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1. WO2014119020 - 情報処理装置および情報処理装置の制御方法

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明 細 書

発明の名称 情報処理装置および情報処理装置の制御方法

技術分野

0001  

背景技術

0002  

先行技術文献

特許文献

0003  

発明の概要

発明が解決しようとする課題

0004  

課題を解決するための手段

0005  

図面の簡単な説明

0006  

発明を実施するための形態

0007   0008   0009   0010   0011   0012   0013   0014   0015   0016   0017   0018   0019   0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033   0034   0035   0036   0037   0038   0039   0040   0041   0042   0043   0044   0045   0046   0047   0048   0049   0050   0051   0052   0053   0054   0055   0056   0057   0058   0059   0060   0061   0062   0063   0064   0065   0066   0067   0068   0069   0070   0071   0072   0073   0074   0075   0076   0077   0078   0079   0080  

請求の範囲

1   2   3   4   5  

図面

1   2   3A   3B   3C   4   5A   5B   6   7   8A   8B  

明 細 書

発明の名称 : 情報処理装置および情報処理装置の制御方法

技術分野

[0001]
 本発明の実施形態は、情報処理装置および情報処理装置の制御方法に関する。

背景技術

[0002]
 液晶表示装置などを備えた電子機器においては、表示画面の表示のベースとして所謂壁紙を多様に選択できる構成が採られている。他方でユーザー等からの省電力への要望がある。しかしながら、壁紙の種類毎の省電力情報をユーザーへ的確に知らせて、壁紙切り替えによる省電力機能を容易に実現するための手段は知られていない。

先行技術文献

特許文献

[0003]
特許文献1 : 特開2009-251273号公報

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0004]
 本発明の実施の形態は、壁紙切り替えによる省電力機能を容易に実現する技術を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

[0005]
 上記課題を解決するために、実施形態によれば情報処理装置は、本体と、表示装置と、この表示装置に複数の壁紙の内の一つを表示させる、前記本体に内在するGPU(Graphics Processing Unit)と、前記本体及び前記表示装置に供給される電力の電力量を計測する計測手段と、前記複数の壁紙に対応する複数の電力量を登録する登録手段とを備える。

図面の簡単な説明

[0006]
[図1] 図1は、本実施形態におけるパーソナルコンピュータの一例を示す斜視図である。
[図2] 図2は、本実施形態におけるパーソナルコンピュータのシステム構成を示すブロック図である。
[図3A] 図3Aは、同実施形態の代表的なHWの構成を示す図である。
[図3B] 図3Bは、チップにCPUおよびGPUが内蔵されている場合のHWの構成を示す図である。
[図3C] 図3Cは、1チップモデルの場合のHWの構成を示す図である。
[図4] 図4は、一実施形態の壁紙切り替えによる省電力機能の全体処理手順を示す図である。
[図5A] 図5Aは、同実施形態の壁紙ごとの電力測定処理の手順を示すフローチャートである。
[図5B] 図5Bは、同実施形態の壁紙ごとの電力測定処理の手順を示すフローチャートである。
[図6] 図6は、同実施形態の壁紙ごとの電力測定処理の手順を示すフローチャートである。
[図7] 図7は、同実施形態に用いられる壁紙ごとの省電力度合いリスト化例を示す図である。
[図8A] 図8Aは、同実施形態に用いられる壁紙Dを示す図である。
[図8B] 図8Bは、同実施形態に用いられる壁紙Eを示す図である。

