン酢酸塩、イミノクタジンアルベシル酸塩、メプロニル、フルトラニル、ペンシクロン、フラメトピル、チフルザミド、メタラキシル、オキサジキシル、カルプロパミド、ジクロフルアニド、フルスルファミド、クロロタロニル、クレソキシム・メチル、フェノキサニル、ヒメキサゾール、エクロメゾール、フルオルイミド、プロシミドン、ビンクロゾリン、トリアジメホン、ビテルタノール、トリフルミゾール、イプコナゾール、フルコナゾール、プロピコナゾール、ジフェノコナゾール、ミクロブタニル、テトラコナゾール、ヘキサコナゾール、テブコナゾール、チアジニル、イミベンコナゾール、プロクロラズ、ペフラゾエート、シプロコナゾール、イソプロチオラン、フェナリモル、ピリメタニル、メパニピリム、ピリフェノックス、フルアジナム、トリホリン、ジクロメジン、アゾキシストロビン、チアジアジン、キャプタン、プロベナゾール、アシベンゾラルSメチル、フサライド、トリシクラゾール、ピロキロン、キノメチオネート、オキソリニック酸、ジチアノン、カスガマイシン、バリダマイシン、ポリオキシン、ブラストサイジン、ストレプトマイシン、フルアジナム、トリクラミド、アミスルブロム。
 B-VIII群:シエノピラフェン、エチオン、トリクロルホン、メタミドホス、アセフェート、ジクロルボス、メビンホス、モノクロトホス、マラチオン、ホルモチオン、メカルバム、バミドチオン、チオメトン、ジスルホトン、オキシデプロホス、ナレッド、メチルパラチオン、フェニトロチオン、シアノホス、プロパホス、フェンチオン、プロチオホス、プロフェノホス、イソフェンホス、テメホス、フェントエート、ジメチルビンホス、クロルフェビンホス、テトラクロルビンホス、ホキシム、イソキサチオン、ピラクロホス、メチダチオン、クロロピリホス、ピリダフェンチオン、ダイアジノン、ピリミホスメチル、ホサロン、ホスメット、ジオキサベンゾホス、キナルホス、メスルフェンホス、DPS、イソアミドホス、エナプロホス、フェンチオン、スルプロホス、ピレトリン、アレスリン、プラレトリン、レスメトリン、ペルメトリン、テフルトリン、ビフェントリン、フェンプロパトリン、シペルメトリン、アルファシペルメトリン、シハロトリン、ラムダシハロトリン、デルタメトリン、アクリナトリン、フェンバレレート、エスフェンバレレート、シクロプロトリン、エトフェンプロックス、ハルフェンプロックス、シラフルオフェン、フルシトリネート、フルバリネート、メソミル、チオジカルブ、カルタップ、メトルカルブ、キシリカルブ、プロポキスル、フェノキシカルブ、フェノブカルブ、エチオフェンカルブ、フェノチオカルブ、ビフェナゼート、BPMC、カルバリル、ピリミカーブ、フラチオカルブ、ベンフラカルブ、ジアフェンチウロン、ジフルベンズロン、テフルベンズロン、ヘキサフルムロン、ノバルロン、ルフェヌロン、フルフェノクスロン、クロルフルアズロン、酸化フェンブタスズ、水酸化トリシクロヘキシルスズ、オレイン酸ナトリウム、オレイン酸カリウム、メトプレン、ハイドロプレン、ビナパクリル、アミトラズ、ジコホル、ケルセン、クロルベンジレート、フェニソブロモレート、テトラジホン、ベンスルタップ、ベンゾメート、テブフェノジド、メトキシフェノジド、ピリダリル、メタフルミゾン、フルベンジアミド、クロマフェノジド、プロパルギット、アセキノシル、エンドスルファン、ジオフェノラン、クロルフェナピル、フェンピロキシメート、トルフェンピラド、フィプロニル、テブフェンピラド、トリアザメート、エトキサゾール、ヘキシチアゾクス、硫酸ニコチン、ニテンピラム、アセタミプリド、チアクロプリド、イミダクロプリド、チアメトキサム、クロチアニジン、ジノテフラン、ピリプロキシフェン、ヒドラメチルノン、ピリミジフェン、ピリダベン、シロマジン、TPIC、ピメトロジン、クロフェンテジン、ブプロフェジン、チオシクラム、フェナザキン、キノメチオネート、インドキサカルブ、ポリナクチン複合体、ミルベメクチン、エマメクチン・ベンゾエート、スピノサッド、BT、アザディラクチン、ロテノン、ヒドロキシプロピルデンプン、塩酸レバミゾール、酒石酸モランテル、モナクロスポリウム・フィマトパガム。
[0013]
 〔11〕B-I群から選択される活性成分Bを含む上記〔10〕に記載の殺線虫組成物。
 〔12〕B-II群から選択される活性成分Bを含む上記〔10〕に記載の殺線虫組成物。
 〔13〕B-III群から選択される活性成分Bを含む上記〔10〕に記載の殺線虫組成物。
 〔14〕B-IV群から選択される活性成分Bを含む上記〔10〕に記載の殺線虫組成物。
 〔15〕B-V群から選択される活性成分Bをむ上記〔10〕に記載の殺線虫組成物。
 〔16〕B-VI群から選択される活性成分Bを含む上記〔10〕に記載の殺線虫組成物。
 〔17〕B-VII群から選択される活性成分Bを含む上記〔10〕に記載の殺線虫組成物。
 〔18〕B-VIII群から選択される活性成分Bを含む上記〔10〕に記載の殺線虫組成物。
 〔19〕活性成分Aの1重量部に対して、活性成分Bを0.001~1000重量部含有する、上記〔1〕乃至〔18〕の何れかに記載の殺線虫組成物。
[0014]
 〔20〕上記〔10〕に記載の1種又は2種以上の活性成分Aと、上記〔10〕に記載の1種又は2種以上の活性成分Bとを、同時に、又は時間的に近接して処理することを特徴とする、線虫の防除方法。
 〔21〕上記〔1〕乃至〔19〕の何れかに記載の殺線虫組成物を土壌に処理する線虫の防除方法。
 〔22〕活性成分Aの処理量が0.1~1000ga.i./haであり、活性成分Bの処理量が0.1~1000ga.i./haである、上記〔20〕又は〔21〕に記載の防除方法。
 〔23〕施用薬量が、有効成分量として、1ヘクタール当たり0.005~50kgである、上記〔20〕又は〔21〕に記載の防除方法。
 〔24〕上記〔1〕乃至〔19〕の何れかに記載の殺線虫組成物を植物の種子に処理する線虫の防除方法。
 〔25〕上記〔1〕乃至〔19〕の何れかに記載の殺線虫組成物を育苗箱に処理する線虫の防除方法。

発明の効果

[0015]
 本発明組成物及び本発明方法は、低薬量で、且つ様々な線虫に対して広い防除スペクトラムを有する。また、各種線虫により引き起こされる植物成長害に対しても、優れた相乗的防除効果を奏するとともに、既存の殺線虫剤に対して抵抗性を獲得した線虫に対しても、十分な相乗的防除効果を発揮する。

発明を実施するための形態

[0016]
 式(I)で表されるオキシム置換アミド化合物[以下、化合物(I)と略称する。]には、E-体及びZ-体の幾何異性体が存在するが、本発明組成物に用いられる化合物(I)は、これらE-体、Z-体、又はE-体及びZ-体を任意の割合で含む混合物を包含するものである。
 また、化合物(I)においては、置換基によっては、1個又は2個以上の不斉炭素原子の存在に起因する光学活性体が存在する場合があるが、本発明組成物に用いられる化合物(I)は、全ての光学活性体又はラセミ体を包含する。
[0017]
 本明細書におけるハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子及びヨウ素原子が挙げられる。尚、本明細書中「ハロ」の表記もこれらのハロゲン原子を表す。
 「C ~C アルキル」の表記は、炭素原子数がa~b個よりなる直鎖状又は分岐鎖状の炭化水素基を表し、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、s-ブチル基、tert-ブチル基、ペンチル基、1-エチルプロピル基、2,2-ジメチルプロピル基、ヘキシル基等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。ここで、sec-はセカンダリーを、tert-はターシャリーを各々意味し、以下においても同様である。
 「C ~C ハロアルキル」の表記は、炭素原子に結合した水素原子がハロゲン原子によって任意に置換された、炭素原子数がa~b個よりなる直鎖状又は分岐鎖状の炭化水素基を表し、このとき、2個以上のハロゲン原子によって置換されている場合、それらのハロゲン原子は互いに同一でも、又は互いに相異なっていてもよい。例えば、フルオロメチル基、クロロメチル基、ブロモメチル基、ヨードメチル基、ジフルオロメチル基、ジクロロメチル基、トリフルオロメチル基、クロロジフルオロメチル基、トリクロロメチル基、ブロモジフルオロメチル基、1-フルオロエチル基、2-フルオロエチル基、2-クロロエチル基、2-ブロモエチル基、2,2-ジフルオロエチル基、2,2,2-トリフルオロエチル基、2-クロロ-2,2-ジフルオロエチル基、2,2,2-トリクロロエチル基、2-ブロモ-2,2-ジフルオロエチル基、1,1,2,2-テトラフルオロエチル基、2-クロロ-1,1,2-トリフルオロエチル基、ペンタフルオロエチル基、2,2-ジフルオロプロピル基、3,3,3-トリフルオロプロピル基、3-ブロモ-3,3-ジフルオロプロピル基、2,2,3,3-テトラフルオロプロピル基、2,2,3,3,3-ペンタフルオロプロピル基、1,1,2,3,3,3-ヘキサフルオロプロピル基、ヘプタフルオロプロピル基、2,2,2-トリフルオロ-1-(メチル)エチル基、2,2,2-トリフルオロ-1-(トリフルオロメチル)エチル基、1,2,2,2-テトラフルオロ-1-(トリフルオロメチル)エチル基、2,2,3,4,4,4-ヘキサフルオロブチル基、2,2,3,3,4,4,4-ヘプタフルオロブチル基、ノナフルオロブチル基等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
 「C ~C シクロアルキル」の表記は、炭素原子数がa~b個よりなる環状の炭化水素基を表し、3員環から10員環までの単環又は複合環構造を形成することが出来る。また、各々の環は、指定の炭素原子数の範囲でアルキル基によって任意に置換されていてもよい。例えば、シクロプロピル基、シクロブチル基、1-メチルシクロプロピル基、2-メチルシクロプロピル基、シクロペンチル基、2,2-ジメチルシクロプロピル基、1-メチルシクロブチル基、シクロヘキシル基等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
[0018]
 「C ~C アルケニル」の表記は、炭素原子数がa~b個よりなる直鎖状又は分岐鎖状で、且つ、分子内に1個又は2個以上の二重結合を有する不飽和炭化水素基を表し、例えば、ビニル基、1-プロペニル基、2-プロペニル基、1-メチルエテニル基、1-ブテニル基、2-ブテニル基、1-メチル-1-プロペニル基、2-メチル-1-プロペニル基、2-メチル-2-プロペニル基、3-メチル-3-ブテニル基等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
 「C ~C ハロアルケニル」の表記は、炭素原子に結合した水素原子がハロゲン原子によって任意に置換された、炭素原子数がa~b個よりなる直鎖状又は分岐鎖状で、且つ、分子内に1個又は2個以上の二重結合を有する不飽和炭化水素基を表す。このとき、2個以上のハロゲン原子によって置換されている場合、それらのハロゲン原子は互いに同一でも、又は互いに相異なっていてもよい。例えば、2-フルオロビニル基、2-クロロビニル基、1,2-ジクロロビニル基、2,2-ジクロロビニル基、2,2-ジブロモビニル基、2-フルオロ-2-プロペニル基、2-クロロ-2-プロペニル基、3-クロロ-2-プロペニル基、3,3-ジフルオロ-2-プロペニル基、2,3-ジクロロ-2-プロペニル基、3,3-ジクロロ-2-プロペニル基、2,3,3-トリフルオロ-2-プロペニル基、2,3,3-トリクロロ-2-プロペニル基、1-(トリフルオロメチル)エテニル基、4,4-ジフルオロ-3-ブテニル基、3,4,4-トリフルオロ-3-ブテニル基、2,4,4,4-テトラフルオロ-2-ブテニル基、3-クロロ-4,4,4-トリフルオロ-2-ブテニル基等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
[0019]
 「C ~C アルキニル」の表記は、炭素原子数がa~b個よりなる直鎖状又は分岐鎖状で、且つ、分子内に1個又は2個以上の三重結合を有する不飽和炭化水素基を表し、例えば、エチニル基、1-プロピニル基、2-プロピニル基、1-ブチニル基、2-ブチニル基、3-ブチニル基、1-メチル-2-プロピニル基、1-ペンチニル基、2-ペンチニル基、1-ヘキシニル基、3-ヘキシニル基、3-メチル-1-ペンチニル基、4-メチル-1-ペンチニル基、3,3-ジメチル-1-ブチニル基等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
 「C ~C ハロアルキニル」の表記は、炭素原子に結合した水素原子がハロゲン原子によって任意に置換された、炭素原子数がa~b個よりなる直鎖状又は分岐鎖状で、且つ、分子内に1個又は2個以上の三重結合を有する不飽和炭化水素基を表す。このとき、2個以上のハロゲン原子によって置換されている場合、それらのハロゲン原子は互いに同一でも、又は互いに相異なっていても良い。例えば、2-クロロエチニル基、2-ブロモエチニル基、2-ヨードエチニル基、3-フルオロ-1-プロピニル基、3-クロロ-1-プロピニル基、3-クロロ-2-プロピニル基、3-ブロモ-1-プロピニル基、3-ブロモ-2-プロピニル基、3-ヨード-2-プロピニル基、3,3-ジフルオロ-1-プロピニル基、3,3,3-トリフルオロ-1-プロピニル基、3-ブロモ-1-ブチニル基、3-フルオロ-3-メチル-1-ブチニル基、3-クロロ-3-メチル-1-ブチニル基、3-ブロモ-3-メチル-1-ブチニル基等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
[0020]
 「C ~C アルコキシ」の表記は、炭素原子数がa~b個よりなる前記の意味であるアルキル-O-基を表し、例えば、メトキシ基、エトキシ基、プロピルオキシ基、イソプロピルオキシ基、ブチルオキシ基、イソブチルオキシ基、s-ブチルオキシ基、tert-ブチルオキシ基、ペンチルオキシ基、ヘキシルオキシ基等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
 「C ~C ハロアルコキシ」の表記は、炭素原子数がa~b個よりなる前記の意味であるハロアルキル-O-基を表し、例えば、ジフルオロメトキシ基、トリフルオロメトキシ基、クロロジフルオロメトキシ基、ブロモジフルオロメトキシ基、2-フルオロエトキシ基、2-クロロエトキシ基、2,2,2-トリフルオロエトキシ基、1,1,2,2,-テトラフルオロエトキシ基、2-クロロ-1,1,2-トリフルオロエトキシ基、1,1,2,3,3,3-ヘキサフルオロプロピルオキシ基等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
 「C ~C アルキルチオ」の表記は、炭素原子数がa~b個よりなる前記の意味であるアルキル-S-基を表し、例えば、メチルチオ基、エチルチオ基、プロピルチオ基、イソプロピルチオ基、ブチルチオ基、イソブチルチオ基、s-ブチルチオ基、tert-ブチルチオ基等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
[0021]
 「C ~C ハロアルキルチオ」の表記は、炭素原子数がa~b個よりなる前記の意味であるハロアルキル-S-基を表し、例えば、ジフルオロメチルチオ基、トリフルオロメチルチオ基、クロロジフルオロメチルチオ基、トリクロロメチルチオ基、ブロモジフルオロメチルチオ基、2,2,2-トリフルオロエチルチオ基、1,1,2,2-テトラフルオロエチルチオ基、2-クロロ-1,1,2-トリフルオロエチルチオ基、ペンタフルオロエチルチオ基、1,1,2,3,3,3-ヘキサフルオロプロピルチオ基、ヘプタフルオロプロピルチオ基、1,2,2,2-テトラフルオロ-1-(トリフルオロメチル)エチルチオ基、ノナフルオロブチルチオ基等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
 「C ~C アルキルスルフィニル」の表記は、炭素原子数がa~b個よりなる前記の意味であるアルキル-S(O)-基を表し、例えば、メチルスルフィニル基、エチルスルフィニル基、プロピルスルフィニル基、イソプロピルスルフィニル基、ブチルスルフィニル基、イソブチルスルフィニル基、s-ブチルスルフィニル基、tert-ブチルスルフィニル基等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
 「C ~C アルキルスルホニル」の表記は、炭素原子数がa~b個よりなる前記の意味であるアルキル-S(O) -基を表し、例えば、メチルスルホニル基、エチルスルホニル基、プロピルスルホニル基、イソプロピルスルホニル基、ブチルスルホニル基、イソブチルスルホニル基、s-ブチルスルホニル基、tert-ブチルスルホニル基等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
[0022]
 「トリ(C ~C アルキル)シリル」の表記は、それぞれ同一でも、又は互いに相異なっていてもよい、炭素原子数がa~b個よりなる前記の意味であるアルキル基によって置換されたシリル基を表し、例えば、トリメチルシリル基、トリエチルシリル基、トリ(プロピル)シリル基、エチルジメチルシリル基、プロピルジメチルシリル基、ブチルジメチルシリル基、イソブチルジメチルシリル基、tert-ブチルジメチルシリル基等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
 「C ~C アルキルカルボニル」の表記は、炭素原子数がa~b個よりなる前記の意味であるアルキル-C(O)-基を表し、例えば、アセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、バレリル基、イソバレリル基、2-メチルブタノイル基、ピバロイル基等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
[0023]
 「C ~C アルコキシカルボニル」の表記は、炭素原子数がa~b個よりなる前記の意味であるアルキル-O-C(O)-基を表し、例えば、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、プロピルオキシカルボニル基、イソプロピルオキシカルボニル基、ブトキシカルボニル基、イソブトキシカルボニル基、tert-ブトキシカルボニル基等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
 「R 10によって置換された(C ~C )アルキル」の表記は、任意のR 10によって炭素原子に結合した水素原子が置換された、炭素原子数がa~b個よりなる前記の意味であるアルキル基を表し、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
 「ヒドロキシ(C ~C )シクロアルキル」又は「C ~C アルコキシ(C ~C )シクロアルキル」の表記は、それぞれ前記の意味である任意のC ~C アルコキシ基又は水酸基によって、炭素原子に結合した水素原子が任意に置換された、炭素原子数がd~e個よりなる前記の意味であるシクロアルキル基を表し、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
 「R によって置換された(C ~C )アルキニル」の表記は、任意のR によって炭素原子に結合した水素原子が置換された、炭素原子数がa~b個よりなる前記の意味であるアルキニル基を表し、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
[0024]
 化合物(I)において、G で表される置換基の好ましい範囲として、例えば、下記のG -I~G -XVIの群が挙げられる。
 すなわち、G -I:G -1[ここで、X はハロゲン原子、メチル又はトリフルオロメチルを表し、X は水素原子又はフッ素原子を表し、X 及びX は水素原子を表し、X は水素原子又はフッ素原子を表す。]。
 G -II:G -2[ここで、X は塩素原子又はトリフルオロメチルを表し、X 、X 及びX は水素原子を表す。]。
 G -III:G -3[ここで、X は塩素原子、ジフルオロメチル又はトリフルオロメチルを表し、X 、X 及びX は水素原子を表す。]。
 G -IV:G -7[ここで、X はトリフルオロメチルを表し、X 及びX は水素原子を表す。]。
 G -V:G -11[ここで、X はメチルを表し、X 及びX は水素原子を表す。]。
 G -VI:G -1[ここで、X はニトロを表し、X 、X 、X 及びX は水素原子を表す。]。
 G -VII:G -1[ここで、X はハロゲン原子、メチル又はトリフルオロメチルを表し、X は塩素原子を表し、X 、X 及びX は水素原子を表す。]。
 G -VIII:G -1[ここで、X はハロゲン原子、メチル又はトリフルオロメチルを表し、X 、X 及びX は水素原子表し、X は塩素原子を表す。]。
[0025]
 G -IX:G -2[ここで、X は臭素原子又はジフルオロメチルを表し、X 、X 及びX は水素原子を表す。]。
 G -X:G -7[ここで、X は塩素原子又はジフルオロメチルを表し、X 及びX は水素原子を表す。]。
 G -XI:G -11[ここで、X はハロゲン原子、ジフルオロメチル又はトリフルオロメチルを表し、X 及びX は水素原子を表す。]。
 G -XII:G -12[ここで、X はハロゲン原子、メチル、ジフルオロメチル又はトリフルオロメチルを表し、X 及びX は水素原子を表す。]。
 G -XIII:G -16[ここで、X はジフルオロメチル又はトリフルオロメチルを表し、X 及びX は水素原子を表し、R はメチルを表す。]。
 G -XIV:G -27[ここで、X はジフルオロメチル又はトリフルオロメチルを表し、X は水素原子を表し、R はメチルを表す。]。
 G -XV:G -27[ここで、X はメチル又はトリフルオロメチルを表し、X はフッ素原子又は塩素原子を表し、R はメチルを表す。]。
 G -XVI:G -33[ここで、X はジフルオロメチル又はトリフルオロメチルを表し、X はメチルを表す。]。
 これらのうち、G で表される置換基の範囲としては、G -I~G -V又はG -IX~G -XIIがより好ましく、G -I~G -Vが特に好ましい。
[0026]
 化合物(I)において、G で表される置換基の好ましい範囲として、例えば、下記のG -I~G -VIIの群が挙げられる。
 すなわち、G -I:G -1[ここで、Y は塩素原子を表し、Y は水素原子を表し、Y はハロゲン原子を表し、Y 及びY は水素原子を表す。]。
 G -II:G -2[ここで、Y は塩素原子又は臭素原子を表し、Y は水素原子を表し、Y はフッ素原子、塩素原子、臭素原子、トリフルオロメチル、シクロプロピルエチニル又はC ~C ハロアルコキシを表し、Y は水素原子を表す。]。
 G -III:G -1[ここで、Y はフッ素原子又は臭素原子を表し、Y は水素原子を表し、Y はハロゲン原子を表し、Y 及びY は水素原子を表す。]。
 G -IV:G -2[ここで、Y は塩素原子を表し、Y は水素原子を表し、Y はC ~C アルケニル、C ~C アルキニル、R によって任意に置換された(C ~C )アルキニル又は-C(R )=NOR を表し、Y は水素原子を表し、R はハロゲン原子、C ~C シクロアルキル、-OR 、トリメチルシリル、-C(R )=NOR 又はフェニルを表し、R はC ~C アルキル又はC ~C アルコキシメチルを表し、R は水素原子又はメチルを表し、R はメチル又はエチルを表す。]。
[0027]
 G -V:G -2[ここで、Y は塩素原子又は臭素原子を表し、Y はフッ素原子、塩素原子、シアノ、C ~C アルコキシ又はメチルチオを表し、Y は塩素原子又は臭素原子を表し、Y は水素原子を表す。]。
 G -VI:G -2[ここで、Y は塩素原子又は臭素原子を表し、Y は水素原子を表し、Y はハロゲン原子、トリフルオロメチル、シクロプロピルエチニル又はC ~C ハロアルコキシを表し、Y はフッ素原子又は塩素原子を表す。]。
 G -VII:G -9[ここで、Y は塩素原子又は臭素原子を表し、Y は水素原子又は塩素原子を表し、Y は塩素原子又は臭素原子を表す。]。
 これらのうち、G で表される置換基の範囲としては、G -I又はG -IIが特に好ましい。
 化合物(I)において、Wで表される置換基としては酸素原子又は硫黄原子が挙げられ、Wとしては酸素原子がより好ましい。
[0028]
 化合物(I)において、R で表される置換基の好ましい範囲として、例えば、下記のR -I~R -VIIIの群が挙げられる。
 すなわち、R -I:C ~C アルキル及びR 10によって置換された(C ~C )アルキル[ここで、R 10はC ~C シクロアルキルを表す。]。
 R -II:C ~C ハロアルキル及びR 10によって置換された(C ~C )アルキル[ここで、R 10はC ~C ハロシクロアルキルを表す。]。
 R -III:C ~C アルケニル。
 R -IV:R 10によって置換された(C ~C )アルキル[ここで、R 10は(Z) によって置換されたフェニルを表し、Zはハロゲン原子又はシアノを表し、mが2を表す場合には、各々のZは互いに同一であっても、又は互いに相異なっていてもよく、mは1又は2を表す。]。
 R -V:C ~C アルキル及びC ~C シクロアルキル。
 R -VI:R 10によって置換された(C ~C )アルキル[ここで、R 10はトリメチルシリルを表す。]。
 R -VII:C ~C ハロアルケニル及びC ~C アルキニル。
 R -VIII:R 10によって置換された(C ~C )アルキル[ここで、R 10はフェニル、(Z) によって置換されたフェニル又はD-32を表し、Zはハロゲン原子又はシアノを表し、mが2以上を表す場合には、各々のZは互いに同一であっても、又は互いに相異なっていてもよく、mは3を表し、nは1を表す。]。
 これらのうち、R で表される置換基の範囲としては、R -I~R -IVが特に好ましい。
[0029]
 化合物(I)において、R 及びR で表される置換基の好ましい範囲の組み合わせとして、例えば、下記のR-I~R-IIIの群が挙げられる。
 すなわち、R-I:R 及びR が水素原子。
 R-II:R がメチル、且つR が水素原子。
 R-III:R とR とが一緒になってエチレン鎖を形成することにより、R 及びR が結合する炭素原子と共にシクロプロピル環を形成。
 これらのうち、R 及びR で表される置換基の範囲の組み合わせとしては、R-I又はR-IIが特に好ましい。
 化合物(I)において、R で表される置換基の好ましい範囲として、例えば、下記のR -I~R -IIIの群が挙げられる。
 すなわち、R -I:水素原子。
 R -II:シクロプロピル。
 R -III:メトキシ。
 これらのうち、R で表される置換基の範囲としては、R -Iが特に好ましい。
 化合物(I)における各置換基の好ましい範囲を示す各群は、それぞれ任意に組み合わせることができ、化合物(I)の好ましい範囲を表す。
[0030]
 本発明組成物に用いられる化合物(I)は、国際特許出願公報(WO2014/010737)に記載の公知化合物であり、例えば、下記の[I]-1~[I]-36の構造式の化合物が挙げられる。但し、[I]-1~[I]-36の構造式の化合物は例示のためのものであって、本発明組成物に用いられる化合物(I)は、これらのみに限定されるものではない。
[化6]


