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1. WO2006043436 - 通信装置

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明 細書

通信装置

技術分野

[0001] 本発明は、家庭内におけるネットワークであるホームネットワークに接続され、相互 にサービスを提供しあう通信装置に関する。特に、待機電力の低減による省電力化、 ネットワークに存在する通信装置の自動デイス力バリ及び自動連携を実現する通信 装置に関する。

背景技術

[0002] 近年、急速に情報化社会が進展し、宅内においても急速にネットワーク化が普及し つつある。宅内のネットワークに接続される通信装置は、使用者が技術者ではなぐ 一般の家庭ユーザであるため、その通信装置の設定作業をできるだけ簡単なものに しなければならない。

[0003] また、ネットワークでつながれた通信装置は、それらの通信装置が互いに連携して 動作、言い換えると、通信装置が他の通信装置を制御し動作することで、通信装置 が提供するサービスの利便性を高めることが期待される。

[0004] 一般にネットワーク上に存在する他の通信装置の制御を行う際には、制御対象の 通信装置の IPアドレス情報の取得やそのための設定、制御対象の通信装置の種別 やその通信装置が提供するサービス等の情報の取得やそのための設定が必要とな る。この制御対象の通信装置の IPアドレスやサービス情報の取得を行う方法として、 UPnP (Universal Plug and Play)のようなサービスディスカバリプロトコルが知られてい る。しかし、このようなサービスディスカバリプロトコルを用いて、自動的に制御対象の 通信装置を発見し、その IPアドレスやサービス情報等を取得するためには、制御対 象の通信装置の電源が入って、なければならなヽと、う問題がある。

[0005] すなわち、ネットワークにつながる通信装置を自動的に発見可能な状態にしておく ためには、その通信装置の電源を常時入れておく必要がある。

[0006] し力しながら、近年、省エネルギーへの意識の高まりとともに、各通信装置の待機電 力の低減が望まれており、常時電源を入れておく使用形態は問題視されつつある。

[0007] この問題に対し、通信装置に 2つの通電状態を設け、(1)メイン電源がオフの状態 の時には、サブ電源により、ネットワークに関する処理を行なうネットワークデバイスの み通電を行、、 (2)ネットワーク力電源起動パケットを受信した場合に通信装置のメ イン電源を ONの状態に遷移させ、通信装置全体のサービスを可能とする電源制御 方法が知られている(例えば、特許文献 1参照)。

[0008] 例えば、各通信装置は制御対象の通信装置を検索するために、ディスカバリバケツ トを送信するが、この方式では、ディスカバリパケット送信前に、電源起動パケットを送 信することにより、通信装置のメイン電源が OFFの状態力でも通信装置を検索する ことが可能になる。

[0009] また、別の並列計算機システムにおいて、管理装置が各演算装置の状態の管理と 電源制御を可能とするために、各演算装置の電源 OFF時に各演算装置に接続され た補助装置をサブ電源により通電しておき、管理装置力もの状態問合せに対する応 答と電源制御の要求に対する対応とを補助装置に処理させる方法が知られている( 例えば、特許文献 2参照)。

[0010] この方法では、補助装置が管理装置から電源起動パケットを受信した場合、演算 装置の電源を ONの状態に遷移させ、演算装置が完全に動作する状態に遷移させる

[0011] このような制御を行うことにより、並列計算機システムは、消費電力の低減と、電源 投入時の突入電力を下げることを可能としている。

特許文献 1:特開 2003-244157号公報

特許文献 2 :特開 1997-97241号公報

発明の開示

発明が解決しょうとする課題

[0012] し力しながら、特許文献 1記載の従来の電源制御方法では、単に新規通信装置が ネットワークに接続された時 (すなわち、すでに電源が ONされている通信装置が、ネ ットワークに接続された制御対象の通信装置の一覧を取得した時)に、ネットワークに 接続された通信装置全体の電源を ONし、通信装置情報を取得するものである。従 つて、 UPnP (Universal Plug and Play)のような制御対象の通信装置の問い合 わせが不定期かつマルチキャストでネットワーク全体に送信されるプロトコルでは、省 電力化の効果が期待できな、と、う問題がある。

[0013] また、 UPnPのようなプロトコルでは、各通信装置は、当該通信装置自身がサービス 提供可能な状態であることを、一定期間毎に、ァライブパケットをマルチキャストで送 信すること〖こより通知することが求められる。このァライブパケットの定期送信は従来 の電源制御方法では解決できな、ため、ァライブパケットを送信するためには常時電 源を入れておくことが必要となる。

[0014] さらに、特許文献 2記載の従来の技術では、演算装置を省電力動作状態から通常 状態に復帰させる契機として、制御する側の管理装置が制御される特定の演算装置 の状態を通常状態に復帰させるための要求パケット (電源起動パケット)の送信を行う 。そのため、制御される特定の演算装置を正しく通常状態に復帰させるための要求 パケットを送信するには、制御する側の管理装置が、制御対象の演算装置が省電力 動作状態である力もくしは通常状態であるかという状態を把握していなければばら ないという問題がある。

[0015] 本発明は上記問題点に鑑み、制御する側の通信装置が、制御対象である通信装 置の状態を意識することなぐたとえ、ネットワーク上の制御対象通信装置のメイン電 源が OFFの状態においても、 UPnPのようなサービスデイスカノくリプロトコルを用いて 所望の通信装置の発見を可能とする通信装置を提供することを目的とする。

[0016] 加えて、制御する側の通信装置が制御対象の通信装置の状態を意識することなく 、発見した制御対象の通信装置の制御を可能とする通信装置を提供することを第 2 の目的とする。

課題を解決するための手段

[0017] 上記問題を解決し、制御する通信装置が制御対象の通信装置の状態を管理する ことなしに、制御対象の通信装置を常に制御可能とするためには、制御対象の通信 装置が自身でメイン電源の ONZOFF制御を判断する特別な機能が必要となる。こ の制御対象の通信装置が自身でメイン電源の ONZOFF制御を判断する機能は、こ れまで実現されておらず、制御する通信装置が制御対象の通信装置の状態を管理 しなければならな!/、と!/、う問題点は解決されて、な、。

