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1. (WO2008117784) 携帯電話端末、画像表示制御方法、そのプログラムおよびプログラム記録媒体
Document

明 細 書

発明の名称 携帯電話端末、画像表示制御方法、そのプログラムおよびプログラム記録媒体

技術分野

0001  

背景技術

0002   0003  

発明の開示

発明が解決しようとする課題

0004   0005   0006   0007  

課題を解決するための手段

0008   0009  

発明の効果

0010   0011   0012   0013  

発明を実施するための最良の形態

0014   0015   0016   0017   0018   0019   0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033   0034   0035   0036   0037   0038   0039   0040   0041   0042   0043   0044   0045   0046   0047   0048   0049   0050   0051   0052   0053   0054   0055   0056   0057  

図面の簡単な説明

0058   0059  

請求の範囲

1   2   3   4   5   6   7   8   9   10   11   12   13   14   15   16   17   18   19  

図面

1   2  

明 細 書

携帯電話端末、画像表示制御方法、そのプログラムおよびプログラム記録媒体

技術分野

[0001]
 本発明は、携帯電話端末、画像表示制御方法、画像表示制御プログラムおよびプログラム記録媒体に関し、特に、表示品質を維持しつつ消費電力の低減が可能な携帯電話端末、画像表示制御方法、画像表示制御プログラムおよびプログラム記録媒体に関する。

背景技術

[0002]
 携帯電話端末は、通話だけでなく、メール、カメラ撮影、ブラウジング、TVなどと、携帯電話端末のサービス機能は増加の一途を辿るとともに、携帯電話端末に表示される表示画像も多様化し、携帯電話端末の表示機能に対するユーザのニーズとして、より高品質の表示を要求するようになってきている。
[0003]
 一方、サービス機能が多様化していく中、携帯電話端末を使用可能な時間もさらに長くなることが求められており、携帯電話端末の低消費電力化は、競争メーカ各社間の差別化を図る上で必須の要素となっている。特に、液晶バックライトの消費電力は、携帯電話端末全体の消費電力における割合が非常に大きく、液晶バックライトを低消費電力化することによる効果が大きい。特許文献1の特開2004-126470号公報では、表示画像に応じて表示バックライトの点灯制御を行うという技術が提案されている。
特許文献1 : 特開2004-126470号公報(第6-8頁)

発明の開示

発明が解決しようとする課題

[0004]
 しかしながら、前記特許文献1のような従来の携帯電話端末のバックライトの点灯制御は、表示画像の各色の階調をチェックして、階調数がほぼゼロの場合に、バックライトを非点灯とする制御を行うのみであり、階調数がゼロ近傍になっていない状態では、そのままの輝度で点灯されたままとなり、消費電力の低減効果が少ないという問題がある。
[0005]
 また、従来の携帯電話端末のバックライトの輝度値そのものについても、あらかじめ設定されたバックライトの輝度値を使用しており、表示画像の階調に応じて輝度値を制御していないため、消費電力をさらに低減させるためには、バックライトの輝度設定値を、表示画像の階調如何に関わらず、あらかじめ低く設定することしか手段が用意されていなく、表示画像の視認性に影響を与えていた。
[0006]
 さらに、照度センサを用いて、携帯電話端末の周囲環境(携帯電話端末に入射されてくる外光の強さ)に応じて、バックライトの輝度制御を行うような技術についても、特定の環境下に限定されており、消費電力の低減効果として如何なる環境条件下においても十分に満足できるというものは存在していなかった。
[0007]
 本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、表示する画像に応じたバックライト輝度制御、および、液晶表示装置(LCD)のガンマ特性制御を行うことによって、表示品質を落とすことなく、消費電力を低減させることが可能な携帯電話端末、画像表示制御方法、画像表示制御プログラムおよびプログラム記録媒体を提供することを、その目的としている。

課題を解決するための手段

[0008]
 前述の課題を解決するため、本発明による携帯電話端末、画像表示制御方法、画像表示制御プログラムおよびプログラム記録媒体は、次のような特徴的な構成を採用している。
[0009]
 (1)液晶表示装置に画像を表示する携帯電話端末において、表示対象の画像データの階調に応じて、前記液晶表示装置のバックライトの輝度レベルを基準輝度値としてあらかじめ登録する基準輝度値テーブルと、表示対象の画像データの階調に応じて、前記液晶表示装置の液晶パネルの駆動レベルを補正する値をガンマ補正値としてあらかじめ登録するガンマ補正値テーブルとを備え、入力された画像データの階調に基づいて、前記基準輝度値テーブルに登録されている前記基準輝度値に該当する輝度レベルにバックライトの輝度を設定するとともに、前記ガンマ補正値テーブルに登録されている前記ガンマ補正値に基づいてガンマ補正を施す携帯電話端末。

発明の効果

[0010]
 本発明の携帯電話端末、画像表示制御方法、画像表示制御プログラムおよびプログラム記録媒体によれば、以下のような効果を得ることができる。
[0011]
 第1の効果は、表示する画像に応じたバックライト輝度制御、および、LCDのガンマ特性制御を行うことによって、表示品質を落とすことなく、消費電力を低減させることが可能になることである。
[0012]
 第2の効果は、ユーザによる任意の輝度レベルへの設定、あるいは、使用シーン(メール送受信シーン、ブラウジングシーン、カメラ撮影シーン、テレビシーン、ゲームシーンなど)それぞれに対応する個別の輝度レベルへの設定、あるいは、照度センサの検出結果による外光レベルに応じた輝度レベルへの設定、のいずれにも対応するバックライト輝度設定制御を行うことが可能になることである。
[0013]
 第3の効果は、ユーザの設定値や使用シーンによる設定値や照度による設定値と代表値とを演算することにより各表示階調において設定すべき基準輝度値、ガンマ補正値を求めることができるので、基準輝度値、ガンマ補正値を表示階調ごとに登録するテーブルを、ユーザの設定値や使用シーンごとの設定値や照度ごとの設定値として複数準備することが不要となり、テーブルを記憶する領域を削減することができる。

