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1. (WO2015141019) 機器制御装置、機器制御システム、機器制御方法、および機器制御プログラム
Document

明 細 書

発明の名称 機器制御装置、機器制御システム、機器制御方法、および機器制御プログラム

技術分野

0001  

背景技術

0002   0003   0004  

先行技術文献

非特許文献

0005  

発明の概要

発明が解決しようとする課題

0006   0007   0008  

課題を解決するための手段

0009   0010   0011   0012  

発明の効果

0013  

図面の簡単な説明

0014  

発明を実施するための形態

0015   0016   0017   0018   0019   0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033   0034   0035   0036   0037   0038   0039   0040   0041   0042   0043   0044   0045   0046   0047   0048   0049   0050   0051   0052   0053   0054   0055   0056   0057   0058   0059   0060   0061   0062   0063   0064   0065   0066   0067   0068   0069   0070   0071   0072   0073   0074   0075   0076   0077   0078   0079   0080   0081   0082   0083   0084   0085   0086   0087   0088   0089   0090   0091   0092   0093   0094   0095   0096   0097   0098   0099   0100   0101   0102  

符号の説明

0103  

請求の範囲

1   2   3   4   5  

図面

1   2   3   4   5   6   7   8   9  

明 細 書

発明の名称 : 機器制御装置、機器制御システム、機器制御方法、および機器制御プログラム

技術分野

[0001]
 本発明は、機器制御装置、機器制御システム、機器制御方法、および機器制御プログラムに関し、特に、プロトコル変換を行う機器制御装置、機器制御システム、機器制御方法、および機器制御プログラムに関する。

背景技術

[0002]
 スマートハウス等の根幹となるエネルギーマネジメントシステムにおける通信プロトコルの策定が行われている。たとえば、通信プロトコルであるSEP2(Smart Energy Profile 2、「Smart Energy Profile 2 Application Protocol Standard」、ZigBee Alliance,Inc.and HomePlug Powerline Alliance,Inc.2013年4月発行(非特許文献1)参照)に対応するスマートハウスでは、宅内に設置されたスマートメータが空調および照明等の機器の動作内容を制御することにより、宅内における不必要なエネルギー消費を抑えることができる。
[0003]
 具体的には、たとえば、電力会社は、電力需給の逼迫が予想される場合に、電力需要家に対してデマンドレスポンス(Demand Response)を発行する。電力会社によりデマンドレスポンスが発行された場合、宅内のスマートメータは、機器の動作内容を制御するための制御情報をSEP2に従って作成して各機器へ送信する。
[0004]
 各機器は、自己がSEP2に対応している場合、スマートメータから受信した制御情報に従って、たとえば消費電力を抑えるように自己の動作内容を変更する。

先行技術文献

非特許文献

[0005]
非特許文献1 : 「Smart Energy Profile 2 Application Protocol Standard」、ZigBee Alliance,Inc.and HomePlug Powerline Alliance,Inc.2013年4月発行
非特許文献2 : 「ECHONET Lite規格書 Ver1.10」、エコーネットコンソーシアム、2013年5月31日発行

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0006]
 ところで、各機器がSEP2に対応している場合であっても、たとえば、スマートメータから出力される制御情報が旧来の通信プロトコルであるSEP1(Smart Energy Profile 1)に従うものである場合には、スマートメータおよび各機器間にプロトコル変換を行う装置を設置する必要がある。
[0007]
 しかしながら、SEP2に従う制御情報が制御対象とする機器の種類は、SEP1に従う制御情報が制御対象とする機器の種類と一部異なっている。このような異なるプロトコルに従う制御情報を適切に変換することにより、機器の制御を良好に行う技術が望まれる。
[0008]
 この発明は、上述の課題を解決するためになされたもので、その目的は、異なるプロトコルに従う制御情報を適切に変換することにより、機器の制御を良好に行うことが可能な機器制御装置、機器制御システム、機器制御方法、および機器制御プログラムを提供することである。

