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1. (WO2008120607) 表示システム及びプロジェクタ
Document

明 細 書

発明の名称 表示システム及びプロジェクタ

技術分野

0001  

背景技術

0002   0003  

発明の開示

発明が解決しようとする課題

0004   0005   0006   0007  

課題を解決するための手段

0008   0009   0010   0011   0012   0013   0014   0015   0016   0017   0018   0019   0020   0021   0022   0023  

発明の効果

0024  

図面の簡単な説明

0025   0026  

発明を実施するための最良の形態

0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033   0034   0035   0036   0037   0038   0039   0040   0041   0042   0043   0044   0045   0046   0047   0048   0049   0050   0051   0052   0053   0054   0055   0056   0057   0058   0059   0060   0061   0062   0063   0064   0065   0066   0067   0068   0069   0070   0071   0072   0073   0074   0075   0076   0077   0078   0079   0080   0081   0082   0083   0084  

産業上の利用可能性

0085  

請求の範囲

1   2   3   4   5   6   7   8  

図面

1   2   3   4   5   6   7  

明 細 書

表示システム及びプロジェクタ

技術分野

[0001]
 本発明は、複数のプロジェクタを連携させて、互いに関連する複数の画像を投影する表示システムと、該表示システムに用いられるプロジェクタに関する。

背景技術

[0002]
 従来より、会議、講演、プレゼンテーションなどにおいては、関連資料を、出席者が同時に見ることができるように、スクリーン上などにその資料画像を投影するプロジェクタが用いられることが多い。さらに、会議等では、互いに関連する複数の資料画像を同時に投影したい場合があり、このような場合には、複数のプロジェクタが同時に用いられることもしばしばである。
[0003]
 複数の画像を同時に投影するために複数のプロジェクタを手動で操作するのはユーザにとってかなりの負担となるため、ユーザの負担を軽減するための技術が従来より開示されている。例えば、各プロジェクタで投影されるスライドショーソフトウェアの各ページのスライド画像を、ページ毎に順次表示させるためのシナリオファイルや投影する画像ファイルを自動作成したり、編集したりする技術が開示されている(例えば、特許文献1~3参照)。
特許文献1 : 国際公開第01/95256号公報パンフレット
特許文献2 : 特開2005-100400号公報
特許文献3 : 特開2005-108219号公報

発明の開示

発明が解決しようとする課題

[0004]
 ところで、複数のプロジェクタを同時に使用する例としては、例えば、一方のプロジェクタで、スライドショーソフトウェアの各ページのスライド画像を投影し、他方のプロジェクタで、そのスライド画像が投影されている間の議事の内容を記録すべき議事録ファイルを投影するような場合がある。
[0005]
 しかしながら、一方のプロジェクタでスライド画像を投影し、他方のプロジェクタで議事録ファイルを投影するような場合には、投影された議事録ファイルが編集可能となっているのが望ましいが、このファイルを編集可能とするには、スライド画像の切替とは別に、テキストエディタの起動処理を手動で行わなければならなかった。
[0006]
 また、このような編集された複数のスライド画像にそれぞれ対応する議事録ファイルについては、同時に投影されていたスライド画像の画像データファイルと、例えば、同じフォルダなどに保存されるなどして、互いに関連付けられて保存されるのが望ましいが、従来より、このようなファイル管理は、ユーザが手動で行っているのが実情である。
[0007]
 本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、複数のプロジェクタとの連携により、資料画像と編集ファイルの投影と、編集ファイルの編集とを並行して行おうとするユーザの負担を軽減することができる表示システム及びその表示システムに用いられるプロジェクタを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