発明を実施するための最良の形態

[0014]
 以下、本発明による携帯電話端末、画像表示制御方法、画像表示制御プログラムおよびプログラム記録媒体の好適な実施例について添付図を参照して説明する。なお、本発明は、以下に説明するような処理をコンピュータに実行させるためのプログラムやそれを格納した記憶媒体を包含することは言うまでもない。
[0015]
 (本発明の特徴)
 本発明の実施例の説明に先立って、本発明の特徴について、まず、その概要を説明する。本発明は、携帯電話端末の表示機能に関するものであり、基準となるバックライト輝度の設定値について、表示する画像に応じたバックライト輝度制御、および、液晶表示装置(LCD)のガンマ特性制御を行うことによって、表示品質を落とすことなく、消費電力を低減させることを可能としている。
[0016]
 つまり、本発明は、画面に表示する画像データの階調特性に対応するバックライトの輝度レベルをあらかじめ基準輝度値として登録した基準輝度値テーブルと、該基準輝度値をバックライトに設定するための駆動信号を輝度設定値としてあらかじめ登録したバックライト輝度設定値テーブルとを備え、入力されてくる画像データの階調に応じて、基準輝度値テーブルを参照して、該画像データの階調に対応するバックライトの基準輝度値を求め、求めたバックライトの基準輝度値を基にして、バックライト輝度設定値テーブルを参照して、バックライトを駆動する駆動信号の信号レベル(PWM駆動信号の場合は、パルス幅)を取得して、バックライトの輝度レベルを表示画像に応じた適切な状態で点灯させることを可能としている。
[0017]
 また、画面に表示する画像データの階調特性に応じて、液晶表示装置(LCD)の液晶パネルを駆動する駆動レベルを補正するガンマ補正値をあらかじめ登録したガンマ補正値テーブルを備え、入力されてくる画像データの階調に応じて、画像を表示する液晶画面のガンマ特性を制御することによって、表示画像の色調を高品質に維持させるように表示デバイス(LCD)を駆動することを可能としている。
[0018]
 さらには、本発明は、基準輝度値テーブルに登録する基準輝度値(バックライト輝度値)を、画面に表示される使用シーン(例えば、電子メールを送受信するメール送受信シーン、インターネットにアクセスするブラウジングシーン、カメラによる撮影を行うカメラ撮影シーン、テレビ映像を表示するテレビシーン、ゲーム用の映像を表示するゲームシーンなど)ごとに、異なる値に設定登録することを可能とするとともに、携帯電話端末にて実行可能なアプリケーションの追加削除に応じて該使用シーンの追加変更も随時可能としている。また、基準輝度値テーブルやバックライト輝度設定値テーブルやガンマ補正値テーブルに登録されている各設定値を、ユーザにより好みの値に任意に設定変更することを可能としている。さらには、基準輝度値テーブルを参照してバックライト輝度設定値を出力する際に、また、ガンマ補正値テーブルを参照してガンマ補正値を出力する際に、携帯電話端末の周囲環境(外光)を照度センサにより検出した結果に基づいてバックライト輝
度設定値やガンマ補正値をさらに補正することも可能としている。
[0019]
 (実施例の構成)
 図1は、本発明の携帯電話端末のブロック構成の一例を示すブロック構成図であり、通常の無線通信機能を司る回路ブロックは省略して、表示機能を司る回路ブロックのみを抽出して示している。図1に示す本発明の一例を示す携帯電話端末の表示機能部分は、LCD1、LCDドライバ2、バックライト3、LEDドライバ4、基準輝度設定部5、輝度制御部6、画像制御部7、画像データ入力部8、ユーザ設定部9、個別設定部10、照度センサ11、および、CPU12、を少なくとも含んで構成されている。
[0020]
 LCD1は、画像を画面表示する表示デバイスであり、LCDドライバ2は、LCD1を駆動して画像を画面表示するものである。また、バックライト3は、LCD1の背面にあって、背景光を出力するLEDを有する発光デバイスであり、LEDドライバ4は、バックライト3のLEDを駆動するものである。
[0021]
 基準輝度設定部5は、CPU12を介して入力されてくる画像データに応じてバックライト3の基準輝度値を算出して設定するための制御部であり、輝度制御部6は、基準輝度設定部5からの指示に応じてバックライト3の輝度を制御する制御部である。また、画像制御部7は、CPU12を介して入力されてくる画像データに応じてLCD1に画面表示する表示画像の制御を行う制御部である。また、CPU12は、携帯電話端末全体の動作を制御する制御部である。
[0022]
 画像データ入力部8は、LCD1に画面表示する画像データを受け取って、CPU12に入力する入力部である。また、ユーザ設定部9は、LCD1へ画面表示する際の画像データの制御値やバックライト3の輝度値を設定するためにユーザが指定した値をCPU12に入力する入力部であり、個別設定部10は、使用シーン(メール送受信シーン、ブラウジングシーンなど)に応じて個別にバックライト3の輝度値を設定指示するために、使用シーンごとに個別に指定したシーン種別をCPU12に入力する入力部である。照度センサ11は、携帯電話端末周囲から入射されてくる外光を検出して、CPU12に入力するセンサである。ここで、ユーザ設定部9、個別設定部10においては、携帯電話端末にあらかじめ登録されている画像データの制御値やバックライト3の輝度値を、ユーザの好みに応じて、あるいは、使用するアプリケーション(シーン)に応じて、変更・追加・削除することも可能である。
[0023]
 なお、基準輝度設定部5、輝度制御部6、画像制御部7は、それぞれ、図1に示すように、独立に構成するようにしても良いが、携帯電話端末全体の制御を司るCPU12、LEDドライバ4、LCDドライバ2、のいずれかかに含まれて備えられるようにしても良い。さらには、基準輝度設定部5、輝度制御部6、画像制御部7それぞれについて、1ないし複数の機能を、プログラムとして実現しても良い。
[0024]
 同様に、画像データ入力部8、ユーザ設定部9、個別設定部10についても、それぞれ、図1に示すように、独立に構成するようにしても良いが、一つの入力部にまとめて構成しても良いし、CPU12に含めて構成しても良い。
