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1. (WO2015129300) 装置
Document

明 細 書

発明の名称 装置

技術分野

0001  

背景技術

0002   0003   0004  

先行技術文献

特許文献

0005  

発明の概要

発明が解決しようとする課題

0006   0007   0008  

課題を解決するための手段

0009   0010   0011   0012  

発明の効果

0013  

図面の簡単な説明

0014  

発明を実施するための形態

0015   0016   0017   0018   0019   0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033   0034   0035   0036   0037   0038   0039   0040   0041   0042   0043   0044   0045   0046   0047   0048   0049   0050   0051   0052   0053   0054   0055   0056   0057   0058   0059   0060   0061   0062   0063   0064   0065   0066   0067   0068   0069   0070   0071   0072   0073   0074   0075   0076   0077   0078   0079   0080   0081   0082   0083   0084   0085   0086   0087   0088   0089   0090   0091   0092   0093   0094   0095   0096   0097   0098   0099   0100   0101   0102   0103   0104   0105   0106   0107   0108   0109   0110   0111   0112   0113   0114   0115   0116   0117   0118   0119   0120   0121   0122   0123   0124   0125   0126   0127   0128   0129   0130   0131   0132   0133   0134   0135   0136   0137   0138   0139   0140   0141   0142   0143   0144   0145   0146   0147   0148   0149   0150   0151   0152   0153   0154   0155   0156   0157   0158   0159   0160   0161   0162   0163   0164   0165   0166   0167   0168   0169   0170   0171   0172   0173   0174   0175   0176   0177   0178   0179   0180   0181   0182   0183   0184   0185   0186   0187   0188   0189   0190   0191   0192   0193   0194   0195   0196   0197   0198   0199   0200   0201   0202   0203   0204   0205   0206   0207   0208   0209   0210   0211   0212   0213   0214   0215   0216   0217   0218   0219   0220   0221   0222   0223   0224   0225   0226   0227   0228   0229   0230   0231   0232   0233   0234   0235   0236   0237   0238   0239   0240   0241   0242   0243   0244   0245  

符号の説明

0246  

請求の範囲

1   2   3   4   5   6   7   8   9   10   11   12   13   14   15   16   17   18   19   20  

図面

1   2   3   4   5   6   7   8   9   10   11   12   13   14   15   16   17   18   19   20  

明 細 書

発明の名称 : 装置

技術分野

[0001]
 本開示は、装置に関する。

背景技術

[0002]
 2002年より、日本で第3世代と呼ばれる3G方式の携帯電話サービスが開始された。当初は、音声通話及びメールの送信などのために小さいサイズのパケットが送受信されていた。しかし、HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)の導入により、音楽ファイルのダウンロード及び動画のストリーミングなどのために、より大きいサイズのパケットが送受信されるようになった。このようなパケット容量の増加に伴い、無線ネットワーク側の拡張のために、ダウンリンクにOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)を使用するLTE(Long Term Evolution)のサービスも開始された。さらに、2015年頃には、4Gサービスの開始が予定されている。これにより、準固定で最大1Gbps(bit per second)が実現され、移動環境でも最大100Mbpsが実現され得る。また、例えば、トラフィックが局所的に集中するホットスポットには、無線LAN(Local Area Network)のアクセスポイントが設置され、トラフィックがオフロードされる。
[0003]
 また、例えば、周波数帯域の有効活用のための技術として、コグニティブ無線の技術が存在する。
[0004]
 例えば、特許文献1には、第1のシステム(例、ブロードキャストシステム)についての測定値、及び関連付けられた位置情報に基づいて第1のシステムのカバレッジを判定し、当該カバレッジ内にいない無線通信装置に周波数帯域の使用を許可する技術が、開示されている。また、例えば、特許文献2には、検出装置により検出される、周波数帯域の利用状況に基づいて、無線通信機が使用する周波数帯域を決定する技術が、開示されている。

先行技術文献

特許文献

[0005]
特許文献1 : 特開2013-34210号公報
特許文献2 : 特開2007-184850号公報

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0006]
 例えば、セルラーシステムのような無線通信システムの無線通信と、無線LANの無線通信のような他の無線通信との間で、周波数帯域が共用(share)され得る。
[0007]
 しかし、特許文献1及び特許文献2に開示されている技術では、上記無線通信システム(例えば、セルラーシステム)による上記周波数帯域の使用を適切に決定することが困難になり得る。例えば、これらの技術では、測定/検出が前提であるので、上記他の無線通信(例えば、無線LANの無線通信)についての測定/検出が適切に行われない場合には、上記周波数帯域の使用が適切に決定されない。一例として、無線LANのようにカバレッジが狭い場合には、測定/検出を行う装置が無線LANのカバレッジ内に位置せず、測定/検出が行われず、当該無線LANが考慮されずにセルラーシステムによる上記周波数帯域の使用が決定され得る。その結果、上記セルラーシステムが上記周波数帯域を使用すると、上記セルラーシステムの無線通信は、上記無線LANの無線通信に干渉し得る。なお、移動可能な無線LANアクセスポイント(例えば、アクセスルータ)も存在し、とりわけこのような無線LANアクセスポイントに関する測定/検出が漏れ得る。
[0008]
 そこで、無線通信システムの無線通信と他の無線通信との間で共用される周波数帯域をより適切に上記無線通信システムに使用させることを可能にする仕組みが提供されることが望ましい。

課題を解決するための手段

[0009]
 本開示によれば、無線通信システムの無線通信と他の無線通信との間で共用される周波数帯域を使用して無線通信装置により行われる上記他の無線通信に関する情報であって、上記無線通信装置により提供される当該情報を取得する取得部と、上記他の無線通信に関する上記情報に基づいて、共用される上記周波数帯域のうちの、上記無線通信システム用の周波数帯域に加えて上記無線通信システムの上記無線通信に使用可能な追加帯域を決定する制御部と、を備える装置が提供される。
[0010]
 また、本開示によれば、無線通信システムの無線通信と他の無線通信との間で共用される周波数帯域を使用して無線通信装置により行われる上記他の無線通信に関する情報を取得する取得部と、共用される上記周波数帯域のうちの、上記無線通信システム用の周波数帯域に加えて上記無線通信システムの上記無線通信に使用可能な追加帯域を決定する他の装置が、上記他の無線通信に関する上記情報を取得できるように、上記他の無線通信に関する上記情報を提供する提供部と、を備える装置が提供される。
[0011]
 また、本開示によれば、無線通信システムの無線通信と他の無線通信との間で共用される周波数帯域のうちの、上記無線通信システム用の周波数帯域に加えて上記無線通信システムの上記無線通信に使用可能な追加帯域を示す情報を取得する取得部と、上記追加帯域を使用して上記無線通信システムの基地局が上記無線通信システムの上記無線通信を行うように、上記基地局を制御する制御部と、を備える装置が提供される。上記追加帯域は、共用される上記周波数帯域を使用して無線通信装置により行われる上記他の無線通信に関する情報であって、上記無線通信装置により提供される当該情報に基づいて決定される帯域である。
[0012]
 また、本開示によれば、無線通信装置が、無線通信システムの無線通信と他の無線通信との間で共用される周波数帯域のうちの、上記無線通信システムの上記無線通信に使用可能な追加帯域を使用して、上記無線通信システムの上記無線通信を行う間に、上記追加帯域を使用して上記他の無線通信を行わないように、上記無線通信装置を制御する制御部、を備える装置が提供される。

発明の効果

[0013]
 以上説明したように本開示によれば、無線通信システムの無線通信と他の無線通信との間で共用される周波数帯域をより適切に上記無線通信システムに使用させることが可能になる。なお、上記の効果は必ずしも限定的なものではなく、上記効果とともに、又は上記効果に代えて、本明細書に示されたいずれかの効果、又は本明細書から把握され得る他の効果が奏されてもよい。

図面の簡単な説明

[0014]
[図1] 本開示の実施形態に係るシステムの概略的な構成の一例を示す説明図である。
[図2] 無線通信に使用される周波数帯域の第1の例を説明するための説明図である。
[図3] 無線通信に使用される周波数帯域の第2の例を説明するための説明図である。
[図4] 同実施形態に係る無線通信装置の構成の一例を示すブロック図である。
[図5] 同実施形態に係る情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。
[図6] 同実施形態に係る基地局の構成の一例を示すブロック図である。
[図7] セルラー帯域の送信電力と追加帯域の送信電力との関係の第1の例を説明するための説明図である。
[図8] セルラー帯域の送信電力と追加帯域の送信電力との関係の第2の例を説明するための説明図である。
[図9] セルラー帯域の送信電力と追加帯域の送信電力との関係の第3の例を説明するための説明図である。
[図10] セルラー帯域の送信電力と追加帯域の送信電力との関係の第4の例を説明するための説明図である。
[図11] セルラー帯域の送信電力と追加帯域の送信電力との関係の第5の例を説明するための説明図である。
[図12] 同実施形態に係る無線通信装置の構成の一例を示すブロック図である。
[図13] 同実施形態に係る情報提供処理の概略的な流れの一例を示すシーケンス図である。
[図14] 同実施形態に係る帯域追加処理の概略的な流れの一例を示すシーケンス図である。
[図15] 同実施形態に係る追加帯域決定処理の概略的な流れの一例を示すフローチャートである。
[図16] サーバの概略的な構成の一例を示すブロック図である。
[図17] eNBの概略的な構成の第1の例を示すブロック図である。
[図18] eNBの概略的な構成の第2の例を示すブロック図である。
[図19] スマートフォンの概略的な構成の一例を示すブロック図である。
[図20] カーナビゲーション装置の概略的な構成の一例を示すブロック図である。

