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1. (WO2015136796) 情報処理装置、記憶媒体、および制御方法
Document

明 細 書

発明の名称 情報処理装置、記憶媒体、および制御方法

技術分野

0001  

背景技術

0002   0003   0004  

先行技術文献

特許文献

0005  

発明の概要

発明が解決しようとする課題

0006   0007   0008  

課題を解決するための手段

0009   0010   0011   0012  

発明の効果

0013   0014  

図面の簡単な説明

0015  

発明を実施するための形態

0016   0017   0018   0019   0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033   0034   0035   0036   0037   0038   0039   0040   0041   0042   0043   0044   0045   0046   0047   0048   0049   0050   0051   0052   0053   0054   0055   0056   0057   0058   0059   0060   0061   0062   0063   0064   0065   0066   0067   0068   0069   0070   0071   0072   0073   0074   0075   0076   0077   0078   0079   0080   0081   0082   0083   0084   0085   0086   0087   0088   0089   0090   0091   0092   0093   0094   0095   0096   0097   0098   0099   0100   0101   0102   0103   0104   0105   0106   0107   0108   0109   0110   0111   0112   0113   0114   0115   0116   0117   0118   0119   0120   0121  

符号の説明

0122  

請求の範囲

1   2   3   4   5   6   7   8   9   10   11   12   13  

図面

1   2   3   4   5   6   7   8   9   10   11   12   13  

明 細 書

発明の名称 : 情報処理装置、記憶媒体、および制御方法

技術分野

[0001]
 本開示は、情報処理装置、記憶媒体、および制御方法に関する。

背景技術

[0002]
 近年、監視カメラシステムのように、特定の場所に複数の固定カメラを設置して周囲の様子を撮像するカメラシステムが様々な用途に利用されている。例えばビルやショッピングモール、テーマパーク、観光スポット、空港等の特定の場所に複数の固定カメラが設置され、それぞれの場所においてローカルサーバにより管理されている。
[0003]
 また、カメラの管理を行うローカルサーバが外部ネットワークと接続し、クラウドサーバとも通信を行う場合は、大量の撮像画像がクラウドサーバに転送され、外部のモニタで閲覧することが可能である。
[0004]
 このようなカメラシステムに関し、例えば下記特許文献1では、撮影対象となる来場者のみに無線タグのような通信手段を配布し、その通信手段から発信される識別情報の検出に基づいて撮影を行う画像撮影システムが開示されている。

先行技術文献

特許文献

[0005]
特許文献1 : 特開2001-177750号公報

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0006]
 しかしながら、上記カメラシステムでは、撮像画像がクラウドサーバに転送されて外部モニタから閲覧できるので、誰がどこにいたか、誰と会っていたかといった個人情報が第三者に知られてしまっていた。
[0007]
 また、特許文献1に記載の画像撮影システムは、サービスの享受者であるユーザにとっては問題ないが、サービス享受者であるユーザの近くにいた他ユーザが写り込む可能性もあり、この場合他ユーザに対するプライバシー侵害が問題となる。
[0008]
 そこで、本開示では、撮像画像に対して個人を特定できるオブジェクトを欠落させる処理を行った上で画像を流通させることで、プライバシー侵害の防止と撮像画像の流通との両立を図ることが可能な情報処理装置、記憶媒体、および制御方法を提案する。

課題を解決するための手段

[0009]
 本開示によれば、撮像部により撮像された画像データから、個人を特定できるオブジェクトを検出するオブジェクト検出部と、前記オブジェクトを復元可能な情報を記憶部に記憶する記憶制御部と、前記画像データから前記個人を特定できるオブジェクトに関する情報を欠落させて生成された画像データを、サーバに転送するよう制御する通信制御部と、を備える情報処理装置を提案する。
[0010]
 本開示によれば、撮像部により撮像された画像データから個人を特定できるオブジェクトに関する情報を欠落させた画像データを、外部装置から受信する通信制御部と、前記個人を特定できるオブジェクトに対応する領域にオブジェクトIDを割り当て、前記画像データと対応付けて記憶部に記憶する記憶制御部と、を備え、前記通信制御部は、前記オブジェクトIDを前記外部装置に返信するよう制御する情報処理装置を提案する。
[0011]
 本開示によれば、コンピュータを、撮像部により撮像された画像データから、個人を特定できるオブジェクトを検出するオブジェクト検出部と、前記オブジェクトを復元可能な情報を記憶部に記憶する記憶制御部と、前記画像データから前記個人を特定できるオブジェクトに関する情報を欠落させて生成された画像データを、サーバに転送するよう制御する通信制御部と、として機能させるためのプログラムを記憶した記憶媒体を提案する。
[0012]
 本開示によれば、撮像部により撮像された画像データから個人を特定できるオブジェクトに関する情報を欠落させた画像データを、外部装置から受信することと、前記個人を特定できるオブジェクトに対応する領域にオブジェクトIDを割り当て、前記画像データと対応付けて記憶部に記憶することと、前記オブジェクトIDを前記外部装置に返信するよう制御すること、を含む制御方法を提案する。

発明の効果

[0013]
 以上説明したように本開示によれば、撮像画像に対して個人を特定できるオブジェクトを欠落させる処理を行った上で画像を流通させることで、プライバシー侵害の防止と撮像画像の流通との両立を図ることが可能となる。
[0014]
 なお、上記の効果は必ずしも限定的なものではなく、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書に示されたいずれかの効果、または本明細書から把握され得る他の効果が奏されてもよい。

図面の簡単な説明

[0015]
[図1] 本開示の一実施形態によるカメラシステムの全体構成を示す図である。
[図2] 従来のカメラシステムについて説明する図である。
[図3] 本実施形態によるカメラシステムにおける撮像画像の取得時の概略を説明する図である。
[図4] 本実施形態によるカメラシステムにおける撮像画像の閲覧時の概略を説明する図である。
[図5] 本実施形態による固定カメラの基本構成例を示すブロック図である。
[図6] オブジェクト検出部によるオブジェクトの検出について説明する図である。
[図7] 本実施形態による固定カメラの記憶部のデータ構成例について説明する図である。
[図8] 本実施形態によるローカルサーバの基本構成例を示すブロック図である。
[図9] 本実施形態によるローカルサーバの記憶部のデータ構成例について説明する図である。
[図10] 本実施形態による撮像画像取得時の処理(分離処理)を示すシーケンス図である。
[図11] 本実施形態による撮像画像取得時の処理(紐付処理)を示すシーケンス図である。
[図12] 本実施形態による撮像画像取得時の処理(削除処理)を示すシーケンス図である。
[図13] 本実施形態による撮像画像閲覧時の処理を示すシーケンス図である。