課題を解決するための手段

[0009]
 (1)上記課題を解決するために、この発明のある局面に係る機器制御装置は、複数の機器を制御する機器制御装置であって、各前記機器への電力供給経路に関する経路情報を取得する経路情報取得部と、第1の通信プロトコルに従う第1の制御情報を取得する制御情報取得部と、前記第1の制御情報を、第2の通信プロトコルに従う第2の制御情報に変換するプロトコル変換部と、前記第2の制御情報を前記機器へ送信する送信部とを備え、前記第1の制御情報は、制御対象の機器の種類を指定する第1の指定情報を含み、前記第2の制御情報は、制御対象の機器の種類を指定する第2の指定情報を含み、前記第2の指定情報は、前記第1の指定情報と異なる数の機器の種類を指定可能であり、前記プロトコル変換部は、前記経路情報に基づいて、前記第1の指定情報において指定された前記機器の種類を前記第2の指定情報において指定される前記機器の種類に対応付ける。
[0010]
 (3)上記課題を解決するために、この発明のある局面に係る機器制御システムは、スマートメータと、前記スマートメータから受信した制御情報から作成した別の制御情報により複数の機器を制御する機器制御装置とを含む機器制御システムであって、前記機器制御装置は、各前記機器への電力供給経路に関する経路情報を取得する経路情報取得部と、第1の通信プロトコルに従う第1の制御情報を取得する制御情報取得部と、前記第1の制御情報を、第2の通信プロトコルに従う第2の制御情報に変換するプロトコル変換部と、前記第2の制御情報を前記機器へ送信する送信部とを備え、前記第1の制御情報は、制御対象の機器の種類を指定する第1の指定情報を含み、前記第2の制御情報は、制御対象の機器の種類を指定する第2の指定情報を含み、前記第2の指定情報は、前記第1の指定情報と異なる数の機器の種類を指定可能であり、前記プロトコル変換部は、前記経路情報に基づいて、前記第1の指定情報において指定された前記機器の種類を前記第2の指定情報において指定される前記機器の種類に対応付ける。
[0011]
 (4)上記課題を解決するために、この発明のある局面に係る機器制御方法は、複数の機器を制御する機器制御方法であって、各前記機器への電力供給経路に関する経路情報を取得するステップと、第1の通信プロトコルに従う第1の制御情報を取得するステップと、前記第1の制御情報を、第2の通信プロトコルに従う第2の制御情報に変換するステップと、前記第2の制御情報を前記機器へ送信するステップとを含み、前記第1の制御情報は、制御対象の機器の種類を指定する第1の指定情報を含み、前記第2の制御情報は、制御対象の機器の種類を指定する第2の指定情報を含み、前記第2の指定情報は、前記第1の指定情報と異なる数の機器の種類を指定可能であり、前記第1の制御情報を前記第2の制御情報に変換するステップにおいては、前記経路情報に基づいて、前記第1の指定情報において指定された前記機器の種類を前記第2の指定情報において指定される前記機器の種類に対応付ける。
[0012]
 (5)上記課題を解決するために、この発明のある局面に係る機器制御プログラムは、複数の機器を制御する機器制御プログラムであって、コンピュータに、各前記機器への電力供給経路に関する経路情報を取得するステップと、第1の通信プロトコルに従う第1の制御情報を取得するステップと、前記第1の制御情報を、第2の通信プロトコルに従う第2の制御情報に変換するステップと、前記第2の制御情報を前記機器へ送信するステップとを実行させるためのプログラムであり、前記第1の制御情報は、制御対象の機器の種類を指定する第1の指定情報を含み、前記第2の制御情報は、制御対象の機器の種類を指定する第2の指定情報を含み、前記第2の指定情報は、前記第1の指定情報と異なる数の機器の種類を指定可能であり、前記第1の制御情報を前記第2の制御情報に変換するステップにおいては、前記経路情報に基づいて、前記第1の指定情報において指定された前記機器の種類を前記第2の指定情報において指定される前記機器の種類に対応付けるプログラムである。

発明の効果

[0013]
 本発明によれば、異なるプロトコルに従う制御情報を適切に変換することにより、機器の制御を良好に行うことができる。

図面の簡単な説明

[0014]
[図1] 図1は、本発明の実施の形態に係る機器制御システムの構成を示す図である。
[図2] 図2は、本発明の実施の形態に係る機器制御システムが機器としてEVSEおよびEVを備える状態の一例を示す図である。
[図3] 図3は、本発明の実施の形態に係る機器制御装置の構成を示す図である。
[図4] 図4は、本発明の実施の形態に係る機器制御システムにおける第1の制御情報のフォーマットの一例を示す図である。
[図5] 図5は、図4に示す制御情報のフォーマットにおける各フィールドの名称を示す図である。
[図6] 図6は、図4に示す第1の指定情報の内容と対象種類との対応関係を示す図である。
[図7] 図7は、本発明の実施の形態に係る機器制御システムにおける第2の制御情報の内容の一例を示す図である。
[図8] 図8は、本発明の実施の形態に係る機器制御システムにおいて、第2の指定情報の内容と対象種類との対応関係を示す図である。
[図9] 図9は、本発明の実施の形態に係る機器制御システムにおいて、機器制御装置が第1の制御情報を第2の制御情報に変換する際の動作手順の一例を定めたフローチャートである。