[0018] 上記問題を解決するために、本発明の通信装置は、ネットワークを介して通信を行 い、ネットワーク上の他の通信装置にサービスを提供する通信装置であって、他の通 信装置に提供するメインサービスを処理するメイン処理手段と、ネットワークを介して 他の通信装置との間で要求情報とそれに対する応答情報との送受信を行う通信処 理手段と、前記メイン処理手段に対する電力の供給を再度供給可能な状態で停止し 、前記通信処理手段に電力を供給する電源手段とを備え、前記通信処理手段は、 他の通信装置から受信した要求情報に対して当該通信処理手段だけで応答可能か 否かを判定する応答可否判定部と、前記判定の結果、応答可能である場合に、前記 応答情報を作成し、前記他の通信装置に送信する応答部と、前記判定の結果、応 答不可能である場合に、前記メイン処理手段を起動し、前記電源手段を制御して、 前記メイン処理手段に電源を供給させる電源制御部とを備えることを特徴とする。

[0019] この場合、通信処理手段だけで応答が可能な場合、通信装置のメイン電源を ON することなぐ他の通信装置に応答することが可能となる。また、通信処理手段だけで は応答が不可能であるような場合、すなわち、他の通信装置に提供するメインサービ スを処理することが必要な場合には、メイン処理手段を起動し、電源を供給してメイン 処理手段に処理を行なわせることができる。

[0020] また、前記応答部は、前記判定の結果、応答不可能である場合に、受信した前記 要求情報を前記メイン処理手段に引き渡し、前記メイン処理手段は、引き渡された前 記要求情報に応答する処理を実行するとしてもよい。

[0021] これにより、通信装置において要求情報の受信を通信処理手段が行い、通信処理 手段だけでは応答が不可能な場合、受信した要求情報をメイン処理手段に引渡し、 引き渡された前記要求情報に応答する処理をメイン処理手段に行なわせることが可 能となる。

[0022] さらに、前記応答可否判定部は、受信した要求情報が、(1)他の通信装置から当 該通信装置の存在を問い合わせるディスカバリ要求である場合、 (2)当該通信装置 の種別、名前、 ID、及び提供するサービスの少なくともいずれかを示すディスクリプシ ヨン情報の取得要求である場合、又は(3)その両方の場合に対して、応答可能と判 定するとしてちょい。

[0023] これにより、通信装置では、ディスカバリ要求とディスクリプシヨン情報の取得要求の 両方に対して、自動で応答を行うことが可能となる。

[0024] さらに、前記応答可否判定部は、受信した要求情報が、(1)他の通信装置が、当該 通信装置力サービスの提供を受けるための制御を要求するコントロール要求である 場合、(2)当該通信装置のサービスの状態を問い合わせる状態問い合わせ要求で ある場合に、応答不可能と判定するとしてもよい。

[0025] この場合、当該通信装置が、他の通信装置から、サービスの提供を受けるための制 御を要求するコントロール要求パケットを受信した場合又はサービスの状態問合せを 受信した場合のみ、メイン電源を起動するので通信装置の省電力化が可能となる。

[0026] また、前記通信処理手段は、さらに、予め定められた時間毎に前記ネットワークに 接続し、当該通信装置がサービスを提供可能な状態になっていることを示し、少なく とも当該通信装置のアドレス情報を含むァライブパケットを送信するァライブパケット 送信部を備えるとしてもよい。

[0027] これにより、通信処理手段だけの処理により、当該通信装置の存在及び当該通信 装置がサービス提供可能な状態になっていることを、ネットワークに接続されている他 の通信装置に通知することが可能となる。

[0028] さらに、前記電源制御部は、応答不可能と判定される前記要求情報の受信が予め 定められた期間なかった場合、前記電源手段を制御して、前記メイン処理手段への 電力の供給を停止させるとしてもよい。

[0029] この場合、コントロール要求パケットや状態取得パケットを受信しなくなったら、メイ ン電源をおとすことにより、通信装置の消費電力を大きく削減することが可能となる。

[0030] また、引き渡された前記要求情報に応答する処理を前記メイン処理手段が完了し た場合、前記メイン処理手段は前記メイン処理手段への電力供給を停止するように 前記電源手段を制御する。

[0031] これにより、メイン処理手段で一連の処理をしたら電源を自動で落とすことにより、通 信装置の消費電力を削減することが可能となる。

[0032] また、前記通信処理手段は、さらに、当該通信装置のアドレス及び前記アドレスの 有効期間を示す情報を格納し、前記有効期間満了までの期間が予め定められた時

間になつた時、前記電源制御部を介して、前記メイン処理手段を起動させ、前記メイ ン処理手段に電力を供給させて、前記メイン処理手段に前記アドレスの更新処理を 実行させるアドレス管理手段を備えるとしてもよい。

[0033] これにより、アドレスの更新処理時のみに、メイン処理手段を起動することができ、 消費電力を削減することが可能となる。また、通信装置でのアドレスの有効期間を設 けており、所定の時間のときのみアドレスの更新を行うので、消費電力を大きく削減 することが可能となる。

[0034] また、前記電源手段は、前記メイン処理手段に電力を供給するメイン電源部と、前 記通信手段に電力を供給する通信電源部とを 1つの電源手段として構成し、前記電 源制御部は、前記通処理手段又は前記メイン処理手段からの指示に従って、前記メ イン処理手段への電力の供給を制御するとしてもよ!/、。

[0035] これにより、一つの電源手段がメイン処理手段と通信処理手段への通電を行うこと により、電力のロスを低減することができるので、通信装置の消費電力を大きく削減 することが可能となる。

発明の効果

[0036] 本発明によれば、新規通信装置接続等にネットワーク上の通信装置の電源を ON することなぐかつ制御通信装置が制御対象の通信装置の状態を意識しなくて、通 信装置をデイス力バリが可能で、かつ通信装置を制御時に通信装置の電源が制御 対象の通信装置の自己判断により自動的に ONされることにより、通信装置の通信に よる連携の利便性を一切損なうことなぐ省電力化が実現される。