[0031]
[化7]


[0032]
[化8]


[0033]
[化9]


[0034]
 ここで、[I]-1~[I]-36の構造式における置換基G は、それぞれ、下記のG -1、G -2又はG -9で表される構造を表す。
[化10]


 上記構造式において、Y 、Y 、Y 、Y 、Y 、R 、R 及びR で表される置換基の具体的な組み合わせの例としては、例えば、第1表に示す組み合わせが挙げられる。但し、第1表の組み合わせは例示のためのものであって、化合物(I)のY 、Y 、Y 、Y 、Y 、R 、R 及びR で表される置換基の具体的な組み合わせは、これらのみに限定されるものではない。
[0035]
 表中、Etと記載される置換基はエチル基を表し、以下、n-Prはノルマルプロピル基を、i-Pはイソプロピル基を、Pr-cはシクロプロピル基を、n-Buはノルマルブチル基を、s-Buはセカンダリーブチル基を、c-Bu及びBu-cはシクロブチル基を、Penはペンチル基を、Phはフェニル基をそれぞれ表す。
 表中、T-1の記載は、下記の構造を表す。
[化11]


 また、表中、置換基Y 及びY の欄における「-」の表記は、対応する置換基が存在しないことを表す。
 置換基R の欄における(S)の表記は、R が結合する炭素原子の光学異性体の混合比において、それぞれ(S)-体が90%以上であることを表す。
 置換基R の欄における(E)及び(Z)の記載は、置換基R が結合するオキシム幾何異性体の混合比において、それぞれ(E)-体及び(Z)-体が90%以上であることを表す。
 これらの記載は、以降の表においても、同様である。
[0036]
[表1]


[表2]



[表3]


[表4]



[表5]



