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1. (WO2015137028) スクリュ圧縮機
Document

明 細 書

発明の名称 スクリュ圧縮機

技術分野

0001  

背景技術

0002   0003   0004   0005   0006  

先行技術文献

特許文献

0007  

発明の概要

発明が解決しようとする課題

0008  

課題を解決するための手段

0009   0010   0011   0012   0013   0014   0015   0016  

発明の効果

0017  

図面の簡単な説明

0018  

発明を実施するための形態

0019   0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033   0034   0035   0036   0037   0038   0039   0040   0041   0042   0043   0044   0045   0046   0047   0048   0049   0050   0051   0052  

符号の説明

0053  

請求の範囲

1   2   3   4   5   6   7  

図面

1A   1B   1C   2   3   4   5   6   7   8   9   10   11   12   13   14   15   16   17   18   19   20   21   22   23  

明 細 書

発明の名称 : スクリュ圧縮機

技術分野

[0001]
 本発明は、スクリュ圧縮機に関するものである。

背景技術

[0002]
 特許文献1には、メンテナンス性を向上させるために、圧縮機本体とモータとを連結する連結ケーシングを設け、該連結ケーシングの内部でモータ軸とロータ軸とを軸継手により締結する構造が採用されたスクリュ圧縮機が開示されている。
[0003]
 このスクリュ圧縮機は、圧縮機本体の上方にモータを配置する縦置き型である。前記構造を有するスクリュ圧縮機には、圧縮機本体の側方にモータを配置する横置き型も存在する。
[0004]
 連結ケーシングを有する横置き型のスクリュ圧縮機では、連結ケーシングのモータ側結合部にモータの重量の一部が荷重として掛かる。また、運転時にはモータと圧縮機本体がそれぞれ振動するため、連結ケーシングに力が作用する。特に鉛直方向の応力が大きい。
[0005]
 一方、連結ケーシング内部の軸継手のメンテナンス性をさらに向上させるために、連結ケーシングに作業孔を設けることが考えられる。
[0006]
 仮に、連結ケーシングに作業孔を設けるとすると、連結ケーシングの鉛直方向のせん断剛性は著しく低下する。剛性の低下は振動の増大や破損に繋がる。これの単純な解決策として、剛性を補うために、連結ケーシングの管部分の厚みを増加させるか、連結ケーシングの管部分に放射状リブを設けることが挙げられる。しかし、管部分の厚みの増加、及び放射状リブの追加のいずれの場合も、材料重量の増加を伴うためコストの増加につながる。

先行技術文献

特許文献

[0007]
特許文献1 : 特開平06-193573号公報

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0008]
 本発明は、スクリュ圧縮機本体と該スクリュ圧縮機本体を駆動するモータとを接続する接続ケーシングを有するスクリュ圧縮機において、コストの増加を抑えつつ、接続ケーシングの剛性の低下を回避し、メンテナンス性を向上させることを課題とする。