図面の簡単な説明

[0037] [図 1]図 1は本実施形態における通信装置を接続するホームネットワークの構成を示 す図である。

[図 2]図 2は本実施形態の通信装置のハードウェア構成の一例を示したブロック図で ある。

[図 3]図 3は図 2に示したネットワーク処理ユニットの機能構成の一例を示したブロック 図である。

[図 4]図 4は図 2に示した通信装置が、要求パケットを受信して処理をする場合の手順 を示すフローチャートである。

圆 5]図 5は本実施形態の通信装置で送受信する要求パケットと応答パケットとの一 例を示す図である。

[図 6]図 6は図 5に示した要求パケット及び応答パケットの具体例を示す図である。 圆 7]図 7は状態取得要求パケット及び状態取得応答パケットの具体例を示す図であ る。

圆 8]図 8はメイン電源部とサブ電源部とを一体に形成した場合の通信装置の構成例 を示す図である。

符号の説明

100〜400 通¾装置

500 ネットワーク

110 メイン処理ユニット

111 メイン CPU

112 I/O

113、 123 RAM

114、 124 ROM

120 ネットワーク処理ユニット

121 ネットワークコントローラ

122 ネットワーク IZF

130 メイン電源部

140 サブ電源部

701 通信 I/F部

702 アドレス記憶部

703 自動応答部

704 電源制御部

705 ァライブパケット送信部

発明を実施するための最良の形態

本発明の実施の形態について図に基づいて説明する。

[0040] 図 1は、この実施形態における通信装置のネットワーク構成を示したブロック図であ る。通信装置 100と複数の通信装置 200〜400がネットワーク 500を介して接続され ている。このネットワーク 500の構成は有線でも無線でもよい。各通信装置 100〜40 0は、ネットワークを通じてお互いに通信可能であり、ユーザや他の通信装置に、自 身が持つサービスを提供する。通信装置が提供するサービスの一例を示すと、通信 装置はネットワーク対応の AVのレコーダであり、他の通信装置からの要求によりコン テンッ一覧の情報を応答送信したり、他の通信装置から要求されたコンテンツの内容 を送信したりする。なお、ここで述べた AVレコーダは、通信装置の一例であり、通信 装置はサービスディスカバリプロトコルによりネットワーク上の他の通信装置力発見' 検索が可能であり、ユーザや他の通信装置にサービスを提供する装置であればよい

[0041] また、図 2は、通信装置 100の基本的なハード構成の一例を示している。図 2にお いて、通信装置 100は、メイン処理ユニット 110、ネットワーク処理ユニット 120、メイン 電源部 130及びサブ電源部 140を備える。メイン処理ユニット 110は、ユーザや他の 通信装置に提供するサービスに関する処理を実行する処理ユニットである。前述の A Vレコーダの例で言うと、コンテンツ一覧情報の提供やコンテンツデータの送信等の サービスが本メイン処理ユニット 110で実行される。このような処理を実行するために

、メイン処理ユニット 110には、サービスに関するデータやプログラム処理を実行する メイン CPU111と、 CPUが処理するデータやプログラムを格納する ROM114、 RAM11

3と、コンテンツデータを格納する HDD (Hard Disk Drive)が接続された lZ〇 112など が備えられる。

[0042] メイン電源部 130は、メイン処理ユニット 110に電力を供給する機能部であり、後述 するネットワークコントローラ 121及びメイン CPU111の制御により、電源供給の ON/ OFFを制御可能である。

[0043] ネットワーク処理ユニット 120は、ネットワークを介した情報の送受信を行う処理ュ- ットである。前述の AVレコーダの例で言うと、他の通信装置からの要求パケットの受 信処理とメイン処理ユニット 110への通知、メイン処理ユニット 110から依頼されたデ ータの他の通信装置への送信処理が該当する。それにカ卩えて、本実施形態のネット

ワーク処理ユニット 120は、メイン電源部 130の自動 ON/OFF制御機能や、他の通信 装置カゝら受信したパケットを解析して、予め想定される要求を受信した場合に応答情 報を作成し自動送信する機能や、自身がネットワークに接続し運用可能になって、る ことを通知するためのァライブパケットを定期的に送信するァライブパケット送信機能 等の特徴的な機能を有して、る。

[0044] ネットワーク処理ユニット 120は、前述の機能を提供するためのデータやプログラム 処理を実行するネットワークコントローラ 121と、ネットワークコントローラ 121が処理す るデータやプログラムを格納する ROM124、 RAM123と、ネットワークへの入出力を 可能とするネットワーク I/F122から構成される。

[0045] サブ電源部 140は、メイン電源部 130が OFFでもネットワーク処理ユニット 120に常 時、電力を供給可能な機能部である。

[0046] 次に図 3を用いて、ネットワーク処理ユニット 120が提供する機能の構成について説 明する。図 3は、ネットワーク処理ユニット 120の機能構成を示している。

[0047] 図 3において、ネットワーク処理ユニット 120は、通信 I/F部 701、アドレス記憶部 70 2、自動応答部 703、電源制御部 704及びァライブパケット送信部 705を備える。

[0048] 通信 I/F部 701は、アドレス記憶部 702が管理するアドレス情報を用いて、ネットヮ ークへの情報の送受信を実行する。

[0049] アドレス記憶部 702は、通信装置 100自身のアドレス情報とアドレスの有効期間の 情報を管理し、有効期間が所定の時間になった時、後述の電源制御部 704を通じて メイン電源部 130を制御しメイン処理ユニット 110に電力を供給して、メイン処理ュ- ット 110を起動させ、メイン処理ユニット 110にアドレスの更新処理を実行させる機能 を提供する。

[0050] 自動応答部 703は、(1)他の通信装置からの存在の問い合わせであるディスカバリ 要求、(2)通信装置の種別、名前、 ID、及び提供するサービス等のディスクリプシヨン 情報の取得要求、又は(3)その両方に対して、応答を作成して送信する。

[0051] 電源制御部 704は、 (1)自動応答部 703が応答を送信することが出来ない、通信 装置 100が提供するサービスの制御に関するコントロール要求パケット、又は、(2) サービスの状態を問、合わせる状態問、合わせ要求パケットを受信した場合に、外

