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1. WO2005034119 - 電子透かし情報付加装置、データ再生装置及びデータ記録装置

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[ JA ]
明 細 書

電子透かし情報付加装置、データ再生装置及びデ'一タ記録 ^置

技術分野

本発明は、コンテンツデ一.夕に電子透かし情報を付加する電子透 かし情報付加装置、コンテンッデータを再生するデータ再生装置及 びコンテンッデータを記録するデータ記録装置に関する。

背景技術

近年、音楽や画像、文書等のコンテンツがデジタルデータとして 流通するようになり、 EMD (Electronic Music Distribution:デ ジタル音楽配信)と呼ばれるサービスも開始されている。これに伴 つて、コンテンツデータの著作権の保護が重要な課題となり、様々 な手法が提案されている。

C D等に用いられる著作権管理手法として、 S C M S (Serial Copy Management System ) を挙げて説明すると、パッケージ販 売される C D (Compact Disk) に記録されたデジタル音楽データに は、 S CM S情報と呼ばれるデータが付加されていた。この S CM S情報は、 デジタルデ一夕としての複製を制限する情報であり、主 に一世代に限って複製を許諾するものであった。 そして、デジタル 音楽データを再生 · 記録可能なオーディオ機器により、デジタル音 楽データを C Dから MD (Mini Disk ) へ複製する場合には、一世 代に限ってデジタルコピーが可能であり、二世代以上のデジタルコ ピーは記録できないようにすることが、 コンテンッ提供側から要求 されていた。

また更には、「Digital Water Mark (電子透かし)」と呼ばれる技 術を用い、コンテンツデータに特定のデータを付加する手法があつ た。これはコンテンツの信号そのものの中に、著作権に関する情報 を記録する方法で、それを取り除くことが極めて困難であり、改ざ んされ難いという点で、著作権情報の記録に向いている。

しかしながら、最近では、デジタルコンテンツデータがパーソナ ルコンピュータによって処理されるようになり、 S C M S情報ごと コンテンツデ一夕が複製されてしまうことがあった。 このような場 合、 S C M S情報は常に一世代の複製を許諾する状態となってしま い、実質的に、複製を制限することができないという問題があつた。 そこで、 S C M S情報のような著作権情報が電子透かし技術を用 いて付加される場合、電子透かしデータを、デジタルコピー毎に書 き換える手法が提案されている。 しかしながら、現状提案されてい る方式では、ネットワーク上で違法配信されたコンテンツデータで あるかどうかの検出が不可能であるという問題があった。

また、コンテンツデータを暗号化して認証することにより、コン テンッデータの違法利用を防止する方式もあるが、 暗号化を解かれ たコンテンッデータがネッ トワーク配信された場合、その違法配信 を防止する手段はなかった。

また、コンテンツを提供するコンテンツ産業側は、デジタル環境 では違法コピーが無制限に繰り返されて、 コピーされたコンテンッ が急速に配布される可能性があると懸念しているため、 著作権保護 技術の早急な整備を要望している。

著作権保護技術が整備されないと、コンテンッビジネスが成り立 たなくなる可能性があり、違法配信の典型的な例としては、インタ —ネットを利用したコンテンッの違法配信がある。

しかし、一方、ユーザーの利便性を考慮すると、一度購入したコ ンテンッは、家庭内、又は個人使用に関しては、コピーを許容して も良いという考えもあり、例えば、放送により配信されるコンテン ッについては、有料放送の視聴を考慮してタイムシフトの記録は許 容する考えがある。

すなわち、コンテンツビジネスにおいて必要な著作保護技術では、 違法配信は抑制したいが、私的な利用の制限は許容したいという、 相反する機能が必要となり、 これらの機能を解決する技術は提案さ れていなかった。

現状では、誰かが、ホームページに著作権者がコピー制限したい と考えているコンテンツをアップロードした場合、 これをダウン口 —ドした人は自由に C D— R ( Compact Disk Recordable) に録音 可能である。この録音したコンテンツは自由に再生、録音が出来、 世界中でそのコピーが無料で使用可能である。

つまり、インタ一ネットを使ってホームページか.らコンテンツを ダウンロード出来ると、大量の違法コピーが氾濫することになり、 コンテンッビジネスが成り立たなくなる。

現状でこれが防止出来ない理由は、ネットワークを通して録音さ れたコンテンツデータと、従来から認められていた個人が再生装置 から直接録音装置に第一世代だけの録音データとが区別出来ない為 であった。つまりネットワーク配信を防止しょうとすると、個人の 正規な録音そのままでも禁止せざるを得なかった。

発明の開示

本発明の課題は、情報等を元に、第一世代の録音データの検出と ともに、これまで不可能であったネットワークによって配信された コンテンツであることを検出可能にして、違法なコンテンツの記録 や違法にコンテンツの配信をすることを防止可能にして、著作権者 側の意図に応じたコンテンツデータの利用環境を提供することであ る。

上記課題を解決するため、請求項 1記載の発明の電子透かし情報付 加装置は、放送するコンテンッデ一夕に電子透かし情報を付加する 電子透かし情報付加手段を有し、前記電子透かし情報付加手段は、 前記コンテンッデータを受信した端末が記録可能なコンテンツデー タか否かを判断するために、前記コンテンッデ一夕の放送時刻を示 す時間情報を電子透かし情報として前記コンテンッデータに付加す ることを特徴としている。

また、請求項 2記載の発明の電子透かし情報付加装置は、放送す るコンテンッデータに電子透かし情報を付加する電子透かし情報付 加手段を有し、前記電子透かし情報付加手段は、前記コンテンツデ 一夕がネッ トワークを介して再配信された場合に、これを受信した 端末が受信したコンテンツが記録が許可されたコンテンツデ一タカ 若しくは正規のコンテンッか否かを判断できるようにするために、 前記コンテンツデータの放送時刻を示す時間情報を電子透かし情報 として前記コンテンツデータに付加することを特徴としている。 更に、請求項 3記載の発明の電子透かし情報付加装置において、 前記電子透かし情報付加手段は、著作権を主張するコンテンツであ ることを示す電子透かし情報を前記コンテンッデ一夕に付加するこ とことが効果的である。

更に、請求項 4記載の発明の電子透かし情報付加装置において、 前記電子透かし情報付加手段は、放送するコンテンツデータが通信 回線を介して配信されることを許可されているか否かを示す電子透 かし情報を付加することが効果的である。

更に、請求項 5記載の発明は、記録媒体に記録されているコンテ ンッデータを再生するデータ再生装置において、 前記記録媒体に時 間情報が付加されているか否かを判別する時間情報有無判別手段と、 前記記録媒体が読み出し専用の記録媒体であるか記録可能記録媒体 であるかを判別する記録媒体種別判別手段と、 現在時刻を計時する 計時手段と、前記計時手段で計時された時間情報を再生されるコン テンッデ一夕に付加する時間情報付加手段と、 コンテンツデータを 出力する出力手段と、を備え、前記時間情報有無判別手段が時間情 報が記録されていないと判別し、前記記録媒体種別判別手段が読み 出し専用の記録媒体であると判別した場合、 再生されるコンテンツ データに前記計時手段で計時された時間情報を付加して前記出力手 段からコンテンツデータを出力することを特徴としている。