発明を実施するための形態

[0015]
 以下に添付の図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
[0016]
 なお、説明は以下の順序で行うものとする。
 1.システムの概略的な構成
 2.各装置の構成
  2.1.無線通信装置の構成
  2.2.情報処理装置の構成
  2.3.基地局の構成
  2.4.無線通信装置の構成
 3.処理の流れ
 4.応用例
  4.1.情報処理装置に関する応用例
  4.2.基地局に関する応用例
  4.3.無線通信装置に関する応用例
 5.まとめ
[0017]
 <<1.システムの概略的な構成>>
 まず、図1~図3を参照して、本開示の実施形態に係るシステム1の概略的な構成を説明する。図1は、本実施形態に係るシステム1の概略的な構成の一例を示す説明図である。図1を参照すると、システム1は、無線通信装置100、情報処理装置200、基地局300及び無線通信装置400を含む。
[0018]
 (基地局300)
 基地局300は、無線通信システムの基地局であり、当該無線通信システムの無線通信を行う。上記無線通信システムは、例えば、セルラーシステムである。例えば、基地局300は、無線通信装置100及び無線通信装置400と、セルラーシステムの無線通信(以下、「セルラー通信」と呼ぶ)を行う。
[0019]
 (無線通信装置400)
 無線通信装置400は、上記無線通信システム(例えば、セルラーシステム)の無線通信を行う。例えば、無線通信装置400は、セル30内に位置する場合に、基地局300とのセルラー通信を行う。
[0020]
 なお、無線通信装置400は、例えば、上記無線通信システムの無線通信とは異なる他の無線通信を行い得る。当該他の無線通信は、例えば、無線LAN規格に従った無線通信(以下、「無線LAN通信」と呼ぶ)である。例えば、無線通信装置400は、他の装置(図示せず)と、無線LAN通信を行う。
[0021]
 (無線通信装置100)
 無線通信装置100は、上記無線通信システム(例えば、セルラーシステム)の無線通信とは異なる他の無線通信を行う。当該他の無線通信は、例えば、無線LAN通信である。例えば、無線通信装置100は、他の無線通信装置(例えば、無線通信装置10など)と、無線LAN通信を行う。なお、無線LAN規格は、例えば、IEEE802.11シリーズ(例えば、IEEE802.11a、11b、11g、11n、11ac及び11adなど)のいずれかの規格である。
[0022]
 さらに、例えば、無線通信装置100は、上記無線通信システム(例えば、セルラーシステム)の無線通信を行う。例えば、無線通信装置100は、セル30内に位置する場合に、基地局300とのセルラー通信を行う。
[0023]
 また、例えば、無線通信装置100は、アクセスポイントとして動作する。より具体的には、例えば、無線通信装置100は、無線LANのアクセスポイントとして動作する。そして、無線通信装置10は、無線通信装置100(及び基地局300)を介して通信し得る。無線通信装置100は、モバイルルータであってもよく、テザリング機能を有するスマートフォンであってもよく、あるいは別の種類の装置であってもよい。
[0024]
 (使用される周波数帯域)
 上記無線通信システム用の周波数帯域、及び、上記無線通信システムの無線通信と上記他の無線通信との間で共用(share)される周波数帯域(以下、「共用帯域(shared band)」と呼ぶ)が、用意される。具体的には、例えば、セルラーシステム用の周波数帯域(以下、「セルラー帯域」と呼ぶ)、及び、セルラー通信と無線LAN通信との間で共用される共用帯域が、用意される。以下、この点について、図2及び図3を参照して具体例を説明する。
[0025]
 図2は、無線通信に使用される周波数帯域の第1の例を説明するための説明図である。図2を参照すると、セルラーシステム用のセルラー帯域50と、セルラー通信と無線LAN通信との間で共用される共用帯域60とが示されている。セルラー帯域50は、セルラーシステムに割り当てられた帯域である。この例では、セルラーシステムはTDD(Time Division Duplex)を採用し、セルラー帯域50はアップリンク及びダウンリンク用の帯域である。例えば、セルラー帯域50は、複数のコンポーネントキャリア(Component Carrier:CC)を含む。また、共用帯域60は、無線LANの1つ以上のチャネルを含む。例えば、基地局300及び無線通信装置400は、セルラー帯域50のうちの帯域51を使用してセルラー通信を行い、基地局300及び無線通信装置100は、セルラー帯域50のうちの帯域53を使用してセルラー通信を行う。帯域51及び帯域53の各々は、例えばCCである。また、無線通信装置100及び無線通信装置10は、共用帯域60のうちの帯域61を使用して無線LAN通信を行う。帯域61は、例えばチャネル又はチャネルの一部である。
[0026]
 図3は、無線通信に使用される周波数帯域の第2の例を説明するための説明図である。図2を参照すると、セルラーシステム用のセルラー帯域50A及びセルラー帯域50Bと、セルラー通信と無線LAN通信との間で共用される共用帯域60とが示されている。セルラー帯域50A及び50Bは、セルラーシステムに割り当てられた帯域である。この例では、セルラーシステムはFDD(Frequency Division Duplex)を採用し、セルラー帯域50Aはアップリンク帯域であり、セルラー帯域50Bはダウンリンク帯域である。例えば、セルラー帯域50A及び50Bの各々は、複数のCCを含む。また、共用帯域60は、無線LANの1つ以上のチャネルを含む。例えば、基地局300及び無線通信装置400は、セルラー帯域50Aのうちの帯域51Aを使用してアップリンク通信を行い、セルラー帯域50Bのうちの帯域51Bを使用してダウンリンク通信を行う。また、基地局300及び無線通信装置100は、セルラー帯域50Aのうちの帯域53Aを使用してアップリンク通信を行い、セルラー帯域50Bのうちの帯域53Bを使用してダウンリンク通信を行う。帯域51A、51B、53A及び53Bの各々は、例えばCCである。また、無線通信装置100及び無線通信装置10は、共用帯域60のうちの帯域61を使用して無線LAN通信を行う。帯域61は、例えばチャネル又はチャネルの一部である。
[0027]
 当然ながら、上記無線通信システム用の上記周波数帯域(例えば、セルラー帯域)及び上記共用帯域は、図2及び図3に示される例に限定されない。例えば、セルラー帯域は、さらに多くの帯域を含んでもよい。一例として、セルラー帯域は、800MHz帯、1.5GHz帯及び2.1GHz帯の各々の帯域を含んでもよい。また、共用帯域は、連続する帯域に限られず、離散的な帯域を含んでもよい。
[0028]
 なお、上記共用帯域は、セルラー通信と無線LAN通信との間で共用されるので、セルラーシステムは、無線LAN通信への影響(例えば、干渉)がないように又は当該影響が小さくなるように上記共用帯域を使用することが求められる。
[0029]
 (情報処理装置200)
 情報処理装置200は、上記共用帯域のうちの、上記無線通信システム用の周波数帯域に加えて上記無線通信システムの無線通信に使用可能な追加帯域を決定する。例えば、情報処理装置200は、セルラー通信と無線LAN通信との間で共用される共用帯域のうちの、セルラー帯域に加えてセルラー通信に使用可能な追加帯域を決定する。なお、基地局300は、情報処理装置200により決定される当該追加帯域を使用して、セルラー通信を行う。
[0030]
 また、情報処理装置200は、上記無線通信システム用の周波数帯域のうちの、個々の基地局300が上記無線通信システムの無線通信に使用可能な帯域を決定してもよい。例えば、情報処理装置200は、セルラー帯域のうちの、個々の基地局300がセルラー通信に使用可能な帯域を決定してもよい。例えば、上記無線通信システムがHetNet(Heterogeneous Network)を採用し、ICIC(Inter Cell Interference Coordination)のために上記帯域を決定してもよい。
[0031]
 <<2.各装置の構成>>
 続いて、図4~図12を参照して、本開示の実施形態に係る各装置の構成を説明する。
[0032]
 <2.1.無線通信装置の構成>
 まず、図4を参照して、本実施形態に係る無線通信装置100の構成の一例を説明する。図4は、本実施形態に係る無線通信装置100の構成の一例を示すブロック図である。無線通信装置100は、アンテナ部110、第1無線通信部120、アンテナ部130、第2無線通信部140、記憶部150及び処理部160を含む。
[0033]
 (アンテナ部110)
 アンテナ部110は、第1無線通信部120により出力される信号を電波として空間に放射する。また、アンテナ部110は、空間の電波を信号に変換し、当該信号を第1無線通信部120へ出力する。
[0034]
 (第1無線通信部120)
 第1無線通信部120は、無線通信システムの無線通信における信号の送受信を行う。例えば、当該無線通信システムは、セルラーシステムであり、第1無線通信部120は、セルラー通信における信号の送受信を行う。具体的には、例えば、第1無線通信部120は、基地局300からのダウンリンク信号を受信し、基地局300へのアップリンク信号を送信する。
[0035]
 (アンテナ部130)
 アンテナ部130は、第2無線通信部140により出力される信号を電波として空間に放射する。また、アンテナ部130は、空間の電波を信号に変換し、当該信号を第2無線通信部140へ出力する。
[0036]
 (第2無線通信部140)
 第2無線通信部140は、無線通信システムの無線通信とは異なる他の無線通信における信号の送受信を行う。例えば、上記他の無線通信は、無線LAN規格に従った無線通信であり、第2無線通信部140は、無線LAN通信における信号の送受信を行う。具体的には、例えば、第2無線通信部140は、無線通信装置10からの信号を受信し、無線通信装置10への信号を送信する。
[0037]
 (記憶部150)
 記憶部150は、無線通信装置100の動作のためのプログラム及びデータを一時的に又は恒久的に記憶する。
[0038]
 (処理部160)
 処理部160は、無線通信装置100の様々な機能を提供する。処理部160は、情報取得部161及び情報提供部163を含む。なお、処理部160は、これらの構成要素以外の他の構成要素をさらに含み得る。即ち、処理部160は、これらの構成要素の動作以外の動作も行い得る。
[0039]
 (情報取得部161)
 (a)通信関連情報の取得
 情報取得部161は、無線通信システムの無線通信と他の無線通信との間で共用される周波数帯域(即ち、共用帯域)を使用して無線通信装置100により行われる上記他の無線通信に関する情報(以下、「通信関連情報」と呼ぶ)を取得する。
[0040]
 上述したように、例えば、上記無線通信システムは、セルラーシステムであり、上記他の無線通信は、無線LAN通信である。即ち、情報取得部161は、共用帯域(セルラー通信と無線LAN通信との間で共用される帯域)を使用して無線通信装置100により行われる無線LAN通信に関する情報(即ち、通信関連情報)を取得する。
[0041]
  -使用帯域情報
 例えば、上記通信関連情報は、上記共用帯域のうちの無線通信装置100が使用している帯域を示す情報(以下、「使用帯域情報」と呼ぶ)を含む。
[0042]
 例えば、上記共用帯域は、無線LAN通信の1つ以上のチャネルであり、上記使用帯域情報は、上記1つ以上のチャネルのうちの、無線通信装置100が使用する帯域を示す。なお、上記使用帯域情報により示される上記帯域は、無線LANのチャネル単位の帯域であってもよく、又は当該チャネルよりも細かい単位の帯域であってもよい。
[0043]
 このような使用帯域情報によれば、例えば、無線通信装置100が使用している帯域(あるいは無線通信装置100が使用していない帯域)を特定することが可能になる。
[0044]
  -送信電力情報
 例えば、上記通信関連情報は、上記共用帯域についての無線通信装置100の送信電力を示す情報(以下、「送信電力情報」と呼ぶ)を含む。例えば、上記使用帯域情報は、共用帯域のうちの無線通信装置100が使用する帯域ごとの送信電力を示す。このような使用帯域情報によれば、例えば、無線通信装置100の通信エリア、及び無線通信装置100により送信される信号の受信電力などを推定することが可能になる。
[0045]
  -その他
 なお、上記通信関連情報は、上記使用帯域情報及び/又は上記送信電力情報に加えて、又は上記使用帯域情報及び/又は上記送信電力情報の代わりに、別の情報を含んでもよい。
[0046]
 一例として、上記通信関連情報は、上記共用帯域を無線通信装置100が使用しているか否かを示す情報を含んでもよい。このような情報によれば、例えば、上記共用帯域の使用の有無をより少ない情報量で伝えることが可能になる。一例として、無線通信装置100の上記他の無線通信(例えば、無線LAN通信)の状態がスリープ状態/ドーマント(dormant)状態になる場合に、このような情報がとりわけ有効であり得る。
[0047]
 別の例として、上記通信関連情報は、無線通信装置100が使用している帯域、及び無線通信装置100の送信電力以外の、別の通信パラメータを含んでもよい。当該通信パラメータは、採用される通信方式を含んでもよい。また、上記通信パラメータは、周波数ホッピングの有無であってもよい。また、上記通信パラメータは、無線通信装置100の状態がスリープ状態/ドーマント状態になる時間間隔を含んでもよい。
[0048]
 (b)位置特定情報
 例えば、情報取得部161は、無線通信装置100の位置を特定するための位置特定情報をさらに取得する。
[0049]
  -GPS情報
 例えば、上記位置特定情報は、無線通信装置100のGPS(Global Positioning System)機能により生成される情報(以下、「GPS情報」と呼ぶ)を含む。この場合に、無線通信装置100は、GPS機能をさらに備え、情報取得部161は、当該GPS機能により生成されるGPS情報を取得する。このようなGPS情報によれば、例えば、無線通信装置100の詳細な位置を特定することが可能になる。
[0050]
  -セルID
 上記位置特定情報は、上記GPS情報の代わりに、又は上記GPS情報とともに、無線通信装置100が位置する無線通信システムのセルの識別情報を含んでもよい。上記無線通信システムはセルラーシステムであり、上記識別情報は、セルIDであってもよい。このような識別情報によれば、例えば、無線通信装置100がどのセルに位置するかを少なくとも特定することが可能になる。
[0051]
  -受信電力情報
 上記位置特定情報は、上記GPS情報及び/又は上記識別情報の代わりに、又は上記GPS情報及び/又は上記識別情報とともに、上記無線通信システムの複数の基地局により送信される信号の無線通信装置100での受信電力に関する情報(以下、「受信電力情報」と呼ぶ)を含んでもよい。この場合に、上記受信電力情報は、無線通信装置100による測定(measurement)を通じて生成され、情報取得部161は、生成される当該受信電力情報を取得してもよい。例えば、当該受信電力情報は、上記複数の基地局により送信されるCRS(Cell-specific Reference Signal)の受信電力であってもよく、より具体的には、RSRP(Reference Signal Received Power)であってもよい。あるいは、当該受信電力情報は、上記複数の基地局により送信されるパイロット信号の受信電力であってもよく、より具体的には、RSCP(Received Signal Code Power)であってもよい。このような受信電力情報によれば、例えば、上記複数の基地局の位置を用いて、無線通信装置100の詳細な位置を推定することが可能になる。即ち、無線通信装置100のより詳細な位置が特定され得る。
[0052]
 (情報提供部163)
 (a)通信関連情報の提供
 情報提供部163は、情報処理装置200が上記通信関連情報を取得できるように、上記通信関連情報を提供する。
[0053]
  -提供の手法
 第1の例として、情報提供部163は、上記無線通信システムの基地局経由で、情報処理装置200に上記通信関連情報を提供する。当該基地局は、基地局300であってもよく、又は別の基地局であってもよい。具体的には、例えば、情報提供部163は、上記通信関連情報を含む情報処理装置200宛のメッセージを、第1無線通信部120を介して送信することにより、上記通信関連情報を情報処理装置200に提供する。
[0054]
 第2の例として、情報提供部163は、上記基地局に上記通信関連情報を提供し、当該基地局が、情報処理装置200に上記通信関連情報を提供してもよい。この場合に、上記基地局は、上記通信関連情報に対していずれかの加工を行い、当該加工後の通信関連情報を情報処理装置200に提供してもよい。また、上記基地局は、1つ以上の無線通信装置100からの通信関連情報を集約し、集約された通信関連情報を情報処理装置200に提供してもよい。
[0055]
 なお、情報提供部163は、上記無線通信システムの基地局経由ではなく、別のルートで(例えば、無線LANのアクセスポイントを介して)、情報処理装置200に上記通信関連情報を提供してもよい。
[0056]
  -提供のタイミング
 例えば、情報提供部163は、所定の周期で上記通信関連情報を提供する。当該所定の周期は、固定的な周期であってもよく、又は可変の周期であってもよい。
[0057]
 なお、情報提供部163は、上記所定の周期での提供の代わりに、又は、上記所定の周期での提供とともに、所定のイベントの発生に応じて、上記通信関連情報を提供してもよい。一例として、上記所定のイベントは、上記通信関連情報が所定の程度を超えて変わること(例えば、無線通信装置100が使用する帯域が変わること、又は無線通信装置100の送信電力が所定幅を超えて変わること)であってもよい。このようなタイミングにより、例えば、上記通信関連情報が必要に応じて提供され得る。
[0058]
  -提供の期間
 例えば、情報提供部163は、無線通信装置100が上記共用帯域を使用している間に限り、上記通信関連情報を提供する。
[0059]
 以上のように、上記通信関連情報が情報処理装置200に提供される。これにより、例えば、情報処理装置200は、無線通信装置100の無線通信の状況を知ることが可能になる。そのため、情報処理装置200は、無線通信システム(例えば、セルラーシステム)による共用帯域の使用により、無線通信装置100による他の無線通信(例えば、無線LAN通信)に与える影響を推定し得る。
