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1. (WO2006043476) スポーツウェア
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明 細書

スポーツウエア

技術分野

[0001] 本発明は、スポーツ時に着用することで、挫傷,打撲,肉離れ等のスポーツ障害を 予防できるスポーツウエアに関するものである。

背景技術

[0002] 出願人は、スポーツ科学におけるテーピング理論を応用し、スポーツウエアにおい て積極的に伸縮に差異がある部分を形成し、簡単な手法によりテーピングと同様なる 効果を生じさせ、挫傷,打撲,肉離れ等のスポーツ障害を防止したスポーツウエアを 発明した (特許文献 1参照。)。

[0003] 特許文献 1:特許第 2732394号公報

発明の開示

発明が解決しょうとする課題

[0004] 本発明は、この基本発明に基づいて更に研究を進め、開発したものである。

課題を解決するための手段

[0005] 添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。

[0006] 人体 1の皮膚面に対し摩擦抵抗が小さく滑りの良い素材を用いて衣服体 2を構成し 、この衣服体 2の内面に、人体 1の皮膚面に対し摩擦抵抗が大きく滑りにくい素材を 用いて抵抗ライン部 3を形成し、この抵抗ライン部 3は、人体 1にテープを巻き、筋肉, 関節等の動きを規制して挫傷,打撲,肉離れ,捻挫,骨折等を防止するテーピング 効果と同様な効果を生じ得る方向に形成したことを特徴とするスポーツウエアに係る ものである。

[0007] また、人体 1に密着する前記衣服体 2を採用し、この衣服体 2の内面に前記抵抗ラ イン部 3を形成して、この抵抗ライン部 3の人体 1の皮膚面に対する密着位置が、他 の内面よりも変動しにくい構成としたことを特徴とする請求項 1記載のスポーツウエア に係るものである。

[0008] また、前記衣服体 2と前記抵抗ライン部 3とは、伸縮性を有する構成とすると共に、こ の抵抗ライン部 3の伸縮性を、衣服体 2の伸縮性よりも小さく設定したことを特徴とす る請求項 1, 2のいずれ力 1項に記載のスポーツウェアに係るものである。

[0009] また、前記衣服体 2の内面に、前記抵抗ライン部 3を接着固定したことを特徴とする 請求項 1, 2のいずれ力 1項に記載のスポーツウエアに係るものである。

[0010] また、前記衣服体 2の内面に、前記抵抗ライン部 3を接着固定したことを特徴とする 請求項 3記載のスポーツウェアに係るものである。

発明の効果

[0011] 本発明は上述のように構成したから、スポーツ科学におけるテーピング理論を応用 し、スポーツウエアにおいて人体 (皮膚面)に対し積極的に摩擦抵抗を付与すること で、筋肉,関節等が適正な可動範囲で動く環境を作り出し、この簡単な手法によりテ 一ビングと同様なる効果を生じさせ、挫傷,打撲,肉離れ等のスポーツ障害を防止す ることができる極めて秀れたスポーツウェアとなる。

[0012] し力も、本発明は、面倒なテーピング作業を要せず単に本発明のスポーツウエアを 人体に着用するだけで前記作用,効果が得られる極めて実用性に秀れた画期的なス ポーッウェアとなる。

[0013] また、請求項 2記載の発明においては、着用時に抵抗ライン部が常に人体の皮膚 面に密着するため、前記作用,効果が極めて効果的に発揮される一層実用性に秀 れた構成のスポーツウエアとなる。

[0014] また、請求項 3記載の発明にお、ては、抵抗ライン部が伸縮性を有するために、本 スポーツウエア着用時に極端に動きに《ならず秀れた動き易さを発揮し、し力も、伸 縮性を有する構成でありながら、抵抗ライン部は衣服体に比して伸縮性が小さぐ衣 服体と同じように伸縮しないため、確実に筋肉等をサポートして前記テーピング効果 を生じさせる極めて実用性に秀れた構成のスポーツウエアとなる。

[0015] また、請求項 4, 5記載の発明におヽては、抵抗ライン部を有する衣服体を簡易に 設計実現可能となり、し力も、この抵抗ライン部力 Sスムーズに均等な圧力で筋肉等を サポートすることになり、その上、衣服体への縫製箇所が少なくて済むことで、より動 き易く違和感のない着心地を実現できることになるなど、一層実用性に秀れた構成の スポーツウエアとなる。

