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1. WO2005038172 - ドア開閉装置

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[ JA ]
明 細書

ドア開閉装置

技術分野

[0001] 本発明は、ドアの開閉操作を行うドア開閉装置に関する。

背景技術

[0002] ドア開閉装置は、例えば、自動車のキーレスエントリシステムに使用される(特開 20 03— 166369号公報参照)。このドア開閉装置は、車両ドアの開閉を行うドアハンドル 内に配設され、共振により外部に磁界成分を発生するアンテナを含む。ドア開閉装 置は、ドアハンドル内に配設され、人のドアハンドルへの接近で静電容量が変化する センサ電極を含む。アンテナは、コイルと共振容量とからなる第 2アンテナを含む。セ ンサ電極は、第 2アンテナを含む。リクエスト信号を送信するためのリクエスト信号共 振回路と、静電容量に基づいて人の接近を検出するセンサ共振回路とをドアハンド ル内に設ける場合に、ドア開閉装置は省スペース化に対応可能である。

発明の開示

[0003] しかし、このドア開閉装置は、ドアハンドル内に各構成要素がどのように収容される かが開示されておらず、実現することは困難であった。

[0004] 本発明の目的は、ドアハンドルの部品点数を増やすことなぐドアハンドル内にアン テナを設置するドア開閉装置を提供する。

[0005] 発明の第 1の特徴は、ドア開閉装置を提供する。ドア開閉装置は、ドアハンドルを含 む。ドア開閉装置は、軟磁性体により形成される磁性体コアを含み、前記ドアハンド ル内に収容され、携帯機との交信する送受信装置としての可撓性アンテナを含む。ド ァ開閉装置は、裏面側にカバー収容部が形成されたハンドル本体を含む。ドア開閉 装置は、前記アンテナを一体に備え且つ可撓性榭脂によって形成されたカバーハン ドルを含む。前記カバー収容部に前記カバーハンドルが嵌合して保持される。検知 装置が前記携帯機を携帯する操作者のドアへの接近、接触、または操作のいずれか を検知し、前記送受信装置と携帯機とが交信して、ドアを施錠又は解錠する。

[0006] 前記カバーハンドルの両端部は、それぞれ係止突起を有してもよい。前記カバー 収容部の両端部は、それぞれ係合部を有してもよい。これら係止突起と係合部が係 合可能に配設されてもよい。

[0007] 前記検知装置は、前記アンテナと一体に形成してもよい。

[0008] 前記ドアハンドルが車両用アウトサイドドアハンドル装置に適用されてもよい。

[0009] 発明の第 2の特徴は、ドアハンドルを提供する。ドアハンドルは、ドアを操作するた めのグリップを含む。ドアハンドルは、前記ドアのロック機構を操作するためにするた めに携帯機と交信する可撓性アンテナを含む。ドアハンドルは、前記グリップと前記 アンテナとを係止する係止機構とを含む。

[0010] 前記アンテナは、前記グリップを覆う可撓性のベースと、前記ベースと一体となる可 橈性磁性体とを含んでもょ、。

[0011] 前記アンテナは、前記ベースから延びる突起を含んでもよい。前記グリップは、前記 ドアへ向かって延びて、前記突起に掛カる爪を含んでもよい。

[0012] 発明の第 3の特徴は、キーレスエントリシステムを提供する。このシステムは、ドアを 操作するためのドアハンドルを含む。システムは、前記ドアを施錠するロック機構を含 む。システムは、前記ロック機構を操作する制御装置とを含む。制御装置は、携帯機 を含む。制御装置は、前記携帯機と交信する可撓性アンテナを含む。システムは、前 記アンテナと前記ドアハンドルとを係止する係止機構と含む。

[0013] 本発明によれば、可撓性を備えたカバーハンドルをアンテナとともに橈ませながら カバー収納室に嵌め入れる。これにより、ドアハンドルの部品点数を増やすことなくド ァハンドル内にアンテナの設置を達成する。

[0014] カバーハンドルをアンテナとともに橈ませながら、係止突起と係合部を係合し、カバ 一収容部にカバーハンドルが嵌合し、保持される。これにより、単純な構造で、部品 点数を増やすことなぐドアハンドル内部にアンテナの設置を達成する。

[0015] 検知装置がアンテナと一体に形成されたことにより、検知装置がアンテナとともにド ァハンドルに組付けられる。これにより、ドア内部に検知装置の配線、または構造を 連係する必要が無くなり、組付け作業性を改善する。