発明を実施するための形態

[0007]
 以下、一実施形態を図1乃至図8を参照して説明する。
[0008]
 まず、図1を参照して、情報処理装置の実施形態にかかる電子機器の構成について説明する。この電子機器は、例えば、バッテリによって駆動可能なノートブック型の携帯型パーソナルコンピュータ10として実現されている。図1は、ディスプレイユニットを開いた状態におけるパーソナルコンピュータ10を正面側から見た斜視図である。
[0009]
 パーソナルコンピュータ10は、コンピュータ本体11と、ディスプレイユニット12とから構成される。ディスプレイユニット12には、LCD19(Liquid Crystal Display)から構成される表示装置が組み込まれている。
[0010]
 ディスプレイユニット12は、コンピュータ本体11に支持され、そのコンピュータ本体11に対してコンピュータ本体11の上面が露出される開放位置とコンピュータ本体11の上面がディスプレイユニット12によって覆れる閉塞位置との間を回動自由に取り付けられている。コンピュータ本体11は薄い箱形の筐体を有しており、その上面にはキーボード13、パーソナルコンピュータ10を電源オン/オフするための電源スイッチ14およびタッチパッド15が配置されている。
[0011]
 また、コンピュータ本体11には、電源コネクタ20が設けられている。電源コネクタ20はコンピュータ本体11の側面、例えば左側面に設けられている。この電源コネクタ20には、外部電源装置が取り外し自在に接続される。外部電源装置としては、ACアダプタを用いることが出来る。ACアダプタは商用電源(AC電力)をDC電力に変換する電源装置である。
[0012]
 電源コネクタ20は、ACアダプタのような外部電源装置から導出される電源プラグが取り外し自在に接続可能なジャックから構成されている。バッテリ17は、例えば、コンピュータ本体11の後端部に取り外し自在に装着される。
[0013]
 パーソナルコンピュータ10は、外部電源装置からの電力、バッテリ17からの電力によって駆動される。パーソナルコンピュータ10の電源コネクタ20に外部電源装置が接続されているならば、パーソナルコンピュータ10は外部電源装置からの電力によって駆動される。また、外部電源装置からの電力は、バッテリ17を充電するためにも用いられる。バッテリ17の充電は、パーソナルコンピュータ10が電源オンされている期間中のみならず、パーソナルコンピュータ10が電源オフされている期間中にも実行してもよい。パーソナルコンピュータ10の電源コネクタ20に外部電源装置が接続されていない期間中は、パーソナルコンピュータ10はバッテリ17からの電力によって駆動される。
[0014]
 また、コンピュータ本体11には、外部電源装置の有無等の各種電源ステータスを通知するためのインジケータ16が設けられている。このインジケータ16は、例えば、コンピュータ本体11の正面に設けられている。インジケータ16は、LEDから構成し得る。なお、スペーサ18はコンピュータ本体11の後部を高く保持するためのものである。
[0015]
 図2は、パーソナルコンピュータ10のシステム構成を示している。パーソナルコンピュータ10は、CPU111、主メモリ113、グラフィクスコントローラ(GPU:Graphics Processing Unit)114、システムコントローラ115、ハードディスクドライブ(HDD)116、光ディスクドライブ(ODD)117、BIOS-ROM118、エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラ(EC/KBC)119、電源コントローラ(PSC)120、電源回路121、ACアダプタ122等を備えている。ACアダプタ122は上述の外部電源装置として使用される。本実施形態において、電源コントローラ(PSC)120と電源回路121とは、外部電源装置(ACアダプタ)からの電力量を測定するための消費電力測定回路123として機能する。消費電力測定回路123は、パーソナルコンピュータ10が電源オンされている期間だけでなく、電源オフされている期間においても電力量を測定する。本実施形態では、例えば外部電源装置(ACアダプタ)から供給される電力をパーソナルコンピュータ10における消費電力として扱う。電力量を計測する計測手段の主体であるEC/KBC119は、消費電力測定回路123によって測定された電力量(電流値、電圧値)、すなわち消費電力値を示すデータを読み取り、システムコントローラ115を通じてCPU111(オペレーティングシステム(OS))に出力する。
[0016]
 CPU111は、パーソナルコンピュータ10の各コンポーネントの動作を制御するプロセッサである。このCPU111は、HDD116から主メモリ113にロードされる各種ソフトウェア、例えば、オペレーティングシステム(OS)113aおよび各種ユーティリティプログラムやアプリケーションプログラムを実行する。