部の制御通信装置の制御ではなく通信装置 100自身の判断により、メイン電源部 13 0を制御して電源供給を ONとしメイン処理ユニット 110を起動し、メイン処理ユニット 1 10に受信した要求パケットを引き渡す機能を提供する。さらに、電源制御部 704は、 アドレス記憶部 702の指示によりメイン電源部 130を制御する機能及び、メイン処理 ユニット 110に通知される要求パケットの受信が予め定められた期間な力つた場合、 メイン電源部 130の電力提供を OFFする機能も提供する。

[0052] ァライブパケット送信部 705は他の通信装置に対して、通信装置 100自身がネット ワークに接続し運用可能になっていることを通知するために、予め定められた時間毎 、例えば、 15分間隔毎に少なくとも通信装置 100自身のアドレス情報を含むァライブ パケットを送信する。

[0053] 以上のように構成されたネットワーク処理ユニット 120を有する通信装置について、 以下、図 3から図 5を用いてその動作を説明する。図 4は図 2に示した通信装置 100 力 要求パケットを受信し、メイン処理ユニット 110を起動するか否かの判断をする場 合の手順を示すフローチャートである。図 5は本実施形態の通信装置で送受信する 要求パケットと応答パケットとの一例を示す図である。

[0054] まず、通信装置 100は、接続しているネットワークの監視を行う(S300)。そして、通 信装置 100宛にパケットが送信されてくると、パケットの受信を行う(S301)。パケット を受信すると、受信したパケットの解析を行い、受信パケットがコントロール要求パケ ット及び状態取得要求パケットのいずれかである場合、次のような処理を行う(S302) 。メイン処理ユニット 110が起動しているか否かをチェックし、起動していない場合、 外部の制御通信装置の制御ではなく通信装置 100自身の判断により、ネットワーク 処理ユニット 110での処理ができないと判断し、メイン電源部 130を ONにしてメイン 処理ユニット 110を起動させる(S303)。

[0055] そして、メイン処理ユニット 110により、受信したパケットに対応する処理が実行され る(S304)。

[0056] そして、元々メイン処理ユニットが休止状態であった場合、一連の処理完了後、通 信装置のメイン電源部を OFFにする(S305)。

[0057] また、ステップ S302で、コントロール要求パケット、又は状態取得要求パケット以外 の要求パケットを受信した場合、ネットワーク処理ユニット 120において、自動的に応 答が作成され送信される。 (S306)

なお、本実施の形態では、 UPnPを一例として説明した力使用するプロトコルは UP nPでなくとも適用が可能である。 SLP: Service Location Protocolや Rendezvous等の他 のプロトコルを用いることが可能である。

[0058] 図 4を用いて説明した上記の手順が本発明の通信装置 100の基本的な動作である 力 以下に、パケットの具体例を用いて、より詳細な動作について説明する。まず、ネ ットワークに接続されて、る通信装置 200〜400及び通信装置 100が、自分自身以 外にネットワークに接続されている通信装置を検索するためにディスカバリ要求を送 信する。図 5の表の左中段の欄に示すように、ディスカバリ要求パケットには、 STに検 索ターゲットの情報が記載され、 HOSTにマルチキャストアドレス「239.255.255.250」と ポート番号「1900」が記載され、マルチキャストされる。ディスカバリ要求パケットを受 信し、検索に該当する通信装置は、ディスカバリ応答パケットを作成する。このディス 力バリ応答パケットには、 STに自身が該当する検索ターゲットが記載され、 USNに自 身の UUID(Universally Unique Identifier)が記載される。このディスカバリ応答パケット は、対応するデイスカノリ要求パケットの送信元である通信装置に宛てて送信される 。これにより、通信装置はネットワークに接続されており、所望のサービスを提供する 通信装置を検索することができる。

[0059] また、新規にネットワークに通信装置 100が接続されたときには、自分自身で接続 したこと!/、う情報を他の通信装置 200〜400にアナウンスするために、ネットワークに ァライブパケットをマルチキャストで送信する。たとえば、プロトコルとして UPnPを用い る場合、図 5の表の左上欄に示すように、ァライブパケットには、自身の IPアドレスの 情報、自身の UUIDや通信装置種別や提供するサービスの種別の情報や通信装置 の識別情報など力もなる、通信装置に関する詳細な情報 (ディスクリプシヨン情報)の 取得先 URL情報などが LOCATIONに記載され、本通知の有効期間等の情報が CAC HE-CONTROLに記載される。

[0060] そのため、ァライブパケットを受信した通信装置は、上記のようなデイスカノリ要求 パケットによる検索を行うまでもなぐそのパケットを送信した通信装置 100の IPァドレ

スゃ通信装置種別や提供するサービス種別や通信装置に関する詳細な情報の取得 先 URLを把握することができる。本ァライブパケットにより、各通信装置 200〜400は 自身がディスカノリ要求パケットを送信したタイミングでだけではなぐ通信装置 100 が新たにネットワークに接続された直後に通信装置 100を発見することが可能となる

[0061] また、ァライブパケットには有効期間があるため、有効期間が過ぎても通信装置 10 0からァライブパケットが送信されないことを検出することで、通信装置 100がネットヮ 一タカも取り外されたことを検出することが可能となる。

[0062] 目的の制御対象の通信装置を発見した通信装置 100は、制御対象の通信装置の 詳細情報 (ディスクリプシヨン情報)を取得し、その通信装置が提供するサービスを制 御するための要求 (コントロール要求)パケットを送信や、サービスの状態を問い合わ せる状態問い合わせ要求パケットを送信し応答を受信することにより通信装置制御を 実行する。

[0063] 次に、通信装置が実行する「デイスカノリ要求パケットの受信時処理」、「ァライブパ ケット送信処理」、「IPアドレス取得 ·更新処理」、「コントロール要求パケット及び状態 取得要求パケットの処理」について、以下に詳細に記述する。

[0064] *デイス力バリ要求パケットの受信時処理

図 1のようなネットワーク上で、各通信装置が目的の制御対象通信装置を発見する ために行うディスカノリ処理について説明する。本実施例では UPnPを用いて通信装 置 100がネットワーク上の通信装置 300を発見するシーケンスを一例として説明する 。また、このとき、各通信装置 200〜400のメイン電源部は電源供給を OFFしているも のとして説明する。