 本発明の活性成分Bとして用いられる公知の殺線虫剤としては、例えば、下記のB-I~B-VIの群から選ばれる化合物が挙げられる。
[0037]
活性成分B-I群;
[第2表]
――――――――――――――――――
NO. 化合物名(一般名)
――――――――――――――――――
A01 ベノミル(benomyl)
A02 カルボフラン(carbofuran)
A03 クロエトカルブ(cloethocarb)
A04 カルボスルファン(carbosulfan)
A05 アラニカルブ(alanycarb)
A06 アルディカルブ(aldicarb)
A07 アルドキシカルブ(aldoxycarb)
A08 オキサミル(oxamyl)
A09 タイルペイト(tirpate)
―――――――――――――――――――
[0038]
活性成分B-II群;
[第3表]
―――――――――――――――――――――――――
NO.  化合物名(一般名)
―――――――――――――――――――――――――
B01 ジアミダホス(diamidafos)
B02 フェナミフォス(fenamiphos)
B03 ホスチエタン(fosthietan)
B04 フォスファミドン(phosphamidon)
B05 イミシアホス(imicyafos)
B06 メカルホン(mecarphon)
――――――――――――――――――――――――――
[0039]
活性成分B-III群;
[第4表]
―――――――――――――――――――――――――――
NO.  化合物名(一般名)
―――――――――――――――――――――――――――
C01 カズサフォス(cadusafos)
C02 クロルピリフォス(chlorpyrifos)
C03 ジクロフェンチオン(dichlofenthion)
C04 ジメトエート(dimethoate)
C05 エトプロフォス(ethoprophos)
C06 フェンスルホチオン(fensulfothion)
C07 ホスチアゼート(fosthiazate)
C08 ヘテロホス(heterophos)
C09 イサミドホス(isamidofos)
C10 イサゾホス(isazofos)
C11 ホレイト(phorate)
C12 ホスホカルブ(phosphocarb)
C13 テルブフォス(terbufos)
C14 チオナジン(thionazin)
C15 トリアゾフォス(triazophos)
―――――――――――――――――――――――――――
[0040]
活性成分B-IV群;
[第5表]
――――――――――――――――――――――――――――――――――
NO.  化合物名(一般名)
――――――――――――――――――――――――――――――――――
D01 ジスルフィド(carbon disulfide)
D02 シアノゲン(cyanogen)
D03 1,2ジクロロプロパン(1,2-dichloropropane)
D04 1,3ジクロロプロペン(1,3-dichloropropene)
D05 ジチオエーテル(dithioether)
D06 メチル ブロマイド(methyl bromide)
D07 メチル イオデート(methyl iodide)
D08 テトラチオカーボナイト ナトリュウム塩(sodium tetrathiocarbonate)
――――――――――――――――――――――――――――――――――
[0041]
活性成分B-V群;
[第6表]
―――――――――――――――――――――――――――
NO.  化合物名(一般名)
―――――――――――――――――――――――――――
E01 アバメクチン(abamectin)
E02 カルバコール(carvacrol)
E03 アセトプロール(acetoprole)
E04 ベンクロチアズ(benclothiaz)
E05 クロロピクリン(chloropicrin)
E06 ダアゾメット(dazomet)
E07 ディビシピ(DBCP)
E08 ディシアイピ(DCIP)
E09 フルエンスルホン(fluensulfone)
E10 ファフラル(furfural)
E11 メタム(metam)
E12 メチル イソチオシアネイト(methyl isothiocyanate)
E13 チオキサザフェン(tioxazafen)
E14 キシレノールス(xylenols)
E15 トリアゾフォス(triazophos)
E16 スクラレオール(sclareol)
E17 クロラントラニリプロール(chlorantraniliprole)
E18 シアントラニリプロール(Cyantraniliprole)
E19 シクラニリプロール(Cyclaniliprole)
E20 イプロジオン(iprodione)
[0042]
E21 AKD-1193 試験名
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活性成分B-VI群;
[第7表]
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NO.  化合物名(一般名)
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F01 パスツーリア菌(Pasteuria)
F02 パスツーリア・ペネトランス(Pasteuria penetrans)
F03 パスツーリア・ラモサ(Pasteuria ramose)
F04 パスツーリア・ソルネイ(Pasteuria thornei)
F05 パスツーリア・ニシザワエ(Pasteuria nishizawae)
―――――――――――――――――――――――――――
[0043]
 次に、相乗的病害防除効果を奏する化合物(I)から選ばれる[活性成分A]と、公知の殺線虫剤から選ばれる[活性成分B]との組み合わせの例を以下に挙げる。以下の表記において、例えば、「1+A01」との表記は、活性成分Aが第2表のNo.1の化合物であり、活性成分Bが第4表のNo.A01のベノミル(benomyl)である組み合わせを表す。
 化合物の組み合わせの例:「1+(A01)」、「1+(A02)」、「1+(A03)」、「1+(A04)」、「1+(A05)」、「1+(A06)」、「1+(A07)」、「1+(A08)」、「1+(A09)」、「1+(B01)」、「1+(B02)」、「1+(B03)」、「1+(B04)」、「1+(B05)」、「1+(B06)」、「1+(C01)」、「1+(C02)」、「1+(C03)」、「1+(C04)」、「1+(C05)」、「1+(C06)」、「1+(C07)」、「1+(C08)」、「1+(C09)」、「1+(C10)」、「1+(C11)」、「1+(C12)」、「1+(C13)」、「1+(C14)」、「1+(C15)」、「1+(D01)」、「1+(D02)」、「1+(D03)」、「1+(D04)」、「1+(D05)」、「1+(D06)」、「1+(D07)」、「1+(D08)」、「1+(E01)」、「1+(E02)」、「1+(E03)」、「1+(E04)」、「1+(E05)」、「1+(E06)」、「1+(E07)」、「1+(E08)」、「1+(E09)」、「1+(E10)」、「1+(E11)」、「1+(E12)」、「1+(E13)」、「1+(E14)」、「1+(E15)」、「1+(E16)」、「1+(E17)」、「1+(E18)」、「1+(E19)」、「1+(E20)」、「1+(E21)」、「1+(F01)」、「1+(F02)」、「1+(F03)」、「1+(F04)」、「1+(F05)」
 「2+(A01)」、「2+(A02)」、「2+(A03)」、「2+(A04)」、「2+(A05)」、「2+(A06)」、「2+(A07)」、「2+(A08)」、「2+(A09)」、「2+(B01)」、「2+(B02)」、「2+(B03)」、「2+(B04)」、「2+(B05)」、「2+(B06)」、「2+(C01)」、「2+(C02)」、「2+(C03)」、「2+(C04)」、「2+(C05)」、「2+(C06)」、「2+(C07)」、「2+(C08)」、「2+(C09)」、「2+(C10)」、「2+(C11)」、「2+(C12)」、「2+(C13)」、「2+(C14)」、「2+(C15)」、「2+(D01)」、「2+(D02)」、「2+(D03)」、「2+(D04)」、「2+(D05)」、「2+(D06)」、「2+(D07)」、「2+(D08)」、「2+(E01)」、「2+(E02)」、「2+(E03)」、「2+(E04)」、「2+(E05)」、「2+(E06)」、「2+(E07)」、「2+(E08)」、「2+(E09)」、「2+(E10)」、「2+(E11)」、「2+(E12)」、「2+(E13)」、「2+(E14)」、「2+(E15)」、「2+(E16)」、「2+(E17)」、「2+(E18)」、「2+(E19)」、「2+(E20)」、「2+(E21)」、「2+(F01)」、「2+(F02)」、「2+(F03)」、「2+(F04)」、「2+(F05)」。
 「3+(A01)」、「3+(A02)」、「3+(A03)」、「3+(A04)」、「3+(A05)」、「3+(A06)」、「3+(A07)」、「3+(A08)」、「3+(A09)」、「3+(B01)」、「3+(B02)」、「3+(B03)」、「3+(B04)」、「3+(B05)」、「3+(B06)」、「3+(C01)」、「3+(C02)」、「3+(C03)」、「3+(C04)」、「3+(C05)」、「3+(C06)」、「3+(C07)」、「3+(C08)」、「3+(C09)」、「3+(C10)」、「3+(C11)」、「3+(C12)」、「3+(C13)」、「3+(C14)」、「3+(C15)」、「3+(D01)」、「3+(D02)」、「3+(D03)」、「3+(D04)」、「3+(D05)」、「3+(D06)」、「3+(D07)」、「3+(D08)」、「3+(E01)」、「3+(E02)」、「3+(E03)」、「3+(E04)」、「3+(E05)」、「3+(E06)」、「3+(E07)」、「3+(E08)」、「3+(E09)」、「3+(E10)」、「3+(E11)」、「3+(E12)」、「3+(E13)」、「3+(E14)」、「3+(E15)」、「3+(E16)」、「3+(E17)」、「3+(E18)」、「3+(E19)」、「3+(E20)」、「3+(E21)」、「3+(F01)」、「3+(F02)」、「3+(F03)」、「3+(F04)」、「3+(F05)」。
 「4+(A01)」、「4+(A02)」、「4+(A03)」、「4+(A04)」、「4+(A05)」、「4+(A06)」、「4+(A07)」、「4+(A08)」、「4+(A09)」、「4+(B01)」、「4+(B02)」、「4+(B03)」、「4+(B04)」、「4+(B05)」、「4+(B06)」、「4+(C01)」、「4+(C02)」、「4+(C03)」、「4+(C04)」、「4+(C05)」、「4+(C06)」、「4+(C07)」、「4+(C08)」、「4+(C09)」、「4+(C10)」、「4+(C11)」、「4+(C12)」、「4+(C13)」、「4+(C14)」、「4+(C15)」、「4+(D01)」、「4+(D02)」、「4+(D03)」、「4+(D04)」、「4+(D05)」、「4+(D06)」、「4+(D07)」、「4+(D08)」、「4+(E01)」、「4+(E02)」、「4+(E03)」、「4+(E04)」、「4+(E05)」、「4+(E06)」、「4+(E07)」、「4+(E08)」、「4+(E09)」、「4+(E10)」、「4+(E11)」、「4+(E12)」、「4+(E13)」、「4+(E14)」、「4+(E15)」、「4+(E16)」、「4+(E17)」、「4+(E18)」、「4+(E19)」、「4+(E20)」、「4+(E21)」、「4+(F01)」、「4+(F02)」、「4+(F03)」、「4+(F04)」、「4+(F05)」。
 「5+(A01)」、「5+(A02)」、「5+(A03)」、「5+(A04)」、「5+(A05)」、「5+(A06)」、「5+(A07)」、「5+(A08)」、「5+(A09)」、「5+(B01)」、「5+(B02)」、「5+(B03)」、「5+(B04)」、「5+(B05)」、「5+(B06)」、「5+(C01)」、「5+(C02)」、「5+(C03)」、「5+(C04)」、「5+(C05)」、「5+(C06)」、「5+(C07)」、「5+(C08)」、「5+(C09)」、「5+(C10)」、「5+(C11)」、「5+(C12)」、「5+(C13)」、「5+(C14)」、「5+(C15)」、「5+(D01)」、「5+(D02)」、「5+(D03)」、「5+(D04)」、「5+(D05)」、「5+(D06)」、「5+(D07)」、「5+(D08)」、「5+(E01)」、「5+(E02)」、「5+(E03)」、「5+(E04)」、「5+(E05)」、「5+(E06)」、「5+(E07)」、「5+(E08)」、「5+(E09)」、「5+(E10)」、「5+(E11)」、「5+(E12)」、「5+(E13)」、「5+(E14)」、「5+(E15)」、「5+(E16)」、「5+(E17)」、「5+(E18)」、「5+(E19)」、「5+(E20)」、「5+(E21)」、「5+(F01)」、「5+(F02)」、「5+(F03)」、「5+(F04)」、「5+(F05)」。
 「6+(A01)」、「6+(A02)」、「6+(A03)」、「6+(A04)」、「6+(A05)」、「6+(A06)」、「6+(A07)」、「6+(A08)」、「6+(A09)」、「6+(B01)」、「6+(B02)」、「6+(B03)」、「6+(B04)」、「6+(B05)」、「6+(B06)」、「6+(C01)」、「6+(C02)」、「6+(C03)」、「6+(C04)」、「6+(C05)」、「6+(C06)」、「6+(C07)」、「6+(C08)」、「6+(C09)」、「6+(C10)」、「6+(C11)」、「6+(C12)」、「6+(C13)」、「6+(C14)」、「6+(C15)」、「6+(D01)」、「6+(D02)」、「6+(D03)」、「6+(D04)」、「6+(D05)」、「6+(D06)」、「6+(D07)」、「6+(D08)」、「6+(E01)」、「6+(E02)」、「6+(E03)」、「6+(E04)」、「6+(E05)」、「6+(E06)」、「6+(E07)」、「6+(E08)」、「6+(E09)」、「6+(E10)」、「6+(E11)」、「6+(E12)」、「6+(E13)」、「6+(E14)」、「6+(E15)」、「6+(E16)」、「6+(E17)」、「6+(E18)」、「6+(E19)」、「6+(E20)」、「6+(E21)」、「6+(F01)」、「6+(F02)」、「6+(F03)」、「6+(F04)」、「6+(F05)」。
[0044]
 「7+(A01)」、「7+(A02)」、「7+(A03)」、「7+(A04)」、「7+(A05)」、「7+(A06)」、「7+(A07)」、「7+(A08)」、「7+(A09)」、「7+(B01)」、「7+(B02)」、「7+(B03)」、「7+(B04)」、「7+(B05)」、「7+(B06)」、「7+(C01)」、「7+(C02)」、「7+(C03)」、「7+(C04)」、「7+(C05)」、「7+(C06)」、「7+(C07)」、「7+(C08)」、「7+(C09)」、「7+(C10)」、「7+(C11)」、「7+(C12)」、「7+(C13)」、「7+(C14)」、「7+(C15)」、「7+(D01)」、「7+(D02)」、「7+(D03)」、「7+(D04)」、「7+(D05)」、「7+(D06)」、「7+(D07)」、「7+(D08)」、「7+(E01)」、「7+(E02)」、「7+(E03)」、「7+(E04)」、「7+(E05)」、「7+(E06)」、「7+(E07)」、「7+(E08)」、「7+(E09)」、「7+(E10)」、「7+(E11)」、「7+(E12)」、「7+(E13)」、「7+(E14)」、「7+(E15)」、「7+(E16)」、「7+(E17)」、「7+(E18)」、「7+(E19)」、「7+(E20)」、「7+(E21)」、「7+(F01)」、「7+(F02)」、「7+(F03)」、「7+(F04)」、「7+(F05)」。
 「8+(A01)」、「8+(A02)」、「8+(A03)」、「8+(A04)」、「8+(A05)」、「8+(A06)」、「8+(A07)」、「8+(A08)」、「8+(A09)」、「8+(B01)」、「8+(B02)」、「8+(B03)」、「8+(B04)」、「8+(B05)」、「8+(B06)」、「8+(C01)」、「8+(C02)」、「8+(C03)」、「8+(C04)」、「8+(C05)」、「8+(C06)」、「8+(C07)」、「8+(C08)」、「8+(C09)」、「8+(C10)」、「8+(C11)」、「8+(C12)」、「8+(C13)」、「8+(C14)」、「8+(C15)」、「8+(D01)」、「8+(D02)」、「8+(D03)」、「8+(D04)」、「8+(D05)」、「8+(D06)」、「8+(D07)」、「8+(D08)」、「8+(E01)」、「8+(E02)」、「8+(E03)」、「8+(E04)」、「8+(E05)」、「8+(E06)」、「8+(E07)」、「8+(E08)」、「8+(E09)」、「8+(E10)」、「8+(E11)」、「8+(E12)」、「8+(E13)」、「8+(E14)」、「8+(E15)」、「8+(E16)」、「8+(E17)」、「8+(E18)」、「8+(E19)」、「8+(E20)」、「8+(E21)」、「8+(F01)」、「8+(F02)」、「8+(F03)」、「8+(F04)」、「8+(F05)」。
 「9+(A01)」、「9+(A02)」、「9+(A03)」、「9+(A04)」、「9+(A05)」、「9+(A06)」、「9+(A07)」、「9+(A08)」、「9+(A09)」、「9+(B01)」、「9+(B02)」、「9+(B03)」、「9+(B04)」、「9+(B05)」、「9+(B06)」、「9+(C01)」、「9+(C02)」、「9+(C03)」、「9+(C04)」、「9+(C05)」、「9+(C06)」、「9+(C07)」、「9+(C08)」、「9+(C09)」、「9+(C10)」、「9+(C11)」、「9+(C12)」、「9+(C13)」、「9+(C14)」、「9+(C15)」、「9+(D01)」、「9+(D02)」、「9+(D03)」、「9+(D04)」、「9+(D05)」、「9+(D06)」、「9+(D07)」、「9+(D08)」、「9+(E01)」、「9+(E02)」、「9+(E03)」、「9+(E04)」、「9+(E05)」、「9+(E06)」、「9+(E07)」、「9+(E08)」、「9+(E09)」、「9+(E10)」、「9+(E11)」、「9+(E12)」、「9+(E13)」、「9+(E14)」、「9+(E15)」、「9+(E16)」、「9+(E17)」、「9+(E18)」、「9+(E19)」、「9+(E20)」、「9+(E21)」、「9+(F01)」、「9+(F02)」、「9+(F03)」、「9+(F04)」、「9+(F05)」。
 「10+(A01)」、「10+(A02)」、「10+(A03)」、「10+(A04)」、「10+(A05)」、「10+(A06)」、「10+(A07)」、「10+(A08)」、「10+(A09)」、「10+(B01)」、「10+(B02)」、「10+(B03)」、「10+(B04)」、「10+(B05)」、「10+(B06)」、「10+(C01)」、「10+(C02)」、「10+(C03)」、「10+(C04)」、「10+(C05)」、「10+(C06)」、「10+(C07)」、「10+(C08)」、「10+(C09)」、「10+(C10)」、「10+(C11)」、「10+(C12)」、「10+(C13)」、「10+(C14)」、「10+(C15)」、「10+(D01)」、「10+(D02)」、「10+(D03)」、「10+(D04)」、「10+(D05)」、「10+(D06)」、「10+(D07)」、「10+(D08)」、「10+(E01)」、「10+(E02)」、「10+(E03)」、「10+(E04)」、「10+(E05)」、「10+(E06)」、「10+(E07)」、「10+(E08)」、「10+(E09)」、「10+(E10)」、「10+(E11)」、「10+(E12)」、「10+(E13)」、「10+(E14)」、「10+(E15)」、「10+(E16)」、「10+(E17)」、「10+(E18)」、「10+(E19)」、「10+(E20)」、「10+(E21)」、「10+(F01)」、「10+(F02)」、「10+(F03)」、「10+(F04)」、「10+(F05)」。
 「11+(A01)」、「11+(A02)」、「11+(A03)」、「11+(A04)」、「11+(A05)」、「11+(A06)」、「11+(A07)」、「11+(A08)」、「11+(A09)」、「11+(B01)」、「11+(B02)」、「11+(B03)」、「11+(B04)」、「11+(B05)」、「11+(B06)」、「11+(C01)」、「11+(C02)」、「11+(C03)」、「11+(C04)」、「11+(C05)」、「11+(C06)」、「11+(C07)」、「11+(C08)」、「11+(C09)」、「11+(C10)」、「11+(C11)」、「11+(C12)」、「11+(C13)」、「11+(C14)」、「11+(C15)」、「11+(D01)」、「11+(D02)」、「11+(D03)」、「11+(D04)」、「11+(D05)」、「11+(D06)」、「11+(D07)」、「11+(D08)」、「11+(E01)」、「11+(E02)」、「11+(E03)」、「11+(E04)」、「11+(E05)」、「11+(E06)」、「11+(E07)」、「11+(E08)」、「11+(E09)」、「11+(E10)」、「11+(E11)」、「11+(E12)」、「11+(E13)」、「11+(E14)」、「11+(E15)」、「11+(E16)」、「11+(E17)」、「11+(E18)」、「11+(E19)」、「11+(E20)」、「11+(E21)」、「11+(F01)」、「11+(F02)」、「11+(F03)」、「11+(F04)」、「11+(F05)」。
 「12+(A01)」、「12+(A02)」、「12+(A03)」、「12+(A04)」、「12+(A05)」、「12+(A06)」、「12+(A07)」、「12+(A08)」、「12+(A09)」、「12+(B01)」、「12+(B02)」、「12+(B03)」、「12+(B04)」、「12+(B05)」、「12+(B06)」、「12+(C01)」、「12+(C02)」、「12+(C03)」、「12+(C04)」、「12+(C05)」、「12+(C06)」、「12+(C07)」、「12+(C08)」、「12+(C09)」、「12+(C10)」、「12+(C11)」、「12+(C12)」、「12+(C13)」、「12+(C14)」、「12+(C15)」、「12+(D01)」、「12+(D02)」、「12+(D03)」、「12+(D04)」、「12+(D05)」、「12+(D06)」、「12+(D07)」、「12+(D08)」、「12+(E01)」、「12+(E02)」、「12+(E03)」、「12+(E04)」、「12+(E05)」、「12+(E06)」、「12+(E07)」、「12+(E08)」、「12+(E09)」、「12+(E10)」、「12+(E11)」、「12+(E12)」、「12+(E13)」、「12+(E14)」、「12+(E15)」、「12+(E16)」、「12+(E17)」、「12+(E18)」、「12+(E19)」、「12+(E20)」、「12+(E21)」、「12+(F01)」、「12+(F02)」、「12+(F03)」、「12+(F04)」、「12+(F05)」。
 「13+(A01)」、「13+(A02)」、「13+(A03)」、「13+(A04)」、「13+(A05)」、「13+(A06)」、「13+(A07)」、「13+(A08)」、「13+(A09)」、「13+(B01)」、「13+(B02)」、「13+(B03)」、「13+(B04)」、「13+(B05)」、「13+(B06)」、「13+(C01)」、「13+(C02)」、「13+(C03)」、「13+(C04)」、「13+(C05)」、「13+(C06)」、「13+(C07)」、「13+(C08)」、「13+(C09)」、「13+(C10)」、「13+(C11)」、「13+(C12)」、「13+(C13)」、「13+(C14)」、「13+(C15)」、「13+(D01)」、「13+(D02)」、「13+(D03)」、「13+(D04)」、「13+(D05)」、「13+(D06)」、「13+(D07)」、「13+(D08)」、「13+(E01)」、「13+(E02)」、「13+(E03)」、「13+(E04)」、「13+(E05)」、「13+(E06)」、「13+(E07)」、「13+(E08)」、「13+(E09)」、「13+(E10)」、「13+(E11)」、「13+(E12)」、「13+(E13)」、「13+(E14)」、「13+(E15)」、「13+(E16)」、「13+(E17)」、「13+(E18)」、「13+(E19)」、「13+(E20)」、「13+(E21)」、「13+(F01)」、「13+(F02)」、「13+(F03)」、「13+(F04)」、「13+(F05)」。
 「14+(A01)」、「14+(A02)」、「14+(A03)」、「14+(A04)」、「14+(A05)」、「14+(A06)」、「14+(A07)」、「14+(A08)」、「14+(A09)」、「14+(B01)」、「14+(B02)」、「14+(B03)」、「14+(B04)」、「14+(B05)」、「14+(B06)」、「14+(C01)」、「14+(C02)」、「14+(C03)」、「14+(C04)」、「14+(C05)」、「14+(C06)」、「14+(C07)」、「14+(C08)」、「14+(C09)」、「14+(C10)」、「14+(C11)」、「14+(C12)」、「14+(C13)」、「14+(C14)」、「14+(C15)」、「14+(D01)」、「14+(D02)」、「14+(D03)」、「14+(D04)」、「14+(D05)」、「14+(D06)」、「14+(D07)」、「14+(D08)」、「14+(E01)」、「14+(E02)」、「14+(E03)」、「14+(E04)」、「14+(E05)」、「14+(E06)」、「14+(E07)」、「14+(E08)」、「14+(E09)」、「14+(E10)」、「14+(E11)」、「14+(E12)」、「14+(E13)」、「14+(E14)」、「14+(E15)」、「14+(E16)」、「14+(E17)」、「14+(E18)」、「14+(E19)」、「14+(E20)」、「14+(E21)」、「14+(F01)」、「14+(F02)」、「14+(F03)」、「14+(F04)」、「14+(F05)」。
 「15+(A01)」、「15+(A02)」、「15+(A03)」、「15+(A04)」、「15+(A05)」、「15+(A06)」、「15+(A07)」、「15+(A08)」、「15+(A09)」、「15+(B01)」、「15+(B02)」、「15+(B03)」、「15+(B04)」、「15+(B05)」、「15+(B06)」、「15+(C01)」、「15+(C02)」、「15+(C03)」、「15+(C04)」、「15+(C05)」、「15+(C06)」、「15+(C07)」、「15+(C08)」、「15+(C09)」、「15+(C10)」、「15+(C11)」、「15+(C12)」、「15+(C13)」、「15+(C14)」、「15+(C15)」、「15+(D01)」、「15+(D02)」、「15+(D03)」、「15+(D04)」、「15+(D05)」、「15+(D06)」、「15+(D07)」、「15+(D08)」、「15+(E01)」、「15+(E02)」、「15+(E03)」、「15+(E04)」、「15+(E05)」、「15+(E06)」、「15+(E07)」、「15+(E08)」、「15+(E09)」、「15+(E10)」、「15+(E11)」、「15+(E12)」、「15+(E13)」、「15+(E14)」、「15+(E15)」、「15+(E16)」、「15+(E17)」、「15+(E18)」、「15+(E19)」、「15+(E20)」、「15+(E21)」、「15+(F01)」、「15+(F02)」、「15+(F03)」、「15+(F04)」、「15+(F05)」。
[0045]