発明を実施するための形態

[0015]
 最初に、本発明の実施の形態の内容を列記して説明する。
[0016]
 (1)本発明の実施の形態に係る機器制御装置は、複数の機器を制御する機器制御装置であって、各前記機器への電力供給経路に関する経路情報を取得する経路情報取得部と、第1の通信プロトコルに従う第1の制御情報を取得する制御情報取得部と、前記第1の制御情報を、第2の通信プロトコルに従う第2の制御情報に変換するプロトコル変換部と、前記第2の制御情報を前記機器へ送信する送信部とを備え、前記第1の制御情報は、制御対象の機器の種類を指定する第1の指定情報を含み、前記第2の制御情報は、制御対象の機器の種類を指定する第2の指定情報を含み、前記第2の指定情報は、前記第1の指定情報と異なる数の機器の種類を指定可能であり、前記プロトコル変換部は、前記経路情報に基づいて、前記第1の指定情報において指定された前記機器の種類を前記第2の指定情報において指定される前記機器の種類に対応付ける。
[0017]
 このような構成により、第1の指定情報により指定可能な機器の種類の数と第2の指定情報により指定可能な機器の種類の数とが異なる場合であっても、第1の指定情報において指定された機器の種類を第2の指定情報において指定する機器の種類に適切に対応付けることができる。したがって、異なるプロトコルに従う制御情報を適切に変換することにより、機器の制御を良好に行うことができる。
[0018]
 (2)好ましくは、前記プロトコル変換部は、前記第1の指定情報において指定された前記機器の種類に対応する前記機器の種類を前記第2の指定情報において複数指定可能な場合、指定可能な複数の前記機器の種類のうち、前記電力供給経路において上流側の前記機器の種類を指定する前記第2の指定情報を作成する。
[0019]
 このような構成により、たとえば、電力供給経路において、上流側の1つの機器の下流側に複数の機器が接続されている場合に、上流側の機器を制御することによって下流側の各機器へ供給される電力を制御することができるため、下流側の機器の消費電力の管理が容易になる。
[0020]
 また、たとえば、下流側の機器が外部からの制御を受ける機能を有しない場合であっても、上流側の機器を制御することにより、下流側の機器の消費電力を制御することができる。
[0021]
 (3)本発明の実施の形態に係る機器制御システムは、スマートメータと、前記スマートメータから受信した制御情報から作成した別の制御情報により複数の機器を制御する機器制御装置とを含む機器制御システムであって、前記機器制御装置は、各前記機器への電力供給経路に関する経路情報を取得する経路情報取得部と、第1の通信プロトコルに従う第1の制御情報を取得する制御情報取得部と、前記第1の制御情報を、第2の通信プロトコルに従う第2の制御情報に変換するプロトコル変換部と、前記第2の制御情報を前記機器へ送信する送信部とを備え、前記第1の制御情報は、制御対象の機器の種類を指定する第1の指定情報を含み、前記第2の制御情報は、制御対象の機器の種類を指定する第2の指定情報を含み、前記第2の指定情報は、前記第1の指定情報と異なる数の機器の種類を指定可能であり、前記プロトコル変換部は、前記経路情報に基づいて、前記第1の指定情報において指定された前記機器の種類を前記第2の指定情報において指定される前記機器の種類に対応付ける。
[0022]
 このような構成により、第1の指定情報により指定可能な機器の種類の数と第2の指定情報により指定可能な機器の種類の数とが異なる場合であっても、第1の指定情報において指定された機器の種類を第2の指定情報において指定する機器の種類に適切に対応付けることができる。したがって、異なるプロトコルに従う制御情報を適切に変換することにより、機器の制御を良好に行うことができる。
[0023]
 (4)本発明の実施の形態に係る機器制御方法は、複数の機器を制御する機器制御方法であって、各前記機器への電力供給経路に関する経路情報を取得するステップと、第1の通信プロトコルに従う第1の制御情報を取得するステップと、前記第1の制御情報を、第2の通信プロトコルに従う第2の制御情報に変換するステップと、前記第2の制御情報を前記機器へ送信するステップとを含み、前記第1の制御情報は、制御対象の機器の種類を指定する第1の指定情報を含み、前記第2の制御情報は、制御対象の機器の種類を指定する第2の指定情報を含み、前記第2の指定情報は、前記第1の指定情報と異なる数の機器の種類を指定可能であり、前記第1の制御情報を前記第2の制御情報に変換するステップにおいては、前記経路情報に基づいて、前記第1の指定情報において指定された前記機器の種類を前記第2の指定情報において指定される前記機器の種類に対応付ける。
[0024]
 このような方法により、第1の指定情報により指定可能な機器の種類の数と第2の指定情報により指定可能な機器の種類の数とが異なる場合であっても、第1の指定情報において指定された機器の種類を第2の指定情報において指定する機器の種類に適切に対応付けることができる。したがって、異なるプロトコルに従う制御情報を適切に変換することにより、機器の制御を良好に行うことができる。
[0025]