[0060]
 (b)位置特定情報の提供
 例えば、情報提供部163は、情報処理装置200が無線通信装置100の位置を特定できるように、上記位置特定情報を提供する。
[0061]
  -提供の手法
 第1の例として、情報提供部163は、上記無線通信システムの基地局経由で、情報処理装置200に上記位置特定情報を提供する。当該基地局は、基地局300であってもよく、又は別の基地局であってもよい。具体的には、例えば、情報提供部163は、上記位置特定情報を含む情報処理装置200宛のメッセージを、第1無線通信部120を介して送信することにより、上記位置特定情報を情報処理装置200に提供する。
[0062]
 第2の例として、情報提供部163は、上記基地局に上記位置特定情報を提供してもよい。当該基地局は、基地局300であってもよく、又は別の基地局であってもよい。そして、上記基地局が、情報処理装置200に上記位置特定情報を提供してもよい。あるいは、上記基地局が、上記位置特定情報から無線通信装置100の位置を特定し、特定された当該位置を示す情報を情報処理装置200に提供してもよい。また、上記基地局は、1つ以上の無線通信装置100からの位置特定情報を集約し、集約された位置特定情報を情報処理装置200に提供してもよい。
[0063]
  -提供のタイミング
 例えば、情報提供部163は、所定の周期で上記位置特定情報を提供する。当該所定の周期は、固定的な周期であってもよく、又は可変の周期であってもよい。
[0064]
 なお、情報提供部163は、上記所定の周期での提供の代わりに、又は、上記所定の周期での提供とともに、所定のイベントの発生に応じて、上記通信関連情報を提供してもよい。一例として、上記所定のイベントは、上記位置特定情報が所定の程度を超えて変わること(例えば、GPS情報が所定量を超えて変わること、又はセルIDが変わること)であってもよい。この場合に、上記位置特定情報の粒度が細かいほど、上記位置特定情報の提供の頻度が高くなり得る。このようなタイミングにより、例えば、上記位置特定情報が必要に応じて提供され得る。
[0065]
  -提供の期間
 例えば、情報提供部163は、無線通信装置100が上記共用帯域を使用している間に限り、上記位置特定情報を提供する。
[0066]
  -通信関連情報の提供との関係
 なお、例えば、上記位置特定情報は、上記通信関連情報とともに提供される。より具体的には、例えば、上記位置特定情報及び上記通信関連情報を含むメッセージが無線通信装置100により送信される。なお、上記位置特定情報は、上記通信関連情報とは別に提供されてもよい。
[0067]
 以上のように、上記位置特定情報が情報処理装置200に提供される。これにより、例えば、情報処理装置200は、無線通信装置100の位置を知ることが可能になる。そのため、情報処理装置200は、無線通信システム(例えば、セルラーシステム)の個々の基地局による共用帯域の使用により、無線通信装置100による他の無線通信(例えば、無線LAN通信)に与える影響を推定し得る。
[0068]
 以上、無線通信装置100の構成の一例を説明した。なお、無線通信装置100(処理部160)は、無線通信装置400の構成要素(例えば、第1制御部461及び第2制御部463)をさらに含んでもよい。
[0069]
 <2.2.情報処理装置の構成>
 次に、図5を参照して、本実施形態に係る情報処理装置200の構成の一例を説明する。図5は、本実施形態に係る情報処理装置200の構成の一例を示すブロック図である。情報処理装置200は、通信部210、記憶部220及び処理部230を備える。
[0070]
 (通信部210)
 通信部210は、他の装置と通信する。例えば、通信部210は、基地局300と通信する。また、例えば、通信部210は、基地局300を介して無線通信装置100(及び無線通信装置400)と通信する。また、通信部210は、セルラーシステムのいずれかのコアネットワークノード(例えば、S-GW(Serving Gateway)、P-GW(Packet data network Gateway)、及び/又はMME(Mobility Management Entity)など)と通信してもよい。
[0071]
 (記憶部220)
 記憶部220は、情報処理装置200の動作のためのプログラム及びデータを一時的に又は恒久的に記憶する。
[0072]
 (処理部230)
 処理部230は、情報処理装置200の様々な機能を提供する。処理部230は、装置特定部231、情報取得部233及び制御部235を含む。なお、処理部230は、これらの構成要素以外の他の構成要素をさらに含み得る。
[0073]
 (装置特定部231)
 (a)基地局300の周辺に位置する無線通信装置100の特定
 装置特定部231は、無線通信装置100の位置に基づいて、基地局300の周辺に位置する無線通信装置100を特定する。
[0074]
  -無線通信装置100の位置の特定の手法
 上述したように、例えば、無線通信装置100は、情報処理装置200が無線通信装置100の位置を特定できるように、上記位置特定情報(即ち、無線通信装置100の位置を特定するための情報)を提供する。そして、処理部230(例えば、装置特定部231又は別の構成要素)は、無線通信装置100の位置を特定する。
[0075]
 なお、無線通信装置100により提供される情報に基づいて無線通信装置100の位置を特定するのではなく、無線通信システムが無線通信装置100の位置を自ら特定してもよい。例えば、無線通信装置100が接続される基地局(例えば、基地局300)が、TA(Timing Advance)及びAoA(Angle of Arrival)などの技術により無線通信装置100の位置(詳細な位置)を特定してもよい。あるいは、無線通信システムが、無線通信装置100が接続される基地局のセルを、無線通信装置100の位置として特定してもよい。
[0076]
  -基地局300の周辺に位置する無線通信装置100の特定の手法
   --セルよりも詳細な位置が特定可能なケース
 例えば、無線通信装置100の位置として、セルよりも詳細な位置が特定される。例えば、上記位置特定情報が、上記GPS情報又は上記受信電力情報を含む場合に、無線通信装置100の位置として、セルよりも詳細な位置が特定される。
[0077]
 このようなケースでは、例えば、装置特定部231は、無線通信装置100の位置及び基地局300の位置に基づいて、基地局300の周辺に位置する無線通信装置100を特定する。より具体的には、例えば、装置特定部231は、基地局300の位置を中心とする所定の大きさの領域内に位置する無線通信装置100を、基地局300の周辺に位置する無線通信装置100として特定する。上記所定の大きさの領域は、例えば、基地局300の位置を中心とする、所定の大きさ(例えば、5km )の所定の形状(例えば、円、楕円又は矩形)の領域である。当該領域は、共用帯域ごとに変わってもよい。
[0078]
 なお、例えば、基地局300の位置を示す情報は、基地局300により提供され、記憶部220に記憶される。
[0079]
   --セルが特定可能なケース
 無線通信装置100の位置として、無線通信装置100が位置するセルが特定されてもよい。例えば、上記位置特定情報が、上記セルIDのみを含む場合に、無線通信装置100の位置として、セルが特定されてもよい。
[0080]
 このようなケースでは、例えば、装置特定部231は、基地局300のセル30内に位置する無線通信装置100(即ち、基地局300のセルIDを提供した無線通信装置100)を、基地局300の周辺に位置する無線通信装置100として特定してもよい。あるいは、基地局300のセル30及びセル30に隣接するセル(図示せず)に位置する無線通信装置100を、基地局300の周辺に位置する無線通信装置100として特定してもよい。
[0081]
 (b)基地局300の周辺に位置する他の無線通信装置の特定
 例えば、装置特定部231は、上記共用帯域を使用して上記他の無線通信(例えば、無線LAN通信)を行う他の無線通信装置の位置に基づいて、基地局300の周辺に位置する上記他の無線通信装置を特定する。
[0082]
  -他の無線通信装置の位置の特定の手法
 例えば、上記他の無線通信装置の位置を特定するための情報が、予め収集され、(例えば、記憶部220に)記憶される。そして、処理部230(例えば、装置特定部231又は別の構成要素)は、上記他の無線通信装置の位置を特定する。なお、上記他の無線通信は、例えば無線LAN通信であり、上記他の無線通信装置は、例えば無線LANのアクセスポイントである。
[0083]
  -基地局300の周辺に位置する他の無線通信装置の特定の手法
 基地局300の周辺に位置する上記他の無線通信装置の特定の手法は、例えば、基地局300の周辺に位置する無線通信装置100の特定の手法の上述した例のうちのいずれかと同一である。よって、ここでは重複する説明を省略する。
[0084]
 (情報取得部233)
 (a)無線通信装置100についての通信関連情報の取得
 情報取得部233は、無線通信システムの無線通信と他の無線通信との間で共用される周波数帯域(即ち、共用帯域)を使用して無線通信装置100により行われる上記他の無線通信に関する情報であって、無線通信装置100により提供される当該情報(即ち、通信関連情報)を取得する。
[0085]
  -通信関連情報の内容
 上述したように、例えば、上記無線通信システムは、セルラーシステムであり、上記他の無線通信は、無線LAN通信である。即ち、情報取得部233は、共用帯域(セルラー通信と無線LAN通信との間で共用される帯域)を使用して無線通信装置100により行われる無線LAN通信に関する情報(即ち、通信関連情報)を取得する。
[0086]
 また、上述したように、例えば、上記通信関連情報は、上記共用帯域のうちの無線通信装置100が使用している帯域を示す情報(即ち、使用帯域情報)を含む。また、例えば、上記通信関連情報は、上記共用帯域についての無線通信装置100の送信電力を示す情報(即ち、送信電力情報)を含む。なお、上記通信関連情報は、上記使用帯域情報及び/又は上記送信電力情報に加えて、又は上記使用帯域情報及び/又は上記送信電力情報の代わりに、別の情報を含んでもよい。これらの点については、上述したとおりである。
[0087]
  -通信関連情報の取得の手法
 上述したように、例えば、上記通信関連情報は、無線通信装置100(又は無線通信システムの基地局)により、情報処理装置200に提供される。そして、当該通信関連情報は、記憶部220に記憶される。その後のいずれかのタイミングで、情報取得部233は、記憶部220から上記通信関連情報を取得する。
[0088]
 また、例えば上述したように、上記通信関連情報は、上記無線通信システム(例えば、セルラーシステム)の基地局を経由する。これにより、例えば、情報処理装置200は、無線通信装置100が移動する場合であっても、上記通信関連情報を取得することが可能になる。
[0089]
 なお、情報取得部233は、例えば、基地局300の周辺に位置する無線通信装置100(即ち、装置特定部231により特定される無線通信装置100)についての上記通信関連情報を取得する。
[0090]
 (b)他の無線通信装置についての情報の取得
 例えば、情報取得部233は、上記共用帯域を使用して上記他の無線通信装置により行われる上記他の無線通信(例えば、無線LAN通信)に関する情報を取得する。
[0091]
  -情報の内容
 上記他の無線通信装置により行われる上記他の無線通信(例えば、無線LAN通信)に関する上記情報は、例えば、無線通信装置100についての上記通信関連情報と同一の情報(例えば、使用帯域情報、送信電力情報、及び/又は別の通信パラメータなど)である。よって、ここでは重複する説明を省略する。
[0092]
  -情報の取得の手法
 例えば、上記他の無線通信装置により行われる上記他の無線通信に関する上記情報は、上記他の無線通信装置により提供され、(例えば情報処理装置200により)収集される。例えば、当該情報は、記憶部220に記憶される。その後のいずれかのタイミングで、情報取得部233は、記憶部220から、上記情報を取得する。
[0093]
 (制御部235)
 (a)追加帯域などの決定
 制御部235は、上記通信関連情報に基づいて、上記共用帯域のうちの、上記無線通信システム用の周波数帯域に加えて上記無線通信システムの上記無線通信に使用可能な追加帯域を決定する。
[0094]
 上述したように、例えば、上記無線通信システムは、セルラーシステムであり、上記他の無線通信は、無線LAN通信である。即ち、制御部235は、上記通信関連情報に基づいて、上記共用帯域のうちの、セルラー帯域に加えてセルラー通信に使用可能な追加帯域を決定する。
[0095]
  -基地局単位での決定
 上述したように、上記通信関連情報は、上記共用帯域を使用して無線通信装置100により行われる上記他の無線通信(例えば、無線LAN通信)に関する情報である。例えば、ここでの無線通信装置100は、基地局300の周辺に位置する装置である。また、例えば、上記追加帯域は、基地局300の無線通信に使用可能な帯域である。即ち、制御部235は、基地局300の周辺に位置する無線通信装置100についての上記通信関連情報に基づいて、上記追加帯域のうちの、基地局300の無線通信に使用可能な追加帯域を決定する。
[0096]
 このような基地局単位での追加帯域の決定により、例えば、より柔軟に追加帯域を無線通信システムの無線通信(例えば、セルラー通信)に使用することが可能になる。
[0097]
  -送信電力の決定
 例えば、制御部235は、上記通信関連情報に基づいて、上記追加帯域と、当該追加帯域についての使用可能な送信電力とを決定する。
[0098]
 例えば、制御部235は、上記使用可能な送信電力として、使用可能な最大送信電力を決定する。
[0099]
 また、例えば、上記追加帯域は、複数の帯域を含み、制御部235は、上記複数の帯域の各々についての使用可能な送信電力を決定する。
[0100]
 このように使用可能な送信電力の決定により、例えば、使用可能な追加帯域をより柔軟に決定することが可能になる。例えば、ある周波数帯域について、大きい送信電力が使用されると干渉が非常に大きくなるが、小さい送信電力が使用されれば干渉が小さくなる場合に、小さい送信電力を、使用可能な送信電力として決定され、上記ある周波数帯域を追加帯域として決定され得る。
[0101]
  -位置に基づく決定
 例えば、制御部235は、上記通信関連情報、並びに、基地局300及び無線通信装置100の位置に基づいて、上記追加帯域を決定する。また、例えば、制御部235は、上記通信関連情報、並びに、基地局300及び無線通信装置100の位置に基づいて、上記追加帯域についての使用可能な送信電力も決定する。
[0102]
 これにより、例えば、基地局300の無線通信から無線通信装置100の上記他の無線通信(例えば、無線LAN通信)への干渉を推定し、干渉が小さくなるように追加帯域(及び送信電力)を決定することが可能になる。
[0103]
  -追加帯域の決定の手法
   --具体的な手法の一例
 制御部235は、上記通信関連情報、並びに、基地局300及び無線通信装置100の上記位置に基づいて、基地局300の無線通信から無線通信装置100の上記他の無線通信への干渉を推定し、推定される当該干渉に基づいて、上記追加帯域(及び当該追加帯域についての使用可能な送信電力)を決定する。また、例えば、制御部235は、上記追加帯域についての使用可能な送信電力も決定する。
[0104]
 より具体的には、例えば、上記共用帯域は、複数の帯域を含み、制御部235は、当該複数の帯域のうちの1つの帯域を選択する。また、制御部235は、基地局300の複数の送信電力候補のうちの1の送信電力候補を選択する。
[0105]
 そして、制御部235は、無線通信装置100ごとに、上記通信関連情報、並びに、基地局300及び無線通信装置100の位置に基づいて、上記1つの送信電力候補で上記1つの帯域が使用される場合における基地局300の無線通信から無線通信装置100の上記他の無線通信への干渉を推定する。また、制御部235は、上記共用帯域を使用する他の無線通信装置(例えば、無線LANのアクセスポイント)ごとに、上記共用帯域を使用して上記他の無線通信装置により行われる上記他の無線通信に関する上記情報、及び、基地局300及び上記他の無線通信装置の位置に基づいて、上記1つの送信電力候補で上記1つの帯域が使用される場合における基地局300の無線通信から上記他の無線通信装置の上記他の無線通信への干渉を推定する。
[0106]
 そして、いずれの無線通信装置100の上記他の無線通信への干渉も十分に小さく、また、いずれの他の無線通信装置の上記他の無線通信への干渉も十分に小さい場合に、制御部235は、上記1つの帯域を追加帯域に加える。一例として、無線通信装置100の各々及び上記他の無線通信装置の各々についてSINRが推定され、いずれのSINRも閾値を超える場合に、制御部235は、上記1つの帯域を追加帯域に加える。
[0107]
 一方、いずれかの無線通信装置100の上記他の無線通信への干渉が大きく、又は、いずれかの他の無線通信装置の上記他の無線通信への干渉が大きい場合には、制御部235は、上記複数の送信電力候補のうちの別の送信電力候補を選択し、上述したように干渉を再度推定する。いずれの送信電力候補についても上記干渉が十分小さくならなければ、制御部235は、上記1つの帯域を追加帯域に加えない。
[0108]
 制御部235は、上記共用帯域に含まれる上記複数の帯域の各々について上述したような処理を行う。その結果、上記追加帯域には、例えば、上記共用帯域に含まれる複数の帯域のうちの1つ以上の帯域が含まれ(又はいずれの帯域も含まれず)、制御部235は、最終的に上記追加帯域を決定する。
[0109]
  --その他の例
 基地局300の無線通信から無線通信装置100(及び他の無線通信装置)の上記他の無線通信への干渉のみが考慮される例を説明したが、本開示は係る例に限定されない。例えば、上記干渉の代わりに、又は上記干渉とともに、無線通信装置100(及び他の無線通信装置)の上記他の無線通信(例えば、無線LAN通信)から基地局300の無線通信への干渉が考慮されて、上記追加帯域が決定されてもよい。
[0110]
 また、干渉が推定される例を説明したが、本開示は係る例に限定されない。例えば、いずれの干渉も推定されず、無線通信装置100及び上記他の無線通信装置により使用されていない帯域が、上記追加帯域として決定されてもよい。