発明を実施するための形態

[0016]
 以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
[0017]
 また、説明は以下の順序で行うものとする。
 1.本開示の一実施形態によるカメラシステムの概要
 2.基本構成
  2-1.固定カメラの構成例
  2-2.ローカルサーバの構成例
 3.動作処理
  3-1.撮像画像取得時の処理
  3-2.撮像画像閲覧時の処理
 4.まとめ
[0018]
  <<1.本開示の一実施形態によるカメラシステムの概要>>
 まず、本開示の一実施形態によるカメラシステムの概要について図1を参照して説明する。図1は、本開示の一実施形態によるカメラシステムの全体構成を示す図である。
[0019]
 図1に示すように、本実施形態によるカメラシステムは、多数の固定カメラ10A~10Cと、ローカルサーバ30と、クラウドサーバ38と、を含む。
[0020]
 固定カメラ10A~10Cは、特定の場所の天井や壁等に取り付けられ、周囲を継続的に撮像する監視カメラ、定点カメラ等である。また、固定カメラ10A~10Cは、被写体(ユーザ3)が所持する情報処理端末(例えばスマートフォン2)と通信を行い、デバイス情報を取得し得る。
[0021]
 ローカルサーバ30は、多数の固定カメラ10A~10Cの管理を行う。また、ローカルサーバ30は、これらのカメラ群に近い場所に設置される。図1に示す例では、1つのカメラ群(固定カメラ10A~10C)と、これを管理するローカルサーバ30の一対のみが示されているが、例えばテーマパークに設置されたカメラ群を管理するローカルサーバ、ショッピングモールに設置されたカメラ群を管理するローカルサーバといったように、複数のローカルサーバが存在し得る。そして、これら複数のローカルサーバは、外部ネットワークとのやりとりをするゲートウエイとしても機能し、クラウドサーバ38と通信を行う。
[0022]
 また、ローカルサーバ30は、固定カメラ10A~10Cから取得した撮像画像をクラウドサーバ38に転送する。
[0023]
 クラウドサーバ38は、スマートフォン2の情報開示属性(プライバシーレベル)を記憶する。当該情報開示属性は、例えば予めユーザ3により登録され得る。また、クラウドサーバ38は、一般家庭400の表示装置40や、PC(Personal Computer)41、タブレット端末42、スマートフォン2等の外部モニタからのアクセスに応じて、ローカルサーバ30から転送された撮像画像を提供する。なお図1に示す例では、ローカルサーバ30とクラウドサーバ38が別途の装置としているが、ローカルサーバ30は、クラウドサーバ38の機能を含んでもよい。
[0024]
 一般家庭400の表示装置40(テレビジョン装置や、家庭用プロジェクタ、壁面ディスプレイ等)は、DSL(Digital Subscriber Line)でネットワーク5に接続されている。また、PC41、タブレット端末42、スマートフォン2等は、携帯電話網を介してネットワーク5に接続されている。これにより、外出時にユーザ3が固定カメラ10A~10Cで撮像された画像を、帰宅後に表示装置40、PC41、タブレット端末42、またはスマートフォン2等の外部モニタからクラウドサーバ38またはローカルサーバ30にアクセスすることで、閲覧することができる。
[0025]
 (背景)
 ここで、従来のカメラシステムについて図2を参照して説明する。図2に示すように、従来のカメラシステムは、固定カメラ50A~50Cと、ローカルサーバ500と、クラウドサーバ520と、を含む。
[0026]
 固定カメラ50A~50Cは、撮像画像をそのままローカルサーバ500に送信し、ローカルサーバ500も収集した撮像画像をそのままクラウドサーバ520に転送する。
[0027]
 クラウドサーバ520に転送された撮像画像は、表示装置40等の外部モニタからのアクセスに応じて提供され、ユーザは表示装置40により固定カメラ50A~50Cで撮像された画像を閲覧することができる。
[0028]
 このように従来のカメラシステムでは、固定カメラ50A~50Cで撮像された画像が、何ら加工等が行われずにそのまま外部モニタに提供されるので、誰がいつどこにいたかといった個人情報が第三者に知られてしまっていた。また、上記カメラシステムにより撮像画像を提供するといったサービスの享受者にとっては問題がないが、当該享受者の近くに居た人物の姿も写り込んだ撮像画像も提供されてしまうため、プライバシー侵害の問題が懸念された。
[0029]
 そこで、本実施形態では、撮像画像に対して個人を特定できるオブジェクト(プライバシー侵害が懸念される部分)を欠落させる処理を行った上で画像を流通させることで、プライバシー侵害の防止と撮像画像の流通との両立を図るカメラシステムを提供する。以下、図3~図4を参照して本実施形態によるカメラシステムの概略について説明する。
[0030]
 図3は本実施形態によるカメラシステムにおける撮像画像の取得時の概略を説明する図である。図3に示すように、固定カメラ10がユーザ3を撮像して撮像画像300を取得する。固定カメラ10は、撮像画像300に対して、人物などの動的物体オブジェクトを切り出して、オブジェクト部分(以下、オブジェクト画像302と称す)とそれ以外の部分(以下、背景画像301と称す)に分離する処理を行う(ステップS1)。また、固定カメラ10は、分離したオブジェクト画像302にオブジェクトIDを付与する。背景画像301は、個人を特定できるオブジェクト(プライバシー侵害が懸念される部分)が欠落された画像であって、欠落部分は、例えば図3に示すようにシルエット(オブジェクトがくり抜かれた部分が塗り潰されている状態)の他、所定のアバターや架空の人物などプライバシー懸念のない画像が合成されてもよいし、モザイク処理やぼかし処理が施されてもよい。
[0031]
 そして、固定カメラ10は、オブジェクトIDおよび背景画像301をローカルサーバ30に送信する(ステップS2)。
[0032]
 上記撮影、分離処理と並行して、固定カメラ10は、近傍に存在する情報処理端末との通信を常時試みていることにより、ユーザ3が所持する情報処理端末(例えばスマートフォン2)と通信を行い、デバイス情報を取得することが可能である。デバイス情報には、デバイスID(例えば電話番号、ユーザ名、またはパスワード等)が含まれる。また、固定カメラ10は、スマートフォン2との通信に基づいて、信号強度や信号送受の遅延時間などから固定カメラ10とスマートフォン2との距離情報も抽出する。
[0033]
 そして、固定カメラ10は、デバイスIDおよび距離情報をデバイス情報としてローカルサーバ30に送信する(ステップS3)。
[0034]
 次いで、ローカルサーバ30は、固定カメラ10から受信したデバイス情報、背景画像301、オブジェクトIDに基づいて、背景画像301の欠落部分に相当するオブジェクト(オブジェクトID)とデバイスIDとの紐付を行う(ステップS4)。具体的には、ローカルサーバ30は、デバイス情報に含まれる距離情報(固定カメラ10とスマートフォン2との距離)を用いて、背景画像301のどの物体オブジェクトが、デバイスIDで示されるスマートフォン2の持ち主であるかを判断する。この際、ユーザ3を特定できるオブジェクト部分は欠落しているが、欠落部分(シルエットやモザイク処理部分)として認識され得る。
[0035]
 そして、ローカルサーバ30は、オブジェクトIDとデバイスIDとの紐付情報(マッピング情報)を固定カメラ10に送信する(ステップS5)。
[0036]
