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1. (WO2015146793) テープカートリッジ
Document

明 細 書

発明の名称 テープカートリッジ

技術分野

0001  

背景技術

0002  

先行技術文献

特許文献

0003  

発明の概要

発明が解決しようとする課題

0004   0005  

課題を解決するための手段

0006   0007   0008   0009   0010   0011   0012   0013   0014   0015   0016   0017   0018   0019   0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033   0034   0035   0036   0037   0038  

図面の簡単な説明

0039  

発明を実施するための形態

0040   0041   0042   0043   0044   0045   0046   0047   0048   0049   0050   0051   0052   0053   0054   0055   0056   0057   0058   0059   0060   0061   0062   0063   0064   0065   0066   0067   0068   0069   0070   0071   0072   0073   0074   0075   0076   0077   0078   0079   0080   0081   0082   0083   0084   0085   0086   0087   0088   0089   0090   0091   0092   0093   0094   0095   0096   0097   0098   0099   0100   0101   0102   0103   0104   0105   0106   0107   0108   0109   0110   0111   0112   0113   0114   0115   0116   0117   0118   0119   0120  

符号の説明

0121  

請求の範囲

1   2   3   4   5   6   7   8   9   10   11   12   13   14   15   16   17   18   19  

図面

1   2   3   4   5   6   7   8   9   10   11   12  

明 細 書

発明の名称 : テープカートリッジ

技術分野

[0001]
 本発明は、テープ印刷装置のカートリッジ装着部に装着して用いられ、テープ印刷装置により印刷に供されるテープカートリッジに関する。

背景技術

[0002]
 従来、この種のテープカートリッジとして、プリンター(テープ印刷装置)のテープ幅センサーに対応する3つの突出部が設けられたテープ収納カセットが知られている(特許文献1参照)。
 このプリンターには、テープ収納カセットの装着部に、3つの突出部をそれぞれ検出するためのフォトインタラプタからなるテープ幅センサーが設けられている。テープ幅センサーは、3つの突出部のそれぞれの有無を検出することにより、テープ収納カセットに搭載された印刷用テープのテープ幅を検出する。また、プリンターには、テープ収納カセットの装着部を開閉するカセットカバーが設けられると共に、装着部から外れた位置に、カセットカバーの開閉を検知する小型のメカスイッチが設けられている。

先行技術文献

特許文献

[0003]
特許文献1 : 特開平7-214828号公報

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0004]
 このような、従来のプリンタ(テープ印刷装置)では、カセットカバー(開閉蓋)の開閉を検出するメカスイッチが、装着部から外れた位置に設けられている。すなわち、装着部に装着したテープ収納カセット(テープカートリッジ)が邪魔になるため、メカスイッチを装着部から外れた位置に設けざるを得なる。このため、カセットカバーが大型になると共にメカスイッチの設置位置が制約を受ける問題がある。また、テープ幅センサーによる検出においては、3つの突出部により、印刷用テープのテープ幅とテープ収納カセット(テープカートリッジ)の装着とを同時に検出することができる。しかし、3つの突出部の無いテープ収納カセットでは、テープ収納カセットが装着されていない状態も検出されてしまうため、3つの突出部の無いものはテープ幅の検出要素とすることができない問題がある。
[0005]
 本発明は、テープ印刷装置に対し、開閉蓋の閉塞とテープカートリッジの有無とを同時に検出可能とするテープカートリッジを提供することを課題としている。

課題を解決するための手段

[0006]
 本発明のテープカートリッジは、カートリッジ装着部に設けられた開閉蓋の閉塞を検出する検出部を備えたテープ印刷装置の、カートリッジ装着部に対し所定の着脱方向に着脱自在に装着される為のテープカートリッジであって、カートリッジ装着部に装着された状態で開閉蓋が開いた状態から閉じた状態へ変位するときに、開閉蓋が開いた状態から閉じた状態への変位に伴って、開閉蓋に設けられた被検出子が変位してこれを受ける変位入力部と、開閉蓋が開いた状態から閉じた状態へさらに同方向へ変位するとその変位に伴って、検出部の検出子を作動させる変位出力部と、を備えたことを特徴とする。
[0007]
 この構成によれば、開閉蓋の閉塞に伴って、開閉蓋に設けられた被検出子の変位を変位入力部が受け、この変位に伴って、変位出力部が検出部の検出子を作動させる。すなわち、開閉蓋の被検出子は、変位入力部および変位出力部を介して検出部の検出子を作動させる。したがって、検出部による開閉蓋の閉塞の検出は、テープカートリッジの存在をも検出することになり、開閉蓋の閉塞とテープカートリッドの有無とを同時に検出することが可能となる。
[0008]
 この場合、シェル構造を有するカートリッジケースと、カートリッジケースに設けられ、被検出子を受容する受容開口と、カートリッジケースに設けられ、検出子が挿入される挿入開口と、を更に備え、変位入力部および変位出力部は、カートリッジケース内に配設されていることが好ましい。
[0009]
 この構成によれば、カートリッジケースの輪郭を変更することなく、変位入力部および変位出力部を設けることができる。
[0010]
 この場合、変位入力部の被検出子が当接する位置と、変位出力部の検出子が当接する位置とは、着脱方向から見た場合に、位置ズレしていることが好ましい。
[0011]
 この構成によれば、検出子の設置場所の制約などにより被検出子と検出子とが同軸上に存在するようなレイアウトが困難な場合も、開閉蓋の閉塞に伴って、検出子を適切に作動させることができる。
[0012]
 この場合、変位入力部と変位出力部とを含む変位部を備え、変位部は、略支点を中心に変位し、支点から変位出力部の検出子が当接する位置までの距離が、支点から変位入力部の被検出子が当接する位置までの距離より長いことが好ましい。
[0013]
 この構成によれば、被検出子の変位を拡大して検出子に伝えることができるため、検出子の作動ストロークが長くても、検出子を確実に作動させることができる。
[0014]
 同様に、変位入力部と変位出力部とを含む変位部を備え、変位部は、略支点を中心に変位し、支点から変位出力部の検出子が当接する位置までの距離が、支点から変位入力部の被検出子が当接する位置までの距離より短いことが好ましい。
[0015]
 この構成によれば、変位部を変位させる被検出子の押圧力が小さくすることができ、開閉蓋を閉塞させるときに加える力を小さくすることができる。
[0016]
 また、変位部は、被検出子の押圧力により弾性変形すると共に、弾性変形により検出子を作動させる弾性部、を有していることが好ましい。
[0017]
 この構成によれば、弾性部が弾性変形することで、カートリッジケースは、被検出子により弾力的に押さえられることになる。これにより、カートリッジケースは、カートリッジ装着部に固定的に位置決めされる。したがって、開閉蓋の閉塞とテープカートリッドの有無とを同時に検出することが可能となると共に、テープカートリッジの位置決めをすることが可能となる。
[0018]
 この場合、弾性部は、被検出子が当接すると共に、検出子に向かって「L」字状に延びる弾性片を含むことが好ましい。
[0019]
 この場合、シェル構造を有するカートリッジケースを備え、弾性片は、カートリッジケースと一体に形成されていることが好ましい。
[0020]
 同様に、シェル構造を有するカートリッジケースを備え、弾性片は、カートリッジケースに支持された板ばねで構成されていることが好ましい。
[0021]
 これらの構成によれば、弾性片を単純な構造とすることができる。また、弾性部を検出子に向かって「L」字状とした分、検出子のカートリッジ装着部からの突出寸法を短くすることができる。
[0022]
 また、変位部は、被検出子の押圧力により弾性変形する入力弾性部と、入力弾性部に連なり、入力弾性部の弾性変形に伴って検出子を作動させる出力作動部と、を有していることが好ましい。
[0023]
 この構成によれば、出力作動部を長くとることにより、開閉蓋から突出する被検出子を短く、またカートリッジ装着部に突出する検出子を短くすることができる。
[0024]
 この場合、シェル構造を有するカートリッジケースを備え、入力弾性部は、カートリッジケースのケース壁の一部を除去して形成されていることが好ましい。
[0025]
 この場合、入力弾性部は、ケース壁の一部を「U」字状に除去して形成されていることが好ましい。
[0026]
 これらの構成によれば、成形や加工等により、入力弾性部を極めて簡単に作り込むことができる。すなわち、入力弾性部を極めて単純な構造とすることができる。
[0027]
 一方、シェル構造を有するカートリッジケースを備え、カートリッジケースは、2つのケースを有し、変位部は、2つのケースの一方に設けられていることが好ましい。
[0028]
 この構成によれば、同形の既存のテープカートリッジが存在する場合、一方のケースのみ設計変更することで、変位部を有するテープカートリッジを簡単に製造することができる。
[0029]
 また、変位入力部と変位出力部とを含む変位部を備え、変位部は、被検出子の押圧力により移動する入力部と、入力部に連なり、入力部の移動に伴って検出子を作動させる出力部と、を有していることが好ましい。
[0030]
 この構成によれば、出力部を長くとることにより、開閉蓋から突出する被検出子を短く、またカートリッジ装着部に突出する検出子を短くすることができる。さらに、入力部の移動により、検出子の作動を安定して行うことができる。
[0031]
 この場合、入力部と出力部とは、一体に形成されていることが好ましい。
[0032]
 この構成によれば、変位部を単純な構造とすることができる。
[0033]
 さらに、変位部は、被検出子を受け入れるための初期位置で、入力部を受ける弾性部材を、更に有していることが好ましい。
[0034]
 この構成によれば、弾性部材が弾性変形することで、カートリッジケースは、被検出子により弾力的に押さえられることになる。これにより、カートリッジケースは、カートリッジ装着部に固定的に位置決めされる。
[0035]
 この場合、弾性部材は、コイルばねで構成されていることが好ましい。
[0036]
 同様に、弾性部材は、ゴムおよびスポンジのいずれかで構成されていることが好ましい。
[0037]
 同様に、弾性部材は、カートリッジケースのケース壁の一部を、入力部側に切起こして形成したケース片であることが好ましい。
[0038]
 この構成によれば、弾性部材を極めて単純な構造とすることができる。