[0025]
 基準輝度設定部5には、画面に表示する画像データの階調特性に対応するバックライト輝度値をあらかじめ基準輝度値として登録した基準輝度値テーブル5aが備えられており、画像データ入力部8から入力されてくる画像データの階調に応じて、基準輝度値テーブル5aを参照して、該画像データの階調に対応するバックライト3の基準輝度値を求め、輝度制御部6に対して出力する。
[0026]
 この基準輝度値テーブル5aは、バックライト3の基準輝度値を、画面に表示される使用シーン(例えば、メール送受信シーン、ブラウジングシーン、カメラ撮影シーン、テレビシーン、ゲームシーンなど)ごとに、異なる値に設定登録することが可能な構成とされており、携帯電話端末にて実行可能なアプリケーションの追加削除に応じて、対応する使用シーンごとのバックライト3の基準輝度値を入力することによって、追加変更することも随時可能としている。あるいは、基準輝度値テーブル5aのバックライト3の基準輝度値を、ユーザ設定部9からユーザの好みの値に任意に設定変更することも可能としている。
[0027]
 さらには、基準輝度設定部5は、基準輝度値テーブル5aを参照してバックライト3の基準輝度値を輝度制御部6に対して出力する際に、携帯電話端末の周囲環境(外光)を照度センサ11により検出した結果に基づいて、基準輝度値テーブル5aを参照して求めたバックライト3の基準輝度値を、さらに補正して、輝度制御部6に対して出力することも可能としている。なお、基準輝度設定部5側では、照度センサ11による検出結果による補正を行わずに、基準輝度値テーブル5aを参照して求めたバックライト3の基準輝度値をそのまま出力し、バックライト3の基準輝度値を受け取った輝度制御部6側にて、照度センサ11による検出結果による補正を行うようにしても良い。
[0028]
 また、輝度制御部6には、基準輝度設定部5から入力されてくるバックライト3の基準輝度値をバックライト3に設定するための駆動信号の信号レベル(PWM制御の場合はパルス幅)をバックライト3の輝度設定値としてあらかじめ登録したバックライト輝度設定値テーブル6aが備えられており、基準輝度設定部5から入力されてくるバックライト3の基準輝度値を基にして、バックライト輝度設定値テーブル6aを参照して、バックライト3を駆動する駆動信号の信号レベルを取得して、LEDドライバ4に出力することによって、バックライト3の輝度レベルを表示画像に応じた適切な状態で点灯させるように制御している。なお、バックライト輝度設定値テーブル6aの駆動信号の信号レベルについても、場合によっては、ユーザ設定部9からユーザの好みの値に任意に設定変更することを可能としても良い。
[0029]
 さらには、輝度制御部6は、バックライト輝度設定値テーブル6aを参照してバックライト3を駆動する駆動信号の信号レベルをLEDドライバ4に対して出力する際に、携帯電話端末の周囲環境(外光)を照度センサ11により検出した結果に基づいて、バックライト輝度設定値テーブル6aを参照して求めた駆動信号の信号レベルを、さらに補正して、LEDドライバ4に対して出力することも可能としている。あるいは、基準輝度設定部5からのバックライト3の基準輝度値を照度センサ11により検出した結果に基づいて補正した後、バックライト輝度設定値テーブル6aを参照して、バックライト3を駆動する駆動信号の信号レベルを取得するようにしても良い。
[0030]
 また、画像制御部7には、画面に表示する画像データの階調特性とLCD1の液晶パネルを駆動する駆動レベルを補正する値との対応関係をガンマ補正値としてあらかじめ登録したガンマ補正値テーブル7aが備えられており、非線形の液晶パネルの電圧-透過率特性に応じて、原画像を正しい色調でLCD1に画面表示するように制御する。
[0031]
 つまり、画像データ入力部8から入力されてくる画像データの階調に応じて、ガンマ補正値テーブル7aを参照してガンマ補正値を取得して、画像を表示する液晶画面のガンマ特性を制御することによって、表示画像の色調を高品質に維持させるように、LCDドライバ2がLCD1を駆動する駆動信号を制御している。このガンマ補正値テーブル7aのガンマ補正値は、ユーザ設定部9からユーザの好みの値に任意に設定変更することも可能としている。さらに、ガンマ補正値テーブル7aのガンマ補正値を、携帯電話端末に入射される外光を検出する照度センサ11による検出結果により、補正を行うようにしても良い。
[0032]
 (実施例の動作の説明)
 本発明の一例である図1の携帯電話端末のLCD1に画像を画面表示させるまでの手順として、バックライト3の輝度レベルの設定、画像データの入力から、基準輝度値の設定、画像制御、輝度制御を経て、バックライト3の輝度の設定、LCD1への画面表示に至るまでの流れについて、以下に順を追って説明する。
[0033]
 バックライト3の輝度レベルは、ユーザによりユーザ設定部9から設定するか、携帯電話端末を使用するシーンつまり使用シーン(例えば、メール送受信シーン、ブラウジングシーン、カメラ撮影シーンなど)に応じて個別設定部10から個別に設定するか、あるいは、照度センサ11により外光の照度を検知して自動的に設定するかのうち、いずれか1ないし複数の組み合わせによって設定される。
[0034]
 つまり、ユーザは、ユーザ設定部9から入力することにより、ユーザの好みに応じて、表示画像の階調レベルに対応してマニュアルで任意に選択した輝度値にバックライト3の輝度レベルを設定することができる。なお、基準輝度値テーブル5aやバックライト輝度設定値テーブル6aには、デフォルト値として標準設定値があらかじめ登録されており、ユーザは、基準輝度値テーブル5aやバックライト輝度設定値テーブル6aの登録内容を、ユーザ設定部9から変更の指示を行うことも可能である。
[0035]
 また、基準輝度値テーブル5aやバックライト輝度設定値テーブル6aには、例えばメニュー画面、メール画面、ブラウジング画面、カメラ画面などの使用シーンごとに表示画像の階調レベルに対応してバックライト3の輝度レベルがあらかじめ登録されており、使用シーンによる個別設定は、個別設定部10から使用シーンが入力されることにより、該当する使用シーンに応じた輝度レベルに自動的に設定することができる。
