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1. (WO2015146567) 操作装置
Document

明 細 書

発明の名称 操作装置

技術分野

0001  

背景技術

0002  

先行技術文献

特許文献

0003  

発明の概要

発明が解決しようとする課題

0004   0005  

課題を解決するための手段

0006   0007   0008   0009   0010   0011   0012   0013   0014   0015   0016   0017   0018   0019   0020   0021   0022   0023  

発明の効果

0024  

図面の簡単な説明

0025  

発明を実施するための形態

0026   0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033   0034   0035   0036   0037   0038   0039   0040   0041   0042   0043   0044   0045   0046   0047   0048   0049   0050   0051   0052   0053   0054   0055   0056   0057   0058   0059   0060   0061   0062   0063   0064   0065   0066  

符号の説明

0067  

請求の範囲

1   2   3   4   5   6   7   8   9  

図面

1   2   3   4   5   6A   6B   7A   7B   8A   8B   9   10  

明 細 書

発明の名称 : 操作装置

技術分野

[0001]
 本発明は、車載装置の操作をタッチパネルにて受け付ける操作装置に関する。

背景技術

[0002]
 車輌には空気調和機、音響機器等の車載装置が搭載されており、車載装置を操作するための操作装置が車輌のインスツルメントパネルに設けられている。操作装置は、空気調和機に設定された温度、風量等の設定内容を表示する液晶モニタを有し、該液晶モニタの周辺には複数のメカスイッチが配されている。
 近年、車載機器の増加及び多機能化によって、車載装置の設定項目が増大しており、より多くのメカスイッチが必要になっている。また、車載装置の設定、例えば空気調和機の設定温度を大きく変更しようとした場合、使用者はメカスイッチを何度も押下する必要があり、操作性に欠けるという問題がある。
 特許文献1には、タッチパネルを有するモニタ及びメカスイッチを併用し、ソフトスイッチで各種操作を受け付ける車載用操作表示装置が開示されている。使用者は、メカスイッチの操作によって設定項目を選択する。モニタには選択された設定項目の内容を変更するための画像が表示され、使用者はモニタのタッチパネルを操作することによって、車載装置の各種設定操作を行うことができる。特許文献1の車載用操作表示装置によれば、メカスイッチの数を低減し、操作性を向上させることができる。

先行技術文献

特許文献

[0003]
特許文献1 : 特開2011-218909号公報

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0004]
 しかしながら、特許文献1の車載用操作表示装置においては、設定項目を選択するメカスイッチが必要であるという問題があった。
 設定項目の選択画面をモニタに表示し、タッチパネルによって設定項目の選択を受け付ける構成も考えられるが、設定項目が選択された場合、設定項目の選択画面から、選択された設定項目の内容を変更するための操作画面に切り替える必要がある。使用者は、各画面を切り替えて車載装置の設定操作を行う必要があるため、操作性が悪化するという問題があった。
 もちろん、モニタに設定項目の選択画面及び操作画面を並べて表示することもできるが、モニタが大型化し、使用者は視線を各画面に移す必要があるため、車載装置の操作に煩わしさを覚えるという問題がある。
[0005]
 本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は操作性を損なうこと無く車載装置の操作に必要なメカスイッチの数を低減することができる操作装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