課題を解決するための手段

[0009]
 前記課題を解決するための手段として、本発明のスクリュ圧縮機は、スクリュロータによって流体を圧縮する圧縮機本体と、前記圧縮機本体の側方に配置され、前記圧縮機本体に駆動力を供給するモータと、前記圧縮機本体に連結され、前記モータの駆動力を前記スクリュロータに伝達するギアボックスと、前記ギアボックスと前記モータとを接続し、水平軸を有する管状の接続ケーシングと、前記モータの軸に連結され、前記ギアボックスに前記モータの駆動力を入力する入力軸と、前記接続ケーシングに収容され、前記入力軸と前記モータの軸とを連結するカップリングと、前記接続ケーシングに設けられた、前記カップリングのメンテナンスを行うための水平方向の作業孔と、前記接続ケーシングに設けられた上下方向に延びるリブとを備えるようにした。
[0010]
 この構成によれば、接続ケーシングに水平方向の作業孔及び上下方向に延びるリブを設けているので、コストの増加を抑えつつ、接続ケーシングの剛性の低下を回避し、メンテナンス性を向上させることができる。特に、接続ケーシングに上下方向に延びるリブを設けることにより、接続ケーシングの鉛直方向のせん断剛性を向上させ接続ケーシングの剛性の低下を回避できる。なお、本明細書における上下方向とは、鉛直方向のみに限定されるものではなく、鉛直方向のせん断剛性を向上させ接続ケーシングの剛性の低下を回避できるという効果を鉛直方向の場合と実質的に同等に得ることができる範囲内で傾斜させた方向も含む。
[0011]
 前記リブは鉛直方向に延びていることが好ましい。この構成によれば、接続ケーシングの鉛直方向のせん断剛性を最も効率的に向上させ接続ケーシングの剛性の低下を回避できる。
[0012]
 また、本発明のスクリュ圧縮機において、前記圧縮機本体は第1及び第2の圧縮機本体からなり、前記ギアボックスに収容されるように前記入力軸に連結されたブルギアと、前記ギアボックスに収容されるとともに、軸心が前記ブルギアの軸心よりも上方に配置されるように前記第1圧縮機本体のスクリュロータの軸に連結され、前記ブルギアと噛み合う第1のピニオンギアと、前記ギアボックスに収容されるとともに、軸心が前記ブルギアの軸心よりも上方に、かつ前記ブルギアの軸心を通る鉛直線に対して前記第1のピニオンギアとは反対側に配置されるように前記第2圧縮機本体のスクリュロータの軸に連結され、前記ブルギアと噛み合う第2のピニオンギアとを備えてもよい。
[0013]
 前記接続ケーシングは、軸方向の一端に前記ギアボックスとの連結面を有するギアボックス側フランジ部を備えるとともに、軸方向の他端に前記モータとの連結面を有するモータ側フランジ部を備え、前記リブは、前記ギアボックス側フランジ部の連結面及び前記モータ側フランジ部の連結面に直交する方向に配置されていることが好ましい。この構成によれば、ギアボックス側フランジ部の連結面、及びモータ側フランジ部の連結面に直交する方向にリブを配置できるので、接続ケーシングに対してリブを確実に固定できる。
[0014]
 前記リブは前記作業孔付近に配置されることが好ましい。この構成によれば、接続ケーシングにおいて、鉛直方向のせん断剛性が低い作業孔付近にリブを設けることにより、接続ケーシングに効果的に剛性を補うことができる。
[0015]
 前記リブは複数箇所に設けられることが好ましい。この構成によれば、鉛直方向のせん断剛性が低い箇所に複数に分けて設けることにより、1箇所のみに設ける場合と同等の効果をより少ない重量の材料で得ることができる。
[0016]
 前記リブの仮想鉛直面への投影面積は前記作業孔の前記仮想鉛直面への投影面積と同じであることが好ましい。この構成によれば、必要最低限の重量の材料で、接続ケーシングの鉛直方向のせん断剛性の低下を回避できる。

発明の効果

[0017]
 本発明によれば、接続ケーシングに水平方向の作業孔及び上下方向に延びるリブを設けているので、コストの増加を抑えつつ、接続ケーシングの剛性の低下を回避し、メンテナンス性を向上させることができる。特に、接続ケーシングに上下方向に延びるリブを設けることにより、接続ケーシングの鉛直方向のせん断剛性を向上させ接続ケーシングの剛性の低下を回避できる。

図面の簡単な説明

[0018]
[図1A] 本発明の第1実施形態のスクリュ圧縮機を示す平面図。
[図1B] 本発明の第1実施形態のスクリュ圧縮機を示す側面図。
[図1C] 本発明の第1実施形態のスクリュ圧縮機を示す側方部分断面図。
[図2] ギアボックス内部のブルギアと第1及び第2のピニオンギアの位置関係を示す側方図。
[図3] 第1実施形態の接続ケーシングの側面図。
[図4] 図3のIV-IV線断面図。
[図5] 第2実施形態の接続ケーシングの側面図。
[図6] 図5のVI-VI線断面図。
[図7] 第3実施形態の接続ケーシングの側面図。
[図8] 図7のVIII-VIII線断面図。
[図9] 仮想鉛直面上のリブ及び作業孔の投影面積を示す図。
[図10] 第4実施形態の接続ケーシングの側面図。
[図11] 図10のXI-XI線断面図。
[図12] 第5実施形態の接続ケーシングの側面図。
[図13] 図12のXIII-XIII線断面図。
[図14] 第6実施形態の接続ケーシングの縦断面図。
[図15] 図14のXV-XV線断面図。
[図16] 第7実施形態の接続ケーシングの縦断面図。
[図17] 図16のXVII-XVII線断面図。
[図18] 本発明の変形例を示す図。
[図19] 図18のIXX-IXX線断面図。
[図20] 本発明の変形例を示す図。
[図21] 本発明の変形例の接続ケーシングの断面図。
[図22] 本発明の変形例の接続ケーシングの側面図。
[図23] 図22のXXIII-XXIII線断面図。