[0111]
  -追加帯域の決定のタイミング
 例えば、制御部235は、基地局300により追加帯域を要求されると、上記追加帯域を決定する。具体的には、例えば、制御部235は、基地局300からの追加帯域要求メッセージが受信されると、上記追加帯域を決定する。これにより、例えば、基地局300のニーズに応じて、基地局300が追加帯域を使用することが可能になる。
[0112]
 なお、制御部235は、基地局300による要求のタイミングの代わりに、又は当該タイミングとともに、別のタイミングで上記追加帯域を決定してもよい。例えば、制御部235は、別のイベントの発生に応じて、上記追加帯域を決定してもよい。当該別のイベントは、基地局300の周辺に位置する無線通信装置100の所定の変化(例えば、無線通信装置100の数が所定の数未満になること)であってもよい。また、当該別のイベントは、基地局300と接続する無線通信装置400の数の所定の変化、又は、基地局300が処理するトラフィック量の所定の変化であってもよい。あるいは、制御部235は、所定の周期で上記追加帯域を決定してもよい。当該所定の周期は、固定的な周期であってもよく、又は可変の周期であってもよい。
[0113]
 以上のように、上記追加帯域が決定される。これにより、例えば、無線通信システムの無線通信と他の無線通信との間で共用される周波数帯域をより適切に上記無線通信システムに使用させることを可能になる。より具体的には、例えば、無線通信装置100の上記他の無線通信(例えば、無線LAN通信)についての測定/検出を行えない場合でも、無線通信装置100による無線通信が考慮される。よって、無線通信システムの無線通信と無線通信装置100の他の無線通信との間の干渉を抑えつつ、無線通信システムの無線通信に共用帯域が使用され得る。
[0114]
 (b)追加帯域情報の提供
 例えば、制御部235は、上記追加帯域を示す情報(以下、「追加帯域情報」と呼ぶ)を基地局300に提供する。例えば、上記追加帯域情報は、決定される上記送信電力(即ち、上記追加帯域についての使用可能な送信電力)をさらに示す。
[0115]
 例えば、制御部235は、上記追加帯域の決定後に、上記追加帯域情報を基地局300に提供する。また、制御部235は、通信部210を介して、上記追加帯域情報を基地局300に提供する。より具体的には、例えば、制御部235は、通信部210を介して上記追加帯域情報を基地局300へ送信することにより、上記追加帯域情報を基地局300に提供する。
[0116]
 これにより、例えば、決定された追加帯域を基地局300が実際に使用することが可能になる。
[0117]
 (c)その他
 なお、制御部235は、上記共用帯域のうちの上記追加帯域に加えて、上記無線通信システム用の上記周波数帯域(例えば、セルラー帯域)のうちの、基地局300の無線通信に使用可能な帯域をさらに決定してもよい。そして、制御部235は、当該帯域を示す情報を基地局300に提供してもよい。
[0118]
 例えば、基地局300の周辺に位置する1つ以上の他の基地局が(例えば、装置特定部231により)特定される。また、無線通信システム用の周波数帯域(例えば、セルラー帯域)を使用して上記1つ以上の他の基地局により行われる無線通信に関する情報(例えば、使用帯域情報、送信電力情報、及び/又は他の通信パラメータなど)が(例えば、情報取得部233により)取得される。例えば、当該情報は、上記1つ以上の他の基地局により予め提供される情報である。そして、制御部235は、上記情報と、基地局300及び上記1つ以上の他の基地局の位置とに基づいて、上記無線通信システム用の周波数帯域(例えば、セルラー帯域)のうちの、基地局300が使用可能な周波数帯域を決定する。より具体的には、例えば、制御部235は、上記無線通信システム用の周波数帯域に含まれる複数の帯域の各々について、上記1つ以上の他の基地局の無線通信から基地局300の無線通信への干渉を推定する。そして、制御部235は、上記複数の帯域のうちの、干渉が十分に小さい帯域を、基地局300の無線通信に使用可能な帯域として決定する。そして、制御部235は、決定された当該帯域を示す情報を基地局300に提供する。
[0119]
 これにより、例えば、無線通信システムの基地局(例えば、マクロ基地局とスモール基地局)間の干渉を抑えることが可能になる。
[0120]
 また、制御部235は、基地局300の無線通信に使用可能な帯域とともに、当該帯域についての使用可能な送信電力も決定してもよい。例えば、制御部235は、上記複数の帯域のうちの、干渉が十分に小さい帯域及び送信電力を、基地局300の無線通信に使用可能な帯域と当該帯域についての使用可能な送信電力として、決定してもよい。このように使用可能な送信電力の決定により、例えば、使用可能な帯域をより柔軟に決定することが可能になる。
[0121]
 なお、上記1つ以上の他の基地局の無線通信から基地局300の無線通信への干渉を十分に小さくするために、上記1つ以上の他の基地局のうちのいずれかの通信パラメータ(例えば、送信電力又は帯域など)を変更すること(例えば、送信電力をより小さくすること)が必要になり得る。そのため、制御部235は、上記1つ以上の他の基地局のうちのいずれかの通信パラメータの変更が必要であるかを判定してもよい。そして、制御部235は、上記通信パラメータの変更が必要であると判定した場合に、上記通信パラメータの変更(例えば、送信電力の変更)を、対応する他の基地局に指示してもよい。制御部235は、当該対応する他の基地局の通信パラメータを決定し、通信パラメータの変更の指示の際に、決定された上記通信パラメータを上記対応する他の基地局に指示してもよい。
[0122]
 <2.3.基地局の構成>
 次に、図6~図11を参照して、本実施形態に係る基地局300の構成の一例を説明する。図6は、本実施形態に係る基地局300の構成の一例を示すブロック図である。基地局300は、アンテナ部310、無線通信部320、ネットワーク通信部330、記憶部340及び処理部350を含む。
[0123]
 (アンテナ部310)
 アンテナ部310は、無線通信部320により出力される信号を電波として空間に放射する。また、アンテナ部310は、空間の電波を信号に変換し、当該信号を無線通信部320へ出力する。
[0124]
 (無線通信部320)
 無線通信部320は、無線通信システムの無線通信における信号の送受信を行う。例えば、当該無線通信システムは、セルラーシステムであり、無線通信部320は、セルラー通信における信号の送受信を行う。具体的には、例えば、無線通信部320は、無線通信装置へのダウンリンク信号を送信し、無線通信装置からのアップリンク信号を受信する。
[0125]
 (ネットワーク通信部330)
 ネットワーク通信部330は、他のノードと通信する。例えば、ネットワーク通信部330は、情報処理装置200と通信する。また、例えば、ネットワーク通信部330は、他の基地局、及び/又はコアネットワークノード(例えば、S-GW、P-GW、及び/又はMME)と通信してもよい。
[0126]
 (記憶部340)
 記憶部340は、基地局300の動作のためのプログラム及びデータを一時的に又は恒久的に記憶する。
[0127]
 (処理部350)
 処理部350は、基地局300の様々な機能を提供する。処理部350は、要求部351、情報取得部353及び制御部355を含む。なお、処理部350は、これらの構成要素以外の他の構成要素をさらに含み得る。即ち、処理部350は、これらの構成要素の動作以外の動作も行い得る。
[0128]
 (要求部351)
 要求部351は、上記共用帯域のうちの、上記無線通信システム用の周波数帯域に加えて上記無線通信システムの上記無線通信に使用可能な追加帯域を、情報処理装置200に要求する。
[0129]
 上述したように、上記無線通信システムは、セルラーシステムである。即ち、要求部351は、上記共用帯域のうちの、セルラー帯域に加えてセルラー通信に使用可能な追加帯域を、情報処理装置200に要求する。
[0130]
 例えば、要求部351は、ネットワーク通信部330を介して、上記追加帯域を情報処理装置200に要求する。より具体的には、例えば、要求部351は、ネットワーク通信部330を介して追加帯域要求メッセージを情報処理装置200へ送信することにより、上記追加帯域を情報処理装置200に要求する。
[0131]
 要求部351は、例えば、基地局300の通信状況に応じて、上記追加帯域を要求する。例えば、要求部351は、基地局300におけるトラフィックに応じて、上記追加帯域を要求する。一例として、要求部351は、上記トラフィックが所定の閾値を超える場合に、上記追加帯域を要求する。
[0132]
 なお、要求部351は、上記追加帯域の要求の際に、又は上記追加帯域の要求とは別に、基地局300の位置を特定するための位置特定情報(例えば、GPS情報など)を情報処理装置200に提供してもよい。
[0133]
 (情報取得部353)
 情報取得部353は、上記追加帯域を示す情報(即ち、追加帯域情報)を取得する。
[0134]
 上述したように、例えば、情報処理装置200は、上記追加帯域を決定し、当該追加帯域を示す追加帯域情報を基地局300に提供する。すると、当該追加帯域情報は、記憶部340に記憶される。その後のいずれかのタイミングで、情報取得部353は、記憶部340から、上記追加帯域情報を取得する。
[0135]
 なお、例えば、上記追加帯域情報は、上記追加帯域についての使用可能な送信電力も示す。
[0136]
 (制御部355)
 制御部355は、上記追加帯域を使用して基地局300が上記無線通信システムの上記無線通信を行うように、基地局300を制御する。
[0137]
 上述したように、上記無線通信システムは、セルラーシステムである。即ち、制御部355は、上記追加帯域を使用して基地局300がセルラー通信を行うように、基地局300を制御する。
[0138]
 -制御の例
 例えば、制御部355は、上記追加帯域の使用のための設定を行う。具体的には、例えば、制御部355は、上記追加帯域情報に示される追加帯域を、基地局300が使用するキャリア(例えば、コンポーネントキャリア(CC))として設定する。また、例えば、制御部355は、上記追加帯域情報に示される送信電力を、基地局300が上記追加帯域についての使用可能な送信電力(例えば、最大送信電力)として設定する。また、例えば、制御部355は、上記追加帯域の使用のために他の通信パラメータも設定する。
[0139]
 また、例えば、制御部355は、上記追加帯域の無線リソースのスケジューリングを行う。
[0140]
 また、例えば、制御部355は、無線通信部320を介してデータ及び制御情報を送信する。より具体的には、例えば、制御部355は、スケジューリングに従ってデータ及び制御情報の信号を無線リソースにマッピングする。また、制御部355は、無線リソースにマッピングされた信号から、無線通信部320により送信される送信信号(例えば、OFDMA信号)を生成する。
[0141]
 なお、上記追加帯域は、無線通信装置にとってのプライマリコンポーネントキャリア(Primary Component Carrier:PCC)として使用されず、無線通信装置にとってのセカンダリコンポーネントキャリア(Secondary Component Carrier:PCC)として使用される。これにより、例えば、上記追加帯域が使用できなくなる際に、上記追加帯域からのハンドオーバの手間がかからなくなる。
[0142]
 -送信電力の制御
 制御部355は、上記無線通信システム用の上記周波数帯域(例えば、セルラー帯域)についての基地局300の送信電力に応じた送信電力で上記追加帯域を使用して、上記無線通信システムの上記無線通信(例えば、セルラー通信)を行うように、基地局300を制御する。
[0143]
 例えば、制御部355は、上記無線通信システム用の上記周波数帯域(例えば、セルラー帯域)についての送信電力と上記追加帯域についての送信電力との差が所定の閾値未満になるように、上記追加帯域を使用して上記無線通信システムの上記無線通信(例えば、セルラー通信)を行うように、基地局300を制御する。なお、上記送信電力は、例えば、リソースブロックあたりの送信電力などである。
[0144]
 以下、セルラー帯域の送信電力と追加帯域の送信電力との関係について、図7~図11を参照して具体例を説明する。図7~図11は、セルラー帯域の送信電力と追加帯域の送信電力との関係の第1~第5の例を説明するための説明図である。
[0145]
 図7の例では、基地局300はセルラー帯域50のうちの一部の帯域を送信電力P で使用している。また、共用帯域60のうちの追加帯域63についての使用可能な送信電力P は送信電力P よりも小さく、送信電力P と送信電力P との差P DIFFは所定の閾値T以上である。よって、基地局300は、追加帯域63を使用しない。
[0146]
 図8の例では、基地局300はセルラー帯域50のうちの一部の帯域を送信電力P で使用している。また、共用帯域60のうちの追加帯域63についての使用可能な送信電力P は送信電力P よりも小さく、送信電力P と送信電力P との差P DIFFは所定の閾値T未満である。よって、基地局300は、例えば、送信電力P で追加帯域63を使用する。
[0147]
 図9の例では、基地局300はセルラー帯域50のうちの一部の帯域を送信電力P で使用している。また、共用帯域60のうちの追加帯域63についての使用可能な送信電力P は送信電力P よりも大きい。よって、基地局300は、例えば、送信電力P で追加帯域63を使用する。
[0148]
 図10の例では、基地局300はセルラー帯域50のうちの一部の帯域を送信電力P で使用している。追加帯域63のうちの第1の帯域についての使用可能な送信電力P 2Aは、送信電力P よりも小さく、送信電力P と送信電力P 2Aとの差は所定の閾値T未満である。一方、追加帯域63のうちの第2の帯域についての使用可能な送信電力P 2Bは、送信電力P よりも小さく、送信電力P と送信電力P 2Bとの差は所定の閾値T以上である。よって、基地局300は、例えば、送信電力P 2Aで追加帯域63のうちの上記第1の帯域を使用し、追加帯域63のうちの上記第2の帯域を使用しない。
[0149]
 図11の例では、基地局300はセルラー帯域50のうちの一部の帯域を送信電力P で使用している。追加帯域63のうちの第1の帯域についての使用可能な送信電力P 2Aは、送信電力P よりも大きい。また、追加帯域63のうちの第2の帯域についての使用可能な送信電力P 2Bも、送信電力P よりも大きい。よって、基地局300は、例えば、送信電力P で追加帯域63を使用する。
[0150]
 このような送信電力での追加帯域の使用により、例えば、無線通信システム用の周波数帯域(例えば、セルラー帯域)の信号と上記追加帯域の信号とが、無線通信装置において共通の受信回路で処理される場合に、受信回路の非線形性により一方の信号が他方の信号を抑圧することを回避することが可能になる。
[0151]
 <2.4.無線通信装置の構成>
 次に、図12を参照して、本実施形態に係る無線通信装置400の構成の一例を説明する。図12は、本実施形態に係る無線通信装置400の構成の一例を示すブロック図である。無線通信装置400は、アンテナ部410、第1無線通信部420、アンテナ部430、第2無線通信部440、記憶部450及び処理部460を含む。
[0152]
 (アンテナ部410)
 アンテナ部410は、第1無線通信部420により出力される信号を電波として空間に放射する。また、アンテナ部410は、空間の電波を信号に変換し、当該信号を第1無線通信部420へ出力する。
[0153]
 (第1無線通信部420)
 第1無線通信部420は、無線通信システムの無線通信における信号の送受信を行う。例えば、当該無線通信システムは、セルラーシステムであり、第1無線通信部420は、セルラー通信における信号の送受信を行う。具体的には、例えば、第1無線通信部420は、基地局300からのダウンリンク信号を受信し、基地局300へのアップリンク信号を送信する。
[0154]
 (アンテナ部430)
 アンテナ部430は、第2無線通信部440により出力される信号を電波として空間に放射する。また、アンテナ部430は、空間の電波を信号に変換し、当該信号を第2無線通信部440へ出力する。
[0155]
 (第2無線通信部440)
 第2無線通信部440は、無線通信システムの無線通信とは異なる他の無線通信における信号の送受信を行う。例えば、上記他の無線通信は、無線LAN規格に従った無線通信であり、第2無線通信部440は、無線LAN通信における信号の送受信を行う。
[0156]
 (記憶部450)
 記憶部450は、無線通信装置400の動作のためのプログラム及びデータを一時的に又は恒久的に記憶する。
[0157]
 (処理部460)
 処理部460は、無線通信装置400の様々な機能を提供する。処理部460は、第1制御部461及び第2制御部463を含む。なお、処理部460は、これらの構成要素以外の他の構成要素をさらに含み得る。即ち、処理部460は、これらの構成要素の動作以外の動作も行い得る。
[0158]
 (第1制御部461)
 第1制御部461は、上記共用帯域のうちの上記追加帯域、及び、上記無線通信システム用の周波数帯域(例えば、セルラー帯域)を使用して、無線通信装置400が上記無線通信システムの上記無線通信(例えば、セルラー通信)を行うように、無線通信装置400を制御する。
[0159]
 例えば、基地局300が、上記追加帯域を無線通信装置400のSCCとして追加することを、無線通信装置400に指示する。具体的には、例えば、基地局300は、RRCリコンフィギュレーションメッセージ又はMAC制御エレメントにより、上記追加帯域を無線通信装置400のSCCとして追加することを、無線通信装置400に指示する。すると、第1制御部461は、SCCとしての上記追加帯域の使用を無線通信装置400に開始させる。
[0160]
 (第2制御部463)
 第2制御部463は、無線通信装置400が、上記追加帯域を使用して上記無線通信システムの上記無線通信(例えば、セルラー通信)を行う間に、上記追加帯域を使用して上記他の無線通信(例えば、無線LAN通信)を行わないように、無線通信装置400を制御する。
[0161]