発明を実施するための最良の形態

[0016] 好適と考える本発明の実施形態 (発明をどのように実施する力を、図面に基づい て本発明の作用を示して簡単に説明する。

[0017] 人体 1に衣服体 2を着用すると、衣服体 2の他の部分の内面は人体 1の皮膚面に対 して摩擦抵抗が少なく滑り易いが、これに比べ抵抗ライン部 3は、人体 1の皮膚面に 対する摩擦抵抗が大き、ために滑りにく、。

[0018] 従って、この抵抗ライン部 3に接する人体 1部分は、抵抗ライン部 3の摩擦抵抗によ つて皮膚及び皮膚内の筋肉'関節等の動きが制限されることになり、この抵抗ライン 部 3をテーピング方向に沿うように形成することで、この方向の筋肉'関節等の動きが テーピング理論に基づいた適正な可動範囲内で行われるように規制され、挫傷,打 撲,肉離れ等のスポーツ障害を防止するテーピング効果と同等の効果が生じることと なる。

[0019] また、筋肉に合せた (テーピング方向に沿わせた)抵抗ライン部 3が、疲れた筋肉を 適正な可動範囲で動かすように作用するので、筋肉の緊張が和らげられて疲労を軽 減すること〖こなる。

[0020] また、筋の緊張により関節を構成している骨が引っ張られ、これが原因で関節がズ レて痛みを生じることがあるが、抵抗ライン部 3が皮膚に接してテーピング効果を生じ ることにより、筋の緊張を和らげる効果もある。

[0021] また、抵抗ライン部 3が皮膚を摩擦して皮膚表面を動かすために筋肉等のマッサ一 ジ効果が期待できて運動に適した環境が得られることになり、尚且つ、血液,リンパの 循環を促し、血行不良の改善が期待できることになると共に、人体が本来もっている 鎮痛効果を活性化させ、痛みを和らげる効果が期待できる。

[0022] 従って、テーピングのように人体 1にテープを貼る手間がなぐ単に人体 1に衣服体

2を着用するだけで、し力も、正しく着用することでいつでも何度でも同じ部位への前 記作用 '効果が期待できる画期的なスポーツウェアとなる。

[0023] 尚、例えば、衣服体 2を人体 1に密着するような衣服として、抵抗ライン部 3が常に 皮膚面に密着するような構成を採用することで、前記作用'効果が極めて効果的に 発揮されることになるので好ましい。

[0024] また、例えば、人体 1に密着する前記衣服体 2を採用し、この衣服体 2の内面に前 記抵抗ライン部 3を形成して、この抵抗ライン部 3の人体 1の皮膚面に対する密着位 置力他の内面よりも変動しにくい構成とすれば、この抵抗ライン部 3により任意の箇 所に良好なテーピング効果が得られて、前記作用'効果が極めて効果的に発揮され ることになる。

[0025] また、抵抗ライン部 3には伸縮性はなくとも良いが、伸縮性を有する素材を用いて前 記抵抗ライン部 3を形成すれば、この抵抗ライン部 3が前記テーピング効果を発揮し ながらも着用時に人体 1の動き易さを損なわないため、非常に動き易い環境が得られ ることになる。

[0026] 更に、例えば、前記衣服体 2と前記抵抗ライン部 3とは、伸縮性を有する構成とする と共に、この抵抗ライン部 3の伸縮性を、衣服体 2の伸縮性よりも小さく設定すれば、 抵抗ライン部 3が伸縮性を有する構成でありながら、抵抗ライン部 3は衣服体 2と同じ ようには伸縮しないため、動き易さを確保しながらも確実に筋肉等をサポートして前 記テーピング効果を生じさせる極めて実用性に秀れた構成のスポーツウエアとなる。

[0027] また、例えば、前記衣服体 2の内面に、前記抵抗ライン部 3を接着固定すれば、抵 抗ライン部 3を衣服体 2を形成することが非常に簡易に行えることになり、しかも、例え ば、縫製により抵抗ライン部 3を衣服体 2に形成した場合には、運動時にこの縫製個 所で衣服体 2との伸縮差が生じて過度に筋肉等を圧迫してしまうことが考えられるが 、抵抗ライン部 3を接着するこの構成によれば、抵抗ライン部 3と衣服体 2とに縫製で 生じるような無理な伸縮差が生じにく、ために抵抗ライン部 3がスムーズに均等な圧 力で筋肉等をサポートすることになり、その上、接着構造を採用したことで衣服体 2へ の縫製箇所が少なくて済むため、皮膚面への縫製箇所の当たりが軽減してより動き 易く違和感のない着心地を実現できることになる。