[0006]
 本発明に係る操作装置は、車載装置の制御に係る複数の設定項目それぞれに対応する複数の画像を表示する表示パネルと、該表示パネルに対する接触操作を検出する接触操作検出部と、該接触操作検出部が前記複数の画像における一の画像の表示位置への1次接触操作を検出した場合、該1次接触操作の後、連続的に検出される2次接触操作に基づいて、操作内容を特定する特定部と、該特定部にて特定された操作内容に応じた操作情報を出力する出力部とを備える。
[0007]
 本発明にあっては、表示パネルは車載装置の制御に係る複数の設定項目それぞれに対応する複数の画像を表示する。接触操作検出部は表示パネルに対する接触操作を検出し、特定部は表示パネルに対する1次接触操作に続く2次接触操作に基づいて、操作内容を特定する。例えば、1次接触操作は前記複数の画像における一の画像の表示位置でのタップ操作、2次接触操作はスライド操作、フリック操作、タップ操作等である。出力部は、特定された操作内容に応じた操作情報を出力する。
 本発明の操作装置は、車載装置の設定項目に対応する画像における1次接触操作後に行われる2次接触操作によって、各設定項目に係る操作情報を出力する構成である。従って、各種操作画面の切り替えは不要である。また表示パネルに各種操作画面を並べて表示する必要は無い。
[0008]
 本発明に係る操作装置は、前記表示パネルは、前記接触操作検出部が前記1次接触操作を検出した場合、検出された該1次接触操作に係る画像に対応した所定画像を表示する。
[0009]
 本発明にあっては、車載装置の設定項目に対応する一の画像における1次接触操作が検出された場合、表示パネルは1次接触操作された画像に対応した所定画像を表示することによって、該一の画像が選択されたことを示すことが可能である。
[0010]
 本発明に係る操作装置は、前記所定画像は前記2次接触操作を誘導する画像を含む。
[0011]
 本発明にあっては、接触操作検出部が前記一の画像に対する1次接触操作を検出した場合、表示パネルは2次接触操作を誘導する所定画像を表示する。従って、1次接触操作に続いて行う2次接触操作の方法を使用者に認識させることが可能である。
[0012]
 本発明に係る操作装置は、前記所定画像は前記1次接触操作に係る画像を中心として異なる2方向側に表示される画像を含む。
[0013]
 本発明にあっては、1次接触操作に係る画像を基準にして該画像の第1の方向側に表示される画像と、該画像の第2の方向側に表示される画像とによって2次接触操作の方法を使用者に認識させることが可能である。
[0014]
 本発明に係る操作装置は、第1方向側に表示される画像及び第2方向側に表示される画像は色又は明るさが異なる。
[0015]
 本発明にあっては、前記第1方向への2次接触操作に応じた操作内容、前記第2方向への2次接触操作に応じた操作内容を、画像の色又は明るさの差異によって示すことが可能である。
[0016]
 本発明に係る操作装置は、前記接触操作検出部が前記2次接触操作を検出する領域は、前記1次接触操作に係る一の画像以外の他の前記画像が表示される領域を含む。
[0017]
 本発明にあっては、設定項目にそれぞれ対応する複数の画像における前記一の画像の表示位置への1次接触操作が接触検出部によって検出された場合、接触操作検知部は該一の画像及び該画像以外の他の前記画像が表示されている領域を含む領域において2次接触操作を検出する。
 従って、一の画像に対して1次接触操作を行った後に続く接触操作が、該一の画像以外の他の画像の表示位置に及んだ場合であっても、前記他の画像に対する1次接触操作として検出されることは無く、前記1次接触操作に続く2次接触操作として検出される。よって、設定項目に対応する画像が表示される領域に加えて、2次接触操作用の検出領域を設ける必要は無く、表示パネルを小型化することが可能である。
[0018]
 本発明に係る操作装置は、前記接触操作検出部が前記1次接触操作を検出した場合、検出された該1次接触操作に係る画像を除く他の前記画像の明るさを低減させる。
[0019]
 本発明にあっては、接触検出部によって一の画像に対する1次接触操作が検出された場合、制御部は、他の画像の明るさを低減させる。従って、前記一の画像を他の画像に比べて、際立たせることが可能である。
[0020]
 本発明に係る操作装置は、前記接触操作検出部が接触操作を検出する領域は前記表示パネルよりも大きい。
[0021]
 本発明にあっては、接触操作検出部が接触操作、特に2次接触操作を検出する領域は表示パネルよりも大きいため、該領域が表示パネルの寸法以下である場合に比べて、広い部位における接触操作によって、操作内容が特定される。表示パネルが矩形状である場合、接触操作を検出する領域は少なくとも横方向又は縦方向のいずれかの寸法が表示パネルよりも大きければ良い。
[0022]
 本発明に係る操作装置は、前記複数の設定項目は、空気調和機に設定される温度、風量及び送風箇所のうち少なくとも一つに対応する。
[0023]
 本発明にあっては、操作装置は、設定項目に対応する画像として、空気調和機に設定される温度、風量及び送風箇所のうち少なくとも一つに対応する画像を表示する。

発明の効果

[0024]
 本発明によれば、操作性を損なうこと無く車載装置の操作に必要なメカスイッチの数を低減することができることができる。

図面の簡単な説明

[0025]
[図1] 操作システムの一構成例を示す正面図である。
[図2] 操作システムの一構成例を示すブロック図である。
[図3] 空気調和機の操作に係る制御部の処理手順を示すフローチャートである。
[図4] 空気調和機の操作に係る制御部の処理手順を示すフローチャートである。
[図5] 液晶表示パネルに表示される項目画像を示す模式図である。
[図6A] 温度設定の操作方法を示す説明図である。
[図6B] 温度設定の操作方法を示す説明図である。
[図7A] 吹出口設定の操作方法を示す説明図である。
[図7B] 吹出口設定の操作方法を示す説明図である。
[図8A] 風量設定の操作方法を示す説明図である。
[図8B] 風量設定の操作方法を示す説明図である。
[図9] 実施形態2における空気調和機の操作に係る制御部の処理手順を示すフローチャートである。
[図10] 実施形態2における空気調和機の操作に係る制御部の処理手順を示すフローチャートである。

