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1. (WO2013114574) 縫製機

明 細 書

発明の名称

技術分野

0001  

背景技術

0002  

先行技術文献

特許文献

0003  

発明の概要

発明が解決しようとする課題

0004   0005  

課題を解決するための手段

0006  

発明の効果

0007  

図面の簡単な説明

0008  

発明を実施するための形態

0009   0010   0011   0012   0013   0014   0015   0016   0017   0018   0019   0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033   0034  

符号の説明

0035  

請求の範囲

1   2   3  

図面

1   2   3   4   5   6   7   8   9  

明 細 書

発明の名称 : 縫製機

技術分野

[0001]
 この発明は、長尺のファスナーチェーンに寝具などの広幅の生地からなる複数のパネルを連続して縫着する縫製機に関する。

背景技術

[0002]
 従来の縫製機としては、長尺のファスナーチェーンに複数の左右一対の生地片を連続して縫着するミシンと、ミシンのミシンフットの後方に配置され、駆動ローラー及び補助ローラーを有し、生地片が縫着されたファスナーチェーンを搬送する搬送部と、を備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。

先行技術文献

特許文献

[0003]
特許文献1 : 米国特許第5806450号明細書

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0004]
 しかしながら、上記特許文献1に記載の縫製機では、生地片が縫着されたファスナーチェーンを、ファスナーチェーンを中心にして搬送部により搬送するため、寝具などの広幅のパネルをファスナーチェーンに縫着する場合、縫着されたパネルがファスナーチェーンを中心に引き摺られてしまうので、ファスナーチェーンにパネルを正常に縫着することができなかった。
[0005]
 本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、広幅のパネルをファスナーチェーンに正常に縫着することができる縫製機を提供することにある。

課題を解決するための手段

[0006]
 本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1)長尺のファスナーチェーンに複数の左右一対のパネルを連続して縫着する縫製機であって、ファスナーチェーンに左右一対のパネルを縫着するミシンと、ミシンのミシンフットの後方に配置され、左右一対のパネルが縫着されたファスナーチェーンを搬送する主搬送部と、ファスナーチェーンの搬送経路の左右位置に配置され、ファスナーチェーンに縫着された左右一対のパネルを搬送する左右一対の補助搬送部と、を備えることを特徴とする縫製機。
(2)補助搬送部は、先にパネルを搬送する第1補助搬送部と、後にパネルを搬送する第2補助搬送部と、を備えることを特徴とする(1)に記載の縫製機。
(3)第1補助搬送部は、パネルを把持するグリッパーを有し、第2補助搬送部は、パネルに接しながら回転する駆動ローラー及び圧接ローラーを有することを特徴とする(1)又は(2)に記載の縫製機。

発明の効果

[0007]
 本発明の縫製機によれば、ファスナーチェーンに左右一対のパネルを縫着するミシンと、ミシンのミシンフットの後方に配置され、左右一対のパネルが縫着されたファスナーチェーンを搬送する主搬送部と、ファスナーチェーンの搬送経路の左右位置に配置され、ファスナーチェーンに縫着された左右一対のパネルを搬送する左右一対の補助搬送部と、を備えるため、主搬送部及び左右一対の補助搬送部によりファスナーチェーン及び左右一対のパネルを搬送しながら、左右一対のパネルをファスナーチェーンに縫着することができる。これにより、広幅のパネルをファスナーチェーンに正常に縫着することができる。

図面の簡単な説明

[0008]
[図1] 本発明に係る縫製機の一実施形態を説明する斜視図である。
[図2] 図1に示す縫製機の平面図である。
[図3] 図1に示す第1補助搬送部を説明する側面図である。
[図4] 図3に示すグリッパーを説明する側面図である。
[図5] 図1に示す第2補助搬送部を説明する側面図である。
[図6] 図5に示す圧接ローラーが下降してパネルを搬送する状態を説明する側面図である。
[図7] 図5に示す圧接ローラーが昇降してパネルを徐々に搬送する状態を説明する側面図である。
[図8] ファスナーチェーンに複数の左右一対のパネルが縫着された状態を説明する斜視図である。
[図9] 本発明に係る縫製機の一実施形態の変形例を説明する要部断面図である。