更に、請求項 6記載の発明のデータ再生装置において、前記コン テンッデ一夕に著作権を主張することを示す情報又はその他の相当 情報が付加されているか否かを判別する著作権主張情報判別手段を 備え、前記時間情報有無判別手段が時間情報が記録されていないと 判別し、前記記録媒体種別判別手段が読み出し専用の記録媒体であ ると判別し、前記著作権主張情報判別手段が著作権を主張すること を示す情報がないと判別した場合、録音や再生の制限の無いコピー フリーのコンテンッと解釈出来るので、 再生されるコンテンツデー 夕に時間情報を付加せず前記出力手段からコンテンツデータを出力 することが効果的である。

更に、請求項 7記載の発明のデータ再生装置において、前記時間 情報有無判別手段が時間情報が記録されていないと判別し、 前記記 録媒体種別判別手段が記録可能記録媒体であると判別した場合、 従 来から流通しているコンテンツと解釈出来るので、 コンパチビリテ ィを得る為に再生されるコンテンツデータに時間情報を付加せず前 記出力手段からコンテンツデータを出力することが効果的である。 更に、請求項 8記載の発明のデータ再生装置において、前記コン テンッデ一夕に著作権を主張することを示す情報又はその他の相当 情報が付加されているか否かを判別する著作権主張情報判別手段を 備え、前記時間情報有無判別手段が時間情報が記録されていないと 判別し、前記記録媒体種別判別手段が読み出し専用の記録媒体であ ると判別し、前記著作権主張情報判別手段が著作権を主張すること を示す情報又はその他の相当情報が付加されていると判別した場合、 著作権保護を要求する市販のディスクと判断されるので、 再生され るコンテンツデ一夕に前記計時手段で計時された時間情報を付加し て前記出力手段からコンテンツデータを出力することが効果的であ る。

更に、請求項 9記載の発明のデータ再生装置において、前記コン テンッデ一夕に著作権を主張することを示す情報又はその他の相当 情報が付加されているか否かを判別する著作権主張情報判別手段を 備え、前記時間情報有無判別手段が時間情報が記録されていないと 判別し、前記記録媒体種別判別手段が記録可能記録媒体であると判 別し、前記著作権主張情報判別手段が著作権を主張することを示す 情報が付加されていると判別した場合、 本発明によるコンテンツ保 護システムに対応しない装置で録音されたコンテンツであるので、 コンテンッデ一夕の再生を禁止することが効果的である。

更に、請求項 1 0記載の発明のデータ再生装置において、前記コ ンテンッデータに著作権を主張することを示す情報又はその他の相 当情報が付加されているか否かを判別する著作権主張情報判別手段 を備え、前記時間情報有無判別手段が時間情報が記録されていない と判別し、前記記録媒体種別判別手段が記録可能記録媒体であると 判別し、前記著作権主張情報判別手段が著作権を主張することを示 す情報が付加されていないと判別した場合、 コピー制限の無いコン テンッが録音されたものを再生していると判断出来るので、 再生さ れるコンテンッデータに時間情報を付加せず前記出力手段からコン テンッデ一夕を出力することが効果的である。

更に、請求項 1 1記載の発明のデ一タ再生装置において、前記時 間情報有無判別手段が時間情報が記録されていると判別した場合、 既に一度録音されたコンテンッを再生することになると解釈出来る ので、この場合は再生されるコンテンッデ一夕には新たな時間情報 は付加せず、ディスクに記録されている時間情報をそのまま残して 前記出力手段からコンテンツデータを出力することが効果的である。 更に、請求項 1 2記載の発明のデータ再生装置において、前記時 間情報が電子透かし情報として付加されると改竄が困難になり効果 的である。 . 更に、請求項 1 3記載の発明のデータ再生装置において、前記著 作権を主張することを示す情報又はその他の相当情報が電子透かし 情報として付加されることが効果的である。

更に、請求項 1 4記載の発明のデータ再生装置において、前記計 時手段は、年、月、日を計時し、前記時刻情報は、年、月、日のみ を含むことが効果的である。

更に、請求項 1 5記載の発明のデータ再生装置において、前記時 間情報付加手段は、前記年、月、日を日、月、年の順に前記再生さ れるコンテンツデータに付加することが効果的である。

これは電子透かし情報の読取には数秒程度かかる場合も有るので、 時刻データを日、月、年の単位で分割し、更に短い期間のデータを 先に記録することによって、検出までの時間を少しでも少なくする ことを目的としたものである。一般的に日付が異なる場合、日が異 なる場合が確率的にも、現実の運用上も最も多いと考えられるので、 このデ一夕から比較すると結論が速く出せる。

更に、請求項 1 6記載の発明のデータ再生装置において、前記計 時手段は、前記計時時刻の設定可能回数に制限を設けることが効果 的である。

更に、請求項 1 7記載の発明は、入力されるコンテンツデータを 記録するデータ記録装置において、前記コンテンッデ一夕に付加さ れている時間情報を識別する時間情報識別手段と、 現在時刻を計時 する計時手段と、前記コンテンツデータを記録媒体に記録する記録 手段と、を備え、前記コンテンツデ一夕に時間情報が付加されてい ると判別さ,れ、前記時間情報識別手段で識別された時間情報と、前 記計時手段が計時する現在時刻とが所定の範囲内で一致する場合、 入力されるコンテンツデ一夕が現在再生されているもので、 尚且つ 一度もコピーされたことの無いコンテンッと解釈出来るので、 これ を前記記録媒体に記録することを特徴としている。

更に、請求項 1 8記載の発明のデータ記録装置において、前記コ ンテンッデータに時間情報が付加されていると判別され識別された 時間情報と前記計時手段が計時する現在時刻とが所定の範囲内で一 致しない場合、入力されるコンテンッデータが既に一度録音された コンテンツかネッ トワーク配信されたコンテンツであると判断出来 るので、この入力データを記録媒体に記録を禁止することが効果的 である。

更に、請求項 1 9記載の発明のデータ記録装置において、前記コ ンテンッデ一夕に著作権を主張することを示す情報又はその他の相 当情報が付加されているか否かを判別する著作権主張情報判別手段 を備え、前記コンテンツデータに時間情報が付加されていないと判 別され、前記コンテンツデータに著作権を主張することを示す情報 又はその他の相当情報が付加されていると判別された場合、 入力さ れるコンテンッデータは本発明による著作権保護システムに対応し ない装置で録音されたか、再生されていると解釈出来るので、前記 記録媒体への記録を禁止することが効果的である。

更に、請求項 2 0記載の発明のデータ記録装置において、前記コ ンテンッデ一夕に著作権を主張することを示す情報又はその他の相 当情報が付加されているか否かを判別する著作権主張情報判別手段 を備え、前記コンテンツデータに時間情報が付加されていないと判 別され、前記コンテンツデータに著作権を主張することを示す情報 又はその他の相当情報が付加されていないと判別された場合、 入力 されるコンテンツデータはコピー制限をする必要の無いコンテンツ と解釈出来るので、前記記録媒体に記録することが効果的である。 更に、請求項 2 1記載の発明のデ一夕記録装置において、前記時 間情報を改竄が困難な電子透かし情報として付加されることが効果 的である。

更に、請求項 2 2記載の発明のデータ記録装置において、前記著 作権を主張することを示す情報又はその他の相当情報を改竄が困難 な電子透かし情報として付加されることが効果的である。