発明を実施するための形態

[0026]
 以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
(実施形態1)
 図1は操作システムの一構成例を示す正面図である。本実施形態1に係る操作システムは、車輌に搭載された空気調和機21と、該空気調和機21の動作を制御する空気調和機ECU2と、空気調和機ECU2へ操作情報を出力することによって、空気調和機21を操作するための操作装置1とを備える。空気調和機21は、コンプレッサを含む冷媒サイクル、送風ファン、該送風ファンを回転させるファンモータ、吹出口を切り替えるための切替板、切替板を駆動する切替モータ等を備える。空気調和機ECU2には、操作装置1から出力される操作情報、車室内の温度情報等が入力し、空気調和機ECU2は入力された各種情報に基づいて、コンプレッサの動作、ファンモータの回転速度、切替モータの回転を制御する。
[0027]
 操作装置1は、例えば車輌のインスツルメントパネルに設置された筐体を備える。筐体は中空の直方体形状をなし、図1に示すように筐体の正面壁10は横長の矩形状である。正面壁10の中央部には液晶表示パネル11が設けられており、液晶表示パネル11は、制御装置12の制御に従って空気調和機21の操作に係る画像を表示する。
[0028]
 液晶表示パネル11の正面側には静電容量方式のタッチパネル15が積層されている。タッチパネル15の横方向の寸法は液晶表示パネル11の横幅よりも大きく、正面壁10の両端部に亘って設けられている。タッチパネル15は、液晶表示パネル11及び正面壁10に対する物体の接触位置を検出する。つまり、タッチパネル15は、液晶表示パネル11又は筐体の正面壁10に使用者の指が接触した場合、使用者の指の接触位置を検出する。そして、タッチパネル15は、検出した接触位置に係る信号を制御装置12へ出力する。操作装置1は、液晶表示パネル11に表示された空気調和機21の設定項目にそれぞれ対応する画像の接触操作をタッチパネル15によって受け付けることができる。なお、タッチパネル14は、液晶表示パネル11に対する接触操作を検出する接触操作検出部として機能する。
[0029]
 操作装置1は、筐体の正面壁10の適宜箇所、例えば液晶表示パネル11の両側に、空気調和機21、その他の車載装置を操作するためのスイッチに相当する複数のスイッチ図柄13がプリントされている。スイッチ図柄13に対する接触操作はタッチパネル15によって検出される。制御装置12はタッチパネル15によって検出した接触位置に基づいて、いずれのスイッチ図柄13が操作されたのかを特定することができ、操作されたスイッチ図柄13に応じた操作情報を空気調和機ECU2へ出力する。
 また複数のスイッチ図柄13の上部には発光部14が設けられている。制御装置12は、スイッチ図柄13に対するタッチ操作に応じて、発光部14の点灯及び消灯並びに明るさを制御する。
[0030]
 図2は操作システムの一構成例を示すブロック図である。制御装置12は、該制御装置12の各構成部の動作を制御する制御部12aを備える。制御部12aは、例えば一又は複数のCPU(Central Processing Unit)、マルチコアCPU等を有する。制御部12aには、バスを介して一時記憶部12b、記憶部12c、出力部12d、第1I/F12e、第2I/F12f、入力部12gが接続されている。制御部12aは、記憶部12cに記憶されている後述の制御プログラムを一時記憶部12bに読み出し、各構成部の動作を制御する。
[0031]
 一時記憶部12bは、SRAM(Static RAM)、DRAM(Dynamic RAM)等の揮発性メモリである。一時記憶部12bは、制御部12aの演算処理を実行する際に記憶部12cから読み出された制御プログラム、演算処理によって生ずる各種データを一時記憶する。揮発性メモリは一時記憶部12bの一例であり、不揮発性メモリで一時記憶部12bを構成しても良い。
[0032]
 記憶部12cは、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリである。記憶部12cは、制御部12aが制御装置12の各構成部の動作を制御することにより、空気調和機21の操作を受け付け、受け付けた操作に応じた操作情報を空気調和機ECU2へ出力する処理を実行するための制御プログラムを記憶している。記憶部12cは、空気調和機21の操作を受け付けるための各種画像データを記憶している。
[0033]
 出力部12dは、通信線を介して空気調和機ECU2に接続されている。出力部12dは、所定の通信プロトコルに従って、操作情報を空気調和機ECU2へ出力する。制御部12aが出力部12dを介して空気調和機ECU2へ出力する操作情報は、例えば、空気調和機21に設定される温度、風量、送風する吹出口等を示す情報が含まれる。
[0034]