 (5)本発明の実施の形態に係る機器制御プログラムは、複数の機器を制御する機器制御プログラムであって、コンピュータに、各前記機器への電力供給経路に関する経路情報を取得するステップと、第1の通信プロトコルに従う第1の制御情報を取得するステップと、前記第1の制御情報を、第2の通信プロトコルに従う第2の制御情報に変換するステップと、前記第2の制御情報を前記機器へ送信するステップとを実行させるためのプログラムであり、前記第1の制御情報は、制御対象の機器の種類を指定する第1の指定情報を含み、前記第2の制御情報は、制御対象の機器の種類を指定する第2の指定情報を含み、前記第2の指定情報は、前記第1の指定情報と異なる数の機器の種類を指定可能であり、前記第1の制御情報を前記第2の制御情報に変換するステップにおいては、前記経路情報に基づいて、前記第1の指定情報において指定された前記機器の種類を前記第2の指定情報において指定される前記機器の種類に対応付けるプログラムである。
[0026]
 このような構成により、第1の指定情報により指定可能な機器の種類の数と第2の指定情報により指定可能な機器の種類の数とが異なる場合であっても、第1の指定情報において指定された機器の種類を第2の指定情報において指定する機器の種類に適切に対応付けることができる。したがって、異なるプロトコルに従う制御情報を適切に変換することにより、機器の制御を良好に行うことができる。
[0027]
 以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。また、以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
[0028]
 [システム構成および基本動作]
 図1は、本発明の実施の形態に係る機器制御システムの構成を示す図である。
[0029]
 図1を参照して、機器制御システム101は、電力管理サーバ10と、機器制御装置11と、複数の機器12と、スマートメータ15とを備える。
[0030]
 機器制御システム101は、たとえばHEMS(Home Energy Management System)である。電力管理サーバ10は、たとえば、電力会社に設置され、インターネットを介してスマートメータ15へ電力管理情報を送信する。
[0031]
 電力管理情報は、たとえば電力会社がデマンドレスポンスを発行する場合にスマートメータ15へ送信する情報であって、電力供給が逼迫していることを示す情報、日別もしくは時間帯別の電気料金情報、または、機器制御装置11が設置されている家屋全体の消費電力の節電要請を示す情報等である。
[0032]
 機器制御装置11と、機器12と、スマートメータ15とは、たとえば家屋5に設置される。機器制御装置11およびスマートメータ15は、互いに有線または無線で接続されている。また、機器制御装置11および機器12は、互いに有線または無線で接続されている。
[0033]
 スマートメータ15は、第1の通信プロトコルであるSEP1に対応しており、電力管理サーバ10から電力管理情報を受信し、受信した電力管理情報に基づいて、第1の通信プロトコルに従う制御情報である第1の制御情報を作成する。そして、スマートメータ15は、作成した第1の制御情報を機器制御装置11へ送信する。
[0034]
 制御情報は、機器12の動作を制御するための情報であって、制御対象の機器の種類を指定し、制御内容を含む。具体的には、制御情報は、制御対象の機器の種類を指定する指定情報、制御期間を示す期間指示情報および動作内容を示す動作指示情報等を含む。以下、指定情報において指定される制御対象の機器の種類を対象種類とも称する。
[0035]
 機器制御装置11は、スマートメータ15から受信した第1の制御情報に対してプロトコル変換を行い、プロトコル変換後の第2の制御情報を各機器12へ送信することによって各機器12を制御する。具体的には、機器制御装置11は、スマートメータ15から受信した第1の制御情報を、第2の通信プロトコルであるSEP2、に従う第2の制御情報に変換して各機器12へ送信する。なお、機器制御装置11は、各機器12の動作および消費電力を管理してもよい。
[0036]
 機器12は、エアコン、照明器、電気自動車充電設備(EVSE:Electric Vehicle Service Equipment)または電気自動車(EV:Electric Vehicle)等の機器であり、SEP2に対応している。すなわち、機器12は、SEP2に従う制御情報である第2の制御情報によって制御される。
[0037]
 機器12は、機器制御装置11から第2の制御情報を受信して、受信した制御情報が指定する対象種類を確認する。そして、機器12は、指定された対象種類と自己の種類とが一致する場合に、当該制御情報の内容に基づいて自己の動作内容を変更する。
[0038]
 具体的には、たとえば、機器12が室内照明器である場合において、当該室内照明器が受信した制御情報が、対象種類として「室内照明器」を指定し、午前9時以降に照明を暗くすることを指示する内容を含むときには、当該室内照明器は、受信した制御情報の内容に従って午前9時以降に自己の照明を暗くする。
[0039]
 図2は、本発明の実施の形態に係る機器制御システムが機器としてEVSEおよびEVを備える状態の一例を示す図である。
[0040]
 図2を参照して、機器制御システム101は、機器12として、EVSE17と複数のEV18とを備える。
