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1. WO2005035034 - 鼻腔用粉状薬剤施薬装置

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[ JA ]
技術分野

本発明は、カプセルに充填された粉状薬剤を鼻腔内に噴霧して施薬する鼻腔用 粉状薬剤施薬装置に関する。

背景技術 明

例えば鼻炎や鼻アレルギー等の疾患を田持つ患者の鼻腔内に粉状薬剤を噴霧して 施薬する従来装置(特開昭 4 6— 4 0 9 4号公報参照)は、ゴム球を手で握り潰 して空気を圧し出すポンプの空気吐出口が形成された筒状体の先端に脱着自在に 嵌め付けられているキャップ型のノズルを取り外して、その筒状体の内部に粉状 薬剤が充填されたカプセルを装填し、その筒状体の先端に再びノズルを嵌め付け た後、ゴム球で成るポンプをノズルの方向に圧し潰すように押圧して、ポンプ内 に収容された針の尖端部をポンプの空気吐出口から筒状体内に装填されたカプセ ルを貫通してノズルに達する位置まで突出させることにより、カプセルの両端に 穴を開けて、ポンプの空気吐出口から圧し出された空気がカプセルの内部を流通 してノズルに供給されるようにし、それによつてカプセル内の粉状薬剤がノズノレ から噴霧されるようになっている。

しかしながら、この装置は、カプセルを筒状体内に装填したり、筒状体内から 使用済みカプセルを取り出す際に、その都度、キャップ型のノズルを筒状体の先 端に脱着しなければならず、また、カプセルを筒状体内に装填した後、そのカブ セルの両端に穴を開けるために、ポンプをノズルの方向に圧し潰すように押圧し てポンプ内に収容された針を突出させなければならないので、操作が非常に面倒 である。

また、ポンプをノズルの方向に圧し潰すように押圧してポンプ内から突出させ た針で筒状体内に装填されたカプセルの両端に穴を開けた後、その突出した針を ポンプ内に後退させるためにポンプの押圧状態を解除すると、ポンプが原形に復 帰する際に生ずる吸引力で、力プセルのポンプ側の端部に開けた穴から力プセル 内の粉状薬剤が吸い出されてポンプの空気吐出口からポンプ内に吸い込まれるお それがある。

また、カプセルの両端に穴を開ける際に、ポンプ内に収容された針の尖端部が カプセルを貫通する位置までポンプを押圧しなかったために、カプセルのノズル 側の端部に穴が開いていないこともあり、その状態でポンプを作動させると、力 プセル内の粉状薬剤がノズルから噴霧されないばかり力、その粉状薬剤の一部が ポンプ内に吸い込まれるおそれがある。

また、ポンプの空気吐出口とノズルとの間に挟まれるようにして筒状体内に装 填されたカプセルの片端側から他端側へ針を突き刺して穴を開ける際に、その針 の押圧力でカプセルの端部が内側に凹んで、その端部に開けられた穴とポンプの 空気吐出口との間あるいはノズルとの間に隙間が生ずるために、カプセル内の粉 状薬剤を効率的にノズルから噴霧させることができず、その粉状薬剤の一部が筒 状体内に散逸して鼻腔内に必要量の粉状薬剤を施薬できな!、おそれがある。

更に、針を突き刺してカプセルの両端に穴を開けると、その穴の周囲に針で突 き破られたカプセルの残片が突出して、カプセル内の粉状薬剤をノズルに供給す る空気の流れが阻害されるため、カプセル内の粉状薬剤が全量排出されずにその カプセル内に残ってしまうという不具合を生ずるおそれがある。

そこで、本出願人は、カプセルをワンタッチで簡単に装填することができると 同時に、カプセルを装填する際にその両端に自動的に穴を開けることができ、し かも穴を開ける際にカプセ^/の両端が内側に凹んだり、カプセル内の粉状薬剤が 散逸するおそれがなく、また、穴の周囲にカプセルの残片が突出して空気の流れ を阻害するおそれもない装置を開発した(特開 2 0 0 3— 1 5 4 0 0 6号公報参 照)。