[0008]
 上記課題を解決するために、本発明の一つの観点によれば、画像を投影するとともに、前記画像に関連付けられた編集ファイルが有る場合は、前記編集ファイル又はその編集ファイルに関する情報を、通信手段を介して送信する第1のプロジェクタと、前記通信手段を介して受信された前記情報を受信し、受信された情報に基づいて、前記画像に関連付けられた編集ファイルを書き込み可能とするとともに、その編集ファイルの内容に相当する画像を投影する第2のプロジェクタと、を備えることを特徴とする。
[0009]
 このように構成することにより、画像とその画像に関連する編集ファイルの内容とを、同期して投影させ、さらに、自動的に、その編集ファイルを、編集できる状態とすることができるようになる。これにより、画像と編集ファイルの投影と、例えば記事録を作成するというような編集ファイルの編集とを並行して行おうとするユーザの作業負担を軽減することができる。
[0010]
 また、前記表示システムにおいて、前記第1のプロジェクタは、前記画像に関連付けられた編集ファイルが存在しない場合には、前記編集ファイルの作成指示を、前記編集ファイルに関する情報として、前記通信手段を介して前記第2のプロジェクタに送信し、前記第2のプロジェクタは、前記編集ファイルの作成指示を受信すると、前記編集ファイルを新規作成し、その編集ファイルを書き込み可能とするとともに、その編集ファイルの内容に相当する画像を投影する構成にしてもよい。
[0011]
 このように構成することにより、ユーザが編集ファイルを新規作成する必要がなくなるので、ユーザの作業負担を低減することができる。
[0012]
 また、前記表示システムにおいて、前記第1のプロジェクタは、前記画像に関連付けられた編集ファイルが存在する場合には、前記編集ファイルを前記通信手段を介して前記第2のプロジェクタに送信し、前記第2のプロジェクタは、前記通信手段を介して受信された編集ファイルを書き込み可能とするとともに、その編集ファイルの内容に相当する画像を投影する構成にしてもよい。
[0013]
 このように構成することにより、ユーザが、スライド画像に関連付けられた編集ファイルを開いて、書き込み可能とする必要がなくなるため、ユーザの作業負担を軽減することができる。
[0014]
 また、前記表示システムにおいて、前記第1のプロジェクタは、外部操作入力によって、投影する前記画像を切り替え可能であり、前記画像が切り替えられる度に、前記画像に関連付けられた編集ファイル又はその編集ファイルに関する情報を前記通信手段を介して送信し、前記第2のプロジェクタは、前記画像が切り替えられる度に、前記通信手段を介して前記情報を受信し、受信された情報に基づいて、前記画像に関連付けられた編集ファイルを新たに書き込み可能とするととともに、その編集ファイルの内容に相当する画像を投影する構成にしてもよい。
[0015]
 このように構成することにより、投影される画像と編集ファイルとの切り替えを、自動的に行うことが可能となるので、ユーザの作業負担を軽減することができる。
[0016]
 また、前記表示システムにおいて、前記第1のプロジェクタは、前記画像の投影を終了する場合に、前記第2のプロジェクタから前記編集ファイルを取得し、取得された編集ファイルを、前記画像と関連付けて一括保存する構成にしてもよい。
[0017]
 このように構成することにより、すべての画像と、すべての議事録データとは、すべての最新の状態で自動的に保存されることになるため、データの保存を行う際のユーザの作業負担が軽減される。
[0018]
 また、前記表示システムにおいて、前記第1のプロジェクタは、前記編集ファイルを、前記画像と関連付けて、記憶装置に格納する構成にしてもよい。
[0019]
 このように構成することにより、それらの関連性に基づいて、画像から編集ファイルにアクセスすることができるようになるので、編集ファイルの管理が容易となる。
[0020]
 また、前記表示システムにおいて、格納位置と、ファイル名の一部と、属性情報との少なくとも1つに基づいて、前記画像のファイルと前記編集ファイルとが関連付けられる構成にしてもよい。
[0021]
 このように構成することにより、画像ファイルと、編集ファイルとの関連付けが容易となる。
[0022]
 画像を投影するとともに、前記画像に関連付けられた編集ファイル又はその編集ファイルに関する情報を、通信手段を介して送信する第1の動作モードと、前記通信手段を介して受信された前記情報を受信し、受信された情報に基づいて、前記画像に関連付けられた編集ファイルを書き込み可能とするとともに、その編集ファイルの内容に相当する画像を投影する第2の動作モードとのいずれかの動作モードで動作し、前記第1の動作モードと、前記第2の動作モードを切り替え可能であるプロジェクタを提供することとしてもよい。
[0023]
 このように構成することにより、表示システムにおける各プロジェクタのフレキシブルな運用が可能となる。また、この表示システムを実現するためには、同型のプロジェクタを製造すればよいので、システムを構築するためのコストを低減することが可能となる。

発明の効果

[0024]
 本発明によれば、第1のプロジェクタと、第2のプロジェクタとを備えている。第1のプロジェクタは、画像を投影するとともに、その画像に関連付けられた編集ファイルが有る場合は、その編集ファイル又はその編集ファイルに関する情報を、通信手段を介して第2のプロジェクタに送信する。また、第2のプロジェクタは、前記通信手段を介して送信された前記情報を受信し、受信された情報に基づいて、前記画像に関連付けられた編集ファイルを書き込み可能とするとともに、その編集ファイルの内容に相当する画像を投影する。このようにすれば、画像とその画像に関連する編集ファイルの内容とを、同期して投影させ、さらに、自動的に、その編集ファイルを、編集できる状態とすることができるようになる。これにより、画像と編集ファイルの投影と、例えば記事録を作成するというような編集ファイルの編集とを並行して行おうとするユーザの作業負担を軽減することができる。

図面の簡単な説明

[0025]
[図1] 本発明の第1の実施形態に係る表示システム200の構成を示す斜視図である。
[図2] 図1のプロジェクタの内部構成を示すブロック図である。
[図3] 図3(A)~図3(C)は、プレイリストの一例を示す図である。
[図4] 本実施形態に係る2つのプロジェクタのメイン処理のフローチャートである。
[図5] リンク情報生成のサブルーチンのフローチャートである。
[図6] 画像投影のサブルーチンのフローチャートである。
[図7] 表示スライド処理のサブルーチンのフローチャートである。

符号の説明

[0026]
10 投影部
11 ランプ制御回路
12 ランプ
13 照明光学系
14 光変調素子
15 結像光学系
20 画像処理部
21 映像信号入力手段
22 画像処理回路
23 光変調素子ドライブ回路
30 制御部
31 マイクロコンピュータ
34 操作パネル
35 USBインターフェイス
36 赤外線制御部
37 赤外線受光部
40 内部バス
41 不揮発性メモリ
42 フレームメモリ
50 CPU
51 ROM
52 RAM
100 プロジェクタ
101 USBメモリ
102 リモートコントローラ(リモコン)
105 USBケーブル
120 パーソナルコンピュータ(パソコン)
200 表示システム
S スクリーン
S1、S2 投影領域