[0041]
 機器制御装置11は、スマートメータ15から受信した第1の制御情報を第2の制御情報に変換して各機器12、ここではEVSE17および各EV18へ送信する。
[0042]
 EVSE17は、分電盤14から電力の供給を受ける。また、EVSE17は、機器制御装置11から受信した第2の制御情報が対象種類として「EVSE」を指定する場合には、当該制御情報の内容に従って動作する。
[0043]
 具体的には、たとえば、EVSE17は、受信した第2の制御情報が「EVSE」の出力電力を通常時より20%抑えることを指示する内容を含む場合には、EV18へ供給する電力の合計を通常時より20%抑えるように動作する。
[0044]
 各EV18は、EVSE17から電力の供給を受ける。すなわち、各EV18は、分電盤14からの電力供給経路において、EVSE17の下流側に存在する。
[0045]
 また、各EV18は、機器制御装置11から受信した第2の制御情報が対象種類として「EV」を指定する場合には、当該制御情報の内容に従って動作する。
[0046]
 具体的には、たとえば、EV18は、受信した第2の制御情報が「EV」の消費電力を通常時より20%抑えることを指示する内容を含む場合には、自己の消費電力、たとえば自己の充電に用いる電力を通常時より20%抑えるように動作する。
[0047]
 なお、各EV18は、第2の制御情報を機器制御装置11から直接受信する構成に限らず、EVSE17経由で受信する構成であってもよい。
[0048]
 ここで、第2の制御情報は、第1の制御情報より多数の対象種類を指定可能である。詳細には、第2の制御情報が含む指定情報(以下、第2の指定情報とも称する。)は、第1の制御情報が含む指定情報(以下、第1の指定情報とも称する。)よりも多数の機器の種類を指定可能である。
[0049]
 具体的には、たとえば、第1の指定情報は、「EV」を指定することができるが、「EVSE」を指定することができない。一方、第2の指定情報は、「EV」および「EVSE」の両方を指定可能である。
[0050]
 したがって、機器制御装置11は、第1の制御情報を第2の制御情報へ変換する際に、第1の指定情報において指定された機器の種類を第2の指定情報において指定される機器の種類に対応付ける。
[0051]
 以下、第1の指定情報において指定された機器の種類を第2の指定情報において指定される機器の種類に対応付ける処理を対応付け処理とも称する。
[0052]
 機器制御システム101にとっての適切な対応付け処理の内容は、各機器12の種類または接続関係によって異なる場合がある。そこで、たとえばユーザーは、機器制御装置11を操作することにより、機器制御装置11に対して、機器12への電力供給経路に関する情報である経路情報を入力する。そして、機器制御装置11は、第1の制御情報を第2の制御情報に変換する際、取得した経路情報に基づいて対応付け処理を行う。
[0053]
 ここで、経路情報は、たとえば、機器制御システム101が機器12として1つのEVSE17および2つのEV18を備えることを示す情報、EV18への電力供給経路の上流側にEVSE17が存在することを示す情報、およびEVSE17を制御することにより各EV18への供給電力を変更できることを示す情報である。
[0054]
 [機器制御装置の構成]
 図3は、本発明の実施の形態に係る機器制御装置の構成を示す図である。
[0055]
 図3を参照して、機器制御装置11は、制御情報取得部51と、プロトコル変換部52と、送信部53と、経路情報取得部54とを含む。
[0056]
 経路情報取得部54は、ユーザーが機器制御装置11に対して入力した経路情報を取得し、取得した経路情報をプロトコル変換部52へ送る。なお、経路情報取得部54は、ユーザーによって入力された経路情報を取得する構成に限らず、たとえば、機器12と通信することによって経路情報を取得する構成であってもよい。
[0057]
 制御情報取得部51は、スマートメータ15から第1の制御情報を取得して、取得した第1の制御情報をプロトコル変換部52へ送る。
[0058]
 たとえば、第2の指定情報は、第1の指定情報において指定された機器の種類に対応する機器の種類を複数指定可能である。
[0059]
 具体的には、たとえば、機器制御装置11は、「EV」の消費電力を抑える指示を含む第1の制御情報を取得した場合、EVSE17を制御してEV18への供給電力を低下させるか、各EV18を制御して各EV18の充電電力を抑えるか、またはこれらの両方を行う。
[0060]
 したがって、機器制御装置11のプロトコル変換部52は、第1の指定情報において指定された「EV」を、第2の指定情報においては「EVSE」および「EV」のいずれか一方または両方に対応付けることができる。
[0061]
 上記のような場合において、プロトコル変換部52は、たとえば、第2の指定情報において指定可能な複数の機器12の種類のうち、機器12への電力供給経路において上流側の機器12の種類を指定する第2の指定情報を作成する。
[0062]
 具体的には、プロトコル変換部52は、経路情報取得部54から受けた経路情報に基づいて、EVSE17およびEV18のうち、EVSE17が上流側に存在することを認識する。