 また、ローカルサーバ30は、上記紐付処理と並行して、固定カメラ10が通信を行ったデバイス(スマートフォン2)の情報開示属性(以下、プライバシーレベルと称す)を取得し、これを固定カメラ10に送信する(ステップS6)。プライバシーレベルは、例えば予めユーザにより登録され、固定カメラ10で撮像された際に当該撮像画像に含まれたユーザ自身の画像(ユーザを特定できるオブジェクト)を開示(公開)するか否かを設定する情報である。また、開示するよう設定する際は、自分自身に対してのみ開示するのか、特定の他者まで開示するのかといった開示レベルを設定することが可能である。
[0037]
 固定カメラ10は、ローカルサーバ30から送信されたデバイスのプライバシーレベルに応じて、当該デバイスのデバイスIDに紐付けられるオブジェクトIDに対応するオブジェクト画像302を削除する。例えば固定カメラ10は、ユーザ3が所持するスマートフォン2のプライバシーレベルが「高」(開示不可)に設定されていた場合、スマートフォン2に紐付けられたオブジェクト画像302(撮像画像300から分離した、ユーザ3を特定できる撮像画像)を削除する。これにより、予めプライバシーレベルを「高」に設定しておくことで、固定カメラ10に撮像された場合も自身を特定する情報(自身の撮像画像)を削除させることができる。
[0038]
 また、固定カメラ10は、スマートフォン2のプライバシーレベルが「低」(開示可能)の場合、スマートフォン2に紐付けられたオブジェクト画像302を保管する。プライバシーレベルが「低」に設定され、オブジェクト画像302が保管された場合、ユーザ3は、後から固定カメラ10で撮像された撮像画像を外部モニタから閲覧することが可能である。以下、撮像画像の閲覧について図4を参照して説明する。
[0039]
 図4は、本実施形態によるカメラシステムにおける撮像画像の閲覧時の概略を説明する図である。図4に示すように、ユーザ3は、表示装置40(外部モニタの一例)からローカルサーバ30に対して撮像画像の閲覧要求を行う。この際、ユーザ3が所持するスマートフォンのデバイスID(例えば電話番号、ユーザ名、またはパスワード等)を送信する(ステップS11)。なお図1に示すように、本実施形態によるカメラシステムにはクラウドサーバ38が含まれ、一般家庭400に設置される表示装置40は、ネットワーク5に接続するクラウドサーバ38を介してローカルサーバ30にアクセスするが、図4に示す概略図ではクラウドサーバ38の図示を省略する。
[0040]
 次いで、ローカルサーバ30は、要求に含まれるデバイスIDに応じて、当該オブジェクトIDに紐付けられているオブジェクトIDで示されるオブジェクト画像302を保管している固定カメラ10Aに問い合わせを行う(ステップS12)。
[0041]
 次に、固定カメラ10Aは、ローカルサーバ30からの問い合わせに応じて、デバイスIDに紐付けられているオブジェクトIDで示されるオブジェクト画像302をローカルサーバ30に送信する(ステップS13)。
[0042]
 次いで、ローカルサーバ30は、保管していた背景画像301と、受信したオブジェクト画像302を合成して復元画像303を生成し、これを表示装置40に送信する。これにより、ユーザ3は、自身が写り込んだ復元画像303を表示装置40で閲覧することができる。
[0043]
 以上説明したように、本実施形態によるカメラシステムでは、プライバシーレベルに応じて、個人を特定する情報を、固定カメラ10で撮像した撮像画像から欠落させることが可能である。また、撮像画像を後で閲覧したいユーザは、プライバシーレベルを低く設定しておくことで、分離された自身の撮像画像(オブジェクト画像302)を固定カメラ10に保管させ、後日、復元処理により自身が写り込んだ画像を閲覧することができる。また、アクセス権限を有さない人物(プライバシーレベルにより公開対象にされていない者)に対しては、ローカルサーバ30は復元処理を行わず、背景画像301(オブジェクト画像302が欠落した画像)を提供することで、ユーザのプライバシーを保護することができる。
[0044]
  <<2.基本構成>>
  <2-1.固定カメラの構成例>
 次に、本実施形態によるカメラシステムに含まれる固定カメラ10の構成について図5を参照して説明する。図5は、本実施形態による固定カメラ10の基本構成例を示すブロック図である。
[0045]
 図5に示すように、固定カメラ10は、制御部11、ネットワークI/F(インターフェース)13、無線通信部15、撮像部17、および記憶部19を有する。
[0046]
 制御部11は、例えばCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、不揮発性メモリ、インターフェース部を備えたマイクロコンピュータにより構成され、固定カメラ10の各構成を制御する。
[0047]
 また、本実施形態による制御部11は、図5に示すように、オブジェクト検出部11a、記憶制御部11b、および通信制御部11cとして機能する。オブジェクト検出部11aは、撮像部17により撮像された画像データから、個人を特定できるオブジェクトを検出する。具体的には、オブジェクト検出部11aは、動的物体オブジェクトのうち人物のオブジェクトを検出し、これを抽出する。また、オブジェクト検出部11aは、検出したオブジェクトにオブジェクトIDを付与する。
[0048]
 (オブジェクトの検出)
 ここで、図6を参照してオブジェクト検出部11aによるオブジェクトの検出について説明する。図6に示すように、固定カメラ10により撮像された撮像画像300に対して、オブジェクト検出部11aは、動的物体である人物のオブジェクト310a、310b、310cを検出する。固定カメラ10は周囲を継続的に撮像しているため、オブジェクト検出部11aは、動きのない物体(建物、木、道等の背景)と、動きのある物体(人物、車等)とを認識することが可能である。
[0049]
 そして、図6下に示すように、撮像画像300から、個人を特定できる情報を含むオブジェクト画像302a~302cが抽出されると共に、オブジェクト画像302a~302cが欠落した背景画像301が生成される。背景画像301は、図6に示すように、オブジェクト画像302a~302cに相当する領域がシルエット(影オブジェクト)320a~320cとなり、個人を特定できる情報が欠落している。
[0050]
 記憶制御部11bは、撮像画像から欠落させたオブジェクトを復元可能な情報を記憶部19に記録するよう制御する。例えば、記憶制御部11bは、オブジェクト検出部11aにより撮像画像300から検出(抽出)されたオブジェクト画像302を記憶部19に記憶する。若しくは、個人を特定する情報が欠落した背景画像として、人物オブジェクトに対してアバターが合成されたり、モザイク処理、ぼかし処理等が行われたりした場合、記憶制御部11bは、これらを復元するための情報を記憶部19に記憶する。なお、撮像画像から欠落させたオブジェクトを復元可能な情報の記憶先は、固定カメラ10に内蔵される記憶部19に限定されず、外部記憶部であってもよい。
[0051]
 また、記憶制御部11bは、ローカルサーバ30から送信されたデバイスIDとオブジェクトIDとの紐付情報を記憶部19に記憶する。
[0052]
 通信制御部11cは、外部装置との通信を制御する機能を有する。例えば、通信制御部11cは、オブジェクト検出部11aが、撮像画像300から個人を特定できるオブジェクトに関する情報(オブジェクト画像302)を欠落させた背景画像301と、オブジェクト画像302に付与されたオブジェクトIDを、ネットワークI/F13を介してローカルサーバ30に送信するよう制御する。
