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1. (WO2015145655) 空調管理システム
Document

明 細 書

発明の名称 空調管理システム

技術分野

0001  

背景技術

0002  

先行技術文献

特許文献

0003  

発明の概要

発明が解決しようとする課題

0004   0005  

課題を解決するための手段

0006  

発明の効果

0007  

図面の簡単な説明

0008  

発明を実施するための形態

0009   0010   0011   0012   0013   0014   0015   0016   0017   0018   0019   0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033   0034   0035   0036   0037   0038   0039   0040   0041   0042   0043   0044   0045   0046   0047   0048   0049   0050  

符号の説明

0051  

請求の範囲

1   2   3   4   5  

図面

1   2   3   4   5   6  

明 細 書

発明の名称 : 空調管理システム

技術分野

[0001]
 本発明は、空調管理システムに関し、特にスケジュール制御に関するものである。

背景技術

[0002]
 従来、複数の空調機器と集中監視装置(組込み機器)とを備えた空調管理システムでは、各空調機器のスケジュール内容を集中監視装置(組込み機器)で管理している。そして、集中監視装置は、自己の保持するスケジュール内容に従い各空調機器に指令を送信し、空調機器のスケジュール制御を行っている(例えば、特許文献1参照)。

先行技術文献

特許文献

[0003]
特許文献1 : 特開平6-347083号公報(第2頁、第3頁、図1、図2)

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0004]
 スケジュール内容は、空調機器の配置グループや曜日により様々であり、例えば、グループ数が50あり、各曜日ごと、特異日30日分、スケジュールの種類(例えば、制御スケジュール、除霜スケジュールなど)2種、場合の全パターン数は、50(グループ数)×(7(曜日数)+30(特異日の数)×2(種類数))=3700となる。この全てのパターンを集中監視装置で管理するには記憶容量の制約により困難であり、全パターン数よりも少ないパターン数分を集中監視装置で管理しているのが実情である。よって、利用者は、その限られたパターンの中で選択しなければならず、必ずしも利用者が求めるスケジュールとはならない可能性があった。
[0005]
 本発明はこのような点に鑑みなされたもので、利用者が求めるスケジュール制御を実現することが可能な空調管理システムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

[0006]
 本発明に係る空調管理システムは、少なくとも1台の空調機器と、空調機器を集中管理する集中監視装置とを備えた空調管理システムであって、集中監視装置に通信線を介して接続可能な情報処理端末を有し、情報処理端末は、利用者からの空調機器のスケジュール情報の入力を受け付けるスケジュール情報受付部と、スケジュール情報受付部で受け付けたスケジュール情報を複数記憶するスケジュール情報管理部と、スケジュール情報管理部に複数記憶されたスケジュール情報の中から、空調機器に送信するスケジュール情報を選択して集中監視装置に送信するスケジュール情報送信部とを備え、集中監視装置は、情報処理端末から送信されたスケジュール情報を通信線を介して取得し、取得したスケジュール情報を空調機器に送信するものである。

発明の効果

[0007]
 本発明によれば、利用者が求めるスケジュール制御を実現することが可能な空調管理システムを得ることができる。

図面の簡単な説明

[0008]
[図1] 本発明の実施の形態1における空調管理システムのシステム構成の一例を示す図である。
[図2] 図1の情報処理端末及び集中監視装置の構成例を示す機能ブロック図である。
[図3] 本発明の実施の形態1に係る空調管理システムにおける定時処理でのスケジュール制御の通信シーケンスを示すシーケンス図である。
[図4] 本発明の実施の形態1に係る空調管理システムにおける定時以降に、翌日分及び翌々日分のスケジュール内容が変更された場合のスケジュール制御における、通信シーケンスを示すシーケンス図である。
[図5] 本発明の実施の形態2に係る空調管理システムにおいて集中監視装置がスケジュール情報の取得を失敗した時の通信シーケンスを示すシーケンス図である。
[図6] 本発明の実施の形態3に係る空調管理システムにおいて空調機器がスケジュール情報の取得を失敗した時の通信シーケンスを示すシーケンス図である。