 第1I/F12eには、液晶表示パネル11を駆動する液晶駆動部11aが接続されている。制御部12aは第1I/F12eを介して画像情報を液晶駆動部11aへ出力する。液晶駆動部11aは制御部12aから出力された画像情報を入力し、該画像情報に基づいて液晶表示パネル11を駆動することによって、該画像情報に係る画像を液晶表示パネル11に表示する。
[0035]
 第2I/F12fは、複数の発光部14に接続されている。制御部12aは第2I/F12fを介して各発光部14の点灯及び消灯並びに明るさを制御する。
[0036]
 入力部12gにはタッチパネル15が接続されており、タッチパネル15によって検出された接触位置に係る信号が入力する。制御部12aは入力部12gを介して、タッチパネル15が検出した接触位置の情報を取得する。
[0037]
 図3及び図4は、空気調和機21の操作に係る制御部12aの処理手順を示すフローチャートである。制御部12aは、空気調和機21の制御に係る複数の設定項目をそれぞれに対応する複数の項目画像3を液晶表示パネル11に表示させる(ステップS11)。
[0038]
 図5は、液晶表示パネル11に表示される項目画像を示す模式図である。液晶表示パネル11には、項目画像3として、例えば、助手席側の設定温度を示す助手席側設定温度画像31、吹出口を示す設定吹出口画像32、風量を示す設定風量画像33及び運転席側の設定温度を示す運転席側設定温度画像34が表示される。本実施形態1の項目画像3は、空気調和機21の設定項目を表すと共に、空気調和機21に設定されている設定項目の内容を表示している。具体的には、助手席側設定温度画像31及び運転席側設定温度画像34は、助手席側及び運転席側の設定温度をそれぞれ示した数字の画像である。設定風量画像33は、空気調和機21に設定された風量を縦棒の数で示す画像である。設定吹出口画像32は、空気調和機21からの送風を行う吹出口を示した画像である。
 以下、助手席側設定温度画像31、設定風量画像33、設定吹出口画像32及び運転席側設定温度画像34のいずれか一つを適宜、項目画像3と呼ぶ。
[0039]
 ステップS11の処理を終えた制御部12aは、タッチパネル15にて項目画像3に対する1次接触操作が行われたか否か、すなわち項目画像3が選択されたか否かを判定する(ステップS12)。具体的には、制御部12aは、タッチパネル15の操作状態を監視しており、タッチパネル15によって検出された接触位置が、複数の項目画像3のいずれか一つの表示位置に対応するか否かを判定する。記憶部12cは液晶表示パネル11に表示される各項目画像3の表示位置を記憶しており、制御部12aは接触位置と、記憶部12cが記憶する各項目画像3の表示位置とを比較することによって、接触位置が項目画像3のいずれかに対応するか否かを判定することができる。前記1次接触操作は、複数の項目画像3のいずれか一つを選択する接触操作、例えば複数の項目画像3における一の項目画像3の表示位置でのタップ操作を言う。
[0040]
 項目画像3が選択されていないと判定した場合(ステップS12:NO)、制御部12aはステップS12の処理を再度実行し、設定項目の選択待ち受け状態で待機する。いずれかの項目画像3が選択されたと判定した場合(ステップS12:YES)、制御部12aは、選択された項目画像3の左側に左方向を示す矢印画像を表示し、該項目画像3の右側に右方向を示す矢印画像を表示する(ステップS13)。そして、制御部12aは、選択された項目画像3以外の他の項目画像3の明るさを低減させ(ステップS14)、発光部14の明るさを低減させ又は消灯させる(ステップS15)。
[0041]
 制御部12aは、項目画像3の選択後、1次接触操作に続く2次接触操作が行われたか否か、すなわちタッチパネル15によってスライド操作が行われたか否かを判定する(ステップS16)。スライド操作が行われたと判定した場合(ステップS16:YES)、制御部12aは、選択された設定項目の設定値をスライド量に応じて増減させる(ステップS17)。例えば、空気調和機21に設定される温度、風量の強弱を示す数値を増減させる。また、制御装置12は、空気調和機21による送風態様に対応する設定値を増減させる。
[0042]
 ステップS17の処理を終えた場合、又はスライド操作されていないと判定した場合(ステップS16:NO)、制御部12aは、1次接触操作に続く他の2次接触操作が行われたか否か、すなわち矢印画像がタップ操作されたか否かを判定する(ステップS18)。矢印画像がタップ操作されたと判定した場合(ステップS18:YES)、制御部12aは、タップ操作された矢印画像に応じて、選択された設定項目の設定値を所定値増減させる(ステップS19)。例えば、左方向を示す矢印画像がタップ操作された場合、設定値を所定値減少させ、右方向を示す矢印画像がタップ操作された場合、設定値を所定値増加させる。
[0043]