発明を実施するための形態

[0019]
 以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
[0020]
(第1実施形態)
 図1Aないし図1Cは本発明の第1実施形態のスクリュ圧縮機を示す。このスクリュ圧縮機10は、圧縮機本体11A,11B、モータ12、ギアボックス13、接続ケーシング14を備える。
[0021]
 圧縮機本体11A,11Bは、第1及び第2の圧縮機本体11A,11Bであり、スクリュロータ15A,15Bによって流体を圧縮する。
[0022]
 モータ12は、圧縮機本体11A,11Bの側方に配置され、圧縮機本体11A,11Bに駆動力を供給する。モータ12の軸16には、カップリング17を介して入力軸18が連結されている。入力軸18は、ギアボックス13にモータ12の駆動力を入力する。カップリング17は接続ケーシング14に収容されている。
[0023]
 ギアボックス13は、モータ12の駆動力をスクリュロータ15A,15Bに伝達する。ギアボックス13は、圧縮機本体11A,11Bに連結されている。図1C及び図2に示すように、ギアボックス13には、ブルギア19、及びピニオンギア20A,20Bが収容されている。ブルギア19は、入力軸18のカップリング17側とは反対側に連結されている。第1の圧縮機本体11Aのスクリュロータ15Aのロータ軸21Aには、ブルギア19と噛み合う第1のピニオンギア20Aが連結されている。また、第2の圧縮機本体11Bのスクリュロータ15Bのロータ軸21Bには、ブルギア19と噛み合う第2のピニオンギア20Bが連結されている。ロータ軸21A,21Bの軸心P,Qは、ブルギア19の軸心Rよりも上方に配置されている。第2のピニオンギア20Bは、ブルギア19の軸心Rを通る鉛直線に対して第1のピニオンギア20Aとは反対側に配置されている。ギアボックス13の内部には、ベアリングを介して入力軸18を回転支持するギアボックスカバー22が接続されている。
[0024]
 接続ケーシング14は、ギアボックス13とモータ12とを接続し、水平軸Hを有するように配置された管状の接続ケーシングである。本実施形態の接続ケーシング14は、円筒形状である。図3に示すように、接続ケーシング14は、管部14aの軸方向の一端にギアボックス13との連結面23を有するギアボックス側フランジ部24を備えている。また、接続ケーシング14は、管部14aの軸方向の他端にモータ12との連結面25を有するモータ側フランジ部26を備えている。ギアボックス側フランジ部24、モータ側フランジ部26、及び連結面23,25は、接続ケーシング14の水平軸Hと略直交している。ギアボックス側フランジ部24、モータ側フランジ部26には、ギアボックス13及びモータ12に固定するボルト孔が設けられている。
[0025]
 接続ケーシング14には、カップリング17のメンテナンスを行うための水平方向の作業孔27が設けられている。作業孔27は、メンテナンスを容易にするために接続ケーシング14の管部14aの側面の上下方向の中央に配置されている。作業孔27を平面に展開した形状は、長円である。ここで、長円とは等サイズの2つの半円部とこれらをなめらかに結ぶ2本の直線部とからなる形状をいう。作業孔27は、軸方向のカップリング17に対応する位置で、前記2つの半円部が上下に位置するように配置されている。
[0026]
 接続ケーシング14には、鉛直方向に延びるリブ28が設けられている。リブ28は、略矩形の平板である。リブ28は、両側面がギアボックス側フランジ部24、及びモータ側フランジ部26に固定され、底面が管部14aの頂部14bに固定されている。すなわち、リブ28は、ギアボックス側フランジ部24の連結面23及びモータ側フランジ部26の連結面25に直交する方向に配置されている。
[0027]
 モータ12を作動させると、入力軸18から入力された駆動力は、ブルギア19から、第1及び第2のピニオンギア20A,20Bへ伝達され、第1及び第2の圧縮機本体11A,11Bのスクリュロータ15A,15Bのロータ軸21A,21Bへと伝達される。そして、スクリュロータ15A,15Bが回転し、流体が圧縮される。
[0028]