[0053]
 また、通信制御部11cは、無線通信部15を介して情報処理端末(例えばスマートフォン2)から取得したデバイス情報を、ネットワークI/F13を介してローカルサーバ30に送信する。通信制御部11cは、デバイス情報をローカルサーバ30に送信する際、デバイスIDに加えて、固定カメラ10と情報処理端末の距離を示す距離情報を含める。
[0054]
 また、通信制御部11cは、ローカルサーバ30から、デバイスIDとオブジェクトIDとの紐付情報を受信する。さらに、通信制御部11cは、ローカルサーバ30からの要求に応じて、当該要求に含まれるデバイスIDに紐付けられたオブジェクトIDが付与されたオブジェクト画像302を記憶部19から抽出し、ローカルサーバ30に返信するよう制御する。
[0055]
 ネットワークI/F13は、インターネットに接続し、ローカルサーバ30と通信を行う機能を有する。
[0056]
 無線通信部15は、周囲に存在する情報処理端末(携帯デバイス)と無線通信を行う。通信手段は、例えばWi-Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、赤外線通信等が用いられる。また、無線通信部15は、情報処理端末との通信を常時試みているため、情報処理端末が固定カメラ10の撮像範囲に入ってきた場合に瞬時にこれを検知し、情報処理端末からデバイス情報を取得することができる。情報処理端末の検知は、例えばビーコン信号の定期的な送信や、プローブ信号に応答があるかを確認することで行われる。また、情報処理端末を検知する際、信号強度や信号送受の遅延時間などから、固定カメラ10と情報処理端末との距離に準じる情報(以下、距離情報とも称す)も抽出される。
[0057]
 撮像部17は、撮像レンズ、絞り、ズームレンズ、及びフォーカスレンズ等により構成されるレンズ系、レンズ系に対してフォーカス動作やズーム動作を行わせる駆動系、レンズ系で得られる撮像光を光電変換して撮像信号を生成する固体撮像素子アレイ等を有する。固体撮像素子アレイは、例えばCCD(Charge Coupled Device)センサアレイや、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサアレイにより実現されてもよい。
[0058]
 本実施形態による撮像部17は、継続的に周囲を撮像し、撮像画像を制御部11に出力する。
[0059]
 記憶部19は、制御部11による各種処理を実行するためのプログラムが格納される。また、記憶部19は、オブジェクト検出部11aにより検出されたオブジェクト画像を格納する。ここで、図7を参照して記憶部19のデータ構成例について説明する。
[0060]
 図7では、オブジェクト画像が、オブジェクトIDおよびデバイスIDと対応付けられたデータ構成が示されている。例えば、オブジェクト画像1は、オブジェクトID1およびデバイスID1と対応付けられている。オブジェクトIDは、上述したように、オブジェクト検出部11aにより撮像画像300からオブジェクト画像が検出された際に付与される識別情報である。また、デバイスIDは、ローカルサーバ30から送信されるオブジェクトIDとデバイスIDとの紐付情報に基づいて格納される。
[0061]
 以上、本実施形態による固定カメラ10の基本構成について説明した。次に、本実施形態によるカメラシステムに含まれるローカルサーバ30の基本構成について説明する。
[0062]
  <2-2.ローカルサーバの構成例>
 図8は、ローカルサーバ30の構成例を示すブロック図である。図8に示すように、ローカルサーバ30は、制御部31、ネットワークI/F33、および記憶部35を有する。ローカルサーバ30は、固定カメラ10からオブジェクトIDを受信すると、当該オブジェクトIDの管理を開始する。
[0063]
 制御部31は、例えばCPU、ROM、RAM、不揮発性メモリ、インターフェース部を備えたマイクロコンピュータにより構成され、ローカルサーバ30の各構成を制御する。
[0064]
 また、本実施形態による制御部31は、図5に示すように、紐付部31a、記憶制御部31b、通信制御部31c、および復元部31dとして機能する。
[0065]
 紐付部31aは、固定カメラ10から送信されたオブジェクトIDとデバイスIDとの紐付けを行う。具体的には、例えば紐付部31aは、デバイスの距離情報の時系列変化と、トラックしたオブジェクトシルエットの動きに基づいて、紐付けを行う。
[0066]
 まず、紐付部31aは、固定カメラ10から継続的に送信される背景画像301における、個人を特定する情報が欠落した部分であるオブジェクトのシルエット(影オブジェクト)320の動きをトラックする。この際、紐付部31aは、画像処理等に基づいて、固定カメラ10とシルエットとの距離を第1の距離として推定することも可能である。また、複数の固定カメラ10から同様に背景画像301が継続的に送信される場合、紐付部31aは、各背景画像301におけるシルエット320の動きをトラックして、同一のオブジェクを捉えている複数の背景画像301を検出することも可能である。次いで、紐付部31aは、シルエット(影オブジェクト)320の動き(第1の距離の変化)と、固定カメラ10から送られるデバイス情報に含まれる、固定カメラ10とオブジェクトとの距離を示す距離情報(第2の距離)の時系列変化とを比較することで、どのシルエットが当該デバイス情報に対応するかを判断することができる。そして、紐付部31aは、対応するシルエットのオブジェクトIDと、デバイス情報に含まれるデバイスIDとの紐付けを行う。これにより、デバイスの持ち主と、当該持ち主をカメラで捉えたオブジェクト画像との紐付けが実現される。
[0067]
 なお、本実施形態によるオブジェクトIDとデバイスIDとの紐付けは、距離情報に基づく場合に限定されず、例えばデバイスIDに応じた属性、顔認識(顔の特徴パターン情報)、QRコード(登録商標)等の画像マーカーなどを用いてもよい。すなわち、デバイスIDに持ち主属性として「性別」「年齢」が含まれ、オブジェクトIDにも、固定カメラ10で認識された対象オブジェクトの「性別」「年齢」が含まれている場合、これらを比較することで、紐付部31aは、どのオブジェクトがどのデバイスに対応するかを判断することができる。また、オブジェクトIDに、固定カメラ10で認識された対象オブジェクトから読み取ったQRコードの情報が含まれ、かつ当該QRコードの情報がデバイスIDに対応する場合、紐付部31aは、どのオブジェクトがどのデバイスに対応するかを判断することができる。
[0068]
 記憶制御部31bは、紐付部31aによるオブジェクトIDとデバイスIDとの紐付情報を記憶部35に記憶するよう制御する。この際、記憶制御部31bは、オブジェクトIDに、オブジェクトを捉えたカメラの情報と、その時刻の情報とも対応付けて記憶する。
また、記憶制御部31bは、クラウドサーバ38からデバイスの情報開示属性(プライバシーレベル)を取得した場合、デバイスIDと当該情報開示属性とを対応付けて記憶部35に記憶するよう制御する。
[0069]
 通信制御部31cは、ネットワークI/F33を介して、外部装置との通信を制御する機能を有する。例えば、通信制御部31cは、固定カメラ10から背景画像301やオブジェクトID、およびデバイス情報を受信する。また、通信制御部31cは、オブジェクトIDとデバイスIDとの紐付情報を固定カメラ10に送信する。
[0070]