 例えば、基地局300が、上記追加帯域をセルラー通信に使用している間は、第2制御部463は、無線LAN通信に新たに使用するチャネルとして、上記追加帯域を選択しない。また、例えば、基地局300が、上記追加帯域をセルラー通信に使用し始める際に、第2制御部463は、無線LAN通信のための上記追加帯域の使用を停止する。
[0162]
 これにより、例えば、無線通信装置400による他の無線通信(例えば、無線LAN通信)が無線通信装置400による無線通信システムの無線通信(例えば、セルラー通信)に干渉することを回避することが可能になる。
[0163]
 なお、基地局300が、上記追加帯域をセルラー通信に使用している間は、無線通信装置400は、共用帯域を使用して無線LAN通信を行わなくてもよい。また、追加帯域を使用してセルラー通信が行われていなければ、基地局300は、共用帯域のうちの任意の帯域を使用して無線LAN通信を行ってもよい。
[0164]
 以上、無線通信装置400の構成の一例を説明した。なお、無線通信装置400(処理部460)は、無線通信装置100の構成要素(例えば、情報取得部161及び情報提供部163)をさらに含んでもよい。
[0165]
 <<3.処理の流れ>>
 続いて、図13~図15を参照して、本開示の実施形態に係る処理の例を説明する。
[0166]
 (情報提供処理)
 図13は、本実施形態に係る情報提供処理の概略的な流れの一例を示すシーケンス図である。
[0167]
 無線通信装置100は、無線通信装置100の位置を特定するための位置特定情報を取得する(S501)。また、無線通信装置100は、無線通信システムの無線通信(例えば、セルラー通信)と他の無線通信(例えば、無線LAN通信)との間で共用される共用帯域を使用して無線通信装置100により行われる上記他の無線通信に関する情報(即ち、通信関連情報)を取得する(S503)。そして、無線通信装置100は、基地局300経由で、上記位置特定情報及び上記通信関連情報を情報処理装置200に提供する(S505)。
[0168]
 情報処理装置200は、上記位置特定情報及び上記通信関連情報を保存し、又は更新する(S507)。
[0169]
 (帯域追加処理)
 図14は、本実施形態に係る帯域追加処理の概略的な流れの一例を示すシーケンス図である。
[0170]
 基地局300は、無線通信システム用の周波数帯域(例えば、セルラー帯域)に加えて上記無線通信システムの無線通信(例えば、セルラー通信)に使用可能な追加帯域を、情報処理装置200に要求する(S521)。具体的には、例えば、基地局300は、追加帯域要求メッセージを情報処理装置200へ送信する。
[0171]
 すると、情報処理装置200は、追加帯域決定処理を行う(S600)。これにより、情報処理装置200は、上記追加帯域を決定する。その後、情報処理装置200は、決定された上記追加帯域を示す追加帯域情報を基地局300に提供する(S523)。
[0172]
 そして、基地局300は、上記追加帯域の使用のための設定を行う(S525)。例えば、基地局300は、上記追加帯域情報に示される追加帯域を、基地局300が使用するキャリア(例えば、CC)として設定する。また、例えば、基地局300は、上記追加帯域情報に示される送信電力を、基地局300が上記追加帯域についての使用可能な送信電力(例えば、最大送信電力)として設定する。また、例えば、制御部355は、上記追加帯域の使用のために他の通信パラメータも設定する。
[0173]
 その後、基地局300は、基地局300についての通信パラメータを情報処理装置200に提供する(S527)。例えば、当該通信パラメータは、追加帯域、送信電力及び/又はその他のパラメータを含む。
[0174]
 そして、情報処理装置200は、基地局300についての上記通信パラメータを保存し、又は更新する(S529)。
[0175]
 (追加帯域決定処理)
 図15は、本実施形態に係る追加帯域決定処理の概略的な流れの一例を示すフローチャートである。
[0176]
 装置特定部231は、無線通信装置100の位置に基づいて、基地局300の周辺に位置する無線通信装置100を特定する(S601)。
[0177]
 次に、情報取得部233は、特定された無線通信装置100(即ち、基地局300の周辺に位置する無線通信装置100)についての通信関連情報を取得する(S603)。
[0178]
 そして、制御部235は、上記通信関連情報、並びに、基地局300及び無線通信装置100の位置に基づいて、基地局300の無線通信から無線通信装置100の他の無線通信(例えば、無線LAN通信)への干渉を推定する(S605)。
[0179]
 また、制御部235は、推定された上記干渉に基づいて、共用帯域のうちの上記追加帯域(及び当該追加帯域についての使用可能な送信電力)を決定する(S607)。そして、処理は終了する。
[0180]
 <<4.応用例>>
 本開示に係る技術は、様々な製品へ応用可能である。例えば、情報処理装置200は、タワーサーバ、ラックサーバ、又はブレードサーバなどのいずれかの種類のサーバとして実現されてもよい。また、情報処理装置200の少なくとも一部の構成要素は、サーバに搭載されるモジュール(例えば、1つのダイで構成される集積回路モジュール、又はブレードサーバのスロットに挿入されるカード若しくはブレード)として実現されてもよい。
[0181]
 また、例えば、基地局300は、マクロeNB又はスモールeNBなどのいずれかの種類のeNB(evolved Node B)として実現されてもよい。スモールeNBは、ピコeNB、マイクロeNB又はホーム(フェムト)eNBなどの、マクロセルよりも小さいセルをカバーするeNBであってよい。その代わりに、基地局300は、NodeB又はBTS(Base Transceiver Station)などの他の種類の基地局として実現されてもよい。基地局300は、無線通信を制御する本体(基地局装置ともいう)と、本体とは別の場所に配置される1つ以上のRRH(Remote Radio Head)とを含んでもよい。また、後述する様々な種類の端末が一時的に又は半永続的に基地局機能を実行することにより、基地局300として動作してもよい。
[0182]
 また、例えば、無線通信装置(即ち、無線通信装置100及び無線通信装置400の各々)は、スマートフォン、タブレットPC(Personal Computer)、ノートPC、携帯型ゲーム端末、携帯型/ドングル型のモバイルルータ若しくはデジタルカメラなどのモバイル端末、又はカーナビゲーション装置などの車載端末として実現されてもよい。また、無線通信装置は、M2M(Machine To Machine)通信を行う端末(MTC(Machine Type Communication)端末ともいう)として実現されてもよい。さらに、無線通信装置の少なくとも一部の構成要素は、これら端末に搭載されるモジュール(例えば、1つのダイで構成される集積回路モジュール)として実現されてもよい。
[0183]
 <4.1.制御エンティティに関する応用例>
 図16は、本開示に係る技術が適用され得るサーバ700の概略的な構成の一例を示すブロック図である。サーバ700は、プロセッサ701、メモリ702、ストレージ703、ネットワークインタフェース704及びバス706を備える。
[0184]
 プロセッサ701は、例えばCPU(Central Processing Unit)又はDSP(Digital Signal Processor)であってよく、サーバ700の各種機能を制御する。メモリ702は、RAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)を含み、プロセッサ701により実行されるプログラム及びデータを記憶する。ストレージ703は、半導体メモリ又はハードディスクなどの記憶媒体を含み得る。
[0185]
 ネットワークインタフェース704は、サーバ700を有線通信ネットワーク705に接続するための有線通信インタフェースである。有線通信ネットワーク705は、EPC(Evolved Packet Core)などのコアネットワークであってもよく、又はインターネットなどのPDN(Packet Data Network)であってもよい。
[0186]
 バス706は、プロセッサ701、メモリ702、ストレージ703及びネットワークインタフェース704を互いに接続する。バス706は、速度の異なる2つ以上のバス(例えば、高速バス及び低速バス)を含んでもよい。
[0187]
 図16に示したサーバ700において、図5を参照して説明した情報取得部233及び制御部235(並びに装置特定部231)は、プロセッサ701において実装されてもよい。一例として、プロセッサを情報取得部233及び制御部235(並びに装置特定部231)として機能させるためのプログラム(換言すると、プロセッサに情報取得部233及び制御部235(並びに装置特定部231)の動作を実行させるためのプログラム)がサーバ700にインストールされ、プロセッサ701が当該プログラムを実行してもよい。別の例として、サーバ700は、プロセッサ701及びメモリ702を含むモジュールを搭載し、当該モジュールにおいて情報取得部233及び制御部235(並びに装置特定部231)が実装されてもよい。この場合に、上記モジュールは、プロセッサを情報取得部233及び制御部235(並びに装置特定部231)として機能させるためのプログラムをメモリ702に記憶し、当該プログラムをプロセッサ701により実行してもよい。以上のように、情報取得部233及び制御部235(並びに装置特定部231)を備える装置としてサーバ700又は上記モジュールが提供されてもよく、プロセッサを情報取得部233及び制御部235(並びに装置特定部231)として機能させるための上記プログラムが提供されてもよい。また、上記プログラムを記憶した読み取り可能な記憶媒体が提供されてもよい。
[0188]
 <4.2.基地局に関する応用例>
 (第1の応用例)
 図17は、本開示に係る技術が適用され得るeNBの概略的な構成の第1の例を示すブロック図である。eNB800は、1つ以上のアンテナ810、及び基地局装置820を有する。各アンテナ810及び基地局装置820は、RFケーブルを介して互いに接続され得る。
[0189]
 アンテナ810の各々は、単一の又は複数のアンテナ素子(例えば、MIMOアンテナを構成する複数のアンテナ素子)を有し、基地局装置820による無線信号の送受信のために使用される。eNB800は、図17に示したように複数のアンテナ810を有し、複数のアンテナ810は、例えばeNB800が使用する複数の周波数帯域にそれぞれ対応してもよい。なお、図17にはeNB800が複数のアンテナ810を有する例を示したが、eNB800は単一のアンテナ810を有してもよい。
[0190]
 基地局装置820は、コントローラ821、メモリ822、ネットワークインタフェース823及び無線通信インタフェース825を備える。
[0191]
 コントローラ821は、例えばCPU又はDSPであってよく、基地局装置820の上位レイヤの様々な機能を動作させる。例えば、コントローラ821は、無線通信インタフェース825により処理された信号内のデータからデータパケットを生成し、生成したパケットをネットワークインタフェース823を介して転送する。コントローラ821は、複数のベースバンドプロセッサからのデータをバンドリングすることによりバンドルドパケットを生成し、生成したバンドルドパケットを転送してもよい。また、コントローラ821は、無線リソース管理(Radio Resource Control)、無線ベアラ制御(Radio Bearer Control)、移動性管理(Mobility Management)、流入制御(Admission Control)又はスケジューリング(Scheduling)などの制御を実行する論理的な機能を有してもよい。また、当該制御は、周辺のeNB又はコアネットワークノードと連携して実行されてもよい。メモリ822は、RAM及びROMを含み、コントローラ821により実行されるプログラム、及び様々な制御データ(例えば、端末リスト、送信電力データ及びスケジューリングデータなど)を記憶する。
[0192]
 ネットワークインタフェース823は、基地局装置820をコアネットワーク824に接続するための通信インタフェースである。コントローラ821は、ネットワークインタフェース823を介して、コアネットワークノード又は他のeNBと通信してもよい。その場合に、eNB800と、コアネットワークノード又は他のeNBとは、論理的なインタフェース(例えば、S1インタフェース又はX2インタフェース)により互いに接続されてもよい。ネットワークインタフェース823は、有線通信インタフェースであってもよく、又は無線バックホールのための無線通信インタフェースであってもよい。ネットワークインタフェース823が無線通信インタフェースである場合、ネットワークインタフェース823は、無線通信インタフェース825により使用される周波数帯域よりもより高い周波数帯域を無線通信に使用してもよい。
[0193]
 無線通信インタフェース825は、LTE(Long Term Evolution)又はLTE-Advancedなどのいずれかのセルラー通信方式をサポートし、アンテナ810を介して、eNB800のセル内に位置する端末に無線接続を提供する。無線通信インタフェース825は、典型的には、ベースバンド(BB)プロセッサ826及びRF回路827などを含み得る。BBプロセッサ826は、例えば、符号化/復号、変調/復調及び多重化/逆多重化などを行なってよく、各レイヤ(例えば、L1、MAC(Medium Access Control)、RLC(Radio Link Control)及びPDCP(Packet Data Convergence Protocol))の様々な信号処理を実行する。BBプロセッサ826は、コントローラ821の代わりに、上述した論理的な機能の一部又は全部を有してもよい。BBプロセッサ826は、通信制御プログラムを記憶するメモリ、当該プログラムを実行するプロセッサ及び関連する回路を含むモジュールであってもよく、BBプロセッサ826の機能は、上記プログラムのアップデートにより変更可能であってもよい。また、上記モジュールは、基地局装置820のスロットに挿入されるカード若しくはブレードであってもよく、又は上記カード若しくは上記ブレードに搭載されるチップであってもよい。一方、RF回路827は、ミキサ、フィルタ及びアンプなどを含んでもよく、アンテナ810を介して無線信号を送受信する。
[0194]
 無線通信インタフェース825は、図17に示したように複数のBBプロセッサ826を含み、複数のBBプロセッサ826は、例えばeNB800が使用する複数の周波数帯域にそれぞれ対応してもよい。また、無線通信インタフェース825は、図17に示したように複数のRF回路827を含み、複数のRF回路827は、例えば複数のアンテナ素子にそれぞれ対応してもよい。なお、図17には無線通信インタフェース825が複数のBBプロセッサ826及び複数のRF回路827を含む例を示したが、無線通信インタフェース825は単一のBBプロセッサ826又は単一のRF回路827を含んでもよい。
[0195]
 図17に示したeNB800において、図6を参照して説明した情報取得部353及び制御部355(並びに要求部351)は、無線通信インタフェース825において実装されてもよい。あるいは、これらの構成要素の少なくとも一部は、コントローラ821において実装されてもよい。一例として、eNB800は、無線通信インタフェース825の一部(例えば、BBプロセッサ826)若しくは全部、及び/又コントローラ821を含むモジュールを搭載し、当該モジュールにおいて情報取得部353及び制御部355(並びに要求部351)が実装されてもよい。この場合に、上記モジュールは、プロセッサを情報取得部353及び制御部355(並びに要求部351)として機能させるためのプログラム(換言すると、プロセッサに情報取得部353及び制御部355(並びに要求部351)の動作を実行させるためのプログラム)を記憶し、当該プログラムを実行してもよい。別の例として、プロセッサを情報取得部353及び制御部355(並びに要求部351)として機能させるためのプログラムがeNB800にインストールされ、無線通信インタフェース825(例えば、BBプロセッサ826)及び/又コントローラ821が当該プログラムを実行してもよい。以上のように、情報取得部353及び制御部355(並びに要求部351)を備える装置としてeNB800、基地局装置820又は上記モジュールが提供されてもよく、プロセッサを情報取得部353及び制御部355(並びに要求部351)として機能させるためのプログラムが提供されてもよい。また、上記プログラムを記憶した読み取り可能な記憶媒体が提供されてもよい。
[0196]
 なお、図17に示したeNB800において、図6を参照して説明した無線通信部320は、無線通信インタフェース825のうちのRF回路827において実装されてもよい。また、図17に示したeNB800において、図6を参照して説明したアンテナ部310は、アンテナ810において実装されてもよい。また、図17に示したeNB800において、図6を参照して説明したネットワーク通信部330は、コントローラ821及び/又はネットワークインタフェース823において実装されてもよい。
[0197]
 (第2の応用例)
 図18は、本開示に係る技術が適用され得るeNBの概略的な構成の第2の例を示すブロック図である。eNB830は、1つ以上のアンテナ840、基地局装置850、及びRRH860を有する。各アンテナ840及びRRH860は、RFケーブルを介して互いに接続され得る。また、基地局装置850及びRRH860は、光ファイバケーブルなどの高速回線で互いに接続され得る。
[0198]
 アンテナ840の各々は、単一の又は複数のアンテナ素子(例えば、MIMOアンテナを構成する複数のアンテナ素子)を有し、RRH860による無線信号の送受信のために使用される。eNB830は、図18に示したように複数のアンテナ840を有し、複数のアンテナ840は、例えばeNB830が使用する複数の周波数帯域にそれぞれ対応してもよい。なお、図18にはeNB830が複数のアンテナ840を有する例を示したが、eNB830は単一のアンテナ840を有してもよい。
[0199]
 基地局装置850は、コントローラ851、メモリ852、ネットワークインタフェース853、無線通信インタフェース855及び接続インタフェース857を備える。コントローラ851、メモリ852及びネットワークインタフェース853は、図17を参照して説明したコントローラ821、メモリ822及びネットワークインタフェース823と同様のものである。