 ステップS19の処理を終えた場合、又は矢印画像がタップ操作されていないと判定した場合(ステップS18:NO)、制御部12aは1次接触操作に続く他の2次接触操作が行われたか否か、すなわちフリック操作が行われたか否かを判定する(ステップS20)。フリック操作が行われたと判定した場合(ステップS20:YES)、制御部12aは、フリック操作の方向に応じて、設定項目の設定値を所定値増減させる(ステップS21)。例えば、左方向へフリック操作された場合、設定項目の設定値を所定値減少させ、右方向へのフリック操作が行われた場合、設定値を所定値増加させる。
 以上の通り、前記2次接触操作は、1次接触操作に続く、スライド操作、矢印画像のタップ操作、フリック操作等を言う。
[0044]
 ステップS21の処理を終えた場合、又はフリック操作が行われていないと判定した場合(ステップS20:NO)、制御部12aは、タッチパネル15の非操作状態が所定時間以上継続しているか否かを判定する(ステップS22)。非操作状態の継続時間が所定時間未満であると判定した場合(ステップS22:NO)、制御部12aは処理をステップS16へ戻す。非操作状態が所定時間以上継続したと判定した場合(ステップS22:YES)、制御部12aは、矢印画像の表示を消去する(ステップS23)。そして、制御部12aは、ステップS14で明るさを低減させた前記他の項目画像3の明るさを復帰させる(ステップS24)。次いで、制御部12aは、ステップS14で明るさを低減させた発光部14の明るさを復帰させる(ステップS25)。そして、制御部12aは、ステップS17、ステップS19又はステップS21にて変更された設定値を含む操作情報を出力部12dにて空気調和機ECU2へ出力し(ステップS26)、処理を終える。
[0045]
 図6A及び図6Bは温度設定の操作方法を示す説明図である。図6Aに示すように、助手席側設定温度画像31が選択された場合、液晶表示パネル11に第1矢印画像31a及び第2矢印画像31bが表示される。第1矢印画像31aは助手席側設定温度画像31の左側に表示され、左方向を示している。第2矢印画像31bは助手席側設定温度画像31の右側に表示され、右方向を示している。第1矢印画像31a及び第2矢印画像31bは異なる色である。例えば、第1矢印画像31aは温度減少を示す青色、第2矢印画像31bは温度増加を示す赤色である。そして、図6Bに示すように使用者は、助手席側設定温度画像31を指で選択したまま左方向へスライド操作することにより、助手席側設定温度を減少させることができる。また、使用者は、右方向へスライド操作することにより、助手席側設定温度を増加させることができる。使用者はスライド操作する際、図6Bに示すように、液晶表示パネル11の表示面を超えて操作することもできる。
 また、使用者は、第1矢印画像31aをタップ操作することによって、助手席側設定温度を所定温度減少させることができる。同様に第2矢印画像31bをタップ操作することによって、助手席側設定温度を所定温度増加させることができる。
 更に、使用者は、助手席側設定温度画像31の選択後、タッチパネル15のフリック操作により、助手席側設定温度を増減させることができる。例えば、左方向へフリック操作することによって、助手席側設定温度を所定温度減少させ、右方向へフリック操作することによって、助手席側設定温度を所定温度増加させることができる。
[0046]
 図7A及び図7Bは吹出口設定の操作方法を示す説明図である。図7Aに示すように、設定吹出口画像32が選択された場合、液晶表示パネル11に第1矢印画像32a及び第2矢印画像32bが表示される。第1矢印画像32aは設定吹出口画像32の左側に表示され、左方向を示している。第2矢印画像32bは設定吹出口画像32の右側に表示され、右方向を示している。そして、図7Bに示すように使用者は、設定吹出口画像32を指で選択したまま左方向又は右方向へスライド操作することにより、送風を行う吹出口を変更することができる。
 また、使用者は、第1矢印画像32a又は第2矢印画像32bをタップ操作することによって、選択可能な複数の吹出口を順に変更することができる。つまり、空気調和機21による送風態様に対応する設定値を所定値増減させる。
 更に、使用者は、設定吹出口画像32の選択後、タッチパネル15のフリック操作によって、吹出口を順に変更することができる。
[0047]
 図8A及び図8Bは風量設定の操作方法を示す説明図である。図8Aに示すように、設定風量画像33が選択された場合、液晶表示パネル11に第1矢印画像33a及び第2矢印画像33bが表示される。第1矢印画像33aは設定風量画像33の左側に表示され、左方向を示している。第2矢印画像33bは設定風量画像33の右側に表示され、右方向を示している。第1矢印画像33a及び第2矢印画像33bは異なる色である。例えば、第1矢印画像33aは風量減少を示す青色、第2矢印画像33bは風量増加を示す赤色である。そして、図8Bに示すように使用者は、設定風量画像33を指で選択したまま左方向へスライド操作することにより、設定風量を減少させることができる。また、使用者は、右方向へスライド操作することにより、設定風量を増加させることができる。使用者はスライド操作する際、図8Bに示すように、液晶表示パネル11の表示面を超えて接触操作することもできる。