図面の簡単な説明

[0039]
[図1] 実施形態に係るテープ印刷装置の開蓋状態の外観斜視図である。
[図2] 実施形態に係るテープカートリッジの平面図(a)および側面図(b)である。
[図3] カートリッジ装着部の平面図である。
[図4] 開閉蓋を裏面側から見た斜視図である。
[図5] 上ケースと上ケースを取り去った状態のテープカートリッジの平面図(a)および上ケースの裏面図(b)である。
[図6] テープカートリッジを裏面側から見た斜視図である。
[図7] 第1実施形態に係るテープカートリッジの変位部廻りの拡大平面図(a)、被検出突起廻りの拡大斜視図(b)および変位部廻りの断面図(c)である。
[図8] 第1実施形態の第1変形例に係るテープカートリッジの変位部廻りの構造図(a)、第2変形例に係るテープカートリッジの変位部廻りの構造図(b)、第3変形例に係るテープカートリッジの変位部廻りの構造図(c)、第4変形例に係るテープカートリッジの変位部廻りの構造図(d)である。
[図9] 第2実施形態に係るテープカートリッジの変位部廻りの断面図である。
[図10] 第2実施形態の第1変形例に係るテープカートリッジの変位部廻りの断面図(a)、第2変形例に係るテープカートリッジの変位部廻りの断面図(b)である。
[図11] 第3実施形態に係るテープカートリッジの変位部廻りの断面図である。
[図12] 第4実施形態に係るテープカートリッジの変位部廻りの断面図である。