図面の簡単な説明

[0016] [図 1]図 1は、第 1の実施形態に係わるキーレスエントリシステムのブロック図である。 [図 2]図 2は、図 1のドア開閉装置の正面図である。

[図 3]図 3は、図 2の III IIIに沿った側方断面図である。

[図 4]図 4は、組み立て途中のドアハンドルを示した側方断面図である。

[図 5]図 5は、第 2実施形態のドア開閉装置の正面図である。

[図 6]図 6は、図 5の VI-VIに沿った側方断面図である。

発明を実施するための最良の形態

[0017] 以下、添付図面を参照して本発明のドア開閉装置の第 1実施形態を詳細に説明す る。

[0018] ドア開閉装置は、キーレスエントリシステムを構成する車両用アウトサイドドアハンド ル装置に適用された。

[0019] 図 1を参照して、キーレスエントリシステム 100は、操作者によって携行される携帯 機 101を含む。システム 100は、ドアの内部、またはその周辺に配置される本体機 11 0を含む。本体機 110は、アンテナ 30、送受信装置 111、制御装置 113、ロック機構 115を含む。本体機 110の送受信装置 111が、アンテナ 30を介して携帯機 101と交 信する。携帯機 101との交信結果に応じて制御装置 113がロック機構 115の施錠' 解錠を操作し、ドアを開閉する。

[0020] 図 2、図 3を参照して、ドア開閉装置 1は、車両のドアパネル 71の裏面側 71Bに固 定されるベース部材 40を含む。ドア開閉装置 1は、ドアパネル 71の表面側 71Aから ドアパネル 71に設けられた取付孔 72、 73を通じてベース部材 40に組付けられたド ァハンドル 10を含む。ドアハンドル 10は、ドア 70の開閉操作を行う。ドア開閉装置 1 は、このドアハンドル 10近傍にエスカツシヨン 50を含む。ェクスカツシヨン 50は、ドア パネル 71の表面側 71Aから取付孔 73を通じてベース部材 40に組付けられる。

[0021] ドアハンドル 10は、グリップハンドル形状を有したハンドル本体 11とカバーハンドル 20を含む。カバーハンドル 20は、アンテナ 30と一体に設けられる。ハンドル本体 11 の一端側 11aは、ベース部材 40に支承される。ハンドル本体 11の他端側 l ibには、 連結部 12が設けられ、ドア 70のロック機構(図 1参照)と連結されている。

[0022] このドアハンドル 10を操作し、一端側 11aを回転中心として他端側 l ibを回動させ る。これにより、ロック機構が稼働し、ドアロック (不図示)を解除し、よって、ドア 70を開 閉操作する。

[0023] カバーハンドル 20は、カバー本体 21とアンテナ 30とを含む。カバーハンドル 20を 可撓性榭脂で成形する際に、カバー本体 21の表面側 21Aにアンテナ 30がー体に 設けられる。カバーハンドル 20は、ハンドル本体 11の裏面側 11Bに設けられたカバ 一収容部 13に組込まれる。

[0024] カバー本体 21の一端側端部と他端側端部とには、それぞれに係止突起 22、 23が 設けられているとともに、ハンドル本体 11の一端側端部と他端側端部には、それぞれ に爪としての係合部 14、 15が設けられている。図 4において、カバーハンドル 20をァ ンテナ 30とともに橈ませながら、係止突起 22、 23をカバー収容部 13に挿入すると、 カバーハンドル 20は元の形状に復帰する。これにより、係止突起 22と係合部 14が係 合し、且つ係止突起 23と係合部 15が係合する。これらの係合は、ハンドル本体 11に カバーハンドル 20をガタつくことなく嵌合し、保持する。

[0025] アンテナ 30は、フレキシブルプリント配線基板 31の表裏に板状の軟磁性体力ゝらな る磁性体コアを積層したコア部 32を含む。アンテナ 30は、コア部 32に卷付けられた 絶縁被覆導線 33を含む。アンテナ 30—端カゝら外部接続ケーブル 34が延びる。外部 接続ケーブル 34の先端部にコネクタ 35が設けられる。コネクタ 35は、車体側の制御 装置(図 1参照)に接続されている。アンテナ 30全体は、エラストマなどの柔軟性を備 えた樹脂で封止されて、ユニット化されており、柔軟性を備えている。