 また、使用者は、第1矢印画像33aをタップ操作することによって、設定風量を所定風量減少させることができる。同様に第2矢印画像33bをタップ操作することによって、設定風量を所定量増加させることができる。
 更に、使用者は、設定風量画像33の選択後、タッチパネル15のフリック操作により、設定風量を増減させることができる。例えば、左方向へフリック操作することによって、設定風量を所定風量減少させ、右方向へフリック操作することによって、設定風量を所定風量増加させることができる。
[0048]
 このように構成された操作装置1によれば、項目画像3の接触操作によって設定項目が選択され、設定項目の選択に引き続くタッチパネル15のスライド操作、タップ操作又はフリック操作によって、設定項目の内容変更を受け付けることができる。
 また、操作装置1は、空気調和機21の温度、風量、吹出口の設定内容の情報を含む操作情報を空気調和機ECU2へ出力することができ、空気調和機21の設定内容を変更することができる。
 従って、設定項目を選択するためのメカスイッチが不要になり、空気調和機21の操作に必要なメカスイッチの数を低減することができる。また、本実施形態1によれば、各種操作画面の切り替え及び視線の移動を必要とせずに空気調和機21の操作を受け付けることができる。
[0049]
 また、項目画像3が選択された場合、選択された項目画像3の横方向両側に矢印画像を表示することにより、操作対象として選択された設定項目を使用者に認識させることができる。
[0050]
 更に、矢印画像によって、設定項目を変更するために必要なスライド操作又はフリック操作の方向を使用者に認識させることができる。
[0051]
 更にまた、左方向の第1矢印画像及び右方向の第2矢印画像をそれぞれ赤色及び青色で表示することにより、スライド操作又はフリック操作の方向と、設定温度又は設定風量の増減との関係を使用者に認識させることができる。
[0052]
 更にまた、第1及び第2矢印画像並びに項目画像3を横方向に並べて表示されるため、使用者は、選択された設定項目、該選択項目の内容変更操作の方法を直感的に認識することができる。
[0053]
 更にまた、操作装置1は、一の項目画像3を選択する1次接触操作が行われた場合、該一の項目画像3及び他の項目画像3が表示されている領域を含む広範囲の領域において、スライド操作、フリック操作等の2次接触操作を検出する。従って、項目画像3の周辺に2次接触操作用の検出領域を設ける必要は無く、液晶表示パネル11ないし操作装置1を小型化することができる。
 更にまた、タッチパネル15は液晶表示パネル11よりも横幅が大きいため、操作装置1は、液晶表示パネル11の表示面よりも広い範囲で、タッチパネル15のスライド操作又はフリック操作を受け付けることができる。
[0054]
 更にまた、一つの項目画像3が接触操作された場合、他の項目画像3及び発光部14の明るさを低減させることにより、より効果的に該一つの項目画像3が選択されたことを使用者に認識させることができる。
[0055]
 なお、本実施の形態では項目画像が選択された場合、矢印画像を表示する例を説明したが、該矢印画像を表示しないように構成しても良い。また、矢印画像に代えて、その他の任意の画像、例えば「+」印の画像及び「-」印の画像を用いても良い。更に、丸印等の任意の画像を1次接触操作が行われた項目位置に表示されている画像を中心として異なる2方向側に表示しても良い。例えば、1次接触操作が行われた項目画像の右側及び左側に任意の画像を表示し、2次接触操作の方向を示すように構成しても良い。
 また、横方向を示す矢印画像を例示したが、上下方向を示す矢印画像を表示し、上下方向のスライド操作又はフリック操作をタッチパネルによって検出し、空気調和機を操作するように構成しても良い。この場合も、丸印等の任意の画像を表示パネルの上側及び下側に表示し、2次接触操作の方向を示すように構成しても良い。
 更に、本実施形態1では2つの矢印画像の色を異ならせることによって、2次接触操作の方向と、空気調和機の操作内容との関係を使用者に認識させる例を説明したが、2つの矢印画像の色及び明るさの双方、又は明るさのみを異ならせることによって、空気調和機の操作内容を使用者に認識させるように構成しても良い。
 更にまた、本実施形態1では空気調和機を操作する操作装置1を説明したが、音響機器、カーナビゲーション装置、その他の車載装置を操作する操作装置に本発明を適用しても良い。
 更に、本実施形態1では、操作装置の制御装置と、空気調和機とが空気調和機ECUを介して接続される構成を説明したが、操作装置の制御装置が空気調和機に直接的に接続され、該制御装置が空気調和機の動作を制御するように構成しても良い。
[0056]
(実施形態2)