[0017]
 ユーティリティプログラムには、ピークシフト機能を実現するためのピークシフトユーティリティ113bが含まれる。ピークシフト機能は、社会全体における電力消費のピーク時間帯(昼間、特に夏期の日中13時~16時など)に、外部電源装置(ACアダプタ)からの電力供給を停止してバッテリ駆動に切り替え、電力消費の少ない時間帯(夜間)にバッテリの充電をするように電源管理する機能である。
[0018]
 アプリケーションプログラムには、消費電力測定回路123によって測定された消費電力値を示すデータを処理する消費電力量測定プログラム113cが含まれる。消費電力量測定プログラム113cは、EC/KBC119のメモリ119a(揮発性のメモリ)に記録された消費電力値を示すデータを、OS113aを通じて読み出してHDD116に記録する。また、消費電力量測定プログラム113cは、HDD116に記録された消費電力値を示すデータを外部装置に送信する送信処理、外部装置に送信するデータを生成するデータ生成処理、消費電力値を示すデータをもとにした電力量の変化を表す画面(グラフ等)を表示する表示処理等を実行する。データ生成処理には、要求されるデータ精度(データ量)とするためのデータ補完処理が含まれる。
[0019]
 また、CPU111は、不揮発性メモリであるBIOS-ROM118に格納されたBIOS(基本入出力システム:Basic Input Output System)も実行する。BIOS(以下BIOS)はハードウェア制御のためのシステムプログラムである。
[0020]
 GPU114は、パーソナルコンピュータ10のディスプレイモニタとして使用されるLCD19を制御する表示コントローラである。
[0021]
 システムコントローラ115は、PCIバス1に接続されており、PCIバス1上の各デバイスとの通信を実行する。PCIバス1には、例えば通信デバイス124が接続される。通信デバイス124は、CPU111の制御のもとで、ネットワークを介した外部装置(例えば、データサーバ)との通信を制御する。また、システムコントローラ115は、ハードディスクドライブ(HDD)116および光ディスクドライブ(ODD)117を制御するためのSerial ATAコントローラを内蔵している。
[0022]
 EC/KBC119、電源コントローラ(PSC)120、およびバッテリ17は、I Cバスのようなシリアルバス2を介して相互接続され、システムコントローラ115とLPCバスを介して接続されている。EC/KBC119は、パーソナルコンピュータ10の電力管理を実行するための電源管理コントローラであり、例えば、キーボード(KB)13およびタッチパッド15などを制御するキーボードコントローラを内蔵した1チップマイクロコンピュータとして実現されている。EC/KBC119は、ユーザーによる電源スイッチ14の操作に応じてパーソナルコンピュータ10を電源オンおよび電源オフする機能を有している。パーソナルコンピュータ10の電源オンおよび電源オフの制御は、EC/KBC119とPSC120との協働動作によって実行される。EC/KBC119から送信されるオン信号を受けると、PSC120は電源回路121を制御してパーソナルコンピュータ10の各内部電源をオンする。また、EC/KBC119から送信されるオフ信号を受けると、PSC120は電源回路121を制御してパーソナルコンピュータ10の各内部電源をオフする。EC/KBC119、PSC120、および電源回路121は、パーソナルコンピュータ10が電源オフされている期間中も、バッテリ17、またはACアダプタ122からの電力によって動作する。
[0023]
 電源回路121は、コンピュータ本体11に装着されたバッテリ17からの電力、またはコンピュータ本体11に外部電源として接続されるACアダプタ122からの電力を用いて、各コンポーネントへ供給すべき電力(動作電源)を生成する。コンピュータ本体11にACアダプタ122が接続されている場合には、電源回路121は、ACアダプタ122からの電力を用いて各コンポーネントへの動作電源を生成すると共に、充電回路(図示せず)をオンすることによってバッテリ17を充電する。電源回路121には、ACアダプタ122の電圧値及び電流値、バッテリ17の電圧値及び電流値を示す信号を出力する検出回路121aが含まれる。PSC120は、検出回路121aから出力される信号をもとに、AC電源の電流値/電圧値を示すデータ、バッテリ17の電流値/電圧値を示すデータを生成する。
[0024]
 本実施形態におけるEC/KBC119、PSC120、および電源回路121は、パーソナルコンピュータ10が電源オンされている期間だけでなく、電源オフされている期間中も消費電力測定回路123により測定される消費電力値を示すデータを測定し、このデータを記録するための動作をする。