[0036]
 また、照度センサ11による自動設定は、周囲環境の明るさに応じた照度センサ11からの出力に応じて、自動的に、バックライト3の輝度レベルが算出され、算出された輝度レベルに設定することができる。さらに、基準輝度値テーブル5aやバックライト輝度設定値テーブル6aに基づいて出力されてくる輝度レベルを、照度センサ11の出力に応じて自動的に補正することができる。
[0037]
 また、ユーザは、LCD1の電圧-透過率特性を表示画像の階調に応じて補正するために用いられるガンマ補正値を、ユーザの好みの値に任意に設定変更することも可能としている。つまり、ガンマ補正値テーブル7aのガンマ補正値をユーザ設定部9から任意の値に設定変更することができる。さらに、照度センサ11からの外光の検出結果によっても、ガンマ補正値テーブル7aのガンマ補正値をさらに補正することができる。
[0038]
 しかる後、画像データ入力部8から画像データが入力されてくると、CPU12は、基準輝度設定部5、画像制御部7に対して、それぞれ、画像データを引き継ぐ。基準輝度設定部5においては、ユーザ設定部9によるバックライト輝度設定値、個別設定部10によるバックライト輝度設定値のいずれか、あるいは、照度センサ11による自動設定のいずれか1ないし複数が選択されるとともに、入力されてきた画像データの階調に応じて、基準輝度値テーブル5aに設定されているバックライト3の基準輝度値が読み出されて、照度センサ11が検出した外光による補正が必要であれば、外光の強さに応じた補正が施されて、輝度制御部6に対して出力される。
[0039]
 輝度制御部6では、基準輝度設定部5からの基準輝度値に基づいて、バックライト輝度設定値テーブル6aを参照して、バックライト3を駆動するための駆動信号の信号レベル(PWM信号の場合にはパルス幅)を取得して、LEDドライバ4に出力することにより、LEDドライバ4によりバックライト3のLEDを駆動する。この結果、バックライト3を、ユーザの好みや使用シーンや周囲環境に対応して、表示画像の階調に応じた輝度レベルに設定することができる。
[0040]
 一方、入力されてくる画像データは、画像制御部7にて、あらかじめ設定していた画像データの階調特性に対するガンマ補正値をガンマ補正値テーブル7aから取得して、バックライト3の輝度レベルと画像データの階調とに適合したガンマ補正値で液晶パネルの駆動レベルを補正することにより、表示画像として視認性に富む最適化された状態で、LCDドライバ2により駆動されて、LCD1に画面表示される。
[0041]
 かくのごとき表示制御を行うことによって、表示画像の階調に応じて、基準となるバックライト3の輝度レベルを最適な状態に設定するとともに、画像データに対するガンマ補正制御を行うことができ、表示画像の品質を低下させることなく、消費電力の低減を図ることができる。さらには、バックライト3の輝度レベルを、ユーザの好みや、使用シーンに応じて、適切な状態に設定したり、携帯電話端末の周囲環境に応じて補正したりすることが可能であり、携帯電話端末のユーザに対して、視認性に富む画像を、低消費電力で提供することが可能となる。
[0042]
 (他の実施例)
 前述した実施例においては、表示対象の画像データの階調に応じて、液晶表示装置のバックライト3の輝度レベルを、基準輝度設定部5において、基準輝度値として、基準輝度値テーブル5aにあらかじめ登録、設定するとともに、表示対象の画像データの階調に応じて、液晶パネルの駆動レベルを補正する値を、画像制御部7において、ガンマ補正値として、ガンマ補正値テーブル7aにあらかじめ登録、設定する例を説明した。また、基準輝度値に対して、バックライト3を駆動する駆動信号の信号レベルを、輝度制御部6において、輝度設定値として、バックライト輝度設定値テーブル6aとして登録、設定する例について説明した。
[0043]
 ここで、基準輝度値を登録する基準輝度値テーブル5a、ガンマ補正値を登録するガンマ補正値テーブル7a、輝度設定値を登録するバックライト輝度設定値テーブル6aとしては、ユーザが任意に設定するユーザ設定値、携帯電話端末を使用する使用シーンごとに設定する使用シーン別設定値、携帯電話端末に入射される外光を検出する照度センサの検出値に応じた照度別設定値に対して、それぞれの設定ごとに異なる設定用テーブルを設けることによって最適化している例を示している。
[0044]
 これに対して、本実施例は、基準輝度値テーブル5a、ガンマ補正値テーブル7a、バックライト輝度設定値テーブル6aとしては、それぞれ、代表とする代表テーブル最低1つを用意して、ユーザ設定値、使用シーン別設定値、照度別設定値を、該代表テーブルとの演算結果により算出して、それぞれに設定する例を説明するものである。例えば、基準輝度値を設定する場合を例にとって、図2を用いて次に説明する。図2は、本発明による携帯電話端末の基準輝度設定部5における前述の実施例とは異なる他の動作を説明するための模式図である。
[0045]
 図2(A)には、指定した表示階調20における輝度レベル(入力輝度値21)を入力する状態を、図2(B)には、輝度値用代表テーブルとして用意されている、代表輝度値22があらかじめ登録されている基準輝度値テーブル5aを参照する状態を、図2(C)には、入力された入力輝度値21と代表輝度値22との演算結果から基準輝度値(設定基準輝度値23)を設定する状態を、それぞれ示している。ここで、入力輝度値21は、ユーザからユーザ設定部9により入力されたユーザ指定の基準輝度値、使用シーン別に個別設定部10において設定される基準輝度値、照度センサ11にて検出された検出照度に応じて設定される基準輝度値のいずれかが、CPU12に入力されて、CPU12から基準輝度設定部5に入力されるものである。
[0046]
 図2に示すように、本実施例における基準輝度設定部5においては、CPU12から表示階調20における入力輝度値21として入力されてくると(ステップS1)、代表テーブルとして代表輝度値があらかじめ登録されている基準輝度値テーブル5aから、指定された表示階調20における代表輝度値22を参照して(ステップS2)、指定された表示階調20における入力輝度値21と代表輝度値22との演算処理を行い、該演算結果に基づいて、図2(C)に示すように、基準輝度値テーブル5aの各表示階調の代表輝度値を補正して、基準輝度値を設定する(ステップS3)。
