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1. WO2009040994 - カメラ装置

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明 細 書

発明の名称 カメラ装置

技術分野

0001  

背景技術

0002   0003  

発明の開示

発明が解決しようとする課題

0004  

課題を解決するための手段

0005   0006  

図面の簡単な説明

0007   0008  

発明を実施するための最良の形態

0009   0010   0011   0012   0013   0014   0015   0016   0017   0018   0019   0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033   0034   0035   0036   0037   0038   0039   0040   0041   0042   0043   0044   0045   0046   0047  

産業上の利用可能性

0048  

請求の範囲

1   2   3   4   5  

図面

1   2   3   4   5   6  

明 細 書

カメラ装置

技術分野

[0001]
 本発明は、天井面な壁面などの角度の異なるカメラ設置面に取付け可能なカメラ装置に関するものである。

背景技術

[0002]
 従来、天井面や壁面などの角度の異なるカメラ設置面にカメラを取り付けるための装置が提案されている。従来の装置では、V字状の取付部材が、カバー体の内部に設けられている。そして、このV字状の取付部材を回転させて、取付部材に設けれた2つの取付突出部のいずれか一方をカバー体の貫通孔から外側へ突出させ、その取付突出部を用いてカメラをカメラ設置面に取り付ける。例えば、特開2001-346074号公報(第3-9頁、第1図)には、このような装置が開示されている。
[0003]
 しかしながら、従来の装置では、天井面から壁面へカメラ設置面の切替えを行うときに、取付部材を回転させて取付突出部を貫通孔から外側へ突出させるために、装置を分解する必要がある。したがって、カメラ設置面の切替えを行うときの作業に手間や労力がかかることになる。

発明の開示

発明が解決しようとする課題

[0004]
 本発明は、上記背景の下でなされたものである。本発明の目的は、カメラ設置面の切替えを容易に行うことのでき、様々なカメラ設置面に対応可能なカメラ装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

[0005]
 本発明の一の態様は、カメラ装置であり、このカメラ装置は、カメラと、カメラをカメラ設置面に取り付けるための取付面を有する取付部とを備え、取付面は、カメラに対して所定の回転軸を中心にして相対的に回転可能であり、回転軸は、カメラのチルト旋回面上において、カメラのパン軸に対して第1の角度で設けられており、取付面は、回転軸の垂直面に対して第2の角度で設けられている。
[0006]
 以下に説明するように、本発明には他の態様が存在する。したがって、この発明の開示は、本発明の一部の態様の提供を意図しており、ここで記述され請求される発明の範囲を制限することは意図していない。

図面の簡単な説明

[0007]
[図1] 図1は、本発明の実施の形態におけるカメラ装置(天井面に設置した状態)の側面図
[図2] 図2は、カメラ装置(壁面に設置した状態)の側面図
[図3] 図3は、カメラ装置の斜視図
[図4] 図4は、カメラ装置(斜め壁面に設置した状態)の側面図
[図5] 図5は、カメラ装置(斜め壁面に設置した状態)の説明図
[図6] 図6は、カメラ装置の変形例の説明図

符号の説明

[0008]
 1 カメラ装置
 2 カメラ
 4 取付板
 5 ベース板
 9 取付部
 10 第1目盛り部
 11 基準板
 12 第2目盛り部
 X 回転軸
 P パン軸
 α 第1の角度
 β 第2の角度
 θ 回転角度