[0063]
 そして、プロトコル変換部52は、「EV」を対象種類とする第1の制御情報を受けた場合、つまり、「EV」を指定する指定情報を受けた場合には、EVSE17の種類である「EVSE」を指定する第2の指定情報を作成する。そして、プロトコル変換部52は、当該第2の指定情報を含む第2の制御情報を作成して送信部53へ送る。
[0064]
 送信部53は、プロトコル変換部52から受けた第2の制御情報を各機器12へ送信する。
[0065]
 なお、EVSE17は、複数のEV18と接続される構成に限らず、1つのEV18と接続される構成であってよい。
[0066]
 [制御情報のフォーマット]
 図4は、本発明の実施の形態に係る機器制御システムにおける第1の制御情報のフォーマットの一例を示す図である。
[0067]
 図4を参照して、このフォーマットは、フィールドごとに区切られている。各フィールドには、1から13までの番号が付されている。
[0068]
 番号2のフィールドは、第1の指定情報を表す。第1の指定情報の内容である「06b0」は、対象種類を示している。なお、ここでは、第1の指定情報の内容は、16進数で表されている。
[0069]
 図5は、図4に示す制御情報のフォーマットにおける各フィールドの名称を示す図である。
[0070]
 図5を参照して、テーブルAは、図4に示す番号1から番号13までの各フィールドの名称を示している。第1の指定情報を表す番号2のフィールドの名称は、「Device Class」である。
[0071]
 図6は、図4に示す第1の指定情報の内容と対象種類との対応関係を示す図である。
[0072]
 図6を参照して、テーブルBは、第1の指定情報の内容を2進数で表したビット列のビット番号と対象種類との対応関係を示している。
[0073]
 具体的には、たとえば、図4に示す第1の指定情報である「06b0」は、2進数で表すと「011010110000」のビット列となる。
[0074]
 このビット列において、「1」となっているビットのビット番号は、4、5、7、9および10である。テーブルBから、図4に示す第1の指定情報は、「Smart Appliances」、「Irrigation Pump」、「Simple misc.(Residential On/Off)loads」、「Internal Lighting」および「EV」の5つを指定していることが分かる。
[0075]
 図7は、本発明の実施の形態に係る機器制御システムにおける第2の制御情報の内容の一例を示す図である。
[0076]
 図7は、機器制御装置11のプロトコル変換部52により第1の制御情報から変換された第2の制御情報を示している。当該第2の指定情報は、第1の指定情報において指定された「EV」に対応する機器の種類として、「EV」および「EVSE」の両方を指定する。
[0077]
 図7を参照して、「deviceCategory」の行は、第2の指定情報を表す。第2の指定情報の内容である「23580」は、対象種類を示している。なお、ここでは、第2の指定情報の内容は、16進数で表されている。
[0078]
 図8は、本発明の実施の形態に係る機器制御システムにおいて、第2の指定情報の内容と対象種類との対応関係を示す図である。
[0079]
 図8を参照して、テーブルCは、第2の指定情報の内容を2進数で表したビット列のビット番号と対象種類との対応関係を示している。
[0080]
 具体的には、たとえば、図7に示す第2の指定情報である「23580」は、2進数で表すと「000100011010110000000」のビット列となる。
[0081]
  このビット列のうち、「1」となっているビットのビット番号は、7、8、10、12、13および17である。テーブルCから、図7に示す第2の指定情報は、「Smart Appliances」、「Irrigation Pump」、「Simple misc.(Residential On/Off)loads」、「Interior Lighting」、「EV」および「EVSE」の6つを指定していることが分かる。
[0082]
 [動作]
 機器制御システムにおける各装置は、コンピュータを備え、当該コンピュータにおけるCPU等の演算処理部は、以下のフローチャートの各ステップの一部または全部を含むプログラムを図示しないメモリから読み出して実行する。これら複数の装置のプログラムは、それぞれ、外部からインストールすることができる。これら複数の装置のプログラムは、それぞれ、記録媒体に格納された状態で流通する。
[0083]
 図9は、本発明の実施の形態に係る機器制御システムにおいて、機器制御装置が第1の制御情報を第2の制御情報に変換する際の動作手順の一例を定めたフローチャートである。
[0084]
 図9を参照して、まず、機器制御装置11において、経路情報取得部54は、たとえばユーザーによる操作を受けて経路情報を取得し(ステップS11)、取得した経路情報をプロトコル変換部52へ送る。
[0085]
 次に、プロトコル変換部52は、制御情報取得部51が第1の制御情報を受信するまで待機する(ステップS12でNO)。
[0086]