発明を実施するための最良の形態

[0027]
 以下、本発明の一実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。
[0028]
 図1には、本発明の一実施形態に係る表示システム200の概略構成が示されている。図1に示されるように、本実施形態に係る表示システム200は、2台のプロジェクタ100を備えている。2台のプロジェクタ100は、画像を投影する同型の投影装置である。ここで、各プロジェクタ100の画像の投影領域をS1、S2とする。ここで、画像とは、写真や絵のようなものに限定されるものではなく、例えば、テキストや表だけで構成されるようなものであってもよい。すなわち、投影可能な画像であればどのようなものであってもよい。
[0029]
 なお、プロジェクタ100には、通信手段としてのUSB(Universal Serial Bus)インターフェイスが設けられており、USBケーブル105を介して互いにデータ通信可能に接続されている。なお、プロジェクタ間は、LAN(Local
 Area Network)や無線LANなどの通信ネットワークでデータ通信可能となっていてもよい。また、このうち、第1のプロジェクタとしての左側に設置されたプロジェクタ100のUSBインターフェイスには、USBメモリ101が接続されており、第2のプロジェクタとしての右側に設置されたプロジェクタ100のUSBインターフェイスには、パーソナルコンピュータ(以下、「パソコン」と略述する)120が接続されている。USBメモリ101には、投影される複数の画像データファイルやテキスト編集ファイルが格納されている。パソコン120は、そのキーボード操作により指定される文字コードをプロジェクタ100に送信可能となっている。
[0030]
 なお、左側のプロジェクタ100には、USBメモリ101の代わりに、パーソナルコンピュータが接続されるようにしてもよい。
[0031]
 また、各プロジェクタ100には、赤外線によって、各プロジェクタ100を遠隔操作するためのリモートコントローラ(以下、「リモコン」と略述する)102が装備されている。このリモコン102の操作により、プロジェクタ100に対して、各種操作コマンドが送信され、プロジェクタ100は、その操作コマンドに従って動作するようになっている。
[0032]
 本実施形態に係る表示システム200では、プロジェクタ100のうち、左側のプロジェクタ100は、スライドショーソフトウェアの各ページのスライド画像、すなわち主画像を投影するメインのプロジェクタとして動作し、右側のプロジェクタ100は、議事録などが記述されるテキスト編集ファイルの内容に相当する画像、すなわち副画像を投影するサブのプロジェクタとして動作する。以下では、左側のプロジェクタ100をメインプロジェクタ100と呼び、右側のプロジェクタ100をサブプロジェクタ100と呼ぶ。なお、サブプロジェクタ100は、複数台あってもよい。この場合には、サブプロジェクタ100同士は、USBケーブル105でカスケード接続されるようになる。
[0033]
 図2には、各プロジェクタ100の内部構成を示すブロック図が示されている。図2に示されるように、プロジェクタ100は、投影部10と、画像処理部20と、制御部30と、内部バス40とを備えている。投影部10は、画像を投影するための各種光学系を有している。また、画像処理部20は、一連の画像処理を行い、投影部10によって投影される画像を形成する。制御部30は、投影部10と画像処理部20とを統括制御する。
[0034]
 図2に示されるように、投影部10は、ランプ制御回路11と、ランプ12と、照明光学系13と、光変調素子14と、結像光学系15とを備えている。ランプ制御回路11は、内部バス40に接続されている。ランプ制御回路11は、制御部30の統括制御の下で、ランプ12を点灯させる。ランプ12は、投影用の照明光を出射する。ランプ12から発せられた照明光は、照明光学系13に入射され整形される。照明光学系13より出射した照明光は、光変調素子14を均一に照明する。光変調素子14としては、例えば液晶パネルが用いられるが、デジタルミラーデバイスなどを用いるようにしてもよい。光変調素子14には、後述する画像処理部20による駆動により、投影されるべき画像が形成されている。したがって、光変調素子14を通過した照明光は、その画像情報を含む光となっている。光変調素子14を通過した照明光は、結像光学系15に入射し、結像光学系15を介してスクリーンS上に到達する。光変調素子14とスクリーンSとは、共役の関係にあるので、結像光学系15は、光変調素子14に形成された画像を、スクリーンS上に結像させるようになる。
[0035]
 画像処理部20は、映像信号入力手段21と、画像処理回路22と、光変調素子ドライブ回路23とを備えている。映像信号入力手段21により、外部からの映像信号が入力される。入力された映像信号は、画像処理回路22に入力される。画像処理回路22は、入力された映像信号に対して所定の画像処理を行い、その画像データ信号を出力する。この画像データ信号は、光変調素子ドライブ回路23に入力される。光変調素子ドライブ回路23は、画像データ信号に対応する駆動信号を生成して、その駆動信号に従って光変調素子14を駆動する。これにより、光変調素子14上に画像が形成される。
[0036]
 画像処理回路22は、内部バス40に接続されている。画像処理回路22は、内部バス40からも画像データとして投影されるべきデジタル信号を入力可能である。内部バス40には、フレームメモリ42も接続されている。このフレームメモリ42に画像データを書き込むようにすれば(描画すれば)、その画像データに相当するデジタル信号が、内部バス40を介して、画像処理回路22に送信され、その画像データに基づく画像が投影されるようになる。
[0037]
 制御部30は、マイクロコンピュータ31を中心に構成されている。マイクロコンピュータ31は、CPU50と、ROM51と、RAM52とを備えている。マイクロコンピュータ31では、CPU50がROM51に格納されたプログラムを実行することにより、プロジェクタ100を統括制御する。ROM51には、電源投入直後にCPU50で実行されるブートプログラムなどが格納されている。また、CPU50で実行されるプログラムの中には、オペレーティングシステム(以下、「OS」とする)があり、マイクロコンピュータ31では、このOS上で、プロジェクタ100内部の制御プログラムが実行されるようになる。また、このOSにより、パーソナルコンピュータ120と同様のファイル管理が可能となっており、テキスト編集ファイルを編集可能ないわゆるテキストエディタ(いわゆるメモ帳程度の簡易なエディタでよい)や、プレゼンテーションなどに用いられるスライドショーのアプリケーションソフトウェアのプログラムを実行可能となっている。