発明を実施するための形態

[0009]
 以下、本発明に係る縫製機の一実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、以後の説明において、前側とは図2の紙面に対して下側、後側とは図2の紙面に対して上側、左側とは図2の紙面に対して左側、右側とは図2の紙面に対して右側、上側とは図2の紙面に対して手前側、下側とは図2の紙面に対して奥側とする。また、左右方向は幅方向とも言う。
[0010]
 本実施形態の縫製機10は、図1に示すように、開いた状態のファスナーチェーンCが上面に供給されるテーブル11と、テーブル11上の最前部に配置され、左右一対のパネルPの対向する側縁部をフラップ状に折り返す左右一対のラッパー12と、左右一対のラッパー12の前方に配置され、左右一対のパネルPの搬送をガイドする左右一対のパネルガイドバー13と、ファスナーチェーンCに左右一対のパネルPをそれぞれ縫着する左右一対のミシンフット14aを有するミシン14と、左右一対のミシンフット14aの後方に固定され、左右一対のパネルPが縫着されたファスナーチェーンCを閉じるチェーン閉じ部材15と、チェーン閉じ部材15の後方に配置され、左右一対のパネルPが縫着されたファスナーチェーンCを搬送する主搬送部20と、ファスナーチェーンCの搬送経路の左右位置に配置され、ファスナーチェーンCに縫着された左右一対のパネルPを搬送する左右一対の補助搬送部30と、を備える。なお、ファスナーチェーンCの搬送経路とは、ファスナーチェーンCがミシン14のミシンフット14aから主搬送部20に至るまでの経路のことである。また、左右一対の補助搬送部30は、主搬送部20を挟んだ左右位置に配置されている。また、チェーン閉じ部材15は、スライドファスナーのスライダーを用いたダミースライダーであってもよい。
[0011]
 また、図1に示すように、パネルガイドバー13の略中央部には、平面視略コの字状の棒部材からなる突部13aがラッパー12の前方に向けて取り付けられている。これにより、パネルPがテーブル11の幅方向外側に広がる(移動する)のを抑制することができるので、フラップ状に折り返されたパネルPの側縁部の形状を維持することができる。
[0012]
 主搬送部20は、図1及び図2に示すように、テーブル11の後方且つファスナーチェーンCの下方において左右方向に延びるように設けられる駆動軸21と、駆動軸21の略中央部に設けられる駆動ローラー22と、駆動ローラー22の上方に設けられる圧接ローラー23と、圧接ローラー23を昇降する不図示の昇降装置と、を備える。なお、不図示の昇降装置は、後述する昇降装置80と同じものである。
[0013]
 補助搬送部30は、図1及び図2に示すように、先にパネルPを搬送する第1補助搬送部31と、後にパネルPを搬送する第2補助搬送部32と、を備える。
[0014]
 第1補助搬送部31は、図3に示すように、パネルPを把持するグリッパー41と、グリッパー41を前後方向に移動する移動装置42と、を備える。また、第1補助搬送部31は、テーブル11の左右方向に沿って架け渡されるフレーム16に取り付けられている。
[0015]
 移動装置42は、フレーム16の上方に設けられる駆動ローラー61と、フレーム16の前方及び後方にそれぞれ設けられるガイドローラー62,62と、フレーム16の下面に取り付けられ、テーブル11の前後方向に沿って延びるサブフレーム63と、サブフレーム63の前後端にそれぞれ設けられるガイドローラー64,64と、駆動ローラー61、ガイドローラー62,62、及びガイドローラー64,64に掛け回されるベルト65と、を備える。
[0016]
 グリッパー41は、図4に示すように、ガイドローラー64,64間の下側のベルト65に取り付けられ、ミシン14側に延びるベース部材51と、ベース部材51の先端部にピン51aを介して上下に揺動可能に取り付けられるブロック52と、ブロック52の下面に取り付けられる板状の上側把持部53と、ベース部材51の先端部の下面に取り付けられる板状の下側把持部54と、ベース部材51とブロック52との間に連結される空気圧式又は油圧式のシリンダ55と、を備える。
[0017]
 そして、このように構成されたグリッパー41では、シリンダ55が縮むことにより、上側把持部53がピン51aを中心に上動して、グリッパー41が開いた状態(パネルPを解放した状態であり、パネルPを搬送しない状態)となる(図4参照)。また、シリンダ55が伸びることにより、上側把持部53がピン51aを中心に下動して、グリッパー41が閉じた状態(パネルPを把持した状態であり、パネルPを搬送する状態)となる(図5参照)。
[0018]
 また、グリッパー41は、移動装置42により往復運動し、その最前進位置は、上側及び下側把持部53,54がミシンフット14aと左右方向において並ぶ位置であり、最後退位置は、上側及び下側把持部53,54が後述する第2補助搬送部32の駆動ローラー71よりも後方となる位置である(図2参照)。また、グリッパー41の移動速度(後退速度)は、ミシン14の縫製速度と同じに設定されている。
[0019]
 第2補助搬送部32は、図5に示すように、上記駆動軸21の駆動ローラー22よりも幅方向外側に設けられる駆動ローラー71と、駆動ローラー71の上方に設けられる圧接ローラー72と、圧接ローラー72を昇降する昇降装置80と、を備える。また、圧接ローラー72と昇降装置80は、上記フレーム16に取り付けられている。また、駆動ローラー71及び圧接ローラー72は、パネルPに接しながら回転する。また、駆動ローラー71は、駆動ローラー22よりも広幅に設定されている。また、駆動ローラー71の搬送速度は、ミシン14の縫製速度と同じに設定されている。
[0020]