[0200]
 無線通信インタフェース855は、LTE又はLTE-Advancedなどのいずれかのセルラー通信方式をサポートし、RRH860及びアンテナ840を介して、RRH860に対応するセクタ内に位置する端末に無線接続を提供する。無線通信インタフェース855は、典型的には、BBプロセッサ856などを含み得る。BBプロセッサ856は、接続インタフェース857を介してRRH860のRF回路864と接続されることを除き、図17を参照して説明したBBプロセッサ826と同様のものである。無線通信インタフェース855は、図18に示したように複数のBBプロセッサ856を含み、複数のBBプロセッサ856は、例えばeNB830が使用する複数の周波数帯域にそれぞれ対応してもよい。なお、図18には無線通信インタフェース855が複数のBBプロセッサ856を含む例を示したが、無線通信インタフェース855は単一のBBプロセッサ856を含んでもよい。
[0201]
 接続インタフェース857は、基地局装置850(無線通信インタフェース855)をRRH860と接続するためのインタフェースである。接続インタフェース857は、基地局装置850(無線通信インタフェース855)とRRH860とを接続する上記高速回線での通信のための通信モジュールであってもよい。
[0202]
 また、RRH860は、接続インタフェース861及び無線通信インタフェース863を備える。
[0203]
 接続インタフェース861は、RRH860(無線通信インタフェース863)を基地局装置850と接続するためのインタフェースである。接続インタフェース861は、上記高速回線での通信のための通信モジュールであってもよい。
[0204]
 無線通信インタフェース863は、アンテナ840を介して無線信号を送受信する。無線通信インタフェース863は、典型的には、RF回路864などを含み得る。RF回路864は、ミキサ、フィルタ及びアンプなどを含んでもよく、アンテナ840を介して無線信号を送受信する。無線通信インタフェース863は、図18に示したように複数のRF回路864を含み、複数のRF回路864は、例えば複数のアンテナ素子にそれぞれ対応してもよい。なお、図18には無線通信インタフェース863が複数のRF回路864を含む例を示したが、無線通信インタフェース863は単一のRF回路864を含んでもよい。
[0205]
 図18に示したeNB830において、図6を参照して説明した情報取得部353及び制御部355(並びに要求部351)は、無線通信インタフェース855及び/又は無線通信インタフェース863において実装されてもよい。あるいは、これらの構成要素の少なくとも一部は、コントローラ851において実装されてもよい。一例として、eNB830は、無線通信インタフェース855の一部(例えば、BBプロセッサ856)若しくは全部、及び/又コントローラ851を含むモジュールを搭載し、当該モジュールにおいて情報取得部353及び制御部355(並びに要求部351)が実装されてもよい。この場合に、上記モジュールは、プロセッサを情報取得部353及び制御部355(並びに要求部351)として機能させるためのプログラム(換言すると、プロセッサに情報取得部353及び制御部355(並びに要求部351)の動作を実行させるためのプログラム)を記憶し、当該プログラムを実行してもよい。別の例として、プロセッサを情報取得部353及び制御部355(並びに要求部351)として機能させるためのプログラムがeNB830にインストールされ、無線通信インタフェース855(例えば、BBプロセッサ856)及び/又コントローラ851が当該プログラムを実行してもよい。以上のように、情報取得部353及び制御部355(並びに要求部351)を備える装置としてeNB830、基地局装置850又は上記モジュールが提供されてもよく、プロセッサを情報取得部353及び制御部355(並びに要求部351)として機能させるためのプログラムが提供されてもよい。また、上記プログラムを記憶した読み取り可能な記憶媒体が提供されてもよい。
[0206]
 なお、図18に示したeNB830において、図6を参照して説明した無線通信部320は、無線通信インタフェース863(又はRF回路864)において実装されてもよい。また、図18に示したeNB830において、図6を参照して説明したアンテナ部310は、アンテナ840において実装されてもよい。また、図18に示したeNB830において、図6を参照して説明したネットワーク通信部330は、コントローラ851及び/又はネットワークインタフェース853において実装されてもよい。
[0207]
 <4.3.無線通信装置に関する応用例>>
 (第1の応用例)
 図19は、本開示に係る技術が適用され得るスマートフォン900の概略的な構成の一例を示すブロック図である。スマートフォン900は、プロセッサ901、メモリ902、ストレージ903、外部接続インタフェース904、カメラ905、センサ906、マイクロフォン907、入力デバイス908、表示デバイス909、スピーカ910、セルラー通信インタフェース911、アンテナスイッチ912、アンテナ913、無線LAN通信インタフェース914、アンテナスイッチ915、アンテナ916、バス920、バッテリー921及び補助コントローラ922を備える。
[0208]
 プロセッサ901は、例えばCPU又はSoC(System on Chip)であってよく、スマートフォン900のアプリケーションレイヤ及びその他のレイヤの機能を制御する。メモリ902は、RAM及びROMを含み、プロセッサ901により実行されるプログラム及びデータを記憶する。ストレージ903は、半導体メモリ又はハードディスクなどの記憶媒体を含み得る。外部接続インタフェース904は、メモリーカード又はUSB(Universal Serial Bus)デバイスなどの外付けデバイスをスマートフォン900へ接続するためのインタフェースである。
[0209]
 カメラ905は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)又はCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などの撮像素子を有し、撮像画像を生成する。センサ906は、例えば、測位センサ、ジャイロセンサ、地磁気センサ及び加速度センサなどのセンサ群を含み得る。マイクロフォン907は、スマートフォン900へ入力される音声を音声信号へ変換する。入力デバイス908は、例えば、表示デバイス909の画面上へのタッチを検出するタッチセンサ、キーパッド、キーボード、ボタン又はスイッチなどを含み、ユーザからの操作又は情報入力を受け付ける。表示デバイス909は、液晶ディスプレイ(LCD)又は有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイなどの画面を有し、スマートフォン900の出力画像を表示する。スピーカ910は、スマートフォン900から出力される音声信号を音声に変換する。
[0210]
 セルラー通信インタフェース911は、LTE又はLTE-Advancedなどのいずれかのセルラー通信方式をサポートし、無線通信を実行する。セルラー通信インタフェース911は、典型的には、ベースバンド(BB)プロセッサ及びRF(Radio Frequency)回路などを含み得る。BBプロセッサは、例えば、符号化/復号、変調/復調及び多重化/逆多重化などを行なってよく、無線通信のための様々な信号処理を実行する。一方、RF回路は、ミキサ、フィルタ及びアンプなどを含んでもよく、アンテナ913を介して無線信号を送受信する。セルラー通信インタフェース911は、BBプロセッサ及びRF回路を集積したワンチップのモジュールであってもよい。セルラー通信インタフェース911は、単一のBBプロセッサを含んでもよく、又は複数のBBプロセッサを含んでもよい。また、セルラー通信インタフェース911は、単一のRF回路を含んでもよく、又は複数のRF回路を含んでもよい。アンテナスイッチ912は、セルラー通信インタフェース911に含まれる複数の回路の間でアンテナ913の接続先を切り替える。アンテナ913は、単一の又は複数のアンテナ素子(例えば、MIMO(Multiple-Input and Multiple-Output)アンテナを構成する複数のアンテナ素子)を有し、セルラー通信インタフェース911による無線信号の送受信のために使用される。
[0211]
 無線LAN通信インタフェース914は、IEEE802.11a、11b、11g、11n、11ac及び11adなどの無線LAN規格のうちの1つ以上をサポートし、無線通信を実行する。無線LAN通信インタフェース914は、インフラストラクチャーモードにおいては、他の装置と無線LANアクセスポイントを介して通信し得る。また、無線LAN通信インタフェース914は、アドホックモードにおいては、他の装置と直接的に通信し得る。無線LAN通信インタフェース914は、典型的には、BBプロセッサ及びRF回路などを含み得る。無線LAN通信インタフェース914は、通信制御プログラムを記憶するメモリ、当該プログラムを実行するプロセッサ及び関連する回路を集積したワンチップのモジュールであってもよい。アンテナスイッチ915は、無線LAN通信インタフェース914に含まれる複数の回路の間でアンテナ916の接続先を切り替える。アンテナ916は、単一の又は複数のアンテナ素子(例えば、MIMOアンテナを構成する複数のアンテナ素子)を有し、無線LAN通信インタフェース914による無線信号の送信及び受信のために使用される。
[0212]
 図19に示されるように、スマートフォン900は、セルラー通信インタフェース911及び無線LAN通信インタフェース914の各々に対応するアンテナを有してもよい。なお、図19の例に限定されず、スマートフォン900は、セルラー通信インタフェース911及び無線LAN通信インタフェース914に対応する共用のアンテナを有してもよい。一例として、スマートフォン900は、アンテナスイッチ912及びアンテナ913と、アンテナスイッチ915及びアンテナ916とを含む代わりに、セルラー通信インタフェース911及び無線LAN通信インタフェース914に対応する共用のアンテナ及びアンテナスイッチを有してもよい。そして、当該共用のアンテナは、当該アンテナスイッチにより、セルラー通信インタフェース911及び無線LAN通信インタフェース914の一方に接続されてもよい。
[0213]
 また、図19に示されるように、スマートフォン900は、セルラー通信インタフェース911及び無線LAN通信インタフェース914を別々のモジュールとして有してもよい。なお、図19の例に限定されず、スマートフォン900は、セルラー通信インタフェース911及び無線LAN通信インタフェース914を含むワンチップのモジュールを有してもよい。この場合に、スマートフォン900は、通信インタフェース間で共用のアンテナ及びアンテナスイッチを含んでもよく、又は通信インタフェースの各々に対応するアンテナを含んでもよい。
[0214]
 なお、アンテナスイッチ912及びアンテナスイッチ915は、スマートフォン900の構成から省略されてもよい。
[0215]
 バス920は、プロセッサ901、メモリ902、ストレージ903、外部接続インタフェース904、カメラ905、センサ906、マイクロフォン907、入力デバイス908、表示デバイス909、スピーカ910、セルラー通信インタフェース911、無線LAN通信インタフェース914及び補助コントローラ922を互いに接続する。バッテリー921は、図中に破線で部分的に示した給電ラインを介して、図19に示したスマートフォン900の各ブロックへ電力を供給する。補助コントローラ922は、例えば、スリープモードにおいて、スマートフォン900の必要最低限の機能を動作させる。
[0216]
 図19に示したスマートフォン900において、図4を参照して説明した情報取得部161及び情報提供部163は、プロセッサ901において実装されてもよい。あるいは、これらの構成要素の少なくとも一部は、補助コントローラ922、セルラー通信インタフェース911及び/又は無線LAN通信インタフェース914において実装されてもよい。一例として、プロセッサを情報取得部161及び情報提供部163として機能させるためのプログラム(例えば、デバイスドライバ、又はオペレーティングシステム(OS)など)がスマートフォン900にインストールされ、プロセッサ901、補助コントローラ922、セルラー通信インタフェース911及び/又は無線LAN通信インタフェース914が当該プログラムを実行してもよい。別の例として、スマートフォン900は、プロセッサ901、補助コントローラ922、セルラー通信インタフェース911の一部又は全部、及び/又は無線LAN通信インタフェース914の一部又は全部を含むモジュールを搭載し、当該モジュールにおいて情報取得部161及び情報提供部163が実装されてもよい。この場合に、上記モジュールは、プロセッサを情報取得部161及び情報提供部163として機能させるためのプログラム(換言すると、プロセッサに情報取得部161及び情報提供部163の動作を実行させるためのプログラム)を記憶し、当該プログラムを実行してもよい。以上のように、情報取得部161及び情報提供部163を備える装置としてスマートフォン900又は上記モジュールが提供されてもよく、プロセッサを情報取得部161及び情報提供部163として機能させるためのプログラムが提供されてもよい。また、上記プログラムを記憶した読み取り可能な記憶媒体が提供されてもよい。
[0217]
 なお、図19に示したスマートフォン900において、図4を参照して説明した第1無線通信部120は、セルラー通信インタフェース911において実装されてもよい。また、アンテナ部110は、アンテナ913において実装されてもよい。また、図19に示したスマートフォン900において、図4を参照して説明した第2無線通信部140は、無線LAN通信インタフェース914において実装されてもよい。また、アンテナ部130は、アンテナ916において実装されてもよい。
[0218]
 また、図19に示したスマートフォン900において、図12を参照して説明した第2制御部463は、無線LAN通信インタフェース914において実装されてもよい。あるいは、第2制御部463は、プロセッサ901及び/又は補助コントローラ922において実装されてもよい。一例として、スマートフォン900は、無線LAN通信インタフェース914、プロセッサ901及び/又は補助コントローラ922含むモジュールを搭載し、当該モジュールにおいて第2制御部463が実装されてもよい。この場合に、上記モジュールは、プロセッサを第2制御部463として機能させるためのプログラム(換言すると、プロセッサに第2制御部463の動作を実行させるためのプログラム)を記憶し、当該プログラムを実行してもよい。別の例として、プロセッサを第2制御部463として機能させるためのプログラム(例えば、デバイスドライバ、又はオペレーティングシステム(OS)など)がスマートフォン900にインストールされ、無線LAN通信インタフェース914、プロセッサ901及び/又は補助コントローラ922が当該プログラムを実行してもよい。以上のように、第2制御部463を備える装置としてスマートフォン900又は上記モジュールが提供されてもよく、プロセッサを第2制御部463として機能させるためのプログラムが提供されてもよい。また、上記プログラムを記憶した読み取り可能な記憶媒体が提供されてもよい。
[0219]
 なお、図19に示したスマートフォン900において、図12を参照して説明した第1無線通信部420は、セルラー通信インタフェース911において実装されてもよい。また、アンテナ部410は、アンテナ913において実装されてもよい。また、図19に示したスマートフォン900において、図12を参照して説明した第2無線通信部440は、無線LAN通信インタフェース914において実装されてもよい。また、アンテナ部430は、アンテナ916において実装されてもよい。
[0220]
 (第2の応用例)
 図20は、本開示に係る技術が適用され得るカーナビゲーション装置930の概略的な構成の一例を示すブロック図である。カーナビゲーション装置930は、プロセッサ931、メモリ932、GPS(Global Positioning System)モジュール933、センサ934、データインタフェース935、コンテンツプレーヤ936、記憶媒体インタフェース937、入力デバイス938、表示デバイス939、スピーカ940、セルラー通信インタフェース941、アンテナスイッチ942、アンテナ943、無線LAN通信インタフェース944、アンテナスイッチ945、アンテナ946及びバッテリー950を備える。
[0221]
 プロセッサ931は、例えばCPU又はSoCであってよく、カーナビゲーション装置930のナビゲーション機能及びその他の機能を制御する。メモリ932は、RAM及びROMを含み、プロセッサ931により実行されるプログラム及びデータを記憶する。
[0222]
 GPSモジュール933は、GPS衛星から受信されるGPS信号を用いて、カーナビゲーション装置930の位置(例えば、緯度、経度及び高度)を測定する。センサ934は、例えば、ジャイロセンサ、地磁気センサ及び気圧センサなどのセンサ群を含み得る。データインタフェース935は、例えば、図示しない端子を介して車載ネットワーク961に接続され、車速データなどの車両側で生成されるデータを取得する。
[0223]
 コンテンツプレーヤ936は、記憶媒体インタフェース937に挿入される記憶媒体(例えば、CD又はDVD)に記憶されているコンテンツを再生する。入力デバイス938は、例えば、表示デバイス939の画面上へのタッチを検出するタッチセンサ、ボタン又はスイッチなどを含み、ユーザからの操作又は情報入力を受け付ける。表示デバイス939は、LCD又はOLEDディスプレイなどの画面を有し、ナビゲーション機能又は再生されるコンテンツの画像を表示する。スピーカ940は、ナビゲーション機能又は再生されるコンテンツの音声を出力する。
[0224]