この装置は、鼻腔内に粉状薬剤を噴霧するノズル側の接続口と、ノズルに噴霧 エアを供給するポンプ側の接続口との間に、両接続口と連通する穴が両端に開け られたカプセルを装填して、ポンプからカプセル内を通じてノズルに噴霧エアを 供給することにより、カプセルに充填された粉状薬剤を噴霧するもので、ノズノレ 側の接続口とポンプ側の接続口との間にカプセルを装填させるカプセルホルダー 力 カプセルの装填位置に対して進退可能に設置され、そのカプセルホルダーに 保持されてポンプ側の接続口とノズル側の接続口との間の装填位置に進出する力 プセルの両端が、カッターで自動的に一部切除されてその両端に穴が開けられる ようになっているので、カプセルの装填作業と穴開け作業や、使用済みカプセル の取り出し作業をワンタツチで迅速に行なうことができる。

また、カプセルの両端をカッターで切除して穴を開けると、その穴の周囲に空 気の流れを阻害する残片が生ずることがないので、カプセル内の粉状薬剤を残す ところなく噴霧することができる。また、カプセルの両端が内側に凹むこともな いので、その両端とノズル側の接続口及びポンプ側の接続口との間に隙間が生じ てその隙間から力プセノレ内の粉状薬剤が散逸するおそれは少なレ、。

しかしながら、上記装置の実用化試験において、カプセルの両端に開ける穴の 径にバラツキが生じ、また、その穴の径がノズル側の接続口やポンプ側の接続口 の開口径よりも小さい場合は、ポンプを一度だけ作動させてカプセル内の粉状薬 剤を残さず排出することが難しいことが判明した。また、カプセルの両端に開け る穴の径をノズル側の接続口やポンプ側の接続口の開口径と略同一もしくはそれ 以上の大きさにした場合は、カプセル内の粉状薬剤を最も効果的に排出すること ができるが、その場合は、ポンプ全体を強く握り潰してカプセル内に瞬時に多量 の噴霧エアを供給すると、ノズル側の接続口とポンプ側の接続口に当接した力プ セルの両端から噴霧エアの一部が漏れ出して、カプセル内の粉状薬剤が散逸する ことが判明した。

発明の開示

本発明は、カプセルの両端に開ける穴の径にバラツキが生ずることを防止して 、一定の径を有した穴を精度良く開けることができるようにすると共に、カプセ ル内の粉状薬剤を効果的に排出させるために、カプセルの両端に開ける穴の径を ノズル側の接続口やポンプ側の接続口の開口径と略同一もしくはそれ以上の大き さにした場合も、両接続口に当接した力プセルの両端からポンプで供給する噴霧 エアが漏れ出てカプセル内の粉状薬剤が散逸しないようにすることを技術的課題 としている。

上記課題を解決するために、請求項 1の発明は、鼻腔内に粉状薬剤を噴霧する ノズル側の接続口と、ノズルに嘖霧エアを供給するポンプ側の接続口との間に、 両接続口と連通する穴が両端に開けられたカプセルを装填して、ポンプからカブ セル内を通じてノズルに噴霧エアを供給することにより、カプセルに充填された 粉状薬剤を噴霧する鼻腔用粉状薬剤施薬装置にぉレヽて、粉状薬剤が充填されたカ プセルをその長さ方向にスライド可能に保持して前記ノズル側の接続口と前記ポ ンプ側の接続口との間に装填させるカプセルホルダーが、カプセルの装填位置に 対して進退可能に設置され、該カプセルホルダーに保持されて装填位置に進出す るカプセルの両端を一部切除してその両端に穴を開ける力ッターが設けられると 共に、該カッターの手前に、前記カプセルホルダーに保持されて装填位置に進出 するカプセルの両端を案内して該カプセルを定位置までスライドさせる位置決め ガイドが設けられていることを特徴とする。

また、請求項 4の発明は、鼻腔内に粉状薬剤を噴霧するノズル側の接続口と、 ノズルに嘖霧エアを供給するポンプ側の接続口との間に、両接続口と連通する穴 が両端に開けられたカプセルを装填して、ポンプからカプセル内を通じてノズル に噴霧エアを供給することにより、カプセルに充填された粉状薬剤を嘖霧する鼻 腔用粉状薬剤施薬装置において、粉状薬剤が充填されたカプセルを前記ノズル側 の接続口と前記ポンプ側の接続口との間に装填させるカプセルホルダーが、カブ セルの装填位置に対して進退可能に設置され、該カプセルホルダーに保持されて 装填位置に進出するカプセルの両端を一部切除してその両端に穴を開けるカツタ 一が設けられ、前記ノズル側の接続口と前記ポンプ側の接続口との間の間隔が、 前記カッターで両端を切除したカプセルの長さよりも短く設定されて、その間に 装填した力プセルの両端が前記両接続口の周縁部で押圧されるように構成されて いることを特徴とする。