発明を実施するための最良の形態

[0009]
 以下に本発明の詳細な説明を述べる。ただし、以下の詳細な説明と添付の図面は発明を限定するものではない。代わりに、発明の範囲は添付の請求の範囲により規定される。
[0010]
 本発明のカメラ装置は、カメラと、カメラをカメラ設置面に取り付けるための取付面を有する取付部とを備え、取付面は、カメラに対して所定の回転軸を中心にして相対的に回転可能であり、回転軸は、カメラのチルト旋回面上において、カメラのパン軸に対して第1の角度で設けられており、取付面は、回転軸の垂直面に対して第2の角度で設けられた構成を有している。
[0011]
 この構成により、回転軸を中心にして取付面を回転させて、カメラ設置面に応じて取付面の角度を調整することが可能になる。これにより、カメラ装置を分解することなく、カメラ設置面の切替えを容易に行うことのでき、様々なカメラ設置面に対応することができるようになる。
[0012]
 また、本発明のカメラ装置では、第1の角度および第2の角度は、45度に設定された構成を有してよい。
[0013]
 この構成により、回転軸を中心にして取付面を回転させて、取付面の角度がパン軸と平行になるように調整することができ、垂直な壁面への取付けが可能になる。また、回転軸を中心にして取付面を回転させて、取付面の角度がパン軸と垂直になるように調整することができ、水平な天井面への取付けが可能になる。
[0014]
 また、本発明のカメラ装置では、回転軸が、パン軸とチルト軸との交点を通るように設けられた構成を有してよい。
[0015]
 この構成により、回転軸を中心にして取付面を回転させて、カメラ設置面に応じて取付面の角度を調整したときに、カメラの相対的な位置が保たれる。これにより、取付面の角度を調整してカメラ設置面を切り替えたときに、カメラ位置が変わるのを防ぐことができる。
[0016]
 また、本発明のカメラ装置では、取付面は、カメラのパン軸の向きが鉛直方向になるように、カメラに対して所定の回転角度だけ一の方向に回転されているとともに、カメラ設置面に対して回転角度だけ一の方向の逆方向に回転されている構成を有してよい。
[0017]
 この構成により、カメラのパン軸Pの向きが鉛直方向になるように、取付面をカメラに対して回転させるとともに、その分だけカメラ設置面に対して逆回転させて、取付面の角度を調整することができる。これにより、様々なカメラ設置面に対応することができるようになる。この場合、カメラ設置面を切り替えたときに、カメラの向きが変わるのを防ぐことができる。
[0018]
 また、本発明のカメラ装置では、回転角度の基準を示す基準部を備えた構成を有してよい。
[0019]
 この構成により、取付面やカメラ設置面に対してカメラを回転させるときに、基準部を基準にすることができ、角度の調整作業が容易になる。
[0020]
 本発明は、回転軸を中心にして相対的に回転可能な取付面を設けることにより、カメラ設置面の切替えを容易に行うことのでき、様々なカメラ設置面に対応することができる。
[0021]
 以下、本発明の実施の形態のカメラ装置について、図面を用いて説明する。本実施の形態では、天井面や壁面などに設置される監視カメラ等として用いられるカメラ装置の場合を例示する。
[0022]
 本発明の実施の形態のカメラ装置を図1~図3を用いて説明する。図1は、天井面に設置した状態のカメラ装置の側面図であり、図2は、壁面に設置した状態のカメラ装置の側面図である。また、図3は、カメラ装置の斜視図である。
[0023]
 図1~図3に示すように、カメラ装置1は、パン方向とチルト方向に回転可能なカメラ2と、カメラ2の上部に設けられる支持板3と、支持板3に対して回転可能に取り付けられる取付板4を備えている。取付板4は、ベース板5に固定されており、ベース板5が、カメラ設置面(天井面や壁面など)に取り付けられている。すなわち、カメラ2は、支持板3、取付板4、ベース板5を介して、カメラ設置面(天井面や壁面など)に取り付けられているともいえる。
[0024]
 カメラ2の内部には、カメラ2をパン軸Pを中心に回転させるためのパン用モータ(図示せず)と、カメラ2をチルト軸Tを中心に回転させるためのチルト用モータ(図示せず)が備えられている。図1および図2の例では、パン軸Pが紙面に平行(紙面上)であり、チルト軸Tが紙面に垂直である。チルト旋回面が紙面と同一面であるともいえる。
[0025]
 図1および図2に示すように、支持板3は、カメラ2の上部に固定される本体部6と、本体部6から屈曲して延びる屈曲部7を備えている。本体部6は、パン軸Pに垂直であり、屈曲部7は、本体部6に対して45°の角度で設けられている。この屈曲部7に、取付板4が回転可能に取り付けられる。
[0026]
 取付板4は、支持板3の屈曲部7に回転可能に取り付けられる回転取付部8と、カメラ設置面に取り付けられる取付部9を備えている。この回転取付部8は、取付部9に対して45°の角度で設けられている。取付板4の回転取付部8は、支持板3の屈曲部7に対して回転軸Xを中心にして回転可能である。すなわち、取付板4が、支持板3とカメラ2に対して回転軸Xを中心にして相対的に回転可能であるともいえる。なお、この取付板4の取付部9には、カメラ設置面に取り付けるための平面状の部分(取付面)が設けられている。
[0027]
 この回転軸Xは、カメラ2のパン軸Pを含むチルト旋回面上において、パン軸Pに対して第1の角度α(ここでは、α=45°)で斜めに設けられているともいえる。また、取付面は、回転軸Xの垂直面に対して第2の角度β(ここでは、β=45°)で斜めに設けられているともいえる。そして、図1および図2に示すように、回転軸Xは、パン軸Pとチルト軸Tの交点を通るような位置に設けられている。
[0028]
 以上のように構成されたカメラ装置1について、図面を用いてその動作を説明する。
[0029]
(天井面への取付)
 本実施の形態のカメラ装置1を天井面に取り付けるときには、まず、ベース板5を天井面へ取り付ける。なお、カメラ装置1の取付前の段階では、支持板3と取付板4はカメラ2に取り付けられており、ベース板5のみが別体になっている。
[0030]
 つぎに、天井面に固定されたベース板5に取付板4を取り付ける。つまり、取付板4と支持板3を介して、カメラ2をベース板5に取り付ける。そして、カメラ2を取付板4に対して相対的に回転させて、カメラ2の向きを水平方向に設定する(図1参照)。すなわち、パン軸Pの向きが鉛直方向に設定される。
[0031]
(壁面への取付)
 天井面へ取り付けられていたカメラ装置1を壁面に付け替えるときには、まず、取付板4をベース板5から取り外す。そして、カメラ2から取り外したベース板5を壁面へ取り付ける。
[0032]
 つぎに、壁面に固定されたベース板5に取付板4を取り付ける。つまり、取付板4と支持板3を介して、カメラ2をベース板5に取り付ける。そして、カメラ2を取付板4に対して相対的に回転させて、カメラ2の向きを水平方向に設定する(図2参照)。この場合、取付板4をカメラ2に対して相対的に180°回転させる。このようにして、パン軸Pの向きが鉛直方向に設定される。
[0033]
(斜め壁面への取付)
 つづいて、本実施の形態のカメラ装置1を斜め壁面に取り付けるときの動作について、図4および図5を用いて説明する。図4は、斜め壁面に設置したときのカメラ装置1の側面図であり、図5は、斜め壁面に設置したときのカメラ装置1の説明図である。ここでは、斜め壁面の角度が60°の場合を例示して説明する。
[0034]
 図4および図5に示すように、斜め壁面にカメラ装置1を取り付けるときには、まず、斜め壁面の角度(例えば60°)に応じて、取付板4をカメラ2に対して相対的に所定の回転角度θ(例えば90°)だけ正方向(例えば図5における左回り方向)に回転させる。
[0035]
 ここで、カメラ2の回転角度θについて説明する。カメラ2を取付板4に対して相対的に回転させると、その回転角度に応じてカメラ2は取付板4に対して上向きになる。この回転角度θは、斜め壁面の角度に応じて、カメラ2のパン軸Pの向きが鉛直方向になるように設定される。以下の表に、カメラ2の回転角度θと取付板4に対するカメラ2の角度(仰角)との関係を示す。
[0036]
[表1]