[0038]
 このようなOS、テキストエディタ、スライドショー、フォント、文字コード表(Shift-JIS、ASCII、etc・・・)などの各種プログラム及びデータは、不揮発性メモリ41に格納されており、マイクロコンピュータ31から、必要に応じて呼び出されて、マイクロコンピュータ31で実行され、又は用いられる。尚、不揮発性メモリ41は備えず、前記各種プログラム及びデータをROM51に格納しても良いし、別途、不揮発性メモリ41の代わりに、ROM51を不揮発性メモリとしてもよい。不揮発性メモリを用いることで、前記各種プログラム及びデータ等のアップデート等の修正が可能となる。
[0039]
 さらに、制御部30は、マイクロコンピュータ31の他に、マンマシンインターフェイスとして操作パネル34を備えている。また、制御部30は、さらに、USBインターフェイス35を備えている。USBインターフェイス35には、コネクタが2つ以上設けられており、USBケーブル105のカスケード接続が可能となっている。また、制御部30は、リモコン102のインターフェイスとしての、赤外線受光部36と、赤外線制御部37とを備えている。マイクロコンピュータ31と各種インターフェイスとは、内部バス40を介して互いに接続されている。
[0040]
 以上述べたように、投影部10、画像処理部20、制御部30の各構成要素は、内部バス40に接続されている。各部のデータ通信は、この内部バス40を介して行われ、制御部30のマイクロコンピュータ31は、この内部バス40を介して、各部を統括制御している。
[0041]
 本実施形態では、メインプロジェクタ100とサブプロジェクタ100とは、連携して動作する。この連携動作により、メインプロジェクタ100によって投影されるスライドショーの各ページのスライド画像と、サブプロジェクタ100によって投影される議事録のテキスト編集ファイル(議事録ファイル)の内容の画像とは、常に同期して切り替えられるようになる。スライドショーの画像と、議事録ファイルとの同期をとるために、メインプロジェクタ100は、プレイリストと呼ばれるリスト情報を管理している。プレイリストは、USBメモリ101に格納されており、必要に応じてメインプロジェクタ100に読み出されて使用される。
[0042]
 図3(A)~図3(C)には、このプレイリストの一例が示されている。図3(A)に示されるように、プレイリストでは、スライドショーソフトウェアのスライド画像データのファイル名が、その表示順番に従って記述されている。議事録データのファイル名(リンク情報)が、対応づけて記述されている。表示システム200では、このプレイリストを参照して、メインプロジェクタ100により投影される画像と、サブプロジェクタ100により投影される画像との同期がとられるようになる。なお、プレイリストについては、後述するように、図3(A)に示される記述内容から、図3(B)、図3(C)に示されるプレイリストの記述内容に更新されることとなるが、この更新処理については、後述する各プロジェクタ100の動作の説明の中で詳細に説明する。もちろん、以前に議事録データが作成されていないスライド画像データの場合や、初めてスライド画像データを投影する場合は、プレイリストの議事録データ欄には何も記述されていない状態となっている。
[0043]
 次に、プロジェクタ100の動作について説明する。図4には、メインプロジェクタ100と、サブプロジェクタ100の動作を示すフローチャートが示されている。また、図5~図7には、図4のメインフロー中に実行される各種サブルーチンのフローチャートが示されている。図4~図7では、左側に、メインプロジェクタ100のフローチャートが示されており、右側に、サブプロジェクタ100のフローチャートが示されている。なお、前提として、メインプロジェクタ100では、スライドショーソフトウェアが起動しており、USBメモリ101に、スライドショーソフトによって表示される画像データファイル(以下、「画像データ」と略述する)と、議事録のテキストファイル(以下、「議事録データ」と略述する)と、プレイリストとが、格納されているものとする。また、本実施形態では、メインプロジェクタ100とサブプロジェクタ100とが、データ送受信を行いながら連携して動作するので、時系列に従って、各プロジェクタ100の処理について並行して説明する。
[0044]
 メインプロジェクタ100は、リモコン102又は操作パネル34の操作などのユーザの指示によって処理を開始する。図4に示されるように、ステップ201において、スライドのプレイリストをUSBメモリ101から読み込む。なお、ここでは、図3(A)に示される内容を有するプレイリストが読み込まれるものとする。
[0045]
 メインプロジェクタ100は、次のステップ203において、リンク情報作成のサブルーチンを実行する。一方、サブプロジェクタ100は、ステップ303において、同じリンク情報作成のサブルーチンを実行する。ここで、リンク情報とは、画像データに対して関連付けられた議事録データに関する情報をいう。
[0046]
 図5には、リンク情報作成のサブルーチンのフローチャートが示されている。図5に示されるように、まず、メインプロジェクタ100は、ステップ401において、今回の投影対象となる画像データに、対応する議事録データのリンク情報が有るか否かを、読み込んだプレイリストを参照して判断する。この判断が肯定されればステップ403に進み、否定されればステップ411に進む。例えば、図3(A)のプレイリストであれば、まず、表示番号1の画像データが「Page1.jpg」が投影対象となるが、この場合、「Page1.jpg」に対応する編集データには、「Page1.txt」が存在するので、判断は肯定され、ステップ403に進む。
[0047]