[0065] 通信装置 100は、ディスカバリ要求をマルチキャストで送信する。このとき、ディスカ ノリ要求の ST (サーチターゲット)要素で目的制御対象の通信装置の種別や提供サ 一ビスを指定する。

[0066] 通信装置 100からのディスカバリ要求 (M- Search要求)を受信した各通信装置のネ ットワーク制御ユニットの通信 I/F部 701は、受信したデイスカノリ要求パケットを自動 応答部 703に引き渡す。

[0067] 自動応答部 703は、受信したパケットがデイスカノリパケットであることを認識し、次 に、ディスカバリ要求パケットのサーチターゲットの情報をチェックする。サーチターゲ ットで指定された情報( =検索)が、自動応答部 703が管理する自動応答のための情 報とマッチングしない場合、すなわち、検索されている装置に該当しない場合、要求 パケットを廃棄し何の応答も返さな、。

[0068] サーチターゲットにマッチする情報が存在した場合、すなわち、自身が検索されて いる装置に該当する場合、サーチターゲットに対応するデイス力バリ要求パケットに対 するディスカバリ応答パケットを作成し、通信装置 100に送信する。

[0069] また、同様に、通信装置の詳細情報を記述したディスクリプシヨン情報の取得要求( HTTP GET要求)を受信したネットワーク制御ユニットの通信 I/F部 701は、受信した ディスカバリ要求パケットを自動応答部 703に引き渡す。そして、自動応答部 703が 応答パケットを作成し、通信装置 300に送信する。

[0070] このように、ディスカバリ要求パケット及びディスクリプシヨン情報取得要求パケットは 、メイン電源部からの電力供給が OFFされてヽる場合でもサブ電源カゝら電力供給さ れたネットワーク処理ユニットのみで応答が可能である。結果として、各通信装置のメ イン電源部からの電力供給が OFFされている場合でも、通信装置 100はネットワーク 500に接続された目的の通信装置 300を検索することが可能であり、通信装置の消 費電力を大きく削減させながら、他の通信装置からのディスカバリ等の処理を可能と することができる。

[0071] さらに、本実施の形態の通信装置ではディスカノリ要求パケットやディスクリプシヨン 情報取得要求パケット受信時に、メイン処理ユニットに電力を供給する必要がないた め、マルチキャスト等で不定期にデイスカノリ処理が繰り返し発生するような環境にお いても、消費電力の削減が可能となる。

[0072] 'ァライブパケット送信処理

また、各通信装置では、サブ電源部が ONで通信装置のメイン電源部が OFFの状 態においても、ネットワーク処理ユニットのァライブパケット送信部 705により、定期的 にネットワーク上に通信装置が存在しサービス提供が可能であることを示すァライブ パケットの送信が行われる。ここで、 UPnPを使用する場合、ァライブパケットは UDPの マルチキャストで送信され、本ァライブパケットに自身の IPアドレスの情報、自身の通 信装置種別や提供するサービスの種別の情報や通信装置の識別情報、通信装置に 関する詳細な情報 (ディスクリプシヨン情報)の取得先 URL情報、本通知の有効期間 等の情報が記載される。

[0073] 本ァライブパケットを送信するために、ァライブパケット送信部 705は、通信装置の 識別情報やメイン処理ユニットにより提供されるサービス情報等、本メッセージ作成す るために必要な情報を記憶して、る。

[0074] 本ァライブパケットを送信することにより、他の通信装置は自身がディスカノリ要求 を送信したタイミングでだけではなぐ通信装置が新たにネットワークに接続させた直 後にその通信装置を発見することが可能となる。

[0075] このように、ァライブパケット送信処理は、メイン電源部からの電力供給が OFFされ ている場合でもサブ電源力電力供給されたネットワーク処理ユニットのみで定期的 に送信が行われる。つまり、各通信装置のメイン電源部力もの電力供給が OFFされて いる場合でも、通信装置 100はネットワーク 500に接続された目的の通信装置 300を 通信装置 300が送信するァライブパケットを契機としてすばやく検出することが可能と なる。

[0076] 結果として、通信装置の通信による連携の利便性を一切損なうことなぐ通信装置 の消費電力を大きく削減することが可能となる。

[0077] · IPアドレス取得.更新処理

次に IPアドレスの取得及び更新処理にっ、て説明する。通信装置が通信を行うた めには IPアドレスが必要となる。通信装置が IPアドレスを手に入れる方法は大きく 2つ ある。

[0078] 1つは静的な IPアドレスを設定する方法である。これは、ユーザによる通信装置への 静的な IPアドレスの設定や通信装置に予め埋め込まれた IPアドレスを使用する方法 である。

[0079] もう一方の方法は、動的な IPアドレスの設定方法であり、 DHCP (Dynamic Host Conf iguration Protocol)を用いた方法等がこれに相当する。 DHCPを用いた方法では、通 信装置は DHCPサーノくから貸し出し期限付きのアドレスを配布してもらい、それを自

身のアドレスとして設定する。先に述べたように DHCPサーノくから配布されたアドレス は期限があるため、アドレスを使用しつづけるなら、期限が切れる前にサーバに対し てアドレスの更新処理や再取得処理を実行する必要がある。

[0080] また、 UPnPを使用する場合には動的な IPアドレス割り当てとして、 AUTO IPが使用 される場合がある。 AUTO IPは DHCPサーバが見つ力ない場合に使用される方法 であり、各通信装置が自身で現状ネットワークで未使用のアドレスを割り付け設定す る方法である。この方法で IPアドレスを更新する場合には、アドレス記憶部 702が単 独でアドレスを割り付け設定することが可能である。ただし、 AUTO IPでアドレスを設 定後、 DHCPサーバを発見した場合には、 DHCPサーノくから割り当てられたアドレス を使用するようにアドレス設定を変更しなければならな、。

[0081] このような IPアドレスの取得及び更新処理は、ネットワーク処理ユニットのアドレス記 憶部 702主導で実行される。すなわち、静的に IPアドレスが設定されておらず、且つ 、ネットワーク 500に通信装置を新たに接続した場合等では、アドレス記憶部 702に は、有効な IPアドレスを持たない状態になる。