発明を実施するための形態

[0040]
 以下、添付の図面を参照して、本発明の一実施形態に係るテープカートリッジにつき、これが装着されるテープ印刷装置と共に説明する。このテープ印刷装置は、装着したテープカートリッジから印刷テープおよびインクリボンを繰り出しながら印刷を行い、印刷テープの印刷済み部分を切断して、ラベル(テープ片)を作成するものである。
[0041]
[テープ印刷装置の概要]
 図1は、テープ印刷装置およびこれに装着されるテープカートリッジの外観斜視図である。同図に示すように、テープ印刷装置1は、外殻を構成する装置ケース3と、テープカートリッジ100が着脱自在に装着されるカートリッジ装着部5と、カートリッジ装着部5を開閉する開閉蓋7と、を備えている。装置ケース3の上面には、奥側にカートリッジ装着部5が設けられ、中央にディスプレイ11が設けられ、手前側にキーボード13が設けられている。開閉蓋7の近傍には、指掛け用の窪入部15が設けられており、開閉蓋7は、この窪入部15を介して跳ね上げるように開放される。そして、装置ケース3の側面(左側面)には、印刷テープ102が排出される縦長のテープ排出口17が設けられている。
[0042]
 また、テープ印刷装置1は、カートリッジ装着部5に立設された印刷ヘッド21を有する印刷機構部23と、カートリッジ装着部5の裏側空間に内蔵したテープ送り機構部25と、テープ排出口17の近傍に内蔵したテープ切断機構部27と、を備えている。ユーザーは、キーボード13から印刷情報を入力し、ディスプレイ11で印刷情報を確認した後、キー操作により印刷を実行する。印刷が指令されると、テープ送り機構部25が駆動して、印刷テープ102とインクリボン110とを並走させ、これに印刷機構部23で熱転写による印刷が行われる。この印刷送りにより、印刷テープ102はテープ排出口17から排出されてゆき、印刷が完了すると、テープ切断機構部27が駆動して、印刷テープ102の印刷済み部分が切り離される。
[0043]
[テープカートリッジの概要]
 図1および図2に示すように、テープカートリッジ100は、印刷テープ102をテープコア104に巻回したテープロール106と、インクリボン110を繰出しコア112に巻回したリボンロール114と、を備えている。また、テープカートリッジ100は、使用後のインクリボン110を巻き取る巻取りコア116と、印刷ヘッド21が当接すると共に印刷テープ102およびインクリボン110を送るプラテンローラー120(プラテン)と、を備えている。さらに、テープカートリッジ100は、これらテープロール106、リボンロール114、巻取りコア116およびプラテンローラー120を収容したカートリッジケース130を備えている。このように、本実施形態のテープカートリッジ100は、外殻をカートリッジケース130で覆われた、いわゆるシェル構造を有している。
[0044]
 また、テープカートリッジ100には、テープ印刷装置1に装着されたときに、印刷ヘッド21が挿入される挿入開口134が、カートリッジケース130に形成されている。また、テープカートリッジ100は、印刷テープ102が送り出されるテープ送出口138を備えている。なお、詳細は後述するが、テープロール106は、カートリッジケース130の内側に突設した円筒状のコア軸192に回転自在に支持されている。
[0045]
 上記のテープ送り機構部25により、プラテンローラー120および巻取りコア116が駆動されると、印刷テープ102はテープコア104から繰り出され、インクリボン110は繰出しコア112から繰り出される。繰り出された印刷テープ102およびインクリボン110は、プラテンローラー120の部分で並走し、印刷ヘッド21により印刷に供される。印刷が行われた印刷テープ102の繰出し端部(印刷済部分)は、テープ送出口138からテープ排出口17に向かって送り出される。一方、インクリボン110は、挿入開口134の周壁部分を周回し、巻取りコア116に巻き取られる。なお、テープカートリッジ100は、印刷テープ102のテープ幅に応じて、厚みの異なる複数種が用意されている。
[0046]
[テープ印刷装置の詳細]
 図1および図3に示すように、カートリッジ装着部5は、テープカートリッジ100の平面形状と相補的な平面形状に形成されると共に、複数種のテープカートリッジ100のうちの最大厚のテープカートリッジ100に対応する深さを有して、窪入形成されている。この場合、カートリッジ装着部5の底板部を構成する装着ベース31と側板部33とは、樹脂等で一体に形成(成形)されている。カートリッジ装着部5と上記のテープ排出口17との間には、スリット状のテープ排出経路35が形成されており、この部分に、上記のテープ切断機構部27が内蔵されている。
[0047]
 カートリッジ装着部5の装着ベース31には、テープカートリッジ100が装着されたときのそのテープカートリッジ100のコア軸192が嵌合して位置決めされる位置決め突起41と、ヘッドカバー43に覆われた印刷ヘッド21と、プラテンローラー120を回転駆動するプラテン駆動軸45と、巻取りコア116を回転駆動する巻取り駆動軸47と、が立設されている。また、巻取り駆動軸47の近傍に位置して装着ベース31には、印刷テープ102の種別(属性情報)を検出するテープ検出部51と、開閉蓋7の閉塞を検出する蓋検出部52と、繰出しコア112および巻取りコア116の回転止めを解除するコア解除部53と、が設けられている(図3参照)。
[0048]
 さらに、装着ベース31には、その対角位置に一対の小突起55が設けられ、加えて装着したテープカートリッジ100の中間部を掛け止めする一対の掛止め片57が設けられている。そして、装着ベース31の裏側空間には、プラテン駆動軸45および巻取り駆動軸47を回転させるモーターおよびギヤ列(いずれも、図示省略)を含む、上記のテープ送り機構部25が内蔵されている。テープ送り機構部25は、ギヤ列で動力分岐し、プラテン駆動軸45および巻取り駆動軸47を同期回転させる。
[0049]
 印刷機構部23は、サーマルヘッドで構成された印刷ヘッド21と、印刷ヘッド21を支持すると共に回動させるヘッド支持フレーム61と、ヘッド支持フレーム61を介して印刷ヘッド21を印刷位置と退避位置との間で回動させるヘッドリリース機構(図示省略)と、印刷ヘッド21(およびヘッド支持フレーム61)を覆うヘッドカバー43と、を有している。
[0050]
 ヘッドリリース機構は、上記の開閉蓋7の開閉に連動して作動し、開閉蓋7の閉塞動作に連動して印刷ヘッド21を印刷位置に移動(回動)させ、開放動作に連動して印刷ヘッド21を退避位置に移動(回動)させる。印刷位置に移動した印刷ヘッド21は、テープカートリッジ100のプラテンローラー120にインクリボン110と印刷テープ102とを介して当接し、退避位置に移動した印刷ヘッド21は、プラテンローラー120から離間する。これにより、テープカートリッジ100を着脱する際に、印刷テープ102やインクリボン110の印刷ヘッド21への干渉が防止される。
[0051]
 印刷ヘッド21には、複数の発熱素子が設けられ、複数の発熱素子は、プラテンローラー120の軸方向と同方向に列設されている。そして、印刷テープ102およびインクリボン110の送りと、複数の発熱素子の選択的駆動により印刷が行われる。ヘッドカバー43は、平面視略矩形に形成されおり、上記の装着ベース31(カートリッジ装着部5)と一体に形成(成形)されている。また、ヘッドカバー43は、装着ベース31から垂直に大きく突出しており、その内側において印刷ヘッド21の回動を許容し、外側においてテープカートリッジ100の装着ガイドとして機能する。
[0052]
 テープ検出部51は、複数のマイクロスイッチ51aで構成されており、後述するテープカートリッジ100の被検出部180に対し選択的に係合し、印刷テープ102のテープ幅やテープ色、材質等の種別を検出する。そして、この検出結果に基づいて、印刷ヘッド21やテープ送り機構部25の駆動が制御される。
[0053]
 蓋検出部52は、検出部本体52aと、棒状の検出子52bとを有するプッシュスイッチで構成され、検出子52bが装着ベース31からカートリッジ装着部5内に突出するように配設されている(図7(c)参照)。蓋検出部52が作動(ON)して、開閉蓋7の閉塞が検出されると、印刷等の処理が可能になる。なお、蓋検出部52は、検出部本体52aを光センサー等で構成したものであってもよい。