発明を実施するための形態

[0009]
実施の形態1.
 図1は、本発明の実施の形態1における空調管理システムのシステム構成の一例を示す図である。
 空調管理システムは、複数(ここでは4台)の空調機器10A~10Dと、集中監視装置20と、リモートコントローラー30と、情報処理端末40とを備えている。以下、これらの要素を順次説明する。なお、空調機器の台数はここでは4台としたが、これに限られたものではなく1台以上であればよい。
[0010]
 各空調機器10A~10Dは、熱源機11A~11Dと負荷側機器12A~12Dとが冷媒配管13A~13Dで接続された構成を有する。なお、ここでは各空調機器10A~10Dのそれぞれが、熱源機1台に対して負荷側機器が1台接続された構成を示したが、熱源機1台に対して複数台の負荷側機器が接続された構成であってもよい。
[0011]
 また、熱源機11A~11Dと負荷側機器12A~12Dとは、通信線50A~50Dを介して通信可能に接続されている。負荷側機器12A~12Dはここでは同一室内Sに配置されて同一グループに分類され、各負荷側機器12A~12Dのそれぞれは、このグループの運転操作を行うリモートコントローラー30に通信線51を介して接続されている。集中監視装置20は各空調機器10A~10Dに通信線52を介して通信可能に接続されている。そして、情報処理端末40は、集中監視装置20に通信線53を介して通信可能に接続されている。なお、通信線50A~50D、51、52、53は有線でも無線でもよい。
[0012]
 図2は、図1の情報処理端末及び集中監視装置の構成例を示す機能ブロック図である。
 情報処理端末40は、キーボード、マウスなどの入力部41と、液晶パネルなどの表示部42と、スケジュール情報受付部43と、スケジュール情報送信部44と、スケジュール情報管理部45とを備えている。情報処理端末40は、コンピュータで構成され、CPU、RAM及びROM等を有する例えばマイクロコンピュータを備えており、ROMには制御プログラムが記憶されている。そして、CPUと制御プログラムとによりスケジュール情報受付部43が機能的に構成されている。また、スケジュール情報送信部44は例えば通信回路で構成されている。
[0013]
 スケジュール情報受付部43は、利用者から入力部41により入力されたスケジュール情報を受け付ける。なお、情報処理端末40は、スケジュール情報を入力するための入力画面を表示部42に表示し、その入力画面を見ながら利用者が入力部41を操作する等してスケジュール情報を自由に入力することが可能となっている。
[0014]
 スケジュール情報管理部45は、スケジュール情報受付部43で受け付けたスケジュール情報を複数記憶する。スケジュール情報管理部45は、通常、組込み機器で構成される集中監視装置20の後述の記憶部24よりも大容量のハードディスクなどの記憶装置で構成され、多数のパターンのスケジュール情報を記憶することが可能である。
[0015]
 スケジュール情報送信部44は、毎日の定時処理として、予め設定された定時になると、スケジュール情報管理部45に複数記憶されたスケジュール情報の中から、複数の空調機器10A~10Dごとの翌日分と翌々日分のスケジュール情報を選択して集中監視装置20に送信する。
[0016]
 次に、集中監視装置20について説明する。集中監視装置20は、スケジュール情報取得部21と、スケジュール制御演算部22と、制御指令送信部23と、記憶装置で構成された記憶部24とを備えている。集中監視装置20は、コンピュータで構成され、CPU、RAM及びROM等を有する例えばマイクロコンピュータを備えており、ROMには制御プログラムが記憶されている。そして、CPUと制御プログラムとによりスケジュール情報取得部21及びスケジュール制御演算部22が機能的に構成されている。また、制御指令送信部23は例えば通信回路で構成されている。
[0017]
 スケジュール情報取得部21は、情報処理端末40から、各空調機器10A~10Dごとの翌日分と翌々日分のスケジュール情報を取得し、そのスケジュール情報を記憶部24に記憶させる。スケジュール情報には例えば、暖房又は冷房の運転開始時刻、停止時刻、霜取運転の実施タイミングなどが設定されている。スケジュール制御演算部22は、記憶部24に記憶された複数のスケジュール情報から空調機器10A~10Dごとに該当のスケジュール情報を演算(選択)する。制御指令送信部23は、毎日の定時処理として、予め設定された定時になると、スケジュール制御演算部22で演算(選択)したスケジュール情報を各空調機器10A~10Dのそれぞれに制御指令として送信する。