 昇降装置80は、上記フレーム16の前面に取り付けられ、下方に延びる支持部材81と、支持部材81の下端部にピン81aを介して上下に揺動可能に取り付けられるアーム部材82と、アーム部材82の前端部と支持部材81の基部との間に連結される空気圧式又は油圧式のシリンダ83と、を備え、アーム部材82の後端部に圧接ローラー72が回転可能に取り付けられている。また、支持部材81の下端部は、アーム部材82の中間部にピン81aを介して取り付けられている。
[0021]
 そして、このように構成された第2補助搬送部32では、昇降装置80のシリンダ83が伸びることにより、アーム部材82の後端部がピン81aを中心に上昇して、圧接ローラー72が非圧接状態(パネルPを解放した状態であり、パネルPを搬送しない状態)となる(図5参照)。シリンダ83が縮むことにより、アーム部材82の後端部がピン81aを中心に下降して、圧接ローラー72が圧接状態(パネルPを挟んだ状態であり、パネルPを搬送する状態)となる(図6参照)。
[0022]
 次に、図2及び図5~図7を参照して、本実施形態の縫製機10の動作について説明する。
[0023]
 まず、作業者により左右のパネルPが左右のミシンフット14aの下にそれぞれセットされ、且つ左右のパネルPが最前進位置にある左右のグリッパー41にそれぞれ把持された後、作業者が不図示のスイッチを起動させて縫製機10を駆動することによって、ミシン14による縫製が開始されると共に、左右の移動装置42による左右のグリッパー41の後退が開始される(図2参照)。このとき、左右の圧接ローラー72は左右の昇降装置80により上昇位置に維持されている。
[0024]
 次に、図5に示すように、ミシン14による縫製が進み、左右のグリッパー41が左右のパネルPを把持しながら左右の駆動ローラー71上を通過した後、左右の圧接ローラー72が左右の昇降装置80により下降位置に下げられる。これにより、駆動ローラー71と圧接ローラー72との間にパネルPが挟まれ、パネルPが駆動ローラー71の回転により後方に搬送される。
[0025]
 次に、図6に示すように、左右のグリッパー41が左右の移動装置42により最後退位置まで後退すると共に、左右のグリッパー41が開き左右のパネルPが解放される。このとき、左右のパネルPは、左右の駆動ローラー71の回転により搬送されている。
[0026]
 次に、図7に示すように、所定のタイマー設定に基づいて左右の圧接ローラー72が左右の昇降装置80により繰り返し昇降される。これにより、左右のパネルPの搬送量を調整して、縫製中のパネルPにシワが生じるのを防止している。その後、パネルPの後端までの縫製が完了すると、作業者により縫製機10の駆動が停止され、次の左右のパネルPが左右のミシンフット14aの下にそれぞれセットされる。また、このとき、左右のグリッパー41は、左右の移動装置42により最前進位置に戻されている。以降、上記の動作を繰り返すことにより、図8に示すように、長尺のファスナーチェーンCに複数の左右一対のパネルPが連続して縫着される。
[0027]
 以上説明したように、本実施形態の縫製機10によれば、ファスナーチェーンCに左右一対のパネルPを縫着するミシン14と、ミシン14のミシンフット14aの後方に配置され、左右一対のパネルPが縫着されたファスナーチェーンCを搬送する主搬送部20と、ファスナーチェーンCの搬送経路の左右位置に配置され、ファスナーチェーンCに縫着された左右一対のパネルPを搬送する左右一対の補助搬送部30と、を備えるため、主搬送部20及び左右一対の補助搬送部30によりファスナーチェーンC及び左右一対のパネルPを搬送しながら、左右一対のパネルPをファスナーチェーンCに縫着することができる。これにより、広幅のパネルPをファスナーチェーンCに正常に縫着することができる。
[0028]
 また、本実施形態の縫製機10によれば、第1補助搬送部31がパネルPを把持するグリッパー41を有するため、パネルPを安定したテンションで引っ張る(搬送する)ことができると共に、パネルPにシワが生じたとしてもパネルPを引っ張ることができる。これにより、パネルPを設定した速度で確実に搬送することができる。
[0029]
 また、本実施形態の変形例として、上記第1補助搬送部31は図9に示す第1補助搬送部91であってもよい。
[0030]
 第1補助搬送部91は、図9に示すように、テーブル11の開口11a内に設けられる複数(本変形例では6個)のガイドローラー92と、複数のガイドローラー92の上方に配置され、複数のガイドローラー92との間にパネルPを挟み込んで搬送するベルト搬送部93と、を備える。なお、テーブル11の開口11aは、テーブル11の前後方向に沿って形成され、複数のガイドローラー92は、この開口11aに沿って略等間隔に配置されている。
[0031]
 ベルト搬送部93は、上記フレーム16に取り付けられ、前方に延びる支持部材94と、支持部材94の後端に設けられる駆動ローラー95と、支持部材94の前端に設けられる従動ローラー96と、駆動及び従動ローラー95,96に掛け回されるベルト97と、を備える。
[0032]
 そして、このように構成された第1補助搬送部91では、ベルト97を回転して、ベルト97と複数のガイドローラー92との間にパネルPを挟み込ませることにより、パネルPが搬送される。また、ベルト97の搬送速度は、ミシン14の縫製速度と同じに設定されている。
[0033]
 本変形例によれば、上記グリッパー41が往復移動するスペースを確保する必要がないので、縫製機10をコンパクトにすることができる。なお、本変形例の場合、上記第2補助搬送部32を設けた方がより好ましいが、この第2補助搬送部32をなくすことも可能である。
[0034]
 なお、本発明は上記実施形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。