[0054]
 コア解除部53は、繰出しコア112用および巻取りコア116用の2つの解除ピン53aで構成されている。詳細は後述するが、カートリッジケース130には、繰出しコア112および巻取りコア116にそれぞれ掛止めされる回転止めフック206が設けられている(図6参照)。テープカートリッジ100を装着すると、これら回転止めフック206に解除ピン53aが係合し、繰出しコア112および巻取りコア116の回転止めが解除される。
[0055]
 プラテン駆動軸45は、プラテンローラー120を挿通するように設けられた固定軸45aと、固定軸45aの基部に回転自在に軸支されたスプライン形状の可動軸45bとを有している。テープ送り機構部25の回転動力は、この可動軸45bに伝達され、更に可動軸45bからプラテンローラー120に伝達される。同様に、巻取り駆動軸47は、固定軸47aと、固定軸47aに回転自在に軸支されたスプライン形状の可動軸47bとを有している。この場合も、テープ送り機構部25の回転動力は、可動軸47bに伝達され、更に可動軸47bから巻取りコア116に伝達される。
[0056]
 テープカートリッジ100をカートリッジ装着部5に装着すると、位置決め突起41にコア軸192(テープコア104)が係合し、プラテン駆動軸45にプラテンローラー120が係合し、更に巻取り駆動軸47に巻取りコア116が係合する。そして、開閉蓋7を閉塞すると、印刷ヘッド21が回動し、印刷テープ102およびインクリボン110を挟んでプラテンローラー120に当接して、テープ印刷装置1は印刷待機状態となる。
[0057]
 図1および図4に示すように、開閉蓋7は、奥側に設けたヒンジ部71を介して、装置ケース3に回動自在に、すなわち開閉自在に取り付けられている。開閉蓋7は、開閉蓋本体73と、開閉蓋本体73の中央に設けた覗き窓75と、を有している。また、開閉蓋7は、開閉蓋本体73の裏面に突設されヒンジ部71に回動自在に軸支された一対の軸支片77と、開閉蓋本体73の裏面に突設され印刷ヘッド21を回動させる作動レバー79と、を有している。さらに、開閉蓋7は、開閉蓋本体73の裏面に突設されテープカートリッジ100を押し込む押込み突起81と、開閉蓋本体73の裏面に突設され、上記の蓋検出部52を作動(ON)させる被検出突起83(被検出子)と、を有している。
[0058]
 覗き窓75は、横長に形成され、開閉蓋本体73とは別体となる透明(可視光に対し透明)な樹脂で構成されている。この覗き窓75越しに、カートリッジ装着部5に装着されたテープカートリッジ100が、視認(印刷テープ102の種別やテープ残量)できるようになっている。また、一対の軸支片77、作動レバー79、押込み突起81および被検出突起83と、開閉蓋本体73とは、樹脂で一体に形成(成形)されている。
[0059]
 作動レバー79は、開閉蓋本体73の裏面から大きく突出しており、開閉蓋7の閉塞に伴って、カートリッジ装着部5の側方に設けたスリット開口87に挿入される。スリット開口87に挿入された作動レバー79は、上記のヘッドリリース機構を作動させ、印刷ヘッド21をプラテンローラー120に向かって回動させる。押込み突起81は、テープカートリッジ100のプラテンローラー120の近傍位置に対応しており、開閉蓋7の閉塞に伴って、テープカートリッジ100がカートリッジ装着部5の装着ベース31に着座するようにこれを押し込む。
[0060]
 被検出突起83は、作動レバー79の近傍に配設され、開閉蓋本体73の裏面から垂直に突出している。また、被検出突起83は、断面「T」字状に形成され、そのフランジ片95側を開閉蓋本体73の先端側に向けると共に、リブ片97側を開閉蓋本体73の基端側に向けるようにして配設されている(詳細は後述する)。詳細は後述するが、被検出突起83は、開閉蓋7の閉塞に伴って、テープカートリッジ100に挿入され、テープカートリッジ100の変位部186を介して、蓋検出部52を作動(ON)させる。
[0061]
[テープカートリッジの詳細]
 次に、図2、図5および図6を参照して、テープカートリッジ100について詳細に説明する。なお、テープカートリッジ100の説明では、図2を例に、テープカートリッジ100の上正面である装着方向手前の面を「表面」と、逆側の装着方向奥側の面を「裏面」と、左側の側面を「左側面」と、右側の側面を「右側面」と、上側(前側)の円弧状の側面を「先端面」と、下側(後側)の側面を「基端面」と、称呼するものとする。
[0062]
 テープカートリッジ100は、上述のように、カートリッジケース130と、これに収容したテープロール106、リボンロール114、巻取りコア116およびプラテンローラー120と、を備えている。また、テープカートリッジ100は、カートリッジケース130に形成され挿入開口134と、プラテンローラー120の近傍において左側面に形成したテープ送出口138と、テープロール106が収容されている部位の表面、左側面および右側面に亘って貼着された識別シール141(図1参照)と、を備えている。識別シール141には、収容された印刷テープ102のテープ幅やテープ色、材質等が、表面および左側面の2箇所に表示されている。
[0063]
 カートリッジケース130は、テープカートリッジ100の外郭を構成するものであり(シェル構造)、右側面の基端側が幾分突出した、平面視「L」字状の外観を呈している。表裏方向においてカートリッジケース130は、カートリッジ装着部5に装着したときに奥側となる下ケース150と、手前側となる上ケース152と、を有している。実施形態のカートリッジケース130は、上ケース152が透明な樹脂の成型品で構成され、下ケース150が不透明な樹脂の成型品で構成されている。
[0064]
 上ケース152は、カートリッジケース130の表面を構成する天壁部156と、天壁部156の周縁部に垂設された上周壁部158と、で一体に形成(成形)されている。また、下ケース150は、カートリッジケース130の裏面を構成する底壁部160と、底壁部160の周縁部に立設された下周壁162と、上記の挿入開口134を画成すべく底壁部160に立設された開口周壁部164と、で一体に形成(成形)されている。
[0065]
 上ケース152における上周壁部158の下端面には、適宜の間隔で複数の接合ピン170が設けられる一方、下ケース150の下周壁162には、この複数の接合ピン170に対応して複数の接合孔172が設けられている(図5参照)。下ケース150に、テープロール106やリボンロール114等の構成部品をセットした後、複数の接合孔172に複数の接合ピン170を圧入するように上ケース152を接合することにより、テープカートリッジ100が組み立てられる。なお、各接合孔172は、成形の容易性を考慮し貫通孔となっている。
[0066]
 一方、下ケース150の左側面および右側面には、上記の一対の掛止め片57に掛け止めされる一対の掛止受け部174が設けられている(図2および図6参照)。装着したテープカートリッジ100の一対の掛止受け部174に、カートリッジ装着部5側の一対の掛止め片57が掛け止めされることにより、テープカートリッジ100の浮き上がりが防止される。また、下ケース150の裏面には、上記の一対の小突起55が幾分余裕をもって嵌合する嵌合小穴176が設けられている(図6参照)。装着したテープカートリッジ100の一対の嵌合小穴176に、カートリッジ装着部5側の一対の小突起55が嵌合することにより、装着ベース31上におけるテープカートリッジ100の簡単な位置決めが為される。
[0067]
 さらに、下ケース150の裏面(底壁部160)には、基端面側の左隅部(表面側から見て右隅部)に位置して、上記のテープ検出部51に対応する被検出部180が設けられている(図6参照)。被検出部180は、テープ検出部51の複数のマイクロスイッチ51aに対応する部分に構成され、この部分に設けた受け穴180aの有無により、複数のビットパターンを得るようにしている。すなわち、このビットパターンが、上記した印刷テープ102の種別に対応している。
[0068]
 また、被検出部180の近傍に位置して、下ケース150の裏面(底壁部160)には、蓋検出部52の検出子52bが遊挿される円形の挿入開口182が形成されている(図6参照)。上述のように、カートリッジ装着部5には、装着ベース31から突出するように検出子52bが設けられており、カートリッジ装着部5にテープカートリッジ100を装着すると、検出子52bがこの挿入開口182からテープカートリッジ100内に挿入される。