[0025]
 EC/KBC119(以下EC)は、電源オンされている期間では、PSC120から入力される消費電力値を示すデータを直ぐにシステムコントローラ115を通じてCPU111(OS113a、消費電力量測定プログラム113c)に出力する。消費電力量測定プログラム113cがそのデータをHDD116に記録する。一方、電源オフされている期間では、EC119が、PSC120から入力される消費電力値を示すデータを内部のメモリ119aに一時記録する。次の電源オン時に、EC119が、データをシステムコントローラ115を通じてCPU111(OS113a、消費電力量測定プログラム113c)に出力する。消費電力量測定プログラム113cがそのデータをHDD116に記録する。
[0026]
 さて本実施形態の機能はLCDのような表示装置を有し、特に表示画像によるLEDバックライト電力低減機能を有するグラフィックス(表示装置)を搭載した機器に適用する (図3A、図3B、および図3C参照)。即ち図3A、図3B、および図3Cは、上記のような構成内における中心となる構成について示している。
[0027]
 ここで図3Aは代表的なHW構成を示していて、各部は図2の同一番号の部分に対応している。なお図2の例では、チップセットが単一のシステムコントローラ115として実現されている。
[0028]
 また図3Bでは、図3AのGPU(Graphics Processing Unit)114の機能がCPU111aに内蔵されている。更に図3Cでは、図3AのCPU111aとシステムコントローラ115とが、CPU111bとして1チップモデルとして構成されている。
[0029]
 次に、壁紙切り替えによる省電力機能の実装例を以下に説明する。まず、壁紙切り替えによる省電力機能(アプリケーション)を起動した場合のCPU111を主体とする手順を図4以下に示す。
[0030]
 図4は、一実施形態の壁紙切り替えによる省電力機能の全体処理手順を示す図である。
[0031]
 ステップS41:壁紙の選択と登録をする。即ちユーザーに使用したい壁紙を登録してもらう。既に使用可能な現在の壁紙は、例えばデフォルトで登録済みであり、同様な使用可能状態で追加登録すればよい。例えばユーザーはインターネットから好みの壁紙をダウンロードして、この壁紙はCPU111によりHDD116に取り込まれる。
[0032]
 ステップS42:壁紙ごとの電力測定をする。方法としては、登録した壁紙を切り替えて、デスクトップアイドル状態での電力システム電力(下記注1)またはLEDバックライト電力(下記注2)を測定する。なお、機器がACアダプタ駆動時とバッテリ駆動時でグラフィックス省電力機能設定が異なる可能性があるため、電力測定はACアダプタ駆動時とバッテリ駆動時でそれぞれ測定する。詳しいフローは図5Aおよび図5Bを参照しつつ、以下に説明する。
[0033]
 ステップS43:省電力用壁紙の選択をする。壁紙ごとの省電力度合いを示して(図7参照)ユーザーに省電力用壁紙を選択してもらう。デフォルトでは最も電力が低かった壁紙を省電力用壁紙として選択しておく。詳しくは図7に関して説明する。
[0034]
 ステップS44:壁紙切り替え設定をする。ユーザーに壁紙の切り替えタイミングや条件を設定してもらう。
[0035]
 例えばユーザーはタッチパッド15に付随する右ボタンをクリックして、CPU111に設定メニューをGPU114経由で表示装置(LCD)に表示させる。更に下記(1)~(3)に対応するサブメニューをクリックして開いた後、(1)~(3)に対応する各ラジオボタンで選ぶように構成しておく。
[0036]
 切り替え設定例は次のようである。(1)~(3)はそれぞれに選択可能である。
[0037]
  (1)常に省電力用壁紙を使用
  (2)バッテリ駆動時に省電力用壁紙に切り替える
  (3)ユーザー操作がない場合に省電力用壁紙に切り替える
(注1:システム電力の場合)
 現行システムではACアダプタ・バッテリ駆動時ともシステム電力を測定するための回路が一般的に備わっており、新規回路追加がいらない。ただしアイドル時の電力の算出は次のようになる。
[0038]
  (A)ACアダプタ駆動時はDC-IN電圧・電流値をEC(図3A)で測定しシステム電力を算出する
  (B)バッテリ駆動時はバッテリ電圧・電流値をEC(図3A)で測定しバッテリ電力を算出する
(注2:LEDバックライト電力を直接測定する場合)
 LEDバックライト電源ラインに電流検出抵抗を追加し、LEDバックライト電源の電圧・電流値をマイコン(EC)で測定する回路が必要となる。システム電力と比べLEDバックライト電力データが正確に測定でき、測定時間も短くてすむ。即ち、ACアダプタ・バッテリ駆動時とも、LEDバックライト電圧・電流値をマイコン(EC)で測定し電力を算出する。