符号の説明

[0035]
  10  縫製機
  14  ミシン
  14a ミシンフット
  20  主搬送部
  30  補助搬送部
  31  第1補助搬送部
  32  第2補助搬送部
  41  グリッパー
  42  移動装置
  71  駆動ローラー
  72  圧接ローラー
  80  昇降装置
   C  ファスナーチェーン
   P  パネル

請求の範囲

[請求項1]
 長尺のファスナーチェーン(C)に複数の左右一対のパネル(P)を連続して縫着する縫製機(10)であって、
 前記ファスナーチェーンに前記左右一対のパネルを縫着するミシン(14)と、
 前記ミシンのミシンフット(14a)の後方に配置され、前記左右一対のパネルが縫着された前記ファスナーチェーンを搬送する主搬送部(20)と、
 前記ファスナーチェーンの搬送経路の左右位置に配置され、前記ファスナーチェーンに縫着された前記左右一対のパネルを搬送する左右一対の補助搬送部(30)と、を備えることを特徴とする縫製機。
[請求項2]
 前記補助搬送部(30)は、先に前記パネル(P)を搬送する第1補助搬送部(31)と、後に前記パネルを搬送する第2補助搬送部(32)と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の縫製機。
[請求項3]
 前記第1補助搬送部(31)は、前記パネル(P)を把持するグリッパー(41)を有し、
 前記第2補助搬送部(32)は、前記パネルに接しながら回転する駆動ローラー(71)及び圧接ローラー(72)を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の縫製機。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3]

[ 図 4]

[ 図 5]

[ 図 6]

[ 図 7]

[ 図 8]

[ 図 9]