 そして、プロトコル変換部52は、制御情報取得部51が第1の制御情報を受信した場合(ステップS12でYES)、制御情報取得部51によって受信された第1の制御情報を第2の制御情報に変換する(ステップS13)。その際、プロトコル変換部52は、経路情報取得部54から受けた経路情報に基づいて対応付け処理を行う。プロトコル変換部52は、変換後の情報である第2の制御情報を送信部53へ送る。
[0087]
 次に、送信部53は、プロトコル変換部52から受けた第2の制御情報を各機器12へ送信する(ステップS14)。
[0088]
 なお、本発明の実施の形態に係る機器制御システムでは、第2の指定情報は、第1の指定情報よりも多数の機器の種類を指定可能であるとしたが、これに限定するものではなく、第1の指定情報よりも少数の機器の種類を指定可能であってもよい。
[0089]
 たとえば、仮に、第1の通信プロトコルがSEP2であって、第2の通信プロトコルがSEP1である場合、機器制御装置11は、SEP2に従う第1の制御情報をSEP1に従う第2の指定情報へ変換する。
[0090]
 この場合、たとえば、第1の制御情報に含まれる第1の指定情報は、「EVSE」および「EV」の両方を指定可能である。一方、第2の制御情報に含まれる第2の指定情報は、「EV」を指定可能であるが、「EVSE」を指定することはできない。
[0091]
 プロトコル変換部52は、取得した第1の指定情報において「EV」および「EVSE」の一方または両方が指定されている場合、「EV」を指定する第2の指定情報を作成する。
[0092]
 また、機器制御装置11は、SEP1およびSEP2間において制御情報のプロトコル変換を行う構成としたが、これに限定するものではなく、相互に異なる通信プロトコル間において制御情報のプロトコル変換を行う構成であればよい。
[0093]
 ところで、第1の制御情報および第2の制御情報のように、異なるプロトコルに従う制御情報を適切に変換することにより、機器の制御を良好に行う技術が望まれる。
[0094]
 これに対して、本発明の実施の形態に係る機器制御装置では、制御情報取得部51は、第1の通信プロトコルに従う第1の制御情報を取得する。プロトコル変換部52は、第1の制御情報を、第2の通信プロトコルに従う第2の制御情報に変換する。送信部53は、第2の制御情報を機器12へ送信する。第1の制御情報は、制御対象の機器の種類を指定する第1の指定情報を含む。第2の制御情報は、制御対象の機器の種類を指定する第2の指定情報を含む。第2の指定情報は、第1の指定情報と異なる数の機器の種類を指定可能である。経路情報取得部54は、各機器12への電力供給経路に関する経路情報を取得する。プロトコル変換部52は、当該経路情報に基づいて、第1の指定情報において指定された機器の種類を第2の指定情報において指定される機器の種類に対応付ける。
[0095]
 このような構成により、第1の指定情報により指定可能な機器の種類の数と第2の指定情報により指定可能な機器の種類の数とが異なる場合であっても、第1の指定情報において指定された機器の種類を第2の指定情報において指定する機器の種類に適切に対応付けることができる。
[0096]
 したがって、本発明の実施の形態に係る機器制御装置では、異なるプロトコルに従う制御情報を適切に変換することにより、機器12の制御を良好に行うことができる。
[0097]
 また、本発明の実施の形態に係る機器制御装置では、プロトコル変換部52は、第1の指定情報において指定された機器の種類に対応する機器の種類を第2の指定情報において複数指定可能な場合、指定可能な複数の機器の種類のうち、電力供給経路において上流側の機器12の種類を指定する第2の指定情報を作成する。
[0098]
 このような構成により、たとえば、電力供給経路において、上流側の1つの機器12の下流側に複数の機器12が接続されている場合に、上流側の機器12を制御することによって下流側の各機器12へ供給される電力を制御することができるため、下流側の機器12の消費電力の管理が容易になる。
[0099]
 また、たとえば、下流側の機器12が外部からの制御を受ける機能を有しない場合であっても、上流側の機器12を制御することにより、下流側の機器12の消費電力を制御することができる。
[0100]
 上記実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
[0101]
 以上の説明は、以下に付記する特徴を含む。
[0102]
 [付記1]
 HEMSにおける複数の機器を制御する機器制御装置であって、
 SEP1に従う第1の制御情報を取得する制御情報取得部と、
 前記第1の制御情報を、SEP2に従う第2の制御情報に変換するプロトコル変換部と、
 前記第2の制御情報を前記機器へ送信する送信部とを備え、
 前記第1の制御情報は、制御対象の機器の種類を指定する第1の指定情報を含み、
 前記第2の制御情報は、制御対象の機器の種類を指定する第2の指定情報を含み、
 前記第2の指定情報は、前記第1の指定情報よりも多数の機器の種類を指定可能であり、
 さらに、
 各前記機器への電力供給経路に関する経路情報を取得する経路情報取得部を備え、
 前記プロトコル変換部は、前記経路情報に基づいて、前記第1の指定情報において指定された前記機器の種類を前記第2の指定情報において指定される前記機器の種類に対応付ける、機器制御装置。