 本実施形態2に係る操作システムは、制御部12aの制御内容が実施形態1と異なるため、以下、主にかかる相違点を説明する。その他の構成及び作用効果は実施形態1と同様であるため、対応する箇所には同様の符号を付して詳細な説明を省略する。
[0057]
 図9及び図10は、実施形態2における空気調和機21の操作に係る制御部12aの処理手順を示すフローチャートである。制御部12aは、空気調和機21の操作に係る複数の設定項目をそれぞれに対応する複数の項目画像3を液晶表示パネル11に表示させる(ステップS211)。
[0058]
 ステップS211の処理を終えた制御部12aは、タッチパネル15にて項目画像3に対する1次接触操作が行われたか否か、すなわち項目画像3が選択されたか否かを判定する(ステップS212)。
[0059]
 項目画像3が選択されていないと判定した場合(ステップS212:NO)、制御部12aはステップS212の処理を再度実行し、設定項目の選択待ち受け状態で待機する。いずれかの項目画像3が選択されたと判定した場合(ステップS212:YES)、制御部12aは、選択された項目画像3の左側に左方向を示す矢印画像を表示し、該項目画像3の右側に右方向を示す矢印画像を表示する(ステップS213)。そして、制御部12aは、選択された項目画像3以外の他の項目画像3の明るさを低減させ(ステップS214)、発光部14の明るさを低減させ又は消灯させる(ステップS215)。
[0060]
 制御部12aは、項目画像3の選択後、1次接触操作に続く2次接触操作が行われたか否か、すなわちタッチパネル15によってスライド操作が行われたか否かを判定する(ステップS216)。スライド操作が行われたと判定した場合(ステップS216:YES)、制御部12aは、選択された設定項目の設定値をスライド量に応じて増減させる(ステップS217)。
[0061]
 ステップS217の処理を終えた場合、又はスライド操作されていないと判定した場合(ステップS216:NO)、制御部12aは1次接触操作に続く他の2次接触操作が行われたか否か、すなわちフリック操作が行われたか否かを判定する(ステップS218)。フリック操作が行われたと判定した場合(ステップS218:YES)、制御部12aは、フリック操作の方向に応じて、設定項目の設定値を所定値増減させる(ステップS219)。
[0062]
 ステップS219の処理を終えた場合、又はフリック操作が行われていないと判定した場合(ステップS218:NO)、制御部12aは、1次接触操作に続く他の2次接触操作が行われたか否か、すなわち矢印画像が長押し操作されたか否かを判定する(ステップS220)。矢印画像が長押し操作されたと判定した場合(ステップS220:YES)、制御部12aは、長押し操作された矢印画像に応じて、選択された設定項目の設定値を所定のスピードで増減させ(ステップS221)、処理をステップS220へ戻す。例えば、左方向を示す矢印画像が長押し操作された場合、設定値を前記所定のスピードで減少させ、右方向を示す矢印画像が長押し操作された場合、設定値を前記所定のスピードで増加させる。設定値は、矢印画像が長押し操作されている間、継続的に増減する。
[0063]
 矢印画像が長押し操作されていないと判定した場合(ステップS220:NO)、制御部12aは、1次接触操作に続く他の2次接触操作が行われたか否か、すなわち矢印画像がタップ操作されたか否かを判定する(ステップS222)。矢印画像がタップ操作されたと判定した場合(ステップS222:YES)、制御部12aは、タップ操作された矢印画像に応じて、選択された設定項目の設定値を所定値増減させる(ステップS223)。
 以上の通り、前記2次接触操作は、1次接触操作に続く、スライド操作、フリック操作、長押し操作、タップ操作等を言う。
[0064]
 ステップS223の処理を終えた場合、又は矢印画像がタップ操作されていないと判定した場合(ステップS222:NO)、制御部12aは、タッチパネル15の非操作状態が所定時間以上継続しているか否かを判定する(ステップS224)。非操作状態の継続時間が所定時間未満であると判定した場合(ステップS224:NO)、制御部12aは処理をステップS216へ戻す。非操作状態が所定時間以上継続したと判定した場合(ステップS224:YES)、制御部12aは、以下、ステップS23~ステップS26と同様の処理をステップS225~ステップS228にて実行する。
[0065]
 このように構成された操作装置1によれば、実施形態1と同様、項目画像3の接触操作によって設定項目が選択され、設定項目の選択に引き続くタッチパネル15のスライド操作、フリック操作、長押し又はタップ操作によって、設定項目の内容変更を受け付けることができる。本実施形態2に係る操作装置1のその他の作用効果は実施形態1と同様である。
[0066]
 今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。