[0039]
 図5Aおよび図5Bは、実施形態の壁紙ごとの電力測定処理フロー図である。上記ステップS42を詳細化したサブルーチンである。
[0040]
 ステップS51:本機能以外の起動中の全てのアプリケーションの終了要求をCPU111はユーザーに向け表示する。
[0041]
 ステップS52:これら全アプリケーションの終了をユーザーはタッチパッド15に付随するボタンをクリックして実施する。
[0042]
 ステップS53:これらアプリケーションが終了したかCPU111は判定する。この判定がYesの場合はステップS55に飛び、Noの場合は次のステップS54を実施後にステップS55に進む。
[0043]
 ステップS54:正確な電力測定ができない可能性がある旨をCPU111はユーザーに向け警告表示する。
[0044]
 ステップS55:ACアダプタを接続する旨の要求をCPU111はユーザーに向け表示する。
[0045]
 ステップS56:ACアダプタを接続しているかCPU111は判定する。この判定がYesの場合は次のステップS58に進み、Noの場合はステップS57を実施後にステップS62に飛ぶ。
[0046]
 ステップS57:ACアダプタ接続時の電力測定をしない旨をCPU111はユーザーに向け警告表示する。
[0047]
 ステップS58:電力測定中は機器に触れないようCPU111はユーザーに向け警告表示する(アイドル状態の電力を測定するため)。
[0048]
 ステップS59:ACアダプタ駆動時の電力測定をCPU111は開始する。
[0049]
 ステップS60:壁紙切り替え電力測定処理をCPU111はする。詳しくは図6に関して説明する。
[0050]
 ステップS61:CPU111は電源回路121を用いてバッテリ駆動に切り替える。ステップS62:電力測定中は機器に触れないようCPU111はユーザーに向け警告表示する。
[0051]
 ステップS63:消費電力測定回路123はバッテリ駆動時の電力測定を開始する。ステップS64:ステップS60と同様にCPU111は壁紙切り替え電力測定処理をする。
[0052]
 ステップS65:ACアダプタを接続しているかCPU111はPSC120、EC/KBC119経由で判定する。この判定がYesの場合は次のステップS58に進み、Noの場合は処理を終了する。
[0053]
 ステップS66:CPU111はACアダプタ駆動に切り替え、処理を終了する。
[0054]
 図6は、実施形態の壁紙ごとの電力測定処理フロー図である。上記ステップS60、ステップS64を詳細化したサブルーチンである。
[0055]
 ステップS71:CPU111は輝度を最大(100%)に設定する。
[0056]
 ステップS72:CPU111は壁紙切り替えを行う。
[0057]
 ステップS73:消費電力測定回路123はデスクトップアイドル状態でのシステム電力またはLEDバックライト電力の測定を行う。
[0058]
 ステップS74:CPU111は全ての壁紙で測定したか判定する。この判定がYesの場合は次のステップS75に進み、Noの場合はステップS72に戻る。
[0059]
 ステップS75:CPU111は壁紙ごとの電力データより壁紙ごとの省電力度合い(図7の省電力レベル参照)を判定する。
[0060]
 ステップS76:CPU111は壁紙ごとの電力データと省電力度合いを次に述べるリストに保存(登録)する。
[0061]
 図7は、実施形態に用いられる壁紙ごとの省電力度合いリスト化例を示す図である。このリストはCPU111によって、HDD116に記録され、維持がおこなわれる。即ちCPU111とHDD116は、複数の壁紙それぞれに対応する電力量を登録する登録手段を構成している。
[0062]
 図7では、壁紙のIDとして、壁紙A,壁紙B,壁紙C…といった並びに対して、ACアダプタ駆動時とバッテリ駆動時と夫々に、電力と省電力レベルと省電力用壁紙設定とのデータがリストされている。なお、パス欄は各壁紙の所在を表すリンク情報(ディレクトリなどの具体的な内容は省略)である。
[0063]
 例えば、壁紙Aに対してはACアダプタ駆動時において、(消費)電力は3.6Wであり対する省電力レベルの判定は5段階評価で星1つのレベルであり、省電力用壁紙設定については他の壁紙も同じく星1つのレベルながらも微差で最も電力が少ない故に推奨されるものとして使用がデフォルト設定されていることを表している。
[0064]
 また壁紙Bのバッテリ駆動時においては、(消費)電力は1.8Wであり対する省電力レベルの判定は同じく5段階評価で星4つのレベルであり、他の壁紙より推奨されるものとして使用がデフォルト設定されていることを表している。
[0065]
 なおACアダプタ駆動時とバッテリ駆動時とで省電力レベルの判定の様相が異なるのは、次に述べるDPST(R)技術の利用などによる。