[0069]
 一方、テープカートリッジ100の表面(天壁部156)における基端面側の右隅部、すなわち上ケース152の表面における基端面側の右隅部には、上記の被検出突起83が挿入される受容開口184と、受容開口184から挿入された被検出突起83が当接する変位部186とが設けられている(図2および図5参照)。詳細は後述するが、開閉蓋7を閉塞すると、開閉蓋7に設けた被検出突起83が、受容開口184からテープカートリッジ100内に挿入さて、変位部186を押圧する。押圧された変位部186は、弾性変形し、これにより生じた弾性力により、テープカートリッジ100自身が、開閉蓋7を受けとしてカートリッジ装着部5(装着ベース31)に押圧される。また同時に、弾性変形した変位部186により、挿入開口182に挿入された上記の検出子52bが押下されることで、蓋検出部52が作動(ON)する(詳細は後述する)。
[0070]
 図5に示すように、カートリッジケース130内の上側空間(先端面側)には、広くテープロール106が収容されるテープ収容エリア190が構成されている。テープ収容エリア190の中央には、下ケース150に一体に形成(成形)されたコア軸192が立設されている。コア軸192は、円筒状に形成されており、その外周面にはテープロール106(テープコア104)が回転自在に軸支されている。また、プラテンローラー120の近傍に位置してテープ収容エリア190には、繰り出された印刷テープ102をプラテンローラー120に導くテープガイド194が、下ケース150に一体に立設されている。
[0071]
 すなわち、カートリッジケース130の内部には、テープロール106を起点とし、テープガイド194およびプラテンローラー120を経てテープ送出口138に至るテープ送り経路196が構成されている。テープロール106から繰り出された印刷テープ102は、テープガイド194を介してプラテンローラー120に導かれ、ここで印刷に供され、更にプラテンローラー120からテープ送出口138に導かれる。
[0072]
 テープロール106は、印刷テープ102およびテープコア104を有すると共に、ロール状の印刷テープ102の両端面に貼着された2枚のフイルム198を有している。この2枚のフイルム198は、テープコア104に巻回した印刷テープ102のバラケを防止している。また、テープコア104には、図示では省略したが、逆転止め機構が組み込まれている。テープカートリッジ100を持ち運びするときには、この逆転止め機構により、印刷テープ102の逆転が防止される。一方、テープカートリッジ100を,テープ印刷装置1のカートリッジ装着部5に装着すると、上記の位置決め突起41により逆転止め機構の逆転止めが解除され、印刷テープ102の送りが可能になる。
[0073]
 カートリッジケース130内の基部右側には、挿入開口134に隣接してリボン収容エリア200が構成されている。リボン収容エリア200の右寄りには、リボンロール114(繰出しコア112)を回転自在に支持する繰出し側軸受部202が、また左寄りには、巻取りコア116を回転自在に支持する巻取り側軸受部204が、それぞれカートリッジケース130に一体に形成されている。すなわち、上ケース152および下ケース150に、それぞれ繰出し側軸受部202および巻取り側軸受部204が形成されている。
[0074]
 下ケース150に形成された繰出し側軸受部202および巻取り側軸受部204の切欠き部分には、先端部をこれら繰出し側軸受部202および巻取り側軸受部204に臨ませた回転止めフック206が、それぞれ一体に形成されている。そして、一方の回転止めフック206は繰出しコア112に、他方の回転止めフック206は巻取りコア116に、それぞれ回転止め状態に係合されている。
[0075]
 繰出し側軸受部202の近傍に位置してリボン収容エリア200には、繰り出されたインクリボン110をプラテンローラー120に導く第1リボンガイド210が、下ケース150に一体に立設されている。また、上記の開口周壁部164の外周側には、インクリボン110の周回をガイドする複数の第2リボンガイド212が一体に形成されている。
[0076]
 すなわち、カートリッジケース130の内部には、リボンロール114を起点とし、第1リボンガイド210、プラテンローラー120および複数の第2リボンガイド212を経て巻取りコア116に至るリボン送り経路214が構成されている。リボンロール114から繰り出されたインクリボン110は、第1リボンガイド210を介してプラテンローラー120に導かれ、ここで印刷に供され、更にプラテンローラー120から開口周壁部164(複数の第2リボンガイド212)を周回して巻取りコア116に巻き取られる。
[0077]
 リボンロール114は、インクリボン110および繰出しコア112を有すると共に、繰出しコア112に制動負荷を付与する円環状の板ばね220を有している(図5(b)参照)。板ばね220は、周方向において波状に形成されており、軸方向において上ケース152の天壁部156と繰出しコア112との間に介設されている。すなわち、繰出しコア112には、この板ばね220の弾発力により回転制動負荷が付与される。これにより、巻取りコア116により繰り出されてゆくインクリボン110には、バックテンションが付与されその弛みが防止される。
[0078]
 繰出しコア112は円筒状に形成され、その下ケース150側の端部には、周方向に複数の切欠き222が形成されている(図6参照)。そして、複数の切欠き222には、上記の回転止めフック206が係脱するようになっている。なお、繰出しコア112を支持する下ケース150側の繰出し側軸受部202は円形の開口で構成されているが、上ケース152側の繰出し側軸受部202は、円筒状の突出部分で構成されている。そして、この突出部分に上記の板ばね220が装着されている(いずれも、図5(b)参照)。
[0079]
 同様に、巻取りコア116は円筒状に形成され、その下ケース150側の端部には、周方向に複数の切欠き224が形成されている。そして、複数の切欠き224には、上記の回転止めフック206が係脱する。また、巻取りコア116の内周面にはスプライン溝226が形成され、上記の巻取り駆動軸47にスプライン係合する。これにより、巻取り駆動軸47の回転力が巻取りコア116に伝達され、インクリボン110が巻き取られる。
[0080]
 カートリッジケース130内の基部左側には、挿入開口134に隣接してプラテン収容エリア230が構成されている。プラテン収容エリア230の中央には、下ケース150に形成した楕円状開口の下軸受部234と(図6参照)、上ケース152に形成した楕円状開口の上軸受部232と(図5(b)参照)が設けられている。そして、上軸受部232および下軸受部234には、プラテンローラー120が回転自在且つ僅かに横移動可能に支持されている。すなわち、長円状の上軸受部232および下軸受部234に支持されたプラテンローラー120は、プラテン駆動軸45に係合するホーム位置と、印刷テープ102を挟み込んでテープガイド194に接する挟持位置との間で、横移動(微小移動)可能に構成されている。
[0081]
 ところで、このテープカートリッジ100は、印刷テープ102の繰出し端部を、テープ送出口138から外部に僅かに突出させた状態で持ち運びされる(図1参照)。その際、誤って印刷テープ102の繰出し端部に押込み力や引込み力が作用すると、これに引きずられたプラテンローラー120が上記の挟持位置に移動する。これにより、印刷テープ102の繰出し端部が、テープ送出口138からカートリッジケース130内に引き込まれることが防止される。
[0082]
 プラテンローラー120は、円筒状のローラー基体240と、ローラー基体240の外周面に装着したゴムローラー242と、を有している。ゴムローラー242は、軸方向において印刷ヘッド21に対応する長さを有しており、印刷位置に移動した印刷ヘッド21は、印刷テープ102およびインクリボン110を挟み込んでこのゴムローラー242に接触する。また、ローラー基体240の内周面にはスプライン溝244が形成され、上記のプラテン駆動軸45にスプライン係合する。これにより、プラテン駆動軸45の回転力がプラテンローラー120に伝達され、印刷テープ102(およびインクリボン110)が印刷送りされる。
[0083]
[変位部廻りの第1実施形態]