[0047]
 つまり、外部から指定された入力輝度値21と、代表輝度値22としてあらかじめ登録されている画像データの表示階調に応じた液晶表示装置のバックライト3の輝度レベルに対応する基準輝度値テーブル5aの登録データとを演算処理し、基準輝度値として設定する動作を行う。なお、ステップS3における入力輝度値21と基準輝度値テーブル5aの登録データとの演算処理としては、入力輝度値21に対応する表示階調20における代表輝度値22の比を算出して、基準輝度値テーブル5aの各表示階調における代表輝度値に単純に掛け合わせる演算処理を行うことにより、設定すべき基準輝度値を算出すれば良いが、入力輝度値21に対して基準輝度値テーブル5aの各表示階調における代表輝度値の何らかの重み付けを付ける演算処理であっても良い。
[0048]
 この基準輝度値の設定結果に基づいて、輝度制御部6では、バックライト輝度設定値テーブル6aを参照して、バックライト3を駆動するための駆動信号の信号レベルを取得して、LEDドライバ4に出力することにより、LEDドライバ4によりバックライト3のLEDを駆動する。この結果、バックライト3を、ユーザの好みや使用シーンや周囲環境に対応して、表示画像の階調に応じた輝度レベルに設定することができる。
[0049]
 つまり、基準輝度値テーブル5aとして、ユーザ設定値、使用シーンごとの設定値、照度センサ11の検出結果による設定値に対して、それぞれの設定ごとに、テーブルを設ける必要はなく、代表とする輝度値用代表テーブルを最低1つだけ準備し、該輝度値用代表テーブルに登録されている代表輝度値に対して、ユーザ設定値、使用シーンごとの設定値、照度センサ11の検出結果による設定値のいずれかから指定される入力輝度値21との演算処理を行うことにより、表示画像の階調に応じた最適の輝度レベルに設定することができる。その結果、本実施例においては、本発明では、代表とする最低1つだけの基準輝度値テーブル5aのみを準備するだけであり、基準輝度値テーブルを格納するために必要とする記憶領域を削減することができるという効果が得られる。
[0050]
 図2においては、基準輝度値を登録する基準輝度値テーブル5aを例にとって説明したが、ガンマ補正値を登録するガンマ補正値テーブル7aについて、あるいは、場合によっては、バックライト3を駆動する駆動信号の信号レベルを輝度設定値として登録するバックライト輝度設定値テーブル6aについても、全く同様であり、それぞれ、代表とする代表テーブルを最低1つだけ準備するようにしても良い。
[0051]
 以上に説明したように、本実施例においては、以下に記載するような効果を奏する。
[0052]
 第1の効果は、表示する画像に応じたバックライト輝度制御、および、LCDのガンマ特性制御を行うことによって、表示品質を落とすことなく、消費電力を低減させることが可能になることである。
[0053]
 第2の効果は、ユーザによる任意の輝度レベルへの設定、あるいは、使用シーン(メール送受信シーン、ブラウジングシーン、カメラ撮影シーンなど)それぞれに対応する個別の輝度レベルへの設定、あるいは、照度センサ11の検出結果による外光レベルに応じた輝度レベルへの設定、のいずれにも対応するバックライト輝度設定制御を行うことが可能になることである。
[0054]
 第3の効果は、ユーザの設定値や使用シーンによる設定値や照度による設定値と代表値とを演算することにより各表示階調において設定すべき基準輝度値、ガンマ補正値を求めることができるので、基準輝度値、ガンマ補正値を表示階調ごとに登録するテーブルを、ユーザの設定値や使用シーンごとの設定値や照度ごとの設定値として複数準備することが不要となり、テーブルを記憶する領域を削減することができる。
[0055]
 つまり、各実施例においては、表示画像の階調に応じて、画面表示する画像データを補正するとともに、バックライト3の輝度レベルも補正することによって、バックライトの消費電力を最適化する効果が得られる。また、ユーザによる設定、使用シーン別の個別設定、外光による自動補正など、1ないし複数組み合わせて、バックライト3の輝度設定を行うこともできる。さらに、各実施例においては、動画や静止画を問わず、如何なる表示内容に対しても、画像データからバックライト3の輝度レベルを補正するとともに、LCD1への画像補正も同時に行うことにより、表示品質を維持しつつ、消費電力を低減させることが可能である。
[0056]
 以上、本発明の好適実施例の構成を説明した。しかし、斯かる実施例は、本発明の単なる例示に過ぎず、何ら本発明を限定するものではないことに留意されたい。本発明の要旨を逸脱することなく、特定用途に応じて種々の変形変更が可能であることが、当業者には容易に理解できよう。例えば、本発明の実施態様は、課題を解決するための手段における構成(1)に加えて次のような構成として表現できる。
 (2)前記基準輝度値テーブルに登録されている前記基準輝度値に対応して、前記液晶表示装置のバックライトを駆動する駆動信号の信号レベルを輝度設定値としてあらかじめ登録するバックライト輝度設定値テーブルを備え、入力された画像データの階調に基づいて選択された前記基準輝度値に該当する前記駆動信号の信号レベルを、前記バックライト輝度設定値テーブルを参照して取得する上記(1)の携帯電話端末。
 (3)前記液晶表示装置のバックライトを駆動する前記駆動信号が、PWM信号である上記(2)の携帯電話端末。
 (4)前記基準輝度値テーブルに登録されている前記基準輝度値および/または前記ガンマ補正値テーブルに登録されている前記ガンマ補正値および/または前記バックライト輝度設定値テーブルに登録されている前記輝度設定値を、ユーザが任意の値に変更して設定することができるユーザ設定手段を備えている上記(1)ないし(3)のいずれかの携帯電話端末。