更に、請求項 2 3記載の発明のデータ記録装置において、前記計 時手段は、前記データ記録装置の製造時にのみ計時時刻を設定可能 に構成したことが効果的である。

更に、請求項 2 4記載の発明のデータ記録装置において、前記計 時手段は、年、月、日を計時し、前記時刻情報は、年、月、日のみ を含むことが効果的である。

更に、請求項 2 5記載の発明のデータ記録装置において、前記計 時手段は、前記計時時刻の設定可能回数に制限を設けることが効果 的である。

図面の簡単な説明

第 1図は、本発明を適用した一実施の形態におけるデータ再生装 置 1の構成を示すプロック図である。

第 2図は、本発明を適用した一実施の形態におけるデータ録音装 置 2の構成を示すブロック図である。

第 3図は、第 1図の再生制御部 1 0 6により実行されるデータ再 生処理 1 を示すフローチヤ一トである。

第 4図は、第 1図の再生制御部 1 0 6により実行されるデータ再 生処理 2を示すフローチャートである。

第 5図は、第 2図の録音制御部 2 0 6により実行されるデ一夕録 音処理を示すフロ一チヤ一.トである。

発明の実施の形態

以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。

なお、以下の実施の形態において、 WMデータは、請求項に記載 の電子透かし情報に対応する。

第 1図〜第 5図は、本発明を適用したデータ再生装置とデータ録 音装置の一実施の形態を示す図である。

まず、構成を説明する。

第 1図は、本実施の形態におけるデータ再生装置 1の機能的構成 を示す図であり、第 2図は、本実施の形態におけるデータ録音装置 2の機能的構成を示す図である。

データ再生装置 1 は、 C D (Compact Disk) や D VD (Digital Versatile Disc) 等のディスクメディア、あるいは、半導体メモリ を内蔵する半導体メモリメディァを駆動し、 これらの各種メディァ に記録されたデータを読み取る装置である。 また、データ録音装置 2は、 上記各種メディアに対してデータを記録する装置である。な お、上記データ再生装置 1およびデータ録音装置 2において利用可 能なメディァは特に限定されるものではなく、 上記メディァに類す るもの、および、今後実用化されるものについても勿論適用可能で ある。

ここで、本実施の形態において再生及び記録されるデータについ て説明する。

本実施の形態では、コンテンッデ一タとしてデジタル音楽データ を再生および記録する例について説明する。 従来から、パッケージ 販売される C Dに記録されたデジタル音楽デ一夕には、 S C M S (Serial Copy Managemeni System) と呼ばれるデータが付加されて いる。ここで、 S C M S情報の構成を表 1に示す。

表 1 : S C M S情報の内容


上記表 1に示すように、 S CM S情報は 2 ビッ卜で構成されてお り、デジタル音楽データの複製に関して、 3通りの制限を示してい る。

たとえば、 S C M S情報「 0 0」は、「Copy Free J すなわち複製 について制限がないことを示している。また、 S CM S情報「 1 0」 は、「0ne Generation Copy Permi tted 」すなわち一世代の複製のみ 許諾されていることを示'し、 S C M S情報「 1 1」は、「No More Copy 」 すなわち複製が禁止されていることを示している。

従って、デジタル音楽データに S CM S情報「 1 0」が付加され ている場合、そのデジタル音楽データは、一世代に限り、デジタル データとして複製することが可能である。 たとえば、パッケージ販 売されている C Dを購入したユーザが、この C Dに記録されたデジ タル音楽データを C D— Rや C D— RW等のディスクメディアや、 半導体メモリメディァに記録することは可能であるが、 そのディス クメディァゃ半導体メモリメディアから、 さらに他のメディアにデ ジ夕ル音楽データをデジタルコピーすることは許諾されていない。

また、パッケージ販売されている C Dに記録されたデジタル音楽 データには、著作権を主張する電子データが信号ビット列の中の 1 ビットの著作権情報ビッ卜で付加されているが、これを改竄が困難

な電子透かし情報として特定のデータを挿入することで表示するこ とも可能である。 C Dの場合、 S C M Sの情報の「 0 0」に対応す る状態は、この著作権情報の 1 ビットが「 1」に対応していて、「 1 0」 に対応する状態は、この著作権ビットが「 0」の状態に対応す る。

また、 S CMSの 「 1 1」に対応する状態は、この著作権情報の 1 ビットがおおよそ 1秒の周期で 1 と 0が交互に出てくる状態で対 応している。

このように複雑な構造になったのは、元々 S CM Sの考え方が C Dが発売された後、 デジタル録音装置 D ATが市場に投入される時 点で決められたせいである。

DATの場合は、 最初から著作権情報として 2ビットが割り当て られていたので、 S CMS本来のビッ ト構造をとつている。つまり、 S CMSの情報には著作権を主張する情報とコピー世代を示す情報 の双方が含まれている。

同様に、デジタル音楽データに S C M S情報「 0 0」が付加され ている場合、そのデジタル音楽データは自由にデジタルコピーする ことが許諾されているコンテンッを示し、デジタル音楽データに S CM S情報 「 1 1」が付加されている場合、そのデジタル音楽デー 夕は既に一回コピーされたコンテンツを示し、更なるデジタルコピ 一は許諾されていないコンテンツを示す。なお、現在市販されてい るデジタル音楽データのデジタルコピーが可能な機器は、 概ね S C M S情報の制限に準じた動作を行うものとなっている。

さらに、本実施の形態では、配信、再生、及び記録されるデジ夕 ル音楽データに記録されている WM (Watermark) は、 Nビットのデ 3012528

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一夕が 2種類埋め込まれているものとする。この Nビッ卜のデータ を、以下、「WM 1データ、 WM2データ」と呼称し、その構成を表 2, 3に示す。

表 2 : WIVIIデータのビッ卜構成


表 2に示すように、 8ビットで構成される WM 1データは、先頭 から 「第 1 ビット」と、「第 2 , 第 3 ビット」と、「第 4ビット」と、

「第 5〜第 8ビット」とに、データ内容を分けて識別するように構 成されている。

第 1ビットは、 WM 1デ一夕が埋め込まれたデジタル音楽データ が、 C D等店頭に並べられてパッケージ販売されるパッケ一ジメデ

恙巷え 用紙(規則 2

ィァのデータ力、、或いは、 E MD (Electronic Music Distribution ) サービス等で配信される配信用のデータであるかを示す。 具体的に は、第 1 ビットが「 0」であれば、該埋込データが埋め込まれたデ ジタ,ル音楽データはパッケージメディァのデータであり、第 1 ビッ トが 「 1」であれば、該埋込データが埋め込まれたデジタル音楽デ 一夕は配信用のデータである。

なお、ここで配信用のデータとは、 EMD等で配信されることが 許可された正規に作成されたデジタル音楽データであり、 正規に認 証された配信装置によって、通常のデジタル音楽デ一夕に WM 1デ 一夕を埋め込んでなるものである。従って、デジタル音楽データが 通信ネットワークを介して配信されたもの総てが配信用のデータで あるとは限らない。

また、表 2に示す第 2,第 3 ビットのデ一タは 2ビットでひとま とまりになっており、デジタル音楽データの複製に関して、 3通り の制限を示している。

たとえば、第 2,第 3ビットのデータが「 0 0」の場合、「CopyFree」 すなわち複製について制限がないことを示している。 また、第 2, 第 3 ビットのデ一夕が「 1 0」の場合、「0ne Generation Copy Permitted 」すなわち一世代の複製のみ許諾されていることを示し、 第 2,第 3 ビッ卜のデータが「 1 1」の場合は、「No More Copy 」 すなわち複製が禁止されていることを示している。