 次に、図7を参照して、第1実施形態に係るテープカートリッジ100の変位部186の構造について、開閉蓋7の被検出突起83(被検出子)および蓋検出部52(検出部)の検出子52bの構造と共に詳細に説明する。上述のように、変位部186(弾性部)は、上ケース152における天壁部156の基端面側右隅部に設けられている。また、これに対応する被検出突起83は、開閉蓋7(開閉蓋本体73)の裏面に突出するように設けられ、蓋検出部52の検出子52bは、カートリッジ装着部5において、装着ベース31から突出するように配設されている。
[0084]
 図7(a)および(c)に示すように、変位部186は、上ケース152における天壁部156から内側に延びる断面「L」字状の弾性片310を有している。また、上記のように、天壁部156には、被検出突起83を受容する受容開口184が形成され、底壁部160には、検出子52bが挿入される挿入開口182が形成されている。
[0085]
 弾性片310は、天壁部156から延びる垂設片部316と、被検出突起83が突き当てられる(当接)当接片部318とから成り、上ケース152に一体に形成(成形)されている。そして、弾性片310は、被検出突起83の押圧により弾性変形して検出子52bを動作させる(蓋検出部52をON)と共に、相対的にテープカートリッジ100を装着ベース31に押圧し、これを装着方向に位置決めする。
[0086]
 弾性片310(当接片部318)は、平面視長方形に形成される一方、受容開口184は、弾性片310により一回り大きい長方形に形成されている。また、弾性片310(当接片部318)は、上ケース152の右側面に平行に、上ケース152の先端側から基端側に向かって延在している。弾性片310に被検出突起83の押圧力が作用すると、当接片部318が下方に撓むと同時に、垂設片部316が後方に撓んで、弾性力(ばね力)を発揮する。
[0087]
 図7(c)に示すように、弾性片310は、開閉蓋7を閉塞したときの被検出突起83の押圧力により、変位すると共にこの変位量に応じて増加(好ましくは、比例的に増加)する反力を被検出突起83に与える。言い換えれば、被検出突起83を受けとし、テープカートリッジ100が、自身の弾性片310により装着ベース31に押圧される。このため、弾性片310の弾性力は、装着方向において、テープカートリッジ100が装着ベース31に位置決めされるよう設計されている。
[0088]
 より具体的には、テープカートリッジ100は、プラテンローラー120を介して印刷ヘッド21の押圧力を受け、またプラテンローラー120(プラテン駆動軸45)や巻取りコア116(巻取り駆動軸47)の回転に伴って、プラテンローラー120廻りや巻取りコア116廻りの回転力を受ける。このため、テープカートリッジ100は、これら押圧力および回転力の合成力、更にはその分力を受け、装着ベース31上で位置ズレや浮き上がりを生ずる。実施形態の弾性片310の弾性力は、これら合成力やその分力に抗して、テープカートリッジ100を所定の位置に位置決めする。
[0089]
 上述のように、テープカートリッジ100には、厚みの異なる複数種のものが用意されている。このため、これら厚みの異なるテープカートリッジ100において、図7(c)における上下方向の位置が同一でなるように、弾性片310の当接片部318が配設されていることが好ましい。これにより、厚みの異なるテープカートリッジ100において、検出子52bを確実に作動させることができる。
[0090]
 一方、図7(b)に示すように、被検出突起83は、断面「T」字状に形成され、開閉蓋本体73の裏面から垂直に突出している。開閉蓋本体73と被検出突起83とは、樹脂等で一体に成形されており、被検出突起83を断面「T」字状とすることで、成形不良(肉ひけ)が防止される。断面「T」字状の被検出突起83は、そのフランジ片95側を開閉蓋本体73の先端側に向けると共に、リブ片97側を開閉蓋本体73の基端側に向けるようにして配設されている。そして、被検出突起83の先端は、変形した弾性片310の形状に倣った斜面に形成されており、先端の全域が弾性片310を押圧するようになっている。
[0091]
 図7(c)に示すように、蓋検出部52の検出子52bは、当接片部318を挟んで被検出突起83の直下に配設されている。より具体的には、開閉蓋7を閉塞した状態で、被検出突起83と同軸上に検出子52bが配設されている。また、検出子52bの先端は、当接片部318の下面(裏面)に接触し、或いは微小間隙を存して対峙している。そして、弾性片310に被検出突起83の押圧力が作用すると、当接片部318が下方に撓むと同時に検出子52bが押下され、蓋検出部52の検出部本体52aが動作(ON)される。これにより、開閉蓋7がカートリッジ装着部5を閉塞したことが検出される。
[0092]
 以上のように、第1実施形態のテープカートリッジ100によれば、開閉蓋7を閉塞すると、その被検出突起83が弾性片310を弾性変形させ、更に弾性片310を介して検出子52bを押下する。これにより、テープカートリッジ100は、被検出突起83により弾性片310を介して装着ベース31(カートリッジ装着部5)に押圧され、位置決めされる。また同時に、検出子52bの押下により、蓋検出部52が動作し、開閉蓋7の閉塞が検出される。
[0093]
 このように、第1実施形態のテープカートリッジ100では、その変位部186(弾性片310)を介して、蓋検出部52が動作されるようになっている。このため、開閉蓋7の開閉を検出することができるだけでなく、テープカートリッジ100の有無をも検出することが可能となる。したがって、上記のテープ検出部51により、別途テープカートリッジ100の有無を検出する必要がない。また、検出子52bの押下を、弾性変形する変位部186(弾性片310)により行うようにしているため、極めて単純な構造で、テープカートリッジ100の位置ズレ防止を行うことができる。
[0094]
 さらに、蓋検出部52をカートリッジ装着部5内に配置することができるため、その分、開閉蓋7を大型にする必要がない。また、カートリッジ装着部5において、蓋検出部52の設置の自由度を高めることができる。なお、被検出突起83の両側面を、受容開口184の両側辺に接触させるようにし、受容開口184を介して、テープカートリッジ100を左右方向に位置決めすることも可能である。また、上記実施形態の当接片部318は、単純な長方形に形成したが、例えば鍵穴形状等、その形状は任意である。
[0095]
[第1実施形態の変形例]
 次に、図8を参照して、第1実施形態の変形例に係るテープカートリッジ100について説明する。図8(a)は、第1変形例であり、図8(b)は、第2変形例であり、図8(c)は、第3変形例であり、図8(d)は、第4変形例である。
[0096]
 図8(a)に示すように、第1変形例のテープカートリッジ100では、弾性片310の当接片部318が先方に長く延在し、当接片部318の先端部で検出子52bを押下するようにしている。すなわち、被検出突起83の軸線と、検出子52bの軸線と、が前後方向(先端-基端方向)に位置ズレしている。これは、開閉蓋7に設けられた被検出突起83により変位する変位入力部で被検出突起83が当接する位置と、被検出部180の検出子を作動させる変位出力部で検出子が当接する位置と、が着脱方向から見た場合に、位置ズレしていることを意味している。
[0097]
 具体的には、装着ベース31と平行な面内において(テープカートリッジ100の装着方向から見て)、弾性片310(当接片部318)に対し被検出突起83が当接する入力部位310aと、検出子52bに対し弾性片310(当接片部318)が当接する出力部位310bと、が前後方向に位置ズレしている。また、弾性片310(垂設片部316)の基部である上ケース152の支持部位310cから入力部位310aまでの距離に比して、支持部位310cから出力部位310bまでの距離が、前後方向において長くなっている。
[0098]
 このような構成では、近似的に、支持部位310c付近が回転変位の中心として機能するため、テコの原理を利用し、弾性片310の比較的小さな変位量で検出子52bを作動させることができる。言い換えれば、検出子52bの作動ストロークを大きい場合にも、これを確実に作動させることができる。
[0099]