[0082] 有効な IPアドレスが設定されていないことを検出したアドレス記憶部 702は、 IPアド レスの取得要求イベントをメイン処理ユニットに送る。このとき、メイン電源部の電力供 給が OFFでメイン処理ユニットが起動していない場合、アドレス記憶部 702は、電源 制御部 704にメイン電源部の電力供給を ONにすることを制御通信装置の制御では なく通信装置自身の判断により依頼し、メイン処理部ユニットの起動後にアドレス取得 要求イベントをメイン処理ユニットに送る。

[0083] アドレス取得要求イベントを受けたメイン処理ユニットは、 DHCPによるアドレス取得 処理を行い、一連のシーケンス完了後、取得したアドレスをアドレス記憶部 702に記 憶させる。このとき、 DHCPサーバより指定された IPアドレスの有効期間もあわせて、ァ ドレス記憶部 702に記憶させる。

[0084] DHCPサーバがな!、等の理由によりアドレス取得が行えなかった場合、メイン処理 部ユニットは、 AUTO IPの手順にしたが、IPアドレスを自身で決定し、アドレス記憶 部 702に記憶させる。このとき、 AUTO IPでアドレスを割り当てたことを示す情報もあ わせて記憶される。

[0085] メイン処理ユニットにより、アドレス記憶部 702にアドレスが設定されると、アドレス記 憶部 702は、アドレス取得のために電源制御部 704にメイン電源部の電力供給を ON にすることを依頼した場合、電源制御部 704にメイン電源部の電力供給を OFFにす ることを制御通信装置の制御ではなく通信装置自身の判断により依頼する。

[0086] 次に、アドレス記憶部 702が行うアドレス更新処理について説明する。アドレス記憶 部 702は、アドレスの有効期間の情報をもち、有効期間が所定の時間になった時、ァ ドレス更新要求イベントをメイン処理ユニット 110に送る。このとき、メイン電源部 130 の電力供給が OFFでメイン処理ユニット 110が起動して、な、場合、アドレス記憶部 702は、電源制御部 704にメイン電源部 130の電力供給を ONにすることを制御通信 装置の制御ではなく通信装置自身の判断により依頼し、メイン処理部ユニット 110の 起動後にアドレス更新要求イベントをメイン処理ユニット 110に送る。

[0087] アドレス更新要求イベントを受けたメイン処理ユニット 110は、 DHCPによるアドレス 更新処理を行い、一連のシーケンス完了後、更新したアドレスをアドレス記憶部 702 に記憶させる。このとき、 DHCPサーバより指定された新たな IPアドレスの有効期間も あわせて、アドレス記憶部 702に記憶させる。

[0088] また、 AUTO IPでアドレスが設定された場合、アドレス記憶部 702は定期的に DHC Pサーバが存在しなヽかを監視する。

[0089] DHCPサーバを発見した場合、アドレス記憶部 702はアドレス取得イベントをメイン 処理ユニット 110に送る。このとき、メイン電源部 130の電力供給が OFFでメイン処理 ユニットが起動していない場合、アドレス記憶部 702は、電源制御部 704にメイン電 源部 130の電力供給を ONにすることを制御通信装置の制御ではなく通信装置自身 の判断により依頼し、メイン処理部ユニット 110の起動後にアドレス取得要求イベント をメイン処理ユニット 110に送る。アドレス取得要求イベントを受け取ったメイン処理ュ ニット 110の処理は、前述の場合と同様である。

[0090] メイン処理ユニット 110により、アドレス記憶部 702にアドレスが更新設定されると、 アドレス記憶部 702は、アドレス取得のために電源制御部 704にメイン電源部 130の 電力供給を ONにすることを依頼した場合、電源制御部 704にメイン電源部 130の電 力供給を OFFにすることを制御通信装置の制御ではなく通信装置自身の判断により

依頼する。

[0091] なお、上記ではアドレス更新処理をメイン処理ユニット 110で実行するとした力アド レス取得 ·更新処理をアドレス記憶部 702だけで行うようにしても同様の効果が得ら れることは明らかである。

[0092] また、メイン処理ユニット 110により、アドレス記憶部 702にアドレスが設定'更新後 に、アドレス記憶部 702の判断により、メイン電源部 130の電力供給を OFFするとした 力 メイン処理ユニット 110がー連のアドレス取得 ·更新シーケンスが終了したときにメ イン電源部 130の電力供給を OFFする、又は、電源制御部 704がメイン処理ユニット 110に送信するイベントが一定時間ないことを検出して、メイン電源部 130の電力供 給を OFFするとしても、同様の効果が得られることは明らかである。

[0093] このように、 IPアドレス取得、更新処理は、メイン電源部 130からの電力供給が OFF されている場合でもサブ電源 140から電力供給されたネットワーク処理ユニット 120 で実行され、必要に応じて、制御通信装置の制御ではなく通信装置自身の判断によ り、メイン処理ユニット 110が起動される。結果として、通信装置が通信を行うために 必須となる、 IPアドレスの取得 '更新が、通信装置の消費電力をあげることなく常に可 能となるため、結果として通信装置の通信による連携の利便性を一切損なうことなぐ 通信装置の消費電力を大きく削減することが可能となる。

[0094] ·コントロール要求パケット及び状態取得要求パケットの処理

次に、通信装置が提供するサービスの制御に関するコントロール要求パケット、又 は、サービスの状態を問、合わせる状態問!、合わせ要求パケットを受信した場合の 処理につ、て説明する。通信装置が他の通信装置やユーザに対して提供するサー ビスの実行は、メイン処理ユニット 110で実行させる。ここで、通信装置 100が提供す るサービスとは、前述の AVレコーダの例で言うと、コントロール要求とは、コンテンツ 一覧情報の送信要求や、コンテンツデータの送信要求等になる。また、状態取得要 求とは、通信装置としての状態を問い合わせるための要求であり、たとえば、通信装 置が現状コンテンツデータ送信中であるのか、通信装置が運用中であるのか等を問 V、合わせるための要求である。