[0018]
 次に、実施の形態1の空調管理システムにおけるスケジュール制御の動作について図3及び図4を参照して説明する。
[0019]
 図3は、本発明の実施の形態1に係る空調管理システムにおける定時処理でのスケジュール制御の通信シーケンスを示すシーケンス図である。
[0020]
[利用者の情報処理端末40へのスケジュール登録]
 利用者は、負荷側機器12A~12Dごとに、月曜から日曜日までの1週間分の週間スケジュール、特定の日にのみ適用される特異日スケジュール等の任意のスケジュール情報を情報処理端末40に登録する。特異日スケジュールに登録されている日は、週間スケジュールより優先して特異日スケジュールが実行される。
[0021]
[情報処理端末40から集中監視装置20へのスケジュール情報の送信]
 情報処理端末40のスケジュール情報送信部44は、予め設定された定時になると、利用者により登録されたスケジュール情報の中で、翌日分のスケジュール情報A1と翌々日分のスケジュール情報A2とを集中監視装置20に対して送信する(S11)。
[0022]
[集中監視装置20から空調機器10A~10Dへのスケジュール情報の送信]
 集中監視装置20のスケジュール情報取得部21は、情報処理端末40から送信されたスケジュール情報A1、A2を取得し、記憶部24に記憶する。スケジュール制御演算部22は、予め設定された定時になったときに、各空調機器10A~10Dの翌日分のスケジュール情報A1を記憶部24から読み出し、スケジュール情報A1を制御指令送信部23を介して各空調機器10A~10Dに対して送信する(S12)。各空調機器10A~10Dは、受信したスケジュール情報A1を内部に記憶する。
[0023]
 なお、ここでは説明の便宜上、各空調機器10A~10Dの翌日分のスケジュール情報に対し、同一の符号A1を付したが、スケジュール情報A1の内容は、各空調機器10A~10Dのそれぞれにおいて同じに限られず、異なっていてもちろんよい。この点は、後述の他のスケジュール情報においても同様である。
[0024]
[負荷側の制御]
 空調機器10A~10Dは、内部に記憶したスケジュール情報A1を日付変更の際に読み出し、スケジュール情報A1に従って自律的に自己の制御を実施する(S13)。これにより、負荷側機器12A~12Dは、スケジュール情報A1に設定された時刻に、設定されたスケジュール内容の制御を実施する。
[0025]
 図4は、本発明の実施の形態1に係る空調管理システムにおける定時以降に、翌日分及び翌々日分のスケジュール内容が変更された場合のスケジュール制御における、通信シーケンスを示すシーケンス図である。
[0026]
[利用者の情報処理端末40へのスケジュール登録の変更]
 利用者は、登録済のスケジュール情報に内容の追加、削除などの変更するときは、情報処理端末40にてスケジュール情報の登録変更を行う。ここでは、定時以降、すなわち、図3の定時のスケジュール情報送信が行われて以降に、翌日分のスケジュール情報A1、A2がスケジュール情報A1a、A2aに変更されたものとする。
[0027]
[情報処理端末40から集中監視装置20へのスケジュール情報の送信]
 情報処理端末40は、利用者によってスケジュール情報の登録が変更されると、変更内容が翌日分又は翌々日分のものかを判定し、該当したときは、集中監視装置20に対して、変更後のスケジュール情報A1a、A2aを送信する(S21)。すなわち、情報処理端末40は、利用者によって翌日分又は翌々日分のスケジュール情報の登録が変更された場合には、定時以外にもスケジュール情報の送信を行う。
[0028]
[集中監視装置20から空調機器10A~10Dへのスケジュール情報の送信]
 集中監視装置20のスケジュール情報取得部21は、情報処理端末40から送信されたスケジュール情報A1a、A2aを取得し、記憶部24に記憶する。スケジュール制御演算部22は、定時になると上述したように各空調機器10A~10Dの翌日分のスケジュール情報A1を記憶部24から読み出し、制御指令送信部23を介して空調機器10A~10Dに送信するが、定時以降に翌日分のスケジュール情報を受信した場合には別途、以下の制御を行う。すなわち、スケジュール制御演算部22は、各空調機器10A~10Dの翌日分の最新のスケジュール情報A1aを記憶部24から読み出し、制御指令送信部23を介して、各空調機器10A~10Dに対して送信する(S22)。各空調機器10A~10Dは、受信した最新のスケジュール情報A1aを内部に記憶する。
[0029]