 次に、メインプロジェクタ100は、ステップ403において、サブプロジェクタ100に、プレイリストから読み出したファイル名の議事録データをサブプロジェクタ100に転送する。図3(A)のプレイリストであれば、「Page1.txt」という議事録データをサブプロジェクタ100に送信する。
[0048]
 一方、サブプロジェクタ100は、ステップ501における判断が肯定されるか、ステップ505における判断が肯定されるかを、ステップ511における判断が肯定されるまで、ステップ501→505→511の判断処理を繰り返している。まず、ステップ501では、議事録データを受信したか否かを判断する。上述のように、メインプロジェクタ100から、議事録データが送信された場合には、ステップ501の判断が肯定される。
[0049]
 ステップ501における判断が肯定されると、ステップ503に進む。ステップ503では、サブプロジェクタ100は、議事録データを、RAM52に格納し、その格納アドレスの情報を、リンク情報として、メインプロジェクタ100に送信する。例えば、「Page1.txt」の格納アドレスが、「0x001」であった場合には、「0x001」を、メインプロジェクタ100に送信する。なお、アドレス「0x~」は、16進数で表現されたアドレスであることを示している。
[0050]
 メインプロジェクタ100は、次のステップ405において、このリンク情報を取得し、プレイリストのリンク情報を、取得した情報に更新する。例えば、図3(B)に示されるように、「Page1.jpg」の対応するリンク情報を、サブプロジェクタ100のRAM52上のアドレス情報「0x001」に更新する。
[0051]
 図5に戻り、メインプロジェクタ100は、ステップ415において、プレイリスト内のすべてのスライドショー画像データに対応するリンク情報の生成が完了したか否かを判断する。ここでは、まだ、表示番号1の「Page1.jpg」のリンク情報だけが、作成された状態であるので、判断は否定され、ステップ401に戻る。一方、サブプロジェクタ100は、ステップ503実行後、ステップ505→511の判断を行ってステップ501に戻り、再び、ステップ501→505→511の判断処理を繰り返すようになる。
[0052]
 メインプロジェクタ100は、ステップ401において、今回の投影対象となる画像データに、対応する議事録データのリンク情報があるか否かを、読み込んだプレイリストを参照して判断する。例えば、図3(A)のプレイリストにおいて、今回の投影対象となる画像データが2番目の「Page2.jpg」である場合には、リンク情報が存在しないので、判断は否定され、ステップ411に進む。
[0053]
 ステップ411において、メインプロジェクタ100は、サブプロジェクタ100に対して、議事録データの新規作成を指示する。一方、サブプロジェクタ100では、ステップ505において、議事録データの新規作成が指示されたか否かを判断している。したがって、新規作成の指示を受けると、この判断が肯定され、サブプロジェクタ100では、ステップ507、509を実行する。ステップ507では、サブプロジェクタ100は、議事録データを新規作成する。具体的には、RAM52上に議事録データの領域を確保する。例えば、「Page2.jpg」に対応する議事録データの格納領域として、「0x00100」が確保される。そして、次のステップ509では、確保した議事録データのRAM52上の先頭アドレスを、リンク情報として、メインプロジェクタ100に送信する。例えば上述のように、「0x00100」が確保された場合には、「0x00100」をメインプロジェクタ100に送信する。
[0054]
 メインプロジェクタ100は、ステップ413において、この議事録データの格納アドレスをリンク情報として取得する。例えば、図3(B)に示されるように、「Page2.txt」のリンク情報として、議事録データの格納アドレス「0x00100」が設定される。
[0055]
 次のステップ415では、メインプロジェクタ100は、全画像データに対してリンク情報の生成が完了したか否かを判断する。ここでは、まだ、2番目までのスライドショーの画像データのリンク情報が作成された段階なので、判断は否定され、ステップ401に戻る。一方、サブプロジェクタ100は、ステップ509実行後、ステップ511の判断を行ってステップ501に戻り、再び、ステップ501→505→511の判断処理を繰り返すようになる。
[0056]
 以降、メインプロジェクタ100は、プレイリスト上の画像データに対応するリンク情報がすべて作成されてステップ415における判断が肯定されるまで、ステップ401→403→405→415、又は、ステップ401→411→413→415を繰り返す。一方、サブプロジェクタ100は、メインプロジェクタ100からの指示を受けて、ステップ503におけるリンク情報の送信と、ステップ507、509における議事録データの新規作成、議事録データのリンク情報の送信とのいずれかを行う。これらの動作により、例えば、図3(B)に示されるプレイリストが完成する。
[0057]
 リンク情報生成が完了し、ステップ415における判断が肯定されると、メインプロジェクタ100は、ステップ417に進む。ステップ417では、メインプロジェクタ100は、サブプロジェクタ100に対し、プレイリストの作成の完了メッセージを送信し、リンク情報の作成処理のサブルーチンを終了する。これを受けて、サブプロジェクタ100でも、ステップ511における判断が肯定され、リンク情報の作成処理のサブルーチンを終了する。
[0058]
 図4に戻り、リンク情報の作成処理のサブルーチン(ステップ203、303)終了後、メインプロジェクタ100、サブプロジェクタ100は、ともに、ステップ205、305において、投影処理のサブルーチンを実行する。図6には、この投影処理のサブルーチンのフローチャートが示されている。図6に示されるように、メインプロジェクタ100は、まず、ステップ601において、プレイリストに従って、画像データを取得する。例えば、表示番号1番の「Page1.jpg」が取得される。
[0059]
 次に、メインプロジェクタ100は、ステップ603において、対応する議事録データのリンク情報をプレイリストから取得する。ここで、例えば、「Page1.jpg」に対応するリンク情報「0x001」が取得される。次に、メインプロジェクタ100は、ステップ605において、対応する議事録データのリンク情報をサブプロジェクタ100に通知する。そして、ステップ609において、メインプロジェクタ100は、画像データを投影する。これにより、「Page1.jpg」が投影領域S1上に投影されるようになる。ステップ609終了後は、このサブルーチンを終了する。