また、表 2に示す第 4ビットのデータは、デジタル音楽データが 記録されているパッケージメディァの種類がディスクメディアか半 導体メモリメディアかを識別させるためのデータであり、「 0」であ れば、ディスクメディアであることを示し、「 1」であれば、半導体 メモリメディアであることを示している。

また、表 2に示す第 5〜第 8ビットのデータは 4ビットでひとま とまりになっており、デジタル音楽データが記録されているパッケ —ジメディアの内容が、第 4ビットで示されたメディァの種類に続 いて、そのメディァが再生型メディァか記録型メディァかを識別さ せるためのデータである。

例えば、第 4ビットが「 0」でディスクメディアを示し、第 5〜 第 8ビットが Γ 0 0 0 0」の場合は C D— R〇M (Compact Disk Read Only Memory)、「 0 0 0 1 」の場合は C D— D A (Compact Disc Digital Audio) > 「 0 0 1 0」の場合は C D— R ( Compact Disk Recordable) , 「 0 0 1 1 」の場合は C D — R W ( Compact Disk Rewritable)、「 0 1 0 0」の場合は D V D — R O M (Digital Versatile Disk Read Only Memory), 「 0 1 0 1」の場合は DVD— R (Digi tal Versat i le Disk Recordable) というように示すことが 可能であり、.4ビッ卜でディスクメディァの内容を示すことにより、 最大 1 6種類のディスクメディアを識別可能となる。

また、例えば、第 4ビッ卜が「 1」で半導体メモリメディァを示 し、第 5〜第 8 ビットが「 0 0 0 0」の場合は C F (CompactFlash) メモリ、「 0 0 0 1」の場合は S D (Secure Digital ) メモリとい うように示すことが可能であり、 4ビットで半導体メモリメディァ の内容を示すことにより、最大 1 6種類の半導体メモリメディアを 識別可能となる。

従って、たとえば WM 1データ「 0 1 0 0 0 0 0 0」が埋め込ま れたデジタル音楽データは、パッケージメディアに記録されていた データであって、一世代のみデジタルデ一夕として複製することが

可能な C D— R〇Mであると識別することが可能になる。

このように、 8 ビットで構成される W M 1データは、デジタル音 楽データの出自と、 該デジタル音楽データに関して定められたデジ タルコピーの制限と、 ぞのメディァの種類及び内容を示すデータで ある。

なお、 W M 1データの構成は、表 2に示した 8ビットに限定する ものではなく、配信方法やメディアの更なる多様化に応じて、ピッ 卜数ゃデ一夕割り当て内容を適宜変更してもよいことは勿論である。 表 3 : WM 2データのビット構成


次いで、表 3に示すように、 1 7 ビットで構成される W M 2テー 夕は、先頭から「第 1〜第 8 ビット」と、「第 9〜第 1 2ビット」と、 「第 1 3〜第 1 7 ビット」とに、データ内容を分けて識別するよう に構成されている。 この WM 2データは、データ配信時の配信時刻 やメディア記録時の記録時刻を時刻情報 「年、月、日」として示す ためのデ一夕である。

第 1〜第 8 ビットは、時刻情報のうち「年」を示すデ一夕であり、

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8ビットで 2 5 6年分の年デ一夕を設定可能である。これは現在著 作権の権利の有効期間が将来に渡ってそれ以上の期間にならないこ とを考慮したものである。

第 9〜第 1 2 ビットは、時刻情報のうち「月」を示すデータであ り、 4ビットで 1 月〜 1 2月を設定可能である。また、第 1 3〜第 1 7ビットは、時刻情報のうち「日付」を示すデータであり、 5 ビ ットで 1 日〜 3 1 日を設定可能である。これらのデータは B C Dコ ―ドで表現することも可能であり、その場合ビット数が異なること は当然である。

なお、本実施の形態では、デジタル音楽データに WM 2データを 記録するタイミングとして、データの配信時に記録する場合と、パ ッケ一ジメディァの製造時に記録する場合と、データ再生装置 1 に おいてパッケ一ジメディァから読み出したデジタル音楽データの再 生データに付加して出力する場合について、後述する動作説明にお いて詳述する。

また、 WM 2データの構成は、表 3に示した 1 7 ビットに限定す るものではなく、デジタル音楽データの利用形態の更なる多様化に 応じて、ビット数ゃデータ割り当て内容を適宜変更してもよいこと は勿論であり、例えば、時分秒の時刻情報を追加するようにしても よい。

なお、 WM 1 , WM 2データは、いわゆる「Digital Water Mark (電子透かし)」技術によってデジタル音楽データに埋め込まれるも のであり、一般消費者による記録や改変が不可能なように記録され るものである。この Digital Water Markのデジタル音楽データへの 記録技術については、既に一般に利用されているものを適用するこ

とが可能である。

そして、放送メディアやコンテンツ配信メディア等により正規に 配信されるデジタル音楽データには、第 1 ビットに「 1」のデータ を設定し、第 2,第 3 ビットに著作権者の意向に基づくデ一夕を設 定し、当該配信用デ一夕がオリジナルデータが記録されたディスク メディァゃ半導体メモリメディアからの利用である場合に、 第 4〜 第 8ビットに対応するデータを設定した WM 1データが埋め込まれ、 その配信時刻を示す時刻情報が設定された WM 2データが埋め込ま れた上で、放送局やネットワーク、及び対応する受信装置を介して データ再生装置 1ゃデ一夕録音装置 2に配信される。

また、パッケージメディァに記録されて正規に流通されるデジ夕 ル音楽データには、第 1 ビットに「 0」のデ一夕を設定し、第 2か ら第 8ビットに著作権者の意向に基づくデータを設定し、データ再 生装置 1における再生処理と、データ録音装置 2における記録処理 が制御可能なように設定される。

第 1図に示すように、データ再生装置 1は、ディスクメディア読 取部 1 0 1、半導体メモリメディァ読取部 1 0 2、メディァ判定部 1 0 3、 WM 1検出部 1 0 4、 WM 2検出部 1 0 5、再生制御部 1 0 6、 WM 2付加部 1 0 7、タイムコード発生器 1 0 8、及び DA コンバータ 1 0 9により構成される。

ディスクメディァ読取部 1 0 1は、デジタル音楽デ一夕が記録さ れたディスクメディア (各種 C Dや各種 D VD等)からデジタル音 楽デ一夕を読み取り、その読み取ったデジタル音楽データをメディ ァ判定部 1 0 3及び WM 1検出部 1 0 4に出力する。

半導体メモリメディァ読取部 1 0 2は、デジタル音楽データが記 録された半導体メモリメディア (C Fメモリや S Dメモリ等の各種 メモリカード)からデジタル音楽データを読み取り、その読み取つ たデジタル音楽データをメディァ判定部 1 0 3及び WM 1検出部 1 0 4に出力する。

メディァ判定部 1 0 3は、ディスクメディァ読取部 1 0 1及び半 導体メモリメディァ読取部 1 0 2から入力されたデジタル音楽デー タに WM 1データが付加されている場合、その WM 1デ一夕の設定 内容を解析し、デジタル音楽データが記録されたディスクメディァ あるいは半導体メモリメディアが、再生型メディアか、記録型メデ ィァかを判定し、そのメディァ判定結果を再生制御部 1 0 6に出力 する。

^¥ 1検出部 1 0 4は、ディスクメディァ読取部 1 0 1及び半導 体メモリメディァ読取部 1 0 2から入力されたデジタル音楽データ から WM 1データを検出し、その WM 1データ検出結果を再生制御 部 1 0 6に出力するとともに、その検出処理後のデジタル音楽デ一 夕を WM 2検出部 1 0 5に出力する。