 「16+(A01)」、「16+(A02)」、「16+(A03)」、「16+(A04)」、「16+(A05)」、「16+(A06)」、「16+(A07)」、「16+(A08)」、「16+(A09)」、「16+(B01)」、「16+(B02)」、「16+(B03)」、「16+(B04)」、「16+(B05)」、「16+(B06)」、「16+(C01)」、「16+(C02)」、「16+(C03)」、「16+(C04)」、「16+(C05)」、「16+(C06)」、「16+(C07)」、「16+(C08)」、「16+(C09)」、「16+(C10)」、「16+(C11)」、「16+(C12)」、「16+(C13)」、「16+(C14)」、「16+(C15)」、「16+(D01)」、「16+(D02)」、「16+(D03)」、「16+(D04)」、「16+(D05)」、「16+(D06)」、「16+(D07)」、「16+(D08)」、「16+(E01)」、「16+(E02)」、「16+(E03)」、「16+(E04)」、「16+(E05)」、「16+(E06)」、「16+(E07)」、「16+(E08)」、「16+(E09)」、「16+(E10)」、「16+(E11)」、「16+(E12)」、「16+(E13)」、「16+(E14)」、「16+(E15)」、「16+(E16)」、「16+(E17)」、「16+(E18)」、「16+(E19)」、「16+(E20)」、「16+(E21)」、「16+(F01)」、「16+(F02)」、「16+(F03)」、「16+(F04)」、「16+(F05)」。
 「17+(A01)」、「17+(A02)」、「17+(A03)」、「17+(A04)」、「17+(A05)」、「17+(A06)」、「17+(A07)」、「17+(A08)」、「17+(A09)」、「17+(B01)」、「17+(B02)」、「17+(B03)」、「17+(B04)」、「17+(B05)」、「17+(B06)」、「17+(C01)」、「17+(C02)」、「17+(C03)」、「17+(C04)」、「17+(C05)」、「17+(C06)」、「17+(C07)」、「17+(C08)」、「17+(C09)」、「17+(C10)」、「17+(C11)」、「17+(C12)」、「17+(C13)」、「17+(C14)」、「17+(C15)」、「17+(D01)」、「17+(D02)」、「17+(D03)」、「17+(D04)」、「17+(D05)」、「17+(D06)」、「17+(D07)」、「17+(D08)」、「17+(E01)」、「17+(E02)」、「17+(E03)」、「17+(E04)」、「17+(E05)」、「17+(E06)」、「17+(E07)」、「17+(E08)」、「17+(E09)」、「17+(E10)」、「17+(E11)」、「17+(E12)」、「17+(E13)」、「17+(E14)」、「17+(E15)」、「17+(E16)」、「17+(E17)」、「17+(E18)」、「17+(E19)」、「17+(E20)」、「17+(E21)」、「17+(F01)」、「17+(F02)」、「17+(F03)」、「17+(F04)」、「17+(F05)」。
 「18+(A01)」、「18+(A02)」、「18+(A03)」、「18+(A04)」、「18+(A05)」、「18+(A06)」、「18+(A07)」、「18+(A08)」、「18+(A09)」、「18+(B01)」、「18+(B02)」、「18+(B03)」、「18+(B04)」、「18+(B05)」、「18+(B06)」、「18+(C01)」、「18+(C02)」、「18+(C03)」、「18+(C04)」、「18+(C05)」、「18+(C06)」、「18+(C07)」、「18+(C08)」、「18+(C09)」、「18+(C10)」、「18+(C11)」、「18+(C12)」、「18+(C13)」、「18+(C14)」、「18+(C15)」、「18+(D01)」、「18+(D02)」、「18+(D03)」、「18+(D04)」、「18+(D05)」、「18+(D06)」、「18+(D07)」、「18+(D08)」、「18+(E01)」、「18+(E02)」、「18+(E03)」、「18+(E04)」、「18+(E05)」、「18+(E06)」、「18+(E07)」、「18+(E08)」、「18+(E09)」、「18+(E10)」、「18+(E11)」、「18+(E12)」、「18+(E13)」、「18+(E14)」、「18+(E15)」、「18+(E16)」、「18+(E17)」、「18+(E18)」、「18+(E19)」、「18+(E20)」、「18+(E21)」、「18+(F01)」、「18+(F02)」、「18+(F03)」、「18+(F04)」、「18+(F05)」。
 「19+(A01)」、「19+(A02)」、「19+(A03)」、「19+(A04)」、「19+(A05)」、「19+(A06)」、「19+(A07)」、「19+(A08)」、「19+(A09)」、「19+(B01)」、「19+(B02)」、「19+(B03)」、「19+(B04)」、「19+(B05)」、「19+(B06)」、「19+(C01)」、「19+(C02)」、「19+(C03)」、「19+(C04)」、「19+(C05)」、「19+(C06)」、「19+(C07)」、「19+(C08)」、「19+(C09)」、「19+(C10)」、「19+(C11)」、「19+(C12)」、「19+(C13)」、「19+(C14)」、「19+(C15)」、「19+(D01)」、「19+(D02)」、「19+(D03)」、「19+(D04)」、「19+(D05)」、「19+(D06)」、「19+(D07)」、「19+(D08)」、「19+(E01)」、「19+(E02)」、「19+(E03)」、「19+(E04)」、「19+(E05)」、「19+(E06)」、「19+(E07)」、「19+(E08)」、「19+(E09)」、「19+(E10)」、「19+(E11)」、「19+(E12)」、「19+(E13)」、「19+(E14)」、「19+(E15)」、「19+(E16)」、「19+(E17)」、「19+(E18)」、「19+(E19)」、「19+(E20)」、「19+(E21)」、「19+(F01)」、「19+(F02)」、「19+(F03)」、「19+(F04)」、「19+(F05)」。
 「20+(A01)」、「20+(A02)」、「20+(A03)」、「20+(A04)」、「20+(A05)」、「20+(A06)」、「20+(A07)」、「20+(A08)」、「20+(A09)」、「20+(B01)」、「20+(B02)」、「20+(B03)」、「20+(B04)」、「20+(B05)」、「20+(B06)」、「20+(C01)」、「20+(C02)」、「20+(C03)」、「20+(C04)」、「20+(C05)」、「20+(C06)」、「20+(C07)」、「20+(C08)」、「20+(C09)」、「20+(C10)」、「20+(C11)」、「20+(C12)」、「20+(C13)」、「20+(C14)」、「20+(C15)」、「20+(D01)」、「20+(D02)」、「20+(D03)」、「20+(D04)」、「20+(D05)」、「20+(D06)」、「20+(D07)」、「20+(D08)」、「20+(E01)」、「20+(E02)」、「20+(E03)」、「20+(E04)」、「20+(E05)」、「20+(E06)」、「20+(E07)」、「20+(E08)」、「20+(E09)」、「20+(E10)」、「20+(E11)」、「20+(E12)」、「20+(E13)」、「20+(E14)」、「20+(E15)」、「20+(E16)」、「20+(E17)」、「20+(E18)」、「20+(E19)」、「20+(E20)」、「20+(E21)」、「20+(F01)」、「20+(F02)」、「20+(F03)」、「20+(F04)」、「20+(F05)」。
 「21+(A01)」、「21+(A02)」、「21+(A03)」、「21+(A04)」、「21+(A05)」、「21+(A06)」、「21+(A07)」、「21+(A08)」、「21+(A09)」、「21+(B01)」、「21+(B02)」、「21+(B03)」、「21+(B04)」、「21+(B05)」、「21+(B06)」、「21+(C01)」、「21+(C02)」、「21+(C03)」、「21+(C04)」、「21+(C05)」、「21+(C06)」、「21+(C07)」、「21+(C08)」、「21+(C09)」、「21+(C10)」、「21+(C11)」、「21+(C12)」、「21+(C13)」、「21+(C14)」、「21+(C15)」、「21+(D01)」、「21+(D02)」、「21+(D03)」、「21+(D04)」、「21+(D05)」、「21+(D06)」、「21+(D07)」、「21+(D08)」、「21+(E01)」、「21+(E02)」、「21+(E03)」、「21+(E04)」、「21+(E05)」、「21+(E06)」、「21+(E07)」、「21+(E08)」、「21+(E09)」、「21+(E10)」、「21+(E11)」、「21+(E12)」、「21+(E13)」、「21+(E14)」、「21+(E15)」、「21+(E16)」、「21+(E17)」、「21+(E18)」、「21+(E19)」、「21+(E20)」、「21+(E21)」、「21+(F01)」、「21+(F02)」、「21+(F03)」、「21+(F04)」、「21+(F05)」。
 「22+(A01)」、「22+(A02)」、「22+(A03)」、「22+(A04)」、「22+(A05)」、「22+(A06)」、「22+(A07)」、「22+(A08)」、「22+(A09)」、「22+(B01)」、「22+(B02)」、「22+(B03)」、「22+(B04)」、「22+(B05)」、「22+(B06)」、「22+(C01)」、「22+(C02)」、「22+(C03)」、「22+(C04)」、「22+(C05)」、「22+(C06)」、「22+(C07)」、「22+(C08)」、「22+(C09)」、「22+(C10)」、「22+(C11)」、「22+(C12)」、「22+(C13)」、「22+(C14)」、「22+(C15)」、「22+(D01)」、「22+(D02)」、「22+(D03)」、「22+(D04)」、「22+(D05)」、「22+(D06)」、「22+(D07)」、「22+(D08)」、「22+(E01)」、「22+(E02)」、「22+(E03)」、「22+(E04)」、「22+(E05)」、「22+(E06)」、「22+(E07)」、「22+(E08)」、「22+(E09)」、「22+(E10)」、「22+(E11)」、「22+(E12)」、「22+(E13)」、「22+(E14)」、「22+(E15)」、「22+(E16)」、「22+(E17)」、「22+(E18)」、「22+(E19)」、「22+(E20)」、「22+(E21)」、「22+(F01)」、「22+(F02)」、「22+(F03)」、「22+(F04)」、「22+(F05)」。
 「23+(A01)」、「23+(A02)」、「23+(A03)」、「23+(A04)」、「23+(A05)」、「23+(A06)」、「23+(A07)」、「23+(A08)」、「23+(A09)」、「23+(B01)」、「23+(B02)」、「23+(B03)」、「23+(B04)」、「23+(B05)」、「23+(B06)」、「23+(C01)」、「23+(C02)」、「23+(C03)」、「23+(C04)」、「23+(C05)」、「23+(C06)」、「23+(C07)」、「23+(C08)」、「23+(C09)」、「23+(C10)」、「23+(C11)」、「23+(C12)」、「23+(C13)」、「23+(C14)」、「23+(C15)」、「23+(D01)」、「23+(D02)」、「23+(D03)」、「23+(D04)」、「23+(D05)」、「23+(D06)」、「23+(D07)」、「23+(D08)」、「23+(E01)」、「23+(E02)」、「23+(E03)」、「23+(E04)」、「23+(E05)」、「23+(E06)」、「23+(E07)」、「23+(E08)」、「23+(E09)」、「23+(E10)」、「23+(E11)」、「23+(E12)」、「23+(E13)」、「23+(E14)」、「23+(E15)」、「23+(E16)」、「23+(E17)」、「23+(E18)」、「23+(E19)」、「23+(E20)」、「23+(E21)」、「23+(F01)」、「23+(F02)」、「23+(F03)」、「23+(F04)」、「23+(F05)」。
 「24+(A01)」、「24+(A02)」、「24+(A03)」、「24+(A04)」、「24+(A05)」、「24+(A06)」、「24+(A07)」、「24+(A08)」、「24+(A09)」、「24+(B01)」、「24+(B02)」、「24+(B03)」、「24+(B04)」、「24+(B05)」、「24+(B06)」、「24+(C01)」、「24+(C02)」、「24+(C03)」、「24+(C04)」、「24+(C05)」、「24+(C06)」、「24+(C07)」、「24+(C08)」、「24+(C09)」、「24+(C10)」、「24+(C11)」、「24+(C12)」、「24+(C13)」、「24+(C14)」、「24+(C15)」、「24+(D01)」、「24+(D02)」、「24+(D03)」、「24+(D04)」、「24+(D05)」、「24+(D06)」、「24+(D07)」、「24+(D08)」、「24+(E01)」、「24+(E02)」、「24+(E03)」、「24+(E04)」、「24+(E05)」、「24+(E06)」、「24+(E07)」、「24+(E08)」、「24+(E09)」、「24+(E10)」、「24+(E11)」、「24+(E12)」、「24+(E13)」、「24+(E14)」、「24+(E15)」、「24+(E16)」、「24+(E17)」、「24+(E18)」、「24+(E19)」、「24+(E20)」、「24+(E21)」、「24+(F01)」、「24+(F02)」、「24+(F03)」、「24+(F04)」、「24+(F05)」。
[0046]
 本発明の活性成分Bとして用いられる公知の殺菌剤、殺虫剤及び殺ダニ剤としては、例えば、下記の各群から選ばれる化合物が挙げらる。
 活性成分B-VII群(殺菌剤):硫黄(Sulphur)、石灰硫黄合剤(Lime sulfur)、塩基性硫酸銅(Copper sulfate)、イプロベンホス(Iprobenfos)、エディフェンホス(Edifenphos)、トルクロホス・メチル(Tolclofos-methyl)、チラム(Thiram)、ポリカーバメイト(Polycarbamate)、ジネブ(Zineb)、マンゼブ(Manzeb)、マンコゼブ(Mancozeb)、プロピネブ(Propineb)、チオファネート(Thiophanate)、チオファネートメチル(Thiophanate-methyl)、イミノクタジン酢酸塩(Iminoctadine triacetate)、イミノクタジンアルベシル酸塩(Iminoctadine albesilate)、メプロニル(Mepronil)、フルトラニル(Flutolanil)、ペンシクロン(Pencycuron)、フラメトピル(Furametpyr)、チフルザミド(Thifluzamide)、メタラキシル(Metalaxyl)、オキサジキシル(Oxadixyl)、カルプロパミド(Carpropamid)、ジクロフルアニド(Dichlofluanid)、フルスルファミド(Flusulfamide)、クロロタロニル(Chlorothalonil)、クレソキシム・メチル(Kresoxim-methyl)、フェノキサニル(Fenoxanil)、ヒメキサゾール(Hymexazol)、エクロメゾール(Echlomezole)、フルオルイミド(Fluoromide)、プロシミドン(Procymidone)、ビンクロゾリン(Vinclozolin)、トリアジメホン(Triadimefon)、ビテルタノール(Bitertanol)、トリフルミゾール(Triflumizol)、イプコナゾール(Ipconazole)、フルコナゾール(Furconazole)、プロピコナゾール(Proconazole)、ジフェノコナゾール(Difenoconazole)、ミクロブタニル(Myclobutanil)、テトラコナゾール(Tetraconazole)、ヘキサコナゾール(Hexaconazole)、テブコナゾール(Tebuconazole)、チアジニル(Tiadinil)、イミベンコナゾール(Imibenconazole)、プロクロラズ(Prochloraz)、ペフラゾエート(Pefurazoate)、シプロコナゾール(Cyproconazole)、イソプロチオラン(Isoprothiolane)、フェナリモル(Fenarimol)、ピリメタニル(Pyrimethanil)、メパニピリム(Mepanipyrim)、ピリフェノックス(Pyrifenox)、フルアジナム(Fluazinam)、トリホリン(Triforine)、ジクロメジン(Diclomezine)、アゾキシストロビン(Azoxystrobin)、チアジアジン(Thiadiazine)、キャプタン(Captan)、プロベナゾール(Probenazole)、アシベンゾラルSメチル(Acibenzolar S-methyl)、フサライド(Fthalide)、トリシクラゾール(Tricyclazole)、ピロキロン(Pyroquilone)、キノメチオネート(Chinomethionate)、オキソリニック酸(Oxolinic acid)、ジチアノン(Dithianon)、カスガマイシン(kasugamycin)、バリダマイシン(Validamycin)、ポリオキシン(Polyoxin)、ブラストサイジン(Blasticidin)、ストレプトマイシン(Streptomycin)、フルアジナム(Fluazinam)、トリクラミド(Trichlamide)、アミスルブロム(Amisulbrom)。
[0047]
 活性成分B-VIII群(殺虫剤、殺ダニ剤):シエノピラフェン(Cyenopyrafen)、エチオン(Ethion)、トリクロルホン(Metrifonate)、メタミドホス(Methamidophos)、アセフェート(Acephate)、ジクロルボス(Dichlorvos)、メビンホス(Mevinphos)、モノクロトホス(Monocrotophos)、マラチオン(Malathion)、ホルモチオン(Formothion)、メカルバム(Mecarbam)、バミドチオン(Vamidothion)、チオメトン(Thiometon)、ジスルホトン(Dithiodemeton)、オキシデプロホス(Oxydeprofos)、ナレッド(Naled)、メチルパラチオン(Methyl Parathion)、フェニトロチオン(Fenitrothion)、シアノホス(Cyanophos)、プロパホス(Propaphos)、フェンチオン(Fenthion)、プロチオホス(Prothiophos)、プロフェノホス(Profenofos)、イソフェンホス(Isofenphos)、テメホス(Temephos)、フェントエート(Phenthoate)、ジメチルビンホス(Dimethylvinphos)、クロルフェビンホス(Chlorfenvinphos)、テトラクロルビンホス(Tetrachlorvinphos)、ホキシム(Phoxim)、イソキサチオン(Isoxathion)、ピラクロホス(Pyraclofos)、メチダチオン(Methidathion)、クロロピリホス(Chlorpyrifos)、ピリダフェンチオン(Pyridaphenthion)、ダイアジノン(Diazinon)、ピリミホスメチル(Pirimiphos-methyl)、ホサロン(Phosalone)、ホスメット(Phosmet)、ジオキサベンゾホス(Dioxabenzofos)、キナルホス(Quinalphos)、メスルフェンホス(Mesulfenfos)、DPS(NK-0795)、イソアミドホス(Isamidofos)、エナプロホス(Ethoprophos)、フェンチオン(Fenthion)、スルプロホス(Sulprofos)、ピレトリン(Pyrethroid)、アレスリン(Allethrin)、プラレトリン(Prallethrin)、レスメトリン(Resmethrin)、ペルメトリン(Permethrin)、テフルトリン(Tefluthrin)、ビフェントリン(Bifenthrin)、フェンプロパトリン(Fenpropathrin)、シペルメトリン(Cypermethrin)、アルファシペルメトリン(Cypermethrin)、シハロトリン(Cyhalothrin)、ラムダシハロトリン(Lambda-cyhalothrin)、デルタメトリン(Decamethrin)、アクリナトリン(Acrinathrin)、フェンバレレート(Fenvalerate)、エスフェンバレレート(Esfenvalerate)、シクロプロトリン(Cycloprothrin)、エトフェンプロックス(Ethofenprox)、ハルフェンプロックス(Halfenprox)、シラフルオフェン(Silafluofen)、フルシトリネート(Flucythrinate)、フルバリネート(Fluvalinate)、メソミル(Methomyl)、チオジカルブ(Thiodicarb)、カルタップ(Cartap)、メトルカルブ(Metolcarb)、キシリカルブ(Xylylcarb)、プロポキスル(Propoxur)、フェノキシカルブ(Fenoxycarb)、フェノブカルブ(Fenobcarb)、エチオフェンカルブ(Ethiofencarb)、フェノチオカルブ(Fenothiocarb)、ビフェナゼート(Bifenazate)、BPMC(2-セコンダリーブチルフェニル-N-メチルカーバメート2-secondary-Butylphenyl-N-methylcarbamate)、カルバリル(Caryderm)、ピリミカーブ(Pirimicarb)、フラチオカルブ(Furathiocarb)、ベンフラカルブ(Benfuracarb)、ジアフェンチウロン(Diafenthiuron)、ジフルベンズロン(Diflubenzuron)、テフルベンズロン(Teflubenzuron)、ヘキサフルムロン(Hexaflumuron)、ノバルロン(Novaluron)、ルフェヌロン(Lufenuron)、フルフェノクスロン(Flufenoxuron)、クロルフルアズロン(Chlorfluazuron)、酸化フェンブタスズ(Fenbutatin oxide)、水酸化トリシクロヘキシルスズ(Tricyclohexyltin hydroxide)、オレイン酸ナトリウム(Sodium oleate)、オレイン酸カリウム(Potassium Oleate)、メトプレン(Methoprene)、ハイドロプレン(Hydroprene)、ビナパクリル(Binapacryl)、アミトラズ(Amitraz)、ジコホル(Dicofol)、ケルセン(Dicofol)、クロルベンジレート(Chlorobenzilate)、フェニソブロモレート(Phenisobromolate)、テトラジホン(Tetradifon)、ベンスルタップ(Bensultap)、ベンゾメート(Benzoximate)、テブフェノジド(Tebufenozide)、メトキシフェノジド(Methoxyfenozide)、ピリダリル(Pyridalyl)、メタフルミゾン(Metaflumizone)、フルベンジアミド(Flubendiamide)、クロマフェノジド(Chromafenozide)、プロパルギット(Propargite)、アセキノシル(Acequinocyl)、エンドスルファン(Endosulfan)、ジオフェノラン(Diofenolan)、クロルフェナピル(Chlorfenapyr)、フェンピロキシメート(Fenpyroximate)、トルフェンピラド(Tolfenpyrad)、フィプロニル(Fipronil)、テブフェンピラド(Tebufenpyrad)、トリアザメート(Triazamate)、エトキサゾール(Etoxazole)、ヘキシチアゾクス(Hexythiazox)、硫酸ニコチン(Nicotin hydrosulfonate)、ニテンピラム(Nitenpyram)、アセタミプリド(Acetamiprid)、チアクロプリド(thiacloprid)、イミダクロプリド(imidacloprid)、チアメトキサム(thiamethoxam)、クロチアニジン(clothianidin)、ジノテフラン(dinotefuran)、ピリプロキシフェン(Pyriproxyfen)、ヒドラメチルノン(Hydramethylnon)、ピリミジフェン(Pyrimidifen)、ピリダベン(Pyridaben)、シロマジン(Cyromazine)、TPIC(トリプロピルイソシアヌレート Tripropylisocyanurate)、ピメトロジン(Pymetrozine)、クロフェンテジン(Clofentezine)、ブプロフェジン(Buprofezin)、チオシクラム(Thiocyclam)、フェナザキン(Fenazaquin)、キノメチオネート(Quinomethionate)、インドキサカルブ(Indoxacarb)、ポリナクチン複合体(Polynactins)、ミルベメクチン(Milbemectin)、エマメクチン・ベンゾエート(Emamectin benzoate)、スピノサッド(Spinosad)、BT(バチルス・チューリンゲンシス Bacillus thuringiensis)、アザディラクチン(Azadirachtin)、ロテノン(Rotenone)、ヒドロキシプロピルデンプン(Hydroxypropyl starch)、塩酸レバミゾール(Levamisole)、酒石酸モランテル(Morantel tartrate)、モナクロスポリウム・フィマトパガム(Monacrosporium phymatophagum)。
[0048]
 本発明組成物及び本発明方法における、化合物(I)から選ばれる[活性成分A]と、公知の殺線虫剤、殺菌剤、殺虫剤及び殺ダニ剤から選ばれる[活性成分B]との好適な混合割合は、活性成分Aの1重量部に対して、活性成分Bは通常0.001~1000重量部、好ましくは0.01~100重量部、より好ましくは0.1~10重量部である。
 本発明組成物及び本発明方法における、有効成分化合物の好ましい処理量は、防除すべき対象病害の種類などにより左右されるが、通常は、活性成分Aが0.1~1000ga.i./ha、活性成分Bが0.1~1000ga.i./haであり、好ましくは、活性成分Aが1~300ga.i./haであり、活性成分Bが1~300ga.i./haである。
[0049]
 本発明組成物は、各種線虫を防除するためにそのまま、又は水等で適宜希釈し、若しくは懸濁させた形で、各種線虫防除に有効な量を、該当線虫の発生が予測される対象植物、その種子又は播種するための栽培担体等に、通常の方法を適用して使用すればよく、例えば、稲育苗箱施用、種子粉衣等の施用方法、種子消毒法、植穴処理、株元処理、作条処理、土壌混和処理等の施用方法で使用することができる。
 また、果樹、穀類、野菜等の畑作において発生する線虫に対しては、粉衣や浸漬等の種子処理、苗根の浸漬処理、播種時等の作条、育苗用の栽培容器や植穴、株元等の育苗担体等への灌注、葉面散布、混和処理等の後、灌水等をして植物に吸収させ、使用することにより実施できる。水耕栽培においては、水耕液に処理しても良い。
 種子処理の方法としては、当該技術分野で公知の方法に従って、例えば、液状又固体状の製剤を希釈又は希釈せずに、液体状態にて種子を浸漬して薬剤を浸透させる方法、固形製剤又は液状製剤を種子と混和、紛衣処理等をして、種子の表面に付着させる方法、樹脂、ポリマー等の付着性の高い担体と混和して、種子に単層又は多層にコーティングする方法、植え付けと同時に種子の近辺に散布する方法等を挙げることができる。種子処理を行う「種子」とは、広義には、本発明における「繁殖用植物体」と同義であり、種子の他、球根、塊茎、種いも、鱗茎あるいは挿し木栽培用の茎等の栄養繁殖用の植物体を含むものである。
[0050]
 本発明方法を実施する場合の土壌又は植物担体とは、植物を栽培するための支持体を示すものであり、材質は特に制限されないが、植物が生育しうる材質であれば良い。例えば、各種土壌、育苗マット、水等を含むものであり、砂、バーミキューライト、綿、紙、珪藻土、寒天、ゲル状物質、高分子物質、ロックウール、グラスウール、木材チップ、バーク、軽石等を含むこともできる。
 土壌への施用法方法としては、例えば、液状又は固形製剤を水に希釈又は希釈せずに、植物体の設置場所近辺、育苗のための苗床等に施用する方法、播種前又は植物体を植える前に、植穴、作条等に粉剤、水和剤、顆粒水和剤、粒剤等を散布する方法などが挙げられる。
 水稲用の育苗箱への施用方法としては、剤型は、例えば、播種事施用、緑化期施用、移植時施用など、施用時期により異なる場合もあるが、粉剤、顆粒水和剤、粒剤等の剤型で施用すれば良い。これらは、培土との混和によって施用することができ、培土と粉剤、顆粒水和剤又は粒剤との混和である、例えば、床土混和、覆土混和、培土全体への混和等を行なうことができる。また、培土と各種製剤を交互に層状にして施用しても良い。
[0051]
 播種時の施用の時期は、播種の前、同時、播種後のいずれでも良く、覆土後に施用しても良い。