請求項 1の発明に係る鼻腔用粉状薬剤施薬装置は、粉状薬剤が充填されたカブ セルをカプセルホルダーで長さ方向にスライド可能に保持してノズル側の接続口 とポンプ側の接続口との間の装填位置に進出させる過程で、そのカプセルが位置 決めガイドに両端を案内されて定位置までスライドし、常にその定位置でカツタ 一により両端を切除してその両端に穴が開けられる。したがって、カプセルの両 端に開ける穴の径にバラツキを生ずることがなく、カプセル内の粉状薬剤を最も 効果的に排出し得る適正な大きさの穴を精度良く開けることができる。

請求項 4の発明に係る鼻腔用粉状薬剤施薬装釁は、ノズル側の接続口とポンプ 側の接続口との間に装填したカプセルの両端が、両接続口の周縁部で押圧されて 生ずる反発力によってその周縁部に強く密着せられるので、カプセルの両端に開 ける穴の径をノズル側の接続口やポンプ側の接続口の開口径と略同一もしくはそ れ以上の大きさにしても、ポンプで供給する嘖霧エアがカプセルの両端から漏れ 出てカプセル内の粉状薬剤が散逸するおそれがない。

図面の簡単な説明

第 1図は本発明装置の一例を示す断面図、第 2図は第 1図の部分拡大図、第 3 図はカプセルの装填状態を示す本発明装置の断面図、第 4図はカプセル内の粉状 薬剤が噴霧される状態を示す本発明装置の断面図、第 5図は第 4図の部分拡大図

C?'める。

発明を実施するための最良の形態

本発明に係る鼻腔用粉状薬剤施薬装置の最良の実施形態は、粉状薬剤が充填さ れたカプセルを長さ方向にスライド可能に保持して、鼻腔内に粉状薬剤を噴霧す るノズル側の接続口と、ノズルに嘖霧エアを供給するポンプ側の接続口との間に そのカプセルを装填させる力プセルホルダーが、力プセルの装填位置に対して進 退可能に設置され、該カプセルホルダーに保持されて装填位置に進出するカプセ ルの両端を一部切除してその両端に穴を開けるカッターが設けられると共に、該 力ッターの手前に、カプセルホルダーに保持されて装填位置に進出するカプセル の両端を案内して該カプセルを定位置までスライドさせる位置決めガイドが設け られ、ノズル側の接続口とポンプ側の接続口との間の間隔が、カッターで両端を 切除したカプセルの長さよりも短く設定されて、その間に装填したカプセルの両 端が両接続口の周縁部で押圧されるように構成されたものである。

以下、本発明の最良の実施形態を添付の図面によって説明する。

本例の鼻腔用粉状薬剤施薬装置は、左右の鼻腔内に粉状薬剤を同時に噴霧する 二股型のノズル 1と、該ノズル 1に噴霧エアを供給するポンプ 2とが取り付けら れたボディ 3に、両端に穴 5、 6が開けられたカプセル 4を介してノズル 1とポ ンプ 2とを接続するノズル側の接続口 7とポンプ側の接続口 8が形成されると共 に、粉状薬剤 9が充填されたカプセル 4をその長さ方向にスライド可能に保持し てノズル側の接続口 7とポンプ側の接続口 8との間に装填させる力プセルホルダ 一 1 0がその装填位置に対して進退可能に設置されている。

また、ボディ 3には、カプセルホルダー 1 0に保持されてノズル側の接続口 7 とポンプ側の接続口 8との間のカプセル装填位置に向かって進出するカプセル 4 の両端を一部切除してその両端に接続口 7、 8と連通する穴 5、 6を開けるカツ ター l l a、 1 1 bが設けられると共に、該カッター 1 1 a、 1 1 bの手前に、 カプセルホルダー 1 0に保持されて装填位置に進出するカプセル 4の両端を案内 して該カプセル 4を定位置までスライドさせる位置決めガイド 1 2 a、 1 2 bが 設けられている。