[0060]
 一方、サブプロジェクタ100は、ステップ705において、リンク情報が受信されるのを待っている。リンク情報を受信すると、この判断が肯定され、ステップ707に進む。ステップ707では、リンク先のアドレスの議事録データを取得する。例えば、「0x001」が受信されたリンク情報である場合には、RAM52上の「0x001」に格納されたデータを、議事録データとして取得する。そして、次のステップ709では、サブプロジェクタ100は、テキストエディタを起動して、議事録データを書き込み可能にオープンするとともに、取得された議事録データ(すなわち、「Page1.txt」)の内容を投影領域S2上に投影する。ステップ709終了後は、このサブルーチンを終了する。
[0061]
 このように、投影処理のステップ205、305により、画像データと、それに対応する議事録データとが、ほぼ同時に投影されるようになる。
[0062]
 図4に戻り、投影処理のサブルーチン205終了後、メインプロジェクタ100は、ステップ207に進む。ステップ207では、メインプロジェクタ100は、スライドショーの表示スライドの切替指示を検出したか否かを判断する。この判断が肯定された場合にのみ、ステップ209において、切替指示に従って、画像データの取得先を変更する。例えば、1番目の表示スライド(すなわち、「Page1.jpg」)から2番目のスライド(すなわち、「Page2.jpg」)への表示スライドの切替指示が検出された場合には、ステップ209において、画像の取得先を「Page2.jpg」に変更する。なお、ここで、前述したように、サブプロジェクタ100が投影する画像も、「Page2.txt」の内容に切替えられるようになる。
[0063]
 この後、メインプロジェクタ100は、ステップ211において、スライド表示の終了指示を検出したか否かを判断する。ここでは、例えば、スライドショーアプリケーションソフトウェアが終了したか否かで判断が行われる。この判断が否定されればステップ205に戻り、肯定されればステップ212に進む。ここでは、判断が否定され、ステップ205に戻るものとする。
[0064]
 一方、サブプロジェクタ100は、投影処理のサブルーチン終了後、ステップ307に進む。ステップ307では、パソコン120のキーボードの操作によるキーコマンドが検出されたか否かを判断する。この判断が肯定された場合にのみ、ステップ309において、キー入力による議事録データの内容の更新、すなわち編集が行われる。これにより、パソコン120のキーボードから入力されたキー操作の内容が、議事録データの内容に反映されるようになる。この後、サブプロジェクタ100は、ステップ311において、メインプロジェクタ100からの終了メッセージを受信したか否かを判断する。この判断が否定された場合にはステップ305に戻り、肯定された場合にはステップ313に進む。ここでは、まだ終了メッセージを受信していないので判断は否定され、ステップ305に戻る。
[0065]
 この後、メインプロジェクタ100、サブプロジェクタ100は、再び、投影処理のステップ205、305を実行する。ここで、表示スライドが切り替えられていた場合には、ステップ205、305において、メインプロジェクタ100によって投影される表示スライドの画像データと、サブプロジェクタ100によって投影される議事録データとが、同時して切り替えられるようになる。
[0066]
 以降、メインプロジェクタ100では、このステップ211における判断が肯定されるまでステップ205→207(→209)→211の処理が繰り返される。また、サブプロジェクタ100では、ステップ311における判断が肯定されるまで、ステップ305→307(→309)→311が繰り返される。
[0067]
 スライドショーソフトウェアが終了し、ステップ211における判断が肯定されると、メインプロジェクタ100は、ステップ212に進み、サブプロジェクタ100に終了メッセージを送信し、ステップ213の表示スライド終了のサブルーチンを行う。一方、終了メッセージを受けたサブプロジェクタ100では、ステップ311での判断が肯定され、ステップ313に進み、表示スライド終了のサブルーチンを行う。
[0068]
 図7には、メインプロジェクタ100、サブプロジェクタ100における表示スライドの終了のサブルーチンのフローチャートが示されている。図7に示されるように、まず、メインプロジェクタ100は、ステップ801において、リンク形式の変更があるか否かを判断する。ここで、リンク形式とは、画像データと議事録データとを関連付ける情報の形式(種別)をいう。例えば、本実施形態では、ファイル名の一部を、画像データと議事録データとで一致させることにより、両者を関連付けていたが、他の方法により、両者を関連付けることも可能である。例えば、両ファイルのパス、すなわちフォルダを同一にすることにより、両者を関連付けることが可能である。したがって、ここでは、リンク形式が変更されたか否かを判断して、変更されたリンク形式に従って、画像データと議事録データとを関連付けて保存できるように、リンク形式の変更の有無を判別している。そこで、この判断が肯定された場合にのみ、メインプロジェクタ100は、ステップ803において、画像データと、議事録データの保存先でのリンク形式を指定する。
[0069]
 次のステップ805では、メインプロジェクタ100は、プレイリストを参照し、ステップ807では、議事録データの要求をサブプロジェクタ100に送信する。
[0070]
 一方、サブプロジェクタ100は、まず、ステップ907で、議事録データの要求を検出したか否かを判断し、この判断が肯定された場合にのみステップ909で、議事録データを、メインプロジェクタ100に送信する。すなわち、サブプロジェクタ100は、メインプロジェクタ100によって要求された議事録データを、メインプロジェクタ100に送信する。
[0071]