 畑作物、例えば、馬鈴薯、サツマイモ、大豆等においては、播種から育苗期において、種子を直接、植物体に近接する栽培担体等の処理が好ましい。畑へ直接播種する植物においては、種子への直接の処理の他、栽培中の植物に近接する栽培担体等への処理が好適である。上記処理としては、粒剤を用いて散布処理、又は水に希釈若しくは希釈しない薬剤を液状にて灌注処理等を挙げることができる。
 移植を行う栽培植物の播種、育苗期の処理としては、種子への直接の処理の他、育苗用の苗床への液状とした薬剤の灌注処理又は粒剤の散布処理ができる。又、定植時に粒剤を植穴に処理したり、移植場所近辺の栽培担体に混和することもできる。
 「植物」とは、ヒトの食料として栽培される穀類や果樹・野菜、家畜・家禽等の飼料作物、遺伝子組み換え作物(除草剤耐性作物、殺虫性たんぱく生産遺伝子を組み込んだ害虫耐性作物、病害に対する抵抗性誘導物質生産遺伝子を組み込んだ病害耐性作物、食味向上作物、保存性向上作物、収量向上作物等)、その姿や形を愛でる鑑賞植物、或いは公園・街路等の植栽等の維管束植物(Tracheophyta)を意味する。具体的には、以下の植物が挙げられるが、植物の具体例は、これらのみに限定されるものではない。
[0052]
 アカマツJapanese Red Pine(Pinus densiflora)、ヨーロッパアカマツScots Pine(Pinus sylvestris)、クロマツJapanese Black Pine(Pinus thunbergii)等のマツ科(Pinaceae)等に属するマツ目(Pinales)植物。
 コショウPepper(Piper nigrum)等のコショウ科(Piperaceae)、アボカドAvocado(Persea americana)等のクスノキ科(Lauraceae)等に属するモクレン類(magnoliids)、
 コンニャクKonjac(Amorphophallus konjac)、サトイモEddoe(Colocasia esculenta)等のサトイモ科(Araceae)、ナガイモChinese yam(Dioscorea batatas)、ヤマノイモJapanese yam(Dioscorea japonica)等のヤマノイモ科(Dioscoreaceae)、リーキLeek(Allium ampeloprasum var. porrum)、タマネギOnion(Allium cepa)、ラッキョウRakkyo(Allium chinense)、ネギWelsh onion(Allium fistulosum)、ニンニクGarlic(Allium sativum)、チャイブChives(Allium schoenoprasum)、アサツキChive(Allium schoenoprasum var. foliosum)、ニラOriental garlic(Allium tuberosum)、ワケギScallion(Allium x wakegi)等のネギ科(Alliaceae)、アスパラガスAsparagus(Asparagus officinalis)等のクサスギカズラ科(Asparagaceae)、ココヤシCoconut palm(Cocos nucifera)、ギニアアブラヤシOil palm(Elaeis guineensis)等のヤシ科(Arecaceae)アレカヤシ亜科(Arecoideae)、ナツメヤシDate palm(Phoenix dactylifera)等のヤシ科(Arecaceae)タリポットヤシ亜科(Coryphoideae)、パイナップルPineapple(Ananas comosus)等のパイナップル科(Bromeliaceae)、イネRice(Oryza sativa)等のイネ科(Poaceae)エールハルタ亜科(Ehrhartoideae)、ベントグラスBent grass(Agrostis spp.)、ブルーグラスBlue grass(Poa spp.)、オオムギBarley(Hordeum vulgare)、コムギWheat(Triticum aestivum, T. durum)、ライムギRye(Secale cereale)等のイネ科(Poaceae)イチゴツナギ亜科(Pooideae)、ギョウギシバBermuda grass(Cynodon dactylon)、シバGrass(Zoysia spp.)等のイネ科(Poaceae)ヒゲシバ亜科(Chloridoideae)、サトウキビSugarcane(Saccharum officinarum)、ソルガムSorgum(Sorghum bicolor)、トウモロコシCorn(Zea mays)等のイネ科(Poaceae)キビ亜科(Panicoideae)、バナナBanana(Musa spp.)等のバショウ科(Musaceae)、ミョウガMyoga(Zingiber mioga)、ショウガGinger(Zingiber officinale)等のショウガ科(Zingiberaceae)等に属する単子葉類(monocots)。
 レンコンLotus root(Nelumbo nucifera)等のハス科(Nelumbonaceae)、ラッカセイPeanut(Arachis hypogaea)、ヒヨコマメChickpea(Cicer arietinum)、ヒラマメLentil(Lens culinaris)、エンドウPea(Pisum sativum)、ソラマメBroad bean(Vicia faba)、ダイズSoybean(Glycine max)、インゲンマメCommon bean(Phaseolus vulgaris)、アズキAdzuki bean(Vigna angularis)、ササゲCowpea(Vigna unguiculata)等のマメ科(Fabaceae)、ホップHop(Humulus lupulus)等のアサ科(Cannabaceae)、イチジクFig Tree(Ficus carica)、クワMulberry(Morus spp.)等のクワ科(Moraceae)、ナツメCommon jujube(Ziziphus jujuba)等のクロウメモドキ科(Rhamnaceae)、イチゴStrawberry(Fragaria)、バラRose(Rosa spp.)等のバラ科(Rosaceae)バラ亜科(Rosoideae)、ビワJapanese loquat(Eriobotrya japonica)、リンゴApple(Malus pumila)、セイヨウナシEuropean Pear(Pyrus communis)、ナシNashi Pear(Pyrus pyrifolia var. culta)等のバラ科(Rosaceae)ナシ亜科(Maloideae)、モモPeach(Amygdalus persica)、アンズApricot(Prunus armeniaca)、オウトウCherry(Prunus avium)、プルーンPrune(Prunus domestica)、アーモンドAlmond(Prunus dulcis)、ウメJapanese Apricot(Prunus mume)、スモモJapanese Plum(Prunus salicina)、オオシマザクラ(Cerasus speciosa)、ソメイヨシノ(Cerasus x yedoensis‘Somei-yoshino’)等のバラ科(Rosaceae)サクラ亜科(Prunoideae)、トウガンWinter melon(Benincasa hispida)、スイカWatermelon(Citrullus lanatus)、ユウガオBottle gourd(Lagenaria siceraria var. hispida)、ヘチマLuffa(Luffa cylindrica)、カボチャPumpkin(Cucurbita spp.)、ズッキーニZucchini(Cucurbita pepo)、ニガウリBitter melon(Momordica charantia var. pavel)、メロンMuskmelon(Cucumis melo)、シロウリOriental pickling melon(Cucumis melo var. conomon)、マクワウリOriental melon(Cucumis melo var. makuwa)、キュウリCucumber(Cucumis sativus)等のウリ科(Cucurbitaceae)、クリJapanese Chestnut(Castanea crenata)等のブナ科(Fagaceae)、クルミWalnut(Juglans spp.)等のクルミ科(Juglandaceae)、カシューナッツCashew(Anacardium occidentale)、マンゴーMango(Mangifera indica)、ピスタチオPistachio(Pistacia vera)等のウルシ科(Anacardiaceae)、サンショウJapanese pepper(Zanthoxylum piperitum)等のミカン科(Rutaceae)ヘンルーダ亜科(Rutoideae)、ダイダイBitter orange(Citrus aurantium)、ライムLime(Citrus aurantifolia)、ハッサクHassaku orange(Citrus hassaku)、ユズYuzu(Citrus junos)、レモンLemon(Citrus limon)、ナツミカンNatsumikan(Citrus natsudaidai)、グレープフルーツGrapefruit(Citrus x paradisi)、オレンジOrange(Citrus sinensis)、カボスKabosu(Citrus sphaerocarpa)、スダチSudachi(Citrus sudachi)、ポンカンMandarin Orange(Citrus tangerina)、ウンシュウミカンSatsuma(Citrus unshiu)、キンカンKumquat(Fortunella spp.)等のミカン科(Rutaceae)ミカン亜科(Aurantioideae)、セイヨウワサビHorseradish(Armoracia rusticana)、カラシナMustard(Brassica juncea)、タカナTakana(Brassica juncea var. integrifolia)、セイヨウアブラナRapeseed(Brassica napus)、カリフラワーCauliflower(Brassica oleracea var. botrytis)、キャベツCabbage(Brassica oleracea var. capitata)、メキャベツBrussels sprout(Brassica oleracea var. gemmifera)、ブロッコリーBroccoli(Brassica oleracea var. italica)、チンゲンサイGreen pak choi(Brassica rapa var. chinensis)、ノザワナNozawana(Brassica rapa var. hakabura)、アブラナNapa cabbage(Brassica rapa var. nippo-oleifera)、ミズナPotherb Mustard(Brassica rapa var. nipposinica)、ハクサイNapa cabbage(Brassica rapa var. pekinensis)、コマツナTurnip leaf(Brassica rapa var. perviridis)、カブTurnip(Brassica rapa var. rapa)、ルッコラGarden rocket(Eruca vesicaria)、ダイコンDaikon(Raphanus sativus var. longipinnatus)、ワサビWasabi(Wasabia japonica)等のアブラナ科(Brassicaceae)、パパイアPapaya(Carica papaya)等のパパイア科(Caricaceae)、オクラOkra(Abelmoschus esculentus)、ワタCotton plant(Gossypium spp.)、カカオCacao(Theobroma cacao)等のアオイ科(Malvaceae)、ブドウGrape(Vitis spp.)等のブドウ科(Vitaceae)、テンサイSugar beet(Beta vulgaris ssp. vulgaris var. altissima)、テーブルビートTable beet(Beta vulgaris ssp. vulgaris var. vulgaris)、ホウレンソウSpinach(Spinacia oleracea)等のヒユ科(Amaranthaceae)、ソバBuckweat(Fagopyrum esculentum)等のタデ科(Polygonaceae)、カキKaki Persimmon(Diospyros kaki)等のカキノキ科(Ebenaceae)、チャTea plant(Camellia sinensis)等のツバキ科(Theaceae)、キウイフルーツKiwifruit(Actinidia deliciosa, A. chinensis)等のマタタビ科(Actinidiaceae)、ブルーベリーBlueberry(Vaccinium spp.)、クランベリーCranberry(Vaccinium spp.)等のツツジ科(Ericaceae)、コーヒーノキCoffee plants(Coffea spp.)等のアカネ科(Rubiaceae)、レモンバームLemon balm(Melissa officinalis)、ミントMint(Mentha spp.)、バジルBasil(Ocimum basilicum)、シソShiso(Perilla frutescens var. crispa)、エゴマ(Perilla frutescens var. frutescens)、セージCommon Sage(Salvia officinalis)、タイムThyme(Thymus spp.)等のシソ科(Lamiaceae)、ゴマSesame(Sesamum indicum)等のゴマ科(Pedaliaceae)、オリーブOlive(Olea europaea)等のモクセイ科(Oleaceae)、サツマイモSweet potato(Ipomoea batatas)等のヒルガオ科(Convolvulaceae)、トマトTomato(Solanum lycopersicum)、ナスEggplant(Solanum melongena)、ジャガイモPotato(Solanum tuberosum)、トウガラシChili pepper(Capsicum annuum)、ピーマンBell pepper(Capsicum annuum var. 'grossum')、タバコTobacco(Nicotiana tabacum)等のナス科(Solanaceae)、セロリCelery(Apium graveolens var. dulce)、コリアンダーCoriander(Coriandrum sativum)、ミツバJapanese honeywort(Cryptotaenia Canadensis subsp. japonica)、ニンジンCarrot(Daucus carota subsp. sativus)、パセリParsley(Petroselium crispum)、イタリアンパセリItalian parsley(Petroselinum neapolitanum)等のセリ科(Apiaceae)、ウドUdo(Aralia cordata)、タラノキ(Aralia elata)等のウコギ科(Araliaceae)、アーティチョークArtichoke(Cynara scolymus)等のキク科(Asteraceae)アザミ亜科(Carduoideae)、キクニガナChicory(Cichorium intybus)、レタスLettuce(Lactuca sativa)等のキク科(Asteraceae)タンポポ亜科(Asteraceae)、キクFlorists’ daisy(Dendranthema grandiflorum)、シュンギクCrown daisy(Glebionis coronaria)、ヒマワリSunflower(Helianthus annuus)、フキFuki(Petasites japonicus)、ゴボウBurdock(Arctium lappa)等のキク科(Asteraceae)キク亜科(Asteraceae)等に属する真正双子葉類(eudicots)。
[0053]
 「線虫」とは、植物に障害を引き起こす病原となる線虫を意味し、具体的には、以下の線虫が挙げられるが、線虫の具体例は、これらのみに限定されるものではない。
 例えば、サツマイモネコブセンチュウ(Meloidogyne incognita)、ジャワネコブセンチュウ(Meloidogyne javamica)、アレナリアネコブセンチュウ(Meloidogyne arenaria)、キタネコブセンチュウ(Meloidogyne hapla)、シバネコブセンチュウ (Meloidogyne graminis)等のメロイドギネ科(Meloidogyne)、ハセンチュウ(Aphelenchoides involutus)等のアフェレンコイデス科(Aphelenchoididae)、ピンセンチュウ (Paratylenchus sp)等のパラティレンクス科 (Paratylenchidae)、ミナミネグサレセンチュウ (Pratylenchus coffeae)、ノコギリネグサレセンチュウ (Pratylenchus crenatus)、マキバネグサレセンチュウ (Pratylenchus gotohi)、ムギネグサレセンチュウ (Pratylenchus neglectus)、キタネグサレセンチュウ (Pratylenchus penetrans)、クルミネグサレセンチュウ (Pratylenchus vulnus)、モロコシネグサレセンチュウ (Pratylenchus zeae)等のプラティレンクス科 (Pratylenchidae)、クローバシストセンチュウ (Heterodera trifolii)、ムギシストセンチュウ(Heterodera avenae)、オカボシストセンチュウ(Heterodera elachista)、ダイズシストセンチュウ(Heterodera glycines)、ジャガイモシストセンチュウ(Globodera rostochiensis)、ジャガイモシロシストセンチュウ(Globodera pallida)、テンサイシストセンチュウ(Heterodera schachtii)等のヘテロデラ科 (Heteroderidae)、ナミラセンセンチュウ (Helicotylenchus dihystera)等のホプロライムス科 (Hoplolaimidae)、バナナネモグリセンチュウ(Radopholus similis)、カンキツネモグリセンチュウ(Radopholus citrophilus)等のネモグリセンチュウ類。
クワナガハリセンチュウ(Longidorus martini)、ナガハリセンチュウ(Longidorus sp.)、アメリカオオハリセンチュウ(Xiphinema americanum)、オオハリセンチュウ(Xiphinema sp.) ボンサイオオハリセンチュウ(Xiphinema incognitum)等のロンギドルス科(Longidoridae)、ヒメユミハリセンチュウ(Paratrichodorus minor)、ナガイモユミハリセンチュウ(Paratrichodorus porosus)等のトリコドルス科、ミカンネセンチュウ(Tylenchulus semipenetrans)等のティレンクルス科、ツバキマルセンチュウ(Sphaeronema camelliae)等のスフェロマネ科、ワセンチュウ(Criconemella sp)、カヤサヤワセンチュウ(Hemicriconemoides brachyurus)、カナヤサヤワセンチュウ(Hemicriconemoides kanayaensis)、ミカントゲワセンチュウ(Ogma civellae)、クワトゲワセンチュウ(Ogma coffeae)、クヌギトゲワセンチュウ(Ogma dryum)、ノコギリトゲワセンチュウ(Ogma serratum)等のクリコマネ科、チャピンセンチュウ(Paratylenchus curvitatus)、ヒメピンセンチュウ(Paratylenchus elachistus)等のパラティレンクス科、ニセネグサレセンチュウ(Aphelenchus avenae)等のアフェレンクス科、イネシンガレセンチュウ(Aphelenchoides besseyi)、イチゴセンチュウ(Aphelenchoides fragariae)、ユリセンチュウ(Aphelenchoides lilium)、ハガレセンチュウ(Aphelenchoides ritzemabosi)、マツノザイセンチュウ(Bursaphelenchus xylophilus)等のアフェレンコイデス科。
[0054]
 更に、本発明組成物は、回虫、ギョウ虫、アニサキス、フィラリア、バンクロフト糸状虫、回旋糸状虫、がく口虫等の動物寄生性線虫にも有効である。
 また、本発明組成物は、マツ目(Pinales)、モクレン類(magnoliids)、単子葉類(monocots)、真正双子葉類(eudicots)等の維管束植物(Tracheophyta)に発生する多くの線虫を効果的に防除できる。
 線虫としては、線形動物門(Nematoda)ハリセンチュウ目(Tylenchida)、桿線虫目(Rhabditida)、ニセハリセンチュウ目(Dorylaimida)、モンヒステラ目(Monhysterida)、Araeolaimida目、クロマドラ目 (Chromadorida)、エノプルス目(Enoplida)、Mononchida目、Dorylaimida目等が挙げられるが、本発明組成物は、これらのうち、特にハリセンチュウ目、桿線虫目、ニセハリセンチュウ目及びDorylaimida目に属する植物病原性線虫類に対して、低濃度で優れた防除効果を発揮する。
[0055]
 本発明組成物は、化合物(I)から選ばれる活性成分Aと、公知の殺線虫剤、殺菌剤、殺虫剤及び殺ダニ剤から選ばれる活性成分Bとを混合し、混合物として使用することもできる。通常は、適当な固体担体又は液体担体と混合し、更に所望により、界面活性剤、浸透剤、展着剤、増粘剤、凍結防止剤、結合剤、固結防止剤、崩壊剤、消泡剤、防腐剤、分解防止剤等を添加して、液剤(soluble concentrate)、乳剤(emulsifiable concentrate)、水和剤(wettable powder)、水溶剤(water soluble powder)、顆粒水和剤(water dispersible granule)、顆粒水溶剤(water soluble granule)、懸濁剤(suspension concentrate)、乳濁剤(concentrated emulsion)、サスポエマルジョン(suspoemulsion)、マイクロエマルジョン(microemulsion)、粉剤(dustable powder)、粒剤(granule)、錠剤(tablet)、乳化性ゲル剤(emulsifiable gel)等の任意の剤型の製剤として、実用に供することが好ましい。
 また、省力化及び安全性向上の観点から、上記任意の剤型の製剤を、水溶性カプセル、水溶性フィルムの袋等の水溶性包装体として封入して供することもできる。
[0056]
 固体担体としては、例えば、石英、方解石、海泡石、ドロマイト、チョーク、カオリナイト、パイロフィライト、セリサイト、ハロサイト、メタハロサイト、木節粘土、蛙目粘土、陶石、ジークライト、アロフェン、シラス、きら、タルク、ベントナイト、活性白土、酸性白土、軽石、アタパルジャイト、ゼオライト、珪藻土等の天然鉱物質;焼成クレー、パーライト、シラスバルーン、バーミキュライト、アタパルガスクレー、焼成珪藻土等の天然鉱物質の焼成品;炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、硫酸アンモニウム、硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウム、リン酸水素二アンモニウム、リン酸二水素アンモニウム、塩化カリウム等の無機塩類;ブドウ糖、果糖、しょ糖、乳糖などの糖類;澱粉、粉末セルロース、デキストリン等の多糖類;尿素、尿素誘導体、安息香酸、安息香酸の塩等の有機物;木粉、コルク粉、トウモロコシ穂軸、クルミ殻、タバコ茎等の植物類;フライアッシュ、ホワイトカーボン(例えば、含水合成シリカ、無水合成シリカ、含水合成シリケート等)、肥料等が挙げられる。
[0057]
 液体担体としては、例えば、キシレン、アルキル(C 又はC 10等)ベンゼン、フェニルキシリルエタン、アルキル(C 又はC 等)ナフタレン等の芳香族炭化水素類;マシン油、ノルマルパラフィン、イソパラフィン、ナフテン等の脂肪族炭化水素類;ケロシン等の芳香族炭化水素と脂肪族炭化水素の混合物;エタノール、イソプロパノール、シクロヘキサノール、フェノキシエタノール、ベンジルアルコール等のアルコール;エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ヘキシレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール等の多価アルコール;プロピルセロソルブ、ブチルセロソルブ、フェニルセロソルブ、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノプロピルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールモノフェニルエーテル等のエーテル;アセトフェノン、シクロヘキサノン、γ-ブチロラクトン等のケトン;脂肪酸メチルエステル、コハク酸ジアルキルエステル、グルタミン酸ジアルキルエステル、アジピン酸ジアルキルエステル、フタル酸ジアルキルエステル等のエステル;N-アルキル(C 、C 又はC 12等)ピロリドン等の酸アミド;大豆油、アマニ油、ナタネ油、ヤシ油、綿実油、ヒマシ油等の油脂;ジメチルスルホキシド、水等が挙げられる。
 これらの固体担体及び液体担体は、単独で用いても2種以上を併用してもよい。
[0058]
 界面活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキル(モノ又はジ)フェニルエーテル、ポリオキシエチレン(モノ、ジ又はトリ)スチリルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックコポリマー、ポリオキシエチレン脂肪酸(モノ又はジ)エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ヒマシ油エチレンオキサイド付加物、アセチレングリコール、アセチレンアルコール、アセチレングリコールのエチレンオキサイド付加物、アセチレンアルコールのエチレンオキサイド付加物、アルキルグリコシド等のノニオン性界面活性剤;アルキル硫酸エステル塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、リグニンスルホン酸塩、アルキルスルホコハク酸塩、ナフタレンスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、ナフタレンスルホン酸のホルマリン縮合物の塩、アルキルナフタレンスルホン酸のホルマリン縮合物の塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸又は燐酸エステル塩、ポリオキシエチレン(モノ又はジ)アルキルフェニルエーテル硫酸又は燐酸エステル塩、ポリオキシエチレン(モノ、ジ又はトリ)スチリルフェニルエーテル硫酸又は燐酸エステル塩、ポリカルボン酸塩(例えば、ポリアクリル酸塩、ポリマレイン酸塩及びマレイン酸とオレフィンとの共重合物等)、ポリスチレンスルホン酸塩等のアニオン性界面活性剤;アルキルアミン塩、アルキル4級アンモニウム塩等のカチオン性界面活性剤;アミノ酸型、ベタイン型等の両性界面活性剤;シリコーン系界面活性剤、フッ素系界面活性剤等が挙げられる。
 これらの界面活性剤の含有量は、特に限定されるものではないが、本発明組成物の製剤100重量部に対し、通常0.05~20重量部の範囲が望ましく、0.1~15重量部がより望ましい。これらの界面活性剤は、単独で用いても2種以上を併用してもよい。
[0059]
 本発明組成物の施用薬量は、適用場面、施用時期、施用方法、栽培作物等により差異は有るが、一般的には、有効成分量として、1ヘクタール(ha)当たり0.005~50kg程度が適当であり、0.01~2kgが好ましい。
 次に、本発明組成物を用いる場合の製剤の配合例を示す。但し、本発明の配合例は、これらのみに限定されるものではない。
 なお、以下の配合例において「部」は重量部を意味し、「有効成分化合物」とは、化合物(I)又は化合物(I)から選ばれる活性成分Aと、公知の殺線虫剤、殺菌剤、殺虫剤及び殺ダニ剤から選ばれる活性成分Bとの総称である。
[0060]
 〔水和剤〕
有効成分化合物 0.1~80部
固体担体 5~98.9部
界面活性剤 1~10部
その他 0~5部
 その他として、例えば、固結防止剤、分解防止剤等が挙げられる。
[0061]
 〔乳剤〕
有効成分化合物 0.1~30部