WM 2検出部 1 0 5は、 WM 1検出部 1 0 4から入力されたデジ タル音楽デ一夕から WM 2データを検出し、 その WM 2データ検出 結果を再生制御部 1 0 6に出力するとともに、その検出処理後のデ ジタル音楽データを WM 2付加部 1 0 7に出力する。

再生制御部 1 0 6は、メディア判定部 1 0 3から入力されるメデ ィァ判定結果と、 WM 1検出部 1 0 4から入力される WM 1データ 検出結果と、 WM 2検出部 1 0 5から入力される WM 2データ検出 結果とに基づいて、後述するデータ再生処理 1 (第 3図参照)、及び データ再生処理 2 (第 4図参照)を実行する。

第 3図のデータ再生処理 1において、ディスクメディァ読取部 1 0 1 によりディスクメディアから読み取られたデ一夕、又は半導体 メモリメディァ読取部 1 0 2により半導体メモリメディアから読み 取られたデータから、 W M 1検出部 1 0 4により W M 1デ一夕が検 出されない場合、本発明による著作権保護は必要無いコンテンッで あるので、読み取られたデジタル音楽デ一夕を復号化して再生し、 そのデジタル再生信号をデジタル出力端子 T 1、あるいはアナログ 変換後のアナログ再生信号をアナログ出力端子 T 2から出力する。

また、読み取りデ一夕から W M 1データが検出され、その第 2 、 第 3 ビットが「 1 0」の第一世代記録可能を示して、更にメディア 判定部 1 0 3で検出された内容が記録型メディァである場合、更に、 W M 2検出部 1 0 5により W M 2データが検出された場合、一度正 規に録音されたコンテンッであることが判別できるので、 再生制御 部 1 0 6は、読み取られたデジタル音楽デ一夕を排除すること無く 復号化して再生し、記録されている W M 2データを含むデジタル再 生信号をそのままデジタル出力端子 T 1、あるいはアナログ変換後 のアナログ再生信号をアナログ出力端子 T 2から出力する。

また、読み取りデ一夕から W M 1データが検出され、その第 2 、 第 3 ビットが「 1 0」の第一世代記録可能を示して、更にメディア 判定部 1 0 3で検出された内容が再生型メディアであって、更に、 W M 2検出部 1 0 5により W M 2データが検出されない場合、正規 の本発明に対応した著作権保護を主張している市販コンテンツであ ると判定出来るので、再生制御部 1 0 6は、タイムコード発生器 1 0 8から発生されるタイムコードを、読み取られたデジタル音楽デ —夕を復号化して再生したデジタル再生信号に新 W M 2データとし て追加し、その新 WM 2データを追加したデジタル再生信号をデジ タル出力端子 T 1、あるいはアナログ変換後のアナログ再生信号を アナログ出力端子 T 2から出力する。

また、読み取りデータから W M 1データが検出され、メディア判 定部 1 0 3により記録可能メディアであると検出され、 W M 2検出 部 1 0 5により W M 2データが検出されない場合、再生制御部 1 0 6は、 違法録音メディアであると判断して、読み取られたデジタル 音楽データの再生を中止する。

また、読み取りデ一夕から W M 1データが検出され、メディア判 定部 1 0 3により再生型メディアであると検出された場合、オリジ ナルの市販ディスクで録音保護を要求しているディスクであると判 断して、再生制御部 1 0 6は、タイムコード発生器 1 0 8から発生 されるタイムコードを、読み取られたデジタル音楽デ一夕を復号化 して再生したデジタル再生信号に新 W M 2データとして追加し、そ の新 W M 2データを追加したデジタル再生信号をデジタル出力端子 T 1、あるいはアナログ変換後のアナログ再生信号のみをアナログ 出力端子 T 2から出力する。

W M 2付加部 1 0 7は、再生制御部 1 0 5から入力される W M 2 デ一夕の付加指示に応じて、 W M 2検出部 1 0 5から入力された W. M 2データ検出処理後のデジタル音楽デ一夕に、タイムコード発生 器 1 0 8から入力されるタイムコード(表 3のビット構成参照)を 新 W M 2データとして追加して、 D Aコンバー夕 1 0 8及びデジ夕 ル端子 T 1に出力する。

タイムコード発生器 1 0 8は、年月日を計時し、その計時した時 刻情報をタイムコード (表 3のビット構成参照)として W M 2付加 部 1 0 7に出力する。 D Aコンバータ 1 0 9は、 WM 2付加部 1 0 7から入力されたデジタル音楽データをアナログ変換し、 アナログ 再生信号をアナログ出力端子 T 2に出力する。

第 2図に示すように、デ一夕録音装置 2は、 WM 1検出部 2 0 1、 WM 2検出部 2 0 2、タイムコード比較部 2 0 3、タイムコード発 生部 2 0 4、録音制御部 2 0 6、ディスクメディァ記録部 2 1 0及 び半導体メモリメディア記録部 2 1 1により構成される。

WM 1検出部 2 0 1は、図示しないアナログ入力端子から入力さ れるアナログ音楽信号をデジタル化し、そのデジタル音楽データか ら WM 1デ一夕を検出し、又は図示しないデジタル入力端子から入 力されるデジタル音楽データから WM 1データを検出し、その WM 1デ一夕検出結果を録音制御部 2 0 6に出力するとともに、その検 出処理後のデジタル音楽データを WM 2検出部 2 0 2に出力する。

WM 2検出部 2 0 2は、 WM 1検出部 2 0 1から入力されたデジ タル音楽デ一夕から WM 2データを検出し、 その WM 2データ検出 結果を録音制御部 2 0 6及びタイムコード比較部 2 0 3に出力し、 その検出処理後のデジタル音楽データをディスクメディア記録部 2 1 0及び半導体メモリメディァ記録部 2 1 1に出力する。

タイムコード比較部 2 0 3は、 WM 2検出部 2 0 2から入力され た WM 2デ一夕に含まれたタイムコードと、タイムコード発生部 2 0 4から入力されたタイムコードとが一致するか否かを比較し、そ の比較結果を録音制御部 2 0 6に出力する。

タイムコ一ド発生部 2 0 4は、年月日を計時し、その計時した時 刻情報をタイムコード (表 3のビット構成参照)としてタイムコ一 ド比較部 2 0 3、録音制御部 2 0 6に出力する。

録音制御部 2 0 6は、 W M 1検出部 2 0 1から入力される W M 1 データ検出結果と、 W M 2検出部 2 0 2から入力される W M 2デー 夕検出結果と、タイムコード比較部 2 0 3から入力されるタイムコ 一ド比較結果とに基づいて後述するデータ録音処理 (第 5図参照) を実行して、ディスクメディア記録部 2 1 0及び半導体メモリメデ ィァ記録部 2 1 1 におけるディスクメディァ及び半導体メモリメデ ィァへのデジタル音楽データの録音を制御する。

録音制御部 2 0 6は、 W M 1検出部 2 0 1 により W M 1データが 検出されない塲合、コピ一フリーであると判断し、そのデジタル音 楽データをそのままディスクメディア記録部 2 1 0によりディスク メディアに録音させ、又は半導体メモリメディア記録部 2 1 1 によ り半導体メモリメディァに録音させる。