 また、通信制御部31cは、固定カメラ10から受信したデバイスIDに対応する情報開示属性をクラウドサーバ38に問い合わせるよう制御する。また、通信制御部31cは、デバイスIDに対応する情報開示属性を固定カメラ10に送信するよう制御する。さらに、通信制御部31cは、後述する復元部31dにより復元された元の撮像画像をローカルサーバ30に送信するよう制御する。
[0071]
 復元部31dは、固定カメラ10から受信した、オブジェクトを復元可能な情報に基づいて、個人を特定できる情報を含む元画像データを復元する。例えば、復元部31dは、固定カメラ10から取得したオブジェクト画像302を、記憶部35に既に記憶されていた背景画像301に合成し、元の撮像画像(以下、復元画像とも称する)を生成する。
[0072]
 ネットワークI/F33は、インターネットに接続し、固定カメラ10またはクラウドサーバ38と通信を行う機能を有する。また、ネットワークI/F33は、ネットワーク5を介して表示装置40やスマートフォン2等と接続して通信を行うことも可能である。
[0073]
 記憶部35は、制御部31による各種処理を実行するためのプログラムが格納される。また、記憶部35は、ネットワークI/F33を介して受信したオブジェクトIDに関する情報、およびデバイスIDに関する情報を記憶する。ここで、図9を参照して記憶部35のデータ構成例について説明する。
[0074]
 図9上では、オブジェクトID関連情報351aのデータ構成例が示される。具体的には、オブジェクトIDが、デバイスID、対象オブジェクトの格納場所、および撮像日時と対応付けられている。例えばオブジェクトID1は、デバイスID1と紐付けられ、また、オブジェクトID1が示すオブジェクト画像は固定カメラ10Aに格納されていること(格納場所情報)、およびオブジェクト画像は2014年2月17日の10時30分45秒に撮像されたこと(撮像日時情報)が対応付けられている。
[0075]
 図9下では、デバイスID関連情報351bのデータ構成例が示される。具体的には、デバイスIDと、プライバシーレベル(デバイス開示属性)が対応付けられている。例えば、デバイスID関連情報351bの1レコード目では、デバイスID1のプライバシーレベルが「低」であることが示されている。
[0076]
 以上、本実施形態によるローカルサーバ30の構成について具体的に説明した。続いて、本実施形態の動作処理について具体的に説明する。
[0077]
  <<3.動作処理>>
 本実施形態によるカメラシステムでは、図3および図4を参照して概要を説明したように、撮像画像の取得時における処理(図3参照)と、撮像画像の閲覧時における処理(図4参照)とを実行する。以下、撮像画像取得時の処理について図10~図12を参照して具体的に説明し、次いで撮像画像閲覧時の処理について図13を参照して具体的に説明する。
[0078]
  <3-1.撮像画像取得時の処理>
 図10は、撮像画像取得時の処理(分離処理)を示すシーケンス図である。図10に示すように、まず、ステップS103において、固定カメラ10の撮像部17は、撮像画像の取得(カメラ撮影)を行う。
[0079]
 次に、ステップS106において、オブジェクト検出部11aは、撮像部17により継続的に撮像される撮像画像の中から新規オブジェクトの検知を行う。
[0080]
 次いで、新規オブジェクトが検知された場合(S106/Yes)、ステップS109において、オブジェクト検出部11aは、検知した新規オブジェクトにオブジェクトIDを付与し、また、当該オブジェクトを以降の分離処理対象に追加(登録)する。このように、新規オブジェクトを検知する毎に分離処理対象に追加していくことで、以降、継続的に撮像される撮像画像に対して、同オブジェクトを分離し続けることができる。
[0081]
 次に、ステップS112において、オブジェクト検出部11aは、撮像画像から分離処理対象のオブジェクトを分離(抽出)し、撮像画像から個人を特定する情報が欠落させる。なお複数のオブジェクトが分離処理対象として登録されている場合、オブジェクト検出部11aは、図6に示すように、撮像画像300から複数のオブジェクト310a~310cを分離する。
[0082]
 次いで、ステップS115において、記憶制御部11bは、分離したオブジェクトを記憶部19に記憶するよう制御する。なお後述するS142に示すように、分離したオブジェクトはデバイスIDと対応付けて記憶されるが、デバイスIDと紐付けがされていない段階であっても、分離したオブジェクト画像を一時的に記憶し、後にデバイスIDとの紐付けを行うことが可能である。
[0083]
 続いて、ステップS118において、通信制御部11cは、オブジェクトを分離した(個人を特定する情報が欠落した)背景画像301と、分離したオブジェクトに付与したオブジェクトIDをネットワークI/F13からローカルサーバ30に送信する。
[0084]
 次に、ステップS121において、ローカルサーバ30の記憶制御部31bは、ネットワークI/F33を介して固定カメラ10から受信したオブジェクトIDを記憶部35に記憶する。
[0085]
 次いで、ステップS124において、紐付部31aは、固定カメラ10から受信した背景画像301における、オブジェクトIDに対応する影オブジェクト(分離されたオブジェクトに相当する領域)をトラックする。固定カメラ10からは背景画像301が継続的に送信、若しくは一定時間の動画像として背景画像301が定期的/不定期的に送信されるので、紐付部31aは、背景画像301の中で影オブジェクトの動きを追う。
[0086]
 以上説明したオブジェクトの分離処理と並行して、デバイス情報の取得と紐付処理が行われる。以下、図11を参照して説明する。
[0087]
 図11は、本実施形態による撮像画像取得時の処理(紐付処理)を示すシーケンス図である。まず、ステップS127に示すように、固定カメラ10は、無線通信部15により周囲に存在する情報処理端末(例えばスマートフォン2)のデバイス情報を受信し、新規デバイスの検知を行う。固定カメラ10は、上述したように、周囲の情報処理端末との通信を常時試みているため、情報処理端末が固定カメラ10の撮像範囲に入ってきた場合に瞬時にこれを検知し、情報処理端末からデバイス情報を取得することができる。
[0088]
 次に、新規のデバイス情報を受信した場合(ステップS127/Yes)、ステップS130において、通信制御部11cは、ネットワークI/F13から新規のデバイス情報をローカルサーバ30に送信するよう制御する。なお、図11に示すシーケンス図では、新規のデバイス情報が一度しか送信されない場合が例示されているが、距離情報の変更等に伴い複数回送信される場合もある。すなわち、固定カメラ10は、新規のデバイス情報との距離情報を一定時間抽出し続け、これを継続的にローカルサーバ30に送信する。
[0089]
 次いで、ステップS133において、ローカルサーバ30の紐付部31aは、受信したデバイス情報に含まれるデバイスIDと、オブジェクトIDとの紐付を行う。具体的には、紐付部31aは、デバイス情報に含まれる固定カメラ10との距離情報の時系列変化等と、背景画像301に含まれるシルエット320の動き(上記S124でトラックした動き)とを比較することで、デバイスの持ち主のシルエット320(影オブジェクト)を判断する。そして、紐付部31aは、対応するシルエット320のオブジェクトIDに、当該デバイスIDを紐付ける。
[0090]
 次に、ステップS139において、通信制御部31cは、オブジェクトIDとデバイスIDとの紐付情報を固定カメラ10に送信するよう制御する。
[0091]