有機溶剤 45~95部
界面活性剤 4.9~30部
水 0~50部
その他 0~10部
 その他として、例えば、展着剤、分解防止剤等が挙げられる。
[0062]
 〔懸濁剤〕
有効成分化合物 0.1~70部
液体担体 15~98.89部
界面活性剤 1~12部
その他 0.01~30部
 その他として、例えば、凍結防止剤、増粘剤等が挙げられる。
[0063]
 〔顆粒水和剤〕
有効成分化合物 0.1~90部
固体担体 0~98.9部
界面活性剤 1~20部
その他 0~10部
 その他として、例えば、結合剤、分解防止剤等が挙げられる。
[0064]
 〔液剤〕
有効成分化合物 0.01~70部
液体担体 20~99.99部
その他 0~10部
 その他として、例えば、凍結防止剤、展着剤等が挙げられる。
[0065]
 〔粒剤〕
有効成分化合物 0.01~80部
固体担体 10~99.99部
その他 0~10部
 その他として、例えば、結合剤、分解防止剤等が挙げられる。
[0066]
 〔粉剤〕
有効成分化合物 0.01~30部
固体担体 65~99.99部
その他  0~5部
 その他として、例えば、ドリフト防止剤、分解防止剤等が挙げられる。
[0067]
 次に、本発明組成物を有効成分とする製剤例をより具体的に示すが、本発明は、これらに限定されるものではない。
 尚、以下の配合例において、「部」は重量部を意味する。
[0068]
 〔配合例1〕水和剤(wettable powder)
化合物No.10             10部
化合物No.A08           10部
パイロフィライト            74部
ソルポール5039            4部
(商品名、非イオン性界面活性剤とアニオン性界面活性剤との混合物:東邦化学工業社製)
カープレックス#80D          2部
(商品名、合成含水珪酸:塩野義製薬社製)
 以上を、均一に混合粉砕して水和剤とする。
[0069]
 〔配合例2〕乳剤(emulsifiable concentrate)
化合物No.23              3部
化合物No.C07            2部
キシレン                75部
N-メチリピロリドン          15部
ソルポール2680           15部
(商品名、非イオン性界面活性剤とアニオン性界面活性剤との混合物:東邦化学工業社製)
 以上を、均一に混合して乳剤とする。
[0070]
 〔配合例3〕乳剤(emulsifiable concentrate)
化合物No.15              2部
化合物No.C01             2部
DBE                 36部
(商品名、アジピン酸ジメチル、グルタル酸ジメチル、コハク酸ジメチルの混合物:インビスタ(INVISTA)社製)
アジピン酸イソブチル          30部
N-メチルピロリドン          10部
ソプロフォールBSU          14部
(商品名、非イオン性界面活性剤:ローディア(Rhodia)社製)
ローダカル70BC            6部
(商品名、アニオン性界面活性剤:ローディア(Rhodia)社製)
 以上を、均一に混合して乳剤とする。
[0071]
 〔配合例4〕乳剤(emulsifiable concentrate)
化合物No.4               2部
化合物No.B05            2部
DBE                 11部
(商品名、アジピン酸ジメチル、グルタル酸ジメチル、コハク酸ジメチルの混合物:インビスタ(INVISTA)社製)
アジピン酸イソブチル           30部
N-メチルピロリドン            5部
ソプロフォールBSU           14部
(商品名、非イオン性界面活性剤:ローディア(Rhodia)社製)
ローダカル70BC             6部
(商品名、アニオン性界面活性剤:ローディア(Rhodia)社製)
プロピレングリコール           10部
水                    20部
 以上を、均一に混合して乳剤とする。
[0072]
 〔配合例5〕懸濁剤(suspension concentrate)
化合物No.9               15部
化合物No.A01            10部
アグリゾールS-710          10部
(商品名、非イオン性界面活性剤:花王社製)
ルノックス1000C          0.5部
(商品名、アニオン性界面活性剤:東邦化学工業社製)
キサンタンガム             0.2部
水                  64.3部
 以上を、均一に混合した後、湿式粉砕して懸濁剤とする。
[0073]
 〔配合例6〕顆粒水和剤(water dispersible granule)
化合物No.9               40部
化合物No.C01            35部
ハイテノールNE-15           5部
(商品名、アニオン性界面活性剤:第一工業製薬社製)
バニレックスN              10部
(商品名、アニオン性界面活性剤:日本製紙社製)
カープレックス#80D          10部
(商品名、合成含水珪酸:塩野義製薬社製)
 以上を、均一に混合粉砕した後、少量の水を加えて攪拌混合し、押出式造粒機で造粒し、乾燥して顆粒水和剤とする。
[0074]
 〔配合例7〕粒剤(granule)
化合物No.10              3部
化合物No.E20            2部
ベントナイト              50部
タルク                 45部
 以上を、均一に混合粉砕した後、少量の水を加えて攪拌混合し、押出式造粒機で造粒し、乾燥して粒剤とする。
[0075]
 〔配合例8〕粉剤(dustable powder)
化合物No.5              2部
化合物No.C07            1部
カープレックス#80D        0.5部
(商品名、合成含水珪酸:塩野義製薬社製)
カオリナイト              95部
リン酸ジイソプロピル         1.5部
 以上を、均一に混合粉砕して粉剤とする。
 使用に際しては、上記の各製剤を、水で1~20000倍に希釈して、有効成分が1ヘクタール(ha)当たり0.005~50kg、好ましくは、0.01~10kgになるように散布する。
[0076]
 また、活性成分Aから選ばれる1種又は2種以上の化合物と、活性成分Bの活性成分B-I群乃至B-VIII群から選ばれる1種又は2種以上の化合物は、両者を有効成分として含有する組成物を上記のように製剤化し、使用することもできるが、それぞれの化合物を有効成分として含有する薬剤を、別々に使用することも、又は時間的に近接して、別々に施用することも可能である。
 なお、時間的に近接して、別々に施用する場合、防除方法、防除すべき対象病害等にもよるが、最初に散布した薬剤が十分に乾いた後に次の散布を行うことが望ましい。
 また、別々に施用する場合の、式(I)で表されるオキシム置換アミド化合物から選ばれる[活性成分A]と、公知の殺菌又は殺バクテリア活性化合物から選ばれる[活性成分B]との好適な使用割合は、[活性成分A]の1重量部に対して、[活性成分B]は通常0.001~1000重量部、好ましくは0.01~100重量部、より好ましくは0.1~10重量部である。
実施例
[0077]
[合成例]
 以下に、本発明の活性成分Aとしての式(I)で表されるオキシム置換アミド化合物の、具体的な合成例を示すが、合成方法はこれらの例に限定されるものではない。
 なお、化合物の同定に用いた、プロトン核磁気共鳴( HNMR)のケミカルシフト値は、基準物質としてMe Si(テトラメチルシラン)を用い、300MHz(機種;JNM-ECX300、日本電子社製)にて測定した。
 プロトン核磁気共鳴ケミカルシフト値における記号は、下記の意味を表す。
s:シングレット、d:ダブレット、t:トリプレット、q:カルテット、m:マルチプレット、br:ブロード
 なお、NMR測定に使用の溶媒名は、ケミカルシフト値のデータ中、( )内に示した。
[0078]
 合成例1
 (Z)-N-[2-(3,5-ジクロロピリジン-2-イル)-2-(2,2,2-トリフルオロエトキシイミノ)エチル]-2-(トリフルオロメチル)ニコチンアミド(化合物No.22)。
 工程1;N-[2-(3,5-ジクロロピリジン-2-イル)-2-オキソエチル]カルバミド酸-tert-ブチルの製造
 2-ブロモ-3,5-ジクロロピリジン35.1gのテトラヒドロフラン10ml溶液に、-20℃にて攪拌下、イソプロピルマグネシウムクロリド-塩化リチウム錯体の1.3Mテトラヒドロフラン溶液116.3mlを滴下した。滴下終了後、該反応混合物を同温度にて15分間攪拌した。撹拌終了後、該反応混合物にN-メトキシ-N-メチル-2-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)アセトアミド15.0gのテトラヒドロフラン114ml溶液を滴下した。滴下終了後、該反応混合物を同温度にて2時間攪拌を継続した。反応終了後、該反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液100ml及び水100mlを添加し、酢酸エチルにて抽出(200ml×2)した。得られた有機層を併せて、水洗(100ml×1)した後、飽和食塩水次いで無水硫酸ナトリウムの順で脱水・乾燥し、減圧下にて溶媒を留去した。得られた残留物を、酢酸エチル-ヘキサン[0:10~3:7のグラジエント(体積比、以下同じである)]にて溶出するシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、目的物12.5gを淡黄色結晶として得た。
融点82.0~84.0℃
H NMR (CDCl , Me Si, 300MHz) δ8.51 (d, J=2.1Hz, 1H), 7.85 (d, J=2.1Hz, 1H), 5.31 (bs, 1H), 4.76 (bs, 2H), 1.47 (s, 9H)。
[0079]
 工程2;N-[2-(3,5-ジクロロピリジン-2-イル)-2-(ヒドロキシイミノ)エチル]カルバミド酸-tert-ブチルの製造
 N-[2-(3,5-ジクロロピリジン-2-イル)-2-オキソエチル]カルバミド酸-tert-ブチル10.6g及びヒドロキシルアミン塩酸塩4.8gのエタノール87ml溶液に、ピリジン6.1gを添加した。添加終了後、該反応混合物を室温にて24時間攪拌した。反応終了後、該反応混合物から減圧下にて溶媒を留去した。得られた残留物に水50mlを添加し、酢酸エチルにて抽出(100ml×2)した。得られた有機層を併せて、飽和食塩水次いで無水硫酸ナトリウムの順で脱水・乾燥し、減圧下にて溶媒を留去した。得られた残留物を、酢酸エチル-ヘキサン(5:95~40:60のグラジエント)にて溶出するシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、目的物10.1gを淡黄色樹脂状物質として得た。
H NMR (CDCl , Me Si, 300MHz) δ8.52 and 8.47 (d, J=2.4Hz, 1H), 7.82 and 7.79 (d, J=2.4Hz, 1H), 5.65 and 5.16 (bs, 1H), 4.46 and 4.24 (d, J=5.4Hz, 2H), 1.39 and 1.34 (s, 9H)。
[0080]
 工程3;N-[2-(3,5-ジクロロピリジン-2-イル)-2-(2,2,2-トリフルオロエトキシイミノ)エチル]カルバミド酸-tert-ブチルの製造
 N-[2-(3,5-ジクロロピリジン-2-イル)-2-(ヒドロキシイミノ)エチル]カルバミド酸-tert-ブチル5.0gのN,N-ジメチルホルムアミド16.0ml溶液に、炭酸カリウム4.3g及びトリフルオロメタンスルホン酸2,2,2-トリフルオロエチル5.4gを添加した。添加終了後、該反応混合物を室温にて18時間攪拌した。反応終了後、該反応混合物に水100mlを添加し、酢酸エチルにて抽出(100ml×2)した。得られた有機層を併せて、水洗(50ml×2)した後、飽和食塩水次いで無水硫酸ナトリウムの順で脱水・乾燥し、減圧下にて溶媒を留去した。得られた残留物を、酢酸エチル-ヘキサン(0:10~3:7のグラジエント)にて溶出するシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、目的物4.8gを淡黄色油状物質として得た。
H NMR (CDCl , Me Si, 300MHz) δ8.51 and 8.49 (d, J=1.8Hz, 1H), 7.80 and 7.78 (d, J=1.8Hz, 1H), 4.94 (bs, 1H), 4.0-4.65 (m, 4H), 1.39 and 1.34 (s, 9H)。
[0081]
 工程4;2-アミノ-1-(3,5-ジクロロピリジン-2-イル)エタノン-O-(2,2,2-トリフルオロエチル)オキシム塩酸塩の製造
 N-[2-(3,5-ジクロロピリジン-2-イル)-2-(2,2,2-トリフルオロエトキシイミノ)エチル]カルバミド酸-tert-ブチル4.9gの1,4-ジオキサン5ml溶液に、塩化水素の1,4-ジオキサン溶液(4mol/L)25mlを添加した。添加終了後、該反応混合物を室温にて3時間攪拌した。反応終了後、該反応混合物から減圧下にて溶媒を留去した。得られた残留物をヘキサン20mlにて洗浄し、目的物3.1gを淡褐色結晶として得た。
融点141.0~143.0℃
H NMR (CDCl , Me Si, 300MHz) δ8.98 (bs, 3H), 8.56 and 8.52 (d, J=2.1Hz, 1H), 7.83 and 7.80 (d, J=2.1Hz, 1H), 4.72 and 4.54 (q, J=8.7Hz, 2H), 4.28 and 4.10 (bs, 2H)。
[0082]
 工程5;N-[2-(3,5-ジクロロピリジン-2-イル)-2-(2,2,2-トリフルオロエトキシイミノ)エチル]-2-(トリフルオロメチル)ニコチンアミドの製造
 2-アミノ-1-(3,5-ジクロロピリジン-2-イル)エタノン-O-(2,2,2-トリフルオロエチル)オキシム塩酸塩118mgの水0.7ml溶液に、室温にて攪拌下、2-(トリフルオロメチル)ニコチノイルクロリド121mgのジクロロメタン0.7ml溶液及び炭酸カリウム145mgを添加した。添加終了後、該反応混合物を同温度にて2時間攪拌した。反応終了後、該反応混合物から有機層を分取した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムにて乾燥した後、減圧下にて溶媒を留去した。得られた残留物を、酢酸エチル-ヘキサン(5:95~50:50のグラジエント)にて溶出するシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、目的物141mgを淡黄色樹脂状物質として得た。
H NMR (CDCl , Me Si, 300MHz) δ8.7-8.8 (m, 1H), 8.52 and 8.47 (d, J=2.1Hz, 1H), 7.75-7.95 (m, 2H), 7.5-7.65 (m, 1H), 6.51 (bs, 1H), 4.35-4.85 (m, 4H)。
[0083]
 工程6;(Z)-N-[2-(3,5-ジクロロピリジン-2-イル)-2-(2,2,2-トリフルオロエトキシイミノ)エチル]-2-(トリフルオロメチル)ニコチンアミドの製造
 N-[2-(3,5-ジクロロピリジン-2-イル)-2-(2,2,2-トリフルオロエトキシイミノ)エチル]-2-(トリフルオロメチル)ニコチンアミド141mgをアセトニトリル3.0mlに溶解し、石英セル(Fine社製、分光分析用の全面透明セル)中、100Wの高圧水銀ランプ(USHIO社製、ランプUM-102、点灯装置UM-103B-B)を用いて、48時間光照射した。反応終了後、該反応混合物から減圧下にて溶媒を留去した。得られた残留物をヘキサン20mlにて洗浄し、目的物122mgを淡黄色結晶として得た。
融点118.0~120.0℃
H NMR (CDCl , Me Si, 300MHz) δ8.75-8.8 (m, 1H), 8.52 (d, J=2.1Hz, 1H), 7.85-7.95 (m, 1H), 7.83 (d, J=2.1Hz, 1H), 7.55-7.65 (m, 1H), 6.52 (bs, 1H), 4.58 (d, J=5.1Hz, 2H), 4.43 (q, J=8.4Hz, 2H)。
[0084]
 合成例2
 (Z)-N-[2-[3-クロロ-5-(シクロプロピルエチニル)ピリジン-2-イル]-2-(エトキシイミノ)エチル]-2-(ジフルオロメチル)ニコチンアミド(化合物No.23)。
 工程1;3-クロロ-5-(シクロプロピルエチニル)ピリジン-2-カルボニトリルの製造
 3,5-ジクロロピリジン-2-カルボニトリル17.37gのN,N-ジメチルホルムアミド200ml溶液に、トリエチルアミン50.60g、シクロプロピルアセチレン7.90g、ヨウ化銅(I)2.20g及びジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)2.10gを添加した。添加終了後、該反応混合物を窒素雰囲気下、室温にて終夜攪拌した。反応終了後、該反応混合物に水500mlを添加し、酢酸エチルにて抽出(250ml×2)した。得られた有機層を併せて、水洗(500ml×1)した後、飽和食塩水次いで無水硫酸ナトリウムの順で脱水・乾燥し、減圧下にて溶媒を留去した。得られた残留物を、酢酸エチル-ヘキサン(1:9)にて溶出するシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、目的物18.40gを褐色固体として得た。
H NMR (CDCl , Me Si, 300MHz) δ8.50 (d, J=1.7Hz, 1H), 7.77 (d, J=1.7Hz, 1H), 1.45-1.55 (m, 1H), 0.8-1.05 (m, 4H)。
[0085]
 工程2;1-[3-クロロ-5-(シクロプロピルエチニル)ピリジン-2-イル]エタノンの製造
 3-クロロ-5-(シクロプロピルエチニル)ピリジン-2-カルボニトリル9.0gのテトラヒドロフラン90ml溶液に、氷冷攪拌下、メチルマグネシウムブロミドの3Mジエチルエーテル溶液22mlを滴下した。滴下終了後、該反応混合物を同温度にて、40分間攪拌した。反応終了後、該反応混合物を1M塩酸水溶液200mlに滴下した後、酢酸エチルにて抽出(125ml×2)した。得られた有機層を併せて、水洗(100ml×1)した後、飽和食塩水次いで無水硫酸ナトリウムの順で脱水・乾燥し、減圧下にて溶媒を留去した。得られた残留物を、酢酸エチル-ヘキサン(1:9)にて溶出するシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、目的物9.6gを褐色固体として得た。
H NMR (CDCl , Me Si, 300MHz) δ8.45 (d, J=1.7Hz, 1H), 7.72 (d, J=1.7Hz, 1H), 2.67 (s, 3H), 1.4-1.6 (m, 1H), 0.8-1.05 (m, 4H)。
[0086]
 工程3;2-ブロモ-1-[3-クロロ-5-(シクロプロピルエチニル)ピリジン-2-イル]エタノンの製造
 1-[3-クロロ-5-(シクロプロピルエチニル)ピリジン-2-イル]エタノン9.6gのテトラヒドロフラン145ml溶液に、トリメチルフェニルアンモニウムトリブロミド16.3gを添加した。添加終了後、該反応混合物を室温にて2時間攪拌した。反応終了後、該反応混合物中に析出した固体をセライトで濾過して除き、得られた固体を酢酸エチル100mlにて洗浄した。濾液及び酢酸エチル溶液を併せて、減圧下にて溶媒を留去した。得られた残留物を、酢酸エチル-ヘキサン(1:9)にて溶出するシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、目的物12.0gを淡褐色固体として得た。
H NMR (CDCl , Me Si, 300MHz) δ8.46 (d, J=1.7Hz, 1H), 7.76 (d, J=1.7Hz, 1H), 4.71 (s, 2H), 1.4-1.6 (m, 1H), 0.8-1.05 (m, 4H)。
[0087]
 工程4;2-ブロモ-1-[3-クロロ-5-(シクロプロピルエチニル)ピリジン-2-イル]エタノン-O-エチルオキシムの製造
 2-ブロモ-1-[3-クロロ-5-(シクロプロピルエチニル)ピリジン-2-イル]エタノン1.5gのエタノール20ml溶液に、エトキシアミン塩酸塩885mgを添加した。添加終了後、該反応混合物を室温にて終夜攪拌した。反応終了後、該反応混合物から減圧下にて溶媒を留去した。得られた残留物に水40mlを添加し、酢酸エチルにて抽出(25ml×2)した。得られた有機層を併せて、水洗(30ml×1)した後、飽和食塩水次いで無水硫酸ナトリウムの順で脱水・乾燥し、減圧下にて溶媒を留去した。得られた残留物を、酢酸エチル-ヘキサン(5:95~20:80のグラジエント)にて溶出するシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、目的物900mgを褐色樹脂状物質(E/Z=3/2)として得た。
H NMR (CDCl , Me Si, 300MHz) δ8.48 and 8.47 (d, J=1.7Hz, 1H), 7.74 and 7.73 (d, J=1.7Hz, 1H), 4.70 and 4.53 (s, 2H), 4.36 and 4.34 (q, J=7.2Hz, 2H), 1.4-1.55 (m, 1H), 1.38 and 1.37 (t, J=7.2Hz, 3H), 0.8-1.0 (m, 4H)。
[0088]
 工程5;N-[2-[3-クロロ-5-(シクロプロピルエチニル)ピリジン-2-イル]-2-(エトキシイミノ)エチル]フタルイミドの製造
 2-ブロモ-1-[3-クロロ-5-(シクロプロピルエチニル)ピリジン-2-イル]エタノン-O-エチルオキシム900mgのN,N-ジメチルホルムアミド10ml溶液に、フタルイミドカリウム656mgを添加した。添加終了後、該反応混合物を室温にて終夜攪拌した。反応終了後、該反応混合物に水100mlを添加し、酢酸エチルにて抽出(50ml×3)した。得られた有機層を併せて、水洗(50ml×1)した後、飽和食塩水次いで無水硫酸ナトリウムの順で脱水・乾燥し、減圧下にて溶媒を留去した。得られた残留物を、酢酸エチル-ヘキサン(5:95~30:70のグラジエント)にて溶出するシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、目的物940mgを黄色樹脂状物質(E-isomer)として得た。
H NMR (CDCl , Me Si, 300MHz) δ8.27 (d, J=1.8Hz, 1H), 7.6-7.8 (m, 5H), 4.99 (s, 2H), 4.27 (q, J=7.0Hz, 2H), 1.35-1.5 (m, 1H), 1.29 (t, J=7.0Hz, 3H), 0.7-0.95 (m, 4H)。
[0089]
 工程6;2-アミノ-1-[3-クロロ-5-(シクロプロピルエチニル)ピリジン-2-イル]エタノン-O-エチルオキシムの製造
 N-[2-[3-クロロ-5-(シクロプロピルエチニル)ピリジン-2-イル]-2-(イソプロポキシイミノ)エチル]フタルイミド940mgのエタノール50ml溶液に、ヒドラジン一水和物345mgを添加した。添加終了後、該反応混合物を加熱還流下にて3時間攪拌した。反応終了後、該反応混合物を室温まで放冷した後、減圧下にて溶媒を留去した。得られた残留物に水50mlを添加し、酢酸エチルにて抽出(20ml×2)した。得られた有機層を併せて、水洗(30ml×2)した後、飽和食塩水次いで無水硫酸ナトリウムの順で脱水・乾燥し、減圧下にて溶媒を留去し、粗製の目的物610mgを黄色油状物質(E/Z=1/1)として得た。このものは、さらなる精製を行うことなく、そのまま次の工程に用いた。
H NMR (CDCl , Me Si, 300MHz) δ8.47 and 8.46 (d, J=1.7Hz, 1H), 7.71 and 7.67 (d, J=1.7Hz, 1H), 4.28 and 4.27 (q, J=7.0Hz, 2H), 3.89 and 3.75 (s, 2H), 1.59 (bs, 2H), 1.4-1.55 (m, 1H), 1.35 and 1.33 (t, J=7.0Hz, 3H), 0.75-1.0 (m, 4H)。
[0090]
 工程7;N-[2-[3-クロロ-5-(シクロプロピルエチニル)ピリジン-2-イル]-2-(エトキシイミノ)エチル]-2-(ジフルオロメチル)ニコチンアミドの製造
 2-(ジフルオロメチル)ニコチン酸66mgのジクロロメタン2ml溶液に、N,N-ジメチルホルムアミド10mg及びオキザリルクロリド67mgを添加した。添加終了後、該反応混合物を室温にて1時間攪拌した。反応終了後、該反応混合物から減圧下にて溶媒を留去した。得られた残留物をジクロロメタン2mlに溶解し、氷冷攪拌下、2-アミノ-1-[3-クロロ-5-(シクロプロピルエチニル)ピリジン-2-イル]エタノン-O-エチルオキシム100mg、炭酸カリウム150mgのジクロロメタン2ml及び水2ml溶液に滴下した。滴下終了後、該反応混合物を室温にて2時間攪拌を継続した。反応終了後、該反応混合物にジクロロメタン5mlを添加した後、有機層を分取した。得られた有機層を飽和食塩水次いで無水硫酸ナトリウムの順で脱水・乾燥し、減圧下にて溶媒を留去した。得られた残留物を、酢酸エチル-ヘキサン(3:7~5:5のグラジエント)にて溶出するシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、目的物122mgを淡黄色樹脂状物質(E/Z=3/1)として得た。
H NMR (CDCl , Me Si, 300MHz) δ8.77 and 8.72 (dd, J=4.8, 1.0Hz, 1H), 8.48 and 8.43 (d, J=1.7Hz, 1H), 7.94 and 7.80 (dd, J=7.8, 1.0Hz, 1H), 7.74 and 7.72 (d, J=1.7Hz, 1H), 7.48 and 7.44 (dd, J=7.8, 4.8Hz, 1H), 7.03 and 6.90 (t, J=54.3Hz, 1H), 6.90 (bs, 1H), 4.77 and 4.53 (d, J=5.1Hz, 2H), 4.33 and 4.15 (q, J=7.0Hz, 2H), 1.4-1.55 (m, 1H), 1.37 and 1.22 (t, J=7.0Hz, 3H), 0.8-1.0 (m, 4H)。
[0091]
 工程8;(Z)-N-[2-[3-クロロ-5-(シクロプロピルエチニル)ピリジン-2-イル]-2-(エトキシイミノ)エチル]-2-(ジフルオロメチル)ニコチンアミドの製造
 N-[2-[3-クロロ-5-(シクロプロピルエチニル)ピリジン-2-イル]-2-(エトキシイミノ)エチル]-2-(ジフルオロメチル)ニコチンアミド(E/Z=3/1)122mgを酢酸エチル3mlに溶解し、石英セル(Fine社製、分光分析用全面透明セル)中、100Wの高圧水銀ランプ(USHIO社製、ランプUM-102、点灯装置UM-103B-B)を用いて、24時間光照射した。反応終了後、該反応混合物から減圧下にて溶媒を留去した。得られた残留物を、酢酸エチル-ヘキサン(3:7~5:5のグラジエント)にて溶出するシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、目的物70mgを淡黄色樹脂状物質として得た。
H NMR (CDCl , Me Si, 300MHz) δ8.77 (dd, J=4.8, 1.0Hz, 1H), 8.48 (d, J=1.7Hz, 1H), 7.94 (dd, J=7.8, 1.0Hz, 1H), 7.72 (d, J=1.7Hz, 1H), 7.48 (dd, J=7.8, 4.8Hz, 1H), 7.03 (t, J=54.3Hz, 1H), 6.90 (bs, 1H), 4.53 (d, J=5.1Hz, 2H), 4.15 (q, J=7.0Hz, 2H), 1.4-1.55 (m, 1H), 1.22 (t, J=7.0Hz, 3H), 0.8-1.0 (m, 4H)。
[0092]
 合成例1、合成例2、或いは国際特許公報(WO2014/010737号公報)に記載の合成例と同様にして製造できる、化合物(I)の具体的な例を第2表に示すが、本発明組成物に用いられる化合物(I)は、これらのみに限定されるものではない。
 融点の欄における「*1」との記載は、化合物の性状が油状又は樹脂状であったことを意味する。
[0093]
 [第8表]
[化12]