[0066]
 壁紙の選択手段としては2種類がある。一つは自動のものであり、CPU111によって、HDD116に記録された上記リストから二重丸が付与された最も省電力な壁紙が選ばれ、GPU114はこの壁紙を表示装置(LCD)に表示させる。
[0067]
 他の壁紙の選択手段としては手動のものがあり、CPU111によってGPU114経由で表示装置に表示される上記リストの画像上において、例えばユーザーはタッチパッド15を操作し所望の壁紙にカーソルを合せた後に、タッチパッド15を指先で連打するとこの壁紙が選ばれ、GPU114はこの壁紙を表示装置に表示させる。最も省電力な壁紙に次ぐ比較的省電力な壁紙の中からユーザーは好みのものを選ぶことができる。
[0068]
 図8Aは、実施形態に用いられる壁紙Dを示す図である。図8Bは、壁紙E(図8B)を示す図である。壁紙Dは壁紙Eより暗い色調であるので、一般的には壁紙Dは壁紙Eより消費電力が少ない傾向にある。同じような暗さ・色調の壁紙はグルーピングし、消費電力は測定せずに類推することによって、ユーザーの手間を削減できるように構成してもよい。
[0069]
 更にネット上にあり縮小画像が並んでいるようなサイトに対しては、それらの画像をポイントしたときに消費電力の類推値を算出、表示や仮セーブしておき、実際に対象を選択しダウンロードする際には測定するような構成を採ってもよい。ここでポイントとは例えば2つの方法が構成できる。一つはマウスカーソルを縮小画像に合せることであり、もう一つは更にマウスを右クリックすることである。
[0070]
 また対象を選択しダウンロードする際には一般にマウスを左クリックするが、ステップS41に関し述べたようにこの壁紙はCPU111によりHDD116に取り込まれる。仮セーブは例えば、上記リストのフィールドを追加しておき、類推値等の他にこれらフィールドに仮であることのフラグやサイト、対象のIDを共に置いておく。そして、ダウンロード後には仮であることのフラグが立てられた壁紙群との同一性の判定後に類推値を省電力機能(アプリケーション)を起動した場合の測定値に置き換えフラグを消去するような構成を採ることができる。
[0071]
 なお参考として DPST(R)が有効時のLEDバックライト電力比較を挙げる。このDPST(R)はDisplay Power Saving Technologyの略で、グラフィックスの表示画像によりLEDバックライト電力を調整する省電力機能である。
[0072]
 条件としては、GPU(Gfxとも言う)は内蔵GPU(内蔵Gfx)で、DPST(R)はEnable、効果Maxで、 LCDは15.6”HD(1366×768)で、輝度は最大(100%)で、駆動形態はバッテリ駆動時である。
[0073]
 また壁紙としては、例えば4種でLEDバックライト電力は、壁紙D(図8A)は1.91[W]、壁紙E(図8B)は3.00[W]、単色の白は2.47[W]、単色の黒は1.35[W]である。
[0074]
 <実施形態の要旨>
 グラフィックス省電力機能には、表示画像によりLCDの輝度を制御しLEDバックライト電力を低減する機能が備わっているが、ユーザーはどのような壁紙画像ならより電力が下がるのかは分からない。そこで、ユーザーの使用したい壁紙ごとの電力を測定し、最も省電力効果がある壁紙を判定し、設定に応じて壁紙を切り替える機能を実装することで、よりいっそうの省電力が可能となる。
[0075]
 <実施形態のポイント> 
 1.壁紙ごとのデスクトップアイドル状態でのシステム電力またはLEDバックライト電力を測定し、壁紙ごとの省電力の度合いが判明する。 
 2.電力測定により判明した壁紙の省電力度合いより、最も省電力な壁紙または、ユーザーが選択(指定)した壁紙を使用状況に応じて切り替えることにより、機器の省電力を促進する。
[0076]
 以上、先行技術と比べた実施形態の効果として、より省電力な壁紙に切り替えることによって、デスクトップアイドル電力を低減し、機器の省電力化が可能である。
[0077]
 (1)どの壁紙がより節電に効果的かユーザーが確認できる。
[0078]
 (2)壁紙をより省電力なものに切り替えることにより、デスクトップアイドル画面での電力を低減でき、機器を省電力化する。
[0079]
 なお、この発明は上記実施形態に限定されるものではなく、この外その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
[0080]
 また、上記した実施の形態に開示されている複数の構成要素を適宜に組み合わせることにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良いものである。さらに、異なる実施の形態に係わる構成要素を適宜組み合わせても良いものである。