 セルラー通信インタフェース941は、LTE又はLTE-Advancedなどのいずれかのセルラー通信方式をサポートし、無線通信を実行する。セルラー通信インタフェース941は、典型的には、BBプロセッサ及びRF回路などを含み得る。BBプロセッサは、例えば、符号化/復号、変調/復調及び多重化/逆多重化などを行なってよく、無線通信のための様々な信号処理を実行する。一方、RF回路は、ミキサ、フィルタ及びアンプなどを含んでもよく、アンテナ943を介して無線信号を送受信する。セルラー通信インタフェース941は、BBプロセッサ及びRF回路を集積したワンチップのモジュールであってもよい。セルラー通信インタフェース941は、単一のBBプロセッサを含んでもよく、又は複数のBBプロセッサを含んでもよい。また、セルラー通信インタフェース941は、単一のRF回路を含んでもよく、又は複数のRF回路を含んでもよい。アンテナスイッチ942は、セルラー通信インタフェース941に含まれる複数の回路の間でアンテナ943の接続先を切り替える。アンテナ943は、単一の又は複数のアンテナ素子(例えば、MIMOアンテナを構成する複数のアンテナ素子)を有し、セルラー通信インタフェース941による無線信号の送受信のために使用される。
[0225]
 無線LAN通信インタフェース944は、IEEE802.11a、11b、11g、11n、11ac及び11adなどの無線LAN規格のうちの1つ以上をサポートし、無線通信を実行する。無線LAN通信インタフェース944は、インフラストラクチャーモードにおいては、他の装置と無線LANアクセスポイントを介して通信し得る。また、無線LAN通信インタフェース944は、アドホックモードにおいては、他の装置と直接的に通信し得る。無線LAN通信インタフェース944は、典型的には、BBプロセッサ及びRF回路などを含み得る。無線LAN通信インタフェース944は、通信制御プログラムを記憶するメモリ、当該プログラムを実行するプロセッサ及び関連する回路を集積したワンチップのモジュールであってもよい。アンテナスイッチ945は、無線LAN通信インタフェース944に含まれる複数の回路の間でアンテナ946の接続先を切り替える。アンテナ946は、単一の又は複数のアンテナ素子(例えば、MIMOアンテナを構成する複数のアンテナ素子)を有し、無線LAN通信インタフェース944による無線信号の送信及び受信のために使用される。
[0226]
 図20に示されるように、カーナビゲーション装置930は、セルラー通信インタフェース941及び無線LAN通信インタフェース944の各々に対応するアンテナを有してもよい。なお、図20の例に限定されず、カーナビゲーション装置930は、セルラー通信インタフェース941及び無線LAN通信インタフェース944に対応する共用のアンテナを有してもよい。一例として、カーナビゲーション装置930は、アンテナスイッチ942及びアンテナ943と、アンテナスイッチ945及びアンテナ946とを含む代わりに、セルラー通信インタフェース941及び無線LAN通信インタフェース944に対応する共用のアンテナ及びアンテナスイッチを有してもよい。そして、当該共用のアンテナは、当該アンテナスイッチにより、セルラー通信インタフェース941及び無線LAN通信インタフェース944の一方に接続されてもよい。
[0227]
 また、図20に示されるように、カーナビゲーション装置930は、セルラー通信インタフェース941及び無線LAN通信インタフェース944を別々のモジュールとして有してもよい。なお、図20の例に限定されず、カーナビゲーション装置930は、セルラー通信インタフェース941及び無線LAN通信インタフェース944を含むワンチップのモジュールを有してもよい。この場合に、カーナビゲーション装置930は、通信インタフェース間で共用のアンテナ及びアンテナスイッチを含んでもよく、又は通信インタフェースの各々に対応するアンテナを含んでもよい。
[0228]
 なお、アンテナスイッチ942及びアンテナスイッチ945は、カーナビゲーション装置930の構成から省略されてもよい。
[0229]
 バッテリー950は、図中に破線で部分的に示した給電ラインを介して、図20に示したカーナビゲーション装置930の各ブロックへ電力を供給する。また、バッテリー950は、車両側から給電される電力を蓄積する。
[0230]
 図20に示したカーナビゲーション装置930において、図4を参照して説明した情報取得部161及び情報提供部163は、プロセッサ931において実装されてもよい。あるいは、これらの構成要素の少なくとも一部は、セルラー通信インタフェース941及び/又は無線LAN通信インタフェース944において実装されてもよい。一例として、プロセッサを情報取得部161及び情報提供部163として機能させるためのプログラム(例えば、デバイスドライバ、又はOSなど)がカーナビゲーション装置930にインストールされ、プロセッサ931、セルラー通信インタフェース941及び/又は無線LAN通信インタフェース944が当該プログラムを実行してもよい。別の例として、カーナビゲーション装置930は、プロセッサ931、セルラー通信インタフェース941の一部又は全部、及び/又は無線LAN通信インタフェース944の一部又は全部を含むモジュールを搭載し、当該モジュールにおいて情報取得部161及び情報提供部163が実装されてもよい。この場合に、上記モジュールは、プロセッサを情報取得部161及び情報提供部163として機能させるためのプログラム(換言すると、プロセッサに情報取得部161及び情報提供部163の動作を実行させるためのプログラム)を記憶し、当該プログラムを実行してもよい。以上のように、情報取得部161及び情報提供部163を備える装置としてカーナビゲーション装置930又は上記モジュールが提供されてもよく、プロセッサを情報取得部161及び情報提供部163として機能させるためのプログラムが提供されてもよい。また、上記プログラムを記憶した読み取り可能な記憶媒体が提供されてもよい。
[0231]
 なお、図20に示したカーナビゲーション装置930において、図4を参照して説明した第1無線通信部120は、セルラー通信インタフェース941において実装されてもよい。また、アンテナ部110は、アンテナ943において実装されてもよい。また、図20に示したカーナビゲーション装置930において、図4を参照して説明した第2無線通信部140は、無線LAN通信インタフェース944において実装されてもよい。また、アンテナ部130は、アンテナ946において実装されてもよい。
[0232]
 また、図20に示したカーナビゲーション装置930において、図12を参照して説明した第2制御部463は、無線LAN通信インタフェース944において実装されてもよい。あるいは、第2制御部463は、プロセッサ931において実装されてもよい。一例として、カーナビゲーション装置930は、無線LAN通信インタフェース944の一部若しくは全部、及び/又はプロセッサ931を含むモジュールを搭載し、当該モジュールにおいて第2制御部463が実装されてもよい。この場合に、上記モジュールは、プロセッサを第2制御部463として機能させるためのプログラム(換言すると、プロセッサに第2制御部463の動作を実行させるためのプログラム)を記憶し、当該プログラムを実行してもよい。別の例として、プロセッサを第2制御部463として機能させるためのプログラム(例えば、デバイスドライバ、又はOSなど)がカーナビゲーション装置930にインストールされ、無線LAN通信インタフェース944及び/又はプロセッサ931が当該プログラムを実行してもよい。以上のように、第2制御部463を備える装置としてカーナビゲーション装置930又は上記モジュールが提供されてもよく、プロセッサを第2制御部463として機能させるためのプログラムが提供されてもよい。また、上記プログラムを記憶した読み取り可能な記憶媒体が提供されてもよい。
[0233]
 なお、図20に示したカーナビゲーション装置930において、図12を参照して説明した第1無線通信部420は、セルラー通信インタフェース941において実装されてもよい。また、アンテナ部410は、アンテナ943において実装されてもよい。また、図20に示したカーナビゲーション装置930において、図12を参照して説明した第2無線通信部440は、無線LAN通信インタフェース944において実装されてもよい。また、アンテナ部430は、アンテナ946において実装されてもよい。
[0234]
 また、本開示に係る技術は、上述したカーナビゲーション装置930の1つ以上のブロックと、車載ネットワーク961と、車両側モジュール962とを含む車載システム(又は車両)960として実現されてもよい。即ち、情報取得部161及び情報提供部163(又は第2制御部463)を備える装置として車載システム(又は車両)940が提供されてもよい。車両側モジュール962は、車速、エンジン回転数又は故障情報などの車両側データを生成し、生成したデータを車載ネットワーク961へ出力する。
[0235]
 <<5.まとめ>>
 ここまで、図1~図20を参照して、本開示の実施形態に係る各装置及び各処理を説明した。
[0236]
 本開示に係る実施形態によれば、無線通信装置100は、無線通信システム(例えば、セルラーシステム)の無線通信(例えば、セルラー通信)と他の無線通信(例えば、無線LAN通信)との間で共用される周波数帯域を使用して無線通信装置100により行われる上記他の無線通信に関する情報(即ち、通信関連情報)を取得する情報取得部161と、共用される上記周波数帯域のうちの、上記無線通信システム用の周波数帯域(例えば、セルラー帯域)に加えて上記無線通信システムの上記無線通信(例えば、セルラー通信)に使用可能な追加帯域を決定する他の装置(即ち、情報処理装置200)が、上記他の無線通信に関する上記情報(即ち、通信関連情報)を取得できるように、上記他の無線通信(例えば、無線LAN通信)に関する上記情報(即ち、通信関連情報)を提供する情報提供部163と、を備える。
[0237]
 また、本開示に係る実施形態によれば、情報処理装置200は、無線通信システム(例えば、セルラーシステム)の無線通信(例えば、セルラー通信)と他の無線通信(例えば、無線LAN通信)との間で共用される周波数帯域(即ち、共用帯域)を使用して無線通信装置100により行われる上記他の無線通信に関する情報であって、無線通信装置100により提供される当該情報(即ち、通信関連情報)を取得する情報取得部233と、上記他の無線通信に関する上記情報に基づいて、共用される上記周波数帯域のうちの、上記無線通信システム用の周波数帯域(例えば、セルラー帯域)に加えて上記無線通信システムの上記無線通信(例えば、セルラー通信)に使用可能な追加帯域を決定する制御部235と、を備える。
[0238]
 これにより、例えば、無線通信システムの無線通信と他の無線通信との間で共用される周波数帯域を上記無線通信システムに適切に使用させることが可能になる。
[0239]
 以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態を説明したが、本開示は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
[0240]
 例えば、情報処理装置と基地局とは別々の装置である例を説明したが、本開示は係る例に限定されない。例えば、情報処理装置は、基地局に実装されてもよい。より具体的には、例えば、情報処理装置の装置特定部、情報取得部及び制御部が、基地局により備えられてもよい。
[0241]
 例えば、無線通信システムの無線通信とは異なる他の無線通信が無線LAN通信である例を説明したが、本開示は係る例に限定されない。例えば、上記他の無線通信は、無線リソースの割当てが行われない他の無線通信(換言すると、分散的に干渉制御が行われる他の無線通信)であってもよい。より具体的には、例えば、上記他の無線通信は、キャリアセンスを伴う他の無線通信であってもよい。
[0242]
 また、本明細書の処理におけるステップは、必ずしもフローチャート又はシーケンス図に記載された順序に沿って時系列に実行されなくてよい。例えば、上記処理におけるステップは、フローチャート又はシーケンス図として記載した順序と異なる順序で実行されても、並列的に実行されてもよい。
[0243]
 また、本明細書の装置(例えば、情報処理装置、基地局及び/又は無線通信装置など)に備えられるプロセッサ(例えば、CPU、DSPなど)を上記装置の構成要素として機能させるためのコンピュータプログラム(換言すると、上記プロセッサに上記装置の構成要素の動作を実行させるためのコンピュータプログラム)も作成可能である。また、当該コンピュータプログラムを記憶した記憶媒体も提供されてもよい。また、上記コンピュータプログラムを記憶するメモリと、上記コンピュータプログラムを実行可能な1つ以上のプロセッサとを備える装置(例えば、完成品、又は完成品のためのモジュール(部品、処理回路若しくはチップなど))も提供されてもよい。また、上記装置の構成要素の動作を含む方法も、本開示に係る技術に含まれる。
[0244]
 また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的又は例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記効果とともに、又は上記効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。
[0245]
 なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)
 無線通信システムの無線通信と他の無線通信との間で共用される周波数帯域を使用して無線通信装置により行われる前記他の無線通信に関する情報であって、前記無線通信装置により提供される当該情報を取得する取得部と、
 前記他の無線通信に関する前記情報に基づいて、共用される前記周波数帯域のうちの、前記無線通信システム用の周波数帯域に加えて前記無線通信システムの前記無線通信に使用可能な追加帯域を決定する制御部と、
を備える装置。
(2)
 前記制御部は、前記他の無線通信に関する前記情報に基づいて、前記追加帯域と、当該追加帯域についての使用可能な送信電力とを決定する、前記(1)に記載の装置。
(3)
 前記他の無線通信に関する前記情報は、共用される前記周波数帯域のうちの前記無線通信装置が使用している帯域を示す情報を含む、前記(1)又は(2)に記載の装置。
(4)
 前記他の無線通信に関する前記情報は、共用される前記周波数帯域についての前記無線通信装置の送信電力を示す情報を含む、前記(1)~(3)のいずれか1項に記載の装置。
(5)
 前記他の無線通信に関する前記情報は、共用される前記周波数帯域を前記無線通信装置が使用しているか否かを示す情報を含む、前記(1)~(4)のいずれか1項に記載の装置。
(6)
 前記他の無線通信に関する前記情報は、前記無線通信システムの基地局を経由する情報である、前記(1)~(5)のいずれか1項に記載の装置。
(7)
 前記無線通信装置は、前記無線通信システムの基地局の周辺に位置する装置であり、
 前記追加帯域は、前記基地局の無線通信に使用可能な帯域である、
前記(1)~(6)のいずれか1項に記載の装置。
(8)
 前記無線通信装置の位置に基づいて、前記基地局の周辺に位置する前記無線通信装置を特定する特定部、をさらに備える、前記(7)に記載の装置。
(9)
 前記制御部は、前記他の無線通信に関する前記情報、並びに、前記基地局及び前記無線通信装置の位置に基づいて、前記追加帯域を決定する、前記(7)又は(8)に記載の装置。
(10)
 前記制御部は、前記他の無線通信に関する前記情報に基づいて、前記基地局の無線通信から前記無線通信装置の前記他の無線通信への干渉を推定し、推定される当該干渉に基づいて、前記追加帯域を決定する、前記(7)又は(8)に記載の装置。
(11)
 前記無線通信システムは、セルラーシステムであり、
 前記他の無線通信は、無線LAN(Local Area Network)規格に従った無線通信である、
前記(1)~(10)のいずれか1項に記載の装置。
(12)
 無線通信システムの無線通信と他の無線通信との間で共用される周波数帯域を使用して無線通信装置により行われる前記他の無線通信に関する情報を取得する取得部と、
 共用される前記周波数帯域のうちの、前記無線通信システム用の周波数帯域に加えて前記無線通信システムの前記無線通信に使用可能な追加帯域を決定する他の装置が、前記他の無線通信に関する前記情報を取得できるように、前記他の無線通信に関する前記情報を提供する提供部と、
を備える装置。
(13)
 前記取得部は、前記無線通信装置の位置を特定するための位置特定情報をさらに取得し、
 前記提供部は、前記他の装置が前記無線通信装置の前記位置を特定できるように、前記位置特定情報を提供する、
前記(12)に記載の装置。
(14)
 前記位置特定情報は、前記無線通信装置のGPS(Global Positioning System)機能により生成される情報を含む、前記(13)に記載の装置。
(15)
 前記位置特定情報は、前記無線通信装置が位置する前記無線通信システムのセルの識別情報を含む、前記(13)又は(14)に記載の装置。
(16)
 前記位置特定情報は、前記無線通信システムの複数の基地局により送信される信号の前記無線通信装置での受信電力に関する情報を含む、前記(13)~(15)のいずれか1項に記載の装置。
(17)
 無線通信システムの無線通信と他の無線通信との間で共用される周波数帯域のうちの、前記無線通信システム用の周波数帯域に加えて前記無線通信システムの前記無線通信に使用可能な追加帯域を示す情報を取得する取得部と、
 前記追加帯域を使用して前記無線通信システムの基地局が前記無線通信システムの前記無線通信を行うように、前記基地局を制御する制御部と、
を備え、
 前記追加帯域は、共用される前記周波数帯域を使用して無線通信装置により行われる前記他の無線通信に関する情報であって、前記無線通信装置により提供される当該情報に基づいて決定される帯域である、
装置。
(18)
 前記制御部は、前記無線通信システム用の前記周波数帯域についての前記基地局の送信電力に応じた送信電力で前記追加帯域を使用して、前記無線通信システムの前記無線通信を行うように、前記基地局を制御する、前記(17)に記載の装置。
(19)
 前記装置は、前記基地局、前記基地局のための基地局装置、又は当該基地局装置のためのモジュールである、前記(17)又は(18)に記載の装置。
(20)
 無線通信装置が、無線通信システムの無線通信と他の無線通信との間で共用される周波数帯域のうちの、前記無線通信システムの前記無線通信に使用可能な追加帯域を使用して、前記無線通信システムの前記無線通信を行う間に、前記追加帯域を使用して前記他の無線通信を行わないように、前記無線通信装置を制御する制御部、
を備える装置。