[0095] 通信装置が提供するサービスの実行は、メイン処理ユニット 110で実行されるため、 コントロール要求パケット受信及び状態取得要求パケットに関する処理は、メイン電 源部 130から電力が供給され、メイン処理ユニット 110が起動していないと処理でき ない。そのため、コントロール要求パケット受信及び状態取得要求パケットを受信した 場合、以下のように処理が実行される。

[0096] ネットワーク処理ユニット 120の通信 I/F部 701がコントロール要求パケット及び状態 取得要求パケットを受信すると、そのパケットを自動応答部 703に引き渡す。

[0097] 自動応答部 703は、受け取ったパケットの POSTの部分を解析及び SOAPACTION ヘッダを解析することによって、受信されたパケットがコントロール要求パケット又は状 態取得要求パケットか否かを判断する。自動応答部 703は、受信されたパケットがコ ントロール要求パケット又は状態取得要求パケットである場合、本パケットを自身で自 動応答できないと判断し、電源制御部 130を通じて、メイン処理ユニット 110にバケツ トデータを引き渡す。このとき、メイン電源部 130の電力供給が OFFでメイン処理ュ- ット 110が起動していない場合、自動応答部 703は、電源制御部 704にメイン電源部 130の電力供給を ONにすることを制御通信装置の制御ではなく通信装置自身の判 断により依頼し、メイン処理部ユニット 110の起動後にコントロール要求パケット及び 状態取得要求パケットをメイン処理ユニット 110に送る。

[0098] コントロール要求パケット及び状態取得要求パケットを受信したメイン処理ユニット 1 10は、要求で指定された処理を行い、応答を要求元に対して送信する。

[0099] コントロール要求パケット及び状態取得要求パケットを処理するために自動応答部 703が、電源制御部 704にメイン電源部 130の電力供給を ONにすることを制御通信 装置の制御ではなく通信装置自身の判断により依頼した場合、自動応答部 703は、 メイン処理ユニット 110に通知される要求パケットが定められた一定期間なかった場 合で且つ、メイン処理ユニット 110が何らかの処理を実行していない場合、電源制御 部 704にメイン電源部 130の電力供給を OFFにすることを制御通信装置の制御では なく通信装置自身の判断により依頼する。

[0100] また、上記では自動応答部 703の判断により、メイン電源部 130の電力供給を OFF するとした力メイン処理ユニット 110がコントロール要求パケット及び状態取得要求 パケットに関する一連の処理シーケンスが終了したときにメイン電源部 130の電力供 給を OFFするとしてもよいし、又は、電源制御部 704がメイン処理ユニット 110に送信 するイベントが一定時間ないことを検出して、メイン電源部 130の電力供給を OFFす るとしても、同様の効果が得られることは明らかである。

[0101] なお、メイン電源部 130の電力供給が OFFとなっている場合に受信した状態取得 要求パケットにつヽては、予め設定された内容を自動応答部 703で応答するようにし ても良い。

[0102] また、 UPnPを使用する状態取得処理の場合、通信装置の状態が変化するたびに 要求元に対して、状態情報を送信する必要が生じる。この状態情報の通知は、メイン 処理ユニット 110が起動している場合には、状態変化するたびに通知を行うだけで良 い。一方、メイン処理ユニット 110が起動していない場合、状態変化が生じないと考え られるため状態通知の必要は発生しない。ただし、コントロール要求パケットを受信す ることにより、制御通信装置の制御ではなく通信装置自身の判断により一時的にメイ ン処理ユニット 110が起動され、コントロール要求に対応する処理を実行した場合、 状態が変化する場合があるため、この場合、再度、メイン処理ユニット 110が休止す るまでに状態通知を必要に応じて行うように処理される。

[0103] 図 6は図 5に示した要求パケット及び応答パケットの具体例を示す図である。図 7は 状態取得要求パケット及び状態取得応答パケットの具体例を示す図である。以下で は、シーケンス及びパケットの構成について、以下のネットワーク構成及び条件を考 慮して記述する。

[0104] まず、ネットワークに機器 Aと機器 Bが接続されて、る状態を想定する。また、それぞ れの機器に下記のアドレスが付与されている状態で、機器 Bから機器 Aを発見し、制 御を行う。

[0105] 機器 A: 192.168.0.1(CD playerでサービスとして PlayCD)

機器 B:192.168.0.3(制御するリモコンもしくは PCなど)

機器 A (CD player)は、ネットワークに接続されると、図 6左側最上段に示すようなァ ライブパケットを定期的に送信する。

[0106] 図 6左側中段は、デイスカノリ要求パケットの例を示す。上記の機器 B (リモコン)が 同じネットワークに接続されている機器 A (CD player)を検索する。探す際に、送信す るパケットとして図 6のようなデイス力バリ要求パケットを用いる。

[0107] ここで、 STヘッダフィールドで、探すサービスを指定し、ここに upnp:rootdeviceなどと 指定すると、ネットワーク上の様々な UPnP機器を見つけだす事ができる。

[0108] ここでは、サーチターゲットとして、機器 A (CD player)のサービスであるので、 PlayC

Dさえ見つかれば事足りるので、割愛する。

なお、機器 B (リモコン)が機器 A(CD player)のァライブパケットを受信し、機器 Aの存 在を把握して、る場合、デイスカノくリ要求パケットを送信しなくてもょヽ。

[0109] 図 6右側中段は、ディスカバリ応答パケットの具体例を示す。ディスカバリ要求パケ ットとしてM-SEARCHを受け取った機器A(CD player)は、 M-SEARCHを送ってきた 機器 Bに対応するデイス力バリ応答パケットを作成する。この際に、ネットワーク処理ュ ニットで自動応答する。また、自動応答が可能かどうかは次の条件により、判断する。 すなわち、コントロール要求パケットに関してのパケット種別として、パケットのヘッダ の POST及び SOAPACTIONがヘッダ内にあるか判断を行う。コントロール要求バケツ トに対して、この判断を行うとメイン処理ユニットの電源が OFFの場合、起動を行い、 処理を行う。

[0110] 下記のパケットの STヘッダフィールドは、 M- SEARCHで送った STヘッダフィードと同 じものが送られてくるので、このレスポンスがどの M-SEARCHに対応するものか判断 できる。さらに Locationヘッダフィードには、機器を操作するために必要な情報が書か れている。(ここでは、 XMLファイルの URLなど。 )