 接続ケーシング14を有するスクリュ圧縮機10では、接続ケーシング14のモータ側結合部にモータ12の重量の一部が荷重として掛かる。また、運転時にはモータ12とギアボックス13がそれぞれ振動するため、接続ケーシング14に力が作用する。特に鉛直方向の応力が大きい。
[0029]
 鉛直方向の応力が大きい理由は、ギアボックス13の振動の大きさとモータ12の振動の大きさの違いにある。図2に示すように、2つの圧縮機本体11A,11Bを有するスクリュ圧縮機10では、2つのピニオンギア20A,20Bがブルギア19の上方に配置されて駆動力を伝達する。
[0030]
 圧縮機本体11A,11Bに動力を伝えるギア19,20A,20Bは、駆動時にギア19,20A,20B間で分離力が働く。この力はブルギア19の中心とピニオンギア20A,20Bの中心を繋いだ延長線上の方向に働く。したがって、スクリュ圧縮機10を作動させると、分離力が足し合わされ入力軸18及びブルギア19に対して鉛直下向きの力が強くなる。これにより、ブルギア19に連結された入力軸18を介して力が作用するギアボックスカバー22においては、鉛直振動が大きくなる。したがって、ギアボックスカバー22が接続されているギアボックス13、ひいてはギアボックス13側の接続ケーシング14においても同様に鉛直方向の振動が大きくなる。
[0031]
 一方、モータ12側の軸16はカップリング17により入力軸18と接続されているため、振動が入力軸18側からモータ軸16に伝わりにくい。さらにモータ12は重量が大きく、振動しづらい為、振動は小さい。これらの結果からモータ12側の接続ケーシング14の鉛直方向の振動は小さい。これにより、接続ケーシング14では鉛直方向のせん断変形が発生する。この場合でも、接続ケーシング14に上下方向に延びるリブ28を設けているので、接続ケーシング14の鉛直方向のせん断剛性を向上させ接続ケーシング14の剛性の低下を回避できる。
[0032]
 接続ケーシング14に水平方向の作業孔27及び上下方向に延びるリブ28を設けているので、コストの増加を抑えつつ、接続ケーシング14の剛性の低下を回避し、メンテナンス性を向上させることができる。特に、接続ケーシング14に上下方向に延びるリブ28を設けることにより、接続ケーシング14の鉛直方向のせん断剛性を向上させ接続ケーシング14の剛性の低下を回避できる。
[0033]
 ギアボックス側フランジ部24の連結面23、及びモータ側フランジ部26の連結面25に直交する方向にリブ28を配置できるので、接続ケーシング14に対してリブ28を確実に固定できる。
[0034]
(第2実施形態)
 図5及び図6に示すように、リブ28は接続ケーシング14の作業孔27付近に配置されている。リブ28は、両側面がギアボックス側フランジ部24、及びモータ側フランジ部26に固定され、底面が管部14aの作業孔上端縁部31に固定されている。この構成によれば、接続ケーシング14において、鉛直方向のせん断剛性が低い作業孔27付近にリブ28を設けることにより、効果的に接続ケーシング14の剛性を補うことができる。
[0035]
 第2実施形態のその他構成及び作用は、第1実施形態と同様である。
[0036]
(第3実施形態)
 図7及び図8に示すように、接続ケーシング14には、2つのリブ28A,28Bが設けられている。2つのリブ28A,28Bは、軸心を通る水平線に対して対称となる位置の作業孔27付近に配置されている。リブ28Aは、両側面がギアボックス側フランジ部24、及びモータ側フランジ部26に固定され、底面が管部14aの作業孔上端縁部31に固定されている。リブ28Bは、両側面がギアボックス側フランジ部24、及びモータ側フランジ部26に固定され、底面が管部14aの作業孔下端縁部32に固定されている。この構成によれば、鉛直方向のせん断剛性が低い箇所に複数に分けてリブを設けることにより、1箇所のみに設ける場合と同等のせん断剛性低下回避の効果を、より少ない重量の材料で得ることができる。
[0037]
 本実施形態では、特に、以下のように構成することもできる。リブ28A,28Bの幅は、管部14aの軸方向の長さと同じである。リブ28A,28Bの厚さは管部14aの厚さと同じである。リブ28A,28Bの高さは、図9に示す仮想鉛直面33へのリブ28A,28Bの投影面積が作業孔27の仮想鉛直面33への投影面積と同じになるように設定されている。すなわち、リブ28Aの面積S1とリブ28Bの面積S2の和は、作業孔27の仮想鉛直投影面33への投影面積S3と同じである。この構成によれば、必要最低限の重量の材料で、接続ケーシングの鉛直方向のせん断剛性の低下を回避できる。