 そして、ステップS142において、固定カメラ10の記憶制御部31bは、ローカルサーバ30から受信した紐付情報を参照し、上記S112で分離したオブジェクト画像に、オブジェクトIDおよびデバイスIDを対応付けて記憶するよう制御する。なお当該S142に示す処理は、上記S115と併せて行われてもよい。また、後述するように、図10~図12に示す各処理は繰り返し行われるため、以降、同様のオブジェクトに対しては、当該デバイスIDが紐付けられる(S127/No、S142)。
[0092]
 続いて、上記S115またはS142で一時的に格納したオブジェクトIDの削除処理について図12を参照して説明する。図12は、撮像画像取得時の処理(削除処理)を示すシーケンス図である。図12に示す処理は、図10、図11に示す処理と並列して処理され得る。
[0093]
 図12に示すように、まず、ステップS145において、固定カメラ10の通信制御部11cは、新規のデバイス情報を受信した場合に(S127/Yes)、ネットワークI/F13を介して、デバイスの情報開示属性をローカルサーバ30に問い合わせる。
[0094]
 次に、ステップS148において、ローカルサーバ30の制御部31は、固定カメラ10から問い合わせがあったデバイスの情報開示属性が既知であるか否かを判断する。
[0095]
 次いで、問い合わせがあったデバイスの情報開示属性が記憶部19に記憶されていなかった場合(S148/No)、ステップS151において、通信制御部31cは、クラウドサーバ38に対してデバイスの情報開示属性の問い合わせを行う。
[0096]
 次に、ステップS154において、クラウドサーバ38は、ローカルサーバ30からの問い合わせに応じて、当該デバイスの情報開示属性を返送する。
[0097]
 次いで、情報開示属性を受信した場合(S154)、または情報開示属性が既知であった場合(S148/Yes)、ステップS157において、ローカルサーバ30の記憶制御部31bは、デバイスIDと情報開示属性(プライバシーレベル)との紐付情報を記憶部19に記憶する。
[0098]
 次に、ステップS160において、通信制御部31cは、問い合わせに対応するデバイスのプライバシーレベルを固定カメラ10に送信する。
[0099]
 続いて、ステップS163において、固定カメラ10の記憶制御部11bは、受信したデバイスのプライバシーレベルに応じて、当該デバイスのデバイスIDに対応付けられたオブジェクト画像(上記S142参照)の削除制御を行う。具体的には、記憶制御部11bは、デバイスのプライバシーレベルの高低を判断する。ここで、プライバシーレベル「高」は開示不可を示し、プライバシーレベル「低」は開示可能を示す。また、プライバシーレベル「低」の場合、さらに開示対象のユーザが特定されていてもよい。具体的には、例えば開示可能なユーザのデバイスIDが特定される。
[0100]
 次に、デバイスのプライバシーレベルが「高」の場合(S163/Yes)、ステップS166において、記憶制御部11bは、当該デバイスのデバイスIDに対応付けられたオブジェクト画像を記憶部19から削除するよう制御する。また、記憶制御部11bは、以降、当該オブジェクトに関わる情報は格納しないよう制御する。これにより、ユーザ3が予めプライバシーレベルを「高」に設定しておくことで、固定カメラ10に撮像された場合にユーザ自身を特定する情報(自身の撮像画像)を削除させることができる。
[0101]
 一方、デバイスのプライバシーレベルが「低」の場合(S163/No)、そのデバイスに対応するオブジェクトは開示可能であるので、記憶部19に記憶したままとする。また、記憶制御部11bは、当該オブジェクトを、記憶部19に記憶してよい対象としてマークし、以降、当該オブジェクトに関わる情報を格納するよう制御する。
[0102]
 以上、本実施形態による撮像画像取得時の処理について図10~図11を参照して具体的に説明した。なお、図10~図11に示す処理は、繰り返し継続的に行われ得る。また、上記S160~S163に代わって、ローカルサーバ30がプライバシーレベルの高低を判断し、「高」の場合は、固定カメラ10に対して該当オブジェクト画像の削除要求を行ってもよい。続いて、本実施形態による撮像画像閲覧時の処理について、図13を参照して説明する。
[0103]
  <3-2.撮像画像閲覧時の処理>
 図13は、撮像画像閲覧時の処理を示すシーケンス図である。なおローカルサーバ30と表示装置40は、ネットワーク5およびクラウドサーバ38を介して通信を行うが、図13に示すシーケンス図ではクラウドサーバ38を省略する。
[0104]
 まず、ステップS203において、表示装置40は、ローカルサーバ30に対して閲覧要求を行う。閲覧要求には、閲覧対象の画像を特定するために必要な情報が含まれており、例えば時間、場所、デバイスIDが含まれる。例えば、ユーザ3は、昨日の3時~5時に訪れた所定の観光スポットでの写真を見たい場合、これらの日時と場所情報に加えて、自身が有するデバイスのデバイスIDを、表示装置40に入力して閲覧要求を発信させる。
[0105]
 次に、ステップS206において、ローカルサーバ30は、表示装置40から閲覧要求を受信する。
[0106]
 次いで、ステップS209において、ローカルサーバ30の記憶制御部31bは、閲覧要求で特定されている時間・場所における背景画像301を記憶部35から抽出する。
[0107]
 次に、ステップS212において、記憶制御部31bは、閲覧要求に含まれているデバイスIDを管理しているか否かを判断し、当該デバイスIDに紐付けられているオブジェクトIDが存在するかを調べる。
[0108]
 次いで、該当するオブジェクトIDが存在しない場合(S212/No)、ステップS215において、通信制御部31cは、抽出した背景画像301を表示装置40に送信するよう制御する。背景画像301は、個人を識別できる情報が欠落した状態であるので、不特定多数の表示装置40に転送されても、プライバシーの問題は発生しない。
[0109]
 一方、該当するオブジェクトIDが存在する場合(S212/Yes)、ステップS218において、通信制御部31cは、当該オブジェクトIDに対応するオブジェクト画像を格納している固定カメラ10に対して、再生すべき画像を特定するための情報(時間、場所、デバイスID、オブジェクトID等)を送信し、問い合わせを行う。なお、当該問い合わせは、オブジェクトIDに対応するデバイスIDのプライバシーレベルが「低」の場合に、オブジェクト画像の送信を要求する問い合わせとして行われ得る。
[0110]
 次に、ステップS221において、固定カメラ10の通信制御部11cは、ローカルサーバ30からの問い合わせに含まれる情報に基づいて、記憶部19から対象のオブジェクト画像302を抽出し、ローカルサーバ30に転送する。
[0111]
 続いて、ステップS224において、ローカルサーバ30の復元部31dは、固定カメラ10から受信したオブジェクト画像302を、記憶部35に記憶していた背景画像301に合成して、元の撮像画像(復元画像)を生成する。
[0112]
 なお、図6に示すように、分離されたオブジェクト画像が複数ある場合、そのうち1つのオブジェクト画像が問い合わせに含まれるデバイスID等に合致したものとして送信される場合も想定される。この場合、例えばオブジェクト画像302aのみが送信され、復元部31dは、当該オブジェクト画像302aを背景画像301に合成して復元画像を生成する。したがって、他ユーザ(オブジェクト画像302b、302c)を特定できる情報は欠落したまま、該当するユーザ(オブジェクト画像302a)を特定できる情報のみが復元された画像が生成され得る。これにより、他ユーザのプライバシーの問題は発生しない。