XMLの POST先である URLは、先ほどの Locationヘッダフィールドによって指し示さ れた XMLファイル中に記載されている。以下に、一例を示す。

[0111] <URLBase>http://192.168.0.1 :80〈/URLBase〉

〜略〜

ぐ service >

く service rype〉urn:schemas— upnp— org:service:PlayCD:lく/ servicel ype>

く serviceld〉urn:upnp— org:serviceId:PlayCDくノ serviceld〉

<SCPDURL>/upnp/service/PlayCD.xmK/SCPDURL>

<controlURL>/ upnp/ service/PlayCD</ controlURL>

<eventSubURL>/ upnp/ service/PlayCD</ eventSubURL>

</ service)

〜略〜

[0112] これによると、?1& じ0サービスを操作する(;0 011]1^は111^:〃192.168.0.1:80 /service/PlayCDであることが分かる。

[0113] 図 6左側下段は、コントロール要求パケットの具体例を示している。これによると、機 器 B (リモコン)から機器 A(CDplyer)をコントロールするコマンドとして、 Playを送信する。 より詳細には、機器 A に PlayCDサービスの CDplayerの CDを playするアクションとして 、 PlayCDの controlURLに制御内容を記述した XML情報を POSTする。

[0114] 図 6右側下段は、コントロール応答パケットの具体例を示している。機器 B (リモコン) から機器 A(CDplayer)をコントロールするパケットを送信されてきた場合、機器 Aでは ネットワーク処理ユニットだけでは処理できないと判断を下す。その際に、自動応答 部 703は、メイン処理ユニット 110が起動しているか否かをチェックし、メイン処理ュ- ット 110が起動していない場合、メイン処理ユニット 110の起動を行う。そして、メイン 処理ユニット 110でコントロール内容を把握し、処理を行い、機器 Bに対しての応答パ ケットとして、図 6右側下段のコントロール応答パケットを送信する。 POSTリクエストに 対するレスポンスとして、正常なパケットとしてこのパケットを送信する。

[0115] 図 7左側は、機器 Aが図 6に示したコントロール要求を実行中に、メイン処理ユニット 110の状態が変化して、る力、なかを問、合わせる状態取得要求パケットである。ま た、図 7右側は、状態取得要求パケットに対する応答である状態取得応答パケットの 具体例を示している。コントロール要求を実行するのはメイン処理ユニット 110である ので、メイン処理ユニット 110が応答する。

[0116] なお、本実施の形態では、電源部に関してメイン電源部 130とサブ電源部 140に 分けているが、図 8のようにメイン電源部 130とサブ電源部 140に分けずに一つの電 源部として統合電源部 150を用いることも可能である。

[0117] 一つの統合電源部 150とする場合、一部の電源部(サブ電源部 152)を用いてネッ トワーク処理に必要な部分にのみ通電しておき、通信装置自身が制御される際に、 0

FF状態だった残りの電源部 (メイン電源部 151)を立ち上げて制御通信装置の制御 に対する応答を行う。このように、電源部を一体とすることにより、ワンチップ化したとき の構成を小型化することができ、さらに、電源部での電力のロスを低減することができ るという効果がある。また、ハードウェア的に電源部が二つのときよりもコストが安くで きるという効果がある。なお、図 8の構成では、図 3のネットワーク処理ユニット 120の 内部に備えられて、た電源制御部 704の代わりに、統合電源部 150内に電源制御 部 153が備えられている。ただし、電源制御部 153が、ネットワーク処理ユニット 120 の自動応答部 703及びアドレス記憶部 702の指示に従ってメイン電源部 151を起動 する点は図 2に示した電源制御部 704と同様である。

[0118] 以上のように、本発明の通信装置は、外部の制御通信装置が制御対象の通信装 置の状態を意識することなぐまた、新規通信装置接続時等にネットワーク上の通信 装置の電源を ONすることなぐデイスカノリしたい通信装置をデイス力バリが可能で、 かつ、アナウンスを行い通信装置の有無を知らせ、通信装置を制御時に通信装置の 電源が制御対象の通信装置自身の自己判断により自動的に ONすることを可能にす る。

[0119] なお、ブロック図(図 2及び図 3など)の各機能ブロックは典型的には集積回路であ る LSI装置として実現される。これらは個別に 1チップィ匕されても良いし、一部又は全 てを含むように 1チップィ匕されても良い。

[0120] 例えばメモリ以外の機能ブロックが 1チップ化されていても良い。また、 CPUなどを 含んだ LSI装置としてもよ、。

[0121] ここでは、 LSI装置とした力集積度の違いにより、 IC、システム LSI、スーパー LSI、 ウノレ卜ラ LSIと呼称されることちある。

[0122] また、集積回路化の手法は LSIに限るものではなぐ専用回路又は汎用プロセサで 実現してもよい。 LSI製造後に、プログラムすることが可能な FPGA (Field Programma ble Gate Array)や、 LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギ ユラブル'プロセッサーを利用しても良い。

[0123] さらには、半導体技術の進歩又は派生する別技術により LSIに置き換わる集積回路 化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積ィ匕を行っても

よい。バイオ技術の適応等が可能性としてありえる。

[0124] また、各機能ブロックのうち、メイン処理ユニット 110だけ 1チップィ匕せずに別構成と しても良い。また、メイン CPU111だけ別構成としてもよい。

産業上の利用可能性

[0125] 本発明によれば、新規通信装置接続等にネットワーク上の通信装置の電源を ON することなぐ通信装置をデイス力バリが可能で、かつ通信装置を制御時に通信装置 の電源が通信装置自身の判断により自動的に ONされることにより、制御通信装置が 制御を行う通信装置の状態について常に把握していなくても、通信装置の通信によ る連携の利便性を一切損なうことなぐ省電力化が実現される。

[0126] 本発明の通信装置は、ホームネットワークに接続される操作可能な家電機器、例え ば、テレビ、 DVD (Digital Versatile Disc)プレーヤ、 CDプレーヤ、 STB (Set Top Bo x)、 HDDレコーダ、 DVDレコーダ、プリンタ、カメラなどとして有用である。