実施例 1

[0028] 本発明の具体的な実施例 1について図 1,図 2に基づいて説明する。

[0029] 本実施例では、衣服体 2として腰力も足首までを覆うロングパンツタイプのスパッツ に適用している。

[0030] 具体的には、衣服体 2は、伸縮性を有する素材で構成し、人体 1 (下半身)にピッタ リとフィットして筋肉の無駄な振動を抑え、疲労を軽減できるように構成している。

[0031] また、この衣服体 2は、人体 1の皮膚面に対し摩擦抵抗の小さい素材、即ち皮膚に 対して滑りの良、素材を縫製して構成して、る。

[0032] 本実施例では、この衣服体 2の内面に、人体 1の皮膚面に対し摩擦抵抗が大きく滑 りにく、素材を用いて抵抗ライン部 3を形成して、る。

[0033] 具体的には、抵抗ライン部 3は、帯状並びに線状の素材を用いて構成し、その構成 素材の表面を起毛加工して、この毛足により皮膚面との摩擦抵抗を高める構成として いる。

[0034] また、例えば、素材の編み (織り)組織によって表面に凹凸を形成した抵抗ライン部 3を構成し、この抵抗ライン部 3表面の凹凸によって皮膚面との摩擦抵抗を高める構 成としても良い。

[0035] 本実施例では、この抵抗ライン部 3を、前記衣服体 2の内面に接着剤により接着固 定した構成としている。

[0036] また、この抵抗ライン部 3は、人体 1にテープを巻き、筋肉,関節等の動きを規制し て挫傷,打撲,肉離れ,捻挫,骨折等を防止するテーピング効果と同様な効果を生じ 得る方向に形成している。

[0037] スポーツ科学におけるテーピング理論は、テープを貼ったり巻き付けたりすることで 、このテープを貼った方向の関節や筋肉等の動きを規制して関節,筋肉等を補強し 、或、はテープを巻き付けることでその部分に不必要な力が加わらな、ようにしたり するもので、脚,腕,腰をはじめ、肩,首,指に至るまで人体 1の関節,靭帯,筋肉, 骨等を保護し、挫傷,打撲,肉離れ,捻挫,骨折等のスポーツ障害の予防,再発を防 止するために研究されて、る。

[0038] 本実施例では、前記テーピング理論のうち、特に腰力も脹脛にかけての部位を保 護するように設計している。

[0039] 即ち、この理論に基づき、皮膚に対して摩擦抵抗の大き!、前記抵抗ライン部 3を、 着用者の腰部から臀部,太腿部,膝部,脹脛部に至るまで下半身の長さ方向に蛇行 させて形成している。

[0040] 更に説明すると、衣服体 2内面の腰部上縁から脹脛部の裾 (下)縁にかけての部位 に、着用者の腰部,臀部,太腿部,膝部,脹脛部の筋肉繊維の長さ方向に沿ってや や湾曲した帯状あるいは線状の抵抗ライン部 3のいずれか一方若しくは双方を形成 し、この抵抗ライン部 3が皮膚面に接触 (摩擦)してテーピング方向への皮膚の動きを 規制すれば、腰部から臀部,太腿部,膝部,脹脛部の筋肉の保護,関節の保護等が 図れ、その結果下半身の肉離れ、股関節,膝関節の挫傷等のスポーツ障害を予防 或いはその再発を防止し得るとの理論に基づいて構成している。尚、図面は、特に 足部にぉ、ては人体 1の外側部位に抵抗ライン部 3を形成した場合を示して、る。

[0041] 従って、下半身の筋肉の動きや、股関節,膝関節の動きを考慮して設定されたこの 抵抗ライン部 3によって挫傷や肉離れ等の防止の他、人体 1へのフィット感も向上し、 運動時の疲労も一層軽減されることになる構成としている。