[0026] ドアハンドル 10がベース部材 40に組付けられた状態で、連結部 12がベース部材 4 0に設けられたベルクランク 41に連係され、ドアハンドル 10の他端側 l ibがベース部 材 40側に付勢されている。この構造は、衝突などによりドアパネル 71が大きな衝撃を 受けた場合でも、ドアハンドル 10の誤作動によりドアロックを解除しドアを開くことがな い。

[0027] エスカツシヨン 50は、ドアハンドル 10の他端側端面に対向するように近接して設け られる。ェクスカツシヨン 50は、ドアパネル 71の表面側 71Aからドアパネル 71に設け られた取付孔 73を通じてベース部材 40に締結されている。

[0028] エスカツシヨン 50には、補助錠としてのシリンダ錠 51が配置される。シリンダ錠 51は 、運転者としての運転者によって携行される補助キー (不図示)によって操作可能で

ある。ェクスカツシヨン 50には、検知装置としてのロックスィッチ 60が配置される。シリ ンダ錠 51の操作により、ロック機構を施錠'解錠について操作する。ロックスィッチ 60 の操作により、携帯機と送受信装置 (図 1参照)とがそれらの間で交信し、携帯機が制 御装置によって認証されると、ロック機構を施錠'解錠する。そして、ロック機構の施錠 により、ドアハンドル 10の操作でドアロックは解除されず、ドアを開閉できない。

[0029] 次に、ドア開閉装置 1の操作手順を示す。

[0030] 施錠された車両に乗車する場合、まず、携帯機(図 1参照)を携帯した運転者がェ スカツシヨン 50のロックスィッチ 60を押し下げる。すると、制御装置が送受信装置を稼 働してアンテナ 30から交信電波を発信し、運転者が携帯する携帯機との間で交信す る。交信によって、制御装置が携帯機を認証すると、制御装置がロック機構を解錠す る。そして、運転者がドアハンドル 10を操作して、ドアロック(不図示)を解除し、車両 のドア 70を開ヽて乗車する。

[0031] 車両から降車し、施錠する場合、運転者が車外に出てエスカツシヨン 50に配置され たロックスィッチ 60を押し下げる。すると、制御装置がロック機構を施錠する。

[0032] 以上の構成により、ドアハンドル 10は、裏面側 11Bにカバー収容部 13が形成され たハンドル本体 11を含む。ドアハンドル 10は、柔軟性を備えたアンテナ 30と可撓性 を備えた榭脂によって一体に成形されたカバーハンドル 20を含む。カバーハンドル 2 0をアンテナ 30とともに橈ませながら、係止突起 22、 23と係合部 14、 15を係合する。 この係合により、カバー収容部 13にカバーハンドル 20が嵌合し、保持される。これに より、単純な構造で、部品点数を増やすことなくアンテナ 30をドアハンドル 10内部に 設置する。

[0033] 本実施形態では、アンテナ 30がカバー本体 21と一体に成形することで設置されて いる。一方、アンテナ 30がカバー本体 21とともに橈むようにアンテナ 30をカバー本 体 21に接着した場合にも同様の効果を得る。

[0034] 本実施形態では、車両用アウトサイドドアハンドル装置に本発明のドア開閉装置を 適用した場合を示した。一方、住戸の玄関ドアなどに本発明のドア開閉装置を導入 した場合にも同様の効果を得る。

[0035] 以下、添付図面を参照して本発明のドア開閉装置の第 2実施形態を詳細に説明す

る。ドア開閉装置は、キーレスエントリシステムを構成する車両用アウトサイドドアハン ドル装置に適用した。

[0036] 図 5、図 6に示されるように、本実施形態が第 1実施形態と異なる点は、ロックスイツ チ 60がエスカツシヨン 50ではなぐドアハンドル 10表面側力も操作可能にアンテナ 3 0に設置されて!、ることであり、他の構成につ!、てはほぼ同様である。

[0037] アンテナ 30は、フレキシブルプリント配線基板 31の表裏に板状の軟磁性体力ゝらな る磁性体コアを積層したコア部 32を含む。アンテナ 30は、コア部 32に卷付けられた 絶縁被覆導線 33を含む。アンテナ 30は、被覆導線 33と共振回路を構成する静電容 量センサ 37を含む。アンテナ 30の一端に延設された外部接続ケーブル 34を含む。 アンテナ 30は、ケーブル 34の先端部に設けられたコネクタ 35を含む。コネクタ 35は 車体側の制御装置(図 1参照)に接続されている。