[0037]
 図5に示すように、斜め壁面にベース板5を取り付けるときには、斜め壁面の角度(例えば60°)に応じた回転角度θ(例えば90°)だけ逆方向(例えば図5における右回り方向)に回転させた状態で取り付ける。つぎに、斜め壁面に固定されたベース板5に取付板4を取り付ける。そして、カメラ2を取付板4に対して回転角度θだけ正方向に回転させる。このようにして、パン軸Pの向きが鉛直方向になり、カメラ2の向きが正面方向(図5の上方向)に設定される。
[0038]
 図6は、本実施の形態のカメラ装置1の変形例を示す図である。図6に示すように、カメラ装置1には、カメラ2を取付板4に対して回転させるときの回転角度θの基準になる第1目盛り部10が設けられている。また、ベース板5とカメラ設置面との間に基準板11が設けられており、ベース板5と基準板11には、カメラ2をカメラ設置面に対して回転させるときの回転角度θの基準になる第2目盛り部12が設けられている。この第1目盛り部10および第2目盛り部12は、本発明の基準部に相当する。
[0039]
 図6に示したカメラ装置1を斜め壁面に取り付けるときには、まず、斜め壁面に基準板11を取り付ける。そして、第2目盛り部12を参照して、斜め壁面の角度(例えば60°)に応じた回転角度θだけ逆方向に回転させた状態でベース板5を基準板11に取り付ける。つぎに、基準板11に固定されたベース板5に取付板4を取り付ける。そして、第1目盛り部10を参照して、斜め壁面の角度(例えば60°)に応じた回転角度θだけカメラ2を取付板4に対して正方向に回転させる。
[0040]
 このような本発明の実施の形態のカメラ装置1によれば、回転軸Xを中心にして相対的に回転可能な取付面を設けることにより、カメラ設置面(天井面や壁面など)の切替えを容易に行うことのでき、様々なカメラ設置面に対応することができる。
[0041]
 すなわち、本実施の形態では、回転軸Xを中心にして取付面を回転させて、カメラ設置面に応じて取付面の角度を調整することができる。これにより、カメラ装置1を分解することなく、カメラ設置面の切替えを容易に行うことのでき、様々なカメラ設置面に対応することができるようになる。
[0042]
 例えば、回転軸Xを中心にして取付面を回転させて、取付面の角度がパン軸Pと平行になるように調整することができる。これにより、垂直な壁面への取付けが可能になる。また、回転軸Xを中心にして取付面を回転させて、取付面の角度がパン軸Pと垂直になるように調整することができる。これにより、水平な天井面への取付けが可能になる。
[0043]
 また、この場合、回転軸Xを中心にして取付面を回転させて、カメラ設置面に応じて取付面の角度を調整したときに、カメラ2の相対的な位置が保たれる。これにより、取付面の角度を調整してカメラ設置面を切り替えたときに、カメラ位置が変わるのを防ぐことができる。すなわち、カメラ位置が、上下左右にずれるのを防ぐことができる。
[0044]
 また、本実施の形態では、カメラ2のパン軸Pの向きが鉛直方向になるように、取付面をカメラ2に対して回転させるとともに、その分だけカメラ設置面に対して逆回転させて、取付面の角度を調整することができる。これにより、様々なカメラ設置面(例えば、斜め壁面)に対応することができるようになる。この場合、カメラ設置面を切り替えたときに、カメラ2の向きが変わるのを防ぐことができる。
[0045]
 本実施の形態の変形例では、取付面やカメラ設置面に対してカメラ2を回転させるときに、第1目盛り部10および第2目盛り部12を基準にすることができ、角度の調整作業が容易になる。
[0046]
 以上、本発明の実施の形態を例示により説明したが、本発明の範囲はこれらに限定されるものではなく、請求項に記載された範囲内において目的に応じて変更・変形することが可能である。
[0047]
 以上に現時点で考えられる本発明の好適な実施の形態を説明したが、本実施の形態に対して多様な変形が可能なことが理解され、そして、本発明の真実の精神と範囲内にあるそのようなすべての変形を添付の請求の範囲が含むことが意図されている。