[負荷側の制御]
 空調機器10A~10Dは、日付変更の際に、内部に記憶した最新のスケジュール情報A1aを読み出し、スケジュール情報A1aに従って自律的に自己の制御を実施する(S23)。これにより、負荷側機器12A~12Dは、スケジュール情報A1aに設定された時刻に、設定されたスケジュール内容の制御を実施する。
[0030]
 以上説明したように実施の形態1によれば、スケジュール情報を情報処理端末40のスケジュール情報管理部45で管理し、集中監視装置20は情報処理端末40から取得したスケジュール情報を空調機器10A~10Dに送信して制御する。情報処理端末40のスケジュール情報管理部45は、通常、組込み機器で構成される集中監視装置20で用いる記憶部24に比べて選択の自由度が高く、記憶部24に比べて記憶容量の大きな記憶装置で構成できる。よって、多数のパターンのスケジュール情報を情報処理端末40のスケジュール情報管理部45で管理することができ、利用者は用途に応じて自由にスケジュールのパターンを作成することができる。その結果、利用者が求めるスケジュール制御を実現することが可能な空調管理システムを得ることができる。
[0031]
実施の形態2.
 実施の形態2は、集中監視装置20が情報処理端末40からのスケジュール情報の取得を失敗した場合の保護制御に関するものである。
[0032]
 実施の形態2の空調管理システムの構成は図1、図2に示した実施の形態1と同様である。また、図3、図4のスケジュール制御の通信シーケンスも実施の形態1と同様であり、実施の形態2は更に、第1保護制御が加わった点が実施の形態1と異なる。以下、実施の形態2が実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
[0033]
[ベーススケジュール情報Bの設定]
 利用者は、任意のタイミングで、リモートコントローラー30、情報処理端末40などから集中監視装置20に、各空調機器10A~10Dのそれぞれのベーススケジュール情報Bを予め登録しておく。ベーススケジュール情報Bとは、各空調機器10A~10Dが動作するための基本的なスケジュール内容を特定した情報である。
[0034]
 図5は、本発明の実施の形態2に係る空調管理システムにおいて集中監視装置がスケジュール情報の取得を失敗した時の通信シーケンスを示すシーケンス図である。
[0035]
[通常時の動作]
 通常時の動作は図3と同様であり、情報処理端末40は定時に翌日分と翌々日分のスケジュール情報A1、A2を集中監視装置20に送信し(S31)、集中監視装置20はスケジュール情報A1、A2を受信し、翌日分のスケジュール情報A1を空調機器10A~10Dに送信する(S32)。
[0036]
[スケジュール取得の失敗]
 そして、日付変更d1後、情報処理端末40は、定時になると翌日分のスケジュール情報A2(日付変更d1後であるため、S31における「翌々日分のスケジュール情報A2」は「翌日分のスケジュール情報A2」となる)と、翌々日分のスケジュール情報A3とを集中監視装置20に送信する(S33)。この際、情報処理端末40の停電、通信線53の断線などが発生すると、集中監視装置20はスケジュール情報A2、A3を取得することができない(S34)。
[0037]
[第1保護制御-1]
 集中監視装置20は、情報処理端末40からスケジュール情報A2、A3を取得できなくとも、前日の定時において、記憶部24にスケジュール情報A1、A2を記憶している。このため、集中監視装置20は、前日までに取得して記憶部24に記憶されている翌日分のスケジュール情報A2を各空調機器10A~10Dに送信する(S35)。
[0038]
[負荷側の制御]
 一方、空調機器10A~10Dは、日付変更d1の際に、内部に記憶した本日のスケジュール情報A1を読み出し、スケジュール情報A1に従って自律的に自己の制御を実施する(S36)。これにより、負荷側機器12A~12Dは、スケジュール情報A1に設定された時刻に、設定されたスケジュール内容の制御を実施する。
[0039]
[スケジュール取得の失敗]
 そして、更に日付変更d2されると、情報処理端末40は、翌日分のスケジュール情報A3と、翌々日分のスケジュール情報A4を集中監視装置20に送信する(S37)。ここでは、前日に続いて再度、スケジュール情報の取得に失敗し、スケジュール情報A3、A4を取得することができなかったものとする(S38)。
[0040]
[第1保護制御-2]