符号の説明

[0246]
 1    通信システム
 10   無線通信装置
 30   セル
 50   セルラー帯域
 60   共用帯域
 63   追加帯域
 100  情報処理装置
 161  情報取得部
 163  情報提供部
 200  情報処理装置
 231  装置特定部
 233  情報取得部
 235  制御部
 300  基地局
 353  情報取得部
 355  制御部
 400  情報処理装置
 461  第1制御部
 463  第2制御部

請求の範囲

[請求項1]
 無線通信システムの無線通信と他の無線通信との間で共用される周波数帯域を使用して無線通信装置により行われる前記他の無線通信に関する情報であって、前記無線通信装置により提供される当該情報を取得する取得部と、
 前記他の無線通信に関する前記情報に基づいて、共用される前記周波数帯域のうちの、前記無線通信システム用の周波数帯域に加えて前記無線通信システムの前記無線通信に使用可能な追加帯域を決定する制御部と、
を備える装置。
[請求項2]
 前記制御部は、前記他の無線通信に関する前記情報に基づいて、前記追加帯域と、当該追加帯域についての使用可能な送信電力とを決定する、請求項1に記載の装置。
[請求項3]
 前記他の無線通信に関する前記情報は、共用される前記周波数帯域のうちの前記無線通信装置が使用している帯域を示す情報を含む、請求項1に記載の装置。
[請求項4]
 前記他の無線通信に関する前記情報は、共用される前記周波数帯域についての前記無線通信装置の送信電力を示す情報を含む、請求項1に記載の装置。
[請求項5]
 前記他の無線通信に関する前記情報は、共用される前記周波数帯域を前記無線通信装置が使用しているか否かを示す情報を含む、請求項1に記載の装置。
[請求項6]
 前記他の無線通信に関する前記情報は、前記無線通信システムの基地局を経由する情報である、請求項1に記載の装置。
[請求項7]
 前記無線通信装置は、前記無線通信システムの基地局の周辺に位置する装置であり、
 前記追加帯域は、前記基地局の無線通信に使用可能な帯域である、
請求項1に記載の装置。
[請求項8]
 前記無線通信装置の位置に基づいて、前記基地局の周辺に位置する前記無線通信装置を特定する特定部、をさらに備える、請求項7に記載の装置。
[請求項9]
 前記制御部は、前記他の無線通信に関する前記情報、並びに、前記基地局及び前記無線通信装置の位置に基づいて、前記追加帯域を決定する、請求項7に記載の装置。
[請求項10]
 前記制御部は、前記他の無線通信に関する前記情報に基づいて、前記基地局の無線通信から前記無線通信装置の前記他の無線通信への干渉を推定し、推定される当該干渉に基づいて、前記追加帯域を決定する、請求項7に記載の装置。
[請求項11]
 前記無線通信システムは、セルラーシステムであり、
 前記他の無線通信は、無線LAN(Local Area Network)規格に従った無線通信である、
請求項1に記載の装置。
[請求項12]
 無線通信システムの無線通信と他の無線通信との間で共用される周波数帯域を使用して無線通信装置により行われる前記他の無線通信に関する情報を取得する取得部と、
 共用される前記周波数帯域のうちの、前記無線通信システム用の周波数帯域に加えて前記無線通信システムの前記無線通信に使用可能な追加帯域を決定する他の装置が、前記他の無線通信に関する前記情報を取得できるように、前記他の無線通信に関する前記情報を提供する提供部と、
を備える装置。
[請求項13]
 前記取得部は、前記無線通信装置の位置を特定するための位置特定情報をさらに取得し、
 前記提供部は、前記他の装置が前記無線通信装置の前記位置を特定できるように、前記位置特定情報を提供する、
請求項12に記載の装置。
[請求項14]
 前記位置特定情報は、前記無線通信装置のGPS(Global Positioning System)機能により生成される情報を含む、請求項13に記載の装置。
[請求項15]
 前記位置特定情報は、前記無線通信装置が位置する前記無線通信システムのセルの識別情報を含む、請求項13に記載の装置。
[請求項16]
 前記位置特定情報は、前記無線通信システムの複数の基地局により送信される信号の前記無線通信装置での受信電力に関する情報を含む、請求項13に記載の装置。
[請求項17]
 無線通信システムの無線通信と他の無線通信との間で共用される周波数帯域のうちの、前記無線通信システム用の周波数帯域に加えて前記無線通信システムの前記無線通信に使用可能な追加帯域を示す情報を取得する取得部と、
 前記追加帯域を使用して前記無線通信システムの基地局が前記無線通信システムの前記無線通信を行うように、前記基地局を制御する制御部と、
を備え、
 前記追加帯域は、共用される前記周波数帯域を使用して無線通信装置により行われる前記他の無線通信に関する情報であって、前記無線通信装置により提供される当該情報に基づいて決定される帯域である、
装置。
[請求項18]
 前記制御部は、前記無線通信システム用の前記周波数帯域についての前記基地局の送信電力に応じた送信電力で、前記追加帯域を使用して、前記無線通信システムの前記無線通信を行うように、前記基地局を制御する、請求項17に記載の装置。
[請求項19]
 前記装置は、前記基地局、前記基地局のための基地局装置、又は当該基地局装置のためのモジュールである、請求項17に記載の装置。
[請求項20]
 無線通信装置が、無線通信システムの無線通信と他の無線通信との間で共用される周波数帯域のうちの、前記無線通信システムの前記無線通信に使用可能な追加帯域を使用して、前記無線通信システムの前記無線通信を行う間に、前記追加帯域を使用して前記他の無線通信を行わないように、前記無線通信装置を制御する制御部、
を備える装置。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3]

[ 図 4]

[ 図 5]

[ 図 6]

[ 図 7]

[ 図 8]

[ 図 9]

[ 図 10]

[ 図 11]

[ 図 12]

[ 図 13]

[ 図 14]

[ 図 15]

[ 図 16]

[ 図 17]

[ 図 18]

[ 図 19]

[ 図 20]