産業上の利用可能性

[0048]
 以上のように、本発明にかかるカメラ装置は、カメラ設置面の切替えを容易に行うことのでき、様々なカメラ設置面に対応することができるという効果を有し、天井面や壁面などに設置される監視カメラ等として有用である。

請求の範囲

[1]
 カメラと、前記カメラをカメラ設置面に取り付けるための取付面を有する取付部とを備え、
 前記取付面は、前記カメラに対して所定の回転軸を中心にして相対的に回転可能であり、
 前記回転軸は、前記カメラのチルト旋回面上において、前記カメラのパン軸に対して第1の角度で設けられており、
 前記取付面は、前記回転軸の垂直面に対して第2の角度で設けられていることを特徴とするカメラ装置。
[2]
 前記第1の角度および前記第2の角度は、45度に設定されていることを特徴とする請求項1に記載のカメラ装置。
[3]
 前記回転軸が、前記パン軸と前記チルト軸との交点を通ることを特徴とする請求項1に記載のカメラ装置。
[4]
 前記取付面は、前記カメラのパン軸の向きが鉛直方向になるように、前記カメラに対して前記回転軸を中心にして所定の回転角度だけ一の方向に回転されているとともに、前記カメラ設置面に対して垂直な第2の回転軸を中心にして前記回転角度だけ前記一の方向の逆方向に回転されていることを特徴とする請求項1に記載のカメラ装置。
[5]
 前記回転角度の基準を示す基準部を備えたことを特徴とする請求項4に記載のカメラ装置。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3]

[ 図 4]

[ 図 5]

[ 図 6]