[0038]
 第3実施形態のその他構成及び作用は、第2実施形態と同様である。
[0039]
(第4実施形態)
 図10及び図11に示すように、接続ケーシング14には、4つのリブ28A~28Dが設けられている。また、接続ケーシング14には、軸心を通る鉛直線に対して対称となる位置に作業孔27A,27Bが配置されている。4つのリブ28A~28Dのうち、2つのリブ28A,28Bは、作業孔27A付近であって軸心を通る水平線に対して対称となる位置に配置されている。残りの2つのリブ28C,28Dは、作業孔27B付近であって軸心を通る水平線に対して対称となる位置に配置されている。リブ28A,28Bは、軸心を通る鉛直線に対して、リブ28C,28Dと対称となる位置に配置されている。リブ28A,28Cは、両側面がギアボックス側フランジ部24、及びモータ側フランジ部26に固定され、底面が管部14aの作業孔上端縁部31に固定されている。リブ28B,28Dは、両側面がギアボックス側フランジ部24、及びモータ側フランジ部26に固定され、底面が管部14aの作業孔下端縁部32に固定されている。
[0040]
 第4実施形態のその他構成及び作用は、第3実施形態と同様である。
[0041]
(第5実施形態)
 図12及び図13に示すように、本実施形態では、接続ケーシング14に作業孔27Aは設けられているが作業孔27Bが設けられていない点のみ第4実施形態と異なる。
[0042]
 第5実施形態のその他構成及び作用は、第4実施形態と同様である。
[0043]
(第6実施形態)
 図14及び図15に示すように、リブ28は接続ケーシング14の管部14aの内壁頂部34に配置されている。リブ28の頂面は管部14aの内壁頂部34に固定されている。
[0044]
 第6実施形態のその他構成及び作用は、第1実施形態と同様である。
[0045]
(第7実施形態)
 図16及び図17に示すように、接続ケーシング14には、2つのリブ28A,28Bが設けられている。リブ28Aは接続ケーシング14の管部14aの内壁頂部34に配置されている。リブ28Aの頂面は管部14aの内壁頂部34に固定されている。リブ28Bは、両側面がギアボックス側フランジ部24、及びモータ側フランジ部26に固定され、底面が管部14aの頂部14bに固定されている。
[0046]
 第7実施形態のその他構成及び作用は、第1実施形態と同様である。
[0047]
 なお、本発明のスクリュ圧縮機は、前記実施形態に限定されるものではなく、以下に示すように種々の変更が可能である。
[0048]
 以上の実施形態で示したリブ28の断面形状は矩形であるが、必ずしも矩形でなくてもよく、図18及び図19に示す三角形、もしくは多角形等であってもよい。
[0049]
 管状の接続ケーシング14は、四角管等の角管、楕円管等であってもよい。
[0050]
 図20及び図21に示すように、接続ケーシング14は、ギアボックス側フランジ部24、及びモータ側フランジ部26の両方、またはいずれか一方を有していなくてもよい。この場合、フランジ部24,26に代えて座ぐり35を設けてもよい。また、リブ28は、接続ケーシング14の内壁に設けてもよい。
[0051]
 第3実施形態で示したリブ28の大きさの設定方法は、複数のリブ28を有する他の実施形態、すなわち第4,5及び7実施形態に適用してもよい。
[0052]
 また、図22及び図23に示すように、リブ28は、管部14aの外壁面上の作業孔27の中心36と作業孔27の上端37とを結んだ線と平行になる位置まで、すなわち軸方向視したときに鉛直線に対して角度αまで傾斜させて設けることもできる。このように、接続ケーシング14に上下方向に延びるリブ28を設けることができる。角度αまでとすることで、リブ28の仮想鉛直面への投影面積が作業孔27の投影面積と同じである場合においても、リブ28の重量が作業孔27を開けることにより減少したケーシングの重量を上回ることがないので、コスト増加を抑えることができる。