 集中監視装置20は、定時になると空調機器10A~10Dに翌日分のスケジュール情報を送信しようとするが、本日と前日の両日、スケジュール情報の取得に失敗しているため、翌日のスケジュール情報A3を保持しておらず、スケジュール情報A3を送信できない。よって、この場合、集中監視装置20は、予め取得したベーススケジュール情報Bを翌日のスケジュール情報として各空調機器10A~10Dに対して送信する(S39)。
[0041]
[負荷側の制御]
 空調機器10A~10Dは、日付変更d2の際に、内部に記憶した本日のスケジュール情報A2を読み出し、スケジュール情報A2に従って自律的に自己の制御を実施する(S40)。そして、空調機器10A~10Dは、ベーススケジュール情報Bを受信した後の日付変更d3の際には、内部に記憶したベーススケジュール情報Bを読み出し、ベーススケジュール情報Bに従って自律的に自己の制御を実施する(S41)。
[0042]
 以上説明したように本実施の形態2によれば、実施の形態1と同様の効果が得られると共に、更に以下の効果が得られる。すなわち、集中監視装置20は、情報処理端末40からのスケジュール情報の取得に失敗した場合、予め設定されたベーススケジュール情報Bに従って空調機器10A~10Dを制御する。これにより、空調機器10A~10Dが、利用者の意図しない長期間に渡り、意図しない運転、停止などを継続することを防ぐことができる。このように集中監視装置20が情報処理端末40からスケジュール情報を取得できない場合でも、集中監視装置20が持つ保護制御によって室内空調品質を保つことができる。
[0043]
実施の形態3.
 実施の形態3は、空調機器10A~10Dが集中監視装置20からのスケジュール情報の取得を失敗した場合の保護制御に関するものである。
[0044]
 実施の形態3の空調管理システムの構成は図1、図2に示した実施の形態1と同様である。また、図3~図5のスケジュール制御の通信シーケンスも実施の形態1、2と同様であり、実施の形態3は更に、第2保護制御が加わった点が実施の形態1、2と異なる。以下、実施の形態3が実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
[0045]
[ベーススケジュール情報Bの設定]
 利用者は、任意のタイミングで、リモートコントローラー30、情報処理端末40などから各空調機器10A~10Dに、各空調機器10A~10Dのそれぞれのベーススケジュール情報Bを予め登録しておく。ベーススケジュール情報Bとは、各空調機器10A~10Dが動作するための基本的なスケジュール内容を特定した情報である。
[0046]
 図6は、本発明の実施の形態3に係る空調管理システムにおいて負荷側機器がスケジュール情報の取得を失敗した時の通信シーケンスを示すシーケンス図である。
[0047]
[スケジュール取得の失敗]
 集中監視装置20は、定時になると翌日分のスケジュール情報A1を空調機器10A~10Dに送信する(S51)。この際、集中監視装置20の停電や、通信線50A~50D、52の断線などが発生すると、空調機器10A~10Dはスケジュール情報A1を取得することができない(S52)。
[0048]
[第2保護制御]
 空調機器10A~10Dは、日付変更の際に、内部に記憶した本日のスケジュール情報を読み出そうとするが、前日に本日分のスケジュール情報の取得に失敗しているため、本日分のスケジュール情報A1がない。この場合、空調機器10A~10Dは、予め取得したベーススケジュール情報Bに従って自律的に自己の制御を実施する(S53)。
[0049]
 以上説明したように本実施の形態3によれば、実施の形態1及び実施の形態2と同様の効果が得られると共に、更に以下の効果が得られる。すなわち、各空調機器10A~10Dは、日付変更前までに、集中監視装置20から翌日分のスケジュール情報を取得できない場合は、予め設定されたベーススケジュール情報Bに従って自律運転を行う。これにより、空調機器10A~10Dが、利用者の意図しない長期間に渡り、意図しない運転、停止などを継続することを防ぐことができる。このように、空調機器10A~10Dがスケジュール情報を取得できない場合でも、空調機器10A~10Dが持つ保護制御によって室内空調品質を保つことができる。
[0050]
 ところで上記説明では、情報処理端末40から集中監視装置20へ送信するスケジュール情報を翌日分と翌々日分とし、集中監視装置20から空調機器10A~10Dへ送信するスケジュール情報を翌日分として述べたが、それ以降の日数分のスケジュール情報も送信するようにしてもよい。この場合、スケジュール可能となる期間が長くなることは言うまでも無い。