[0042] また、本実施例の抵抗ライン部 3は、伸縮性を有する構成とすると共に、この抵抗ラ イン部 3の伸縮性を、前記衣服体 2の伸縮性よりも小さく設定している。

[0043] 具体的には、抵抗ライン部 3は、伸縮性を有する素材を採用して形成すると共に、こ の抵抗ライン部 3の伸縮素材は、前記衣服体 2の伸縮素材よりも伸縮性の小さ、素 材を採用している。

[0044] 尚、衣服体 2と同等の伸縮性を有する素材を二重に重ねて前記抵抗ライン部 3を構 成することにより、抵抗ライン部 3の伸縮性を衣服体 2の伸縮性より小さくする構成を 採用しても良い。

[0045] 従って、抵抗ライン部 3が伸縮性を有する構成でありながら、この抵抗ライン部 3は 衣服体 2と同じように伸縮せずに適度な伸縮性を発揮し、動き易さを確保しながらも 確実に筋肉等をサポートして前記テーピング効果を生じさせる構成としている。

[0046] また、このように、運動時に抵抗ライン部 3によって皮膚面に大きな摩擦抵抗を付与 する構成でありながら、衣服体 2の伸縮に皮膚も追従して動くために皮膚が動き易い (からだを動力し易い)環境となり、その結果として筋肉や腱の可動範囲を適正な範 囲内で広げる効果を発揮することになる。

[0047] 即ち、筋肉や腱などの一定部分の皮膚表面のみが着用と運動により動き、皮膚自 体が筋肉等を押え続けることなく中の組織を動き易くすることになる。

[0048] 尚、本実施例では、パンツタイプの衣服体 2に適用した場合を示した力上衣タイプ の衣服体 2に適用して腕,肩等にテーピング効果を付与する構成としても良!、。 実施例 2

[0049] 本発明の具体的な実施例 2について図 3〜図 6に基づいて説明する。

[0050] 本実施例は、前記実施例 1において、抵抗ライン部 3を更に増加させて筋肉の保護 あるいはスポーツ障害の再発防止機能を広範囲にもたせた場合である。

[0051] 具体的には、本実施例の抵抗ライン部 3は、大腿筋膜張筋ライン 3A,前脛骨筋ライ ン 3B, L4— 5ライン 3C, 中殿筋ライン 3D,大腿四頭筋ライン 3E,薄筋ライン 3Fとか ら成る構成としている。

[0052] 大腿筋膜張筋ライン 3Aは、腿上部外側にあり、下部は腸脛靭帯に移行して膝の外 側までいく大腿筋膜張筋に沿って形成したラインである。この大腿筋膜張筋は、太腿 の屈曲、外転、膝関節の伸展などを助ける。ダッシュなどの脚の強い踏み出しではこ の部位に力がかかり、この筋を痛めると脚の踏ん張りがき力なくなる。この大腿筋膜張 筋ライン 3Aは、大腿筋膜張筋のスポーツ障害を予防或いはその再発を防止し得るも のである。

[0053] 前脛骨筋ライン 3Bは、下腿 (膝力も下の部分)のすね外側にある筋で、膝下から足 底の先まで伸びている前脛骨筋に沿って形成したラインである。この前脛骨筋は、足 先を持ち上げ、内反させる動きを行う。ランニングでは蹴り出し、着地ともにこの筋を 使い、スキーの前傾姿勢では常にこの筋が緊張状態にある。この筋が疲れてくると捻 挫し易くなる。この前脛骨筋ライン 3Bは、前脛骨筋のスポーツ障害を予防或いはそ の再発を防止し得るものである。

[0054] L4 5 (Lは腰椎の英語名 Lumbarの略、 4, 5は 5個ある腰椎の 4番目、 5番目の部 分)ライン 3Cは、腰椎の 4番目、 5番目の部分に相当する箇所を通るように形成した 横方向のラインである。腰椎は、ジャンプによる振動、急激なストップ、素早いひねり など運動における多くの動作をつ力さどる。この L4— 5ライン 3Cは、腰椎のスポーツ 障害を予防或いはその再発を防止し得るものである。