また、録音制御部 2 0 6は、 W M 1検出部 2 0 1により W M 1デ 一夕が検出され、 W M 2検出部 2 0 2により W M 2データが検出さ れ、タイムコ一ド比較部 2 0 3によるタイムコード(年月日データ) の比較結果が現在時刻と一致していた場合、 そのデジタル音楽デー 夕がオリジナルの市販ディスクが再生されているものと判断し、 そ のままディスクメディア記録部 2 1 0によりディスクメディアに録 音させ、又は半導体メモリメディァ記録部 2 1 1により半導体メモ リメディァに録音させる。

また、録音制御部 2 0 6は、 W M 1検出部 2 0 1により W M 1デ —夕が検出され、 W M 2検出部 2 0 2により W M 2データが検出さ れ、タイムコ一ド比較部 2 0 3によるタイムコード(年月日データ) の比較結果が現在時刻と不一致の場合、既に録音されたコンテンッ の出力であると判断して、入力されたデジタル音楽デ一夕の録音を 禁止する。

また、録音制御部 2 0 6は、 W M 1検出部 2 0 1により W M 1デ 一夕が検出され、 W M 2検出部 2 0 2により W M 2データが検出さ れない場合、本発明の保護システムに対応していない装置で再生さ れているか、本発明の保護システムに対応していない装置で記録さ れたデジタル音楽データであると判断して、入力されたデジタル音 楽デ一夕の録音を禁止する。

ディスクメディァ記録部 2 1 0は、録音制御部 2 0 6から入力さ れる録音制御信号に従って、 WM 2検出部 2 0 2から入力されたデ ジ夕ル音楽データをディスクメディァに記録する。

半導体メモリメディァ記録部 2 1 1は、録音制御部 2 0 6から入 力される録音制御信号に従って、 W M 2検出部 2 0 2から入力され たデジタル音楽データを半導体メモリメディアに記録する。

次に、本実施の形態の動作を説明する。

まず、データ再生装置 1の再生制御部 1 0 6により実行されるデ 一夕再生処理 1について第 3図に示すフローチヤ一トに基づいて説 明する。

このデ一夕再生処理 1において、再生制御部 1 0 6は、メディァ 判定結果に基づく違法記録メディァの判断を行わない場合の例で、 検出された W M 1データ及び W M 2データに基づいて、ディスクメ ディァあるいは半導体メモリメディァから読み取られたデジタル音 楽データの再生制御を実行する。

第 3図において、再生制御部 1 0 6は、まず、ディスクメディア 読取部 1 0 1 によりディスクメディアから読み取られたデータ、又 は半導体メモリメディア読取部 1 0 2により半導体メモリメディア から読み取られたデータから、 WM 1検出部 1 0 4により WM 1デ 一夕が検出されたか否かを判別する (ステップ S I , S 2 )o

WM 1検出部 1 0 4により WM 1データが検出されない場合、再 生制御部 1 0 6は、読み取られたデジタル音楽データを復号化して 再生し、そのデジタル再生信号のみをデジタル出力端子 T 1、ある いはアナログ変換後のアナログ再生信号のみをアナログ出力端子 T 2から出力する (ステップ S 4 , S 5 )。

また、読み取りデータから WM 1データが検出されると、再生制 御部 1 0 6は、更に、 "WM 2検出部 1 0 5により WM 2デ一タが検 出されたか否かを判別する (ステップ S 3 )。

WM 2検出部 1 0 5により WM 2データが検出された場合、再生 制御部 1 0 6は、読み取られたデジタル音楽デ一夕を復号化して再 生し、そのデジタル再生信号のみをデジタル出力端子 T 1、あるい はアナログ変換後のアナログ再生信号のみをアナログ出力端子 T 2 から出力する (ステップ S 4, S 5 )。

また、読み取りデ一夕かち WM 1データが検出され、更に、 WM 2検出部 1 0 5により WM 2データが検出されない場合、再生制御 部 1 0 6は、タイムコード発生器 1 0 8から発生されるタイムコー ドを、読み取られたデジタル音楽データを復号化して再生したデジ タル再生信号に、 WM 2付加部 2 0 6により新 WM 2デ一夕として 追加し (ステップ S 6, S 7 )、その新 WM 2データを追加したデジ タル再生信号のみをデジタル出力端子 T 1、あるいはアナログ変換 後のアナログ再生信号のみをアナログ出力端子 T 2から出力する (ステップ S 8 )。

次に、デ一夕再生装置 1の再生制御部 1 0 6により実行されるデ 一夕再生処理 2について第 4図に示すフロ一チャートに基づいて説 明する。

このデ—夕再生処理 2において、再生制御部 1 0 6は、メディア 判定結果と、検出された WM 1データ及び WM 2データとから、再 生するメディアが本発明の保護システムに対応している記録メディ ァであるか判定するとともに、再生デ一夕に WM 2を付加するかど うかの判断結果に基づいて、ディスクメディァあるいは半導体メモ リメディァから読み取られたデジタル音楽デ一夕の再生制御を実行 する。

第 4図において、再生制御部 1 0 6は、まず、ディスクメディア 読取部 1 0 1によりディスクメディアから読み取られたデ一夕、又 は半導体メモリメディァ読取部 1 0 2により半導体メモリメディア から読み取られたデータから、 WM 1検出部 1 0 4にょりWM 1デ 一夕が検出されたか否かを判別する(ステツプ S 1 0 1 , S 1 0 2 )。

WM 1検出部 1 0 4により WM 1データが検出されない場合、再 生制御部 1 0 6は著作権の保護を要求していないコンテンッである と判断し、読み取られたデジタル音楽データを復号化して再生し、 そのデジタル再生信号をデジタル出力端子 T 1、あるいはアナログ 変換後のアナログ再生信号をアナログ出力端子 T 2から出力する (ステップ S 1 0 5, S 1 0 6 )。

また、読み取りデータから WM 1データが検出されると、再生制 御部 1 0 6は、更に、メディァ判定部 1 0 3により記録型メディア であるかどうかを判別する (ステップ S 1 0 3 )。記録型メディァで あると判定されると、再生制御部 1 0 6は、更に、 WM 2検出部 1 0 5により WM 2データが検出されたか否かを判別する (ステツプ S 1 0 4 )。

WM 2データが検出されると、再生制御部 1 0 6は、正規記録メ ディアであると判断して、読み取られたデジタル音楽データを復号 化して再生し、そのデジタル再生信号をデジタル出力端子 T 1、あ るいはアナログ変換後のアナログ再生信号をアナログ出力端子 T 2 から出力する (ステップ S 1 0 5, S 1 0 6 )。

また、読み取りデータから WM 1データが検出され、メディア判 定部 1 0 3により記録型メディァであると判定され、 WM 2検出部 1 0 5により WM 2データが検出されない場合(ステツプ S 1 0 2, S 1 0 3 , S 1 0 4 )、再生制御部 1 0 6は、違法記録メディァであ ると判断して、読み取られたデジタル音楽データの再生を中止する

(ステップ S 1 0 7 )。

また、読み取りデ一夕から WM 1データが検出され、メディア判 定部 1 0 3により再生メディアであると検出された場合 (ステップ S 1 0 2 , S 1 0 3 )、再生制御部 1 0 6は、タイムコ一ド発生器 1 0 8から発生されるタイムコードを、読み取られたデジタル音楽デ 一夕を復号化して再生したデジタル再生信号に新 WM 2データとし て追加し (ステップ S 1 0 8, S 1 0 9 )、その新 WM 2デ一夕を追 加したデジタル再生信号をデジタル出力端子 T 1、あるいはアナ口 グ変換後のアナログ再生信号をアナログ出力端子 T 2から出力する

