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1. WO2010126112 - 無線基地局

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明 細 書

発明の名称 無線基地局

技術分野

0001  

背景技術

0002   0003   0004   0005   0006   0007  

発明の概要

0008  

図面の簡単な説明

0009  

発明を実施するための形態

0010   0011   0012   0013   0014   0015   0016   0017   0018   0019   0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033   0034   0035  

産業上の利用可能性

0036  

請求の範囲

1   2   3  

図面

1   2   3   4  

明 細 書

発明の名称 : 無線基地局

技術分野

[0001]
 本発明は、無線基地局に関する。

背景技術

[0002]
 「Time & Rate」方式のEUL(Enhanced Uplink)通信では、各スケジューリング区間におけるスケジューリング対象の移動局UEは、1つであり、無線基地局NodeBが、現在のスケジューリング区間におけるスケジューリング対象の移動局UE#1に対して、E-AGCH(E-DCH Absolute Grant Channel)を介して、次のスケジューリング区間において上りデータの送信を停止するように指示する「Zero Grant」を送信し、次のスケジューリング区間におけるスケジューリング対象の移動局UE#2に対して、E-AGCHを介して、所定のAG(Absolute Grant)を送信することによって、スケジューリング対象の移動局を切り替えることができる。
[0003]
 しかしながら、かかる「Time & Rate」方式のEUL通信において、移動局UEが、現在のスケジューリング区間におけるスケジューリング対象の移動局UE#1が、「Zero Grant」の受信に失敗すると、以下の問題点が発生する。
[0004]
 第1に、次のスケジューリング区間が開始された後は、スケジューリング対象の移動局UEが、移動局UE#2に遷移しているため、無線基地局NodeBは、移動局UE#1に対して、「Zero Grant」を送信することができないという問題点が発生する。
[0005]
 ここで、EUL通信では、各TTI(Transmission Time Interval、時間スロット)において、1種類のAGしか送信することができない。
[0006]
 第2に、移動局UE#1は、次のスケジューリング区間が開始された後も、上りデータの送信を継続し、かかる上りデータは、無線基地局NodeBにおいて全て上り干渉となり、本来のスケジューリング対象の移動局UE#2における上り伝送速度を高速にすることができなくなるという問題点が発生する。
[0007]
 第3に、上述のような状態が、移動局UE#1が、再度、スケジューリング対象の移動局UEとなるまで継続するという問題点があった。

発明の概要

[0008]
 第1の特徴に係る移動局は、受信したスケジューリング許可情報に対応する高速上り通信用個別データチャネルと一般上り通信用個別制御チャネルとの間の送信電力比に基づいて、該高速上り通信用個別データチャネルを介して送信する上りデータの送信電力を決定するように構成されている移動通信システムで用いられる無線基地局であって、各スケジューリング区間における高速上り通信のスケジューリング対象の移動局を1つだけ決定し、該高速上り通信のスケジューリング対象の移動局に対して送信すべきスケジューリング許可情報を決定するように構成されているスケジューリング部と、高速上り通信のスケジューリング対象の移動局を切り替える際に、現在のスケジューリング区間における高速上り通信のスケジューリング対象の第1移動局に対して、次のスケジューリング区間において上りデータの送信を停止するように指示する第1スケジューリング許可情報を送信し、該次のスケジューリング区間における高速上り通信のスケジューリング対象の第2移動局に対して、前記スケジューリング部によって決定された第2スケジューリング許可情報を送信するように構成されているスケジューリング許可情報送信部とを具備し、前記スケジューリング許可情報送信部は、前記次のスケジューリング区間が開始する前に、前記第1移動局に対して、複数回、同一の前記第1スケジューリング許可情報を送信するように構成されている。

図面の簡単な説明

[0009]
[図1] 図1は、本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの全体構成図である。
[図2] 図2は、本発明の第1の実施形態に係る無線基地局の機能ブロック図である。
[図3] 図3は、本発明の第1の実施形態に係る無線基地局によるスケジューリング処理について説明するための図である。
[図4] 図4は、本発明の第1の実施形態に係る無線基地局によるスケジューリング処理について説明するための図である。