[0038] フレキシブルプリント配線基板 31は、コア部 32に絶縁被覆導線 33が卷付けられた 領域、すなわち、コイル形成部 36の両端部からさらに延びる。この延設された部分の 一方に検知装置としてのロックスィッチ 60Aが設けられる。延設された部分の他方に 発光ダイオード 61が設置されている。アンテナ全体 30は、エラストマなどの柔軟性を 備えた榭脂により封止されてユニット化されており、柔軟性を備えている。

[0039] カバーハンドル 20は、第 1実施形態と同様に、カバー本体 21とアンテナ 30とを含 む。カバーハンドル 20を可撓性榭脂で成形する間に、カバー本体 21の表面側 21 A にアンテナ 30がー体に設けられる。カバーハンドル 20をアンテナ 30とともに撓ませ ながら、係止突起 22、 23をカバー収容部 13に挿入すると、カバーハンドル 20は元 の形状に復帰する。このときに、ロックスィッチ 60Aは、カバー収容部 13の底壁 16か らハンドル本体 11の表面に向力つて貫通するスィッチ孔 17に挿入され、ハンドル本 体 11の表面で操作可能に設置される。

[0040] これにより、係止突起 22と係合部 14が係合し、且つ係止突起 23と係合部 15が係 合する。これらの係合により、ハンドル本体 11の裏面側 11Bに設けられたカバー収 容部 13にカバーハンドル 20がガタつくことなく嵌合し、保持される。

[0041] つぎに、このように構成されたドア開閉装置 1の操作手順を示す。

[0042] 施錠された車両に乗車する場合、まず、携帯機を携帯した運転者がドアハンドル 1 0のロックスィッチ 60Aを押し下げる。すると、制御装置が送受信装置を稼働してアン テナ 30から交信電波を発信し、運転者が携帯する携帯機との間で交信する。交信に よって、制御装置が携帯機を認証すると、制御装置がロック機構を解錠する。そして、 運転者がドアハンドル 10を操作して、ドアロックを解除し、車両のドア 70を開いて乗 車する。

[0043] 車両から降車し、施錠する場合、運転者が車外に出てエスカツシヨン 50に配置され たロックスィッチ 60Aを押下する。すると、制御装置がロック機構を施錠する。同時に 、発光ダイオード 61を発光させて足下を照明する。

[0044] 以上の構成により、ドアハンドル 10は、裏面側 11Bにカバー収容部 13が形成され たハンドル本体 11を含む。ドアハンドル 10は、柔軟性を備えたアンテナ 30と可撓性 を備えた榭脂によって一体に成形されたカバーハンドル 20とを含む。カバーハンド ル 20をアンテナ 30とともに橈ませながら、係止突起 22、 23と係合部 14、 15を係合し 、カバー収容部 13にカバーハンドル 20嵌合し、保持する。これにより、単純な構造で 、部品点数を増やすことなくアンテナ 30をドアハンドル 10内部に設置する。

[0045] ロックスィッチ 60Aがドアハンドル 10に組付けられているので、コネクタ 35を連結す るだけで配線が済む。これにより、ドア 70内部のロックスィッチ 60Aの配線、または構 造を連係する必要が無くなり、組付け作業性が改善される。

[0046] 本実施形態では、アンテナ 30がカバー本体 21と一体に成形することで設置されて いる。一方、アンテナ 30がカバー本体 21とともに橈むようにアンテナ 30をカバー本 体 21に接着した場合にも同様の効果を得る。

[0047] 本実施形態では、車両用アウトサイドドアハンドル装置に本発明のドア開閉装置を 適用した場合を示した。一方、住戸の玄関ドアなどに本発明のドア開閉装置を導入 した場合にも同様の効果を得る。

[0048] さらに、検知装置としてロックスィッチ 60Aが使用されている。一方、ロックスィッチ 6 OAの代わりに静電容量センサ 37を使用してもよい。操作者としての運転者が静電容 量センサ 37に触れたことをきつかけとして、制御装置が送受信装置を稼働してアンテ ナ 30から交信電波を発信し、運転者が携帯する携帯機との間で交信する。この構成 でも同様の効果を得る。

産業上の利用の可能性

本発明のドア開閉装置は、車両又住居のドアハンドルに適用され、組付け作業性 を向上する点で有用である。