(ステップ S 1 1 0 )。

以上のように、本実施の形態では、入力されるデジタル音楽デー 夕に埋め込めこむため 2種類の WM (Watermark) データとして WM 1データと WM 2デ一夕を用意し、 8 ビット構成の WM 1データに は、パッケージメディアデ一タか配信用データかを設定し、 S CM

S情報を設定し、ディスクメディァか半導体メモリメディアかを設 定し、更にそのディスクメディアの種類、及び半導体メモリメディ ァの種類を設定し、 1 7 ピット構成の W M 2データには、配信時刻 あるいは記録時刻を示す時刻情報として年月日を設定した。

そして、データ再生装置 1では、 W M 1データ及び W M 2デ一夕 に基づいて、ディスクメディァ及び半導体メモリメディアに記録さ れたデジタル録音データの再生制御を行うようにしたため、例えば、 以下のようなパッケージメディアに関する条件①〜④に対応して、 その各メディァに録音されたデジタル音楽データを、 著作権者の意 図に応じて最適な再生制御を実行できる。

条件①:オリジナルの著作権保護を必要とする市販コンテンツ。 このコンテンツは W M 1デ一夕が付加されていて、 W M 2データ は付加されていないものである。

この場合、データ再生装置 1では、メディアから読み取られたデ ジタル音楽データが復号化されて再生され、その再生データにタイ ムコ一ドを設定した新 W M 2デ一夕を追加して出力される。

したがって、市販メディアの再生に対応しながら、その出力先に 対しては W M 2デ一夕を新たに追加して出力するため、出力先が如 何なるデータ録音装置であっても、その録音されたメディァには W M 2が音楽データと共に記録される。この為一度記録されたメディ ァにはその記録時の時刻が W M 2 として記録される。

するとその一度記録されたメディァが再生されて再度録音しょう とすると、本発明の保護システムに対応した録音機の場合、 W M 2 の存在で入力データは既に一度記録されたコンテンッであると判定 出来るので、当該オリジナルの著作権保護を必要とする市販コンテ ンッの 2回以上のコピーは制限できる。

条件② :本発明の保護システムに対応して正規に録音されたメデ ィァでは、 W M 1デ一夕が付加されていて、更に W M 2データが付 加されている。

この場合、データ再生装置 1では、本発明の保護システムに対応 して録音された録音メディァから読み取られたデジタル音楽データ が復号化されて、 W M 2の変更や新たな付加は行わずそのまま再生 される。

したがって、本発明の保護システムに対応した録音メディァの再 生に対応しながら、出力先が本発明の保護システムに対応したデー 夕録音装置である場合、 W M 2の存在で既に一度録音されたコンテ ンッの再生デ一夕であることが判断出来るので、 当該再生デ一夕の 2回目のコピ一を制限できる。

条件③:本発明の保護システムに対応していない装置で録音され たメディアの場合、 W M 1データ付加は有るが、記録型メディアに もかかわらず W M 2データ付加なしのものである。

この場合、デ一夕再生装置 1では、本発明の保護システムに対応 していない装置で録音されたメディァから読み取られたデジタル音 楽デ一夕の再生は中止される。 '

したがって、本発明の保護システムに対応していない装置で録音 されたメディアに対応して再生を制限できる。

条件④:コピ一フリ一メディァの場合は、 W M 1 , W M 2データ は如何なる場合にも付加されない。

この場合、デ一夕再生装置 1では、メディアから読み取られたデ ジタル音楽データが復号化されて、そのまま再生される。

したがって、コピーフリーの再生メディァあるいは録音可能メデ ィァに対応して再生できる。

次に、データ録音装置 2の録音制御部 2 0 6において実行される データ録音処理について第 5図に示すフローチャートに基づいて説 明する。

このデータ録音処理において、録音制御部 2 0 6は、 WM 1検出 部 2 0 1から入力される WM 1データ検出結果と、 WM 2検出部 2 0 2から入力される WM 2データ検出結果と、タイムコ一ド比較部 2 0 3から入力されるタイムコード比較結果と、相互認証/復号化 部 2 0 5から入力される相互認証結果と、に基づいてディスクメデ ィァ記録部 2 1 0及び半導体メモリメディァ記録部 2 1 1における ディスクメディァ及び半導体メモリメディアへのデジタル音楽デー 夕の録音を制御する。

第 5図において、録音制御部 2 0 6は、まず、入力された音楽信 号又はデジタル音楽データから WM 1検出部 2 0 1により WM 1デ —夕検出結果が入力される (ステップ S 2 0 1 )。

録音制御部 2 0 6は、 WM 1検出部 2 0 1により WM 1データが 検出されたか否かを判別する (ステップ S 2 0 2 )。 W M 1データが 検出されない場合、録音制御部 2 0 6は、コピーフリーであると判 断し、そのデジタル音楽データをそのままディスクメディア記録部 2 1 0によりディスクメディアに記録させ、又は半導体メモリメデ ィァ記録部 2 1 1 により半導体メモリメディアに記録させる(ステ ップ S 2 0 5 )。

また、録音制御部 2 0 6は、 WM 1検出部 2 0 1により WM 1デ 一夕が検出された場合 (ステップ S 2 0 2 )、更に、 WM 2検出部 2 0 2により WM 2データが検出されたか否かを判別する (ステツプ S 2 0 3 )。

WM 2データが検出された場合、録音制御部 2 0 6は、タイムコ ード比較部 2 0 3によるタイムコード比較結果(タイムコード発生 部 2 0 3から発生された現在時刻のタイムコード(年月日データ) と、検出された WM 2データに含まれたタイムコード(年月日デー 夕)との比較結果)がー致か不一致かを確認する(ステップ S 2 0 4)„ WM 2データが現在時刻と一致していた場合、入力されている 音楽信号が市販オリジナルディスクを現時点で本発明の保護システ ムに対応した再生装置で再生しているものと判断出来るので、 録音 制御部 2 0 6は、そのデジタル音楽データを現在の時刻を示す WM 2 とともに、そのままディスクメディァ記録部 2 1 0によりデイス クメディァに録音させ、又は半導体メモリメディァ記録部 2 1 1に おより半導体メモリメディアに録音させる (ステップ S 2 0 5 )。

また、録音制御部 2 0 6は、 WM 1検出部 2 0 1により WM 1デ 一夕が検出され(ステップ S 2 0 2 )、 WM 2検出部 2 0 2により W M 2データが検出され(ステップ S 2 0 3 )、タイムコード比較部 2 0 3によるタイムコード (年月日データ)の比較結果が現在時刻と 不一致の場合(ステップ S 2 0 4 )、既に以前に記録されたコンテン ッかネッ トワーク配信されたコンテンツであることが判断出来るの で、許諾されていない録音を行わない様に入力されたデジタル音楽 デ一夕の録音を禁止する (ステップ S 2 0 6 )。

また、録音制御部 2 0 6は、 WM 1検出部 2 0 1 により WM 1デ 一夕が検出され(ステップ S 2 0 2 WM 2検出部 2 0 2により W M 2データが検出されない場合(ステップ S 2 0 3 )、本発明の保護 システムに対応していない再生装置からの信号と判断出来るので、 コンテンツの保護の為に入力されたデジタル音楽データの録音を中 止する (ステップ S 2 0 6 )。