[0055] 中殿筋ライン 3Dは、大殿筋の下層にあり、位置は大殿筋よりやや上になる中殿筋 に沿って形成したラインと、この中殿筋への負担を軽減させるラインである。中殿筋は 、股関節の動きを安定させる筋である。歩行や運動時のバランスをとるために必要で あり、この筋が弱まると骨盤と大腿筋の安定性を欠き、相撲、レスリング、野球の守備 といった中腰でバランスをとるスポーツで支障がおき易くなる。この中殿筋ライン 3Dは 、中殿筋のスポーツ障害を予防或いはその再発を防止し得るものである。

[0056] 大腿四頭筋ライン 3Eは、太腿前部にある四つの筋頭、即ち大腿直筋、内側広筋、 外側広筋、中間広筋という四つの筋肉からなる大腿四頭筋に沿って形成したライン である。大腿四頭筋は、膝の伸展に大きな力を出す。スポーツにおいて最も重要なも も部分にある筋で、陸上競技、サッカー、バレーボール、バスケットボール、スキーな どの脚部への負担が大きいスポーツではこの筋が弱まることにより、膝への障害が出 易くなる。この大腿四頭筋ライン 3Eは、大腿四頭筋のスポーツ障害を予防或いはそ の再発を防止し得るものである。

[0057] 薄筋ライン 3Fは、腿内側、脚の付け根から膝下まで伸びる薄い筋、即ち薄筋に沿 つて形成したラインである。薄筋は、脚、股関節の内転を助ける。膝の疲れから膝が 内側へ入り込むことをおさえる役割がある。この薄筋ライン 3Fは、薄筋のスポーツ障 害を予防或いはその再発を防止し得るものである。

実施例 3

[0058] 本発明の具体的な実施例 3について図 7に基づいて説明する。

[0059] 本実施例では、衣服体 2として長袖タイプの上衣に適用し、前記実施例 1のテーピ ング理論のうち、特に背中の部位を保護するように設計している。

[0060] 即ち、この理論に基づき、皮膚に対して摩擦抵抗の大き!、前記抵抗ライン部 3を、 着用者の背中の上側部から下側部に至るまで上半身の長さ方向に形成している。

[0061] 具体的には、衣服体 2の後身頃側の内面の背部上縁から背部の裾(下)縁にかけ ての部位であって、背骨部分を除いた左右部に、背中の肩甲骨及び背筋部分に接 する帯状の抵抗ライン部 3を形成し、この抵抗ライン部 3が皮膚面に接触 (摩擦)して テーピング方向への皮膚の動きを規制すれば、背部の筋肉の保護,肩関節の保護 等が図れ、その結果上半身の肉離れ、肩関節の挫傷等のスポーツ障害を予防或い はその再発を防止し得るとの理論に基づ、て構成して!/、る。

[0062] また、背筋を伸ばし、姿勢を正しくする効果や、腕の筋肉の広げ易さや、運動時に おける呼吸の安定性の向上が見込めることになり、更に、腕は肩甲骨を中心に動くた め、これを正しく可動させるテーピング作用により腕が動かし易ぐ運動がし易い状態 が作り出されることになる。

[0063] また、本実施例では、背骨部分を除!、て前記抵抗ライン部 3を設けたことで、この背 骨部分は抵抗ライン部 3の存する部分よりも伸び易ぐこれにより前後左右の動きや ひねりといった運動追随性はそのままに、より発汗が多ぐ汗が溜まり易い部分の放 熱効果も見込める構成として、る。

[0064] 従って、上半身の筋肉の動きや、肩関節の動きを考慮して設定されたこの抵抗ライ ン部 3によって挫傷や肉離れ等の防止の他、人体 1へのフィット感も向上し、運動時 の疲労も一層軽減されることになる構成として、る。

[0065] 尚、本発明は、実施例 1〜3に限られるものではなぐ各構成要件の具体的構成は 適宜設計し得るものである。

図面の簡単な説明

[0066] [図 1]実施例 1の使用状態を示す説明図である。

[図 2]実施例 1の使用状態における運動時を示す説明図である。

[図 3]実施例 2の使用状態を示す正面側力見た説明図である。

[図 4]実施例 2の使用状態における運動時を示す説明図である。

[図 5]実施例 2の使用状態を示す側面側力見た説明図である。

[図 6]実施例 2の使用状態を示す背面側力見た説明図である。

[図 7]実施例 3を示す背面側から見た説明図である。

符号の説明

[0067] 1 人体

2 衣服体

3 抵抗ライン部