 ここで、置換基G は、それぞれ、下記のG -1a~G -1g、G -2a、G -2b、G -3a~G -3c、G -7a又はG -11aを表す。
[化13]


[0094]
[表6]



[表7]



 第8表に記載した化合物(I)のうち、表中に融点の記載のない化合物のスペクトルデータを第9表に示す。
[0095]
[表8]



[表9]



[表10]


[0096]
 次に、本発明の有用性を明らかにするため、以下の試験例において具体的に説明するが、本発明はこれらのみに限定されるものではない。
 〔試験例1〕サツマイモネコブセンチュウに対する殺線虫試験
 第2表に記載された下記の化合物と、第6表及び第8表に記載された下記の化合物を、ジメチルスルホキシドを用いて所定の濃度になる様に試験化合物の薬液を調製した。また、96ウェルプレートに、ポテト・デキストロース1重量%寒天培地を60μlずつ分注した後に、サツマイモネコブセンチュウの卵を含む滅菌水を30μlずつ加えた。卵の数は、1ウェルあたり100個とした。次いで、この上から、先に調製した試験化合物の溶液を10μlずつ、薬液の総量が100μlになるように添加した。その後、25℃、暗黒条件下で静置し、薬剤添加2日後の未孵化卵及び不活動幼虫を判定した。
[0097]
 下記式1に従い、無処理区に対するefficacy(%)を算出した。
  efficacy(%)=( 処理区 不活動幼虫数 / 無処理区 活動幼虫数 )×100・・・(1)
 ホスチアゼート(fosthiazate)との混合結果を第10表及び第11表に、アバメクチン(abamectin)との混合結果を第12表及び第13表に記した。
 また、各薬液濃度に対する防除価から、コルビー法(Colby S.R.1976,Weeds15,20-22)を用いて相乗作用を算出した。計算方法は以下の通りである。
 E=X+Y-XY/100
  X:x濃度におけるA剤の防除価
  Y:y濃度におけるB剤の防除価
  E:A剤とB剤の混合処理時に期待される理論値
 得られた結果において、期待値よりも観察値が大きければ相乗作用、観察値よりも期待値が大きければ拮抗作用、観察値と期待値が同じであれば相加作用と解析することができる。
[0098]
 [第10表]
―――――――――――――――
化合物No.  濃度(ppm) 防除価
―――――――――――――――
 15     0.1    30
  9     0.1    20
  4     0.1     0
 20     0.1    10
 23     0.1    50
 10     0.1    40
C07     0.1     0
―――――――――――――――
[0099]
 [第11表]
―――――――――――――――――――――――
化合物No.[濃度(ppm)]  防除価  理論値
―――――――――――――――――――――――
 15(0.1)+C07(0.1)      40    30
 9(0.1)+C07(0.1)       30    20
 4(0.1)+C07(0.1)       20     0
 20(0.1)+C07(0.1)      30    10
 23(0.1)+C07(0.1)      70    50
 10(0.1)+C07(0.1)      70    40
―――――――――――――――――――――――
[0100]
 [第12表]
―――――――――――――――
化合物No.  濃度(ppm) 防除価
―――――――――――――――
 15     0.1    60
  9     0.1    30
  4     0.1    30
 20     0.1    20
 23     0.1    20
 10     0.1    30
E01     0.1     0
―――――――――――――――
[0101]
 [第13表]
―――――――――――――――――――――――
化合物No.[濃度(ppm)]  防除価  理論値
―――――――――――――――――――――――
 15(0.1)+E01(0.1)      70    60
 9(0.1)+E01(0.1)       50    30
 4(0.1)+E01(0.1)       20    30
 20(0.1)+E01(0.1)      30    20
 23(0.1)+E01(0.1)      60    20
 10(0.1)+E01(0.1)      10    30
―――――――――――――――――――――――
[0102]
 〔試験例2〕サツマイモネコブセンチュウに対する殺線虫試験
 第2表に記載された下記の化合物と、第4表乃至第6表及び第8表に記載された下記の化合物を、ジメチルスルホキシドを用いて所定の濃度になる様に薬液を調製した。1セルあたり10gの土壌を充填したセルトレイ植えのホウセンカ苗(発芽後約2週間)の株元に、1mlの薬液を処理した。処理1時間後に、サツマイモネコブセンチュウの2L幼虫を含む水1mlを株元に接種した。幼虫数は、水1ml当り100頭とした。温室内(温度25~35℃で3週間保持し、根部に形成されたこぶの着生程度を、下記の発病指数及び発病度に従って判定した。
[0103]
 下記式2により、無処理区に対するefficacy(%)を算出した。その結果を第14表乃至第21表に記した。
 [発病指数] 0:こぶが認められない、1:こぶが根系の一部に認められる、2:こぶが根系の全体に認められる、3:大きなこぶが認められる、4:大きなこぶが根系全体に認められる
 [発病度]={Σ(発病指数×指数別発病株数)/(4×調査株数)}×100
 efficacy(%)= {1 - (処理区 発病度 / 無処理区 発病度)}×100・・・(2)
 また、各薬液濃度に対する防除価から、上記コルビー法を用いて相乗作用を算出した。
[0104]
 [第14表]
―――――――――――――――――――――――
化合物No.  濃度(ppm) 防除価
―――――――――――――――――――――――
 15      3    20
 9       3    20
 4       3    20
 20      3    20
 23      3    20
 10      3    40
―――――――――――――――――――――――
[0105]
 [第15表]
―――――――――――――――――――――――
化合物No. 濃度(ppm) 防除価
―――――――――――――――――――――――
 C07     1     20
 C01     1     20
 A08     1     20
 B05     1     20
 E01     1     40
―――――――――――――――――――――――
[0106]
 [第16表]
―――――――――――――――――――――――
化合物No.[濃度(ppm)]  防除価  理論値
―――――――――――――――――――――――
 15(3)+C07(1)       40    36
 15(3)+C01(1)       40    36
 15(3)+A08(1)       60    36
 15(3)+B05(1)       40    40
 15(3)+E01(1)       60    36
―――――――――――――――――――――――
[0107]
 [第17表]
―――――――――――――――――――――――
化合物No.[濃度(ppm)]  防除価  理論値
―――――――――――――――――――――――
 9(3)+C07(1)       50    36
 9(3)+C01(1)       40    36
 9(3)+A08(1)       40    36
 9(3)+B05(1)       60    40
 9(3)+E01(1)       60    36
―――――――――――――――――――――――
[0108]
 [第18表]
―――――――――――――――――――――――
化合物No.[濃度(ppm)]  防除価  理論値
―――――――――――――――――――――――
 4(3)+C07(1)       60    36
 4(3)+C01(1)       40    36
 4(3)+A08(1)       40    36
 4(3)+B05(1)       60    40
 4(3)+E01(1)       80    36
―――――――――――――――――――――――
[0109]
 [第19表]
―――――――――――――――――――――――
化合物No.[濃度(ppm)]  防除価  理論値
―――――――――――――――――――――――
 20(3)+C07(1)       70    36
 20(3)+C01(1)       60    36
 20(3)+A08(1)       60    36
 20(3)+B05(1)       60    40
 20(3)+E01(1)       60    36
―――――――――――――――――――――――
[0110]
 [第20表]
―――――――――――――――――――――――
化合物No.[濃度(ppm)]  防除価  理論値
―――――――――――――――――――――――
 23(3)+C07(1)       60    36
 23(3)+C01(1)       40    36
 23(3)+A08(1)       60    36
 23(3)+B05(1)       60    40
 23(3)+E01(1)       80    36
―――――――――――――――――――――――
[0111]
 [第21表]
―――――――――――――――――――――――
化合物No.[濃度(ppm)]  防除価  理論値
―――――――――――――――――――――――
 10(3)+C07(1)       40    52
 10(3)+C01(1)       60    52
 10(3)+A08(1)       60    52
 10(3)+B05(1)       40    60
 10(3)+E01(1)       80    52
―――――――――――――――――――――――
[0112]
 〔試験例3〕サツマイモネコブセンチュウ(Meloidogyne incognita)に対する土壌混和処理試験
 サツマイモネコブセンチュウの卵を土壌1g当り6個混ぜ込み、試験土壌を作製した。製剤例(乳剤)に準じて300ppmの濃度に調整した化合物(I)の薬液を、試験土壌30g当り300μlずつ処理し、混和した。薬液処理後の試験土壌をセルトレイに充填した後、速やかにキュウリを播種した。播種から21日後に、根部の発病程度(指数:0~10)から無処理区に対する防除率(%)を算出した。計算方法は以下の通りである。
 E=100-X/Y×100
  X:処理区の発病指数
  Y:無処理区の発病指数
  E:防除率
 その結果、化合物No.が4, 8, 9, 10, 11, 20, 21, 22, 23, 25, 26, 27, 28, 29, 30, 31, 32, 33, 34, 35, 36, 37, 38, 39, 40, 41, 42, 43, 44, 45, 46, 47, 48, 49, 50, 51, 52, 53, 54, 55, 56, 57, 59, 60, 61, 62, 63, 64, 65, 66, 67及び68の化合物(I)が、300ppm処理にて50%以上の防除率(%)を示した。
[0113]
 〔試験例4〕キタネグサレセンチュウ(Pratylenchus penetrans)に対する土壌混和処理試験
 キタネグサレセンチュウの汚染土に対して等量の蒸気殺菌土を混ぜ込み、試験土壌を作製した。製剤例(乳剤)に準じて300ppmの濃度に調整した化合物(I)の薬液を、試験土壌40g当り400μlずつ処理し、混和した。薬液処理後の試験土壌をファルコンチューブに充填した後、速やかにゴボウを播種した。播種から42日後に、根部の発病程度(指数:0~5)から無処理区に対する防除率(%)を算出した。計算方法は以下の通りである。
 E=100-X/Y×100
  X:処理区の発病指数
  Y:無処理区の発病指数
  E:防除率
 その結果、化合物No.が10, 22, 25, 26, 27, 28, 29, 35, 36, 40, 42, 49, 50, 51, 57, 55, 60, 65及び67の化合物(I)が、300ppm処理にて50%以上の防除率(%)を示した。
[0114]
 〔試験例5〕ダイズシストセンチュウ(Heterodera glycines)に対する土壌混和処理試験
 ダイズシストセンチュウの卵を土壌1g当り30個混ぜ込み、試験土壌を作製した。製剤例(乳剤)に準じて300ppmの濃度に調整した化合物(I)の薬液を、試験土壌200g当り2000μlずつ処理し、混和した。薬液処理後の試験土壌をポットに充填した後、速やかにダイズを播種した。播種から42日後に、根部のシストの形成程度(指数:0~5)から無処理区に対する防除率(%)を算出した。計算方法は以下の通りである。
 E=100-X/Y×100
  X:処理区の発病指数
  Y:無処理区の発病指数
  E:防除率
 その結果、化合物No.が10, 22, 25, 27, 28, 30, 31, 32, 33, 34, 35, 40, 42, 49, 51, 54, 57, 60, 65及び67の化合物(I)が、300ppm処理にて50%以上の防除率(%)を示した。
[0115]
 〔試験例6〕サツマイモネコブセンチュウ(Meloidogyne incognita)に対する種子処理試験
 アセトンに化合物(I)を溶解し、キュウリ種子1粒当り300mgの処理薬量になるように塗抹した。一方、サツマイモネコブセンチュウの卵を土壌1g当り18個混ぜ込み、試験土壌を作製した。試験土壌をセルトレイに充填し、薬剤処理したキュウリ種子を1粒ずつ播種した。播種21日後に地上部の生重量を調査し、無処理区に対する成長促進効果率(%)を算出した。計算方法は以下の通りである。
 E=X/Y×100-100
  X:A剤処理区の生重量
  Y:無処理区の生重量
  E:成長促進効果率
 その結果、化合物No.が4, 10, 11, 21, 22, 27, 28, 30, 31, 36, 37, 40, 43, 45, 47, 48, 50, 51, 53, 57, 60, 61, 62, 63, 64, 65及び68の化合物(I)が、300mg/seed 処理にて20%以上の成長促進効果(%)を示した。
[0116]
 〔試験例7〕サツマイモネコブセンチュウ(Meloidogyne incognita)に対する潅注処理試験
 10gの土壌を充填したセルトレイ植えのホウセンカ苗の株元に、ネコブセンチュウの2L幼虫を含む水1mlを潅注して接種した。幼虫数は、水1ml当りあたり100頭とした。接種1時間後、製剤例(乳剤)に準じて300ppmの濃度に調整した化合物(I)の薬液の1mlを、株元に処理した。処理3週間後に、根部の発病程度(指数:0~10)から無処理区に対する防除率(%)を算出した。
 その結果、化合物No.が4, 8, 9, 10, 11, 15, 20, 21, 22, 23, 25, 26, 27, 28, 29, 30, 31, 32, 33, 34, 35, 36, 37, 38, 39, 40, 41, 42, 43, 44, 45, 46, 47, 48, 49, 50, 51, 52, 53, 54, 55, 56, 57, 59, 60, 61, 62, 63, 64, 65, 66, 67及び68の化合物(I)が、300ppm処理にて50%以上の防除率(%)を示した。
[0117]
 〔試験例8〕サツマイモネコブセンチュウ(Meloidogyne incognita)に対する植え穴処理試験
 サツマイモネコブセンチュウの卵を土壌1g当り6個混ぜ込み、試験土壌を作製した。試験土壌をセルトレイに充填し、製剤例(乳剤)に準じて300ppmの濃度に調整した化合物(I)の薬液を植え穴毎に1mlずつ潅注処理し、速やかにキュウリを播種した。播種21日後に、根部の発病程度(指数:0~10)から無処理区に対する防除率(%)を算出した。
 その結果、化合物No.が4, 9, 10, 15, 20, 22, 27, 41, 42, 49, 51, 60, 65及び68の化合物(I)が、300ppm処理にて50%以上の防除率(%)を示した。