 (5)当該携帯電話端末を使用する使用シーンごとに、前記基準輝度値テーブルに登録されている前記基準輝度値および/または前記バックライト輝度設定値テーブルに登録されている前記輝度設定値を個別に有し、前記基準輝度値テーブルの前記基準輝度値および/または前記バックライト輝度設定値テーブルの前記輝度設定値の中から、現在使用する使用シーンに該当する前記基準輝度値および/または前記輝度設定値を選択するために、当該携帯電話端末の現在の使用シーンを自動的に入力する個別設定手段を備えている上記(1)ないし(4)のいずれかの携帯電話端末。
 (6)前記使用シーンとして、電子メールを送受信するメール送受信シーン、インターネットにアクセスするブラウジングシーン、カメラによる撮影を行うカメラ撮影シーン、テレビ映像を表示するテレビシーン、ゲーム用の映像を表示するゲームシーン、のいずれか1ないし複数を少なくとも含んでいる上記(5)の携帯電話端末。
 (7)当該携帯電話端末に入射される外光を検出する照度センサを備え、該照度センサにより検出された検出結果に応じて、表示すべき画像の階調に基づいて前記基準輝度値テーブルから取得された前記基準輝度値および/または前記ガンマ補正値テーブルから取得された前記ガンマ補正値および/または前記バックライト輝度設定値テーブルから取得された前記輝度設定値を、補正する上記(1)ないし(6)のいずれかの携帯電話端末。
 (8)前記基準輝度値テーブルとして代表的な基準輝度値を登録した輝度値用代表テーブルを最低1つ備え、指定した表示階調における輝度レベルとして入力された入力輝度値と前記輝度値用代表テーブルの基準輝度値との演算結果に基づいて、設定すべき基準輝度値を算出する上記(1)ないし(7)のいずれかの携帯電話端末。
 (9)前記ガンマ補正値テーブルとして代表的なガンマ補正値を登録した補正値用代表テーブルを最低1つ備え、指定した表示階調におけるガンマ補正レベルとして入力された入力補正値と前記補正値用代表テーブルのガンマ補正値との演算結果に基づいて、設定すべきガンマ補正値を算出する上記(1)ないし(8)のいずれかの携帯電話端末。
 (10)液晶表示装置に画像を表示する携帯電話端末における画像表示制御方法において、表示対象の画像データの階調に応じて、前記液晶表示装置のバックライトの輝度レベルを基準輝度値としてあらかじめ登録する基準輝度値テーブルと、表示対象の画像データの階調に応じて、前記液晶表示装置の液晶パネルの駆動レベルを補正する値をガンマ補正値としてあらかじめ登録するガンマ補正値テーブルとを有し、入力された画像データの階調に基づいて、前記基準輝度値テーブルに登録されている前記基準輝度値に該当する輝度レベルにバックライトの輝度を設定するとともに、前記ガンマ補正値テーブルに登録されている前記ガンマ補正値に基づいてガンマ補正を施する画像表示制御方法。
 (11)前記基準輝度値テーブルに登録されている前記基準輝度値に対応して、前記液晶表示装置のバックライトを駆動する駆動信号の信号レベルを輝度設定値としてあらかじめ登録するバックライト輝度設定値テーブルを有し、入力された画像の階調に基づいて選択された前記基準輝度値に該当する前記駆動信号の信号レベルを、前記バックライト輝度設定値テーブルを参照して取得する上記(10)の画像表示制御方法。
 (12)前記基準輝度値テーブルに登録されている前記基準輝度値および/または前記ガンマ補正値テーブルに登録されている前記ガンマ補正値および/または前記バックライト輝度設定値テーブルに登録されている前記輝度設定値を、ユーザが任意の値に変更して設定することができる上記(10)または(11)の画像表示制御方法。
 (13)前記携帯電話端末を使用する使用シーンごとに、前記基準輝度値テーブルに登録されている前記基準輝度値および/または前記バックライト輝度設定値テーブルに登録されている前記輝度設定値を個別に有し、前記基準輝度値テーブルの前記基準輝度値および/または前記バックライト輝度設定値テーブルの前記輝度設定値の中から、現在使用する使用シーンに該当する前記基準輝度値および/または前記輝度設定値を選択するために、当該携帯電話端末の現在の使用シーンを自動的に入力する上記(10)ないし(12)のいずれかの画像表示制御方法。
 (14)前記使用シーンとして、電子メールを送受信するメール送受信シーン、インターネットにアクセスするブラウジングシーン、カメラによる撮影を行うカメラ撮影シーン、テレビ映像を表示するテレビシーン、ゲーム用の映像を表示するゲームシーン、のいずれか1ないし複数を少なくとも含んでいる上記(13)の画像表示制御方法。
 (15)前記携帯電話端末に入射される外光の検出結果に応じて、表示すべき画像の階調に基づいて前記基準輝度値テーブルから取得された前記基準輝度値および/または前記ガンマ補正値テーブルから取得された前記ガンマ補正値および/または前記バックライト輝度設定値テーブルから取得された前記輝度設定値を、補正する上記(10)ないし(14)のいずれかの画像表示制御方法。
 (16)前記基準輝度値テーブルとして代表的な基準輝度値を登録した輝度値用代表テーブルを最低1つ備え、指定した表示階調における輝度レベルとして入力された入力輝度値と前記輝度値用代表テーブルの基準輝度値との演算結果に基づいて、設定すべき基準輝度値を算出する上記(10)ないし(15)のいずれかの画像表示制御方法。
 (17)前記ガンマ補正値テーブルとして代表的なガンマ補正値を登録した補正値用代表テーブルを最低1つのみ備え、指定した表示階調におけるガンマ補正レベルとして入力された入力補正値と前記補正値用代表テーブルのガンマ補正値との演算結果に基づいて、設定すべきガンマ補正値を算出する上記(10)ないし(16)のいずれかの画像表示制御方法。
 (18)上記(10)ないし(17)のいずれかの画像表示制御方法を、コンピュータにより実行可能なプログラムとして実施している画像表示制御プログラム。
 (19)上記(18)の画像表示制御プログラムを、コンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録しているプログラム記録媒体。
[0057]
 この出願は、2007年3月26日に出願された日本出願特願2007-078271および2007年10月24日に出願された日本出願特願2007-276133を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。