符号の説明

[0053]
 10 スクリュ圧縮機
 11A 第1の圧縮機本体
 11B 第2の圧縮機本体
 12 モータ
 13 ギアボックス
 14 接続ケーシング
 14a 管部
 14b 頂部
 15A,15B スクリュロータ
 16 軸
 17 カップリング
 18 入力軸
 19 ブルギア
 20A 第1のピニオンギア
 20B 第2のピニオンギア
 21A,21B ロータ軸
 22 ギアボックスカバー
 23 連結面
 24 ギアボックス側フランジ部
 25 連結面
 26 モータ側フランジ部
 27,27A,27B 作業孔
 28,28A,28B,28C,28D リブ
 31 作業孔上端縁部
 32 作業孔下端縁部
 33 仮想鉛直面
 34 内壁頂部
 35 座ぐり
 H 水平軸
 P 軸心
 Q 軸心
 R 軸心

請求の範囲

[請求項1]
 スクリュロータによって流体を圧縮する圧縮機本体と、
 前記圧縮機本体の側方に配置され、前記圧縮機本体に駆動力を供給するモータと、
 前記圧縮機本体に連結され、前記モータの駆動力を前記スクリュロータに伝達するギアボックスと、
 前記ギアボックスと前記モータとを接続し、水平軸を有する管状の接続ケーシングと、
 前記モータの軸に連結され、前記ギアボックスに前記モータの駆動力を入力する入力軸と、
 前記接続ケーシングに収容され、前記入力軸と前記モータの軸とを連結するカップリングと、
 前記接続ケーシングに設けられた、前記カップリングのメンテナンスを行うための水平方向の作業孔と、
 前記接続ケーシングに設けられた上下方向に延びるリブと
 を備えることを特徴とするスクリュ圧縮機。
[請求項2]
 前記リブは鉛直方向に延びていることを特徴とする請求項1に記載のスクリュ圧縮機。
[請求項3]
 前記圧縮機本体は第1及び第2の圧縮機本体からなり、
 前記ギアボックスに収容されるように前記入力軸に連結されたブルギアと、
 前記ギアボックスに収容されるとともに、軸心が前記ブルギアの軸心よりも上方に配置されるように前記第1圧縮機本体のスクリュロータの軸に連結され、前記ブルギアと噛み合う第1のピニオンギアと、
 前記ギアボックスに収容されるとともに、軸心が前記ブルギアの軸心よりも上方に、かつ前記ブルギアの軸心を通る鉛直線に対して前記第1のピニオンギアとは反対側に配置されるように前記第2圧縮機本体のスクリュロータの軸に連結され、前記ブルギアと噛み合う第2のピニオンギアと
 を備えることを特徴とする請求項1または2に記載のスクリュ圧縮機。
[請求項4]
 前記接続ケーシングは、軸方向の一端に前記ギアボックスとの連結面を有するギアボックス側フランジ部を備えるとともに、軸方向の他端に前記モータとの連結面を有するモータ側フランジ部を備え、
 前記リブは、前記ギアボックス側フランジ部の連結面及び前記モータ側フランジ部の連結面に直交する方向に配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載のスクリュ圧縮機。
[請求項5]
 前記リブは前記作業孔付近に配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載のスクリュ圧縮機。
[請求項6]
 前記リブは複数箇所に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のスクリュ圧縮機。
[請求項7]
 前記リブの仮想鉛直面への投影面積は前記作業孔の前記仮想鉛直面への投影面積と同じであることを特徴とする請求項1または2に記載のスクリュ圧縮機。

図面

[ 図 1A]

[ 図 1B]

[ 図 1C]

[ 図 2]

[ 図 3]

[ 図 4]

[ 図 5]

[ 図 6]

[ 図 7]

[ 図 8]

[ 図 9]

[ 図 10]

[ 図 11]

[ 図 12]

[ 図 13]

[ 図 14]

[ 図 15]

[ 図 16]

[ 図 17]

[ 図 18]

[ 図 19]

[ 図 20]

[ 図 21]

[ 図 22]

[ 図 23]