産業上の利用可能性

[0118]
 本発明の組成物及び本発明の防除方法は、各種線虫に対して、相乗的な、優れた防除効果を発揮し、農園芸分野での利用が可能である。
 なお、2014年3月28日に出願された日本特許出願2014-068010号の明細書、特許請求の範囲、及び要約書の全内容をここに引用し、本発明の明細書の開示として、取り入れるものである。

請求の範囲

[請求項1]
 式(I)で表されるオキシム置換アミド化合物、そのN-オキシド又はそれらの塩を有効成分として含有することを特徴とする殺線虫組成物。
[化1]


[式中、G は、G -1、G -2、G -3、G -7、G -8、G -9、G -11、G -12、G -13、G -16、G -27、G -32、G -33又はG -50の構造を表し、
[化2]


 G は、G -1、G -2、G -6又はG -9の構造を表し、
[化3]


 Wは、酸素原子又は硫黄原子を表し、
 X は、ハロゲン原子、ニトロ、メチル、エチル又はC ~C ハロアルキルを表し、
 X は、水素原子、フッ素原子又は塩素原子を表し、ただし、G がG -27で表される構造を表し、且つX がジハロメチルを表す場合には、X は水素原子を表し、
 X は、水素原子、メチル又はエチルを表し、
 X は、水素原子を表し、
 X は、水素原子、フッ素原子又は塩素原子を表し、
 Y は、水素原子、ハロゲン原子、メチル、トリフルオロメチル又はメトキシを表し、
 Y は、水素原子、ハロゲン原子、シアノ、C ~C アルコキシ又はメチルチオを表し、
 Y は、水素原子、ハロゲン原子、シアノ、C ~C アルキル、トリフルオロメチル、C ~C アルケニル、C ~C アルキニル、R によって任意に置換された(C ~C )アルキニル、-OR 、C ~C アルキルチオ、-C(R )=NOR 、フェニル、D-3又はD-7を表し、
 Y は、水素原子又はハロゲン原子を表し、
 Y は、水素原子を表し、
 R は、C ~C アルキル、C ~C ハロアルキル、R 10によって置換された(C ~C )アルキル、C ~C シクロアルキル、C ~C アルケニル、C ~C ハロアルケニル、C ~C アルキニル又はフェニルを表し、
 R は、水素原子、メチル又はエチルを表し、ただし、G がG -1で表される構造を表し、X が塩素原子を表し、X 、X 、X 及びX が水素原子を表し、且つG がG -1で表される構造を表し、Y が塩素原子を表し、Y 、Y 、Y 及びY が水素原子を表す場合には、R はメチル又はエチルを表し、
 R は、水素原子又はメチルを表すか、或いは、R はR と一緒になってエチレン鎖を形成することにより、R 及びR が結合する炭素原子と共にシクロプロピル環を形成することを表し、
 R は、水素原子、シクロプロピル、C ~C アルコキシ、C ~C ハロアルキルチオ、C ~C アルキルカルボニル又はC ~C アルコキシカルボニルを表し、
 R は、メチル又はエチルを表し、
 R は、ハロゲン原子、C ~C シクロアルキル、ヒドロキシ(C ~C )シクロアルキル、C ~C シクロアルケニル、-OH、-OR 、C ~C アルキルカルボニルオキシ、C ~C アルキルスルホニルオキシ、C ~C アルキルチオ、トリメチルシリル、-C(R )=NOR 、フェニル、(Z) によって置換されたフェニル又はD-32を表し、
 Zは、ハロゲン原子、シアノ、ニトロ、C ~C アルキル、トリフルオロメチル、メトキシ、トリフルオロメトキシ、トリフルオロメチルチオ又はフェニルを表し、m又はnが2以上を表す場合には、各々のZは互いに同一であっても又は互いに相異なっていてもよく、さらに、2つのZが隣接する場合には、隣接する2つのZは-CH=CH-CH=CH-を形成することにより、それぞれのZが結合する炭素原子と共に6員環を形成してもよく、
 R は、C ~C アルキル、C ~C ハロアルキル、C ~C アルコキシ(C ~C )アルキル、E-14、C ~C アルキニル又は(Z) によって置換されたフェニルを表し、
 R は、水素原子又はメチルを表し、
 R は、メチル又はエチルを表し、
 R 10は、シアノ、C ~C シクロアルキル、C ~C ハロシクロアルキル、E-5、E-9、C ~C アルコキシ、C ~C アルキルチオ、トリメチルシリル、-C(R 11)=NOR 12、フェニル、(Z) によって置換されたフェニル、D-10又はD-32を表し、
 D-3、D-7、D-10及びD-32は、それぞれ下記の構造式の芳香族複素環を表し、
[化4]


 E-5、E-9及びE-14は、それぞれ下記の構造式の飽和複素環を表し、
[化5]


 R 11は、メチルを表し、
 R 12は、メチル又はエチルを表し、
 mは、1、2又は3の整数を表し、
 nは、0、1又は2の整数を表す。]
[請求項2]
 G は、G -1、G -2、G -3、G -7、G -11、G -12、G -16、G -27又はG -33の構造を表し、
 G は、G -1、G -2又はG -9の構造を表し、
 Wは、酸素原子を表し、
 X は、ハロゲン原子、ニトロ、メチル、ジフルオロメチル又はトリフルオロメチルを表し、
 X は、水素原子、フッ素原子又は塩素原子を表し、ただし、G がG -27の構造を表し、且つX がジフルオロメチルを表す場合には、X は水素原子を表し、
 X は、水素原子又はメチルを表し、
 Y は、フッ素原子、塩素原子又は臭素原子を表し、
 Y は、水素原子、フッ素原子、塩素原子、シアノ、C ~C アルコキシ又はメチルチオを表し、
 Y は、ハロゲン原子、トリフルオロメチル、C ~C アルケニル、C ~C アルキニル、R によって任意に置換された(C ~C )アルキニル、C ~C ハロアルコキシ又は-C(R )=NOR を表し、
 Y は、水素原子、フッ素原子又は塩素原子を表し、
 R は、C ~C アルキル、C ~C ハロアルキル、R 10によって置換された(C ~C )アルキル、C ~C シクロアルキル、C ~C アルケニル、C ~C ハロアルケニル又はC ~C アルキニルを表し、
 R は、水素原子又はメチルを表し、ただし、G がG -1で表される構造を表す場合には、R はメチルを表し、
 R は、水素原子を表すか、或いは、R はR と一緒になってエチレン鎖を形成することにより、R 及びR が結合する炭素原子と共にシクロプロピル環を形成することを表し、
 R は、水素原子、シクロプロピル又はメトキシを表し、
 R は、メチルを表し、
 R は、ハロゲン原子、C ~C シクロアルキル、-OR 、トリメチルシリル、-C(R )=NOR 又はフェニルを表し、
 R は、C ~C アルキル又はC ~C アルコキシメチルを表し、
 R 10は、C ~C シクロアルキル、C ~C ハロシクロアルキル、トリメチルシリル、フェニル、(Z) によって置換されたフェニル又はD-32を表し、
 Zは、ハロゲン原子又はシアノを表し、mが2以上を表す場合には、各々のZは互いに同一であっても又は互いに相異なっていてもよく、
 nは、1の整数を表す、請求項1に記載の殺線虫組成物。
[請求項3]
 G は、G -1、G -2、G -3、G -7又はG -11の構造を表し、
 G は、G -1又はG -2の構造を表し、
 X は、ハロゲン原子、メチル、ジフルオロメチル又はトリフルオロメチルを表し、
 X は、水素原子又はフッ素原子を表し、
 X は、水素原子を表し、
 X は、水素原子又はフッ素原子を表し、
 Y は、塩素原子又は臭素原子を表し、
 Y は、水素原子を表し、
 Y は、ハロゲン原子、トリフルオロメチル、シクロプロピルエチニル又はC ~C ハロアルコキシを表し、
 Y は、水素原子を表し、
 R は、C ~C アルキル、C ~C ハロアルキル、R 10によって置換された(C ~C )アルキル又はC ~C アルケニルを表し、
 R は、水素原子を表し、
 R 10は、C ~C シクロアルキル、C ~C ハロシクロアルキル又は(Z) によって置換されたフェニルを表し、
 Zは、ハロゲン原子又はシアノを表し、mが2を表す場合には、各々のZは互いに同一であっても又は互いに相異なっていてもよく、
 mは、1又は2の整数を表す請求項2に記載の殺線虫組成物。
[請求項4]
 G は、G -1の構造を表し、
 X は、ハロゲン原子、メチル又はトリフルオロメチルを表し、
 X は、水素原子又はフッ素原子を表し、
 X は、水素原子を表し、
 X は、水素原子を表し、
 X は、水素原子又はフッ素原子を表す請求項3に記載の殺線虫組成物。
[請求項5]
 G は、G -2の構造を表し、
 X は、塩素原子又はトリフルオロメチルを表し、
 X 、X 及びX は、水素原子を表す請求項3に記載の殺線虫組成物。
[請求項6]
 G は、G -3の構造を表し、
 X は、塩素原子、ジフルオロメチル又はトリフルオロメチルを表し、
 X 、X 及びX は、水素原子を表す請求項3に記載の殺線虫組成物。
[請求項7]
 G は、G -7の構造を表し、
 X は、トリフルオロメチルを表し、
 X 及びX は、水素原子を表す請求項3に記載の殺線虫組成物。
[請求項8]
 G は、G -11の構造を表し、
 X は、メチルを表し、
 X 及びX は、水素原子を表す請求項3に記載の殺線虫組成物。
[請求項9]
 G は、G -2の構造を表し、
 Y は、塩素原子又は臭素原子を表し、
 Y は、水素原子を表し、
 Y は、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、トリフルオロメチル、シクロプロピルエチニル又はC ~C ハロアルコキシを表し、
 Y は、水素原子を表す請求項3に記載の殺線虫組成物。
[請求項10]
 下記の活性成分Aと、下記の活性成分Bを、相乗的に有効な量含有することを特徴とする殺線虫組成物。
  活性成分A:請求項1に記載の式(I)で表されるオキシム置換アミド化合物、そのN-オキシド、及びそれらの塩からなる群から選ばれる1種又は2種以上の化合物。
  活性成分B;B-I群、B-II群、B-III群、B-IV群、B-V群、B-VI群、B-VII群及びB-VIII群からなる群から選ばれる1種又は2種以上の化合物。
 B-I群:ベノミル、カルボフラン、クロエトカルブ、カルボスルファン、アラニカルブ、アルディカルブ、アルドキシカルブ、オキサミル、タイルペイト。
 B-II群:ジアミダホス、フェナミフォス、ホスチエタン、フォスファミドン、イミシアホス、メカルホン。
 B-III群:カズサフォス、クロルピリフォス、ジクロフェンチオン、ジメトエート、エトプロフォス、フェンスルホチオン、ホスチアゼート、ヘテロホス、イサミドホス、イサゾホス、ホレイト、ホスホカルブ、テルブフォス、チオナジン、トリアゾフォス。
 B-IV群:ジスルフィド、シアノゲン、1,2ジクロロプロパン、1,3ジクロロプロペン、ジチオエーテル、メチル ブロマイド、メチル イオデート、テトラチオカーボナイト ナトリュウム塩。
 B-V群:アバメクチン、カルバコール、アセトプロール、ベンクロチアズ、クロロピクリン、ダアゾメット、ディビシピ、ディシアイピ、フルエンスルホン、ファフラル、メタム、メチル イソチオシアネイト、チオキサザフェン、キシレノールス、トリアゾフォス、スクラレオール、クロラントラニリプロール、シアントラニリプロール、シクラニリプロール、イプロジオン、AKD-1193(試験名)。
 B-VI群:パスツーリア菌、パスツーリア・ペネトランス、パスツーリア・ラモサ、パスツーリア・ソルネイ、パスツーリア・ニシザワエ。
 B-VII群:硫黄、石灰硫黄合剤、塩基性硫酸銅、イプロベンホス、エディフェンホス、トルクロホス・メチル、チラム、ポリカーバメイト、ジネブ、マンゼブ、マンコゼブ、プロピネブ、チオファネート、チオファネートメチル、イミノクタジン酢酸塩、イミノクタジンアルベシル酸塩、メプロニル、フルトラニル、ペンシクロン、フラメトピル、チフルザミド、メタラキシル、オキサジキシル、カルプロパミド、ジクロフルアニド、フルスルファミド、クロロタロニル、クレソキシム・メチル、フェノキサニル、ヒメキサゾール、エクロメゾール、フルオルイミド、プロシミドン、ビンクロゾリン、トリアジメホン、ビテルタノール、トリフルミゾール、イプコナゾール、フルコナゾール、プロピコナゾール、ジフェノコナゾール、ミクロブタニル、テトラコナゾール、ヘキサコナゾール、テブコナゾール、チアジニル、イミベンコナゾール、プロクロラズ、ペフラゾエート、シプロコナゾール、イソプロチオラン、フェナリモル、ピリメタニル、メパニピリム、ピリフェノックス、フルアジナム、トリホリン、ジクロメジン、アゾキシストロビン、チアジアジン、キャプタン、プロベナゾール、アシベンゾラルSメチル、フサライド、トリシクラゾール、ピロキロン、キノメチオネート、オキソリニック酸、ジチアノン、カスガマイシン、バリダマイシン、ポリオキシン、ブラストサイジン、ストレプトマイシン、フルアジナム、トリクラミド、アミスルブロム。
 B-VIII群:シエノピラフェン、エチオン、トリクロルホン、メタミドホス、アセフェート、ジクロルボス、メビンホス、モノクロトホス、マラチオン、ホルモチオン、メカルバム、バミドチオン、チオメトン、ジスルホトン、オキシデプロホス、ナレッド、メチルパラチオン、フェニトロチオン、シアノホス、プロパホス、フェンチオン、プロチオホス、プロフェノホス、イソフェンホス、テメホス、フェントエート、ジメチルビンホス、クロルフェビンホス、テトラクロルビンホス、ホキシム、イソキサチオン、ピラクロホス、メチダチオン、クロロピリホス、ピリダフェンチオン、ダイアジノン、ピリミホスメチル、ホサロン、ホスメット、ジオキサベンゾホス、キナルホス、メスルフェンホス、DPS、イソアミドホス、エナプロホス、フェンチオン、スルプロホス、ピレトリン、アレスリン、プラレトリン、レスメトリン、ペルメトリン、テフルトリン、ビフェントリン、フェンプロパトリン、シペルメトリン、アルファシペルメトリン、シハロトリン、ラムダシハロトリン、デルタメトリン、アクリナトリン、フェンバレレート、エスフェンバレレート、シクロプロトリン、エトフェンプロックス、ハルフェンプロックス、シラフルオフェン、フルシトリネート、フルバリネート、メソミル、チオジカルブ、カルタップ、メトルカルブ、キシリカルブ、プロポキスル、フェノキシカルブ、フェノブカルブ、エチオフェンカルブ、フェノチオカルブ、ビフェナゼート、BPMC、カルバリル、ピリミカーブ、フラチオカルブ、ベンフラカルブ、ジアフェンチウロン、ジフルベンズロン、テフルベンズロン、ヘキサフルムロン、ノバルロン、ルフェヌロン、フルフェノクスロン、クロルフルアズロン、酸化フェンブタスズ、水酸化トリシクロヘキシルスズ、オレイン酸ナトリウム、オレイン酸カリウム、メトプレン、ハイドロプレン、ビナパクリル、アミトラズ、ジコホル、ケルセン、クロルベンジレート、フェニソブロモレート、テトラジホン、ベンスルタップ、ベンゾメート、テブフェノジド、メトキシフェノジド、ピリダリル、メタフルミゾン、フルベンジアミド、クロマフェノジド、プロパルギット、アセキノシル、エンドスルファン、ジオフェノラン、クロルフェナピル、フェンピロキシメート、トルフェンピラド、フィプロニル、テブフェンピラド、トリアザメート、エトキサゾール、ヘキシチアゾクス、硫酸ニコチン、ニテンピラム、アセタミプリド、チアクロプリド、イミダクロプリド、チアメトキサム、クロチアニジン、ジノテフラン、ピリプロキシフェン、ヒドラメチルノン、ピリミジフェン、ピリダベン、シロマジン、TPIC、ピメトロジン、クロフェンテジン、ブプロフェジン、チオシクラム、フェナザキン、キノメチオネート、インドキサカルブ、ポリナクチン複合体、ミルベメクチン、エマメクチン・ベンゾエート、スピノサッド、BT、アザディラクチン、ロテノン、ヒドロキシプロピルデンプン、塩酸レバミゾール、酒石酸モランテル、モナクロスポリウム・フィマトパガム。
[請求項11]
 B-I群から選択される活性成分Bを含む請求項10に記載の殺線虫組成物。
[請求項12]
 B-II群から選択される活性成分Bを含む請求項10に記載の殺線虫組成物。
[請求項13]
 B-III群から選択される活性成分Bを含む請求項10に記載の殺線虫組成物。
[請求項14]
 B-IV群から選択される活性成分Bを含む請求項10に記載の殺線虫組成物。
[請求項15]
 B-V群から選択される活性成分Bを含む請求項10に記載の殺線虫組成物。
[請求項16]
 B-VI群から選択される活性成分Bを含む請求項10に記載の殺線虫組成物。
[請求項17]
 B-VII群から選択される活性成分Bを含む請求項10に記載の殺線虫組成物。
[請求項18]
 B-VIII群から選択される活性成分Bを含む請求項10に記載の殺線虫組成物。
[請求項19]
 活性成分Aの1重量部に対して、活性成分Bを0.001~1000重量部含有する、請求項1乃至請求項18の何れか1項に記載の殺線虫組成物。
[請求項20]
 請求項10に記載の1種又は2種以上の活性成分Aと、請求項10に記載の1種又は2種以上の活性成分Bとを同時に、又は時間的に近接して処理することを特徴とする、線虫の防除方法。
[請求項21]
 請求項1乃至請求項19の何れか1項に記載の殺線虫組成物を土壌に処理する線虫の防除方法。
[請求項22]
 活性成分Aの処理量が0.1~1000ga.i./haであり、活性成分Bの処理量が0.1~1000ga.i./haである、請求項20又は請求項21に記載の防除方法。
[請求項23]
 施用薬量が、有効成分量として、1ヘクタール当たり0.005~50kgである、請求項20又は請求項21に記載の防除方法。
[請求項24]
 請求項1乃至請求項19の何れか1項に記載の殺線虫組成物を植物の種子に処理する線虫の防除方法。
[請求項25]
 請求項1乃至請求項19の何れか1項に記載の殺線虫組成物を育苗箱に処理する線虫の防除方法。