符号の説明

[0067]
 1 操作装置
 2 空気調和機ECU
 3 項目画像
 10 正面壁
 11 液晶表示パネル
 11a 液晶駆動部
 12 制御装置
 12a 制御部
 12b 一時記憶部
 12c 記憶部
 12d 出力部
 12e 第1I/F
 12f 第2I/F
 12g 入力部
 13 スイッチ図柄
 14 発光部
 15 タッチパネル
 21 空気調和機
 31 助手席側設定温度画像
 32 設定吹出口画像
 33 設定風量画像
 34 運転席側設定温度画像
 31a,32a,33a 第1矢印画像
 31b,32b,33b 第2矢印画像

請求の範囲

[請求項1]
 車載装置の制御に係る複数の設定項目それぞれに対応する複数の画像を表示する表示パネルと、
 該表示パネルに対する接触操作を検出する接触操作検出部と、
 該接触操作検出部が前記複数の画像における一の画像の表示位置への1次接触操作を検出した場合、該1次接触操作の後、連続的に検出される2次接触操作に基づいて、操作内容を特定する特定部と、
 該特定部にて特定された操作内容に応じた操作情報を出力する出力部と
 を備える操作装置。
[請求項2]
 前記表示パネルは、
 前記接触操作検出部が前記1次接触操作を検出した場合、検出された該1次接触操作に係る画像に対応した所定画像を表示する
 請求項1に記載の操作装置。
[請求項3]
 前記所定画像は前記2次接触操作を誘導する画像を含む
 請求項2に記載の操作装置。
[請求項4]
 前記所定画像は前記1次接触操作に係る画像を中心として異なる2方向側に表示される画像を含む
 請求項2又は請求項3に記載の操作装置。
[請求項5]
 第1方向側に表示される画像及び第2方向側に表示される画像は色又は明るさが異なる請求項4に記載の操作装置。
[請求項6]
 前記接触操作検出部が前記2次接触操作を検出する領域は、前記1次接触操作に係る一の画像以外の他の前記画像が表示される領域を含む
 請求項1から請求項5までのいずれか一つに記載の操作装置。
[請求項7]
 前記接触操作検出部が前記1次接触操作を検出した場合、検出された該1次接触操作に係る画像を除く他の前記画像の明るさを低減させる
 請求項1から請求項6までのいずれか一つに記載の操作装置。
[請求項8]
 前記接触操作検出部が接触操作を検出する領域は前記表示パネルよりも大きい
 請求項1から請求項7までのいずれか一つに記載の操作装置。
[請求項9]
 前記複数の設定項目は、空気調和機に設定される温度、風量又は送風箇所のうち少なくとも一つに対応する
 請求項1から請求項8までのいずれか一つに記載の操作装置。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3]

[ 図 4]

[ 図 5]

[ 図 6A]

[ 図 6B]

[ 図 7A]

[ 図 7B]

[ 図 8A]

[ 図 8B]

[ 図 9]

[ 図 10]