[0113]
 次いで、ステップS227において、通信制御部31cは、復元画像を表示装置40に送信する。
[0114]
 そして、ステップS230において、表示装置40は、受信した復元画像を表示する。
[0115]
  <<4.まとめ>>
 上述したように、本開示の実施形態によるカメラシステムでは、撮像画像に対して個人を特定できるオブジェクト(プライバシー侵害が懸念される部分)を欠落させる処理を行った上で画像を流通させることで、プライバシー侵害の防止と撮像画像の流通との両立を図ることができる。
[0116]
 また、復元されて外部モニタに転送される情報(復元画像)には、デバイスIDに対応付けて登録した情報開示属性(プライバシーレベル)により公開が許された物体オブジェクトの情報のみが含まれているので、画像に写り込んだ他者のプライバシーを担保することができる。
[0117]
 以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本技術はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
[0118]
 例えば、上述した固定カメラ10、ローカルサーバ30に内蔵されるCPU、ROM、およびRAM等のハードウェアに、固定カメラ10、ローカルサーバ30の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも作成可能である。また、当該コンピュータプログラムを記憶させたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体も提供される。
[0119]
 また、分離したオブジェクトに対するオブジェクトIDの付与は、ローカルサーバ30側で行ってもよい。
[0120]
 また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。
[0121]
 なお、本技術は以下のような構成も取ることができる。
(1)
 撮像部により撮像された画像データから、個人を特定できるオブジェクトを検出するオブジェクト検出部と、
 前記オブジェクトを復元可能な情報を記憶部に記憶する記憶制御部と、
 前記画像データから前記個人を特定できるオブジェクトに関する情報を欠落させて生成された画像データを、サーバに転送するよう制御する通信制御部と、
を備える、情報処理装置。
(2)
 前記通信制御部は、さらに前記オブジェクトに対応するオブジェクトIDをサーバに転送し、
 前記記憶制御部は、前記オブジェクトIDを紐づけて、前記オブジェクトに関する情報を記憶する、前記(1)に記載の情報処理装置。
(3)
 前記情報処理装置は、無線端末と通信可能な無線通信部をさらに備え、
 前記通信制御部は、前記無線通信部により検出された無線端末のデバイスIDと、当該無線端末までの距離に関する情報とをサーバに転送する、前記(2)に記載の情報処理装置。
(4)
 前記サーバでは、デバイスID単位でプライバシーレベルを管理し、前記サーバに転送されたオブジェクトIDと前記デバイスIDが前記無線端末までの距離に応じて紐づけられ、
 前記通信制御部は、前記プライバシーレベルが高いオブジェクトIDに対応するオブジェクトを復元可能な情報を記憶している情報処理装置として、前記サーバから当該オブジェクトを復元可能な情報の削除要求を受信し、
 前記記憶制御部は、前記削除要求に応じて、当該オブジェクトを復元可能な情報を前記記憶部から削除する、前記(3)に記載の情報処理装置。
(5)
 前記通信制御部は、前記サーバから受信したオブジェクトIDを含む閲覧要求に応じて前記記憶部から読み出された当該オブジェクトIDに対応するオブジェクトを復元可能な情報を、前記サーバに転送する、前記(3)に記載の情報処理装置。
(6)
 撮像部により撮像された画像データから個人を特定できるオブジェクトに関する情報を欠落させた画像データを、外部装置から受信する通信制御部と、
 前記個人を特定できるオブジェクトに対応する領域にオブジェクトIDを割り当て、前記画像データと対応付けて記憶部に記憶する記憶制御部と、
を備え、
 前記通信制御部は、前記オブジェクトIDを前記外部装置に返信するよう制御する、情報処理装置。
(7)
 前記通信制御部は、前記外部装置が周辺の無線端末から検出した当該無線端末のデバイスIDを受信し、
 前記情報処理装置は、
 前記個人を特定できるオブジェクトに対応する領域にオブジェクトIDと前記デバイスIDとを紐づける紐付部をさらに備える、前記(6)に記載の情報処理装置。
(8)
 前記通信制御部は、前記外部装置が周辺の無線端末から受信した当該無線端末のデバイスIDと、前記外部装置と前記無線端末間の距離に関する情報を受信し、
 前記紐付部は、前記画像データ内の前記個人を特定できるオブジェクトに対応する領域と前記外部装置間の距離を示す第1の距離と、前記外部装置と前記無線端末間の距離に関する情報から推定される第2の距離とを比較して、前記オブジェクトIDと前記デバイスIDとを紐づける、前記(7)に記載の情報処理装置。
(9)
 前記デバイスIDには、プライバシーレベルが設定され、
 前記紐付部は、デバイスIDに基づいて、前記オブジェクトIDのプライバシーレベルを設定する、前記(8)に記載の情報処理装置。
(10)
 前記通信制御部は、前記プライバシーレベルが高い場合、前記オブジェクトIDに対応する外部装置に対して削除要求を送信する、前記(9)に記載の情報処理装置。
(11)
 前記通信制御部は、外部から閲覧要求として、閲覧対象の時刻、前記外部装置を特定可能な情報、およびデバイスIDを受信し、
 前記記憶制御部は、当該外部装置を特定可能な情報によって特定された外部装置から受信した、個人を特定できるオブジェクトに関する情報を欠落させた画像データのうち、前記閲覧対象の時刻に対応する画像データを前記記憶部から抽出し、
 前記通信制御部は、前記デバイスIDに紐付けられている前記オブジェクトIDに設定された前記プライバシーレベルが低いとき、前記オブジェクトIDに対応するオブジェクトを復元可能な情報を要求する要求情報を送信するとともに、前記要求情報に対応して返信されたオブジェクトを復元可能な情報を受信し、
 前記情報処理装置は、
 前記記憶部から抽出した画像データと、前記受信したオブジェクトを復元可能な情報とに基づいて、個人を特定できる情報を含む元画像データを復元する復元部をさらに備え、
 前記通信制御部は、前記閲覧要求元に、前記復元部により復元された元画像データを送信する、前記(9)に記載の情報処理装置。
(12)
 コンピュータを、
 撮像部により撮像された画像データから、個人を特定できるオブジェクトを検出するオブジェクト検出部と、
 前記オブジェクトを復元可能な情報を記憶部に記憶する記憶制御部と、
 前記画像データから前記個人を特定できるオブジェクトに関する情報を欠落させて生成された画像データを、サーバに転送するよう制御する通信制御部と、
として機能させるためのプログラムを記憶した、記憶媒体。
(13)
 撮像部により撮像された画像データから個人を特定できるオブジェクトに関する情報を欠落させた画像データを、外部装置から受信することと、
 前記個人を特定できるオブジェクトに対応する領域にオブジェクトIDを割り当て、前記画像データと対応付けて記憶部に記憶することと、
 前記オブジェクトIDを前記外部装置に返信するよう制御すること、
を含む、制御方法。