符号の説明

[0051]
 10A~10D 空調機器、11A~11D 熱源機、12A~12D 負荷側機器、13A~13D 冷媒配管、20 集中監視装置、21 スケジュール情報取得部、22 スケジュール制御演算部、23 制御指令送信部、24 記憶部、30 リモートコントローラー、40 情報処理端末、41 入力部、42 表示部、43 スケジュール情報受付部、44 スケジュール情報送信部、45 スケジュール情報管理部、50A~50D 通信線、51 通信線、52 通信線、53 通信線、A1 スケジュール情報、A1a スケジュール情報、A2 スケジュール情報、A3 スケジュール情報、A4 スケジュール情報、B ベーススケジュール情報、S 同一室内。

請求の範囲

[請求項1]
 少なくとも1台の空調機器と、前記空調機器を集中管理する集中監視装置とを備えた空調管理システムであって、
 前記集中監視装置に通信線を介して接続可能な情報処理端末を有し、
 前記情報処理端末は、
 利用者からの前記空調機器のスケジュール情報の入力を受け付けるスケジュール情報受付部と、
 前記スケジュール情報受付部で受け付けた前記スケジュール情報を複数記憶するスケジュール情報管理部と、
 前記スケジュール情報管理部に複数記憶された前記スケジュール情報の中から、前記空調機器に送信するスケジュール情報を選択して前記集中監視装置に送信するスケジュール情報送信部とを備え、
 前記集中監視装置は、
 前記情報処理端末から送信された前記スケジュール情報を前記通信線を介して取得し、取得した前記スケジュール情報を前記空調機器に送信する空調管理システム。
[請求項2]
 前記情報処理端末の前記スケジュール情報送信部は、
 前記スケジュール情報管理部に複数記憶された前記スケジュール情報の中から、少なくとも翌日分の前記スケジュール情報を選択して前記集中監視装置に送信し、
 前記集中監視装置は、
 前記情報処理端末から送信された前記スケジュール情報を前記通信線を介して受信するスケジュール情報取得部と、
 前記スケジュール情報取得部で取得した前記スケジュール情報を記憶する記憶部と、
 翌日分の前記スケジュール情報を前記記憶部から読み出すスケジュール制御演算部と、
 前記スケジュール制御演算部で読み出した翌日分の前記スケジュール情報を前記空調機器に送信する制御指令送信部とを備え、
 前記空調機器は、
 前記集中監視装置から送信された翌日分の前記スケジュール情報を受信し、受信した日の翌日の自己の運転制御を、前記受信した前記スケジュール情報に従って行う請求項1記載の空調管理システム。
[請求項3]
 前記情報処理端末は、翌日分に加えて翌々日分の前記スケジュール情報も前記集中監視装置に毎日、送信しており、また、前記集中監視装置は毎日、前記情報処理端末から送信されてくる前記翌日分と前記翌々日分の前記スケジュール情報を前記記憶部に記憶する処理を行っており、
 前記集中監視装置は、前記情報処理端末から前記翌日分と前記翌々日分の前記スケジュール情報を取得できなかった場合、前日までに取得して前記記憶部に記憶した前記スケジュール情報の中から、翌日分に相当する前記スケジュール情報を読み出して前記空調機器に送信する請求項2記載の空調管理システム。
[請求項4]
 前記集中監視装置は、前記情報処理端末から送信される前記スケジュール情報の取得に失敗し、前記記憶部内に翌日分の前記スケジュール情報が無い場合、予め保持している、基本的なスケジュール内容を特定したベーススケジュール情報を翌日分の前記スケジュール情報として前記空調機器に送信する請求項2又は請求項3記載の空調管理システム。
[請求項5]
 前記空調機器は、前記集中監視装置から送信される翌日分の前記スケジュール情報の取得に失敗した場合、その失敗した翌日の自己の運転制御を、予め保持している、基本的なスケジュール内容を特定したベーススケジュール情報に従って行う請求項2~請求項4の何れか一項に記載の空調管理システム。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3]

[ 図 4]

[ 図 5]

[ 図 6]