図面の簡単な説明

[0058]
[図1] 本発明の携帯電話端末のブロック構成の一例を示すブロック構成図である。
[図2] 本発明による携帯電話端末の基準輝度設定部における前述の実施例とは異なる他の動作を説明するための模式図である。

符号の説明

[0059]
 1   LCD
 2   LCDドライバ
 3   バックライト
 4   LEDドライバ
 5   基準輝度設定部
 5a  基準輝度値テーブル
 6   輝度制御部
 6a  バックライト輝度設定値テーブル
 7   画像制御部
 7a  ガンマ補正値テーブル
 8   画像データ入力部
 9   ユーザ設定部
 10  個別設定部
 11  照度センサ
 12  CPU
 20  表示階調
 21  入力輝度値
 22  代表輝度値
 23  設定基準輝度値

請求の範囲

[1]
 液晶表示装置に画像を表示する携帯電話端末において、表示対象の画像データの階調に応じて、前記液晶表示装置のバックライトの輝度レベルを基準輝度値としてあらかじめ登録する基準輝度値テーブルと、表示対象の画像データの階調に応じて、前記液晶表示装置の液晶パネルの駆動レベルを補正する値をガンマ補正値としてあらかじめ登録するガンマ補正値テーブルとを備え、入力された画像データの階調に基づいて、前記基準輝度値テーブルに登録されている前記基準輝度値に該当する輝度レベルにバックライトの輝度を設定するとともに、前記ガンマ補正値テーブルに登録されている前記ガンマ補正値に基づいてガンマ補正を施すことを特徴とする携帯電話端末。
[2]
 前記基準輝度値テーブルに登録されている前記基準輝度値に対応して、前記液晶表示装置のバックライトを駆動する駆動信号の信号レベルを輝度設定値としてあらかじめ登録するバックライト輝度設定値テーブルを備え、入力された画像データの階調に基づいて選択された前記基準輝度値に該当する前記駆動信号の信号レベルを、前記バックライト輝度定値テーブルを参照して取得することを特徴とする請求項1に記載の携帯電話端末。
[3]
 前記液晶表示装置のバックライトを駆動する前記駆動信号が、PWM信号であることを特徴とする請求項2に記載の携帯電話端末。
[4]
 前記基準輝度値テーブルに登録されている前記基準輝度値および/または前記ガンマ補正値テーブルに登録されている前記ガンマ補正値および/または前記バックライト輝度設定値テーブルに登録されている前記輝度設定値を、ユーザが任意の値に変更して設定することができるユーザ設定手段を備えていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の携帯電話端末。
[5]
 当該携帯電話端末を使用する使用シーンごとに、前記基準輝度値テーブルに登録されている前記基準輝度値および/または前記バックライト輝度設定値テーブルに登録されている前記輝度設定値を個別に有し、前記基準輝度値テーブルの前記基準輝度値および/または前記バックライト輝度設定値テーブルの前記輝度設定値の中から、現在使用する使用シーンに該当する前記基準輝度値および/または前記輝度設定値を選択するために、当該携帯電話端末の現在の使用シーンを自動的に入力する個別設定手段を備えていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の携帯電話端末。
[6]
 前記使用シーンとして、電子メールを送受信するメール送受信シーン、インターネットにアクセスするブラウジングシーン、カメラによる撮影を行うカメラ撮影シーン、テレビ映像を表示するテレビシーン、ゲーム用の映像を表示するゲームシーン、のいずれか1ないし複数を少なくとも含んでいることを特徴とする請求項5に記載の携帯電話端末。
[7]
 当該携帯電話端末に入射される外光を検出する照度センサを備え、該照度センサにより検出された検出結果に応じて、表示すべき画像の階調に基づいて前記基準輝度値テーブルから取得された前記基準輝度値および/または前記ガンマ補正値テーブルから取得された前記ガンマ補正値および/または前記バックライト輝度設定値テーブルから取得された前記輝度設定値を、補正することを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の携帯電話端末。
[8]
 前記基準輝度値テーブルとして代表的な基準輝度値を登録した輝度値用代表テーブルを最低1つ備え、指定した表示階調における輝度レベルとして入力された入力輝度値と前記輝度値用代表テーブルの基準輝度値との演算結果に基づいて、設定すべき基準輝度値を算出することを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の携帯電話端末。
[9]