 メインプロジェクタ100は、ステップ809において議事録データを取得し、ステップ811において、所定のリンク形式で、保存する。ここで、リンク形式として、「ファイル名」が指定されていれば、図3(C)に示されるプレイリストに従って、議事録データがファイルとして保存されるようになる。そして、ステップ813では、全てのファイルの保存が完了したか否かを判断する。この判断が否定されれば、ステップ805に戻り、肯定されれば、ステップ815に進む。以降、ステップ813における判断が肯定されるまで、ステップ805→807→809→811→813が繰り返される。ステップ813における判断が肯定されると、ステップ815に進み、プレイリストを保存し、ステップ817に進み、スライドショーの終了通知をサブプロジェクタ100に送信し、表示スライドの終了のサブルーチンを終了する。
[0072]
 一方、サブプロジェクタ100は、スライドショーの終了通知を受信し、ステップ911における判断が肯定されるまで、ステップ907→909→911が繰り返されている。メインプロジェクタ100からスライドショーの終了通知を受信すると、この判断が肯定され、表示スライドの終了のサブルーチン処理を終了する。なお、ここでテキストエディタも終了する。
[0073]
 以上の動作により、図4に示されるメインプロジェクタ100及びサブプロジェクタ100の処理が終了する。
[0074]
 以上詳細に説明したように、本実施形態に係る表示システム200は、メインプロジェクタ100と、サブプロジェクタ100とを備えている。メインプロジェクタ100は、スライド画像を投影するとともに、スライド画像に関連付けられた議事録データが有る場合には、その議事録データのリンク情報を、USBケーブル105を介してサブプロジェクタ100に送信する。また、サブプロジェクタ100は、USBケーブル105を介して受信されたリンク情報を受信し、受信された情報に基づいて、スライド画像に関連付けられた議事録データを書き込み可能とするとともに、その議事録データの内容に相当する画像を投影する。このようにすれば、画像とその画像に関連する議事録データの内容とを、同期して投影させ、さらに、自動的に、テキストエディタを起動し、その議事録データを、編集できる状態とすることができるようになる。この結果、画像と議事録データの投影と、議事録データの編集とを並行して行おうとするユーザの負担を軽減することができる。
[0075]
 また、本実施形態によれば、スライド画像に関連付けられた議事録データがない場合には、議事録データが自動に新規作成されるようになる。これにより、ユーザが議事録データを新規作成する必要がなくなるので、ユーザの作業負担を軽減することができる。
[0076]
 また、本実施形態によれば、スライド画像に関連付けられた議事録データがある場合には、メインプロジェクタ100からサブプロジェクタ100に対して、自動的に送信されるようになる。これにより、ユーザが、スライド画像に関連付けられた議事録データを探して、書き込み可能にファイルオープンする必要がなくなるので、ユーザの作業負担を軽減することができる。
[0077]
 また、本実施形態によれば、メインプロジェクタ100によって投影される画像は、外部入力によって切替可能である。外部入力が切り替えられるたびに、サブプロジェクタ100によって投影される議事録データの内容も、画像に対応するものに切り替えられる。このようにすれば、投影される画像と議事録データとの切り替えを、自動的に同期させることが可能となるためユーザの負担を軽減することができる。
[0078]
 また、本実施形態によれば、議事録データは、画像と関連付けて一括保存される。常に、画像の投影終了時に、最新の議事録データが保存される。このようにすれば、画像データと、議事録データとの関連付けが容易となるので、議事録データの管理が容易となる。
[0079]
 また、本実施形態によれば、議事録データは、スライド画像と関連付けられて、USBメモリ101に格納される。これにより、スライド画像と関連する議事録データの管理が容易となる。
[0080]
 また、本実施形態によれば、ファイル名の一部やフォルダなどによって、画像データと議事録データとが関連付けられているので、関連付けられた議事録データを探索するのが容易となる。このように、画像データと、議事録データとの関連付けは、各ファイルのプロパティの設定により行うことも可能である。例えば、拡張子、タイトル、表題、作成者、カテゴリ、キーワード、コメントなどの各種プロパティを用いて、関連付けを行うことができる。例えば、議事録データのファイルのプロパティに、画像データのファイル名を設定しておけばよい。
[0081]
 なお、画像データに対して議事録データが複数ある場合には、その議事録データのファイル名の一部に通し番号を付けると、ファイル管理がより容易となる。
[0082]
 この他、画像データと、議事録データとの関連性が記述されたテーブルファイルをUSBメモリ101に格納しておき、メインプロジェクタ100が、そのテーブルファイルを読み込んで、そのテーブルファイルに基づいて、画像データと、議事録データとの関連付けを行うようにしてもよい。
[0083]
 また、本実施形態によれば、表示システムでは、メインプロジェクタもサブプロジェクタも、同じ構成を有するプロジェクタ100であるものとした。プロジェクタ100は、画像データに関連付けられた議事録データのリンク情報を、USBケーブル105を介して送信するモードと、USBケーブル105を介して受信されたリンク情報を受信し、受信された情報に基づいて、画像データに関連付けられた議事録データを書き込み可能とするとともに、その議事録データの内容に相当する画像を投影するモードとのいずれかに切替可能であり、いずれのモードでも動作可能となっている。このようにすれば、いずれのプロジェクタ100でも、画像データ又は議事録データを他のプロジェクタと連携して投影可能となるため、表示システム200のフレキシブルな運用が可能となる。また、この表示システム200を実現するためには、同型のプロジェクタ100を製造すればよいので、システム全体の製造コストを低減することも可能となる。
[0084]
 なお、本実施形態では、メインプロジェクタ100からサブプロジェクタ100に議事録データ自体を送信したが、議事録データの所在地を示す情報などを送信し、サブプロジェクタ100が、例えばパソコン120などから、議事録データを取得するようにしてもよい。このように、各種ファイルの格納場所は適宜変更可能である。