以上のように、本実施の形態のデータ録音装置 2の録音制御部 2 0 6は、 W M 1検出部 2 0 1から入力される W M 1デ一夕検出結果 と、 W M 2検出部 2 0 2から入力される W M 2データ検出結果と、 タイムコード比較部 2 0 3から入力されるタイムコード比較結果に 基づいてディスクメディァ記録部 2 1 0及ぴ半導体メモリメディァ 記録部 2 1 1 におけるディスクメディァ及び半導体メモリメディア へのデジタル音楽データの録音を制御するようにしたため、例えば、 以下のようなパッケージメディアに関する条件 P①〜 P④及び放送 配信メディァに関する条件 N①〜 N②に対応して、その各メディア から入力された音楽信号、又はデジタル音楽デ一タを、著作権者の 意図に応じて最適な録音制御を実行できる。

条件 P①:正規のデータ再生装置によりオリジナル市販メディア から再生されたデジタル音楽データ又は音楽信号の場合、 W M 1デ —夕と、 W M 2データが付加されている。(W M 2は再生中の時刻 = 現在の時刻)

この信号が入力された場合、データ録音装置 2は、本発明の保護 システムに対応したデータと判断して入力されたデジタル音楽デー 夕又は音楽信号が符号化されて、そのままディスクメディア又は半 導体メモリメディアに録音される。

したがって、オリジナル録音メディアに対応して、当該再生信号 の第 1世代記録を実行でき、この後の第 2世代違法コピーを制限で きる。 '

条件 P②:本発明の保護システムに対応したデータ再生装置によ り市販オリジナルメディァが本発明の保護システムに対応して録音 されたメディアを再生する場合、再生されるデジタル音楽データ又 は音楽信号には、 W M 1デ一夕と、 W M 2データが付加されている。 ただし、この場合 W M 2のデータは、過去の時刻を示していて、現 在時刻と一致しない。

この様な信号が入力された場合、デ一夕録音装置 2は、この入力 信号を既に第 1世代録音されたものであるかネットワーク配信され たコンテンツと判断出来るため、権利者側がこれらを排除したいと 希望すれば、 これらは該当録音機による録音を中止することが可能 になる。

条件 P③:本発明の保護システムに対応しないデ一夕再生装置に より再生されたデジタル音楽データ又は音楽信号には、 W M 1デ一 夕付加はあつても、 W M 2デ一夕が付加されない。

この様な信号が入力された場合、デ一夕録音装置 2では、本発明 の保護システムに対応していない再生装置からの入力と判断出来る ので、著作権の保護の為に入力されるデジタル音楽デ一夕又は音楽 信号の録音は中止する。

したがって、本発明の保護システムを著作権の権利者が採用した 場合、権利を無視した再生装置の使用を制限することが可能となる。 条件 P④:コピーフリーメディアが再生される場合、 W M 1 , W M データは付加されない。

この様な信号が入力された場合、デ一夕録音装置 2では、入力さ れるデジタル音楽デ一夕又は音楽信号は、 そのまま録音される。

したがって、コピーフリーのコンテンツは自由に再生出来るだけ でなく自由に録音が可能となる。

条件 N①:著作権保護を求める放送コンテンッには W M 1及び放 送時刻を示す W M 2のデータが付加されている。これをチューナー で受信すると、その出力には、 W M 1デ一夕と、 W M 2データが付 加されてくる。(現在の時刻情報)

条件 N②:コピーの制限無しにコンテンッを放送する場合、 W M 1及び W M 2は付加しないで放送される。これを受信するチューナ —の出力には当然 W M 1 , W M 2データは付加されていない。

上記条件 N①は、本発明の保護システムに対応した再生装置が市 販オリジナルメディアを再生した場合の出力に相当する。 上記条件 N②は、 コピーフリーのコンテンツを再生した場合に相当する。

この為、本発明の保護システムに対応する録音装置ではタイムシ フトの為の録音は可能とする一方、そのデ一夕を再度録音する第二 世代の録音は防止できる。

なお、上記実施の形態に示したタイムコード発生器 1 0 8は、デ —夕再生装置 1の製造時にのみ計時時刻を設定可能に構成するよう にしても良い。また、タイムコード発生器 1 0 8は、世界標準時を 計時して、タイムコードを発生するように構成しても良い。また、 タイムコード発生器 1 0 8では、年月日を計時していたが、更に時 分秒まで計時するように構成しても良い。

また、上記実施の形態に示したタイムコード発生部 2 0 4は、デ 一夕録音装置 2製造時にのみ計時時刻を設定可能に構成するように しても良い。また、タイムコード発生部 2 0 4は、世界標準時を計 時して、タイムコードを発生するように構成しても良い。また、夕 ィムコ一ド発生部 2 0 4では、年月日を計時していたが、更に時分 秒まで計時するように構成しても良い。

更に、タイムコード発生器 1 0 8及びタイムコード発生部 2 0 4 は、ユーザーが設定出来る様にした場合には、計時時刻の設定可能 回数に制限を設けるようにしても良い。

更に、 W M 2付加部 1 0 7では、タイムコード発生器 1 0 8から 入力される年月日及び時分秒を含むタイムコ一ドを W M 2データと して付加するようにしてもよい。さらに、 W M 2付加部 2 0 8では、 タイムコード発生部 2 0 4から入力される年月日及び時分秒を含む タイムコードを W M 2データとして付加するようにしてもよい。 尚、コンテンツを放送若しくは配信する場合の制御については、 例えば上述の第 3図のフローチャートに則った制御を行えばよく、 放送若しくは配信されるコンテンツに対して、 W M 2データが付加 されて放送,配信される。つまり、コンテンツの提供者が提供のタ イミングに合わせて W M 2デ一タを付加する場合、放送,配信業者 はそのまま再生を行えばよく、 また、 W M 2データの付加が放送, 配信業者に委ねられている場合、放送,配信のタイミングで放送, 配信業者が W M 2データを付加する。これによつて、放送,配信を 直接受信する端末は計時手段の時間情報と W M 2データの一致から コンテンツを録音可能とすることができる。 また、受信したコンテ ンッを再配信した場合、 この再配信されたコンテンツを受信する端 末では、コンテンツに含まれる W M 2データと計時手段で計時する 時間情報の不一致から当該コンテンツデータを録音することができ ない。これによつて、コピーが無尽蔵になされることが防止される。

産業上の利用可能性

本発明によれば、再生されたコンテンツにはその再生時刻が書き 込まれる。個人がそれを直接録音装置で録音しょうとした場合、本 発明では従来通り録音が可能となる。(第一世代の録音として)

しかし、その再生されたコンテンツをネットヮ一ク配信する場合、 例えば、 P Cの H D Dへ一度記録し、そのデータをホーページか F T Pサイ トにアップロードしたとすると、このデータをダウン口 ードして録音しょうとした場合、 この時刻はデータが再生された時 刻とかなり異なった時間となっているはずである。 そうなると、本 発明では、 W M 2のタイムコードが録音する時刻と異なるので、自 動的に録音が禁止される。つまりネットワーク配信データが丁度 1 世代録音済みのデータと同じになり、 これは第 2世代目の録音を防 止する機能により排除されることになる。

この為、このようなデ一夕の録音を禁止することにより、実質的 にネッ トワークによる違法配信を防止可能となる。

これは如何なるデータもネットワークで配信されても全く変わら ないが、その処理される時刻だけが異なることを利用してなされた ものである。