発明を実施するための形態

[0010]
(本発明の第1の実施形態に係る移動通信システム)
 図1を参照して、本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムについて説明する。
[0011]
 図1に示すように、本実施形態に係る移動通信システムは、無線基地局NodeBと、移動局UEとを具備している。本実施形態に係る移動通信システムでは、「Time & Rate」方式のEUL通信(高速上り通信)が行われるように構成されている。
[0012]
 本実施形態に係る移動通信システムでは、移動局UEは、例えば、E-DPDCH(E-DCH Dedicated Physical Data Channel、高速上り通信用個別データチャネル)を介して、高速通信用の上りデータを送信し、E-DPCCH(E-DCH Dedicated Physical Control Channel)を介して、高速通信用の制御信号を送信し、DPCCH(Dedicated Physical Control Channel、一般上り通信用個別制御チャネル)を介して、一般通信用の制御信号を送信するように構成されている。
[0013]
 また、本実施形態に係る移動通信システムでは、無線基地局NodeBは、例えば、E-AGCHを介して、AG(スケジューリング許可情報)を送信するように構成されている。
[0014]
 ここで、移動局UEは、無線基地局NodeBから受信したAGに対応するE-DPDCH(高速上り通信用個別データチャネル)とDPCCH(一般上り通信用個別制御チャネル)との間の送信電力比に基づいて、E-DPDCHを介して送信する上りデータ(MAC-e PDU)の送信電力を決定するように構成されている。
[0015]
 図2に示すように、無線基地局NodeBは、スケジューリング部11と、AG送信部12とを具備している。
[0016]
 スケジューリング部11は、各スケジューリング区間におけるEUL通信のスケジューリング対象の移動局UE及び当該移動局UEに対して送信すべきAGを決定するように構成されている。
[0017]
 ここで、各スケジューリング区間は、1つ又は複数のTTIによって構成されている。
[0018]
 また、「Time & Rate」方式のEUL通信が行われている場合、スケジューリング部11は、各スケジューリング区間におけるEUL通信のスケジューリング対象の移動局UEを1つだけ決定し、当該EUL通信のスケジューリング対象の移動局UEに対して送信すべきAGを決定するように構成されている。
[0019]
 AG送信部12は、各スケジューリング区間におけるスケジューリング対象の移動局UEに対して、スケジューリング部11によって決定されたAGを送信するように構成されている。
[0020]
 「Time & Rate」方式のEUL通信が行われている場合、例えば、図3に示すように、AG送信部12は、EUL通信のスケジューリング対象の移動局UEを切り替える際に、現在のスケジューリング区間におけるEUL通信のスケジューリング対象の移動局UE#1(第1移動局)に対して、次のスケジューリング区間において上りデータの送信を停止するように指示する「Zero Grant(第1スケジューリング許可情報)」を送信し、次のスケジューリング区間におけるEUL通信のスケジューリング対象の移動局UE#2(第2移動局)に対して、スケジューリング部11によって決定された「AG(第2スケジューリング許可情報)」を送信するように構成されている。
[0021]
 ここで、図3に示すように、AG送信部12は、次のスケジューリング区間(t2からt3の区間)が開始する前に、移動局UE#1に対して、複数回、同一の「Zero Grant」を送信するように構成されている。
[0022]
 また、AG送信部12は、連続する複数のTTIにおいて、移動局UE#1に対して、「Zero Grant」を送信するように構成されていてもよい。
[0023]
 さらに、AG送信部12は、次のスケジューリング区間を開始する際、移動局UE#2に対して、複数回、同一のAGを送信するように構成されていてもよい。
[0024]
 なお、AG送信部12は、次のスケジューリング区間が開始した後に、移動局UE#2に対して、複数回、同一のAGを送信するように構成されていてもよい。
[0025]
 本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムによれば、「Time & Rate」方式のEUL通信が行われている場合、無線基地局NodeBは、現在のスケジューリング区間におけるスケジューリング対象の移動局UE#1が、スケジューリング対象の移動局UEでなくなる前に、複数回、同一の「Zero Grant」を送信するように構成されているため、かかる移動局UE#1において「Zero Grant」の受信に失敗する確率を低減することができる。
[0026]
 なお、「Time & Rate」方式のEUL通信以外のEUL通信が行われている場合、図4に示すように、1つのスケジューリング割当区間において、複数の移動局UE#1乃至UE#3が、スケジューリング対象の移動局UEとなることができるため、各移動局UE#1乃至UE#3において、「Zero Grant」の受信に失敗した場合であっても、無線基地局NodeBは、「Zero Grant」を再送することによって、各移動局UE#1乃至UE#3における上りデータの送信を停止することができる。
[0027]
 したがって、かかるEUL通信が行われている場合には、各移動局UE#1乃至#3において「Zero Grant」の受信に失敗したことに起因する問題点は、あまり問題にならない。
[0028]
 以上に述べた本実施形態の特徴は、以下のように表現されていてもよい。
[0029]
 本実施形態の第1の特徴は、移動局UEが、受信したAG(スケジューリング許可情報)に対応するE-DPDCH(高速上り通信用個別データチャネル)とDPCCH(一般上り通信用個別制御チャネル)との間の送信電力比に基づいて、E-DPDCHを介して送信する上りデータ(MAC-e PDU)の送信電力を決定するように構成されている移動通信システムで用いられる無線基地局NodeBであって、各スケジューリング区間におけるEUL通信(高速上り通信)のスケジューリング対象の移動局UEを1つだけ決定し、EUL通信のスケジューリング対象の移動局UEに対して送信すべきAGを決定するように構成されているスケジューリング部11と、EUL通信のスケジューリング対象の移動局UEを切り替える際に、現在のスケジューリング区間におけるEUL通信のスケジューリング対象の第1移動局UE#1に対して、次のスケジューリング区間において上りデータの送信を停止するように指示する「Zero Grant(第1スケジューリング許可情報)」を送信し、次のスケジューリング区間におけるEUL通信のスケジューリング対象の第2移動局UE#2に対して、スケジューリング部11によって決定された「AG(第2スケジューリング許可情報)」を送信するように構成されているAG送信部12とを具備し、AG送信部12は、次のスケジューリング区間が開始する前に、第1移動局UE#1に対して、複数回、同一の「Zero Grant」を送信するように構成されていることを要旨とする。
[0030]
 本実施形態の第1の特徴において、スケジューリング区間は、1つ又は複数のTTI(時間スロット)によって構成されており、AG送信部12は、連続する複数のTTIにおいて、第1移動局UE#1に対して、「Zero Grant」を送信するように構成されていてもよい。
[0031]
 本実施形態の第1の特徴において、AG送信部12は、次のスケジューリング区間を開始する際又は開始した後に、第2移動局UE#2に対して、複数回、同一のAGを送信するように構成されていてもよい。
[0032]
 なお、上述の無線基地局NodeB及び移動局UEの動作は、ハードウェアによって実施されてもよいし、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールによって実施されてもよいし、両者の組み合わせによって実施されてもよい。
[0033]
 ソフトウェアモジュールは、RAM(Random Access Memory)や、フラッシュメモリや、ROM(Read Only Memory)や、EPROM(Erasable Programmable ROM)や、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)や、レジスタや、ハードディスクや、リムーバブルディスクや、CD-ROMといった任意形式の記憶媒体内に設けられていてもよい。
[0034]
 かかる記憶媒体は、プロセッサが当該記憶媒体に情報を読み書きできるように、当該プロセッサに接続されている。また、かかる記憶媒体は、プロセッサに集積されていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ASIC内に設けられていてもよい。かかるASICは、無線基地局NodeB及び移動局UE内に設けられていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ディスクリートコンポーネントとして無線基地局NodeB及び移動局UE内に設けられていてもよい。
[0035]
 以上、上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。従って、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。