請求の範囲

[請求項1]
 本体と、
 表示装置と、
 前記表示装置に複数の壁紙の内の一つを表示させる、前記本体に内在するGPU(Graphics Processing Unit)と、
 前記本体及び前記表示装置に供給される電力の電力量を計測する計測手段と、
 前記複数の壁紙に対応する複数の電力量を登録する登録手段とを
 備えた情報処理装置。
[請求項2]
 前記複数の壁紙に対応する前記複数の電力量が登録されたリストに基づき前記電力量がより少ない壁紙を選ぶ選択手段を更に備えた請求項1に記載の情報処理装置。
[請求項3]
 前記選択手段は、前記複数の壁紙の内で最も省電力な壁紙を選ぶように働く請求項2に記載の情報処理装置。
[請求項4]
 前記選択手段は、前記複数の壁紙の内で外部から指定された壁紙を選ぶ請求項2に記載の情報処理装置。
[請求項5]
 本体と、表示装置と、この表示装置に複数の壁紙の内の一つを表示させる、前記本体に内在するGPU(Graphics Processing Unit)とを備えた情報処理装置の制御方法であって、
 前記本体及び前記表示装置に供給される電力の電力量を計測する計測工程と、
 前記複数の壁紙それぞれに対応するこの電力量を登録する登録工程と、
 前記複数の壁紙の内でこの電力量に基づいて壁紙を選ぶ選択工程とを
含んだ情報処理装置の制御方法。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3A]

[ 図 3B]

[ 図 3C]

[ 図 4]

[ 図 5A]

[ 図 5B]

[ 図 6]

[ 図 7]

[ 図 8A]

[ 図 8B]