産業上の利用可能性

[0085]
 以上述べたように、本発明の表示システム及びプロジェクタは、プレゼンテーションや会議などに用いられるのに適している。

請求の範囲

[1]
 画像を投影するとともに、前記画像に関連付けられた編集ファイルが有る場合は、前記編集ファイル又はその編集ファイルに関する情報を、通信手段を介して送信する第1のプロジェクタと、
 前記通信手段を介して受信された前記情報を受信し、受信された情報に基づいて、前記画像に関連付けられた編集ファイルを書き込み可能とするとともに、その編集ファイルの内容に相当する画像を投影する第2のプロジェクタと、を備える表示システム。
[2]
 前記第1のプロジェクタは、
 前記画像に関連付けられた編集ファイルが存在しない場合には、前記編集ファイルの作成指示を、前記編集ファイルに関する情報として、前記通信手段を介して前記第2のプロジェクタに送信し、
 前記第2のプロジェクタは、
 前記編集ファイルの作成指示を受信すると、前記編集ファイルを新規作成し、その編集ファイルを書き込み可能とするとともに、その編集ファイルの内容に相当する画像を投影することを特徴とする請求項1に記載の表示システム。
[3]
 前記第1のプロジェクタは、
 前記画像に関連付けられた編集ファイルが存在する場合には、前記編集ファイルを前記通信手段を介して前記第2のプロジェクタに送信し、
 前記第2のプロジェクタは、
 前記通信手段を介して受信された編集ファイルを書き込み可能とするとともに、その編集ファイルの内容に相当する画像を投影することを特徴とする請求項1又は2に記載の表示システム。
[4]
 前記第1のプロジェクタは、
 外部操作入力によって、投影する前記画像を切り替え可能であり、
 前記画像が切り替えられる度に、前記画像に関連付けられた編集ファイル又はその編集ファイルに関する情報を前記通信手段を介して送信し、
 前記第2のプロジェクタは、
 前記画像が切り替えられる度に、前記通信手段を介して前記情報を受信し、受信された情報に基づいて、前記画像に関連付けられた編集ファイルを新たに書き込み可能とするととともに、その編集ファイルの内容に相当する画像を投影することを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の表示システム。
[5]
 前記第1のプロジェクタは、
 前記画像の投影を終了する場合に、前記第2のプロジェクタから前記編集ファイルを取得し、取得された編集ファイルを、前記画像と関連付けて一括保存することを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の表示システム。
[6]
 前記第1のプロジェクタは、
 前記編集ファイルを、前記画像と関連付けて、記憶装置に格納することを特徴とする請求項5に記載の表示システム。
[7]
 格納位置と、ファイル名の一部と、属性情報との少なくとも1つに基づいて、前記画像のファイルと前記編集ファイルとが関連付けられていることを特徴とする請求項1~6のいずれか一項に記載の表示システム。
[8]
 画像を投影するとともに、前記画像に関連付けられた編集ファイル又はその編集ファイルに関する情報を、通信手段を介して送信する第1の動作モードと、前記通信手段を介して受信された前記情報を受信し、受信された情報に基づいて、前記画像に関連付けられた編集ファイルを書き込み可能とするとともに、その編集ファイルの内容に相当する画像を投影する第2の動作モードとのいずれかの動作モードで動作し、
 前記第1の動作モードと、前記第2の動作モードを切り替え可能なプロジェクタ。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3]

[ 図 4]

[ 図 5]

[ 図 6]

[ 図 7]