産業上の利用可能性

[0036]
 以上説明したように、実施形態によれば、スケジューリング対象の移動局UEの切り替え時に、現在のスケジューリング対象の移動局UE#1における「Zero Grant」の受信誤りの可能性を低減させることができる無線基地局を提供することができる。

請求の範囲

[請求項1]
 移動局が、受信したスケジューリング許可情報に対応する高速上り通信用個別データチャネルと一般上り通信用個別制御チャネルとの間の送信電力比に基づいて、該高速上り通信用個別データチャネルを介して送信する上りデータの送信電力を決定するように構成されている移動通信システムで用いられる無線基地局であって、
 各スケジューリング区間における高速上り通信のスケジューリング対象の移動局を1つだけ決定し、該高速上り通信のスケジューリング対象の移動局に対して送信すべきスケジューリング許可情報を決定するように構成されているスケジューリング部と、
 高速上り通信のスケジューリング対象の移動局を切り替える際に、現在のスケジューリング区間における高速上り通信のスケジューリング対象の第1移動局に対して、次のスケジューリング区間において上りデータの送信を停止するように指示する第1スケジューリング許可情報を送信し、該次のスケジューリング区間における高速上り通信のスケジューリング対象の第2移動局に対して、前記スケジューリング部によって決定された第2スケジューリング許可情報を送信するように構成されているスケジューリング許可情報送信部とを具備し、
 前記スケジューリング許可情報送信部は、前記次のスケジューリング区間が開始する前に、前記第1移動局に対して、複数回、同一の前記第1スケジューリング許可情報を送信するように構成されていることを特徴とする無線基地局。
[請求項2]
 前記スケジューリング区間は、1つ又は複数の時間スロットによって構成されており、
 前記スケジューリング許可情報送信部は、連続する複数の時間スロットにおいて、前記第1移動局に対して、前記第1スケジューリング許可情報を送信するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の無線基地局。
[請求項3]
 前記スケジューリング許可情報送信部は、前記次のスケジューリング区間を開始する際又は開始した後に、前記第2移動局に対して、複数回、同一の前記第2スケジューリング許可情報を送信するように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の無線基地局。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3]

[ 図 4]