符号の説明

[0122]
 2  スマートフォン
 3  ユーザ
 5  ネットワーク
 10、10A~10C  固定カメラ
 11  制御部
 11a  オブジェクト検出部
 11b  記憶制御部
 11c  通信制御部
 13  ネットワークI/F
 15  無線通信部
 17  撮像部
 19  記憶部
 30  ローカルサーバ
 31  制御部
 31a  紐付部
 31b  記憶制御部
 31c  通信制御部
 31d  復元部
 33  ネットワークI/F
 35  記憶部
 38  クラウドサーバ
 40  表示装置
 41  PC
 42  タブレット端末
 300  撮像画像
 302  オブジェクト画像
 310  オブジェクト
 320  シルエット(影オブジェクト)

請求の範囲

[請求項1]
 撮像部により撮像された画像データから、個人を特定できるオブジェクトを検出するオブジェクト検出部と、
 前記オブジェクトを復元可能な情報を記憶部に記憶する記憶制御部と、
 前記画像データから前記個人を特定できるオブジェクトに関する情報を欠落させて生成された画像データを、サーバに転送するよう制御する通信制御部と、
を備える、情報処理装置。
[請求項2]
 前記通信制御部は、さらに前記オブジェクトに対応するオブジェクトIDをサーバに転送し、
 前記記憶制御部は、前記オブジェクトIDを紐づけて、前記オブジェクトに関する情報を記憶する、請求項1に記載の情報処理装置。
[請求項3]
 前記情報処理装置は、無線端末と通信可能な無線通信部をさらに備え、
 前記通信制御部は、前記無線通信部により検出された無線端末のデバイスIDと、当該無線端末までの距離に関する情報とをサーバに転送する、請求項2に記載の情報処理装置。
[請求項4]
 前記サーバでは、デバイスID単位でプライバシーレベルを管理し、前記サーバに転送されたオブジェクトIDと前記デバイスIDが前記無線端末までの距離に応じて紐づけられ、
 前記通信制御部は、前記プライバシーレベルが高いオブジェクトIDに対応するオブジェクトを復元可能な情報を記憶している情報処理装置として、前記サーバから当該オブジェクトを復元可能な情報の削除要求を受信し、
 前記記憶制御部は、前記削除要求に応じて、当該オブジェクトを復元可能な情報を前記記憶部から削除する、請求項3に記載の情報処理装置。
[請求項5]
 前記通信制御部は、前記サーバから受信したオブジェクトIDを含む閲覧要求に応じて前記記憶部から読み出された当該オブジェクトIDに対応するオブジェクトを復元可能な情報を、前記サーバに転送する、請求項3に記載の情報処理装置。
[請求項6]
 撮像部により撮像された画像データから個人を特定できるオブジェクトに関する情報を欠落させた画像データを、外部装置から受信する通信制御部と、
 前記個人を特定できるオブジェクトに対応する領域にオブジェクトIDを割り当て、前記画像データと対応付けて記憶部に記憶する記憶制御部と、
を備え、
 前記通信制御部は、前記オブジェクトIDを前記外部装置に返信するよう制御する、情報処理装置。
[請求項7]
 前記通信制御部は、前記外部装置が周辺の無線端末から検出した当該無線端末のデバイスIDを受信し、
 前記情報処理装置は、
 前記個人を特定できるオブジェクトに対応する領域にオブジェクトIDと前記デバイスIDとを紐づける紐付部をさらに備える、請求項6に記載の情報処理装置。
[請求項8]
 前記通信制御部は、前記外部装置が周辺の無線端末から受信した当該無線端末のデバイスIDと、前記外部装置と前記無線端末間の距離に関する情報を受信し、
 前記紐付部は、前記画像データ内の前記個人を特定できるオブジェクトに対応する領域と前記外部装置間の距離を示す第1の距離と、前記外部装置と前記無線端末間の距離に関する情報から推定される第2の距離とを比較して、前記オブジェクトIDと前記デバイスIDとを紐づける、請求項7に記載の情報処理装置。
[請求項9]
 前記デバイスIDには、プライバシーレベルが設定され、
 前記紐付部は、デバイスIDに基づいて、前記オブジェクトIDのプライバシーレベルを設定する、請求項8に記載の情報処理装置。
[請求項10]
 前記通信制御部は、前記プライバシーレベルが高い場合、前記オブジェクトIDに対応する外部装置に対して削除要求を送信する、請求項9に記載の情報処理装置。
[請求項11]
 前記通信制御部は、外部から閲覧要求として、閲覧対象の時刻、前記外部装置を特定可能な情報、およびデバイスIDを受信し、
 前記記憶制御部は、当該外部装置を特定可能な情報によって特定された外部装置から受信した、個人を特定できるオブジェクトに関する情報を欠落させた画像データのうち、前記閲覧対象の時刻に対応する画像データを前記記憶部から抽出し、
 前記通信制御部は、前記デバイスIDに紐付けられている前記オブジェクトIDに設定された前記プライバシーレベルが低いとき、前記オブジェクトIDに対応するオブジェクトを復元可能な情報を要求する要求情報を送信するとともに、前記要求情報に対応して返信されたオブジェクトを復元可能な情報を受信し、
 前記情報処理装置は、
 前記記憶部から抽出した画像データと、前記受信したオブジェクトを復元可能な情報とに基づいて、個人を特定できる情報を含む元画像データを復元する復元部をさらに備え、
 前記通信制御部は、前記閲覧要求元に、前記復元部により復元された元画像データを送信する、請求項9に記載の情報処理装置。
[請求項12]
 コンピュータを、
 撮像部により撮像された画像データから、個人を特定できるオブジェクトを検出するオブジェクト検出部と、
 前記オブジェクトを復元可能な情報を記憶部に記憶する記憶制御部と、
 前記画像データから前記個人を特定できるオブジェクトに関する情報を欠落させて生成された画像データを、サーバに転送するよう制御する通信制御部と、
として機能させるためのプログラムを記憶した、記憶媒体。
[請求項13]
 撮像部により撮像された画像データから個人を特定できるオブジェクトに関する情報を欠落させた画像データを、外部装置から受信することと、
 前記個人を特定できるオブジェクトに対応する領域にオブジェクトIDを割り当て、前記画像データと対応付けて記憶部に記憶することと、
 前記オブジェクトIDを前記外部装置に返信するよう制御すること、
を含む、制御方法。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3]

[ 図 4]

[ 図 5]

[ 図 6]

[ 図 7]

[ 図 8]

[ 図 9]

[ 図 10]

[ 図 11]

[ 図 12]

[ 図 13]