なお、カッター 1 1 a、 1 1 bは、カプセルホルダー 1 0の進出方向と相対す る方向に刃先を向けて互いに平行に固設された一対の刃具で形成され、位置決め ガイド 1 2 a、 1 2 bは、互いに対向する一対の突起で形成されている。また、 カッター 1 1 a、 1 1 bを形成する刃具とその手前に設けられた位置決めガイド 1 2 a , 1 2 bを形成する突起との間に、カッター 1 1 a、 l i bで切除された カプセル 4の切れ端を排出するポケット部 1 3 a、 1 3 bが形成されている。 位置決めガイド 1 2 a及び 1 2 b間の間隔は、カプセル製造時にパラツキを生 ずるカプセル長の中で最も短い長さに相当する間隔に設定されている。また、力 ッター 1 1 a、 1 1 bは、位置決めガイド 1 2 a、 1 2 bによって定位置に位置 決めされたカプセル 4の両端を成す球面の頂上部を一定の面積だけ切除して、そ のカプセル 4の両端に接続口 7及ぴ 8の開口径と略同一もしくはそれより若干大 きい径を有した穴 5、 6を開けることができる位置に配置されている。つまり、 カッター 1 1 a、 1 1 bでカプセル 4の両端に開けられる穴 5、 6の径が、その 穴 5、 6と連通する接続口 7、 8の開口径と略同一もしくはそれ以上の大きさに 設定されている。

また、カッター 1 1 a、 1 1 bで両端を切除して一定の径を有する穴 5、 6が 開けられたカプセル 4を装填するノズル側の接続口 7とポンプ側の接続口 8との 間の間隔 Lは、カプセル 4の両端を切除するカッター 1 1 a及び 1 1 bの刃先間 の間隔 Mよりも小さく設定されている。すなわち、カッター 1 1 a、 l i bによ つて両端が切除されたカプセル 4の長さよりも接続口 7及び 8間の間隔 Lが短く 設定されて、その接続口 7及び 8間に装填したカプセル 4の両端が両接続口 7及 び 8の周縁部 1 4及ぴ 1 5で押圧されるように構成されている。

なお、ノズノレ 1は、鼻腔内を傷つけないように柔軟性もしくは可撓性を有した チューブ 1 6で形成されている。また、ポンプ 2は、ゴムもしくはゴム弾性を有 するプラスチックによつて圧縮変形可能な中空体に成形されたポンプ本体 1 7の 開口端が、ポンプ側の接続口 8が形成されたボディ 3の片端側に対して気密に固 定されると共に、ポンプ本体 1 7の開口端と反対位置に、ポンプ本体 1 7内から の空気の流出を阻止するチェックバルブとなる弁体 1 9を有した空気吸込口 1 8 が設けられている。

また、ポンプ本体 1 7の開口端が固定されるボディ 3の片端側には、ポンプ本 体 1 7内から接続口 8に通ずるポンプ 2の空気吐出口 2 0が形成されると共に、 該空気吐出口 2 0に、圧縮変形させたポンプ本体 1 7が原形に復帰する際に接続 口 8側からポンプ本体 1 7内への空気の流入を阻止するチェックパルプ 2 1が設 けられている。なお、チェックバルブ 2 1は、空気吐出口 2 0を開閉する弁体 2 2がスプリング 2 3で閉弁方向に付勢され、ポンプ本体 1 7を手で握り潰したと きに、空気吐出口 2 0を閉鎖する弁体 2 2の端面に作用するポンプ本体 1 7内の 空気圧によってその弁体 2 2がスプリング 2 3の付勢力に抗して開弁方向に圧し 動かされるようになっている。

カプセルホルダー 1 0は、接続口 7及び 8間に形成されたボディ 3内の空間 2 4に出し入れされる抽斗式の本体 2 5の表面側に、粉状薬剤 9が充填されたカブ セル 4をその両端を突出させるようにして長さ方向にスライド可能に保持する凹 溝 2 6が形成され、その本体 2 5の裏面側には、該本体 2 5がボディ 3から抜け 落ちないようにするために、ボディ 3の空間 2 4の入口側に設けられた突起 2 7 と係合するストッパ 2 8が形成されると共に、本体 2 5をボディ 3の空間 2 4に 出し入れする方向にスライド可能に支持するために、突起 2 7に係合する凹溝 2 9が形成されている。