 図8(b)に示すように、第2変形例のテープカートリッジ100では、当接片部318の先端部が「L」字状に形成されており、被検出突起83に対し検出子52bが、前後方向に加え左右方向にも位置ズレしている。例えば、蓋検出部52の設置スペースが限られており、検出子52bの位置に合わせるように、当接片部318の平面形状(先端部等)を自在に変形させるようにする。このようにすれば、被検出突起83の位置と検出子52bの位置と、が前後および左右方向に位置ズレしていても、検出子52bを適切に作動させることができる。
[0100]
 図8(c)に示すように、第3変形例のテープカートリッジ100では、第1変形例と異なり、弾性片310(垂設片部316)の基部である支持部位310cから入力部位310aまでの距離に比して、支持部位310cから出力部位310bまでの距離が、前後方向において短くなっている。この場合には、テコの原理を利用し、弾性片310の比較的小さな押圧力で検出子52bを作動させることができる。
[0101]
 図8(d)に示すように、第4変形例のテープカートリッジ100では、弾性片310(変位部186)が、板ばねで構成され、上ケース152に設けた保持部330に保持されている。弾性片310は、「V」字状に折り曲げた基部ばね片部334と、基部ばね片部334から天壁部156に平行に延びる当接ばね片部336とを有しており、基部ばね片部334により、保持部330に形成された保持溝330aに保持されている。
[0102]
 このような構成においても、開閉蓋7の開閉を検出することができると共に、テープカートリッジ100の有無をも検出することが可能となる。また、テープカートリッジ100の位置決めが可能となる。特に、テープカートリッジ100の厚みに応じた弾性片310を用意しておくことで、厚みの異なるテープカートリッジ100に対応させることができる。
[0103]
[変位部廻りの第2実施形態]
 次に、図9を参照して、第2実施形態に係るテープカートリッジ100Aの変位部186Aの構造について、開閉蓋7の被検出突起83および蓋検出部52の検出子52bの構造と共に詳細に説明する。また、第2実施形態では、主に第1実施形態と異なる部分について説明する。
[0104]
 図9に示すように、第2実施形態のテープカートリッジ100Aでは、被検出突起83の直下に変位部186Aが配置される一方、検出子52bは、被検出突起83の直下から前方(先端側)に外れた位置に配置されている。変位部186Aは、被検出突起83が当接する入力部340と、入力部340の基部に設けられ、検出子52bを押下する出力部342と、入力部340および出力部342を、被検出突起83を受け入れるための初期位置で受ける弾性部材344と、を有している。
[0105]
 また、カートリッジケース130には、入力部340の上下方向(テープカートリッジ100Aの厚み方向)の移動をガイドするスライドガイド350が設けられている。スライドガイド350は、上ケース152に一体に垂設した上ガイド352と、下ケース150に一体に立設した下ガイド354と、を有している。そして、下ガイド354には、出力部342が臨むガイド切欠き部354aが設けられている。
[0106]
 入力部340は、円筒状の入力部本体360と、入力部本体360の下端に連なるスカート部362と、を有している。スカート部362の内側には、コイルばねで構成された弾性部材344が配設され、またスカート部362の下端部外面には、径方向に突出するように出力部342が設けられている。入力部本体360、スカート部362および出力部342は、樹脂等により一体に形成(成形)されている。そして、出力部342の下面には、検出子52bが当接している。
[0107]
 コイルばねで構成された弾性部材344は、下ケース150の底壁部160に着座し、入力部340を受けている。弾性部材344は、圧縮コイルばねで構成され、図示のように入力部340を、その上端が上ケース152(天壁部156)に微小間隙を存して、或いは突き当てるように対峙する初期位置で、受けるようにしている。
[0108]
 被検出突起83が入力部340を押圧すると、入力部340および出力部342が、弾性部材344を抗して下方に移動し、出力部342が検出子52bを押下する。また、被検出突起83が上方に外れると、弾性部材344により、入力部340および出力部342が元の初期位置に復帰する。
[0109]
 このように、第2実施形態のテープカートリッジ100Aにおいても、その変位部186Aを介して、蓋検出部52が動作(ON)される。このため、開閉蓋7の開閉を検出することができるだけでなく、テープカートリッジ100Aの有無をも検出することが可能となる。また、変位部186の弾性部材344は、テープカートリッジ100Aを相対的に押圧し、その位置決めを可能とする。
[0110]
[第2実施形態の変形例]
 次に、図10を参照して、第2実施形態の変形例に係るテープカートリッジ100Aについて説明する。図10(a)は、第1変形例であり、図10(b)は、第2変形例である。
[0111]
 図10(a)の第1変形例に係るテープカートリッジ100Aでは、上記のコイルばねに代えて、弾性部材344が、ゴム或いはスポンジ等で構成されている。
[0112]
 図10(b)の第2変形例に係るテープカートリッジ100Aでは、弾性部材344が、下ケース150の底壁部160を内側に切起こしたばね片366で構成されている。この場合には、入力部340のスカート部362は短く形成され、ばね片366は、入力部340をその入力部本体360の下端で受けている。
[0113]
 このように、第2実施形態の変形例に係るテープカートリッジ100Aでは、弾性部材344を単純な構造とすることができる。特に、第2変形例では、テープカートリッジ100Aの部品点数を削減することができる。
[0114]
[変位部廻りの第3実施形態]
 次に、図11を参照して、第3実施形態に係るテープカートリッジ100Bの変位部186Bの構造について、開閉蓋7の被検出突起83および蓋検出部52の検出子52bの構造と共に詳細に説明する。また、第3実施形態では、主に第1実施形態と異なる部分について説明する。
[0115]
 図11に示すように、第3実施形態のテープカートリッジ100Bでは、変位部186Bが、被検出突起83の押圧力により弾性変形する入力弾性部370と、入力弾性部370に連なり、入力弾性部370の弾性変形に伴って検出子52bを作動させる出力作動部372と、を有している。
[0116]
 入力弾性部370は、天壁部156の一部を「U」字状に除去して形成されている。出力作動部372は、棒状に形成され、入力弾性部370の下面に固着されている。被検出突起83が入力弾性部370を押圧すると、入力弾性部370が弾性変形すると共に、出力作動部372を下動させる。下動した出力作動部372は、検出子52bを押下する。
[0117]
 このように、第3実施形態のテープカートリッジ100Bにおいても、その変位部186Bを介して、蓋検出部52が動作(ON)される。このため、開閉蓋7の開閉を検出することができるだけでなく、テープカートリッジ100Bの有無をも検出することが可能となる。また、変位部186Bの入力弾性部370、テープカートリッジ100Bを相対的に押圧し、その位置決めを可能とする。
[0118]
[変位部廻りの第4実施形態]
 次に、図12を参照して、第4実施形態に係るテープカートリッジ100Cの変位部186Cの構造について、開閉蓋7の被検出突起83および蓋検出部52の検出子52bの構造と共に詳細に説明する。また、第4実施形態では、主に第1実施形態と異なる部分について説明する。
[0119]
 図12に示すように、第4実施形態のテープカートリッジ100Cでは、変位部186Cが、矩形の板状に形成され、カートリッジケース130内に設けた回動支持部380に回動自在に支持されている。変位部186Cの上面には、被検出突起83が当接し、下面には、検出子52bが当接している。被検出突起83が板状の変位部186Cを押圧すると、変位部186Cが回動し検出子52bを押下する。
[0120]
 このように、第4実施形態のテープカートリッジ100Cにおいても、その変位部186Cを介して、蓋検出部52が動作(ON)される。このため、開閉蓋7の開閉を検出することができるだけでなく、テープカートリッジ100Cの有無をも検出することが可能となる。なお、テープカートリッジ100Cを相対的に押圧し、その位置決めを可能とすべく、変位部186Cの回動軸に捻じりコイルばねを設けるようにしてもよい。