符号の説明

[0103]
 5 家屋
 10 電力管理サーバ
 11 機器制御装置
 12 機器
 14 分電盤
 15 スマートメータ
 51 制御情報取得部
 52 プロトコル変換部
 53 送信部
 54 経路情報取得部
 101 機器制御システム

請求の範囲

[請求項1]
 複数の機器を制御する機器制御装置であって、
 各前記機器への電力供給経路に関する経路情報を取得する経路情報取得部と、
 第1の通信プロトコルに従う第1の制御情報を取得する制御情報取得部と、
 前記第1の制御情報を、第2の通信プロトコルに従う第2の制御情報に変換するプロトコル変換部と、
 前記第2の制御情報を前記機器へ送信する送信部とを備え、
 前記第1の制御情報は、制御対象の機器の種類を指定する第1の指定情報を含み、
 前記第2の制御情報は、制御対象の機器の種類を指定する第2の指定情報を含み、
 前記第2の指定情報は、前記第1の指定情報と異なる数の機器の種類を指定可能であり、
 前記プロトコル変換部は、前記経路情報に基づいて、前記第1の指定情報において指定された前記機器の種類を前記第2の指定情報において指定される前記機器の種類に対応付ける、機器制御装置。
[請求項2]
 前記プロトコル変換部は、前記第1の指定情報において指定された前記機器の種類に対応する前記機器の種類を前記第2の指定情報において複数指定可能な場合、指定可能な複数の前記機器の種類のうち、前記電力供給経路において上流側の前記機器の種類を指定する前記第2の指定情報を作成する、請求項1に記載の機器制御装置。
[請求項3]
 請求項1に記載の機器制御装置を用いた機器制御システムであって、
 スマートメータと、
 前記スマートメータから受信した前記第1の制御情報から前記第2の制御情報を作成し、前記第2の制御情報を複数の前記機器に送信する前記機器制御装置と、を含む機器制御システム。
[請求項4]
 複数の機器を制御する機器制御方法であって、
 各前記機器への電力供給経路に関する経路情報を取得するステップと、
 第1の通信プロトコルに従う第1の制御情報を取得するステップと、
 前記第1の制御情報を、第2の通信プロトコルに従う第2の制御情報に変換するステップと、
 前記第2の制御情報を前記機器へ送信するステップとを含み、
 前記第1の制御情報は、制御対象の機器の種類を指定する第1の指定情報を含み、
 前記第2の制御情報は、制御対象の機器の種類を指定する第2の指定情報を含み、
 前記第2の指定情報は、前記第1の指定情報と異なる数の機器の種類を指定可能であり、
 前記第1の制御情報を前記第2の制御情報に変換するステップにおいては、前記経路情報に基づいて、前記第1の指定情報において指定された前記機器の種類を前記第2の指定情報において指定される前記機器の種類に対応付ける、機器制御方法。
[請求項5]
 複数の機器を制御する機器制御プログラムであって、コンピュータに、
 各前記機器への電力供給経路に関する経路情報を取得するステップと、
 第1の通信プロトコルに従う第1の制御情報を取得するステップと、
 前記第1の制御情報を、第2の通信プロトコルに従う第2の制御情報に変換するステップと、
 前記第2の制御情報を前記機器へ送信するステップとを実行させるためのプログラムであり、
 前記第1の制御情報は、制御対象の機器の種類を指定する第1の指定情報を含み、
 前記第2の制御情報は、制御対象の機器の種類を指定する第2の指定情報を含み、
 前記第2の指定情報は、前記第1の指定情報と異なる数の機器の種類を指定可能であり、
 前記第1の制御情報を前記第2の制御情報に変換するステップにおいては、前記経路情報に基づいて、前記第1の指定情報において指定された前記機器の種類を前記第2の指定情報において指定される前記機器の種類に対応付ける、機器制御プログラム。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3]

[ 図 4]

[ 図 5]

[ 図 6]

[ 図 7]

[ 図 8]

[ 図 9]