以上が、実施例装置の構成であり、次にその使用方法と作用について説明する 。まず、力プセルホルダー 1 0の本体 2 5を第 1図の如くボディ 3の空間 2 4か ら引き出して、その本体 2 5の表面側に形成された凹溝 2 6内に力プセル 4を保 持させ、次に、その本体 2 5を第 3図の如くボディ 3の空間 2 4内に圧し込む。 これにより、力プセルホルダー 1 0に保持されたカプセル 4は、両端が位置決 めガイド 1 2 a、 1 2 bで案内されて定位置までスライドし、その定位置でカツ ター l l a、 1 1 bにより両端が一部切除されて、その両端に接続口 7及び 8の 開口径と略同一もしくはそれより若干大きい径を有した穴 5及ぴ 6が精度良く開 けられてから、接続口 7及び 8間に装填される。そして、接続口 7及び 8間に装 填されたカプセル 4は、その両端に開けられた穴 5及び 6が接続口 7及び 8に連 通せられると同時に、その両端が接続口 7及び 8の周縁部 1 4及ぴ 1 5で押圧さ れてその周縁部 1 4及ぴ 1 5に対して強く密着せられた状態となる。

この状態で、ノズル 1を鼻腔内に差し入れて、ポンプ本体 1 7を第 4図鎖線図 示の状態から同図実線図示の如く握り潰すと、ポンプ本体 1 7内の空気圧が高ま つてポンプ 2の空気吐出口 2 0を閉鎖していたチェックバルブ 2 1が開弁し、ポ ンプ本体 1 7内から圧し出される噴霧エアが、接続口 8と連通するカプセル 4の 片端側の穴 6力らカプセル 4内に入り、力プセル 4内を流通して該カプセル 4の 他端側の穴 5からその穴 5と連通する接続口 7を通じてノズル 1に供給され、そ の噴霧エアによりカプセル 4内に充填された粉状薬剤 9がノズル 1の先端から噴 霧されて鼻腔内に施薬される。

この際、ノズル側の接続口 7とポンプ側の接続口 8に連通させるカプセル 4の 穴 5、 6の径が、その接続口 7、 8の開口径と略同一もしくはそれ以上の大きさ を有していれば、ポンプ 2でノズノレ 1へ供給する噴霧エアが、ポンプ側の接続口 8からカプセル 4内を通じてノズル側の接続口 7へと淀みなく円滑に流通するの で、その噴霧エアによつてカプセル 4内の粉状薬剤 9を残すところなくノズル 1 に供給することができる。

また、ノズル側の接続口 7とポンプ側の接続口 8との間に装填されたカプセル 4の両端は、両接続口 7及ぴ 8の周縁部 1 4及ぴ 1 5で押圧されてその周縁部 1 4及ぴ 1 5に対して強く密着せられているので、カプセル 4内に瞬時に多量の噴 霧エアが供給されても、接続口 7及び 8と連通させたカプセル 4の両端から粉状 薬剤 9が漏れ出て散逸するおれがないばかり力、カプセル 4内に瞬時に多量の噴 霧エアが供給されると、カプセル 4の内圧が高まって、カプセル 4の両端をその 内側から接続口 7及び 8の周縁部 1 4及び 1 5に対して圧し当てる力も作用し、 周縁部 1 4及び 1 5とカプセル 4の両端との間の密着力がより高められて、その 間が気密状態に保持されるので、カプセル 4の両端から粉状薬剤 9が漏れ出て散 逸することが確実に防止され、鼻腔内に必要量の粉状薬剤を正確に施薬すること ができる。なお、実施例のノズル 1は、二股型のノズルである力本発明のノズ ルは、二股型に限らず、単管型のノズルであってもよい。

産業上の利用可能性

以上のように、本発明に係る鼻腔用粉状薬剤施薬装置は、カプセルに充填され た粉状薬剤を確実且つ容易に鼻腔内に噴霧して施薬する用途に用いて好適なもの である。