符号の説明

[0121]
 1 テープ印刷装置、3 装置ケース、5 カートリッジ装着部、7 開閉蓋、21 印刷ヘッド、23 印刷機構部、25 テープ送り機構部、31 装着ベース、45 プラテン駆動軸、47 巻取り駆動軸、51 テープ検出部、52 蓋検出部、52b 検出子、73 開閉蓋本体、83 被検出突起、100,100A,100B,100C テープカートリッジ、102 印刷テープ、110 インクリボン、120 プラテンローラー、130 カートリッジケース、150 下ケース、152 上ケース、156 天板部、160 底板部、182 挿入開口、184 受容開口、186,186A,186B,186C 変位部、310 弾性片、310a 入力部位、310b 出力部位、310c 支持部位、340 入力部、342 出力部、344 弾性部材、366 ばね片、370 入力弾性部、372 出力作動部

請求の範囲

[請求項1]
 カートリッジ装着部に設けられた開閉蓋の閉塞を検出する検出部を備えたテープ印刷装置の、前記カートリッジ装着部に対し所定の着脱方向に着脱自在に装着される為のテープカートリッジであって、
 前記カートリッジ装着部に装着された状態で前記開閉蓋が開いた状態から閉じた状態へ変位するときに、
 前記開閉蓋が開いた状態から閉じた状態への変位に伴って、前記開閉蓋に設けられた被検出子が変位してこれを受ける変位入力部と、前記開閉蓋が開いた状態から閉じた状態へさらに同方向へ変位するとその変位に伴って、前記検出部の検出子を作動させる変位出力部と、を備えたことを特徴とするテープカートリッジ。
[請求項2]
 シェル構造を有するカートリッジケースと、
 前記カートリッジケースに設けられ、前記被検出子を受容する受容開口と、
 前記カートリッジケースに設けられ、前記検出子が挿入される挿入開口と、を更に備え、
 前記変位入力部および前記変位出力部は、前記カートリッジケース内に配設されていることを特徴とする請求項1に記載のテープカートリッジ。
[請求項3]
 前記変位入力部の前記被検出子が当接する位置と、前記変位出力部の前記検出子が当接する位置とは、前記着脱方向から見た場合に、位置ズレしていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のテープカートリッジ。
[請求項4]
 前記変位入力部と前記変位出力部とを含む変位部を備え、
 前記変位部は、略支点を中心に変位し、
 前記支点から前記変位出力部の前記検出子が当接する位置までの距離が、前記支点から前記変位入力部の前記被検出子が当接する位置までの距離より長いことを特徴とする請求項3に記載のテープカートリッジ。
[請求項5]
 前記変位入力部と前記変位出力部とを含む変位部を備え、
 前記変位部は、略支点を中心に変位し、
 前記支点から前記変位出力部の前記検出子が当接する位置までの距離が、前記支点から前記変位入力部の前記被検出子が当接する位置までの距離より短いことを特徴とする請求項3に記載のテープカートリッジ。
[請求項6]
 前記変位部は、
 前記被検出子の押圧力により弾性変形すると共に、当該弾性変形により前記検出子を作動させる弾性部、を有していることを特徴とする請求項4または請求項5に記載のテープカートリッジ。
[請求項7]
 前記弾性部は、
 前記被検出子が当接すると共に、前記検出子に向かって「L」字状に延びる弾性片を含むことを特徴とする請求項6に記載のテープカートリッジ。
[請求項8]
 シェル構造を有するカートリッジケースを備え、
 前記弾性片は、前記カートリッジケースと一体に形成されていることを特徴とする請求項7に記載のテープカートリッジ。
[請求項9]
 シェル構造を有するカートリッジケースを備え、
 前記弾性片は、前記カートリッジケースに支持された板ばねで構成されていることを特徴とする請求項7に記載のテープカートリッジ。
[請求項10]
 前記変位部は、
 前記被検出子の押圧力により弾性変形する入力弾性部と、
 前記入力弾性部に連なり、前記入力弾性部の弾性変形に伴って前記検出子を作動させる出力作動部と、を有していることを特徴とする請求項4または請求項5に記載のテープカートリッジ。
[請求項11]
 シェル構造を有するカートリッジケースを備え、
 前記入力弾性部は、前記カートリッジケースのケース壁の一部を除去して形成されていることを特徴とする請求項10に記載のテープカートリッジ。
[請求項12]
 前記入力弾性部は、前記ケース壁の一部を「U」字状に除去して形成されていることを特徴とする請求項11に記載のテープカートリッジ。
[請求項13]
 シェル構造を有するカートリッジケースを備え、
 前記カートリッジケースは、2つのケースを有し、
 前記変位部は、前記2つのケースの一方に設けられていることを特徴とする請求項6ないし請求項12のいずれか一項に記載のテープカートリッジ。
[請求項14]
 前記変位入力部と前記変位出力部とを含む変位部を備え、
 前記変位部は、
 前記被検出子の押圧力により移動する入力部と、
 前記入力部に連なり、前記入力部の移動に伴って前記検出子を作動させる出力部と、を有していることを特徴とする請求項2または請求項3に記載のテープカートリッジ。
[請求項15]
 前記入力部と前記出力部とは、一体に形成されていることを特徴とする請求項14に記載のテープカートリッジ。
[請求項16]
 前記変位部は、
 前記被検出子を受け入れるための初期位置で、前記入力部を受ける弾性部材を、更に有していることを特徴とする請求項14または請求項15に記載のテープカートリッジ。
[請求項17]
 前記弾性部材は、コイルばねで構成されていることを特徴とする請求項16に記載のテープカートリッジ。
[請求項18]
 前記弾性部材は、ゴムおよびスポンジのいずれかで構成されていることを特徴とする請求項16に記載のテープカートリッジ。
[請求項19]
 前記弾性部材は、前記カートリッジケースのケース壁の一部を、前記入力部側に切起こして形成したケース片であることを特徴とする請求項16に記載のテープカートリッジ。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3]

[ 図 4]

[ 図 5]

[ 図 6]

[ 図 7]

[ 図 8]

[ 図 9]

[ 図 10]

[ 図 11]

[ 図 12]