 前記ガンマ補正値テーブルとして代表的なガンマ補正値を登録した補正値用代表テーブルを最低1つ備え、指定した表示階調におけるガンマ補正レベルとして入力された入力補正値と前記補正値用代表テーブルのガンマ補正値との演算結果に基づいて、設定すべきガンマ補正値を算出することを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の携帯電話端末。
[10]
 液晶表示装置に画像を表示する携帯電話端末における画像表示制御方法において、表示対象の画像データの階調に応じて、前記液晶表示装置のバックライトの輝度レベルを基準輝度値としてあらかじめ登録する基準輝度値テーブルと、表示対象の画像データの階調に応じて、前記液晶表示装置の液晶パネルの駆動レベルを補正する値をガンマ補正値としてあらかじめ登録するガンマ補正値テーブルとを有し、入力された画像データの階調に基づいて、前記基準輝度値テーブルに登録されている前記基準輝度値に該当する輝度レベルにバックライトの輝度を設定するとともに、前記ガンマ補正値テーブルに登録されている前記ガンマ補正値に基づいてガンマ補正を施すことを特徴とする画像表示制御方法。
[11]
 前記基準輝度値テーブルに登録されている前記基準輝度値に対応して、前記液晶表示装置のバックライトを駆動する駆動信号の信号レベルを輝度設定値としてあらかじめ登録するバックライト輝度設定値テーブルを有し、入力された画像の階調に基づいて選択された前記基準輝度値に該当する前記駆動信号の信号レベルを、前記バックライト輝度設定値テーブルを参照して取得することを特徴とする請求項10に記載の画像表示制御方法。
[12]
 前記基準輝度値テーブルに登録されている前記基準輝度値および/または前記ガンマ補正値テーブルに登録されている前記ガンマ補正値および/または前記バックライト輝度設定値テーブルに登録されている前記輝度設定値を、ユーザが任意の値に変更して設定することができることを特徴とする請求項10または11に記載の画像表示制御方法。
[13]
 前記携帯電話端末を使用する使用シーンごとに、前記基準輝度値テーブルに登録されている前記基準輝度値および/または前記バックライト輝度設定値テーブルに登録されている前記輝度設定値を個別に有し、前記基準輝度値テーブルの前記基準輝度値および/または前記バックライト輝度設定値テーブルの前記輝度設定値の中から、現在使用する使用シーンに該当する前記基準輝度値および/または前記輝度設定値を選択するために、当該携帯電話端末の現在の使用シーンを自動的に入力することを特徴とする請求項10ないし12のいずれかに記載の画像表示制御方法。
[14]
 前記使用シーンとして、電子メールを送受信するメール送受信シーン、インターネットにアクセスするブラウジングシーン、カメラによる撮影を行うカメラ撮影シーン、テレビ映像を表示するテレビシーン、ゲーム用の映像を表示するゲームシーン、のいずれか1ないし複数を少なくとも含んでいることを特徴とする請求項13に記載の画像表示制御方法。
[15]
 前記携帯電話端末に入射される外光の検出結果に応じて、表示すべき画像の階調に基づいて前記基準輝度値テーブルから取得された前記基準輝度値および/または前記ガンマ補正値テーブルから取得された前記ガンマ補正値および/または前記バックライト輝度設定値テーブルから取得された前記輝度設定値を、補正することを特徴とする請求項10ないし14のいずれかに記載の画像表示制御方法。
[16]
 前記基準輝度値テーブルとして代表的な基準輝度値を登録した輝度値用代表テーブルを最低1つ備え、指定した表示階調における輝度レベルとして入力された入力輝度値と前記輝度値用代表テーブルの基準輝度値との演算結果に基づいて、設定すべき基準輝度値を算出することを特徴とする請求項10ないし15のいずれかに記載の画像表示制御方法。
[17]
 前記ガンマ補正値テーブルとして代表的なガンマ補正値を登録した補正値用代表テーブルを最低1つのみ備え、指定した表示階調におけるガンマ補正レベルとして入力された入力補正値と前記補正値用代表テーブルのガンマ補正値との演算結果に基づいて、設定すべきガンマ補正値を算出することを特徴とする請求項10ないし16のいずれかに記載の画像表示制御方法。
[18]
 請求項10ないし17のいずれかに記載の画像表示制御方法を、コンピュータにより実行可能なプログラムとして実施していることを特徴とする画像表示制御プログラム。
[19]
 請求項18に記載の画像表示制御プログラムを、コンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録していることを特徴とするプログラム記録媒体。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]